ニフティは、クララオンラインが中国にて提供しているパブリッククラウドサービス「鴻図雲(ホンツーユン)」に共同提供社として参画し、4月16日(木)からサービス提供開始したと発表した。これは、同社が海外で提供する初のクラウドサービスとなる。同サービスは、ニフティクラウドの安定したインフラ基盤とクララオンラインの中国におけるビジネスノウハウを組み合わせることで、中国でもニフティクラウドと同じパブリッククラウドを利用できるサービス。中国の5つの通信キャリアとのBGP接続による中国全土へのインターネット接続性と、環境の違いに対する技術面およびビジネス面でのサポートを提供する。これらのサービスは、既に本田技研工業(中国)、タニタ上海といった企業がサービスを利用している。現在、中国で、ITビジネス市場の成長に伴ってクラウドサービスが急速に普及しており、これまで、「鴻図雲」をインフラ構築・運用の面で支援。今回、中国で安定稼動し、導入実績のある「鴻図雲」に共同提供社として加わることで、サービス促進を図るという。今後は、クララオンラインとの協業をより強化し「鴻図雲」のソリューション拡大を図り、中国でのビジネスを強力に支援するとしている。
2015年04月23日スリックは、カーボン三脚「カーボンスプリント」シリーズに、雲台「SH-724E」を組み合わせた「カーボンスプリント 624 DX」と「カーボンスプリント 634 DX」を3月20日に発売する。希望小売価格は624 DXが50,000円、634 DXが60,000円(いずれも税別)。○カーボンスプリント 624 DXカーボンスプリント 624 DXは、ショートサイズのカーボン三脚と雲台「SH-724E」のセットモデル。数量限定の発売記念モデルには、スペアのクイックシューが1個付属する。三脚の脚部段数は「4」でナット式ロックを採用。3段階開脚機構と分割センターポール式エレベーターにより、ローポジションでの撮影もサポートする。雲台「SH-724E」は、2ハンドルにパンストッパーを備えた3WAY式で、DIN規格のクイックシューも装備する。主な仕様は、全高が1,232mm、重量が1,350g、縮長が435mm、最大脚径が22mm、EV下げ全高1,022mm、地上最低高が187mm、最大搭載荷重が3kg。○カーボンスプリント 634 DXカーボンスプリント 634 DXは、ロングサイズのカーボン三脚と雲台「SH-724E」のセットモデル。624 DXと同様、スペアのクイックシューが付属する発売記念モデルを用意する。三脚の特徴や雲台、脚部段数、最大脚径などは624 DXと共通。主な仕様は、全高が1,700mm、重量が1,460g、縮長が540mm、EV下げ全高1,400mm、地上最低高が191mm、最大搭載荷重が3kg。
2015年03月17日マンフロットは、ギア雲台の最新モデル「XPRO ギア雲台」を3月中旬に発売する。価格は30,000円(税別)。独自開発のポリマー素材「ADAPTO」を採用した重量750gの軽量なギア雲台。同社のギア付き雲台のエントリーモデルにあたり、精度を保ちつつ携帯性を向上させた。3軸で構図の調整ができるようにノブを改良。大まかな位置を決定するクイックムーブメントレバーを追加したほか、微調整を行うマイクロメトリックノブは回しやすいデザインとなった。プレートには同社のフォト雲台で多く使われている200PLプレートを採用。そのため、プレートをカメラに装着したまま、マンフロット製の三脚などに素早く取り付けられる。主な仕様は雲台高が13cm、最大荷重が4kg、重量が0.75kg。
2015年02月17日青月社はこのほど、大竹敏之著『コンクリート魂 浅野祥雲大全』を発行した。○東海地方の秋のレジャーガイドとしても同書には、現在までに判明しているコンクリート人形師・浅野祥雲氏(1891~1978)の全作品758体がオールカラーで収録されている。浅野氏の作品はサブカル層からカルト的人気を得ており、「"デカい"(2m以上)、"カラフル"(ペンキ彩色)、"たくさん"(スペクタクル・ジオラマ)、"ダイナミック"(表現性・ディテール)なこと」が特徴だという。著者の大竹敏之氏は"日本唯一の浅野祥雲研究家"で、同書は大竹氏の20年以上にわたる研究成果の集大成と言える一冊になっているという。浅野氏の"三大聖地"のガイドや未紹介の作品の紹介、写真家の都築響一氏と大竹氏の対談も収録している。なお、ほぼ全点が屋外にある公開施設のため、東海地方の秋のレジャーガイドとしても活用できるとのこと。価格は2,000円(税別)。
2014年11月14日ベルボンは10月23日、カメラを上下方向のみに動かせるチルト専用雲台「THD-23」を発表した。10月24日より発売する。希望小売価格は2,000円(税別)。上下方向のみ可動するチルト専用雲台。ストッパーを締めることで角度を調整して固定できる。カメラ取り付け用のシューは一体型で、雲台本体に独立回転するカメラネジを装備。カメラの取り付けや取り外しがスムーズに行える。本体はコンパクトなので一脚に取り付けて使用するのに最適だ。取り付け用ネジ穴の深さは5mm。カメラ台のサイズは34×17mm。推奨積載質量は500g、底面径は44mm、全高は45mm、重量は32g。
2014年10月23日アステラス製薬とアストラゼネカは9月29日、タレントの乙葉さんと書道家の武田双雲さんを招き、喘息(ぜんそく)疾患啓発活動「チェンジ喘息! Voiceプロジェクト」発表会を都内にて行った。トークショーではおのおのが体験を交え、喘息への理解を呼びかけた。○喘息症状が出やすくなる秋10月、11月と季節の変わり目を迎え、日中の気温の差が大きくなってくる秋。この季節は喘息症状が悪化しやすく、患者にとってはつらい季節の到来となる。喘息は慢性的な気道の炎症が原因で起こり、気温差のほかにも花粉や風邪など、さまざまな原因で症状が悪くなってしまう。主な治療としては、気道炎症を抑制することが重要とされている。同プロジェクトは、喘息の症状が悪化しやすい秋に合わせてこれまでにも定期的に実施。喘息患者がその症状や不安をなくし、適切な治療を受けるために、医師に症状や不安を「声」にしてしっかりと伝える大切さを啓発していくことを目的としている。主催社を代表してあいさつしたアストラゼネカ マーケティング本部の太田篤氏は「喘息患者は近年、増加傾向にある」と、患者数の現状を話した。その上で「タバコの煙やお香など、普通の人にとって何気ないものが発作のきっかけになる。症状が出るかもしれないという不安などから、喘息によって生活の質が低下してしまっている。発作が起こらない、症状ゼロを達成するために、正しい情報を多くの人に理解してもらいたい」とプロジェクトの趣旨を語った。続いて、アステラス製薬 プロダクトマーケティング部の藤田英一氏がプロジェクトの概要を説明。「喘息患者さんの思いや声を集めて共有することで、患者さん一人ひとりが医師に症状を相談しやすくなる」ようにと、患者さんのQOL(クオリティー・オブ・ライフ)向上を目的に特設のウェブサイトを開設した。サイトでは、患者さんの体験をもとにしたショートムービーが見られるほか、喘息患者さんが抱えるさまざまな声や思いなどを「五-七-五」のリズムで自由に表現し、投稿する「みんなの喘息川柳コンテスト」を開催。12月1日17時まで同サイト内で募集し、来年1月に発表を予定している。○大体の患者さんはシャイトークショーには、8歳で喘息を発症したという乙葉さんと、妻と娘が喘息だという武田双雲さん、喘息治療の第一人者で国際医療福祉大学 教授 山王病院 アレルギー内科の足立満医師が登壇した。乙葉さんは、「以前は季節の変わり目や風邪をひいたりすると、すごく不安になっていた」と、喘息との長い付き合いを振り返った。「前は症状が出てから病院に行っていたけれど、今は症状が出る前に相談をするようになった。朝と夜の吸入治療が毎日の日課になっていて、それでこの季節も安心して過ごせる」と、治療が変わったことで気持ちも変わったと話した。家族が喘息だという武田さんは、「初めて妻の症状を目の当たりにしたとき、妻よりも不安になってしまった」と、自分に症状がないだけに不安が大きかったという。台風が喘息症状の悪化につながるケースもあるが「今日も妻が『台風来てるよ』と(体の状態から)教えてくれた。天気予報よりも敏感かも」と驚きつつも、「夫や父として、いろんなストレスを取り除いてあげるような存在でありたい」と、家族を思いやる胸の内を明かした。「大体の患者さんはシャイ」という足立先生は、「喘息の治療は、対処から予防に変わってきている」と治療方法の変化を説明。「限られた診療時間ではあるが、忙しそうだから……などと医師に遠慮することなく、予兆などの症状や不安をしっかり伝えてほしい。それが、患者さんにあった治療法につながる」と、不安を「声」に出して伝えることの大切さを訴えた。トークの最後には、「みんなの喘息川柳コンテスト」にちなみ、3人それぞれが考えた喘息川柳も披露された。トークの後は、武田さんが特別に書のパフォーマンスを披露。したためられた書「チェンジ喘息!」は、「喘」の「口」がハート型になっているユニークなものとなった。武田さんは「喘息という言葉をポジティブなものにしようと思った。ハートは大好きですよ」と語り、書の自己採点を聞かれると「満点です! 」と、笑顔を見せた。乙葉さんも「ハッピーな気持ちになれる書だったので、すごくステキ」と絶賛していた。
2014年09月30日ビクセンは6月20日、「星空雲台ポラリエ(WT)」用の「タイムラプスアダプター」を発表した。発売は6月25日の予定で、希望小売価格は税別9,000円。タイムラプスアダプターは、星空雲台ポラリエ(WT)を三脚に固定するためのアクセサリーだ。タイムラプスアダプターと星空雲台ポラリエ(WT)を併用することで、ポラリエの回転軸を三脚に対して縦向きにしたり、月の出入りや星の日周運動などに合わせて構図を変えるなど、ライムラプス撮影による表現の幅を広げられる。星空雲台ポラリエ(WT)は、星の動き(日周運動)に合わせて駆動する"動く雲台"で、長時間露光でも星を点像として撮影することを可能とする製品だ。タイムラプスアダプターの本体サイズはφ59×27.5mm、重さは165g。カメラネジサイズはUNC1/4、3/8インチ。
2014年06月23日筆記具全般のメーカーであるプラチナ万年筆は、書道家の武田双雲氏と共同開発した、筆ぺん初心者でも楽に筆文字が書ける筆ぺん「双筆(そうひつ)」3製品を、9月21日から発売する。同製品は、穂先の先端だけが柔らかく、後ろ部分はしっかりとしているためにコシがあり、筆のタッチを感じながら、しっかりとトメ、ハネ、ハライが表現できるようになっている。また、墨にあたるインクの量も、この穂先の中央部が最も多く、周囲に行くにしたがって少なめになるように設計。ハライのしなやかな筆跡が書けるようになり、特にハライに見られる筆独特の「適度なカスレ」を創ることができるようになったという。さらに墨には、耐水性に優れ、水にぬれてもにじまないように、香り付きの顔料カーボンインクを使用。ポケットサイズのクリップ付き「双雲モデル携帯タイプ」(210円)、毛筆をイメージした軸色で筆記が安定する長めのサイズ「双雲モデルシングルタイプ」(262円)、慶事・仏事の定番となる、墨色と薄墨の仕様で長文も書きやすい「双雲モデル慶弔両頭タイプ」(315円)の3製品が発売される。なお、同社では、発売記念キャンペーンとして、第2回「手紙を出そう」コンテストを9月からスタート。詳細は、同コンテストWEBサイトを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月11日舞台『戦国BASARA』シリーズや『深説・八犬伝~村雨恋奇譚~』などの脚本・演出を担当して人気の西田大輔が、主宰する劇団AND ENDLESSに戻り、あの“三国志”に挑戦する。『RE-INCARNATION』と題された本作は、米倉利紀(諸葛亮孔明役)や中村誠治郎(趙雲子龍役)、広瀬友祐(夏候惇元譲役)らが出演する豪華版。コミックの原作やアニメの脚本なども手掛け、エンタメ性豊かに人間ドラマを描いてきた西田が、誰もが知る歴史絵巻をどう描くのかに注目が集まる。1月下旬、都内の稽古場を訪れた。『RE-INCARNATION』チケット情報稽古場に入ると、汗ばむほどの熱気にまず驚いた。あちこちで自主稽古を繰り返していたキャストのテンションは、立ち回りの稽古に入ってますます上昇。長槍、刀、剣など様々な武器を手に、ダイナミックなアクションショーンが連続して展開する。入れ替わり立ち代わりのキャストたちは「もっと早く!」「いけ!」などと盛んに声を掛け、抜群のチームワークを垣間見せるひとコマも。そんな中、華やかな扇子を持って登場したのは孔明役の米倉。突っ込む追っ手を鮮やかにかわし、敵勢を睨む姿はすでに知将の風格だ。新感覚の“三国志”に、俄然期待が高まった。「西田さんの描く世界観に惹かれて出演を決めました」という米倉は、孔明を演じるにあたり、細かい下調べは要らないと西田に言われたという。「もちろん頭の切れる男というのはベースにありますが、この作品ではユーモアや人間くささもたっぷり描き込まれている。それならイメージを固めないで稽古に入ったほうが、孔明の芯をとらえることが出来ると思った」と稽古を楽しんでいる様子。得意のアクションで自主稽古のリーダーを担う中村も、「一体感はお客様に伝わると思うから、そこは大切に」としつつ、「趙雲は優しくて強い男。恋愛もあるので、芝居の部分でもきちんと見せられれば」と意気込む。長槍で激しい立ち回りを見せる広瀬は「夏候惇は戦闘能力が95で知能は40と言われたので、普段の僕と似てるかな」と笑いながらも、「西田さんやキャストとのやりとりを重ねて、熱くて野太い夏候惇を作っていきたい」と話した。本作の焦点について、「中村くんもそうですが“見せる表現”に長けた人たちが奇跡的に集まったこと。そして才能を持ちつつ、常に真摯な米倉さんが孔明を演じること。このふたつによって“孤高の男が光を見つける物語”を描けると思いました」と西田。「お客様も一緒にその光を探してほしい」と結んだ。公演は2月10日(金)から19(日)まで東京・全労済ホール/スペース・ゼロにて開催。チケットは発売中。取材・文佐藤さくら
2012年02月08日