アイドルグループ・関ジャニ∞の錦戸亮が、パーソナリティを務めるラジオ『関ジャニ∞錦戸亮のオールナイトニッポンGOLD』(1月12日22:00~24:00)が放送されることが29日、わかった。錦戸がラジオのパーソナリティを務めるのは初となる。同ラジオは、錦戸が主演する映画『羊の木』(2018年2月3日公開)の公開を記念して放送される。トークゲストに吉田大八監督を呼び、収録で2時間MCを務めた。ラジオで一人でしゃべる事自体が初経験だという錦戸は、スタジオに入ってくるなり「不安で仕方がない」としきりに不安という言葉を連発。しかしいざしゃべり始めると、流暢にMCを務め、スムーズにゲストである吉田監督を紹介した。普段から仲が良いだけに、「逆に緊張する!」と笑っていた錦戸だが、昔からよくラジオを聞いていたという吉田監督が引っ張る形で収録は進み、『羊の木』のストーリーも紹介。吉田監督から「原稿を見るのやめれば?」とアドバイスを受けて、錦戸は「よし、見るのやめましょうか」と言ったが、その直後に原稿を見て進行を確かめるなど、不慣れな様子を見せつつも進める。映画のコピーにちなみ、「人に信じてもらえない体験談」がテーマとなると、錦戸は「ビヨンセからウインクしてもらった話」、監督は「UFOを見た事がある話」を披露。監督の話に全く共感できなかった錦戸の対応について、監督から「僕ゲストだよね? 錦戸くんの番組に呼ばれてきたんだよね?」と聞かれる一幕もあり、終始和やかな雰囲気の収録に。最後には、2人で力強く握手を交わし終了となった。○収録を終えての感想ラジオ自体が久しぶりだったのですが、監督と一緒の収録だったので今日は緊張しなかったですね。楽な感じで喋ってしまいました。普段生活していて、「さて!」みたいに仕切り直したりする事がないので、つなぎをスムーズにする事が次の課題ですね。メインパーソナリティとして自己採点するなら……50点くらいですね。監督からも、「僕ゲストだよね?」と聞かれてしまうくらいですし(笑)。普段通りにやりすぎましたね。次は頑張ります!
2017年12月29日山上たつひこ、いがらしみきお原作による異色コミックを実写映画化した『羊の木』の完成披露試写会が12月13日(水)、都内で行われ、主演の錦戸亮、木村文乃、優香、市川実日子、水澤紳吾、田中泯、松田龍平、吉田大八監督が出席した。さびれた港町の市役所職員・月末一(錦戸さん)は、自治体が身元引受人となる“新仮釈放制度”により、殺人歴をもつ6人の元受刑者を受け入れることに。この事実は誰にも知られてはいけないが、彼らと閉鎖的な住民との間に、不協和音が生じるのに時間はかからなかった…。■錦戸亮、“一番普通な人間”をどう演じた?元受刑者たちと住民の板挟みになる主人公を演じる錦戸さんは、「僕は僕として、思いきり翻ろうされてやろうと思った。一番普通の人間なので、観客の皆さんのナビゲーターになれれば」と役作りを回想。ネタバレを気にする松田さんや市川さんが、言葉に詰まると「皆さんが元受刑者だってことは、お客様も分かっていますよ」「(舞台挨拶について)説明受けましたよね?」などとフォロー&ツッコミを入れて、場を和ませていた。■木村文乃がずっと気になっていたことは?衝撃的な展開が見どころの本作にちなみ、「現場で起こった衝撃的事件は?」と問われた木村さんは、「ファンの皆さんはご存知かもしれませんが…」と前置きし、「錦戸さん、すっごく長い福白髪(ふくしらが)があるんですよ」と指摘。当の錦戸さんは「どこ?どこ?」と驚いた様子で、「抜いて、気持ち悪い」と大慌てだった。■錦戸亮×松田龍平、初共演の感想は?同世代である錦戸さんと松田さんは、本作で初共演を果たし「お互いに探り探りというか、ちょっとずつしゃべったり、セリフを交わしつつですね。現場では緊張していましたが、何度か飲みにも行かせていただき、いまでは緊張せずにいられる」(錦戸さん)、「僕も緊張していて…。探りながらですけど、その戸惑いが(役柄の関係性に)いい感じで。演じる上では、えっーと、いやー、何も考えず」(松田さん)。そんな二人の様子について、木村さんは「すごく不思議な空気感。松田さんがアドリブで“小踊り”し始めて、それがすごく可愛くって」とふり返っていた。『羊の木』は2018年2月3日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月13日関ジャニ∞の錦戸亮が主演を務める映画『羊の木』(2018年2月3日公開)の本ビジュアル、及び予告編が20日、公開された。同作は、講談社イブニングKC刊の同名コミックを実写化。『がきデカ』の山上たつひこが原作、『ぼのぼの』のいがらしみきおが作画を務め、凶悪犯罪に手を染めた元受刑者たちを受入れた港町で起こる数々の事件や住民と元受刑者の不協和音などを描く。錦戸は受刑者の受け入れを担当する市役所職員・月末(つきすえ)を演じる。本ビジュアルは、スーツ姿の月末の周りに6人の元殺人犯と、月末が思いを寄せる同級生の文(木村文乃)が配置され、彼らが月末に迫るようなイメージに。また予告編の冒頭では、上司に極秘プロジェクトのことを告げられる月末と、“元殺人犯”という素性を隠しながら新住民として移住してきた男女6人が、新生活を始める姿が映し出される。月末の同級生で都会から地元に戻ってきた文は、“元殺人犯”の一人である宮腰(松田)と交際にまで発展するがだんだんと不穏な空気が漂い、身元不明の変死体が発見されると、静かな町の日常が崩れていく。後半にかけて緊張感が高まり、ラストの衝撃を予感させる映像となっている。
2017年11月20日関ジャニ∞の錦戸亮が主演を務める映画『羊の木』(2018年公開)の吉田大八監督が15日、第22回釜山国際映画祭で「アジア映画の窓」部門に正式招待され、ワールドプレミアを実施した。同作は、講談社イブニングKC刊の同名コミックを実写化。『がきデカ』の山上たつひこが原作、『ぼのぼの』のいがらしみきおが作画を務め、凶悪犯罪に手を染めた元受刑者たちを受入れた港町で起こる数々の事件や住民と元受刑者の不協和音などを描く。錦戸は受刑者の受け入れを担当する市役所職員・月末を演じる。吉田監督は「『羊の木』は日本でもまだ一般のお客さまにはご覧頂いていないので、一番最初にここ韓国の皆さんにご覧頂けることを光栄に思います」と挨拶。初タッグとなる主演の錦戸について「彼はミュージシャンでもありますが、すごく良い意味で普通の人というか、普通の雰囲気を持っていると思いました」と印象を語る。さらに吉田監督は「彼の表情の一つ一つに観客が気持ちをのせていくような映画になっているし、撮影しながら現場では飄々とリラックスしてカメラの前で演技をしていて、普通の人を演じる天才的な能力がある人であり、フラットなままで状況に対応する月末という人物をすごく上手に演じてくれました」と錦戸の演技を振り返る。「音楽をやっていることもあり、すごく感覚的にその場に一番フィットする演技を理解してくれ、スムーズな現場でした」と称賛した。原作ではもっと住民の数が多いが、映画では殺人犯だけに絞ったという。吉田監督は「2時間の映画の中で一つ自分がこだわって考えたのは、人を殺したことがある人と無い人の間の境目がどう見えてくるかに興味があって、それを念頭において話を作りました」と意図を明かす。「弾みで殺したのか、計画的に殺したのか、あるいは残酷な殺し方なのか、運悪く相手は死んでしまったのか……その経緯によって、目の前に人を殺したことがある人がいたとしても、相手にどういう感情も持てるのか、どう付き合っていけるのか、いけないのかを細かくやりたかったので、全員殺人犯として一人一人変化をつけました」と作品について語った。上映後、吉田監督は「映画祭のお客さんが皆、とても集中してご覧になっており、そのことを感じながら一緒に上映を見ることが出来ました。最初にお披露目する機会として、とても良い経験をさせてもらいました」と、喜びを語った。
2017年10月15日『桐島、部活やめるってよ』『美しい星』の吉田大八監督の元に、錦戸亮、木村文乃、北村一輝、松田龍平、市川実日子ら実力派俳優が集う衝撃のヒューマン・サスペンス『羊の木』。釜山、シカゴなど海外の国際映画祭の出品も決定した本作の特報映像が、ついに解禁となった。山上たつひこ×いがらしみきおの巨匠タッグが産み出し、2014年文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した漫画を原作とする本作。吉田監督はセンセーショナルな問題作のテーマをそのままに、誰も想像し得ない全く新しい衝撃と希望の結末を作り上げ、国内外から熱い注目を集めている。10月には第53回シカゴ国際映画祭、第22回釜山国際映画祭への正式出品が決定した。このほど解禁された特報は、錦戸さん演じる市役所職員・月末が、さびれた港町・魚深の町にやってきた6人の男女が次々に登場。彼らの移住は、魚深の町が抱える過疎問題を解決するために、元受刑者を受け入れるという“国家の極秘プロジェクト”であることを告げられた月末。さらに、彼らは全員、元殺人犯であるという衝撃の事実が明かされる。木村さんをはじめ、移住者たちに北村さん、優香、市川さん、水澤紳吾、田中泯、そして松田さんと、日本映画界屈指の演技派俳優が顔を揃え、平和な時間が流れる町に圧倒的な異物がやってくる、ただならぬ空気を感じさせる本映像。極限の状況におかれた月末、そして町の人々はどうなってしまうのか?素性の知れない者たちを、人々は信じるのか?疑うのか…?回転するパトランプが不穏な空気を醸し出す特報映像は、必見だ。『羊の木』は2018年2月3日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月19日仕事ができない夫・小林司(錦戸亮)を妻・沙也加(松岡茉優)が支え、夫婦二人三脚で成長してきた『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系)。だが、第8話から司は名実ともに仕事ができる夫へとチェンジ。第9話では、仕事に打ち込むあまり家庭を顧みなくなったことで夫婦のピンチが訪れる。ずっと望んできた“自慢の夫”になったはずなのに、妻は不満がたまりまくりの日々…。結局、妻にとって本当の“良い夫”とはどんな夫なのだろうか?■最強の癒やし系夫・小林司に胸キュン見た目よし、学歴よしの司だが、会社では仕事ができないお荷物社員の「にもちゃん」などと呼ばれていた。だが、第一制作部に異動すると、司の誠実さが功を奏し、メキメキと頭角を現し始める。そして、第7話ではついに会社でひとりしか受賞できない社長賞を受賞するまでに急成長。話にまとまりがない、プレゼン能力がない、いい人すぎて仕事だと割り切れない…といった弱点を乗り越え、まさかの会社No.1まで上り詰めたのだ。家庭での司は、趣味の粘菌をうれしそうに愛で、いつだって妻思いの癒やし系夫。夕食は「おいしい」と褒めてくれるし、今日のできごとをうれしかったことも悔しかったことも包み隠さず話してくれる。朝はお弁当を受け取り「ありがとう」と声をかけ、振り返って手を振ってからさわやかすぎる笑顔で出勤。そんな夫に、妻は毎朝胸キュン…なんともハッピーな日常だ。第6話では、マタ友の「ケンカしない夫婦は別れやすい」といった言葉を真に受けた沙也加が、司にケンカをしようとけしかける。だが、司は顔面にお玉が直撃というまさかの事態にも怒ることはなく、取り込んだ洗濯物が散らばっていても「お日様いっぱい浴びた洗濯物、気持ちいいね」とニッコニコ。夕食を作っていないと言えば「たまにはいいな、カップラーメンも」とおいしそうにカップ麺をほお張る始末。司が大切にしている粘菌に、沙也加が水をかけてしまったことでケンカには発展したものの、結局すぐに仲直り。それどころか、さらに愛情を深めていった。■松岡茉優演じるサーヤの切なすぎるシーンに涙幸せを絵に描いたような小林家だったが、司が仕事ができるようになったことで、今まで無縁だった問題が発生。夫婦がうまくいかなくなる原因としてありがちな「すれ違い」というヤツが訪れたのだ。会社に評価されたことで司には大きな仕事がバンバン入り、打ち合わせと称した外食も増えていく。ある日、愛情込めて作った弁当に手を付けていないことに気付いた沙也加。司は「ごめんね」と謝るが、「しばらくお弁当は大丈夫だよ」と沙也加の気持ちを完全無視した言葉を繰り出す。その後、沙也加が泣きながらお弁当を捨てるシーンの切ないこと、切ないこと…。お弁当を食べてくれなかったことはもちろん悲しいが、妻のお弁当に対する思いに気づけない夫に変わってしまったことがもっとつらかったのではないだろうか。沙也加の思いをないがしろにする司を見て、ふと思い出すのは第5話で描かれた土方(佐藤隆太)と恩田(羽田美智子)の別居問題。仕事ができない夫時代の司に、恩田が話した「仕事をまっとうするのはいいよ。でもそればっかりに囚われると、人の気持ちって見えなくなるじゃない?」というセリフは、まさにブラックつかポンそのものだ。お弁当を渡せば「ありがとう」とほほ笑み、食事を作れば「おいしい」と喜び、不満を話せば目を見て「ごめんね」と寄り添ってくれる。このやりとりがなくなると、妻はとたんに寂しくなる。妻だって人間だ。頭では「夫は仕事をがんばっているから仕方ない」とわかっていても、相手からの感謝の気持ちが欠けてしまえば、活力が失われていくのは当然である。■錦戸亮と結婚したい! 松岡茉優に妻になってほしい!夫婦円満のコツは“互いに感謝すること”…ありがちな答えだが、やはり結局そこに行き着くのかもしれない。そして「妻が支えてくれているからがんばろう」「夫が喜んでくれるからがんばろう」そうやって相乗効果のように成長していければ、それは最高の夫婦像。つまり、妻にとっての“良い夫”は、「この人のためにがんばろう」そう思わせてくれる夫ではないだろうか。だが、夫ばかりに期待を押しつけてはいけない。「夕飯いりません」と言われて落ち込む沙也加を見て感情移入しつつも、自分だったら「ラッキー」と思ってしまうかもと苦笑いの筆者。「カップ麺や洗濯物の放置を笑顔で許してくれたつかポンってステキ!」と思うが、それは毎日サーヤが妻としての仕事をまっとうしているからこそ。毎日カップ麺、毎日洗濯物を放りっぱなしとはワケが違うのだ。ドラマを見ていると、「あなたの妻としての行いはどうですか?」と投げかけられている気もして、ちょっぴりドキッとする。第9話の最後で、本当に大切なものに改めて気付いた司は、やっぱり“良い夫”。そんな「錦戸亮演じるつかポンと結婚した~い!」と願う女性は多いはずだが、同じように多くの男性が「松岡茉優演じるサーヤと結婚した~い!」と望んでいることを忘るべからず!サーヤになれる自信はない(いや、残念ながら確実に無理だ)が、自分なりに妻として気合いを入れ直し、つかポン&サーヤのハッピーエンドを見届けたい。
2017年09月14日仕事ができない夫・小林司(錦戸亮)を、妻・沙也加(松岡茉優)が支えながら、夫婦二人三脚で成長していくお仕事ホームドラマ『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系)。優しいが、どこか頼りない司を演じる錦戸の姿に、女性たちから「かわいい」といった声が上がっている。だが実際のところ、“錦戸”が演じているという大きなプラス要素を抜きにしたら、小林司という男と結婚したいだろうか?■“仕事ができる”は、結婚相手に必要? 不必要?物語は、見た目・学歴・収入ともに理想の夫だと思っていた夫・司が、じつは会社では仕事のできないお荷物社員であることを妻が知ってしまうところから始まる。錦戸の甘いマスクと優しい笑顔にだいぶカバーされているが、リアルな想像を膨らませると、「できれば仕事ができる男の妻でいたい」。そう思うのが正直なところである。男の魅力は、ルックスがよい、包容力がある、そして“仕事ができる”こと…? もし結婚前に「仕事ができない」ということがわかっていたら、「小林司と結婚するか?」は、なかなか難しいところだ。“夫”ではなく“男”という立場にある場合、仕事ができないと知った時点で気持ちが冷め、結婚には至らない可能性はおおいにある(錦戸亮レベルのルックス好条件の場合は除く)。でも、結婚生活において、妻が夫に求めるものは何か。安定した収入、家族への思いやり、浮気をしない。さらには家事・育児を手伝ってくれる、できればイケメンがいい…と、そんな希望をあげればキリがないが、必要最低条件はこんなものではないだろうか。そう考えると、男性として惹かれる要素に“仕事ができる”はあるものの、結婚相手には“優しさ”や“信頼関係”のほうが大切で、“仕事ができる”は必ずしも必要な要素ではないのかもしれない。いやもちろん、仕事ができないがゆえに生活苦…となると、本当に申し訳ないところだが正直言ってしまえば、少し話は変わってくるかもしれない。でも家族を思い、家族のために働いてくれる、それだけで夫としては十分なのだ。 ■小林司、“じつは仕事できる説”を解明第7話の最後には“仕事ができるようになった小林司”との衝撃的な告知があったが、そもそも司は、はじめから仕事ができなかったのだろうか?いままでに“仕事ができない”と感じたのは、第2話で発注する弁当の予算を確認していなかったこと、第4話でイベント出場者にメールでしか連絡を入れていなかったこと、この程度だ。たしかに、ルール至上主義の経理部であれば、司は確実に仕事ができない社員である。経理部で人情丸出しの仕事ばかりしていたら、会社はすぐに倒産してしまうだろう。けれども外部との人間関係が肝となる第一制作部では、司の人柄に皆が心を動かされ、だれも傷つかずにすべての案件が成功へとたどり着いてきた。上司の土方(佐藤隆太)、黒川(壇蜜)らの司を見る目も大きく変わってきている。だが、司自身は最初から、正しいと思う道を進んでいるだけ。過去に8回も異動した司だが“仕事ができる・できない”は、その人にあった仕事かどうか、さらに言えば、周りの人の捉え方次第なのかもしれない。「僕は仕事ができません」と開き直った司は、仕事をする上で邪魔になりがちなプライドもなく、もはや無敵状態。はじめは「にもちゃん」(お荷物社員)などと罵られる姿にウズウズしていたが、物語が進むに連れて「正義は勝つ」そんなことを証明しているようでワクワクしてきた。■小林司の妻にとって最大の問題点はコレ!妻をいちずに愛し、なんなら会社での評価も上昇中の司は、良き夫以外の何者でもない。唯一、司との結婚生活の欠点といえば、実姉の存在。突然訪れ、居座り、当たり前のように食事し、合い鍵まで持ち出し、実父をいきなり宿泊させる…。これには妻の立場からすると、「つかポン、そりゃないよ」と声をかけたくなる。でも、すべてが完璧の夫なんていない。そこは妻の頑張りどころ。どうしても耐えられないのであれば、妻が夫にきちんと話せばいい。雨降って地固まる。波風の立たない夫婦なんていないのだから。第8話では、仕事ができると自信をつけた司の第2章がスタートする。同時に“仕事ができる=家族の幸せ?”という疑問が投げかけられていたが、おそらくその答えは「NO」である。夫として必要なのは、仕事ができることより、家族への愛情。家庭を顧みなくなってしまったら、司の魅力は半減どころの騒ぎではないのだ。つかポン&サーヤのことだ、きっと波乱を乗り越えラブラブな夫婦関係を再び私たちに見せてくれるはず。夫婦に大切なことってなんだろう。そんなことを自分に問いかけながら、ますます盛り上がる物語の行く末を楽しみたい。
2017年08月25日「関ジャニ∞」の錦戸亮がちょっと残念な“仕事ができない夫”を演じ、その妻に扮する松岡茉優と手に手を取って頑張る、笑って泣ける新感覚なお仕事ホームドラマ「ウチの夫は仕事ができない」。この度、7月22日(土)放送の第3話に、俳優・岸谷五朗が出演することが決定した。見た目よし、学歴よし、収入よし!ウチの夫は理想の夫…のはずが、ある日、妻が知ってしまった夫の秘密。実は、夫は職場で足引っ張りまくりのお荷物社員だったのだ。一方、夫・小林司は悩んでいた。「できる夫」と信じ込んでいる妻に、お荷物社員ぶりを知られてはならない。それでも、繰り返す仕事のミス、屈辱、部下から向けられる軽蔑の視線に、「会社辞めたい」。もう限界と思ったとき、妻の妊娠が発覚!一家の大黒柱として、会社を辞めるわけにはいかない。子どもを産む妻を不安にさせてはいけない。仕事ができるようになりたいと、夫婦二人三脚の社会サバイバルがスタートする――!錦戸さんと松岡さんが夫婦役で出演するほか、錦戸さん演じる司の会社の面々に佐藤隆太、壇蜜、「Hey! Say! JUMP」薮宏太。さらに、司の姉役に江口のりこ、松岡さん演じる沙也加のマタ友のひとりにイモトアヤコらが出演している。そんな本作で岸谷さんが演じるのは、世界的デザイナー・レイジカキタニ役。派手な柄物のシャツに羽織、頭に大きなサングラスに長髪…と、奇抜な衣装で登場する。今回主演の錦戸さんとは、連続テレビ小説「てるてる家族」以来、実に13年ぶりの共演となった岸谷さんは、「当時、亮はまだ未成年でしたが、いまはとても魅力的な男になっていて、リアルな芝居に変わっていました」と当時をふり返り、「すごくよかったなぁ。嬉しいんですよ。まだなんだかよくわからない頃に会った子が、しっかり連続ドラマや映画の主役として居たり、いい芝居をしているのを見ると、ホント親戚みたいになっちゃう。『よしよし』みたいな」と想いを語る。しかし、その成長と変化を感じつつも、「元々すごくいいヤツで、その感じはまったく変わってなかった。いい成長を遂げていて嬉しかったですね」とコメント。一方の錦戸さんも「久しぶりに一緒にお芝居が出来て、本当に嬉しかった」と喜び、「成長した姿を見せられたら、と思いましたね」と話している。岸谷さんが出演する第3話は、司が慕う先輩「クロカワアキラ」が男性だと思い込んでいた沙也加は、実は美人女性上司だったことに衝撃を受け、一人嫉妬心に苦しんでいた。そんな中、アルバイトの面接を受けに行った近所のパン屋で、偶然店員として働いていた高校時代の元カレ・名取に再会。司を自分と同じ嫉妬心で苦しませないため、元カレとの再会を秘密にすることに。一方、土方(佐藤隆太)から、ショッピングモールの集客イベントの企画を出すよう言われた司は、沙也加とみどり(江口のりこ)の力を借り、10本の企画書を提出する。しかし、コンペを通ったのは本命を引き立てるために出したダメ元企画で、世界的デザイナーのレイジカキタニ(岸谷五朗)の協力を仰ぐものだった。司は一緒に企画を進めることになった田所(薮宏太)に文句を言われながらも、超多忙なレイジを捕まえるため奔走。デザインに2か月の時間が欲しいというレイジに対し、田所は2週間後に迫った締め切りを隠し、とりあえず仕事の確約をとることを優先しようとする。しかし、嘘がつけない司は本当の締め切りを明かしてしまい交渉は決裂してしまい…。「ウチの夫は仕事ができない」は毎週土曜日22時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年07月19日7月5日(水)今夜放送の「今夜くらべてみました」に歌手の浜崎あゆみが初登場。謎に包まれた新居を大公開するほか、「関ジャニ∞」から錦戸亮、プロサッカー選手の内田篤人、芸人で作家の又吉直樹ら豪華ゲストが登場する。本番組は徳井義実、後藤輝基、SHELLY、指原莉乃の4人がMCを務め、ある共通点を持ったゲストを招いてトークで盛り上がるバラエティー。今回は2時間スペシャルでの放送となり、浜崎さんは前半の「トリオ・THE・私生活が謎の女」コーナーに“バブルネタ”が人気の芸人・平野ノラと、歌唱力にも定評がある芸人・友近とともに登場する。バラエティ番組に出演することがほとんどない浜崎さんが、今回貴重なプライベートについてのトークや新居を大公開。さらにバラエティーの“王道”ともいえる「箱の中身はなんだろな」にも初挑戦する。浜崎さんが絶叫した驚きの箱の中身にも注目。平野さんは彼氏とのラブラブデート写真、友近さんは自宅でのアラフィフ独身女の寂しげな様子を紹介してくれる。後半戦「トリオ・THE・1人になりたい男」には錦戸さんが内田さん、又吉さんとともに登場。「関ジャニ∞」ではクール担当の錦戸さんだが「せっかち過ぎ」「意外すぎる趣味」「こんな女性にイライラする」といった“イケメン”の裏に隠された本性が明らかに。さらに“すぐ1人になりたがる”という内田さんが豪華なドイツの自宅や奥様との結婚秘話を初公開。又吉さんは“一人ぼっち”の散歩VTRを公開する。浜崎さんは現在ライブツアー“ayumi hamasaki「Just the beginning -20- TOUR 2017」”を開催中で、7月15日(土)からは大阪城ホール3Days公演を行なうほか各地で公演が行われる。錦戸さんがちょっと残念な「仕事ができない夫」を演じて主演を務める「ウチの夫は仕事ができない」は7月8日(土)22時~日本テレビ系で放送開始。錦戸さんを支える妻役で松岡茉優が出演、2人が手に手を取って頑張る笑って泣ける新感覚お仕事ホームドラマで、佐藤隆太、壇蜜、「Hey!Say!JUMP」薮宏太、江口のりこ、イモトアヤコらが共演する。盛りだくさんでお届けする「今夜くらべてみました浜崎あゆみ自宅初公開&初イケメントリオSP」2時間SPは7月5日(水)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年07月05日「関ジャニ∞」の錦戸亮と女優・松岡茉優が夫婦役を務める、7月スタートの新土曜ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」。この度、本作の新たなキャストとして、佐藤隆太、壇蜜、「Hey!Say!JUMP」薮宏太、江口のりこ、イモトアヤコの出演が決定した。見た目よし、学歴よし、収入よし!ウチの夫は理想の夫…のはずが、ある日、妻が知ってしまった夫の秘密。実は、夫は職場で足引っ張りまくりのお荷物社員だったのだ。一方、夫・小林司は悩んでいた。「できる夫」と信じ込んでいる妻に、お荷物社員ぶりを知られてはならない。それでも、繰り返す仕事のミス、屈辱、部下から向けられる軽蔑の視線に、「会社辞めたい」。もう限界と思ったとき、妻の妊娠が発覚!一家の大黒柱として、会社を辞めるわけにはいかない。子どもを産む妻を不安にさせてはいけない。仕事ができるようになりたいと、夫婦二人三脚の社会サバイバルがスタートする――!本ドラマは、錦戸さん演じるちょっと残念な「仕事ができない夫」小林司が、松岡さん扮する奥さん・沙也加と手に手を取って頑張る、笑って泣ける新感覚なお仕事ホームドラマ。そして今回、この2人を取り巻く新たなキャストが決定。司の働くイベント会社「マックスエンターテインメント」の面々として、司の働く制作一部のチームリーダー・土方俊治役に「ROOKIES」「海猿」の佐藤さん。司の上司で「男になんて負けたくない」と肩ひじ張って働くキャリアウーマンだが、お酒が入ると人が変わってしまう黒川晶役には、ドラマやバラエティ番組、CMなど多方面で活躍する壇蜜さん。ずる賢く仕事をサボるのがうまい司の後輩で土方の腰巾着、田所陽介役に、「3年B組金八先生」「任侠ヘルパー」に出演する薮さん。5年ぶり日本テレビゴールデン連続ドラマ出演となる佐藤さんは、「今回僕が演じる土方という人間は、“いわゆる、仕事ができる男”ということだそうで。そんな役でお声掛けして頂き、相当驚いております。何かの間違い、もしくは罠なんじゃないかと。まず土方さんという役名がプレッシャーです(笑)」とコメント。また、壇蜜さんと薮さんは日本テレビドラマ初出演。壇蜜さんは、「観てくださった方々に、『こんな先輩いやだなあ』と言われるのが、私のおつとめだと心得ております」と話し、主演の錦戸さんとは初共演だと言う薮さんは、「ドラマの中での錦戸くんは同じ部署のダメな先輩役ですが、ジャニーズ事務所では尊敬する先輩です。しっかり目に焼き付けて沢山のことを学びたいと思います」と気合十分に語っている。さらに、司の姉でまるで実家のように頻繁に司と沙也加の家に泊まり込んでは、2人を困らせる小姑・みどり役に江口さん、沙也加のマタ友(マタニティー友だち)のひとりで、20~40代まで年齢差のある妊婦仲間の輪に沙也加を招き入れる町田あかり役にイモトさんが扮する。江口さんは、「面白い役をやらせていただけること、とても嬉しく思っています。大好きな日テレのスタッフさんとともに、楽しい作品を作りたいです!」と意気込み、イモトさんは「マタ友という初めて聞いたワードに若干あたふたしておりますが、可愛らしいご夫婦にどのように絡んでいくのか楽しみです!」とコメントしている。「ウチの夫は仕事ができない」は7月より毎週土曜日22時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月31日2006年公開の『太陽』以来2度目となる桃井かおり、イッセー尾形の共演が実現した日本とラトビアの初共同製作映画『ふたりの旅路』。この度、本作のキービジュアルと予告編が到着。また、6月24日(土)の東京公開初日に、主演の桃井さん、イッセーさん、そしてラトビアからマーリス・マルティンソーンス監督が緊急来日し、初日舞台挨拶を行うことも決定した。あることをきっかけに、自分の殻に閉じこもったまま1人淋しく神戸で暮らしていたケイコ(桃井かおり)。ラトビアの首都・リガで開催される着物ショーに参加することになり、そこで過去の震災で行方不明になっていた夫(イッセー尾形)と不思議な再会をする。現実とは思えない出来事に戸惑うケイコは、様々な場面で出没する“夫”に邪険な態度をとり続ける。やがて、心を閉ざしていたケイコがようやく“夫”を受け入れたとき、改めて自分が人生で大事にしてきたものを再確認することになる…。“新しい北欧”として注目を集めるラトビアと日本の初の合作となる本作品は、愛する人を失くした男女が、すれ違いながらもめぐりあうおとぎ話。LAを拠点に国内外で活躍する桃井さんがケイコ役を演じ、その夫役を世界の巨匠から熱いラブコールを受けるイッセーさんが扮する。監督・脚本・編集を兼任するのは、初の長編監督作『Loss』が2008年上海国際映画祭で最優秀監督賞を受賞し、桃井さんとは3度目のタッグとなるラトビア出身のマルティンソーンス監督が務める。このほど解禁されたキービジュアルは、舞台の一つであり、ふたりがちょっと変わった“旅”をすることになるラトビアの街並みと、そこに桃井さんとイッセーさんが“KIMONO”姿で溶け込む異国情緒あふれる一枚に。予告編でもラトビアの美しい風景を覗くことができる。桃井さんは、「マーリス・マルティンソーンス監督は弁慶の様な風貌の、心優しいラトビア人です。このラトビア人といまのこの日本人だからこそできるお伽話が、きっと作れたんじゃないかと思っています」と自信を見せ、桃井さんについて「長年舞台の上で様々な世界を共に創ってきた盟友」と話すイッセーさんは、「そのコンビがリガという全く見知らぬ街の石畳の上で、また新しいドラマを創ろうとしている!これは凄いことですが、悔しいことに僕たちは何気なく挑戦しちゃうんです。うーん、ま、仕方ないっか(笑)」とコメント。さらに予告編にも一瞬登場した木内みどりは、「ほんのチョイ役。でも、桃井さんご自身がこの役は木内みどりにと言っていると聞いて、受けました」と出演の経緯を語り、「神戸ロケ先の控え室で久しぶりにお会いしたかおりちゃんとイッセーさん、再会が嬉しくてお喋りがとまりませんでした」と話している。『ふたりの旅路』は6月24日(土)より渋谷ユーロスペース、丸の内TOEIほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ふたりの旅路 2017年6月よりユーロスペースほか全国にて順次公開(C) Krukfilms/Loaded Films
2017年05月20日「関ジャニ∞」の錦戸亮が日本テレビ系連続ドラマ初主演を果たす、7月期放送の新ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」。この度、本作のヒロインを松岡茉優が演じることが決定。主演の錦戸さんとは、夫婦役で登場する。見た目よし、学歴よし、収入よし!ウチの夫は理想の夫…のはずが、ある日、妻が知ってしまった夫の秘密。実は、夫は職場で足引っ張りまくりのお荷物社員だったのだ。一方、夫・小林司は悩んでいた。「できる夫」と信じ込んでいる妻に、お荷物社員ぶりを知られてはならない。それでも、繰り返す仕事のミス、屈辱、部下から向けられる軽蔑の視線に、「会社辞めたい」。もう限界と思ったとき、妻の妊娠が発覚!一家の大黒柱として、会社を辞めるわけにはいかない。子どもを産む妻を不安にさせてはいけない。仕事ができるようになりたいと、夫婦二人三脚の社会サバイバルがスタートする――!本作は、ちょっと残念な「仕事ができない夫」が、奥さんと手に手を取って頑張る、笑って泣ける新感覚なお仕事ホームドラマ。本作で、見た目、学歴、収入は申し分ないものの、職場で足引っ張りまくりのお荷物社員、小林司を夫に持つ妻・沙也加役を演じるのは、『ちはやふる』『映画 聲の形』、現在放送中の「やすらぎの郷」などの映画やドラマはもちろん、バラエティ番組でも活躍する若手女優の松岡さん。松岡さんは、「若くして結婚した新妻役です。“理想のパートナー”だと思っていた夫が、実は”仕事ができない人”だと知って戸惑う…そんな奥さんを演じます。新妻でダメな所も多いんですけれど、一生懸命、旦那さんを支えていきます。支えあえる関係性がある方々に、ビビッと届く様な、たくさんの心があったかくなる様なドラマを作っていけたら良いなと思います。ぜひ、ご覧下さい!」と役どころと意気込みを語った。また脚本は、連続テレビ小説「べっぴんさん」や「ファーストクラス」などを手掛けた渡辺千穂がオリジナルで書き下ろす。渡辺さんは、元日本テレビアナウンサーの羽鳥慎一と結婚し、最近出産したばかり。新婚ならではの夫を思いやる気持ちや妊婦エピソードは、リアリティーたっぷり。渡辺さんは、「愛らしくて初々しい夫と妻の2人にワクワクしています。理想と現実の間で、泣いたり笑ったりしながらも幸せに向かい、どんな日々を過ごしてどんな夫婦になってゆくのか。私もとても楽しみです」とコメントしている。「ウチの夫は仕事ができない」は7月より毎週土曜日22時~日本テレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年05月02日「関ジャニ∞」の錦戸亮が、日本テレビ系・7月期土曜22時の新ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」に主演することが決定!5月1日(月)深夜放送の「関ジャニ∞」村上信五とマツコ・デラックスがMCを務めるバラエティ番組「月曜から夜ふかし」に出演した際、自ら発表した。見た目よし、学歴よし、収入よし!ウチの夫は理想の夫!…のはずが、ある日、妻が知ってしまった夫の秘密。実は、夫は職場で足引っ張りまくりのお荷物社員だったのだ。一方、夫・小林 司は悩んでいた。「できる夫」と信じ込んでいる妻に、お荷物社員ぶりを知られてはならない。それでも、繰り返す仕事のミス、屈辱、部下から向けられる軽蔑の視線に、「会社辞めたい」。もう限界と思ったとき、妻の妊娠が発覚!一家の大黒柱として、会社を辞めるわけにはいかない。子どもを産む妻を不安にさせてはいけない。仕事ができるようになりたいと、夫婦二人三脚の社会サバイバルがスタートする!仕事ができるって何ですか?幸せって何ですか?家族の価値は、人間の価値は、仕事で決まりますか?本作は、ちょっと残念な“仕事ができない夫”が妻と手に手を取って頑張る、笑って泣ける新感覚のお仕事ホームドラマ。錦戸さんは、これまで「24時間テレビ」スペシャルドラマの「にぃにのことを忘れないで」(’09)に主演、同「生きてるだけでなんくるないさ」(’11)に出演しているが、日本テレビ系の連続ドラマ主演は今回が初めて。村上さんがMCを務める「月曜から夜ふかし」にスタジオゲストとして出演した際、「7月スタートの土曜ドラマ『ウチの夫は仕事ができない』に出演します。僕が演じる、“仕事ができないちょっと残念な夫”が、奥さんと協力して仕事を頑張る、笑って泣ける“お仕事ホームドラマ”です」と発表していた。また、錦戸さんと夫婦二人三脚となる注目のヒロイン役は、5月2日(火)5時50分~放送「ZIP!」内にて発表される予定という。土曜新ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」は7月、土曜22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年05月02日三越伊勢丹とビームス(BEAMS)がタッグを組み日本各地の魅力を再発見するプロジェクトイベント「STAND九州」が、3月29日より伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージとビームス ジャパン1階でスタートする。FASHION HEADLINEでは、同イベントに参加をする九州のクリエイターたちにスポットをあて取材を行った。■OK SHOP「顔が見える繋がりを輪に」「STAND 九州」では、昨年発生した大分熊本地震で被災した大分・熊本(O・K)のショップが新しく挑戦するものづくり「OK SHOP」を応援する。「OK SHOP」の発起人の一人である錦戸主税さんは、熊本県内でグリーンや雑貨を扱うお店「GREEN NOTE」のオーナー。自身も震災の被害を受けたものの、地震が起こってすぐ、地元の天草や鹿児島、福岡の友人と一緒に、地域のために物資の供給を行なうなど活動を起こしたという。「OK SHOP」の発起人の一人である錦戸主税さん「そんな中で少し落ち着いてくると、私のような小売業者たちがどうやって日常を取り戻したらいいかという壁にもぶつかったんです。建物や商品の被害、観光客の落ち込みもあり、事業の継続も危ぶまれるショップがある現状をどうにかしたいと、できることを考えた結果、そのひとつとして立ち上げたのが『OK SHOP』でした」。東北ではどうやって復興していったのか、まずは熊本、大分、福岡、東京、東北の人たちとハングアウトで繋がって、話し合いの場をつくった錦戸さん。そこから、OK SHOPの展開を模索し、全国各地でマーケットを開催する「OKマーケットキャラバン熊本・大分」プロジェクトの話が浮上した。もともとメンバーは、熊本などで開催していたマーケットの参加者とそのつながりの人たち。食品、洋服、雑貨、ステンドグラス、コーヒー豆など、大分・熊本のショップ約50店舗と、受け入れ側の百貨店や店舗が繋がって開催。東京、福岡、鹿児島、天草、大分など、開催地は多岐にわたった。また、音楽イベントも開催され、温かな時間を共有できたという。「地震がだいぶ落ち着いてきてからは、キャラバンでせっかくできた全国の輪を大事にしていこうと、ポップアップショップとして展開したりしています。知人を通じて、台湾で熊本のカルチャーを発信する機会もありました」。そして、今回「STAND九州」にて、OK SHOPが様々なラインアップで登場。SEEDSTORE(野菜の種)/タイム、チャイブ、ルッコラ、ラディッシュ、スイスチャード、バジル、ブロッコリースプラウト(全て500円)、チコリ(670円)、イタリアントマト(800円)ステンドグラス(左から)星オーナメント(7,000円)、スタンドミラー(5,200円)、フラワーベース(4,200円)パンダ部長シリーズ 手ぬぐいホワイト(1,200円)、ポーチ( 2,500円)、ぬいぐるみ(5,000円)、マスキングテープ (450円)iPhoneケース(1,900円)GREENNOTE×Yoichiro Uchida Tシャツ(3,500円)芽生えたみんなの輪を大切に育てながら、錦戸さんは心機一転、再び熊本市内で「GREEN NOTE」を再開させる予定だとも、笑顔で語ってくれた。「今また、イノベーション東北と繋がって、熊本の人やSHOPの情報を発信するサイトを立ち上げる準備もしています。今回のイベントのように接点が生まれて、そこから顔が見える繋がりを深めていけたらと思っています」。【イベント情報】「STAND九州」■伊勢丹新宿店会期:3月29日~4月4日場所:伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージ時間:10時30分~20時■ビームス ジャパン会期:3月29日~4月11日場所:ビームス ジャパン1階時間:11時~20時
2017年03月27日日本とラトビアの初共同製作映画『ふたりの旅路』(原題:Magic Kimono)が、6月より公開されることが決定。本作では、LAを拠点に国内外で活躍する桃井かおりと、世界の巨匠から熱いラブコールを受ける個性派俳優・イッセー尾形の、『太陽』以来2度目となる共演が実現している。あることをきっかけに、自分の殻に閉じこもったまま1人淋しく神戸で暮らしていたケイコ(桃井かおり)。ラトビアの首都・リガで開催される着物ショーに参加することになり、そこで過去の震災で行方不明になっていた夫(イッセー尾形)と不思議な再会をする。現実とは思えない出来事に戸惑うケイコは、様々な場面で出没する“夫”に邪険な態度をとり続ける。やがて、心を閉ざしていたケイコがようやく“夫”を受け入れたとき、再び悲しい別れが訪れる…。本作は、愛する人を失くした男女が、すれ違いながらもめぐりあうおとぎ話。監督・脚本・編集を兼任するのは、初の長編監督作『Loss』が2008年上海国際映画祭で最優秀監督賞を受賞した、ラトビア出身のマーリス・マルティンソーンス。桃井さんとは3度目のタッグとなる。“新しい北欧”として注目を集めるラトビアと日本の初の合作となる本作は、“バルト海の真珠”と讃えられ世界遺産に登録された首都・リガと、その姉妹都市にあたる兵庫県神戸市で撮影。孤独を噛みしめながらケイコが食べたおにぎりと、美食の国として知られるラトビアの独創的な料理の数々がコントラストに登場する、まさに映画で旅する気分を味わえる作品となっているようだ。そして今回解禁されたのは、イッセーさんが本作のために作画と音楽を手掛けた“紙芝居”を用いた特報映像。「ここは世界一美しい、とある国」という文から始まる本映像は、桃井さん演じるケイコとイッセーさん演じるその夫が、ラトビアを旅する様子を描いた、非常にユーモラスな物語となっている。『ふたりの旅路』は6月、ユーロスペースほか全国にて順次公開予定。(cinemacafe.net)
2017年02月11日演歌歌手の水森かおりが29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)のリハーサルを行い、豪華衣装をお披露目した。昨年は巨大な"火の鳥"に乗って歌った水森。今年は、歌唱曲「越後水原~白鳥飛翔~」に合わせて、白鳥をテーマにした華やかな衣装でパフォーマンスする。リハーサルでは、純白ドレスに映像を投影するプロジェクションマッピングも披露した。2年連続の鳥の衣装に「どうかなと思った」と打ち明けた上で、「来年も酉年だし、いい形でつなげたい」とコメント。そして、前半の紅組のトリの前という順番を意識し、「いい形で紅組に貢献できたら」と誓った。また、今年の衣装のサイズも高さ5.8m、羽の幅が左右それぞれ3mと大規模だが、「今年はちょっと低い」と巨大衣装慣れしている水森ならではの発言も。さらに、「最後に本物の羽が降ります。"爆羽"でお願いしますと伝えたので、本番が楽しみ」と期待を表した。今年の紅白のテーマは「夢を歌おう」。紅組司会を有村架純、白組司会を嵐の相葉雅紀、総合司会は武田真一アナウンサーが務める。出場歌手は紅組23組、白組23組の合計46組。昨年は紅組が4年ぶりに勝利し、通算成績は紅組30勝、白組36勝。撮影:荒金大介
2016年12月29日歌手の香西かおりが29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 31日19:15~23:45)のリハーサルを行い、終了後の囲み取材に応じた。香西は今回「すき~真田丸スペシャルver.~」を披露。NHK大河ドラマ『真田丸』をイメージしたステージを、タレントの橋本マナミがバックダンスで盛り上げる。実は橋本とは今日が初対面だという香西だが、橋本について「すごくかわいらしくセクシー」と印象を語り、ダンスは「すごく練習されたように伺ってます」と明かした。橋本と体が接近するような場面も含め「ステージ全体が熱を持って、気合いを感じます」と、ステージへの喜びを表した。また香西はコラボすることになった『真田丸』の魅力について「草刈正雄さんの甘いマスク」と表しはにかんだ。さらにドラマ全体が「キャスティングもイキイキしていて、この時代にもしかしたらこんな人がいたかもしれない、という人物像」だと熱く語り、”真田丸”ファンの姿を見せた。今年の紅白のテーマは「夢を歌おう」で、紅組23組・白組23組の計46組が出場。紅組の司会は有村架純、白組の司会は嵐の相葉雅紀で、総合司会は武田真一アナウンサーが務める。昨年は、紅組が優勝し、通算の対戦成績は紅組30勝、白組36勝。
2016年12月29日山上たつひこ原作・いがらしみきお作画のコミック『羊の木』(講談社イブニングKC刊)が、錦戸亮主演で実写映画化されることが発表された。錦戸のほか木村文乃、北村一輝、優香、市川実日子、水澤紳吾、田中泯、松田龍平が出演し、吉田大八監督がメガホンを執る。その他の情報原作『羊の木』(既刊5巻)は、過疎化した港町を舞台に、凶悪犯罪に手を染めた元受刑者たちの身元引受人となり、町に移住させた自治体と、何も知らされていない町の人々の日常がにわかに狂い始めていく様を描いた、2014年文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞の問題作。錦戸は、犯罪者の受入担当となった市役所職員の月末一役。木村は、月末の同級生・文(あや)役を演じ、北村、優香、市川、水澤、田中、松田は、新仮釈放制度によって出所し、素性を隠して港町で新たな生活を始める元受刑者を演じる。錦戸は「僕自身、約2年半ぶりに撮影する映画で、さらに初めてのサスペンスになるのでとても楽しみ(?)というか、ソワソワしています。監督をはじめとして、キャストの方も初めてご一緒する方々ばかりなので、一癖も二癖もある共演者に“月末”として精一杯翻弄されたいと思います。どうぞご期待ください!」と意気込みをコメント。吉田監督は「善と悪、普通と異常、自分と他人、地方と中央、生と死。原作『羊の木』に出会ってしまった結果、そういう境目たちとまとめて向き合うことになりました。もちろん怖いのですが、間もなく撮影が始まるので覚悟を決めなければいけません。とんでもなく魅力的なこの俳優たちと共に、ダークだけどカラフル、怖すぎて笑えるような映画を目指します。そしてできれば、人間と人間じゃない何かの境目まで見届けて、無事に帰ってきたいです」と語っており、“普通の人の輪に入り込む異物”という設定はそのままに、原作を大胆にアレンジし、全く異なる新しいエンディングを描くという。映画化にあたり、原作者の山上といがらしは、「不安は朦朧とした人の姿に似ている。恐怖は陽光の中の微笑に似ている。ぼくは、それを呪文のようにつぶやき、いがらしみきおはそれを震える描線で刻印した。映像はリレー競技の最終ランナーだ。それがゴールしたとき、ぼくたちは触れるはずである。窓から差し込まれた見知らぬものの手に」(山上)、「映画化の話をいただいた時は驚愕しました。ほんとは狙っていましたが(笑)。そういう意味でとてもうれしいです。原作とはまた違った『羊の木』を見られるのを山上先生とともに楽しみにしています」(いがらし)とコメントを寄せている。本作は10月より撮影を開始し、アスミック・エースの製作・配給で2018年に公開される。『羊の木』2018年 ロードショー
2016年09月23日アイドルグループ・関ジャニ∞の錦戸亮が、映画『羊の木』(2018年公開)に主演することが23日、わかった。木村文乃、北村一輝、優香、市川実日子、水澤紳吾、田中泯、松田龍平が出演し、『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』吉田大八監督がメガホンをとる。同作は、講談社イブニングKC刊の同名コミックを実写化。『がきデカ』の山上たつひこが原作、『ぼのぼの』のいがらしみきおが作画を務め、凶悪犯罪に手を染めた元受刑者たちを受入れた港町で起こる数々の事件や住民と元受刑者の不協和音などを描く。錦戸はごく普通の市役所職員ながら犯罪者の受入担当となってしまった月末一を演じ、月末の同級生を木村、月末の働く港町に現れた6人の元殺人犯たちを北村、優香、市川、水澤、田中、松田が演じる。錦戸は「僕自身、約2年半ぶりに撮影する映画で、さらに初めてのサスペンスになるのでとても楽しみ(?)というか、ソワソワしています」と印象を語った。また「監督をはじめとして、キャストの方も初めてご一緒する方々ばかりなので、一癖も二癖もある共演者に『月末』として精一杯翻弄されたいと思います。どうぞご期待ください!」とメッセージを送った。吉田監督は「善と悪、普通と異常、自分と他人、地方と中央、生と死。原作『羊の木』に出会ってしまった結果、そういう境目たちとまとめて向き合うことになりました」と原作を見つめる。さらに10月から始まる撮影に思いを馳せ、「とんでもなく魅力的なこの俳優たちと共に、ダークだけどカラフル、怖すぎて笑えるような映画を目指します。そしてできれば、人間と人間じゃない何かの境目まで見届けて、無事に帰ってきたいです」と今後への思いを述べた。原作の作画を担当したいがらしは「映画化の話をいただいた時は驚愕しました。ほんとは狙っていましたが(笑)。そういう意味でとてもうれしいです」と気持ちを明かした。そして「原作とはまた違った『羊の木』を見られるのを山上先生とともに楽しみにしています」と期待を寄せた。(C)2018『羊の木』製作委員会 (C)山上たつひこ いがらしみきお/講談社
2016年09月23日女優の桃井かおりが8月20日(土)、都内で2度目のメガホン作となる『火 Hee』の初日舞台挨拶を行った。桃井さんは主演も務めており、その理由を「桃井かおりを使うのが一番リーズナブルだから(笑)」と笑いを誘った。監督・脚本・主演を務め、今年2月のベルリン国際映画祭フォーラム部門でワールド・プレミア上映された本作。かつて放火を犯した娼婦(桃井さん)が精神科医との対話を通じて、その呪われた生涯を独白する。晴れの公開初日にも関わらず、朝方から大雨が降り出し「ゾッとしました」と桃井さん。それでも会場となった渋谷のシアター・イメージフォーラムには、多くのファンが駆けつけて「オリンピックもあるのに来てくださった皆さん、1人1人にキスしたいくらい。人生で初めて、芸能界にいて良かったと思う。最高に幸せ!」と感無量の面持ちだった。撮影はロスにある桃井さんの自宅で行われ、「予算や私自身のスケジュールの関係で、撮影は10日間。ほかの監督には申し訳ないけど、生活しながら映画撮れるじゃんと思って」と強い手応え。今後の監督業については、「たくらみもせず、おとなしく待っていて、いつか機会があれば全力に。健気でしょ(笑)。ただ、次はお客さんを動員できる人(キャスト)がいい」と展望を語った。初日舞台挨拶には原作者の中村文則氏が駆けつけ、「原作の本質を完全に捉えていると同時に、100%桃井さんの世界観。矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、それが成立するのが、映画の奇跡だと思う」と最上級のべた褒め。中村氏の大ファンである桃井さんは「憧れの方に“良し”と言っていただけるなんて、幸せ」と再び満面の笑みを浮かべていた。『火 Hee』はシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月20日アイドルグループ・関ジャニ∞の錦戸亮、安田章大が11日、都内で行われた「ハイチュウの日2016」発表イベントに出席した。また、イベントにはサプライズでメンバーの丸山隆平が登場した。同グループは2011年からCMに出演。8月12日は「ハイチュウの日」に認定されており、12日から様々な企画を行う。錦戸と安田が企画のプレゼンをすると「待て待て待て待て~」と、天使の羽根を背負い、頭に輪をつけた丸山がパネルの上から登場した。2015年の同イベントではゾンビ姿で現れた丸山だが、今年は森永製菓のエンゼルマークをイメージしたという。拍手で迎える会場に、錦戸が「こんなに笑い起こらないことあります?」と疑問を投げかけると、丸山は「違うの! あまりの神々しさに!」と関係者の気持ちを代弁した。しかし、安田が「美輪(明宏)さんくらい神々しいところありますけども」と褒めると、丸山は「美輪さんは恐れ多いな!」と謙遜していた。丸山のつけた羽根は両側に2枚ずつ翼が重なり、棒で上部を動かせる複雑な構造。錦戸は「右の羽根がちょっと折れてきてるのが気になんねん。天使も大変やな」と気づかい、安田も「とにかく制作費がかかってることはよくわかりますね」と感心した。丸山は「年々クオリティを上げて、制作費の方も森永さんと交渉したいと思います」と抱負を語った。森永製菓 高波健二氏は、ハイチュウについて「菓子ブランドの中でも売り上げが一番大きく、2015年は前年比108%でした」と説明。同社は2日より関ジャニ∞プレイキューブプレゼントキャンペーンを実施、12日からオリジナルのハンドシェイクアプリを配信する。さらに、富士急ハイランドを「富士チュウハイランド」、スペースワールドを「スペーチュワールド」、姫路セントラルパークを「チュめ路セントラルパーク」として、3遊園地とコラボした「ハイチュウ遊園地2016」を1カ月間限定で開催する。
2016年08月11日女優の桃井かおりが監督・脚本・主演を務め、今年2月のベルリン国際映画祭フォーラム部門でワールド・プレミア上映されるや目の肥えた観客たちを魅了した『火 Hee』。本作が8月に劇場公開されることが決定し、その予告編映像とメインビジュアルが解禁、桃井監督と原作者・中村文則からコメントが到着した。アメリカでクリニックに勤める精神科医の真田。ある日、家族とショッピングに出かけた際に、1人の女性とエレベーターで遭遇。彼女の声が脳裏に響き渡り、真田は彼女とクリニックで問診している様を妄想する。しかし、彼女の話は、真田の想像を超える、壮絶なものだった。幼いころに家が火事になり両親を亡くし、学校ではイジメを受け、結婚相手からは浮気をされる。離婚してからは、アメリカで売春をしながら借金生活で過ごす毎日。彼女の話を聞く内に、次々に登場する男と自分を重ね合わせ、彼女の話に引き込まれていく真田。彼女の話はさらにエスカレートして行き、思いもよらない方向へと向かっていく――。2006年公開の『SAYURI』以降、拠点をロサンゼルスに移し、国際的に活躍する女優・桃井さん。本作は、待望の監督作第2弾で、「土の中の子供」で芥川賞を受賞した若きベストセラー作家・中村氏との異色のタッグが実現。“犯罪小説”への貢献を讃える米国の文学賞「デイビッド・グーディス賞」を受賞するなど海外での評価も高い中村氏の作品で、桃井さんが脚本から手がけたのは、かつて放火を犯した娼婦が精神科医との対話を通じて、その呪われた生涯を独白する短編「火」。今回、ベルリン国際映画祭でプレミア上映されて以来、各国の映画祭からの熱狂的オファーが絶えない本作から予告編映像が解禁。奇怪の言動をとり続けるある女性の “確かな生”を、圧倒的な存在感で桃井さんが演じ、この不穏な物語の中で、「火は勝手に燃え広がっていくから止められないもの」「私の話してること全部でたらめだと思ってるんでしょ」と、ひとり語るその迫力には思わず身がすくんでしまいそうになる。そんな本作に対し、原作者・中村氏は「桃井さんの圧倒的な才能に戦慄しました。何てすごいんだろう。この映画はきっと伝説になる」と、本作の放つ魅力を端的に表現。また、監督・主演・脚本の三役を務めた桃井さんは、原作について「主人公がただ喋り続ける、ト書きさえないという、とにかく画期的な小説」と語り、「最初、奥山和由プロデューサーから出演のお誘いがあり、その後すぐ『桃井さんが監督するっていうのもアリかな?』と仰っていただいたんです。中村文則氏や奥山さんの勇気に比べれば、桃井が引き受けたことなど大したことではありませんが、この作品は彼らの勇気に報いる覚悟がなければならないと痛感していました」とコメント。「主人公の女は、放火を犯しながら罪の意識さえない、物事を判断する尺度が折れ曲がっているとしか思えない女。でも、零れ落ちてくる言葉には、なぜかリアリティがある。誰でもいいからつながろうと生きている。どこかいまの時代の象徴だと感じます。私はそんな人間を描き、演じたかったのです」と、本作に込めた思いに触れている。『火 Hee』は8月、シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月16日第8回沖縄国際映画祭の特別招待作品『火 Hee』が4月23日(土)、沖縄・シネマパレットにて上映され、監督兼主演を務めた桃井かおりが、自身のものまねをしている芸人の椿鬼奴とともに登壇した。会場には桃井さんがCMに出演していることから、沖縄のSK-IIスタッフが駆け付け花束を贈呈すると、すかさず椿さんが「クリアな素肌へ…」とCMの台詞を言ってみせ、桃井さんを笑顔にさせていた。『火 Hee』は、芥川賞や大江健三郎賞など数々の賞を受賞した中村文則氏の「銃」に収録された傑作短編小説「火」を原作に、桃井さん自身が脚本を手がけた。アメリカでクリニックに勤める精神科医の真田が、ひょんなことから火に執着する精神疾患を持つ一人の女性と出会い、彼女の壮絶な人生に付き合うことになる。すでに桃井さんから「桃井かおりはあげた」と、ものまねの“公認”をもらっている椿さんは、颯爽と登場するやいなや、「湿度がロスと違うから仕上がりが違うかもしれない。ご覧いただいてありがとうございました」と、すっかり桃井さんとしてコメント。桃井さんも「真似しやすい要素はあったでしょう。日本にいなくてもCMがきてるのも、鬼奴さんや清水ミチコさんたちのおかげだと思っています」とジョークで会場を沸かせた。2005年公開の『SAYURI』以降ハリウッドに拠点を移し、世界を股にかけて活躍する桃井さんは、監督としては本作で2作品目となる。撮影をふり返り、「お金もあまりない映画で、10日間で撮ったの。すごいでしょ?全部自宅で撮ったんです」と低予算ならではの映画製作秘話を明かした。さらに、「この映画で監督も主演も衣装もやって、(映画に出てくる)すき焼きの肉はうちのだし、お皿もうちの」とアットホームな様子を話すと、横から椿さんが「すごいおしゃれな家…」とため息をついていた。『火 Hee』は初夏、全国にて公開予定。(cinamacafe.net)
2016年04月23日感動の実話を北川景子と錦戸亮のW主演で映画化した<a href="" target="_blank">『抱きしめたい -真実の物語-』</a>が30日(水)深夜、TBSで地上波初放送される。『抱きしめたい -真実の物語-』はHBC北海道放送が制作、2011年度JNNネットワーク大賞を受賞したドキュメンタリー「記憶障害の花嫁 最期のほほえみ」をベースに2014年に映画化された。交通事故から奇跡的に生還したつかさ(北川さん)だったが、車いす生活に加え昨日のことも忘れてしまう記憶障害も負ってしまう。そんな中でも常に明るく前向きに生きる彼女は、やがて出会ったタクシードライバーの雅己(錦戸さん)と恋に落ちる。周囲の反対など多くの障壁を乗り越えやがて結ばれた二人は小さな命を授かる。しかし幸せの絶頂にいた二人を過酷な運命が待ち受けていた…というストーリー。主題歌を安室奈美恵が担当。映画をイメージして書き下ろされたという楽曲も注目だ。キャストは北川さん、錦戸さんのほか、上地雄輔、斎藤工、平山あや、佐藤江梨子、佐藤めぐみ、窪田正孝、寺門ジモン、國村隼、角替和枝、風吹ジュン。脚本は斉藤ひろし、塩田明彦。監督は塩田明彦。『抱きしめたい -真実の物語-』は3月30日(水)24時15分~TBSにて放送。(笠緒)■関連作品:抱きしめたい -真実の物語- 2014年2月1日より全国東宝系にて公開(C) 2014映画「抱きしめたい」製作委員会
2016年03月30日桃井かおりが2月16日(火)、第70回毎日映画コンクールの表彰式に出席し、映画界の発展に寄与した女優に贈られる「田中絹代賞」を受賞。受賞挨拶および式後の報道陣の取材で奔放な発言を連発し会場をわかせた。同賞は偉大な女優・田中絹代さんを称え、これに続く功績を残した名女優に贈られる賞として1985年に創設された。桃井さんは自身の監督作、および出演している海外作品を含め計3本が出品されているベルリン国際映画祭に参加していたが、この日の表彰式のために今朝、帰国し会場に駆け付けた。「嫌いな映画人もいっぱいいるけど、今日は好きな人ばかり来ているので、その中に混ぜてもらえて緊張しています」とユーモアたっぷりの挨拶で会場を沸かせる桃井さん。田中さんとはドラマ「たった一人の反乱」以来、「前略おふくろ様」など数々の作品で共演しており「ずいぶんかわいがってもらった」という。田中さんが映画界からテレビに活動の場を移した際、現場で「田中は新人で出ておりますので、これからよろしくお願いいたします」と挨拶されたそうで、桃井さんは何も知らず「『これからデビューじゃ大変だな』と思った(苦笑)」というエピソードを披露し「この歳になると恐ろしい…」と語っていた。「(初めて会った時の田中さんの)年頃に桃井もなって、とうとうこの賞をいただいたことをご報告して、バカ笑いしてもらいたい」と嬉しそうに語った。セレモニー後、報道陣の取材に応じた桃井さんは、『野火』で男優主演賞、監督賞の2冠に輝いた塚本晋也監督と共に登場。以前から塚本作品の大ファンだそうで「お見かけするたびに『大好きです』とつぶやいてるけど、出してくれないんです」と公の場で出演ラブコール!桃井さんは世界中を回る中で、海外での塚本作品の人気の高さを実感しており「死ぬまでに出ないと、世界で寂しい思いをしてしまうので」と熱く語る。『野火』に関して、自身の財産を削って作品につぎ込んだという塚本監督だが、そんな監督を安心させるべく(?)、桃井さんは「桃井はノーギャラですので。昨年、イギリスやスペインの作品を含めて5本の映画に出ましたが、3本はノーギャラ!CMで儲かっているので強気です(笑)」と気に入った作品であれば、予算や報酬に関係なく出演するとあけすけに語った。映画祭や撮影など、忙しい日々を送る桃井さん。昨年、交際していた年上の音楽プロデューサーと婚姻届を提出したことを発表したが、夫も同様に仕事で忙しいようで「一緒になる時の条件が『仕事を辞めること』だったのに、なんで2人とも走り回ってるのか…(苦笑)?(依頼が)来たらついついやりたくなっちゃう」と2人とも全くその条件を守っていないよう。もともと、入籍自体「じゃんけんをするように決めた」とのことだが、結婚生活を通じて「普通の生活がこんなにいいって知らず、(結婚で)変わりました!」と自らの変化について語っていた。(text:cinemacafe.net)
2016年02月16日桃井かおり監督2作目にして主演を務める『火Hee』。先日、本作の第66回ベルリン国際映画祭への出品が発表されたが、2月11日(現地時間)、主演2作を引っさげ桃井さんがレッドカーペットに登場した。アメリカでクリニックに勤める精神科医の真田。ある日、家族とショッピングに出かけた際に一人の女性とエレベーターで遭遇する。彼女の声が脳裏に響き渡り、真田は彼女とクリニックで問診している様を妄想する。しかし彼女の話は、真田の想像を超える、壮絶なものだった。幼い頃に家が火事になり両親を亡くし、学校ではイジメを受け、結婚相手からは浮気をされる。離婚してからは、アメリカで売春をしながら借金生活で過ごす毎日。彼女の話を聞く内に、次々に登場する男と自分を重ね合わせ、彼女の話に引き込まれていく真田。彼女の話はさらにエスカレートして行き、思いもよらない方向へと向かっていく――。芥川賞や大江健三郎賞をはじめ数々の賞を受賞し、世界的にも評価されている作家・中村文則の「銃」に収録される傑作短編小説「火」を映画化した本作。桃井さん自らが脚本構成し、アメリカ・ロサンゼルスの自宅を撮影現場にして監督した意欲作だ。ドイツ・ベルリンにて2月11日より開催中のベルリン国際映画祭にて桃井さんは、オープニング上映作であるコーエン兄弟監督最新作『ヘイル、シーザー!』など作品ゲストが続々と登場する中、「フォーラム部門」に招待された本作と、「パノラマ部門」に招待されたドイツ人ドリス・デリエ監督作品『Fukushima Mon Amour』(原題)の主演作2本を引っさげレッドカーペットに登場。レッドカーペットにて桃井さんは、「ほんとうにうれしい!感無量!」と英語で話し、「とても、勇気あるスタッフや出資していただいたの方々のおかげで、映画が撮れて、こうやって映画祭にも来れて、その度に応援してくれる人が増えて、またここにみんなに歓迎されてここに立っていることに感動しています。もうこれで、明日死んでも後悔はないというピークに来てるような感じです。これで”桃井かおり”が終わっても後悔がない、いい締めくくリができているような気がします。もう舞い上がってしまうほど、幸せな時間をすごさせて頂いています。お陰様です、ありがとうございます。Thank you so much!」と感謝の気持ちを述べた。また12日(現地時間)の22時には、本作のワールドプレミア上映に桃井さん出席し、舞台挨拶、質疑応答が行われる。すでに上映チケットは完売し、プレス試写会も満席になっており、大きな注目を集めているようだ。初監督作品『無花果の顔』がベルリン国際映画祭のフォーラム部門に正式出品され、NETPAC(最優秀アジア映画)賞を受賞している桃井さん。今年も2作品での受賞に期待が集まる。『火 Hee』は初夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年02月12日女優の桃井かおりが、日本とバルト諸国初の共同制作作品となる映画『魔法の着物』(2016年秋公開予定)で主演を務めることが、このほど明らかになった。監督は、アカデミー賞外国語映画部門リトアニア代表作品になった『LOSS』(2009年)のマリス・マルティンソンス。桃井とは『AMAYA/邦題「雨夜 香港コンフィデンシャル」』(2011年)、『Oki - in the middle of the ocean』(2014年)に続く3作目のタッグとなり、神戸市とラトビアのリガ市との姉妹都市提携40周年を記念して制作される。また、日本とバルト諸国初の国際共同制作作品であり、神戸が姉妹都市と共同制作することは初の試みとなる。桃井演じる主人公の日本人女性は、ある出来事をきっかけに自分の殻に閉じこもってしまい、未知の国・ラトビアのリガへと旅立つ。文化の違いに戸惑いながらも、着物を通して現地の人たちと交流を深め、次第に心を開いていく彼女。さらに行方不明になっていた夫との再会などさまざまな経験を重ねて、見失っていた自分自身を発見していく。桃井は、「無抵抗で、命をかけて、独立を勝ち取ったラトビア。たった20数年前の話です」と背景に触れ、「自然災害に痛めつけられた日本人も、自分たちの手で立ち直ろうとしています」と日本との共通点を指摘。本作を「神戸からリガに流されるように行き着いた主人公が経験する奇跡は、失った愛しいモノを取り戻す旅なのかもしれません」と読み解き、「ラトビア人と今のこの日本人だからこそできるお伽噺(とぎばなし)が、きっと作れるんじゃないかと思っています」と期待を寄せている。撮影は、8月15日からラトビアの首都・リガでスタートし、10月より神戸での撮影を予定している。
2015年02月16日10月9日(木)、ニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」のゲストに、声優ユニットsweet ARMSより野水伊織と佐土原かおりが出演する。sweet ARMSは野水、佐土原のほかに、富樫美鈴、味里が所属する4人組女性声優ユニット。番組では4人が普段どんなトークで盛り上がっているのかを明かす。また、ふたりが収集しているものを写真で紹介する企画や、小説を書くのが趣味である野水の作品を、野水と佐土原のふたりで朗読する企画などが用意されている。番組後半のアニメぴあちゃんねる会員放送「もりもりアニメぴあちゃんねる」では、野水、佐土原のふたりが漢検二級ということで、漢字が大好きな番組MC雨宮天がクイズを出題。これまでも番組中に漢字について熱く語り、出演者を圧倒していた雨宮との漢字トークは盛り上がりそうだ。「もりもり写真みせちゃいます!」のコーナーでは、佐土原の学生時代の写真や、特技のドラムプレイ映像を披露。メイド喫茶で勤務していた経験もあるという野水は、メイド姿の写真を紹介する。アニメぴあちゃんねるは10月9日(木)午後8時45分より放送。■アニメぴあちゃんねる日時:10月9日(木)午後8時45分~午後10時00分出演:雨宮天 / 美濃部達宏 / コヒメ(アフィリア・サーガ) / 朝倉ゆり(バクステ外神田一丁目)/ タカオユキゲスト:野水伊織(sweet ARMS) / 佐土原かおり(sweet ARMS)
2014年10月09日TBS系の新ドラマで「関ジャニ∞」の錦戸亮が本人役を演じることで話題の「パパドル!」の記者発表が4月16日(月)、東京の品川プリンスホテル内のチャペルで開催。白タキシード&ウェディングドレスの新郎新婦姿の錦戸さんと優香さんを始め、川島海荷、今井悠貴、谷花音、えなりかずき、佐藤二朗、高畑淳子、城島茂、財前直見らが出席した。「関ジャニ∞」のアイドル・錦戸さんが3人の子持ちで年上のシングルマザー・遥(優香さん)とメンバーにさえも極秘で結婚!事務所から突き付けられた「3か月以内に離婚か引退を決めること。バレたら即引退」という厳しい条件の下でアイドルとして新米パパとして奮闘する姿を描く。錦戸さんは開口一番「錦戸亮役の錦戸亮です」とニッコリ。本人役でドラマ主演という初めての挑戦について「迷いもありますが、撮影は楽しく進んでいます」と語った。母親役を演じる高畑さんと一緒にヴァージンロードを歩いた優香さんは「緊張しています」と語るも、「こんな素敵なウェディングドレスを着られて幸せです」と嬉しそう。「素敵なお母様と楽しい子供たちに囲まれ、こんな素敵な人と結婚できるなんて」と笑みを浮かべた。もし極秘結婚したら隠し通す自信は?という記者からの質問に錦戸さんは「それはみなさんがスッパ抜くかどうかでしょ(笑)。ドラマの中の錦戸亮は頑張っているんで頑張れる僕でいたいです。でも結局はみなさん(マスコミ)次第で撮られるかどうかですね」と苦笑交じりに語った。一方の優香さんは「人はしゃべってしまうものなので無理だと思います」。優香さんの娘役を演じる川島さんも「すぐバレると思います。毎日ウキウキしてしまい『早く家に帰りたい』と思いそうで、周りはすぐ気づくと思います」と自信なさげ。高畑さんはそんな共演陣に「恋愛はウキウキじゃなくて、やつれていくもの。みなさん、これから分かりますよ」と人生経験の深さを感じさせる意味深なコメントで笑いを誘っていた。城島さんはドラマの中で錦戸さんの相談に乗る、かつての人気アイドルで事務所の元先輩を演じるが、役柄を踏まえつつ錦戸さんに「ジャニーさんには言っときや(笑)!」とニヤリ。「関ジャニ∞」のチーフマネージャー役の財前さんも「マネージャーにだけは先に報告した方がいいと思います」と釘を刺し、チャペル内は笑いに包まれた。会見後には、キャスト陣は個別の取材に応じた。錦戸さんは初共演となる優香さんについて「TVで見ていたまんまでよく笑うししっかりしてる。そりゃ錦戸亮も突っ走って結婚してしまうわ(笑)!」と大絶賛。また“アイドル”を演じることについて、少し考え込みながら「アイドルって何なのか?正直、分からない。第三者から見たら僕はアイドルだけど、自分でアイドルでいようと思ったことはない。だからといってなりたくないとも思わないし。アイドルって便利な言葉で、“何でも屋さん”ですもんね。いつか答えが出ればいいですね」と語った。ちなみに本ドラマでは、TBSの実際のバラエティや情報番組とのコラボレーションが実現。「ひみつの嵐ちゃん!」の「嵐」のメンバーや「A-Studio」の笑福亭鶴瓶も実名で出演している。撮影は第1話を撮り終えたところだというが、錦戸さんは「公共の電波でドッキリを仕掛けているよう」と表現。「僕がほかの番組に出ているとき『こいつ、裏で優香と結婚してる』って思えるようなドラマになればいいですね。楽しみ方を見つけたいです」と意気込みを語った。「パパドル!」は4月19日(木)より放送開始(21:00~21:54/初回は拡大スペシャル21:00~22:06)。■関連作品:ももへの手紙 2012年4月21日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012『ももへの手紙』製作委員会■関連記事:【シネマモード】日本の「家族」を感じる映画vol.1『ももへの手紙』親子だから分かり合える感動とは?『ももへの手紙』親子試写会アンケート発表西田敏行、田中みな実アナからの妖怪扱いに苦笑い船越英一郎、出演作でない『ももへの手紙』をアピール!「出ていないのはおかしい!」何がほかの妖怪と違う?愛嬌たっぷりの『ももへの手紙』妖怪たちの誕生ルーツ
2012年04月16日女優、桃井かおりが1月27日(木)、東京・新宿区のスタジオで、声優初挑戦となるアニメ映画『トリコ3D 開幕! グルメアドベンチャー!!』(志水淳児監督)のアフレコ収録に臨んだ。週刊少年ジャンプ(集英社刊)で連載中の「トリコ」(島袋光年原作)の初映画化で、未知なる美味を探求するグルメ時代を舞台に、カリスマ美食屋トリコと少年ペック(桃井さん)が怪鳥ゲロルド退治のため、食うか食われるかのバトルに挑むグルメアドベンチャー。取材陣に披露する模擬アフレコからテンション高めの桃井さんは、プロデューサーからもう一度と声がかかると「え、なんで?」と桃井節全開。模擬を終えると、「いつも私に合わせてもらっていて人に合わせるってやっていないから、口が合わなくて大変」と初声優の感想。とはいえ「まあキャラクターは作っちゃったので。この子(ペック)、お父さん死んでいて母子家庭だから。いつも女優のときもキャラを作るのと同じかな」と自分のペースでこなした様子。声優にハマった?の問いには「ないっすね。しばらくない。時間くうから、みんな嫌うでしょ?他の声優さんにご迷惑をかけるのも嫌だし」と後ろ向きだった。だが、やってみたい役柄は?と聞かれると、「俳優でやれない変な役。虫とかゴミとか壁とか」となかなかのやる気(?)。一方で、準備中の監督2作目について「これを機会に(同アニメ配給元の)東映さんに、持ちこんでみようと思って。ほんとにお金が集まらなくて止まっているのよ」とボヤキつつちゃっかりPR。内容は「女5人が餃子を作る話。『細雪』みたいな」と言い、「元々(故)市川準監督が撮る予定で、私、主役だったんだけど、撮ることになったので自分はでなくてもいいかな?って。でも出たいの」と状況を説明。キャスティングについて、離婚問題でお騒がせ中の女優、沢尻エリカの起用は?と取材陣から聞かれると、「あー、どうだろう」と考え込みながらも「問題ある人を全部集めてもいいですねぇ」と持ち前の懐の大きさを見せていた。ジャンプHEROES film『トリコ3D開幕!グルメアドベンチャー!!』、『ONE PIECE 3D 麦わらチェイス』は、3月19日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ONE PIECE 3D 麦わらチェイス 2011年3月19日より全国東映系にて公開© 尾田栄一郎/「2011 ワンピース」製作委員会トリコ3D 開幕! グルメアドベンチャー!! 2011年3月19日より全国にて公開© 島袋光年/「2011 トリコ」製作委員会■関連記事:黒ひげがサイトジャックでルフィの行く手阻む?旋風止まらぬ「ONE PIECE」新展開ルフィの手が銀幕から飛び出す?「ONE PIECE」&「トリコ」が2本立て3D映画化
2011年01月27日