リコーイメージングスクエア新宿にて2016年1月6日~18日、中西敏貴氏の写真展「ORDINARY」が開催される。同氏は2012年に北海道美瑛町に移住した風景写真家。「ORDINARY」では、北海道美瑛町の丘の風景を既成概念にとらわれず大胆かつ繊細に表現した作品を展示。アワガミ和紙にプリントしたカラー作品約50点で構成される。また、2016年1月初旬には風景写真出版より写真集「ORDINARY」が発売される予定だ。リコーイメージングスクエア新宿の場所は、東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB (中地下1階)。同写真展の入場は無料となっている。
2015年11月18日福井県越前町の道の駅「越前」駐車場で11月14日~15日の各日9時~16時に、「越前かにまつり2015」が開催される。○冬の味覚をたっぷり味わえる同イベントは、11月6日の「越前がに」解禁にあわせて行われる。越前がにをはじめ、地元で水揚げされた新鮮な魚介類や干物が販売されるほか、同イベントの名物「セイコガニ汁」が1杯300円(各日500食限定)で提供される。そのほか、旬の魚の即売会「新鮮屋台市」や、焼ガニやカニの甲羅蒸し、カニ丼ぶりなど、カニを始めとした海鮮グルメを味わえる「新鮮グルメ屋台」、さらに越前がになど、越前海岸の豪華賞品がその場で当たる「日本海大抽選会」も行われる。
2015年11月10日言葉のプロたちは、どんなふうに上手に日本語を操っているのだろう。英語と日本語に精通する翻訳家の越前敏弥さんは、2つの言語の違いについて、また、日本語ならではの魅力的な表現についてこう語る。「日本語は主語を立てなくてもいい構文だという点が大きな違いです。英語は必ず主語を立てなくてはいけないので、カチッとしている一方で不自由なことも。個人的には、柔軟な構造の日本語の方が好きですね。日本語が好きだからこそ、日→英ではなくて英→日の翻訳をしているともいえます」日本語の特徴のひとつに、文末を強く発声しないという点も。「本来は文の最後で肯定か否定かが決まるので明確に発声しなくてはいけないのですが、それでは響きが美しくない。そのため、曖昧に発声するのです。もともと日本語はハッキリ言わずに相手に汲んでもらうことで美しく響く言語。国際社会では通用しないと言われそうですが(笑)、愛の語らいにはピッタリな言葉だと思いますよ」そんな言葉のプロに語彙力を増やす具体策を教えてもらった。◆言葉を探すには、まずはインプットを。楽しみながら電子辞書やアプリで、知らない言葉をインプットしている越前さん。愛用中の“串刺し検索”は、英和、国語、類語辞典など20以上の辞書に一度に検索がかけられるソフト。あらゆる角度から言葉を見ることで翻訳につながるキーワードが浮かんでくるという。『しぐさの英語表現辞典』など電子化されていない辞書は自作の索引を作成。その他、ゲーム感覚でできる語彙検定のアプリもおすすめ。◇えちぜん・としや翻訳家。『ダ・ヴィンチ・コード』『インフェルノ』(共に角川書店)など訳書多数。著書に『日本人なら必ず誤訳する英文』(ディスカヴァー21)などがある。朝日カルチャーセンター(東京・大阪)で翻訳講座の講師も務める。※『anan』2015年7月1日号より。イラスト・アベ ミズキ文・真島絵麻里
2015年06月28日厳寒の日本海が育む幸といえば「越前ガニ」である。毎年11月6日に漁が解禁され、生きたまま三国港に運ばれるカニは、夕方より競りが行われる。越前海岸でのカニ漁は歴史も古く、江戸時代初頭には行われていたようだが、気になることは「どうすればおいしい越前ガニにたどり着けるのか?」だろう。そこで、カニのプロたちにおいしい越前ガニの選び方・食べ方を聞いてみた。○通はセイコを好む!?そもそも越前ガニとはなんなのか? 越前ガニはズワイガニの地域ブランド名で、地元の人はオスを"アシナガ"や"ズワイ"、メスを"セイコ"などと呼んでいる。オスとメスでは大きさのほか味も異なる。オスの越前ガニは数千円からで、大きいものだと1.5kg(1万8,000円程度)にもなる。一方、メスは手のひらサイズで500円程度からある。メスはオスに比べて甘みが強いため、地元の人の中には「セイコの方が好み」という人も少なくない。越前ガニの漁は毎年11月6日に解禁され、メスは12月末まで、オスは3月20日までとなる。漁は深夜に港を出て翌日の夕方前に帰港するほか、1回の漁が数日に渡ることもあるそう。カニ漁師によると、「カニは身がしまったものが味が濃くておいしいため、季節としては1~2月がベスト」ということだった。ただ、その頃だとセイコの漁は終わっているので、時期を見逃さないようにしていただきたい。紅色に染まった越前ガニはどれもおいしそうに見えるのだが、どうせなら一番おいしいものを味わいたいところ。カニ漁師に「おいしい越前ガニを一発で見分けるには?」と質問したところ、さっとカニを裏返してくれた。「ずっしりとした重みももちろんですが、見た目で判断できるのは裏なんです。肉厚でより白いカニを選ぶようにしてください」とのこと。カニを選ぶ時は、その面構えよりも裏がポイントのようだ。○身をスルッと取り出す方法おいしいカニの選び方は分かった。次はおいしい食べ方である。地元の方にうかがったところ、カニのうま味を一番味わえるのはやはりゆでガニらしく、濃厚な味噌はそのまま食べるのみならず、日本酒を注いで甲羅酒として味わうもよし。とは言え、ゆでガニをきれいにむくのはなかなか難しい。どこから手をつけようか悩んでいると、地元の方が「ちゃんとむき方があるのよ」と手を差し伸べてくれたので紹介したい。それでもちょっと手間はかかるが、身がスルスル出てくるのは面白く、がっつり身を楽しめるのはうれしいもの。実際、むき方を教えてくれた地元の方に「こんなにきれいにむいていただきありがとうございます」と、お礼を言ってもらえるほどきれいにむけた。(1)カニを裏返して「ふんどし」と呼ばれるかに腹部の前掛け部分を外す(2)足をまとめてつかみ、上にあげて切り離す(3)呼吸器にあたる「ガニ」を外す(4)足を関節方向に曲げながら切り離す(5)抱き身を真っ二つ切る(6)かにフォークを使って身を取り出す(7)足の根元・関節前・関節部分ではさみを入れる(8)爪側の足を関節前で切った穴の方から差し込んで身を取り出す今回はオスを食したが、一杯食べきるとおなかも一杯になってしまった。メスのセイコは甘みのある身のほか、赤いダイヤとも賞賛される濃厚な旨みの内子(うちこ)やプチプチとした食感外子(そとこ)などの卵が魅力。小ぶりでありながら、濃厚さではオスにも負けないという。カニのシーズンは始まったばかりだが、季節ものなのでどうか食べ損ねのないように。※記事中の情報・価格は2014年11月取材時のもの
2014年11月19日クリップスは越前漆器の工房、粂次郎が製作した越前漆器iPhone 6カバー6種の販売を開始した。価格は税別10,000円(以下、税別)から。同社の直販サイト「naire-shop」を通じて販売している。販売中のカバーは、「雲」(13,000円)、「波」(15,000円)、「春香花丸」(20,000円)、「蝶」(15,000円)、「プラチナさくら」(10,000円)、「牡丹唐草」(20,000円)。
2014年10月11日