ミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズンに、主役校・青学を脅かす、圧倒的な存在感を放つ氷帝学園が遂に登場する「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学vs氷帝」の公演が決定。歴代初となるユニフォーム姿以外でのビジュアルが公開され、同公演にて現在青学を演じる8代目たちが卒業することが明かされた。1999年から2008年3月まで「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載されていた大ヒット漫画「テニスの王子様」(通称・テニプリ)を舞台化したミュージカル「テニスの王子様」シリーズ。原作ビジュアルを忠実に再現する若手俳優たちと、光と音でテニスの試合を表現する斬新な舞台演出が人気を博し、“テニミュ”の愛称で多くのファンを獲得。1stシーズンには、城田優や斎藤工といった現在第一線で活躍する実力派俳優も出演しており、本作がデビュー作となる新人も多いことから「若手俳優の登竜門」とも呼ばれている。2014年11月からは、テニミュ3rdシーズンが始動しており、全国5都市および台湾・香港での海外公演を成功させた「青学vs不動峰」公演を皮切りに、新キャラクターや新演出で話題を呼んだ「聖ルドルフ公演」、「山吹公演」と3つの本公演を上演。さらには、テニミュ3rdシーズンから誕生した学校別の「TEAM Live」など、186公演を敢行。5月には、青学をはじめ、不動峰、聖ルドルフ、山吹のキャスト総勢34名が一堂に会す「コンサート Dream Live 2016」(通称:ドリライ)の開催が控えており、ファンから熱い注目を集めている。この度、夏に向け勢いを増す本シリーズから最新公演情報が解禁。主役校・青学の前に圧倒的な存在感で立ちはだかる“氷帝学園”が満を持して登場する「青学vs氷帝」公演が決定!7月14日(木)の東京公演を皮切りに、大阪、名古屋、宮城、福岡、そして9月の東京凱旋公演をゴールに上演される。跡部景吾役には三浦宏規、忍足侑士役は井阪郁巳、宍戸亮役は小早川俊輔、向日岳人役は北乃颯希、芥川慈郎役は田村升吾、滝萩之介役は山崎晶吾、樺地崇弘役は八巻貴紀、鳳長太郎役は渡辺碧斗、日吉若役は内海啓貴がキャステイングされた。そして、テニミュ13年の歴史史上“初”のユニフォーム姿以外の彼らが本公演のビジュアルとして初お披露目。さらに、これまでテニミュ3rdシーズンを支えてきた、古田一紀、財木琢磨、石田隼ら8代目青学キャスト12名が本公演をもってテニミュを卒業することが併せて発表された。大きな節目を迎えるテニミュ3rdシーズンは、ファン必見の舞台になること間違いなしだ。「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学vs氷帝」は、7月14日(木)よりTOKYO DOME CITY HALLにて上演予定。(text:cinemacafe.net)
2016年04月04日日本電波工業は3月30日、温度センサ内蔵水晶振動子の従来品(サイズ 2.0×1.6×Max.0.65mm)における動作温度範囲-30℃~+85℃での周波数温度特性 Max. ±12×10-6の性能を維持しながら、1612サイズでは世界最薄クラスとなるMax. 0.45mmへの低背化を実現した新機種「NX1612SB」(サイズ 1.6×1.2×Max. 0.45mm)を発表した。スマートフォンやタブレットなどの携帯情報端末では、高性能化・多機能化、チップセット統合による高密度実装化によって、搭載部品の高性能化および小型化が求められている。NX1612SBでは、こうしたニーズに応えるため、小型低背パッケージに同社独自の設計と水晶振動子技術を使い、同一気密室内に水晶片と温度センサであるサーミスタを内蔵させ、チップセット側の温度保証回路と一体となった基準周波数の高安定化を実現した。これにより、RFやGPSなどの基幹回路に安定した周波数のクロック信号(周波数範囲:26MHz~52MHz)を供給すると共に、携帯情報端末の小型・薄型化に貢献するとしている。同製品はすでにサンプル出荷を開始ししており、量産は2016年8月を予定している。
2016年03月30日エステサロンのとっておき品が家庭でもスキンケア・インナーケア製品を扱うドクターリセラ株式会社は、これまではエステサロンのみでの取り扱いだった“美容特化の青汁”「美的青汁」の一般発売を開始したと発表した。「化粧のノリが悪い」「栄養が偏りがちだ」「栄養バランスを気にする余裕がない」といった悩みを持つ向きに最適な「美的青汁」は、毎日の美容と健康の維持を食生活の下支えから応援する、美容志向の人の願いを叶えてくれる青汁だ。野菜を補い美容コンディションに万全を20代~70代という幅広い年齢層で『中性脂肪値が高い』という調査結果が出ているが、これは食生活の偏り、とりわけ野菜不足から来ているものと考えられている。しかし厚生労働省が推奨するところの1日の成人の野菜摂取量は「350g」以上であり、毎日続けることは一般的な生活水準を考えた場合に相当厳しいのが実情だ。それでも「キレイなお肌をキープしたい」「キラキラ輝いていたい」という女性の願いを、「体の中からのケア」というアプローチで実現するのがドクターリセラの「美的青汁」だ。「ヒアルロン酸」「エラスチン」「コラーゲン」という美容と健康に欠かせない成分がきっちりと入った「美的青汁」は、毎日の美容コンディションを活性化することを力強く後押ししてくれるだろう。(画像はプレスリリースより)【参考】・美的青汁・ドクターリセラ
2016年03月15日情報通信研究機構(NICT)は3月8日、「数値人体モデル用ソフトウェア(Voxel Human Anatomy Lab)」を公開した。NICTでは、電波と人体との相互影響の調査のために、人体の解剖構造を模した立位の「数値人体モデル」やその姿勢変形ソフトウェアを開発・公開している。今回公開したソフトウェアは、自由形状変形手法による姿勢変形機能などを有しており、新たに妊娠女性モデルの姿勢変形も可能となった。数値人体モデルおよび同ソフトウェアを用いることで、さまざまな無線通信端末からの電波の人体内部での振る舞いをより詳細に推定することが可能となる。また、同ソフトウェアはブロックで構成された数値人体モデルをCADで利用されているメッシュ形状のモデルに変更することが可能なため、放射線ばく露評価や自動車衝突解析など、電波ばく露評価以外の分野においても数値人体モデルを利用しやすくなる。利用申請方法などについては大学や研究機関(無償)と民間企業(有償)で申請方法が異なるため、詳細はNICTのWebサイトを確認してほしい。
2016年03月08日●絵画のような白銀世界で「よぐきたねし」とお出迎え秘境。そんな言葉は温泉と相性がいい。そしてそこにはランプがうっすらと、なんて言われたら、もう行かずにはいられないだろう。そんな魅力を秘めた温泉宿が、青森の山の谷間にあるランプの宿「青荷温泉」だ。○降り積もる雪の中でランプが灯るまずは東京駅から東北新幹線「はやぶさ」に乗って新青森駅まで約3時間。そこからJR奥羽本線に乗り換えて弘前駅まで特急で30分。さらにそこから車で50分行った先に青荷温泉が待っている。夏季は自家用車で乗り入れができるが、冬季はそれを阻む背を超える程の雪の壁に囲まれる秘境の地。とは言え、「道の駅 虹の湖」から1日6本のシャトルバスが出ているのでご安心を。青荷温泉には本館と離れの三棟があり、総客室数は32室。大広間もあるのでちょっとした団体旅行、大家族の受け入れも可能だ。ランプの宿と称されている通り、部屋はランプの明かりのみ。そして冬季は石油ストーブの赤い色が、部屋の中をうっすらと照らし出す。その明るさはと言うと、家庭用天井灯の常夜灯より少し暗い程度を想像してもらうといいだろう。「意外に明るいな」と思うかもしれないが、日没後の客室は想像以上に暗く、ものの色の判別ができない。そのため、小説などを読むことはできないので、ここでは夜の静けさをたっぷり堪能していただきたい。青荷温泉には4つのお風呂がある。そのひとつは混浴露天風呂だ。ただし、ちょっと気をつけておきたいこともあるので、次のページでは注意点も合わせて紹介したい。●混浴露天風呂は夜注意! 夕食は見知らぬ旅人同士、囲炉裏を囲んで○4つのお風呂は昼と夜で2度楽しむ到着後、まずは湯めぐりを楽しんで! お風呂は全部で4カ所ある。湯船がひとつしかない混浴露天を除き、ほかは男女別になっている。泉質は単純泉で、疲労回復、神経痛や五十肩などへの効能があり、全て源泉かけ流しだ。飽きることなく湯めぐりが楽しめるのでぜひいろいろまわってほしいが、部屋と同じくここもランプの照明しかない。夜になると、岩風呂などはごつごつした岩肌が全く見えず、思わぬけがをしてしまいかねない。明るい時間に一度確認しておくことを強くオススメしたい。見渡す限りの銀世界で楽しむ湯は、昼には昼の、夜には夜の味わいがある。なお、アメニティーとして露天風呂を除く3つのお風呂にはボディーソープが置いてあるが、できれば持参していく方が賢明だろう。また、客室に戻るにはマイナスに達する極寒の屋外を通らないといけないお風呂もある。冬場の入浴はゆったりつかって芯から温まるようにしたい。○地のものは地酒とともにお待ちかねの夕食は、18時から大広間または囲炉裏(いろり)の間でとなる。こちらもランプのみの光源なので、実は料理がよく見えない。しかし、料理人がていねいに食事の説明をしてくれるので、しっかり聞いておきたいところ。川魚や地のものを生かした一品一品は素朴な味わいで、これがまた地酒と合う。見知らぬ旅人同士が囲炉裏を囲んで身の上話を楽しむ夜は楽しい。電波の届かない山の中で都会の喧騒を忘れ、ランプの灯りのもと、ゆったりとした時を過ごす。雪と静けさに包まれたひとときは、きっと感慨深い旅になることだろう。※記事中の情報は2016年2月取材時のもの
2016年03月07日東京大学大学院理学系研究科や同大国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)、国立天文台などを含む国際研究グループは2月25日、「高速電波バースト(FRB)」と呼ばれる天体現象の観測結果を発表した。同成果は東京大学大学院理学系研究科天文学専攻の戸谷友則 教授らを中心とする国際研究グループによるもので、英科学誌「Nature」に掲載された。FRBとは、電波望遠鏡によって観測される数ミリ秒の短いフラッシュ現象のこと。その電波の特長からパルサーなど既知の天体でなく、50~100億光年という遠距離で発生していることが示唆されていたが、直接的な距離測定はこれまで行われていなかった。今回の研究では、オーストラリアのパークス電波天文台が発見したFRBに対してすばる望遠鏡で追観測を行い、FRBが発生した遠方の銀河を突き止めることに成功し、その距離が50億光年であることを証明した。また今回の結果からFRBは中性子星同士が連星を構成し、長い時間をかけて重力波を放出しながら接近し、最後に合体するときに発生するものである可能性が示唆された。この連星中性子星合体は有力な重力波源とされており、将来的にFRBから重力波が検出されることも考えられるという。今回の研究によってFRBが宇宙論的遠距離にある巨大な爆発現象であることが明らかとなったが、FRBの母銀河が発見されたのは今回の一例しかなく、その正体を解明するためにはさらなる観測が必要となる。
2016年02月25日アイ・オー・データ機器は3日、電波を全方位に届ける「360コネクト」搭載の無線LANルータ「WN-AX1167GR」と「WN-GX300GR」の2モデルを発表した。2月下旬から順次発売する。標準価格は7,200円(税別)から。○WN-AX1167GR「WN-AX1167GR」は、5GHz帯と2.4GHz帯のデュアルバンド接続に対応した、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANルータ。2月下旬に発売し、標準価格は8,900円(税別)。上下 / 左右 / 奥行きの360度全方向に電波が射出されるよう最適化された新開発アンテナと、最大通信距離を伸ばす高性能パワーアンプを併用した「360コネクト」技術を搭載。全方向にムラなく電波が届く仕様としたことが特徴となる。内蔵アンテナ数は4本(5GHz送受信用×2、2.4GHz送受信用×2)で、安定性を保ち速度低下を防ぐビームフォーミング技術にも対応。iPhoneなどの対応機種を使うことで、安定した通信をサポートする。最大通信速度は867Mbps(理論値)となっている。インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LANポート×4とWANポート×1。無線LANセキュリティはWPA2-PSK(TKIP / AES)、WPA-PSK(TKIP / AES)、WEP(64 / 128bit)、MACアドレスフィルタリング(最大32エントリ)など。推奨接続台数は8台。縦置き / 横置きの両対応で、本体サイズはW100×D150×H156mm(縦置き時)、重量は約270g。対応OSはWindows 7(SP1) / 8 / 8.1 / 10、OS X 10.9~10.11、Android 4.0~6.0、iOS 7~9。○WN-GX300GR「WN-GX300GR」は、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nのみ準拠するモデル。3月中旬に発売し、標準価格は7,200円(税別)。「360コネクト」などの主な機能や仕様は「WN-AX1167GR」ほぼ共通。相違点は、ビームフォーミングに非対応である点、内蔵アンテナ数が2本(2.4GHz送受信用×2)となる点、重量が約260gになる点など。
2016年02月03日●山口県に新たな宇宙電波望遠鏡をつくるKDDIと山口大学は1月26日、KDDI山口衛星通信所にある大型パラボラ・アンテナを、衛星通信用から電波望遠鏡へ改造し、ブラックホールなどの宇宙観測研究に活用すると発表した。KDDIは2001年にも別の大型パラボラ・アンテナを国立天文台に譲渡しており、電波望遠鏡に改造され、現在は山口大学が研究に使用している。同大学では今回借用するアンテナと組み合わせることで「山口干渉計」を構築。日本最大級の電波干渉計として、ブラックホールなどの宇宙観測研究に挑む。今回は同日に行われた記者会見の模様から、KDDI山口衛星通信所の来歴や電波望遠鏡の概要、観測により期待される成果などについて見ていきたい。○見渡す限りのパラボラ・アンテナ、世界の通信を支える西の関門局KDDI山口衛星通信所は山口県山口市仁保中郷という、周囲を山に囲まれた、緑豊かな場所にある。敷地内には大小さまざまなパラボラ・アンテナが立ち並び、これらのアンテナによって、静止通信衛星「インテルサット」や「インマルサット」からの通信を受け止め、通信先へ中継する役割を担っている。KDDIは1963年(当時はKDD)に、茨城県に「茨城衛星通信センター」(当時は茨城衛星通信所)を開所し、日米間の衛星テレビ通信の中継を行っていた。開所直後、米国との衛星通信実験が行われた最中に飛び込んできたのが「ケネディ大統領の暗殺」という衝撃的なニュースだったことは、歴史の教科書に載るほど有名な事件である。しかし、同通信所は主に太平洋を挟んだ米国との通信用に造られたため、日本の西側にある欧州やアフリカなどとの交信はできなかった。そこで山口県に新しい衛星通信基地が造られることになり、1969年5月に開所したのがこのKDDI山口衛星通信センター(当時はKDD山口衛星通信所)である。山口県からであれば太平洋だけでなく、インド洋上空の衛星との通信もでき、また台風や地震などの災害に見舞われる可能性も少ないこと、さらに周囲を山に囲まれていることで通信にとって厄介な雑音も少ないことなどが、この地が選ばれた理由だという。その後、2007年に茨城衛星通信センターは閉所され、同所が担ってきた機能はすべて、この山口衛星通信センターに統合されることになった。現在では日本最大にして、世界でも有数の大きさをもつ衛星通信基地となっている。○衛星通信アンテナから電波望遠鏡へ山口衛星通信センター内には、合計で24基のアンテナが並んでいる。その中でもひときわ目を引くのが、アンテナの直径(口径という)32mと34mの大型パラボラ・アンテナである。32mの「山口第4アンテナ」は1979年に、34mの「山口第2アンテナ」は1980年に建設され、衛星テレビや国際電話、国際データ通信など、さまざまな通信を国内外へ中継し続けてきた。しかし現代では、海底ケーブル網が発達したことや、通信衛星の性能が上がり、より小さなアンテナでも通信ができるようになったことなどを受け、大型アンテナは衛星通信としての役目を終えることになった。しかし、アンテナそのものの役目はそこで終わらなかった。新たに「電波望遠鏡」として、第二の人生を歩み始めることになったのである。「望遠鏡で宇宙を見る」には、大きくふたつのやりかたがある。ひとつは市販の天体望遠鏡や、あるいはハワイにある「すばる」望遠鏡のように、可視光、つまり人間の目に見える光で観測する方法。そしてもうひとつが、赤外線やX線、ガンマ線、電波といった、人間の目には見えない電磁波で観測する方法である。天体はあらゆる電磁波を出しているため、可視光だけでは見えなかったことが、他の電磁波を使うと見えるようになる。電波望遠鏡では宇宙の天体からやってくる電波を捉える必要がある。一方、衛星通信用のアンテナも、宇宙の人工衛星からやってくる電波を捉えるように造られている。両者は受信機器など細かな点は異なるものの、設備をそのまま共有することができる。まず2001年に、山口第4アンテナの運用が終わり、国立天文台へ無償譲渡されることになった。その後、電波望遠鏡にするための改造が行われ、2002年から「第1電波望遠鏡」として運用が始まっている。現在は国立天文台との協定により、山口大学と共同で研究に活用されている。第1電波望遠鏡では、単体での観測はもちろん、国内や中国、韓国、台湾などにある他の望遠鏡との連携による観測も行われており、東アジア地域における観測の中核的な存在にある。これまで星が誕生する様子やブラックホールの観測が行われており、2011年には形成中の星の周囲にあるガスが、回転し、中心の星へ向けて落下している様子を検出することに成功している。そして山口第2アンテナもまた、2015年に運用を終えることになり、「第2電波望遠鏡」として活用されることになった。第2電波望遠鏡は単体でも運用されるほか、隣接する第1電波望遠鏡と連携することで「干渉計」という仕組みを構築でき、単一の望遠鏡では達成できないほどの高い能力で、宇宙を観測できるようになる。●「山口干渉計」の誕生へ○山口第2アンテナも電波望遠鏡に第2電波望遠鏡は1980年に山口第2アンテナとして建設され、インド洋上の静止軌道に配備された通信衛星「インテルサット」との通信で運用が開始された。その後約35年間にわたって、インド洋と太平洋上の静止衛星とを結んだ、国際電話や国際データ通信、国際テレビ伝送などの国際通信サービスで活躍した後、2015年に運用を終了した。そして山口大学の要望に応じ、昨年11月にKDDIと山口大学との間で第2アンテナの賃貸借契約が結ばれた。契約期間は今月から来年3月までの1年3カ月で、その後も必要に応じて更新が行われていく予定になっている。第2電波望遠鏡のアンテナの口径は34mで、これは国内第3位の大きさを誇る。その表面は432枚のアルミ製パネルで構成されている。内部にはセンサーとヒーターが内蔵され、雪などが積もると自動的にヒーターの電源が入り、雪を溶かすようになっている。また熱による膨張や収縮に対応するため、パネル同士の間は若干隙間が開けられている。高さは最大42mで、重量は430トン。電動モーターによって土台を360度回転させることができ、方位を自由に変えることができる。またアンテナの上下の角度(仰角)は0度から90度まで、こちらも自由に変えることができる。もっとも、衛星通信で使われていたころは、静止衛星は上空の一点でほぼ静止しているため、アンテナを頻繁に動かす必要はなかったので、電波望遠鏡になって初めて真価を発揮することになる。同大学の藤沢健太(ふじさわ・けんた)教授は、「ひとつの大学がこれほどの規模の望遠鏡を使えるというのは、あまり例が無いこと」と語る。あまり、というのは、実は茨城大学も、前述の閉鎖されたKDDI茨城衛星通信センターにあった大型パラボラ・アンテナの提供を受け、電波望遠鏡に改造して研究に使用しているためである。したがって山口大学と茨城大学とはお互いに仲間同士であり、またライバル同士でもあるという。今後は実際に電波望遠鏡に改造するために必要な、駆動部や受信機、電波信号分析システムなどの開発が行われることになっている。計画では今年中に工事を終えて観測を開始し、2017年にも何らかの成果を発表したいとしている。○山口干渉計第2電波望遠鏡ができたことによる最大の特長は、隣接する第1電波望遠鏡との共同で、「干渉計」という仕組みを構築することができる点にある。望遠鏡で対象を細かく見ようとすると、口径を大きくする必要がある。たとえば可視光を見る望遠鏡の場合、市販の天体望遠鏡でも高性能なものは筒の部分が太くなっており、ハワイにある世界最高性能の望遠鏡である「すばる」は8.2mもの口径をもっている。電波望遠鏡でも口径が大きいほうが、より遠くの天体を鮮明に見ることができる。では、直径34mの第2電波望遠鏡は、直径8.2mの「すばる」よりもはるかに良く見えるのかといえば、実はそうではない。そこには光と電波の波長の違いがある。電波のほうが波長が1000倍以上も長いため、仮に「すばる」と同じだけ細かく見ようとすると8.2m x 1000 = 8200mという、途方も無い大きさの口径が必要になってしまう。そこで、離れたところに置いた2基以上の望遠鏡を使い、同じ対象を同時に観測する「干渉計」という仕組みを使うことで、単一の望遠鏡では到底実現不可能な大きさの口径を、擬似的に作り出すことができる。山口大学では、第1電波望遠鏡と第2電波望遠鏡で干渉計を構築。「山口干渉計」と名付け、これまで誰も見たことがない宇宙の姿の解明に挑む。もっとも、第1と第2電波望遠鏡の間の距離は110mほどと近いため、角度分解能(どれだけ細かく見られるかを角度で示したもの)は小さい。しかし、周波数に対して連続的に放射強度が変化している「連続波天体」に対する感度はとても高くできるという特長をもっている。おおまかな数字で言うと、第1電波望遠鏡だけで観測したときと比べ、100倍近い感度で観測できるようになるという。藤沢教授はこの性能向上について、「たとえば星が爆発している様子などは、これまで第1電波望遠鏡だけでは見られなかった。それが感度が100倍になることで捉えることができるようになり、またブラックホールなどの観測でも新しいものが見えてくるだろう。また、今まで見られなかった天体も見えるようになる。とにかくいろいろ見えるようになる」と語る。藤沢教授らが着目しているのは、天体の明るさが短時間に大きく変化するような「爆発現象」である。その中でもとくにブラックホールに興味があるという。ブラックホールとは、星が爆発したあとに残される小さいながら重力の大きな天体で、その重力で光をも吸い込んでしまうことから「ブラックホール」と呼ばれており、研究者から大きな注目を集めている。しかしブラックホールは、この天の川銀河の中に100万個から1億個ほどあると考えられているものの、これまで見つかっているのは50個ほどに過ぎない。これを山口干渉計で探査し、より多くのブラックホールが見つけたいという。藤沢教授は「ブラックホール研究に新しい流れを作りたい」と意気込みを語った。ただ「ブラックホール」を見つけたいとは思うものの、最初から狙ってうまくいくかどうかはわからない。そこで手堅い研究対象として、星の表面の爆発現象の観測も行いたいという。例えば、太陽は常に一定の明るさで眩しく光っているように見えるが、実はときどき表面で大爆発が起こることがある。これがなぜ起こるのかは完全にはわかっていないが、近年の研究で、電波を使って観測することでより顕著に見えることがわかっており、山口干渉計でもこの現象に着目し、研究をしていきたいとしている。○KDDI山口衛星通信センターは一般の見学も可能KDDIグローバルネットワーク・オペレーションセンターの河合宣行(かわい・のぶゆき)副センター長は「第1電波望遠鏡と合わせて観測が行われることで、今後の世界的な天文研究へ貢献することができる。また地元山口大学の要望に応えることにより、当社の地元貢献に寄与することもできる。当センターの30m級アンテナは国内でも有数の施設であり、施設見学に来られるお客さまにとっても魅力的な価値の維持、向上につながる」としている。なお、KDDI山口衛星通信センターは一般公開されており、アンテナの近くまでは入れないが、遠目からでもその迫力は十分に伝わる。また、センター内には広報施設「パラボラ館」もあり、KDDIによる衛星通信や海底ケーブル通信への取り組みの歴史や現状、技術の仕組みなどについて学ぶことができるようになっている。牧尾さんは「電波望遠鏡による観測結果や成果についても、パネルなどを置くコーナーを設けることで、子供たちに宇宙のこと、電波のことの関心を高めていただけると期待している」と語った。【参考】・KDDI、衛星通信用のパラボラアンテナを活用して山口大学の宇宙観測研究に協力・KDDIパラボラ館・宇宙電波観測センター > 山口32m電波望遠鏡・2015年度VERAユーザーズ・ミーティング@水沢 山口干渉計 藤沢健太(山口大学)・電波干渉計のしくみ - アルマについて - アルマ望遠鏡 国立天文台●写真集
2016年01月29日オウルテックは27日、Kailh社製のメカニカルキースイッチ「青軸」を採用したキーボード2モデルを発表した。発売は2月上旬。Kailh社製の青軸キースイッチは、カチッというクリック音と、軽い押し下げ圧のキータッチが特徴で、今回発売する製品は、109キーモデルと、92キーモデルの2モデルを揃える。Nキーロールオーバーに対応し、109キーモデルではPS/2接続時に、92キーモデルでは設定切替時に全キーの同時押しが可能。また、鉄板を筐体内部に設置し、5,000万回の打鍵回数に耐えうるという。109キーモデル「OWL-KB109BLJP-BK」の主な仕様は、キー配列が日本語JIS、インタフェースがUSBとPS/2、キーピッチが19mm、キーストロークが4mmなど。付属品は、パームレスト×1、PS/2変換コネクタ×1、ゲーム用予備キー×4、キー引抜工具×1、取扱説明書など。本体サイズはW448×D149×H35mm、重量は約1.16kg。92キーモデル「OWL-KB92BLJP-BK」では、109キーモデルの仕様からインタフェースがUSBのみに変更される。付属品は、USBケーブル、ゲーム用予備キー×4、キー引抜工具×1、取扱説明書など。本体サイズはW370×D140×H29mm、重量は約1kg。
2016年01月27日エレコムは26日、無線LANルータからの電波を中継して利用範囲を拡大する中継器「WTC-1167HWH」を発表した。2月中旬から発売する。価格は8,970円(税込)。無線LANルータと組み合わせて使い、電波の強度を高めたり、到達範囲を広げる無線LAN中継器。適切に導入することで、風呂やトイレなど無線LANルータだけでは電波の届きにくい場所でも、安定したWi-Fi接続が可能となる。2台使った中継にも対応。コンセントに直付けして使用するタイプとなっており、本体は薄く丸みを持たせることで邪魔になりにくい。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに準拠し、通信速度は最大867bps(理論値)。デュアルバンド対応なので、両方の周波数を同時に中継できる。中継モードは、2.4GHz5GHzのいずれかを使用するシングルモード、両方を使うデュアルモード、2.4GHzを5GHzに、5GHzを2.4GHzに変換するクロスバンドモード、通信状態の良い帯域を使うOptimizeモードの4種類を用意する。接続距離は最大30mで、無線LAN接続機能は「WPS」をサポート。セキュリティはWPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(TKIP/AES)、WEP(64bit/128bit)で、ステルスSSIDなども使用できる。内蔵アンテナは5GHz帯と2.4GHz帯とも送受信を2本ずつ。同時接続台数は10台まで。本体サイズはW68×D30×H98mm、重量は約108g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.5以降。
2016年01月26日ニコンイメージングジャパンは1月6日、米ラスベガスにて開催される「2016 International CES」(CES 2016)において、電波制御に対応したスピードライト「SB-5000」を発表した。発売は3月で、希望小売価格は税別72,500円。「電波制御アドバンストワイヤレスライティング」を搭載し、ニコンのスピードライトとして初めて、電波制御によるワイヤレス増灯撮影に対応した。電波制御によって、リモートフラッシュが物陰や遠くにある場合や、周囲が非常に明るい場合でも、光制御に比べて容易にライティングできる。通信距離は最大約30mだ。電波制御アドバンストワイヤレスライティングの対応カメラは、2016年1月6日現在で「D5」と「D500」のみ。初搭載となる「クーリングシステム」により、フラッシュヘッド内部の過熱を抑え連続発光回数を向上させた。ガイドナンバーは「34.5」(FXフォーマット、ISO100・m、照射角35mm、スタンダード配光時)となる。ロータリーマルチセレクターに多くの機能を集約して操作性が向上したほか、小型化も実現。そのほか、照射角が使用レンズの焦点距離に連動する多段階「オートパワーズーム機構」や、カメラのメニューやパソコンからからSB-5000の設定・操作が行える「ユニファイドフラッシュコントロール」といった機能も備える。FX / DX切り替えに対応しており、配光画角は配光タイプ切り替え(スタンダード配光 / 均質配光 / 中央部重点配光)となる。調光範囲は0.6m~20m。発光モードはi-TTL 調光 / 絞り連動外部自動調光 / 外部自動調光 / 距離優先マニュアル発光 / マニュアル発光 / リピーティング発光。バウンス角度は垂直方向が上90度 / 下方向7度、水平方向が左方向180度 / 右方向180度。電源には単3形アルカリ乾電池もしくはニッケル水素充電池×4本を使用。本体サイズは約W73×D103.5×H137mm、重量は約420g。
2016年01月06日●Wi-Fiの仕組みをおさらい自宅にWi-Fiルーターを置いている家庭は非常に多くなったが、Wi-Fiに共通する悩みとして「電波が届かない」「思ったほど速度が出ない」ということがある。電波は周辺の環境にも大きく左右されるにも関わらず、目に見えないので調整が大変だが、セオリー自体は存在する。大掃除などのタイミングで今一度、自分の環境を見直してみよう。○電波は障害物に弱いWi-Fiの仕組みは簡単だ。ルーター(アクセスポイント)とパソコンやスマートフォン、ゲーム機といったクライアント(子機)の間で2.4GHz帯、または5GHz帯の電波を飛ばし、データをやり取りしている。ここで使われている2.4GHz帯、または5GHz帯という電波は、3G/LTEの携帯電話(700MHz~2.5GHz)と比べるとかなり短い波長の電波(マイクロ波)を使っている。電波には波長が短いと障害物などを回り込みにくいという特徴があり、家の外から届いている携帯電話が入るのに、自宅内のWi-Fiが届きにくい、というのはこのためなのだ。電波は壁などにぶつかると反射もする。反射した電波が障害物の陰にまで届いたりもするのだが、反射した電波どうしが干渉しあって減退することもあるため、反射をあまり当てにすることはできない。いずれにしても目で見えていない電波を過信するのは困難というわけだ。障害物に弱いということは、例えばルーターが違う部屋に置いてあると、ドアや家具などで電波が遮られてしまい、届きにくいということになる。同じ部屋の中にあっても、ルーターの前に荷物が置いてあったりすると、当然電波は減退する。このため、Wi-Fiーターの鉄則その1は「見晴らしのいい、障害物に遮られにくい場所に置く」だ。例えば、部屋の中で一番高い家具の上などが望ましい。最近のルーターは外見もずいぶん洗練されているが、それでも部屋のど真ん中に置くよりは、隅の方に置いておいたほうが目立たなくておススメだ。最近、ルーターなどをまとめて隠すように収納するケーブルボックス的な製品も販売されているが、有線のルーターやモデムを入れておくのはともかく、Wi-Fiルーターの場合は個人的にはあまり感心できない。ワンルームのアパートなどで、遠くまで電波を飛ばす必要がなく、部屋の外観を整理したいという場合に使うといいだろう。●アンテナの角度をいじってみてもいいかも○アンテナの向きを変えてみる高いところに置いてもいまいち電波の通りがよくない、という場合は、電波を飛ばすアンテナの向きがよくない可能性がある。ルーターには1~3組程度のアンテナが内蔵されているが、全方向に電波を飛ばす「無指向性」のアンテナと、ある程度方向性を決めて飛ばす「指向性」のアンテナの2種類がある。どちらにも一長一短あるのだが、電波の届きが悪い場合は反射や干渉も含めてアンテナの向きが悪い場合がある。そこでWi-Fiルーターの鉄則その2「ルーターやアンテナの向きを変えてみる」を試してみよう。アンテナが内蔵型の場合はアンテナの位置や方向が見えないので、本体ごと角度を変えることになる。取り扱い説明書にアンテナの位置が記載されている場合もあるので、それを参考にアンテナをよく使う方向に向けてやったり、少し角度を変えるだけで、電波の感度がだいぶ変わる可能性がある。ルーターからアンテナがむき出しになっている製品もあるが、こうした製品はアンテナの角度をいじりやすい。ただ、自分ではよかろうと思って変えてみても、案外影響が少なかったりすることもあるので、少しずついじってみるといい。●中継機の導入も検討して○延長するという手もWi-Fiを利用するのが平面上であればこれで十分なのだが、一戸建ての1階と2階のような立体的な場合は、2階の床や廊下、階段を越えて電波が到達しなければならないため、さらに厄介なことになる。1階では十分な強度の電波が利用できても、2階まで届かない、というケースは非常に多い。各メーカーではこれを解消するため、電波の出力の高い、いわゆるハイパワーな機種を出しているケースもある。電波の出力が高いというのは直接的に通じやすさにつながるため、これは一つの解として正しい。しかしこれでもうまくいかない場合は、最近よく見掛けるようになった「中継器」を使うのも一つの手だ。これはルーターからの電波を拾い、そこからさらに自分自身がルーターとして電波を飛ばすというもので、文字通り中継点となってインターネットとの接続を行ってくれる。そのぶん接続速度が落ちるなどの副作用もあるのだが、接続エリアを広げたいのであれば有効な手段だ。さらに周辺のWi-Fiルーターの電波使用状況を見てチャンネルを変えたり、使われていない周波数帯を使うといった対策もあるが、置き場ひとつ、置き方ひとつで結構結果が違ってくることもあるというのはぜひ覚えておこう。接続環境を整えて、快適な年末年始を過ごしてほしい。
2015年12月05日ドスパラは3日、LED搭載で発光するキーボード「中華 黒軸/青軸 LEDキーボード」を、同社直営の「上海問屋」にて発売した。ブラックとホワイトの2色に、黒軸と青軸の2モデルを用意。価格は6,999円(税込)。キーの1つ1つにLEDライトが仕込まれているメカニカルキーボード。LEDライトはただ点灯するだけでなく、ゆるやかに点滅したり激しく移動するように見せたりといった多彩なパターンを収録。点灯パターンは、「Fn」キーを押しながら「F8」キーを押すことで切り替えられる。明るさの調整も可能で、ブラックモデルにはホワイトLEDが、ホワイトモデルにはブルーLEDがセッティングされている。本体はフレームレスデザインを採用し、キースイッチには黒軸、もしくは青軸を採用。黒軸モデルではスコスコというタイプ感覚を、青軸モデルではカチカチというタイプ感覚を得られる。インタフェースはUSBで、ケーブル長は約1.6m。接続用のUSBケーブルは取り外し可能。キー配列は英語82キーで、本体サイズはW31×D12×H3.7mm、重量は約610g。
2015年12月03日青汁事業15周年記念で1袋増量発売!株式会社ファンケルヘルスサイエンスは、国内産の「ケール」と香り高く芳醇な味わいのココアパウダーを使用した「本搾り青汁リッチココア」を、2015年12月18日(金)より通信販売および直営店舗にて数量限定で発売する。なお、今年は同社の青汁事業15周年の記念企画として、従来の5袋入りに1袋増量の6袋入り、価格は772円(税込み)で提供し、女性の美容と健康をサポートする。同社では「青汁」でありながら、冬のこの時期、冷え対策や美肌、リラックス効果が期待できる「ココア」と、イソフラボンを含む「豆乳パウダー」を配合した、ホットで飲める「本搾り青汁リッチココア」を2014年1月から販売し、幅広い年齢から高い支持を受けている。「ケールとココアと豆乳」の絶妙なブレンドで抜群の栄養価青汁の栄養を大きく左右する、ベース原料の「ケール」の栽培にもこだわり国内産「ケール」を100%使用し、ミネラルの吸収に優れた同社独自成分「植物性ツイントース(R)」を配合した青汁を使用。同製品は、ビタミンやミネラル、食物繊維といった栄養素が豊富な国内産の「ケール」を、1杯分に40gを使用し、1食分に必要な緑黄色野菜の栄養を摂取でき、カカオ本来のコクと香りが豊かなオリジナルブレンドの「ココアパウダー」と、味わいがまろやかな「豆乳パウダー」を贅沢に配合した。「ココア」の、カカオポリフェノールや食物繊維、ミネラルの成分、イソフラボンを含む「豆乳パウダー」の絶妙な配合で、さらに飲みやすく“おいしい青汁”を提供する。着色料・食塩・保存料・香料無添加、国内工場で製造のため安心で安全であることも特徴だ。(画像はニュースリリースより)【参考】・株式会社ファンケルヘルスサイエンスニュースリリース
2015年11月29日シチズン時計は12月中旬に、GPS衛星電波時計「シチズン ATTESA(アテッサ)」から、ブラックとピンクゴールドカラーを用いた2モデルを発売する。シンプル&スリムなデザインの「F150(CC3014-50E)」は200,000円(税別)、デュアルタイムやクロノグラフなど多機能な「F900(CC9016-51E」は240,000円(税別)だ。両モデルとも、ケース本体にピンクゴールド、ベゼルとバンドにブラックをあしらい、艶やかな色気をまとった仕上げとした。ブラックDLCは人工衛星が浮かぶ漆黒の宇宙空間、ゴールドカラーは人工衛星に反射して輝く太陽の光を表現している。また、シチズン独自の硬化技術「デュラテクト」によって、時計本体にキズが付きにくい。共通の仕様は、ケースとバンドの素材がスーパーチタニウム、風防がサファイアガラス(シリコン加工物の多層コーティングによって反射を抑制)、防水性能が10気圧など。ケースサイズ(設計値)は、F150(CC3014-50E)がケース径43.5×厚さ12.5mm、F900(CC9016-51Eがケース径43.5×厚さ13.1mmとなっている。
2015年11月26日沖電気工業(OKI)は11月17日、電波到来方向推定技術をITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)に適用し、車両・歩行者位置検出を実現する「次世代ITS路側インフラ無線技術」を開発したと発表した。同技術は、ETC・DSRC車載器から送信された電波を到来方向推定アンテナモジュールで受信し、アンテナモジュールを構成する各アンテナ素子の経路差から生じる受信信号の遅延量より電波到来の方位を推定するもの。複数の到来波推定装置を使用することでETC・DSRC車載器の位置を特定することができる。同社はこの技術を用いて車両および歩行者を対象とした測位実験を実施。30m四方のDSRC通信領域内において、ほぼ±1mの位置精度を確保できることを検証した。さらに路側機の設置条件などによっては±0.5m以内の位置精度を確保でき、GPSと同等以上の測位精度を確認できたという。同社は今後、次世代のITSインフラの検討とサービスの適用検証を進めていき、またその他の電波発信位置を推定するシステムとして、ドローンをはじめとするロボットの操縦者位置探索など、ITS用途以外の多様なニーズにも対応したシステムの提供を行っていくとしている。
2015年11月17日オリエント時計は11月7日に、コスチュームジュエリーをデザインモチーフにした女性向けソーラー電波ウオッチ「iO コスチュームジュエリー ソーラー電波 クリスマス限定モデル」を発売する。税別価格は40,000円、限定500本となる。レギュラーモデル(5種類)の「iO コスチュームジュエリー ソーラー電波」は発売済みで、税別価格は34,000円から39,000円。○iO コスチュームジュエリー ソーラー電波 クリスマス限定モデル「iO」は、オリエント時計の部門を越えて集まった女性スタッフが立ち上げたブランド。「iO」はイタリア語で「私」を意味し、「私の大切なもの、私の好きなもの、私のこだわるもの」をブランドコンセプトに展開している。今回のクリスマス限定モデルは、コスチュームジュエリーをデザインモチーフとして、知的でフェミニンな印象のピンクゴールドトノー型ケースを採用。インデックスにはピンクのグラデーションを描く3色のスワロフスキー・クリスタルを配し、アクセサリー感覚のブレスレットバンドとした。ケース素材はステンレススチール(ピンクゴールド色めっき)、ケースサイズが縦35.2×横27.6×厚さ9.3mm、風防はカーブクリスタルガラス、防水性能は3気圧。○iO コスチュームジュエリー ソーラー電波レギュラーモデルのラインナップと税別価格は、文字板とバンド素材によって分かれる。ホワイト/メタルバンドの「WI0151SD」が39,000円、ピンク/メタルバンドの「WI0161SD」が37,000円、ダークブラウン/メタルバンドの「WI0171SD」が36,000円、シャンパン/革バンドの「WI0181SD」が37,000円、ホワイト/革バンドの「WI0191SD」が34,000円。
2015年10月28日日本のヒップホップユニット、電波少女が2016年2月27日(土)に東京・ShibuyaWWWでワンマンライブ「電波少女解散&復活ワンマンライブ“茶番”」を開催する事が決定した。【チケット詳細はこちら】今年の7月に行った初のワンマンライブに続き、2度目のワンマンライブとなる同公演。ライブへの意気込みについて、電波少女リーダーのハシシは「前回はfeaturingワンマンということもありゲストもめちゃくちゃ多かったので、やっとワンマンらしいワンマンができるかなと思っています。楽しみな気持ちもありますが、今までと規模感も多少変わり憂鬱です。来てくれるみんなを全力で楽しませたいと試行錯誤した結果、電波少女の解散と再結成をしようということになりました。是非俺らの茶番に付き合いに来てください。電波少女チーム一同色んなもの用意して待ってます、よろしくお願いします」とコメントを寄せている。電波少女は2009年に結成。幾度のメンバー加入、脱退を経て、現在はMC担当ハシシとDJ&パフォーマンス担当nicecreamの1MC1DJとして活動。今年の7月に2nd アルバム『WHO』をリリースしている。ワンマンライブのチケット一般発売に先がけて、オフィシャルHP先行を実施。同先行で申し込んだ人を対象に、チケット料金が通常の前売り料金より400円安い特別価格での案内。またライブ当日会場で先着順にスペシャルサイン入りステッカーのプレゼントが行われる。受付は10月8日(木)午後9時から10月18日(日)午後11時59分まで。■電波少女解散&復活ワンマンライブ“茶番”日時:2016年2月27日(土)開場17:00 / 開演18:00会場: Shibuya WWW(東京都)料金:オフィシャルHP先行スペシャルプライス2,800円(ドリンク別)前売り3,200円(ドリンク別)
2015年10月09日オリエント時計は18日、1970年代の機械式時計テイストを現代的にアレンジしたクオーツ式時計「オリエント Neo70’s ソーラー電波」シリーズを発売した。レギュラーモデルを4機種と、限定700本となる「ORIENT65周年記念限定モデル」(1機種)を用意。税別価格は36,000円、または39,000円。今回の新モデルは、ソーラー充電機能と標準電波受信による時刻合わせ機能を搭載。丸型ケースに3面カットガラスを組み合わせ、レトロ感の中に現代的なスタイルを表現している。文字板には特徴的なインデックスを採用し、ケースリングを重ねて立体感を出した。文字板カラーは、12時から6時にかけて光沢感あるグラデーションとして、深みのある雰囲気を演出。また、艶消し3列メタルバンドによって、文字板やインデックスの鏡面を引き立てている。レギュラーモデルは、文字板がグリーンの「WV0051SE」、グレーの「WV0061SE」、ブルーの「WV0071SE」、レッドの「WV0081SE」という4機種。ケースとバンドの素材はステンレススチールモデルで、WV0051SEのケースのみグレー色めっきが施されている。共通の仕様として、ケースサイズが縦46×横39.5×厚さ10.6mm、風防が3面カットクリスタルガラス、防水性能が10気圧だ。税別価格はWV0051SEが39,000円で、そのほかの3機種は36,000円となる。一方、「オリエント Neo70’s ORIENT65周年記念限定モデル」(WV0091SE)は、上記のレギュラーモデルをベースとして、限定モデル用に開発したラメ入りの文字板を採用。金色のインデックスとスパークリンググリーンのダイヤル色を組み合わせ、特別感を高めた。税別価格は36,000円。
2015年09月19日カシオ計算機は17日、「Elegance, Technology」をコンセプトにしたフルメタルの電波ソーラーウオッチ「OCEANUS(オシアナス)」の新製品として、ブランドカラーの「青」にこだわったGPSハイブリッド電波ソーラー搭載モデル「OCW-G1100」を発表した。10月23日に発売し、税別価格は230,000円。OCW-G1100はある意味、OCEANUSの原点に返り、ブランドカラーの美しい「ブルー」に磨きをかけた。透明感とともに上質な光沢を放つサファイアガラスのベゼルには、UTC(世界協定時)との時差プラス表示部分に、地球を包む大気光をイメージした新色のブルー蒸着を施した。一方のマイナス表示部分は、宇宙を表すブラックとして、暗闇に広がる神秘的な青の輝きを表現。合わせて、再結晶ブルーサファイアを秒針の針軸に配し、時字・インダイアルリング・インジケーターは色調の異なる3つのブルーで彩るといったように、こだわりのブルーを随所に散りばめている。時刻合わせの機能としては、GPS電波と標準電波(世界6局)の受信に対応したハイブリッドシステムを搭載。世界中で正確な時刻を取得できる。6時位置のインダイアル(ワールドタイム)には、時計回り・反時計回りの両方で運針速度を高めたデュアルコイルモーターを配置。ワールドタイムの素早い時刻合わせが可能となり、使い勝手が向上している。また、運針速度に緩急をつけており、遊び心のある動きで時計を操作する楽しみを演出した。ケースとバンドの素材はチタン、ケースサイズは51.1×46.1×15.1mm、重さは102g、風防は両面無反射コーティングのデュアルカーブサファイアガラス、防水性能は10気圧。
2015年09月18日ロジクールは20日、ゲーミングキーボード「ロジクール G710+ メカニカル ゲーミング キーボード(青軸)」(型番:G710pBL)を発表した。8月27日から発売し、価格はオープン、同社の直販サイト「ロジクール オンラインストア」での価格は17,750円(税別)。「Cherry MX 青軸スイッチ」を採用したゲーミングキーボード。マウスクリックのような打鍵感と確実なフィードバックにより、ゲームプレイ時における確実な操作をサポート。耐久性も5,000万回と高い。6個のプログラムキーを備え、3種類のモードと切替キーの組み合わせにより、最大18種類の機能を割り当てられる。MRキーを使用すると、ゲーム中でもマクロ設定が可能。「ゲーム/デスクトップモード切替ボタン」では、Windowsキーとアプリケーションキーを無効化でき、ゲーム中の押し間違えを防ぐ。そのほか、最大26キーの同時押しをサポートする「26キーロールオーバー」や「112キーアンチゴースト」といった機能も搭載する。W/A/S/Dキーとカーソルキー、それ以外という2つのゾーンに分けてバックライト輝度を調節する「デュアルゾーンバックライトシステム」も採用した。暗い場所でも、W/A/S/Dキーとカーソルキーの位置を確認しやすくなっている。キーレイアウトは日本語108キーで、キーピッチは19mm、キーストロークは4±0.5mm、押下圧は50±15g。キーボードの角度調節も行える。インタフェースはUSBで、USBケーブル長は187cm。本体サイズはW508.15×D220×H38.35mm、重量は1,460g。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.8以降。
2015年08月20日輝きや煌きを女性らしいデザインや機能で表現するカシオの腕時計、「SHEEN(シーン)」。そのVoyage Seriesから、女性の腕にぴったりはまる幅25.4mmの小柄な電波ソーラーモデルが登場します。ワールドタイム機能付き電波ソーラーモデルとして世界最小・最薄(※2015年1月カシオ調べ)を実現しながら、10気圧防水を搭載。中でも気になる機能の一つが、シンプルワールドタイム。りゅうず(腕時計の側面にあるつまみ)を一段引き、都市コードに秒針を合わせるだけで、すばやく世界の時刻を表示します。サマータイムにも自動で切り替わるので、旅行や出張などに便利。また、磁気や衝撃の影響で秒針の示す位置が万一ずれた場合、秒針の位置を一定時間ごとに確認し、針を正しい位置に自動補正してくれる秒針位置自動補正機能も。そのほかにも、日付表示やタフソーラーなどが付いていて実用的です。デザイン面も女性の旅心を刺激するようなこだわりが細部に見られます。文字板グラデーションは、空と風の流れがイメージされているのだそう。秒針は飛行機をモチーフにしており、カッティングされてトップにクリスタルがあしらわれたりゅうずは太陽をイメージ。まるで、手元から旅へと誘われているかのようです。都市コードリングは手書き風のフォントで記載。また、ガラスは傷が付きにくく高い視認性を誇る高硬度の無反射コーティングサファイアガラスが採用されています。便利な機能と、上質感を備えたデザインの「SHEEN」のニューモデル。3つのカラーバリエーションで、6月19日に発売予定です。夏の旅のお供に、ぜひ手に入れてみては。・カシオ 「SHEEN」公式サイト
2015年06月12日オリエント時計は18日、20代前半から30代の女性に向けたソーラー電波時計「iO ナチュラル&プレーン」を発売した。ラインナップと税別価格は、文字板カラーがホワイトの「WI0111SD」が32,000円、ピンクの「WI0121SD」が33,000円、ブラウンの「WI0131SD」が33,000円、ホワイトの「WI0141SD」が35,000円。「iO」は、オリエント時計の部門を越えて集まった女性スタッフが立ち上げたブランド。「iO」はイタリア語で「私」を意味し、「私の大切なもの、私の好きなもの、私のこだわるもの」をブランドコンセプトに展開している。今回のiO ナチュラル&プレーンは、ナチュラル感やクリーンな雰囲気をテーマにしたモデル。すっきりとしたラウンドケース、シンプルなブレスレットを採用しつつ、花びらと水滴をイメージしたボタニカル柄入りのりゅうずをアクセントにしている。文字板では、分目盛を入れることで視認性を向上。6カ所のローマ数字や柔らかにきらめくカットインデックスを配置し、ナチュラルな雰囲気に上品さを添えた。ムーブメントはクォーツで、日本の標準電波による時刻修正機能と、ソーラー充電機能を搭載する。ケース素材はステンレススチール(WI0131SDとWI0141SDはピンクゴールド色メッキ)、サイズは縦36.0×横 27.4×厚さ8.3mm、風防はクリスタルガラス。防水性能は日常生活用防水(3気圧)、駆動時間はフル充電時で約6カ月(パワーセーブ時で約1.5年)となっている。
2015年04月18日「Square Kilometer Array(SKA)」は巨大な電波望遠鏡である。チリのAtacama高地に作られたALMA電波望遠鏡の全パラボラアンテナの受信面積の合計は約650平方メートルであるが、SKAはその名の通り、1平方キロメートルの受信面積を目指している。当初は南アフリカとオーストラリアが誘致を競っていたが、SKA Midと呼ばれる350MHz~14GHzをカバーする部分は南アフリカ、SKA Lowと呼ばれる50MHz~350MHzをカバーする部分はオーストラリアに建設されることに決まった。フェーズ1ではMidは33,000平方メートル、Lowは0.4平方キロメートルで1平方キロメートルという最終目標の半分弱となっている。フェーズ1の建設は2018年から2023年という計画になっており、部分的な運転による観測開始は2020年の予定になっている。オーストラリアに建設されるSKA Lowは約13万台のアンテナを持ち、500カ所に処理ステーションを設ける。これらのアンテナからの生データは毎秒157TBに上り、年間に4.9ゼッタバイト(Zetta ByteはPeta Byteの1,000,000倍)という膨大な量になる。超新星の残骸の高速回転するパルサー中性子星が、他の中性子星、あるいはブラックホールと連星になっている系では、強力な重力場が形成されているので、このような極限の環境でもアインシュタインの一般相対性理論が成り立っているかを検証することができる。このため、SKAで、連星のパルサーを見つけようとしている。次の図は縦軸が時間で、横軸が周波数で、受信電波の強さが色で表されている。共通重心の周りをパルサーが回るので、地球に近づく方向に動いている時は、ドップラー効果で受信される周波数が高くなり、遠ざかる方向に動いているときは周波数が低くなる。このため、左側の図のように弧を描いて見える。このため、パルサー自体が出す電波を正しく測定するためには右の図のようになるように、回転の効果を補正する必要がある。この回転による加減速の影響や電波が飛んでくる間に電子などとの相互作用で周波数が揺らぐ分散が起こるが、これがどれだけあるかは分からない。このため、これに210の加速度と212通りの分散を想定したデータを作って処理を行ってみて、一番もっともらしいデータがでる値を選ぶ。サンプリング間隔は50μsで、7分間の受信で223(8M)回のサンプリングを行ってFFTを行う。これに加えて、加速と分散の想定が400万通りあるので、8M点のFFTを400万回計算する必要がある。さらにSKAは1本のビームではなく、1,111カ所を同時に観測できるマルチビームのアンテナであるので、システム全体では40億回あまりのFFTを計算しなければならない。そして、FFT前の信号は右側の上の図のように、ノイズしか見えないが、下のFFT後の信号では、いくつかのピークが見えるようになる。しかし、この信号は基本波だけでなく、いくつもの高調波があるので、これらの合計を求める必要がある。これらの計算量は膨大であるので、GPUを計算に使う予定であり、NVIDIAのK40Cを使って開発を行っているという。電波の到着時刻の揺らぎを補正するリサンプルの部分は、メモリバウンドになる処理である。このリサンプルの部分は、チューニングの結果性能を1.6倍に改善したが、8M点のFFTと合わせた全体の性能改善は1.1倍に留まり、1回のFFTに1.58ms掛かっている。高調波の合計の計算は、メモリアクセスが飛び飛びになり、メモリリミットで演算性能が出ない。これをコンパイラのアンロールが効くようにソースを書くことと、通常はアプリでは使えないL1キャッシュに読み出したグローバル変数を格納することで7倍に性能を向上したという。結果として、Resample 8%、FFT 27%、Harmonic Sum 65%の実行時間比率であったのであるが、下記のように一番処理の複雑なFFTの時間が66%になった。そして、全体性能は最初のコードと比べて2.5倍になったが、まだ、450TFlopsである。メモリリミットなので、Pascalから採用されるHBMは性能向上に貢献しそうである。SKA Midのデータをリアルタイムで解析するためには、分散を取り除くDedispersionで0.5ExaFlops、ResamplingとFFTで1.3ExaFlops、Harmonic Sumで0.5ExaFlops、その他0.1ExaFlopsで、合計2.4ExaFlopsの演算能力が必要という計算になる。稼働開始時期を考えると、これはTop500の1位に近い性能である。この時期にはNVIDIAのVolta GPUが使え、1個のVoltaで実効6PFlopsが実現できるとすると、500ノード(ステーション)でそれぞれ2個のGPUがあれば良いと述べているが、6PFlopsは2~3桁楽観的な見通しではないかと思われる。
2015年04月17日スイスのバーゼルで開催されたウオッチ&ジュエリーの祭典「BASELWORLD 2015」。シチズン時計は、昨年(2014年)発売で人気を博している衛星電波時計「エコ・ドライブ サテライト ウェーブ F100」をさらに進化させた限定モデル、「エコ・ドライブサテライト ウェーブ F900」を発表した。○素材はシチズンが誇るスーパーチタニウムケースとバンドの素材はスーパーチタニウム。シチズン独自の技術によって、純チタニウムに表面硬化技術のデュラテクトを施し、ステンレスの5倍以上という硬度と高い耐傷性を持ち、肌にも優しい。デザインはF100のシャープさとスピード感あふれるフォルムと、人工衛星を思わせるディテールを受け継いでいる。 ケース径は45.4mm。多機能にも関わらず、厚さをF100からわずか0.6mm増に抑えた。手首の細い人には若干隙間ができたラグ部分も改善され、フィット感が向上している。ブラックダイヤルにケースとバンドがデュラテクトDLC +MRKの「CC9004-51E」と、シルバーダイヤルにケースとバンドがデュラテクトα+MRKの「CC9000-51A」の2機種をラインナップ。前者のCC9004-51Eは1,700本、後者のCC9000-51Aは1,300本の世界限定となる。いずれも24万円(税別)で今秋発売の予定。○高速モーターでデュアルタイムを自由に操る!F100のシンプルな3針(実際には4針だが)スタイルから一転、F900はクロノグラフモデルとすることで、選択の幅が広がった。クロノグラフは1/20秒の24時間計測が可能だ。なお、F100も引き続き併売されるとのこと。今回のF900は、ケースの厚さが13.1mmと、光発電の多機能GPS衛星電波時計として世界最薄ながら、機能的にも大きく進化している。まず、同時2カ国のデュアルタイム表示(メインダイヤルと6時位置の24時間計)が可能になった。しかも、この2つの時刻表示はボタンひとつで入れ替え(ダイレクトチェンジ)が可能。高速ツインコイルモーターを採用し、時分針の同時制御に加えて、針の正回転時(時計回り)だけでなく、一般的に針の回転速度が落ちる逆回転時(反時計回り)も高速で、時差修正の待ち時間がいっそう短縮された。○ユーザーのニーズに合わせた時差修正方法が選べるF100が人工衛星から時刻情報のみを取得する仕様に対して、F900は位置情報の取得にも対応。最短5秒で時刻情報のみ取得して、ダイレクトフライト(電子りゅうずと都市コードによる時差修正)で時差を修正するF100同様の方法と、位置情報を含めて受信し、時刻やカレンダーを自動修正する2つの時差修正方法を選べるようになった。また、準天頂衛星「みちびき」にも対応し、日本やオーストラリアで情報を受信しやすくなっている。位置情報を含めた時刻取得に必要な時間は、最短で30秒だ(40タイムゾーンに対応)。時計が位置する場所での光発電量を示すライトレベル・インディケーターは、30秒間の継続計測が可能に。計測中は、移動する時計の状況に合わせて、指し示す発電量がリアルタイムに変化する。したがって、より多く発電できる場所を効率良く探せる。ちなみにF900では、ライトレベルインディケーターが動作モードのひとつとして組み込まれた。同じく、今回新たに動作モードに組み込まれたのがUTCモードだ。パイロットや世界中を舞台に活躍するビジネスマンにとって欠かすことができない世界標準時を、シンプルな操作で利用できる。
2015年04月01日キーサイト・テクノロジー(キーサイト)は3月31日、次世代移動体通信(5G)向けの空間電波伝搬特性測定ソリューションを発表した。同ソリューションでは、ミリ波周波数で最大帯域2GHzの入力信号生成、複数アンテナを使用した多チャネル伝搬測定が可能となる。また、伝送/反射ミリ波サウンディング信号の捕捉による選択したチャネル特性の抽出、オープンFPGAを使用したリアルタイム測定による長時間の連続したデータ収集、さらには指向性の強いアンテナの3次元測定が実現した。具体的には、M8190A任意波形発生器が業界最高のサンプリングレートと分解能を、PSGベクトル信号発生器が業界で最も広帯域のI/Q変調機能を提供する。また、ダウンコンバータおよびシグナル・コンディショニング・モジュールにより、5G研究に必要な確度を備えた、広帯域信号の捕捉/解析用のスケーラブルな構成が可能となる。さらに、5Gベースバンド エクスプロレイション ライブラリにより、現実的なチャネルモデルの抽出とシミュレーションが実現する。キーサイトは、「当社は無線通信技術において世界的なリーダーであり、また最適なソリューションを提供できるベンダーでもあり、お客様と連携し、5Gに必要な無線技術の研究開発をリードしています。この空間電波伝搬特性測定ソリューションは、当社が中心となり4Gから5Gへの進化を推し進めることへの新たな決意表明でもあります」とコメントしている。
2015年03月31日ヤクルトヘルスフーズは3月2日、同社の青汁ブランド「元気な畑から」より「抹茶入り青汁」(1袋3g×14袋入り / 税別570円)を発売する。同商品の原材料である大麦若葉は、大分県・国東半島およびその周辺地域の契約農家が、農薬・化学肥料を使わずに栽培したもの。そして「朝摘み生葉搾り製法」により、早朝収穫された大麦若葉を素材の鮮度が良い状態でその日のうちに搾り、不必要な熱をかけずに粉末化した。そうして出来た「大麦若葉エキス末」に国産の抹茶を加えることで、青汁のクセを抑え、すっきりとした味に仕上げたという。温めたり、牛乳や豆乳に混ぜたりしてもおいしく飲めるとのこと。香料、保存料、着色料は不使用。
2015年02月19日麻倉もも・雨宮天・夏川椎菜という女性声優3人によるユニット「TrySail」(トライセイル)が、4月から放送開始となるTVアニメ『電波教師』のオープニングテーマ「Youthful Dreamer」でデビューすることが決定した。「TrySail」は、女性声優ユニット「スフィア」(寿美菜子・高垣彩陽・戸松遥・豊崎愛生)の"次世代"として2011年に開催された「第2回ミュージックレインスーパー声優オーディション」に合格し、翌年より声優活動を開始した3人。メンバーは、2014年に声優としての活動が大きく飛躍しており、雨宮天はソロ名義でのCDデビューも果たしている(オリコンデイリー最高位8位)。3人がパーソナリティーをつとめる文化放送 超! A&G+にて放送中のラジオ番組『TRYangle harmony』発のイベント「トライアングルステージ!!!」は日本青年館にて2014年8月・12月に開催されたが、ともにチケットは即完売。来たる3月14日には3回目となるイベントをTOKYO DOME CITY HALLにて開催することも決定している。TrySailの3人がオープニングテーマを歌うTVアニメ『電波教師』は、2015年4月より読売テレビ・日本テレビ系全国ネットにて放送予定。
2015年02月18日カシオ計算機は4日、フルメタル電波ソーラーウオッチ「OCEANUS(オシアナス)」のスポーティライン「OCEANUS CACHALOT(カシャロ)」の新製品として、OCEANUSで初めて方位計測機能を搭載した「OCW-P1000」を発表した。2月28日から発売する。税別価格は、表面加工がTIC処理の2モデル(ブラックフェイスとシルバーフェイス)が115,000円、DLC処理モデル(ブラックフェイス)が145,000円。OCEANUSは「Elegance, Technology」をコンセプトにし、高度な機能性とヨーロッパ由来の洗練されたスポーティデザインをあわせ持つ、フルメタルの電波ソーラーウオッチ。その中の「OCEANUS CACHALOT」は、こだわりを持つ30代の男性に向けたモデルだ。ヨットやウインドサーフィンといったマリンスポーツに役立つ機能、性能を備えた、スポーティラインという位置づけ。これまで、減算式タイマーを備えたモデルや、20気圧防水性能のモデルなどが登場している。新モデルのOCW-P1000は、さわやかなブルーをあしらったマリンテイストのデザインに、ヨットやクルーザーの操縦時に役立つ方位計測機能を搭載。2時位置のボタンを押すだけで、秒針が北を指す。加えて、同じく2時位置のボタンを回すと、方位を示す内転リングが回転し、進行方向の方位を記録したり、確認したりできる。ブルーが美しく輝くフェイスには、視認性を高める無反射コーティングのサファイアガラスを採用。軽量ながら質感のあるチタンケースにはザラツ研磨を施すなど、仕上げにもこだわった。主な仕様は下図の通り。
2015年02月04日青汁といえば、万能の栄養食品としておなじみですよね?そんな青汁の原料にしばしば使われているのがケールです。朝に飲む印象が強いケールですが、なんと睡眠にも良いんだとか。戦後まもなくから青汁として飲用されてきたケールの秘密ケールは、ブロッコリーやキャベツの原種で、紀元前から存在しました。初めて日本に伝来したのは江戸時代初期です。といっても、当時は改良して作られた葉ぼたんが観賞用とされていただけでした。食用されるようになったのは戦後まもなく、遠藤仁朗博士が「健康維持には野菜を青汁として飲めば、バランス良く多くの栄養を摂れる」と主張したのがきっかけです。といっても、当初は青汁の原料には、小松菜、大根葉、キャベツ、水菜などが使用されていました。ですが、次第に栄養バランスが良く、周年栽培ができて収穫量が多いケールが青汁の代表的な原料になっていきました。ケールは、ヨーロッパでは揚げ物、ポタージュスープ、ロールキャベツなどのレシピで食されていますが、日本では、ケールは強い苦みと独特の香りを持つことから、青汁として摂取されています。睡眠ホルモン「メラトニン」をキャベツの約37倍も含んでいる!ケールは、「緑黄色野菜の王様」と呼ばれるほど、栄養価がとても高い野菜として名高いものです。ビタミンC、ルテイン、βカロテン、カルシウム、食物繊維などを豊富に含有しています。そんなケールは、夜間に多く分泌される睡眠を促すホルモン「メラトニン」をキャベツの約37倍、トマトの15倍、バナナの16倍と豊富に含有しています。飲み過ぎはお腹を壊すので注意!安眠のために1日1杯、寝る前のケールの青汁を飲むことを習慣づけてみてはいかがでしょうか。しかし、もし1日の規定量をすでに飲んでしまっていたら、寝る前に飲むのは避けましょう。青汁は、飲用しすぎるとお腹を下してしまいます。夜中、腹痛のために何度もトイレに起きる事態にもなりかねませんので注意が必要です。なお、睡眠ホルモン「メラトニン」は、そのアンチエイジング効果も注目を浴びていますので、青汁でケールを摂ることは健康に美容にと、一石二鳥だと言えるでしょう。Photo by Breville USA
2015年01月09日