最新作『ほかげ』の公開を記念し、塚本晋也監督の長編中編全作品が一挙上映される特集上映が決定した。『鉄男』(89)でのセンセーショナルな劇場デビュー以後、世界中に熱狂的ファンを持ち、多くのクリエイターに影響を与えてきた塚本晋也。製作、監督、脚本、撮影、照明、美術、編集など全てに関与して作りあげる作品は国内、海外で数多くの賞を受賞、長年に渡り自主制作でオリジナリティ溢れる作品を発表し続ける功績を認められ、2019年にはドイツで開催される世界最大の日本映画祭「第19回ニッポン・コネクション」にてニッポン名誉賞、ニューヨークで開催される北米最大の日本映画祭「第13回 Japan Cuts~ジャパン・カッツ!」にて、第8回 CUT AVOVE(カット・アバブ)賞を受賞した。現在、上映中の最新作『ほかげ』は、戦場の極限状況で変貌する人間を描いた『野火』(14)、太平の世が揺らぎ始めた幕末を舞台に生と暴力の本質に迫った『斬、』(18)、本作ではその流れを汲み、戦争を民衆の目線で描き、戦争に近づく現代の世相に問う内容となっている。この度、『ほかげ』の公開を記念して、塚本晋也監督の長編中編16作品を全網羅する特集上映が1月6日(土)~26日(金)に渡り、ユーロスペースで開催される。塚本監督が、「今は少なくなったフィルムによる上映で、生まれた時のままの生の姿で見ていただく映画もたくさん」と語る通り、多くの作品はフィルムで上映される。中でも『鉄男 THE BULLET MAN』は【8Kリマスター2K特別版】の高精細・高解像リマスターによる特別版で劇場初上映となる。鉄の質感・重量感が増し、映像における攻撃性をより強調、没入感・臨場感が増した、新たな体験を提供。劇場の大きなスクリーンで生の塚本映画を体感いただける貴重な機会となる。また、塚本監督は「ものすごくせっかちな性格と、ものすごくのんびりな性格が合わさってこういう作品数になりました。その変遷を見ていただけたら、と思います」と観客へメッセージを寄せた。塚本晋也監督 コメント全文『ほかげ』に至るまで、自分の作品の短編、テレビ用のドラマを除く全ての長編、中編を上映します。今は少なくなったフィルムによる上映で、生まれた時のままの生の姿で見ていただく映画もたくさん。この上映のために新しく素材を作り直した映画、特別に作ってまだ劇場では上映していなかった作品など、力をこめて特集上映します。ものすごくせっかちな性格と、ものすごくのんびりな性格が合わさってこういう作品数になりました。その変遷を見ていただけたら、と思います。上映作品一覧:『電柱小僧の冒険』『電柱小僧の冒険』(87)背中に電柱の生えた少年が近未来で鉄の吸血鬼軍団と戦う、異色ヒーロー・ファンタジー。88年度のぴあフィルムフェスティバルアワードでグランプリを獲得。出演:仙波成明 叶岡伸 タグチトモロヲ 藤原京 塚本晋也上映日:1月6日(土)17:00/1月7日(日)21:00『鉄男』『鉄男』(89)ひとりのサラリーマンが、ある朝目覚めてから急速に鋼鉄化していく。ローマ国際ファンタスティック映画祭’89グランプリ受賞。出演:田口トモロヲ 藤原京 叶岡伸 六平直政 石橋蓮司 塚本晋也上映日:1月8日(月)17:00/1月9日(火)21:00/1月10日(水)17:00『ヒルコ妖怪ハンター』『ヒルコ妖怪ハンター』(90)諸星大二郎原作。シリーズ〈妖怪ハンター〉の中から「黒い探究者」「赤い唇」を映画化。変わり者の考古学者と、彼の甥である中学生の少年が、古墳から蘇った妖怪ヒルコと呪われた土地で対決するホラー冒険少年活劇。出演:沢田研二 工藤正貴 上野めぐみ 竹中直人 室田日出男上映日:1月11日(木)21:00/1月12日(金)17:00/1月13日(土)21:00『鉄男 II BODY HAMMER』『鉄男 II BODY HAMMER』(92)『鉄男』の続編ではない新しいバージョンの鉄男。『鉄男』と『鉄男II』は、世界中に熱狂的に広がり、日本の自主映画が海外へ進出するきっかけとなった。出演:田口トモロヲ 叶岡伸 塚本晋也 金守珍上映日:1月14日(日)17:00/1月15日(月)21:00/1月16日(火)17:00『東京フィスト』『東京フィスト』(95)保険会社のセールスマン義春は、かつての友人拓司と再会する。義春の恋人ひずるは、ボクサーの拓司に急接近し、血と汗のバトルトライアングルが始まる。サンダンス・フィルム・フェスティバル・イン東京グランプリ受賞。出演:塚本晋也 藤井かほり 塚本耕司 輪島功一 竹中直人上映日:1月17日(水)21:00/1月18日(木)17:00/1月19日(金)21:00『バレット・バレエ』『バレット・バレエ』(98)拳銃自殺で恋人をなくした合田は、不良グループの千里と出会う。死に傾斜する千里に不思議なシンパシーを感じながら、青白い戦争の渦に入っていく。塚本作品がヴェネチア映画祭に招かれた最初の作品。出演:塚本晋也 真野きりな 中村達也 井筒和幸 鈴木京香 井川比佐志上映日:1月20日(土)17:00/1月21日(日)21:00/1月22日(月)17:00『双生児』『双生児』(99)江戸川乱歩原作。明治末期。医師の地位も名誉も手にした大雪雄の目の前に、自分と全く同じ顔をした男、捨吉が現れ、雪雄はその存在を脅かされていく。衣装の北村道子など先鋭的なデザインで明治時代をパンキッシュに描く。出演:本木雅弘 りょう 藤村志保 筒井康隆 麿赤兒 浅野忠信上映日:1月23日(火)21:00/1月24日(水)17:00『六月の蛇』『六月の蛇』(02)電話相談室で働くりん子は、自殺を思いとどまらせた道郎に自慰行為を盗撮され、赤裸々な姿で町を歩くよう強要される。雨に濡れる都会の片隅で孤独な慟哭が響く。ヴェネチア映画祭’02コントロコレンテ部門審査員特別大賞受賞。出演:黒沢あすか 神足裕司 塚本晋也 寺島進 鈴木一功 不和万作上映日:1月25日(木)21:00/1月26日(金)17:00/1月26日(金)21:00『ヴィタール』『ヴィタール』(04)大学の医学部で解剖実習をする博史は、自分の前にいる遺体が、かつての恋人と知って愕然とする。博史は入学前に交通事故で記憶をなくしていた。肉体と記憶の壮大な物語。出演:浅野忠信 柄本奈美 KIKI 串田和美 りりィ 國村隼 岸辺一徳上映日:1月24日(水)21:00/1月25日(木)17:00『HAZE』『HAZE』(05)男が目覚めると、体を動かすこともできないコンクリートの密室に閉じ込められていた。どうしてこんな所に。様々な閉所地獄を潜り抜けるうち、都会で生きる孤独が浮かび上がる。壮絶な脱獄劇。出演:塚本晋也 藤井かほり上映日:1月22日(月)21:00/1月23日(火)17:00『悪夢探偵』『悪夢探偵』(06)被害者はいずれもベッドの上で眠ったまま、自らを切り刻み血まみれの姿をしていた。他人の夢に入ることのできる青年・影沼京一が、重い腰を上げ事件解決に挑む。シリーズ第一弾。出演:松田龍平 hitomi 大杉漣 原田芳雄 安藤政信上映日:1月18日(木)21:00/1月19日(金)17:00『悪夢探偵 2』(08)シリーズ2作目。なぜ影沼京一が悪夢探偵となったのか、その秘密に迫る“序章”ともいうべき物語。自分を取り囲む世界全てを恐れていた母の思いに触れるため、やがて、重い腰を上げる悪夢探偵の活躍を描く。出演:松田龍平 三浦由衣 韓英恵 光石研 市川実和子上映日:1月20日(土)21:00/1月21日(日)17:00『鉄男 THE BULLET MAN【8K リマスター2K 特別版】』『鉄男 THE BULLET MAN【8K リマスター2K 特別版】』(09)『鉄男』から20年。主役にアメリカ人俳優を据え、大都市・東京を舞台に、男の体が新たな謎を秘め鋼鉄と化す。高精細・高解像リマスターによる特別版、劇場初上映。出演:エリック・ボシック 桃生亜希子 中村優子 ステファン・サラザン 塚本晋也上映日:1月15日(月)17:00/1月16日(火)21:00/1月17日(水)17:00『KOTOKO』『KOTOKO』(11)全てのものが2つに見える琴子は、不穏な世から一人息子を守ろうとするあまり、精神のバランスを崩していく。第68回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門グランプリ受賞。出演:Cocco 塚本晋也上映日:1月12日(金)21:00/1月13日(土)17:00/1月14日(日)21:00『野火』『野火』(14)大岡昇平原作。第2次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島。日本軍の敗戦が色濃くなった中、田村一等兵は結核を患い、部隊を追い出されて彷徨う。第70回毎日映画コンクールで監督賞、男優主演賞W受賞。第89回キネマ旬報ベスト・テン2位。出演:塚本晋也 リリー・フランキー 中村達也 森優作上映日:1月9日(火)17:00/1月10日(水)21:00/1月11日(木)17:00『斬、』『斬、』(18)一本の刀を過剰に見つめる若い浪人の話。長い間温めてきた塚本監督の初時代劇。様式的な殺陣でなく、恐ろしい痛みを感じさせる刀の力を追求し、現代という時代を照射させた。出演:池松壮亮 蒼井優 中村達也 前田隆成 塚本晋也上映日:1月6日(土)21:00/1月7日(日)17:00/1月8日(月)21:00塚本晋也監督特集上映は、2024年1月6日(土)~1月26日(金)ユーロスペースにて開催。『ほかげ』はユーロスペースほか全国にて順次公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ほかげ 2023年11月25日よりユーロスペースほか全国にて順次公開©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER
2023年12月21日門脇麦が主演を務め、永瀬廉(King & Prince)、大森南朋の共演による日本テレビ系日曜ドラマ「厨房のありす」が、2024年1月にスタートすることが決定。キャストからコメントが到着した。主演は、2023年1月期の水曜ドラマ「リバーサルオーケストラ」でも主演を務め、確かな演技力で映画・舞台でも幅広く活躍中の門脇麦。彼女が演じる主人公は、「料理は化学です」が口癖の自閉スペクトラム症の料理人、八重森(やえもり)ありす。「自閉スペクトラム症」(ASD)とは、社会的なコミュニケーションに困難がある、空間・人・特定の行動に対する強いこだわりがあるなど、多種多様な特性のみられる発達障がいのひとつ。主人公のありすは、自閉スペクトラム症の特性からこだわりが強く、人とのコミュニケーションは苦手。しかし、驚異的な記憶力の持ち主で、特に大好きな化学においては膨大な知識を持ちあわせている。食材の栄養素や調理工程の化学変化の知識から、それぞれの客に合った、おいしくて癒やされる“やさしいごはん”を作り出す天才料理人。そんなありすの料理店「ありすのお勝手」にバイトとして転がり込む謎の青年、酒江倖生(さかえ こうせい)役には、数々の映画・ドラマで主演を務め、俳優としても活躍する永瀬廉(King & Prince)。一見、すれていて無愛想な倖生だが、根は心優しく、ありすの行動や言動に戸惑いながらも、徐々に寄り添っていく。そして、ありすの父親で、有機化学を教える大学教授、八重森心護(やえもりしんご)役を演じるのは、2002年1月期放送の「続・平成夫婦茶碗」以来、22年ぶりの日本テレビ出演となる大森南朋。3歳でありすを引き取り、大きく深い愛情でありすを見守り育ててきた“ゲイのお父さん”心護の想いとは…?今作は、映画『そばかす』や、ドラマ「スイートモラトリアム」監督・脚本、「かしましめし」脚本などを手がけた舞台演出家、映画監督でもある玉田真也脚本のオリジナル作品。それぞれの登場人物たちの心温まるヒューマンドラマでありつつ、ある事件の謎を解き明かすミステリーの側面もあり、その事件とは、ありすの家族、出生の秘密と深く関わっている。25年前、なぜ心護は、ありすを一人で育てることになったのか?そして、突然店に現れた倖生にも、ある目的があった。複雑に絡み合った人間関係にも注目となっている。門脇麦&永瀬廉&大森南朋よりコメント到着門脇さんは「私自身も大好きなお料理がたくさん出てくるドラマです。私が演じるありすは自閉スペクトラム症でコミュニケーションを取るのは苦手だけど料理で人と繋がりたいと、不器用ながらに一生懸命な女の子です」と役柄を説明。「脚本家の玉田さんが紡ぐ、どうしたってほっとしてしまうセリフや、胸が温かくなるストーリーが冬にぴったりの、心がほっこりするドラマになるのではないかと今からワクワクが止まりません」と期待を込めて語る。また、永瀬さんは「初めてご一緒する門脇さん、一度共演させて頂いている大森さんとのお芝居を、そして美味しい料理を、精いっぱい楽しみたいと思います!」とコメント。演じる倖生について、「人との距離の取り方が不器用で、不愛想に見られがちな感じですね。僕も結構、人見知りですが本当は寄り添いたいタイプ(笑)。でも、寄り添いたい気持ちが相手にうまく伝わらなかったりするところが、倖生と似ているかもしれないです」と明かした。大森さんは「ドラマに出てくる料理も楽しみにしていてください! 」と語り、「素晴らしい面白いキャストが集まっています。このメンバーでどんな化学反応を起こせるか、とてもワクワクしています。色々な謎が途中で明かされていくところも大きな見どころになりますので、ぜひ楽しみにしていてください!」とコメントした。プロデューサー・鈴間広枝は、「制作にあたり、たくさんの当事者の方々、ご家族、医療・福祉関係の皆さまが取材にご協力下さいました。本当にありがとうございます。共通する想いは『ちゃんと知ってほしい』ということ。その想いを大切に、脚本の玉田真也さんと、素晴らしいキャストの皆さまと共に、スタッフ一同、1シーン1シーン丁寧に制作して参ります」と語っている。新日曜ドラマ「厨房のありす」は2024年1月、毎週日曜日22時30分~日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年11月20日門脇麦主演の『ほつれる』より本編映像が解禁された。『愛の渦』『あのこは貴族』などの門脇麦が、失った恋人と通じ合えない夫の間で揺れ動く主人公を演じる本作は、演劇界で注目を集める気鋭の演出家・加藤拓也が監督を務めた。この度解禁となったのは、心の支えだった恋人・木村(染谷将太)を失くしてしまった綿子が、夫の文則(田村健太郎)に黙って山梨へ木村の墓参りに行くシーンの本編映像。墓地にいる綿子のもとへ文則から電話がかかってくると、文則は開口一番、「どこにいんの? 何してんの、今?」と怒りを抑えたような冷たい口調で言い放つ。綿子は「いま英梨と一緒にいて出かけてるんだけど。遊びっていうか半分お墓参りみたいなこと」と正直に伝えると、今日は2人で内見に行くはずだったことを呆れたように問いただす文則。すっかり予定を忘れてしまっていた綿子が「もちろん帰るよ」と焦りながら言うも、文則の冷めた怒りは留まらない。さらに浮気を疑い、お墓参りに同席していた英梨(黒木華)にも電話を代わってほしいと言い出す始末。「私? なんで?」と困惑しながらも文則の電話に応じ、その場を離れる英梨。残る綿子は木村の父である哲也(古舘寛治)から木村の思い出話を聞き出そうと試みるのだが、戻ってきた英梨からは、なんと文則が、会ったこともない哲也にも電話を代わってほしいと言い出したと告げるのだった…。この映像では文則は電話の声のみの登場だが、その口調から文則の怒りと押しの強さを感じるワンシーンとなっている。このやり取りを通して徐々に明らかになる綿子と文則の冷めた夫婦関係。果たしてこの関係に未来はあるのか?戸惑う3人の気まずい空気が伝わり、観ているこちらも心がざわつく緊張感あふれる本編映像となっている。『ほつれる』は9月8日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ほつれる 2023年9月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開ⓒ2023「ほつれる」製作委員会&COMME DES CINEMAS
2023年09月04日門脇麦を主演に迎え、気鋭の演出家・加藤拓也監督・脚本によ映画『ほつれる』から、恋人の木村(染谷将太)の事故を目撃する、門脇さん演じる主人公・綿子をとらえた本編映像が解禁された。この度解禁となった本編映像は、木村と綿子が食事を終え、別れるシーンから始まる。「じゃあ俺タクシーあっちで拾ってくから」「うん、木曜日ね」と小さく手を振り、店の前で別れ、背を向けて歩きはじめる綿子。すれ違いの続く夫・文則へ電話をする最中、背後から衝突音が響き渡る。夫との会話を止め、振り返ると、路上に倒れ込む木村の姿が見える。とっさに通報するが…。事故現場での倒れる木村を目前にしながら、その場から立ち去る、綿子の複雑な心情を目が離せないワンカット映像で見せ、表情が見えないまま歩き続ける綿子を演じる門脇さんの緊迫感あふれる本編映像となっている。また、本作を鑑賞した吉田羊、広瀬アリス、伊藤沙莉、尾崎世界観(クリープハイプ)ら著名人から続々とコメントが到着。広瀬さんは「良くも悪くも人間の本質、欲望をシンプルに描いた作品」と語り、伊藤さんは「辞書の『ほつれる』の意味の最後らへんにこの映画を書いてほしい。そのくらいしっくりきた」とコメント。「見て見ぬフリをするのも向き合うのも、どちらも体力がいる」という吉田さんは、「あちこちに横たわる饒舌な沈黙とひた走るラストが、胸に迫って印象的」とふり返る。加藤監督の演出について、木竜麻生(俳優)は「言葉で形容し難い感覚を、繊細な言葉たちと演出で立ち上げ、わたしたちに手渡してくれます」と表現、「会話は軽快でも切ない、そんな現実と洞察の生々しさが憎らしい」と戸塚純貴(俳優)が絶賛を寄せた。『ほつれる』は9月8日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ほつれる 2023年9月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開ⓒ2023「ほつれる」製作委員会&COMME DES CINEMAS
2023年08月23日女優の門脇麦が主演を務める映画『ほつれる』(9月8日公開)の本編映像が23日、公開された。○■映画『ほつれる』本編映像解禁同作は、第30回読売演劇大賞優秀演出家賞、第67回岸田國士戯曲賞を受賞するなど演劇界で注目を集める加藤拓也氏のオリジナル脚本・長編監督作品第2弾。夫・文則(田村健太郎)との関係が冷め切っていた綿子(門脇)は、友人の紹介で知り合った木村(染谷将太)と頻繁に会うようになっていた。しかし、あるとき綿子と木村の関係を揺るがす決定的な出来事が起こってしまい、平穏に見えた日常の歯車が徐々に狂い始める。過去を振り返るうちに綿子は夫や周囲の人々、そして自分自身と向き合っていくことになる。共演には田村、染谷に加え、綿子の親友・英梨役で黒木華が出演する。公開された本編映像は、木村(染谷)と綿子(門脇)が食事を終え、別れるシーンからスタート。「じゃあ俺タクシーあっちで拾ってくから」「うん、木曜日ね」と小さく手を振り、木村と店の前で別れ、背を向けて歩きはじめた綿子が、すれ違いの続く夫・文則へ電話をする最中、背後から衝突音が響き渡る。振り返ると路上に倒れ込む木村の姿が見え、綿子は「救急車をお願いします。車と人です。場所は……」と咄嗟に通報するが、言葉を詰まらせ電話を切ってしまう。事故現場での倒れる木村を目の前にしながら、その場から立ち去る綿子の複雑な心情をワンカット映像で描いている。
2023年08月23日塚本晋也監督最新作『ほかげ』から、ポスタービジュアルと予告編が解禁された。本作は主演に趣里、共演に森山未來らを迎えた『野火』塚本晋也監督の最新作。第80回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門への正式出品が決定している。この度解禁となった予告編は、盗んだ食べ物を持って居酒屋にやってきた孤児に「ここは、あんたの来る所じゃないんだよ」と吐き捨てる女のセリフから始まる。次第に心を寄せていくふたりの様子が窺えるが…。また、ポスタービジュアルでは、半焼けの居酒屋で暮らす女と、片腕が動かない謎の男の姿が配され、空襲で家族を失った子どものまっすぐな眼差しが印象的。予告編とともに印象的なのは、浮かび上がる『ほかげ』のタイトルと、「戦争が、終わったんだ」というキャッチコピー。塚本監督は本作について、「火と、その揺れに合わせて姿を変える影。その影の中に生きる人々を見つめ、耳をすませます。終戦企画と銘打って準備撮影を進めた『ほかげ』。世界の動きが怪しくなってきた今、どうしても作らずにはおれなかった、祈りの映画になります」とコメントを寄せている。人間の中に潜む暴力、分かち難く絡む死と生を描いてきた塚本監督が終戦直後の闇市を舞台に、絶望と闇を抱えたまま混沌の中で生きる人々の姿をどのように描くのか。関心が高まるところだ。『ほかげ』は11月25日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ほかげ 2023年11月25日よりユーロスペースほか全国にて順次公開©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER
2023年08月09日門脇麦主演、田村健太郎、染谷将太、黒木華が共演し、演劇界で注目を集める気鋭の演出家・加藤拓也が監督を務める映画『ほつれる』から、本予告&本ビジュアルが初解禁された。この度解禁した本予告は、綿子(門脇麦)と木村(染谷将太)がキャンプへ行った帰りの列車で「着いたらどっかでお昼食べてく?」「誰にも会わないかな?」「大丈夫でしょ」と、2人の束の間の時間を楽しむ様子が映し出される。そして、親友・英梨(黒木華)と綿子が「結局なんで(お葬式)来なかったの?」「実感湧かなかったからかもしれない」と、本心を隠すかのように視線を合わせずに会話するシーンなどが、これまでの映像に加わり、本作で描かれる絡み合う人間模様が垣間見える。綿子にはなぜ夫・文則(田村健太郎)ではなく“恋人”・木村が必要だったのか?そんな2人と曖昧な関係を続けていた綿子は間違っていたのか。緊迫感あふれる84分が予測される予告となっている。また、本ビジュアルは、曇りガラスの窓に頬杖をつき、何かに思いを馳せる綿子と、どこか不満げな表情で話す夫・文則、一点を見つめ少し物寂しそうな雰囲気の恋人・木村の3人の相反する印象的な表情を切り取っている。ともに暮らしながらもすれ違いの続く文則と、優しく穏やかな時間をくれた木村とのあいだで心が揺れ動き、これまで“見ないようにしていた”現実とゆっくり向き合っていく――。そんな綿子の心情がくみ取れるビジュアルが完成した。『ほつれる』は9月8日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ほつれる 2023年9月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開ⓒ2023「ほつれる」製作委員会&COMME DES CINEMAS
2023年08月09日女優の門脇麦が主演を務める映画『ほつれる』(9月8日公開)の本予告とビジュアルが9日、公開された。○■門脇麦・田村健太郎・染谷将太の相反する表情を描写同作は、第30回読売演劇大賞優秀演出家賞、第67回岸田國士戯曲賞を受賞するなど演劇界で注目を集める加藤拓也氏のオリジナル脚本・長編監督作品第2弾。夫・文則(田村健太郎)との関係が冷め切っていた綿子(門脇)は、友人の紹介で知り合った木村(染谷将太)と頻繁に会うようになっていた。しかし、あるとき綿子と木村の関係を揺るがす決定的な出来事が起こってしまい、平穏に見えた日常の歯車が徐々に狂い始める。過去を振り返るうちに綿子は夫や周囲の人々、そして自分自身と向き合っていくことになる。共演には田村、染谷に加え、綿子の親友・英梨役で黒木華が出演する。今回公開されたのは、曇りガラスの窓に頬杖をつき、何かに思いをはせる綿子(門脇)と、どこか不満げな表情で話す夫・文則(田村)、一点を見つめ少し物寂しそうな雰囲気の恋人・木村(染谷)の3人の相反する表情が写し出されたビジュアル。ともに暮らしながらもすれ違いの続く文則と、優しく穏やかな時間をくれた木村とのあいだで心が揺れ動き、これまで見ないようにしていた現実とゆっくり向き合っていく綿子の心情を描写している。また、本予告にはこれまで公開された映像に加え、綿子と木村がキャンプへ行った帰りの列車で2人の時間を楽しむ様子や、親友・英梨(黒木)と綿子が本心を隠すかのように視線を合わせずに会話するシーンなどが追加。人々の絡み合う人間模様が描かれている。
2023年08月09日門脇麦が主演を務め、演劇界で注目を集める気鋭の演出家・加藤拓也が監督した映画『ほつれる』から、初映像となる特報映像と新たな場面写真が解禁された。完成した特報映像は、電話の通話中、交通事故を目撃し吃驚の表情を見せる綿子(門脇麦)の姿から始まる。事故死をした木村(染谷将太)は、すれ違いの続く夫との関係を忘れさせてくれる唯一の存在だった。失った恋人と通じ合えない夫・文則(田村健太郎)との間で揺れ動く綿子の複雑な心境が、幸せな時間を共に過ごした想い出と、表層的な生活風景の中で綴られていく。そのみずみずしい映像を彩る音楽は、『ドライブ・マイ・カー』で第16回アジア・フィルム・アワード最優秀音楽賞を受賞し、海外フェスティバルへの参加や、海外レーベルからの作品リリースなど多岐にわたる活躍をみせる音楽家・石橋英子が担当する。また併せて新場面写真が解禁。曇りガラスの窓から見えないものに思いを馳せる表情の綿子(門脇麦)や、木村(染谷将太)と2人の幸せな時間、すれ違う夫・文則(田村健太郎)と心あらずな表情を見せる綿子などが写し出されている。『ほつれる』は9月8日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ほつれる 2023年9月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開ⓒ2023「ほつれる」製作委員会&COMME DES CINEMAS
2023年07月14日俳優の生田斗真が24日、都内で行われた映画『渇水』(6月2日公開)の舞台挨拶で、女優の門脇麦の意外な一面を明かした。河林満氏による同名小説を、刊行から30年の時を経て初の映画化。日照り続きの夏、給水制限が発令されていた市の水道局に勤める岩切俊作(生田)の業務は、水道料金滞納家庭や店舗を回っての料金徴収と、水道を停止すること。貧しい家庭を訪問しては忌み嫌われる日々で、妻・子供とも別居中の俊作はある日、停水執行中に育児放棄を受けている幼い姉妹(山崎七海、柚穂)と出会う。自分の子供と重ね合わせてしまう俊作は、自分の心の渇きを潤すように、その姉妹に救いの手を差し伸べる。この日のイベントには主演を務めた生田のほか、門脇、高橋正弥監督、企画・プロデュースの白石和彌氏が参加。撮影で苦労したシーンについて、門脇は「生田さんと対峙して家を出ていくシーンが雨続きで……」と振り返り、「メイクもして、お弁当とか食べたりして待って、『雨なので今日は撮れません』という日が2、3回あって。正直最後に撮れたときは清々しい気持ちでした(笑)」と当時の心境を伝えた。すると、このエピソードを聞いた生田が「麦ちゃんは、僕が今まで会った女優さんの中で一番帰るのが早いんですよ」と突然の告白。「もう気が付いたらメイク落としていて、私服になっていて、『おつかれさまでした!』って車まで走って帰るんですよ(笑)」と一連の流れを思い出し、早く帰るコツを聞かれた門脇は、「段取りをちゃんと組むこと。駐車場が遠かったらマネージャーさんに『車を(出入口の)前に付けておいてください』と頼んだり。あとは走りながら脱げるものは脱いでいくというのが、一番大きなコツ(笑)」と笑顔を見せた。集まった観客からの質問に答えるティーチイン形式となった同イベント。「撮影中にハッとさせられたシーンは?」という質問が寄せられると、生田は「麦ちゃんの登場シーン」と回答し、「そこにたたずむ門脇麦のなんとも言えない説得力というか……。本物がいる! って気がして」と門脇の存在感に圧倒された様子。さらに続けて、「まさかその数時間後に走って帰る人とは思えないほどの艶めかしいキレイさがありましたね……!」と笑いを交えながら絶賛していた。
2023年05月24日映画『ほつれる』が2023年9月8日(金)より全国公開される。主演は門脇麦、監督は加藤拓也。気鋭の演出家・加藤拓也監督作品映画『ほつれる』は、『もはやしずか』『ザ・ウェルキン』で第30回読売演劇大賞優秀演出家賞に輝いた気鋭の演出家・加藤拓也が監督を務める作品。初の長編映画『わたし達はおとな』を経て、オリジナル脚本・長編監督映画2作目として、周囲の人々と自分自身とゆっくりと向き合っていく女性が主人公の物語を届ける。主演・門脇麦が目の前の現実に揺れる女性に主演は、『あのこは貴族』や『渇水』などに出演している実力派俳優・門脇麦。共演に、田村健太郎、染谷将太、黒木華ら個性豊かなキャストが名を連ねる。主人公・綿子…門脇麦目の前の現実に揺れる女性。夫と通じ合えない中、夫との関係性を忘れさせてくれる唯一の存在だった恋人、木村が目の前で事故死。夫や周囲の人々、そして自分自身とゆっくりと向き合っていく。文則…田村健太郎妻・綿子とのすれ違う関係に苦悶する夫。木村…染谷将太綿子が友人の紹介で知り合う男。綿子と頻繁に会うようになるが、事故死してしまう。彼の存在が綿子にとって大きな転回点となる。英梨…黒木華綿子の親友。音楽を手掛けるのは石橋英子尚、映画『ほつれる』の音楽は、『ドライブ・マイ・カー』で第16回アジア・フィルム・アワード最優秀音楽賞を受賞した石橋英子が担当する。映画『ほつれる』あらすじ主人公・綿子とその夫・文則の関係は冷め切っていた。綿子は友人の紹介で木村と知り合い、頻繁に会うようになる。あるとき綿子と木村の関係を揺るがす決定的な出来事が起こってしまう。平穏に見えた日常の歯車が徐々に狂い始め、過去を振り返る綿子。夫や周囲の人々、そして自分自身と向き合っていくことになる。【作品詳細】映画『ほつれる』公開日:2023年9月8日(金)監督:加藤拓也脚本:加藤拓也出演:門脇麦、田村健太郎、黒木華、染谷将太、古舘寛治、安藤聖、佐藤ケイ、秋元龍太朗、金子岳憲、安川まりⓒ2023「ほつれる」製作委員会&COMME DES CINEMAS
2023年05月18日演劇界で注目を集める気鋭の演出家・加藤拓也が監督を務める『ほつれる』が9月8日(金)に公開されることが決定。監督と、主演の門脇麦らキャストよりコメントが到着し、ティザービジュアルが解禁された。綿子と夫・文則の関係は冷め切っていた。綿子は友人の紹介で知り合った木村とも頻繁に会うようになっていたが、あるとき綿子と木村の関係を揺るがす決定的な出来事が起こってしまう。平穏に見えた日常の歯車が、徐々に狂い始める…。過去を振り返るうち、綿子は夫や周囲の人々、そして自分自身と向き合っていくことになる。本作を監督するのは、「もはやしずか」「ザ・ウェルキン」で第30回読売演劇大賞優秀演出家賞、「ドードーが落下する」で第67回岸田國士戯曲賞を受賞するなど演劇界で注目を集める気鋭の演出家・加藤拓也。「平成物語」(18)、「俺のスカート、どこ行った?」(19)、「きれいのくに」(21)など話題のテレビドラマの脚本も手掛けている。本作は、昨年公開され、そのリアリティ溢れる台詞まわしで観客の心を揺さぶり、演出家としての手腕を見せつけた初長編映画『わたし達はおとな』を経て臨んだ、オリジナル脚本・長編監督映画2作目。ある出来事をきっかけに、夫や周囲の人々、そして自分自身とゆっくりと向き合っていくひとりの女性の姿を捉える。門脇麦(綿子役)主演を務めるのは、『あのこは貴族』(21)、「リバーサルオーケストラ」(23)などに出演、まもなく『渇水』(23)の公開を控える門脇麦。その高い演技力で、目の前の現実に揺れる主人公の心の機微を繊細に演じ上げる。田村健太郎(文則役)綿子の夫・文則役には、映像・舞台とマルチに活躍する俳優・田村健太郎。映画・ドラマシーンでも欠かせない存在感を見せる田村さんだが、綿子との関係に苦悶する文則の緊張感あふれる演技に注目だ。染谷将太(木村役)さらに、その存在が大きな鍵を握る男・木村を演じるのは、『ヒミズ』(12)で第68回ヴェネチア国際映画祭、日本人初となる最優秀新人俳優賞を受賞し、以来出演作で圧倒的な存在感を放ち続けている染谷将太。黒木華(英梨役)綿子の親友・英梨を『リップヴァンウィンクルの花嫁』(16)、『先生、私の隣に座っていただけませんか?』(21)、『せかいのおきく』(23)の黒木華が演じる。公開情報と併せて解禁されたのは、「心がゆれる――。」のことばとともに、主人公・綿子が、光の差す部屋で佇む姿が映し出されたティザービジュアル。綿子の心の揺らめきを感じさせる表情と、何かを見つめる眼差しが印象的だ。彼女の視線の先には一体何が…?《キャスト&監督コメント》■門脇麦(綿子役)人生には誰しも何かを選択せねばならない瞬間が何回かあって、その瞬間は点でもさまざまな過程が入り混じった線があるからこその今に至る、その繰り返しが人生なのだと思います。この物語は1人の女性のとある時期の点と線を描いた物語です。物語というより観察、記録、にも近い感触が残るのではないかと思います。映画のメッセージも答えも全て観てくださる方に委ねられている作品です。是非劇場に足をお運びください。■田村健太郎(文則役)目の前には門脇さん演じる綿子がいて、ガラス細工のような台本があって、『やってみましょう』と加藤監督がポツリと言って始まり、役者、照明、撮影の歯車を変えてもう一度やってみる。その繰り返しでした。そうやって静かに淡々とひとつに向かう、皆が職人のような、工房のような現場でした。とても幸せでした。組み上がったものを思い出すと、人間を不思議に思ったり、生々しさに後ろめたくなったり、また雲間からのぞく三日月みたいな業に不覚にも見とれてしまう瞬間もあったりで…この作品に今だに掻き乱されてます!■染谷将太(木村役)自分を見つめる事ほど難しい事はありません、様々な関係性の視線の先に自分が居るとするならば、自意識も1つの視線でしかない、綿子が1歩踏み出した自分を求める旅路を加藤監督は細部まで見事に映画に落とし込んでいて圧巻でした。加藤監督の書くセリフはとても繊細な言葉達で、会話を作り上げるのがとても楽しい作業でした。皆様にはスクリーンであの緊張と緩和の空気に揺さぶられて欲しいと願っております。■黒木華(英梨役)加藤さん演出の舞台に出演させていただいてから、この人とは必ずもう一度仕事をしたい、と思っていました。それからあまり日を待たず、今度は映画という場でご一緒することができ、大変嬉しく思います。「ほつれる」という単語を皆さんがどう捉えられるか、映画を見ていただけるのが楽しみです。■加藤拓也監督この作品では当事者性を感じることができない、またはしないで、向き合うことを諦めているある一人のもつれが描かれています。それが小さなことから大きなことまで、いかに繰り返されているのかということが、私にとって二本目の映画になりました。『ほつれる』は9月8日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ほつれる 2023年9月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開ⓒ2023「ほつれる」製作委員会&COMME DES CINEMAS
2023年05月15日女優の門脇麦が主演を務める映画『ほつれる』が、9月8日に全国公開されることが15日、わかった。同作は、第30回読売演劇大賞優秀演出家賞、第67回岸田國士戯曲賞を受賞するなど演劇界で注目を集める加藤拓也氏のオリジナル脚本・長編監督作品第2弾。夫・文則(田村健太郎)との関係が冷め切っていた綿子(門脇)は、友人の紹介で知り合った木村(染谷将太)と頻繁に会うようになっていた。しかし、あるとき綿子と木村の関係を揺るがす決定的な出来事が起こってしまい、平穏に見えた日常の歯車が徐々に狂い始める。過去を振り返るうちに綿子は夫や周囲の人々、そして自分自身と向き合っていくことになる。共演には田村、染谷に加え、綿子の親友・英梨役に黒木華が出演する。コメントは以下の通り。■門脇麦人生には誰しも何かを選択せねばならない瞬間が何回かあって、その瞬間は点でもさまざまな過程が入り混じった線があるからこその今に至る、その繰り返しが人生なのだと思います。この物語は1人の女性のとある時期の点と線を描いた物語です。物語というより観察、記録、にも近い感触が残るのではないかと思います。映画のメッセージも答えも全て観てくださる方に委ねられている作品です。是非劇場に足をお運びください。■田村健太郎目の前には門脇さん演じる綿子がいて、ガラス細工のような台本があって、「やってみましょう」と加藤監督がポツリと言って始まり、役者、照明、撮影の歯車を変えてもう一度やってみる。その繰り返しでした。そうやって静かに淡々とひとつに向かう、皆が職人のような、工房のような現場でした。とても幸せでした。組み上がったものを思い出すと、人間を不思議に思ったり、生々しさに後ろめたくなったり、また雲間からのぞく三日月みたいな業に不覚にも見とれてしまう瞬間もあったりで……この作品に今だに掻き乱されてます!■染谷将太自分を見つめる事ほど難しい事はありません、様々な関係性の視線の先に自分が居るとするならば、自意識も1つの視線でしかない、綿子が1歩踏み出した自分を求める旅路を加藤監督は細部まで見事に映画に落とし込んでいて圧巻でした。加藤監督の書くセリフはとても繊細な言葉達で、会話を作り上げるのがとても楽しい作業でした。皆様にはスクリーンであの緊張と緩和の空気に揺さぶられて欲しいと願っております。■黒木華加藤さん演出の舞台に出演させていただいてから、この人とは必ずもう一度仕事をしたい、と思っていました。それからあまり日を待たず、今度は映画という場でご一緒することができ、大変嬉しく思います。「ほつれる」という単語を皆さんがどう捉えられるか、映画を見ていただけるのが楽しみです。■加藤拓也監督この作品では当事者性を感じることができない、またはしないで、向き合うことを諦めているある一人のもつれが描かれています。それが小さなことから大きなことまで、いかに繰り返されているのかということが、私にとって2本目の映画になりました。
2023年05月15日現在放送・配信中の門脇麦主演ドラマ「ながたんと青と -いちかの料理帖-」より、前半1~5話のダイジェストと、後半の見どころが詰まった予告映像が公開された。本作は、戦後間もない京都を舞台に、門脇さん演じる料理人・いち日が、経営難の実家の料亭「桑乃木」を立て直すため、19歳の周(作間龍斗)と政略結婚し、絆を育んでいくグルメラブストーリー。公開された映像のダイジェスト部分では、いち日と周が料亭「桑乃木」を立て直すべく、共に試行錯誤する中で、徐々に互いを認め合い、惹かれ合っていく様子が映し出される。さらに、今夜放送の第6話以降の見どころをまとめた後半部分では、「桑乃木」立て直しの期限である1年を目前に控え、ある大勝負に挑む2人。ホテルのシェフ・田嶋(中村蒼)や、周の幼なじみ・鈴音(久間田琳加)の登場により、2人の恋愛模様はすれ違う…。物語後半へ向けて、門脇さんは「変わらずおいしそうな、いち日の人柄伝わる温もりのあるお料理がたくさん出てきます。そして周さんと桑乃木を料亭としてさらにパワーアップさせるべく、さまざまなお客様をおもてなしし2人で協力し合い奮闘します」とアピールし、「2人の距離が縮まっていく中でお互いを思いやる心、切ない想いも丁寧に描かれておりますのでお見逃しなく」とメッセージ。第8話作間さんも「ここからはいち日と周の距離、周りの環境が更に動き出します。楽しみにしていただければと思います。最高のキャストさんスタッフさんに囲まれて、19歳の僕が、19歳の周を演じる、とても貴重な体験をさせていただきました。最後まで皆さんに見ていただけたら幸いです」とコメントしている。また、全話視聴を終えた門脇さんと作間さんの特別対談動画を新規収録。前編は第6話の放送と同時刻(4月28日午後11時)より、WOWOWオンデマンドとWOWOW公式YouTubeで配信開始。後編は、第7話の放送(5月5日午後11時)と同時に配信開始となる。連続ドラマW-30「ながたんと青と -いちかの料理帖-」は毎週金曜日23時~WOWOWにて放送、各月の初回放送終了後同月放送分を一挙配信中(全10話)。(cinemacafe.net)
2023年04月28日門脇麦&田中圭共演による「リバーサルオーケストラ」の最終回が3月15日放送。初音と朝陽の“手繋ぎ”エンドに「ご想像にお任せしますってこと???ハッピーエンドと信じてる」「1番好きだこのエンド」など感動の声が送られている。元天才ヴァイオリン少女と変人マエストロが万年赤字続きの“お荷物”オーケストラを立て直す、一発逆転の音楽エンターテインメントが展開してきた本作。児玉交響楽団(通称・玉響)コンマスとなった谷岡初音に門脇さん。徐々に笑顔を見せるようになってきた玉響のマエストロ・常葉朝陽に田中圭。初音と“対決”することになる高階フィルコンマスの三島彰一郎に永山絢斗。三島の父親で世界的マエストロの三島光太郎に加藤雅也。玉響のSNSを担当する初音の妹・谷岡奏奈に恒松祐里。初音、奏奈と同居する玉響フルート首席の庄司蒼に坂東龍汰。玉響を潰そうとしてきた西さいたま市議会議員・本宮雄一に津田健次郎。朝陽の父親で西さいたま市長の常葉修介に生瀬勝久。玉響と対決する高階フィルオーナーの高階藍子に原日出子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。負けたら解散となるこけら落とし公演に向け玉響は厳しい練習を続ける。そんな中、初音は朝陽が高階フィルへ移籍するというウワサを耳にする。そんなウワサなど気にも留めない初音だったが、裏で朝陽は高階フィルと接触していて…というのが最終回のストーリー。そして運命の高階フィルとの対決、初音の説得で朝陽は玉響で指揮をすることを決める…「演奏見納めなのか」「朝陽さんの燕尾服最高に格好いい!!!」「演奏聞く前から泣きそう。終わらないで…」などの声が視聴者から上がるなか、玉響によるチャイコフスキーの交響曲第5番“チャイ5”の演奏が始まる。朝陽を演じる田中さんの指揮者ぶりに「こういった音楽系のドラマとか映画とか今までもあったけど、田中圭の指揮が一番上手だと思う」「過去に色々役者さんの指揮を見てきて、田中圭さんのはちょっと並外れていると思う」「それにしても圭くんの指揮が上手い…!!!」など絶賛の声が殺到。そして運命の対決は玉響の勝利に終わる。演奏を終えた帰り道、朝陽は初音に感謝を伝え「ありがとう」と手を差し出し、2人は握手する。すると初音は朝陽に“高階フィル行きがなくなったなら、しばらくは玉響にいてくれるってことですよね”と、引き続き玉響で指揮を続けるよう迫る。握った手を振りほどこうとする朝陽だが、初音はその手を離さず「いつまで一緒にいれるんですか?」と食い下がる。無理やり初音の手を振り払った朝陽だが、改めて初音と手を繋ぎ「帰りましょう」と歩き出す…。このラストにも「天真爛漫な初音と、考えておきますって満更でもない朝陽、一生一緒にいてくれや………」「常葉さんと初音ちゃんは…ご想像にお任せしますってこと???ハッピーエンドと信じてる」「1番好きだこのエンドーーーーーーーーーやられたーーー」といった反応が寄せられている。(笠緒)
2023年03月16日水曜ドラマ「リバーサルオーケストラ」よりオフィシャルブックが発売された。いよいよ最終回の放送を迎える本作。地味に生きてきた天才ヴァイオリニスト・谷岡初音(門脇麦)が、毒舌マエストロ・常葉朝陽(田中圭)に巻き込まれ、地元のポンコツオーケストラを大改造するストーリーで、一度は耳にしたことがある有名なクラシック曲に乗せて、音楽と生きている人々がもがきながら夢を追い続ける姿を描いていく。この度、発売されたオフィシャルブックには、門脇麦、田中圭のグラビア&インタビューから、“玉響”をめぐるキャストのインタビュー、各話のストーリー、楽曲解説まで、内容も盛りだくさん。ドラマの魅力がぎゅっと詰め込まれており、ドラマを楽しんだファンは必携の一冊となっている。【主な内容】■門脇麦 田中圭 ピンナップ■門脇麦 グラビア&インタビュー■田中圭 グラビア&インタビュー■他キャスト16名インタビュー■児玉交響楽団へようこそ!■全話ストーリー解説&楽曲解説■劇伴担当・清塚信也インタビュー■プロデューサー・鈴間広枝インタビュー■脚本・清水友佳子インタビュー■音楽監修・新井鷗子 オーケストラ監督・榊原徹インタビュー■ドラマ撮影現場密着リポート■リバーサルオーケストラ・スペシャルコンサート密着リポート「リバーサルオーケストラ」最終話【最終回あらすじ】負けたら解散――玉響は運命のこけら落とし公演に向けて練習に励む。が、そんななか朝陽が高階へ移籍するというウワサが。そんなことはあり得ないと気にも留めない初音だが、朝陽が高階フィルと接触していると知り胸騒ぎがして、三島に会って真相を確かめてみるが、三島は何も知らない様子。やぱり移籍の話はただのウワサなのか…。「リバーサルオーケストラ」は毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2023年03月14日Amazon Original番組『風雲!たけし城』(4月下旬より全世界順次配信)に、バナナマン、上田晋也(くりぃむしちゅー)、渡辺直美、市川猿之助が出演することが10日、発表された。さらに、ビートたけしをはじめとするキャストのキャラクタービジュアルも公開された。80年代に空前のブームを巻き起こし、海外でも熱狂的なファンを生んだ視聴者参加型アトラクションバラエティ番組『風雲!たけし城』が34年ぶりにPrime Videoで復活する。水に浮かんだ偽石を見分けながら対岸まで渡る“竜神池”や、回転しながら進む大きなキノコにしがみ付きゴールを目指す“キノコでポン!”など、お馴染みのゲームがさらにスケールアップして登場。さらに豪華新ゲームも加わり、挑戦者たちが攻撃軍として、果敢に数々の”無理ゲー”に体当たりで挑む。総勢300人以上の挑戦者たちを迎え撃つ“たけし城”城主ビートたけしの家老・家臣としてバナナマンの設楽統と日村勇紀が出演。たけし城を守る配下の3つ城の城主に、くりぃむしちゅーの上田晋也、渡辺直美、市川猿之助が決定した。公開されたキャラクタービジュアルでは、復活を遂げた伝説の“殿”ビートたけしに加え、たけし軍の設楽、日村、上田、渡辺、猿之助、攻撃隊長の谷隼人、木村昴の闘争心溢れる姿が映し出されている。数々の伝説的なお笑い番組を生み出し、お笑い界のトップに君臨するビートたけしは「『風雲!たけし城』はバラエティの基本が詰まっている。人間のやることで一番面白いのは、かなり高度なことに挑戦して失敗すること。あまり深く考えずに楽しんでほしいです」と番組の面白さについて語る。“新たなたけし城の名参謀”として難攻不落のゲームを支配する家老を務めた設楽は「昔から『風雲!たけし城』を見ていたので、出演が決まってうれしかったですね。“おさむ城”をやりたいって言っていたくらい好きでしたから。復活するだけでも嬉しいのですが、それに出られるという。いいのかな?と思いました」、“たけし城のマスコットキャラクター”の家臣を務めた日村は「他の番組の復活とは違いますよね。学生の頃は見ていて『楽しそうで羨ましいな』と思っていました。皆の憧れの番組だったので復活が信じられないですし、そこに出演できるというのも不思議な感じでした」と心境を語った。各エピソード約100人にわたる挑戦者たちを迎え撃つのは、たけし城の配下である城主たち。第一の城の城主で“チェーンソーをぶん回す狂気の城主”を務めた上田は以前から「本作に出演したい」と公言しており、「出演したいと言ってみるものですね。言った次の日にはオファーが来ましたから(笑) 高校時代に家に帰って見ていた番組なので、令和版の一部に参加させていただくことができて一つ念願が叶った気持ちになりました」とコメント。第二の城の城主“バイブス高めのゴージャス姫”の渡辺も「『たけし城』復活の噂は聞いていましたが、まさか自分が城主に選ばれるとは思いませんでした。他の城主メンバーもいかついじゃないですか(笑)そんな中で、私でいいんですか?と、びっくりしました。『風雲!たけし城』は歴史のある番組で、ずっと世界中で愛されている番組なので、そんな作品に出演できるのはうれしいです」と喜ぶ。第三の城の城主で、“白の甲冑の二刀流城主”の猿之助は「SASUKEの元になった凄い番組です。昔を知っている方には懐かしいし、ある種スポーツ番組としても見れるし、一番大事なのはお笑いとして見られることが大きいと思います。偶然から生まれる仕込みのないお笑いです。是非ご覧下さい」と番組を楽しみにしている人たちへメッセージを送った。たけし城陥落を目指し、挑戦者たちと共に攻め入る攻撃隊長には、谷隼人と木村昴が出演。昭和版に続き“34年ぶりの攻撃隊長”となった谷は「『風雲!たけし城』は特別な作品なので、何役でもいいから番組に関わりたいと思っていました。攻撃隊長は挑戦者たちの士気を上げる役割があるので、この年では厳しいかなと思っていたのですが、再び隊長役に選ばれて気合いが入りましたね」、“平成生まれの新・攻撃隊長”を務めた木村は「作品を見直して攻撃隊長がいかに大事な役割か分かりました。だからこそ選ばれて光栄でしたし、プレッシャーも感じました。当時を知る視聴者の方には谷さんの姿を見て熱くなっていただき、若い世代には新隊長として私が『たけし城』を広めていきたいです」と語った。(c)2023 Tokyo Broadcasting System Television, Inc. All Rights Reserved
2023年03月10日門脇麦が主演する「リバーサルオーケストラ」第9話が3月8日放送。門脇さん演じる初音の“チェッ”に「片足あげるの可愛い」「可愛さに全私が惚れた」などSNSが大きく盛り上がっている。国際コンクールを総なめ、名門オーケストラと共演を果たしたこともあるが一線を退いていた元天才ヴァイオリン少女が、欧州で活躍していた変人マエストロによって解散の危機に瀕する“お荷物”オーケストラのコンマスになり、オケを立て直していく一発逆転の音楽エンターテインメントとなる本作。前回のラストで朝陽に告白した児玉交響楽団(通称・玉響)コンマスの谷岡初音を門脇さんが演じ、初音の演奏に救われた過去を持つ、ドイツ帰りの玉響マエストロ・常葉朝陽には田中圭。以前は初音に冷たい態度をとっていたが、今は優しくなった高階フィルのコンマス・三島彰一郎に永山絢斗。初音の妹でSNSを駆使して玉響を盛り上げる谷岡奏奈に恒松祐里。三島の父親で世界的マエストロである光太郎に加藤雅也。高階フィルを西さいたま市のシンフォニーホールに誘致するため、玉響を潰そうとする西さいたま市議会議員の本宮雄一に津田健次郎。西さいたま市にシンフォニーホールを建設中の市長で務める朝陽の父親・常葉修介に生瀬勝久。かつて初音がステージを投げ出した高階フィルオーナーの高階藍子に原日出子といった俳優陣も共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。朝陽に告白した初音だが、朝陽は「やめておいたほうがいい」と返答、「僕は君が思っているような人間じゃない」という言葉を残しその場を去る。定期演奏会を満席にできないと解散させられてしまう玉響は、チケット完売作戦に動き出すのだが、裏では本宮による妨害作戦が着々と進行。そしてチケットに印字された開演時間にミスがあったことが判明。その話を聞いた土井(前野朋哉)は「そんなはずはない。その策略は僕がきっちり阻止してます」と口にしてしまう…。内通者かと思われた土井だが、本当の目的は本宮の懐に入り込んで向こうの情報を握ることだったという。「土井さん、先入捜査だったんだ」「土井さん、玉響のために疑ってごめんなさい」などの反応が上がるなか、「音楽を政治の道具にする人間と同じレベルに成り下がってどうするんです」と憤る朝陽の言葉に謝罪を口にする土井に「土井さん 玉響のために動いてくれたんだもん、謝らないで」と、土井を擁護するコメントも。一方、告白に対する朝陽の返事に納得いかない初音は、“朝陽のことを知ろう”とむしろ積極的に接近するように。定期演奏会の前夜、一緒に帰ろうと誘おうとして、朝陽から「帰りません」ときっぱり断られるのだが、その直後、コミカルに足を蹴り出す動きをしながら「チェッ」と口にする。「チェッな初音ちゃん可愛すぎ」「チェッて感じで片足あげるの可愛い」「初音ちゃんの「チェッ…」の可愛さに全私が惚れた」など、この初音の“チェッ”にネット上は「可愛い」の反応であふれかえっている。【最終回あらすじ】負けたら解散――玉響は運命のこけら落とし公演に向けて練習に励む。が、そんななか朝陽が高階へ移籍するというウワサが。そんなことはあり得ないと気にも留めない初音だが、朝陽が高階フィルと接触していると知り胸騒ぎがして、三島に会って真相を確かめてみるが、三島は何も知らない様子。やぱり移籍の話はただのウワサなのか…。「リバーサルオーケストラ」は毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年03月09日渡辺音楽文化フォーラムは創設者・渡辺晋生誕の日である3月2日に「第18回渡辺晋賞」の授賞式を開催。漫画家で映画『ONE PIECE FILM RED』プロデューサーの尾田栄一郎氏が受賞した。受賞理由としては、映画『ONE PIECE FILM RED』の総合プロデューサーとして、観客動員1,427万人・興行収入197億円という、2022年度国内興行成績1位・国内の映画興行収入ランキング歴代8位という結果に導き、さらには、全米初登場2位など国際市場をも圧倒する作品を作り上げたことなどが評価された。企画から製作、戦略的な宣伝までを総合的にプロデュースされ、公開前から作品への注目度が高く、公開されるやいなや瞬く間に大ヒットとなり、これまで海外でも120以上の国と地域で公開されるなど、FILM RED旋風は世界にまで拡がっている。プロデュースチームを先導し密な連携を取りながら、監督、脚本家、演者を決定、そして、今回生み出された物語のヒロイン「ウタ」の歌唱パートへの“Ado”の起用、使用楽曲については現在第一線で活躍する多数のアーティストからの楽曲提供をプロデュースチームや監督と共に厳選するなど手腕を発揮し、音楽とアニメのコラボレーションをより高め、アニメのヒットだけでなく音楽のヒットにも繋げたことも評価された。尾田氏は「錚々たる名前の並ぶ栄えある賞をいただき、光栄かつ、恐縮です。25年前に小さな部屋で、一枚の紙から始めたONE PIECEという1つの作品が、一体どこまで人を楽しませられるのか。25年目に発表した映画『RED』も、全てを見てきた自分としては、今、でき得る全力の挑戦と過去の様々な要因、人因の抱合だったと感じています」とコメント。「だったら、エンターテイメントも先人達の功績の先に出来る事があるのでしょう。賞に甘んじる事なく、更なる巨大な“ひま潰し”の製作を目指したいと思います。今回、一漫画家をプロデューサーという角度から認めてくださった事を、とても嬉しく思います。この賞に関わる全ての皆様と、OP(ワンピース)を支えてくださっている全ての皆様に深く感謝致します。ありがとうございます!!」と喜んでいる。「渡辺晋賞」は、2005年の渡辺プロダクション創業50周年にあたり、エンターテインメント業界における新しい感性のプロデューサーを顕彰し、大衆文化のさらなる発展向上を目的とするプロデューサー賞として創設。毎年3月2日渡辺晋の誕生日に「渡辺晋賞授賞式」を執り行い、大衆性、将来性を兼ね備えた独創的なソフト(作品、アーチスト)を生み出し、また才能ある人材を登用、組織し新しいビジネスモデルを構築し、大衆文化の発展に多大の貢献をしたエンターテイメント業界のプロデューサーを選考対象とし、年1回、顕彰している。
2023年03月03日生田斗真が主演する、真の絆とは何かを問いかけ、観る者を生への希望で照らし出す珠玉のヒューマンドラマ『渇水』に門脇麦、磯村勇斗、尾野真千子らが出演していることが明らかに。特報映像とティザービジュアルも公開された。生田さん演じる市の水道局に勤める岩切俊作が出会う、2人きりで家に取り残された幼い姉妹の母親・小出有希を門脇さん。姉妹役は姉・恵子を山崎七海、妹・久美子を柚穂という、オーディションで選ばれた2人が演じる。岩切の同僚で停水に回る木田拓次を磯村さん。岩切の妻で、息子を連れ実家に帰ったきり戻ってこない和美を尾野さん。水道料金滞納者の一人、伏見役で宮藤官九郎、水道局料金課の佐々木課長役で池田成志も出演。本編映像初公開となる特報映像では、水不足の深刻化を伝えるニュースの音声とともに、岩切と木田が滞納者を訪れ、水道を停めて回る停水執行の様子を映し出す。そんな中、岩切が出会ったのは幼い姉妹。県内全域で給水制限が発令される中、最後のライフラインである水道を停めてしまってもいいのか。姉妹の真っすぐな瞳に葛藤を覚えながらも、規則に従う。そして映像のラストでは、「このままじゃダメなんだよ」と叫ぶ岩切の姿が収められている。なお劇中音楽は、「NUMBER GIRL」や「ZAZEN BOYS」の向井秀徳が手掛ける。<キャストコメント>・門脇麦母親の役というだけでまだ想像がつかない部分も多く、その役を遠く感じるものですが、さらにさらに遠い、私には理解が困難な役を皆様に支えていただきながら自分なりに手繰り寄せて演じました。きっと今もどこかに存在する姉妹のお話です。聞き飽きた綺麗事かもしれませんが、優しい世の中になってほしいと、演じながら改めて強く願う作品でした。・磯村勇斗脚本をいただいて読んだときに、この作品に参加したいと強く思いました。水道局員を軸に、僕たちのライフラインである「水道水」を通して社会問題に切り込み、そこで出会う人々の葛藤に、僕は惹かれました。人の心も渇いていく世の中で、何か生きる希望を届けられたらと思います。・尾野真千子とても気持ちが歯痒くなる映画です。台本を読んだ時それぞれの気持ちがチクリチクリと刺さってポロポロと泣きました。観てくださった人の心にも刺さりますように。・山崎七海オーディションが決まった時は本当にびっくりしました。何度もオーディションを重ねて小出恵子を知っていくうちに、どんどんこの役が好きになっていって。なので参加出来た事が嬉しさでいっぱいでした。岩切との出会いで姉妹が変わっていく、普通の姉妹とは違うけどどんな時でも助け合って生きていく姉妹を見てもらいたいです!・柚穂この作品は初めての長期間の撮影でしたが、現場の人や出演者の人がとても優しく仲良くしてくれたので、自然に「久美子」になることが出来ました。私にはお姉ちゃんがいないので、本当にお姉ちゃんが出来たみたいで嬉しかったです。ぜひ「渇水」をたくさんの人に観てもらいたいです。・宮藤官九郎「最初に水道を止められる役は宮藤さんしかいないと思ってた」と力説された時には戸惑いましたが、高橋監督には数々の現場でずいぶん助けられましたので、俺でよければ水道止めて下さいと快諾しました。とても切なく過酷な物語ですが、社会の理不尽を描くだけでは終わらない希望の光が見えた気がしました。公開おめでとうございます。・池田成志天候不順な時に天候不順な題材を撮るって、ホント世の中ままならないよなぁとか思いながら撮影に臨みました。短い期間の撮影でしたが、何か明確なようで、明確ではないものを演じる、難しさみたいなものを感じました。映画経験をもっと積みたいです。かなり結構前から知ってる斗真君と、初めて仕事したのも嬉しかったです。『渇水』は6月2日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:渇水 2023年全国にて公開予定©2022『渇水』製作委員会
2023年02月27日門脇麦主演「リバーサルオーケストラ」第7話が2月22日放送。朝陽と玉響団員たちの“応援動画”に感動の声が上がるとともに、それによって“覚醒”した初音の演奏にも「早くチャイコンをフルで聴きたい!」などの反応が送られている。本作は国際コンクールを総なめ、名門オーケストラと共演を果たしたこともある元天才ヴァイオリン少女と、欧州で活躍していた変人マエストロが万年赤字続きで市の財政を圧迫する“お荷物”オーケストラを立て直す、一発逆転の音楽エンターテインメント。キャストは突然テレビ出演のオファーを受ける児玉交響楽団(通称・玉響)コンマスの谷岡初音に門脇さん。指揮者として挫折を味わった過去も明かされた玉響マエストロ・常葉朝陽に田中圭。昔の初音をよく知る三島彰一郎に永山絢斗。初音の妹・谷岡奏奈に恒松祐里。三島の父親で世界的マエストロの光太郎に加藤雅也。朝陽の父親で市長も務める常葉修介に生瀬勝久。高階フィルオーナーの高階藍子に原日出子といったキャストも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。突然のテレビ出演のオファーへの返事に迷う初音だが、修介の勢いに負け承諾。さらに小野田(岡部たかし)から、市役所を辞めて正式に玉響の団員になってほしいと言われ、プロの演奏家になる覚悟も問われることに。そんななか朝陽は初音をある食事会に誘う。そこには藍子、三島、光太郎も同席。玉響での演奏を「楽しんでる」と語った初音に三島は、周りに甘やかされて、田舎のぬるいオケでちやほやされてると厳しい言葉を浴びせ、「覚悟がないなら、こっち入ってこないでくれないか」と告げる。その後もチャイコンを上手く弾けない初音は、励ます団員に当たってしまう。団員達と言い争いになり、家に帰ってふさぎ込んでる初音のもとに朝陽が現れる。今の状態でTVに出て三島と会えるのかと指摘する朝陽に、覚悟のない自分がプロになる資格なんてないと返す初音。その言葉に朝陽は「君が自分を貶めるのは、君と、君の音楽を信頼するすべての人をも貶める行為です」と怒りを露わにする…というのが今回のストーリー。TV出演を前にした初音は楽屋で小野田から、朝陽と玉響の団員たちからの“応援動画”を見せられる…視聴者からは「やっぱり玉響メンバー最高」「本当にいい人達すぎる」「初音の言葉をちゃんと受け止めてなお、この動画を撮って初音にエールくれる玉響大好き」といった声が続々と寄せられる。そしてTV出演。初音は三島から「弾いてみてよ」といきなりバイオリンを渡され、ずっと弾けないでいるチャイコフスキーをTVの生放送で演奏することに。朝陽や団員たちの言葉が脳裏をよぎり、決意を固めた初音は見事に演奏してみせる…。このシーンに「今夜の覚醒は凄かった さすが麦ちゃん!」「ついに覚醒。早くチャイコンをフルで聴きたい!」など感動の声が上がる一方、初音の演奏する姿に涙ぐむ三島には「え、もしかして覚醒させたかったの…?性格悪すぎとかと思っててごめぇぇぇぇん!!」「彰ちゃん、やっぱり初音さんの演奏が好きなんですね…覚醒した初音さんの演奏を聴いたあとの複雑ながら清々しい笑顔…憑き物が取れたよう」などのコメントも送られている。【第8話あらすじ】穂刈(平田満)が事故に遭い、初音は蒼(坂東龍汰)と一緒に病院へ駆けつける。そして穂刈と2人暮らしの妻・冴子(宮崎美子)が抱える事情を知ることに。穂刈の力になろうとする蒼に朝陽は「家庭の事情に深入りするべきではない」と忠告する。玉響は穂刈不在のまま定期演奏会の練習をするが、穂刈の抜けた穴を簡単には埋められずその存在の大きさを痛感する…。「リバーサルオーケストラ」は毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年02月23日門脇麦主演“おいしくてもどかしい”極上グルメラブストーリー「ながたんと青と -いちかの料理帖-」のポスタービジュアルが公開。全キャストも発表となった。戦後間もない京都を舞台に、門脇さん演じる老舗料亭「桑乃木」の長女・桑乃木いち日と、大学生・山口周(作間龍斗)の年の差夫婦が、料亭再建に挑む中で織りなす、もどかしい恋を描く本作。「ももいろクローバーZ」百田夏菜子が演じるのは、次期女将として働くいち日の妹・桑乃木ふた葉。そして、小野武彦が“新生桑乃木”に向けて奮闘するいち日と周の前に立ちはだかる「桑乃木」の常連客・藤原親氏役、菊池亜希子が「桑乃木」を見守る新聞記者・藤田楓役。加藤小夏がいち日を応援する人気芸妓・市賀、武田航平がいち日のホテルでの同僚シェフ・川上、お笑い芸人・まもる(もも)が料理人・辻村慎太郎、関西ジャニーズJr.(AmBitious)の吉川太郎と小柴陸が、周の大学の友人・谷口と赤松を演じる。そんなバラエティ豊かなキャスト陣が登場し、Summer Eyeの主題歌「白鯨」が流れる予告編も公開。いち日と周が母屋の調理場に佇む、今回公開されたポスタービジュアルは、本作の監督・松本壮史の映画『青葉家のテーブル』のビジュアルを手掛けたフォトグラファー・後藤武浩が撮影を担当。グラフィックデザイナー/アートディレクターの田部井美奈がデザインを手掛け、ポップさも感じることもできるデザインに仕上がっている。連続ドラマW-30「ながたんと青と -いちかの料理帖-」は3月24日(金)23時~WOWOWにて放送・配信開始(全10話)。(cinemacafe.net)
2023年02月13日門脇麦が主演する「リバーサルオーケストラ」の第5話が2月8日放送。朝陽との意外な過去の繋がりを知った初音の「見つけてくれてありがとう」という言葉に「胸にきすぎて涙腺決壊」「涙が止まらなかった」などの声がSNSに相次いで寄せられている。元天才ヴァイオリン少女と欧州で活躍していた変人マエストロが、“お荷物”オーケストラを立て直す一発逆転の音楽エンターテインメントとなる本作。地元のポンコツオーケストラ・児玉交響楽団(通称・玉響)のコンマスとなった谷岡初音を門脇さんが演じ、父親である市長によって玉響のマエストロをすることになった常葉朝陽に田中圭。初音をよく知る音楽界の超エリート・三島彰一郎に永山絢斗。初音の妹で現在は大学生の谷岡奏奈に恒松祐里。初音の家に下宿中の玉響フルート首席・庄司蒼に坂東龍汰。朝陽が好きな玉響チェロ首席の佐々木玲緒に瀧内公美。修介のライバル議員で玉響の邪魔をする本宮雄一に津田健次郎。朝陽を玉響の指揮者にした父親の常葉修介に生瀬勝久。高階フィルオーナーの高階藍子に原日出子といったキャストも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。朝陽とは昔なじみで今はクラシック誌の編集者をしているかおりが、玉響の練習場に突然現れ朝陽の頭をぐしゃぐしゃになでて久々の再会に大喜びする。その姿に玲緒は心をかき乱されることに。そして小野田(岡部たかし)は団員達にシンフォニーホールとのフランチャイズ契約をかけ、4月のこけら落とし公演で高階フィルと対決することが決まったことを伝える。勝敗は審査員票と観客票で競うという。実力差は明らかだが朝陽はそもそも負けるとは思ってない様子。しかし練習場が本宮の嫌がらせで使えなくなってしまい、朝陽は自宅の常葉酒造を練習場とすることに。そして10日後のコンサートに向け酒造での合宿が始まる…というのが今回のストーリー。かおりの登場に対抗心を燃やす玲緒…視聴者からは「この相武紗季魔女の女すぎて最高」「相武紗季登場は確かに白目になるねw」「恋敵(?)相武紗季はさすがに絶望するよな…」「相武紗季VS瀧内公美の仁義なき女の戦い。なぜかちょっとワクワク」などの反応が上がる。その後、朝陽は過労がたたって倒れ、初音はかおりに助けを求める。かおりは、若かりし頃に団員たちに無視され指揮者として挫折した朝陽を、当時小学生だった初音のコンサートに連れて行ったことを明かす。その時の初音の演奏を見て朝陽は音楽と生きていくことを決めたと語るかおり。その言葉を聞いた初音は、横たわる朝陽に自分のことを「見つけてくれてありがとう」と感謝する…。このセリフにも「初音が眠ってる朝陽に「見つけてくれてありがとう」って半泣きで言う所で私も泣いた」「初音の「見つけてくれてありがとう」は胸にきすぎて涙腺決壊した」「見つけてくれてありがとうといった初音に涙が止まらなかった」といったコメントがSNSに相次いで投稿されている。【第6話あらすじ】玲緒が突如公演を欠席、練習にも現れなくなる。団員たちの間では朝陽にフラれたからだとウワサが立ち始め、初音は朝陽たちと一緒に玲緒のマンションを訪ねる。玲緒は「これから合コンに行く」と出掛けようとして取りつくしまもなく、玲緒は朝陽が好きなのは初音でモチベーションがなくなったと言う…。「リバーサルオーケストラ」は毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年02月09日門脇麦主演連続ドラマW-30「ながたんと青と -いちかの料理帖-」に中村蒼、戸田恵子、久間田琳加、白石隼也、飯田基祐、床嶋佳子、板尾創路が出演することが分かった。本作は、「Kiss」(講談社)連載中の磯谷友紀の同名漫画が原作。戦後間もない京都を舞台に、政略結婚した年の差夫婦が料亭再建を通して育む絆と、料理研究家・大原千鶴監修の華やかな料理が見どころのグルメラブストーリー。今回新たに出演が発表された中村蒼が演じるのは、主人公の料理人・いち日(門脇さん)が働くホテルのレストランのヘッドシェフ・田嶋明丞。いち日の料理の腕を評価し雇った田嶋は、いち日にとっては恩人のような存在。いち日に惹かれていく周(作間龍斗)にとっては、恋のライバルにも似た気になる存在。中村さんは「この時代だからこそのすれ違いやもどかしさを感じながら楽しんでもらえたらうれしいです」とコメントしている。田嶋明丞/中村蒼戸田恵子が演じるのは、いち日の叔母・丸川町子。傾きかけた実家の「桑乃木」を心配するがゆえに、ことあるごとに経営に口を出し、事態をかき回す台風のような人物。周との政略結婚を推し進めた、張本人でもある。戸田さんは「まずハンカチの用意必須です。いち日と周、この2人のもどかしさ、息苦しくなるほどの切なさにホロッとします。かと言って決して暗いわけではない。楽しく美しく、何よりおいしい物語です」と本作について語る。丸川町子/戸田恵子久間田琳加が演じるのは、周の兄・縁の妻である山口鈴音。周にとっては幼なじみであり、心許せる特別な相手。次第に惹かれ合ういち日と周夫婦の間にとある波乱を巻き起こす。久間田さんは、「原作を読んでいる時から、いち日さんが作るお料理が本当においしそうで、、、撮影現場で漫画から飛び出してきたようなお料理を見た時は感動してしまいました。ドラマはぜひ、お腹を空かせてみていただけたらと思います」と呼びかけている。山口鈴音/久間田琳加そんな鈴音の夫・縁を演じるのは白石隼也。大阪で有名ホテルを経営する山口家の跡取りとして、周を「桑乃木」に送り込んだ張本人でもあり、自信家で自己中心的な性格。「桑乃木」を表向きは支援するが、実は裏であることを目論んでいるようだ。役柄について「縁は、うそのないお2人の前に立ちはだかるうそくさい男です。人を見透かしたような顔をするなと怒られてきた人生でしたが、そんな自分を引っ張り出して演じさせていただきました。楽しんでいただければ光栄です」と話している。山口縁/白石隼也そして、飯田基祐が、いち日と周が打ち出す経営改革に障壁として立ちふさがる周と縁の父・山口茂。床嶋佳子が、「桑乃木」の女将を務めながら朗らかに娘たちを見守るいち日の母・桑乃木愛子。板尾創路が、「桑乃木」の現料理長・戸川幸宏を演じる。連続ドラマW-30「ながたんと青と -いちかの料理帖-」は3月24日(金)23時~WOWOWにて放送・配信開始(全10話)。(cinemacafe.net)
2023年01月30日1月スタートの門脇麦主演新ドラマ「リバーサルオーケストラ」より、出演者勢揃いのポスタービジュアルが公開された。本作は、ステージを降り、ひっそり生きてきた元天才ヴァイオリニストが、毒舌マエストロに巻き込まれ、ポンコツオーケストラを一流オケに大改造する一発逆転の音楽エンターテインメントドラマ。完成したポスターには、元天才ヴァイオリニストを演じる門脇さんと、変人マエストロを演じる田中圭を中心に、ポンコツ交響楽団「児玉交響楽団」の団員、楽団を取り巻くメンバー15人が集結し、華やかな一枚が完成した。なお、番組公式サイトもバージョンアップし、人物相関図が公開。公式TikTokもスタートした。「リバーサルオーケストラ」第1話あらすじ西さいたま市では音楽での地域活性化を図るべく、市長・常葉修介(生瀬勝久)の旗振りで、立派なシンフォニーホールを建設中。市役所の広報広聴課に勤務する谷岡初音(門脇麦)は、ホールの4月オープンを告知するポスター配布のため、公民館にやって来る。そこで行われていた地元のオーケストラ「児玉交響楽団」、通称「玉響」の公演を覗いた初音は、驚愕の光景を目にする。人気ヴァイオリニスト・三島彰一郎(永山絢斗)がニュースで騒がれる中、初音は自宅のレッスン室でひとりヴァイオリンを奏でる。実は彼女は、天才の名をほしいままにしたヴァイオリニストだった。一方、父・修介に強引に呼び戻され、ドイツから帰国したばかりのマエストロ・常葉朝陽(田中圭)は、玉響の練習場にいた。のんびりムードでやる気のない団員たちを厳しく叱責する朝陽。団員たちは、突如就任した悪魔のような指揮者に戦々恐々としている。玉響を見捨てようとする朝陽だが、初音の存在に気づき、彼女をポンコツ改造計画に巻き込むことに。逃げる初音、追う朝陽。怒濤のスカウト攻撃がスタートする。「リバーサルオーケストラ」は2023年1月11日より毎週水曜日22時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2022年12月23日門脇麦が主演する1月スタートの新ドラマ「リバーサルオーケストラ」に、永山絢斗、恒松祐里、津田健次郎、原日出子、生瀬勝久が出演することが分かった。本作は、門脇さん演じる元天才ヴァイオリン少女で、いまは市役所職員として働く主人公・谷岡初音が、強引すぎる変人マエストロ・常葉朝陽(田中圭)に巻き込まれ、地元のポンコツオーケストラ「児玉交響楽団」(通称・玉響)を立て直すことになる、一発逆転の音楽エンターテインメント。今回発表された俳優陣が演じるのは、初音と朝陽、2人が立て直しを図るポンコツオーケストラを応援したり、妨害したりと、それぞれの立場で躍動し、物語を盛り上げる登場人物。来年、『#マンホール』が公開を控える永山さんが、初音の幼なじみで国内外で活躍する日本屈指の人気ヴァイオリニスト・三島彰一郎。先日最終回を迎えた「ザ・トラベルナース」に出演していた恒松さんが、初音と二人暮らし中の大学生の妹・奏奈。声優であり、「最愛」「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」など、近年ドラマ出演も話題の津田さんが、事あるごとにオーケストラの活動を邪魔する市議会議員・本宮雄一。原さんが日本一と名高いオーケストラ「高階フィル」のオーナー・高階藍子、生瀬さんが朝陽の父で西さいたま市長・常葉修介を演じる。<キャストコメント>・永山絢斗『天才ヴァイオリニスト』という響きに思わず飛び込んでしまった自分がいけないのです。項垂れ、前を向き、を繰り返し、毎日ヴァイオリンと向き合っています。クラシック音楽とヴァイオリンのリズムが今まで生きてきた中で聴いたことのないもので、なかなか身体に馴染みませんし、ヴァイオリンがこんなに大変なものだとは知りもしませんでした。しかし、他のキャストの方々も同じ思いをしていると考えると、少しでも形になるようにと奮起できます。音楽家の方達に敬意を持ち、とにかく最後まで三島彰一郎を演じることを楽しもうと思います。「リバーサルオーケストラ」を楽しみにしていただけたらうれしいです。よろしくお願いします。・恒松祐里主人公谷岡初音の妹・谷岡奏奈役を演じます。恒松祐里です!お話を頂いた時は、門脇麦さんを始めとする個性豊かな俳優の方々とお芝居させて頂けるということに胸が躍りました。そしていざ台本を読むと皆さんの演奏シーンの多いこと!というか作品の半分以上演奏されていて演奏者役の皆さん大変だ…と思いました。でも音楽がこんなにも沢山出てくる作品はとても贅沢ですし、読んでいて心が温かくなるシーンがたくさんあって、早く全部が繋がった映像を見たいと思いました。今回、私は玉響の皆さん、特にお姉ちゃんを全力で応援する事が1番の役でのお仕事ですが、役を超えて私自身も皆さんの事を全力でサポートして「奏奈が来ると疲れが吹っ飛ぶ!」と言われるくらいに皆さんを癒していきたいです!・津田健次郎お声掛けいただいたこと、とても嬉しかったです。今までやったことのない役柄でお声掛けいただいたので更に嬉しかったです。今回演じる本宮と、似ているところは…無いです(笑)悪役とはまた違う嫌な男を演じるのはとても楽しみです。門脇さん、田中さんをはじめ皆様とご一緒させていただくこと、スタッフの皆様との出会いなど様々な楽しみがあります。何より楽しみにしているのが、ライバルとなる生瀬さんとバトルできることです。今までやってこなかったタイプの役柄を丁寧に大胆に作り上げていこうと思っています。素敵なクラシック音楽が流れる、笑えて感動出来る物語を楽しみに待っていてくださいね。・原日出子「リバーサルオーケストラ」への出演、大変ワクワクしております。私の演じる「高階藍子」は、いわば敵役。昨今、主婦のような役所の多い中、今回は全くの非日常の役所を演じます。これぞ役者の醍醐味というものです。今は、台本を読みながらあれこれと演技プランを練る毎日を楽しんでいるところです。また、作品を通して素晴らしい音楽に触れられることも、大きな楽しみです。オーケストラの奏でる「音楽の力」に突き動かされていく、それぞれの人間模様を楽しみに観ていただけますように、私は私の役に徹して演じてみたいと思っております。「リバーサルオーケストラ」どうぞご期待ください。・生瀬勝久お話を頂き、日本テレビさんの連続ドラマは、久しぶりなので、とても嬉しかったです。政治家の役を演じた記憶は、ほとんどありません。私にとっては、未知の役です。ですから、今から、ワクワクしております。田中圭君との芝居も楽しみなんです。「あなたの番です」では、少ししか、絡みがなかったので、今回は、ガッツリ楽しみたいと思っています。頑張りますので、どうか沢山の方に観て頂きたいと願っています。「リバーサルオーケストラ」は2023年1月11日より毎週水曜日22時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2022年12月09日1月放送予定の新ドラマ「リバーサルオーケストラ」にて、主演の門脇麦がクランクインした。本作は、門脇さん演じる元・天才ヴァイオリン少女である谷岡初音が、強引すぎる変人マエストロ常葉朝陽(田中圭)に巻き込まれ、地元のポンコツオーケストラ・児玉交響楽団(通称・玉響)を立て直すことになる、一発逆転の音楽エンターテインメント。門脇さんのクランクインの場となったのは、初音が玉響の「おやこクラシックコンサート」を覗くという、公民館でのシーン。市役所職員姿で現場入りした門脇さんは、スタッフから紹介されると、50人以上の共演者やオーケストラメンバーに温かい拍手で迎えられた。そして「クランクインを心待ちにしていました、玉響メンバーの皆さんに早くお会いしたかったです。一緒に楽しく演奏できるように頑張りたいと思います!」と意気込む。そして「演奏シーンがドラマの見せ場ですが、個性的なキャストの皆さまが集まっていらっしゃるので、セリフの掛け合いもすごく楽しみです。個性が強くて色もバラバラで、圭さんを含めたメンバーが集まった時に、どういう現場になるのか、今からワクワクしています!」と期待を寄せた。また同シーンでは、福田薫(U字工事)が初音の前任のコンサートマスター・太田役で撮影に参加し、緊張気味でヴァイオリン演奏を披露。初日から音楽が溢れる明るい撮影現場だったようだ。一方、田中圭演じる常葉朝陽率いる児玉交響楽団のメンバーは、門脇さんよりも一足先にクランクインしていた。練習場でのんびりムードの団員たちに朝陽が活を入れるシーンも、初顔合わせとは思えない息ぴったりの軽快な掛け合いを披露。田中さんは「僕含めて個別で練習してきたメンバーが集まったので、僕は楽器ではないですが、一緒に頑張ろうね!という初日でした」と撮影の感想を語り、「指揮は、なかなか自信が持てません…。撮影する前に練習をしてきたとはいえ、見れば見る程、指揮の奥深さや難しさを感じます。特に僕が演じる常葉朝陽という役は、世界で活躍するマエストロなので、朝陽の指揮に説得力を持たせなくてはと思いますので、難しいことはいっぱいありますが、とにかく楽しく撮影できればと思います!」とコメントしている。「リバーサルオーケストラ」は2023年1月、毎週水曜日22時~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年12月05日1月スタートの日本テレビ・新水曜ドラマは、門脇麦が主演する音楽エンターテインメント「リバーサルオーケストラ」を放送することが決定した。国際コンクールを総なめ、名門オーケストラと共演を果たし、“天才ヴァイオリン少女”の名を欲しいままにした谷岡初音。彼女は10年前、とある理由で、突如表舞台から姿を消した。二度と舞台には立たないと心に決め、地味な市役所職員として働いているが、強引すぎる変人マエストロ・常葉朝陽に巻き込まれ、地元のポンコツオーケストラ・児玉交響楽団(通称・玉響)を立て直すことに。しかし、2人の前には、数々の障害と強敵が――。民放GP帯ドラマ初主演となる門脇麦が演じるのは、市役所職員だが、実は元天才ヴァイオリニストの主人公・初音。門脇さんは「天才に見えるか不安ですし、ヴァイオリンの練習も大変ですが、それ以上に音楽のパワーを私自身も存分に浴び、皆さまにも明るいエネルギーをお届けできたらと思っております」と意気込み、「ポンコツオーケストラと3ヶ月間、心強いスタッフと共演者の方々とともに楽しみたいと思います。皆さま、ぜひご覧ください」とメッセージ。また、初音を振り回す児玉交響楽団の強引な変人マエストロ・朝陽役で田中圭が出演。父は地元の名士で、現職の西さいたま市長。お坊ちゃま育ちでクラシック音楽の英才教育を受け、東京藝大音楽学部指揮科を卒業、現在はドイツを中心に活躍。しかし突然、父親に強引に帰国させられ、故郷のオーケストラ・児玉交響楽団の立て直しを命じられる。初音を楽団のコンサートマスターにスカウトする朝陽。演じる田中さんは「クラシックというものにちゃんと触れた事がなかった」と言い、「指揮者というのは難易度が高すぎて現状ヒーヒーしておりますが、実際にプロの方々も撮影に参加してくださりますので、胸を借りて頑張りたいと思います!!」と意気込んでいる。プロオーケストラが舞台の本作には、毎話、多くの人が耳にしたことがあるクラシックの名曲・人気曲が多数登場。「児玉交響楽団」として、「神奈川フィルハーモニー管弦楽団」が撮影に全面協力し、本物のオーケストラの迫力満点の演奏シーンがドラマを彩る。脚本は、「最愛」や連続テレビ小説「エール」の清水友佳子。音楽科を卒業し、ピアノ講師の経歴を持つ清水さんが、クラシックの世界をリアルに爽やかに紡ぐ。新水曜ドラマ「リバーサルオーケストラ」は2023年1月、毎週水曜日22時~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年10月26日山田涼介主演の新ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」に、門脇麦、尾上松也、早乙女太一、高嶋政宏、桜井ユキ、佐野史郎、遠藤憲一がレギュラー出演することが分かった。主題歌は「Hey! Say! JUMP」が担当する。本作は、山田さん演じる連続殺人犯を父に持つ大学生・浦島エイジがある日、自らが二重人格であることを悟り、もうひとりの自分が殺人を犯しているかもしれないと、真相を明らかにしようと決意し、そこから驚愕の事実が白日の下にさらされていく、どんでん返しのストーリー展開が見どころのサスペンスドラマ。驚天動地の秘密を持つエイジの彼女で同じ大学に通う雪村京花を、山田さんとは『ナミヤ雑貨店の奇蹟』以来、5年ぶり2度目の共演となる門脇麦。デートクラブ「アリス」を運営する、暴力団組織とも対等に渡り合うほどの勢力を誇る半グレ集団「スカル」のカリスマ的リーダー・佐井社、通称“サイ”を、尾上松也。エイジの実の父親で、連続殺人事件の犯人とされ、警察に追い詰められたことによって自殺を図る八野衣真を、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」『孤狼の血 LEVEL2』の早乙女太一が演じる。門脇麦(雪村京花役)門脇さんは「私が演じる京花は大変な役だなと…。まずは大学生に見えるようにスタッフの皆さんのお力をお借りしつつ…(笑)、自分でも頑張りたいと思っております」と台本を読んだ印象を明かし、「サスペンスでもあり、ヒューマンものだとも思いますので、原作の世界観も堪能してもらいつつ、一人一人のキャラクターに思いを寄せてみたり、一緒に考えてみたりするのも面白いドラマだと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください!」と視聴者へメッセージ。役作りで地毛を金髪に変えた松也さんは「約10年ぶりに金髪にしました(笑)。なかなか金髪にすることもないので、新鮮でうれしいです」と心境を語り、早乙女さんは「いろいろな心理描写や人間の陰と陽の部分を描いた、すごく魅力的な作品だと思うので、それが実際に映像になったときに、生身の人間がそこに血を通すことでより濃く描けたらと思っているので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います」と呼びかける。尾上松也(佐井社役)また、桜井ユキがエイジを疑う刑事・桃井薫役、高嶋政宏が警視庁の管理官で桃井の上司・猿渡敬三役、佐野史郎が帝東大学の教授・白菱正人役、遠藤憲一がエイジの実の父親の保護司で、エイジを引き取り、実の息子同然に愛情を注いで育て上げる浦島亀一役で出演。桜井さんは「“どうして?なぜ?”が回を追う度に深まり、同時に物語に引き込む力も増していく、そんなドラマ」と本作について説明し、高嶋さんも「とんでもないものができると思います。ものすごい作品ができるぞと、僕を含めたこのチーム全員が感じていると思います。ぜひ、放送を楽しみにしていてください」とコメント。桜井ユキ(桃井薫役)「かなり猟奇的かつ、攻めた内容のドラマ」と印象を話した佐野さんは、「原作をお読みになっていない方には、サスペンスドラマとして素直に楽しんでいただきたいですし、原作をご存じの方も、ドラマならではの世界観を味わっていただければうれしいです」と語る。遠藤さんは自身の役について「エイジの育ての親になるので、血がつながっていなくても本当の親子みたいになれるよう、僕自身もここは工夫して役を作っていかなければいけない部分ですね。温かい家庭の雰囲気がにじみ出るように演じられればいいなと思っています」と意気込んだ。遠藤憲一(白菱正人役)なお、佐野さん以外の6名は、山田さんと今作がドラマ初共演。「今作の出演を決めたのは山田さんが主演であることも大きかったです。今回も座長という立場を全うされようとしている姿を撮影初日から目の当たりにし、原作もとても好きだとおっしゃっていて、この作品に懸ける強い思いを感じたので、これからの撮影がより楽しみになりました」(門脇さん)。「かわいい(笑)。僕らの世代からすると、また才能ある若い子が出てきたな、という印象です」(松也さん)、「僕の勝手な印象ですが、すごくきれいな方だなと…(笑)」(早乙女さん)。「前回共演したときに、涼介くんとは好きなものが似ていることが判明して気が合ったのを覚えています。彼が演じる役は非常に難しい役どころだと思いますが、サスペンスは好きなんだろうなと思いますので、お互いに好きなジャンルで再び共演できることが楽しみです」(佐野さん)。「彼の演技をお見かけしたことはありますが、ピンと張りつめた演技を得意にされている方という印象なので、一緒にお芝居するのが楽しみです。Hey! Say! JUMPの皆さんは才能豊かなグループなので、この勢いで全メンバーとの共演を果たしたいですね(笑)」(遠藤さん)とそれぞれ山田さんの印象を明かしている。Hey! Say! JUMPなお今作の主題歌は、山田さんが所属する「Hey! Say! JUMP」が担当することが決定。曲名およびどんな楽曲になるかは、今後発表されるという。「親愛なる僕へ殺意をこめて」は10月、毎週水曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年08月18日のん、門脇麦、大島優子が三姉妹を演じ、『この世界の片隅に』の製作スタッフが贈る『天間荘の三姉妹』。この度、のんさん演じるたまえら三姉妹が描かれた30秒予告と場面写真が解禁となった。交通事故で臨死状態になったたまえ(のん)は、謎の女性・イズコ(柴咲コウ)によって天空と地上の間にある「天間荘」に導かれ、異母姉ののぞみ(大島優子)とかなえ(門脇麦)に温かく迎え入れられる。たまえは旅館の仕事を手伝いながら、“地上に戻る”か“天へ旅立つか”という選択肢に戸惑いながら、自分の魂の行方を模索していく。解禁となる30秒の予告編には、「いつ愛する人を失うかもわからない、そんな世界で生きて何になるんですか?」とイズコを問いただすたまえ、そして「この世界は誰も留まることはできない」と言い放つ天間荘の大女将・天間恵子(寺島しのぶ)が登場する。この2つの言葉はどんな意味を持っているのか。果たして、天と地の間で、たまえはどんな答えを見つけるのか。今回の予告編は「どのシーンも全部大好きなんです。とても特別で大切な作品が完成しました」と語る北村龍平監督のアイディアを活かして制作。天間荘で出会う人々との交流によって、自らの運命と向き合うたまえに訪れる心境の変化が見どころとなっている。『天間荘の三姉妹』は10月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天間荘の三姉妹 2022年10月28日より全国にて公開©2022 髙橋ツトム/集英社/天間荘製作委員会
2022年08月04日