重松清のベストセラー小説を映画化した『とんび』より、阿部寛、安田顕、薬師丸ひろ子の劇中での姿をとらえた場面写真が解禁となった。阿部寛と北村匠海が親子役を演じた本作は、これまで2度TVドラマ化され話題を呼んだ、重松清による名作小説の映画化。破天荒ながら愛すべき主人公、父・ヤスと息子・アキラの幾度途切れても必ず繋がっていく親子の絆を描き、8日の公開から多くの共感と感動を呼んでいる。この度解禁されたのは、男手一つで育てた息子・アキラが家庭を持ち親元を離れた後、“もうひとつの家族”である備後の町の人々と過ごすヤスの幸せな余生が写し出された劇中写真。小料理屋・夕なぎで、赤いちゃんちゃんこに広島東洋カープのキャップを被り、女将・たえ子(薬師丸ひろ子)らに還暦をお祝いされている様子。そして、アキラのもう一人の父といっても過言ではない、幼なじみ・照雲(安田顕)と共に、肩を組んでいる姿や、一尾の魚を持ち満面の笑みを浮かべるヤスがとらえられている。どの写真も、幸せそうな笑顔を見せており、彼がもう一つの家族である“備後の町の人々”に最期まで愛され続け、幸せに生涯を終えたことが伝わってくる劇中写真となっている。『とんび』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:とんび 2022年4月8日より全国にて公開©2022『とんび』製作委員会
2022年04月20日佐藤寛太と大原優乃がダブル主演を務めたドラマ『あせとせっけん』のBlu-ray&DVD BOXが、早くも7月6日(水)に発売されることが決定した。本作は、2018年より『週刊Dモーニング』にて連載を開始し、「第2回電子書籍で読みたいマンガ大賞」の大賞受賞や、「第3回マンガ新聞大賞」第2位ほか、全11巻で累計発行部数440万部を突破する山田金鉄の人気コミックを実写ドラマ化するラブコメディ。主人公は、化粧品&バス用品メーカー『リリアドロップ』で働く、せっけんの商品開発プランナー・名取香太郎(佐藤寛太)と、経理部のメガネ女子・八重島麻子(大原優乃)。職業柄、香りの嗅ぎ分けを得意とする究極の“においフェチ”香太郎は、ある日会社の廊下で、とっても気になる“におい”に出会う。一方、重度の“汗っかき”の麻子は幼少期に「汗子」とからかわれた経験があり、においや汗がコンプレックス。人目をはばかるようにトイレでデオドラント製品を使うことが日課で、こっそりにおいケアをし、廊下を歩いていると、突然、香太郎からにおいを嗅がれ、「あなたのにおいにビビッときました」と言われる。そして、ひょんなことから商品開発のために1週間、毎日においを嗅がれることになり……。他にも工藤遥、大平修蔵、池内万作、杢代和人らが出演している。7月6日(水)に発売されるBlu-ray&DVD BOXには、全9話の本編だけでなく、特典映像として撮影の舞台裏やキャストのインタビューなどを収めたメイキングやNGシーン集などがたっぷり収録される。アウターケース裏表紙は原作者・山田金鉄の描き下ろしイラストとなる予定だ。さらに、MBSショッピングやAmazon、楽天ブックス、タワーレコードでは店舗別予約購入特典としてオリジナルポストカード3枚セットがプレゼントされる。ドラマのパッケージ化に際し、大原は「きっと、この作品に携わってくださった全ての方、それぞれの原作への愛がこのDVDを通して、より感じていただけるんじゃないかと思います。何度も観ていただいて、“あせキュン”してください!」、佐藤は「この作品に携わったみんなで実写版『あせとせっけん』は胸を張れる作品に創りあげられたと思います。」とそれぞれ喜びのコメントを寄せた。<コメント全文>■佐藤寛太『あせとせっけん』がパッケージとして残るなんて。大原さんと、麻子さんと紡いできた日々がパッケージで残せるなんて!監督になぜカットされたのか、聞きたくてたまらないあのシーンも特別映像で入ってたりしているのかな、なんて妄想が膨らみます。メイキングが入ってるとしたら、それはきっと僕の奇行の軌跡でしょう。もっともっとあの作品のなかで息をしていたかった。もっともっと描きたい原作のシーンがありました。それでも、この作品に携わったみんなで実写版『あせとせっけん』は胸を張れる作品に創りあげられたと思います。是非、ご覧ください■大原優乃佐藤寛太さん演じる名取さんと、2人で演じた一瞬一瞬が奇跡のようで、今も私の胸の中で煌めき続けています。その全てが、DVDとして形となり、すごく嬉しいです。きっと、この作品に携わってくださった全ての方、それぞれの原作への愛がこのDVDを通して、より感じていただけるんじゃないかと思います。何度も観ていただいて、“あせキュン”してください!■原作:山田金鉄祝 Blu-ray&DVDBOX 化!!まさかのケースのイラストを描き下ろしさせて頂きます。めっちゃ緊張してますが心血注いで描きますのでどうぞよろしくお願いします!!【Blu-ray&DVD 情報】『あせとせっけん』7月6日(水)発売■Blu-ray BOX(3枚組)15,510円(税込)■DVD BOX(3枚組)10,780円(税込)Blu-ray&DVD 共通特典【仕様・封入特典】・アウターケース・ブックレット【映像・音声特典】・メイキング・NG シーン・予告編
2022年03月31日2022年3月16日放送のバラエティ番組『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に、俳優の永山瑛太(以下、瑛太)さんが出演。これまでの瑛太さんのイメージと大きく異なるヘアスタイルに、視聴者から驚きの声が寄せられました。瑛太の金髪ヘアに「誰!?」毎回、人気占い師が一般人や芸能人を占う同番組。16日の放送回では、お笑いタレントのゲッターズ飯田さんが瑛太さんの恋愛観や仕事観、性格などを占いました。占いを通して瑛太さんのプライベートな一面を垣間見ることができ、ファンにとっては貴重な放送回となったものの、それ以上に注目を集めたのは、瑛太さんの髪型。黒髪の印象が強い瑛太さんですが、番組出演時には、片目が隠れるほど長い前髪が印象的な金髪で登場。 この投稿をInstagramで見る フジテレビ『突然ですが占ってもいいですか?』(@totsuzen_uranai)がシェアした投稿 これまでの瑛太さんのイメージとは大きく異なるヘアスタイルに、視聴者からは「誰!?」と困惑する声も寄せられました。・本当に途中まで、誰なのかが分からなかった。・瑛太に似ているな~って思ってはいたけど、まさか本人だとは。印象が全然違う。・名前のテロップが出ないと分からないぐらい別人。テレビドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)に出演中の瑛太さん。ドラマには、犬堂我路役で出演しており、金髪はドラマの役作りのためのものでした。ファンにとっては、占いの結果よりも、新しいヘアスタイルの瑛太さんのほうが興味深かったかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2022年03月17日鈴木おさむ作・演出、尾上松也主演による舞台『怖い絵』の公演開始を前に3月3日(木)に記者会見と公開リハーサルが開催。鈴木、尾上に加え、共演の比嘉愛未、佐藤寛太(劇団EXILE)、崎山つばさ、寺脇康文が揃って出席した。本作は名画に隠された恐るべき背景を解説した中野京子のベストセラー本「怖い絵」シリーズにインスパイアされる形で鈴木がオリジナルの物語を執筆。絵画にまつわる恐るべき真実を絡めつつ、幾重にも伏線が張り巡らされたミステリとなっている。会員制レストランのオーナー・絵田光(尾上)は、ひょんなことから大手建設会社社長の火山(寺脇)の妻の死にまつわる事件に挑むことに……。自殺として処理され、火山もそう主張するが、火山の元愛人だった美山翼(比嘉)は、自殺ではなく火山による他殺ではないかという疑いを口にする。光はアシスタントの緑(佐藤)、警視庁の刑事・鷹野(崎山)らと事件の真相に迫るが……。舞台セットは絵画の額縁をモチーフにしており、また舞台後方のスクリーンには、事件のカギを握る数々の西洋名画が映し出される。松也が演じる光は、絵画コレクター、投資家、会員制レストランのオーナーという表の顔に加え、罪深きものへの復讐の代行者という“裏”の顔を持つ。この、どこかダークヒーロー的な空気をまとった“探偵”役を松也が魅力的に演じている。“探偵助手“のポジションにある才能あふれる若き画家・緑を佐藤が、協力者である刑事・鷹野を崎山がそれぞれ好演しており、光、緑、鷹野の“捜査チーム”に、事件の有力な“容疑者”の立場にある寺脇演じる建設会社社長の火山を加え、時にシリアスに、時にコミカルな掛け合いを交えつつ、物語はテンポよく展開していく。事件の鍵を握る火山の元愛人・翼を演じる比嘉愛未は、真っ赤なドレスをまとい、文字通りの“紅一点”で、どこか謎めいた雰囲気を醸し出し、強烈な存在感を放っている。作・演出の鈴木は「『怖い絵』とミステリをどうつなげていくか? かなり大変でした」と創作の苦労を明かしていたが、劇中、事件のヒントとなる絵画としてフェルメールの「窓辺で手紙を読む女」、ウォルター・リチャード・シッカートの「切り裂きジャックの部屋」、ジョルジョ・ド・ラ・トゥールの「いかさま師」といった西洋絵画が登場し、隠された怖い真実が紹介される。物語は休憩なしの約110分。劇中のいたるところに大小さまざまな伏線が張り巡らされており、 特にラスト30分は伏線の回収&どんでん返しの連続で、事件の驚くべき真実が明らかになっていく。絵画×ミステリという本筋に加えて、鈴木が絶賛したのが、松也と寺脇によるアドリブのやり取り。「さすが歌舞伎と地球ゴージャス! キャッチャーミットが広いと松也さん、こんなに遊ぶんだ⁉」という称賛の言葉に松也は「寺脇さんに胸を借りながら、思いついたことは何でもやりました」と照れ笑い。松也は寺脇に促され、報道陣を前にプロ野球・巨人の原辰徳監督の形態模写を、その後のリハーサルでは俳優・えなりかずきのモノマネを見せるなど、多彩なレパートリーの一端を披露し笑いを誘っていた。舞台「怖い絵」は3月4日(金)から3月21日(月・祝)までよみうり大手町ホール(東京)にて、3月24日(木)から3月27日(日)までCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホール(大阪)にて上演。取材・文・撮影:黒豆直樹舞台『怖い絵』■チケット情報
2022年03月04日俳優の阿部寛が出演する、味の素・Cook Doの新CM「回鍋肉/父のこだわり」編が、2月3日より放送される。新CMでは、阿部演じる父親が大きな中華鍋を使い、食材の切り方や炒め方など細部にまでこだわって料理に没頭する。香りにつられてキッチンでつまみ食いをしてしまうが、さらにはそのまま白米を持ち出し、本格的に食べ始めてしまう。料理の出来に満足しながら食卓に視線を向けると、母親と息子が茶碗を片手に唖然とした様子で見つめているといった内容だ。撮影は、回鍋肉を作るシーンからスタート。手でちぎったキャベツを鍋に入れるカットでは、納得のいく形にならなかった阿部が5パターンの入れ方を監督に提案する場面も見られた。また撮影の合間には、スタッフから鍋さばきのレクチャーを熱心に受け、本番では見事な腕前を披露した。終始真剣な面持ちで撮影に臨んでいた阿部だったが、つまみ食いの撮影では、思わず「うまっ」と表情が緩む。また、箸でとる量が多すぎたため、口に入れることができず「だめでした(笑)」と茶目っ気たっぷりに笑顔を見せた。
2022年02月01日絵画の隠された意味を解説した美術書シリーズを手掛けた中野京子が監修を務め、鈴木おさむの作・演出で舞台化する『怖い絵』。本作で共演する佐藤寛太と崎山つばさに、稽古前の想いを尋ねた。中野による同タイトルの著作で紹介された絵画がステージ上に登場し、劇中で描かれるドラマと連動していく本作。絵画に込められたメッセージを紐解きながら、とある事件の罪が暴かれていくという。謎多き絵画コレクターで、世の中の悪に罰を与える復讐執行人の主人公を尾上松也が演じ、佐藤・崎山のほかには比嘉愛未、寺脇康文がキャスティングされている。まだ台本の完成前で、プロットを一読してからインタビューに臨んだ佐藤と崎山。気になる役どころについて、佐藤は「尾上さん演じる復讐代行人と一緒にいる人物で、記憶喪失だけど絵画の知識は豊富」と紹介する。「ストーリーが進むにつれて明らかになる“裏”の顔をどう演じようか……悩ましいですね!」と稽古が待ち遠しい様子を見せた。崎山は託された役について「起こることすべてを把握し、楽しんでいるようなところがある刑事です」とコメント。プロット段階では「僕の演じる刑事目線でストーリーが進んでいく」らしく、「お客さんに寄り添いつつも、物語上では次第に裏切ることになるのでは……その“演じ分け”を実現したいですね」と含みを持たせる。互いに初対面だが、二人はそれぞれ作・演出の鈴木とは接点がある。劇団EXILEの佐藤はLDH所属アーティストによる朗読劇『BOOK ACT』内で鈴木が脚本・演出を務めた『芸人交換日記』に出演。崎山は同じく鈴木が手がけた舞台とドラマの連動プロジェクト『ワケあって火星に住みました~エラバレシ4ニン~』にキャスティングされていたが、新型コロナウイルスの影響で公演中止になっていた。鈴木に対して、佐藤と崎山が声を揃えるのは「おもしろい台本を書く人」──。佐藤は「去年拝見した『てれびのおばけ』が本当におかしくて、朗読劇だけでなくストレートプレイの演出を受けてみたいと思いました」と期待を寄せれば、崎山は企画段階でおもしろい鈴木の構想を「頭の中どうなってるんだろう、と感じさせるくらい変態だと思います(笑)」と続き、台本の到着を待ち望んだ。たった5人のキャストと鈴木だけで立ち上げられる、ミステリアスで濃密な劇世界に期待しよう。公演は、3月4日(金)~21日(月・祝)に東京・よみうり大手町ホールにて。その後、3月24日(木)~27日(日)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールと巡演する。チケット販売中。取材・文:岡山朋代
2022年01月28日「このミステリーがすごい!」受賞作家・中山七里の傑作小説を主演・佐藤健、共演に阿部寛をはじめ、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人など日本映画界最高峰の実力派スタッフ、キャストで映画化した『護られなかった者たちへ』Blu-ray&DVDが4月22日(金)に発売されることになった。連続殺人事件の容疑者として追われる主人公・利根役に佐藤さんが挑み、彼を追う刑事・笘篠役を阿部さんが演じるほか、脚本は『永遠の0』『空飛ぶタイヤ』の林民夫、監督は『64-ロクヨン-前編/後編』の瀬々敬久、主題歌は桑田佳祐の「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」、音楽は瀬々監督作品『64-ロクヨン-前編/後編』や『8年越しの花嫁 奇跡の実話』ほかでタッグを組んだ村松崇継が務めている。東日本大震災から10年目の仙台で発生した、連続“餓死”殺人事件。不可解な殺人事件というミステリーを通して震災後の貧困問題、生活保護制度に潜む矛盾や問題点を炙り出し、日本を代表する役者たちが全身全霊で演じた衝撃作。第45回日本アカデミー賞11部門、第46回報知映画賞など多数受賞昨年10月1日に全国公開された本作は、第26回釜山国際映画祭「A Window on Asian Cinema部門」で上映された際にはチケットが完売、上映後のティーチインイベントに瀬々監督がオンラインで参加し、盛り上がりを見せた。日本での公開後には、第46回報知映画賞の邦画作品賞、山路ふみ子映画賞においても新人女優賞(清原果耶)と映画功労賞(倍賞美津子)を受賞したほか、第34回日刊スポーツ映画賞では助演女優賞(清原果耶)、第76回毎日映画コンクールでは男優主演賞(佐藤健)、女優助演賞(清原果耶)を受賞。さらに、3月11日の授賞式を控える第45回日本アカデミー賞では、優秀作品賞、優秀監督賞(瀬々敬久監督)、優秀主演男優賞(佐藤健)、優秀助演男優賞(阿部寛)、優秀助演女優賞(清原果耶)など11部門を受賞するなど、日本国内の映画賞を席巻している。Blu-rayにはメイキングや舞台挨拶集など映像特典を収録Blu-rayには限定で【メイキング映像】【舞台挨拶集】などの映像特典を収録したDVDとスペシャルブックレット、アウターケースが付き、豪華仕様となる予定。【メイキング映像】はオール宮城ロケを敢行した撮影の様子を収録し、反響の大きかったロケ地マップに対応させながら各ロケ地の撮影現場を映像で見ることができる。【舞台挨拶集】は、席数制限のある中で開催された貴重な完成披露試写会の様子をはじめ、特別に編集された映像を収録。また、DVD共通の映像特典として、【予告編集】に加え、劇場公開記念としてホームドラマチャンネルほかにて放映された「護られなかった者たちへ」の約13分の特別番組も収録となる。インタビューやメイキング映像を交えた濃密な内容になっている。『護られなかった者たちへ』Blu-ray&DVDは4月22日(金)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2022年01月28日佐藤寛太と大原優乃がダブル主演を務めるドラマ『あせとせっけん』の新たなポスタービジュアルも公開となった。また、オープニング主題歌がチョーキューメイの「3月の花嫁」、エンディング主題歌が天月‐あまつき‐の「キミトユレル」に決定した。本作は、2018年より『週刊Dモーニング』にて連載を開始し、「第2回電子書籍で読みたいマンガ大賞」の大賞受賞や、「第3回マンガ新聞大賞」第2位ほか、全11巻で累計発行部数440万部を突破する山田金鉄の人気コミックを実写ドラマ化するラブコメディ。主人公は、化粧品&バス用品メーカー『リリアドロップ』で働く、せっけんの商品開発プランナー・名取香太郎(佐藤寛太)と、経理部のメガネ女子・八重島麻子(大原優乃)。職業柄、香りの嗅ぎ分けを得意とする究極の“においフェチ”香太郎は、ある日会社の廊下で、とっても気になる“におい”に出会う。一方、重度の“汗っかき”の麻子は幼少期に「汗子」とからかわれた経験があり、においや汗がコンプレックス。人目をはばかるようにトイレでデオドラント製品を使うことが日課で、こっそりにおいケアをし、廊下を歩いていると、突然、香太郎からにおいを嗅がれ、「あなたのにおいにビビッときました」と言われる。そして、ひょんなことから商品開発のために1週間、毎日においを嗅がれることになり……。他にも香太郎の同僚として工藤遥、大平修蔵、麻子の上司として池内万作、弟として杢代和人の出演が決まっている。この度、“におい”や“汗”がキーワードとなる本作を、視覚で表したポスタービジュアルが完成。香太郎の力強く、誇らしげな表情が大人の色気を醸し出し、汗ばむ麻子の潤った表情がセクシーさを感じさせ、究極の“フェチ”ラブストーリーを印象付けている。さらに“嗅ぐ・嗅がれる”という近さをバスタブで表し、POPな色合いで香りを表現。思わず良い“におい”がしてきそうな、ビジュアルに仕上がっている。同時にオープニング・エンディング曲も決定。オープニング主題歌を担当するチョーキューメイとエンディング主題歌を担当する天月‐あまつき‐からコメントが寄せられている。【チョーキューメイ/コメント(全文)】初めまして!今回、「あせとせっけん」のOP主題歌を担当させて頂きましたチョーキューメイです!とても素敵な作品に携わる事が出来てとても幸せです。私達なりに「あせとせっけん」の2人の素直さ、ピュアさに寄り添ってOP主題歌「3月の花嫁」を作詞・作曲させて頂きました。是非、ドラマと併せて「3月の花嫁」も最後までお楽しみください!【天月‐あまつき‐/コメント(全文)】今回ED主題歌を担当させていただきました天月です。元々原作漫画を読んでいたこともあり実写化という機会でご一緒出来てとても嬉しいです…!コンプレックスによる悩みは僕も強く共感できる面があるので、物語が進むにつれて、そのコンプレックスとしっかりと向き合っていく強さや優しさが描かれているのが大好きです!作品の世界観にあった楽曲を皆様にお届けできるよう頑張ります!ドラマ特区『あせとせっけん』MBSほかにて、2月3日(木)スタートMBS:2月3日(木)25:09~第1話放送(初回・第2話・第3話は通常時間24:59から10分押し)テレビ神奈川:2月3日(木)23:00~第1話放送チバテレ:2月4日(金)23:00~第1話放送とちテレ:2月10日(木)22:30~第1話放送テレ玉:2月10日(木)23:30~第1話放送群馬テレビ:2月10日(木)23:30~第1話放送TVer、GYAO!、MBS動画イズムにて、見逃し配信1週間あり
2022年01月25日佐藤寛太と大原優乃がダブル主演を務めるドラマ『あせとせっけん』のレギュラーキャストが発表された。本作は、2018年より『週刊Dモーニング』にて連載を開始し、「第2回電子書籍で読みたいマンガ大賞」の大賞受賞や、「第3回マンガ新聞大賞」第2位ほか、全11巻で累計発行部数440万部を突破する山田金鉄の人気コミックを実写ドラマ化するラブコメディ。主人公は、化粧品&バス用品メーカー『リリアドロップ』で働く、せっけんの商品開発プランナー・名取香太郎(演:佐藤寛太)と、経理部のメガネ女子・八重島麻子(演:大原優乃)。職業柄、香りの嗅ぎ分けを得意とする究極の“においフェチ”香太郎は、ある日会社の廊下で、とっても気になる“におい”に出会う。一方、重度の“汗っかき”の麻子は幼少期に「汗子」とからかわれた経験があり、においや汗がコンプレックス。人目をはばかるようにトイレでデオドラント製品を使うことが日課で、こっそりにおいケアをし、廊下を歩いていると……突然、香太郎からにおいを嗅がれ、「あなたのにおいにビビッときました」と言われる。そして、ひょんなことから商品開発のために1週間、毎日においを嗅がれることになり……。香太郎の職場・商品開発部の後輩・一瀬こりす役には、『モーニング娘。』のOG で、映画『のぼる小寺さん』で主演を務めた工藤遥が決定。麻子の弟・八重島桂太役には、ダンスボーカルユニット『原因は自分にある。』のメンバーで、2月から放送の『卒業式に、神谷詩子がいない』に出演が決定するなど、ブレイクが期待される若手俳優・杢代和人が決定。香太郎の職場・商品開発部の同僚のメガネ男子・涼村悠二役には、「MEN’S NONNO 」専属モデルとしても活動するほか、ドラマ『泣くな研修医』など幅広く活躍中の大平修蔵。さらに、麻子の職場・経理部の同僚・坂下牧役に中田絢千、橋谷修役に森優作。そして、経理部の部長・大蔵仁役を、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』などに出演する俳優・池内万作が演じる。ドラマ特区『あせとせっけん』MBSほかにて、2月3日(木)スタートMBS:2月3日(木)25:09~第1話放送(初回・第2話・第3話は通常時間24:59から10分押し)テレビ神奈川:2月3日(木)23:00~第1話放送チバテレ:2月4日(金)23:00~第1話放送とちテレ:2月10日(木)22:30~第1話放送テレ玉:2月10日(木)23:30~第1話放送群馬テレビ:2月10日(木)23:30~第1話放送TVer、GYAO!、MBS動画イズムにて、見逃し配信1週間あり
2022年01月20日『週刊Dモーニング』にて連載された漫画『あせとせっけん』が、佐藤寛太と大原優乃のダブル主演で2月3日(木)からMBSドラマ特区枠にて放送されることが決定した。2018年より『週刊 D モーニング』にて連載を開始し、「第2回電子書籍で読みたいマンガ大賞」の大賞受賞や、「第3回マンガ新聞大賞」第2位ほか、全11巻で累計440万部を突破の大人気コミック『あせとせっけん』。主人公は、化粧品&バス用品メーカー『リリアドロップ』で働き、せっけんの商品開発プランナーを務める・名取香太郎と、同じ会社で経理部として働く、八重島麻子。職業柄、香りの嗅ぎ分けを得意とする究極の“においフェチ”香太郎は、ある日会社の廊下で、とっても気になる“におい”に出会う。一方、重度の“汗っかき”の麻子は幼少期に「汗子」とからかわれた経験があり、においや汗がコンプレックス。人目をはばかるようにトイレでデオドラント製品を使うことが日課で、ある日、念入りににおいケアをし、廊下を歩いていると……突然、香太郎から“におい”を嗅がれー!?「あなたのにおいにビビッときました」と言われた麻子は、突然の出来事に驚き、その場を立ち去ってまうが……。その後も幾度となく香太郎は麻子の前に現れ、商品開発のプレゼンのために「これから1週間、毎日においを嗅がせてほしい」と懇願。麻子はその勢いに負け、協力することになったのだが、本当に毎日嗅がれるようになり……。人望が厚く仕事もでき、誰からも愛される香太郎と、恋愛経験がほぼなく、地味なピュア OL・麻子。不釣り合いに見えるふたりがが、“におい”で繋がり、嗅ぎ・嗅がれるうちに、不思議と惹かれていくようになり!?麻子は、コンプレックスだと思っていた汗を愛してくれる香太郎と出会い、香太郎も本能的にピンとくる麻子に出会い…、とにかく誠実に愛を育んでいくふたりに、前向きな気持ちになり、年齢問わず共感できるストーリーとなっている。“においフェチ”な気鋭プランナー・名取香太郎には、劇団 EXILE のメンバーで、昨年12月公開の映画『軍艦少年』で主演を務めた佐藤寛太。“汗っかき”なメガネ女子・八重島麻子を、ダンス&ボーカルユニット Dream5 で活動した後、モデルとしてグラビア誌などで多くの表紙を飾り、ドラマ『ゆるキャン△』など女優としても大活躍中で、今回が地上波連続ドラマ初主演となる、大原優乃が演じる。監督は、ドラマ『武士スタント逢坂くん!』や『シリーズ江戸川乱歩短編集』、『突撃!南島原情報局【神回】』、King&Prince『シンデレラガール』の MV、松屋フーズのCM「みんなの!マツベンサンバ」篇など、多岐にわたる分野の映像作品を創り出してきた実力派・渋江修平。脚本は、ドラマ『じゃない方の彼女』や『極主夫道』のほか、アニメ『クレヨンしんちゃん』など幅広いジャンルの脚本を執筆するモラルが担当する。●佐藤寛太コメント『あせとせっけん』原作漫画のファンでした!!漫画ならではの良さを知っている分、文字だけで表記してある脚本と向き合うたび、かなり異色のドラマが生まれるのじゃないかとワクワクと戦々恐々とした気持ちが入り混じりながら読み進めております。この幸せいっぱいの物語をドラマ化するにあたり映像化したことによる良さを皆さんに伝えられるよう創っていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。●大原優乃コメントドラマ特区『あせとせっけん』八重島麻子役を演じさせていただきます。このお話をいただいた日、嬉し泣きしながら帰ったのを覚えています。元々原作を読んでいたので、自分が携わらせていただけること本当に嬉しいです。撮影はこれからですが、麻子の健気で不器用な可愛らしさを大切に演じたいです。そして佐藤さんに身を委ね、この作品を育んでいけたらと思います。自分のコンプレックスを愛してくれる男性と出逢うことで前向きになれる、とてもピュアなラブコメです。観てくださる方々に、共感していただけますように。よろしくお願いいたします。●渋江修平コメント原作に溢れる2人の幸せを少しでも強く、かつエンターテインメントにお届けするべくスタッフ一同本気になっております。そして、目に見えないニオイを描くという最高のやりがいを噛み締めております。●山田金鉄コメントドラマ化のお話を頂いた時は一瞬なんの事かよく分かりませんでした。企画書などを拝見してようやく「あれ?これ本当の話?」と自覚した次第でして…目に見えない「におい」という題材やあらゆる面でハードルが高いのではと思っていましたが、監督を始めスタッフの方々の熱意はヒシヒシと伝わってきました!監督の手腕と主演お二人の快演を、いち視聴者としてとても楽しみにしております!!ドラマ特区『あせとせっけん』2022年2月3日(木)から放送スタート!■MBS 2月3日(木) 1 話放送 25:09~(初回・2話・3話が、通常時間24:59 から10分押しになります)■テレビ神奈川 2月3日(木) 1話放送 23:00~■チバテレ 2月4日(金) 1話放送 23:00~■とちテレ 2月10日(木) 1話放送 22:30~■テレ玉 2月10日(木) 1話放送 23:30~■群馬テレビ 2月10日(木) 1話放送 23:30~
2022年01月14日劇団EXILEの佐藤寛太が12月11日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われた主演映画『軍艦少年』の公開記念舞台挨拶に出席した。共演する加藤雅也、山口まゆ、濱田龍臣、赤井英和、大塚寧々、Yuki Saito監督とともに出席した佐藤は、年末の恒例行事として、今年の漢字は“実”だと発表し、「全力で取り組んだ作品が無事に公開され、公私ともに実りの多い1年だった」と語っていた。今年の漢字を発表する佐藤寛太長崎・軍艦島の見える町で、地元の高校に通う海星(佐藤)は最愛の母を亡くしケンカに明け暮れ、酒浸りになったラーメン店主の父とは反目し合う日々。そんなある日、海星は大きな事件に巻き込まれていく。『ギャングキング』や『セブン☆スター』などを執筆し、ヤンキー漫画のカリスマとして人気を誇る柳内大樹による渾身の青春漫画を実写映画化した。挨拶に立った佐藤は「無事に初日(12月10日)を迎えられて、ホッと一安心している」と安どの表情。ただ、「劇団EXILEのメンバーはまだ誰も観ていません!」と愚痴もこぼし、「これはぜひ、しっかりニュースにしてください。先輩たちに“圧”をかけてください」と取材陣にお願いする場面もあった。佐藤寛太本作は『007 スカイフォール』や『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』などに登場し、映像作品のロケーションとして脚光を浴びる軍艦島が舞台となっており、世界文化遺産登録後初となる映画撮影を敢行。撮影許可を得るまでに2年の歳月がかかっており、佐藤は「これ以降は見られないかもしれない風景を見てほしい」とアピールし、「大切な誰かを失う瞬間、人間はどういられるか。人間の永遠の課題と、前を向いて歩く力が描かれている」と熱弁した。主人公の同級生を演じた濱田が、「衣装合わせで初めて顔合わせして、ご飯に行こうと誘ってくれ、役の手がかりを見つける時間になった。周りのことを考えてくれる素敵な座長」と佐藤の人柄を語ると、同じく同級生役の山口も「主演としてみんなを仕切ってくださり、佐藤さんの熱量についていけば、撮影は成功すると確信した」と同意。2人の発言に、佐藤は照れ笑いを浮かべていた。濱田龍臣山口まゆ映画『軍艦少年』は現在全国公開中。取材・文:内田涼作品情報出演:佐藤寛太 / 加藤雅也 / 山口まゆ / 濱田龍臣 / 柾木玲弥 / 一ノ瀬ワタル / 花沢将人 / 髙橋里恩 / 武田一馬 / 赤井英和 / 清水美沙 / 大塚寧々監督:Yuki Saito脚本:眞武泰徳原作:柳内大樹『軍艦少年』(講談社「ヤンマガ KC」刊)公式HP公式Twitter
2021年12月11日映画『軍艦少年』(12月10日公開)の公開記念舞台挨拶が11日に都内で行われ、佐藤寛太、加藤雅也、山口まゆ、濱田龍臣、赤井英和、大塚寧々、Yuki Saito監督が登場した。同作は累計発行部数1,200万部突破の『ギャングキング』、ヤングマガジン連載中の『セブン☆スター』などを執筆し、ヤンキー漫画のカリスマとして人気を誇る柳内大樹による青春漫画の実写映画化作。長崎・軍艦島の見える街で暮らす、地元の高校に通う海星(佐藤)と小さなラーメン屋を営む玄海(加藤雅也)。最愛の母を亡くして喧嘩ばかりの息子と幼馴染の妻を亡くして酒浸りの父は互いに反目し、いがみ合っていた。そんなある日、海星は大きな事件に巻き込まれていく。主演作の公開となったが、佐藤は所属する劇団EXILEのメンバーの反応について「誰からも来てません。しっかりニュースにしてください。先輩たちに、圧かけてください!」と訴える。Saito監督は「青柳(翔)パイセンは観ると思います。観ると言ってたので、スクリーンの公開を待ってたと思います。オンラインのリンクを送っても『スクリーンで観ます』と言ってたので!」とフォローするが、佐藤は「あと他に7人いますからね、先輩たち」と苦笑していた。また濱田は、映画『ブレイブ -群青戦記-』に出演する直前にこの作品に入っており、劇団EXILEの鈴木伸之とも共演。濱田は「(佐藤と)『次、一緒なんだ』という話をしたりして。伸之さんは観てくれるはずかな。ここもよろしければニュースにしていただいて」とアピールし、監督は「直接伝えてもらってもいいですか」とつっこんだ。親子役の佐藤と加藤は、激しい感情のぶつかり合いをワンカットで撮影したという。加藤は「元気な時の戦いと、僕がお酒におぼれている時の戦いがあるんですが、彼はちゃんと『酔ってる人に対してここまでいけないな』という手加減を芝居にしてるんですよ。最初の戦いと、手加減の芝居をちゃんとしてる。愛情のある戦い方をしてたのはすごいと思いますよ」と佐藤を絶賛。さらに「ぜひ、そういう演技を劇団EXILEのメンバーに見てもらいたいですね」と佐藤、濱田の流れに乗っかり「小澤(雄太)とか、ノブ(鈴木)とかね」と具体的に名前を出して期待する。またこの日は「作品を一文字で表すと?」という質問に、登壇者陣がそれぞれ回答。直筆フリップで発表していた。
2021年12月11日劇団EXILEのメンバーで、これまでに『イタズラなKiss THE MOVIE』『いのちスケッチ』の主演を務めてきた佐藤寛太が、母を亡くして喧嘩に明け暮れる主人公の青年・海星を演じた映画『軍艦少年』が公開となる。『セブン☆スター』や『ギャングキング』などで知られる柳内大樹氏が、大切な家族を失った父子の喪失と再生を描いた青春漫画を実写化した本作。「原作を読んですごく感動した」からこそ、「『実写化した意味があったね』と言ってもらえるようにしたかった」と語る佐藤に、本作に懸ける熱い想いや、世界文化遺産登録後初となる映画撮影を敢行した軍艦島(端島)での貴重な体験について聞いた。また、若い俳優には珍しく「できる時は自らも取材原稿をチェックする」という佐藤に、その理由を尋ねると、取材も受けるだけでなく仕事として「いいものにしたい」とのこだわりが伝わってきた。○■軍艦島での撮影は「やっぱり神秘的」だった――本作の見どころでもある、軍艦島での撮影について教えてください。ありきたりに聞こえてしまうかもしれませんが、やっぱり神秘的でした。人が生活していた痕跡はあるんだけど、今はもう全く人はいなくて。トンビが飛んでるんですけど、その対比がすごいんです。人がいた名残すら崩れ去っているような廃墟の上に、トンビが大きな羽を広げて旋回していて。映画本編にも使われていましたが、そのコントラストがすごくて。生をより感じたというか。――人の営みの音がしていない場所というのも、今はほとんどないですよね。そうなんです。島に近づいたときには「デケー!」ってテンションが上がるんですけど、上陸するとすごく静かなんです。波が押し寄せる音と、それこそトンビの旋回だけで。みんな無言になっちゃって。その静寂にすごく感動しました。本当に神秘的で厳かな気持ちになりましたし、みなさんにも作品を通して味わってほしいです。――母を亡くした少年・海星を演じました。ここはブレずに最後まで貫こうと思った点はどこですか?海星には憧れを抱いたというか、かっこいいなと思いました。不器用だし、短絡的だし、けんかっ早い。でも朴訥としていてすごくまっすぐ。海星にしかない人間味を大事にしたいと思いました。原作を読んですごく感動したんです。もともと柳内さんの『ギャングキング』とか『セブン☆スター』を読んでいて、男くさい物語が僕には響きましたし、この作品もそうでした。だからこそ、映画を観た人が実写化してもなお、僕が感じたような感動を覚えてくれるように、「実写化した意味があったね」と言ってもらえるようにしたかったんです。――人が演じていることでさらに温度が伝わるように。そうですね。人間が演じたから、より「映画として面白い作品になったよね」と言って欲しい気持ちがあります。とにかくこの原作を演じられることが、すごく嬉しかったので。――原作ものだというプレッシャーではなく?僕は割と原作ものに呼んでもらうことが多いんです。なかでもこうやって自分が惚れ込んだ、自分の芯を貫いてくれたような原作のお話が来たことはすごく嬉しかったし、気負いやプレッシャーはなかったです。原作も脚本もいいから。別に自分が気負わなくても、ストーリーがいいから大丈夫だと思っていました。○■クランクイン前に本読みがしたいと直談判――撮影前後を通じて、一番努力したと自負していることはなんでしょう。最初から最後まで集中を切らさないことです。パフォーマンスではないですけど、どのシーンでも、一緒に演じている共演者の方や、スタッフさんにも「あいつ、自分を削ってやってるな」と思ってもらいたいですし。実はクランクインする前に、監督に「本読みの場を作って欲しいです」とお願いしました。――そうしたお願いをしたのは初めてですか?初めてです。熱い原作だからこそ、僕自身がこの作品にどれくらいの意気込みがあるのか分かってほしかったんです。クランクインで初めましてではなくて、その前に僕の気合いを見せたかった。本読みは、まだセリフを頭に入れていくような場ではないのですが、そうした思いがあったので、脚本のセリフを全部覚えていきました。その熱量を持って、約2週間の撮影期間も最初から最後まで切らさずにやり遂げました。大変でしたが、頑張ったかなと思います。――実際の現場では、本読みで感じていたものと気持ちが違っていたシーンなどはありますか?全シーンそうじゃないですかね。いつもですけど。やっぱり自分の想像力だけでは全部をカバーできないし、逆に言うと、あまり感情を決めて現場に行かないようにしています。それは少なからず自分がやってきたキャリアの中で、得たものかもしれません。セリフは覚えているけど、何かを決め過ぎることなく、実際にその場でほかの役者さんとやってみて感じることがある。そこは大事にしています。毎回新鮮でした。――Yuki Saito監督とはディスカッションなどはされましたか?監督さんによっては絵コンテを描かれる方もいますが、この作品は、ある意味、原作という絵コンテが出来上がっています。島のロケーションとしても原作通りの場所ばかりですし、シーンの意図が食い違うということがなかったので、ディスカッションはしませんでした。ただ、たとえば僕がそのシーンの感情で、突発的に泣いてしまったりしたときに、監督は全体を見てくれているので、それもOKとしつつ別テイクを撮って「ここで泣くと、全体の流れとして、海星の気持ちに区切りがついてしまうから、涙は別のシーンにとっておいて」といった計算をしてもらっていました。――映画公開に向けて、ひと言お願いします。「ポスターを見て気になった」でも、「映画館が近くにあった」でも、「口コミを読んだ」でもなんでもいいので、ぜひ映画館に足を運んでもらってこの作品を選んでいただけたら嬉しいです。キャストもスタッフも、本当に想いを込めた現場で、それが映像にも表れていると思います。すごいパワーを持っているので、観た人のその時間を後悔させない映画になっていると思います。○■ニーズがあるところに応えていくのが、この仕事のひとつの役割――ところで、佐藤さんは、インタビューを受けた際の原稿チェックをご自身でもされるとか。若い役者さんで少ないと思うのですが、自分の話したことが間違って伝わってほしくないからですか?同じことを話したとしても、受け取り方ってまちまちですよね。取材でもライターさんによって全然違う。それこそ合同でいくつもの媒体さんを前に話した取材でも、上がってくる原稿は全然違ってくるんです。受け取り方もそうだし、構成も全然違う。それって興味深いなと思って。――しっかりチェックされるんですね。緊張します。そうなんですね(笑)。書かれる作業も大変だと思いながら、チェックも大変なところはあります。でも、僕は取材される側としてではありますが一緒に同じ時間を過ごしてお仕事しているわけだから、お互いにいいものにしたいんです。3~4年前から自分でもチェックしていて、そうすると次にお会いしたときにも「あの原稿を書いてくれた人だな」とどこかで覚えていたりして、そんな面も好きで、自分でちゃんと目を通すようにしています。――ちなみに役選びについても、事務所さんにお任せではなく、ご自身でされているのですか?僕まで来たもので断ったことはないです。マネージャーとの信頼関係が出来ているので、選んでくれるものを信じていますし。スケジュールがキツいときに話が来て「時期をズラせないか」とか、お願いすることはあると思いますが。受けるときも、企画書や資料はきっちり読んでますよ。――最後に。今年25歳になりましたが、先のキャリアに関しては考えますか?25歳って、自分が生まれたときの両親の年齢とあまり変わらないので、そういう年なのかとか、社会から見られる年齢と自分自身とのギャップが正直あります。でも大人になればなるほど自由なことが増えるとも思っているので、窮屈には思ってないです。仕事に関しては、先のことはあまり考えてないですね。まずはニーズがあるところに応えていくのが、この仕事のひとつの役割だと思うし、作品の規模とか、番手といったものも気にしていません。キャリアを積んで行くって、振り返ったら、あるものなのかもしれないですね。■佐藤寛太1996年6月16日生まれ。福岡県出身。劇団EXILEメンバー。2014年「劇団EXILEオーディション」に合格して研究生となり、2015年1月に正式加入した。翌年より『イタズラなKiss THE MOVIE』シリーズで美沙玲奈(現:麻木玲那)とW主演を務めて名を広める。19年には実在の動物園を舞台にした映画『いのちスケッチ』で映画単独初主演を飾った。ほか出演作に映画&ドラマ『HiGH&LOW』シリーズや、ドラマ『駐在刑事』シリーズ、『となりのマサラ』(主演)、『美食探偵 明智五郎』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』、映画『jam』『花束みたいな恋をした』など。 スタイリスト:平松正啓(Y’s C)、 ヘアメイク:KOHEY(C)2021『軍艦少年』製作委員会
2021年12月10日佐藤寛太主演『軍艦少年』が12月10日(金)より公開となる。この度、新たな本編映像が公開された。本作は『ギャングキング』や『セブン☆スター』などを執筆し、ヤンキー漫画のカリスマとして人気を誇る柳内大樹が想いを込めて放つ、渾身の熱き青春漫画を実写映画化したもの。気の荒い主人公・坂本海星役を演じたのは、『HiGH&LOW THE MOVIE』や『いのちスケッチ』などに出演し、劇団EXILEのメンバーとして注目を集める佐藤寛太。失意に沈む主人公の父・坂本玄海役を演じたのは『BROTHER』や『キングダム』などに出演し、国内外でバイプレイヤーとして精力的に活動する加藤雅也。また海星の同級生・結役に『樹海村』の山口まゆ、海星の友人・純役に『ハニーレモンソーダ』の濱田龍臣、玄海の幼馴染・野母崎巌役に『どついたるねん』の赤井英和、海星の教師で玄海の同級生・泉役に『うなぎ』の清水美沙、海星の母で玄海の妻・坂本小百合役に『HERO』の大塚寧々など、フレッシュな若手俳優とベテランの実力派俳優が脇を固めた。監督を務めたのは『おっさんずラブ』や『あのときキスしておけば』などのYuki Saito。そして、全国ツアーや各地フェスなどに出演し、10-FEETでボーカル / ギターとして作詞作曲も担当する卓真が主題歌を手掛けており、ソロ名義初となる楽曲提供を行なっている。さらに『007 スカイフォール』や『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』などに登場し、映像作品のロケーションとして脚光を浴びる軍艦島が舞台となっており、世界文化遺産登録後初となる映画撮影を敢行。心の拠り所とは、魂の救済とは、自身の幸せとは何か、大切な家族を失った親子が生きる意味を見出していく喪失と再生の物語だ。この度、初解禁となった本編映像は、劇中登場する長崎県の端島“軍艦島”の島内で撮影された超貴重な映像。大切な母を失ったことで心の拠所を失った海星(佐藤寛太)と、父・玄海(加藤雅也)。玄海の幼なじみ・巌(赤井英和)に連れられて、軍艦島に上陸した海星は、巌から忘れられない島内での想い出や、廃墟となった学校の跡地に父と母が遺してきた大切な“あるもの”があることを聞かされる。巌から「お前の親父は、本当に強かったんだ。強いっていうのは、逃げないことだ。相手からとかじゃないぞ。自分自身からだ」と諭される海星。果たして父・玄海と亡き母の小百合が遺してきた“あるもの”とは。“喪失と再生”というテーマとリンクする意味合いからも、本作のもうひとりの主人公といえる軍艦島。その撮影許可が下りるまでには、かなりの困難を極めたという。2015年に世界文化遺産に登録されたこともあり、当初は建物内に入るのは禁止。周囲のみの撮影で、神社や階段にのぼることさえも許されなかったのだ。ただ原作は柳内氏が実際に島内をロケハンして描かれていることもあり「なんとか、原作と同じ場所で撮影したい。そうしなければ、作品自体が嘘になってしまう……」というスタッフの誠意や熱いや想いが、現地のフィルムコミッションや観光課へのプレゼンを通して伝わり、2019年2月に建物内での撮影許可が下りたという。だが、たとえ撮影許可が下りても指定された日しか上陸ができず、天候次第では上陸不可能な恐れもあるなか台風が大接近。上陸できる機会が3日間あるうち、2日が流れてしまうなか、最後のチャンスに無事上陸できた。先月開催された、長崎市の「端島炭坑」(軍艦島)の保全と活用を考えるシンポジウムにて「余命半年程度」と予測された国内最古の鉄筋コンクリート造アパート「30号棟」の劣化も進むなか、後世に遺る超貴重な本編映像となっている。『軍艦少年』12月10日(金)より公開
2021年12月09日佐藤寛太主演『軍艦少年』が12月10日(金)より公開となる。この度、本作より新たな本編映像公開された。本作は『ギャングキング』や『セブン☆スター』などを執筆し、ヤンキー漫画のカリスマとして人気を誇る柳内大樹が想いを込めて放つ、渾身の熱き青春漫画を実写映画化したもの。気の荒い主人公・坂本海星役を演じたのは、『HiGH&LOW THE MOVIE』や『いのちスケッチ』などに出演し、劇団EXILEのメンバーとして注目を集める佐藤寛太。失意に沈む主人公の父・坂本玄海役を演じたのは『BROTHER』や『キングダム』などに出演し、国内外でバイプレイヤーとして精力的に活動する加藤雅也。また海星の同級生・結役に『樹海村』の山口まゆ、海星の友人・純役に『ハニーレモンソーダ』の濱田龍臣、玄海の幼馴染・野母崎巌役に『どついたるねん』の赤井英和、海星の教師で玄海の同級生・泉役に『うなぎ』の清水美沙、海星の母で玄海の妻・坂本小百合役に『HERO』の大塚寧々など、フレッシュな若手俳優とベテランの実力派俳優が脇を固めた。監督を務めたのは『おっさんずラブ』や『あのときキスしておけば』などのYuki Saito。そして、全国ツアーや各地フェスなどに出演し、10-FEETでボーカル / ギターとして作詞作曲も担当する卓真が主題歌を手掛けており、ソロ名義初となる楽曲提供を行なっている。さらに『007 スカイフォール』や『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』などに登場し、映像作品のロケーションとして脚光を浴びる軍艦島が舞台となっており、世界文化遺産登録後初となる映画撮影を敢行。心の拠り所とは、魂の救済とは、自身の幸せとは何か、大切な家族を失った親子が生きる意味を見出していく喪失と再生の物語だ。この度、初解禁となる本編映像は、主人公・海星(佐藤寛太)が雄叫びを上げながら金属バットを持って全力で駆け込み、不良グループに殴り掛かる浜辺での喧嘩シーン。海星は力尽きたように座り込んでいる海星の同級生・結(山口まゆ)に対して、「おい結、大丈夫か?」と心配して呼び掛け、不良グループに単身で殴り込んでいくものの、蹴り飛ばされた上にバットを奪われるが、劣勢になった瞬間、海星の友人・純(濱田龍臣)が木刀を持って駆け付ける。純は喧嘩に不慣れなものの、中学の修学旅行で買った木刀を振り回しながら、「俺はもう逃げんのやめたんだよ!」と言い放ち、ふたりで力を合わせて戦うという、熱い友情を感じさせる場面も。佐藤寛太、山口まゆ、濱田龍臣を始め、フレッシュな若手俳優による血気盛んなシーンに注目だ。『軍艦少年』12月10日(金)より公開
2021年12月03日映画『軍艦少年』(12月10日公開)の完成披露試写会が23日に行われ、佐藤寛太、加藤雅也、山口まゆ、濱田龍臣、赤井英和、大塚寧々、Yuki Saito監督が登場した。同作は累計発行部数1,200万部突破の『ギャングキング』、ヤングマガジン連載中の『セブン☆スター』などを執筆し、ヤンキー漫画のカリスマとして人気を誇る柳内大樹による青春漫画の実写映画化作。長崎・軍艦島の見える街で暮らす、地元の高校に通う海星(佐藤)と小さなラーメン屋を営む玄海(加藤雅也)。最愛の母を亡くして喧嘩ばかりの息子と幼馴染の妻を亡くして酒浸りの父は互いに反目し、いがみ合っていた。そんなある日、海星は大きな事件に巻き込まれていく。もともと柳内氏の作品の大ファンだったという佐藤は「熱血漢で昭和感あふれる、男同士の友情と仲間を大事にした物語。そこに家族の物語も盛り込まれた内容で、主人公を演じさせてもらえるのがうれしかった」とオファーを受けた心境を回想。クランクアップ時は「終わった感じがしなかったですが、龍臣が泣いていて、あっ、終わったんだなと。しばらく休みが欲しいと思いました」と達成感を振り返った。軍艦島での撮影については「最初はワクワクしていたんですが、いざ上陸してみると、ひと言もしゃべれないほど圧倒された」といい、「ランドセルが落ちていたり、生活の痕跡はあるのに、圧倒的な静けさで……。こんな場所、他にないんじゃないかなと。言葉では言い表せないですし、ここで撮影した映像と、自分自身の経験を大切にしたい」と真摯に語る。同じく軍艦島での撮影を経験した赤井は「かつては人口密度が世界一と言われた場所。今は朽ち果てた状態で、そのまま残って世界遺産になったわけで、現地に立ち、そしてスクリーンで見て、大きな感動がありました」としみじみ話していた。Yuki Saito監督は「このタイトルである以上、別のロケ地で撮影するのは意味がないし、実際の軍艦島を映像に残すことに意義があると思った。長崎県の皆さんをはじめ、さまざまなご協力を得て、ユネスコからの許可を取るまでに2年かかった」と撮影までの長い道のりを明かし、「場所の持っている力、そこにある儚さと再生力に圧倒されました。本当にラピュタみたいで。撮影が終わると、僕らスタッフも誰ひとりしゃべらなくて……」とやはり、軍艦島が持つ目に見せないパワーに圧倒された様子だった。加藤と大塚は以前にも共演経験があり「前にも夫婦役をやっているし、勝手知ったるものだった」(加藤)、「安心感がありましたね」(大塚)と語り合う。加藤は、隣に立つ佐藤を見つめながら「(撮影当時)23歳でしょ? こういう息子がいる、そういう年代になったんだなと変な感じがしますね」と苦笑いする瞬間も。大塚は雨が降るシーンの撮影中、スタッフのミスで散水車から大量の水を浴びてしまったそうで、「スタッフ全員顔面蒼白になっていたら、寧々さんが満面の笑みで『焼肉おごれよ』って。一気にその場が救われた」とYuki Saito監督が感謝する。当の大塚は「あれはいい思い出です。こんなご時世なので、まだ焼肉は行けていませんが、いつか行きましょうね」と笑顔を見せていた。舞台挨拶の締めくくりとして、再びマイクを握った佐藤は「(俳優業を)仕事としてやっていくことに難しさを感じ、思うように全力を出せない時期もあったが、この映画に携わり、ここに並んでいるすばらしいキャストの皆さん、今日ここにはいないキャストとスタッフの皆さんとご一緒に、みんなでワンカット、ワンシーンどれだけ良いものにするか追求し、仕事を超えて、ものづくりの高揚感と集中力を味わった。この職業をやらせてもらえて幸せ」と本作への並々ならぬ思い入れを熱弁。「とてもパワーがある映画。受け取れるものを受け取って、劇場をあとにしてもらえれば」とアピールした。
2021年11月23日劇団EXILEの佐藤寛太が11月23日、都内で行われた主演映画『軍艦少年』の完成披露試写会に、共演する加藤雅也、山口まゆ、濱田龍臣、赤井英和、大塚寧々、Yuki Saito監督とともに出席した。『ギャングキング』や『セブン☆スター』などを執筆し、ヤンキー漫画のカリスマとして人気を誇る柳内大樹による渾身の青春漫画を実写映画化。長崎・軍艦島の見える町で、地元の高校に通う海星(佐藤)は最愛の母を亡くしケンカに明け暮れ、酒浸りになったラーメン店主の父とは反目し合う日々。そんなある日、そんなある日、海星は大きな事件に巻き込まれていく。もともと柳内氏の作品の大ファンだったという佐藤は、「熱血漢で昭和感あふれる、男同士の友情と仲間を大事にした物語。そこに家族の物語も盛り込まれた内容で、主人公を演じさせてもらえるのがうれしかった」とオファーを受けた際の心境を告白。クランクアップ時は「終わった感じがしなかったですが、龍臣が泣いていて(笑)、あっ、終わったんだなと。しばらく休みが欲しいと思いました」と達成感も十分だった様子だ。本作は『007 スカイフォール』や『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』などに登場し、映像作品のロケーションとして脚光を浴びる軍艦島が舞台となっており、世界文化遺産登録後初となる映画撮影を敢行。佐藤も実際に軍艦島に上陸し「最初はワクワクしていたんですが、いざ上陸してみると、ひと言もしゃべれないほど圧倒された」。さらに「ランドセルが落ちていたり、生活の痕跡はあるのに、圧倒的な静けさで…。こんな場所、他にないんじゃないかなと。言葉では言い表せないですし、ここで撮影した映像と、自分自身の経験を大切にしたい」と真摯に語った。Yuki Saito監督は「このタイトルである以上、別のロケ地で撮影するのは意味がないし、実際の軍艦島を映像に残すことに意義があると思った。長崎県の皆さんをはじめ、さまざまなご協力を得て、ユネスコから撮影許可を取るまでに2年かかった」と撮影までの長い道のりを回想。「場所の持っている力、そこにある儚さと再生力に圧倒されました。本当にラピュタみたいで。撮影が終わると、僕らスタッフも誰ひとりしゃべらなくて…」と佐藤と同じく、軍艦島が持つ目に見えぬパワーに圧倒されたそうだ。また、“大切なものが軍艦島に眠っている”という作品のテーマにちなみ、「今大切にしているものは?」と問われると、トップバッターの佐藤が「休日ですね。近所の喫茶店で本を読んでいる」と回答。しかし「えっ?この映画じゃないの?俺はこの映画が大切です」(加藤)、「もちろん、軍艦島です」(大塚)、「軍艦島ですね!」(赤井)と思わぬ展開になり、佐藤が「つるし上げられた」と苦笑いを浮かべる場面もあった。舞台挨拶の締めくくりとして、佐藤は「(俳優業を)仕事としてやっていくことに難しさを感じ、思うように全力を出せない時期もあったが、この映画に携わり、ここに並んでいるすばらしいキャストの皆さん、今日ここにはいないキャストとスタッフの皆さんとご一緒に、みんなでワンカット、ワンシーンどれだけ良いものにするか追求し、仕事を超えて、ものづくりをする高揚感と集中力を味わった。俳優をやらせてもらえて幸せ」と本作への強い思い入れを熱弁。「とてもパワーがある映画。受け取れるものを受け取って、劇場をあとにしてもらえれば」とアピールした。取材・文・写真=内田涼『軍艦少年』12月10日(金)より公開
2021年11月23日佐藤寛太と加藤雅也が親子役で共演する、喪失と再生を描く魂の物語『軍艦少年』より、本編映像が公開された。2012年にヤングマガジンにて連載された同名漫画を実写映画化した本作は、長崎・軍艦島の見える街を舞台に、大切な家族を失った親子が生きる意味を見出していく、喪失と再生を描く珠玉の物語。今回映像に登場しているのは、佐藤さん演じる気の荒い主人公・海星が、妻を亡くして酒に溺れ、失意に沈む父・玄海(加藤さん)の胸ぐらを掴む場面。辛い出来事から逃れるため、酒を浴びるように飲み続ける玄海は、「この町出るか?どこか知らねえ所行ってよう」と海星に尋ねるが、「こっからも逃げんのかよ!」と父親の不甲斐なさに怒りをぶつける…。そして、もどかしさに堪らず、2階へ。大切な家族を失った親子がぶつかる重要なシーンだ。『軍艦少年』本編映像「玄海の胸ぐらを掴む海星」『軍艦少年』は12月10日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:軍艦少年 2021年12月10日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開©2021『軍艦少年』製作委員会
2021年11月19日佐藤寛太が主演する映画『軍艦少年』が12月10日(金)より公開となる。この度、本編映像が初公開された。本作は『ギャングキング』や『セブン☆スター』などを執筆し、ヤンキー漫画のカリスマとして人気を誇る柳内大樹が想いを込めて放つ、渾身の熱き青春漫画を実写映画化したもの。気の荒い主人公・坂本海星役を演じたのは、『HiGH&LOW THE MOVIE』や『いのちスケッチ』などに出演し、劇団EXILEのメンバーとして注目を集める佐藤寛太。失意に沈む主人公の父・坂本玄海役を演じたのは『BROTHER』や『キングダム』などに出演し、国内外でバイプレイヤーとして精力的に活動する加藤雅也。また海星の同級生・結役に『樹海村』の山口まゆ、海星の友人・純役に『ハニーレモンソーダ』の濱田龍臣、玄海の幼馴染・野母崎巌役に『どついたるねん』の赤井英和、海星の教師で玄海の同級生・泉役に『うなぎ』の清水美沙、海星の母で玄海の妻・坂本小百合役に『HERO』の大塚寧々など、フレッシュな若手俳優とベテランの実力派俳優が脇を固めた。監督を務めたのは『おっさんずラブ』や『あのときキスしておけば』などのYuki Saito。そして、全国ツアーや各地フェスなどに出演し、10-FEETでボーカル / ギターとして作詞作曲も担当する卓真が主題歌を手掛けており、ソロ名義初となる楽曲提供を行なっている。さらに『007 スカイフォール』や『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』などに登場し、映像作品のロケーションとして脚光を浴びる軍艦島が舞台となっており、世界文化遺産登録後初となる映画撮影を敢行。心の拠り所とは、魂の救済とは、自身の幸せとは何か、大切な家族を失った親子が生きる意味を見出していく喪失と再生の物語だ。解禁された本編映像は海に浮かぶ要塞のような長崎・軍艦島へ、佐藤寛太演じる主人公・海星が、赤井英和演じる父の幼なじみ・巌と共に船で向かうシーン。海星は軍艦島を見て「ボロボロじゃねぇかよ」と率直な感想を言うが、軍艦島出身の巌は「こんなとこに、最盛期には5000人以上が暮らしてたんだ。小さな島だけど、病院、警察、学校、なんでもあった。俺たちの親父の仕事は過酷だったけど、島全体が、なんかこう、家族みたいだった」と懐かしい眼差しで海星に説明する。海星の両親と巌は共にこの島で育った為、それは息子である海星のルーツとも言える。それを教えてもらった海星は、軍艦島に抱いていた元々の印象をがらりと変え、嬉しそうな表情で島を見つめ直す。軍艦島を中心に、海星と玄海の親子、そして周りの人々が生きる意味を見出していくという、本作の物語を象徴するような重要なシーンだ。『軍艦少年』12月10日(金)より公開
2021年11月12日はびえる(@Tanindamon)さんが道端で撮影した写真に、20万件を超える『いいね』が寄せられています。なぜここまでの反響を呼んだのか…それは、奇跡ともいえる『出会い』が関係していました。乱視かと思ったら?道を歩いていた投稿者さんは、2匹の猫が道路上で座っているのを目にします。姿形はもちろん模様までそっくりな猫に、最初は視界がぼやけて見える『乱視』のせいかと思った投稿者さん。しかし、確かに猫は2匹いたのです。しかも近付いてみると…。乱視が悪化したのかと思ったらシンメトリーキャットでした可愛い。 pic.twitter.com/fET5VnNUbc — はびえる (@Tanindamon) October 28, 2021 近付いてちゃんと見てみると、いかに2匹の猫がそっくりかがよく分かります!ここまでそっくりな猫が並んで座っている光景は、もはや奇跡。投稿者さんが遭遇した奇跡の光景に驚く声が多数寄せられていました。・ここまで同じ模様で、同じポーズは、なかなかないですね!・これは乱視ではなく、猫視(にゃんし)です。・すごいですね!奇跡が落ちてましたね!奇跡の出会いは、投稿者さんだけでなく、多くの人を笑顔にしたようです。[文・構成/grape編集部]
2021年10月30日2012年にヤングマガジンにて連載された同名漫画を実写映画化した佐藤寛太主演の『軍艦少年』より、共演のフレッシュな若手俳優とベテランの実力派俳優のキャスト陣をとらえた追加場面写真が解禁となった。本作の原作は、「ギャングキング」「セブン☆スター」など、ヤンキー漫画のカリスマとして人気を誇る柳内大樹が、渾身の想いを込めて放つ熱き青春漫画「軍艦少年」。長崎・軍艦島の見える街を舞台に、大切な家族を失った親子が生きる意味を見出していく、喪失と再生を描く珠玉の物語だ。気の荒い主人公・坂本海星役を演じたのは、劇団EXILEのメンバーとして注目を集める佐藤寛太。失意に沈む主人公の父・坂本玄海役を演じたのは、『BROTHER』『キングダム』など、国内外でバイプレイヤーとして精力的に活動する加藤雅也。また、海星の同級生・結役に『樹海村』の山口まゆ、海星の友人・純役に『ハニーレモンソーダ』の濱田龍臣、玄海の幼なじみ・野母崎巌役に『どついたるねん』の赤井英和、海星の教師で玄海の同級生・泉役に『うなぎ』の清水美沙、海星の母で玄海の妻・坂本小百合役に『HERO』の大塚寧々など、フレッシュな若手俳優とベテランの実力派俳優が脇を固めている。この度解禁された追加場面写真は、そんな豪華キャスト陣をとらえたもの。さらに、世界文化遺産の軍艦島に佇む佐藤寛太、家の前の浜辺に仁王立ちする加藤雅也も映し出されており、親子の喪失と再生の物語に期待が高まる場面写真となっている。『軍艦少年』は12月10日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:軍艦少年 2021年12月10日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開©2021『軍艦少年』製作委員会
2021年10月21日佐藤寛太が主演する映画『軍艦少年』が12月10日(金)より公開となる。この度、追加場面写真が解禁となった。本作は『ギャングキング』や『セブン☆スター』などを執筆し、ヤンキー漫画のカリスマとして人気を誇る柳内大樹が想いを込めて放つ、渾身の熱き青春漫画を実写映画化したもの。気の荒い主人公・坂本海星役を演じたのは、『HiGH&LOW THE MOVIE』や『いのちスケッチ』などに出演し、劇団EXILEのメンバーとして注目を集める佐藤寛太。失意に沈む主人公の父・坂本玄海役を演じたのは『BROTHER』や『キングダム』などに出演し、国内外でバイプレイヤーとして精力的に活動する加藤雅也。また海星の同級生・結役に『樹海村』の山口まゆ、海星の友人・純役に『ハニーレモンソーダ』の濱田龍臣、玄海の幼馴染・野母崎巌役に『どついたるねん』の赤井英和、海星の教師で玄海の同級生・泉役に『うなぎ』の清水美沙、海星の母で玄海の妻・坂本小百合役に『HERO』の大塚寧々など、フレッシュな若手俳優とベテランの実力派俳優が脇を固めた。監督を務めたのは『おっさんずラブ』や『あのときキスしておけば』などのYuki Saito。そして、全国ツアーや各地フェスなどに出演し、10-FEETでボーカル / ギターとして作詞作曲も担当する卓真が主題歌を手掛けており、ソロ名義初となる楽曲提供を行なっている。さらに『007 スカイフォール』や『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』などに登場し、映像作品のロケーションとして脚光を浴びる軍艦島が舞台となっており、世界文化遺産登録後初となる映画撮影を敢行。心の拠り所とは、魂の救済とは、自身の幸せとは何か、大切な家族を失った親子が生きる意味を見出していく喪失と再生の物語だ。この度解禁された追加場面写真は、海星役の佐藤寛太を取り囲む加藤雅也や大塚寧々、山口まゆ、濱田龍臣、赤井英和、清水美沙など豪華キャスト陣が切り取られている。玄海役の加藤雅也と小百合役の大塚寧々の夫婦、また結役の山口まゆと純役の濱田龍臣、巌役の赤井英和と泉役の清水美沙という同級生2組。そして柾木玲弥や一ノ瀬ワタル、花沢将人、髙橋里恩、武田一馬など、フレッシュな若手俳優とベテランの実力派俳優が集結し、さらに世界文化遺産の軍艦島に佇む佐藤寛太、家の前の浜辺に仁王立ちする加藤雅也など、親子の喪失と再生の物語に期待が高まる写真だ。『軍艦少年』12月10日(金)より公開
2021年10月21日俳優の仲代達矢が、「第69回菊池寛賞」に選ばれた。仲代の授賞理由は「1952年の俳優座養成所入所以来、日本を代表する俳優として幾多の演劇・映画に出演、89歳を迎える本年、『役者七十周年』全国公演を開始。また、みずから私塾『無名塾』を主宰し、後進の育成にも尽力してきた」。他にも、作家の小川洋子氏、高知新聞社「追跡・白いダイヤ」取材班、翻訳家の松岡和子氏、医師の吉岡秀人氏が選ばれた。贈呈式は、12月上旬に関係者のみで行われる。
2021年10月11日『HiGH&LOW THE MOVIE』『いのちスケッチ』などに出演し、「劇団EXILE」のメンバーとして注目を集める佐藤寛太が主演、長崎・軍艦島の見える街で暮らす親子の喪失と再生を描く魂の物語『軍艦少年』から予告編とメイン写真が解禁。「10-FEET」でボーカル/ギターとして作詞作曲も担当する卓真が手掛けた主題歌も初お披露目された。長崎・軍艦島で、世界文化遺産登録後初となる映画撮影が行われた本作。映像は、海に浮かぶ要塞のような軍艦島から始まり、母を失い喧嘩に明け暮れる息子・坂本海星(佐藤寛太)が妻を失い酒に溺れる父・玄海(加藤雅也)の胸ぐらを掴んで壁際まで押し込み、「ここからも逃げんのかよ!」と怒りを滲ませた険しい表情で拳を突き出すシーンに続いていく。やがて、玄海と母・坂本小百合(大塚寧々)が生まれ育った軍艦島に小百合が置いてきた大切な物があることを聞かされる海星。一方、自分を見失ってもがき苦しむ海星と自堕落な生活を送り続ける玄海に対し、海星の同級生・結(山口まゆ)や友人・純(濱田龍臣)、玄海の幼なじみ・野母崎巌(赤井英和)や同級生・泉(清水美沙)などが厳しくも優しい態度で2人を奮い立たせる。「これは俺と小百合の問題なんだよ!」「じゃあオレは、なんなんだよ!」とぶつかり合う親子の姿が、佐藤さんと加藤さんの鬼気迫る熱演で綴られている。また、初披露となる卓真さんが書き下ろした主題歌「軍艦少年」が流れる中、「喪失と再生を描く魂の物語」というナレーションと共に、哀しい過去から立ち上がる2人が映し出され、「逃げたくない、自分の心から」というテロップと共に、未来を見つめる海星で締め括られた予告に仕上がっている。また、軍艦島で前を向く金髪姿に傷だらけの海星を捉えたメイン写真も解禁。さらに、10月8日(金)より発売開始される、軍艦島を見つめる後姿の海星が象徴的なムビチケカード、軍艦島で立ち尽くす全身の海星が印象的な特典のオリジナルポストカードも併せて解禁となった。『軍艦少年』は12月10日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:軍艦少年 2021年12月10日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開©2021『軍艦少年』製作委員会
2021年10月08日佐藤寛太が主演する映画『軍艦少年』が12月10日(金)より公開となる。この度、本作より初となる予告編とメイン写真、ムビチケカードの情報などが一挙解禁された。本作は『ギャングキング』や『セブン☆スター』などを執筆し、ヤンキー漫画のカリスマとして人気を誇る柳内大樹が想いを込めて放つ、渾身の熱き青春漫画を実写映画化したもの。気の荒い主人公・坂本海星役を演じたのは、『HiGH&LOW THE MOVIE』や『いのちスケッチ』などに出演し、劇団EXILEのメンバーとして注目を集める佐藤寛太。失意に沈む主人公の父・坂本玄海役を演じたのは『BROTHER』や『キングダム』などに出演し、国内外でバイプレイヤーとして精力的に活動する加藤雅也。また海星の同級生・結役に『樹海村』の山口まゆ、海星の友人・純役に『ハニーレモンソーダ』の濱田龍臣、玄海の幼馴染・野母崎巌役に『どついたるねん』の赤井英和、海星の教師で玄海の同級生・泉役に『うなぎ』の清水美沙、海星の母で玄海の妻・坂本小百合役に『HERO』の大塚寧々など、フレッシュな若手俳優とベテランの実力派俳優が脇を固めた。監督を務めたのは『おっさんずラブ』や『あのときキスしておけば』などのYuki Saito。そして、全国ツアーや各地フェスなどに出演し、10-FEETでボーカル / ギターとして作詞作曲も担当する卓真が主題歌を手掛けており、ソロ名義初となる楽曲提供を行なっている。さらに『007 スカイフォール』や『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』などに登場し、映像作品のロケーションとして脚光を浴びる軍艦島が舞台となっており、世界文化遺産登録後初となる映画撮影を敢行。心の拠り所とは、魂の救済とは、自身の幸せとは何か、大切な家族を失った親子が生きる意味を見出していく喪失と再生の物語だ。初解禁となる予告は海に浮かぶ要塞のような長崎・軍艦島からスタート。母を失い喧嘩に明け暮れる息子・坂本海星(佐藤寛太)が妻を失い酒に溺れる父・玄海(加藤雅也)の胸ぐらを掴んで壁際まで押し込み「ここからも逃げんのかよ!」と怒りを滲ませた険しい表情で拳を突き出すシーンに続く。やがて玄海と母・坂本小百合(大塚寧々)が生まれ育った軍艦島に小百合が置いてきた大切な物がある事を聞かされる海星。一方、自分を見失いもがき苦しむ海星と自堕落な生活を送り続ける玄海に対し、海星の同級生・結(山口まゆ)や友人・純(濱田龍臣)、玄海の幼馴染・野母崎巌(赤井英和)や同級生・泉(清水美沙)などが厳しくも優しい態度でふたりを励ます。さらに「これは俺と小百合の問題なんだよ!」「じゃあオレは、なんなんだよ!」とぶつかり合う親子の姿を佐藤と加藤が鬼気迫る魂を込めて演じる。そして初披露となる卓真が書き下ろした主題歌『軍艦少年』が流れる中、“喪失と再生を描く魂の物語”というナレーションと共に、哀しい過去から立ち上がるふたりが写し出され“逃げたくない、自分の心から”というテロップと共に、明るい未来を見つめる海星で予告は締め括られる。柳内大樹が原作に込めた想いを体現した期待の高まる映像だ。また軍艦島で前を向く金髪姿に傷だらけの海星を捉えたメイン写真、さらに10月8日(金)より発売となるムビチケカードと、それを購入者にプレゼントされる軍艦島で立ち尽くす全身の海星が印象的なオリジナルポストカードも併せて解禁となっている。『軍艦少年』12月10日(金)より公開
2021年10月08日阿部寛が主演、横浜流星がバディとして共演する来年1月からの日曜劇場「DCU」に、山崎育三郎、趣里、高橋光臣、春風亭昇太、市川実日子が出演することが分かった。本作は、水中の捜査に特化した架空の組織「DCU(Deep Crime Unit)」を舞台にしたオリジナルドラマ。これまで、水中捜査を行うスペシャリスト集団「DCU」の隊長・新名正義を主演・阿部さんが、新名とバディを組む隊員ダイバー・瀬能陽生を横浜さんが演じることが発表されている。そしてこの度、DCUと捜査会議などで頻繁に顔を合わせることになる警視庁公安一課の刑事・清水健治(しみず・けんじ)役に山崎育三郎が決定した。山崎さんといえば、2015年に放送した阿部さん主演の「下町ロケット」が民放連続ドラマ初出演作。それ以降、各局のドラマにコンスタントに出演することになり、魅力的な演技で視聴者を惹きつける存在となった山崎さんが、今回、再び阿部さん主演の日曜劇場に登場する。山崎育三郎演じる清水は公安の出世頭で、警察が仕切る“陸”の捜査に対して海保のDCUが同等の立場に立つことが許せない男。DCUを煙たがっているが新名のことはそれなりに認めており、事件解決のためにお互いを利用し合う、という役どころ。山崎さんは「人生の大きな分岐点となった作品『下町ロケット』。あれから6年が経ち、再び阿部寛さん主演の日曜劇場に出演させていただくことを心からうれしく思います」と語り、「阿部さん率いるチームDCU一丸となって、この作品に全力で挑みたい」と意気込む。DCUサイバー班職員として捜査のサポートを担う神田瑠璃(かんだ・るり)役には、テレビドラマ・映画・舞台と幅広く活躍中の趣里が決定。瑠璃は海上保安試験研究センターにある電子情報分析課の元職員で、DCU発足によりサイバー班に異動となった。そのサイバー能力は他の追随を許さないほど圧倒的で、そちらの方面からチームをサポートする。新名もその能力には絶大の信頼を置いている。趣里趣里さんは「日曜劇場、そして海外プロダクションと共同制作というとても大きなプロジェクトに参加できることを本当に光栄に思います」とコメント、「全てに全力で向き合っていきたい」とこちらも力を込める。さらにDCUの副隊長・西野斗真(にしの・とうま)を演じるのは高橋光臣。2019年7月期日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」でラグビーチームのキャプテン役を務め、今年「リコカツ」でも話題を呼んだ高橋さんが今作で演じる西野は、海保でも最も過酷といわれる「特殊救助隊」で隊長を務め、一点の穢れもなくエリート街道を昇り詰めた男。DCUの第一部隊隊長の座を新名に奪われたことに納得しておらず、時に衝突するが、組織を維持することを最優先して副隊長としてチームを支える。DCU(潜水特殊捜査隊)を描く今作に、「水中の緊張感やダイナミックな映像と日曜劇場の重厚な描写がどんな化学反応を起こすのか、またその中で暴れられると思うと本当に楽しみ」と期待をもって語る高橋さんは、「日々トレーニングを重ね肉体的にも精神的にも本物に近づけ、観ている方の魂を揺さぶるようなものが出来るよう準備しています」と明かす。また、海上保安庁次長・早川守(はやかわ・まもる)には、人気落語家として「笑点」の司会を務める一方、ドラマへの出演も多く日曜劇場でも毎回確固たるキャラクターを演じ切る春風亭昇太の出演が決定。早川は海保ナンバー2のエリート上官で、出世欲が強く新たに設立されたDCUを成功に導くことで長官の座を狙っている。なにかと目立つ新名のやり方を危険に感じており、機会があればいつでも引きずり下ろすつもりでいる。「今回の日曜劇場でも一癖も二癖もありそうな人の役をいただきました」と昇太さん。「『早川守』という人物がどんな人間なのか、どんな行動を起こすのか、僕もまだ分かっていないので、これからの台本を楽しみにしています」と語る。そして、DCU科学捜査班班長・黒江真子(くろえ・まこ)には、映画やドラマで個性的な魅力を振りまく市川実日子が決定。真子は海上保安試験研究センターにある化学分析課の元職員で、DCU発足に伴い科学捜査班の班長に就任した。15年前にある事故で婚約者を亡くしている。その事故の捜査中に新名と出会い、その後も数々の事件を解決するうちに2人の関係が発展、現在は新名と交際している、という役どころだ。市川実日子「水というのは、見ているだけで穏やかな気持ちになるときもあれば、その美しさに感動したり、とてつもない恐怖感に襲われることもあります。『DCU』第1話の脚本で描かれる水中では、事件に関すること、ひとの気持ち、その土地の物語などが描かれ、いろいろな想像を掻き立てられました」と、今作のテーマに触れたコメントを寄せている。日曜劇場「DCU」は2022年1月、毎週日曜日21時~TBS系にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2021年09月27日佐藤寛太と加藤雅也が親子役で共演する映画『軍艦少年』に山口まゆ、濱田龍臣、赤井英和、清水美沙、大塚寧々が出演していることが分かった。『僕に、会いたかった』や『樹海村』、「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」ではゲスト出演した山口さんが演じるのは、海星(佐藤さん)の同級生・結。「花のち晴れ~花男 Next Season~」『ハニーレモンソーダ』の濱田さんが、海星の友人・純。そして、玄海(加藤さん)の幼なじみ・野母崎巌を赤井さん。海星の教師で玄海の同級生・泉を清水さん。海星の母で玄海の妻・小百合を大塚さんが演じる。また併せて到着したポスタービジュアルは、決意を固めた表情で前を見つめる、金髪姿に傷だらけの海星、愛に溢れた表情で妻を見つめる優しい笑顔の玄海と、思い詰めた表情で花を見つめる小百合。そして海と朽ち果てた軍艦島、3人を見守る結、純、野母崎、泉の姿も写し出されている。なお、本作の主題歌は、「10-FEET」のボーカル/ギターとして作詞作曲も担当する卓真が、ソロ名義初となる楽曲提供を行なっている。<コメント>山口まゆ今まで挑戦したことのないような役で、現場に入るまで、とても緊張していたことをよく覚えています。今では立ち入れる場所が限られてしまった軍艦島をもとに作られた神秘的でとても素敵なお話です。公開までお楽しみに!濱田龍臣2年前に撮影をして、このような情勢になってしまいましたが、今こうやって公開できるのがとても嬉しいです。自分としてもチャレンジになるような役を演じることが出来た作品でした。こういうご時世ではありますが、是非劇場に足をお運び頂ければ幸いです。赤井英和親やから、大人やから、いつでも子供の前を胸はって歩いて行かなアカンのやけど、オロオロしたり情けなかったり、みんな弱いんや。子供が背中を押してくれることもある、一歩踏み出す子供の後ろからついて行く事もある。これはホンマの親子と友情の話しや!清水美沙亡くなった命がどれだけ人にインパクトを与えるか・・・ましてや愛する人が。痛いぐらいにそれに向き合う親子を支える私の演じた“泉”は“軍艦島の如く動じずに側に居る”そんな役でした。今の時代だからこそ柳内先生の作品のような昭和的な人間のぶつかりあいが熱く心に響くと思っています。この作品は、自分とそして自分に関わる人とのことを見つめなおす機会を与えてくれる作品だと思いますので、是非皆さんに観ていただきたいと思います。大塚寧々とても力のある作品でそれぞれの気持ちや心情がものすごく伝わって、引き込まれました。本当に大切で愛しい夫と息子を置いて、先に死んでしまうだろうと思うと、心が張りさけそうでした。悲しみ、愛おしさ、言葉では語りつくせない想いを胸にきざみながら演じました。佐藤さんの純粋でまっすぐな感じは、海星そのもので、母を演じる事が出来て、心から嬉しかったです。加藤さんも、現場で色々話しながら、夫婦役を演じられた事に感謝の気持ちでいっぱいです。監督もキャストもスタッフも、みんながこの『軍艦少年』にとても熱い気持ちがあった現場だと思います。その気持ちが作品に表われていると思います。私も『軍艦少年』の台本は今でも書斎のテーブルの見えるところに大切に置いてあります。心を揺さぶる、力のある、映画だと思います。私も何回でも観たい映画です。嵐のような悲しみの時もあるが、心地良い風が吹く時も来る。家族やまわりの人を大切に想う気持ち、優しい気持ちが、皆様に届きますように。卓真過去に打ち勝つ。正義を貫く。どちらもその辺の自己啓発本に書いていそうな当たり前な表現だが果たして全てに於いてそれをやり遂げて人生を走り抜ける者が居るだろうか?私はそうは思わない。何故ならば過去の後悔を乗り越える力は後悔が生み出し、正義を貫く志しもまたそれに反する自らの過ちが生み出すのではないかと思うからだ。少なくとも私はそうでした。最初から真っ白の純白よりも、消しては描いて、また描いては消して後悔の跡が染み付いた灰色がかかったくたびれた白の方が美しい。過去を投影するには大き過ぎる軍艦島での日々とその姿が玄海親子に日々永遠と問いかける。自分の非力さに打ちひしがれ、過去に打ち勝てない苦しみと哀しみを知っている分だけその宿命とジレンマは増す。しかしその向こうにはそれよりも大きく深い生きる指針がある筈だと私は思う。本人にしか分からない苦しみであり、本人しかそれを乗り越えられないと知り、それでも“敢えて”首を突っ込む巌の存在。そっとしておく事だけが優しさでは無く、自分の性分に合った表現でズケズケ介入して目を覚そうとしてくれる巌という男。あんな友達が居たらいいなと思います。『軍艦少年』は12月10日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:軍艦少年 2021年12月10日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開©2021『軍艦少年』製作委員会
2021年09月22日劇団EXILEの佐藤寛太が主演を務める、映画『軍艦少年』(12月10日公開)のキャストが22日、明らかになった。同作は累計発行部数1,200万部突破の『ギャングキング』、ヤングマガジン連載中の『セブン☆スター』などを執筆し、ヤンキー漫画のカリスマとして人気を誇る柳内大樹による青春漫画の実写映画化作。長崎・軍艦島の見える街で暮らす、地元の高校に通う海星(佐藤)と小さなラーメン屋を営む玄海(加藤雅也)。最愛の母を亡くして喧嘩ばかりの息子と幼馴染の妻を亡くして酒浸りの父は互いに反目し、いがみ合っていた。そんなある日、海星は大きな事件に巻き込まれていく。海星の同級生・結役に山口まゆ、海星の友人・純役に濱田龍臣、玄海の幼馴染・野母崎巌役に赤井英和、海星の教師で玄海の同級生・泉役に清水美沙、海星の母で玄海の妻・坂本小百合役に大塚寧々など、フレッシュな若手俳優とベテランの実力派俳優が脇を固めることが明らかに。監督を務めたのは、「おっさんずラブ」「あのときキスしておけば」などのYuki Saito。そして、全国ツアーや各地フェスなどに出演し、10-FEETでボーカル/ギターとして作詞作曲も担当する卓真が主題歌を手掛け、ソロ名義初となる楽曲提供を行なった。解禁されたポスタービジュアルは、決意を固めた表情で前を見つめる金髪姿に傷だらけの佐藤、愛に溢れた表情で妻を見つめる優しい笑顔の加藤と思い詰めた表情で花を見つめる車椅子の大塚が収められた。海の向こうに見える軍艦島と山口、濱田、赤井、清水の写真に、“逃げたくない 自分の心から”というコピーが添えられている。○山口まゆ コメント今まで挑戦したことのないような役で、現場に入るまで、とても緊張していたことをよく覚えています。今では立ち入れる場所が限られてしまった軍艦島をもとに作られた神秘的でとても素敵なお話です。公開までお楽しみに!○濱田龍臣 コメント2年前に撮影をして、このような情勢になってしまいましたが、今こうやって公開できるのがとても嬉しいです。自分としてもチャレンジになるような役を演じることが出来た作品でした。こういうご時世ではありますが、是非劇場に足をお運び頂ければ幸いです。○赤井英和 コメント親やから、大人やから、いつでも子供の前を胸はって歩いて行かなアカンのやけど、オロオロしたり情けなかったり、みんな弱いんや。子供が背中を押してくれることもある、一歩踏み出す子供の後ろからついて行く事もある。これはホンマの親子と友情の話しや!○清水美沙 コメント亡くなった命がどれだけ人にインパクトを与えるか・・・ましてや愛する人が。痛いぐらいにそれに向き合う親子を支える私の演じた“泉”は“軍艦島の如く動じずに側に居る”そんな役でした。今の時代だからこそ柳内先生の作品のような昭和的な人間のぶつかりあいが熱く心に響くと思っています。この作品は、自分とそして自分に関わる人とのことを見つめなおす機会を与えてくれる作品だと思いますので、是非皆さんに観ていただきたいと思います。○大塚寧々 コメントとても力のある作品でそれぞれの気持ちや心情がものすごく伝わって、引き込まれました。本当に大切で愛しい夫と息子を置いて、先に死んでしまうだろうと思うと、心が張りさけそうでした。悲しみ、愛おしさ、言葉では語りつくせない想いを胸にきざみながら演じました。佐藤さんの純粋でまっすぐな感じは、海星そのもので、母を演じる事が出来て、心から嬉しかったです。加藤さんも、現場で色々話しながら、夫婦役を演じられた事に感謝の気持ちでいっぱいです。監督もキャストもスタッフも、みんながこの『軍艦少年』にとても熱い気持ちがあった現場だと思います。その気持ちが作品に表われていると思います。私も『軍艦少年』の台本は今でも書斎のテーブルの見えるところに大切に置いてあります。心を揺さぶる、力のある、映画だと思います。私も何回でも観たい映画です。嵐のような悲しみの時もあるが、心地良い風が吹く時も来る。家族やまわりの人を大切に想う気持ち、優しい気持ちが、皆様に届きますように。○主題歌:卓真 コメント過去に打ち勝つ。正義を貫く。どちらもその辺の自己啓発本に書いていそうな当たり前な表現だが果たして全てに於いてそれをやり遂げて人生を走り抜ける者が居るだろうか?私はそうは思わない。何故ならば過去の後悔を乗り越える力は後悔が生み出し、正義を貫く志しもまたそれに反する自らの過ちが生み出すのではないかと思うからだ。少なくとも私はそうでした。最初から真っ白の純白よりも、消しては描いて、また描いては消して後悔の跡が染み付いた灰色がかかったくたびれた白の方が美しい。過去を投影するには大き過ぎる軍艦島での日々とその姿が玄海親子に日々永遠と問いかける。自分の非力さに打ちひしがれ、過去に打ち勝てない苦しみと哀しみを知っている分だけその宿命とジレンマは増す。しかしその向こうにはそれよりも大きく深い生きる指針がある筈だと私は思う。本人にしか分からない苦しみであり、本人しかそれを乗り越えられないと知り、それでも“敢えて”首を突っ込む巌の存在。そっとしておく事だけが優しさでは無く、自分の性分に合った表現でズケズケ介入して目を覚そうとしてくれる巌という男。あんな友達が居たらいいなと思います。
2021年09月22日映画『軍艦少年』が12月10日(金)より公開となる。この度、佐藤寛太と加藤雅也に加え、追加キャストとして結役を山口まゆ、純役を濱田龍臣、野母崎巌役を赤井英和、泉役を清水美沙、坂本小百合役を大塚寧々が演じる事が明らかになり、合わせてポスタービジュアルも解禁された。さらに主題歌を卓真(10-FEET)が手掛ける事が発表になり、コメントも到着している。本作は『ギャングキング』や『セブン☆スター』などを執筆し、ヤンキー漫画のカリスマとして人気を誇る柳内大樹が想いを込めて放つ、渾身の熱き青春漫画を実写映画化したもの。気の荒い主人公・坂本海星役を演じたのは、『HiGH&LOW THE MOVIE』や『いのちスケッチ』などに出演し、劇団EXILEのメンバーとして注目を集める佐藤寛太。失意に沈む主人公の父・坂本玄海役を演じたのは『BROTHER』や『キングダム』などに出演し、国内外でバイプレイヤーとして精力的に活動する加藤雅也。また海星の同級生・結役に『樹海村』の山口まゆ、海星の友人・純役に『ハニーレモンソーダ』の濱田龍臣、玄海の幼馴染・野母崎巌役に『どついたるねん』の赤井英和、海星の教師で玄海の同級生・泉役に『うなぎ』の清水美沙、海星の母で玄海の妻・坂本小百合役に『HERO』の大塚寧々など、フレッシュな若手俳優とベテランの実力派俳優が脇を固めた。監督を務めたのは『おっさんずラブ』や『あのときキスしておけば』などのYuki Saito。そして、全国ツアーや各地フェスなどに出演し、10-FEETでボーカル / ギターとして作詞作曲も担当する卓真が主題歌を手掛けており、ソロ名義初となる楽曲提供を行なっている。さらに『007 スカイフォール』や『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』などに登場し、映像作品のロケーションとして脚光を浴びる軍艦島が舞台となっており、世界文化遺産登録後初となる映画撮影を敢行。心の拠り所とは、魂の救済とは、自身の幸せとは何か、大切な家族を失った親子が生きる意味を見出していく喪失と再生の物語だ。解禁されたポスタービジュアルは上記の通りで、決意を固めた表情で前を見つめる金髪姿の佐藤寛太、愛に溢れた表情で妻を見つめる加藤雅也と思い詰めた表情で花を見つめる帽子に車椅子の大塚寧々、そして海の向こうに見える美しく朽ち果てた軍艦島、さらに3人を見守る山口まゆ、濱田龍臣、赤井英和、清水美沙。そこに“逃げたくない 自分の心から”というコピーが添えられ、物語に期待が高まるデザインとなっている。追加キャストらのコメントは以下の通り。<結役:山口まゆ>今まで挑戦したことのないような役で、現場に入るまで、とても緊張していたことをよく覚えています。今では立ち入れる場所が限られてしまった軍艦島をもとに作られた神秘的でとても素敵なお話です。公開までお楽しみに!<純役:濱田龍臣>2年前に撮影をして、このような情勢になってしまいましたが、今こうやって公開できるのがとても嬉しいです。自分としてもチャレンジになるような役を演じることが出来た作品でした。こういうご時世ではありますが、是非劇場に足をお運び頂ければ幸いです。<野母崎巌役:赤井英和>親やから、大人やから、いつでも子供の前を胸はって歩いて行かなアカンのやけど、オロオロしたり情けなかったり、みんな弱いんや。子供が背中を押してくれることもある、一歩踏み出す子供の後ろからついて行く事もある。これはホンマの親子と友情の話しや!<泉役:清水美沙>亡くなった命がどれだけ人にインパクトを与えるか…ましてや愛する人が。痛いぐらいにそれに向き合う親子を支える私の演じた“泉”は“軍艦島の如く動じずに側に居る”そんな役でした。今の時代だからこそ柳内先生の作品のような昭和的な人間のぶつかりあいが熱く心に響くと思っています。この作品は、自分とそして自分に関わる人とのことを見つめなおす機会を与えてくれる作品だと思いますので、是非皆さんに観ていただきたいと思います。<坂本小百合役:大塚寧々>とても力のある作品でそれぞれの気持ちや心情がものすごく伝わって、引き込まれました。本当に大切で愛しい夫と息子を置いて、先に死んでしまうだろうと思うと、心が張りさけそうでした。悲しみ、愛おしさ、言葉では語りつくせない想いを胸にきざみながら演じました。佐藤さんの純粋でまっすぐな感じは、海星そのもので、母を演じる事が出来て、心から嬉しかったです。加藤さんも、現場で色々話しながら、夫婦役を演じられた事に感謝の気持ちでいっぱいです。監督もキャストもスタッフも、みんながこの『軍艦少年』にとても熱い気持ちがあった現場だと思います。その気持ちが作品に表われていると思います。私も『軍艦少年』の台本は今でも書斎のテーブルの見えるところに大切に置いてあります。心を揺さぶる、力のある、映画だと思います。私も何回でも観たい映画です。嵐のような悲しみの時もあるが、心地良い風が吹く時も来る。家族やまわりの人を大切に想う気持ち、優しい気持ちが、皆様に届きますように。<主題歌:卓真>過去に打ち勝つ。正義を貫く。どちらもその辺の自己啓発本に書いていそうな当たり前な表現だが果たして全てに於いてそれをやり遂げて人生を走り抜ける者が居るだろうか?私はそうは思わない。何故ならば過去の後悔を乗り越える力は後悔が生み出し、正義を貫く志しもまたそれに反する自らの過ちが生み出すのではないかと思うからだ。少なくとも私はそうでした。最初から真っ白の純白よりも、消しては描いて、また描いては消して後悔の跡が染み付いた灰色がかかったくたびれた白の方が美しい。過去を投影するには大き過ぎる軍艦島での日々とその姿が玄海親子に日々永遠と問いかける。自分の非力さに打ちひしがれ、過去に打ち勝てない苦しみと哀しみを知っている分だけその宿命とジレンマは増す。しかしその向こうにはそれよりも大きく深い生きる指針がある筈だと私は思う。本人にしか分からない苦しみであり、本人しかそれを乗り越えられないと知り、それでも“敢えて”首を突っ込む巌の存在。そっとしておく事だけが優しさでは無く、自分の性分に合った表現でズケズケ介入して目を覚そうとしてくれる巌という男。あんな友達が居たらいいなと思います。『軍艦少年』12月10日(金)より公開
2021年09月22日佐藤健、阿部寛、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人などが出演するヒューマン・ミステリー『護られなかった者たちへ』。佐藤さん演じる容疑者と、阿部さん演じる刑事、2人の涙をとらえた場面写真が到着した。震災から10年目の仙台で発生した、連続“餓死”殺人事件。容疑者として捜査線上に浮上したのは、別の事件の刑期を終え、出所したばかりの利根という男。刑事の笘篠は利根を追い詰めていくが、決定的な証拠がつかめないまま、第3の事件が起きようとしていた――。今回解禁されたのは、事件から10年前の利根(佐藤さん)と笘篠(阿部さん)を捉えた場面写真。利根は、震災後の避難所で遠島けい(倍賞美津子)と1人の小学生に出会う。3人は身寄りのない者同士、まるで家族のように肩を寄せ合って暮らし始める。これまで人の優しさを知らず孤独に生きてきた利根が2人の優しさに包まれ、初めて愛や温もりを知り、様々な感情から涙が溢れ出るシーン。ボロボロと涙をこぼし、堪えていた感情が溢れ出る佐藤さんの演技は見る者全ての心を打つ。一方、宮城県警の刑事として第一線で活躍する笘篠も被災し、家族を失うという辛い経験をしていた。震災という抗えない大きな力によって、愛する者を失った喪失感から涙を静かに流す阿部さんの演技もまた、内に秘めた悲しみややるせなさが伝わってくるもの。2人の涙に隠された想いが明かされたとき、多くの人の涙を誘うことになるだろう。『護られなかった者たちへ』は10月1日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年09月11日