「ファブリーズ」TVCMや、「仮面ライダー鎧武/ガイム」「表参道高校合唱部!」などで知られるネクストブレイク必至の若手俳優・高杉真宙が、アディダスバッグオリジナルムービーに出演することが決定。共演者にはさらにフレッシュな岡本夏美、下村実生、板垣瑞生らが顔を揃え、甘酸っぱい青春ストーリーを繰り広げるという。綾乃(岡本夏美)、景(下村実生)、徹平(高杉真宙)、駿介(板垣瑞生)は高校のクラスメート。ダンス経験が全くない綾乃だが、なぜか皆を誘い、ダンスコンテスト優勝を目指すことになる。綾乃のクラスメートで幼なじみの徹平も、綾乃の誘いでダンスチームに参加した一人。徹平は特にダンスに興味があるわけではない。幼なじみの綾乃の事を密かに好きで、その思いからダンスチームに参加したのだ。お調子者の癖に、繊細で恋に奥手な徹平は、もちろん思いを伝えた事はないのだが…。徹平は、日々ダンスレッスンしながらも、綾乃の行動に一喜一憂し、時にジェラシーに胸を焦がす。ダンスコンテストを目指して日々レッスンに励む4人。性格も、ダンスのスキルも考え方も、心に秘めた思いも実は違う4人は、時に激しくぶつかり合うことも…。夢を目指し、ダンスを通じて共に時間を過ごし、友情を深めて成長していく高校生の甘酸っぱい青春ストーリーが、始まる。高杉さんは、2009年舞台「エブリ リトル シング’09」で役者デビュー。その後、映画『ぼんとリンちゃん』では第36回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞受賞し、「仮面ライダー鎧武/ガイム」では2面性のある役を見事に演じ切り、その演技力が高く評価された。そのほか「ゴーストライター」「表参道高校合唱部!」「スミカスミレ 45歳若返った女」とテレビドラマにも多数出演。3月からは連続ドラマW「東野圭吾カッコウの卵は誰のもの」に出演予定。さらに5月からは主演舞台「闇狩人」が控える。ブレイク間近の若手俳優筆頭の高杉さんが、今回出演するアディダスバッグオリジナルムービーでは、高校生活を舞台に、ダンスをしたこともない女の子が大会優勝を目指して、練習を開始し、友達と練習する中で成長していくという、青春ど真ん中の物語が描かれる。共演者には、『仮面ライダー1号』のヒロインに抜擢された注目の新星女優・岡本さん。ダンスボーカルユニット「フェアリーズ」のメンバーとして活躍しながら「セブンティーン」専属モデルも務める下村さん。そして、映画『ソロモンの偽証』でキーパーソンの神原和彦役で話題になった板垣さん。高杉さんは、今回のオファーを受けて「初めてスポーツブランドのお仕事が決まり驚いたと同時に、すごく嬉しかったですね。しかも日頃からすごくよく使っていて、舞台稽古のときもadidasさんのジャージを愛用していたりしたので、大好きなadidasさんのお仕事で、さらに嬉しかったです」と喜びのコメント。また、演じた徹平という役どころについて「お調子者なところもありますが、ジェラシーをむき出しにしちゃうような、まっすぐに恋をする男の子です。僕はこんな風に純粋に恋に向かう男の子を演じた事がないので、結構頑張って嫉妬しました(笑)。ぜひ楽しみにしてください!」とメッセージを贈った。さらに、本ムービーの見所を「やはりダンス」と話し、「実はこの撮影をした時期、出演中のドラマ『スミカスミレ』でもダンスのシーンがあり、同時期に2つのダンスを覚えないといけなかったのもあり、あまりダンスが得意でない僕にはけっこう大変でした!」と、撮影秘話を語った。アディダスバッグオリジナルムービー「全力Beat!~夢中がワタシを変えていく~」は、3月1日(火)より全4話、週1回更新で公開予定。(text:cinemacafe.net)
2016年02月23日WOWOWで3月27日からスタートする土屋太鳳主演の連続ドラマ『カッコウの卵は誰のもの』に出演する高杉真宙のスキープレイヤー姿のビジュアルが公開された。高杉が今回演じるのはスキープレイヤーとして五輪選手を目指すメンバーに選ばれた高校生・鳥越伸吾役。クランクイン前の今年1月上旬、長野県の白馬村で元五輪選手にマンツーマンの指導を受け、クロスカントリーの滑り方を体得したという。練習について高杉は「雪もあまり経験がなく、初めてのウィンタースポーツなのにクロスカントリーという難しい競技でけっこう大変でした。でも、練習していくうちにいろいろ覚えて、楽しく滑ることが出来ました」とコメント。また役柄について「台本を初めて読んだときは暗い子? なのかなって思ったんですけど、少し試行錯誤しながら作りました」と語った高杉。演技はもちろん、はたしてどのような滑りぶりを見せてくれるのか注目だ。
2016年02月03日関西テレビ・フジテレビ系の新ドラマ「お義父さんと呼ばせて」の制作発表会見が1月17日(日)に行われ、遠藤憲一、渡部篤郎、蓮佛美沙子、新川優愛、中村倫也、中村アン、和久井映見が出席した。アラフィフの2人が連ドラに主演ということで話題を集めている本作。大道寺保(遠藤さん)は仕事に没頭するあまり、結婚に縁がなかったが、28歳年下の花澤美蘭と出会い、結婚を決意する。だが、美蘭の父・花澤紀一郎(渡部さん)は保と同じ51歳。一人娘が結婚相手として自分と同い年の中年男を連れてきたことに紀一郎は驚愕するが…。第1話から公然でのプロポーズに全力疾走、ダンス…第2話以降も裸踊りなど、51歳という年齢設定ながら、体を張った活躍を見せる遠藤さんは「この先のエピソードで、蓮佛ちゃんを抱きしめて『愛してる!』とマジで言いました。三十数年やってきて、初めて。若い頃のセリフは『ぶっ殺してやる』とか『おれじゃねーよ!』とかばかりだったので(笑)。女房と結婚するときも言ってない!まさかこの歳になって…(笑)」と感慨深げ。そのお相手の蓮佛さんは「『初めてだよ』と聞いてなんて光栄なんだ!と思いました」と満面の笑み。実は蓮佛さんは「おじさまが大好き!」とのことで「企画書を読んだときから『私の趣味そのまま!』と思ってました。カレシに遠藤さん、お父さんに篤郎さんで両手に花!『みーちゃん』と呼ばれてますが、私も美沙子で家族に『みーちゃん』と呼ばれているので、つい素で返事をしてしまうくらいキュンキュンしてます!幸せな日々を過ごしてます!」と嬉しそうに明かした。美蘭の妹役の新川さんも「私も結婚したくなります」と語り、紀一郎の美人秘書役の中村さんも「私は28歳で、正直、51歳はないだろ!と思ってましたが(笑)、2人を見ているとうらやましくなって、ありなんじゃないかと思うようになってきてます」と明かす。紀一郎の妻役の和久井さんは紀一郎と保の「どちらの言い分も分かる」と語るが、渡部さんは51歳と28歳の恋愛について「恋愛は自由ですが…」と前置きしつつも、個人的な心情としては「全然ない!」とバッサリ。「(保の)人がよいところや頑張っているところはわかるけど、そういう次元じゃない」と紀一郎そのままの頑なさを見せ、会場は笑いに包まれた。遠藤さんは改めて「これイケるの?ドン引きされるんじゃないか?と思ってたけど、もう吹っ切りました!もろマジに言っていきます!」と力強く宣言し、50代の暴走を誓った。オリジナル脚本とあって、キャスト陣もどんな結末を迎えるのかまだ知らされていないとのことで先の展開が楽しみだ。「お義父さんと呼ばせて」は1月19日(火)より関西テレビ・フジテレビ系にて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2016年01月17日遠藤憲一と渡部篤郎がW主演を果たす事で話題の来年1月期放送のドラマ「お義父さんと呼ばせて」。先日、遠藤さん演じる保の彼女として蓮佛美沙子が抜擢され、更なる話題を呼んでいたが、この度、新たに渡部さん演じる紀一郎の妻役に女優・和久井映見の出演が決定した。大道寺保、51歳独身。中堅の専門商社の部長。仕事に没頭するあまり、これまで結婚に縁は無かったが、真っ正直に生きてきた。そんなある日、保は28歳も年下の女性と運命的に出会い、その笑顔と温かさに触れ、人生で初めて結婚を決意する。花澤紀一郎、51歳既婚。一流の総合商社に勤め、華々しい実績を重ね、最年少役員を務めるエリートビジネスマン。妻と3人の子どもに恵まれ、自らの家庭を理想的だと信じている。年齢は同じだが生き方も考え方もまるで正反対という2人が、ある日、衝撃的な出会いを遂げる――。本作で“結婚したい男”大道寺保役を演じるのは、地上波ゴールデン・プライム帯連続ドラマとしては初主演となる遠藤さん。「土下座の大道寺」と異名を持つ50代独身男を好演する。そして一見“デキる男”の完璧な父親だが、時にはちょっと残念なキャラである“結婚させたくない男”花澤紀一郎に渡部さんが扮する。保の28歳年下の彼女で、紀一郎の娘であり、猪突猛進な“イノシシ女子”という花澤家の長女・美蘭役には、蓮佛さんが抜擢された。そして今回新たなるキャスト、紀一郎の妻・静香役に和久井さんが決定!静香は、出世街道をまい進する紀一郎を妻として支え、母親として3人の子どもを育てて上げてきたまさに良妻賢母。しかし、実は家族の誰にも言っていない秘密を抱えていて、美蘭が保を結婚相手として家族に紹介したことをきっかけにその秘密が徐々に明らかになっていく。そんな明るく、優しく、美しい理想的な母親としての顔と、悩みを抱える一人の女性としての顔を併せ持つ役どころだ。近年では、映画やドラマで母親役としての活躍も目覚しく、ナレーションやCMなどにも幅広く出演する実力派女優の和久井さんは「コミカルな空気も含みながら、この人間模様がどう展開していくのか…。とても気になっています」と台本を読んだ感想を語り、また渡部さんと12年ぶりの共演に「久々で緊張もしておりますが、シリアスな作品はもちろん、今回のようなお話の中でまたご一緒させていただけます事も、とっても嬉しく、ありがたく、頑張らねばと思います」と喜びのコメントを寄せた。お調子者の紀一郎と、それを優しくたしなめる静香が繰り広げる言葉の掛け合いは、長年連れ添った夫婦ならではの、楽しい夫婦漫才を見ているかのよう。そんな世間からは“おしどり夫婦”と称されるような夫婦関係が、どのように変化していくのかにも注目したい。「お義父(とう)さんと呼ばせて」は2016年1月19日(火)22時~フジテレビ系にて放送開始。(cinemacafe.net)
2015年12月16日遠藤憲一と渡部篤郎という2人の渋メンがW主演を務める“火10”ドラマ「お義父(とう)さんと呼ばせて」が、2016年1月より関西テレビ・フジテレビ系でスタートすることが決定。渡辺さんが51歳のオシャレパパを演じ、なんと遠藤さんが、その娘の“同じ年”のコワモテ結婚相手を演じることが分かった。大道寺保は、51歳、独身。中堅の専門商社の部長。仕事に没頭するあまり、これまで結婚に縁はなかったが、真っ正直に生きてきた。そんなある日、保は28歳も年下の女性と運命的に出会い、その笑顔と温かさに触れて、人生で初めて結婚を決意する。一方、同じ51歳の花澤紀一郎は、一流の総合商社に勤め、華々しい実績を重ね、最年少役員を務めるエリートビジネスマン。妻と3人の子どもに恵まれ、自らの家庭を理想的だと信じている。年齢は同じだが生き方も考え方もまるで正反対という2人が、ある日、ある女性の“彼氏”と“父親”として衝撃的な出会いを遂げることに!これまで縁のなかった仲の良い一家だんらんに憧れ、花澤家の全員と本当の家族になりたいと思う保。一方で紀一郎は、長女が自分と同い年のオッサンを彼氏として連れてきたことが引き金となり、完璧だと思っていた自分の家族から次々と噴出する問題に父親として、夫として頭を抱え、これまでの生き方に疑問を感じ始める――。同い年だが、まったく相容れない大人の男2人がいつしか心を通わせていき、壊れた家族を再生するために奮闘する物語となる本作。大道寺保役には、地上波ゴールデン・プライム帯連続ドラマとしては初主演となる遠藤さん。そのコワモテな風貌で強烈な存在感を放ち、ドラマや映画に引っ張りだこの遠藤さんが、「土下座の大道寺」と異名をとるほどのお人好しの営業マンで、28歳も年下の女性と温かな家族を作ることを切望する50代独身男性という初めての役柄に挑戦する。そして、大道寺が交際している恋人の父親・花澤紀一郎役として、大人の色香漂う渡部さんがW主演を務める。今年1月クール放送の“火10”「銭の戦争」で、「SMAP」の草なぎ剛演じる主人公が対峙する強烈な悪役が記憶に新しい渡部さんだが、本作ではブランドスーツに身を包み、大手商社のエリート役員として雑誌にも取り上げられるほどの何事もスマートにこなす“完璧な”父親役に。だが、実は育児は妻に任せっきりで、時にはダンディーながらも、時にはちょっと残念なキャラに扮する。紀一郎「お義父さんとは呼ぶな。絶対呼ぶな。君にお義父さんと呼ばれる筋合いは5万パーセント、ない」、保「……。ダディ…」、紀一郎「もっとない。もっとないな、それは」アラフィフのオッサン2人が繰り広げる、そんな軽妙な会話劇は必見!これまで「結婚できない男」「アットホーム・ダッド」という秀作を手掛けてきた関西テレビの安藤和久プロデューサーは、「結婚したいと思う女性の父親が自分と同じ年齢だったら…、娘の結婚したい相手が父親である自分と同じ年齢だったら…、なさそうでありそうな出会いから始まる2人の中年男性の物語にぜひご期待ください!」と期待を込める。“結婚したい男”VS“結婚させたくない男”という、オッサン2人の仁義なき戦いに注目だ。■遠藤憲一(大道寺保役)この年で父親役ではなく、恋愛や結婚で悩む役なんてできると思わなかったので、びっくりしたのと共に、幸せです!面白い脚本だったので、演じるのが楽しみです。渡部さんとはシリアスな作品での共演が多かったので、今回のような作品は楽しみです。コメディーを演じる渡部さんもすごく良いので、「このセリフを渡部さんが言うのか」と思っただけで、笑いながら台本を読んでいます。■渡部篤郎(花澤紀一郎役)小説や漫画原作のドラマが多い近年ですが、台本を読んでオリジナルならではの“パワーがある作品”だと感じました。遠藤さんとは十数年前から共演させていただいています。尊敬する方ですので、何とかついていこうと思っています。視聴者の皆様にこの作品を楽しんでいただけるよう、頑張ります。「お義父(とう)さんと呼ばせて」は2016年1月、毎週火曜22時より関西テレビ・フジテレビ系にて放送(初回拡大の可能性あり)。(text:cinemacafe.net)
2015年11月30日江戸川乱歩誕生120周年、没後50年を記念して、ドラマ化が決定した不朽の名作「黒蜥蜴」。このたび主人公・黒蜥蜴を真矢ミキ、明智小五郎を渡部篤郎が演じることが明らかとなった。財宝から軍事機密まで、金になるありとあらゆる“美しいもの”を盗み出し世界を股にかける謎の女怪盗・黒蜥蜴。クリスマスを間近に控えたある日、海で女の遺体が発見された。首筋に黒蜥蜴の刻印が残されていたことから、警察は黒蜥蜴の犯行だと断定するが、捜査の指揮を執る警視庁副総監の明智小五郎だけは、その説に異を唱える。なぜなら、黒蜥蜴は決して、自らの目的のために人を殺めたりしないからだ。その矢先、黒蜥蜴から警察に犯行予告が届く。狙われたのは、殺された女と関係があった、巨大グループ企業の会長・岩瀬正一郎が所有する時価120億円の宝石「聖夜の涙」。黒蜥蜴はクリスマスを迎えた瞬間に、それを盗み出すという。明智と黒蜥蜴がお宝をめぐって激しい頭脳戦を繰り広げる中、2人の間にある想いが芽生える――!?今回、黒蜥蜴役に抜擢されたのは「アテンションプリーズ」や「下町ロケット」にも出演し、ドラマや映画はもちろんのことMCや司会でも活躍する真矢さん。今回の役ついて問われると「2015年版にしていますので、物語の中に出てくるトリックなども現在に合わせた形にしています。監督やスタイリストさんと、衣装や髪型のことなど、こんなに時間をかけて考えさせていただいたのは今までで初めてです!」と衣装や髪型など細部にもこだわりがあることを明かした。また、「江戸川乱歩さんの世界観をデカダンス(退廃的)な感じを強めて…この“黒蜥蜴”という人物は男なのか女なのか、本当にいるのか、いるならどこにいるのか…とにかくわからないということを慎重に作っています」とどう演じていくかを語っている。そして天才警視副総監明智小五郎を演じる渡部さんは「明智小五郎の役をやらせていただくことになり、大変光栄に思っております」と喜びを語り、「とても華やかな方で、作品に対しても誠実に向き合っていらっしゃいます。私自身も、真矢さんの黒蜥蜴を楽しみにしています」と真矢さんとの初共演についても語ってくれた。本作のプロデューサー安藤和久氏は「これまでも、その時代時代を代表する大女優の方々が『黒蜥蜴』を演じてきましたが、平成27年の今、この歴史ある『黒蜥蜴』を演じるなら、この方しかいない、この方の『黒蜥蜴』を是非見たいと思い、真矢ミキさんにお願いしました。乱歩が描く妖艶で退廃的な独特の世界観を体現でき、かつ、その世界観を現代に置き換えても時代物のにおいを感じさせずに体現できる方は、真矢ミキさん以外には、いらっしゃいません」と真矢さんの演技力を絶賛している。ほかにも、浪越警部役の山下真司、岩瀬正一郎役の升毅らの出演が決定。不朽の名作「黒蜥蜴」が、2015年にどのように生まれ変わるのか、さらには言葉では言い表せないほど素敵だという真矢さんの衣装にも注目したい。「黒蜥蜴」は12月22日(火)21時より関西テレビ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2015年11月20日東京に昔からある、レトロな雰囲気の「喫茶店」。喫茶店ならではの独特の雰囲気や歴史あるメニューを堪能すべく、俳優の高杉真宙さんが「レトロ喫茶」を訪ねました。高杉さんがやって来たのは、有楽町にある『はまの屋パーラー』。2011年、創業45年という歴史に幕を下ろしたものの、お客さんからの熱い声を受けて2012年に復活。サンドイッチは先代の指導を受けて作られており、ハンドドリップで淹れたスペシャリティコーヒーと相性抜群。『はまの屋パーラー』の玉子・サンドゥイッチ(¥620)は特徴的。厚めに焼いたフカフカのたまごが、長く愛される理由。1皿あたりに使う卵は、なんと4個!注文を受けてから焼きあげるので、ホカホカです。「もともと卵が大好きで、きれいな黄色を見た瞬間にワクワクしました。ゆで卵を使ったタイプより、この店のような焼いたほうが断然好み。温かくてフワフワで、軽く塩味が効いているからか、一瞬で食べちゃいました。こんな素敵なお店で、優雅な朝の時間を過ごすような大人になりたいです。それに僕はマイペースだから、たとえ女の子と一緒でも、ゆっくり過ごしたいというのが本音。二人で買い物とかをした後に、少し遅い昼食で訪れたい。“美味しいね”って言いながら、のんびり話ができるような相手が理想です」◇たかすぎ・まひろ俳優。1996年7月4日生まれ。ドラマ『表参道高校合唱部!』(TBS系)に出演中。初の主演舞台『TRUMP』が11月19日からZeppブルーシアター六本木にて公演予定。■はまの屋パーラー千代田区有楽町1‐12‐1新有楽町ビルB19:00~18:00(日曜10:00~17:00)祝日休 TEL:03・3212・7447※『anan』2015年9月30日号より。写真・柳原久子スタイリスト・手塚陽介ヘア&メイク・堤 紗也香文・重信 綾
2015年09月23日ドラマ出演が続いて注目を集める高杉真宙が、舞台初主演に挑む。演目は、大阪演劇界の旗手・末満健一の人気作『TRUMP』。不死の力を失った吸血種の少年たちが生を求めて翻弄する姿を描く、ヴァンパイア・エンターテインメントだ。ダブル主演の早乙女友貴とともに、ふたつの役を交互に演じるというユニークな試みもある。この儚く美しき物語に、高杉はどう向き合うのか。舞台『TRUMP』チケット情報物語の舞台は、吸血種「ヴァンプ」の少年たちを教育するギムナジウム。「ヴァンパイアって怖いイメージしかなかったんですけど(笑)、この物語にはそんなイメージはまったくなくて。命のこととか、人との絆に、とても純粋に向かっているような印象があったので、そこを大切に演じたいなとまず思いました」と台本の印象を語る。人間とヴァンプの混血のソフィと、ヴァンプ界の名家に生まれながら忌むべき存在のソフィに惹かれるウルを、早乙女とともに交互に演じることになるが、その仕掛けについても興味津々だ。「深く関わり合う役を両方演じるというのは衝撃的でした。最初はそんなことが自分にできるのかなと思いましたけど、今は楽しみが80%。両方を演じることで役の気持ちをより深く理解できると思いますし。(早乙女)友貴くんの演技を見て、自分なりの演じ方を深めていくこともできるんじゃないかなと思っています」。今年は、昼ドラ『明日もきっと、おいしいご飯~銀のスプーン~』で主演を担うなど、大きく飛躍している高杉。それでも、舞台初主演については、「ドラマで主演を経験したからといって、次の仕事が簡単になるっていうことは絶対にないと思います。どの現場にも毎回壁はあるので、今回も頑張っていろんなことを乗り越えながら、友貴くんと一緒に手を取り合って、座長として突っ走っていけたらなと思います」と気を引き締める。舞台はデビューしてすぐの頃から経験している。映像の仕事が増えたことで、「改めてライブで芝居することの怖さを痛感する」とも言う。「だからこそ、もっともっと舞台をやって怖さをなくしたいと思うんです」。そのためにも今回は、「稽古場で縮こまらないで、自分がやりたいなと思うことは思い切ってやってみるつもりです。そうしてちゃんと爆発したうえで、演出の末満(健一)さんに指導してもらって、舞台の演技というものを学んでいきたいと思うんです」。やわらかな面差しに強い意志を秘めている。高杉が自らの殻を破って築き上げる「ヴァンプ」の世界。存分におぼれてみたい。公演は11月19日(木)から29日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木、12月5日(土)・6日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼにて。チケットの一般発売は8月29日(土)午前10時より。取材・文:大内弓子
2015年08月28日2012年に第一子となる女児を出産した黒木メイサが妊娠8か月の刑事役に挑戦するNHKドラマ「デザイナーベイビー」の制作が決定。この度、黒木さんと共演の渡部篤郎からコメントが到着した。ある日、新生児室から赤ちゃんが消えた。父親はノーベル賞候補の物理工学博士、母親は元陸上選手という著名な夫婦の子。赤ちゃんは、3時間おきに水分を与えられなければ、命の保障はないという。なぜ、連れ去られたのか?犯人の目的は何か?身代金目的とみえた誘拐事件は、捜査の進展とともに様相を変え、驚くべき真実に突き当たる…。産婦人科医・岡井崇が執筆し話題を呼んだ原作「デザイナーベイビー」をドラマ化した本作。原作にはないオリジナルの役・妊娠8か月の敏腕刑事に抜擢された黒木さんは受精卵に遺伝子操作を行う“デザイナーベイビー”について、「デザイナーベイビーという言葉を最初に聞いたときは、『えっ?!』という衝撃、胸騒ぎが私の中をはしりました」と語り、「デザイナーベイビーに限ったことではなくとも、色々な技術が進化していく中で、たくさんの人が救われるのかもしれない。と同時に人間本来の自然な流れを変えてしまう…。何が正しいなんて分からないけれど、過多な情報に溢れ、どんどん選択肢が増えていくこれからの時代、個々が鋭い感性、知識、そして、それぞれが責任を持ってチョイスしていかなければいけないんだなと。この作品が何かを考える、興味をもつキッカケになってくださると嬉しいなと思います」とコメントを寄せた。本作の物語の鍵を握るナゾの産婦人科医師・須佐見を好演するのは、「ラビリンス」(日本テレビ)、「ゴッドハンド輝」(TBS)などで医師役を演じたことのある渡部篤郎。今回の役柄について「いくつかの、医師の役をやらせて頂きましたが、今回は、先進医療の賛否や医師達の欲望など、沢山の見所があると思います。何より、一番の見所は黒木さん演じる、妊婦の警察官の活躍だと思います」と語った。本作には黒木さん、渡部さんのほかにも安達祐実や臼田あさ美を始め、渡辺大知、柿澤勇人、淵上泰史、安藤玉恵、手塚とおる、山崎樹範、神保悟志、柴俊夫、渡辺いっけい、松下由樹、斉藤由貴など演技派俳優が勢揃いしている。「デザイナーベイビー」9月22日より毎週火曜22:00~NHKにて放送(全8回)。(text:cinemacafe.net)
2015年08月18日人気若手俳優・高杉真宙の舞台初主演が決定。11月19日(木)より、東京・Zeppブルーシアター六本木で上演される舞台『TRUMP』に出演する。舞台『TRUMP』チケット情報同作は、大阪演劇界の旗手・末満健一(作家・演出家・俳優)の代表作。2009年の初演から大阪の小劇場で繰り返し上演され、2013年に東京で上演されたDステ版は15,000人を動員した人気作だ。不死を失った吸血種「ヴァンプ」の少年たちの物語。少年たちは「生」を求めて、永遠の命を持つトランプの不死伝説に翻弄されていく。高杉は日替わりでふたつの役どころに挑戦。優秀だが、人間との混血のため忌み嫌われるソフィ、指折りの名家に生まれながらソフィに心ひかれていくウルの二役を演じる。出演はほかに、平田裕一郎、田村良太、岡田達也(演劇集団キャラメルボックス)、吉田メタル(劇団☆新感線)、末満健一。東京公演は11月19日(木)から29日(日)まで。その後、12月5日(土)・6日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼでも公演。公演チケットの一般発売は8月29日(土)午前10時より。
2015年06月17日2015年1月18日からWOWOWでスタートする渡部篤郎主演の連続ドラマ『翳りゆく夏』に、門脇麦と前田敦子が出演することが21日、明らかになった。ドラマは20年前に起きた新生児誘拐事件を発端に、誘拐犯の娘が大手新聞社に内定することから展開するノンストップ・サスペンス。門脇は物語の舞台である新聞社に内定する女子大生・朝倉比呂子を演じる。門脇は「朝倉比呂子という女子大生が内定をもらうところからこの物語、そして封印された事件の真相が動き出すということで、この役を演じさせていただくことの責任感を強く感じました」と話し、「幼い頃から誘拐犯の娘という生き辛い運命を背負って生きてきた女の子ですが、素直で聡明で、たまに天然ともいえる面白い発言もあったりして、とても魅力的な女性だと思います。過去に生きる大人たちの中で、未来に向かって進んでいこうとする比呂子たち若者がこの物語の希望の存在となれるよう演じられたらと思っています」と意気込んでいる。また、前田敦子は、20年前の誘拐事件の唯一の目撃者であり現在は風俗嬢、という難役でWOWOWドラマ初出演となる。ほかにも板谷由夏、鶴田真由といった実力派女優も出演する。連続ドラマ『翳りゆく夏』はWOWOWプライムにて2015年1月18日(毎週日曜 22:00~ 全5話)スタート(第1話無料放送)。
2014年11月21日江戸川乱歩賞を受賞した赤井三尋原作の『翳りゆく夏』が渡部篤郎主演、波多野貴文監督で連続ドラマ化され、2015年1月18日からWOWOWでスタートすることが7日、明らかになった。ドラマは、20年前に起きた新生児誘拐犯の娘が大手新聞社に内定したことから始まるノンストップ・サスペンスドラマ。その新聞社の元敏腕記者で、ある事件がきっかけに窓際に追いやられていた梶秀和(渡部篤郎)は社長から新生児誘拐事件の再調査を言い渡され、取材を続けていくうちに衝撃的な真実へとたどり着く。主人公の梶を演じる渡部は「WOWOWの作品に出演させていただけることは毎回うれしく、そして映画ファンのお客様に見ていただいているので、さらに高尚な作品にしなければと気持ちを引き締めて挑んでいます。サスペンスの要素がたくさんある作品ですが、人間の心のひだや哀しみ、欲望などが随所に描かれています。重厚な作品をお見せ出来ればと思っています」と、主役を演じる意気込みを語っている。今から16年前、助監督時代に渡部と仕事をしたことがある波多野監督は「与えられた環境の中でも未来へ向かって強く生きる子供の姿、そして守るべきものがあるからこそ弱くなってしまう大人の姿を対照的にしっかり描いていきたい。今回は監督という立場で渡部さんとご一緒出来ることをとてもうれしく思います。渡部さんの持つ大人の深みや哀愁は必ず主人公の梶というキャラクターを魅力的にしてくれると確信しています」と信頼を寄せる。原作者の赤井氏は「『翳りゆく夏』は江戸川乱歩賞を受賞した私のデビュー作です。だから、作品に対する思い入れも強く、今回映像化されるにあたってかなりの期待を抱いています。小説と映像化作品はまったくといっていいほど別の作品になることが多いようですが、準備稿を拝見させていただいて、ひそかな喜びを感じました。原作に忠実に構成されていたからです。執筆時にはかなり苦吟した身代金引き渡しのシーンなどが映像でどのように表現されるのか、今から楽しみです」とコメントしている。出演はほかに時任三郎、菅田将暉、岩松了、滝藤賢一、長谷川朝晴、木場勝己、佐藤B作、嶋田久作。連続ドラマ『翳りゆく夏』はWOWOWプライムにて2015年1月18日(毎週日曜 22:00~ 全5話)スタート。
2014年11月07日『外事警察 その男に騙されるな』など重厚な演技で人々を魅了する渡部篤郎が、2015年1月スタートのWOWOW・日曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 翳りゆく夏」で主演を務めることが決定。作家・赤井三尋による「江戸川乱歩賞」受賞の傑作サスペンスのドラマ化で、時任三郎や菅田将暉、滝藤賢一ら豪華実力派キャストたちと競演を見せることが分かった。ある大病院で新生児誘拐事件が発生。犯人はなぜか、赤ん坊の両親ではなく病院長に身代金を要求する。だが、身代金を手にした犯人は警察の追跡中に事故死。以来、その新生児が見つかることはなかった。それから20年後。大手の東西新聞社にその誘拐事件の犯人の娘が内定し、週刊誌にスクープ記事を掲載されてしまう。人事部長の武藤(時任三郎)は、何としても彼女を守り、入社させようとする。また、あることをきっかけに編集資料室勤務の“窓際社員”となっていた元・敏腕記者の梶秀和(渡部篤郎)には、社長から直々に新生児誘拐事件の再調査が言い渡されるのだが…。本作は、20年の年月を経て、再び新生児誘拐事件を追う窓際の新聞記者が、かつて封印された真実に迫っていくノンストップ・サスペンス。原作は、推理小説界の名誉ある賞「第49回江戸川乱歩賞」を受賞した赤井三尋による同名小説。主人公を演じるのは、哀愁漂う演技を得意とする渡部篤郎。また、そんな主人公を支える人事部長役には“渋メン”演技派の時任三郎、その息子で誘拐犯の娘と同じ大学に通う青年には、『共喰い』『そこのみにて光輝く』など若手実力派として頭角を現わす菅田将暉。そのほか、岩松了、滝藤賢一、佐藤B作、嶋田久作といった個性豊かな本格派俳優たちが脇を固めている。さらに、まだ明らかにされていないが、物語のキーパーソンとなる女性登場人物たちにも素晴らしい女優陣がキャスティングされているという。監督は大ヒットした『SP』シリーズを手掛けた波多野貴文が務め、過去と現在を交錯させながら緊張感とスピード感溢れるダイナミックな映像で、次々と浮かび上がる疑惑に迫っていく。脚本は「ドラマWスペシャル なぜ君は絶望と闘えたのか」の吉本昌弘が担当する。渡部さんは「波多野監督とは、監督が助監督時代に一度ご一緒させていただいております。その後の活躍もよく存じております。今作品の監督の思いに、応えられるよう最善を尽くしたいと思っています」とコメント。さらに、「サスペンスの要素が沢山ある作品ですが、人間の心の襞や哀しみ、欲望などが随所に描かれています。重厚な作品をお見せできればと思っています」と見どころを語った。また、原作の赤井さんも、本作について「思い入れも強く、今回映像化されるにあたって、かなりの期待を抱いています」と語り、監督らが考える原作に忠実な構成には確信を得たようで「執筆時には、かなり苦吟した身代金引き渡しのシーンなどが、映像でどのように表現されるのか、いまから楽しみです」と明かした。波多野監督は、「渡部さんの持つ大人の深みや哀愁は必ず主人公の梶というキャラクターを魅力的にしてくれると確信しています」とコメント。「テーマを真正面から描くことができるWOWOWドラマを初めて演出するにあたり、与えられた環境の中でも未来へ向かって強く生きる子どもの姿、そして守るべきものがあるからこそ弱くなってしまう大人の姿を対照的にしっかり描いていきたいと思います」と意気込みを寄せている。日曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 翳りゆく夏」は2015年1月18日(日)22:00よりWOWOWにてスタート(※全5話)(text:cinemacafe.net)
2014年11月07日佐藤健と渡部篤郎が親子役を演じる刑事ドラマとして注目を集めている「ビター・ブラッド~最悪で最強の親子刑事~」(フジテレビ)。このほど、第18回東京ガールズコレクション 2014S/S(TGC)で「Miss TGC 2014グランプリ」を受賞した茨城県出身の高校生・池沢美緒が本作で女優デビューを果たすことが明らかとなった。池沢さんのドラマ出演は、3月に開催された第18回TGCでMiss TGC 2014グランプリを受賞した際の副賞。そんな彼女が初めての演技で挑むのは、“キャバクラ嬢”だ。先日、無事に撮影も終了し、5月27日(火)放送の第7話で初演技がお披露目される。池沢さんが登場するのは、前田瞳(忽那汐里)に冷たくされて落ち込む佐原夏輝(佐藤健)を見た島尾明村(渡部篤郎)が、捜査と偽ってキャバクラに連れて行くシーン。親子で訪れたキャバクラで、キャバ嬢・ユナ(小蜜)と池沢さん演じるミオが2人を挟んで接客するのだとか。撮影を終えた池沢さんは、「演技は初めてで、すごく緊張しました。昨日の夜もほとんど眠れませんでした…演技をしている自分を(モニターで)見られていないのですごく不安なんですが、とりあえず自分がやれることはしっかりできたと思うので、それは良かったと思ってます。現場のみなさんが緊張を和らげようとしてくれて、本当に感謝しています。でも、やっぱり初めてのことばかりで、終わったいまも緊張が残っている感じです」とふり返る。また、現場では「渡部さんからはアドバイスをいただきました。『もっと声を張った方がいいよ』とか、『もう少し自然に』とか、本当に勉強になりました。佐藤さんも話しかけてくださって、緊張をほぐそうとしてくれました。やりやすい環境を作ってくれました。『応援してるよ!』って言ってくださって泣きそうになるくらい嬉しかったです」と先輩たちからエールをもらったようだ。「話すことが苦手で、モデルの方が楽です(笑)」という池沢さん。TGC史上過去最多の応募数10,213通の中から頂点に立った彼女が、“夜の蝶”キャバ嬢役でどんな演技を見せてくれるのか?ドラマ「ビター・ブラッド~最悪で最強の親子刑事~」は毎週(火)21時~21時54分、フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年05月26日渡部篤郎『探偵はBARにいる2』で大物政治家役に「欧米の政治家の雰囲気が出れば」昨年大ヒットを記録した大泉洋と松田龍平のコンビを主演で贈る『探偵はBARにいる』の続編となる『探偵はBARにいる2』で、物語の鍵を握る大物政治家役として渡部篤郎が出演していることが明らかとなった。東直己の手による「ススキノ探偵」シリーズの「探偵はひとりぼっち」(ハヤカワ文庫刊)を原作に、大泉さん演じる酒好きで美人に弱く、街と仲間を愛する主人公の探偵と、松田さん演じる喧嘩はめっぽう強いが、いつも探偵のピンチに遅れて来るマイペースな相棒・高田がススキノで発生した事件の謎を追って奔走する姿が描かれる。今回、渡部さんが演じるのはキーパーソンとなる政治家・橡脇で、演説シーンにも挑戦しているというが、クランクアップ時のコメントでは「特定のどなたかを意識してはおりませんが、欧米の政治家の方の雰囲気が出ればいいな、と思って演じました。大通公園での演説シーンは、沢山のエキストラの方が来てくれ、いままでは気持ちを奮い立たせて臨むことが多かったのですが、今回はあの場に立つだけで自然に演じることができました」と語っている。さらに、前作『探偵はBARにいる』の大ファンだったようで「僕はお客さんの気持ちで映画を観るので、楽しめました。小さい頃に観ていたような雰囲気の映画だな、と。わざと懐かしい雰囲気にしていていると聞いて、素晴らしいと思いました!」と明かしてくれた。本作での撮影も「和食屋さんに行き、好きなものを沢山いただきました」と北海道ロケを存分に楽しんだよう。まだまだ謎が多い本作だが、果たして渡部さんに、大泉さん&松田さんの名コンビがどのように絡んでいくのか、期待して公開を待ちたい。『探偵はBARにいる2』は2013年5月11日(土)より全国にて公開。■関連作品:探偵はBARにいる2 2013年5月11日より全国にて公開
2012年12月13日実在する対国際テロ捜査専門の諜報部隊“外事警察”の姿を描く『外事警察 その男に騙されるな』の公開を前に、主演の渡部篤郎がインタビューに応じた。渡部はNHKで放送されたドラマ『外事警察』に引き続き、“公安の魔物”の異名をもつ主人公・住本健司を熱演。目的のためには手段を選ばない、住本の魔物ぶりはスクリーンでも強烈に発揮されているが「映画だからといって余計な意識はしていませんし、演じることが楽しいだけですよ」(渡部)とあくまで自然体だ。その他の写真映画は麻生幾の同名小説を原案に、流出した濃縮ウランの日本上陸と核テロを阻止すべく、民間人をも平然と“協力者=スパイ”に仕立て上げる警視庁公安部外事課の非道を通して、正義のあり方を問いかける重厚な仕上がり。それでも渡部は「あくまでエンターテインメント作品」と断言する。「今まで外事課を舞台にした作品がなかったという強みはある。ただ、題材がシリアスな分、純粋に楽しんでいいのか、という葛藤がお客さまの側にはあるかもしれないですね。そういう面では日本って、まだ閉鎖的なのかもしれない」。それでは演じる側に立つ渡部自身は、住本という魔物といかに向き合ったのか。「住本に限らず、外事課そのものが巨悪に対する特殊部隊。だから相手と同じくらいの悪の気持ちがないと太刀打ちできない。だから『こんな風に、民間人でさえ陥れてしまうなんてひどいな』という感覚はなかったですね」。その上で「柔軟じゃないと演じられない役ですし、気が重くなることもありますよ(笑)。共感できるのは、彼の正義感。目的を果たすために、多くのことを犠牲にしているんです」と魔物ではない“人間”住本への思いを語る。ドラマに引き続き、堀切園健太郎が演出を手がけ、商業映画デビューを飾った。「作品は監督のものですけど、こんなに時間がかかる監督は初めて(笑)。テイクが多いとか、細かいとかではなく、とにかく粘るタイプですね。ただ、入念な準備をしてくれるので、信頼して役に入り込むことができる」(渡部)。日本を飛び出し、韓国のソウルと釜山で約3週間にわたる撮影を敢行し「文化の違いや不自由さも多少はありましたが、映画を撮る環境としてはとても素晴らしかった。今回は“胸を借りる”感覚でしたし、学ぶこともたくさんあった」と海外ロケにも手応えは十分だ。「当たり役?そういう意識はあんまりないかな。大事な作品のひとつです」とサラリと語る渡部からは、その世界観をスクリーンへと拡大させた劇場版『外事警察』への並々ならぬ自信がみなぎっていた。『外事警察 その男に騙されるな』6月2日(土)より全国ロードショー取材・文・写真:内田涼スタイリスト:中村みのりヘアメイク:TOYO(BELLO)衣装:ジャケット55650円パンツ24,150円シャツ17,850円靴34,650円以上全てJOSEPH HOMME / オンワード樫山 03-5476-5811
2012年06月01日美しいベースラインを奏でるような独特の低音とリズムで渡部篤郎は語る。思わず聴き入ってしまいたくなるが、そうもいかない。油断しているとスパッとこちらを一刀両断にするような鋭さをもその声に忍ばせている。どこまでが役柄でどこからが素の“渡部篤郎”なのか?それとも全てが演技なのか?彼が演じる役柄は常にそんな疑問を観る者に抱かせる。『外事警察 その男に騙されるな』で演じた警察官・住本健司もまた例外ではないだろう。冷静沈着、明晰にして残酷、そして純粋――“公安が生んだ魔物”と称されるこの男にどのように同化していったのか?映画の公開を前に話を聞いた。“魔物”と呼ばれる男の“正義”「決して気持ちいいだけではないですよ。爽快という感覚はほとんどないですね」――。住本を演じているときの偽らざる心情である。それはそうだろう。テロ防止のためとはいえ、協力者の弱みを握り金で転ばせ、仲間や家族にさえも秘密で任務を遂行する。決して観客の共感を得られるキャラクターとは言えない。だが渡部さん自身は演じる上でこの“魔物”の行動や信念を「納得し、理解することはできた」とも。「それはこの役に限らず全ての作品でそうです。役を引き受けるからにはそこに葛藤があってはいけないと思っています。もちろん、僕が同じ考え方や価値観を持っているかといえば違うし、そこは違っていてもいい。ただ、その人物の生き方に納得ができなければ演じることはできないと思っています」。今回の住本で言うと「警察官であること」が何より彼の“正義”の根本だと渡部さんは分析。なぜ彼はそこまでできるのか?という問いかけに「そこまでしないと守れないから」と即答する。「全てはテロ事件を未然に防ぐためですから。警察官の任務というのは基本的に国や人々を犯罪から守ること。そういう意味で住本は僕がイメージする警察官そのままの姿ですね」。なぜそこまで?という問いは渡部さん自身にも向けられるべきものだろう。任務のために国家に殉じる男、果てしないほどの孤独を背負った男、救いようのない悪意に染まった男…見ていて心が痛くなるような重荷を課せられた人物を次々と演じてきた。観る側がこんなにつらいのだから、演じている本人はつらくないはずはないと思うのだが…。しかし、先の言葉通り「爽快ではない」とその苦労を認めながらも、そうした過程が決して“ストレス”ではないと言い切る。「何を持ってストレスと言うか分かりませんがやっぱり好きですから、演じることが。お芝居としては大変ですよ。でも基本的に『好き』とか『幸せ』という思いがありますから。だからやっていられるんだと思います」。少しぶっきらぼうに発せられた「好き」という短い言葉がずしりと響く。ドラマ「青春の門」に主演したのが22歳のとき。それから20年以上の時が流れたが「意識という意味では、基本的には若い頃と何も変わってないですよ」と頷く。「結局、俳優はお客さまにどう届けるか?どう受け取られるかで評価されるものだと思っています。だから僕がいま『こうなりました。こう変わりました』と考えてもしょうがないので考えませんね。いまも新しい現場に行けば『明日どうしようか?』『このシーンどうしようか?』ということの繰り返し。正直、自分の演技がどう変わっていったかということは分からないですね」。一方で「演じることの難しさはますます感じている」とも語る。「分かってくれば分かってくるほどにね(笑)。若い頃はやったような気持ちになっていたし、自己満足で終わっていたことも多かったと思う。いまはようやくそうじゃなくなってきて、難しいけれどそれが楽しいと感じる。理想は『よーいスタート!』という声が掛かる瞬間、芝居がしたくてしょうがないって気持ちになっていること。いつスタートの声が掛かるかが自分の中でハッキリ分かっていて、自然にモチベーションを上げてスッと芝居に入っていけたら一番いいね」。「住本のような生意気さもしっかりと持ち合わせている」インタビューが進むにつれて、少しずつ言葉数が増えていく。ちなみに「昔はこういうインタビューであまり答えられなかった」のだとか。「ある意味で真面目だから抽象的な質問には答えられなかったんですよ、当時は。『俳優とは?』など、大きすぎることを聞かれたりすると。でも伊丹(十三)監督が『答えられなければ、答えなくていい。それより伝えたいことを伝えなさい』と仰ってくださったんです」。いま、こうして伝えようとするようになったのは“大人”になったということ?恐る恐るそんな無礼な問いをぶつけると、しれっと「というか大人ですからね」という答えが返ってきた。だが、石橋凌や遠藤憲一ら年上の男優陣との共演シーンに話が及ぶと、たちまちこんな一面をのぞかせる。「凌さんや遠藤さんは俳優の先輩であり、劇中の住本と有賀(石橋さん)や倉田(遠藤さん)との関係性と同じなんですよね。なので、普段からの関係性や雰囲気をそのまま芝居に反映させていました。実際、住本のような生意気さは僕もしっかりと持ち合わせるし、凌さんも遠藤さんもその辺をわかってくれていますからね(笑)」。“満面の”でも“爽やかな”でもない。どうにも人を惹きつけずにはいられない、いたずらっぽい笑みをほんの一瞬浮かべ、静かにインタビュールームを後にした。(photo/text:Naoki Kurozu)stylist:Minori Nakamura/hairmake:TOYO(BELLO)■関連作品:外事警察 その男に騙されるな 2012年6月2日より全国にて公開© 2012「外事警察」製作委員会
2012年05月31日映画『外事警察 その男に騙されるな』が6月2日(土)から公開されるのを記念して、主演の渡部篤郎が演じる住本健司の着ボイスが本日から配信されている。その他の写真本作は、国際テロ捜査を専門に行なう諜報部隊“外事警察”の知られざる活動を描き、話題となったドラマの映画化。ドラマ版に引き続き、渡部は“公安の魔物”と呼ばれる冷酷非情な主人公・住本を演じている。お笑い芸人による渡部篤郎のモノマネなど、今密かなブームとなりつつある俳優・渡部篤郎だが、彼の着ボイス配信は自身初の試みだ。配信内容は、劇中に登場する住本のセリフ「他人(ヒト)の国でやりたい放題だな」「作業中止だ! いいから電話に出ろ!」「あんたはもう後戻りはできない。電話にでるしかないんだよ!」「次の作業内容をメールで送った。報酬は倍だ」など全部で6パターンあり、映画に合わせたユニークなものとなっている。【フィーチャー・フォンの着ボイス 概要】配信サイト:レコチョク、music.jp、WAMO、dwango.jp(うた)、mu-mo、MUSICO、ハートフルMUSIC、GIGAエンタメロディ、JOYSOUND[フル×歌詞]、ほか主要着ボイス配信サイト価格:105円(税込)『外事警察 その男に騙されるな』6月2日(土)より全国ロードショー
2012年05月23日映画『外事警察 その男に騙されるな』の公開を記念して、21日によみうりホールで特別試写会が行なわれ、ゲストに主演の渡部篤郎、お笑い芸人の松村邦洋、山本高広、おおともりゅうじ、坪倉由幸(我が家)が登場。本人の前で渡部のモノマネを披露して会場を沸かせた。その他の写真本作は、国際テロ捜査を専門に行なう諜報部隊“外事警察”の知られざる活動を描いたサスペンス。渡部は“公安の魔物”と呼ばれる冷酷非情な主人公・住本健司を演じている。渡部篤郎になりきって登場した松村、山本ら芸人4人は順番に、本作の名ゼリフ「俺は公安の魔物だ」「人の国でやりたい放題だな」「薬漬けにしてくれ…」などを披露。渡部が登場すると、「申し訳ありません、すいませんでした」と一同頭を下げたが、当の本人は「いつも楽しく拝見しています。嬉しいです」と笑顔を見せた。さらに「松村さんのクオリティーは凄く高いですね。山本さんは勝手に作って、一番(クオリティーが)低いな」とダメ出しをする場面もあった。また渡部が「たぶん僕のセリフはよく聞き取れないんだよね。モノマネを見て反省して、ちゃんと滑舌をよくするために学校へ行ったりとかしてるんですよ」と明かす一幕もあり、芸人たちの渡部のモノマネをステージ上で公認した。最後に渡部は「TVドラマから苦労しながら作ってきて、お客様に観ていただくことで全てが癒されます」とコメントした。『外事警察 その男に騙されるな』6月2日(土)より全国ロードショー
2012年05月22日民間人には知らされていない現実を描いた映画『外事警察 その男に騙されるな』の特別試写会が5月21日(月)に都内ホールにて開催され、舞台挨拶に主演の渡部篤郎と渡部さんのモノマネを得意とするお笑い芸人の松村邦洋、山本高広、おおともりゅうじ、坪倉由幸(我が家)が登壇、熱いモノマネ合戦を繰り広げた。本作は、対国際テロ捜査に奔走する“日本のCIA”警視庁公安部外事課の活躍を描いた、NHKの人気テレビドラマを映画化したサスペンス。日本のCIAと呼ばれる外事警察は、外国人によるスパイ活動やテロ活動といった日本の安全を脅かす非合法活動を未然に防ぐために存在している。まずはお笑い芸人たちが登場し、次々に渡部さんのモノマネを披露。会場から「似てる?似てない!」と痛烈な批判が飛び交う中、芸人たちはそれぞれが決め台詞を披露し「自分が一番似ている」と譲らない。会場がなかなか盛り上がらないので、松村さんは掛布雅之選手にビートたけし、貴乃花親方など、山本さんは織田裕二さんなど、自前の得意ネタも披露して笑いを誘った。そして、やっと会場が盛り上がったところで客席後方から渡部さんが苦笑しながら登場し、大歓声で迎えられた。本人を前に勝手にモノマネを披露していた芸人たちは「すいませんでした」と平謝り。ところが渡部さんは「嬉しいですよ。いつも楽しく見ています」と芸人たちを笑顔で労った。本人の承諾を得ずにモノマネしていた芸人たちだが、この日渡部さんから「今後もやってください」とのお墨付きをもらって大喜び。TVドラマからの映画化である本作では、海外ロケを行うなどパワーアップ。“魔物”と呼ばれる外事捜査主任の住本健司を演じた渡部さんは「苦労して作ってきましたが、みなさんに観ていただけるだけで、全てが癒されます」と映画版の完成に喜びの表情を見せた。渡部さんはリアリズムを追求するために苦労したようだが、国益を守るためなら全てを騙すことも厭わない人物を渾身の演技で見事に演じ上げた。ラストのどんでん返しも見どころの本作。共演者にはキム・ガンウ、真木よう子、尾野真千子、イム・ヒョンジュン、遠藤憲一、石橋凌ら多彩な顔ぶれが揃っている。監督は堀切園健太郎が務めており、韓国に実在する防空壕(ごう)でロケを敢行し、2日間40時間を費やして撮り上げたという銃撃シーンにも注目だ。『外事警察 その男に騙されるな』は6月2日(土)より全国にて公開。■関連作品:外事警察 その男に騙されるな 2012年6月2日より全国にて公開© 2012「外事警察」製作委員会■関連記事:渡部篤郎ら豪華キャストで贈る緊迫の人間ドラマ『外事警察』試写会に30組60名様ご招待渡部篤郎、韓国ロケの合間にKARAの出待ち?監督の暴露に苦笑い『外事警察その男に騙されるな』撮影現場潜入レポート 渡部×真木、緊迫の対決!岩井俊二×北川悦吏子によるラブストーリーも東映、多彩なラインナップを発表“公安の魔物”が海を渡る!渡部篤郎主演『外事警察』漆黒のポスター&特報公開
2012年05月21日NHKで2009年に放送された人気ドラマの劇場版となる『外事警察 その男に騙されるな』の完成披露試写会が4月19日(木)に開催され、主演の渡部篤郎を始め、真木よう子、尾野真千子、石橋凌、田中泯、堀切園健太郎監督が舞台挨拶に登壇した。対国際テロを目的とする諜報部隊である“外事警察”の姿を描く本作。日本から韓国へとウランが流出したという情報に対し、住本(渡部さん)を始めとした外事四課の面々が日本に潜伏する工作員と思しき男やその妻(真木さん)に接触し、想像を絶する方法でテロを未然に防ぐべく暗躍する。映画化を待ちわびた観客の熱烈な拍手と歓声に渡部さんは上機嫌で「一曲歌いたいと思います」とおどけつつ「撮影は本当に大変な思いをしながらやりましたが、こうしてみなさんに観ていただけることで全て報われます」と感無量の面持ちで喜びを語った。“諜報”をテーマにした作品ということで、この日は監督やスタッフから事前に入手した各キャストの極秘情報が暴露されたが、渡部さんは撮影で韓国を訪れた際に「ロケの合間にK-POPアイドルの出待ちをしていた」と監督に明かされタジタジ。「シリアスな役なのでそんなことできるわけないでしょ。ロッテワールドに行ったり、チェ・ジウがよく来るバーに行ったりなんて…」と自ら“余罪”を漏らし、件の出待ちについては「KARAの事務所が近くにあると聞いて、その辺の喫茶店で時間を潰してました」と苦笑い。驚きの告白に客席はざわめいた。尾野さんはドラマに続いての共演となったそんな渡部さんについて「あまり構ってもらえないかと思ってたら楽しい方でホッとしました」とその素顔を明かす。映画からの参加となった真木さんは、韓国ロケをふり返り「韓国のスタッフと仕事ができ、アクションに関しても熱い方たちで、朝まで粘って良いシーンが撮れて満足しています」と充実した表情。石橋さんも初の韓国で「(韓国映画の)熱を感じられました」と頷いた。監督によると田中さんは体重を10キロ落として本作に臨んだという。驚く観客を尻目に「僕は演技ができないので体だけは準備しようかと思いまして。食わなきゃいいんですから」と飄々と語っていた。舞台挨拶前の会見で、タイトルにちなんで「こういう男に騙されちゃいけない、と思うのはどんな男?」と問われた真木さんと尾野さんは、無言で即座に渡部さんを指さしニヤリ。渡部さんはハンカチを取り出し、困ったような表情で額の汗をぬぐっていた。『外事警察 その男に騙されるな』は6月2日(土)より全国にて公開。■関連作品:外事警察 その男に騙されるな 2012年6月2日より全国にて公開© 2012「外事警察」製作委員会■関連記事:『外事警察その男に騙されるな』撮影現場潜入レポート 渡部×真木、緊迫の対決!岩井俊二×北川悦吏子によるラブストーリーも東映、多彩なラインナップを発表“公安の魔物”が海を渡る!渡部篤郎主演『外事警察』漆黒のポスター&特報公開渡部篤郎主演「外事警察」映画化!真木よう子らが加わり韓国ロケも敢行
2012年04月19日ドラマ「ハゲタカ」の製作チームと渡部篤郎主演で、日本のCIAとも呼ばれる“裏の警察”の漆黒の世界を描き、人気を集めたドラマ「外事警察」。本作の劇場版の正式タイトルがこのほど『外事警察 その男に騙されるな』に決定し、緊迫感あふれる特報映像とティザー・ポスター画像が届いた。日本における対国際テロ捜査の精鋭部隊として組織された、公安部外事課、通称“外事警察”。国家機密の情報を扱うため、その諜報活動は徹底的に秘匿され、家族にすら身分を明かすことが許されない彼ら。国家の安全・国益を守るためなら手段もいとわず、時には民間人を“協力者=スパイ”として捜査に加担させ大胆不敵に情報を得る。陰謀、罠、裏切りが渦巻く漆黒の世界を生きる“公安の魔物”、主人公の住本(渡部篤郎)は、誰もが持つ他人には言えない過去につけ込み、徹底的に追い込んでいく。今回の映画化では、延べ1年半もの歳月を費やし、映画版オリジナルの脚本のもと、日本と朝鮮半島を舞台に国際テロの阻止に挑む住本率いる外事警察の姿を描く。ドラマから続投の渡部篤郎、尾野真千子らに加えて、キム・ガンウやイ・ギョンヨンといった韓国を代表するキャスト、さらに韓国屈指のアクション監督の起用でさらにパワーアップ!このほど届いた特報映像でも、粘り強く撮影された緊迫のシーンが垣間見え、凄みをきかせた住本の“仕事裁き”が緊張感を誘う。また、同じく解禁されたティザー・ポスターには、渡部さんの険しい表情と「公安が生んだ魔物これが、本当に正義なのか?」の文字。果たして、映画で描かれる魔物の“正義”とは――?『外事警察 その男に騙されるな』は2012年6月2日(土)より公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:外事警察 その男に騙されるな 2012年6月2日より全国にて公開© 2012「外事警察」製作委員会■関連記事:渡部篤郎主演「外事警察」映画化!真木よう子らが加わり韓国ロケも敢行
2011年12月27日2009年にNHKで放送され高い支持を集めたドラマ「外事警察」が映画化されることが決定!日本と韓国を舞台に、渡部篤郎、尾野真千子らおなじみのメンバーに加え、新たに真木よう子、さらに実力派の韓国人俳優キム・ガンウらが出演していることも明らかになった。通常の刑事警察とは異なり、対国際テロ捜査を専門とした“日本のCIA”とも呼ばれる警視庁公安部外事課。表立って行動することはなく、家族にさえも身分を明かさず、任務のためには民間人までも“協力者”として巻き込んでいく彼らの姿を描く。ドラマではジャーナリストとしても活躍する麻生幾による同名小説を原案に、渡部さん演じる住本が率いる外事4課の面々が、テロ対策国際会議を前に日本に潜入したテロリストを追いかけるさまが描かれたが、今回、1年半の歳月をかけてオリジナル脚本を完成させた。ドラマの最後で、事件の責任を取る形で表向きは外事課から外された住本が復職。震災の影響もあって社会不安が続く中で、大学施設から原子力関連の部品のデータが盗まれる。外事4課は怪しい動きを見せる「奥田交易」の捜査を開始し、社長の妻・果織を“協力者=スパイ”に仕立てようとする。その矢先、住本が日本に潜伏する韓国の諜報員に刺されるという事件が発生。それは彼らからの“警告”だった…。“公安の魔物”の異名を取る冷徹な主人公・住本を演じる渡部さんは「ドラマからスタッフ、キャスト一丸となって作ってきた作品ですので、 さらに作品が続いていくことをとても嬉しく感じております」と映画化の喜びを語る。さらに「日韓のコラボレーションによる、映像美や重厚感が随所に散りばめられた作品となっています。緻密なストーリーはドラマと変わらず素晴らしく、舞台が韓国にまで広がっていることでスケール感がさらにアップしています」と見どころを明かしてくれた。ほかにも尾野さんが演じた、所轄から外事課へと大抜擢されるも手段を選ばぬ住本のやり方に反発し衝突していた女性捜査官・松沢を始め、北見敏之、滝藤賢一、渋川清彦、山本浩司が演じる4課の面々もドラマに続き、映画版に登場。警視庁警備局長・倉田役の遠藤憲一、内閣官房長官・松村を演じる余貴美子、元警備局長で現在は内閣情報調査室長の有賀を演じる石橋凌もドラマに続いて劇場版に出演を果たしている。韓国の工作員・安民鉄を演じるキム・ガンウに、奥田交易の社長夫人である秘密を抱える果織を真木よう子、原子力研究のエリートであり、事件のカギを握る在日2世の徐昌義を田中泯が演じるなど、劇場版から出演となるキャスト陣にも実力派が多数!渡部さんにとって韓国語での芝居は初体験となったが、わずか1か月ほどの勉強で、現場でキム・ガンウらと通訳を介さずに話ができるほどマスターしていたとか。ソウルと釜山で3週間におよぶ撮影が行われ、特にSWATによる銃撃シーンは韓国屈指のアクション監督の指揮の下、2日で40時間を費やして撮影を敢行した。過去に渡部さんが出演したドラマ「ケイゾク」(TBS)などは韓国でも放送されており、街を歩いているときに観衆に囲まれてちょっとした騒動になったことも。中国のチャン・イーモウ監督による『Flowers of War』への参加も発表されているが、渡部さんにとってまた一歩、新たな世界へと踏み出す作品となった。渡部さん自身は韓国ロケを「非常に優秀なスタッフが加わり、素晴らしい環境の中で撮影をさせていただくことができ、とても貴重な体験となりました」とふり返っている。“スパイ天国”と揶揄される日本だが、多くの国民があずかり知らぬところで陰謀がうごめき、精鋭の捜査官たちが戦いを繰り広げている。“公安の魔物”が生み出すのは日本社会の平穏か?それとも――。『外事警察』は2012年6月2日(土)より全国にて公開。■関連作品:外事警察 2012年6月2日より全国にて公開© 2012「外事警察」製作委員会
2011年10月28日2009年の冬に渡部篤郎主演で放送され注目を集めたNHKドラマ『外事警察』の映画化され、来年6月に公開されることが決定した。その他の情報本作は、日本のCIAとも呼ばれる“警視庁公安部外事課=外事警察”を主人公にした麻生幾の同名小説を原案に、オリジナルの脚本で映画化。2011年の震災で混乱する日本と韓国を舞台に、核テロに立ち向かう“外事警察”の姿を描く。渡部が引き続き、主演を務めるほか、真木よう子、尾野真千子、キム・ガンウ、イ・ギョンヨンらが出演し、ドラマ版を手がけた堀切園健太郎が監督を、『相棒』シリーズなどで知られる古沢良太が脚本を務める。渡部は「韓国の非常に優秀なスタッフが加わり、素晴らしい環境の中での撮影は、とても貴重な体験となった」と、今年の9月から10月にかけて行なわれた韓国ロケについてコメント。劇中では韓国語の台詞も多く、渡部は1か月のレッスンで雑談ができるレベルの韓国語を体得。撮影現場では通訳を介さずキム・ガンウら韓国人俳優、スタッフらと直接会話をし、周りを驚かせたという。冷酷非情な“公安の魔物”と呼ばれる主人公・住本健司については「裏の世界で生きる住本健司というキャラクターは、演じていて心臓をえぐりとられたような苦しい気持ちになる難しい役」と話し、「日韓のコラボレーションによる、映像美や重厚感が随所に散りばめられた作品となっています。緻密なストーリーは、ドラマと変わらず素晴らしく、舞台が韓国にまで広がっていることでスケール感がさらにアップしています」と見どころを語った。『外事警察』は2012年6月2日(土)に公開される。『外事警察』2012年6月2日(土)公開(C)2012「外事警察」製作委員会
2011年10月28日今年の直木賞を受賞した池井戸潤の「下町ロケット」(小学館刊)がWOWOWの連続ドラマW枠で実写化。主演の三上博史、寺島しのぶ、渡部篤郎と鈴木浩介監督、そして原作者の池井戸さんが8月4日(木)に都内で開催された記者会見に出席した。純国産ロケット生産のために欠かせないある部品は、下町の小さな町工場の特許技術だった――。その特許がなければロケットは飛ばないという状況の中、巨大企業と町の小さな工場のプライドを懸けた熱きドラマが展開する。東日本大震災の後に、急ピッチで制作が進められた本作。三上さんは「3.11の直後、自分に何ができるかとずっと考えていましたが、行き着いたのは本分である役者で何かをすること。そんな中で(オファーの)電話をいただき、時間もなく大変なのは分かってましたが参加しようと思いました」と強い思いを明かす。三上さんと渡部さんの共演は映画『スワロウテイル』(岩井俊二監督)以来。三上さんは「気がついたら15年経ってた。あのときはお互いにまだガキんちょでしたが(笑)、いまこうしてオヤジになって顔を突き合わせているのが不思議です」と感慨深げ。三上さん演じる佃の口からは「誇り」、「プライド」といった言葉がたびたび発せられるが、三上さん、渡部さん、寺島さんも、職種は違えど佃と同様に強い思いを持って役者という仕事に打ち込んできた。自らの俳優としての信念や情熱について渡部さんは「ひとつのシーン、作品を作るにはすごく力が必要なんです。『誇りを持っている』ということすら考えずに挑んできたように思います」と語り、寺島さんは「自分が共感できることやビビッと来たものに対して執着はすごくあると思います。といってあれもこれもできるタイプではないんですが(笑)、この作品になら命を懸けられる、という情熱はあります」と胸の内を明かす。そして三上さんは「僕にとって(俳優の)仕事は生きがいなんです。生きがいにするためには、お金のためだけでなく、プライドを持たなくてはいけない。こうして夢中になれるものを持っていることを幸せに思います」と真摯に語ってくれた。この日は、原作者の池井戸さんも出席。「下町ロケット」を出版した後、20件を超える映像化のオファーがあったそうだが「その中でWOWOWさんに決めた理由は、(自身の小説が原作で、以前ドラマWで製作された)『空飛ぶタイヤ』のスタッフが揃うと聞いて、僕自身が見たくなったから」と直木賞受賞決定以前から話が進められていたという今回の実写化の経緯を説明。改めてキャスト陣の苦労をねぎらい、感謝の言葉を口にした。「下町ロケット」はWOWOW連続ドラマWにて8月21日(日)22:00より放送開始(全5話)。なお第1話は無料放送される。■関連作品:岳 -ガク- 2011年5月7日全国東宝系にて公開© 2011「岳 -ガク-」製作委員会 © 2005 石塚真一/小学館 CATERPILLARキャタピラー 2010年8月14日より公開© 若松プロダクション■関連記事:長澤まさみ、小栗旬にヒソヒソ話で下ネタ?小栗旬、怒り全開の長澤まさみにタジタジ?「プリプリ怒ってました」長澤まさみ、天然ボケ告白小栗旬に現場で「お兄ちゃん!」と呼びかける小栗旬が山に本気で挑む!『岳 -ガク-』試写会に25組50名様ご招待『宇宙兄弟』が小栗&岡田で映画化『テルマエ・ロマエ』ほか人気漫画も続々実写映画化
2011年08月04日人気ミステリー作家・横山秀夫の4つの短編を、仲村トオル、岸谷五朗、玉山鉄二、渡部篤郎という4人の人気俳優をそれぞれ主演に据えて映像化した「横山秀夫サスペンス」。WOWOWで放送された本作がこのたび、DVDでリリースされ、4作品をまとめた予告編も到着した。『半落ち』、『出口のない海』、『クライマーズ・ハイ』などの映画化作品をはじめ、その著作が数多く映像化されている横山秀夫。数々の名作の中から「真相」(双葉社刊)に収録されている「18番ホール」、「他人の家」の2作と、「看守眼」(新潮者刊)に収められている「自伝」、「静かな家」をそれぞれ約1時間のドラマとして映像化した本作。「18番ホール」は、地元の村の再開発の話を聞いて村長選に立候補した男が主人公。実は彼には12年前のある秘密を隠すため、何としても当選する必要があった。当初は楽勝と思われていたが、強力な対抗馬の存在で徐々に暗雲が…。『行きずりの街』の公開を控える仲村トオルが当選のために必死で奔走する主人公に挑む。「静かな家」は「誤報」というタイトルで岸谷五朗を主演に映像化。ある地方新聞の記者が、写真展の日程を誤って報道してしまうのだが、それに端を発して謎めいた事件が…。「自伝」の主人公で、母に捨てられたトラウマを抱えて生きるライターを演じるのは『ノルウェイの森』がまもなく公開となる玉山鉄二。彼の元に家電量販店の会長の自伝執筆の依頼が。取材の初日、その会長は人を殺した過去を告白。そこから衝撃的な真実が明らかになる。「他人の家」は強盗事件で服役し、いまは妻との静かな暮らしを望みつつも前科のせいで行くあてをなくした男が、近所のがんを患った老人の申し出で、彼の養子に入り家を受け継ぐ約束をする。ここから、彼と妻は、恐るべき事件に巻き込まれることになる。渡部篤郎が再起を図る前科者の悲哀を見事に表現している。日本随一のミステリー作家の作品を原作にした4人の実力派俳優の物語が一挙に楽しめる本作。男たちの運命は――?「横山秀夫サスペンス」DVDは発売中(同時レンタル中)。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY「横山秀夫サスペンス DVD-BOX」価格:4,980円(税込)発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント© 2010 WOWOW■関連作品:行きずりの街 2010年11月20日より全国にて公開© 2010「行きずりの街」製作委員会クライマーズ・ハイ 2008年7月5日より丸の内TOEI1ほか全国にて公開© 「クライマーズ・ハイ」フィルム・パートナーズ■関連記事:【TIFFレポート】仲村トオル俳優デビュー25周年50度カクテル一気飲み「ファイヤー!」仲村トオル、チャン・ドンゴンとの再会に感激!『行きずりの街』韓国公開も即決定ハズレなし!「映画館大賞2010」まもなく発表中谷美紀が選ぶ「1本」は?尾野真千子インタビュー「ここで隠したら一緒になれない気がした」と“覚悟”明かす堺雅人が語る太宰、そして『人間失格』――。「近代文学と“再会”できました」
2010年11月02日