●観客の喜びが佐藤プロデューサーへの恩返し藤原竜也のキラ・夜神月、そして松山ケンイチのL。名前を書いた人間を殺すことができるという死神のノート"デスノート"を巡って2人は頭脳戦を繰り広げ、命と引き換えに互いの正義を守り抜いた。今でこそ当たり前となっている2部作連続公開の先駆けともいえる実写映画。『デスノート』(06年6月)は28.5億円、『デスノート the Last name』(06年11月)は52億円の興行収入を記録し、漫画原作映画の成功例としてもその後の邦画界に影響を与えたと言われている。それから10年後、「新世界の神」は息を吹き返す。続編となる『デスノート Light up the NEW world』が公開されると発表されたのは、昨年9月のこと(当時の仮題は『デスノート2016』)。ドラマ版の最終回終了後に告知され、わが耳を疑った。舞台は月とLの死から10年後の世界。6冊のノートの存在が判明し、3人の天才が三つ巴の戦いを繰り広げる。その中心に立つのが、デスノート対策本部捜査官・三島創を演じる東出昌大(28)だ。Lの遺伝子を継ぐ世界的名探偵・竜崎(池松壮亮)、キラ信奉者でサイバーテロリスト・紫苑優輝(菅田将暉)。 役者としても手強い2人を脇に従え、"デスノートオタク"は人気シリーズを背負うプレッシャーを吹き飛ばすように熱のこもった演技を披露する。演じるのは天才。しかし、彼は自身を「凡才」と言い切る。俳優デビュー作『桐島、部活やめるってよ』(12年 以下『桐島』)で学んだ「逃げない心」が、インタビューの言葉からも伝わってくる。――映画化されると聞いて、本当に驚きました。同じです(笑)。えっ? 何やるの!? と。僕も多くの方と同じように前作のファン。そして、リアルタイムで観ていた世代。まさか、Lと月のどちらかをやるなんてないよな……。ファンの方が「え? マジで?」の後と同じようなことを、僕も考えました。その後、大場つぐみさんがアイディアを考えてくださって新しいストーリーになっているというのを聞いて、それならぜひと。台本が楽しみになりました。ただ、前作までがかなりの完成度で、マンガも完結している上に支持している方も多い。10年後……まさかニア、メロの10年後ではないよな……。そんなことも頭をよぎりました(笑)。――実際に上がってきた脚本を読んで、その心配の種は無くなりましたか(笑)?台本をいただてからは楽しみでしょうがなかったです。何よりもうれしかったのは、『桐島、部活やめるってよ』(12年)でもお世話になった佐藤貴博プロデューサーが10年前から手がけているシリーズに加わらせていただけること。外さないものは作らない方だとわかっているので、その指揮の下でやれる喜びもありました。佐藤プロデューサーは、ものすごい熱い方なんです。『デスノート』に対しての思いが、人一倍強く、生粋の『デスノート』ファンでもある。ファン10人分ぐらいの熱量でやっている方なので、大船に乗ったような気持ちというと失礼かもしれませんが、一緒に情熱を注ぎたいと思いました。僕が出させていただいた舞台『夜想曲集』で、終演後に楽屋あいさつに来てくださって。「よかったよ」と褒めていただいた後に、「ちょっとデカイ作品がある。お前でいくから」と言われたんです。その時は何のことか分からなかったんですが、それが去年の夏前ごろ。秋口にお話をいただいて、その時の言葉がピンと来ました。楽屋に来てくださったときの目つきが本当に真剣な目つきで、大きな期待と同時に、「覚悟しろよ」と言われている気がしました。『デスノート』は、佐藤さんにとっての宝。真正面から向き合わなきゃいけないと思いました。――東出さん、池松壮亮さん、菅田将暉さんの共通点が、日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞したこと。東出さんは壇上のスピーチで、「『桐島』のスタッフと俳優として再会したい」とおっしゃっていました。こうしてご一緒できるのはもちろんうれしいことですが、出演が決まったときは、プレッシャーとも違って……もっともっと考えないといけないことが先々に山積みになっています。映画が完成して、たくさんの方に観ていただいて「よかったよ」と言われた時に、ようやく"恩返し"になるのかなと思います。出演が決まった段階では、まだ恩返しではない。400メートル走であれば、「再会」はほんの2~3メートル程度と思っています。●「夜神総一郎に引き抜かれた」を捨てない――公開間近の今、400メートル走も佳境だと思います。現時点ではどのような思いですか。そうですね……。あっ! 映画、いかがでしたか?――10年後の続編と聞いて勝手に心配していたのですが(笑)、デスノートをうまく活用した物語に仕上がっていると感じました。良い意味で裏切られてしまった。あとは東出さんの演技が凄まじかった(笑)。ありがとうございます。今おっしゃったことをそのままを記事にしていただけると、最大のウリ文句になると思います(笑)。――でも、ネタばれになるから多くを語れないんですよね。そうなんですよ。僕らは劇場さえ来てくださったら、逆転に次ぐ逆転を楽しんでいただける絶対的な自信を持っているんです。ただ、いかんせんネタバレが多い(笑)。もし、一緒にご覧になっている方がいたら、答え合わせを絶対にするじゃないですか? これは『デスノート』シリーズが受け継いでいる魅力そのもの。そのポイントは外していません。――終わって、誰かと一旦整理してみたくなるあの感じですね。そういえば、東出さんが演じた三島。彼の正義感の背景などは、描かれていませんでしたね。準備稿の段階ではありました。「上司を殴って窓際部署の対策本部に配属された」という設定でしたが、「実は夜神総一郎に引き抜かれた」という裏の設定も。夜神総一郎はいずれまたデスノートを巡る事件が起こると予感していて、有能な三島を引き入れたんです。これらは台本から削られましたが、僕にとっては捨ててはいけないこと。佐藤(信介)監督からも、「頭のなかに残しといて」と言われていました。――佐藤プロデューサーは、「内面を表現してもらうように、試行錯誤してもらった」と。具体的にどのような試行錯誤だったのですか。デスノートには、単純に人を殺せるということだけではなくて、独特の魔力があります。あの世界に身を投じて、デスノートの怖さをさらに知っていくことが大切でした。手に入れると人格が変わってしまう。それが『デスノート』。三島、竜崎、紫苑はそれぞれの正義感があったはずなのに、その正義感が歪んでしまう。月だってあんなに爽やかな青年だったのに、一歩道を踏み外すとそれがどんどん加速していく。そういう心情を、台本を読み込みながらどんどん掘り下げて、感情を追うだけではなくて、そこにはデスノートの何が作用したのかも考えるようにしました。――デスノートのルールはとても複雑です。三島の部屋に積まれたノートには実際にそれらが書き込まれているそうですね。細かいルールも頭に入れていたんですか?僕も原作ファンなので、原作ファンの裏切られたくない気持ちがすごく分かります。だから、仮に「ルールを無視」と言われたら、「それはファンとしてできません」と断っていたと思います。そういう共通認識をこの作品に関わる人はみんな持っていて。台本が改訂していく中でも、どのルールが作用しているのか、確認し合いながら進めました。――デスノート対策チームの現場では、撮影後に酒盛りが行われていたそうですね。どなたのアイデア?たぶん、池松くんだったと思います。毎晩(笑)。ロケ地の神戸に入って、監督、プロデューサーさん、美術部さん、俳優部で焼肉食べに行った後は、連日デスノート対策チームで酒盛りです(笑)。深夜2~3時までかかることのほうが少なくて、22時ぐらいには終わって。家族と談笑するように、自然とみんな部屋に集まって語り合い、そうやって役の皮を一旦剥がして寝ていました。――その目的は? 相手を知るため?それもありましたね。子どもの会話みたいなんですが、「デスノートを手に入れたらどうする?」とか。ある時に、「電車の中で嘔吐した人がいたら?」という話になって。そこはそれぞれの人間性が出るというか、みんなディベートのように自分の考えを真剣に話していました。翌日、池松くんが「昨日のように、人の核となるような話をしたかった。お互い話せないこともなくなるから」と言っていたのが印象的で。確かにそうだなと。それからは、お互い遠慮することもなく、思っていることを確認し合えました。あの時間があるのとないのでは、演じる上でも大きく違っていたと思います。●『桐島』ラストの葛藤「泣けるのか?」「泣けない!」――以前からお酒がお好きとおっしゃっていましたね。東出さんにとって「お酒」はどのような役割がありますか。緊張感がある中で、副交感神経を和らげる効果があります(笑)。リラックスできるので、人と話す時は本当に便利ですね。お酒を理由に暴れたりするのはちょっと違うと思うんですけど、「お酒を飲んでるから何でも話していいよね?」みたいな方向に持って行けるのがありがたい(笑)。そういう力を借りて、みんな腹割って話すのが好きですね。――だいたい共演される方と飲みに行かれるんですか?作品によって異なります。今回は「デスノートを敵」として集まった対策本部の面々だったので。でも、役者でもいろいろなタイプがあると思いますが、仮に思いっきり敵対して憎しみ合う役だったら、一緒に飲みたいとは思わない。そういう気持ちで、現場で顔を合わせないようにすることもあります。――俳優デビューとなった『桐島』の時と比較して、現場の人や作品との向き合い方は変わりましたか?ちょっとずつ、逃げなくなってきたのかなと思います。ちょっとずつですが。まだ、自分は弱くて、もっともっと深く突き詰めなければいけない。言い訳せず肩の力を抜いて楽になれば、より良くできるのかなと思う時もあるんですが。いかんせん、それに気づかなかったり、挑戦する勇気が出なかったり……その時は、意外と精一杯だったり。終わってみて、もっとこうすればよかったと思うことばかりです。――数年前を振り返ると、自分は逃げていたと。それは思います。『桐島』のとき、ラストで泣きの芝居があったんですが、あの時、余計なことばかり考えていて。「泣けるのか?」「泣けない!」とか。役の感情になればいいんだからと言われても、「そんなこと言われても!」と受け入れられなかった(笑)。でも、そこで逃げないで向き合っていれば、もっと素直に演じられたはず……。役者として駆け出しだったのもありますが、ほかの役者さんだったら僕よりも間違いなくうまくやっていた。今振り返ってみても、本当にご迷惑をかけたなと思います。――逃げない心。鍛えるにはやはり場数ですか?そうですね。天才と言われる人たちは、そこに「素直さ」があるんだと思います。お芝居というものを瞬間的に信じる力が強かったり。僕は凡才だし、不器用だし、ガチガチに理詰めで考えたりするので、もっと素直になりたいなと思うこともあります。でも、恐怖もあったりして……。――最近では『聖の青春』(11月19日公開)で演じた、羽生善治さんが話題になっています。「役者・東出昌大」としての周囲の目が最近変わりつつあるような気がするのですが、ご自身としては?うーん……変化はあるのかもしれません。ただ、人は頑張っている姿を見たいのではなくて、良いものを見たい。だから、僕は一生懸命頑張っていても、「頑張っているつもり」になったら絶対にダメなんです。だから、もっと楽にやってみよう。そう思ったのが半年ほど前のこと。でもそれはもともとあった感情でした。『桐島』のころにはあった感情だったのに、いつの間にか損なわれていた。今、『桐島』を観ると、「これはできないかも」と思ったりして。ただ、「楽にやる」というのが間違った方向に行き過ぎると、「お前、楽するなよ」という"小さな東出"が騒ぎ出す。周囲の方からも、そう思われているかもしれない。でも、ちょっとずつ、ちょっとずつ。成長しているとは絶対に思う。思わないとやっていけないんです(笑)。役者として、これからもまだまだ考えることが山積みです。■プロフィール東出昌大1988年2月1日生まれ。埼玉県出身。身長189センチ。A型。高校時代にメンズノンノ専属モデルオーディションでグランプリを獲得し、モデルとしてパリコレのステージも経験。2012年、映画『桐島、部活やめるってよ』で俳優デビューを果たし、第36回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。NHK連続テレビ小説『あまちゃん』『ごちそうさん』で多くの人に知られる存在となり、『クローズ EXPLODE』(14年)、『寄生獣』(14年・15年)、『アオハライド』(14年)、『GONINサーガ』(15年)、『ヒーローマニア』(16年)『クリーピー偽りの隣人』など映画に多数出演。現在の公開待機作は、本作のほか『聖の青春』(16年11月19日公開)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16年12月17日公開)。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年10月28日アーティストの赤西仁と俳優・山田孝之が、「JINTAKA」という名前のユニットを結成!シングル「Choo Choo SHITAIN」で9月21日(水)にデビューすることを自身のSNSを通じ発表した。赤西さんは、2014年7月4日、自身の30歳の誕生日に公式サイトを開設し、再始動開始を報告。同日にファンクラブ「JIP’s」を発足。現在は個人でアーティスト活動をすすめ、7月からはツアー「JIN AKANISHI LIVE TOUR 2016 ~Audio Fashion~」にて全国を回っている。また山田さんは、現在放送中のドラマ「闇金ウシジマくん」シリーズをはじめ、『信長協奏曲』『テラフォーマーズ』『何者』と今年も話題作に出演が目白押しの、超人気実力派俳優の1人だ。本日8月10日(水)、赤西さんはInstagramとTwitterにて、「この度、私赤西仁は僭越ながら、私欲の都合により山田の孝之とChoo Chooする事を決意致しました。何卒ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。万が一、皆様にご迷惑をお掛けしてしまった時の為に先に言わせて頂きます。ゴメンなさい」と謝罪コメントを掲載。すると山田さんもInstagramとFacebookで「その気持ちに気がついたのは、あの日から一週間くらい経った日のこと。最初は戸惑ったし、そんなことしちゃ絶対ダメだって自分に言い聞かせてたけど、それでも膨らみ続ける気持ちに、蓋をすることなんてできなかった。後悔はしていない。だって、だってchoochooしたかったんだもん」と胸の内を明かし、ジャケット写真を公開した。赤西さんは2016年のエイプリルフール(4月1日)に、山田さんとスタジオでマイクに向かう姿をInstagramに投稿。「本日発売 デビューシングル『Choo Choo SHITAIN』」”と伝え大きな反響を呼んだ。今回、そのエイプリルフールのジョークを実現する形で、「JINTAKA」としてデビューが決定。シングル「Choo Choo SHITAIN」は、赤西さんと山田さんの共作(作詞/作曲)、セルフプロデュースで、9月21日(水)よりリリースされる。通常盤と初回限定盤の2形態は、いずれもDVD付きでの発売。DVDには「Choo Choo SHITAIN」のミュージックビデオと、レコーディングから打ち合わせ風景、ミュージックビデオ&ジャケット撮影など、「JINTAKA」デビューまでを追いかけたドキュメンタリー映像が収録される。初回限定盤には特典として、「Choo Choo SHITAIN」のミュージックビデオの別テイクや、赤西さんと山田さんのアップシーンのみで編集された、スピンオフ・バージョンが収録される。「Choo Choo SHITAIN」は9月21日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2016年08月10日七月隆文の人気小説を福士蒼汰と小松菜奈の共演で実写映画化する『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』に東出昌大が出演することが発表になった。福士演じる主人公と同じ大学に通う親友の上山正一役を演じる東出は「上山はなかなか演じたことのないおちゃらけた役だったので自分自身も新鮮でした」とコメントを寄せた。その他の写真本作は、2014年8月に文庫書き下ろしで刊行されて以来、WEBサイト“読書メーター”の恋愛小説のおすすめランキングで、1位(8月4日付け)に輝いている100万部突破の人気小説が原作。『僕等がいた前後篇』『ホットロード』『アオハライド』の三木孝浩監督と脚本の吉田智子がタッグを組み、切ない運命を背負った20歳のカップルのかけがえのない一瞬一瞬をみずみずしく描き出す。『アオハライド』に出演した東出は、「三木監督はもちろん、プロデューサーやスタッフの皆さんとまた一緒に仕事が出来ることが本当に嬉しかったです」といい、「福士くんとは親友の役なので、撮影初日からタメ口で話そうと決めたり、ご飯に行ったり、撮影現場も和気あいあいとした雰囲気でとても楽しく撮影できました」と明かした。物語は、美大生の南山高寿(福士蒼汰)が、電車の中で福寿愛美(小松菜奈)に一目惚れするところからはじまる。ふたりは意気投合し付き合いだすが、高寿はある日、愛美から想像もできなかった大きな秘密を明かされる。正一(東出)は高寿にアドバイスをし、恋に臆病な彼の背中を押す親友として登場する。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』12月全国東宝系にて公開
2016年08月04日アーティストの平山昌尚による個展「ゲーム|Game」が、7月16日から8月14日まで東京・目白にあるタリオンギャラリー(TALION GALLERY)にて開催される。平山昌尚は、黒ペンと紙などありふれた道具を用いて、寓意とセンチメント、記号的なおかしみと仕掛けに満ちたドローイング作品を継続的に制作しているアーティスト。国内外で展覧会を開催しており、アートブックも多数出版している。同展ではトランプ、なぞなぞ、すごろく、迷路など、ゲームとして一般的に親しまれているものや、カラスのゴミ漁り、エイプリルフールに付く嘘など、日常のささいな場面や出来事からインスピレーションを得て制作された作品の数々を展示。ユーモアと無意味さ、ルールや拡張性をテーマに、アクリル絵具も用いて描かれた新作のドローイングと立体作品が登場する予定だ。【イベント情報】「ゲーム|Game」会場:タリオンギャラリー住所:東京都豊島区目白2-2-1地下1階会期:7月16日~8月14日時間:11:00~19:00定休日:月・火曜日、祝日
2016年06月26日女優の杏(30)が、俳優の東出昌大(28)との間に第1、2子となる双子の女児を出産したことが16日、わかった。東出の所属事務所を通じて発表した。2人は連名でコメントを発表。「先日、無事に双子の女児が誕生いたしました」と報告し、「予定より少し早い出産でしたが、今は母子共に健康です」と伝えた。そして、「今後は親として恥ずかしい行いをせずに、立派な子に育て上げたいと考えておりますが、気づかぬ点や至らぬ点も多くあると思います」とし、「今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」とつづった。杏と東出は、2013年9月から2014年3月にかけて放送されたNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』で夫婦役を演じ、交際に発展。2015年1月1日に結婚した。
2016年05月16日人気漫画家・福満しげゆきの代表作を実写映画化した『ヒーローマニア-生活-』の初日舞台あいさつが5月7日に、都内で行われ、東出昌大、窪田正孝、小松菜奈、船越英一郎、片岡鶴太郎、豊島圭介監督、山崎静代(南海キャンディーズ)が登壇した。初日舞台あいさつ/その他の写真うだつの上がらないフリーター(東出)が、驚きの身体能力を誇るニート(窪田)、情報収集力が抜群の女子高生(小松)、夜な夜なカナヅチで悪を退治するサラリーマン(片岡)という個性豊かな面々と意気投合し、街にあふれる小さな悪を成敗する自警団を結成。やがて、街の“ヒーロー”になるが事態は思わぬ方向に…。本作でコメディ演技に初挑戦した東出は、「現場は和気あいあいとした雰囲気。ずっと楽しかったので、振り切る演技ができた」と手応えたっぷり。豊島監督とは2度目のタッグで「僕らは監督が大好きなので、モニター越しにニヤニヤした表情を見ると、喜んでもらえたと思えて、こっちまでうれしくなる」と強い信頼感を示した。同じく従来のイメージを役柄に取り組んだ小松は「皆さんマイペース。自由な雰囲気で、変に緊張せず伸び伸びできた」と満足げ。「笑えて泣けて、スカッとするエンターテインメント作品になった」とアピールした。また、窪田はベテラン俳優の船越から「ゴキブリを見て逃げ出した」と暴露され、当時の恐怖を思い出したのか、「皆さんは普通に弁当を食べていて・・・。黒い何かがゴソゴソしているのに、よく食べれるなあと・・・」と苦笑いをしていた。『ヒーローマニア-生活-』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年05月07日福満しげゆきの人気マンガを、東出昌大、窪田正孝、小松菜奈、片岡鶴太郎らで実写映画化する『ヒーローマニア-生活-』の特別映像が公開になった。ヘタレな主人公・中津に焦点を当てた内容で、オファーを受けた東出は撮影前に、ヘタレに見えるように走り方などを研究したという。『ヒーローマニア』/特別映像映画は、うだつの上がらない中津が、謎の身体能力を誇る土志田(窪田)、情報収集力が抜群の高校生カオリ(小松)、昼はサラリーマンで、夜は“若者殴り魔”として活動している日下(片岡)に出会い、町を守る自警団を結成する。街にはびこる小さな悪を見つけ、懲らしめていく彼らの活動はやがて実を結び、自警団は、警備サービス会社“ともしび総合警備保障”という大きな組織になるが、新しいメンバーの中に、その力を私欲の為に使う者が現れ、秩序は徐々に崩れていく。特別映像は、会社をリストラされコンビニでバイトをはじめた中津が、バットを振りかざして悪を退治する姿や、自警団として土志田、カオリ、日下と悪に立ち向かうシーンが登場する。他の3人と違って、目立った能力のないチームリーダーの中津役について東出は、「こういう役に挑戦できるんだって思えて純粋にうれしかった」とコメントをしており、メガホンを執った豊島圭介監督は「誰も知らない東出くんのキャラをどうしても撮りたかった」とこだわりを明かしている。『ヒーローマニア-生活-』5月7日(土)全国ロードショー
2016年04月22日人気漫画家・福満しげゆきの代表作を実写映画化した『ヒーローマニア-生活-』の完成ヒーロー(披露)上映会が4月20日に、東京・新宿バルト9で行われ、東出昌大、窪田正孝、小松菜奈、船越英一郎、片岡鶴太郎、豊島圭介監督が登壇。配給を手がける東映の“ヒーロー”である仮面ライダーのサプライズ登場もあり、東出は「スゴっ!」と興奮しきりだった。完成ヒーロー上映会その他の写真うだつの上がらないフリーター(東出)が、驚きの身体能力を誇るニート(窪田)、情報収集力が抜群の女子高生(小松)、夜な夜なカナヅチで悪を退治するサラリーマン(片岡)という個性豊かな面々と意気投合し、街にあふれる小さな悪を成敗する自警団を結成。やがて、街の“ヒーロー”になるが…。本作で初のコメディ演技に挑んだ東出は、「緊張感はありつつ、誰一人怒ったり、怒鳴ったりしていない現場。楽しい雰囲気が、作品にも出ていると思う」と振り返り、「窪田くんはアイスの差し入れに『ウェ~イ』と喜んでいたし、菜奈ちゃんはダジャレを言わせたら天才的」と共演者の意外な素顔を披露。窪田は「登場人物はみんなマニアックで変態ですが(笑)、遊び心もありエンターテインメントがたっぷりな作品」と見どころをアピールした。原作との出会いから約5年の構想期間を経て、映画化にこじつけた豊島監督は、「当初はこんな素晴らしいキャストで映画化できるなんて思ってもいなかった。あえてバランスは考えず、好きなものを詰め込んだ作品なので、いろんな角度で楽しんでもらえれば。キャストの皆さんのイメージとは違う面を描くことを念頭に置いた」と話した。『ヒーローマニア-生活-』5月7日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年04月20日日本国内のみならず、世界から注目を集める「デスノート」シリーズの正当な続編とされる最新作『デスノート 2016』。この度、主演を務める東出昌大が写る場面写真が解禁された。キラこと夜神月(ライト)とLの死から10年。再び死神が地上にデスノートをばらまき世界中が大混乱に陥っていた。夜神総一郎が立ち上げた「デスノート対策本部」は存続していた。すでに亡くなった夜神総一郎の跡を継ぐべく、キラ事件に精通した三島を筆頭に、唯一10年前のキラ事件を経験した松田ほか5人の対策特別チームの捜査官たちを中心に警視庁内に本部を構えていたのだ。ロシア、ウォール街そして渋谷でのデスノートによる大量殺人が行われる中、世界的私立探偵にして、“Lの正統な後継者”竜崎が加わり事件解明に当たり、地上には「6冊のデスノート」が存在する事が判明。その矢先にキラウィルスと呼ばれるコンピューターウィルスが世界中に拡散された。そのメッセージとは「他の所有者に次ぐ。速やかに私に差し出せ」とデスノートの提出を呼びかけだった――。原作は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて読み切りから始まった伝説的コミック「デスノート」で、日本国内累計発行部数3,000万部を誇る大ヒットカリスマコミック。『DEATH NOTE』『DEATH NOTE the Last name』と実写化がされ、メガヒットを記録。また、海外からの注目も高く、スピンオフ作『L change the World』を合わせると35の国際映画祭に招かれ、60以上の国と地域で公開され、3作の日本国内興行収入は100億円を超え、名実共にいまもなお人気を博している。そして伝説となった本映画シリーズ誕生から10年目となる年に、正統な続編として完全新作映画となったのが本作だ。今回の舞台となるのは、デスノートを駆使して世の中に野放しになっていた凶悪犯を次々と死に追いやったキラこと夜神月(藤原竜也)と、命をかけてキラを食い止めたL(松山ケンイチ)との天才同士の対決から10年を経た世界。デスノートを追う男・三島創役の東出さんをはじめ、デスノートを封じる男・竜崎役の池松壮亮、デスノートを制する男に菅田将暉、世界中に散らばった“デスノート”6冊のうち、1冊を手にする青井さくら役に川栄李奈が出演。さらに前作でも出演している“ミサミサ”こと弥海砂役に戸田恵梨香が続投している。そして今回解禁されたのは、スーツ姿の主人公・三島が写し出されている2枚。視線の先には一体何があるのだろうか…と、物語の想像膨らませる場面写真となっている。三島は、月の父・夜神総一郎により警視庁内に立ち上げられたデスノート対策本部特別チームの捜査官の一人で、10年前に起きたキラ事件と総一郎の資料から夜神月について徹底的に調べあげ、“研究ノート”を作成。対策本部一、“デスノートヲタク”と呼ばれるほど「事件とルール」に精通しているという人物。また、「デスノートに名前を書かれた人間は死ぬ。その人物の顔が頭に入っていないと効果は得られない」というデスノートのルールに対する最大の防御策として、デスノート対策本部のメンバーは、三島をはじめなんと全員が“偽名”。お互いの本名も知らされてないという。さらに本名や過去の経歴を知られないように、家族のいない人間が選抜されているということが今回判明した。新たなキャストが続々と発表される中、「ベルリン国際映画祭」のEuropean Film Marketでも世界中が注目していることを実証してきた本作。今後の続報にも期待ができそうだ。『デスノート 2016』は10月29日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月24日声優・洲崎綾と西明日香の2人による、文化放送 超! A&G+で放送中のラジオ番組『洲崎西』(毎週火曜日25:00~25:30放送)と、同じく文化放送 超! A&G+の巽悠衣子と大橋彩香の2人によるラジオ番組『あどりぶ』(毎週土曜日25:00~25:30放送)の2番組が、2016年5月22日(日)に合同でイベントを開催することが決定した。気になる会場は、シーサイド・コミュニケーションズのイベントではおなじみとなった「中野サンプラザ」。「あどりぶイベント(仮)」と「洲崎西イベント(仮)」の2回公演で、それぞれ内容が異なる。各公演タイトルやイベントの詳細、チケット購入方法などが決まり次第、特設サイトや公式Twitterにて随時発表される。■「洲崎西×あどりぶ合同イベント(仮)」概要【出演】洲崎綾、西明日香(洲崎西)、巽悠衣子、大橋彩香(あどりぶ)【日程】2016年5月22日(日)あどりぶイベント(仮) …… 13:00開場/14:00開演洲崎西イベント(仮) …… 17:00開場/18:00開演【会場】中野サンプラザ【チケット価格】各4,000円(税別)
2016年02月07日声優の洲崎綾と西明日香の2人による、文化放送 超! A&G+で放送中のラジオ番組『洲崎西』だが、番組初となる単独ライブイベント「洲崎西SUPER LIVE」の開催情報および先行抽選申し込みの受付日時などの詳細が明らかにされた。開催日程は2015年12月6日(日) 16時30分開場 / 17時30開演予定で、開催場所は大宮ソニックシティ。チケット価格は全席指定で6,000円(税別)となっている。そして、『洲崎西THE ANIMATION』Blu-ray&DVDに封入される先行抽選申込券による申し込みは10月28日(水)の10:00よりスタートするので、こちらもあわせてチェックしておきたい。■「洲崎西SUPER LIVE」イベント開催概要【出演】洲崎西 (洲崎綾、西明日香)【日程】2015年12月6日(日) 16時30分開場 / 17時30分開演【会場】大宮ソニックシティ【チケット価格】全席指定6,000円(税別)【チケット先行受付】「洲崎西THE ANIMATION Blu-ray&DVD」封入先行10月28日(水)10:00~11月3日(火・祝)23:59※枚数制限 : 1人1枚までそのほか詳細は「洲崎西SUPER LIVE」特設サイトにて。
2015年10月07日『洲崎西』でおなじみの声優・西明日香によるラジオ新番組『西明日香のデリケートゾーン!』が、文化放送超! A&G+にて10月5日(月)より毎週月曜日24:00~に放送される。西明日香のことをより深くデリケートな部分まで知ってもらおうというとても"デリケート"な番組『西明日香のデリケートゾーン!』。西のトークはもちろん、リスナーとも交流できるような企画や動画付き放送ならではのコーナーなど盛り沢山の内容となる。放送開始にあたり番組では、普通のお便りや各コーナーへのメールなどを募集中。番組コーナーなどの詳細は番組公式サイトなどをチェックしてほしい。『西明日香のデリケートゾーン!』は、2015年10月5日(月)より、文化放送 超! A&G+にて毎週月曜日24:00~24:30放送(簡易動画付き)。なお、ニコニコ動画シーサイドチャンネルにて毎週水曜日午後にアーカイブ配信も行われる。
2015年10月03日声優・洲崎綾と西明日香の2人による文化放送 超! A&G+で放送中のラジオ番組『洲崎西』(毎週火曜日25:00~25:30放送)がTVアニメ『洲崎西 THE ANIMATION』となって、2015年7月8日よりTOKYO MXほかにて放送される。ラジオ番組のアニメ化という業界初の試みに大きな注目が集まる本作。TVアニメ化にあたり、監督・シリーズ構成は『血液型くん! 2』助監督の平峯義大氏、キャラクターデザイン・総作画監督は『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』キャラクターデザインの清水祐実氏、アニメーション制作はfeel.がそれぞれ担当する。キャストはもちろん、「洲崎綾」役を洲崎綾、「西明日香」役を西明日香が担当。高校を舞台に、転校生としてやって来る洲崎と西が繰り広げるストーリーは、ラジオで語られた2人のエピソードを元に構成されるという。そこで今回は、初回アフレコ終了後の2人が語ったメッセージを紹介しよう。○洲崎綾と西明日香が語るTVアニメ『洲崎西 THE ANIMATION』――TVアニメ化が発表された後の周囲の反応はいかがでしたか?洲崎綾「ほかのアフレコ現場でも、『「洲崎西」、アニメ化するんだって』と、今まであまりお話したことがないような人にも声を掛けて頂いたりします(笑)。業界的にも前例のないことなので、私たちも手探り状態ですが、家族は石川県で観られるということで、すごく喜んでいました」※『洲崎西 THE ANIMATION』は、TOKYO MXのほか、洲崎綾の地元放送局・テレビ金沢と西明日香の地元放送局・サンテレビにて放送される。西明日香「イベントのお昼の部の最後に発表したのですが、お客さんの反応も、喜びよりも驚きのほうが大きかったと思います。ほかの声優さんもどうなるんだろう、楽しみだねって、笑って受けとめてくれているので、良かったなって思いました」――初回アフレコを終えた感想をお願いします西明日香「台本をもらってからも、ずっと不安が大きかったのですが、実際に収録に入ると、すごく楽しかったです。演技での笑い方と普段の笑い方とではやはり違うので、マイクの前でちゃんと笑えるかが不安だったのですが、あやっぺ(洲崎)のセリフがすごく面白くて、思っていた以上に自然に笑えました。今はまだ線画の状態ですが、実際に色がついて動く完成版が今から楽しみです」洲崎綾「絵はもちろんですが、脚本を読んだとき、性格的なところもある程度デフォルメされていたので、普段の素の面白さがちゃんと出せるのか少し不安だったのですが、ストーリーの制約がある中でどれだけ面白くできるか、セリフの語尾を変えたり、言い回しを変えたりしながら、普段の私たちの面白さとデフォルメされたキャラっぽい喋りをうまくミックスできるように考えながら演じました。収録自体はすごく楽しくて、第1話から喉と血管が千切れるんじゃないかというぐらいのハイテンションだったので、きっと観てくれる方も楽しんでいただけるのではないかと思います」――第1話は転校生である2人が出会うシーンから始まるということですが、実際の高校時代にお互いが転校してきたら?西明日香「絶対に仲良くなると思います。私は、とりあえず転校生に興味を持つタイプなので、積極的に話しかけていくほうなんですよ。たぶん洲崎綾ちゃんが転校してきても、積極的に話しかけていって、今と同じように学生時代もきっと仲良くなれたと思います」洲崎綾「私の場合、転校生が来ると、最初は一歩遠慮して待って、みんながいなくなった頃に、ググっと距離を詰めていくタイプです(笑)。ラジオでも十分あけすけなんですけど、普段の2人はもっとあけすけなので、たぶん高校時代に出会っていたら、"若気の至り"テンションで、もっと仲が良かったかもしれません」西明日香「もっとうるさかったかも」洲崎綾「よくいる、うるさい女子になっていたかもしれません、2人で(笑)」――それでは最後に放送を楽しみにしているファンの方へのメッセージをお願いします洲崎綾「今アフレコが終わって、すごく手応えを感じています。やっぱり明日香と一緒なら、どんなことでも面白くなるなと思いました。自信を持ってお届けいたしますので、ぜひ7月から観てください。よろしくお願いします」西明日香「アフレコはとても楽しかったです。ラジオを聴いてくださっている方がアニメを観たら、ニヤッとするシーンが多々ありますし、『洲崎西』を知らずにアニメを観てくださる方もきっと笑っていただける内容になると思いますので、ぜひ皆さん観てください。よろしくお願いします」TVアニメ『洲崎西 THE ANIMATION』は2015年7月8日(水)よりTOKYO MXほかにて放送開始予定。洲崎西(洲崎綾、西明日香)の2人が歌う主題歌「Smile☆Revolution」は2015年8月26日の発売予定となっているので、こちらも注目しておきたい。(C)洲崎西 シーサイド・コミュニケーションズ/洲崎西製作委員会
2015年07月08日声優・洲崎綾と西明日香の2人による文化放送 超! A&G+で放送中のラジオ番組『洲崎西』(毎週火曜日25:00~25:30放送)にとって初となる単独ライブイベントが開催されることが決定した。開催日は2015年12月6日(日)で、場所は大宮ソニックシティ。出演はもちろん洲崎西(洲崎綾、西明日香)の2人となっている。気になるライブタイトルやチケット購入方法などは決まり次第、随時発表される予定。TVアニメ化に続き、ますます広がっていく「洲崎西」の展開に今後も注目していきたい。■ライブイベント開催概要【出演】洲崎西(洲崎綾、西明日香)【日程】2015年12月6日(日)【実施場所】大宮ソニックシティ【主催】シーサイド・コミュニケーションズ
2015年05月24日声優・洲崎綾と西明日香の2人による文化放送 超! A&G+で放送中のラジオ番組『洲崎西』(毎週火曜日25:00~25:30放送)がTVアニメとなって、2015年7月より放送されることが明らかとなった。タイトルはそのものずばり『洲崎西 THE ANIMATION』。出演キャストはもちろん、「洲崎綾」役を洲崎綾、「西明日香」役を西明日香が担当する。アニメ化にあたり、監督・シリーズ構成は『血液型くん! 2』助監督の平峯義大氏、キャラクターデザイン・総作画監督は『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』キャラクターデザインの清水祐実氏、アニメーション制作はfeel.となっている。注目の本編内容は「『洲崎西』の二人が日頃ラジオ番組で話をしている話題などを中心に構成」とのことで、主題歌も「洲崎西」がユニットとして担当するという。なお、放送局はTOKYO MXのほか、洲崎綾の地元放送局・テレビ金沢と西明日香の地元の放送局・サンテレビの全3局ネットとなる予定。
2015年05月24日ドラマや映画での活躍目覚ましい東出昌大が初めて舞台に挑戦する。原作はイギリスの文学界における最高の栄誉といわれるブッカー賞、さらに大英帝国勲章を獲得し、日本での人気も高い作家、カズオ・イシグロが初めて手掛けた短篇集。独立しながらもテーマと状況がつながる5篇のうちから、「老歌手」「夜想曲」「チェリスト」の3篇をひとつに組み立て直して舞台の上に描き出す。脚本はてがみ座の長田育恵。演出を手掛けるのは、ここ数年立て続けに良作を手掛け、3度の読売演劇大賞優秀演出家賞を獲得する小川絵梨子だ。本番を2週間後に控えたなかで行われた公開稽古を覗いた。舞台『夜想曲集』チケット情報稽古場には二階建てのセットが組み上げられ、ところどころに椅子が置かれている。稽古場に入ってきた東出は、報道陣が稽古場を埋め尽くさんばかりの様子を見て「すっごい空気!」と笑う。キャスト同士、いい空気ができあがっているようで、通常とは明らかに違うこの状況に対しても過剰に意識することなく、笑い合いながら稽古開始を待っている。やがて稽古がスタート。東出演じる旧共産圏出身のヤンが、彼の亡き母がかつて大ファンだった往年の歌手、トニー・ガードナー(中嶋しゅう)とカフェで遭遇するシーン。静謐な空気の中で言葉がやり取りされる。その静けさを破るように登場したのが安田成美演じるトニーの妻リンディ。ロングコートに幅広のハットをかぶり、意識的か無意識か、やや無礼なところもあるマダムをそのしゃべり方と空気感で見事に体現。素朴な青年の雰囲気をまとった東出との対比が鮮明に見える。稽古の切れ目で緊張がほどけたような笑い声がセットの裏から聞こえてくる。長身の東出はチェロを構える姿、青いギターを構える姿が実にしっくりくる。稽古の中ではギターを持った東出がベネツィアのゴンドラに揺られるシーンや、近藤芳正によるサックスプレイが披露されるシーンもあり、物語の断片を観ただけでも幻想と現実の合間をたゆたうような、不思議な世界がそこに広がる。初舞台ながらこの物語の空気の中にすっと溶け込んでいる東出。彼が本番でどんな姿を披露するのか、期待が募る。公演は5月11日(月)から24日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、5月30日(土)・31日(日)大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。その後広島・富山でも上演。チケットは発売中。取材・文/釣木文恵
2015年04月28日2015年3月30日、中華人民共和国の四川省にある西昌衛星発射センターから、「長征三号乙」ロケットが打ち上げられた。ロケットの先端には、中国の全地球衛星航法システム「北斗」を構成する人工衛星が搭載されていた。北斗は米国のGPSなどに対抗する中国独自の衛星航法システムで、現在はまだ中国周辺のアジア・太平洋地域でしか利用できないが、2020年ごろにはGPSと同じく、地球上のどこでも測位ができるようになる予定で、今回打ち上げられた衛星は、まさにその嚆矢となるものであった。この打ち上げではまた、北斗などの人工衛星を目的の軌道まで送り届ける、「遠征一号」と呼ばれる上段が初めて使用された。今回は北斗と遠征一号について、全3回に分けて紹介する。○中国版GPSこと「北斗」カーナビや携帯電話の道案内機能や、デジカメで撮影した写真の位置情報など、人工衛星を使った航法・測位システムは、すでに私たちの生活にとって必要不可欠なものになっている。現在この衛星航法システムは、米国が運用している「GPS」を筆頭に、ソヴィエト・ロシアのGLONASSがある。また欧州では「ガリレオ」の構築に向けて衛星の打ち上げが進んでおり、インドでも同国の周辺のみを対象にした「IRNSS」の打ち上げが行われている。そして日本も、米国のGPSを補完する目的で「みちびき」の構築を目指している。そして中国もまた、GPSなどと対抗する、独自の全地球衛星航法システムの構築を進めている。それが「北斗」だ。北斗とは有名な星座「北斗七星」のことで、中国では古代から、北斗七星を天帝の乗り物と見立てるなど深く親しまれている。また天測航法、つまり天体を観測することで自分の位置を測っていた船乗りたちにとっては、北斗七星は北極星(ポラリス)を見つける手がかりとなる星座としても有名で、衛星航法システムにとってはまさにうってつけの名前だ。また、中国国外へのサーヴィス展開を意識してか、「COMPASS」(コンパス)という英語の名称も付けられている。中国が衛星航法システムに目をつけたのは意外に早く、1960年代のことであったとされる。衛星航法システムの原理自体は当時すでに確立されていたが、60年代というと、GPSを構築した当の米国ですらまだ研究の段階にあり、GPS衛星の開発や打ち上げが始まったのは70年代になってからのことだ。当然、人工衛星も満足に打ち上げていない当時の中国にとっては到底手が出る技術ではなく、基礎研究のみで終わったとされる。1980年代に入り、中国は静止軌道に人工衛星を打ち上げられる「長征三号」ロケットの開発に成功したことで、衛星航法システムの構築がようやく実現可能となった。1983年、2機の静止衛星を使った実証実験を行うことが提案され、1988年に打ち上げられた通信衛星「東方紅二号A」の2号機と3号機で実現。これにより、衛星を使った航法システムの構築が実際に可能であることが実証できたとされる。この成果を下敷きに、中国政府は1994年、「北斗衛星航法実験システム」を構築する決定を下した。「北斗」という名前はこのときに付けられている。このシステムは「双星定位」と呼ばれ、前述の実証実験と同じく、衛星2機で航法を行うというものだった。衛星の製造に当たっては、中国が開発に成功した静止衛星バス「東方紅三号」が用いられた。そして2000年に1号機と2号機が打ち上げられ、2003年には予備機として3号機が打ち上げられた。2007年には4号機も打ち上げられたが、打ち上げ直後に故障したとされる。ただ、後に問題は解決され、予定通りの軌道に入ったとされるが、打ち上げから2年ほどで運用を終えている。この北斗実験衛星の衛星はすべて静止軌道に投入され、まず1号機と2号機の2機の衛星から出される信号を地上で受信し、その位置を割り出す実験が行われた。その後試験的に、また中国国内限定ではあるものの、航法サーヴィスが開始された。しかし、衛星航法で数m単位の正確な位置を出すためには、最低でも4機の衛星を、それぞれ異なる軌道に配置することが必要である。この時点では2機の衛星が、緯度が違うだけの静止軌道から信号を出していただけであり、測位の精度は100mほどと、とても使い物になるものではなかった。その後、3号機と4号機が追加されたが、それでも最高で20mほどだったという。もっとも、この精度の問題は、衛星を数さえ打ち上げれば解決する話であり、4機で打ち止めにしたということは、中国にとってはサーヴィス開始はついでのことであり、本当のところはあくまで「実験機止まり」という位置付けだったのだろう。実際、このあと中国は本格的な衛星航法システムの構築を目指し、続々と新型機の打ち上げを始めた。○北斗二号本格的な衛星航法システムを構成する新型の北斗衛星は、2007年から打ち上げが始まった。この新型機は、公式には「北斗」とか「北斗衛星」としか呼ばれていない。したがって新型機の1号機は「北斗航法衛星1号機」という、まるでそれ以前に北斗という衛星がなかったかのような名前になっている。もちろんこの衛星からが本番であるから間違いというわけではないのだが、これでは非常に紛らわしいことから、非公式ながら実験機シリーズを「北斗一号」、そしてこの本番機シリーズを「北斗二号」と呼ぶのが通例となっている。まず軌道上実証機となる1号機が2007年4月14日に打ち上げられたのを皮切りに、2012年10月25日までに全16機が打ち上げられた。打ち上げそのものはすべて成功したが、北斗衛星2号機はロケットから分離された後に故障し、予定していた静止軌道への到達ができなかったと伝えられている。その他の15機に関しては問題なく稼動しているようだ。衛星が投入された軌道は、静止軌道、傾斜対地同期軌道、そして中軌道の、大きく3種類に分かれている。静止軌道は通信衛星などでもおなじみの、地球の赤道上約3万5800kmにある軌道だ。傾斜対地同期軌道は、その静止軌道を赤道上から55度傾けた軌道で、別名「準天頂軌道」とも呼ばれる。中軌道は高度2万1500km、赤道からの傾きが56度の軌道で、地球の周囲を120度ずつ、3つの軌道面に分けて、それぞれに10機程度が投入される。北斗二号の全16機のうち、静止軌道には6機、傾斜対地同期軌道に5機、そして中軌道に5機が打ち上げられている。北斗二号の開発では、実験衛星と同じく東方紅三号バスが用いられた。ただ、造られた衛星には大きく2種類があるとされる。まず傾斜対地同期軌道と中軌道に打ち上げられた衛星は、打ち上げに使われたロケットが同じであるため、基本的に同型機だと推察される。一方、静止軌道への打ち上げには、より強力な打ち上げ能力を持つロケットが使用されたことから、傾斜対地同期軌道や中軌道に打ち上げられた衛星よりも、1.5倍ほど大型であると推察される。2012年10月25日に16号機が打ち上げられ、軌道上での試験を経て運用に就いた後、中国は同年12月27日をもって、アジア・太平洋地域を対象にした航法サーヴィスの開始を宣言した。測位の精度は実験衛星よりも大きく向上し、民間向けで10m、軍向けには10cmの精度が出せるという。ただ後者は、もしくは前者も、おそらく地上に置かれた基準点など使って補正した際の値だと思われる。このアジア・太平洋地域を対象にしたサーヴィス開始の後、北斗の打ち上げはしばらく行われなかった。だが2015年3月30日、全地球規模でのサーヴィス展開に向け、第3世代機にあたる「北斗三号」の1号機、正式名称「北斗衛星17号」が打ち上げられた。(次回は4月30日に掲載予定です)
2015年04月28日東出昌大が、『夜想曲集』で舞台に初挑戦する。原作は、英国の作家、カズオ・イシグロの短篇集。演出を、気鋭の小川恵理子が担う。俳優の仕事を始めてから、いつかは立ちたいと思っていたというその場所で、東出はどんな姿を見せるのだろうか。「夜想曲集」チケット情報舞台には興味があった。出演作が相次ぐなか、「数えてみたらこの3年で30本位観ていた」のだという。やってみたかったのは、「映像と違う何かが求められる場所」だと思ったからだ。「舞台を経験したことのある方からよく聞いていたんです。舞台をやると自由に動けるようになるよと。それはたぶん、何回も同じ芝居を繰り返すことで、想像力とか演技の説得力というようなものがつくからだろうと思ったので。自分がどれくらい柔軟に自由に動けるようになるのか、怖くもあり、楽しみでもあるというところなんです」。実際、初舞台として挑むのは、想像力も説得力も大いに求められる作品となった。原作は、人生の晩年を迎えて心を揺らす人々の音楽をめぐる5篇の物語。そこから、「老歌手」「夜想曲」「チェリスト」の3篇がひとつの戯曲に再構築され、そのうち2篇に登場する若者を、東出はひとりの人物として演じることになる。すでにチェロの練習も開始。「弦に対して垂直に弓を引くだけで5年かかると言われたんですけど(笑)、だからといってあきらめるのではなく、ちゃんとお見せできるものにしたい」と意気込む。また、演じる人物には“旧共産圏の生まれのヤン”といった限られた情報しかないが、「ちゃんと生きている人間として演じられるようにその人物の背景を勉強したい」と下調べも始めている。「さらに難題だなと思うのが、どの人物もみんなストレートな感情表現をしないこと。言葉の裏にあるものをしっかり読み取って表現しないと伝わらないと思うので、課題は多いです」。舞台に立つまでに越えなければならない壁はいくつもある。それでも怯まないのは、「いい役者になりたい」という思いがあるからだ。「ありがたいことに、役者を始めてからいろんな新人賞もいただきました。でも、それで喜んでいられないというか。やり続けること、観てよかったと思っていただける役者になっていくことが大事だと思うんです。とくに舞台は、チケット代を払っていただいて足を運んでいただくんですから、緊張感を持って臨みたいと思います」。覚悟した役者は強い。東出昌大の初舞台、期待していい。公演は5月11日(月)から24日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、5月30日(土)・31日(日)大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。その後広島・富山でも上演。チケットは発売中。取材・文:大内弓子
2015年04月17日2015年春夏コレクションのテーマは"AMERICAN WEST"。アメリカ西海岸を舞台にブランドを象徴するロックなムードのアイテムがいよいよ一同に顔を揃える。砂漠の砂埃と同調するかのようなカラ―をまとい、自分だけのワイルドロードを探す旅へ。西海岸の空気を吸い込んだダスティカラ―。太陽の陽射しに洗われたような色にロックなエッセンスを加えて、シックな都会のワードローブが完成。「ディーゼル(DIESEL)」店舗では購入金額に応じて、 カリフォルニアの開放感と高揚感溢れるロードトリップから着想したスペシャルグッズをプレゼント。20,000円(税抜)以上でオリジナルキーチェーン、40,000円(税抜)以上でオリジナルシューズケースが手に入る。(2015年3月22日(日)まで)※スペシャルグッズは、いずれも無くなり次第終了。※詳しくは、店頭にておたずねください。【問合わせ】ディーゼル ジャパン カスタマーサポート電話番号:0120-55-1978www.diesel.co.jp元の記事を読む
2015年02月26日本田翼と東出昌大は、青春映画の似合う俳優、原作漫画をリアルにする力のある俳優だ。人気少女コミック「アオハライド」を映像化するにあたって、俳優たちがぶつかるであろう難関は、累計930万部(2014年12月現在)を越える漫画の世界感を、紙面上ですでに出来上がっているキャラクターを、どう現実世界に落とし込むか──。恋にも友情にも真っ直ぐな“双葉”に息を吹き込んだ本田さん、真面目に無器用に悩みながら“洸”に寄り添った東出さん。2人が映画『アオハライド』で感じて表現した“リアル”な感情とはどんなものだったのか?本田さんの演じるヒロイン・吉岡双葉、東出さんの演じる双葉の初恋の相手・馬渕洸。『アオハライド』は、彼らを中心に恋や友情が描かれる、いわゆる学園ものだ。少女コミックということで「そういうシチュエーションありえないでしょ…っていうのもあるかもしれないけれど、登場人物の性格が細やかで、本当に“いる”って共感する。私自身、思考回路が勝手に双葉ちゃんと同じように行き着いたというか、双葉ちゃんと自分自身の呼吸がすごく重なり合っているのを感じました」と語るのは本田さん。主演という大きなプレッシャーを感じつつも「考えていても仕方ないので、切り替えて、本田翼の演じる吉岡双葉を頑張っていこうと思ったんです」。その前向きさ、真っ直ぐさは、やはり双葉に通じるものがある。「双葉も本田翼も裏表がないんですよね。全世界が“本田翼”だったら戦争は起きないと思う」と、ヒロインに最大の賛辞を贈るのは東出さん。闇を抱えながらも、そのなかにそこはかとない優しさのある洸は「難しいと思った」という本人の言葉とおり、チャレンジングな役となった。「洸は自分が幸せになってはいけない…と、がんじ絡めになって、本当の自分を隠して、芝居をして生きている子なんです。そんな芝居をしている人間を演じるというのは難しいし、洸の心境を考えるとつらかった。気をつけたのは、その場その場を一生懸命生きるということ。僕自身は台本を読んでストーリーは知っているけれど、洸として毎回ショックを受けたり、驚いたりすることで、リアルな感情が伝わるんじゃないかなって思ったんです」。現在、22歳の本田さん、26歳の東出さん。20代の彼らが違和感なく学生服を着こなす、というのも演じる上での必須項目だった。東出さんは今年公開の映画『クローズEXPLODE』で高校生を演じているけれど、学ランとブレザーはまた別もの。「スタイリッシュさを損なってはいけないと思ったので、着こなし方も気を遣いました」と、撮影時のある工夫を明かす。「出演者はみんな20歳を超えていたんですけど、俳優に合わせるために学生のエキストラの年齢が高めに設定してあったりするんです」。また、スタッフ・キャストは約1か月間、富山に滞在し合宿状態で撮影をこなしていった。“同じ釜の飯”を食べて撮影したことで、三木監督を筆頭にチームは一致団結。キャスト同士もまるで本当の同級生のように「仲がよかった」と、撮影当時をふり返る本田さん。「実は私、すごく人見知りなんです。最初の頃は相手の目を見て話せなかったほど。なかなかみんなと仲良くなるきっかけを作れずにいたら、東出くんが連絡先を聞いてまとめてくれたんですよね。…それにしても、双葉と洸を含めたあの5人の関係、友情って羨ましいです。本音でぶつかってこそ本当の友情が築けるんですよね」。上辺だけではない関係を役としても役者としても築けたからこそ「撮影中は洸を演じるのが苦しくて、東京に帰りたいと思ったこともあるけれど、ふり返ってみると、濃くて楽しい1か月ちょっとでした。青春、でしたね」と、東出さんの瞳の奥はキラリと輝いていた。その5人が繰り広げる、“青春だなぁ”というシーンが映画にはいくつも登場する。なかでも本田さんと東出さんの記憶に鮮明に残っているのは、朝日を一緒に見るシーン。限られたわずかな時間のなかで最高のシーンをカメラに収めなくてはならない、チームワークの見せどころでもあるが、その“青春”な太陽を見て本田さんが発したひと言は──「鮮やかなオレンジ色だったので、つい、『イクラみたい』って言っちゃったんですよね(笑)」。この“らしさ”がチームをまとめていたんだろうと想像がつく。5人の友情にジーンと心打たれ、そして双葉と洸の恋のゆくえにキュンと心奪われる。キュンとくるセリフ、キュンとくるしぐさ、もしも自分がその立場だったらどうするんだろう…そんなふうにキャラクターの心情が自然と自分自身と重なっていくのもこの映画の魅力だ。本田さんのお気に入りのキュンとするシーンは、あまりにも好きすぎて“ハンド to ハンド”と命名したのだそう。「窓越しに双葉と洸が手を重ねているセリフのないシーンです。あのシーン、双葉は洸の気持ちをぜんぜん分からない設定なので、私自身もそういう気持ちで演じています。だから演じているときは、なんで洸はあんなに切なそうな顔をしているんだろうって思っていたんです。でも、完成した映画を観客として観ると、うわぁ、切ないよぉ…って、ものすごく切ないシーンでした」。そんな切なさを2人から引き出したのは、三木監督。『僕等がいた』『陽だまりの彼女』『ホットロード』など、青春映画、恋愛映画を数多く手がけてきた監督の手腕が今回も存分に発揮されている。「監督は絶妙なキュンキュンポイントを誰よりも知っている」「2人の恋にやきもきする!」「じれったい!」と、本田さんと東出さんが語るように、恋愛特有の感情──タイミングがほんの少しズレてしまうがゆえのやきもき感、じれったさ、ドキドキ感、胸キュンのすべてが『アオハライド』には詰まっている。(text:Rie Shintani/photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:アオハライド 2014年12月13日より全国東宝系にて公開(C) 2014映画「アオハライド」製作委員会(C) 坂伊緒/集英社
2014年12月12日ウェザーニューズはこのほど、「第3回紅葉見頃予想」を発表した。○西~東日本ではそろそろ山から平野部へ同予想は、西~東日本の山沿いや北陸で紅葉のピークを迎えつつあることを受け発表。今週末(8日、9日)の紅葉狩りで"おすすめ"のスポットは、鳴子峡、芦ノ湖、伊香保温泉、紅葉台、黒部峡谷などとしている。特に、8日は全国的に広い範囲で晴れて、色鮮やかな紅葉を満喫できそうだという。今週末、関東と中部の紅葉狩りは、移動性高気圧に覆われ穏やかな秋晴れとなる8日を薦めている。一方、9日は高気圧が東に離れるため、雲が多くなると予想。関東では、紅葉が北部の山々から平野へと進み、中部では、山梨県や北陸エリアの市街地でも色づきが増すという。紅葉は現在、北海道はほぼ終了し、東北でも落葉が進んでいる。西~東日本の山で続々と色づきが進み、内陸の見頃は例年よりもやや早めか例年並、沿岸でも例年並となりそうとのこと。同社は、紅葉の名所750カ所の詳細情報を、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「紅葉Ch.」や携帯サイト、インターネットサイトで公開している。
2014年11月07日銀座西並木通り会は、東京都・銀座の銀座西並木通りの年末の風物詩であるイルミネーションを、内原智史デザイン事務所がライティングデザインを手がけた「並木と時を刻む ~Timeless illumination~」に一新すると発表した。点灯期間は11月13日~来年1月15日 17:00~24:00。今回のイルミネーションのテーマは「大人のWAKU WAKU」。これまでと異なるデザインテーマを中心とした街路照明装飾で、大人の街に相応しいイルミネーションに仕上がっているという。銀座並木通り5丁目から8丁目の街路灯には、街路樹のリンデンをモチーフにした4万個のLEDによるオブジェや、53台ゴボプロジェクターによるシンボルデザインの投影、バナーによって、デザイン・ストーリー「並木と時を刻む~Timeless illumination~」を演出するということだ。なお、ライティングデザインを担当した「内原智史デザイン事務所」は、六本木ヒルズのクリスマスイルミネーションをはじめ、表参道ヒルズや羽田空港ターミナルの照明、金閣寺、銀閣寺、平等院鳳凰堂のライトアップなどを手がけている。所長の内原智史氏は、NHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」では"光の魔術師"と称されたライティングデザイナーの第一人者だ。
2014年11月07日横浜山手西洋館は12月1日~25日、「横浜山手西洋館 世界のクリスマス2014」を開催する。○横浜山手の西洋館がクリスマス装飾とイルミネーションで彩られる同イベントは、各西洋館がテーマ国を決めて、その国の特徴的なクリスマス装飾と文化の紹介を行うもの。今年もイベント全体に「『クリスマス、その語り継がれる憧憬(どうけい)』~ Christmas histories in your heart ~」というテーマを設けた。代々受け継いで来た伝統や文化は、いつの世も人々を魅了する。子供の頃に体験したきらびやかなそのシーンへの憧れは、永遠に記憶に残したい宝物となる。同イベントでは、次の世代へ語り継ぎたいクリスマスのワンシーンを演出するという。各館の飾り付けテーマは、山手111番館「日本」、横浜市イギリス館「イギリス」、山手234番館「フランス」、エリスマン邸「イタリア共和国(アッシジ地方)」、ベーリック・ホール「スペイン」、ブラフ18番館「シンガポール共和国」、外交官の家「アメリカ合衆国(ニューヨーク)」、山手68番館「フィンランド共和国」。期間中は、館の外観にはイルミネーションを施し「光のファンタジー」を演出。また、コンサート、フラワーレッスン、リース作りなど、多彩な催しも予定している。12月20日の日没後~19時(雨天時は翌日のみに順延)には、イタリア山庭園にて、約2,000個のキャンドルが庭園を彩る1日限定のイベント「キャンドル ガーデン」を開催する。開催日時は12月1日~25日の9時30分~17時。12月20日~24日は9時30分~19時。会期中は休館日なし。
2014年10月24日バイオレンス・アクション大作『GONIN』の続編となる『GONIN サーガ』がクランクアップを迎え、劇中写真と主演を務めた東出昌大らキャスト陣のコメントが公開された。その他の写真1995年に公開された鬼才・石井隆監督の『GONIN』は、佐藤浩市、根津甚八、ビートたけし、木村一八、本木雅弘らが出演し、カルト的な人気を集めたアクション大作。バブル経済が崩壊し、指定暴力団五誠会系大越組から巨額の借金返済を迫られた男が、五人の男たちを集め、暴力団を襲撃したことを機に壮絶な殺し合いを繰り広げた。『GONIN サーガ』はそれから19年後の2014年を舞台に、男達が遺したそれぞれの家族たちの血と宿命に彩られた新たな物語が展開される。東出は、前作で五人に襲撃を受け、命を落とした大越組若頭・久松(鶴見辰吾)の息子・勇人を演じ、桐谷健太は、同じく前作で命を落とした久松の組長・大越(永島敏行)の息子・大輔を演じる。土屋アンナは、五誠会の2代目に秘密を握られ、今は3代目の愛人に成り下がっている元グラビアアイドル・麻美役。柄本佑は、19年前の事件の真相を追うルポライターの森澤役。そして安藤政信は、本作の五人の敵役で、前作の五誠会会長・式根(室田日出男)の孫であり、麻美を愛人として囲う、五誠会三代目・誠司を演じる。監督の意見で主演に抜擢されたという東出は、「石井組という素晴らしい組で約一カ月演じさせていただいたのは、今まで経験したことのないような現場で、貴重な経験になりました」と振り返り、「自分自身の反省点もありますがみんなで作った現場なので今は作品の完成が待ち遠しいです」とコメント。安藤は「誠司は人間の悪の部分を徹底して背負い、それを貫かなければいけない役だったので石井監督とも何度もディスカッションしながら撮影をしていきました」と話し、「僕も、自分のためでもあるけれど、何より監督が喜ぶような僕を選んでよかったと絶対思ってもらえるようにと考えながら最後までやり切りました」と語っている。本作の五人目のキャスティングはまだ発表されていないが、「ファンがあっと驚くキャスティングを予定しております」とアナウンスされている。『GONIN サーガ』2015年 秋 全国ロードショー
2014年10月22日足利銀行は19日、「リテールセンター駒生(駒生出張所)」(栃木県宇都宮市)を移転のうえ名称を「宇都宮西支店」に変更し、2013年2月4日に営業を開始すると発表した。宇都宮西支店は55台分の駐車場を備え、太陽光発電設備やLED照明の設置、バリアフリーなど、人と環境に配慮した地上4階建新築ビルの1階部分で営業する。店内では、ゆったりとしたロビースペース、資産運用などの相談コーナー「スマイルデスク」、車椅子の人でも利用できるATM、休日も利用可能な全自動貸金庫などの設備を整えている。あわせてビルの2階部分には、現在、戸祭支店の2階にある「戸祭ローンセンター」を移転し、「宇都宮西ローンセンター」として営業を開始する。同行では、これからも顧客の視点に立ち、サービスの向上につとめていくとしている。所在地〒320-0857 宇都宮市鶴田1丁目7番5号主要設備ATMは5台。視覚障がい者対応、うち1台は車椅子対応全自動貸金庫は364個相談コーナーは5カ所セミナールームは70人程度収容可【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月23日「クランクアップを迎えて『おつかれさまでした』って声をかけられたとき、思わずワンワン泣いちゃったんですよ」――。それは東出昌大というひとりの俳優が誕生した瞬間だった。10代の頃からモデルとして活躍し、3度にわたってパリコレのランウェイを歩くなど世界の舞台で戦ってきた。そんな彼が23歳にして俳優に転身し、初めて臨んだのが映画『桐島、部活やめるってよ』である。初めての演技の中で24歳のルーキーは何を感じ、何を手にしたのか?映画の公開を前に胸の内を語ってくれた。俳優としての道、その“覚悟”「小説すばる新人賞」を受賞した朝井リョウのデビュー小説を映画化した本作。学校の人気者・桐島がバレー部を退部したといううわさが校内を駆け巡り、友人、カノジョ、果ては桐島と全く接点のなかった者まで様々な視点で青春が切り取られていく。東出さんが演じたのは桐島の親友の宏樹。多くの役がオーディションとワークショップで決まったが、中でも宏樹は最も多くの候補者が集められた役でもあった。そんなこととはつゆ知らず、当時まだモデル事務所に所属していた東出さんは軽い気持ちでオーディションに足を運んだという。「最初からあきらめていたというのも変ですが、『まさか自分が役者なんて』という気持ちが強かったんです。マネージャーが先方に『東出は芝居をしたことないし、できないですよ』と伝えていたくらいで、そんなやりとりがあった後だったので興味を持っていただけるとも思ってなかったんです」。1次選考で吉田大八監督と初めて顔を合わせ「すごく面白い方で、この人と仕事ができたらいいなぁと思った」と言うが、それでもまだ「まさか」という気持ちの方が勝っていた。だが選考が進むにつれて自身の中での気持ちが変化していくのをひしひしと感じていた。「モデルの場合、オーディションはあっても2次までなんです。だから3次選考に呼ばれたと聞いて『マジで?これはもしかするかも…いやいやいや!』って感じでしたが(笑)、だんだん躍起になっていき、その次になると『ここまで来たからには絶対に受かりたい』という気持ちになってました。そこで、また次があることを聞かされて、その頃にはほかの俳優のみなさんとのセリフのやりとりもあったりして、ハードルがどんどん上がっていくんです。意地もあったし、やりがいも感じたし、できないことも増えていったけどそれを面白いって感じるようになってましたね」。最終選考が終わったとき、吉田監督に改めて「これから役者一本で腹を括れるか?」と俳優の道に進む“覚悟”を問われたという。「別室に呼ばれて監督に『どうだった?』と聞かれて素直に『精一杯でした』と答えたんです。『いま、宏樹役を東出くんで考えてる』と言われたんですが、宏樹は原作でも中心人物の一人だったし出番も多い。現場に入ってから心が折れて『やっぱりできません』というわけにはいかないので、あのとき監督は覚悟を決めて『できます』と言える人にしか役は与えられないと最後に確認したんだ思います」。その言葉通り、“元パリコレのモデル”という肩書もプライドもかなぐり捨てて、撮影を通じて「とにかくできることは全てやろうという気持ち」で喰らいついていった。「監督からは『(宏樹がつるむ)帰宅部のみんなで一緒にご飯に行ってこい』と指令が出されたんですが、そういうところで『俺、今回が本当に初めてで』と最初から自分を全てさらけ出したんです。みんな年下ですが、本当にしっかりしてるし『いいものを作ろう』っていう情熱が伝わってくるんです。だから恥ずかしいとかそういう気持ちを抱くことなく『芝居ってどうしたらいいの?どういう風に考えてどう役作りしていくの?』ってどんどん聞いて、台本の読み方を教えてもらうところから始まり、勧められたことは全てやりました」。宏樹はかわいい彼女と陽気なクラスメイトに囲まれた“上”のグループの学生。放課後は帰宅部の仲間とバスケに興じるなどワイワイと高校生活を過ごしつつも、心のどこかに自分でもよく分からない不安やいら立ちを募らせている。それは映画のクライマックスでの映画部の前田(神木隆之介)とのシーンへと帰結していく――。東出さんはかつて高校時代に自身が感じた感情を引き出しつつ、宏樹の内面を作り上げていったと明かす。「僕自身、どちらかというとうるさいグループで『お前なんて悩みないだろ』って思われてたかもしれないけど、確実にモヤモヤした気持ちは抱えてました。モデルの仕事をしてはいたけどそれで一生とは思ってなくて、漠然と大学行くのかなとか。そういうときに美術部や軽音部の連中から『美大に行く』『音楽で生きていく』なんて話を聞かされると雷に打たれたような衝撃を受けたり。それはまさに宏樹と前田のやりとりですよね。限界に近づいていた宏樹が、カッコつけつつも最後の最後で心の声に正直になった結果があのシーンなのかな、と思うとすごく理解できました」。俳優業は「マイペース」、女性には「甘えさせてほしい」オーディションで覚悟を固めた東出さんだが撮影、そしてクランクアップ時の“号泣”を経て、俳優を一生の仕事とするという思いはますます強くなっているようだ。「これまで仕事のことで泣いたことなんてなかったし、ましてや23歳(当時)にもなって自分がそんな反応を示すなんて思ってなかったんですが…(苦笑)。その後、ロケ地の高知から東京に戻って年が明けてもふと『あぁ、もう『桐島』の撮影はないんだな』という思いがよぎってポカンとしてしまうこともあって…。それだけこの仕事にのめり込んでたんだなというのを改めて強く感じました。理想の役者像ですか?人間性を伴った俳優でありたいと思っています。身近なところでいいから幸せになって、それが反映されるような役者になれたらいいですね」。最後に映画ともこれまでの話とも全く関係のない自身の恋愛観についての質問を投げかけると、少しだけ頬を緩めつつこんな答えを返してくれた。「俳優の仕事って“勉強”という一言で片づけちゃうけど、釣りに行ったり慣れないボウリングをやったり、寄席や演劇に行くことも読書も全てが仕事なんですよね。だからそういう部分を理解してもらえないと付き合えないかなと思います。あと良くも悪くもマイペースでないとやっていけない部分もあると思うので柔軟に甘えさせてくださる方がいいですね(笑)」。(photo/text:Naoki Kurozu)特集:年下のカレ■関連作品:桐島、部活やめるってよ 2012年8月11日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「桐島」映画部©朝井リョウ/集英社
2012年08月06日キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)とキヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は現在、東京・西東京市に新たなデータセンターを建設しており、10月よりサービスを開始すると発表した。建設地は、武蔵野台地ほぼ中央に位置し、極めて強固な地盤で標高60m以上、海岸線から十分な距離があるため津波・高潮のリスクが少ない。また、都心からのアクセスがよいという利便性の高さも建設地として選ばれた大きな理由だという。耐震は、免震装置とオイルダンパーを組み合わせて地震動を低減する構造となっており、床耐荷重は1.5t/平方メートル。敷地面積は16,532平方メートルで、建物は地下1階~地上4階の5層構造。収容可能なラックスは1階が700ラック、2階が800ラック、3階が800ラックとなっている。電力や通信回線の引込は2系統あり、非常用自家発電設備は、負荷が最も高い状態で72時間稼働が可能な燃料を確保しているという。電源供給は、1ラックあたり平均6kVA、最大20kVA(定格値)だ。日本データセンター協会が定めるデータセンター ファシリティ スタンダードの基準では、建物、電気設備、空調設備、セキュリティのすべて項目でティア4となっている。そのほか、高効率熱源空調機器(冷凍機)の導入で、PUE値(データセンターの全体の消費電力をIT機器の消費電力を割ったもの)は1.4となっており、高い環境性能を有している。セキュリティ面では、ボディースキャナーやX線手荷物検査装置による持込・持出検査を実施。サーバ室入り口は生体認証付ローターゲートによる共連れ防止するほか、ICカード認証対応や生体認証など7段階のセキュリティを実装する。監視カメラシステムは最大で470台設置可能だという。var Eviry=Eviry||{};Eviry.Player||(Eviry.Player={});Eviry.Player.embedkey="EK1WXmCBNfsu9e9fnZ_E4UyMMQ6xJO3UQiq-PeR7TnpcN0GEyCydqJIwJjSwYKhH3EdxHjZmtJFQyv33vS3ofx7QQ..";キヤノンMJおよびキヤノンITSは、西東京データセンターを中核として活用し、グループのクラウドサービス基盤「SOLTAGE」やBPOサービスを強化することで、アウトソーシングサービス事業を拡大。キヤノンMJグループは、アウトソーシングサービスと保守サービスで構成されるストック型ITサービス事業全体で、2015年に約500億円の売上を目指す。
2012年04月19日赤西仁に内定の連続ドラマ「GTO」主役をジャニーズ事務所が降板申し入れジャニーズ事務所が、赤西仁(27)に内定していたフジテレビ系連続ドラマ「GTO」の主役降板を申し入れ、テレビ局との話し合いの結果、降板が決定した。ジャニーズ事務所の黒木メイサ(23)との結婚を事後報告した赤西に対してのペナルティーは、全国アリーナツアーを全面中止に次いで2度目の重い処分となった。「GTO」主演内定は赤西の内定していた「GTO」は反町隆史主演で大ヒットした1998年のリメーク版。内定は電撃結婚の前に決定していた。赤西には、アメリカ凱旋・全国アリーナツアーの会場キャンセル代など中止にかかる費用などを全額を負担させることも決っまており、現時点でスケジュールが完全白紙になった赤西にとっては大変な重荷になるだろう。アメリカ留学、KAT-TUN脱退、全米への挑戦と赤西の意思を尊重してきたジャニーズ事務所だったが、赤西の今回の結婚事後報告への怒りは止まらないようだ。黒木メイサのコメント黒木は15日、マスコミ各社にFAXで現在、妊娠4ヶ月である事をお詫びの言葉とともに報告。今は心身ともに安定し、夫婦で10月に生まれて来る新しい命に愛情を注いでいくと記している。元の記事を読む
2012年04月16日メイサとのデキ婚で世間を騒がす赤西仁先日、黒木メイサとのできちゃった結婚が報じられた、元KAT-TUNの赤西仁。(【速報】2月2日赤西仁と黒木メイサ電撃入籍!妊娠発覚?デキ婚?)結婚を事務所に事後報告するなど大きな問題となり、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長からも、「何らかのことを考えないと」と処分の可能性を示唆されていた。赤西仁にくだされた処分とはその「最初の処分」にあたるのが「ドラマGTOの続編の主役の降板させ、さらに代役を赤西とライバル関係にあたる亀梨和也にする」といわれている。さらに、噂ではジャニーズ内で「赤西との接近禁止令」が出ているそうだ。他のジャニーズメンバーが赤西の「悪影響」を受けないようにするための配慮なのだろうか。彼女もちで結婚をしたくても事務所の反対でできなかったメンバーが、「でき婚」ならありなのかと「色めき立っていた」ことも背景にあるようだ。批判をあびる赤西仁この通達に対して、山Pや錦戸など赤西軍団の主要メンバーは、事務所に逆らってまで赤西と仲良くするつもりはないという。ファンの気持ちだけでなく、事務所など自分たちの周りの人々までを無視して踏み切った結婚だっただけに、世間から批判の声は大きい。編集部 鈴木真美元の記事を読む
2012年02月27日全米で活躍する赤西仁から嬉しいお知らせ2010年8月31日で人気ジャニーズアイドルグループ「KAT-TUN」を脱退した赤西仁(あかにしじん)。昨年11月にはついに全米デビューを果たし、今年公開予定の忠臣蔵をテーマにした映画「47 Ronin」ではハリウッドデビューも果たす。そんな彼のブログによると、シングル「Sun Burns Down」の発売を記念しておこなわれる全米ツアーのVIPチケットが「ファンビデオコンテスト」の勝者におくられるという。コンテストに応募して、赤西仁に会おう!このコンテストは、彼のシングルタイトルでもある“Sun Burns Down”(太陽が燃え落ちる)を色々な形で表現するビデオコンテストで、歌っても踊ってもよし、お笑いからアニメーションまで、形をとわずユニークで才能あふれる映像を募集する。審査員は、スキルと創造性、人気によってファイナリストとなるビデオを5つピックアップし、最終審査はファン投票によっておこなわれる。1月27日にスタートしたコンテスト、応募の締切は2月12日。投票は2月14日から2月20日までに行われ、勝者は2月21日に発表される。ファイナリストにはロサンゼルスかニューヨークのいずれかのコンサートペアチケット、そしてなんと勝者にはコンサートで「赤西仁に会えるVIPパッケージ」チケットが贈られるという。応募資格はアメリカとカナダに合法的に在住している人となり、日本のファンたちが参加できないのは残念だ。それでも、せっかくのチャンス、参加資格のある人はふるって応募しよう!(ルールや応募方法の詳細に関しては、赤西仁の公式ホームページから確認しよう!)編集部 鈴木真美元の記事を読む
2012年02月03日