電子書籍作成・販売支援サービスを行うメディバンは26日、同社が展開するユーザーが描いたマンガ作品を電子書籍化するサービス「メディバン パブリッシング」に関して、有料作品だけでなく無料作品についても手数料0円で取り次ぐサービスを開始した。「メディバン パブリッシング」は、ユーザーが描いたマンガ作品を販売手数料なしで電子書籍化するサービス。ユーザーは自分が描いた無料のマンガ作品を同サービスへ投稿して申請すると、「iBooks ストア」、「Google Play ブックス」、「楽天 Kobo」といった3ストアへの面倒な手続き全てを代行し、手数料0円で取り次いでくれるものだ。同サービスはこれまで「有料作品」を対象に展開されていたが、今回新たに「無料作品」(0円で販売する作品)についても、手数料なしで取り次ぎが行われることになった。これにより、例えばマンガの1話目と2話目を無料作品として公開し、作品に興味を持った読者に3話目以降の有料作品の購入を促すといったマーケティングが可能となる。なお、有料作品の場合は前述した「iBooks ストア」、「Google Play ブックス」、「楽天 Kobo」に「Amazon Kindle ストア」を加えた主要4ストアへ無料での取り次ぎが行われ、「メディバン」自体を含めると計5つの電子書籍ストアにて同時に販売することが可能となる。その場合、「メディバン」内での売り上げは、その100%(全額)が作者に還元されるということだ(ただし振込手数料はユーザー負担。ほかの4大ストアの販売手数料は差し引かれる)。
2015年03月26日Evernoteは3月16日、Evernoteのコンテキスト機能に、米国以外で初めてのコンテンツパートナーとして「日本経済新聞 電子板(日経電子版)」が加わったと発表した。パートナー契約により、日経電子版とエバーノートの両方の有料サービスに加入する利用者に向けた新サービスを追加。Evernote上でノートを閲覧・編集している際に、ノートの内容に関連する記事を日経電子版から自動的に見つけ出す機能が搭載された。ノートに表示された記事タイトルをクリックすると、記事全文をEvernote上で閲覧できる。また、日経電子版の記事本文で気になる箇所を選択すると、該当部分を「引用」としてコピーでき、引用部分をノート内にペーストすると、元記事のタイトル・日付・リンクが追加される。日経電子版のサイト上では、記事内容に関連するEvernote上のノートが自動的に表示される。この連携機能は、世界中のニュースサイトの中で日経電子版が初めての試みだという。サービス開始を記念してEvernoteユーザー限定で、日経電子版が最大2カ月無料、およびEvernoteプレミアムが1年間無料で利用できるキャンペーンを6月30日まで実施する。
2015年03月18日Evernoteと日本経済新聞 電子版の機能連携が16日から始まった。新機能は日経電子版とEvernoteの双方のサービス上で、キーワードや文脈に沿ったコンテンツを表示する。日経電子版、Evernoteの有料会員になることで、フルサービスを利用できる。機能連携により、Evernoteユーザーが日経電子版上でニュースを読むと、過去に作成・保存したEvernote内の文書などから関連の高いものを表示する。これにより、情報の収集や分析が効率的になるとしている。一例として「訪日観光客の購買力が高まっている」という記事を読んでいる際、過去に保存した「世界各国の休暇」に関するノートが記事の下に表示されるという。また、Evernoteでは、ユーザーが作成する文書の内容に応じて、独自のアルゴリズムで自動検索して関連する日経電子版のコンテンツをノート下部に表示する。表示されたコンテンツは閲覧できるほか、Evernoteに保存したり、作成中の文書に引用したりすることができる。連携機能は、日経電子版、Evernoteの双方の有料会員が全機能を使えるが、サービス開始を記念して、6月30日までの期間限定で無料会員にも一部機能を開放する。また、サービス開始を記念して、Evernoteユーザー限定で日経電子版が最大2カ月無料、Evernoteプレミアムが1年間無料となるキャンペーンを6月30日まで実施する。なお、日経電子版を有料購読中の場合はすべて、キャンペーンの対象となる。
2015年03月16日ヨドバシカメラは10日、同社の通販サイト「ヨドバシ・ドット・コム」内に、電子書籍専門ストアを開設すると発表した。サービス開始は2015年3月下旬から。電子書籍専門ストアでは、コミック、雑誌、文芸書、実用書、専門書など、青空文庫約11,000点を含み、計17万品目以上のラインナップを揃える。デジタルカメラと撮影操作ガイドの電子書籍、スーツケースと電子版の旅行ガイドなど、ヨドバシ・ドット・コムで取り扱う商品と電子書籍を合わせて購入できることが特徴。利用には、ヨドバシ・ドット・コム会員と共通の会員IDが必要。ヨドバシ・ドット・コムのショッピングカートに追加して購入し、無料の専用リーダーアプリで、購入した電子書籍を閲覧できる。リーダーアプリは、iOS 6以降のiPhone、iPad / iPod touch(第3世代以降)、Android 2.3以降(Android 4.0以降推奨)、Windows 7 / 8 / 8.1に提供する。Mac版は2015年度前半に公開予定。なお、2015年3月時点では、専用端末の販売は予定していない。正式な書店名やサービス名称は、サービス開始時に発表する。今後、ヨドバシカメラ店舗での電子書籍販売や、ユーザーが電子書籍を自身で出版するセルフパブリッシングサービスも手がけていく。
2015年03月10日博報堂アイ・スタジオは3月6日、SNSを通じた企業と生活者との共創から生まれたコンテンツを電子書籍化し、企業や商品のプロモーションとして展開できるサービスの提供を開始したと発表した。同社は、これまでオウンドメディア上でソーシャルプラグインを通じて投稿された生活者の声をもとに、人気情報をランキングし企業のサイトにリアルタイム反映させる「ソーシャルカタログ」や、スマートフォンを通じて投稿された写真や動画をWebサイトやデジタルサイネージに反映させる「HiSESSION」など、デジタルを活用した共創コミュニケーションを国内外問わず生活者視点でのデジタルプロモーションとして提供してきた。今回新たに開始したサービスは、企業と生活者の共創により生まれたコンテンツをさらに有益に活用できるよう、テキストだけでなく写真はもちろん動画も盛り込める電子書籍として再編集し、新たなコンテンツとしてSNS上などでプロモーションできるサービス。Twitterでのプロモーションに際しては、角川アスキー総合研究所が開発した「ePUB Viewer for Twitter」を活用しタイムライン上で閲覧できるようにする。また、デジタルだけではなく、プリントオンデマンド印刷を活用したリアルな書籍化も支援する。活用例としては、食品・調味料メーカーを対象に「Webサイトを通じてSNSで投稿された商品の感想やレシピを書籍化し、生活者視点のレシピ本とすることで商品の利用促進に活用」、自動車メーカーを対象に「ドライブスポット、所有者の声、車種の走行シーン動画などの生活者の投稿と商品情報をまとめた電子カタログとして配布して車種の興味喚起に活用」、地方自治体を対象に「観光客の感想、写真・動画を活用した体験、地元の方のお勧めスポットをまとめたローカルガイドブックで地域活性化プロモーションに活用、家電メーカーを対象に「商品の活用方法、プロのテクニック動画、投稿キャンペーンでの応募作品をまとめ、ファンと作る写真アルバムとして展開し、認知拡大や投稿キャンペーンの価値の最大化に活用」などが考えられる。
2015年03月09日デルは2月12日、共通型番により製品構成選択から見積作成までのプロセスの効率化を実現する「デルeカタログサイト」を、同社販売パートナー及び法人のエンドユーザー向けに開設した。新サイトでは、同社製品本体、各種パーツ、OS、サービス、ソフトウェアの構成を予め設定した「e型番」という共通型番を導入。これにより販売パートナー等は製品発注の度にディストリビュータから見積を取得しなくても、e型番を指定して製品発注を進められるという。またe型番を用い、業界大手のディストリビュータが運営するウェブサイト上でも希望する製品パッケージの参照及び発注が出来るとしている。同サイトは横断型検索機能を備えており、CPUやメモリ容量など希望する構成で、販売パートナーが購入可能な製品パッケージのリストが表示可能。またマップビュー機能では、製品ファミリーごとにパフォーマンス、サイズ、価格など簡単に比較検討出来るという。サイト内にあるマイページからは過去に検索したe型番をリストで参照でき、構成情報のPDF形式でのダウンロードが可能。この他、製品データや技術情報などのダウンロード、製品マニュアルやサポート関連サイトへのリンク、同社やパートナー主催のイベント情報などの掲載もある。同社はこれまで、さまざまな構成をカスタマイズして選択できるBTOモデルを強みとしてきたが、製品発注の度に見積を最初から作成しなければならなかったことを問題点として挙げている。今回の新サイト開設は、販売パートナーやエンドユーザーの手間を低減し、製品納入までのプロセスを効率化するための取り組みの一環という。開設時点での取扱製品は、デスクトップ/ノートPC/ワークステーションのクライアント製品、タブレット、モニタ、サーバだが、対象製品や取扱分野は今後拡大していく予定だ。
2015年02月13日済生会熊本病院とNECは2月9日、電子カルテに入力・蓄積した診療データを収集・分析・見える化して、治療プロセスの品質管理を支援するソフトウェア「新型電子クリニカルパス分析ビューワ」を開発したと発表した。現在、多くの病院では、入院患者に対して、入院中にどのような治療や検査を行っていくかといった治療プロセスを疾病ごとに定めた「標準診療計画」に基づいて治療を行っている。この治療プロセスの品質を管理し改善していくために、患者ごとに目標(アウトカム)を設定し、目標未達成時(バリアンス)の患者状況などの情報を収集して分析するクリニカルパスという手法が導入されている。同手法を導入することで、治療プロセスの品質管理・改善に加え、チーム医療の実現や、患者へのインフォームドコンセントへの活用など、医療の質の向上が期待されている。クリニカルパスにおいては、標準治療計画から患者の経過が逸脱していないかを把握する上で、目標未達成時(バリアンス)の情報を常に収集して分析することが重要になる。しかし、従来の電子カルテシステムでは、自由記述でのデータ入力が主で用語が標準化されていなかったことから、分析可能な形式にデータを加工する必要があり、分析に手間と時間が必要となる課題があった。そこで今回、「新型電子クリニカルパス分析ビューワ」を開発し、あらかじめデータ分析が可能な形式で、電子カルテから日々の診療データを収集する仕組みを構築した。これにより、標準診療計画に基づいた治療プロセスが患者の経過に与えた影響について、タイムリーな分析・確認を実現し、次の計画策定を支援する。済生会熊本病院における試行では、電子カルテに日々の記録を入力することで、自動的に在院日数・バリアンス(目標未達成時)の件数やその内容・費用の表示が可能になった。これによって問題となる症例を瞬時に抽出可能となり、入院日数が長引く患者には疼痛(痛み)コントロールに問題があることがわかるなど、早期に現場へのフィードバックを実現可能にする。また、日本クリニカルパス学会監修の患者状態アウトカム用語集(Basic Outcome Master:BOM)を使用し、1日分の診療データを記録できる日めくり記録機能を搭載した。同機能により、バリアンス発生(目標未達成)と判定した後すぐに、判定内容を決まった用語・形式で記録可能となった。さらに、アウトカム(達成目標)とアウトカムの達成を判断する観察項目や実測値などの根拠データを紐付けての記録を実現する。より正確なデータ記録を実現することで、従来は2か月を要していた分析用のデータ収集作業を省略することが可能になる。さらに、済生会熊本病院がクリニカルパス活動を通じて、診療プロセス分析を長年行ってきたノウハウと実績を活用したビューワ機能を搭載した。患者別の入院日数、バリアンス(目標未達成)の内容や件数・医療資源の投入状況のバラつき・偏りの状況を自動でグラフ化し、一覧で確認できるとともに、CSV形式でのデータ出力も可能となっている。そして、診療現場の医師や看護師らが、電子カルテ端末からビューワを起動し、画面上で担当患者のバリアンス(目標未達成)発生状況などを瞬時に確認することが可能。また、治療プロセスを疾病ごとに定めた「標準診療計画」から外れた症例の治療内容や患者状態を確認することで、治療成績に影響を与えそうなバリアンス(目標未達成)を予測できるという。
2015年02月10日カシオ計算機の電子辞書「EX-word」(エクスワード)と、イセタンガールのコラボレーションモデルが登場する。伊勢丹新宿店の本館2階または伊勢丹オンラインストア限定で販売し、税別価格は37,500円。ベースモデルは、2015年1月発売の高校生向けモデル「XD-K4800」だ。英語の対話力を強化するコンテンツを多く収録しているほか、2,000の文学作品など約170のコンテンツを内蔵している。概要は別記事『カシオ、英語コンテンツが充実した電子辞書「エクスワード」全15モデル』を参照いただきたい。今回のコラボレーションモデルは、ガールマインドをハートに込めた伊勢丹限定のキュートな電子辞書。2種類のデザインと3色のカラーバリエーションに、選べるフォントの名入れサービスを提供する。受注生産となるため、注文してから3~4週間後の発送となる。
2015年02月02日電子書籍作成・販売支援サービスを行うメディバンは、ユーザーが描いたマンガ作品を販売手数料なしで電子書籍化し、売上の全額を作者に還元するサービス「メディバン パブリッシング」を開始したことを発表した。「メディバン パブリッシング」は、無料イラストマンガ制作ソフト「クラウドアルパカ」や、Android向けアプリ「マンガネーム」などを展開しているメディバンが開始した電子書籍サービス。各サービスを通じて、いつでも、誰でも、簡単にマンガが描ける時代を目指す「マンガ制作革命」に挑戦している同社が、さらに、簡単に「売れる」ことを目指す「マンガ流通革命」にも挑戦する意味で実施している取り組みだという。また、ユーザーは、描いたマンガ作品を同サービスへ投稿し、申請を一度行うことで全行程が完了。すると、同社の「メディバン」のみならず、「Amazon Kindle ストア」、「iBooks ストア」、「Google Play ブックス」、「楽天 Kobo」といった、電子書籍ストア利用率の約85%をカバーする"四大ストア"への面倒な手続き全てを代行し、無料で取り次ぎが行われる。これにより、一般的な電子書籍ストアのような「ファイルの作成や作品ファイルの最適化、免税手続きの申請」といった煩わしい手続きなしで、「メディバン+4大ストア」の計5つの電子書籍ストアにて同時に販売することが可能となる。さらに、一般的に電子書籍ストアで作品を販売する場合、売り上げのうち販売手数料などが引かれた35%~70%がロイヤリティとして作者に支払われるのが一般的だが、「メディバン」内での売り上げは、その100%(全額)が作者に還元されるという。これは、電子書籍サイト業界で初の試みとのことだ(ただし振込手数料はユーザー負担。ほかの4大ストアの販売手数料は差し引かれる)。
2015年01月30日電子マネー元年と言われた2007年から8年が経ち、電子マネーも広く一般に普及した昨今、消費者のニーズや電子マネー利用率の上昇に比例して、メールやWebなどで簡単に贈ることができ、企業のコスト削減にもつながる「デジタルギフト/電子マネーギフト」が、これからもどんどん採用を伸ばしていくことが予想される。そうした背景を受け、採用が伸びている「デジタルギフト/電子マネーギフト」についていくつか企業の採用事例を調査してみた。以下に3つの例を提示する。「Roots 夢のマンガ全巻大人買い! キャンペーン」(同キャンペーンは2015年2月28日まで開催中)。商品はEdyギフト1,000円分が17,000名・500円分が480名「ライオンの生活情報メディア「Lidea」新規会員登録キャンペーン」(同キャンペーンはすでに終了)。商品はAmazonギフト券1,000円分が5,000名「総勢10,010名様に当たる! - Wonders! by Panasonic! プレゼントキャンペーン」(同キャンペーンはすでに終了)。商品はEJOICAセレクトギフト500円分が10,000名上記の例のように、企業側がデジタルに管理ができ、かつ配送関連コストなどを抑えることができるデジタルギフト/電子マネーギフトの普及が進んでいくことで「5,000名に当たる」「10,000名に当たる」などといった、数千名を超す大口当選キャンペーン企画が増えており、消費者は今後、さらにデジタルなギフトを手にする機会が増えていく可能性がある。中でも「EJOICAセレクトギフト」は、受け取ったユーザーがEJOICAセレクトギフト提携先の電子マネーのいずれかに金額をチャージ・交換ができるというデジタルギフト/電子マネーギフトサービスで、「電子マネーを選べるギフト」という特徴がある。また、「すぐに発行が可能」という特徴もあり、実物のカードが郵送される全国共通図書カードのような、郵送までに最長数カ月ほどかかる、といったことがないのも特徴であろう。○プレゼントに「デジタルギフト」利用したい! - 64.6%の企業の意欲的ネオマーケティングは、2014年12月12日に自社で実施した「プレゼントキャンペーンに関する調査」の結果を発表した。同調査の対象となったのは、プレゼントキャンペーンに応募したことのある消費者400人、キャンペーン担当者、またはキャンペーン活動に関与することのある400人の合計800人で、11月12~14日の期間、インターネットによる回答にて行われた。アンケートの内容としては、近年拡がるデジタルギフトについて企業のキャンペーン担当者へ、利用したいか否かの質問(単数回答)をしたところ、「利用したい(とても/やや)」との回答が合計64.6%と、半数を越える結果となった。○キャンペーンで欲しいものは「金券」が97.8%一方、キャンペーンで欲しいと思うものについて消費者に聞いたところ(複数回答可)、最も多い回答となったのは「金券(商品券・デジタルギフトなど)」で97.8%、次いで「お菓子」が34.0%、「飲料水」が20.8%と続き、好きなものを購入できる金券が、圧倒的な支持を得る結果となった。○アンケートの結果について、Amazonギフト券とEJOICAセレクトギフトの発行各社に聞いてみたこのような結果を受け、デジタルギフトである「Amazonギフト券」を実際に提供しているAmazon Gift Cards Japanの法人営業・事業開発部 担当部長である本名広樹氏と、電子マネーギフト「EJOICAセレクトギフト」を実際に提供しているNTTカードソリューション eMonext(イーマネクスト)営業部 開発マーケティング担当の面谷斗夢氏に、アンケートをもとにする形で話を聞いてみたところ、「デジタルギフト」を64.6%の企業が利用に意欲的であることについて、「昨今企業にとってWebサイトを絡めたマーケティングの成功は、ビジネス上求められる重要な要素の1つとなっています。加えて、消費者がキャンペーンで欲しいもの1位に上げるものが『金券』ということから、企業がネット上で使える金券である『デジタルギフト券』をキャンペーンのプレゼントに選択されるのは自然な考えだと思います」と本名氏。一方の面谷氏も、「電子マネーギフトを導入して頂いた企業のなかには、管理・発送コストの削減はもちろんのこと、商品到着までのリードタイムを減らせることでエンドユーザーのユーザビリティや印象向上へつながったといった声も頂いてます。ネットの普及により『デリバリーのスピードアップ』という課題が企業側にあり、デジタルギフトはその課題解決の手伝いができるという点も多く採用される要因の1つであると推測しています」と、インターネットの発展による企業、消費者ともにWebマーケティングへの注目度の向上、ならびにスピード感を維持することが重要であるという回答となった。ちなみに、「Amazonギフト券」と「EJOICAセレクトギフト」を説明すると、「Amazonギフト券」は、Amazon.co.jpでの買い物に使えるギフト券。Amazonでは、単にその金額を提供するだけでなく、最終的にご利用いただくお客様の顧客満足度を高める付加価値も同時に提供できるアイテムだという考えを示している。その大きな特長は「全国どこからでもショッピング体験を提供できること」、「1億種以上の豊富な品揃えを提供できること」、そして「迅速な配送を提供できること」の3つを挙げることができる。一方の「EJOICAセレクトギフト」はID(コード)タイプの金券で、貰った人がチャージ・交換したい電子マネーを選べるという特徴がある。従来の金券は「お店で使える」「本屋で使える」など、リアル店舗に限定されたものが一般的であったが、EJOICAセレクトギフトはnanacoやEdyやSuicaなどで決済ができる「リアル店舗」に加え、前述のAmazon.co.jpや楽天市場、ネット上のVisa加盟店といった「ECサイト」でも使うこともできる。この特徴について、面谷氏は「採用する金券を選ぶ際に重要な『どこで使えるか』という部分では、他の金券にはない、デジタルだからできる新しいタイプの金券ではないかと考えています」とコメントしている。なお、最後に本名氏には「Amazonギフト券」の今後の展望を、面谷氏には「EJOICAセレクトギフト」の今後の展望を語ってもらったところ、本名氏は「先にあげた特長はいずれも、お客様のために作り上げられたサービスです。Amazonは、常にお客様の利便性を最優先に考えたサービスを提供できるよう、努めています。多くのキャンペーンでこの付加価値のあるAmazonギフト券を利用していただけることで、各企業のお客様の顧客満足度をさらに向上するお手伝いができると考えています」、一方の面谷氏は、「当社ではEJOICAセレクトギフトの他にも、nanacoギフト・Edyギフト・Suicaポイントギフト・Amazonギフト券・Vプリカギフト・iTunesギフトコードなど、数多くID(コード)タイプのギフト商品を取り扱っています。これまで販売してきたノウハウを生かし企業、ならびにユーザーの満足度向上に努力し、さらなる電子マネーギフトサービスの拡がりに努めていきたいと考えています」と答えてくれた。ネットワーク技術は今後、さらに発展し、通信速度もより高速化していく。そうした技術の恩恵を受け、ネット通販ビジネスや顧客獲得キャンペーンなど、ネットを活用したマーケティング手法の重要度はますます高くなっていくはずだ。そうした中、今回取り上げたようなデジタルギフト/電子マネーギフトは、そうしたネット上でのビジネスを拡大するうえでの一助となるものとして、存在感を増していくことが感じられる。
2015年01月30日講談社は、同社が刊行する全コミック誌を順次、電子化する。今年6月までに全誌の電子化を行う。今月は「ヤングマガジン(1月5日配信)」「月刊少年マガジン(1月6日配信)」「週刊少年マガジン(1月7日配信)」の3誌を紙の本誌と同時に配信する。同社は一部にとどまっていたコミック誌の電子化を全誌に広げる。バックナンバーの販売も行うことで、買い逃しにも対応し、読者の利便性を向上させる。電子版はAmazon.co.jp、楽天ブックス、ebookjapan、YAHOO!JAPAN ブックストア、BookLive、LINEマンガで販売される。今月は「ヤングマガジン」など3誌が電子化の対象となるが、今後は「マガジンSPECIAL」「月刊ヤングマガジン」「デザート」「モーニング」「Kiss」「ネメシス」「BE・LOVE」「ARIA」「別冊フレンド」「なかよし」が電子化される。また同時に特設サイトもオープン。同サイトでは「週刊少年マガジン2015年4・5号」「月刊少年マガジン2015年1月号」「ヤングマガジン2015年4・5号」の無料公開や、人気連載を4コマで紹介する「4コマでわかるマガジン作品」企画などの特別企画が行われている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月06日電子書店パピレスが運営する電子貸本サービス電子貸本サイト「Renta!」は、2014年のジャンル別電子書籍売り上げランキングを発表した。各ジャンルの顔ぶれを見てみると、少女漫画部門では、2007年にドラマ化もされた人気作、『百鬼夜行抄』(今市子著/朝日新聞出版発行)が、少年漫画部門では、累計発行部数850万部を突破、アニメも大好評の『弱虫ペダル』(渡辺航著/秋田書店発行)が、1位を獲得するなど、様々なメディア展開が漫画ランキングにも影響を及ぼしている結果となった。発表された売り上げランキングは以下の通り。○少女漫画売り上げランキング1位:百鬼夜行抄(今市子・著)2位:永久指名おねがいします!(カナエサト・著)3位:大正ロマンチカ(小田原みづえ ・著)○少年漫画売り上げランキング1位:弱虫ペダル(渡辺航・著)2位:魔法使いの嫁(ヤマザキコレ ・著)3位:猫絵十兵衛~御伽草紙~(永尾まる・著)○ヤングレディースコミック売り上げランキング1位:にがくてあまい(小林ユミヲ・著)2位:SWAN-白鳥-愛蔵版(有吉京子・著)3位:JOKER(上杉可南子・著)少女漫画部門では、2007年に日本テレビ系でドラマ化された『百鬼夜行抄(今市子・著)』が1位に。ジャンルはホラーだが、ミステリー的な要素も含まれて、幻想的な世界が1話完結の形で展開する。2位にはひきこもりでニートの主人公“十和子”が兄の同僚であるイケメンたちとのふれあいを通じて、変わっていく日常を描いた『永久指名おねがいします! (カナエサト・著)』がランクイン。3位は、大正時代の日本を舞台に、贋作家の娘と、贋作を収集する公爵とのアンティーク・ロマンスが華麗に展開する『大正ロマンチカ(小田原みづえ ・著)』という結果になった。少年漫画部門では、累計発行部数850万部を突破しアニメも大好評の『弱虫ペダル(渡辺航・著)』が1位。アニメが大好きなオタク少年・小野田坂道が、ある出会いをきっかけに自転車の楽しさを知り、自転車競技部に入部してその才能を開花させていく成長を描いた本格高校自転車ロードレース巨編。2位は異形の魔法使いと、主人公の少女との婚姻譚を描いた『魔法使いの嫁(ヤマザキコレ ・著)』。3位は昨年12月にモーションコミック化もされた『猫絵十兵衛~御伽草紙~(永尾まる・著)』となった。そして、ヤングレディースコミック部門では、相容れない生き方をする男女の奇想天外な同居生活を描く、食ライフラブコメディ! 『にがくてあまい(小林ユミヲ・著)』が1位に輝いた。広告代理店で働く江田マキは、上司からの信頼が厚く、後輩からも慕われるキャリアウーマン。しかし会社を離れると野菜嫌いの偏食家、男運にも恵まれないアラサー独身女性。そんなマキの前にイケメンの片山渚(ゲイ)が現れて……。奇想天外な2人の生活は?? 物語の面白さに加え、紹介される菜食主義レシピも話題になっている作品。2位はバレエ漫画の不朽の名作『SWAN-白鳥-愛蔵版(有吉京子・著)』、3位は主人公・斉藤一花(女流棋士)と小学生男子の奇妙な同居生活をコミカルに描いた『JOKER(上杉可南子・著)』がランクインしている。
2014年12月25日シャープは12月16日、イオングループの書籍専門店「未来屋書店」が運営する「電子書籍ストア mibon(ミボン)」に、汎用のWebブラウザだけで電子書籍が手軽に閲覧できるソリューション「EBLIEVA(エブリーバ)ブラウザビューア」が採用され、サービスの提供を開始したと発表した。また、カタログ通販サービスのニッセンと連携し、ニッセンのサービスサイトを訪れた会員に対して、電子書籍(雑誌)を無料で楽しめる「コンテンツギフト」ソリューションを提供。会員は、雑誌の最新号をスマートフォンなどで楽しめる。さらに、マーケティングソリューション企業のCDGと連携し、サービス業や飲食店の待合室など、訪れた場所でのみ電子書籍(雑誌)を閲覧できる「マガジンスポット」ソリューションを提供。利用者は、待ち時間に自身のスマートフォンなどで雑誌を無料で閲覧できる。シャープは今後も同ソリューションの利便性を活かし、様々な業種に電子書籍の活用を提案していくという。
2014年12月17日東北大学は11月27日、超高分解能顕微鏡観察と第一原理計算の併用により、チタン酸ストロンチウム(SrTiO3)単結晶表面の電子状態の解明に成功し、電子密度の空間分布がエネルギーに依存して変化していることを明らかにしたと発表した。同成果は、同大 原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の濱田幾太郎助教(現 物質・材料研究機構 MANA研究者)、一杉太郎准教授らによるもの。日本学術振興会の清水亮太特別研究員と共同で行われた。詳細は、米国化学会誌「Journal of the American Chemical Society」のオンライン版に掲載された。チタン酸ストロンチウムをはじめとした金属酸化物は、微細加工の限界に達しつつあるシリコンに代わるエレクトロニクス素子の基幹物質として注目されている。しかし、酸化物の表面構造を原子レベルで制御することが極めて困難なため、表面の原子配列と電子状態の理解が十分とはいえず、高性能化や実用化への障害となっていた。研究グループは、これまでの研究によって、試料の調製方法を最適化することにより、原子レベルで制御されたチタン酸ストロンチウム基板表面を作製することに成功している。そして、今回の研究では、まず原子1つ1つが識別可能な走査型トンネル顕微鏡を用いて表面の観測を行った。その結果、チタン原子と酸素原子が整然と並び、大小2つの穴が交互に並ぶ市松模様となっていることが分かった。また、実験結果とは独立して物質の電子構造を計算する第一原理電子状態計算を組み合わせる手法を用いて、チタン酸ストロンチウム表面の電子状態を調べたところ、表面電子状態の空間分布がエネルギー状態によって、リング状から四葉のクローバー状へ変化することを明らかにしたという。今回の研究成果は、原子レベルで制御されたチタン酸ストロンチウムの表面における原子配列と電子状態を初めて解明した画期的な成果であり、酸化物エレクトロニクスの発展につながる。そして、酸化物表面や異種酸化物界面で発現する電気伝導性、磁性、超伝導といった物理現象のメカニズム解明にもつながるとコメントしている。
2014年12月01日サムラインはこのほど、電子タバコ「TaEco+(タエコプラス)」を発表した。○オシャレ&高級感と低価格を実現同社は、2008年から電子タバコの開発と販売を手掛けてきた。従来品の「TaEco」シリーズは、累計50万セット以上を販売。このほど発売される新シリーズは、同シリーズの集大成となるという。「TaEco+」シリーズでは、2つのシリーズを発売。「ベーシック900シリーズ」はオートジョイント機能を採用し、組み立て、充電が簡単になった。またアトマイザー部分に「強化プラスチック」を採用し、衝撃に強く、軽量化に成功した。希望小売価格は4,600円(税別)となる。「プレミアム1100シリーズ」もオートジョイント機能を装備。アトマイザー部分に「クリスタル強化ガラス」、ドリップチップ(吸口)部分に「真鍮」を採用し、より高級感が漂う仕上げとした。希望小売価格は6,000円(税別)となる。
2014年11月28日電子書籍を取り扱うBookLiveが26日、全国の20~50代の男女2,189人を対象に実施した「電子書籍の利用実態調査」の結果を発表し、電子書籍利用者の9割以上が、紙の書籍と電子書籍を併用していることが明らかになった。本調査の結果によると、電子書籍の利用者は全体の27.4%、紙の書籍のみを読む読者は57.5%。何らかの形で読書をする人は84.9%と高い数字となり、読書離れが叫ばれている中でも、多くの人が本を読んでいることがわかった。電子書籍の利用者の中では、紙の書籍と併用している人が9割を超えており、電子書籍のみという人は少数にとどまった。併用派が電子書籍で読むジャンルは「漫画」(68%)、「小説」(50.3%)、「趣味・実用書」(42%)が上位に。また、紙の書籍と比べて、電子書籍を読む理由としては「手軽さ」(60.9%)、「省スペース」(47.5%)、「安さ」(30.5%)などが挙がった。さらに、併用派の中で電子書籍を購入する割合は、「半分以上を電子書籍で購入する」という人は全体の14.5%、「1割未満しか電子書籍を読まない」という人は全体の42.8%となり、電子書籍利用者の中でも紙の書籍をメインに読書している人が多いことも判明した。今回の調査により、紙の書籍の存在は依然大きく、一部の読者が電子書籍も有効活用しながら読書を楽しんでいる現状が明らかになった。
2014年11月26日東北大学と中央大学、岡山理科大学、名古屋大学は11月24日、有機金属中の電子の動きをレーザ光の照射によって凍結・秩序化することに成功したと発表した。同成果は、東北大学 大学院理学研究科の岩井伸一郎教授、石原純夫教授、中央大学 理工学部の米満賢治教授、岡山理科大学 大学院理学研究科の山本薫准教授、名古屋大学 大学院工学研究科の岸田英夫教授、東北大学 金属材料研究所の佐々木孝彦教授らによるもの。詳細は、英国科学雑誌「Nature Communications」に掲載された。一般に、光の照射は固体物質を加熱する。これは、物質を構成する電子や原子が光から運動エネルギーを得て、動きやすくなるためである。一方、真空中の孤立原子では、レーザ光の照射によって原子が"止まる"という現象(レーザ冷却)が知られている。レーザ冷却は、気相の原子に特有の仕組み(ドップラー冷却)によるものである。このため、光によって固体中の電子の運動を止めるためには全く異なる原理が必要となる。この固体中の電子を"止める"方法は、30年以上前に提案されていた。金属に電場を印加すれば、電子は加速され、電場の向きを反転させれば電子もそれに追随して向きを変える。また、電子が追いつけないほど素早く電場の向きを変え続けると、電子はどちらの方向へ動いたらよいのかわからなくなって、結局止まってしまうと考えられていた。電子の動きが追随できないほど素早く電場の向きを変えるためには、1秒間に百~千兆(1014~1015)回のスイッチングが必要となるが、この周波数はちょうど光の振動数に相当する。つまり、物質に光を照射すれば、電子に高周波数の交流電場をかけることができる。しかし、理論計算によればこうした高周波の電場によって電子を止めるためには、物質の破壊限界をはるかに超える強い光が必要となる。このため、物質を壊さずに電子を止めることは現実的には不可能だった。そこで、研究グループは7フェムト秒(fs)という極めて短いパルス幅の赤外(中心波長1.7μm)レーザ光を開発した。この波長の光において、7fsという時間は電場の振動の1.5周期しか含まない。また、7fsは原子が動く時間スケールよりも短いので、物質が原子の熱振動によって温度が上がったり、原子移動によって物質が壊れる暇もない。この短パルスを用いることによって、試料を壊したり、極端な高温にすることなく10MV/cmの大きな電場を印加することが可能になった。そして、典型的な有機金属の1つであり、BEDT-TTF分子とI3分子が層状に積層した電荷移動錯体である2次元有機金属(α-(BEDT-TTF)2I3)中の電子の動きをこのフェムト秒レーザ光を照射して凍結、秩序化することに成功したという。研究グループでは、より強度が大きく、よりパルス幅の短い光の開発を行っている。この新しい光によって、将来、物質の中の多数の電子を止めるだけでなく、好きな方向に動かしたり、並び方を変えたりすることによって、物質の色、電気抵抗、磁性を瞬時に自在にデザインすることが可能になることが期待できるとコメントしている。
2014年11月26日ゼンリンは10日、Windows用電子地図ソフトウェアの最新版「ゼンリン電子地図帳 Zi17」を発表した。同日より同社オンラインショップ「ZENRIN Store」で予約を開始する。また、12日から家電量販店での販売を開始する。価格は「ゼンリン電子地図帳 Zi17 DVD全国版」が税別14,000円、「ゼンリン電子地図帳 Zi17 DVD全国版アップグレード/乗り換え専用」が税別11,000円、ゼンリン電子地図帳 Zi17 DVD全国版 バージョンアップ」が税別7,000円。新たに、2014年6月28日に開通した圏央道の相模原愛川IC~高尾山IC区間を収録した(周辺の一部市街図を除く)。地図データはインストール型で、通信環境に依存しない閲覧が可能。地図上の情報のカスタマイズや道路、建物や地名などをカスタマイズできる。出発地から目的地までのルートシミュレーション機能、距離計測、経路探索なども備える。対応OSはWindows Vista / 7 / 8.1 Update。
2014年11月10日ヤマトホールディングス傘下で決済代行サービスを提供しているヤマトフィナンシャルは11月4日、複数の電子マネーを1台の端末で決済できる「マルチ電子マネー決済端末」のレンタルサービスを開始すると発表した。マルチ電子マネー決済端末は、本体にau(KDDI)の通信端末を内蔵する。3G回線の電波を通じて電子マネーの決済情報をやり取りする。対応する電子マネーは「nanaco」「楽天 Edy」「WAON」のほか、「Kitaca」「Suica」「PASMO」「TOICA」「manaca」「ICOCA」 「SUGOCA」「nimoca」「はやかけん」などの交通系電子マネー。電子マネー決済によるポイント付与にも対応する。レンタル期間は最短1週間。これは、ライブ・コンサートや展示即売会、生鮮品直売会やグルメイベントなど、現金払いが基本のイベントでの物品販売を見据えてのもの。販売者は、電子マネー決済ができることで、販売回転率の向上を図れる。各電子マネー事業者との契約・精算は、ヤマトフィナンシャルがまとめて代行する。決済金額の精算は最短5営業日。料金は「1週間コース」の端末利用料が5000円/週、「1ヶ月コース」が8000円/月。決済1件あたり4%の手数料が発生する。
2014年11月07日ヤマトホールディングス傘下で決済代行サービスを提供しているヤマトフィナンシャルは4日、複数の電子マネーを1台の端末で決済できる「マルチ電子マネー決済端末」のレンタルサービスを開始すると発表した。同サービスは、電源と携帯電話網があれば利用できるマルチ電子マネー決済端末を最短1週間からレンタルで提供することで、イベント会場や屋外の売店などでの電子マネー決済を可能とするもの。これにより、事業者は物品販売時の行列が軽減され、販売回転率の向上による売上増加が見込まれるとともに、売上金の誤差も低減する。端末の操作は簡単で、経験や専門知識がなくても導入後すぐに利用できるという。一方、購入者は電子マネーのポイント付与も受けられるほか、現金を数える手間を省けるようになりスピーディに支払いが行えるとしている。対応電子マネーは、「nanaco」「楽天Edy」「WAON」、および交通系電子マネー「Kitaca」「Suica」「PASMO」「TOICA」「manaca」「ICOCA」「SUGOCA」「nimoca」「はやかけん」の12ブランド。料金は、1台当たり1週間5,000円、1カ月8,000円、2台目以降は1週間3,500円、1カ月6,000円。1件当たりの決済手数料は決済金額の4.0%。なお、利用の際は携帯電話網(auの3G回線)の電波が安定して届く必要がある。
2014年11月05日トレードワークスはこのほど、同社のグループ会社「Trade Works Asia Limited」(本社:香港)が、英「電子タバコ」ブランド「Liberty Flights Limited(リバティーフライツ社)」と業務提携し、日本での独占販売総代理店契約を締結したと発表した。同社では、すでに個人輸入のECサイトを通し「電子タバコ」の販売を開始しているが、あわせて10月より、大手家電量販店や専門店、バラエティストアなどを中心に国内販売を展開し、日本国内における「電子タバコ」市場の創造を推進していく、としている。○周囲に迷惑をかけることもなく喫煙を楽しめるリバティフライツ社は、英国の電子タバコ協会の発起人であり、リーディングカンパニーとして「電子タバコ」の健全な発展に貢献しているという。英国全土で直営店を20店舗展開し、ヨーロッパを中心に40カ国以上で発売。製品はすべて品質基準の厳しい英国にある自社工場で生産されており、また新製品の開発にも積極的に取り組んでいる。「電子タバコ」は、「クリアロマイザー(噴霧器)」によって、タバコの風味やメンソール、フルーツなどの味・香りをつけた「リキッド(フレーバー液)」を水蒸気化し、吸引する製品。一般のタバコとは違い発がん性物質のタールが含まれず、タールやダイオキシンなど有害物質を含む副流煙が発生することもなく、周囲に迷惑をかけることもなく喫煙を楽しめる。リキッドの種類も数多く、タバコの風味やメンソール、フルーツなど好みにより使い分けることが可能。自分の好みのフレーバーを見つけることも楽しみのひとつとなる。水蒸気は、カートリッジに入ったリキッドを、火を使わずバッテリーによってクリアロマイザー内の電熱線の発熱により生成される安全な仕組みとなる。また、USBで簡単に充電でき、繰り返し使用可能。リキッド1本(10ml)がタバコ7箱に相当するなど、経済性も優れている。イギリス生まれのトップブランドで、洗練されたデザインも魅力となっている。「電子タバコスターターキット(ECサイトのセット内容)」は、クリアロマイザー、バッテリー(650mAh)、チヤージャー、リキッド。ECサイトプライスは6,600円(税込)。「電子タバコ リキッド」は、タバコ風味・コーヒー風味・メンソール風味・スイーツ風味など全28種類で展開。ECサイトプライスは1,000円(税込)。
2014年10月18日NTTは10月6日、シリコントランジスタ中に存在する電荷の閉じ込め状態であるトラップ準位を介した単電子転送(電子を1つずつ正確に運ぶ技術)の高速化に成功したと発表した。詳細は、英国科学誌「Nature Communications」に掲載された。今回、NTT 物性科学基礎研究所は、シリコントランジスタ中に存在する極めて微細な閉じ込め領域を持つトラップ準位を利用した、最高動作周波数3.5GHzの高速単電子転送(測定温度17K)に成功した。この単電子転送のエラー率は、電流計で計測可能な最小レベルとなる10-3以下だったという。この高速でのエラー率は、現在研究が進められている単電子転送素子の中でも極めて低い値であり、さらに、理論的予測では絶対温度10~20K、周波数1GHzでエラー率が10-8以下(電流標準としての目標値)になることが見込まれ、高い転送精度を持っている可能性も示されたとしている。同技術により、1つの方向に正確に転送された電子の流れは、精度の高い電流として取り出せるため、近年提案された電流の基本単位であるアンペアの再定義に繋がる高精度な電流源(電流標準)への応用が期待される。さらに、従来の精度を凌駕する高精度化を図ることで新しいSI単位系での電流の高精度化を実現すると、電気標準分野・計測産業分野に貢献すると考えられるとコメントしている。
2014年10月08日コクヨグループのコクヨS&Tは8月21日、専用ペンで紙のノートに文字や図表を書いてノート上の所定の場所にチェックを入れるだけで、手書きの内容を電子データにしてアップロードできるデジタルノート「CamiApp S」を9月5日から発売すると発表した。「CamiApp S」は、本体・ノート・専用ペンがセットとなっている。本体は、ノートブックタイプ、メモパッドタイプ(データを取得する端末のOSはAndroidとiOSに対応)から選択でき、メーカー希望小売価格はオープンプライス。それぞれのタイプについて、横罫・方眼罫・打合せ記録の替えノートも用意されている。「CamiApp S」は、ノートカバーに内蔵されたセンサーによって、専用ペンの動きを認識し、専用ノートの所定の場所にチェックするだけで手書きデータをスマートフォンやタブレットに取得する。取得されたデータは、スマートフォン/タブレットの専用アプリ経由でクラウドサービスに自動でアップロードできるので、従来のカメラやスキャナによるデータの取り込みよりもアクションが減る。取り込まれた手書きデータは、文字認識機能により自動でテキスト化され、検索に活用可能。「打合せ記録」タイプの罫内容のノートを使えば、手書きで指定した日時でGoogleカレンダー上に貼り付けることができる。
2014年08月22日紀伊國屋書店は5日、電子書籍アプリ「Kinoppy」のメジャーアップデートを実施し、アンドロイド端末向け「Kinoppy for Android Ver.2.0」を公開した。アップル端末向け「Kinoppy for iOS Ver.2.0」も近日中に公開し、WindowsおよびMac OSへの対応版も8月末をめどに順次公開してゆく予定という。今回のアップデートではデザインを一新。ビューア、本棚、ストアを通じ、各種機能の利用や設定を画面左右に配置したスライド式サイド・メニューから行なえるようにした。エンジン部分に新設計のHybook Systems Ver.2.0を採用。本を開くスピードやページ遷移などの操作パフォーマンスが大幅に高速化し、中でもEPUB電子書籍でのパフォーマンスが向上したという。また、ページ遷移にスクロールモードを加えたとともに、スマートフォンとタブレットでは異なっていた横置き時のビューアモードを共通化した。標準フォントに游ゴシックを追加したほか、文中につけるマーカーの色を6色へ増加。さらに見たいページに簡単にジャンプできるようページ画像の一覧モードを搭載した。このほか、紙の本を連続してめくる動作を再現した「慣性ページ送り機能」、「ページサムネイル一覧機能」、条件に適合する本を検索して自動的に本棚を作成する「スマート本棚」などの機能を追加した。決済方式については、ドコモ、au、ソフトバンク各社のキャリア決済、およびWeb Money、Bit Cashによる電子決済に新たに対応した。
2014年08月05日電子書店パピレスの運営するマルチデバイス対応電子書籍サイト「電子貸本Renta!」は、「Yahoo!ブックストア」とのサービス連携を2月24日よりスタートした。「Yahoo!ブックストア」は、ヤフーが子会社のGyaOと協力して運営している電子書籍サイト。今回のサービス連携によって、「Yahoo!ブックストア」のユーザーは、「Yahoo! JAPAN ID」で「電子貸本 Renta!」のレンタルコンテンツのサービスを利用することが可能となり、「電子貸本Renta!」のユーザーは、ポータルサイト「Yahoo! JAPAN」内の電子書籍サービス「Yahoo!ブックストア」のコンテンツのサービスを利用することができるようになる。これにより、新たに個人情報を登録することなく、安心して両サイトを楽しむことが可能に。また、掲載されている作品を相互にサイト上で紹介しあったり、利用中の電子書籍を管理する本棚を連携するなど、多彩なコンテンツに触れる機会を拡大し、利便性を向上させていく予定だという。「電子貸本Renta!」は「誰でも、手軽に、安価に」電子書籍の閲覧ができるサービス。PCからはもちろん、iPhone・iPad、au・docomo・SoftBankの各種AndroidスマートフォンおよびAndroidタブレットからも書籍閲覧が可能。コミックスや小説、写真集などのコンテンツを「いつでも・どこでも・簡単に・好きな端末で」楽しむことができる。価格設定は、48時間の閲覧100円~という「時限レンタル方式」と「無期限閲覧方式」の2つを取り入れており、「手軽にちょっと読みたい」というユーザーと「繰り返し何度でも読みたい」というユーザーのニーズに対応している。
2014年02月25日コルグは、磁石で電子回路をつないで電子工作を行うことを通して、電子回路を楽しく学べるオープンソースのライブラリー"littleBits"とコラボレーションした、モジュラー・アナログ・シンセサイザー自作キット「littleBits Synth Kit」を発表した。価格は1万6,000円で、2013年12月6日より出荷開始予定。同製品は、電子回路や音楽の知識がなくても、自分だけのサウンド・マシンを作り出すことができる自作キット。ふたつのオシレーターモジュールをはじめ、パワー、ランダム、キーボード、シーケンサー、エンベロープ、フィルター、ディレイ、ミックス、スプリット、スピーカーなどの合計12基のモジュールを同梱する。また、35ページ超のブックレットが付属し、作成の手順を記したインストラクションや、大掛かりなプロジェクトも10種類ほど紹介されているとのこと。さらに、9V電池とケーブルも付属しているので、箱から出せばすぐにSynth Kitを始めることができる。
2013年11月22日出版社の小学館は、動物写真家である岩合光昭氏の写真集「ネコぼけシリーズ」の電子書籍版を、11月16日より配信している。電子化されたのは「ちょっとネコぼけ」、「そっとネコぼけ」、「ハートのしっぽ」の3冊。価格はいずれも735円。「ちょっとネコぼけ岩合光昭写真集」は、40年以上前の作品も含む、100点以上の作品を掲載したネコ写真集。「そっとネコぼけ岩合光昭写真集」は、日本や世界各国で撮影されたネコの写真を、四季折々の風景とともに楽しめるもの。「ハートのしっぽ岩合光昭写真集」は、ネコ島として有名な宮城県田代島のネコを、長年にわたって取材した写真の中から選んだ作品集。電子書籍版となることで、スマートフォン、タブレット端末、パソコンなどさまざまなデバイスで、同氏の写真を楽しむことができるとのこと。なお、AppStoreでは、iPadアプリ版「ちょっとネコぼけ for iPad」(800円)も発売中。写真に加え、同氏の声による解説や、撮り下ろしメッセージムービーなども収録している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月20日楽天Edyは6日、小売店や飲食店などへ電子マネー「楽天Edy」および交通系・流通系電子マネーが使えるマルチ電子マネー決済端末(以下、マルチ決済端末)の導入を開始したと発表した。電子マネー専業である楽天Edyがマルチ決済端末の導入展開を開始することで、さらなる電子マネー市場の普及と活性化を目指すとしている。楽天Edyによると、従来は、クレジットカード会社を中心にマルチ決済端末の導入展開が図られてきた。加盟店が電子マネー決済端末を導入する場合は、電子マネー事業者ごとに契約や資金の処理を行うことが必要だったが、今回は電子マネー事業者の楽天Edyが契約を一元化し、マルチ決済端末を加盟店に導入することで、「一括して各種電子マネーサービスを導入でき、資金精算においても効率化を図れる」(楽天Edy)。また、ユーザーにとっては、いつも利用する小売店や飲食店など小額決済が見込まれるさまざまな店舗で各種電子マネーを使えるようになり、「精算時にスムーズな支払いを実現できる」(同)。マルチ電子マネー決済端末対象は、「楽天Edy」、交通系電子マネー「Suica」、流通系電子マネー「nanaco」。楽天Edyでは、今後、取り扱う電子マネーの種類を拡大していく予定としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月08日三井住友銀行は1日、電子メールを利用したサービスを拡充し「投信eメール」の提供を開始した。三井住友銀行は2004年8月以降に、「電子メールお知らせサービス」、「外国為替相場通知メール」、「定期預金満期案内メール」など、電子メールを活用したサービスを展開しているが、このたび投資信託の基準価額などを電子メールで配信する「投信eメール」を追加した。これまでも投資信託の基準価額や分配金などの情報は、ホームページや店頭窓口などで提供していたが、1日からSMBCダイレクト(※1)を契約している顧客を対象に、顧客が選択する投資信託の基準価額情報などを顧客が知りたいタイミングで電子メールにて知らせるサービスを開始した。利用できる顧客SMBCダイレクトの契約があり、連絡用電子メールアドレスを登録している顧客申込方法SMBCダイレクト(インターネット・モバイル)から申し込み可能。同サービスの利用料は不要配信内容同行にて取扱いをしている投資信託の中から10ファンドを上限として選択し、選択した投資信託の基準価額、分配金(1万口あたり)、および外国為替相場などのマーケット指数を、毎日/毎週/毎月のいずれかのタイミングで配信する。また、選択した投資信託の基準価額について、顧客が任意に上値、下値を設定すると、基準価額がその上値、下値に到達した場合に電子メールで知らせる機能も利用できる同行では、今後とも顧客の多様なニーズに応え、きめ細やかなサービスを提供していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月05日紙の本の電子書籍化が進む中、それを読むことができる端末のタブレット型パソコンや電子書籍リーダーが続々と発売されています。でも、いったい何がどう違うの?どれを選べばいいの?と疑問はつきません。そこで、パソコン活用情報誌『アスキー・ドットPC』元編集長で、大正大学表現学部教授の大島一夫先生に、それらの違いや選ぶにあたってのポイントについて、詳しいお話を伺いました。■電子ペーパーは活字本の読書にお勧め――タブレットと電子書籍リーダーはどのように違うのでしょうか。大島先生電子書籍を読む場合、アップル社の「iPad(アイパッド)」やサムスン電子社の「Galaxy Tab(ギャラクシー・タブ)」のように、パソコンのようにも使える「タブレット端末」と、読書機能に特化した「読書専用端末」の2タイプがあります。タブレット端末は「液晶ディスプレイ」でカラー表示され、写真や動画、電子雑誌の表示に強いという特徴があります。一方で読書専用端末は、表示に「電子ペーパー」を使っています。液晶ディスプレイは全体が蛍光灯のように光って表示しますが、電子ペーパーは紙と同じで白い紙の上に印刷されたように文字が表示されます。当然、光っているものを長時間見続けるより、電子ペーパーを見る方が目は楽でしょう。――電子書籍リーダーの魅力を教えてください。大島先生2012年7月に楽天から発売された、カナダのkobo社の電子書籍リーダー「kobo Touch(コボ・タッチ)」を例にとると、文章をタッチしてラインを引く、検索、メモ付け、辞書引き、はたまたFacebook(フェイスブック)への投稿など、紙の本ではできない多彩な機能を備えている点でしょう。こうした機能は機種ごとに違いがありますが、どの電子書籍リーダーでも、1台に大量の本を入れることができる、文字を自在に拡大できるなど、自分用に見やすくできる点は共通するメリットです。■読書目的か、動画表示まで楽しみたいか次に、主な電子書籍リーダーの特徴を大島先生に挙げていただきましょう。・「kobo Touch(コボ タッチ)」楽天標準価格7,980円(6インチ)電子ペーパー機が低価格で手に入るというのは画期的。文庫版ほどのサイズで185グラム。小さめに感じますが、「どこでも読書用」なら持ち運びと見やすさのバランスが取れています。Wi-Fi機能を備えているため、コボ単体で専用ストアから電子書籍の購入ができます。ただし、使ってみると動作速度が遅いのが難点。読書以外での利用は快適とは言えません。専用ストアの電子ブックの充実も課題です。・「Kindle(キンドル)」アマゾン標準価格109ドル~(6インチ、9.7インチ)私は、アメリカのアマゾンから1万円程度で購入して使用していますが、コボ・タッチと比較するとだいたい同じことができます。端末から直接、電子書籍ストア「Kindle Store」にアクセスしてコンテンツを買えます。2012年秋に登場と言われる「日本版kindle」を待ち、どの電子書籍リーダーを選ぶかを見据えたいところです。特にキンドルは、電子ブック形式の違いから、後で別の機種へ乗り換えるとなると無駄が多くなります。・「Reader(リーダー)」ソニー標準価格9,980円(Wi-Fiモデル 6型 PRS-T2)1万円を切る値段で2012年9月に新型が登場しました。コボと同様に電子ペーパーを採用していますが、ページめくり時の画面のちらつきがほとんど気にならないと感じています。動きもまずまずで、専用電子書籍ストアのラインナップは2012年9月現在ではトップクラスです。文庫本サイズで軽くて薄い5型モデル・標準価格7,980円(PRS-350)もあります。・「GALAPAGOS(ガラパゴス)」シャープ標準価格29,800円(WiMAX内蔵7型タブレットタイプ EB-A71GJ-B)液晶ディスプレイでカラー画面。アンドロイドを使ったスマートフォンの仲間なので、スケジュール管理やOffice文書活用、オンラインゲームなどのアプリも標準搭載。総合電子書籍ストア「GALAPAGOS STORE」を利用します。・「Book Place(ブックプレイス)」東芝標準価格21,900円(7型タブレットタイプ DB50)LED液晶ディスプレイでカラー画面。テキストデータから音声をつくる東芝独自の音声読み上げ機能を搭載しています。男性声か女性声を選択、読み上げる速度の調整もできる、満員電車などで重宝しそうな注目の機能です。本などのソフトは、「BookPlaceストア」から購入します。大島先生は、最後にこうアドバイスをします。「紙の本と比べた場合、読みやすさの点で、電子ペーパー表示の電子書籍リーダーはタブレットより本のレベルに迫っています。写真集や漫画、動画表示までいろいろと使いたい場合は液晶ディスプレイの製品を、読書目的、それも活字本の読書を考えるのであれば、電子ペーパーをお勧めします。今後、さまざまな電子書籍リーダーが登場しますが、この原則は不変でしょう」電子書籍の魅力、今後の動向がますます気になります。読書時の快適性、価格、目的、ストアへのアクセス方法などから、自分に合った電子書籍リーダーに出合いたいものです。※製品価格など、2012年9月現在の情報です。監修:大島一夫氏。『週刊SPA!』(扶桑社)、『週刊アスキー』(アスキー・メディアワークス以下同)の創刊を経て、『アスキー・ドットPC』編集長、『月刊アスキー』編集長を歴任。現職は大正大学表現学部教授。『タッチ1秒検索術』(アスキー新書800円)、『すぐわかる40歳からのiPad』(アスキー・メディアワークス 1,449円)を監修。「おおやまかん」の名前で、『アスキー・ドットPC』誌上で『毎日使えて仕事に役立つタッチ1秒検索術』を連載中。(岩田なつき/ユンブル)
2012年09月28日