『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が、MTVムービー・アワード2016で最多11部門にノミネートされた。ゴールデン・グローブ賞やアカデミー賞では主要部門を獲得することができなかった同作品だが、今回同映画賞では作品賞などを含む11部門にノミネートされている。ちなみに作品賞選出作品には『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』『クリードチャンプを継ぐ男』『デッドプール』『ジュラシック・ワールド』『ストレイト・アウタ・コンプトン』などがその名を連ねている。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』からは最優秀女優賞候補にレイ役のデイジー・リドリー、最優秀アクション賞候補にフィン役のジョン・ボイエガ、最優秀悪役賞にカイロ・レン役のアダム・ドライバー、最優秀バーチャル演技賞にマズ・カナタ役のルピタ・ニョンゴが選出された。ジョンとデイジーはともにブレイクスルー演技賞にも選出されており、エイミー・シューマー、ブリー・ラーソン、ダコタ・ジョンソン、オシェア・ジャクソン・Jrらとその座を競うことになる。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に続き、『デッドプール』がライアン・レイノルズの最優秀男優賞を含む8部門でノミネートされた。今年で25周年となるMTVムービー・アワードはケヴィン・ハートとドウェイン・ジョンソンが司会を務めることになっており、その様子は4月10日にMTVでオンエアされる予定だ。(C)BANG Media International
2016年03月10日公開中の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が、3月25日に上映終了となることが2日、明らかになった。また、次回作となる『スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)』が、2017年12月15日に世界同時公開されることも、あわせて発表された。新たなる3部作の1作目『フォースの覚醒』は、昨年末の上映開始から、約3カ月が経過。公開45日目で100億円を突破し、2月28日までで累計動員715万5,969人、興行収入112億1,247万円を記録している。全米では、すでに史上初の9億ドルを突破し、歴代興行収入1位を記録。全世界の興行収入は、史上最速の53日で20億ドルを突破した。世界各国でも記録を更新中だが、日本では3月25日に全劇場・全スクリーンで上映が終了することとなった(劇場により順次上映終了)。そんな中、次回作『エピソード8』の公開日が2017年12月15日に全世界同時公開されることが早くも決定。ベニチオ・デル・トロ、ローラ・ダーン、ケリー・マリー・トランら新キャストもすでに発表されたこの最新作は、2月15日よりイギリスのパインウッド・スタジオで撮影がスタートしている。上映終了と最新作への期待について、公開中に"聖地"と呼ばれた各劇場の支配人らが熱いコメントを寄せた。TOHOシネマズ日劇の支配人は、「2015年12月18日、"興奮"が"フォース"となり、最高潮となった午後18時30分の感動は一生忘れることはありません」と振り返り、「2017年、聖地"日劇"での最後となるであろう公開が待ちきれません。見逃すな!」と高揚気味にコメント。イオンシネマ海老名の総支配人も「この上映に立ち会えた事を光栄に思います!」と感激する。また、109シネマズ大阪エキスポシティの支配人は、「新たな聖地として誇りをもって上映を続けて参りました『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の上映終了日が、ついに決まってしまいました。すごく寂しい心境です」と吐露。そして、「IMAX(r)次世代レーザーをまだ体験していない方、まだまだ体験し足りない方、『エピソード8』まで待てない方、ミレニアム・ファルコンへのご搭乗手続きはお早めにお済ませください。はるか彼方の銀河系までハイパー・ドライブでひとっ飛び!」と呼びかけている。(C)2016Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2016年03月02日キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は3月1日、米3D SYSTEMS製のマルチジェット3Dプリンタの新モデルとなる「ProJet MJP 3600」と「ProJet MJP 3600 Max」、および「ProJet MJP 5500X」の販売を3月上旬より開始すると発表した。「ProJet MJP 3600シリーズ」は、プリントヘッドの改良により、従来シリーズに比べ約2倍の高速スループットと約2.5倍の大容量データ処理を実現。また、同シリーズに対応する「VisiJet M3プラスチック材料シリーズ」は、精細で耐熱性に優れ柔軟性のある透明な素材で、水や油などの流体の可視化や設計検証に加え、スナップフィットアセンブリも可能となっている。一方、プロフェッショナルモデルの最上位機種となる「ProJet MJP 5500X」は、制御ソフトウェアの大幅な改良により、積層ピッチの高精細化とプリント速度の高速化を実現。また、伸縮性に優れ、靭性の高い新エラストマー素材「VisiJet CE-BK & CE-NT」の販売も開始したことで、従来のマルチマテリアルに加え、幅広い用途に活用することが可能となった。価格は、ProJet MJP 3600シリーズが1250万円から、ProJet MJP 5500Xが3130万円からとなっている(いずれも税別)。
2016年03月01日若者たちに空前のクルマブームを巻き起こした伝説のマンガ「頭文字D」が、最先端の映像技術と最旬実力派声優たちを揃え、装いも新たに全3部作で劇場アニメ化。その最終章となる『新劇場版「頭文字D」Legend 3-夢現-』が、2月6日に公開初日を迎えた。「チーム一丸となって“自分たちにしかできない表現”を最大限に込めつつ作ることができた。それが完成し、皆さんに見てもらえるこの瞬間は、非常に幸せで嬉しい」と、公開の喜びを噛みしめるのは、主人公・藤原拓海を演じた声優・宮野真守。本作をはじめ、数多くのアニメ作品でメインキャストを務め、アーティストとしても華々しい活躍を見せる宮野さんが、今作に込めた想いとは?白熱のカーバトルとひとりの男の成長物語が、男性だけなく女性ファンをも熱くさせる『新劇場版「頭文字D」』の魅力・見所に迫った。講談社の漫画誌「ヤングマガジン」の35周年を記念し、全3部作でシリーズ化された今回の新劇場版。2014年8月に第1作『新劇場版「頭文字D」Legend 1 -覚醒-』、2015年5月に第2作『新劇場版「頭文字D」Legend 2-闘走-』が公開。第3作の本作では、成長を遂げた拓海と、FC3Sを操る“赤城の白い彗星”涼介との対決がクライマックスを迎える。スクリーンで繰り広げられるカーバトルシーンは、最新CG技術が駆使され3部作史上最も白熱したものに!その迫力もさることながら、しっかりと丁寧に描かれたヒューマンドラマが観る者の心を震わせる。宮野さんも「3部作を通して(拓海が)見事にひとつの成長を遂げる流れになっているのが、非常に見応えがある」と思って演じたそうで、「まだ、自分の中にどんな感情や熱があるのか分からない状態から、彼自身が知り得なかった自分を見つける、という展開が面白い。若い高校生の時代だからこその気持ちの流れなんじゃないかと思うんですよね。第1作では、実は自分の中に走ることへの情熱があるということにどんどん、どんどん気づいていって、第2作を通していろんな戦いを経て、この第3作では拓海は夢を見つけるところまでいく。その成長物語は見ていて非常に気持ちが良いし、感情移入することができる。それに、思春期ならではの悩みや衝突、発見するものというのは、すごい輝いて見えますね」と、拓海の成長ぶりが本作の魅力の一端であると語った。また、男同士の“負けられない戦い”も本作の見所のひとつ。その最たるクライマックスの“赤城の白い彗星”・涼介との熱いバトルシーンについて宮野さんは、「初めてと言って良いと思うんですけど、拓海が一瞬諦めかけるシーンがあるんですよ。とんでもなく負けず嫌いなのに、とんでもない力を目の当たりにして、『もしかしたら負けるかもしれない』と感じてしまう。あの瞬間は印象的だったし、特徴的だな」と感じたという。「それでも、その後に心折れることなく、短い間にも自分で活路を見出し、立ち向かっていく様は、とてもカッコ良くて惹かれるところなんじゃないかな。強大なものにぶち当たることによって感じる気持ちは魅力的だし、そこの熱いバトルは楽しく観てもらえると思う」と、カーバトルのカッコ良さを超えた、“心”で戦う男のカッコ良さをアピールした。手に汗握るのは、カーバトルのシーンだけではない。本作では拓海とヒロイン・茂木なつきとの、思わず手に汗握るデートシーンが満載なのだ。「いままでのことが嘘かのようにデートシーンがたくさん(笑)。若干1時間の間に、良くもそんなに成長できるなっていうくらいランクアップするんですよ。憎いやつですよね(笑)」とはにかみながら話す宮野さん。「恥ずかしかったです。まずそこを内田さん(茂木なつき役の内田真礼)と演じるのがとても恥ずかしくて、2人で赤面しながら収録しました。急に来たロマンスに、ちょっと対応しきれず(笑)。しかも高校生だからすごい初なやり取りで、ほっぺ赤らめちゃうみたいな(笑)。作画も気合入ってて、車の中のシーンになると照明がほわんとロマンスな明かりに変わるんですよ(笑)。(キスしてるシーンも)映画を観る側は、窓ガラス越しにアレを見ることになって(笑)なんかちょっとドキドキしますよね」と、収録時のエピソードを明かした。そのほか、宮野さんのお気に入りのキャラクターについて聞いてみると、拓海の親友でバイト仲間の樹をはじめ、「秋名スピードスターズ」のリーダー・池谷先輩や健二の名前が上がった。「拓海は、自分の気持ちにはなかなか気づかないくせに、人のためには物凄く怒るんですよね。なので、彼にとって仲間は大事な存在で、僕も彼らが出てくるとほっとするんです」。こう胸の内を明かすのには理由がある。「結構ストイックな物語の中で、お笑いをしてくれるのはあの3人くらいなんです(笑)。ほっこりさせてくれるところになっているな、っていうので安心するんですよね。特に、今回は音楽も、コミカルなシーンでは面白いコミカルな音楽が流れるし、バイト先のガゾリンスタンドで女の話をするシーンのやり取りが面白くて(笑)。現場でもあの3人のやり取りが楽しかったですね」。収録現場でも、劇中さながらの“仲間”感溢れる雰囲気だったようだ。「あと、僕が好きなのは、一番最後のお父さん・文太との会話シーン。不器用で似た者同士の親子の何気ないやり取りの中でも、絆が深まっていくというか…。自分が走ることを決めてからの親父の存在って、きっと拓海の中でちょっとずつ思い返す部分があって、大きくなっていると思う。そういうのが、ああいう何気ないやり取りから感じられる」と熱弁する姿に、本作への愛が強く感じられた。本作への思い入れの強さは、こんな話からも伝わる。「僕は免許を持ってなかったんですよ。でもこのお話を頂いて、主人公がアクセルを踏んだことないっていうのはまずいなと思い、『Legend 3』までに取ろうと。実際取りに行きました。さすがにクラッチは踏めなかったんですけど。オートマ限定で取ってしまったので(笑)。でも自分が運転できるようになってから、彼らがどれだけ超絶なことをしてるのか、その凄さを感じることが出来ました。それはすごく意味のあることだったし、ハンドルを握る感覚やスピード感覚、プラスその気持ちよさを共感できるようになりました」。拓海は本作の最後で、涼介から新たな広い世界への扉を提示され、これから進むべきネクストステージを視野に捉える。声優としても、アーティストとしても、唯一無二の活躍をみせながら、今夏には帝国劇場でのミュージカルが控えるなど、ますます新たな魅力を発揮する宮野さんが、次のステージとして思い描く夢などはあるのだろうか?「まずはひとりで高速道路に乗れるようになりたいです(笑)。いまはまだ、誰かに『いま合流できるよ』って言ってもらわないと、本当に怖いんです(笑)。安全運転で、加速車線からの合流ができるようになりたいです(笑)」とお茶目に語りながら、「涼介が最後、主役のように『何か続くぞ』みたいに持っていったので(笑)、僕もその先を夢みたいなって非常に思いました。我々が走りだした3部作は完結しましたけど、『Legend 4』は僕も夢見ていたいなって思っております」と、続編へ向けてまっすぐな瞳で、力強いメッセージを寄せた。(text:cinemacafe.net)
2016年02月28日映画史上空前のエンターテイメントとなった『スター・ウォーズ』シリーズ。その世界が待ち望んだ現在公開中の最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が、ついに興行収入110億円、動員700万人越えという大台に乗った事が明らかになった。本シリーズの出現は世界中の熱狂を渦に巻き込み、やがて“現代の神話”となって人々を魅了し続けている。シリーズの最新作にして、新たなる3部作の1作目となった本作は、公開されて約2か月が経過。にもかかわらず未だ“スター・ウォーズ現象”は留まる事なく、全世界で歴史的大ヒットを記録している。また先日、2月14日(現地時間)に発表された2016年度英国アカデミー賞では、フィン役を好演し若手俳優の中でも大きく注目されたジョン・ボイエガが、ファン投票によって決まるライジング・スター賞を受賞。ヴィジュアルエフェクトチームも視覚効果賞を受賞し、名実共に最高の評価を得ている。さらに「アカデミー賞」ノミネーションでジョン・ウィリアムズが作曲賞にノミネートされたほか、5部門にノミネート。賞レースの動向にも注目されている。公開から僅か45日目で100億円を突破した本作。今回2月21日(日)時点で動員705万6,285人、興行収入は110億4,990万3,100円を記録した。この数字は直近の実写洋画作品では、日本興収118億円を記録した『アリス・イン・ワンダーランド』に迫る成績で、約6年ぶりの記録更新に期待がかかっている。また、全米ではすでに史上初の9億ドルを突破し歴代興行収入1位を記録。全世界の興行収入は、史上最速の53日で20億ドルの壁を突破。さらに世界各国でも次々と記録を更新し、歴代2位の『タイタニック』、1位の『アバタ―』に続く歴代3位までのぼりつめている。そんな中、続編となる『スター・ウォーズ/エピソード8』(仮題)の撮影が2月15日からパインウッド・スタジオでスタート。新キャストも世界で同時に発表され、新たなる壮大なストーリーの始まりに早くも注目が集まっている。今後もまだまだスターウォーズ熱は増す一方のようだ。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2016年02月22日キヤノンは2月18日、中級ユーザー向けのデジタル一眼レフカメラ「EOS 80D」を発表した。4月上旬の発売を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は、ボディのみで140,000円前後、18-55 IS STMレンズキットで150,000円前後、18-135 IS USMレンズキットで190,000円前後(すべて税込)。EOS 80Dは、2013年8月に発売されたEOS 70Dの後継となるミドルクラスの一眼レフだ。APS-Cサイズ・2,420万画素のCMOSセンサーと画像処理エンジン「DIGIC 6」を搭載し、使用可能な標準感度をISO16000 (拡張25600)まで高めている。AF測距点数をEOS 70Dの19点から、オールクロス45点へと一挙に増加。中央測距点は低輝度限界EV-3の性能を持ち、最大27点がF8光束に対応している。また、7,560画素RGB+IR測光センサーの搭載により、肌色検知をしながらのAIサーボAF、蛍光灯の影響を低減するフリッカーレス撮影を可能としている。連写性能は最大7コマ/秒だ。光学ファインダーの視野率を100%としたのは、"EOS 2桁D"では初めて。多くの情報を表示するインテリジェントビューファインダーとなっている。新しいCMOSセンサーによって、デュアルピクセルCMOS AFも強化されており、ライブビュー撮影や動画撮影時のAFがさらに高速化。すべてのレンズでデュアルピクセルCMOS AFを有効に使えるようになった。そのほか、NFCの搭載、フルHD/60pやタイムラプス動画撮影、クリエイティブフィルターの動画適用、EOS 7D Mark IIに組み込まれたミラー振動制御システムの採用など、ミドルクラスの域に収まらない進化を遂げている。主な仕様は以下の通り。マウント:キヤノンEFマウント撮像素子:有効約2,420万画素、APS-Cサイズ、CMOSセンサー画像処理エンジン:DIGIC 6対応感度:ISO100~16000 (拡張25600)シャッター速度:1/8,000~30秒ファインダー:視野率100%、約0.95倍液晶モニター:3型ワイド・約104万ドット、タッチパネル、バリアングル記録メディア:SD/SDHC/SDXCカード (UHS-I対応)撮影可能枚数:約960枚 (CIPA準拠、ファインダー撮影、常温、バッテリーパック LP-E6N使用時)サイズ:W139.0×H105.2×D78.5mm重量:約730g (バッテリーとメモリーカード含む)
2016年02月18日伝説的コミックを原作にした『新劇場版「頭文字D」Legend3-夢現-』の初日舞台挨拶が2月6日(土)、都内で行われ、宮野真守(主人公・藤原拓海役)、小野大輔(ライバルの高橋涼介役)、中村悠一(涼介の弟・啓介役)、白石稔(拓海の友人・武内樹役)が出席した。『新劇場版「頭文字D」』は、講談社の人気マンガ誌「ヤングマガジン」の35周年記念し、全3部作でシリーズ化。2014年8月に第1作『新劇場版「頭文字D」Legend 1 -覚醒-』、2015年5月に第2作『新劇場版「頭文字D」Legend-闘走-』が公開された。最終章となる本作では、成長を遂げた拓海と、FC3Sを操る“赤城の白い彗星”涼介との対決がクライマックスを迎える。宮野さんは「戦いの終わりをお見せできて、感慨深いです。拓海の成長や、3部作で培ったチームワークを反映させた作品。最初は新劇場版ということで、緊張やプレッシャー、そして免許ももっていない僕が、運転していいのか(笑)…そんな悩みもありました」と心境を明かし、「Legend3までに免許を取るぞと決めて、ついに取りました!オートマ限定ですけど」と報告すると、客席は大きな拍手に包まれた。一方、小野さんは「最終章ではありますが、プロジェクトDの始動を宣言するストーリーになっている。終わりではなく、ここからが始まりだと思うので、今後も皆さんに愛していただければ」とシリーズが秘める可能性に言及。中村さんは「拓海と兄貴の涼介、どちらにも負けてほしくないという、心のせめぎ合いをきっちり表現したかった」とふり返った。この日は、原作者のしげの秀一氏から「3部作の完結に相応しい、素晴らしい出来でした。新劇場版シリーズの中では、Legend3が一番好きです。自分が生み出した原作をこんな形で新たに表現されて、いやー面白いんだな『頭文字D』ってと改めて思いました。この世界観は永遠だと思います。全スタッフの方に“ありがとう”と言いたい、感無量です」とメッセージが届き、宮野さんは「先生にこう言ってもらえると、本当にうれしい」と感激を新たにしていた。舞台挨拶には中智仁監督、松浦裕暁(サンジゲン代表・CGクリエイティブプロデューサー)も出席した。(text:cinemacafe.net)
2016年02月06日ニコンイメージングジャパンは2月4日、デジタル一眼レフカメラ「D500」と、関連アクセサリーの発売延期を発表した。D500は、1月6日に発表されたニコンDXフォーマット採用のデジタル一眼レフカメラ。同社は当初、発売日を3月とアナウンスしていたが、このたび4月下旬に延期した。理由については「発売に必要な台数をご用意できないため」と説明している。D500は、新フラッグシップ「D5」と同等のAFモジュールを採用し、153点のフォーカスポイント(中央部と周辺部の99点はクロスセンサー)を実現。画像処理エンジン「EXPEED 5」と新開発のニコンDXフォーマットCMOSセンサーを搭載する。推定市場価格はボディのみで税別259,000円前後だ。発売延期の対象となる製品は以下の通り。D500D500 16-80 VR レンズキットワイヤレストランスミッター WT-7マルチパワーバッテリーパック MB-D17セミソフトケース CF-DC8ストラップ AN-DC17USBケーブル用端子カバー UF-7ステレオミニプラグケーブル用端子カバー UF-8
2016年02月04日3Dプリンタ大手・ストラタシスは2月1日、アドビシステムズと連携したソフトウェア「Stratasys Creative Colors Powerd by Adobe 3D Color Print Engine(Stratasys Creative Colors)」を発表した。また、マルチマテリアル3Dプリンタ「Objet Connex」シリーズを「Connex 3」に一本化することも合わせて明かした。米テキサス州ダラスで同日より開催されているSOLIDWORKSの年次イベント「SOLIDWORKS WORLD 2016」では、米StratasysのJohn Gould社長が世界各国から集まったメディアに向けた説明会を行った。○PhotoshopでCADデータを"デザイン"John Gould社長によれば、3Dプリンタはワークフローが複雑であることや、素材ごとに異なる種類の装置を購入する必要があることなどが普及の妨げとなっているという。これらの課題に対して、今まで9種類あった「Connex」シリーズを「Objet500 Connex3」「Objet350 Connex3」「Objet260 Connex3」の3種類に絞り込む。「Connex3」では色の種類が従来の46種類から1000以上へと大幅に増える。また、アドビの「Adobe Photoshop」でCADデータを読み込むことができるようになる。これにより、Photoshop上で色情報を付加し、そのデータを「Stratasys Creative Colors」を介して出力することが可能となる。「デザイナーがCADエンジニアの手を借りなくても、使い慣れたツールを使用してイメージした通りの色を造形することができるようになる」(Gould氏)ストラタシスはワークフローがシンプルになり、色の自由度が大幅に向上することで市場に対して大きなインパクトを与えられると考えており、Gould氏は「『Connex3』をデファクトスタンダードにする」と意気込みを語ったほか、今回の発表内容が3Dプリンタ産業を次のステージに進めるカギになるとの見解を示した。
2016年02月02日『スター・ウォーズ』シリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(公開中)の国内興行収入が、1月31日までに100億円を突破したことが1日、わかった。国内での興収100億円超えは、『アナと雪の女王』以来の快挙となる。昨年12月18日に全国公開された本作は、1月31日までで累計動員647万453人、累計興収101億314万7,400円を記録。100億超えにかかった日数は45日と、公開52日で達成した『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(最終興収109億円)を上回るペースだ。日本の洋画と邦画を含めて100億円を突破したのは、『アナと雪の女王』以来2年ぶり、実写作品だと『アリス・イン・ワンダーランド』以来約6年ぶり。日本では、2000年以降、映画の成績が興行収入で発表されることになったが、それ以降に公開された『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(93.5億円)、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(91.7億円)の記録をすでに超えている。全米の興行収入は、1月31日時点で8億9,500万ドル(1074億円※1ドル=120円換算)に到達し、すでに全米歴代興行収入1位を記録。また、全世界でも次々と記録を更新し、歴代3位まで昇りつめた。歴代2位の『タイタニック』、1位の『アバタ―』にどこまで迫れるか、注目が集まる。(C) 2015Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2016年02月01日カブクとランサーズは1月27日、ものづくりプラットフォーム「クラウド3Dメーカー」の運用を開始したと発表した。同プラットフォームでは、外部の集合知を活用した製品づくりを行いたい企業や個人に対して、カブクが保有する30カ国以上・数百工場におよぶ3Dプリンターを持つデジタル工場ネットワークと、製品の3Dデザインができるデザイナー会員を含む、ランサーズが抱える4千人のクリエイターを活用し、個人と企業が連携したものづくりの仕組みを提供していく。両社は第1弾の事例として、トヨタが開発中の電動三輪車「TOYOTA i-ROAD」への実験的提供と試験運用に取り組んできた。具体的には、i-ROADを楽しめるよう、3Dプリンターを活用したボディパーツやインテリアの一部の表面加工や色を選択するたけでなく、試乗パイロットのデザイン要望を全国のランサーズ登録者へクラウドソースし、3Dデザイン化。カブクの提供するクラウド標準パッケージソフト「Rinkak MMS」を活用して全世界の3Dプリント工場で製品を製造し、納品までを行ったという。なお同プラットフォームでは、製造に協力可能な企業も併せて募集している。3Dプリンターで製造を行う工場向け基幹業務クラウドサービス「Rinkak 3D Printing Manufacturing Management Service」を利用する企業に対して、同プラットフォームより案件を送客するかたちとなる。
2016年01月27日Shade3Dは、「2次元のキャラクターデザイン」と「3Dモデルデータ」の作成を競うコンテスト「第一回3Dプリンターでフィギュア化イラスト・3Dモデルコンテスト」を開催する。 キャラクターデザインの募集期間は1月28日~2月25日。3Dモデラーの募集期間は3月上旬~3月末日。1位に選ばれた3Dモデルのモデラーおよびデザイナーには、ともに3Dプリンターで出力したフィギュアのほか、3D制作ソフト「Shade3D ver.15 Professional」などの賞品が贈呈される。同コンテストは、オリジナルのキャラクターデザインと、そのキャラクターを3D作成ソフト「Shade3D」で作成した3Dモデルを募集する、絵師と3Dモデラーが連携して行うもの。コンテストの概要と流れとしては、1月28日~2月25日の期間、キャラクターデザイナーや絵師、 イラストやデザインの好きな人、趣味でイラストを描いている人などから、3Dプリンターで出力されることを前提としたオリジナルのキャラクターデザイン(「正面・背面・右面・左面の4面」+「キャラクターのイメージが分かるイラスト」の計2点)を募集する。次に、3月上旬~末日にかけて、3Dモデラーから、先に投稿されたキャラクターデザインの3Dモデルを募る(3Dモデルは「Shade 3D」を使用して作成する)。4月上旬には、コンテスト専用ページにおいてフィギュア化を望む3Dモデル作品の人気投票を実施し、見事1位に選ばれた3Dモデル作品は3Dプリンターで実際にフィギュア化されるほか、そのモデラーとデザイナーの両者には、3DプリンターやPC関連商品、3D制作ソフト「Shade3D ver.15 Professional」などの賞品が贈呈される。なお、結果発表は4月下旬が予定されている。なお、参加資格や作品の種類、3Dモデルのデータ形式、応募方法、募集期間、選考方法などの詳細については、同コンテスト専用Webサイトを参照のこと。
2016年01月27日3月に活動休止する人気グループ「ワン・ダイレクション(1D)」のルイ・トムリンソンに男児が誕生したことが明らかになった。ルイの元恋人のブリアナ・ヤングワースは21日(現地時間)にロサンゼルスで男児を出産、ルイは23日(現地時間)にTwitterで父親になったことを自ら発表した。「昨日、僕の息子が誕生したことを発表できてうれしい。健康で素敵な子だよ。とてもハッピーだ!」と綴ったルイは直後に「ダディ・ダディ・クール」と70年代のヒット曲「ダディ・クール」の歌詞と笑顔の顔文字をツイートした。ブリアナさんはロサンゼルスが拠点のスタイリストで、ルイとは友だちだったが、交際はしていない。だが、ルイは妊娠が明らかになった時点から彼女と生まれてくる子どもをサポートすると表明していた。現在ルイはドラマ「オリジナルズ」に出演している20歳の女優のダニエル・キャンベルと交際中で、ブリアナさんとダニエルが住むロサンゼルスへの移住も考えているという。(text:Yuki Tominaga)
2016年01月25日フランスの鬼才ギャスパー・ノエ監督が3Dで愛と性にまつわる究極の物語を描き、2015年のカンヌ国際映画祭で熱狂を呼んだ『LOVE【3D】』の日本公開が、4月1日(金)に決定。2人の女と1人の男のからみつく舌に唾液が糸をひく、実に挑発的な日本版ポスタービジュアルが解禁となった。1月1日早朝、電話が鳴り、マーフィーは目が覚めた。傍には若い妻と2歳の子ども。彼が留守番電話を聞くと、かつての恋人エレクトラの母だった。エレクトラはずっと行方不明なのだ。その母親は、娘に何かあったのではないかと心配している。いつまでも雨のやまない1日、マーフィーはアパートにいて、彼の生涯最大の愛を思い返す。エレクトラとの濃密な2年間を。いつまでも続くはずだった、駆け引きに満ち、ときには行き過ぎた過ちだらけの、焼けつくような情熱の日々を…。本作は、主人公の青年マーフィーが。かつての恋人エレクトラとの2年にわたる蜜月を回想するスタイルをとりながら描く物語。愛し合う若いカップルの情熱を、肉体的かつ精神的に完全に再現、究極のリアルな“LOVE”のありようを3Dで描き出す。2015年のカンヌ映画祭で上映された際には、ミッドナイト上映でありながらプレスや一般客が殺到。大胆な性描写とともに、愛の悦びや切なさ、残酷さ…その全てに迫っていく衝撃作だ。『カノン』『アレックス』『エンター・ザ・ボイド』などで知られる監督のギャスパー・ノエは、「私のこれまでの映画とは違う、私のすべての映画の中で、その存在をもっとも近く感じられる、そして最もメランコリックな映画だ」と、本作は自身のフィルモグラフィーにおいても異色作であることを語る。2010年、『エンター・ザ・ボイド』公開前のインタビューでは、次回作の構想に「3Dポルノをやるかも」と答えていたノエ監督だが、実際に3Dという手法を使った本作では、登場人物と観客の距離はいっそう縮まり、スクリーンの中の恋人たちのエモーションがよりリアルに迫る映像となった。さらには、映画史上、予想もしなかったものも飛び出してくることに…。この冒険的な試みに挑んだのは、カール・グルスマン、アオミ・ムヨック、クララ・クリスティンという新星俳優たち。マーフィーを演じたアメリカ人のカールは、人生の大失恋をいやすため訪れたパリでギャスパーの友人と出会い、本作の出演が決まった。また、エレクトラを演じたアオミは、カクテルパーティーで俳優の元恋人がギャスパーと引き合わせたが、もともと女優志望ですらなかったという。だが、本作出演を機に彼らは大きな注目を集め、カールは多数の出演待機作がある人気俳優となり、クララは「サンローラン(Saint-Laurent)」の2016年クルーズコレクションのキャンペーンモデルに抜擢されている。彼らとの仕事について、監督は「このような成果を得られたのは、これまでの私の作品以上に、俳優たち―アオミ、クララ、カールの勇気と信頼のおかげだ。彼らは3人の主役を演じることに喜んで同意してくれた。彼らの関与、才能、カリスマのおかげで、この映画は私が望んでいた100倍も良くなった」と絶賛を贈っている。“家族“と幸せを噛みしめるのも“LOVE”、ひたすらに“快楽”に興じるのも“LOVE”、そして“本当に好きな人”と遂げることも“LOVE”。決して正解などない“LOVE”の形を、ある男の人生最大の愛から見つめてみて。『LOVE【3D】』は4月1日(金)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月24日キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は1月19日、米3D SYSTEMS製の金属粉末焼結3Dプリンタの新しいモデルとなる「ProX DMP 320」の販売を開始したと発表した。同社は2013年10月に米3D SYSTEMSと産業用3Dプリンターの国内販売契約を締結。金属粉末焼結3Dプリンタ「ProX DMP 100/200/300」などの販売を展開してきた。今回販売開始となった新製品「ProX DMP 320」は、25ppmの低酸素濃度雰囲気での焼結により機械特性の向上に寄与するとともに、双方向の材料供給方式を採用しており、レイヤリング時間を短縮している。また、着脱式プリントモジュールの採用により容易な材料交換とコンタミネーション(不純物汚染)懸念の低減を実現しているほか、金属粉末材料の高速リサイクルモジュールの使用も可能となっている。販売価格は、1億1000万円(税別)から。
2016年01月19日ドスパラは1月18日、スマホのカメラレンズ部分に装着すると、3D映像が撮影可能になる3D撮影レンズ「サンディー(DN-13619)」を、同社運営の「上海問屋」にて発売した。価格は税込1,299円。サンディーは、右目と左目で見える画像を、左右同時に並べて表示する「ステレオペア」方式の3D映像を撮影するための拡張レンズ。使い方は簡単で、iPhoneやandroidスマートフォンのレンズ部分を付属のレンズクリップで挟み、通常通り撮影するだけ。撮影した動画は、スマートフォン用のヘッドマウントディスプレイ(別売)を使用することで、立体的に見ることができる。本体サイズは、レンズが約横6.7×縦3.7cm、クリップが約横6.5×縦1.9cm。重量は約30g。レンズとクリップは分離してコンパクトに持ち運べる。
2016年01月18日2015年3月、ワン・ダイレクションから突然脱退したゼイン・マリクだが、このところ、「1D」に対する恨み節・暴言が止まらない。最近「FADER」誌から受けたロングインタビューでは「あのバンドではクリエイティブな経験をするって余地がなかった」「(レコーディング時に)ちょっとR&Bっぽくとか、自分らしく歌ってみたりすると50回録りなおしされた」「何かを提案すると、それは『1D』には合わないと即却下された」と語っている。また、「1D」のメンバーと連絡は取っているのかと聞かれ、「この前、リアムに電話して話した。脱退してから初めて。『1D』から離れたところで一緒に音楽を作りたいねという話になったよ」と唯一、リアムだけは今も話せる仲のようだ。他のメンバーに関しては、「L’UOMO VOGUE」誌に「『1D』のメンバーは嘘つき!俺と今も連絡を取っていて友達だなんて言っている」と話しており、その記事を見たメンバーのハリー・スタイルズは「ゼインこそ嘘つき!注意を引いて自分のCDを売りたいんだろ!」と怒っているという。ゼインの脱退からこじれてしまったメンバーとの関係に、現在交際中のモデル、ジジ・ハディッドは「誰かと対立しているなんてこれからのキャリアによくない。「1D」のメンバーにもきちんと謝罪するべき」と関係修復を促し、公でのメンバーの悪口を控えるようアドバイスしているらしい。間もなく活動休止期間に入る「1D」。ゼインがジジのアドバイスに従えば、他のメンバーとのコラボレーションが実現するかもしれない。(Hiromi Kaku)
2016年01月18日トヨタ自動車が運営する東京臨海副都心のクルマのテーマパーク「MEGA WEB」(メガウェブ)はこのほど、2月6日の『新劇場版「頭文字D」Legend3-夢現-』公開を記念し、同施設内で「頭文字D」との様々なコラボレーション企画を1月13日~2月24日の期間に開催すると発表した。実施される内容は、「アレッサンドロ・ナニーニ・カフェ」にて、ミニカー・映画前売り券・限定コースター・ポストカードなどが当たるハズレ無しの「ハチロクスピードくじ」(860円以上注文で参加)、豆乳を使ったオリジナルタイアップメニュー「ハチロクラテ」(470円税込)の販売、渋川のプリン店「クレヨン」で開発中の「『頭文字D』プリン」(600円税込 : 持ち帰り不可)の先行販売。ミニカーショップ「グリース ジーピーエス」で3,000円以上の買い物をした人を対象とした新劇場版「頭文字D」ポストカードプレゼント(数に限りあり)。展示エリアで、藤原とうふ店仕様のパンダカラー「AE86」の展示、拓海と涼介の等身大パネルによるフォトスポットの設置、大型スクリーンでの『新劇場版「頭文字D」Legend3-夢現-』PV放映など。さらに、「MEGA Theater」付近にて、全日本ラリーなどに参戦したラッピングラリー車「TOYOTA 86モルフォ頭文字DサミーK186」の展示も行われる。同車の展示期間は1月18日~2月24日。また1月31日には、トークショーや関連楽曲アーティストによるライブ、ラッピングラリー車の同乗走行などを行うワンデーイベントも実施される予定。
2016年01月14日先週、全米興行で『アバター』を抜く歴代NO.1作品となった『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が、公開から4週連続で興行収入No.1を獲得。日本でも、12月18日に公開されてから4週連続で週末興行収入1位、公開後25日間で80億円超え、動員数は500万人を達成し、ニューイヤーも引き続き、その底力を“覚醒”させていることが分かった。30年ぶりの新作にして、新たなる3部作の1作目として世界中を熱狂の渦に巻き込んでいる本作。ハリソン・フォードらこれまでのキャストに加え、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、アダム・ドライバー、オスカー・アイザックといった新キャストたちも人気が上昇中で、今後も大きな期待が寄せられている。日本では、4週目の土日も動員52万1,980人、興行収入8,億2,241万6,200円と圧倒的な強さを見せ、4週連続で週末興行収入成績1位を記録。さらに、1月11日(月)までの25日間の興行収入は8,241,016,200円、動員は533万7,920人と記録を伸ばし続けており、最終成績がどれほどの数字となるのか注目を集めている。さらに、世界でも『スター・ウォーズ』旋風は止まらない。12月18日の公開から1月10日までの全米興行収入は、8億1,273万ドル(※約975億2,817万円)を突破、歴史上初めて8億ドルを超えた作品となり、ゴールデン・グローブ賞受賞のレオナルド・ディカプリオ主演作『レヴェナント:蘇えりし者』を抑えて4週連続第1位を獲得している。また、イギリスでは1月7日時点で1億5,200万ドル(約182億4,000万円)を突破、同国興行収入の史上歴代No.1の新記録に。そして、ついに1月9日より公開となったビッグマーケットの中国では、驚異的なオープニング興行収入を記録し、すでに5千300万ドル(約63億6,000万円)を達成。これで全世界の興行収入は17億3,383万4,828ドル(2,076億円)となり、『アバター』『タイタニック』に次ぐ歴代3位となっている(※いずれも1ドル=120円換算。※Box office mojo調べ)全世界で続々と記録を達成する本作。スピンオフシリーズとなる『Rogue One: A Star Wars Story』(原題)が12月に控える2016年も、快進撃を続けそうだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2016年01月13日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が9日(土)に中国で公開され、2日間で5300万ドルを売り上げた。これは、中国で最大のオープニング成績となる。その他の情報『フォースの覚醒』は世界中で大ヒットしているが、中国では『スター・ウォーズ』に馴染みが薄く、過去の6作品を見た人は多くない。そのため、中国での売り上げがどうなるかハリウッドは注目していた。しかし、宇宙を舞台にしたアクション映画という部分を強調したり、中国人の人気タレントをブランド・アンバサダーに起用したりという、ディズニーのマーケティング戦略が成功したようだ。『フォースの覚醒』は現在までに、全世界で17億3000万ドルを売り上げている。これは、『アバター』『タイタニック』に次いで史上3位。1位の『アバター』の世界興収は、27億8700万ドル。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開中文:猿渡由紀
2016年01月12日ある日突然、CIAエージェントとして突然“覚醒”した、冴えないダメ男の超絶アクションとキュートなプロポーズ計画を描く映画『エージェント・ウルトラ』。このほど、本作でヒロインを演じたクリステン・スチュワートのインタビュー映像がシネマカフェに到着!実はCIAエージェントだったという彼氏を演じたジェシー・アイゼンバーグを絶賛し、その相性のよさを語っていることが分かった。本作は、CIAが実際に行っていたされる極秘マインドコントロール・プログラム「MKウルトラ計画」を題材に、ダメ男のプロポーズ計画を織り交ぜた、最高にキュートなラブ&アクション・ムービー。主人公マイクの最愛の恋人フィービーを演じるクリステンは、『トワイライト』シリーズのベラ役で一躍スターダムにのし上がり、ファンタジー・アクション大作『スノーホワイト』や感動ドラマ『アリスのままで』など幅広い作品で活躍。そして、『アクトレス ~女たちの舞台~』では、フランスの批評家たちからも高い評価を得てアメリカ女優として初のセザール賞「助演女優賞」を受賞、さらについ先日も全米映画批評家協会で「助演女優賞」を獲得し、いまノリにノッてる若手女優といえる。そして本作は、スパイアクションものでありながら、まさかのプロポーズ計画も交えた、女子もキュンとして楽しめるラブコメディの要素も満載。今回のインタビュー映像では、そのストーリーやニマ・ヌリザデ監督について語っているほか、『アドベンチャーランドへようこそ』(’09)以来の共演となったジェシーについて、「彼との共演はとても安心していられる」と明かしている。「彼は陽気だし、恐ろしいほど知性があるしね。それにこの脚本はとってもオリジナル。麻薬好きの友だちがCIAの暗殺のエキスパートになって、大混乱を招くって想像してみて。超過激で大胆不敵なアクション映画だけど、感情がしっかり描かれたラブストーリーでもあるし、全くのどたばた喜劇でもある。それをジェシーと追求したかった」と語るクリステン。そんな2人の様子を見ていた監督は、「数年ぶりの再会だったようだが、即座に打ち解けていた。撮影が始まると、親密な関係を撮る場面でも全く気兼ねなくやれていた。それはコメディには大切なことだ」と言う。また、製作を務めたデヴィッド・アルパートは「スクリーンの彼女は魅力的でカリスマ性があり、役や人間関係に驚くほど深みを出す。ただの支えるガールフレンドの役ではない」とクリステンを評価、脚本を務めた『クロニクル』マックス・ランディスも「アイゼンバーグと同様に、スチュワートにとってもこれまでとは異色の役になった」と話している。クリステン自身も、「私がフィービーの好きなところは、彼女がとてもフェミニンでマイクを心から愛していて、彼のためなら妥協も何かを諦めることも厭わないところ。それは決して弱さではなく、平等に支えあう2人のバランスの取れた関係を体現していてカッコいいと思う。2人は何度も何度も互いを助け合う。それがバランスのとれたまっとうなカップルを良く表していると思うのよ」と、本作のカップルをとても気に入っている様子だ。今後、ウディ・アレン監督の次回作でも再共演が決まっているという現代のハリウッドを代表する2人の、化学反応も楽しみといえそうだ。『エージェント・ウルトラ』は1月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月08日ニコンは「International CES 2016」において、デジタル一眼レフカメラ「D5」や「D500」を発表し、ブースでは実機を展示している。プロフェッショナル向けとして登場したD5を多くのユーザーが触りに来ていた。○新たなフラッグシップ「D5」D5は、2014年発売の「D4S」の後継機として、35mmフルサイズに相当するニコンFXフォーマットのCMOSセンサーを搭載。有効画素数は2,082万画素で、常用ISO感度がISO100~ISO102400、拡張感度がISO50、ISO3280000相当と、特に高感度側で大幅に拡張された。画像処理エンジンとしてEXPEED 5を搭載し、高感度の画質やホワイトバランスの精度、肌色の再現性の向上などが図られている。AF測距点は153点(うち99点はクロスセンサー)へと拡大。ユーザーが任意に選択できるのは55点だ。さまざまなシーンで正確なAFを実現するため、初めてAF専用エンジンを搭載。並列処理によって、高速な処理が可能となった。連写はAF追従で10~12コマ/秒、ファインダー像の消失時間の短縮も図られている。4K動画の撮影もサポート。30p/25p/24pに対応しており、4K画質でのJPEG画像切り出し機能も用意する。背面には3.2型・236万ドットのタッチパネル対応モニターを搭載。ファインダーは視野率約100%、倍率は約0.72倍。マグネシウム合金のボディは剛性感が高く、防塵・防滴性能も持つ。剛性感の高いマグネシウム合金ボディは防塵・防滴性能も持つ。○DXの最上位機となる「D500」D500は、DXフォーマットのフラッグシップとなるデジタル一眼レフカメラ。有効画素数2,088万画素のDXフォーマットCMOSセンサー、EXPEED 5を搭載し、常用ISO感度はISO100~ISO51200、拡張感度としてISO1640000までサポートする。99点のクロスセンサーを含む153点AF、10コマ/秒の連写、4K動画撮影機能など、D5に搭載されている機能を惜しみなくつぎ込んだ。ファインダーは倍率約1倍、視野率100%。無線LAN(Wi-Fi)だけでなくBluetoothに対応しており、スマートフォンとの連携機能を強化。スマートフォン向けアプリ「SnapBridge」をリリースするなど、新たな使い方を提案していくようだ。○360度カメラを参考展示D5とD500に加えて、参考出品となる360度アクションカメラ「KeyMission 360」も展示されていた。こちらはクリアケース内に収められていたのだが、ニコンが360度カメラを出すという意外性も手伝ってか、来場者が多く集まっていた。KeyMission 360は前面と背面に撮像素子とレンズを備え、360度全方位を撮影できる。発売は2016年春の予定。防水性能に加えて耐衝撃、耐寒性能などタフさを備えている点も特徴だ。オリジナルのマウントを採用しており、吸盤などのアクセサリを装着してさまざまなシーンで使えることをアピールしていた。ブースではそのほか、レンズの試用コーナーやプロカメラマンなどによるセミナーなども開催。ニコンは、CESに出展する数少ない大手カメラメーカーではあるが、2016年開催のリオ五輪を見据えたプロ向け新製品の投入で、来場者から大きな注目を集めていた。
2016年01月08日2016年初めの週末興行収入&動員で“妖怪”を抑えて第1位を記録、世界的にも記録的大ヒットとなっている『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。改めてその底力を示した本作で、物語とともに成長していく女性主人公・レイを文字通りの“新星” デイジー・リドリーが好演しているが、彼女をはじめとする若手キャストを本作に大抜擢した理由を、J.J.エイブラムス監督は、「優れた演技力はもちろん、あらゆることに挑戦できる柔軟性を持ち、キャラクターに命を吹き込み、現場で(ほかのキャストと)いい関係を築けるユーモアのセンスや人間性、ハートといった部分が決め手になった」と来日記者会見で明かしていた。そこで今回は、レイ役のデイジーとともに注目度急上昇中、新たなる“伝説”の担い手であり、ルーク役のマーク・ハミルやハン・ソロ役のハリソン・フォードらと同様、これから“伝説”の一部となっていくであろう(否、もうなっている?)男性キャスト陣に注目してみた。■レイやBB-8と出会い、正義に目覚めるフィン:ジョン・ボイエガ一昨年11月、本作待望の初映像(特報)が解禁された際、どこか砂漠の星でストームトルーパーらしき若者がマスクを外し、息を切らす姿に誰もが「???」となったはず。その若者こそ、戦うことに葛藤を覚え、脱走を図るストームトルーパー、フィン。演じているのは、1992年3月17日英国生まれのジョン・ボイエガだ。彼は『アントマン』の脚本を手がけたエドガー・ライト製作総指揮&ジョー・コーニッシュ監督の『アタック・ザ・ブロック』(’11)でエイリアンと戦う不良少年のリーダーを演じて本国でブレイク!ロンドンを舞台にした「24 -TWENTY FOUR-リブ・アナザー・デイ」にも出演した。自前のハン・ソロ人形にハリソンから直接サインをもらってはしゃいだり、来日時には“アキバ”で買い物を楽しんだりと現代っ子の素顔を覗かせつつも、劇中ではレイ役のデイジーとともに新たな運命の嵐に巻き込まれ、壮大な物語を牽引していくフィンを、時に勇ましく、時に軽妙に演じている。次回作は、トム・ハンクス、エマ・ワトソン共演のSF作『The Circle』(原題)と、これまた大きな注目を集めそうだ。■BB-8の持ち主にして名パイロット、ポー・ダメロン:オスカー・アイザックまた、元はFN-2187という“記号”に過ぎなかったフィンの“名づけ親”であり、彼とあっという間に意気投合する“レジスタンス”の名パイロット、ポー・ダメロンを演じるのは、若手というにはもはや忍びない実力派オスカー・アイザック。1980年3月9日生まれ、グアテマラ出身の彼は、コーエン兄弟監督・脚本『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』(’13)で歌声も披露し、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされた。名門ジュリアード学院の出身で、同窓生だったジェシカ・チャステインと夫婦役で初共演した『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』も高い評価を受け、日本でも多くの映画ファンを唸らせている。劇中では、フィンに対しては警戒心むきだしの大人気ドロイド“BB-8”が従順に“なついている”様子が微笑ましく、その名コンビぶりや、宇宙一といわれる名パイロットぶりが「カッコイイ!」と評判。だが、今年は、あの『X-MEN』最新作『X-MEN:Apocalypse』(原題)でなんと悪役のミュータントに!正義を体現する本作との対極の姿は必見だ。■ダース・ベイダーに心酔する仮面の男カイロ・レン:アダム・ドライバー悪役といえば、十字型の赤いライトセーバーを操り、強力なフォースの使い手で、暗黒卿ダース・ベイダーにただならぬ執着を見せるのが、カイロ・レン。演じるのは、1983年11月19日アメリカ生まれ、189cmの長身に個性的な顔立ちのハンサム、アダム・ドライバー。彼もまたジュリアード学院の出身で、かつては海軍に所属していたこともある。『J・エドガー』(’11)で長編映画デビュー後、TVシリーズ「GIRLS/ガールズ」で主人公のちょっぴりヘンな彼氏を演じてブレイク。等身大女子映画『フランシス・ハ』やミア・ワシコウスカ共演『奇跡の2000マイル』に出演し、『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』ではポー・ダメロン役のオスカー・アイザックとも共演。第27回東京国際映画祭でも上映された『ハングリー・ハーツ』では、第71回ベネチア国際映画祭「最優秀男優賞」を受賞。演技力はお墨付きだ。2016年は、ベン・スティラー、ナオミ・ワッツ、アマンダ・セイフライド共演『While We’re Young』(原題)ほか、マーティン・スコセッシが遠藤周作の小説「沈黙」を映画化する『Silence』(原題)などが控えている。同作にはアンドリュー・ガーフィールド、リーアム・ニーソン(『エピソード1』のクワイ=ガン・ジン)や、浅野忠信、窪塚洋介、小松菜奈ら話題性に富む日本人キャストが登場しており、注目度大。■さまざまな“顔”を持つ策略家? ハックス将軍:ドーナル・グリーソン一方、悪役ながらカイロ・レンのようにフォースという“武器”は持たず、策略家といった雰囲気の“ファースト・オーダー”のハックス将軍を演じているのは、1983年5月12日生まれのアイルランド俳優ドーナル・グリーソン。『アバウト・タイム愛おしい時間について』の心優しい青年や『ハリー・ポッター』シリーズの勇敢なビル・ウィーズリーなど、さまざまな役柄をこなすその演技派ぶりは、いまや引く手あまた。『不屈の男 アンブロークン』では、ジャック・オコンネル演じる主人公と太平洋を漂流することになる兵士・フィル役で強い印象を残し、目下、賞レースを騒がせているレオナルド・ディカプリオ主演『レヴェナント:蘇えりし者』やシアーシャ・ローナン主演『Brooklyn』(原題)にも出演。先日の英国インディペンデント映画賞では『Brooklyn』で「助演男優賞」にノミネートされたが、俳優の実父ブレンダン・グリーソンに同賞を奪われ、代わりにトロフィーを受け取る…というトホホな一面も。また、巨大IT企業のプログラマー役で主演した『EX MACHINA/エクス・マキナ』(原題)は、オスカー・アイザックがまるで別人のような風貌でそのIT企業の社長を怪演、『リリーのすべて』のアリシア・ヴィキャンデルが美しくリアルな“人間型AI”を演じており、日本公開が待たれている。『スター・ウォーズ』の役柄とはまた違う、彼らの新たな姿に出会うことは今後の楽しみの1つとなりそうだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2016年01月07日ニコンイメージングジャパンは1月6日、ニコンDXフォーマットを採用するデジタル一眼レフカメラ「D500」を発表した。米ラスベガスにて1月6日(現地時間)から開催される「2016 International CES」(CES 2016)にて展示する。発売は3月。価格はオープンとなっている。推定市場価格(税込)はボディのみが259,000円前後、「AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR」とセットになった「16-80 VRレンズキット」が340,000円前後だ。D500はニコンDXフォーマットを採用するデジタル一眼レフカメラのフラッグシップモデル。同時発表された「D5」と同等の153点AFシステム(中央部と周辺部の99点はクロスセンサー)を採用しており、中央のフォーカスポイントで-4EV、そのほかで-3EVを実現した。AF専用エンジンを搭載する。新画像処理エンジン「EXPEED 5」と新開発のニコンDXフォーマットCMOSセンサーを搭載し、常用感度はISO100~ISO51200。ISO50相当(Lo 1)までの減感、ISO1640000相当(Hi 5)までの増感も可能だ。測光センサーには180KピクセルRGBセンサーを新たに採用し、顔の検出力などを強化した。約10コマ/秒の連続撮影を実現。バッファメモリーの大容量化などによって14ビット記録のロスレス圧縮RAWの場合は200コマまで連続撮影が可能だ(メモリーカードに「Lexer Professional 2933x XQD 2.0」を使用した場合)。4K動画(3,840×2,160ドット)/30pの記録に対応。HDMI出力が可能なほか、カメラ内で生成・記録する微速度動画も4Kで撮影できる。Wi-FiとNFCに加えてBluetoothをサポート。ニコンが提供するアプリ「SnapBridge」をインストールしたスマートフォンなどとBluetoothで常時接続し、D500で撮影した写真の自動転送、スマートフォンからのリモート撮影を行える。アプリの提供開始日は決まり次第案内するという。ボディ素材には炭素繊維複合素材とマグネシウム合金を使用。モノコック構造を採用しており、耐久性を維持しつつ、グリップ性を高め、薄型のボディを実現している。主な仕様は、マウントがニコンFマウントで、撮像素子が有効2,088万画素のDXフォーマット(23.5×15.7mm)CMOSセンサー(光学ローパスフィルターレス仕様)。ファインダーは視野率が約100%、接眼部には丸型アイピースを採用。背面のモニターはチルト式で、3.2型・約236万ドットの液晶方式(タッチパネル)。記録メディアはXQDカード、SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-II対応)で、カードスロットはXQDカードとSDカードのダブルスロットとなる。本体サイズはW147×D81×H115mm、重量は本体のみで760g、バッテリーとXQDカードを含む状態で860g。D500と接続して、画像データを有線LAN/無線LAN経由でパソコンなどへ高速転送できるワイヤレストランスミッター「WT-7」も別売アクセサリとして用意。WT-7の希望小売価格は税別120,000円で、発売は3月。
2016年01月06日ニコンイメージングジャパンは1月6日、デジタル一眼レフカメラ「D5」を発表した。米ラスベガスにて1月6日(現地時間)から開催される「2016 International CES」(CES 2016)にて展示する。発売は3月。価格はオープンで、推定市場価格は税込750,000円前後だ。2015年11月に開発発表しているが、その際は詳細が明らかになっていなかった。D5はニコンのデジタル一眼レフカメラにおけるフラッグシップモデル。AFシステムの刷新、連写性能の強化、新開発のニコンFXフォーマットCMOSセンサーと新画像処理エンジン「EXPEED 5」の採用など、前機種となる「D4S」から大幅なブラッシュアップが図られている。新開発のモジュールを採用するなど、AFシステム全体を刷新した。153点のフォーカスポイント(中央部と周辺部の99点はクロスセンサー)でD4Sと比較して130%以上の広い範囲をカバーする。中央のフォーカスポイントでは-4EV、そのほかのフォーカスポイントすべてで-3EVを実現しており、低輝度下やコントラストの低い被写体でもAF可能だとする。高速演算能力を持つAF専用エンジンも搭載した。テレコンバーター使用時でも合成F値が5.6までの明るさの場合は153点すべてのフォーカスポイントが有効になる。すべての画質モードとISO感度域において、約12コマ/秒(AF・AE追従)の連続撮影を実現した。連続撮影可能コマ数は14ビット記録のロスレス圧縮RAWの場合で最大200コマ(メモリーカードには「Lexer Professional 2933x XQD 2.0」を使用)。新開発のミラー駆動機構によって、像消失時間を短縮し、ファインダー像の連続性を確保するほか、像のブレを低減する。新開発のCMOSセンサーと画像処理エンジンによって、ニコン史上最高となる常用感度ISO102400を実現。ISO3280000相当(Hi5)まで増感可能だ。また、4K動画(3,840×2,160ドット)の撮影にも対応。30p/25p/24pで撮影した4K動画をカメラボディ内のメモリーカードに記録できるほか、非圧縮映像をHDMI出力することで外部モニターへ表示したり、外部レコーダーへ記録したりすることも可能だ。主な仕様は、マウントがニコンFマウントで、撮像素子が有効2,082万画素のFXフォーマット(35.9×23.9mm)CMOSセンサー、対応感度が常用でISO100~ISO102400(拡張設定で最大ISO50までの減感、ISO3280000までの増感が可能)、シャッタースピードが1/8,000~30秒となっている。ファインダーは視野率が約100%(FX)・約97%(DX)、倍率が約0.72倍(50mm f/1.4レンズ使用、∞、-1.0m-1時)、背面のモニターはタッチパネル式で、3.2型・約236万ドットの液晶方式。同種メディアを2枚使用可能で、XQDメモリーカードを使用できるXQD-Typeとコンパクトフラッシュカード(Type I、UDMA7対応)を使用できるCF-Typeから選択できる。記録形式は静止画がRAW(12ビット/14ビット)、TIFF、JPEG、動画がMOV(H.264/MPEG-4 AVC)。本体サイズはW160×D92×H158.5mm、本体のみの重量はXQD-Typeが1,235g、CF-Typeが1,240g。バッテリーとメモリーカード2枚を含む状態の重量はXQD-Typeが1,405g、CF-Typeが1,415g。バッテリーは「EN-EL18a」を使用し、CIPA規格準拠の撮影可能枚数は約3,780コマ。動画は約110分の撮影が可能だ。D5に接続し、画像データを無線LAN経由でパソコンなどへ高速転送できるワイヤレストランスミッター「WT-6」も別売アクセサリとして用意。別売の「Camera Control Pro 2」を用いれば、パソコンからワイヤレスでカメラの操作も可能だ。WT-6の希望小売価格は税別64,000円で、発売は3月。
2016年01月06日3D Systemsは1月4日、ダイレクトメタル3Dプリンタ「ProX DMP 320」を発表した。「ProX DMP 320」は、2種類のシステム構成が用意されており、それぞれチタン用とステンレス鋼やニッケル超合金用に最適化されている。また、プリントモジュールが交換可能なため、迅速な材料交換または補充を実現し、効率的な粉末の再利用を維持することができるとしている。造形サイズは275×275×420mmとなっている。同社は「ProX DMP 320」について「アルゴンガス消費量の削減と連続的な製造ワークフローがサポートされ、運用の効率化、コスト面での優位性をもたらします。」と説明している。
2016年01月05日3DSystemsは1月4日、マルチジェット3Dプリンタの新機種「Projet MJP 3600シリーズ」とマルチマテリアル3Dプリンタ「Projet MJP 5500X」の新しいエラストマー材料を発表した。「Projet MJP 3600シリーズ」は、前世代機種の2倍の造形スピードを誇り、最大250%のファイルサイズをサポートするデータ処理機能により、試作、鋳造、最終用途品の造形の要求に対して、広範囲な高生産性をもたらすとしている。同シリーズには、ジュエリーの鋳造やその他のロストワックス鋳造アプリケーションの正確なパターンを造形するためのモデルが含まれているほか、歯科用途でのニーズに応える正確なモデルや鋳造ワックスを提供する。また、生体適合性材料により、歯科や医療向けのドリル、ガイドを含む高度な医療アプリケーションに使用することが可能となっている。同シリーズは、2016年1月下旬に出荷を開始する予定。同じく新発表となった「Projet MJP 5500X」のエラストマー材料2種類「VisiJetCE-BKエラストマー(黒)とVisiJet CE-NTエラストマー(ナチュラル)」は、650%以上の伸び特性を有し、破断しにくく弾性回復力を持つ。また、高解像度、高速造形モードで使用することができる。新しい「Projet MJP 5500X」で使用可能なほか、既存の「Projet MJP 5500X」ユーザーもソフトウェアの無償アップグレードにより使用可能となる。なお、同発表では開発中のオフィスサイズ3Dプリンタ「Projet MJP 2500シリーズ」についても言及。同社によれば数社とのアルファテストに成功し、現在ベータテスト中とのこと。同シリーズの詳細は後日発表される予定となっている。
2016年01月05日シリーズの最新作にして新たな3部作の幕開けとなった『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が、2016年最初の週末興行収入&動員において1位を記録。早くも動員数400万、興行収入60億円を突破したことが明らかとなった。『エピソード6/ジェダイの帰還』から30年後。砂漠の惑星で暮らす孤独なヒロイン・レイは、新型ドロイド「BB-8」やストームトルーパーの脱走兵フィン、伝説のパイロットのハン・ソロ、そして十字のライトセイバーを操るカイロ・レンらとの出会いによって、銀河を揺るがす壮大な運命へと導かれていく…。全世界で大ヒット中の本作は、アメリカでの興行収入において早くも歴代2位の『タイタニック』を抜き、今週中には1位の『アバター』も抜き去る見込みと報じられるほどの勢いを見せている。週末興行収入No.1スタートを切った公開から週末興行収入は3週連続1位に輝き、週末動員数も1位を記録。3週目を迎えた週末成績は動員52万1,980人、興行収入8億2,265万円という数字を叩き出し、公開から17日間で累計動員数414万人、興行収入63億9,980万円を達成している。既に鑑賞した観客からは、「主演の女の子のキャラクターが最高!」「カイロ・レンはダース・ベイダー級になりそう」など、賞賛の声が多数あげられている。「ザッツ、日本!ザッツ、紅白!」をテーマに掲げ年末に放送された「第66回NHK紅白歌合戦」では、「嵐」とのコラボレーションを見せ、ツイッター上で大きな話題となり、21時42分に4万1.262ツイートを記録。本年度の放送中でベスト3に入る盛り上がりを見せた。(※「Twitter TV Japan」の公式アカウントより)本日、1月5日(火)には、本作を含めシリーズを手掛ける映像スタジオ「ILM」に世界で唯一、NHKのカメラが潜入し、映画製作の舞台裏を独占取材した特別番組を放送。40年前にジョージ・ルーカスが『スター・ウォーズ』を制作するために設立し、『E.T.』や『ジュラシックパーク』など数々の名作を手がけてきた同スタジオの、映画史を塗り替えてきた技術革新の秘話や、最新作で重要な役割を担う日本人アーティストの活躍など、夢の映像を生み出してきた驚きの現場に迫る。本作に引き続き、今年12月16日にはシリーズ初のスピンオフ作品『Rogue One』(原題)の公開を予定している『スター・ウォーズ』。2016年も大きな話題を集めそうだ。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は全国にて公開中。「ハリウッド映像王国の挑戦~“スター・ウォーズ”とILMの40年~」は、1月5日(火)NHKにて20時~20時43分放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2016年01月05日2015年12月28日に公開された「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」から、『シリコンカップ』、『シリコンバラン』が2016年2月に発売されることが決定した。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。『シリコントレー』からは「R2-D2 & C-3POセット」、「ダース・ベイダー&ストームトルーパーセット」の2種類が登場。底面にキャラクターが描かれ、お弁当に楽しさを生み出すだけではなく、おかずを入れて仕切りとしての実用性も備えている。また、カップケーキを作ることも可能となっている。『シリコンバラン』からは「R2-D2 & C-3POセット」、「ダース・ベイダー&ストームトルーパーセット」の2種類が登場。それぞれサイズが大・小とあるため、お弁当の大きさや仕切りたい範囲によって使い分けることが可能。両商品とも、柔らかいシリコン製で、耐熱230℃まで対応している。商品価格は702円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は2016年2月を予定している。(C)& TM Lucasfilm Ltd
2015年12月29日ついに今年最大の話題作である『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が世界中で封切られ、ここ日本でもオープニング興収が『アナと雪の女王』を超える好スタートを切った。配給のディズニーも「国内興収200億円に期待が膨らむ」と息巻いている。例年以上に豊富な話題作がスクリーンを彩った2015年。特に洋画は、興収95億円超えをマークした『ジュラシック・ワールド』を筆頭に、『シンデレラ』『ミッション:インポッシブル/ローグ・ ネイション』『ワイルド・スピード SKY MISSION』など実写作品が期待通りのヒットを記録した。もちろん、ディズニーが強力なブランド力を発揮した長編アニメ『ベイマックス』『インサイド・ヘッド』の好調ぶりも忘れられないトピックだ。また、今年の映画界の盛り上げ役として、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の存在も無視できない。惜しくも年間興収ランキングのトップ20入りこそ逃したが、公開直後からSNSを中心に拡散した口コミによって、観客主体でムーブメントを巻き起こす展開は映画同様に圧巻の一言だった。30年ぶりに復活したシリーズ最新作だが、日本では『スター・ウォーズ』のような知名度はなし。それでも作品そのものに「誰かに教えたい」と思うほどの魅力があれば、新たなファン層を開拓できると証明した。ヒットの規模が決して大きくないが、同じような現象は『マイ・インターン』『キングスマン』といった良作にも当てはまり、洋画人気の「覚醒」に少なからず“光”が見えてきた…。というのが2015年、洋画界の総括となりそうだ。この状況がこのまま数年続けば、ハリウッドも日本を重要なマーケティング市場だと再認識するかもしれない。洋画復活は、来年以降が真の正念場。それだけに『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の最終興収に注目が集まる。現実的な目標として、『アバター』が記録した156億円は超えてほしいと願うが、果たして?(text:Ryo Uchida)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2015年12月28日