期間限定で東京に開店し、3時間待ちの大行列を作った大人気のパンケーキ専門店『Paanilani(パニラニ)』が、先月本店として沖縄・恩納村の西海岸リゾートエリアにオープンし、人気を博しているのをご存じだろうか。名物は真っ白なオリジナルナッツソースとパンケーキにサンドされたバナナでいただくナッツナッツパンケーキ。そのほか、お皿からはみ出すほど特大のベーコンがのったステーキベーコンパンケーキや、16枚のパンケーキを積み重ねた大迫力のダイヤモンドヘッドパンケーキタワーなどボリューム満点のパンケーキメニューが大人気。開業したのは日本一パンケーキを食べ歩いたブロガーとして有名なパチコさん。そのブログはTVで紹介されるほど有名で、毎日10,000人以上の人が訪れる。500店以上のパンケーキを食べ歩き、紹介したパンケーキの店舗は海外も含めて300店以上。1日3食パンケーキを作って食べるほど大好きで、ブログのファン達から「パチコさんの作ったパンケーキを食べてみたい」と言われたのをきっかけに期間限定で東京に開店したという経緯を持つ。ハワイやグアムでは朝食にパンケーキを食べるのが定番化してきている今、一番近い南国リゾート地・沖縄でも、ダイナミックなその味をほおばって、日常を忘れてみてはいかが。お問い合わせ:ハワイアンパンケーキハウス Paanilani(パニラニ) 公式サイト
2012年09月21日”500店以上パンケーキを食べ歩いたブロガー”として話題を集めるパチコさんは8月、沖縄・恩納村の西海岸リゾートエリアにハワイアンパンケーキハウス「Paanilani(パニラニ)」をオープンした。同店はオールドハワイアンな店舗で、バターミルクをふんだんに使ったオリジナルパンケーキを注文後に1枚ずつ焼き上げて提供。朝7時から開店し、地元の外国人や観光客の朝食として利用されているという。看板メニューは、白色のオリジナルナッツソースをかけて、間にバナナをはさんだ「ナッツナッツパンケーキ」(800円・数量限定)。ほかにも、お皿からはみ出すほど特大のベーコンがのった「ステーキベーコンパンケーキ」(1,000円)、16枚のパンケーキを積み重ねた「ダイヤモンドヘッドパンケーキタワー」(2,500円)など、ボリューム満点であることが特徴だ。同店を開業したパチコさんは、1日3食作って食べるほど、パンケーキが大好きで、ブログで紹介した店舗は、海外も含めて300店以上にものぼる。ブログの読者たちから「パチコさんの作ったパンケーキを食べてみたい」と言われたのをきっかけに、期間限定で東京に開店。このたび本店として、沖縄にオープンすることになったという。■ハワイアンパンケーキハウス「Paanilani(パニラニ)」・住所:沖縄県国頭郡恩納村瀬良垣698・営業時間:7:00~17:00(ラストーオーダー16:30)・定休日:火曜・水曜【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月15日西海岸ストリート・カルチャーのカリスマアーティスト、トミー・ゲレロが9月26日(水)に、3年ぶりとなるアルバム『ノー・マンズ・ランド』をリリースする事が決定した。【公演情報はこちら】トミー・ゲレロはサンフランシスコ出身。80年代に一世を風靡したスケートボードチーム「ボーンズ・ブリゲード」の最年少メンバーとして知られたのち、アーティストとして活動を開始。これまでに6枚のアルバムをリリース。日本ではキューピーマヨネーズやポカリスウェットなどのCM曲を手がけた事で知られる。今回のアルバムについてトミーは「ここ1年半の人生経験が反映されてるんじゃないかな。殆どの曲はとてもシンプルで、グルーヴが土台になってる。そこにダークなトーンと、リヴァーブ、ディレイ、トレモロを効かせたギターの要素が入ってるんだ。」と語っている。10月からは日本でのライブツアーを行うトミー・ゲレロ。ライブについて『このアルバムはすごく気に入ってるし、ライブで再現するのも楽しいと思う。ギターを爆音で演奏しないといけないし、大量のリヴァーブをかけないといけないから、刺激的なライブになるよ!』と語っているだけに、ファンは期待しても良さそうだ。ライブツアーのチケットは発売中。■Tommy Guerrero Japan Tour 201210月4日(木) ボトムライン(愛知県)10月5日(金) MANIER (石川県)10月7日(日) SOUND SHOWER ark(静岡県)10月8日(月) Club METRO(京都府)10月9日(火) UMEDA CLUB QUATTRO(大阪府)10月11日(木) duo MUSIC EXCHANGE(東京都)
2012年09月06日肥薩おれんじ鉄道はこのほど、同社保有車両を改造し運行する観光列車の愛称を「おれんじ食堂 九州西海岸食楽列車」(以下「おれんじ食堂」)とし、2013年3月より運行開始することを発表した。列車のデザインは九州新幹線などを手がけた水戸岡鋭治氏が担当した。肥薩おれんじ鉄道は旧鹿児島本線の八代~川内間(営業キロ116.9km)を運営する第3セクター鉄道会社で、新潟トランシス製のディーゼル車両19両(一般車両17両、イベント兼用型車両2両)を保有する。新たに登場する観光列車「おれんじ食堂」は2両編成で、紺色をメインとした車体にロゴマークを各所に配した外観、木目調のインテリアなど、水戸岡氏が手がけた車両ならではの特徴も随所に見られる。同社の路線には、不知火海や東シナ海といった海外線のそばを走る風光明媚な区間も。「おれんじ食堂」では、「九州西海岸を眺めながら、ゆったり、のんびり、スローライフな旅」を提案しており、車内にはブッフェ(キッチン)が設置され、地産地消の料理や飲みものなどを提供する。九州西海岸沿線の旬の食材を用い、さまざまな提携先とアイデア・コラボした「逸品メニュー」も提供予定とのこと。その他にも、ダイニングテーブルやドリンクカウンター、セパレートタイプの個室などを設置。パーサーとアテンダントが乗務し、利用者の旅の思い出をサポートする。車内ではカントリーミュージックなど心地良い音楽も流れるという。「おれんじ食堂」については、来年3月のデビュー以降、年間200~230日程度、1日あたり3便運行し、料金や運行ダイヤは10月頃をめどに公表する予定と報じられている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月30日アメリカ西海岸の誇る最高峰パーティ・バンド、コットンマウス・キングスが来日公演を行う事が決定した。【公演情報はこちら】コットンマウス・キングスはアメリカのカリフォルニア州にて結成され、パンク・ロックからヒップ・ホップ、レゲエを自由に行き来するサウンドで人気を高めてきた。これまでに世界中でライブをおこなっており、来日公演も数多く行っている。今月8月22日に11枚目のアルバム「マイル・ハイ」をリリースし、それに伴いJapan Tourを行うことが決定。前作はレイドバックした緩い内容をコンセプトで作られたが、その反動的な今作はハードなパーティ・サウンドで固めているだけに、どんなライブになるか今から期待が高まってくる。来日公演は10月9日(火)にShibuya O-WESTで行われる。チケットは発売中。
2012年08月27日国際見本市の主催・運営を行うメッセフランクフルトは、デザイン家具の見本市「インテリアライフスタイル」を6日から8日にかけて東京ビッグサイトで開催した。「インテリアライフスタイル」は、国内外の最新インテリア情報を発信するための見本市。著名なインテリアデザイナーである青木昭夫氏、小柴大樹氏、南村弾氏、本間美紀氏が企画をプロデュース。今回は22回目の開催となり、昨年は東日本大震災の影響で海外出展者が減少したものの、今年は652社(国内480社・海外172社/前回521社)が出展するなど、大幅な盛り返しを見せている。鳴海製陶社は、エコをコンセプトにした新しい食器を公開。OSORO(オソロ)と呼ばれるこの器は、陶磁に牛の骨灰を混ぜ込むことで、料理を引き立てる美しい乳白色に仕上がっている。特徴的なのは、器同士を重ねることで、ラップを使わずに料理を保存できるという点。間にシリコンカバーを挟むことによって、食器同士のズレを防ぎ、香りと風味を閉じ込める。価格は未定。同イベントでは、OSOROシリーズと、オーガニックレストランのLUCA DELI(ルカデリ)がコラボ。有機野菜を使った本格イタリアンを楽しむことができ、OSOROの皿を使ったトマトバジルのフェットチーネやオーガニック野菜ピザなどの多彩なメニューで参加者を魅了した。ニューアンド社は、シリコン製の柔らかいランチョンマットを公開。700円前後の手ごろな価格で、食器が滑りにくくなっているため、小さい子供や高齢者がいる家庭に人気とのこと。人体に有害なものは含まれておらず、食品医薬品局(FDA)の審査にも合格。誤って子供が口に含んだとしても安全であるという。マスターズクラフト社は、和菓子や和食などの箸置きを展示。今回特に注目が集まったのは、おせち料理をモチーフにした箸置き。一見本物と見紛うばかりのクオリティで、だし巻き卵やかまぼこなどの食品を再現。30~50代に人気の商品で、価格はすべて500円前後。プレゼントとして購入する人も多いという。また、マストラッド社のシリコン製チップスメーカーも注目を集めている。「トップチップス」と呼ばれる商品で、やわらかな皿の上にレンコンやカボチャ、ニンジンやジャガイモなどをスライスしたものを乗せ、3分ほどレンジで加熱すると、オイルフリーの低カロリーな野菜チップスを楽しむことができる。イベントでは、パリッとした出来立てのじゃがいもチップスが振る舞われ、参加者を楽しませた。価格は4,935円(税込み)。三栄水栓製作所は、お風呂でエステができるシャワーヘッドを公開。自宅のシャワーをとりはずし、ネジで取り付けるだけで交換は簡単。プロのエスティシャンの監修のもと開発。通常のシャワーのほか、柔らかな霧のでる「ミスト」、勢いよく温水のでる「ピンポイント・スカルプ」といったうれしい機能つきで、本物のエステを体験しているようなバスタイムを自宅で楽しむことができる。価格は未定。メトレフランセ社は、フランスでデザインされた、シリコン素材のスチーマーを公開。耐熱温度は220℃で、電子レンジやオーブンでの使用が可能。中にホットケーキミックスなどを入れて焼くだけで、スチーマーの形に添ったブタやカエルなどのケーキを簡単に作ることができる。価格は未定。会場では、アニマル型の扇風機にも注目が集まった。スリーアップ社が開発したもので、サイズは幅24.5㎝、高さ28㎝とコンパクト。外見に加えて特徴的なのは、鼻の部分を外し、中にアロマオイルを入れることができるという点。涼しい風と、それに乗ったアロマの香りを楽しむことができる。種類はクマ、白クマ、ブタ、パンダの四種類で、価格は3,980円(税込み)。近代トレイディング社はレコード型の時計を展示。レコード盤が秒針代わりになっており、レコード世代向けの目に楽しい商品となっている。価格は13,650円(税込み)。ロフトなどで購入可能。ピーオーエス社は、あたかも布であるかのようなミニテーブルを公開。一つ一つ手作りされている作品で、価格は31,500円から。テーブルを支える支柱棒がなく、布が床に触れている面でテーブルを支える構造。デザイン性の高い、目に楽しい商品となっている。リブインコンフォート社は、女性にうれしいフレグランスランプを展示。フレグランスオイルが入ったボトルに、特殊なセラミック芯を入れ、火をつけるだけでさまざまな香りを楽しむことができる。この香りには、空気中のバクテリアを殺菌・消臭する効果もあるため、湿気の多い季節などに最適だ。人気の香りは水仙。仕事の疲れを癒やしたい女性たちに好評とのこと。ボトル価格は6,000円から。また、スキャンデックス社は、デンマーク製の1970年代のレトロなデザインライトを発表。一見バラの花びらや、波模様を表現したように見える外観だが、数学の関数曲線を表したものであるという。幅広い年齢層に愛されており、価格は25,000円から。ジェーエストレーディング社は、デコバードという野鳥の木製手彫り製品を展示。実寸大の大きさで、シジュウカラ、スズメ、ハクセキレイなどの鳥が人気とのこと。部屋の中でバードウオッチングを手軽に楽しむことができる。価格は1,800円から。株式会社かなるは、子供から大人まで楽しむことができる動物のぬいぐるみを公開。イベントでは、二メートルを超えるヘラジカの人形などが展示された。10代から60代まで、幅広く愛されているブランドで、特に人気なのは手のひらサイズのホワイトタイガーであるという。全国の直営店で購入可能。以上紹介したインテリアは、直営店やロフト、三越デパートなどで順次販売される予定。気に入った最新デザインのインテリアを楽しんでみてはいかがだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月14日ヨーロッパのライフスタイルやインテリアを紹介するビジュアルブック「エディシォン・ドゥ・パリ」から新刊『フレンチ・ヴィンテージのインテリア』が登場。ブロカント(古道具屋さん)や蚤の市で見つけた雑貨、代々受け継いできた家具などをとりいれて、自分らしいスタイルと暮らしをつくるパリっ子たち。流行のヴィンテージテイストをミックスさせた、パリならではのセンスがあふれるおしゃれなインテリアをご紹介。19世紀クラシックに包まれたレトロ&ポップな空間や、歴史の香りがほのかに漂う200年前の家など、古き調和と今が自然に調和しているインテリア・アイデアは必見だ。巻末には、ヴィンテージスタイルにおすすめの、「パリのインテリアショップガイド」付き!『フレンチ・ヴィンテージのインテリア』著者:エディシォン・ドゥ・パリ編発行日:2012年4月1日定価:1,995円(税込)版型:H180×W180mm ページ数:120ページ(フルカラー)発行:エディシォン・ドゥ・パリ発売:ハースト婦人画報社URL: プレスリリース提供元: PR TIMES
2012年04月17日ZUCA(ズーカ)プロショップ東京・横浜を運営するフットトレーナーズは今月より、耐久性と持ち運びに秀でた万能タイプのハンドキャリーバック「ZUCAプロ」を、正規取扱店として販売開始した。2004年にアメリカ西海岸で誕生した「ZUCA」は、たくさんの教科書を背負って通学する子供たちのために生まれたという。その使いやすさは大人にも次第に広がり、いまでは書類や商品サンプルの多い営業マン、小物が多いメイクアップアーティスト、多数の機材を運ぶカメラマンなど、その道のプロにも選ばれている。「ZUCAプロ」はそんなプロたちのために、米国の宇宙技術を取り入れて作られた。「たっぷりの収納力」「頑丈で軽量」「静かなホイール」、そして「座れる!」というユニークな特徴を持ち、飛行機の持ち込みも可能なサイズとなるなど、使い勝手は抜群。ラインナップは、スタンダードポーチが付属した「トラベル」、ユーティリティーバッグが付属した「アーティスト」の2モデル。定価は両モデルとも3万1,290円で、東京・横浜のプロショップおよびオンラインプロショップでは特別価格の2万9,800円で販売している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月27日子どもは好奇心がいっぱい。元気よく駆け回り、遊んで、言葉やモノを覚えていくためには、住まいにもちょっとした工夫が欲しい。リビングデザインセンターOZONEでは、春休みからゴールデンウィークの期間にかけて、子どもと暮らすインテリアをテーマにした展覧会「子どもとつむぐ、住まい時間」を開催する。リビングデザインセンターOZONEでは、デザイン性の高いリフォームやインテリアを応援するプログラム「OZONEデザインリフォーム&インテリア」を常時実施している。そこで活躍するインテリアデザイナーが、これまでお客様に提案やアドバイスしてきたことを元に空間展示をする。インテリア事例紹介やワークショップなどを通して、インテリアのコツを多面的に紹介する。今回の見どころである空間展示の1つは、土間のような使い方ができる「広めの玄関」。新築やリフォームの際に、玄関を広く取ることを提案する。ベビーカーや自転車、子どもが外で遊ぶための玩具や道具を仕舞う場所として活用できるからだ。また、玄関の近くに家族が共有して使える「ファミリークロゼット」を置くのも手。家族全員のコートや帽子、バッグなどを収納すれば、おでかけの際に皆で一緒に身支度ができて便利である。ワークショップでは収納や片づけの方法、安全な内装材選び、マネープランなどをテーマに実施予定。子育てを楽しみながら、家族が心地よく暮らせる住まいとは? 本展はそのヒントを教えてくれる絶好の機会と言える。入園や入学、進級を控えた子どもと一緒に出かけてみてはいかが?「子どもとつむぐ、住まい時間」日時:2012年3月22日(木)~5月8日(火)10:30~19:00 水曜日休館会場:リビングデザインセンターOZONE 3階OZONEプラザ東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワーTel. 03-5322-6500 ※掲載写真は前年の展覧会の空間展示、及びワークショップ風景取材/杉江あこ
2012年03月10日横浜ベイクォーターでは、7月30日(土)から8月31日(水)まで、開業5周年記念企画『カモン!風フェスタ』を開催中。1000本のかざぐるまが回る『帆船かざぐるま』が登場する他、『夜風ライブ』『夏空に雲を飛ばそう!』など、心地よい風を感じながら楽しむイベントが多数催される。~心地よい、風を感じて過ごす夏~■1000本の“かざぐるま”が回る『帆船かざぐるま』帆が約1000本の“かざぐるま”で出来た全長6メートルの『帆船オブジェ』が登場。【期間】7月30日(土)~8月31日(水)【場所】横浜ベイクォーター3Fメイン広場 ■明かりを消して集まろう 中孝介『夜風ライブ』「地上で最も優しい歌声」と称されるアーティスト中孝介の生演奏ライブ【日時】8月7日(日)18時~【場所】横浜ベイクォーター3Fメイン広場 ■夏空に雲を飛ばそう!泡で出来た雲のような「フロゴ」を空に飛ばすお客様参加型のイベント【日時】8月7日(日)12~13時/14~15時/16~17時【場所】横浜ベイクォーター3Fメイン広場 ■ぐるぐるチャレンジ~電気のたび~身近に使われている電気を探しながら館内をまわるスタンプラリー【期間】7月30日(土)~8月31日(水) 館内4箇所のスタンプを集めた方に、かざぐるまをプレゼント(先着1000名)このほか、お買い物でのお得なキャンペーンなど盛り沢山。家族みんなで楽しめるイベントなので、是非夏休みに訪れてみては?その他イベントの詳細情報: プレスリリース提供元: PR TIMES
2011年08月01日アメリカ西海岸、サンフランシスコに掛かる全長2,790メートル、高さ230メートルのゴールデンゲート・ブリッジ。そこはサンフランシスコの観光名所であるとともに、世界有数の自殺の名所でもある。何故この美しい橋に自殺者が呼び寄せられるのか?世界中で論争を巻き起こした衝撃のドキュメンタリー『ブリッジ』が6月16日(土)に初日を迎え、それを記念して今年4月に出家し僧侶となったばかりの保阪尚希と、NPO法人自殺対策支援センター、ライフリンク代表の清水康之によるトークショーが行われた。6歳の時に両親を交通事故で失ったと公表していたが、実は自殺であった事実や、いじめを受けた少年時代など自身の衝撃的な過去を明かし、多くの注目を浴びている保阪さん。それでも前進してここまで来られたことに感謝して、悩める人々の相談相手になるために僧侶になることを決意。今年4月に得度を行い、出家した。「これから自殺をしようという人に対して活動しようという思いは全くありません。僕の両親は共に自殺しましたが、それと出家したことは全く結びついてなくて。僕は在家なので、精神論として出家するという形をとらせていただきました」。そして「やっぱり自殺というのは、読んで字の如く“自らを殺す”ということ。ですから殺人ですね。これは仏教では大罪ですので、とても認められません。自殺した人に対して何かしてあげようというのはないですね」と、保阪さんは自殺についての持論を語った。その保阪さんの言葉に対して「私自身は日本の多くの自殺は、追い詰められた自然の死だと思っています。実はご本人たちはずっと生きていたいと思っていながら生きる道を閉ざされて、それで亡くなっていく方が多いんです。これは私がNHK時代に、親を自殺で亡くした子供たちを取材して、遺書を読んだり、家族から話を聞いていくうちに、実は日本の自殺の多くは追い詰められた結果だということが分かったんです」と、別の見地から自殺について説明した清水さん。その、当時行った取材がきっかけとなり、自殺対策に本格的に取り組む決意をしたという。「日本では自殺について、なかなか対策がとられてこなかった。自殺対策というのは遠いもののようにイメージされがちなんですが、自殺が追い詰められたものならば、(自殺対策は)生きる支援、命の支援なんです。いままでそういうものが欠けていたという部分があったので、(NHKで)番組を作るだけじゃなくて、もしかして自分が現場に入れば、生きる支援、命の支援が出来るんじゃないかと思って仕事を辞めて立ち上げたんです」と、ライフリンクを設立した経緯を語った。『ブリッジ』では、監督を務めたエリック・スティール自身、自殺者の友人や家族にインタビューを行い、“何故彼らがそのような行為に至ったのか?”という謎に肉迫していく。保阪さんは『ブリッジ』の舞台・アメリカと日本での自殺を比べ、「今の日本のシステムでは、自らを殺しても保険金が出るんです。だからこそ、お金の問題で追いつめられた時に、自らを殺して遺族や会社のためにお金を残すという手段をとってしまう。取らざるを得ない状況になっている。日本の場合、いわゆる中小企業の多くの経営者たちがお金との引き換えに自殺している事実は大きな社会問題です」と、日本での自殺の特質に言及。さらに、「でもそのお金と引き換えの自殺はさておき、死ぬことや生きることの意味があまり分かっていない子供が自殺を選んでいくということに何かできないのかな、とすごく感じています。僕の子供時代には、小学2、3年生や10歳に満たない子供たちが、意味も知らずに遺書を書いて自殺をしていくという状況は無かったんですよ」と、今深刻な問題となっている子供の自殺について思いを語った。それに対して清水さんも日本の自殺問題の現実に「一日に亡くなる人が90人という時代。この社会で僕らと同じ空気を吸ってる人が、一日に90人亡くなってるわけですよ!しかもその人たちの多くが追い詰められて亡くなっている。本当はもっと生きていたいのに生きる道を閉ざされ、それに対して社会が何もやらないのは一体何なんだ!と感じます。国に自殺対策の法律を作らせたというのを足場にして、国に必要なことをやらせていこう、そしてそのために我々が主体的に動いていかなければならない、と僕は思っています」と力強く語った。保阪さんが「自殺して残された者のことを考えてあげなきゃいけない」と語る『ブリッジ』は、恵比寿ガーデンシネマにて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブリッジ 2007年6月16日より恵比寿ガーデンシネマにて公開(C) 2005 EASY THERE TIGER All rights reserved
2007年06月22日