8月下旬に行われた、U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2022。決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)で実現したのが、西宮サッカースクール対YF NARATESOROの関西対決です。試合は西宮が先制するも、後半同点に追いつき、PKを制したYF NARATESOROが勝利しました。子どもたちが伸び伸びプレーする姿が印象的だったYF NARATESORO。試合後、杉野航監督(以下、杉野)と選手たちに話をうかがいました。(取材・文:鈴木智之、写真:新井賢一)PK戦で勝ち上がりを決め喜ぶ選手たち(C)新井賢一<<関連記事:バルサのPKを3連続ストップで勝ち上がったヴィッセル神戸を制し、malvaスクール選抜が優勝■止める、蹴る、運ぶのベースを向上させながら、中学以降で活かせる指導をしている――PK戦の末に勝利しました。試合の感想をお願いします。杉野相手に有利に進められた中で、粘って1点返すことができたのが良かったです。先制された後にベンチも含めて、もう一回パワーを出して追いつこうという姿勢が出せたのは、成長したところかなと思います。――選手たちのプレーから、技術や判断を大切に指導されている様子が伝わってきました。どのような考えのもとで指導しているのでしょうか?杉野ボールを止める、蹴る、運ぶを大事にしています。それらのベースを上げながら、選手個々の武器や特徴を大切にし、中学、高校と次のカテゴリーで活かせるような指導をしているつもりです。ベースのところも含めて足りないところはありますが、この大会を通して少しずつ成長してもらえればと思っています。■ワーチャレは普段の大会にはない良さがある――この大会に臨むにあたって、選手たちにはどのような話をしたのでしょうか?杉野今回、久しぶりに海外からチームが参加して、本来のワールドチャレンジが戻ってきましたよね。バルセロナなど海外のクラブが来ることで、プレーを見るのもそうですし、それを見に来たお客さんの近くでプレーできるのも普段の大会にはない良さであり、規模的にも特別な大会だと思います。サカイク公式LINEアカウントでイベントや最新情報などをお届け!■自分が得た知見を選手にも還元できれば、との思いから選手との対話を大事にしている――選手たちに杉野監督のイメージを聞いたところ「芸術家」という声があがっていました。杉野そうですか(笑)。僕はサッカーを教えるのが仕事なのですが、サッカーコーチっぽいコーチじゃなくてもいいのかなと思っていますし、僕がいろんなことを見たり、知っていたりすることで、選手に還元できることもあると思います。そういう対話の中で、選手もアンテナを張ってくれれば、人間性も豊かなると思うので、そのあたりは大事にしています。■子ども本来の姿を大事に、一生懸命だけでなく「どれだけ楽しめるか」を大事にしている締めるところは締めつつ、子ども本来の姿とサッカーを楽しむことを大事にしていると語ってくれた杉野監督(C)新井賢一――先程、選手たちにもインタビューしましたが、みんな元気で明るかったです。杉野うちのクラブはある意味、放牧状態なので、子どもたちは何かをもらえそうなら集まってきますし、どこかに行きたいときは、行ってしまいます(笑)。それも含めて、子ども本来の姿が出るように心がけているので、それでいいのかなと思っています。その分、締めるところを締めるのは大変ですが、それも自分たちの楽しみや自由に繋がるので、日頃からスタッフ一同、サッカーを一生懸命真面目にやるだけではなく、どれだけ楽しめるかも大事にしています。――プレー面で大事にしていることはなんでしょうか?杉野止める蹴る運ぶ、見て考える。それが全てです。うちのクラブには身体的に優れた選手はいないので、走り合いや体のぶつけあいになると分が悪いです。その中でどうやって優位に立つかを考えています。それには見て考えることや、あらかじめ情報をとっておくことが重要になるので、選手の頭の中と僕たちコーチの考えをシンクロさせて、すり合わせることの積み重ねでしかないと思っています。サッカーは急には上手くなりませんからね。■小学生年代の結果はジュニアユースでは関係ない。結果ではなく取り組みや努力の姿勢が大事――子どもたちは来年からジュニアユースに上がりますが、この年代で大事にしていることは、どのようなことでしょうか?杉野正直、小学生の時に全国大会に出たり、選抜に入ったといったことは、ジュニアユースに行ったら何も関係ありません。ただ、そこへ行くまでの過程でどのような努力をしてきたのか。どういう取り組みをしてきたから成功したのかといった、成功体験があることは大切だと思います。当然、ジュニア年代で壁にぶつかったりと挫折することもあると思いますが、早いうちに挫折を経験した選手は立ち上がるのも早いと思います。ジュニアユースに行って頭打ちになったとしても、そこでめげない選手になってもらいたいです。それは進路選びも同じで、Jクラブの育成組織に行っても思うように結果が出ない選手もいますし、反対にJクラブに行けなくても中学時代に頑張って、高校になるときに、Jクラブに行った子以上の評価を受ける子もいます。それはユース年代でも同じことなので、サッカーに向き合って努力する姿勢は大事にしてほしいなと思います。■選手たちは大会が進むにつれ声が出せるようになった選手のみなさんにも、試合の感想をうかがいました。後半のプレーが良かったと振り返った竹添大祐くん(中央)(C)新井賢一背番号5番DF・竹添大祐(たけぞえだいち)――試合を振り返って、感想をお願いします。竹添最初に1点決められてしまって、ピンチだったんですけど、後半にクロスからシュートを決めて取り返したので良かったです。――自身のプレーはどうでしたか?竹添後半のクロスは良かったけど、前半はそこまで上がれませんでした。後半のプレーは良かったと思います。個人としての成長だけでなく、チームとしての成長も教えてくれた大田琉維くん(C)新井賢一背番号9番FW・大田琉維(おおたるい)――この大会で成長したなと思えるところは?大田チームで成長したのは、失点しても取り返せるようになったこと。個人では、点が取れるようになったことです。今大会は5点取りました。得意な形はクロスから、ワンタッチ、ツータッチで決めることです。――好きな選手は?大田ハーランドです。ゴリゴリのところが好きです。大会を通じてチームとして声が出るようになったことが成長と語ってくれた金子卓豊くん(C)新井賢一背番号3番DF・金子卓豊(かねこたくと)――今大会で成長したところは?金子大会が始まるまでは、チームとしても自分としても声があまりなかったけど、大会が始まってからは声が出るようになったので、成長したと思います。――チームの良いところは?金子個性豊かな人たちがいて、明るいところです。仲嶋大翔くんはチームの良さを教えてくれました(C)新井賢一背番号14番FW・仲嶋大翔(なかじまはると)――今日の自身のプレーはどうでしたか?仲嶋前半はあまりプレーが良くなくて切り替えも遅かったけど、後半になると抜け出しとかが早くなりました。――チームの良いところは?仲嶋みんなが明るいことです。小柄ながら俊敏な動きでチームを救った川瀬瑛大くんは、バク転も披露してくれました(C)新井賢一背番号12番GK・川瀬瑛大(かわせえいた)――PKを止めましたが、PKのときの気持ちは?川瀬最初はとても緊張したけど、気合を入れて声を出したら止められると思いました。止めた瞬間の気持ちは、とてもうれしかったです。――身長はチームでも小さい方ですが、GKをする上で工夫しているところは?川瀬背が小さいのをジャンプ力でカバーできるように、ジャンプ力を鍛えています。体操をやっていたので、バク転もできます。ワールドチャレンジ2022決勝戦の動画はこちら>>サッカーにおける認知・判断を高める賢いサッカー選手を育てるトレーニング
2022年09月05日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「前を向いてドリブルすることができない」を克服するトレーニングをご紹介します。サッカーでは、パスやシュートをするために顔を上げて前を向いた状態でドリブルできなければなりません。しかし、初心者はどうしても足元のボールを見ながらドリブルしてしまい、なかなか前を向けないもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、常に顔を上げて前を見ながらドリブルできるようになるトレーニングを紹介します。親は難しい動きはありません。【やり方】1.2つの目印を置いて、子どもはその目印をグルグル回りながらドリブル2.動きに慣れたら、親がどこかのタイミングで手を上げ、子どもはそれを見たらボールを止め、手を下ろしたらドリブル再開3.右足だけ、左足だけなど片足だけでドリブルし、親が手を上げたら止まるなどアレンジする4.親が鬼になり、子どもを追いかける。子どもはボールを取られないよう逃げながらドリブル【トレーニングのポイント】・最初はゆっくりでいいので、顔を上げて前を向くドリブルの動きに慣れる・常に親の位置、手の上げ下げを見ていることで顔を上げる習慣をつける・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年08月30日アイヴァン(EYEVAN)は、ブランド初の予約制ショップ「ザ サロン バイ アイヴァン(THE SALON by EYEVAN)」を、2022年8月26日(金)、東京・南青山にオープンする。アイヴァン初の予約制ショップがオープン「ザ サロン バイ アイヴァン」は、ブランド初となる完全予約制のショップだ。従来の店舗型とは異なるプライベート空間で、経験豊富な専任スタッフが、要望に合わせたアイウェアを案内してくれる。店内では、「アイヴァン 7285」や「10 アイヴァン」など、アイヴァンが展開する全てのレーベルの購入が可能。ゆったりと過ごせる家具や、高級感あふれる照明が設置されたエレガントな空間で、自分にぴったりのアイウェアを選ぶことができそうだ。さらに、”五感を通して感じるおもてなし”をコンセプトに、ザ サロン バイ アイヴァンのための特別な「香り」「音楽」「本」「アート」を用意。その分野に通ずるアーティストやスペシャリストと共に、ザ サロン バイ アイヴァンに来ないと味わえない、上質なおもてなしでゲストを迎える。【詳細】「ザ サロン バイ アイヴァン(THE SALON by EYEVAN)」※予約制オープン日:2022年8月26日(金)住所:東京都港区南青山5-16-2 2F時間:11:00~20:00定休日:火曜日TEL:03-6434-1566
2022年08月28日4日間にわたって行われた、U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2022。今大会は3年ぶりにFCバルセロナ、ユベントスといった海外勢も参加しました。まさに「ワールドチャレンジ」の名前にふさわしい今大会、優勝を飾ったのは、マルバサッカースクールの選抜チーム、malva future selectでした。malva future selectは、圧倒的な個人技をベースに局面で優位に立つとともに、エースのオツコロ海桜くんを中心に高い決定力を見せ、優勝を果たしました。マルバサッカースクールは、個人の技術と戦術を磨くトレーニングに定評があり、上田綺世選手や大津祐樹選手、古賀太陽選手などのプロ選手を輩出するとともに、JクラブのJrユースや強豪街クラブに、多数の選手を送り出しています。決勝戦終了後、マルバサッカースクールの代表であり今大会で監督を務めた浅野智久さん(以下、浅野)に、大会の感想とマルバの育成について、話をうかがいました。(取材・文:鈴木智之、写真:新井賢一)普段はそれぞれ別のスクールに通う選手が集まったスクール選抜malva future selectがPK戦を制して優勝(C)新井賢一<<関連記事:バルサのPKを3連続ストップで勝ち上がったヴィッセル神戸を制し、malvaスクール選抜が優勝■守備の練習をしたこともなければ、11人制の大きなグラウンドでプレーしたのもこの大会が初めて――優勝おめでとうございます。終了間際に勝ち越しましたが、直後に追いつかれ、PK戦で9-8という熱戦でした。浅野いやあ、最後、盛り上がりましたね。オツコロ海桜(かいおう)の70メートルのドリブルからのゴール、やばくないですか?――あのゴールはスーパーでした。まずは決勝戦の感想を聞かせてください。浅野ヴィッセル神戸さんはとってもいいチームで、決勝で試合ができて、すごく良かったです。というのも、予選の最終戦で僕らがバディさんに負ければ、決勝トーナメントの初戦でバルサと試合をすることが決まっていたんですね。負ければバルサと試合ができるのか......と思って、試合の朝まで悩んで、どうしようかと考えていたのですが、最終的には僕も子どもたちも「決勝まで勝ち上がって、バルサとやろう」という気持ちになりました。なので、準決勝で「バルサ負けちゃったの!?」みたいな気持ちもありましたが、ヴィッセルさんは、連戦の最終日の決勝であれだけピッチを広く使うサッカーをしていて、とってもいい戦いでしたよね。しかも僕らって、守備の練習をしたことがないし、この大きいグランドでやったのもこの大会だけなんです。(スクール選抜チームなので)システムを教えたことは一度もないですし、「自分たちでどうボールを取りに行くか」をミッションとしてやろうと言ってきたので、決勝戦に関して言うと、その部分では分が悪かったです。ヴィッセルさんはやることが決まっていて、しっかりポジショニングをするチームだったので、難しい試合でした。サカイクの最新イベントやお得な情報をLINEで配信中!■バルサのように一人ひとりの役割をもってプレーできるようやってきた――その中で、さすがマルバという個人技から2点が生まれました。浅野子どもたちが工夫をしながら狙いを持って、1人、2人が絡んでどうボールを奪うかというところはやれましたし、攻撃を見せる部分では、ドリブル、パス、フリーランを絡めて、その大きさが20m、30m、50m、60mと広がって、大きな展開になると楽しいですよね。バルセロナを見ても、一人ひとりの役割がすごくて、あんなふうに躍動できたらいいなと思ってずっとやってきたので、ワーチャレで表現できたかなと思います。あとは、7番のオツコロ海桜、10番の郷内煌生を始め、マルバの選手たちを、たくさんの人に見てもらうことができて良かったです。■指導者の考えより選手のアイデアの方が良い場合もあるスクールの代表を務める浅野さんは、時に指導者より子どもたちの方が優れたアイデアを持っていると言います(C)新井賢一――マルバの何人かの選手は、バルサに勝るとも劣らないクオリティでした。一方で、ここから先13~15歳で彼らとの差がつくこともあるわけで。そこをどう埋めていくかが、日本サッカーにとって重要な部分だと思いますが、浅野さんはどう考えていますか?浅野U-12の年代もそうですが、中3ぐらいまでは、個人のアイデアを尊重する部分があっても良いと思っています。たとえば、「デュエル」にしても、いまの日本のやり方は、身長130cmの小学生と175cmの小学生が、同じようにデュエルで戦うことを求めます。でも、それでいいの? って、僕は疑問に思っています。たとえば守備にしても、相手への寄せ方、プレスのかけ方、かけなさ具合などは、それぞれ体格に寄って適したやり方があるはず。足の長さもスピードもみんな違う中で、統一するのが本当に良いことなのかなって。マルバには小さい子もたくさんいますが、彼らなりの行き方、ボールの奪い方を考えてやっています。あとは僕がシステムを作って、やり方を決めて、強制するのは避けたい。子どもたちの考えやアイデアの方が勝っていて、「お前のそっちの考えの方がいいじゃん!」っていうのも普通にありますから。でも、ゲームを成立させるために、ある程度この辺はこうしようというのはあります。だからポジションは決まっていなくて、13番(笠井作彌選手)が1人で守れそうだから、この辺は1人で守ろうね。じゃあこの子が出て行ったときは、周りが気にしてあげた方がやりやすいよね。じゃあ君はこうやった方がいいけど、この子が気づかなかったら、前の子が気づけばいいよねっていう形です。準決勝では「前でボールを奪う」というミッションを作りました。ベルマーレは前線の9番(三枝己剛選手)、10番(末廣大翔選手)にボールを入れてくるので、その二人に入れさせないためには、前からどうプレスをかけていけばいいのか。前でボールを奪えたら、いい攻撃になるのでやってみようと。そこでエラーが起きたときに、「なんでだろう?」と、子どもたちが考えますよね。僕が試合中に「ナイス!」と言っていたのは、プレーが成功したからではなく、考えてプレーしていた子に対して、ピンポイントに「ナイス!」という言葉をかけていたんです。その繰り返しが彼らを成長させてくれるし、バルサだったり、世界に行けるような選手になっていくのではないかと思っています。■マルバが実践する「個々が何をすべきか」というプレーモデル――日本では近年、「プレーモデル」という言葉が使われていますが、マルバにはオーガナイズのプレーモデルではなく、相手を抜く、かわす、はがす、駆け引き、コンビネーションなど、個々が何をすべきかというプレーモデルが、十年以上前からあるわけですよね。浅野おっしゃる通りで、まず1対1でボールが運べて、ボールを運ぶことによって、周囲の選手のマークにどう誤差が生まれるかを感じられるようになればいいなと。それはボールを持っている選手も、周りにいる選手もそうで、それを感じられるようになれば成立します。あとは何が切られていて、何が切られていないなど、それも見ることができればいいですよね。意識としては、このプレーのほうが得かなとか、相手が困ってるなとかを感じることです。――改めて、ワールドチャレンジはどのような大会でしたか?浅野選手も僕も、成長できた場でした。実は僕、11人制のサッカーの監督をするのが初めてなんです。練習場所も40m×20mのフットサルコートですし。大会前に、11人制の練習試合を2試合だけやっただけでした。選手の適正ポジションも、配置も見つけられないまま、大会を通して、選手の良いところを見つけていきました。その積み重ねで、ここまでやれるんだなと感じました。――普段一緒に活動していなくても、マルバのプレーモデルの中で練習してきたことをチームとして発揮できると、これだけ強いチームになるんだと驚きました。浅野ありがとうございます。僕としても、そこは今の日本のサッカー界に対して良い考え方というか、これでもいいんだな、これでもいけるんだなと見せることができたんじゃないかと思います。あとは、MVPに選ばれた7番と10番は去年もワーチャレに出ていて、早まれなので来年も出ることができます。先の話ですが、来年も楽しみです(笑)。大会MVPに選ばれた、オツコロ海桜(以下、海桜)くんにも話を聞きました。圧倒的なスピード、しなやかな身のこなしとボールタッチでチャンスを作り、準決勝、決勝と連続でゴールを決めました。■仲間が守備でサポートしてくれたことに感謝したい大会MVPに選ばれたオツコロ海桜くん(C)新井賢一――準決勝、決勝とゴールを決めましたが、今大会、何点取りましたか?海桜9点です。――決勝戦を振り返って、感想を聞かせてください。海桜みんなと一緒に力を合わせていつもよりガンガン攻めて、勝てて良かったです。――終了間際に、勝ち越しゴールを決めたときの気持ちは?海桜みんながボールを託してくれたので、ありがとうという気持ちでした。ゴールを決めたときは(PKならずに)勝てると思いました。――決勝の相手、ヴィッセル神戸の印象は?海桜裏抜けが上手だったので、ディフェンスをしなければいけないときもあったけど、仲間がみんな守ってくれたので、僕が攻めることができました。――得意なプレーは?海桜2点目のゴールシーンのような、ボールを持って仕掛けるプレーです。――好きな選手はいますか?海桜クリスティアーノ・ロナウドのように、どんどん攻める選手が好きです。――将来の夢は?海桜海外で活躍する選手になりたいです。行きたいチームはバルセロナかパリ・サンジェルマンです。――決勝戦はバルサの人たちも見ていましたね。海桜目にかけてくれたかなというか、ちょっとは覚えてくれたらいいなと思います。――大会を通してチームの成長を感じられた部分は?海桜普段は中学生と一緒にやっているので、できないところもあるのですが、このピッチに立って、前よりは成長できたと感じることも多かったので、とても良い経験になりました。――年齢的には来年も出場資格があります。もし出たらどんなプレーをしたいですか?海桜どんどん攻めて、得点王になりたいです。――マルバで身についたことは、どんなことがありますか?海桜一人ひとりの個人技がとても上手いので、自分も上手くなれるように頑張ろうという気持ちが身につきました。マルバサッカースクールのトレーニングを紹介>>ワールドチャレンジ2022決勝戦の動画はこちら>>サッカーにおける認知・判断を高める賢いサッカー選手を育てるトレーニング
2022年08月26日千葉県のフクダ電子スクエア/フィールドで開催中の、U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2022。大会3日目は、ラウンド16と準々決勝が行われました。準々決勝終了後、大和ハウスDREAMSを率いる播戸竜二監督にお話をうかがいました。元気で明るく、勝負にこだわるチームを作り、選抜チームをワーチャレ史上初となるベスト8に導いた播戸監督は、子どもたちと過ごした4日間で何を感じたのでしょうか?(取材・文:鈴木智之、写真:新井賢一)播戸竜二さんが監督を務めた大和ハウスDREAMSは選抜チーム史上初のベスト8進出(C)新井賢一<<関連記事:前回大会は強豪街クラブ・センアーノ神戸が初優勝!■4日間チームとして戦ってくれたみんなに「ありがとう」――前回に続き、二度目の監督でした。大会を振り返って、感想をお願いします。前回は「楽しみながら、みんなで戦う」をテーマにしていました。それを経て、今回は勝負に徹するというか、結果にこだわってやろうという話をしました。なるべく全員を試合に出そうとする中で、状況によっては出られない選手もいます。僕自身、現役時代は常にスタメンで出て、順風満帆にプレーしたタイプではなかったので、試合に出られない選手の気持ちもわかります。その中で、試合に出ている選手は、出ていない選手の気持ちを背負って戦うことや、チーム全体で戦うことを意識して、このチームを作りました。4日間という短い時間でしたが、選手はみんな戦う気持ちを押し出して、プレーしてくれたと思います。試合が終わった後、みんなに「ありがとう」と言いました。■大会史上初、選抜チームがベスト8進出――選抜チームの過去最高位はベスト16でしたが、播戸さんのチームはベスト8進出。歴史を塗り替えました。選抜チームでベスト8に行けたことは、選手にとって大きな自信になったと思います。僕自身も結果にこだわってきた中で、この成績を残すことができたので良かったです。チームづくりの大変さや難しさを学ぶことができて、最高の経験になりました。4日間しか一緒にいない選抜チームとは思えないほど選手同士意見を出し合い、チームとして連携を高めていた(C)新井賢一――子どもたちには、どのようなことが伝わったと思いますか?これはオシムさんが言っていたことなのですが、サッカーは人生そのものです。仲間と一緒に勝って喜び、負けて悔しがり、しんどい思いをするのも、人生と似ていますよね。僕自身この短い時間で、子どもたちにどう活躍してもらうか、どうすれば相手に勝てるのかをたくさん考えました。人生において貴重な経験でしたし、そんな経験ができるサッカーというスポーツは、本当に素晴らしいものだと思います。サカイクの最新イベントやお得な情報をLINEで配信中!■海外勢と試合ができるワールドチャレンジの意義――初戦でユベントスと試合をしました。海外勢と試合ができる、ワールドチャレンジの意義はどのように感じていますか。この大会はバルセロナやユベントスなど、誰でも知っているチームと試合をするチャンスがあります。同じ年代の子たちがどういうふうなサッカーをしているのか、どういうふうなメンタリティをしているのかを、外から見るのはなく、直に戦う中で感じることができたのは、彼らの人生において大きな財産になったと思います。■指導者も保護者も、サッカーに関わるみんなが成長することが大切――試合後、選手の保護者に向けてメッセージを送っていましたが、サッカーをする子どもを持つ親御さんにとって、どのようなスタンスが大切だと思いますか?自分の子どもはかわいくて仕方ないでしょうし、いろいろ言いたいこともあると思います。それは指導者に対しても同じで、言いたいことがあったとしても、子どもや指導者を信じてぐっと我慢して、サポートする体制、温かく見守るスタンスが大事だと思います。日本のサッカーがもっと上に行くためには、選手だけでなく、指導者も保護者も、みんなが成長していくことが大切です。サッカーに関わる人みんながどうすればいいのかを、建設的に考えながら、コミュニケーションとってやっていくことを大事にしていきたいです。■親やコーチ、チームメイトがいるからサッカーができる。感謝の心を忘れずに――最後に、子どもたちにメッセージをお願いします。1日1日、全力を出して、上手くなることを目指してやってほしいです。その中で親御さんやコーチ、チームメイトがいるからサッカーができているんだという感謝の心も忘れずにいてほしいなと思います。あとは、大会中にも伝えましたが「戦うこと」です。サッカーだけでなく、社会に出ても戦わなくてはいけない場面はあります。全力を出し切って、戦いに挑んでほしいです。当然、負けることもありますが、また次、起き上がって戦えばいいわけです。僕自身、戦うことや負けても立ち上がることの大切さを、子どもたちに教えてもらいました。自分もそのような姿を見せることで、お互いに頑張ることができたらいいなと思っています。――ご自身の今後の活動について、どのようなイメージを持っていますか?僕自身、監督をするというよりも、クラブのマネジメントや経営を始め、JリーグやWEリーグ、サッカー協会の仕事などを通じて、サッカー界を良くするためにどうすればいいのかを、勉強しながらやっていきたいと思っています。――ワールドチャレンジ、3回目の監督オファーが来たらどうしますか?この大会を通じて、サッカーや指導以外にも、人として様々なことを勉強することができました。素晴らしい機会を与えていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。もし次回、オファーをいただいて、タイミングが合えばぜひやりたいですね。■初めて会う人とチームになって戦う楽しさを感じられた監督だけでなく、選手たちにもインタビューを行ったので、その声をお送りします。選手たちも大会を通じて自分の成長を感じていた(C)新井賢一――大会を通じて成長したところは?また、播戸監督に言われて印象に残っていることを教えてください背番号1番・GK阪井海斗(さかいかいと)初めて会う人とチームになって、強豪チームと試合をして勝つことの楽しさを感じることができた大会でした。大きな舞台で緊張はしましたが、格上の選手の強いシュートを止めることができたので、大会を通じて、少しは成長したと思います。播戸監督が「試合に出ていない人も含めて、みんなで戦って得た勝利や」と言っていたのが印象に残っています。みんなと戦ったことを忘れずに、準決勝、決勝を見て学んで、自分のプレーに活かしていきたいです。背番号3番・DF寺山晟也(てらやませいや)バルサやユベントスの選手は楽しそうにプレーしていたけど、僕は100%でやることや、結果に集中しすぎて、目標が勝つことになっていました。今後はバルサやユベントスの選手のように、楽しんでプレーすることを心がけて、成長するために、どんどんチャレンジしていきたいです。播戸監督からは「負けたことを次に活かすことが大事」と言われました。負けた試合からも学んで、成長につなげていきたいです。背番号4番・DF金淳優(きむすうん)播戸監督から「大会が終わっても、みんなが仲間ということには変わりはない」と言われたのが印象に残っています。サッカーは個人競技ではなく、チームスポーツなので、みんなでしっかりコミュニケーションを取りながらプレーできたことが良かったです。これから、ワールドチャレンジの勝った試合、負けた試合を振り返って、良かったところや改善点を確認して、自分のチームに戻ったときに、チームのみんなに伝えられたらいいなと思います。ワールドチャレンジ20223日目の結果と最終日の対戦カードはこちら>>サッカー少年の親が知っておくべき「サカイク10か条」とは
2022年08月24日世界中のトップシェフから認められるフランスのショコラブランド「ヴァローナ」の日本法人 ヴァローナ ジャポン株式会社は、創業100周年を記念し、主にホテルやパティスリーのシェフなどプロフェッショナルに使用されているヴァローナのショコラの魅力を、より多くの人に知っていただくための完全招待制イベント「The Chocolate of Chefs(チョコレート・オブ・シェフ)~知られざるプロフェッショナル・チョコレートの世界へ~」を2022年9月25日・26日の2日間、セルリアンタワー東急ホテルにて開催します。また、本イベントの参加者を、8月23日から9月5日まで、ヴァローナ100周年スペシャルサイト()で募集します。さらに、100周年記念製品として、ヴァローナが掲げる理念に基づき、公平で持続可能なカカオ産業と、創造性豊かで責任あるガストロノミーに貢献する取り組みを具現化した「KOMUNTU 80%(コムントゥ)」を製作し、2022年9月から1年間の「コムントゥ」の利益全額をカカオ生産者に還元します。ヴァローナは、1922年にフランス・ローヌ地方で創業して以来、世界中の生産者とともにカカオの栽培から豆の選定に至るまでを二人三脚で行い、プロフェッショナル向けの製品としてシェフ視点に立った独創的なアイデアと技術で最高のショコラを届け続けている、お菓子作りのプロフェッショナルに認められるショコラブランドです。これまでの100年間、ショコラの味わいを最大限に引き出すために常に専門的な技術や知識の向上を追求し続け、1986年にはカカオ分70%という当時最もビター、かつ味わいも優れたハイカカオ・ブラック・チョコレートを開発し業界に旋風を巻き起こすなど、今までにないイノベイティブな製品を数多く生み出し続けてきました。また、「TOGETHER, GOOD BECOMES BETTER - 共に創ろう、より良い未来を」をCSRコミットメントに掲げ、より公正でサステナブルなカカオ産業を目指しカカオのトレーサビリティ100%の達成や、ヴァローナのシェフによる製菓の次世代に向けた発想やノウハウのサポート、プロフェッショナル達の活躍の場を支える世界コンクールの開催など、スイート・ガストロノミーの世界の持続的な発展にも取り組んでいます。生産者やお客さまの皆さまとのつながりを大切に歩んだこれまでの100年に感謝し、未来の100年に向けて、美味しく、革新的で、持続可能なショコラ作りにこれからも取り組み続けていきます。【100周年記念イベント開催】「The Chocolate of Chefs(チョコレート・オブ・シェフ)~知られざるプロフェッショナル・チョコレートの世界へ~」本イベントでは、世界中のトップシェフに認められるショコラの魅力や、ヴァローナのサステナブルな取り組みについてご紹介。また、ヴァローナのショコラを使用し、セルリアンタワー東急ホテル 福田順彦総料理長が考案したイベント限定 スペシャルデザートを提供。さらに、スペシャル・ラッピングを施した「VALRHONA CAR(ヴァローナ・カー)」もお披露目。本国のフランスで営業車として稼働していた歴史がある「ヴァローナ・カー」が現代版として復活します。同じく100年の歴史を誇るフランス車ブランド「オートモビル・シトロエン」社とのコラボレーションとなっており、100周年を迎えた今年、このヴァローナ・カーに乗って、全国各地のシェフやパティシエの元へ直接伺う予定。ヴァローナ・カーには、創業からの革新的な数々のヒストリーや、ヴァローナが大切にするカカオの原産地や生産者についてよくわかるディスプレイが搭載されています。お菓子作りや、贈り物にも最適なヴァローナのラインアップも紹介します。(※限定品の販売も予定)■イベント概要・開催日時:1.2022年9月25日(日) 17:00~18:30 2.2022年9月26日(月) 18:00~19:30・開催場所:セルリアンタワー東急ホテル ボールルーム(東京都渋谷区桜丘町26-1 B2F)・参加費:無料・定員:各回30名・プログラム:ヴァローナの100周年、企業・活動紹介、ヴァローナ・カーのお披露目・説明エコール・ヴァローナ 東京のシェフによる本格的なショコラテイスティングエコール・ヴァローナ 東京のシェフへのQ&Aセルリアンタワー東急ホテル 福田順彦 総料理長によるヴァローナショコラを使ったデザート解説セルリアンタワー東急ホテル イベント限定 スペシャルデザート試食会&ヴァローナ・カーディスプレイ観賞・応募期間:8月23日(火)から9月5日(月)まで・応募方法:PCおよびスマートフォン・タブレット等にて、ヴァローナ 100周年スペシャルサイト()にアクセスし、専用応募フォームからご応募ください。当選連絡は、フォームにご入力いただいたメールアドレスへ9月9日(金)までにご連絡させていただきます。<セルリアンタワー東急ホテル イベント限定 スペシャルデザート>セルリアンタワー東急ホテルでは、開業以来、フランスよりシェフ・パティシエを多数招き、その技術と精神を21年にわたり継承してきました。今回のイベント限定 スペシャルデザートは、引き継がれてきた匠の技を結集した特別な一皿です。「カボス」(写真手前)は、「カカオの実」からできたチョコレートをそのまま再現したユニークなデザートです。蓋を開けると、中にはヴァローナの『マンジャリ』を使用したガナッシュが詰まっており、潜ませているフレッシュラズベリーの爽やかな酸味、種を模したトリュフのコクと甘味とのマリアージュをお楽しみいただけます。「洗練された<ニャンボー>チョコレート」(写真奥)にはヴァローナの『ニアンボ』を使用。ガナッシュ・モンテを詰めたフィアンティーヌの上には、金箔に包まれたニアンボのプラリネアーモンドのムースをあしらいました。神秘的ともいえる球体状のフォルムは、パティシエの技術の粋を集めた逸品です。■イベント限定 スペシャルデザート概要・商品名/販売価格:「洗練された<ニャンボー>チョコレート1,800円(税込)、「カボス」1,500円(税込)・販売期間:2022年9月27日(火)~2022年10月15日(土)・販売場所:セルリアンタワー東急ホテル「ペストリーショップ」(LBF)10:00~21:00/TEL:03-3476-3000(代表)※一日当たり数量限定での販売となります。※商品内容は変更の可能性がございます。【100周年記念製品を製作】これまでの100年に感謝を込め、これからの100年を一緒に考える「責任あるショコラ」KOMUNTU 80%(コムントゥ)カカオ生産者から、サプライヤー、お客さま、ヴァローナ社員まで、次の100年を共に創る100名が開発プロセスに参加し、これまで関わりのあったすべての人々 と共に作り上げた、ヴァローナの理念の結晶ともいえるカカオ分80%のブラック・ チョコレート。世界中の人々との縁や出会いを カカオ豆の調合に重ね、さまざまな産地のカカオ豆をブレンドし、力強いウッディノートとほろ苦さ、それらを支えるカカオ豆特有のロースト感が特徴です。本製品は、公平で持続可能なカカオ産業と、創造性豊かで責任あるガストロノミーに貢献する取り組みを具現化したもので、2022年9月から1年間の「コムントゥ」の利益全額をカカオ生産者に還元します。【ヴァローナのサステナビリティ活動】ヴァローナでは、CSRコミットメント「TOGETHER, GOOD BECOMES BETTER - 共に創ろう、より良い未来を」実現のため、具体的なアクションを4カテゴリに分けた「Live Long(リブ・ロング)」プログラムを立ち上げ、活動を行っています。この活動などが認められ、2020年には、公益性の高い企業に対する国際的な認証制度「B Corporation」を取得しました。<カカオ:公平で持続可能なカカオ生産を実現>「生産者の生活の向上」と「環境保護」の2つの目標を掲げ、長期的なパートナーシップの契約や、生産者コミュニティ支援を実施。カカオのトレーサビリティ(透明性)は100%達成。<環境:2025年までにすべてのバリューチェーンをカーボンニュートラルに>国際基準やISO14001とISO50001に沿った基準を策定し、二酸化炭素の排出量を最小限に抑える。基準値を超えた場合は、森林再生活動を通し、カーボンオフセットを実施。<ガストロノミー:持続可能なガストロノミーのためのサポート>プロフェッショナルの継続的な活躍と世界での影響力を確保し、持続可能で責任あるガストロノミーの世界に向け、エコール・ヴァローナのシェフによるサポートや、世界大会の創設やサポート、またサステナブル・ガイドラインなどを作成。<共生:関わるすべての人々と協力し、持続可能なビジネスを確立>すべてのパートナーと共に、カカオ生産者やお客さまの課題を解決し、従業員が働くことを楽しめる、サステナブルな事業モデルの創造を目標に、様々な活動を展開。■セルリアンタワー東急ホテル渋谷のランドマークの一つであるセルリアンタワー東急ホテル。客室は19階~37階の高層階のみに位置し、東京を一望する素晴らしい眺めとともに、都会にいながら快適でラグジュアリーなホテルステイが楽しめる。また、タワーズレストラン「クーカーニョ」などのレストランをはじめ、東京・渋谷を一望する煌く夜景を眼下に望みながら美酒に親しむバー、過ぎゆく時を忘れて寛げるラウンジなど、ホテルに滞在しながら上質なグルメライフを堪能することができる。セルリアンタワー東急ホテル 公式ホームページ■福田 順彦(ふくだ・のぶひこ)株式会社東急ホテルズ 専務執行役員 総料理長/セルリアンタワー東急ホテル 総料理長2001年、ホテル開業時に総料理長に就任。以来、ホテルの食に関する総合プロデューサー役を務めている。料理を通じて新たなことにも果敢にチャレンジし、豊かな感性から生み出される料理はアグレッシブで情熱的と評され、温厚な人柄で顧客からの支持も厚い。また、食を通じて子どもの「食の自立」と「五感の育成」を目指す食育活動にも積極的に取り組んでいる。2018年フランス食文化普及に貢献した功績により、フランス共和国政府より「農事功労章―オフィシエ」受章。2019年、厚生労働大臣より「令和元年度卓越した技能者の表彰“現代の名工”」受章。一般社団法人「日本エスコフィエ協会」第7代会長、「フランス農事功労章協会(MOMAJ)」第6代会長、「ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会 日本本部」理事も務め、日本におけるフランス料理界を牽引する存在である。■VALRHONA(ヴァローナ)とは1922 年にフランス・ローヌ地方で創業以来、カカオの味わいにこだわり続け、世界中の現地スタッフと二人三脚でカカオ栽培を行うとともに、独創的なアイデアと技術により、最高のショコラ素材へと昇華させてきたヴァローナ。美食の世界をけん引する世界中のトップシェフなど、プロフェッショナルたちから認められている。さらに、ショコラ専門技術校「エコール・ヴァローナ」にて多彩な研修プログラムを提供すると同時に、洋菓子の世界大会“クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー”を創設し、実行委員を務めるなど、ショコラの芸術性・文化性を高める活動に取り組んでいる。ヴァローナ ジャポン 公式ホームページヴァローナ100周年スペシャルサイトヴァローナ ジャポン 公式インスタグラム@valrhona_japon【一般からのお問合せ】お問い合わせフォーム:
2022年08月24日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「ボールに合わせた動きがうまくできない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中は、ボールに合わせて素早く反応して身体を動かさなければなりません。しかし、初心者は動きがぎこちなかったり、運動経験があまりないと、ボールの位置を見てどこに動けばいいか素早く判断して位置取りをするのが難しいもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、ボールに合わせて移動し、素早く反応して身体を動かせるようになるトレーニングを紹介します。親は難しい動きはありません。【やり方】1.親子で対面し、子どもは膝立ちの姿勢をとり、親が転がしたボールに素早く反応し、蹴って返す2.慣れてきたら、子どもは長座やうつ伏せの姿勢でスタート。手を使って素早く身体を起こす3.上記も慣れたら、親子の中間地点にボールを置き同じ姿勢を取り、じゃんけんをしてあいこになったら、素早く反応してボールを奪いに行くなど難易度を上げてみる【トレーニングのポイント】・ボールをよく見て、どこに転がってくる/バウンドしてくるを予想・ボールの位置に合わせ、素早く身体を動かす・あくまで最初はボールの扱いに慣れることが優先なので、楽しみながら行うこと・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年08月22日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「ボールに合わせた動きがうまくできない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中は、ボールや相手の状況に合わせて動きながら、ももや足元、胸でコントロールしてパスを出すことが必要です。しかし、初心者は動きがぎこちなかったり、運動経験があまりないと、ボールに合わせて移動しながらももや足元、胸などでコントロールして自分の蹴りやすい位置にボールを置くことが難しいもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、ボールに合わせて移動し、コントロールができるようになるトレーニングを紹介します。親は難しい動きはありません。【やり方】1.親子で対面して立ち、親が転がしたボールを子どもは足元でコントロールして返す2.もも、胸、足の裏など親が指定した箇所でボールを触って足元にコントロールして返す3.親がボールを持ち、親子ともに動きながらコントロールする箇所を指定してボールを投げる、子どもは指定された箇所でコントロールしてボールを返す【トレーニングのポイント】・ボールの落下地点に合わせて身体を動かす・自分が蹴りやすい場所にコントロールする・あくまで最初はボールの扱いに慣れることが優先なので、楽しみながら行うこと・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年08月19日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「ボールに合わせた動きがうまくできない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中は、ボールに合わせて身体を動かすことが多いもの。ボールに合わせてステップを変えたり、臨機応変に対応しなければなりません。しかし、初心者は動きがぎこちなかったり、運動経験があまりないと、ボールに合わせて自在に身体を動かすことが難しいもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、ボールに合わせて身体を動かすことができるようになるトレーニングを紹介します。親は難しい動きはありません。【やり方】1.親子で対面して立ち、子どもは手でボールをバウンドさせる。右手だけ、左手だけ、両手でバウンドをする2.子どもはボールを上に投げて両手でキャッチ。動きに慣れてきたら、頭や肩、お腹を触ってからキャッチするように難易度を上げる3.足でドリブル。両足を使ってちょこちょこボールを触りながらドリブルする。その後、右足だけ、左足だけでドリブルをする4.親の動きを見て、動作をマネする(※動きだけでなく、「見る」トレーニングにもなる)【トレーニングのポイント】・ボールを投げる動きの時は、ボールをよく見て落下地点を見定め、どこに手を出せばいいか理解する・親の動きを見て、マネをして同じ動きをする・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年08月16日株式会社ボディアーキ・ジャパン(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:近藤 太香巳)が運営する全国展開の定額制セルフエステ「BODY ARCHI」は、2022年8月1日よりキービジュアルが新しくなりましたのでお知らせいたします。2022年8月1日よりキービジュアルを変更セルフエステのある生活を“自分らしく”取り入れることをご提案するブランドメッセージを、タイプのちがう二人のモデルが表情豊かに彩ってくれました。店舗の目印となる大看板なども順次リニューアルしてまいります。また、撮影のビハインドシーンムービーを、BODY ARCHI公式LINE限定で配信しますので、お友だち追加もお待ちしております。【BODY ARCHI公式LINE】 ■最先端のエステマシンをお顔や体など気になる部位に好きなだけご自身で施術できるサブスク美容サービスピンクとグレーで統一された空間お客様一人ひとりの完全個室■BODY ARCHI(ボディアーキ)とは最先端のエステマシンをお顔や体など気になる部位に好きなだけご自身で施術できる全室完全個室のサブスク美容サービス。現在、全国42店舗展開*し国内出店数はNO.1、2022年12月末までに55店舗まで順次拡大予定。お食事内容や運動方法、どんな栄養素(糖質・脂質)で太りやすいかなど、お客様のライフスタイルを的確にアドバイスする遺伝子解析(DNA)や会員優待サービス「Beauty Prime(ビューティプライム)」といった、他社にはない魅力が多数。*2022年8月5日時点 出店予定含むボディアーキは遺伝子解析や体組成計で体を知り、個室で向き合い、体質から変えるセルフエステ無料初回体験受付中初めての方には無料体験をおすすめしています。カウンセリングにはじまり、体組成インボディによる計測、フォースカッターでのセルフエステと、ボディアーキの魅力をあますことなく体感し、効果を実感していただけます。全国に42店舗展開 お好きな店舗で無料体験の予約ができる◆コマーシャルムービー月1万円からのサブスクエステ 大切篇[CM] 月1万円からのサブスクエステ 2ヶ月で-10kg篇[CM] 【公式サイト】 【BODY ARCHI公式 Instagram】 【BODY ARCHI公式 Twitter】 【BODY ARCHI公式 YouTube】 【BODY ARCHI公式LINE】 【会社概要】会社名: 株式会社ボディアーキ・ジャパン所在地: 東京都渋谷区桜丘町20-4 ネクシィーズスクエアビル代表者: 近藤 太香巳URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月05日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「顔を上げてドリブルできない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中ドリブルをしている時は、常に次のプレーを考えながら顔を上げて視野を広く保つことが大事です。しかし、初心者はボールに気を取られて顔が下がってしまうことが多いもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、顔を上げてドリブルできるようになるトレーニングを紹介します。親は難しい動きはありません。【やり方】1.親子で対面して立ち、子どもはゆっくりドリブルしながら動く2.対面する親が手に持ったボールを上に挙げたらドリブルをストップ3.親がボールを投げ、子どもはドリブルしながらキャッチして親に返す。このとき2バウンドまでOK4.動きに慣れたら、ドリブルのスピードを上げ、ボールもワンバウンド以内でキャッチするなどレベルアップ【トレーニングのポイント】・足元のボールだけでなく、親が持つボールも見ることを意識・親の動きを視野に入れつつも、ドリブルを止めない・親の動きを常に見て、ボールを投げてくるタイミングに合わせてドリブルする・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年08月02日小1の指導で注力することは何?2年生からは8人制になるから仲間と協力して崩すサッカーに移行しなければと思っているけど、ドリブルなどの個人技の基礎も小さいうちに身につけさせた方が良いと思っている。この年代でどんな指導をすればいい?というご相談をいただきました。今回も、ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、日本と海外の「指導の順番」も例に挙げ、「サッカーを理解させる」ための指導をアドバイスします。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<練習中なのに砂遊びに行ってしまう。トレーニングに集中できない未就学児を一緒にサッカーさせるにはどうしたらいい?<お父さんコーチからのご質問>こんにちは。早速の質問ですが、U-8年代では何に力を入れていけばいいのか教えてください。息子が年中からサッカーをしており、現在小1です。子どものチーム所属が縁で息子の年代を指導することになりました。今までは6人制でしたが、2年生からは8人制になります。個人の技術だけではなかなか通用しなくなり、仲間と協力して崩していくサッカーに移行しなければと考えています。一方で、小さいうちにしっかりドリブルで相手を抜く個のスキルを身につけることも大切だと思っています。どれか一つの技術だけを磨けばいいわけではないことはわかっているのですが、この年代の指導で注力すべきことを教えていただけませんか。おすすめの練習メニューがあればご教示いただけると幸いです。<池上さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。ご質問に関連したちょうどよいトピックがありますので、お伝えしましょう。■サッカーはいかにして味方と協力するかを楽しむスポーツ。勝手なプレーはダメ週末、千葉県の方で「親子サッカーキャンプ」を開催しました。親子でキャンプをするのですが、昼間は子どもとサッカーをし、夜は保護者に向けセミナーを行いました。そこでは、サッカーをどうとらえるか?といったお話もしました。「サッカーというスポーツは得点を競うゲームですが、チームゲームでもあります。ひとりで勝手にプレーしては、サッカーではなくなってしまいます。いかにして味方と協力するか、そんなことを楽しむスポーツです。私は子どもたちがサッカーをするのに、そこから入らないとおかしいと考えます。ところが、日本は、足元の技術が上手くならないと試合にならないと、大人たちが信じ込んでいます」そんな話から始まります。■子どもたちがパスを出そうとし始めたことに親が驚く参加されている親御さんのなかには、ご自分もサッカーを教えられている方もいらっしゃいます。お父さんコーチと呼ばれる、日本のサッカーを支えている人たちです。彼らの前で、一日目の午後2時間と二日目の午前2時間の指導で子どもたちの姿が変わっていくのがわかります。つまり、ひとり一人がドリブルをするのではなく、味方と協力するサッカーになっていくわけです。見ておられた親御さんたちの一番の驚きは、子どもたちがパスを出す味方を探そうとし始めたことでした。そうなると、パスを受けられる最適なポジションを探します。ボールに集まるのではなく、広がり始める。そうすると非常にサッカーらしくなります。参加者の中心は3、4年生でしたが「1年生からこんな指導を受けられたら、3年生になったらどんなふうになるのか楽しみ」という声もありました。■日本の子どもはドリブルばかり使うでは、私がどんな指導をしたのか。まず初めに、子どもたちにこう話します。「サッカー楽しむために、何が一番大事かな?」子どもたちは「シュートが入る!」と言います。「そうやな。パスをして前に進んでいくことが大事だね」そこから、いいポジションにいる味方を探してパスすることを勧めます。そうやってシュートが入ると、子どもたちはとても喜びます。誰かひとりがドリブルをして相手を抜いてゴールしたときよりも、明らかに嬉しそうです。キャンプ2日目。2対1でワンツーをするトレーニングをしました。ワンツーが成功すると、自分で抜く必要がなくなります。誰かを使って、自分がフリーになれる。そうすると、難しくないサッカーになります。世界のトップリーグの試合は、すべてそうなっています。どうして日本の子どもだけドリブルばかり使うのでしょうか。サカイクの最新イベントやお得な情報をLINEで配信中!■「止める・蹴る」ができてから「判断」を教える日本の指導は欧州と真逆この連載でもすでに何度かお伝えしているように、小学生に対する日本の育成は、指導の順番が「行動→判断→認知」です。足元の技術をしっかりやって「止める・蹴る」といったスキルやドリブル、つまり「行動」にあたる基礎技術が上手くなってから、視野をとって判断することを教えます。そうやって、ようやくサッカーというスポーツを認知します。一方、欧州などのサッカー先進国は、日本と真逆の「認知→判断→行動」という順番です。上述したように、サッカーがどういうスポーツなのかをまず学びます。認知します。次に、場面場面でどれだけたくさんの情報を持てるか。そして、その情報を瞬時に整理して選べるかをトレーニングします。判断です。この認知、判断の次に、ようやく「行動」がきます。正確に出てきたパスをコントロールし、次にその場面で最適と思われるパスやドリブルを選び遂行する技術を磨くのです。以上のことからわかるように、私たちは、情報を入れるトレーニングを早くからやったほうがいいのです。■今の日本は「サッカーを知らない」子どもたちを育ててしまっている(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)対面パスやジグザグドリブルのようなクローズドスキルだけでは、子どもは考えなくて済みます。日本のジュニアは足元の技術が素晴らしいと言われますが、それだけをやってしまうと頭で考える力がついてきません。現実に、チームでどこに動けばよいかを考える姿が、日本のジュニアにあまり見られません。指導が後回しになっているからです。後回しにしてよいのは、足元の技術練習のほうです。そのあたりの順番が逆なので、子どもたちは賢く育っていません。技術はしっかりしているけれど、サッカーを知らない――そんな子どもたちを育ててしまっています。思えば2年生から8人制というのも、私から見れば違和感があります。ドイツでは今、10歳以下は3対3の「フニーニョ」(※)です。サッカーを始めた入り口に近い2年生から、いきなり8人制で試合をしてしまえば、子どもたちはどう動くのか、どう見るのかを一切学べないまま試合をしなくてはなりません。※フニーニョとは?ドイツが育成年代に導入しているフニーニョとはこんなルール>>池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2022年07月29日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「状況を見て素早く反応できない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中は、様々に変わる状況の中で素早く身体を反応させることが大事です。相手に反応する、ボールに反応する、味方の動きに反応する、などいろんな場面があります。しかし、運動経験が少ない子やサッカー歴は長くても自分の身体を思い通りに動かせない子は、素早く反応して動くことができないもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、状況に合わせて素早く身体を反応させることができるようになるトレーニングを紹介します。親は難しい動きはありません。【やり方】1.2つの目印を置いて親子で対面して立ち、じゃんけんをする2.勝った方は目印を手でタッチしに行き、負けた方はタッチされる前に捕まえに行く3.動きに慣れたら、ボールを使ってドリブルしながらやってみる【トレーニングのポイント】・親子の運動経験に合わせて、目印の位置を調整(例:親が運動苦手な場合は目印を親の方に寄せ、子どもが走る距離を多くする)・じゃんけんの結果を見て迷っていると相手に詰められるので、素早く目印を目指す・相手の動きをよく見て、逆方向の目印に方向転換するなど素早く判断して動く・ドリブルをするときは相手をよく見る・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年07月28日8月10日に代官山UNITにて開催される完全招待制のライブイベント『Invitation to TRIAL GATE Vol.2』に出演するアーティストが追加発表された。『TRIAL GATE』は、次のライブシーンを沸騰させるに違いない才能豊かなルーキーたちが出演するライブイベント。このたび発表になったのは、メジャーデビュー前にしてソニー『Xperia 5 II』のCMソングに抜擢され話題となったAnonymouz(アノニムーズ)。今年1月から4月にかけて東京都美術館で開催された『フェルメールと17世紀オランダ絵画展』のテーマソングを担当するなど注目のシンガーソングライターだ。すでに発表になっていたkrage、ざきのすけ。、Carlo Redl(オープニングアクト)とあわせて、全4組が出揃った。<ライブ情報>『invitation to TRIAL GATE vol.2』2022年8月10日(水) 代官山UNIT開場 18:00 / 開演 18:30(予定)出演:krage / ざきのすけ。 / Anonymouzオープニングアクト:Carlo Redl※招待制受付期間:2022年8月3日(水) 23:59まで応募詳細はこちら:
2022年07月28日兵庫県神戸市の強豪街クラブ、センアーノ神戸は、選手と監督・コーチとの間でサッカーノートをやりとりすることで、サッカー・生活両面でのコミュニケーションを図っています。これまでは市販のノートを使用していましたが、この春からサカイクサッカーノートを3年生以上の年代で導入。使用して約2か月の時点でどんな変化や成長を感じるか、クラブの代表を務める大木宏之監督と学年の担当コーチ、選手たちに聞いてみました。選手たちも実感しているサッカー面での成長などをお伝えします。(取材・文:貞永晃二)チームの代表を務める大木監督は、これまでのノートに比べ圧倒的に書く量が増えたことを実感していると教えてくれました子どもたちも成長を実感!サッカーが上達するサッカーノート>>【関連記事】子どもたちが証言!「自分の現在地」がわかるから課題が明確になるサッカーノート■サッカーノートを上手く使ってサッカーIQを上げてほしいまずはU-12の大木宏之監督にお話を伺いました。――選手は土日に使ってもらっているそうですね。大木監督(以下、大木)土日に試合をするので、試合前に目標を立てて、試合後にそれを振り返るというやり方です。提出してもらって僕らがコメントを書く形で使用しています。以前は普通のノートを使用していました。内容は、半分はサッカー以外のこと。たとえば家での様子や、学校で何かあったとか、何でもいいから普段の生活の事を、あと半分はサッカーの試合のことを書いてもらっていました。特に「今日やってよかったこと」3つくらいと、ここはこうしたら改善できるというような「もっと良くなるところ」を3つくらい書いてください、といったやり方で運用していました。――選手は試合映像を見てノートを書くのですね?大木高学年は選手がその日の試合の映像を見られるように、Googleドライブを使っています。保護者が撮影したビデオをアップしてもらってみんなで共有して、僕であれば担当している4年生の試合を見て、その振り返りを行うわけです。選手たちにも映像はちゃんと見るように言っています。海外では小学生年代でも自分たちの映像を見て振り返るのは普通のことだと聞きます。今、教え子がサウサンプトン(イングランド)のアカデミー(U-15)にいるんですが、その子の話では、チームから送られてきた映像を自分で分析して、トリミングなど編集をしてコメントを書き、コーチに送り返すということをやっているそうです。うちは街クラブなのでそこまでの運用は難しいですが、少なくとも映像を見てサッカーノートをうまく使って、自分たちのプレーを分析することで、サッカーIQを少しでも上げていってほしいと思っています。■子どもたちが書く量が圧倒的に増えた――サカイクサッカーノートを使用して変わった点を感じられますか?大木サカイクのノートは試合の前に目標を書く項目があるので、前回の振り返りと、今日の目標、どんなことを工夫するかというのがあるので、子どもたちにとってはすごくいいと思います。僕ら指導者たちも「今日はこんなことを目標にプレーしていたんやな」っていうのが見えるのでそれはすごくありがたいです。今日どんなことをしたいか、どんなことを学べたかとか、ちゃんと項目ごとにあるので、子どもらはすごく書きやすいと思います。しつもんに沿って書いていく形式なので、子どもたちが書く量が圧倒的に増えてますね。書きやすいんだと思いますよ。■自分の気持ちを口に出すのが苦手な子も、ノートで本音を伝えてくれる――保護者の反応はどんな感じですか?大木監督、コーチと子どもたちとのコミュニケーションツールとして、すごくいいですねと言われました。小学生だと本当に喋れない子たちがいますからね。でもサッカーノートにはちゃんと書けたりするんです。もちろん、声に出して表現できない本音を伝えてくれるのは良い事ですが、将来的には、それをちゃんと口に出して言語化する訓練もしないといけないなとは思っています。そういった、自分の気持ちを口に出すのが難しい子もいますから、コミュニケーションツールとしてはすごくいいですよ。子どもたちとのコミュニケーションが取りやすくなったので、「今日はシュートを意識していたんやろ。すごくよかったやん」などと声かけしたら、言われた子は目を輝かせて、どんどん自信を持って能動的にプレーが発揮できるようになったような感じはしますね。■選手たちと「サッカーの会話」が増えた――選その他気づかれた点はありますか?大木いいなと思ったのは体重を記入する欄です。体重の増減が分かるので、あまり体重が増えていないのに身長ばかり伸びている子はトレーニングのやりすぎじゃないか、と考えるきっかけになります。選手たちの健康のためにもトレーニング負荷、試合の頻度、そういうのをスタッフが知り得る目安になりますから。あと、朝起きた時の体調を3つの顔から選ぶ欄もすごくいいと思います。例えば、一番左(悲しい表情)にチェックが付いていたら、どうした?とやっぱり声をかけますよね。子どもらの変化で言えば、サッカーの知識のところですごく探究心が出てきて、発言の内容がサッカーっぽくなりましたね。代表戦とか、Jリーグ、プレミアリーグとかを見て、「あの選手のあそこはすごくいいよね」とか、そういう"サッカーの会話"が増えているような気はしますね。子どもたちも成長を実感!サッカーが上達するサッカーノート>>■「振り返りができるようになった」3、4年生代表の声選手代表として動画でコメントを言ってくれた4人と担当コーチに感想をお聞きしました。選手たちもそれぞれが自分の課題を振り返ることで成長につながっていることを実感しているそう――サカイクサッカーノートを使ってどうですか?●安田蒼くん(やすだあお・4年生)振り返りができるようになりました。練習の前にこのサッカーノートを見て、できたことはもっと伸ばそうと、できなかったことは修正してもっと頑張ろうと思うので、サッカーの面でも伸びたと思います。●石川克人くん(いしかわかつひと・4年生)このサッカーノートを使って、パスのスピードや、オフザボールの動きをもっと多くすることを意識してできるようになりました。●山田真平くん(やまだしんぺい・3年生)味方を生かすプレーとか、自分で思いきり突っ込まずにパスを出せるようになりました。サッカーノートは良くなかったことも詳しく書けるから、改善点を次の試合で意識できるようになりました。●杉本悠陽くん(すぎもとゆうひ・3年生)前は「止める・蹴る」の精度が低かったけど、このサッカーノートで何回も振り返ることで、「止める・蹴る」のパススピードや置く位置が良くなりました。サッカーノートは質問されるのではなく、自分で考えて書くものと思っていましたが、サカイクのノートを使ってみて質問されるサッカーノートもあって、自分だけじゃなくてサッカーノートと一緒に書けるんだなあということが分かりました。子どもたちも成長を実感!サッカーが上達するサッカーノート>>■4年生担当コーチも「思考が分かりやすくなった」ことを実感●前泊璃音コーチ(まえどまりりお・4年生担当)――サカイクサッカーノートを使ってから選手の変化とか日常で気づいたことはありますか?前泊子どもたちがいつもの練習では口にしていないことをノートに書いて、表現してくれるので、本心というか普段は言葉にできていない本音や思考が分かりやすくなったのは、変化だと思います。――以前のノートとサカイクサッカーノートの違いはどうでしょうか?前泊以前使用していた市販のノートだと、良いことを3つと改善点3つ、そしてサッカー以外の生活について数行といった割と自由な感じなので、書くのが苦手な子もいましたが、サカイクのノートだと質問が書いてあって、それに答える形で書くので、以前に比べて書く量も増えました。――サッカーの面で意識が変わったとか、以前はできなかったことができるようになってきたなどの変化はありますか?前泊まだ使い始めて2か月程度なので、そこまで明確には感じられないですが、ちょっとずつ感じられればいいと思っています。■3、4年生たち自身が感じた成長動画でコメントしてくれた上記4人以外の意見も紹介します。子どもたちの本音を参考にしてください。――選サカイクのノートを書くようになって、サッカーで変化がありましたか?「声を出すことを監督に言われて、それをノートに書きました。ノートで振り返って(チームを)まとめるために声を出そうと意識して練習や試合に臨んだので、出せるようになってきました」「ビルドアップが苦手だったけど、ノートを見て、できなかったことを次の時に練習して、できたことは継続してやっていたら、意識してうまくビルドアップできるようになりました」「タテにパスを入れることしか考えてやっていなかったけど、繋ぐことをノートに書いて、意識して練習をしていたら、強いパスを繋ぐことができて横から縦にボールを動かすことができるようになった」「目標を高く持てる。できなかった時はノートを見て前のことを振り返ってから、また目標を書けるから。目標を立てるのにはいいと思います」「普通のノートの時は、目標を立てても忘れることが多かった。だけどサカイクのノートは前のページの目標の欄を見れば書いてあるから忘れにくいです」■サッカーを始めたころの自分を思い出した――最初の方のページに、「どうしてサッカーをはじめましたか」、「10年後どんな自分になっていたいですか?」を書くスペースがありますが、それを書いてどういうことを考えましたか?「自分がどうやってサッカーを始めたのか、とかそういう自分の(幼稚園の)小さかった昔のことを思い出した。今とだいぶ違うな、大きくなったなと思った」「書いたのは2018年Wカップの時の乾貴士選手のゴールを見て、本気でサッカー選手になろうと思ったこと。今でもあのゴールを覚えていて、憧れていてあんなゴールを決めたいなと思っています」■「今の自分」を知ることで、工夫を重ね成長につながっているこれまでもサッカーノートは書いていた選手が多かったですが、割と自由な書式だったのであまり深く考えずに書いていたけど、サカイクサッカーノートはしつもんがあるので考えながら書くようになったという声も。そのぶん、以前のノートより時間がかかっているそうですがほとんどの子から「書きやすい」「目標が立てやすい」「振り返りができる」などポジティブな意見が聞かれました。「今の自分」を知ることで、サッカーを考え、工夫するようになったので成長につながっている実感を持っている子が多いようです。後編では、5、6年生の声をお届けします。子どもたちも成長を実感!サッカーが上達するサッカーノート>>
2022年07月27日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「ボールを素早く奪うことができない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中、相手が持っているボールを奪いに行くとき、素早く反応して取りに行かなければなりません。また、すぐに相手に取り返されないようしっかりボールをキープする必要があります。しかし、運動経験が少ない子やサッカー歴は長くても自分の身体を思い通りに動かせない子は、素早くボールを奪いに行くことができないもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、素早く反応してボールを奪いに行き、しっかりキープする動きが身につくトレーニングを紹介します。親は難しい動きはありません。【やり方】1.親子で対面して立ち同時に身体の部位を触りながら言い、同じだった時にボールを奪いに行く。先にボールを取った方が勝ち。最初は手で行う。2.同じことを足を使って行う。3.足で奪う動きに慣れたら、ボールを奪った後、身体を使ってキープ【トレーニングのポイント】・身体を動かしながら素早く反応する・腕と身体を使ってボールを奪われないよう足元でキープ・ボールをいつでも触れる所に置きながらキープ・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年07月25日このお話は作者たぷりくさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじ退職を報告した翌日から園長の態度が激変し、挨拶を無視されるように。そんな中、園長から「話があるから来てくれない?」と呼び出されて…!もともと体力が必要な保育士業務にもかかわらず、休みが減ってしまうなんて衝撃ですよね。でも、これ以上に衝撃的なことが待っていたのです…。次回に続く「保育園いじわる園長トラブル」(全20話)は12時更新!
2022年07月25日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「ボールをキープできない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中は相手にボールを取られないよう、腕や身体を使ってボールを守らなければなりません。しかし、運動経験が少ない子やサッカー歴は長くても自分の身体を思い通りに動かせない子は、相手との距離を図ってボールをキープすることができないもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、全身を使ってボールをキープできる動きが身につくトレーニングを紹介します。親は難しい動きはありません。【やり方】1.子どもはボールを抱えて亀のように丸まり、全身に力を入れてボールを守る。親は横から手でボールを奪おうとする2.ボールを上に投げ、バウンドが止まったらボールをキャッチする。バウンドが止まるまでの間、身体を使って、親からボールを守る3.バウンドしたボールを足でキープ。相手とボールの間に体を入れて距離を作る【トレーニングのポイント】・腕を使って相手を遠ざける・ボールと相手との間に体を入れ、ボールに届かないよう距離を作る・ボールをいつでも触れる所に置きながらキープ・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年07月22日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんはいませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。 今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードをご紹介します!連絡係になり…サッカー部の連絡係をすることになりました。代表の親から「朝9時に集合」と連絡があったので、みんなに「明日の集合時間は、9時です」とLINEを送ると…。代表の親からすぐに「ごめん、8時だった」と連絡がきました。慌てて、みんなにLINEを送りました。出典:lamireそのときは、まだよかったのです。それからと言うもの、みんなにLINEを入れた後に必ず「間違いました」ということが多いのです。絶対、嫌がらせしていると思うんです。本当に、うんざりします。(女性)自分が原因でママ友と旦那さんが喧嘩に…少しゴタゴタしてしまったママ友さんとのトラブルです。子どもの保育園帰りに立ち寄る公園で遊んで帰るのが日課でした。そこでいつも一緒に遊んでいる近所の子どもとそのママさんとよく顔を合わせていたのですが、気さくな性格の私はそのママさんと仲良くなりよく話をしていました。ある日、いつものように遊んでいたらそのママ友さんに「旦那と喧嘩をした」と言われ、原因を聞いたところ…。いつも無口で子どもとあまり遊ばない旦那さんに「◯◯さん(私の名前)はいつも優しくていい人だ」と、比較するような発言をしたことが引き金だったようです。ママ友さんと距離が近くなるのもよくないと思った私は公園で遊ばなくなりました。(男性/会社員)いかがでしたか?こんなママ友だと距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。以上、ママ友トラブルエピソードでした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年07月15日先日、エコノメソッドの創始者であるダビッド・エルナンデス氏が来日し、奈良県内でサッカークリニックを開きました。ダビッド氏はパリ・サンジェルマンの育成部門でダイレクターを務めた経験を持ち、日本代表の久保建英選手を直接指導するなど、世界で活躍するトップ選手のプレー改善やコンサルティング、指導でサポートを行ってきた人物です。クリニック後に日本の選手育成、さらにスペイン、フランスとの比較などを聞いたのでご覧ください。(取材・文貞永晃二)ダビッドさんの指示に真剣に耳を傾ける選手たち■日本でのプロジェクトを視察――今回の来日の目的は?ダビッド・エルナンデス(以下、ダビッド)日本でのプロジェクトを視察に来ました。エコノメソッドのスクールは現在関西、関東で活動していて、その他スクール以外の活動としては、アメージングアカデミー山梨があり、ジュニアユースの活動ですがこのメソッドが全面的に導入されているクラブチームです。そして奈良クラブですね。指導者として奈良クラブはトップチームのフリアン監督、メソッド部門ダイレクター兼ユース監督にダリオコーチ、それから山梨のアメージングアカデミーにはマルクコーチがいます。これらのメソッドが導入しているプロジェクトがうまく進行しているか視察しました。エコノメソッドが夏休みや冬休み期間にサッカーキャンプを行っているので、そのプロモーションも兼ねて今回のクリニックでも指導したわけです。■サッカーにおける「認知」のポイントは、遠い場所にいる味方の状況を見ること――今日のクリニックのテーマを教えてくださいダビッドトレーニングのテーマは「認知」です。認知で大事なポイントは、自分から見て遠い場所にいる味方の状況を見ること。これが大事なポイントです。試合形式のトレーニングでは、「サポート」がテーマでした。その中で大事なポイントとしては相手から離れること。寄っていかないということです。最新ニュースをLINEで配信中!■指導者のライセンス制度のおかげで、コーチたちのレベルアップに繋がっている――スペインの育成もいろいろ変化していると思いますが、最新の事情をお教えくださいダビッドまず、スペインの育成年代は変わらず機能しているというところと、指導者の質がさらに高くなってきていると思います。やはり今は地域の街クラブの監督や、サッカースクールのコーチもライセンスが必要とされていて、そういう形になったことがコーチたちのレベルアップに繋がっていると思います。最近は男子だけでなく女子のフットボールも盛んに取り上げられるようになりました。こういうふうに選手たちの母数を増やすことで、さらに指導者の質も上がる。この質と量、これがうまく重なり合った結果、最近は育成が良くなっているのだと思います。――今日のクリニックも女子が2人ぐらいいましたが、スペイン国内では男女一緒にプレーするのですか?ダビッドまず、13歳までは選手が選べます。例えば男子のチームと混ざる場合と、女子だけのチームというのももちろんあるのでそこでプレーする場合があって、13歳までは選手がいずれか選ぶという形ですね。リーグ戦も男女一緒のことも小さい年代ではあります。今はチーム数も女子選手の数も多くなってきているので、女子だけのリーグというのもありますね。■フランスでは個人戦術から集団戦術、スペインは幼少期から集団戦術を学ぶ――パリ・サンジェルマンでも仕事をされたということで、フランスとスペインの育成の事情はどういう違いがありますか?ダビッドおっしゃる通り違いはすごくありますね。2つの国は隣接する近い国ですが、やはりサッカーは全然違います。フランスのサッカー文化というところでは、より自由が与えられているかなと思います。サッカーの個人技術、個人戦術、それから集団での戦術というところが混ざった上での自由さがフランスの選手たちの成長を手助けしているのかなと思います。フランスでは、例えば13歳でそのクラブでプレーをし始めると、13、14、15、16歳と一定の期間、同じクラブで育つという文化です。一方、スペインだと例えば12歳以下とかの本当に小さい子が幼い頃から集団での戦術というのを学んでいくので、やはりそのスペインの子どもたちにはチームとしてどういうふうにプレーしたらいいかが身についています。このようにかなり違いがあるのですが、それでもスペインとフランスの両方の国はかなりのポテンシャルを持っているかなと思っています。今回のクリニックのテーマでもある「認知」を高めるエコノメソッドキャンプがこの夏開催されます。ゲーム中心の実戦形式のメニューで、オフザボール、ディフェンスなどテーマごとに正しいプレー判断を徹底指導、トレーニングを撮影し、参加選手のプレーを解説する分析型座学"スマートフィールダー"を実施するなど、サッカーへの理解が深まるキャンプですので、ご興味のある方は詳細をご覧ください。エコノメソッドキャンプの詳細・お申込みはこちら>>サッカー少年少女の親の心得「サカイク10か条」
2022年07月06日明治大学の生涯学習機関「明治大学リバティアカデミー」は、7月30日(土)に、2022年度春期公開講座「明大サッカー部史に見るサッカーマネジメントの現在」をオンラインで開催いたします。事前予約制で、参加費は無料です。本講座は、明大サッカー部のOBであり、日本初のプロサッカー契約選手として活躍した木村和司氏と、明大サッカー部の現監督の栗田大輔氏をお招きし、明大サッカー部の歴史を振り返りながら、日本サッカー界における大学サッカーの役割やマネージメント方法など、その過去・現在・未来について議論します。現在、日本のスポーツ界はビジネス化の波にさらされています。大学スポーツもその影響を避けて通ることはできません。そうしたなかで、明治大学体育会サッカー部は、スポーツと社会をつなぐ新しい取り組みとして、2020年8月に一般社団法人「明大サッカーマネジメント」を設立しました。同法人設立の意図と展望についてお話します。明治大学リバティアカデミー 明大スポーツ特別企画明大サッカー部史に見るサッカーマネジメントの現在表1: 明治大学リバティアカデミーとは明治大学は地域社会に開かれた大学を目指し、本講座のような「社会への知の還元」を目的とした社会連携にも力を入れています。明治大学リバティアカデミーは、生涯学習の拠点として明治大学が整備・運営しているもので、本学教員や外部からお招きした講師による講座を広く一般に公開しています。(詳細:明治大学リバティアカデミーHP ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月30日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者が苦手とする「インサイドを使って相手を交わすことができない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合の中で、相手選手がボールを奪いにきたときに足の内側=インサイドを使って方向を変えて相手を交わすことができると、ボールを前に運ぶことができます。しかし、サッカーを始めたばかりの初心者にはしっかり「インサイド」を使ってボールをキープしながら相手を交わすことが難しいもの。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、相手にボールを取られないタイミングや距離感が身につき、試合中相手がボールを取りに来てもインサイドを使って交わせるようになります。【やり方】1.親子が同じ方向を向き、子どもの足の間からボールを転がす2.子どもは足の裏を使ってボールを後ろに引きターンして親に返す3.親はボールを転がしたら相手選手役になって子どもについていく、子どもはターンして親を交わし前を向く【トレーニングのポイント】・足裏で後ろにボールを引きながら身体を前に向ける・腕を使って相手の位置や強さを感じながらターンする・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年06月03日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者が苦手とする「インサイドを使って相手を交わすことができない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合の中で、相手選手がボールを奪いにきたときに足の内側=インサイドを使って方向を変えて相手を交わすことができると、ボールを前に運ぶことができます。しかし、サッカーを始めたばかりの初心者にはしっかり「インサイド」を使ってボールをキープしながら相手を交わすことが難しいもの。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、相手にボールを取られないタイミングや距離感が身につき、試合中相手がボールを取りに来てもインサイドを使って交わせるようになります。【やり方】1.四方にゴールに見立てた目印を置き、枠の外に立つ2.親が目印の枠内に山なりのボールを投げ、子どもはバウンドしたボールを押さえ、いずれかの目印に向かってドリブル3.慣れたらスピードアップ。ボールを足元で素早く押さえたら、すぐにドリブルでいずれかの目印にボールを運ぶ4.子どもがボールを押さえる間に親がどこかの目印に移動し、子どもは親がいないゴールを確認し素早く運ぶなど難易度アップ【トレーニングのポイント】・ボールをよく見て落下地点を予測し、バウンドしたボールに合わせて身体を移動させる・相手にとられないよう、ボールを素早く押さえて自分のものにする・ひざのクッションを使ってボールの威力を吸収する・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年05月31日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者が苦手とする「アウトサイドを使って相手を交わすことができない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合の中で、相手選手がボールを奪いにきたときに足の外側=アウトサイドを使って方向を変えて相手を交わすことができると、相手にボールを奪われず前に運ぶことができます。しかし、サッカーを始めたばかりの初心者にはしっかり「アウトサイド」を使ってボールをキープしながら相手を交わすことが難しいもの。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、相手にボールを取られないタイミングや距離感が身につき、試合中相手がボールを取りに来てもアウトサイドを使って交わせるようになります。【やり方】1.親、子それぞれの足元に2つのゴールに見立てた目印を置く。また、数メートル先にドリブルで回るときの目印を一つ置く2.アウトサイド(足の外側)でボールを触りながら足元の目印を1周し、2つのゴールのどちらかを目指す3.親はDF役になってボールを奪いに行く4.子どもは親が足を延ばしても届かないタイミングでアウトサイドを使って方向転換する【トレーニングのポイント】・相手と近すぎるとぶつかってしまうので、しっかり距離感を意識・相手との距離感を図りながら、相手がとりに来たところで方向を変える・相手が足を出してきても届かないタイミングで方向転換・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年05月30日イギリスに住むチャーリー・ムースさんは、大好きな祖父にサプライズをすることにしました。84歳の祖父は6歳の頃から、イングランドのプレミアリーグのサッカーチーム『マンチェスター・シティ』の大ファン。その祖父と一緒に、プレミアリーグのシーズン最後の試合を見に行くことにしたのです。大好きなサッカーの試合を見た祖父は…チャーリーさんには1つ、気がかりなことがありました。祖父は認知症を患っており、病状がだんだん悪くなっていたのです。最近の祖父は、孫であるチャーリーさんの名前も忘れ始めているのだそう。彼は、車の中で自分の手を握る祖父を見て、「試合に連れて行くのは、やりすぎかもしれない」とも思い始めました。しかし、スタジアムに到着すると、祖父の表情がパッと明るくなったのです。それを見て安心したチャーリーさんは予定どおり、一緒に試合を見に行くことにしました。『マンチェスター・シティ』のユニフォームを着て、スタジアムに入った祖父。そして試合が始まると…。@charliemoose_ A memory will cherish forever #mcfc #dementia #dementiaawareness #feelgood #foryoupage #viral ♬ Chill out lofi hip hop(912904) - osuga satoshi観客の盛り上がりとともに、みるみるうちに笑顔になっていく祖父。試合の途中でファンが大合唱する歌も、しっかりと覚えていました。そして試合は、『マンチェスター・シティ』がリバプールに勝利。祖父も試合後にピッチに乗り込んで、ガッツポーズを見せました!まるで、少年のようにはしゃぐ祖父の姿は、多くの人の心を揺さぶったようです。・涙が出た。おじいさんはきみのような孫がいて幸せだね。・俺はリバプールのファンだけど、この動画を見て、初めて負けて嬉しいと思ったよ。・おじいさんはこの試合のことを、絶対に忘れないと思う。チャーリーさんが『永遠に大切な思い出』と題したこの動画には、82万件近くの『いいね』が集まっています。祖父がこの先、チャーリーさんの名前を思い出せなくなったとしても、この日の思い出は、それぞれの心に永遠に残ることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年05月30日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者が苦手とする「インサイドを使って相手を交わすことができない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合の中で、相手選手がボールを奪いにきたときにに足の内側=インサイドを使って方向を変えて相手を交わすことができると、ボールを前に運ぶことができます。しかし、サッカーを始めたばかりの初心者にはしっかり「インサイド」を使ってボールをキープしながら相手を交わすことが難しいもの。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、相手にボールを取られないタイミングや距離感が身につき、試合中相手がボールを取りに来てもインサイドを使って交わせるようになります。【やり方】1.親、子それぞれの足元に2つのゴールに見立てた目印を置く。また、数メートル先にドリブルで回るときの目印を一つ置く2.インサイド(足の内側)でボールを触りながら足元の目印を1周し、2つのゴールのどちらかを目指す3.親はDF役になってボールを奪いに行く4.子どもは親が足を延ばしても届かないタイミングでインサイドを使って方向転換する【トレーニングのポイント】・相手と近すぎるとぶつかってしまうので、しっかり距離感を意識・相手との距離感を図りながら、相手がとりに来たところで方向を変える・相手が足を出してきても届かないタイミングで方向転換・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年05月26日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者が苦手とする「アウトサイドを使って上手にドリブルができない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合の中で、インサイドキックとともによく使う「アウトサイド」。足の外側を使って方向転換する時や相手を交わす時に使うキックです。アウトサイドを使ったボールコントロールはサッカーの基本技術の一つ。しかし、サッカーを始めたばかりの初心者にはしっかり「アイトサイド」にミートして狙った所に蹴ることが難しいもの。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、アウトサイドを使ったドリブルが上手にできるようになります。【やり方】1.親、子それぞれの足元と、親子の中間地点に目印を置く2.アウトサイド(足の内側)でボールを触りながら足元の目印を1周する3.慣れたら親子でスピードを競争4.さらに慣れてきたら足元の目印を回ってから中間地点の目印までドリブルする速さを競うなど難易度をあげるほかにも、利き足だけでなく両足ともできるように挑戦してみたり、足元の目印を回ったあと親子の中間地点の目印をゴールに見立ててシュートしてみるなどアレンジして楽しんでください。【トレーニングのポイント】・ボールは足の小指のあたりで触る・軸足を外側に置く・目印を回るときは細かいタッチでまわる・慣れてきたら素早くドリブルして止まる・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年05月19日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者が苦手とする「インサイドを使って上手にドリブルができない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合の中で、相手を交わすときや方向を変えるときなどによく使う「インサイド」。足の内側を使ってのドリブル。インサイドを使ったドリブルはサッカーの基本技術の一つ。しかし、サッカーを始めたばかりの初心者にはどこを意識してボールを触ればいいのか、という感覚がわからず、上手に蹴ることが難しいもの。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、試合の中で相手を交わしたり方向転換するドリブルが上手にできるようになります。親は難しい動きはありません。【やり方】1.親、子それぞれの足元と、親子の中間地点に目印を置く2.インサイド(足の内側)でボールを触りながら足元の目印を1周する3.慣れたら親子でスピードを競争4.さらに慣れてきたら足元の目印を回ってから中間地点の目印までドリブルする速さを競うなど難易度をあげる【トレーニングのポイント】・ボールは足の親指のあたりで触る・目印を回るときは細かいタッチでまわる・慣れてきたら素早くドリブルして止まる・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年05月17日ドイツでサッカーママをしているNさん。息子さんは3歳からサッカーを始めていて、小学校1年生の途中でご家族の都合で渡独。ドイツで感じたサッカーの環境、指導者や親など大人の態度の違いなどを率直に教えていただきました。サッカーをする子を持つ日本の保護者の皆さんにも知ってほしいこと満載です。(取材・文:前田陽子)写真は少年サッカーのイメージです■日本にいたときはピッチサイドで圧をかけていた「私はサッカー経験者ではないので、ピッチサイドでは指示をするような声は出していませんでした」と言うNさん。それでも、プレーの指示はしないものの「もっといける!取れるよ!いけいけ!」など、圧をかけるような声は出していたそうです。昨年末に今までの写真や動画を整理していた際に、ちょうどドイツに来た年の試合の動画を見たそうですが、当時の声のかけ方のひどさを実感したとも教えてくれました。罵倒するような声かけではないですが、決してポジティブになるものではなく、「そこじゃないよー。今の取れるだろう。シュート打てよ」といった声をかけていたのだとか。「一緒に見ていた息子からも『お母さんもお父さんもひどいね』って言われました」と苦笑いを見せます。■「できて欲しい」という理想が目の前の子どもを褒められない原因その動画を見て、当時6歳か7歳の子どもたちのプレーが上手だなと思い「うまいなー」とボソッと言ったら、息子さんに「このビデオの中でお父さんとお母さんが言っている言葉はそうは感じないけど」と返されたのだそうです。当時のNさんは目の前の子どもたちをうまいと思っていなかったと振り返ります。「それはおそらく子どもに対する前提が今と以前では違っているからだと感じます。以前は"できる"が前提だったので、ミスに目が行くし上手だと感じられなかった。6歳7歳がやっているサッカーだという認識が頭の中になかったのだと思います」他の選手やお友達ができることは、自分の子どもも"できるはず"という目で見てしまう親御さんは多いですね。できていて欲しいという理想と子どもができる現実の区別ができないと、プレー中にかける声の内容が変わります。お子さんがサッカーを楽しむために保護者に心得ていてほしいサカイク10か条でも【子どもは小さな大人ではないことを理解しよう】と提唱していますが、子どもそれぞれの成長を見守ることの大切さへの理解が、ドイツの方が進んでいるようです。■ドイツでは子どもをめちゃくちゃ褒める「指導者も保護者も試合中にかける言葉は、子どもたちのやったことを認める声かけが多いと感じます。ゴールが決まったら褒めるのではなく、シュートを打ったら必ずGut(イイね)やSuper(超イイね)などポジティブな声が出ますし拍手が起こる、子どもたちの考えやプレーを認める声掛けが多いです。そして、印象的なのが、パスという言葉をあまり使わないこと。ボールを保持し続けるような自己中心的なプレーになってパスがでないときはSpielenと声をかけます。プレーするというドイツ語ですが、つまりサッカーしよう!と。独りよがりのプレーはサッカーではないということ。パスをしろという指示ではなく、プレーしろと言うことで子どもに気づきを与える言葉です。日本ではこういう声かけを聞いたことがなかったので、最初は不思議に感じました。また、ドイツに来てすぐのころは違和感さえあったのが、こちらの人がものすごく褒めること。自分の子どもだけでなく、いいプレーにはそこまで⁉と思うほど褒めたたえます。相手チームの選手からもいいプレーに対しては『よかったぞ!凄かったぞ!』と声がかかる。それによって子どもはモチベーションが上がり、自然とやる気が出るんですね。嬉しい気持ちと楽しいという気持ちが根付くことによって、自己肯定感が生まれ、心の土台ができる。そうすると自分で考えて動けるようになっていきます。そういった環境があることは素敵な事だなと思いました」子どもがサッカーを楽しむことを最優先に考えようサッカー少年少女の親の心得「サカイク10か条」>>■日本とドイツの一番の違いは「大人たちの子どもの扱い方」さらにNさんは、ドイツと日本では親子関係が違うと感じたそうです。日本では子どもをいい子に育てたいと手を焼きますが、ドイツでは自立できる子になってほしいと子育てをする。子どもの成長した姿の理想が違うので、過干渉にならないのではと分析します。「日本とドイツで大きく違っていると感じたのは、大人たちの子どもの扱い方。ドイツでは子どもを一人の人間として見ていて、子どもの存在や意見を尊重しています。そして、指導者、保護者、子どもの間に上下がなく、風通しがいいというか、話しが対等にできる立ち位置にそれぞれがいる。質問があればいつでもできる雰囲気なので、何か疑問に思ったことは、子どもも私たちも何でも聞いています。指導者、保護者、選手の間には近すぎず遠すぎずの絶妙な距離感があり、また保護者、指導者、選手の間にあるのは上下関係ではなくリスペクトの関係であると感じています。また、ドイツの指導者は声をかける、かけないのタイミングや、具体的に言わないといけない時と、気づきを与える時のタイミングの見分け方、伝え方がすばらしいなと思います。どういうタイミングでどういう風に声をかけて進めるのが効果的か、ということを考えながら接してくれる。また子どもの意見を引き出すことも、意見を聞くことも上手で、聞くこともコミュニケーション能力の一部だなと強く感じます」日本の指導者や保護者も、子どものことをリスペクトして対応している人は多数います。ですが、まだまだ少ないと感じるのが現状。実際に両方を経験しているNさんのご意見はとても貴重なものです。大人の態度を変えることが、子どものモチベーションをアップさせる一番の近道のはず。いま一度、自分の態度を振り返って、わが子の自立や成長につながる接し方をしているかを確認してみませんか。お子さんが今よりサッカーを楽しめるようになったり、親御さんも変な思い込みやプレッシャーから解放され、楽しくわが子のサッカーに関わることができるようになるはずです。子どもがサッカーを楽しむことを最優先に考えようサッカー少年少女の親の心得「サカイク10か条」>>
2022年05月12日ワールドカップイヤーの2022年、サッカーを通して世界の国々の歴史や文化を学んでみませんか?そのきっかけとなるのが、『親子で学ぶサッカー世界図鑑 』シリーズです。子どもたちが大好きなサッカーに日々触れている中で出てくる「なぜ?」を調べてみると、実はそこからさまざまな"学び"を得ることができます。今回は2月に発行された『親子で学ぶサッカー世界図鑑 イングランド編』から、「サッカーの起源」について抜粋して紹介します。<<大好きなサッカーを通しての学習だから自然に覚える「サッカー世界図鑑」■サッカーはいつどこで生まれたか知っている?みんなが大好きな「サッカー」。このスポーツがいつ、どこで生まれたか知っていますか?近代サッカーは、1863年にイングランドで生まれました。その起源はもっともっと大昔、いまから1000年以上前の8世紀。当時のイングランドでは、戦争に勝つと的将軍の首を切り取って蹴り合い、勝利を祝う風習があったそうです。それがやがて大衆へと広がり、首に見立てた球体を蹴って決められた時点まで運ぶ「祭り」になり、「遊び」になり、「フットボール」と呼ばれるようになりました。地域によっては、手を使うことも許されていました。そんな当時のフットボールは、ときに死人がでるほど荒っぽいもので、あまりの激しさに国がフットボール禁止令を出したこともあったそうです。大好きなサッカーを通じて世界を学ぼう!大人も子どもも楽しめるサッカー図鑑>>■大昔から世界各地で「蹴る」文化世界各地の遺跡で、丸いボール状のものを蹴る壁画が見つかるほど、人間は大昔から、蹴って遊んだり、競うことが大好きだったようです。そのひとつが、中国や日本でもおこなわれていた「蹴鞠」で、FIFA(国際サッカー連盟)のホームページでは、「最も古い形態のサッカー」として紀元前1世紀頃の中国の蹴鞠を紹介しています。■手を使うのは禁止!危険なプレーは反則!1863年、現代サッカーの誕生乱暴で危険なフットボールは、やがて「大学同士の対抗戦」「卒業生クラブによる試合」としても大人気になりました。当時の大学に通うことができたのは、裕福な上流階級の人たちです。彼らは地域ごと、学校ごとにバラバラだったルールをひとつにしようと話し合いを重ね、1863年に「フットボール協会」と「統一ルール」が完成。手を使ってはいけない、「紳士のスポーツ」として危険なプレーはしないことが定められました。こうして近代サッカーが誕生しました。つまり、イングランドは「サッカーの母国」ということになります。狭いエリアで強度の高いプレーをする中で、相手と味方の位置を見ながら「レーン」や「中間ポジション」を見つける眼を養えば、試合でもポジショナルプレーで「意図的に」相手の守備を突破することができるようになるでしょう。■手を使っちゃいけないなんてつまらない!そうして生まれたスポーツが...サッカーのルールを決める上では、「手を使っていいかどうか」で最後まで意見が分かれたそうです。最終的に、投票の数で「手を使ってはいけない派」が勝利。一方敗れた人たちは8年後の1871年に『ラグビー・フットボール・ユニオン』を結成しました。そう、それが今も世界中で人気の「ラグビー」です。こちらも、組織を作ってルールを決めたのは上流階級の人たち。だから、ラグビーもサッカーと同じく、「紳士のスポーツ」と呼ばれます。
2022年05月10日