埼玉西武ライオンズはこのほど、5月23日の「富士吉田市スペシャルデー」において、試合前に山梨県富士吉田市出身のプロレスラー武藤敬司さんと、西武ライオンズの田邊徳雄監督が1打席対決を行うことを明らかにした。試合前のセレモニアルピッチでは武藤さんと田邊監督が登場し、一対一の勝負を繰り広げる。田邊監督は対決にあたり「一般的にセレモニアルピッチの時は打者は打たないものですが今回は真剣勝負だ! 絶対打ち返してやるぞ」と熱い意気込みを語った。時間は試合開始直前(13:45頃)で、会場は西武プリンスドームフィールド。当日、ドーム前広場では、農林水産省「郷土料理100選」にも選ばれた「吉田うどん」をはじめ、ふじやまビールや織物など、同市にまつわるさまざまなブースも登場する。また、富士吉田スペシャルデーを記念し、山梨県在住、在学、在勤の人を対象に、内野指定席B(1・3塁)のチケットを特別価格1,400円(通常一般当日3,000円)で販売する。価格は税込。
2015年05月15日米映画『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』のBlu-ray&DVD発売記念イベントが17日、都内で行われ、プロレスラーの長州力、藤波辰爾、武藤敬司、グラビアアイドルの高崎聖子、倉持由香、鈴木咲、清水みさとが出席した。同作は、シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ハリソン・フォード、メル・ギブソンらハリウッド俳優たちが集結したアクション大作。傭兵集団・エクスペンダブルズを率いるバーニー(スタローン)を中心に、屈強な男たちの戦いを描く内容で、Blu-ray&DVDには日本語吹き替え版も収録している。シリーズを通して宣伝活動を行ってきた武藤は、「エネルギーをもらう映画なので、若いヤツも元気になると思う」とアピールし、「テリー・クルーズの上半身の筋肉がすごい。是非リングに上がって欲しい」とプロレス目線の感想を。同作を手掛けたパトリック・ヒューズ監督から、インタビュー時に、「次回作で悪役をやるべきだ」と推薦されていた武藤は、「やりたいですね。スタローンと是非戦ってみたい」と含み笑いでハリウッド進出を目論んでいた。一方、スタローンを意識した衣装で登場した藤波は、「こういうの嫌いじゃない」と満足げな表情で、「チームがどんな活躍を見せるか見どころ十分」と、ハードなアクションに挑んだハリウッド俳優たちを称賛。"レジェンド・プロレスラー"として紹介された長州と藤波だが、「控室でも気を遣って恐縮しちゃって大変でした。俺は使い走り。でも、俺もレジェンド、年寄り組ですからね」とこぼした武藤に、長州は、「ふざけんな! お前は感情表現が出来てない」と喝を入れて笑いを誘っていた。また、グラドル宣伝部の高崎、倉持、鈴木、清水は、セクシーなミリタリー・ファッションで登場。「監督と直接お会いして約束したので、グラドル宣伝部としてPRしていきたい」とあいさつした倉持は、写真撮影で自慢のヒップを長州に密着させ、ノリノリでアピールしていた。
2015年03月18日プロ野球はオープン戦が開幕。キャンプを打ち上げた球団もあるように、徐々に実戦形式の練習に入ってくる。この時期、懸命に自らをアピールしているのが、1軍生き残りをかける、いわゆるボーダーライン上の選手たちだ。今回は、「週刊野球太郎」注目の選手たちをセ・パ両リーグから紹介しよう。○セ・リーグ編由規(ヤクルト)2年連続で最下位に終わったヤクルトは、投手陣の崩壊が敗因につながったことは明白。中には、ケガで本来の活躍ができなかった投手も多かった。その1人が由規だ。プロ3年目の2010年に12勝を挙げ、日本人最速の161キロも計測。その後の飛躍が期待された。しかし、2011年9月に右肩痛を発症すると、なかなか復帰することができず、結局、2013年に手術に踏み切った。そして2014年6月、792日ぶりに実戦復帰。その後、2軍で登板を重ねてきた。今キャンプでは初日からブルペンに入り、56球を投げ、そのボールに真中満新監督も期待を寄せている。由規は現在も、1軍復帰と1軍での白星を目指して、着々と復活の階段を上っている。江越大賀(阪神)鳥谷敬の残留で戦力ダウンは免れた阪神。今季も大和が中堅手に入り、左翼手のマートンも鉄板ということで、残りの右翼手の1席を、多くの選手で争うことになる。昨季に右翼手で最もスタメンが多かった福留孝介は、今年38歳を迎えることから、数字の上積みを期待するのは難しい。そこで、福留からポジションを奪おうとするなかで、今キャンプでアピールを続けているのが、ドラフト3位で入団した江越大賀だ。沖縄合同自主トレでは柵越えを連発。キャンプ初日のフリーバッティングでも鋭いスイングで、キャンプ中継を解説していた真弓明信氏も絶賛した。実戦形式の練習が増えた現在も、そのバットでアピールを続ける江越。一線級の投手が登板してくる今後のオープン戦で結果を残せるか、注目だ。関根大気(DeNA)昨季盗塁王の梶谷隆幸、今季から主将となり、開幕4番をすでに言い渡されている筒香嘉智がいるため、残りの中堅手の1枠を巡って激しい争いが繰り広げられているDeNA。その中で期待をされているのが、2年連続で1軍キャンプスタートとなった関根大気だ。高卒1年目の昨季キャンプでは、高い対応力をみせて周囲を驚かせた。オープン戦の成績で2軍に降格するも、ファームではシーズンを通して活躍。今季は昨年の悔しさをバネに、1軍定着まであと一歩という活躍をみせている。今オフには青木宣親(ジャイアンツ)と自主トレを行い、走攻守すべてにおいて助言をもらった関根。目標として掲げる開幕スタメンを勝ち取れるかどうか、今後も注目していきたい。○パ・リーグ編斐紹(ソフトバンク)入団2年目のキャンプでは、寝坊による遅刻でB組(2軍)行き。昨季キャンプはB組スタートも、5月上旬に1軍昇格。14日のロッテ戦では、試合途中からマスクをかぶった。地元・千葉のQVCマリンフィールドで救援投手陣をリードするも、試合はサヨナラ負け。その後、再び1軍に昇格することはなかった。2010年ドラフト1位入団から、早くも5回目のキャンプを迎えた今季から、登録名を"斐紹(あやつぐ)"に変えて心機一転。勝負の年だということは本人が一番よく知っているはずだ。田中英祐(ロッテ)話題のルーキーが、1軍キャンプに抜擢(ばってき)された。京都大初のプロ選手・田中英祐は、新人合同自主トレではトップレベルの体力を実証。勉強だけではないところを見せつけた。キャンプ中は初めてのプロの練習に加え、大学の卒業論文という"難敵"とも戦っていた。キャンプ地にもパソコンを持ち込み、卒論の仕上げに取りかかっていたが、このほど無事に卒業が確定。今後は「開幕1軍」を懸けて、さらなる試練に挑む。誠(西武)今季はプロ初の1軍キャンプスタートを経験した誠。それもそのはずで、入団1年目は道路交通法違反(無免許運転など)で入団保留。2年目は未成年での飲酒、喫煙が発覚して処分中だった。10代の頃はグラウンド外での出来事で注目を集めてしまったプロ3年目の右腕。昨季は1軍のマウンドも経験して、オフはオーストラリアのウインターリーグに参加した。ポテンシャルの高さは、首脳陣も認めている。本業の野球で注目を集めるためには、死に物狂いでキャンプを過ごしてほしい。ここで紹介した選手たちは、開幕1軍の25人に入るために、2月1日のキャンプ初日からアクセル全開でアピールしている。メディアで報道される機会こそ少ないかもしれないが、その将来は明るい選手が多い。今後もその動向を見守っていきたい。週刊野球太郎スマホマガジン『週刊野球太郎』は、センバツ甲子園とプロ野球開幕直前特集! 甲子園バックネット裏の住人ことラガーさん現地レポートや、日本一かわいい高校野球マニアで有名な、女性アイドルグループのあの子のインタビューも! また、新刊『野球太郎Special Edition プロ野球選手名鑑+ドラフト候補名鑑2015』は、高校、大学、社会人、独立リーグ、プロ合わせて1,500名を掲載した、究極の日本野球選手名鑑です!
2015年03月10日いよいよ『日本シリーズ』が10月25日(土)に開幕する。そして頂上決戦開戦の2日前、チケットが一般発売される。鷹ファンも虎党も、完売必死のチケット争奪戦に心して臨んでほしい。SMBC日本シリーズ2014〈阪神タイガース-福岡ソフトバンクホークス〉チケット情報『日本シリーズ』への道のりは対照的だった。ソフトバンクはレギュラーシーズン最終戦の144試合目で3年ぶりの優勝を決め、『クライマックスシリーズ(CS)』ファイナルステージ最終戦の6戦目で3年ぶり15度目の『日本シリーズ』進出を果たした。『CS』ファイナルステージ前日に今季限りの勇退を発表した秋山幸二監督は、お立ち台での監督インタビューで「本当にきついシーズンだと思います」と本音を覗かせた。無理もない。9月は17日以降、1勝9敗と大失速……。最終戦でライバル・オリックスに勝利し、優勝を手繰り寄せたものの、2位にゲーム差0の大接戦を演じた。『CS』では、オリックスをスイープした3位・日本ハムを相手に、アドバンテージの1勝差で振り切ったのだ。ぎりぎりの戦いの中、初戦でサヨナラ打、第4戦で決勝打を放ち、『CS』MVPを獲得した吉村裕基、初戦で7回2失点、第6戦で7回0封とエース級の働きを見せた大隣憲司、それぞれスランプと難病を克服し、夏場から戦線復帰したふたりが活躍を見せた。一方の阪神は、『CS』で史上最大の下克上を果たした。レギュラーシーズンでは巨人に7ゲーム差をつけられ、3位・広島には0.5ゲーム差の僅差だったが、ポストシーズンでは一変した。メッセンジャー、能見篤史の両エースが2試合を防御率1点台で抑え、若き藤浪晋太郎も大事なファイナルステージ初戦で堂々のピッチングを披露した。守護神オ・スンファンは6連投とフル稼働し、MVPに選出された。打線も一番・西岡剛、三番・鳥谷敬、四番・ゴメス、六番・福留孝介の打棒が光った。打線が沈黙すれば投手陣が快投を見せ、投手陣が粘れば打線が勝負どころを逃さず畳み掛けた。2試合で1得点ながらファーストステージを21回無失点、ファイナルステージでは巨人を4タテと無敗で『CS』を駆け抜けたのだった。阪神×ソフトバンクの『日本シリーズ』は1964年の南海時代、2003年のダイエー時代に続き、3度目。過去2回はいずれも阪神が涙を呑んでいる。今季の『セ・パ交流戦』は2勝2敗の五分。果たして、阪神の29年ぶり2度目の『日本シリーズ』制覇か、ソフトバンクの3年ぶり6度目の日本一か。10月25日(土)・26日(日)・11月1日(土)・2日(日)に阪神甲子園球場、10月28日(火)~30日(木)に福岡 ヤフオク!ドームで開催される『日本シリーズ』のチケットは10月23日(木)午前10時より一般発売。チケット争奪戦のプレーボールに乗り遅れるな!
2014年10月22日10月19日朝、開店時刻を迎えた伊勢丹新宿店本館1階の正面玄関入口には、同社社員に混ざってお客様を丁重にお出迎えする、デザイナー丸山敬太の姿が見られた。理由は同店本館1階ステージ#1に、10月15日から21日までの期間限定で“KEITA MATUYAMA 20周年ミュージアム『丸山景観』”がオープンすることを記念して、この日は丸山が「1日店長」を務めることになっているからだ。開店と同時に殺到するお客1人ひとりに対して、丸山は丁寧にお辞儀。ファンから声を掛けられると笑顔を見せ、会話を交わす場面もあった。「1日店長」の仕事はもちろんそれだけではない。閉店時間まで分刻みで店内を回り、商品を宣伝し、お客に荷物を手渡し、合間合間にはスマホでの記念撮影にも快く応じる。まず、開店直後には地下の食品フロアに赴き、ケイタマルヤマとコラボレーションした「京都 下鴨茶寮」の弁当、「鈴懸」のどら焼き、「鶴屋吉信」の生菓子をアピール。季節感や食材の色にもこだわることで、ケイタらしさを演出したという2段重の弁当を前にした際は、「見た目も色もばっちり。ぜひ多くの方に召し上がっていただきたい」と自信満々の表情を浮かべた。鈴懸のどら焼きには、ケイタらしさ満載の富士山、桜を模したオリジナル焼印を押印。鶴屋吉信の生菓子3種も、牡丹、富士などをモチーフに仕上げている。また、12時からスタートした屋上ランチパーティーでは、ケイタマルヤマ歴代コレクショなどを上手に着こなしておめかししたファンたちを前に、「大好きなデパートでこんなステキな会を催してもらえて本当にうれしい」とあいさつ。乾杯の音頭を取る段になると、「なんだか自分で自分に乾杯する感じ」とこぼし、照れくささを隠すかのように、「みなさんの20周年を祝して乾杯したいと思います」と高らかにグラスを掲げた。
2014年10月20日「イイ女」は私たちの目標でもあるし、そのために美容もお洒落もがんばる。でも、女から見た「イイ女像」って、得てして男性目線からのもとは違って、一歩間違った方向にいくと、「イタイ女」になりがち。そこで、日々、様々な業種の女性と接し、本人自身が「モテ男」と評判の「MEN’S CLUB」編集長・戸賀敬城さんに、美容&恋愛ライターの安田光絵が直撃! 男から見たイイ女について、じっくり語っていただきました。■男が感じる女の魅力とは? 安田:プライベートも仕事も含め、今まで数えきれないほどの女性とお会いしてきたと思いますが、男性から見てどういう女性が魅力的だと思いますか? 戸賀:まず、女の魅力を大きく2通りに分けるとすると、ひとつめは遊びで終わる時間的に短い魅力、もうひとつは、ずっといたいと思える時間的に長い魅力に分けられる。みんなが目指したいのは後者のほうだよね? 安田:ハイ。もちろんそうです。戸賀:前者のほうは、男ウケしそうなファッションで、トレンドのメイクをしていればある程度はモテる。ただ、外見的な華やかさは最初の掴みにはいいかもしれないけど、それと結婚につながる魅力は全く別のこと。仕事柄、ファッション業界の女性たちともしょっちゅう会ってるけど、服やバッグ、靴や時計だけが印象に残ってその人自身のことを覚えていないってことが多い。いくらいいものを持っていても、持ち物に負けていたら意味がないよね。安田:大事なのは中身ということでしょうか。戸賀:月並みの意見だけど、そういうこと。何かを身につけることによって魅力を引き出すのはいいけれど、それが長い恋愛につながるとは限らない。ただ、見た目は派手だけど、じつはしっかりしているとかのギャップがある女は魅力的だと思うよ。安田:男性はギャップに弱いっていいますよね。戸賀:その通り。見た目は地味だけど飲むとはしゃいじゃったりとか(笑)。会話をしたり食事したり、一緒に寝たりする相手なのに、ずっと一定のままだと何も面白くない。たとえば目の前に水があって、飲んでみたら意外な美味しさがあったらまた飲みたくなるじゃない。ギャップを使って裏切り続けて飽きさせない努力が必要。安田:それって、結婚してからもそうですよね。戸賀:そっちの方が先が長いからね。がんばらないとネタ切れになりそうだけど(笑)。飽きさせないためには、サプライズがあるかどうかが大事。もちろんエンターテイメントというわけではなく、美味しい店を知っていたり、面白い出来事を自分から提案できるかどうか。安田:それを男性任せにしている女子は多いと思います戸賀:いや、それは絶対にダメ。たとえば一緒に食事をした後、男に“次どこ行く?”と言われたときに、“なんでもいいよ”じゃ受け身すぎ。とくに、20代ならまだしも、30代でそれだと残念。“素敵なバーが近くにあるから、一件寄らない?”くらいは言ってほしいよね。そういう風に誘ってくれただけで俺なら“いいコじゃん!”って思っちゃう。安田:女子からすると、ワガママだと思われたらどうしようとか考えちゃうかも。戸賀:男は、ふたりのためのワガママなら大歓迎。イラッとはしないはずだよ。それに、女の子が“いろんな所に連れて行ってほしい”と思うのと一緒で、男だって自分のテリトリー以外の所を知りたい。だから、幅があるコのほうが飽きないし、一緒にいて心地いい。とくに、今は女がスポットを浴びている時代になってきているんだから、相手を振り回すとかプレゼン能力を発揮するべき。安田:ちなみに、“もっとメールして”とかおねだりしてもいいんですか? 戸賀:どんどんしてほしい(笑)。そもそも、20代、30代って人生のうちで女が一番輝いている時じゃない。自信を持って“もっとこうしたい”とか“◯◯に行きたい”とか言っていいと思うよ。安田:意見をきちんと主張できることが、魅力的な大人女子の条件ですね。戸賀:そう。それから、自分を更新し続ける努力を怠らないこと。僕は車が大好きで長年憧れていたモデルを手に入れたんだけど、それも3年経つと飽きてくる。どんなものでも色あせない魅力ってないんだよね。内面に深みがなければ、結婚して夫が家に帰って来ても、ご飯食べて寝るだけ、妻がつまらなくて居心地が悪い家になってしまう安田:それは、みんな避けたいと思っています。将来のためにも、内面を磨くことが必須条件ですね。戸賀敬城さんプロフィール:(とが ひろくに)1967年東京生まれ。学生時代より世界文化社「Begin」でアルバイト。大学卒業後に、そのまま配属となる。その後、別雑誌の編集長を経て、現在、ハースト婦人画報社「MEN'S CLUB」編集長。スマートなルックスと、バツグンのファッションセンス、男女問わず慕われるカリスマ性で、トークショーやテレビでも活躍。ラグジュアリーな日常を綴ったブログ「 トガブロ 」も人気。・MEN'S CLUB 公式サイト
2014年09月19日脚本・木皿泉、演出・内藤裕敬、主演・薬師丸ひろ子の舞台『ハルナガニ』が4・5月、東京と大阪で上演される。2012年『すうねるところ』に続く話題作。前作以来、互いに信頼を寄せ合う、木皿と内藤に話しを聞いた。舞台『ハルナガニ』チケット情報今回は藤野千夜の小説『君のいた日々』原作にした、ひと組の夫婦の物語。舞台上には“夫を失った妻”と“妻を失った夫”のふたつの世界が存在する。連れ合いの死後、それぞれは何を悔い、何を支えに生きていくのか。夫婦の究極の愛を描いていく。原作について木皿は「藤野さんの作品は、ずっと好きで、本当にうまいなぁといつも感心しています。今回のも、細かいところがとてもおもしろいのですが、何といっても設定がいいなぁと。日常を切り取って見せるには、とてもいい話だと思います」。舞台は「原作と違うのは、もっとドタバタするかな。それと、ジタバタもするかも」になるという。一方の内藤は舞台化のポイントについて「木皿泉流のノゾキだと思います。ノゾキ見が言葉になって会話になったとき、ノゾキをされた胸や頭や心が、どんなふうな物語になるか」。木皿作品の魅力について「フラフラするところですかね。いろいろが直進しないの。フラフラ‐クネクネするのね」と話す。主演の薬師丸については「私達は、現実と本質の間で迷うけれど、彼女は本質をいつも見つめてると思います」(内藤)、「今はタレントも役者も、商品として扱われているので、どんどん消費されるしかないのです。昔は、テレビや映画に出てる人は雲の上の人で、我々の手の届く人ではなかった。薬師丸さんは、その最後の人だと思っています。自分を商品として扱わず(それは、つまりお金みたいなものに決してころばず)志を持って仕事を続けてこられたので、この先、消費されることはないと思います。そういう存在感って、ほとんど他にないんじゃないでしょうか。誰が何と言っても「そこに居る」という感じ。いつか薬師丸さんにしかできない作品というものを書いてみたいです」(木皿)と、それぞれその魅力を語る。また、木皿は「能で使われる別れのコトバに「いずれ春永に」というのがありまして、それが美しく、はかなく、でも力強く、わたしたちはとっても好きです。能は死者の話だし、今回はお芝居にいいかなと思いました」とタイトルに込めた思いを話した。公演は4月7日(月)から27日(日)まで東京・シアタートラム、5月2日(金)から4日(日・祝)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。チケットの一般発売は3月8日(土)午前10時より。チケットぴあではインターネット先行を実施中、大阪公演は2月17日(月)午前11時まで、東京公演は3月3日(月)午後6時まで受付。
2014年02月10日JALグループは18日、航空運送事業に関わる全部門の制服について、2013年度上期より新デザインに変更すると発表した。新制服のデザイナーには丸山敬太氏を起用。新制服のコンセプトは、「視認性の高さの実現」「清楚で上品なデザイン」「挑戦のスピリット」「コスト削減」。グループ内で統一性を持ったデザインにし、JALグループの社員であることが一目でわかるものにするという。また、素材だけではなく管理方法についても再検討し、さらなるコスト削減を実現するという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月19日『パンドラの匣』『乱暴と待機』の冨永昌敬監督初のドキュメンタリー映画『庭にお願い』が来年3月に公開されることが決定し、予告編映像が公開された。『庭にお願い』は、福岡在住のミュージシャン、倉地久美夫を捉えた音楽ドキュメンタリー作品。その独特のパフォーマンスで一部の音楽ファンから熱狂的な支持をうけている倉地の魅力を、貴重なアーカイヴ映像、菊地成孔や岸野雄一らへのインタビュー、倉地、菊地、そして外山明によるライヴシーンを交えて描いていく。公開された予告編では、冒頭から菊地が倉地を「こいつは確実に天才だ」と絶賛し、東京・高円寺にあるレコード店/イベントスペース「円盤」の店主、田口史人氏が倉地を「誰から見ても“変”」と評する場面で幕を開け、倉地のパフォーマンスや、インタビュー映像の一部が収録されている。冨永監督は、相対性理論のミュージックビデオ演出や、デート・コース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデンのライヴ中継監督など音楽にまつわる活動も多いだけに、映画ファンだけなく音楽ファンも気になる作品となりそうだ。『庭にお願い』2011年3月5日池袋シネマ・ロサにてレイト・ロードショー
2010年12月27日