TBSが放送する年末恒例音楽番組「輝く!日本レコード大賞」。第58回目を迎える今年の本番組総合司会者に、この度TBSアナウンサーの安住紳一郎と女優・天海祐希が決定した。今年も東京・新国立劇場から生放送でお届けする「輝く!日本レコード大賞」。今回が本番組総合司会初となる天海さんは、宝塚歌劇団退団後、「離婚弁護士」「女王の教室」「BOSS」「偽装の夫婦」「Chef~三ツ星の給食~」などの数々のドラマに出演し、今年公開された『名探偵コナン 純黒の悪夢』では声優にも挑戦。また、来年には出演作『恋妻家宮本』『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』の公開も控え、幅広い世代から支持を得る女優。そんな天海さんが「レコード大賞」の舞台で、初めて音楽番組の総合司会に挑戦。今年、日本で最も輝いた音楽に華を添えていく。一方、本番組総合司会を担当するのは5年連続5度目となる安住さん。バラエティ番組や情報番組はもちろん、「あなたが聴きたい歌の4時間スペシャル」「音楽の日」といった長時間の音楽番組も多く担当。本番組では、2001年から11年間進行アナウンサーを、2012年からは総合司会を務め、毎年相手のトークを引き出す安定した司会ぶりで出演アーティストから大きな信頼を寄せられている存在だ。天海さんは「歴史ある素晴らしい場にお声をかけて頂き、大変光栄に思っております。安住さんの足を引っ張る事なく、無事にこの大役を終われる様頑張りたいと思います」と意気込み。安住さんは「天海祐希さんとご一緒するのが、いまから楽しみです」と天海さんとのコンビに期待を語り、「『第58回輝く!日本レコード大賞』。タイトルを読み上げるたび、50年以上の年月に思いをはせます。また今年も新しい1ページが加わります。夜5時30分からの4時間を超える番組ですが、ご覧いただければ幸いです」とコメントを寄せた。かつて2008年に「ぴったんこカン・カン」のロケ企画で共演したこともある2人。そこで息の合った掛け合いが好評を博し、2週にわたって放送されるほど。8年ぶりの共演となる今回、さらにパワーアップした2人のトークも音楽とあわせてお楽しみに。「第58回輝く!日本レコード大賞」は12月30日(金)17時30分~TBSにて生放送。(cinemacafe.net)
2016年12月06日東京都・阿佐ヶ谷のTAV GALLERYは、未来芸術家・遠藤一郎が講師を務める現代アート講座の生徒による、未来美術専門学校アート科展「渦渦」を開催する。会期は4月1日~4月10日(木曜休廊)。開場時間は11:00~20:00。入場無料。同展は、現代アートシーンに数多くの若手作家を輩出してきた東京都・神保町の美学校にて、未来芸術家・遠藤一郎が講師を務めている現代アート講座「未来美術専門学校アート科」の一期生と二期生によるグループ展。「未来美術専門学校アート科」は、未来芸術家である遠藤一郎が「GO FOR FUTURE」のメッセージを発信するため、大きく「未来へ」と描かれた車体に、各地で出会った人々がそのまわりに夢を書いていく「未来へ号」で車上生活をしながら全国各地を走るなか、2014年に同校にて開講された。同展は、講座開講以来、初となる展示となる。キュレーションは遠藤氏が行い、出展者は、石関サエ、奥平聡、川上遥か、木村奈緒、一十三、仲田恵利花、中村留津子、ぶーにゃんほか、これまでの同講座のすべての受講者が参加する。遠藤氏は、同講座開講時に次のように語っている。「どうしようもなく役立たずだけど、究極に役に立つ、最強のど素人、夢バカ。やりたいことをやるのは苦しいけど、負けない。何がアートなのかなんてことを授業でやるつもりはなくて、やりたいことをどういうふうに実現するか、ひも解いていきたい。(中略)大きな課題としては、仕組まれた価値観からの脱却、その先に広がる自由への踏み出し。それはかなり難しい。でも好きなことに命かけていいじゃん。命なんだし、人生なんだし、一つなんだし。あたりまえの自由、それを開放する。(中略)実は素人は最強。そこを夢バカと表現している。夢バカ最強宣言。非実力派宣言。最初の一歩。世の中にはへんなやつが必要だ!!」(美学校「未来美術専門学校アート科 講座紹介」より抜粋)また、関連イベントとして、4月9日にぶーにゃん氏による作品「少女閣下のモノグラム」ライブ&トークショーが開催される。同イベントのゲストには、6人組アイドルユニット「少女閣下のインターナショナル」が参加。カルチャー雑誌「TRASH-UP!!」が設立した音楽レーベル「TRASH-UP!! RECORDS」に所属、メンバー、楽曲、パフォーマンス、衣装、そのどれもがアナーキーでクレイジーであり、既成アイドルの概念をぶち壊さんとする活動が注目を集めている。
2016年03月28日セイコーネクステージは、「ISSEY MIYAKE ウオッチ」プロジェクトの新商品として、岩崎一郎氏デザインによる新シリーズ「C」(シィ)を発売する。販売開始は6月10日を予定。バンド素材やカラーの異なる6つのラインナップ(基本カラーはブラックとホワイトの2色)での展開となる。価格は3万6,000円~(税別)。同製品は、各界で活躍するデザイナーとのコラボにより独創的なウオッチを生み出してきた「ISSEY MIYAKE WATCH」プロジェクト第14作目として発売される腕時計。デザインは、日本を代表するプロダクト・デザイナー岩崎一郎氏が手がけ、ウオッチ(クロノグラフ)デザインそのものに真正面から向き合い、馴染みある時計らしさと美しい文字板にこだわり、精緻な数字と目盛りが生み出す自然な視認性を追求した上質なウオッチを目指した「"線と数字"のクロノグラフ」となっている。また、デザインコンセプトに「DAY」というキーワードを盛り込み、時計の文字板色を象徴するブラックとホワイトの2色を基本カラーに、さまざまなバンドと交換しながら使い続ける中で愛着が育まれるように仕上がっている。主な仕様は、ケース外径42.4mmで厚さ12.2mm。全モデルともケース素材はステンレススチールを採用、時刻表示(時/分/秒)、ストップウオッチ機能(1/10秒計測60分間計)、常生活用強化防水(5気圧)、時間精度は平均月差±20秒(気温5℃~35℃において腕につけた場合)。価格は、バンド素材がステンレススチール(色はブラック/ホワイト)がともに4万3,000円、牛ヌメ革・黒(色はブラック)と牛ヌメ革・ブラウン(色はホワイト)がともに3万8,000円、そしてナイロン・グレー(色はブラック)とナイロン・濃ブラウン(色はホワイト)がともに3万6,000円(価格はいずれも税別)となっている。なお、岩崎一郎氏は1965年東京生まれ。ソニーデザインセンター勤務の後、渡伊。ミラノのデザイン事務所を経て帰国後、1995年にイワサキデザインスタジオ設立。国内外の企業と協働し、テーブルウェアや照明器具、家具などのインテリア用品から、デジタルカメラ、携帯電話などの精密電子機器まで、プロダクト全般のデザインを手がけている。グッドデザイン賞・金賞、iFデザイン賞・金賞、ドイツデザイン賞・Winner賞など、主要国際デザイン賞を多数受賞。東京藝術大学及び、多摩美術大学非常勤講師。同氏は、今回の「C」について「クロノグラフはクロノグラフに徹すれば徹するほど、美しくなるんじゃないかと考えた。他の要素をどんどん取り除いていって、純粋なクロノグラフを抽出したら、楽譜や数式のように、線や数字が際立ってきた。時代、地域、性別を超えて存在する、純粋な線と数字。 私が探していたクロノグラフ像、『線と数字のクロノグラフ:C 』」と述べている。
2016年03月22日Replicaのボーカル、浜崎なおこと、元ARBで現在甲斐バンドのギタリスト、田中一郎が新ユニット「なおこと一郎。」を結成。3月11日、下北沢のCLUB Queで開催されたイベント「電気がなくても歌は唄える~SHOWエネめちゃスゲエンターテイメント!!~」に出演した。【チケット情報はこちら】ジャンルもキャリアも異色なふたりが組んだ「なおこと一郎。」。ふたりの縁はずいぶん前からあり、昨年くらいから共演の機会が増えてユニット結成に至ったとのこと。この日のイベントでは、まずジャニス・ジョプリンの名曲『Piece Of My Heart(心のカケラ)』のカバーでスタート。その後はReplicaの曲や、1996年の解散後に浜崎が結成した「Naoco & The Infections」のナンバーも織り交ぜて進行。浜崎が「昔から歌いたかったけど、こんなロック・ギターの神様に弾かせるなんてと思いつつ」と前置きしてスタンダード曲『My Foolish Heart』を披露。ブルージーにジャジーに、ジャニスばりに妖艶なボーカルで圧倒する浜崎と、アコースティック・ギター1本で自在に多彩な歌世界を描く田中のパフォーマンスが秀逸だった。MCでは6月11日(土)に同会場で行われることが決定しているワンマンライブで、限定スペシャルCDを配布する事を話し、その後、このユニットのオリジナル曲も初披露した。田中が「今日は特別な日でもありますし…」と前置きして、東日本大震災からまさに5年目のこの日を意識した曲『Twilight Songs』も演奏された。TVアニメ『ヤマトタケル』のエンディング・ソングとしてリリースされた浜崎のソロ・ナンバーだが、癒しのメッセージとして場内に染み渡った。本編はReplicaの『BABY TOGETHER』で熱く激しく締めて、アンコールもReplicaのデビュー曲『SUGAR BABY’S GROWIN’』を、ふたりのみながらバンド演奏に負けないソウルフルなサウンドで魅了し、この日の出演を終えた。6月に行われるワンマンライブにも期待は高まる。チケットは発売中。取材・文:浅野保志(ぴあ)■なおこと一郎。「Breath! Whisper! Shout!」6月11日(土)下北沢CLUB Que(東京)料金:スタンディング-5000円(限定スペシャルCD付、ドリンク代別途必要)
2016年03月17日Replicaのボーカル、浜崎なおこと、元ARBで現在甲斐バンドのギタリスト、田中一郎が新ユニット「なおこと一郎。」を結成。3月11日、下北沢のCLUB Queで開催されたイベント「電気がなくても歌は唄える~SHOWエネめちゃスゲエンターテイメント!!~」に出演した。【チケット情報はこちら】ジャンルもキャリアも異色なふたりが組んだ「なおこと一郎。」。ふたりの縁はずいぶん前からあり、昨年くらいから共演の機会が増えてユニット結成に至ったとのこと。この日のイベントでは、まずジャニス・ジョプリンの名曲『Piece Of My Heart(心のカケラ)』のカバーでスタート。その後はReplicaの曲や、1996年の解散後に浜崎が結成した「Naoco & The Infections」のナンバーも織り交ぜて進行。浜崎が「昔から歌いたかったけど、こんなロック・ギターの神様に弾かせるなんてと思いつつ」と前置きしてスタンダード曲『My Foolish Heart』を披露。ブルージーにジャジーに、ジャニスばりに妖艶なボーカルで圧倒する浜崎と、アコースティック・ギター1本で自在に多彩な歌世界を描く田中のパフォーマンスが秀逸だった。MCでは6月11日(土)に同会場で行われることが決定しているワンマンライブで、限定スペシャルCDを配布する事を話し、その後、このユニットのオリジナル曲も初披露した。田中が「今日は特別な日でもありますし…」と前置きして、東日本大震災からまさに5年目のこの日を意識した曲『Twilight Songs』も演奏された。TVアニメ『ヤマトタケル』のエンディング・ソングとしてリリースされた浜崎のソロ・ナンバーだが、癒しのメッセージとして場内に染み渡った。本編はReplicaの『BABY TOGETHER』で熱く激しく締めて、アンコールもReplicaのデビュー曲『SUGAR BABY’S GROWIN’』を、ふたりのみながらバンド演奏に負けないソウルフルなサウンドで魅了し、この日の出演を終えた。6月に行われるワンマンライブにも期待は高まる。チケットは発売中。取材・文:浅野保志(ぴあ)■なおこと一郎。「Breath! Whisper! Shout!」6月11日(土)下北沢CLUB Que(東京)料金:スタンディング-5000円(限定スペシャルCD付、ドリンク代別途必要)
2016年03月17日●「サムスンの動向は気にしていない」ソニーグループの役員である高木一郎氏は、米ラスベガスで開催された「CES 2016」においてインタビューに答え、「テレビ事業は黒字を維持できる体質が整った。今後も感動を直接届けられる音と映像にフォーカスしていく」などと語った。高木氏は、ソニービジュアルプロダクツ社長およびソニービデオ&サウンドプロダクツ社長も兼務する。○テレビ事業の黒字化達成と今後の方針ソニーはテレビ事業について、黒字化を最優先してきた。高木氏は、「2014年度にテレビ事業は黒字化した。この体質であれば、為替が劇的に変化するといった極端なケースがない限り、黒字を継続できると考えている。テレビ事業の黒字化はコミットしたものであり、この約束は必ず守る。そして、この方針は3年間は変えない」と語った。だが、「2015年は計画を超えた実績であり、その点では100点満点といえるが、目線はもっと高くしていきたい。8000億円規模で黒字が出ているという状況では、目線が低い。そして、1年黒字化しただけである。さらに上を目指していく必要があるが、具体的な経営指標を打ち出すには時期尚早」とし、手綱を締めた。また、「感動をお届けする」というスローガンを掲げ、画質や音質において究極のリアリズムを追求するなど、商品強化にも取り組んできた。高木氏は、「トップシェアの韓国サムスンの動向は気にしていない。出荷台数でソニーは、サムスンの5分の1の規模に留まっており、コンペティションにはならない。我々が重視するのはソニーのポジション。数を追わずに、価値を提供するのがソニーの手法。最もきれいなテレビはブラビアであるといわれる商品づくりをしていきたい」と述べた。ソニーが展開するプレミアム領域においては、米国や中国は75型以上が主力となり、欧州では55~65型、日本は49~55型が中心になる。「日本は大画面化よりも、4K化に関心が集まっている。一方で、インドはプレミアム領域の需要が少ない。地域にあった製品を投入していく」との方針を示した。○有機ELは? 4K HDRは? Android TVは?有機ELテレビについては、「生産設備を持たないという方針を前提とし、ディスプレイデバイスの選択肢のひとつとして考えている。ただし、高画質化や大画面化を進められるメリットがなければ、有機ELは採用しない。今回、Backlight Master Driveという技術を展示したが、これに比べてメリットがあるのか。コストがうまくはまれば、有機ELという可能性もあるだろう」とした。今回のCES 2016では、UHD Allianceによる「UHD Premium」が注目を集めたが、ソニーは同アライアンスに参加していながらも、UHD Premiumのロゴは使用せずに、独自の「4K HDR」ロゴを使用する姿勢をみせている。そして、このロゴは、他社に供給するものではなく、ソニーだけが使用する。この点について高木氏は、「UHD Premiumロゴは、標準化団体によって決定したものであり、リスペクトしている」と前置きしながらも、「ソニーは、顧客に対して、4Kというわかりやすさを訴求してきた。4K HDRロゴは、4KとHDRに対応していることを、ダイレクトに訴求できるものであり、ソニー全体の戦略にあっている。テレビだけをやっているメーカーとは違う」とした。2015年から投入したAndroid TVについては、あくまでも選択肢のひとつとであるとのスタンスを明確にした。「Androidは選択肢のひとつ。Googleと、強力なパートナーシップを組んだというつもりはなく、それは彼らも同じだろう。我々は、Android OSを使い切ることができるかが課題である。テレビ向けに最適化した機能がなければ、我々はAndroidをやらないということも、Googleには言っている」と述べた。●米国ではウォークマンは伸びない○欧米でハイレゾを広げるためには今後、ソニーにとっての大きなテーマがハイレゾオーディオ。日本ではもちろん、海外での普及戦略は大きな課題だ。高木氏は、「ハイレゾオーディオは、3年前に事業をスタートした時点で、欧米市場では、日本以上に時間がかかると考えてきた。昨年8月から、Best Buyの70店舗において、ハイレゾ対応のウォークマンとヘッドホンの店頭展示を強化した。Best Buyも戦略的にハイレゾを取り扱いはじめている」という。また、「日本では、2015年におけるソニーのオーディオ機器の出荷金額の40%がハイレゾ。今年中に50%を超える。米国では10%以下だ。日本において、ハイレゾ比率が高いことは、欧米市場に対して刺激になりはじめている。欧米市場におけるハイレゾ普及には、まだ、2、3年はかかるだろう。だが、あきらめることなく、力を注ぎたい」とした。ハイレゾの広がりにおいて、米国市場で重視するのは、ウォークマンよりもスマホやヘッドホンになるそうだ。「米国では今後も、ウォークマンの販売数が増えることは想定していない。一方で、スマホはハイレゾ対応モデルが普及しはじめている。そうしたなかで、ヘッドホンが重要な鍵になる」と高木氏は考えている。今年春から米国で「h.ear」シリーズの販売を開始するのも、「米国ではワイヤレスヘッドフォンが主流であるため、今回のワイヤレス対応製品の登場を待って、米国市場に初めて投入した」とタイミングを見計らってのことである。一方で、PlayStation VRが注目を集めているなか、今回のCES 2016では、一切展示をしなかった。ソニーの平井一夫社長は、ゲーム関連製品はゲーム関連イベント(E3など)で展開することを示している。高木氏は、「プレイステーションVRは、エンターテインメント分野において、独自の世界を確立する製品になるだろう。没入できる、新たなエンターテイメント空間として広がっていくだろう」と期待を寄せた。
2016年01月14日CA Technologiesの日本法人である日本CAは1月6日、2016年4月1日付けで反町浩一郎氏が同社代表取締役社長に就任することを発表した。現社長のポール・フォルケンシュタイン氏は会長に就任する。なお、反町氏は2016年1月1日付けで、COO(チーフ・オペレーティング・オフィサー)に就任する。反町氏の前職は、SAPジャパンのゼネラルビジネス事業部門のバイスプレジデント(VP)で、それ以前も日本マイクロソフトの大手・中堅企業部門の業務執行役員や公共事業部門、経営企画部門における要職を歴任した経歴を有している。なお、新会長に就任するポール・フォルケンシュタイン氏は、反町氏の社長就任に対し、「強力なリーダーシップを備えた同氏の新社長就任は、当社の日本市場に対する強いコミットメントの表れだ」とコメントしている。
2016年01月07日三重県鳥羽市の鳥羽水族館は、青いアマガエルを展示している。○一般から持ち込まれた青いアマガエルきれいな青い色をしたアマガエルは、6月18日に三重県松阪市に住む一般の人から同館に持ち込まれた。家の裏の田んぼの中で、一般的な緑色のカエルに混じり、数匹の青いアマガエルがいたのを発見して捕まえたものだという。持ち込まれた青いアマガエルは7匹。これまでにも青いアマガエルが持ち込まれたことはたびたびあったが、一度に7匹という"団体入館"は初めてとのこと。大きさは2cmほどで、まだ子供であるという。雌雄は不明。同館は青色になった理由について、「なんらかの原因による色素変異」と考えている。アマガエルの体色は表皮と真皮の間の3層に配列する色素胞(色素細胞)によるもので、3層は一番上に黄色素胞、次に虹色素胞、最後に黒色素胞で構成されている。真ん中の虹色素胞には「青色」の光を反射する性質があり、その「青色」が皮膚の真下にある「黄色」(黄色素胞)と混ざり、通常のアマガエルは「緑色」に見える。今回の青いアマガエルは黄色素胞が消失しているため、虹色素胞で反射された青色がそのまま皮膚に現れたものによる。現在、館内3階「日本の川」ゾーンで一般公開している。
2015年08月08日三重県鳥羽市・鳥羽水族館は6月8日、ミナミアフリカオットセイの赤ちゃんの一般公開を開始した。○5月22日、ミナミアフリカオットセイの赤ちゃん誕生ミナミアフリカオットセイの赤ちゃんは、5月22日 11時47分に誕生。同日 9時40分頃、飼育担当者がオットセイの母親が頻繁に体を動かし落ち着きがなくなるなど出産の兆候に気がついた。その後、交代で観察を行っていたところ、約2時間後の11時47分に元気な赤ちゃんを出産した。赤ちゃんはメスで、体長約46cm、体重は4.0kg。産まれてすぐに動き回るなど元気な様子で、翌日明け方には授乳も確認された。母親の「ラン」はアシカショーでも活躍する同館一の美人アシカで、気の強い一面もあるものの普段はとてもおとなしい性格。今回は初めての出産だったため心配していたが、赤ちゃんを産んでからは、ショーの時とはまるで違い、すっかり母親の顔になっているという。赤ちゃんが順調に成長しており、親子の状態が安定してきたことから6月8日より一般公開を開始した。なお、体調次第で変更になる場合もあるとのこと。
2015年06月09日京セラは、京セラ美術館(京セラ本社ビル1階)において、2015年特別展「輝ける伏見 鳥羽離宮と平安の栄華」を開催する。会期は6月27日まで。開館時間は10:00~17:00(※入館は閉館の30分前まで、会期中無休)。入館料は無料。鳥羽離宮は、「都遷りの如し」(扶桑略記)と言われた白河上皇による鳥羽離宮の造営(1086年)と院政の開始から、それを引き継ぎさらに離宮を拡大した鳥羽上皇が崩御する1156年までの70年間において、平安京とともに政治、文化の中心地となった。同展では、鳥羽離宮跡から発掘された遺物、平安末期に伏見が輝いた時代の肖像画、古文書など約60点を展示する。なお、京セラ美術館では特別展の展示品以外に、パブロ・ピカソの「銅版画347シリーズ」をはじめ、日本画、洋画、彫刻、工芸品などをコレクション・展示している。現在の展示内容については同館のWebページにて確認してほしい。
2015年05月29日鳥羽水族館では、公式Webページの「飼育日記」にて"謎生物"を紹介し、話題となっている。○まさに驚愕の形状の、"へんな生きもの"同個体は3月15日、紀伊長島の漁船「甚昇丸」に乗船した同館飼育研究部員が、深海底引き網にて採集したもの。水深144~200mで採集した沈木に付着していたもので、船上で「おや?」と不審に思い、沈木ごと採集ビンに入れて持ち帰った。水槽に入れても正体がわからず、顕微鏡で拡大すると、その形状はまさに驚愕の"奇妙さ"だったという。かたちは盤径3mmほどのキノコ状。中央に少し突出した口らしきものがあり、一見するとイソギンチャクなどの刺胞動物の一員にも思える。よく見ると口の周りに太短い触手らしきものがあるものの、それ以外は全身がハサミ状の突起で覆われている。まるでウニやヒトデに見られる「叉棘(さきょく)」のようで、刺胞動物でこんな器官を持つ種類は、まさに未知のものだという。この謎生物「叉棘キノコ(仮称)」にはその後、研究者より「抜け落ちたヒトデ類の叉棘鞘(さきょくしょう)ではないでしょうか?」との意見が寄せられた。特にマヒトデ科やタコヒトデ科の叉棘では、棒状の骨を中心にこのようなクラスターを作るものがあるとのこと。どうやら謎生物の正体は、底引き網によくかかる、抜け落ちたタコヒトデ科のカンムリヒトデ(か、その近縁種)の叉棘鞘ということで「一件落着」となった。なお、同館の2F Lコーナー・水の回廊ゾーン「へんな生きもの研究所」では、このような深海生物をはじめ、様々な"おかしな生きもの"を観覧できる。同館の所在地は、三重県鳥羽市鳥羽3-3-6。
2015年04月12日鳥羽水族館では3月31日、同館恒例の「水中入社式」を開催した。○鳥羽水族館恒例、一風変わった「水中入社式」を実施開館60周年を迎えた記念の年に入社したのは計4名で、そのうち「水中入社式」に挑戦したのは、潜水の資格を持っている飼育研究部に配属される女性1名と、営業第一部に配属される男性1名だった。この「水中入社式」は2006年、「せっかく飼育研究部に配属されるのなら記念になる形で」と、先輩飼育係たちの提案がきっかけでスタートし、今年で9回目の開催となった。会場は、いつも入場者でにぎわうエントランスホールと、ホールに面したコーラルリーフ・ダイビング水槽。この水槽は水量約800トン、奥行き15m×横16m×水深5.5mもある、同館で最大の水槽となる。大勢の観客が見守る中、先輩ダイバーに続いてリクルートスーツで正装した新入社員2名が初心者マークを付けたボンベを背負って登場。水中で副館長から辞令を渡されると、だんだん浮き上がってしまいながらも懸命に両手でしっかりと受け取った。続いて、一緒に潜った先輩飼育係からガラス磨き用のスポンジをプレゼントされ、さっそく掃除に挑戦。両手ですいすいとガラスを磨く先輩の隣で、新入社員の2人は水槽に固定された取手をつかみ、バランスをとりながら水中での記念すべき初仕事をこなした。力を込めて一生懸命磨いたあとには、先輩からのサプライズが用意されていた。開館60周年という節目の年の入社式ということで、水中でパネルを組み合わせて大きな「60」という数字を作り、会場を盛り上げてくれた。最後に、新入社員が水中マイクで感謝の気持ちとこれからの抱負を述べると、観客からは大きな拍手が起こった。水中入社式を終えた新入社員2名は4月1日より、飼育研究部の淡水魚チームと営業第一部にそれぞれ配属される予定となる。同館では、「頼もしい2人のこれからの活躍にご期待ください!」とコメントしている。同館の所在地は、三重県鳥羽市鳥羽3-3-6。
2015年04月12日鳥羽水族館は3月21日、新ゾーン「奇跡の森」をオープンする。○水族館初の、「スナドリネコ」も登場同施設は、同館の開館60周年にオープンとなる、注目の"体験型"新ゾーン。探検気分で吊り橋を渡り、神秘的な滝の裏をくぐったりと、魅力あふれる新ゾーンとなるという。また、水族館では日本初展示となる、水に入って漁をする「スナドリネコ」などの珍しいいきものたちが次々と登場。トカゲの仲間やヘビに触れることができたりと、"ドキドキ・ワクワク"の連続を体験できるという。3月21日~4月5日には、オープニング記念イベントも開催予定となっている。同館の所在地は、三重県鳥羽市鳥羽3-3-6。
2015年02月03日映画『ゆめはるか』の初日舞台あいさつが13日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、キャストの吉本実憂、山村美智、鳥羽潤、渋谷飛鳥、高橋美波と五藤利弘監督が出席した。全国順次公開中の本作は、15歳の少女が病気と闘いながら成長していく姿を描いた物語。短距離走でジュニアオリンピックを期待されるほどの記録を持つ遥(吉本)は、ある日の練習中、めまいに襲われ倒れてしまう。脳腫瘍を患っていることが判明した遥は、家族や医師に支えられながら、厳しい治療を続けていく――というストーリーで、第13回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを受賞した吉本が映画初主演を果たしている。清楚な白いワンピース姿で登場した吉本は、映画初出演ながら主演を務め、「プレッシャーは正直ありました」と当時の心境を吐露しつつ、「監督が優しい雰囲気の中でやらせてもらったので、重い役だったけど楽しかったです」と振り返ってにっこり。病気という困難に立ち向かう少女を演じたことで、「私自身も大切なことを教わった」と語った吉本は、「観た後に、心の中で大切な人を思い浮かべてくれればうれしい。普通に生きていることは幸せなことだと感じていただければ」と胸を張ってアピールした。また、母親役の山村に、「元気いっぱいで愛おしかった。熱を出しているのに『大丈夫です!』と言ってて、その姿勢は見習わなきゃと思った。将来が楽しみ」と称された吉本は、自身の"ゆめ"を『一生勉強一生女優』と書き、「お芝居をしている時が1番楽しい。これからも、ずっと勉強していきたい」とにっこり。劇中では、主治医役の鳥羽に吉本が感情をぶつける激しいシーンもあり、鳥羽が「年齢や演技の経験は関係なく、エネルギーがすごかった」と話すと、看護師役の渋谷も「実憂ちゃんの眼差しが素晴らしかった。ピリッとした空気が心地良かった」とその演技を大絶賛していた。
2014年12月14日国民的TVアニメ『サザエさん』の磯野波平役などで親しまれた声優の永井一郎さんが27日に亡くなったことを受け、生前に永井さんと親交のあった声優、俳優から続々と死を悼む声が寄せられている。声優、俳優の三ツ矢雄二は、28日付のブログで「永井一郎さんが亡くなられました。僕を声優界に導いてくれた大恩人です。業界の父の様な存在でした」と、永井さんに勧められたことをきっかけに、以降声優としてのキャリアを積んでいったエピソード(『超電磁ロボ コン・バトラーV』のオーディションを勧められ、主人公・葵豹馬役に抜てきされる)を綴り、「とても残念で悲しいです。ご冥福をお祈りします」と哀悼の意を表した。『宇宙戦艦ヤマト』や『YAWARA』、『ゲッターロボ號』をはじめ、さまざまな作品で永井さんと共演してきた声優の神谷明も28日にブログを更新し「ボクの心には、大きな穴が空いてしまいました。今は、どんな言葉を尽くしても、気持ちを表現することが出来ません。謹んでご冥福をお祈りするとともに、これまでのご厚情に感謝いたします」と惜しみながら、「見ていてわかるのですが、台詞(言葉)、そして、演技を大事にしていらっしゃる方でした。ですから、永井さんの口からは綺麗な日本語が、美しいメロディーとともに溢れてきていました」と、共演時に立ち返るようにその想いを綴った。『機動戦士ガンダム』や『ゲゲゲの鬼太郎』などで共演した女優の戸田恵子は、28日付のブログで「もちろん、言わずと知れた波平さん。私が声優としてド新人だった頃にご一緒した『機動戦士ガンダム』でのナレーション。私の代の『ゲゲゲの鬼太郎』での子泣き爺。思い出に残る素敵なお仕事をご一緒させて頂きました」と当時を懐かしみ、「永井さんは我が父と同じ年なんです。いつもそんな話題をしてました。いつだったか、数年前、街でバッタリお会いしたんです。『活躍してるねー!』って言ってくださった。『身体に気をつけてね』って言ってくださった。心よりご冥福をお祈り致します。このフレーズ、もう言いたくないよね…」と死を悼んだ。なお、Twitterでも哀悼メッセージが続々と寄せられており、永井さんの所属事務所・青二プロダクションの後輩にあたる古川登志夫は「謹んで哀悼の意を表します、幾重にも……幾重にもショックです。新年会でお話したばかりなのに…そんな…」と哀悼の意を表し、同じく同事務所の後輩・森田成一は「あまりの驚きに唖然として、わけがわからない」とショックを隠せない様子だった。また、アニメーション監督・演出家の難波日登志は「永井一郎さん ご冥福をお祈りいたします。富山敬さん 納谷悟朗さんと 酒盛りしてるかな。・・・合掌。」のツイートと共に、「お疲れさま 佐渡先生」「やっと艦長や古代と一緒に飲めますなぁ~」と『宇宙戦艦ヤマト』の古代進、沖田十三艦長、佐渡酒造のイラストを掲載。そのほかにも、多く関係者や親交のあった声優、俳優から、追悼メッセージが寄せられている。
2014年01月28日国民的TVアニメ『サザエさん』の磯野波平役で親しまれた声優の永井一郎さんが27日、広島市内の病院で死去した。82歳だった。所属事務所・青二プロダクションの公式サイト上で発表されている。青二プロダクションによれば、永井さんは26日午後に広島市の放送局にて仕事をし、市内のホテルに宿泊。本日午前中にホテルの部屋の浴槽で倒れているのを従業員に発見され、病院に搬送後死亡が確認されたという。通夜および告別式は、後日執り行われる。永井さんは、1969年より『サザエさん』において波平の声を担当し、「バカモ~ン!」と叱る声は多くの人に親しまれた。そのほか『ゲゲゲの鬼太郎』の子泣き爺、『宇宙戦艦ヤマト』の佐渡酒造と徳川彦左衛門、『じゃりン子チエ』の小鉄、『未来少年コナン』のダイスなどの声を演じ、人気を博した。また『機動戦士ガンダム』では、冒頭の有名なナレーションをはじめ、デギン・ソド・ザビ、マッシュ、ティアンム、デミトリー、ドレン、エルラン、赤鼻、ゴップ、コンスコンといった数十人におよぶ役柄を担当。特撮作品においては、『秘密戦隊ゴレンジャー』の野球仮面、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』のマスター・シャーフー、『美少女仮面ポワトリン』のおまじない博士などの声を演じ、アニメ、特撮、吹き替えなど幅広いジャンルで活躍していた。2009年には、「第3回声優アワード」功労賞を受賞している。
2014年01月27日11月15日(金)に東京・日本橋三井ホールで開催されるライブイベント「宇崎竜童プロデュースシブイおとなのコンサート2013~おとなの街日本橋でおとなの音楽を~」にOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDが出演する。宇崎竜童がキャストから演出までを手がけるコンサートシリーズ、これまで水谷豊や鳥羽一郎が出演し、今回が3度目。今回出演するOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDは、BRAHMANのメンバーが中心となって2005年に結成。BRAHMANとは異なるアコースティックサウンドが魅力のバンドだ。公演では宇崎竜童の楽曲をOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDが奏でるプレミアムなセッションも計画中とのこと。今年40周年を迎えた宇崎竜童が演出するおとなのためのコンサート。気になる方はご確認を。チケットは発売中。■宇崎竜童プロデュースシブイおとなのコンサート2013~おとなの街日本橋で、おとなの音楽を~日時:11月15日(金)開場17:45/開演18:30会場: 日本橋三井ホール(東京都)出演:11月15日(金):宇崎竜童 / OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND料金:全席指定5500円(税込・ドリンク代別途必要)※未就学児童は入場不可。
2013年10月30日志摩マリンレジャー(三重県鳥羽市)は、イルカの体調により中止していた「イルカタッチ」を12月22日より再開した。イルカタッチは、同園イルカ島で行っていたプログラム。距離感ゼロで、バンドウイルカと触れ合える体験ができると人気を得ていたが、イルカの体調により中止していた。このほど、同プログラムの再開を発表。スケジュール等は、同園公式サイトで公開している。料金はひとり500円。その他、イルカショー(無料)や、イルカのおやつ(エサやり。バケツ1杯500円)なども行っている。イルカ島は入園無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月28日鳥羽市と鳥羽市広告宣伝戦略委員会は、同市の観光キャンペーンガールとして、同市在住の「三世代海女 中川さん母娘」を起用したことを発表した。今後、様々なPR企画を開始する。このほど、観光キャンペーンガールとなった中川さん母娘は、祖母・寿美子さん、母・早苗さん、娘・静香さん。3世代そろった現役の海女であり、中でも静香さんは“女子大生海女”として知られている。キャンペーンは中川さん母娘の協力のもと、同市のWEBサイト「恋する鳥羽」のリニューアルからスタート。鳥羽市の様々な秋季キャンペーン、東京・六本木でのイベントと、順次展開を広げていく。リニューアルされた同市のWEBサイトは、画家 ヨハネス・フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」をモチーフにしている。「真珠の耳飾りの海女」として、女子大生海女の静香さんと、母・早苗さんがサイトに登場する。また、リアルタイムで鳥羽の観光情報を確認できるよう、Twitter・Facebookも運用。ソーシャルメディアとの連携を強化している。10月1日~11月30日まで、秋季キャンペーン「天恵の海を食す 鳥羽の秋旅」を実施。「食をテーマとした体験型メニュー」「伊勢エビ漁解禁にちなんだ南鳥羽伊勢エビプラン」など、鳥羽市ならではの、豊かな海の食と文化を伝える6つのプランを実施する。詳細はWEBサイト「恋する鳥羽」の「鳥羽ならではの食」で紹介している。また、10月27日には、六本木農園にてイベント「海女ナイト」を実施。地方の生産者と東京をつなぐレストランをオープンし、海女が採った魚介類を中心とした料理の提供とともに、現役海女による海女文化のPRを行う。10月15日から27日までは、同店舗で海女を紹介したパネルや、写真家・古谷千佳子さんが撮影した海女の写真を展示する「海女ウィーク 展示」を実施する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月28日動画を中心に配信するWEBメディア「LUXURY TV」(ラグジュアリー・ティー・ヴィー)を運営するプロッツはこのほど、岸田一郎氏プロデュースの製品を紹介・販売するオンラインショップ「LUXURY TV Shop」を、中国・銀聯(ぎんれん)カードのECサイト「銀聯在線商城」日本館にオープンした。「LUXURY TV」は2009年にスタート、編集長を務めるのは、雑誌「LEON」「Begin」など、創刊編集長として数々の男性誌を立ち上げ、成功に導いてきたメディアプロデューサー岸田一郎氏だ。ラグジュアリーブランドの最新作をはじめ、ニューオープンのレストランやバーなど、動画でわかりやすく紹介している。その「LUXURY TV Shop」が出店するのは、中国国内では初めて高収入層をターゲットとしたB to CのECサイト「銀聯在線商城(ギンレンザイセンショウジョウ)」だ。高品質、国際化、総合性を特色とし、日本館、アメリカ館、台湾館に続き、ヨーロッパ館をはじめとした世界20カ国以上の専門館がオープン予定だ。初回の販売は、人気の高い「モテリング」「シルバーバックル&リバーシブルレザーベルト」「ナンバープレート紐ブレス」「ラフダイヤモンド2連ブレスレット」など計8商品を予定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月11日よっぽどオレ(中川淳一郎)はパソコンのモニターばかり見ていると思われているのだろうか。メガネブランドのJINSの広報担当者から「よっよっ、アンタ、普通のメガネだったら目が疲れるだろうから、ウチのPC作業用メガネつけてみんしゃい」となぜか語尾だけ九州弁で言われたので「JINS PC」というメガネの使用感を報告するぞ。冒頭の「よっぽどオレはパソコンのモニターばかり……」のくだりだが、朝7時から18時まで月火木土日はPCの前にいることが多く、水曜日は7時から20時、金曜日は7時から22時までPCの前でニュースの編集をしたり原稿を書いたりしているからけっこう多い方かもしれない。あと、移動する時は大抵ニンテンドーDSで「DS三国志III」をやっているからこれまたモニターはよく見ている。今、「劉禅」でプレイしているが、少ない人材をなんとかやりくりして魏と呉の巨大勢力に立ち向かうというのは、ドM感100%で楽しいものだ。そんなことはどうでもいいのだが、PCのモニターから出てくるブルーライトとやらから目を守るというこのメガネ(JINS PC)だが、まずはJINSの店で視力の測定をすると、以下のような診断結果となった。SPHCYLAXISP.D.V右-2.75-0.7517531.51.0-1.2左-2.75-1.0018031.5どうやらSPHとかいうのが視力と関係しているようだ。19年前に作ったメガネのSPHは右が「-3.5」で左が「-3.0」だ。数値が低いほど視力は悪いそうだが、今の方が低い。おやおや。店長に「今の方が昔より視力悪いってことですか?」と聞いたら「今の目の状態でベストなのはこれという意味で、PCを使う前提に立った場合のベストな値がこれなんです」との回答。明るい部屋でPCのモニターを見る時はこの値が良いようだが、外に出る時や夜などは普段使っているメガネの方がしっくりくるとのことだ。そんなわけで、実際にJINS PCを使ってみた第一印象は「ちょっと薄暗いな……」ということである。薄いブラウンのレンズなだけにそれは当たり前なのだが、一瞬「お前、スカしてサングラスかけてるんじゃねぇよ」とオレの隣で仕事をしているアルバイトの男性から言われないかと心配になるくらい色が付いている。ただ、作業を進めていくとその薄暗さに少しずつ慣れていき、使い始めてから1週間も経つと、違和感は完全に消えた。目が疲れないかと言われたら「なんとなくラクな気はする」という感想。あとは昔から目が疲れた時に冷たい缶ビールなどを目に押しつけ冷やすというプレイをオレはよくするのだが、ここ1週間ほどはそれを特にしていない。つまり、「多分いいんだろうな」と。そして、そこからさらにもう一週間使ったのだが、不思議なことに、「PCに向かう場合は必ずPC用のメガネを使う」という癖がついたのである。「自分のライフスタイルは変えないぞ、この野郎」という思いは常にあったものの、なんと「メガネを仕事とそれ以外で分ける」というライフスタイルになったのだった。また、「メガネを普段の時とモニターを見る時と使い分ける」ということは今回生まれて初めての経験だったが、これの利点にはすぐに気付いた。それは「キレイなレンズでモニターを見ることができる」というもの。いかんせん普段からかけているメガネは、レンズに傷がつきまくるのである。外に出れば突風が吹いた時に砂利などがレンズに当たることもあれば、雨の中でレンズがビショ濡れになることもある。相当過酷な条件に我がメガネ君はいたわけだが、モニターを見る時専用メガネはいわば「温室育ち」のおぼっちゃんでレンズに傷なんてついていない。この差はでかい!オレの普段のメガネのレンズはもはや傷だらけ、コーティングも剥げているし、まぁ、見づらいのだ。新しいこともあるが、とにかく「JINS PC」越しのモニターは見やすい。PCこそ我が生活を支えてくれる大切な仕事道具である。せめて、PCのモニターに向かい合う時くらいは、傷がついていない「おぼっちゃんメガネ」によって、バシバシお金を稼いでもらおうと考えた次第である。「メガネの2個持ち」――オンオフの切り替えがけっこうできていい。別に言われて言っているわけじゃないが、オレはそう思ったぞ。追伸:この原稿を書いている最中に、クリアタイプのレンズも出たとのニュースが!こっちなら“グラサン”っぽくもなく、まったく普通のメガネと同じである。いやしかし、オレはもうこっち(ブラウン)ですっかり慣れてしまったので、いいのだが。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月26日