ニューヨークのゲイコミュニティに暮らす人々のドラマを描く舞台『インヘリタンス -継承-』の製作発表会見が東京芸術劇場にて行われ、福士誠治、田中俊介、新原泰佑、征木玲弥、山路和弘、麻実れいが出席した。福士誠治田中俊介新原泰佑征木玲弥山路和弘麻実れいラテン系作家として初のトニー賞ベストプレイ賞を受賞したマシュー・ロペスの手による本作。2015~2018年のニューヨークを舞台に3世代のゲイの人々を描いており、2018年にロンドンで本作を目にし、上演を熱望してきたという熊林弘高が演出を務める。主人公のエリックを演じる福士は「僕はこの作品を読んだ時、一番深いところに、人が人を愛する美しさや時に愚かさ、それでも止められない感情があると感じました。いま、世界的にも悲しい事件やニュースが飛び込んできますが、人の持つ“愛”というものをテーマに表現し、人が人に優しくできたり思いやりを持ったり、愚かなことをしてしまった時に自分がどう感じられるかなどを伝えられたら」と意気込みを口にする。田中は、自身が演じるトビーという役について「正直、自分の人生経験ではたどり着けない痛みや苦しみを味わっている」と語り「すごく難しいと思ったし、この作品自体、相当な覚悟がいると思いました。でも、コロナ禍で人と人との距離感がわからなくなり、関わり合い方が難しくなったいまだからこそ、リンクするところたくさんあると思い、出演を決意しました」と“覚悟”を語る。前後篇で6時間半におよぶ大作とあって、稽古期間も通常より長めの2か月が取られているが、福士は「(2か月で)足りていると思っている人は誰ひとりとしていないと思います」と苦笑しつつ、“継承”というテーマに触れ「世代を紡いで伝えないといけないこと、排除していくこと、さらに進化していくこと――時代を経て、ゲイコミュニティの中でもいろいろあったと思います。(劇中で登場する3つの)世代がある中で『よく6時間半に収まった』といえるのかも。(ゲイコミュニティの変遷を)先の世代に伝えていくこともひとつの大きな愛であり、次の世代を生きやすくするための継承だと思います」と言葉に力を込めた。台本上の性描写を考慮し「R-15」指定となっているが、プロデューサーは演出の熊林が過去にも性描写のある作品を手がけている点に触れ「非常に芸術性が高い表現をされるので、今回も官能的で美しい表現をなさると期待しています」と語る。なお、制作においては性的なシーンにおける同意や意思疎通のサポートに介在するスタッフであるインティマシーコーディネーターが起用されるという。なお、本公演の上演を記念し、12月1日世界エイズデーの前日にあたる、11月30日(木)に都内で一般公開セミナー「40年のパンデミック:エイズの教訓を受け継ぐ」が開催され、主役を演じる福士誠治も登壇する。取材・文・撮影:黒豆直樹<公演情報>『インヘリタンス-継承-』作:マシュー・ロペスE・M・フォースターの小説「ハワーズ・エンド」に着想を得る。訳:早船歌江子ドラマターグ:田丸一宏演出:熊林弘高出演:福士誠治 / 田中俊介 / 新原泰佑柾木玲弥 / 百瀬朔 / 野村祐希 / 佐藤峻輔 / 久具巨林 / 山本直寛 / 山森大輔 / 岩瀬亮 /篠井英介 /山路和弘 /麻実れい(後篇のみ)【東京公演】2024年2月11日(日・祝)~2月24日(土)会場:東京芸術劇場 プレイハウス【大阪公演】2024年3月2日(土) 前篇 12:00 / 後篇 17:00会場:森ノ宮ピロティホール【北九州公演】2024年3月9日(土) 前篇 13:00 / 後篇 18:00会場:J:COM北九州芸術劇場 中劇場チケット情報()公式サイト:<セミナー開催概要>ブロードウェイ舞台「インヘリタンス―継承―」日本版公演記念セミナー開催日:2023年11月30日(木)13:00~16:30(開場12:40)会場:東京プリンスホテル2F「マグノリア」参加費:無料※詳細は下記サイトにてご確認ください。
2023年11月28日2022年12月31日、バレーボール選手の西田有志さんと古賀紗理那さんが結婚したことを、連名で発表しました。西田有志・古賀紗理那、結婚発表コメント全文同日、お互いのSNSでそろって結婚を発表した2人。ともに現役のバレーボール選手ということもあり「競技レベルも向上できるよう一層精進してまいります」と、つづっています。応援してくださるファンの皆様支えてくださる関係者の皆様いつも温かい応援をありがとうございますこの度、西田有志と古賀紗理那は結婚しましたことをご報告させていただきます。まだまだ未熟な2人ですがこの出会いに感謝し、支え合い、高め合いながらいい家庭を築いていきたいと思います。また、2人とも現役プレーヤーの中で大変なことが沢山あると思いますが、2人で乗り越え、競技レベルも向上できるよう一層精進してまいります。私達は皆様に応援していただけるように努力して参りますので、これからもよろしくお願い致します。@volleyball1301ーより引用ご報告皆さんいつも応援ありがとうございます。まだまだ未熟者の僕ですが、成長できるよう精進して参りますので、応援の程よろしくお願いします。 pic.twitter.com/6BA6gxFzBW — 西田 有志 (@volleyball1301) December 31, 2022 バレーボール日本代表である、西田さんと古賀さん。ビッグカップルの誕生は注目を集め、祝福の声が寄せられています。・年の終わりにビッグサプライズ!・おめでとうございます!今年一番のサプライズが年末に起こりました。・年末に幸せなお知らせをありがとうございます!同じバレーボール界からも祝福の声が相次いだ2人の結婚。西田さん、古賀さん、ご結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2022年12月31日中村倫也のソロインタビューに続き、中村と福士誠治の対談が実現。いよいよ開幕が迫る中、河原雅彦の上演台本・演出によるミュージカル『ルートヴィヒ〜Beethoven The Piano~』は、どんな姿を見せつつあるのか。ベートーベンの生涯を描く物語で、青年ルードヴィヒと、もう一人のルードヴィヒを演じるふたりが、作品の魅力とお互いを語った。河原さんと倫也くんの阿吽の呼吸みたいなものは感じます(福士)──韓国で生まれたミュージカル『ルートヴィヒ〜Beethoven The Piano~』の日本版への出演は、どんなところに心惹かれて決められましたか。中村僕はもう、演出の河原さんに誘われたからというのが一番の理由です。河原さんとは、7年前に最後にご一緒してから、会うたびに「次何やる?」という話をしていて。そんなある日、「こういうのがあるんだけど」と言われたのが、この作品だったんです。これまでも、河原さんから言われたら、どういうものか中身に関係なく、基本的にやりましょうという感じだったので(笑)、お話をいただいた時点でやりますと決めました。福士僕は河原さんも中村倫也くんも初めてご一緒するので、そこにとても魅力を感じました。倫也くんも、交流はあったのですが、芝居をするのは初めて。ちょっとチャレンジになる部分が多い作品ですが、だからこそ僕なりに頑張りたいという気持ちで決めました。──河原さんと中村さんは、舞台では、真心一座身も心も『流れ姉妹 たつことかつこ〜獣たちの夜〜』(2009)を皮切りに、『ぼっちゃま』(2011)、『八犬伝』(2012)、残酷歌劇『ライチ☆光クラブ』(2015)でご一緒されてきました。その関係性から、どんなものでも無条件で受け止める覚悟でおられたんですか。中村その前に、2007年の深夜ドラマ『ハリ系』(日本テレビ系)で、僕が20歳のときに河原さんにはお世話になっていて。 前回のインタビュー() でもお話しましたが、その後、「真心一座」に呼んでくれて、それを観たいろいろな演劇関係者の方が呼んでくれてというふうに広がっていったんです。俳優としてなかなか活躍できない時代に演劇という道を拓いてくれた人であり、僕がもっと活躍できるようになったらやりたいことがやれる……という思いをお互い持っていたんです。だから、そういう歴史がある上で、今の僕に持ってきてくれる作品というのは、河原さんの中でもしっかり目処が立っているものでしょうし、その信頼感はありましたね。でも、今後一生無条件で受けるわけではないです。考えさせてください(笑)。福士(笑)。でも、稽古場でのふたりを見ていると、河原さんと倫也くんの阿吽の呼吸みたいなものは感じます。ものづくりをしていく上で、その関係はうらやましい。だから僕も、すぐにそこにはいけないとしても、河原さんと同じ感覚、共通言語を早く持ちたい、河原さんの熱量とリンクしたい、河原イズムを血肉にしたいと思って、河原さんに言ったんです。「河原さんが思ったことは細かく言ってください」って。そうしたら本当に細かくいろいろなことをいっぱい言ってくださって……大変です(笑)。中村ハハハ。でも、そもそも作品自体がしんどいよね。表現者として熱量を放出しなきゃいけないから。河原さんにも「もっと出せ」「もっと出せ」と言われる稽古場になっています(笑)。ここまでガンガンに出すことはミュージカルでは初めて(中村)──この作品は、ベートーベンの生涯を描いたミュージカルですが、どんな世界観なのか、教えてください。中村ベートーベンの曲ができるまでのもがき苦しみみたいなところも描かれますし。福士そう。誰もが知っている曲の生み出された瞬間の感情の爆発が、ベートーベンにとっては大事で必要だったんだろうなというのは、演じていても感じます。中村僕らふたりとも、ルートヴィヒを演じるんです。福士子どもの頃から始まって、青年、中年、壮年のルードヴィヒが登場するのですが、例えば青年と壮年のルートヴィヒが会話するなど、演劇的な仕掛けもあります。中村あとは、史実では誰なのか明確になっていないですが、彼の“不滅の恋人”にあたる女性が現れたり。ベートーベンがその人生で何を受け取り何を渡していくのか、どう人生を全うしたかが描かれると思います。福士それをどう受け取るかは自由だと思いますが、とてもエネルギッシュな、紆余曲折のある人生を過ごしたベートーベンを、観てもらえたら嬉しいです。中村ベートーベンだけじゃなく、出てくるキャラクターがみんな主張し合うので、エネルギーに満ちあふれているんですよね。こういう作品、なかなかないんじゃないかな。自分としてもここまでガンガンに出すことは、ストレートプレイではいろんなものをやってきたのでありますけど、ミュージカルでは初めてです。歌も、会話のように掛け合うナンバーはあまりなくて、それぞれが自分の葛藤や慟哭を歌い上げる。そういう歌は一本調子になる恐れがあるからテクニックが必要で、頑張らなきゃなと思ってるんですけど。福士僕は今、歌で大苦戦中(笑)。でも、ミュージカル、ストレートプレイとジャンル分けするのはあまり好きじゃないのですが、ミュージカルってすごいなと改めて思います。歌を使って届けるというのは、表現の中でも特殊技能でやっぱり難しい。でも歌だからこそ、感情を爆発させたり、普段言えない言葉を表現できる。河原さんの演出と脚本と僕らが上手く融合できれば、あまり観たことのないミュージカルになるんじゃないかなとは思っています。人見知り具合が同じ? オイルを注さなくても歯車が回る関係──ところで、おふたりはこれまでにも交流があったとのことでしたが、どんな関係を築いておられるのでしょう。中村お互い大人ですし、キャリアも長いので、嫌味も雑味もなくフラットに心を開いて接している気がします。福士わかる、わかる。中村オイルを差さなくても歯車が回っている感じはありますよね。福士うん。でも、交流といっても実は1回くらいしか会っていないんだよね。中村たぶんそうだと思います。舞台を観に行ったときに挨拶したくらい。福士だけどこういう感じになれているのは、たぶん人見知り具合が似ているのかなと思います。中村僕は人見知りしないよ。福士うん。だからそのへんの温度とか匂いが同じなんだと思う。中村探り合うこともなく。福士ズバズバ言うこともなく、いい距離感で。中村相手へのリスペクトが邪魔になっていないというか。萎縮したり気を遣ったり遠慮したりっていうことがない。──これが初共演ですが、稽古場でお互いの芝居の作り方を見て、面白いと思うことがあったりしますか。中村今回、僕以外みんな、まっすぐ真面目なんですよ。僕は、セリフはやっているうちに覚えるだろうとか、とにかくやっちゃえっていうことが多いんですけど、皆さんはもう台本を持ってないし、ちゃんと考えて毎日稽古場に持ち込んでくる。いや、僕も考えてはいるんですけど(笑)、その雰囲気は福士くんが作ってくれている感じがありますね。福士ほんとに?確かにセリフは、今回に関しては歌と芝居があって大変だから、先に覚えられるものは覚えておきたいと思った。でも、一応稽古場に持ち込むものはあるけど変わることもあるし。僕はやっぱり、河原さんと倫也くんがいろいろ試しているのが素敵だなと思います。このふたりが基盤を作ってくれているので、僕はラク。動きのあるルードヴィヒを倫也くんがやってくれて、僕はそこの感情についていく感じがあったりもするので、面白いですね。──最後に、ミュージカルということにちなんで、おふたりに音楽についてお聞きしたいと思います。音楽とはどんな関係を持っておられますか。中村僕は運転したり家事をしているときは、だいたい音楽かラジオを流しています。小学生の頃はお小遣いをもらうとCDを買う子だったので、音楽好きなんだと思います。それも、歌詞をすごく覚えているので、物語や詞世界にフォーカスして音楽に触れていたんだなと、大人になって気づきました。ただ、この作品に入ってからは、いわゆるJ-POP断ちをしていたんです。この舞台の楽曲か、ベートーベンやモーツァルトといったクラシックしか聴いていなかった。でも、昨日の稽古帰りに、頭をリフレッシュさせなきゃと思って、iPhoneに入っている曲をいろいろ流したんですよ。そうしたらまぁ心地よくて(笑)。ただ聴いているだけでいいっていう音楽の効果を、実感しました。福士わかる(笑)。僕も音楽は好きで、車の中で色々なジャンルを流していましたが、最近は、この作品の楽曲とベートーベンですね。そして、ベートーベンほどじゃないかもしれないけど、生み出す苦しみがやっぱりあります。歌詞を覚えて譜面通りに歌ってちゃんと伝わるものにするという作業は、ただ楽しいだけではないので。中村それはそうだよね。福士だから、カラオケに行きたいです。倫也くんとカラオケに行って、好きな歌を無責任に歌って、これだよねって言いたい(笑)。中村本当に!早くそんなときが来るように、必死にやります。取材・文=大内弓子撮影=You Ishiiヘア&メイク=中村:松田陵(Y’sC)/ 福士:mi-co(fake)スタイリスト=中村:戸倉祥仁(holy.)/ 福士:吉田ナオキぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★中村倫也さん×福士誠治さんのサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!■MUSICAL『ルードヴィヒ ~Beethoven The Piano~』【ライブ配信】・11月13日(日) 13:00 開演(東京公演千穐楽)・11月30日(水) 13:00 開演(大千穐楽)【当日券キャンセル待ち参加券】各公演の前日18:00~開演4時間前まで受付チケット情報
2022年10月26日ピアニスト、音楽監督、そして作曲家として、数々の名声を得ている日本人ミュージシャンの西田 衣見が、アメリカのマサチューセッツ州にて開かれる著名なコンサートに出演します。西田 衣見2022年4月23日に世界的に名高いウェルズリー大学にて、大学の合唱団と室内合唱団が出演する、著名な「バウム・メモリアルコンサート」に、西田 衣見がリードピアニストとして出演します。1870年に創設されて以来、ウェルズリー大学は“世界で最も力のある女性のネットワーク”として、初の女性国務長官マデレーン・オルブライト、前大統領夫人兼、史上3人目の女性国務長官ヒラリー・クリントンなどの卒業生を輩出してきました。有する専攻の中で、この高レベルな大学は、日本語学を含む人文科学の学士号を授与しており、この権威あるウェルズリー大学の合唱団の中で、中心的な役割を果たしているのが日本人ミュージシャンということは、非常に象徴的です。神奈川県出身の現在28歳である西田 衣見は、同世代の中で、最も成功した日本人女性ミュージシャンの一人と言えます。ウェルズリー大学のリードピアニストであることに加え、先日アカデミー賞作品賞を受賞した「コーダ あいのうた」の題材となった世界的に有名なボストンのバークリー音楽大学(彼女が奨学金を得て学んだ大学でもあります)でもリードピアニストを務めています。世界的な活躍を目指す、若い日本人女性ミュージシャン達にとって、彼女はまさにロールモデルのような人材です。ヤマハ音楽教室にて音楽を学び、千葉県在住時、わずか6歳の時に自作曲が毎年開催されるヤマハ主催のジュニアオリジナルコンサート(JOC)に選出されました。その時以来、彼女がミュージシャンとして輝かしい道のりを進んでいくことは、誰にとっても明らかでした。2003年、10歳の神童の作曲家は、福岡県のメルパルクホールにて開催されたJOCの九州大会にて演奏し、既に知名度の高くなっていた2010年には国際ピアノデュオ協会の大会にて、2台ピアノ4手のための自作曲「Into the Wild」で会長特別賞を受賞しました。約10年が経った今では、作曲家たちを率いる1人として、実験的で入り組んだピアノのアンサンブル曲を紡ぎ出しています。彼女のピアノデュオ「Kakinishi」は、ハーバード大学のピアニストも務めている、アメリカにて活躍中の日本人ミュージシャン、垣本 拓海との著名なプロジェクトです。西田 衣見の作曲した1台ピアノ4手のための作品は、業界に新しい風を吹き込み、アカデミー賞受賞作曲家の坂本 龍一氏を始め、有名なコンサートシリーズなどアメリカ中に受け入れられています。“熟練した達人”とも呼ばれる西田 衣見は、様々なスタイルで作品の作曲、監督を務めています。バークリー音楽大学とウェルズリー大学のリードピアニスト、そしてKakinishiのピアノデュオプロジェクトのための作曲に加え、2021年ユニバーサルミュージック賞を受賞したJポップデュオ「Streepz」も率いています。そして「Crunchyrolll Anime Award」にノミネートされた作曲家、YUKI KANESAKAのリードオーケストレーターを務めています。西田 衣見は、日本中で大人気の漫画「Dr. Stone」シリーズのために書かれたKANESAKA氏の珠玉の楽曲のオーケストレーションとアレンジをこなし、豪華さを加えています。10代の科学者をモチーフにした小学館漫画賞受賞のベストセラー「Dr. Stone」は、アニメやコンサートとしても人気を博しており、彼女の比類なき創造性を生かしたコンサートバンド・金管バンド・弦楽器・打楽器など様々な楽器のオーケストレーションを通して、力強いサウンドを作り出し、多くの観客を呼んでいます。木管楽器や金管楽器のアレンジに関して、彼女には特筆すべき才能があり、2020年の作品「At the night, we saw a shadow」は世界最高峰の大学機関の一つで、アイビーリーグに属するダートマス大学の著名な吹奏楽作曲コンテストに入賞し、2022年5月3日にはバークリー音楽大学にて行われる「Berklee Symphonic Winds: Winds of Change」をリードします。しかしまずは、西田 衣見の待望の演奏が聴ける、2022年4月23日のウェルズリー大学の「バウム・メモリアルコンサート」にご期待ください。“日本人の熟練した達人”とウェルズリー大学の合唱団が織りなす中国語、ドイツ語、ヒンディー語、スペイン語など世界中の言語の歌の響きに魅了されることになるでしょう。<コンサート概要>名称 : Wellesley College Choir and Chamber Singers: The Baum Memorial Concert開催日時 : ボストン現地時間 2022年4月23日 午後7:30(日本時間 2022年4月24日午前8:30)会場 : Houghton Memorial Chapelチケット料金: 無料イベントURL : <ストリーミング配信概要>配信日時: ボストン現地時間 2022年4月23日 午後7:30(日本時間 2022年4月24日午前8:30)配信URL : 視聴方法: 上記リンクより担当:エレナ・ゾウレコヴァ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月22日アメリカのボストンを中心に活動する日本人ピアニスト/作曲家/オーケストレーターの西田 衣見が、世界的に著名なバークリー音楽大学で開かれるコンサート「Berklee Symphonic Winds: Winds of Change」に、メインピアニストとして出演します。西田 衣見_ピアノアメリカのボストンを中心に大活躍している、日本人ピアニスト/作曲家/オーケストレーターの西田 衣見。世界的に著名なバークリー音楽大学でついに開かれるコンサート「Berklee Symphonic Winds: Winds of Change」にて、メインピアニストとして出演することが決まりました。コンサートでは木管・金管・打楽器を中心に、女性やノンバイナリーの作曲家・編曲家の作品を演奏します。この模様は2022年5月3日午後8時(ボストン現地時間)から全世界に向けて配信されます。西田 衣見は、先日アカデミー賞作品賞を受賞した「CODA あいのうた」の作中で、主人公ルビーが進学を目指すバークリー音楽大学の声楽学科にて、唯一のミュージカル専門のピアニストとして何年も働いています。「CODA あいのうた」の題材となる以前から、バークリー音楽大学は1945年にボストンに創設されて以来、数々の世界的な名声を手にしてきました。コンテンポラリー音楽の最高峰として、また近年のボストン音楽院との合併も含め、バークリーの卒業生たちは300以上のグラミー賞を受賞しています。西田 衣見は神奈川県出身の現在28歳。演奏、作曲、アレンジに精通した日本人女性アーティストとして、数々の仕事をこなしながら、同大学のピアニストとして重宝されています。■エミー賞受賞歴のあるバークリー音楽大学教授 エリック・スターン氏 コメント約40年もの間、ブロードウェイの音楽監督、指揮者、そしてバークリーの教授として勤めてきたので、優れたピアニストを見分ける能力は養ってきたつもりです。彼女の演奏を初めて聞いた時、すぐにその稀に見る高い才能に気付きました。バークリーで伴奏者やミュージカルのソリストが必要な時、皆最初に出すのは彼女の名前です。アメリカで働く日本人ピアニスト・作曲家の中でトップクラスの技量を持つ彼女は、その卓越した初見能力とどんなジャンルでもすぐに転調して演奏できるスキルで、バークリーの生徒たちを毎日助けています。この大学のミュージカル専門のピアニストとしての彼女の働きが、比較的新しい我々のミュージカルのプログラムの更なる成長に貢献してくれており、それが生徒間でのプログラムの人気の高さにもつながっています。アカデミー賞をつい先日受賞した「CODA あいのうた」に特集されたバークリー音楽大学にとって、彼女の存在は大変貴重であり、彼女のいないこの大学は想像できません。西田 衣見_プロフィールバークリーの教授陣からの信頼も厚く、天才と絶賛される彼女は、演奏に加えて作曲にも力を入れており、実験的なクラシック作品の1台4手のためのピアノ曲「Ganymede, the Cupbearer」は、同じくアカデミー賞を受賞した坂本 龍一氏に称賛され、受賞歴のある吹奏楽曲の「At the night, we saw a shadow」はダートマス大学の吹奏楽を指導するブライアン・メッシアー氏による、「The Valley winds」に初演されることが決まっています。また、人気グループSixTONESの大盛況を収めた2021年の完売公演「onEST」用にインスト曲を書き下ろし、彼女ならではの珍しい楽器構成とコード進行を生かした音楽性が、横浜アリーナや大阪城ホールを始めとする日本の名だたる大きなアリーナ会場に、深く落ち着いた雰囲気を作り出しました。2019年にはサウンドクリエーター・オブ・ザ・イヤーにて奨励賞を、2021年には「The American Prize」の作曲部門にて奨励賞を受賞した彼女の創造性は留まる所を知らず、同年日本のミュージカル界で活躍する女優の鈴木 サアヤと女性JポップデュオStreepzを結成し、Emjのアーティスト名でポップス作品を発表しています。J ポップと他のジャンルとのフュージョンを目標としながら西田が作曲とアレンジを務めるStreepzは、今や世界中にファンがおり、業界に旋風を巻き起こしています。2021年にはユニバーサルミュージック賞を受賞。2人は現在、世界中が待望する初のアルバムリリースに向け制作中です。来年にはアメリカの首都ワシントンDCで毎年開かれる、在米日本屋外イベント「さくら祭り」(世界的に有名なアメリカの「全米桜祭り」の中の代表的なイベント)の出演も視野に入れています。■西田 衣見 コメントアメリカで、日本の文化と音楽を表現できることを光栄に思っています。音楽は言葉を超えて人と人とを繋げてくれます。<コンサート概要>名称 : Berklee Symphonic Winds: Winds of Change開催日時 : ボストン現地時間 2022年5月3日 8pm(日本時間 2022年5月4日 9am)会場 : バークリーパフォーマンスセンターチケット料金 : 無料販売サイト・イベントURL: <ストリーミング配信概要>配信日時: ボストン現地時間 2022年5月3日 8pm(日本時間 2022年5月4日 9am)配信URL : 視聴方法: 上記リンクより 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月18日北海道 東川町は、音楽プロデューサー亀田誠治氏が代表を務める有限会社誠屋(東京都渋谷区、代表取締役 亀田誠治)と、相互連携の強化を目的として、オフィシャルパートナーシップ協定の締結をしました。音楽プロデューサー・有限会社誠屋代表取締役 亀田誠治氏(左)、松岡市郎 東川町長(右)東川町が実施している「オフィシャルパートナー制度」は、関係企業とパートナーシップを構築し、地方や日本、そして世界の未来を育む社会価値の共創を目指すものです。本協定において、東川町と有限会社誠屋がパートナーシップを構築し、双方がお互いの資源や特色を活かした事業に取り組むなど新たな社会価値を共創する事業を推進し、多様な連携を通じて、地域の活性化に寄与することを目的としています。■本協定の名称「東川オフィシャルパートナー協定書」■本協定の締結日2022年4月14日■本協定の連携事項(1)両者が連携した社会価値を創造する取組みに関すること。(2)両者の発展に関する情報交換及び連携に関すること。(3)誠屋社員のライフスタイルを育む活動に関すること。(4)「写真の町」ひがしかわ株主制度及び企業版ふるさと納税制度の活用に関すること。(5)協定の目的を達成するために必要な事項。有限会社誠屋について社名有限会社誠屋設立2003年12月本社所在地東京都渋谷区元代々木町25-6従業員数5名About : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月15日山田涼介(Hey! Say! JUMP)と芳根京子の最強タッグで贈る4月新ドラマ「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」に、大橋和也(なにわ男子)、西田尚美、古田新太が出演することになった。キュンとすることが難しい、不器用な大人2人の遅すぎる初恋を描く本作。丸谷康介(山田さん)と真田和泉(芳根さん)が働くビールメーカーで、仕事ぶりを買われて関西支社から本社の営業1部に異動、山田さん演じる康介の後輩となる一ノ瀬圭役には、歌だけでなくバラエティー番組にも引っ張りだこの人気アイドルグループ「なにわ男子」の大橋和也が決定。裏表のない人懐っこい性格で康介を尊敬してやまない一ノ瀬だが、元気ハツラツでさわやか、誠実なキャラクターは、図らずも康介の“可愛い”を脅かす存在に…!?事務所の先輩・山田を脅かすキャラクターを演じるにあたり、「“僕でいいんかな!?”と思いました」という大橋さんだが、「(大西)流星(なにわ男子)の可愛さをマネしようかなって思っています(笑)。でも一ノ瀬は、あざと可愛いというより元気で可愛い人物だと言われたので、皆さんに愛されるよう元気よく演じたいです」と念願のドラマ出演に気合い十分で、フレッシュな若手社員を体現する。西田尚美が山田涼介の上司に!また、康介の上司で、ビールメーカーの営業1部部長・山室つかさを演じるのは、数々のドラマや映画、舞台などで幅広いキャラクターを演じることに定評のある西田尚美。「キレイな山田(涼介)くんに消費期限がくるという設定がすごく面白いですよね。今後どういう展開が待っているのか、会社の中でどんな人間関係が見えてくるのか…本当に楽しみです」と語る西田さんは、営業部のエースとして活躍する康介を若手社員・和泉の教育係に任命する敏腕上司を演じる。キラースマイルでクライアントを虜にする康介に何やら思うところがありそうなつかさだが、どうやら彼女も過去に「可愛い」の消費期限を身をもって経験したことがあるようで…!?「今後どういう展開が待っているんだろう、そして会社の中でどんな人間関係が見えてくるんだろう…と、楽しみなことが多いですね。でも、いま一番楽しみなのは、(古田)新太さんが演じる謎のおっさんとの絡みです(笑)」と西田さん。神出鬼没!古田新太は謎のおじさんに「劇団☆新感線」の看板俳優で、ドラマや映画、さらにはバラエティー番組でも活躍する名優・古田新太が物語のキーマンとなる“おっさん”役を演じる。この人はいたるところに現れ、康介の可愛さに悶える謎多き人物です。一体“おっさん”はなぜ康介につきまとうのか…その謎は第1話で明らかになる。ドラマ「左目探偵EYE」(2010)以来、山田さんと12年ぶりに共演することについて「久々なので、いま山田がどうなっているのかが楽しみ」と期待をのぞかせつつも、「このドラマはとにかく山田が可愛い!おいらは…皆さんをガッカリさせてやりますよ(笑)!」と、役柄同様に謎めいたコメントを残している。第1話あらすじビールメーカーの新商品発表イベント会場のステージで、カメラのフラッシュを一身に浴びている男――丸谷康介(山田涼介)、29歳。彼は生まれながらの「可愛さ」を武器に、勉強も仕事も恋も、求められれば120%完璧に打ち返してきた。さらに、取材まで受けることになった康介が大急ぎでエレベーターに向かうと、たまたま乗り合わせたおっさん(古田新太)が、康介の顔を見るやいなや「超絶可愛い!」と悶え始める。しかし次の瞬間、そのおっさんは切ない表情を浮かべて立ち去ってしまう…。翌朝、自信と余裕を取り戻し、さっそうと出社した康介は、所属する営業1部の部長・山室つかさ(西田尚美)から、異動してきた若手社員・真田和泉(芳根京子)と一ノ瀬圭(大橋和也)を紹介される。無表情で不愛想、無口と3拍子揃った和泉の教育係になった康介は、いつもの笑顔で心をつかもうとするが、あっさりスルーされてしまい…?その後、2人を連れて得意先にあいさつに向かった康介だが、一ノ瀬が痛恨のミス!すかさず康介がキラースマイルでフォローするのだが、後日得意先から衝撃の申し入れが…。動揺した康介は、気持ちを落ち着かせようと恋人の森保莉子に連絡するが、追い打ちを掛けるように別れを切り出されてしまう。何かがおかしい――突然人生の歯車が狂い始め、絶望する康介…をこっそり見ているおっさん! そして、“あざかわ”全開で仕事に取り組む康介をさめた目で見ている和泉。果たして、人生の絶頂期から少しずつ転がり落ち始めた康介の運命は…?「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」は4月、毎週土曜23:30~テレビ朝日系24局にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年03月06日俳優で歌手の山崎育三郎(やまざき いくさぶろう)さんと、バレーボール日本代表の西田有志(にしだ ゆうじ)選手が所属事務所・研音のYouTubeチャンネル『Ken Net Channel-研音official-』に出演しました。異色のコラボが繰り広げた、対談動画が話題となっています。山崎育三郎と西田有志の対談に反響ノープランで集合した2人は、山崎さんが運転する車でドライブをしながら、ざっくばらんに車内トークを繰り広げていきます。高校生のときにV.LEAGUE(ブイリーグ)に挑戦したり、卒業後すぐにプロ契約をしたり、さらにはバレーボールリーグの世界最高峰と呼ばれるイタリア『セリエA』への移籍を発表するなど、挑戦の歴史を築いてきた西田選手。山崎さんは西田選手に「常に何か挑み続けているイメージがあるが、挑戦する気持ちはどこから生まれるのか?」と質問します。西田選手は、「もともと持ってるものであると思いますけど、挑戦して失敗をしたいっていう気持ちがあるんですよ」と回答。西田:プロになる時も周りの人に結構相談したんですよ。すると「絶対うまくいかない」みたいなことを言われるんですよ。それ僕、めっちゃムカついて。Ken Net Channel -研音official-ーより引用高校を卒業して、即プロ契約を結ぶ際も、周りから反対の声が多くあったといいます。12歳からミュージカルの世界に入り、30歳手前にして、テレビの世界へ初めて挑戦した山崎さんは、自身の経験から、「めっちゃ分かる」と共感しました。山崎:テレビで活躍したい人は、ミュージカルの何百倍もいる。そんな世界に30歳でゼロから飛び込むってことに対してはいろんな声があった。でも、みんなが批判したり、ダメだっていうところにしかチャンスはないし、新しい景色は見れないといつも思ってて、みんながいいっていうと、逆をいきたくなるタイプ。常に挑みたい思いはあるんで、めちゃくちゃ共感できる。Ken Net Channel -研音official-ーより引用ステージは違えど、第一線で活躍を続ける2人には、『常にリスクを負って挑戦をし続ける』という共通点がありました。また、西田選手は、これからの挑戦に対しても胸中を明かしました。西田:イタリア行くの発表してますけど、正直うまくいかないと思ってるんですよ。うまくいかなかったら一歩引こうっていう気持ち。でも、何かインパクトを残して帰ってきたい。山崎:絶対やったほうがいい、やった人しか見えない景色もあるし、何が起こるかわからないし。西田:だから楽しいですよね。山崎:誰もやってないところに初めにいった人にしか見えない景色は絶対ある。全力で応援します。Ken Net Channel -研音official-ーより引用西田選手はリスクある挑戦を「楽しい」と表現し、山崎さんは「絶対にやるべき」と強く背中を押しました。2人の考え方に対し、ネット上では多くの反響があがっています。・こんな濃い内容の対談が聞けてめちゃくちゃ嬉しい!・2人の考え方はとても参考になりました。・チャレンジャーな2人に素敵な未来が来ますように!2人は本企画が初対面でしたが、共通点が多いゆえに、そうとは思えないほど盛り上がる対談となりました。失敗や批判を恐れず、常にポジティブで、チャレンジを続ける2人の姿勢は見習いたいですね![文・構成/grape編集部]
2021年09月21日西田大輔主宰「AND ENDLESS」にて本公演を重ね、2010年シアタークリエで上演し、熱狂的なファンを生み出した『GARNET OPERA』。2022年1月、12年の時を経て、キャストを一新し、再演することが決定致しました。本作は、生き抜くことで精一杯の戦国時代、第六天魔王・織田信長は天下布武の真っ只中、家臣を集め、「ゲームするぞ。ルールは無用、勝つには己の宝を命をかけて奪い合うのみ」というムチャ振りをする。木下藤吉郎(秀吉)、明智光秀、徳川家康、上杉謙信、武田勝頼、真田幸村など、戦国オールスターが、それぞれの思いに向き合う間もなく命をかけた宝の争奪戦に巻き込まれていく物語です。乱世と言われる戦国時代には現代に通ずる、もがきや苦しみ、そして喜びや楽しみなど、多くのドラマが存在します。脚本・演出は原作者である西田大輔が務めます。西田ならではの演出で、戦乱の中でも「楽しみながら本気で生きていく」姿をお届けします。そして、織田信長役にはジャニーズ事務所の人気グループ「ふぉ〜ゆ〜」で活躍する、越岡裕貴が主演致します。共演には、ジャニーズ事務所の後輩であり、ジャニーズJr.内のユニット「IMPACTors」のメンバーで、今回単独での舞台出演は初となる横原悠毅が木下藤吉郎役に挑戦します!さらに、2019年「仮面ライダーゼロワン」で滅 / 仮面ライダー滅役として人気を集めた砂川脩弥が明智光秀役で織田信長に挑みます。その他、矢島舞美、片山萌美、山口大地、井澤巧麻、伊藤玻羅馬、松田昇大、こぴ、護あさな、星 智也、根本正勝、村田 充ら、個性豊かなキャストが揃いました。新たな『GARNET OPERA』にどうぞご期待ください!今回、上演決定にあたり、織田信長役の越岡裕貴(ふぉ〜ゆ〜)と、木下藤吉郎(秀吉)役の横原悠毅(IMPACTors)、明智光秀役の砂川脩弥からコメントが到着!織田信長役越岡裕貴(ふぉ〜ゆ〜)コメント「2022年の1月に、主演舞台に立てる喜びでいっぱいです。僕自身と織田信長のイメージはギャップが大きいのですが、織田信長役を演じられることは一生のうちにそうないチャンスであり、プレッシャーでもあり、そして何より楽しみです。西田大輔作品に初出演ですが、台本を読んだだけで随所に笑いやアクションもあり、すっかり惹き込まれました!これまで培った舞台経験や殺陣の技術を上手くミックスさせて、新たな魅力をお見せできればと思っています。(IMPACTorsの)横原とは初共演ですが、しっかり頼って(笑)、良い作品にしたいと思います。(明智光秀役の)砂川脩弥さんとも初共演となりますが、少しお話ししただけで、とてもスマートな方なので、かっこいい光秀を作り上げてくれるはずです!僕が演じる織田信長は、ちょんまげでも髭でもない、現代風の織田信長ですが、観にきてくださるお客様には、「ふぉ〜ゆ〜の越岡裕貴ではなく、織田信長だ!」と思っていただけるくらいの威厳を出し、僕なりの織田信長をお見せする事をお約束します!ちなみに、来年は寅年で、僕は年男です!新年早々、縁起の良い舞台になるはずです。」木下藤吉郎(秀吉)役横原悠毅(IMPACTors/ジャニーズJr.)コメント「今回グループから離れて単独で出演する舞台は初めてなのですが、お話をいただいた時に、誰もが知る戦国武将の中でも、自分が木下藤吉郎(豊臣秀吉)役を演じられることにとても驚き、そして嬉しかったです。僕の中の秀吉のイメージは、猿と呼ばれるなど、どこか親しみやすさのある人物で、さらに西田さんの脚本を読ませていただいたら、現代っ子っぽいセリフがあり、普段の僕に近いのかな?と感じました。座長の越岡くんは事務所の先輩でもあり、僕は元々「ふぉ〜ゆ〜」の皆さんが大好きで憧れているのですが、信長の横暴なところを普段の越岡くんからは一切感じないので、どう演じるのか、間近で見られることがすごく楽しみでもあり、学ばせていただきたいです。そして、明智光秀役の砂川脩弥さんもとてもかっこよく、どんなお芝居をされるのか、ご一緒させていただけるのが楽しみです。こんなにセリフや殺陣の多い芝居は初めてなので、まずはセリフをしっかり覚えて僕なりの秀吉を演じられるよう、一歩ずつ頑張ります!!」明智光秀役砂川脩弥コメント「今回お話しを頂いた時に、とても嬉しく、そして戦国ものという事で、きっと芝居の中に殺陣もふんだんに盛り込まれているのだろうと思い、観にいらっしゃる方にその熱量がしっかりと伝わるように頑張ろうと思いました。舞台に立つ時には、その役をしっかり自分の中に落とし込むように気をつけています。特に、仮面ライダー出演時より、様々な経験を経て、殺陣やアクションに磨きがかかっていると思います。今回演じる明智光秀のイメージは、「頭の良い人」。クールで知的な明智光秀像をしっかり作って、これまでの経験を生かして、自分なりの光秀を落とし込んでいきたいです。西田さんの演出は、いつも斬新で驚かされつつも、とても楽しく、またご一緒できることが嬉しいです。越岡さんと横原さんにビジュアル撮影時にお会いしたのですが、お二人ともとても気さくな方なので、一緒に楽しみつつも熱い舞台を作り上げていきたいです。」【あらすじ】時は戦国時代。人の命は軽く、生きるのに困難な世。そんな戦国の世も、時に残虐ともいえる武力を持つ魔王・信長率いる織田軍団によって天下布武が進んでいた。ある日、各地に散らばり主命に邁進する配下に魔王・信長より招集がかけられる。後の太閤豊臣秀吉こと木下藤吉郎、織田軍筆頭・明智光秀、徳川300年の祖・徳川家康、信長の居城安土に続々と集まる織田軍団。そしてそこには敵である戦国最強・上杉謙信、常勝武田軍を率いる武田勝頼、日の本一の武士・真田幸村らも加わっていく。一発触発、不穏な空気が漂う中、魔王・信長が一喝「せっかく集まったんだゲームしようぜ」一同の前に置かれる龍の刻印が記された宝箱。この宝箱を開ける鍵は参加者の持つそれぞれの宝。魔王・信長も参加する戦国オールスターによる宝の争奪戦!主君の参加でゲームに勝つことを半ばあきらめる藤吉郎、主君の真意を探ろうとする光秀、織田憎しで燃え上がる勝頼、それをけしかける謙信。それぞれの思惑などお構いなしに魔王・信長はゲームの開始を宣言する。「楽しめよ。・・・・・・・・但し、本気でな。」【公演概要】タイトル:『GARNET OPERA』原作・脚本・演出:西田大輔出演:越岡裕貴(ふぉ~ゆ~)横原悠毅(IMPACTors/ジャニーズJr.)砂川脩弥/矢島舞美片山萌美山口大地井澤巧麻伊藤玻羅馬松田昇大こぴ/護あさな星 智也根本正勝村田 充ほか<東京公演>日程:2022年1月21日(金)〜30日(日)会場:EX THEATER ROPPONGI<大阪公演>日程:2022年2月4日(金)〜6日(日)会場:森ノ宮ピロティホール公演についてのお問い合わせ:<東京公演>東映ビデオカスタマーセンター0120-1081-46(平日10:00〜13:00、14:00〜17:00)<大阪公演>キョードーインフォメーション0570-200-888(平日・土曜11:00〜16:00)チケット料金:東京大阪共通全席指定¥11,000(税込)チケット一般発売日:2021年12月4日(土)AM10:00〜チケットに関する問い合わせ:キョードーインフォメーション0570-200-888(平日・土曜11:00〜16:00)公式サイト: 公式Twitter:@garnet_opera 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月21日西田大輔が描く本格派ミステリ作品で、「ONLY SILVER FISH」シリーズ第三弾となる『RUST RAIN FISH』が2021年9月23日(木・祝)から紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAほかで開幕する。舞台は、第二次世界大戦時の日本。『ONLY SILVER FISH』『+GOLD FISH』から引き続く“上質なミステリ”をテーマに、史実とファンタジーが混ざり合ったワンシチュエーション会話劇で、2014年に初演されて以来の上演。西田は「誰でもいいというわけではなく、自分が思う俳優と一緒にやりたいという気持ちが強かった。本当に温めてきた作品で、満を持して上演できる」と話す。今回はWHITEとBLACKの2チーム制で上演される。BLACKの顔ぶれについて、西田は「僕といつもお芝居を作っているメンバーが多く、言葉でなくても伝えられる関係性」。一方、WHITEについては「素晴らしい俳優の皆さん集まっていただいて。楽しみでしかないし、新たに作品をつくれる喜びがある」と話す。チームごとに時間を分けて稽古をすることもあり、確かに好対照な芝居になりそうだ。西田も「僕は本来その俳優でなければできないお芝居にしか興味がない。1つの作品でも、全く毛色の違う2人が演じると、完全に違う物語が生まれる。それこそがお芝居の魅力なのではないか」と語る。主宰する「AND ENDLESS」での活動のほか、ゲーム原作舞台の先駆けとなった『戦国BASARA』の演出や、ドラマ『Re:フォロワー』の脚本など、幅広い分野で活動する西田。その原動力を尋ねると、「感覚としては、まだまだ若手のつもりだった」と笑い、「僕に話しかけるタイミングを探っている若い俳優を見た時に、もういい歳になっているんだなと気づいた」という。それでも「まだまだ行きたい場所がある」らしい。コロナ禍でまだまだ苦しい状況が続くが、西田は「劇場という空間で、みんなで一つのものを見つめ合うということがどれだけ尊いことなのか。もしコロナがなかったら気がつかなかったかもしれない。先輩たちが舞台に立つ姿をみて、『舞台っていいな』と思った、あの感覚。そういう原点を感じる時間だったと思う」とポジティブな一面を見出だす。最後に、「もし劇場に来ることができるのならば、『RUST RAIN FISH』という芝居を心の底から見てほしい。そして、一緒に客席から舞台を見つめ合う時間にしたい。もし劇場に来ることができなくても、またいつの日か劇場に足を運んでくれる日まで、僕らは頑張ろうと思う」と観客へメッセージを送った。取材・文:五月女菜穂
2021年08月27日竹内良輔(構成)と三好輝(漫画)による同名漫画を原作とした舞台『憂国のモリアーティ』case 2が7月23日(金・祝)より上演。西田大輔の脚本・演出による舞台化第二弾となる本作は、ウィリアム・ジェームズ・モリアーティとシャーロック・ホームズの“運命的な出会いと再会”をメインテーマとして描く。コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズにおけるシャーロックの最大の敵、モリアーティ教授を主人公に、階級制度に縛られた大英帝国の闇と変革の物語を描く漫画「憂国のモリアーティ」。舞台版はウィリアム・ジェームズ・モリアーティに荒牧慶彦、シャーロック・ホームズを北村諒が演じる。荒牧、北村、そして脚本・演出の西田の3人に、第1弾上演時の手応えや今作の見どころを聞いた。アニメ化前に上演された第1弾での手応え――第1弾の反響も大きかったと思いますが、手応えはいかがでしたか?荒牧手応えはめちゃくちゃありましたね。第1弾のときはまだアニメ化はされていなかったんですけど、ミュージカル版が先にあって、ミュージカルの方でも『憂国のモリアーティ』がすごく面白いと盛り上げてくださり、それからの舞台版だったのでお客様の期待値も高かったと思います。でも本当にミュージカル版と舞台版の演出もまったく違うもので、「同じ作品をやっているのに、こんなに違うものになるんだ!」と、お客様には演劇の面白さを体感してもらえたと思うので、ファンの心を掴めたな、と手応えはありました。北村当時は(コロナ禍前で)まだ客席の間を歩くことができた時代だったので、本番は劇場でのリアクションやお客様の表情だったり、間近でお客さんの反応を感じられました。(case 2の上演に先駆けて)YouTubeで第1弾の無料配信なども行われたんですが、そのコメントを見てすごく楽しんでくださっているのが伝わってきたので、手応えを感じることができました。――西田さんは第1弾をどう作っていったのでしょうか?西田ミュージカル版が先だったというのはあるんですけど、僕は荒牧ウィリアムの闇への光をどう美しく魅せるか、みたいなところから始まって、それに相対する北村シャーロックという、原作とこのふたりを物語としてどうやって美しく魅せるかを考えていきました。そういう意味では、舞台ならではの世界観をふたりを中心に構築してこられたな、という思いはすごくありますね。――第1弾上演後にアニメも放送され、さらにキャラクターへの解釈が深まったと思いますが、改めて担当されているキャラクターの印象を教えてください。荒牧カッコよくて美して儚いのがウィリアム・ジェームズ・モリアーティです。最大の自己犠牲をもって、この国を美しい姿に変えたいというウィリアムの姿は原作の漫画でもアニメでも変わらず美しいという印象です。北村シャーロックはピュアさがすごく素敵だなと思っていて。謎に対するピュアさだったり、自分の好奇心に真っ直ぐに進んでいけるところ。止められないくらいの衝動が湧き出てくるというか、そこが一番素敵だなと感じます。見た目や雰囲気は大人っぽいんだけど、子供みたいな表情をするときや、キラキラした笑顔を見せる瞬間もあるので、そこはやっぱりウィリアムと対比している部分でもあり、魅力でもあるなと思います。役者・荒牧慶彦、北村諒の演技の掛け合いをキャラの関係と重ねてできる――アニメを踏まえて今回取り入れる部分や、第1弾からの変化はありますか?荒牧アニメの情報が何もないところから自分で作り上げ、アニメ化されたものを見て、「ああ、やっていたものは間違いがなかったな」と思いました。声優さんの演じ方も僕が目指していたところと似ているところもあったので、前作から変わらずキャラの感情を原作から持ってきて、荒牧慶彦なりのウィリアム・ジェームズ・モリアーティを作り上げるところは変わりないなと思っています。北村僕も僕なりのシャーロックを演じたいと思います。原作ものの舞台がたくさんある中で、もちろん『憂国のモリアーティ』のアニメも素敵でしたが、前作も漫画から得る情報やイメージから膨らませていったものが大きかったので、今回もベースはそこにあるなと思っています。西田第1弾のときはアニメはなかったので原作と自分たちで手探りで作っているなかで、まっきー(荒牧さん)が何気ない稽古の合間で、「西田さん、僕はこの作品がすごく面白いと思っているんですよ。アニメが出来てお客さんがこの世界観に触れて、舞台にも足を運んでくれる人がたくさん増える気がするんです」と言っていたんですよ。それがすごく印象的で。真ん中に立つ子がそれを言ってくれるのであれば、原作の世界観を真摯に誠実にやっていれば間違いないと思ったことを覚えています。――第1弾はモリアーティ陣営でのストーリー展開が多かったですが、今回はシャーロックと対峙するシーンも多くなりますね。荒牧前作はそんなに絡みがなかったですが、ウィリアムってけっこうシャーロックに対して興味を抱いているだけじゃなくて、“好き”なんですよね。やっと自分と同じレベルの思考能力を持っている人と高次元での会話ができる。そういう意味でもライバルで、影と光という意味でもライバルだと思うんですけど、そういうウィリアムの根っからの楽しさを前面に出せる。僕もきたむー(北村さん)と知り合ってから長いですし、そういう意味で役者・荒牧慶彦、北村諒の演技の掛け合いを楽しめる。そういったところを今回、キャラの関係と重ねてできると思っておりますので、僕も楽しんでいこうかなと思っております。北村単純にシャーロックから出てくる感情や表情が増えそうだなと思います。今までは色々な事件や謎を解決していくことが目的でしたけど、目の前にウィリアムが現れて一緒に推理対決をできることによって、掴めなかったものが目の前で掴めるところにきている、みたいな環境の変化があります。そこに対しての嬉しさや高揚、ワクワクみたいなものが今回は特に出るんじゃないかなと思っています。単純に稽古をやっていて楽しいです。――西田さんは今回ふたりのシーンが増えることで演出されていて面白いと思っている点を教えてください。西田あえて舞台版でやるとなったときに、第1弾では第一幕でウィリアムの過去やバックボーンを描いて、第二幕はアイリーン・アドラーを通してシャーロック・ホームズという人間を描いて、次のステージでふたりを会わせよう、という構想のもと始まっているんです。だから、満を持して今回列車の推理対決の話なんですけど、これから大きなうねりになっていくふたりの静かなる前哨戦というか。それはふたり自身にもすごく感じていて、僕が「この役はこういう気持ちだから」と言うことはひとつもないくらい、ふたりもちゃんと研究しているので、すごいふたりだな、と思います(笑)。荒牧・北村(笑)。――では稽古も、とてもスムーズに?西田いや、けっこう大変ですけどね。でも、第1弾以上のスケールになっています。荒牧それは間違いないですね。「このふたりのこの先を見てみたい」と思ってもらえるように――第1弾では、アンサンブルのダンスなどで魅せながら、非常にスムーズで美しいショーのような場面転換が印象的でした。今回はどんな演出を考えていらっしゃいますか?西田また新しい場面の変わり方になっているので、これはもう見てのお楽しみですけど、画期的なことをやっています!――前回とはまた全然違った雰囲気になると?荒牧違いますね。――おふたりは西田さんならではだと感じる演出部分はどんなどころでしょうか?荒牧階段ですね(笑)。階段が今回もひとりでに動きます。北村動く階段に乗っては回って、それがまた違う仕掛けになっていたりとか、その魅せ方は西田さんならではだと思いますね。荒牧あと、画作りが美しいなと感じます。台本を読んだときに、「これをどうやるんだろう?難しそうだな」という部分も、稽古場で大輔さんに演出を付けてもらうと「こういう表現の仕方があったんだ!」と驚きと発見が多々あるので、大輔さん素敵だなと思います。西田ありがとうございます!ほぼ全部稽古場から生まれているんだけど、やっぱりシャーロックは動くし走るから、比較的こういうことをやろう、とイメージしやすいです。ウィリアム陣営は基本は動かないところでどう感情のうねりで魅せていくかになるので、普通に終わってしまうところを終わらせない、みたいなところはすごく考えます。――では、今作の見どころを交え、楽しみにされている方にメッセージをお願いします。西田メディアミックス展開されている中で舞台は今回2回目だから、荒牧ウィリアムと北村シャーロックが僕の中で固まっていて、観客の中でも確実にそう思う人が多くなっていくと思うし、「このふたりのこの先を見てみたい」となる、何かを残せるように頑張りたいと思います。前回よりも大きなスケールになるように、このふたりを中心に他の俳優たちもすごく魅力的なので、このメンバーでしかできない、パワーアップした第2弾を楽しんでいただければと思います。北村ふたりの出会いもそうですし、その他の事件もとても派手さがあったり、目まぐるしく動いていく人たちがいて、本当に舞台上をみんなが走り回るので、それは迫力がすごいと思います。今回、新しいキャストの方も入ったりとパワーアップしているし、また一層『憂国のモリアーティ』の世界が広がったことを感じてもらえると思うので、西田さんが言ったように、この先を見てみたいと思えるような作品になると思いますので楽しみにしていてください。荒牧まず、大前提として謳っているウィリアムとシャーロック・ホームズ宿命の対決。出会いから見どころです。ミュージカル版ともアニメ版とも違う、舞台『憂国のモリアーティ』の魅力がふんだんに詰まっています。観に来ていただいたら、「ストレートプレイで表現するというのはこういうことなんだ!」と大好きだと思ってもらえるような世界観に仕上がっていますので、ぜひ楽しみにしていてください。――楽しみにしています、ありがとうございました!取材・文:能一ナオ撮影:曽我美芽舞台『憂国のモリアーティ case2』2021年7月23日(金・祝)~2021年8月1日(日)会場:新国立劇場 中劇場※7月23日(金・祝)に定点映像、7月31日(土)、8月1日(日)にスイッチング映像のライブ配信あり。詳細は公式サイトへ
2021年07月22日アニメ「TIGER & BUNNY」の西田征史が総監督、「MAPPA」が制作するオリジナル水球アニメ「RE-MAIN(リメイン)」。7月3日(土)からの放送に先駆け、オープニング&エンディングアーティスト・主題歌、および追加キャラクター・キャストが決定。オープニング主題歌は「ENHYPEN」初の日本オリジナル曲となった。西田氏が原作・総監督・シリーズ構成・全話脚本・音響監督を務め、「呪術廻戦」を手掛けたアニメーション制作会社「MAPPA」とタッグを組み、誰も見たことのない本格水球TVアニメに挑む本作。中学3年の冬、ある出来事を境に水球をやめた主人公・清水みなと(cv:上村祐翔)。彼は高校に入学し、ひとつの約束をキッカケにそこで出会った仲間たちと水球を始めることになる。だが、弱小水球部には様々な困難が待ち受けていて…。「ENHYPEN」は“K-POP第4世代のアイコン”と呼ばれ、2020年11月に韓国デビュー。先日、韓国2nd Mini Album「BORDER : CARNIVAL」が米Billboardのメインアルバムチャート“Billboard 200”で18位にランクインするなど、世界中から注目されている。7月6日(火)に日本デビューが決定しており、「ENHYPEN」にとって初めてとなる日本オリジナル曲「Forget Me Not」がオープニング主題歌に決定した。「“前に進む!” “自分に打ち勝つ!”というキーワードの歌詞に疾走感のあるエレクトロギターサウンドによって仕上がった『Forget Me Not』。まるで僕たちの青春の1ページを表しているような、夏を彩る爽快な楽曲となっています。どうぞご期待ください!」と爽やかにコメント。また、エンディング主題歌は、2015年にゲーム「アイドルマスター SideM」に大抜擢され声優デビュー、その後も数多くの作品に出演し、アーティストとしても活躍する仲村宗悟の「壊れた世界の秒針は」。「生きていくということは沢山の選択をするということですから、これまでに『ああしておけばよかった』と思うことがあったと思います。でもそれもきっと間違いじゃなくて、それはもっともっと先でしかわからないことだったりして。そんなことを考えながら曲を書きました!」とコメントを寄せている。なお、今回追加キャラクターとして、曙學館中等科・高等科水球部の監督・備前昭充(cv:緑川光)、六花学園高校水球部の部員・富山健(cv:花江夏樹)、六花学園高校水球部のキャプテン・福井晃久(cv:高杉真宙)、六花学園高校水球部の副キャプテン・石川則道(cv:松岡禎丞)が発表された。「RE-MAIN」は7月3日より毎週(土)深夜1時30分~テレビ朝日系全国24局ネット“NUMAnimation”枠にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年06月04日「夜寝る前に必ず1回は、明日死んでいたらどうしようかな、と考えます。そんな人生、何か幸せだなと思います」5月22日、西田敏行(73)が映画『いのちの停車場』舞台挨拶で杖を片手にそう死生観を告白すると、会場から拍手が湧き起こった。ドラマ『俺の家の話』(TBS系)も好評だった西田。下半身が不自由な能の宗家役を車いすに乗って体当たりで演じたが……。「’16年に頸椎をケガして以来、足とヒザの痛みで歩行が困難になり、医師から長時間の歩行を禁じられたそうです。ふだんから杖をつくようになりました。奥さんが日常的にサポートして、娘さんたちやプロの方にもお手伝いいただいているようです」(テレビ局関係者)もともと糖尿病の持病を抱えていた西田。心筋梗塞で倒れたのは55歳のときだった。「彼の暴飲暴食や過労を気にしていた奥さんが節制するよう言っていた矢先に自宅で倒れたんです。処置が早く、幸いにも約1カ月で退院できましたが、病室で初めて“死”を意識した西田さんは、もしものために、家族に向けて簡易な“遺書”を書いたと聞いています」(劇団関係者)一時期、生死をさまよったことで仕事への姿勢が変わったという。「“いつ死んでも悔いがないよう、1本でも多く作品に出たい”と事務所にスケジュールに空きがないほど入れてくれとお願いするようになったそうです」(映画関係者)西田にとって、『いのちの停車場』で29年ぶりに共演した吉永小百合(76)は“命の恩人”だそう。「ヘビースモーカーだった西田さんですが、大ファンの吉永さんから『西やん、役者を長く続けてほしいからたばこをやめて』と言われて禁煙するようになったんです。奥さんは苦笑していたそうです」(前出・映画関係者)以来、できる限り体調管理に気をつけるようになったという。’16年に発売した自伝『役者人生、泣き笑い』(河出書房新社)で《幸か不幸か、役者には定年がないので、生きている限り役者稼業を続けていくつもりです》と宣言している西田。「そんな西田さんが近年、役者人生の集大成として考えているのが、田中角栄さんを演じることなんです。清濁併せ持った絶大な政治力と自信に人として興味を覚えたそうです」(前出・テレビ局関係者)西田は雑誌のインタビューでもこう語っている。《血液型も同じB型で根底に人間が好きという思いがあるのを感じるんですよ。日中の国交が回復した際の周恩来とのやりとりだけを抽出して2時間ぐらいのドラマにしても面白いななんて思っています》(『毎日が発見』’17年9月号)役者業だけでなく、日本俳優連合理事長でもある西田。コロナ禍で苦しむ後輩役者たちの未来を憂い、最強宰相の政治力に強い憧れを抱いているのかもしれない――。
2021年06月03日日々の暮らしに寄り添ったコンテンツを発信する「北欧、暮らしの道具店」から生まれた、西田尚美主演の短編ドラマを長編映画化した『青葉家のテーブル』。この度、キャストたちの瑞々しさ溢れる場面写真が到着。さらに、本作とコラボしたオリジナルアニメ「リヴィングライフ」もYouTubeで公開された。この度到着したのは、西田さん演じる春子をはじめ、青葉家と周囲の人々のくるくると変わる表情と「北欧、暮らしの道具店」ならではのこだわりが詰まったインテリアとカラフルな配色が印象的な場面写真。旧友同士お酒を酌み交わす春子と知世(市川実和子)や、洗い物をしながら密談(?)するリク(寄川歌太)とソラオ(忍成修吾)、夕暮れの空の下で懸命に耳を澄ますリクたちバンドメンバーなど、他愛もない、けれど愛おしい日常とひと夏の冒険が切り取られている。なかには、今回が映画初出演となる、お笑いコンビ「蛙亭」の中野周平演じる紺介が悔しさを滲ませながら拳を握る貴重なカットも初公開された。さらに、「北欧、暮らしの道具店」YouTubeチャンネルにて、『青葉家のテーブル』と「北欧、暮らしの道具店」のもう一つのWEBドラマ「ひとりごとエプロン」がコラボレーションしたオリジナルアニメ「リヴィングライフ」を公開。「グランドファンク」が手掛けるアニメオリジナルの曲に合わせ、月明かりや照明の暖かな光の中で過ごすとある平日の夜を描き、主人公・春子と同居人のめいこもアニメとなって登場している。『青葉家のテーブル』は6月18日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:青葉家のテーブル 2021年6月18日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Kurashicom inc.
2021年05月14日吉永小百合主演のヒューマン医療ドラマ『いのちの停車場』の応援歌を、本作に出演する西田敏行が歌唱することが決定。特別映像も到着した。今回発表された応援歌「いのちの停車場」は、ギタリストの村治佳織が作曲した映画エンディングテーマに、小椋佳が作詞を担当した楽曲。映画のエンディングとして流れる楽曲は、いのちのあり方を観客に問いかけるこの作品の余韻を味わえるよう「歌詞のない女声のヴォーカリーズ」として作曲。だが、製作総指揮・岡田裕介が完成した楽曲を聞いた際、その旋律の美しさに感動。この楽曲に歌詞をつけ、映画のテーマでもある「掛け替えのないひとつひとつの命を鼓舞する」応援歌として届けられないかと考え、本応援歌が誕生した。楽曲を歌唱したのは、本作で「まほろば診療所」院長として吉永さん演じる医師・咲和子に寄り添い、共に最後のいのちの輝きへの向き合い方を導く仙川を演じた西田さん。「小椋さんの詩は、まさにこの映画で言いたいことをそのまま込められているような本当に素晴らしい散文詩で、村治さんの音の紡ぎ方もとても素晴らしく、感動しました。最初に受けた感動をそのまま持ち、レコーディングに挑みましたが、歌い終わるとみなさん感動した面持ちで入ってこられて、素敵です!とおっしゃっていただいたので、自信を持ちました。皆さんにパワーをお届けできる素敵な楽曲になったと思います」と自信を覗かせる。さらに今回、西田さんの歌声とレコーディング姿、本編の印象的なシーンが散りばめられた特別映像も公開された。また、本作の主演を務めた吉永さんは「優しくて、温かくて、その上力強い西田さんの歌声に圧倒されました。“厳しい状況に負けないで。”と私たちみんなを応援してくれる曲です」と楽曲にコメントを寄せている。『いのちの停車場』は5月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:いのちの停車場 2021年5月21日より全国にて公開©2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年04月22日俳優の西田敏行が、吉永小百合主演の映画『いのちの停車場』(5月21日公開)の応援歌を歌うことが、22日に明らかになった。同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。応援歌「いのちの停車場」はギタリスト・村治佳織が作曲した映画のエンディングテーマに、小椋佳が作詞を担当した楽曲。本作の製作総指揮である故・東映グループ 岡田裕介会長が、「人生」というテーマを表現したエンディングテーマの作曲を村治に直接オファーし、作品の余韻を味わえるよう「歌詞のない女声のヴォーカリーズ」として作曲された。しかし完成した楽曲を聞いた岡田会長がその旋律の美しさに感動し、この楽曲に歌詞をつけ、映画のテーマでもある「掛け替えのないひとつひとつの命を鼓舞する」応援歌として届けられないかと発案、旧知の友の小椋佳に作詞をオファー。歌い手としては、西田に歌唱を依頼した。西田は劇中でもまほろば診療所の院長として、吉永小百合演じる医師・咲和子に寄り添い、ともに最後のいのちの輝きへの向き合い方を導く仙川を演じている。レコーディングは3月末に実施され、作曲を担当した村治も立ち会った。その歌声を聞き感動した村治は、「今ここでセッションをしたい」と熱望するほどで、西田以外にこの楽曲に最初に新たな命を吹き込む人はいない、と太鼓判を押す。主演の吉永も「優しくて、温かくて、その上力強い西田さんの歌声に圧倒されました。“厳しい状況に負けないで。”と私たちみんなを応援してくれる曲です」と絶賛した。○西田敏行 コメント岡田裕介会長が「小椋佳さんに詩をお願いして、村治さんに曲をつけてもらって、歌は西田に歌わせてくれよ」と生前におっしゃっていました。どこか裕介さんの遺言のような気持ちがしながらも、精一杯やらせていただきました。小椋さんの詩は、まさにこの映画で言いたいことをそのまま込められているような本当に素晴らしい散文詩で、村治さんの音の紡ぎ方もとても素晴らしく、感動しました。最初に受けた感動をそのまま持ち、レコーディングに挑みましたが、歌い終わるとみなさん感動した面持ちで入ってこられて、素敵です! とおっしゃっていただいたので、自信を持ちました。皆さんにパワーをお届けできる素敵な楽曲になったと思います。この映画のテーマ「いのち」「人生」の中にある、希望を感じていただけたらと思います。○村治佳織 コメント西田さんが歌唱してくださると聞いて、天国の岡田会長からの最高のプレゼントだと思いました。エンディングテーマでのAyakoさんの素晴らしい歌唱についで、言霊が加わったこの曲に新たな命を吹き込んでいただく最初の方として、西田さん以外には考えられません。レコーディングで初めてお会いした際に“役者の歌ですから”とおっしゃっていたのが印象的でした。演じることを極めておられる西田さんの、曲を表現する力に圧倒されました。音に乗せて、言葉ひとつひとつに命を吹き込むとはどういうことかを目の当たりにしました。○吉永小百合 コメント優しくて、温かくて、その上力強い西田さんの歌声に圧倒されました。“厳しい状況に負けないで。”と私たちみんなを応援してくれる曲です。
2021年04月22日ECサイト「北欧、暮らしの道具店」初の映画、西田尚美主演『青葉家のテーブル』より、特報映像3種が到着した。劇場公開に先駆けて到着した特報映像は、心とお腹に響く3種類。まずは、西田さん演じるシングルマザーの春子たちが作る、美味しそうな料理が映し出されていく「料理編」。オシャレな小物、花瓶や調理道具など、青葉家が暮らす素敵な部屋が垣間見える「インテリア編」。そして、春子や市川実和子演じる友人・知世らが登場する、生きることのほろ苦さと温かさがにじみ出る「本編映像編」だ。短いながらも、本作の世界観あふれる映像となっている。さらに、西田さん、市川さんら出演者6名からコメントも到着。西田さんは「青葉家の暮らしをちょっと覗いているようなお話たちは、とても身近でほっとするところや、グッとくるところがあり、私が演じる青葉春子みたいに生きたいなぁと思ってしまう大好きな作品です。その青葉家のテーブルが、映画になるなんて」と思いを明かし、市川さんは「春子と知世の20年の時間の流れ。歳を重ねるってあらためておもしろいなぁと、若気の至りも、その暑苦しさも、ダサさも痛さもひっくるめ、ついでに私自身の20年もひっくるめて、この映画の完成を心待ちにしているところです」と期待を寄せている。<キャストコメント全文>■西田尚美『青葉家のテーブル』が映画になりました。2年前くらいでしょうか、「こういう感じ、好きですか?興味ありませんか?」と最初はwebの短編ドラマのようなお誘いだったと思います。「はい、好きです。興味あります。」とお答えしてから、『青葉家のテーブル』は、なんと4話まで続きました。青葉家の暮らしをちょっと覗いているようなお話たちは、とても身近でほっとするところや、グッとくるところがあり、私が演じる青葉春子みたいに生きたいなぁと思ってしまう大好きな作品です。その青葉家のテーブルが、映画になるなんて。皆さんの特別なものになれたらとても嬉しいです。■市川実和子撮影現場には、さっぱりとした、心地のよい空気が流れていました。とっても穏やかで、そして映画を作り出すエネルギーみたいなものがふつふつとしていて。丁寧に作り上げられるシーンの中に立っていて、「あ、YouTubeで観た青葉家の世界にいるんだ」と嬉しく、なんだか不思議な気持ちでいました。春子と知世の20年の時間の流れ。歳を重ねるってあらためておもしろいなぁと、若気の至りも、その暑苦しさも、ダサさも痛さもひっくるめ、ついでに私自身の20年もひっくるめて、この映画の完成を心待ちにしているところです。■栗林藍希ドラマ『青葉家のテーブル』をはじめて観た時、私は青葉家のファンになりました。そんな青葉家の世界の一員になる事ができた撮影期間は、とにかく楽しくて、おいしくて、毎日が幸せでした。私が演じた優子は、行動力のある可愛らしい女の子です。どんな事があってもちゃんと前を向いて進んでゆく姿に、心にずっしりと残るような勇気を貰いました。可愛らしい姿と勇敢な姿を応援しながら楽しんでもらえたら嬉しいです。おいしくてキラキラしている料理と空間に寄り添う素敵な美術品。スクリーンのすみからすみまで楽しめる作品になっていると思うので、ぜひご覧ください。■寄川歌太リクと僕は少し違って少し同じ。リクを演じながらリクを応援し、リクは演じる僕を応援してくれている…そんな感じでやってきました。映画の撮影に入る時、「青葉家、ただいま」と...青葉家の撮影は里帰りした感覚になります。セリフの一つ一つが心に染み込んで温かい気持ちになる作品です。映画版「青葉家のテーブル」は市川さん、栗林さんが新しい風を吹き込んでくださっています。青葉家のテーブルと出会って約3年。スタッフのみなさん、青葉家のテーブルのファンのみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。春の公開、楽しみにしていてください。■忍成修吾映画『青葉家のテーブル』公開決定、おめでとうございます!ECサイトの動画から始まりましたこの企画、配信中も結構反響を頂いて、自らも気に入っている役柄であったので、映画化の話を聞いた時はとても嬉しかったです。短編から長編になり、登場人物も増え、新たな魅力も加わりつつ「青葉家」のほのぼのも残されてます。自分が演じる「ソラオ」も相変わらずです。久しぶりに会った歌太くん(リク)は大きくなっていて、なんだか親戚の子に会った様な気持ちでした(笑)今回も劇中の小物や料理は本当にオシャレで、そこもお楽しみ頂けると思います。また続編が出来たら良いな~。■久保陽香映画『青葉家のテーブル』の台本を読んだ時、あれ?私に向けてのメッセージなのかな?って思ってしまうくらい、心に響いた言葉がありました。いつも『青葉家のテーブル』は、その時の自分に優しく寄り添ってくれてるような気がして、ふとした言葉に救われたりして胸があったかくなります。撮影中も青葉家らしいな~と思う時間の流れ方があって、それがほんとに心地よくてこの時間が終わってほしくないと何度も願いました。一瞬一瞬が愛しくて、青葉家で過ごす時間がとっても大好きです。映画版『青葉家のテーブル』もみなさんの心にふわっとあたたかい風が流れてくるような作品になってると思います。なったら嬉しいな。『青葉家のテーブル』は2021年春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:青葉家のテーブル 2021年春公開予定© 2021 Kurashicom inc.
2021年01月06日福士誠治が演出を手がける『おっかちゃん劇場』の開幕が迫る。初日を約10日後に控えた稽古場を訪ねると、初の通し稽古に臨むキャストが濃密な劇世界を構築していた。2016年に上演された福士の演出デビュー作『幽霊でもよかけん、会いたかとよ』に続いて、“家族の物語”が展開される本作。脚本・金沢知樹とのタッグも続投され、若年性アルツハイマーを患う母とその娘たちを中心とする人間模様が繰り広げられる。出演者は、田中麗奈、 若月佑美、駿河太郎、おおたけこういち、清水優、いのさわようじ、向野章太郎、渡辺哲が 名を連ね、福士と金沢も参加している。取材日、福士は自身が演じる街の電気屋を代役に託して演出に専念していた。荒通しに望む前には、姉妹の長女・好香(このか)に扮する田中に演技指導するひと幕も。終盤のキーアイテムとなる“レコード”の取り扱いについて「発作的に生じた感情を動きに表して欲しい」といって緻密に実演してみせると、田中は大きく頷いていた。「さぁ、行きましょうか!」という福士のかけ声で荒通しはスタート。稽古場には長崎のとある田舎町にある食堂の美術セットが組まれ、父の亡きあと、店を切り盛りする母・菊枝が帰宅した小学生の好香を迎え入れるプロローグが展開される。親子による在りし日の微笑ましい記憶が丁寧に描かれるからこそ、母の発症後に変わってしまった家族の形がより一層浮かび上がる。将来の夢を諦め、高校卒業後に一家の大黒柱として店で働くようになった好香。田中は、母の介護に心身を張り詰めた諦念を落ち着いた声音に滲ませる。一方で、思うようにコミュニケーションを図れなくなった母がある日よどみなく喋り出したことをきっかけに「お母さんともう一度話したい」という切実な思いが溢れ出す。妹をはじめ、幼なじみや従兄弟らの協力で母に働きかけると不意に幕を開ける“おっかちゃん劇場”。母を演じる渡辺は、病の影響で乏しくなった表情から一転する厳しくも温かい肝っ玉母さん像を見事に体現する。若月は、好香と正反対の性格で素直になれない妹の屈託をリアルに立ち上げ、姉妹の成長物語に貢献した。好香に想いを寄せる幼なじみに扮する駿河のコメディリリーフぶりは本作の清涼剤となろう。公演は12月23日(水)~30日(水)に、東京・本多劇場にて。ぴあでは、座席選択できるチケットを販売中だ。またPIA LIVE STREAMでは、27日(日)13:30開演回のライブ配信を実施。31日(木)23:59までアーカイブ配信を視聴できる。取材・文:岡山朋代
2020年12月21日重松清の小説「きよしこ」のドラマ化が決定。安田顕、西田尚美、吹越満、菊池風磨、貫地谷しほり、眞島秀和らの出演も明らかになった。重松さんの名作「きよしこ」を、NHK土曜ドラマ枠で初めてドラマ化する今回。安田さん演じる小説家の白石清は、吃音の息子を持つ母親から「吃音なんかに負けるなと息子を励ましてもらえないか」という手紙をもらい、幼い頃に思いをはせ、担当編集者・野村(菊池さん)に「個人的な話を書かせてほしい」と告げる。少年時代から吃音を抱えていた白石。特にカ行とタ行が苦手で、自分の名前さえつっかえてしまうため、父(眞島さん)の仕事の都合で何度も転校し、自己紹介の度にクラスメイトから笑われる経験があった。小学1年、初めての転校でそのつらさを感じたきよし。友だちにも家族にも思っていることを言葉にして伝えられないきよしは、なんでも話せる友だちが欲しかった。聖歌の「きよし この夜」を「きよしこの夜」と勘違いして想像した“きよしこ”が理想の友だち。いつか子ども部屋の窓をたたいて現れてくれないか、“きよしこ”とならスラスラしゃべれるのに…。表題の「きよしこ」のほか、千原せいじ演じる孤独なおっちゃんとの交流を描く「どんぐりのココロ」。好意を寄せてくれる地元の女子大生(福地桃子)とも、家族とも離れた東京への進学を選ぶ決意と旅立ちを描いた「東京」の3編を中心に、大人になった白石が吃音を抱えながらも妻・早織(西田さん)との温かい生活の中、一冊の本を書き上げるまでを描いていく。土曜ドラマ「きよしこ」は2021年3月20日(土)21時~NHK総合にて放送(単発)。(cinemacafe.net)
2020年12月07日新垣結衣と星野源が共演する「逃げるは恥だが役に立つ」の新春スペシャルドラマに新キャストとして西田尚美と青木崇高が出演することが分かった。またタイトルも「ガンバレ人類!新春スペシャル!!」に決定した。スペシャルドラマでは、原作の10&11巻を基に、契約結婚から生まれた恋を経て、みくり(新垣さん)と平匡(星野さん)がついに本当の結婚を決めた連続ドラマのその後が描かれる。また、みくりの伯母・百合ちゃん(石田ゆり子)と風見涼太(大谷亮平)のその後の関係も描いていく。「半沢直樹」の“鉄の女”ぶりが話題となった西田さんが今作で演じるのは、百合の高校時代の同級生・花村伊吹。病院で看護師長として働いており、互いにキャリアウーマンとなった2人は、卒業以来34年ぶりに再会することに。一方、大河ドラマ「西郷どん」、『るろうに剣心』シリーズなどに参加する青木さんは、平匡の新しい職場の上司・灰原慎之介役で出演。コミュニケーションスキルは高いが、体育会系のノリで下ネタも話す、平匡とは対照的な役どころ。また、みくりと平匡に訪れる人生の一大事に関わるキャラクターでもある。西田さんは「実際にゆり子さんとは20年前にドラマ で共演して以来の共演だったので、セリフがすごくリンクして、本当に友達と久しぶりに会えた感覚で現場に居させていただきました」と撮影に参加した感想を語り、「『いろんな人がいる。いていいんだよ』っていう、見てくださる方の気持ちが楽になるような、そういう風になれば良いかな」とコメントしている。出演決定時は「ひっかきまわしてやろう」と思ったという青木さんは、「このドラマは悪者が出てくるっていう訳ではないですし、それぞれ等身大で、皆さんの周りにも居そうなキャラクターの人たちが描かれています。その複合体が社会なんじゃないかなって思いますし、そこを丁寧に描かれていると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください」と視聴者へメッセージを寄せた。「逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!」は2021年1月、TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年11月03日大泉洋を主演に迎え、福田雄一監督が有名歴史エンターテインメントを映画化する『新解釈・三國志』に、西田敏行が歴史学者として参加。「三國志」を研究する歴史学者に扮する。「蜀」の武将・劉備を、数々のドラマ・映画に出演し、シリアスからコメディまでその演技力で圧倒的な存在感を残す大泉さんが演じ、誰も見たことのない歴史エンターテインメント作品を生み出す。そしてこの度、およそ1800年前の漢王朝後期から三國時代にいたるまでを研究する歴史学者・蘇我宗光役として西田さんの参加が決定。数々のドラマ・映画・舞台で活躍し、シリアスからコメディまで見事に役を演じ切る、まさに日本を代表する名優。大ヒットシリーズ「釣りバカ日誌」をはじめ、様々なコメディ作品においても人々に笑いと元気を与え続ける、まさに“レジェンド・オブ・コメディ”の名に相応しい西田さんが、『銀魂』『今日から俺は!!』などのコメディチーム・福田組に新解釈を講義する“語り部”となる。様々な「三國志」に関する文献が並ぶ部屋の中で、蘇我の講義に沿って“新しい三國志”が紐解かれていく本作。蘇我のユーモアあふれた語りにより、「三國志」を知らない人は“三國志とは何か”がわかりやすく、三國志を知っている人は“いままで知らなかった新しい三國志”を楽しむことができそう。ストーリーテラーである“新解釈”の語り部となる歴史学者役に、西田さんは「一人でのお芝居でしたので、もっとこの作品の俳優さんたちと一緒にお芝居したいなという気持ちが生まれました。また、福田監督は、キャパシティそして知識が広く、新しいことにチャレンジしていく意欲に溢れた方です。『三國志』はいままでにも色々な解釈がされてきましたが、今回は福田監督らしい個性溢れる新しい解釈が出来ているのではと思います」とアピールしている。『新解釈・三國志』は12月11日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:新解釈・三國志 2020年12月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2020「新解釈・三國志」製作委員会
2020年10月03日菅田将暉×石崎ひゅーいが、亀田誠治プロデュースで中島みゆき『糸』をカバーした楽曲が7月17日(金)に配信リリース。同楽曲は映画『糸』応援ソング、映画のエンディングソングとして起用される。俳優のみならず、2019年7月10日にリリースした2ndアルバム『LOVE』の収録曲『まちがいさがし』で、同年の『第70回NHK紅白歌合戦』への初出場を果たし、『第61回 日本レコード大賞』特別賞も受賞するなど、音楽アーティストとしても大きな注目を集めている菅田将暉。そんな彼が主演を務める2020年8月21日(金)公開の映画『糸』応援ソングとして、中島みゆき『糸』を、菅田と旧知の仲であり、今作で映画初共演も果たした石崎ひゅーいと共にカバーをすることが決定した。プロデュースは『糸』の映画音楽を担当した亀田誠治。この3人が、新たな出逢いを音楽として形に残そう!と意気投合し、奇跡のカバーソングが誕生したとのこと。また、『糸』の瀬々敬久監督からの熱望により、映画エンディングソングとしても起用され、7月17日(金)より各種ストアにて配信リリースされる。さらに、7月10日(金)から関東・関西・名古屋など一部地域で流れるトヨタホーム新CMソングとのタイアップも決定。8月10日(月)には、TBS系『CDTVライブ!ライブ!』(よる7:00~10:574時間スペシャル)にて、菅田と石崎で「糸」を歌唱予定している。なお、本日よりYouTubeにて公開された映画『糸』のメイキングスペシャル映像では、『糸』をカバーするふたりの歌声と撮影裏が垣間見えるので、ぜひチェックしてほしい。【楽曲情報】2020年7月17日(金)配信リリース菅田将暉×石崎ひゅーい『糸』作詞・作曲:中島みゆきプロデュース:亀田誠治●映画『糸』応援ソング(映画エンディングソング起用)●トヨタホームCMソング【映画情報】映画『糸』2020年8月21日(金)全国東宝系にてロードショー公式サイト: 映画『糸』メイキングスペシャル映像(BGM:菅田将暉×石崎ひゅーい『糸』)
2020年07月09日「頸椎亜脱臼の大ケガや胆のう炎を発症するなど、60代半ばで体調を崩すことも多かった西田さんを、地方ロケにもぴったり付き添って公私にわたり支えていたのがAさんでした。周囲から『まるで実の父子のようだ』といわれていたほどの“側近”だったのですが……」(テレビ局関係者)19年間続けた『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ系)の司会を熟慮の末、11月22日の放送回で卒業すると発表した西田敏行(72)。愛着ある番組を降板する葛藤と並行して、実は西田に“もう1つの苦悩”があったことは知られていない。「元マネージャー・Aさんは7年間、西田さんの所属事務所で働いていました。しかし、あるときを境に彼とは連絡がとれなくなってしまったのです。後から事情を知り、驚きました」(前出・テレビ局関係者)西田の所属事務所はほかに数人、俳優を抱えているものの、ほぼ西田のギャラが収益の大半を占めているという。「西田さんの『探偵!ナイトスクープ』の出演料は1本150万円だったといわれています。映画でもドラマでも存在感のある西田さんのギャラは高値安定。年間で数億円の売り上げがあったようです」(制作関係者)西田は気さくで人柄もよかったというAさんに全幅の信頼を置いていたが、昨年、その関係に亀裂が生じる出来事が起きていたのだ。「Aさんが仕事の経費と称して、西田さんの知らないところでお金を使い込んでいたそうです。この不正が発覚した後、彼は事務所を解雇となり業界も去ったといいます。西田さんはかなりショックを受け憔悴していました。後日、Aさんと関わりがあり、お世話になった仕事関係者には、悲痛な胸の内を打ち明け、彼が突然退社したことを自ら詫びていました。ただ、西田さんはいろいろ悩んだ末、Aさんの今後の人生を考え、“退社”以上のペナルティを彼に科すことはしなかったそうです」(西田の知人)7年間、ずっと苦楽を共にしてきた側近のまさかの裏切りに、西田は大きな衝撃を受けたという。西田の所属事務所にAさんの退社、およびその理由について聞いたところ「ノーコメントです」と語るのみだった。西田はこの問題に悩んでいた2年前の3月、スポーツ紙にこう語っている。《肉体が老いてきて、人間的に丸くなってきたとは思いますけど、好好爺にはなりたくないんです。生々しいもの、怒りや嘆きを持ち合わせて、まだまだ表現者としてのポテンシャルを探ってみたいと思うんです》“側近の背信”への怒り、嘆きも彼の役者魂をさらに燃え立たせるエネルギーになることを願いたい。
2019年11月05日約19年間務めた『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)の司会降板を発表した西田敏行(71)。そして、後任はダウンタウンの松本人志(56)が務めると発表された。10月25日の収録後に行われた会見で、西田はその理由についてこう語っていた。「僕が局長をやりはじめて、たまたま感動して泣いてしまったことをきっかけに、どんどん依頼内容に感動系が増えていってね(中略)。軌道修正していかないとこの番組のコンセプトが薄れるという危惧があったので、ぼちぼち退くべきだなと……」しかし、西田には降板した“別の理由”があるという。テレビ局関係者はこう語る。「西田さんはドラマの撮影中に動けなくなってうずくまってしまうなど、以前から深刻な体調不良が心配されています。長らくレギュラーを務めている『ドクターX』(テレビ朝日系)の最新シリーズの第1話では逮捕され、“退場”するような場面がありました」西田の芸能生活は、病気やケガと闘いの日々だった――。01年11月、西田は首の骨が変形し手足のしびれなどが起こる頸椎症性脊髄症を罹患。03年3月には心筋梗塞で緊急入院し、生死の境をさまよう事態に。近年も16年2月に、自宅ベッドから転落したことで首を痛め、頸椎亜脱臼に。その手術を4月に受けた直後、胆のう炎も発症していた。「首のケガも完治していないようで、ふだんの生活では常に杖を使っており、歩くのも大変なようです。さらに最近では糖尿病の傾向もあるそうで、満身創痍の状態で仕事を続けてきました。一部からは『治療に専念するために芸能界を引退するのでは……』という声も聞こえています」(前出・テレビ局関係者)そんな西田を常にそばで支えてきたのが4歳年下の妻・寿子さん(67)だ。16年6月、胆のう摘出手術後にコルセット姿でリハビリに励む西田の車いすを押す寿子さんの姿を本誌も目撃している。10月下旬、“引退危機”の真相を聞くべく、都内で買い物中の寿子さんに記者は声をかけた。――西田さんが『探偵!ナイトスクープ』を降板するのは、深刻な体調不良が理由とも言われていますが?「いやいや、全然そういうわけじゃないですよ。今日も主人はテレビの収録に行かせていただいていますから」笑いながらやさしく答える寿子さん。寿子さんに直撃した翌日、本誌も自宅から杖をつきながら送迎車に乗り込み、都内のスタジオに向かう西田の姿を目撃した。続けて、寿子さんは西田の現在の体調についてこう語る。「本人も体調を気にして整えようと、一生懸命頑張っていますし、節制しています。だから気力の衰えなんかもありませんよ。少し膝が悪いので、食事や減塩にも気をつけています。いまは歩くときに少し杖を使ったりもしていますけれど、本人はいたって元気ですよ」そして、西田の“引退危機”について話が及ぶと、寿子さんは力強い声でこう答えた。「そんなことはまったくないですよ。大丈夫。主人は、死ぬまできっと現役です。お仕事さえいただければ、続けていきたいと思っているんじゃないかしら」この言葉には夫人から西田への“祈り”が隠されていた――。2人の出会いは71年。当時所属していた劇団の研究生として入ってきた寿子さんに西田が一目ぼれ。猛アタックの末に、彼女の住むアパートに西田が転がりこむ形で同棲生活がスタートしたという。「同棲をきっかけに、寿子さんは劇団を辞め、女優の夢も諦めました。その後は下積み生活を送る西田さんを支えるために、アルバイトをいくつも掛け持ちしていたといいます。74年に結婚しましたが、まだお金もなく新婚旅行にも行けなかったそうです」(西田夫妻の知人)寿子さんの献身的なサポートもあって、一躍売れっ子俳優の仲間入りを果たした西田は、寿子さんに“提案”をする。「2人の子宝に恵まれ、仕事も軌道に乗り出したころ、西田さんは寿子さんに『育児が一段落したら女優に戻ってもいいんだよ』と言いました。しかし、彼女はその申し出をきっぱりと断ったそうです。西田さんの役者としての才能にほれ込んでいた寿子さんは、自分の夢を捨ててでも支える覚悟をしていたようです。彼女が『夫は生涯現役』と答えた陰には、『夫にはずっと役者を続けていてほしい』という願いがあるのでしょう」(前出・知人)西田が降板した背景には、45年間寄り添い続けてくれた“妻への感謝”もあったという。「西田さんはナイトスクープを降板したことで、今まで以上に時間の余裕ができることでしょう。まだ現役とはいえ、西田さんも70歳を超えています。『これからは苦労をかけてきた寿子さんとの時間を大切にしたい』という思いもあるのかもしれませんね」(前出・知人)最後に「私も主人がずっと仕事を続けるのを、応援していますから」と記者に答えて、その場を去った寿子さん。妻との固い絆を胸に、これからも西田は役者道を突き進んでいくことだろう――。
2019年10月31日グラビアアイドルの西田麻衣が、最新イメージDVD『ラブまい』(4,180円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)をリリースした。2006年のデビュー以降、童顔フェイスに似つかわしくないIカップバストと豊満ボディーでグラビア界を牽引している西田麻衣。今年3月23日の誕生日で30歳を迎え、最近は大人の色気も漂わせてグラドルファンを沸かせている。最新作では、はちきれんばかりの衣装に身を包み、Iカップバストが躍動する1枚となっている。今回のDVDで演じた西田のキャラクターは、セクシーなOL役。男性社員と沖縄出張するという刺激的なストーリーが進行していく中、花柄の眼帯ビキニに三角ビキニ、チューブトップ風水着など、さまざまな衣装でセクシーアピール。30歳となってさらに大人っぽくなった夜ベッドなどのシーンも見どころの一つとなっている。なお、同DVDの発売を記念したイベントが10月20日に東京・秋葉原のソフマップAKIBA 1号店 サブカル・モバイル館6F(18:00~)で開催される。
2019年10月18日西島秀俊と西田敏行のW主演で、今野敏による人気小説「任侠」シリーズを映画化した『任侠学園』。西島さん、西田さんを筆頭にベテランの実力派キャストが勢揃いした本作で、それに負けじと強烈なインパクトを放つ、不思議カワイイ系男子を演じる葉山奨之の場面写真がシネマカフェに到着した。真面目過ぎるがゆえ空回りしながらも、世のため、人のために走り回る不器用な地元密着型ヤクザ“阿岐本組(あきもとぐみ)”が、学園を舞台に大奮闘を見せる(!?)人情コメディとなる本作。葉山さんが演じたのは、学園一の問題児・沢田ちひろ(葵わかな)の大ファンで、カメラ片手にストーカーばりに彼女を追っかけまくる、一風変わった不思議系男子の祐樹。変わり者ながら、なんだかほっとけないほどにいじらしく、反則級に可愛い笑顔には、思わず阿岐本組のメンバーも手を貸してしまう、人たらしぶりを発揮する存在だ。学園の生徒の中でも特に阿岐本組との関わりも深く、個性豊かな面々との共演に葉山さんは「こんなにも多彩で個性豊かな色んな世代の方が集まっている現場は珍しかったです」と語り、西田さん、生瀬さんといったアドリブの名手が揃ったキャスト陣について、「毎日笑いをこらえるのが大変でした。どこから台詞なのかアドリブなのか、それが分からなくなるくらい掛け合いが面白くて(笑)」と撮影時をふり返った。とはいえ、そんなクセが強すぎるキャストたちが扮するキャラクターにも負けない抜群の個性を放つ祐樹を、「とにかく見た目にインパクトのある役」と解説。ひとりだけ制服のネクタイがすごく短かったり、左手首にパンダのぬいぐるみがついたブレスレットをしていたり細かなこだわりを反映。中でも、パンダのぬいぐるみについては「僕のアイディア」と、葉山さんが提案したアイディアを木村ひさし監督が採用した模様。しかもこのパンダは、実はとある阿岐本組メンバーと祐樹の絆をつなぐ大事なアイテムともなっている。ベテランキャストに負けないインパクトを放つ葉山さんの熱演をチェックしてみて。『任侠学園』は9月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:任侠学園 2019年9月27日より全国にて公開©今野 敏 / ©2019 映画「任俠学園」製作委員会
2019年09月23日中村誠治郎が主演する『今、僕は六本木の交差点に立つ』が、9月4日に東京・天王洲 銀河劇場にて開幕した。“経済界の風雲児”と称される実業家・シンガーソングライター、橋本ひろしの半生をモチーフにした物語が繰り広げられる本作。莫大な富と名声を手に入れた彼は、なぜ50代で音楽活動をスタートさせたのか──。TRASHMASTERS主宰の中津留章仁が脚本を、赤澤ムックが演出を手がけ、橋本を連想させる主人公・稲本ふとしを中村が演じる。舞台はふとしのライブ場面で幕を開ける。MCと歌が混然一体となった“トーキングブルース”で知られる橋本のステージを彷彿とさせるように、ギターを抱えた中村は内省的なメッセージが込められた「天に向かって弓を射ろ」を熱唱。やがて登場するふとしの実業家仲間・津田山涼介(定本楓馬)の狂言回しぶりも手伝って、観客は自然とマクドナルドの日本第1号店が開店した1971年の東京へいざなわれていく。父の死で長野の実家に呼び戻された19歳のふとしは、一家の生計を立てるためにさまざまな事業へ乗り出す。作品には、橋本が実際に手がけたプリント基板製造メーカー・キョウデンや生鮮コンビニ・SHOP99(現在はローソンストア100)などを思わせる企業が。持ち前の商才とコミュニケーション能力を発揮して次々とビジネスで成功を収めるふとしの立身出世に、親友・山口俊(有澤樟太郎)との友情やガンを患った中年男性・久保田康徳(山寺宏一)とのエピソードが密接に絡み──。劇中には、公演タイトルを含め「たまるか」「目標」「ハレルヤ」など橋本のオリジナルナンバー7曲が登場。いずれも前向きで、聞く者の心を鼓舞するようなむき出しの熱い歌詞が並ぶ。開幕に際して「橋本ひろしさんというすごい方の人生を生き抜きたい」とコメントを寄せたように、中村は情熱的な歌声とパフォーマンスでふとしの波乱万丈な人生を体現した。劇世界を彩る、アンサンブルのバラエティ豊かなステージングにも注目したい。交差点をイメージさせる、十字の八百屋舞台で展開する160分(休憩含む2幕)の濃密な人間ドラマを見届けよう。公演は9月8日(日)まで。チケットぴあでは現在、当日引換券を発売中だ。取材・文:岡山朋代撮影:源賀津己
2019年09月05日9月27日公開の映画『任侠学園』の完成披露試写会が26日、都内で行われ、西島秀俊、西田敏行、伊藤淳史、葵わかな、葉山奨之、桜井日奈子、生瀬勝久、木村ひさし監督が出席した。社会奉仕がモットーの地元密着型任侠団体"阿岐本組(あきもとぐみ)"が義理と人情を武器に、倒産寸前の私立高校や出版社、 病院や映画館など、困ってる人たちをボランティア精神で助ける姿を描いた今野敏の人気小説『任俠』シリーズ。その中でも人気の『任侠学園』が、西島秀俊と西田敏行のダブル主演で映画化された。不器用で親分に毎回振り回される阿岐本組No.2の日村を西島、頼まれたら断れない、強面だけどどこか憎めない組長を西田敏行が熱演している。本作で初めてヤクザを演じたという西島は「本当に怖いヤクザの人たちと戦わざるを得ませんでした。真面目なヤクザの役だったので、それがキャスティングされた理由だと思います」と自己分析。西田は『アウトレイジ』シリーズで強面のヤクザを演じてきたが、「"任侠"という言葉と"学園"という言葉が合わさってどう化学反応を起こすのか楽しみで撮影に臨みました。しかも若頭が西島くん。私も『アウトレイジ』で若頭でしたが、西島くんはキレイで立派な若頭を演じてくれました」と西島を絶賛した。その西田からロケ中にアドバイスをもらったという西島。「西田さんと撮影の途中によく食事に行かせていただきました。言われたのは、『セリフを食べろ』と。セリフは覚えたり考えるのではなく、『食え』と言われてなるほどなと思いました。僕だけでなく、そこにいた若い連中も深く深く噛みしめてましたね」と西田に感謝の言葉。西島の言葉に照れ笑いを浮かべた西田は「これは丹波哲郎先輩が『俺ってセリフを覚えられない。頭で覚えると全然出ないので、食べる意識だとどんどん出てくる』と仰っていたので、それをスライドで申し上げたんです」と先輩の言葉を西島に継承したという。映画『任侠学園』は、9月27日より全国公開。
2019年08月27日俳優の西田敏行が、西島秀俊と共にダブル主演を務める映画『任侠学園』(9月27日公開)で、主題歌「ツギハギカラフル」を書き下ろした東京スカパラダイスオーケストラとのコラボにより、挿入歌「また逢う日まで」を担当していることが21日、明らかになった。同作は、社会奉仕をモットーとする地元密着型ヤクザ・阿岐本組が、経営不振に陥った仁徳京和学園高校を立て直していく人情コメディ。阿岐本組の組長を西田が、ナンバー2を西島が演じるほか、伊藤淳史、佐野和真、前田航基、生瀬勝久、葵わかな、桜井日奈子、光石研、白竜、中尾彬らが脇を固める。挿入歌「また逢う日まで」のPVでは、リハーサル風景をはじめ、登場人物たちを映した劇中シーンも。お互いの印象についてスカパラは「小さい時からテレビの中の人というイメージで今も活躍されていて半世紀くらいずっと憧れの人! 実際にお会いすると存在感がすごかったし、すごく緊張した!」と喜びを伝え、西田は「実際に会うのは初めてだが、彼らの音楽に触れて、いつもリズムに乗って体をスイングしてます」とコメント。また、収録後のインタビューでスカパラは「西田さんの包容力がある声で、大きく包み込むような愛情が感じられる歌になれば」と語り、西田もスカパラとの共演に「震えがくるくらい興奮した。相乗効果で、ひとつ上のポテンシャルを発揮できた!」と感想を述べていた。
2019年08月21日西島秀俊×西田敏行W主演映画『任侠学園』の挿入歌を、「東京スカパラダイスオーケストラ」と主演のひとり、西田さんがコラボし、名曲「また逢う日まで」をカバーすることが分かった。すでに、「東京スカパラダイスオーケストラ」の書き下ろし楽曲「ツギハギカラフル」が主題歌に決定している本作。新たに発表された挿入歌「また逢う日まで」は、阿岐本組・組長役の西田さんと「東京スカパラダイスオーケストラ」という、ビッグなコラボレーションが実現!到着したPVでは、リハーサル風景からスタート。メイキングでは、演奏に合わせて西田さんがこぶしを効かせながら情熱的に歌い上げるリハーサル風景が収録されているが、演奏が終わると、「東京スカパラダイスオーケストラ」メンバー総立ちで拍手が沸き起こり、スタジオは大盛り上がりを見せたという。続いて、映像では「東京スカパラダイスオーケストラ」の演奏と西田さんの情熱的な歌声と共に、日村(西島さん)ら阿岐本組の面々が商店街へ挨拶回りに行ったり、助けを求められ走りまわったり。また阿岐本組が再建へと奔走する学園の生徒たちが苦しみや悲しみで葛藤するシーンが登場。「なぜかさみしいだけ」「なぜかむなしいだけ」といった歌詞がリンクする映像となっている。「東京スカパラダイスオーケストラ」は、「小さい時からテレビの中の人というイメージで今も活躍されていて半世紀くらいずっと憧れの人!実際にお会いすると存在感がすごかったし、すごく緊張した!」と共演した喜びを明かす。そして初収録後、「東京スカパラダイスオーケストラ」は「西田さんの包容力がある声で、大きく包み込むような愛情が感じられる歌になれば」と語り、西田さんも「震えがくるくらい興奮した。相乗効果で、ひとつ上のポテンシャルを発揮できた!」とコラボに自信を見せている。『任侠学園』は9月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:任侠学園 2019年9月27日より全国にて公開©今野 敏 / ©2019 映画「任俠学園」製作委員会
2019年08月21日