アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)の「スプリントランナー」から、ウィメンズスニーカーの新色が登場。スニーカー「スプリントランナー」に新色アレキサンダー・マックイーンの「スプリントランナー」は、2022年春夏コレクションで発表された“シールロゴ”が特徴のシューズ。フラットなシューレースや、オーバーサイズのランナーソールも印象的だ。そんな「スプリントランナー」に2022年プレフォールの新色が仲間入り。アッパーからソールまで、ヴィヴィットなカラーを落とし込んだ「エレクトリック ブルー」や「イエロー」が揃う。上品なティーローズを基調にした新色「ローズ」もラインナップ。スエード素材やパッチワークを施すことで、ニュアンスカラーを用いながらも、立体感のある一足に仕上げた。「スプリントランナー」新フィルムも公開なお、アレキサンダー・マックイーンは、シンガーソングライター/ダンサーのMettenarrativeを起用した「スプリントランナー」の新フィルムも公開。撮影はディレクター兼ビジュアルアーティストのソフィー・ミュラーが担当した。【詳細】アレキサンダー・マックイーン「スプリントランナー」新色発売:2022年6月下旬より順次発売価格:97,900円【問い合わせ先】アレキサンダー・マックイーンTEL:03-5778-0786
2022年07月17日アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)から、新作メンズ&ウィメンズスニーカー「スプリントランナー(Sprint Runner)」が登場。“シールロゴ”が目を引くメンズ&ウィメンズスニーカーアレキサンダー・マックイーンの新作「スプリントランナー」は、2022年春夏ウィメンズコレクションのランウェイで発表された、メンズ&ウィメンズスニーカー。サイドに配したシールロゴが最大の特徴となっており、オーバーサイズのランナーソールや、フラットなシューレースも目を引く。ヒールカウンターとシュータンには、アレキサンダー・マックイーンのシグネチャーロゴをオン。カラーは、ベーシックなオールホワイト、オールブラックに加え、ブラック&ホワイトのコントラストが効いたレザーモデルや、ネイビー&レッドのキャンバスモデルなども揃う。【詳細】アレキサンダー・マックイーン 新作メンズ&ウィメンズスニーカー「スプリントランナー」90,200円※2022年3月下旬現在発売中。【問い合わせ先】アレキサンダー・マックイーンTEL:03-5778-0786
2022年04月03日スポーツの秋、もうじき運動会が控えているご家庭も多いはず。運動が得意な子も、そうでない子も「少しでも速く走らせてあげたい」「何より自信を持って楽しく走らせてあげたい」と思うのが親心ですね。「0.01秒でも速く走るために」をコンセプトに、子どもからプロアスリートまでを対象に走り方を指導する『0.01』が主催するスプリント教室で、子どもが速く走るためのコツを聞いてきました。運動会目前、いきなりたくさんのことを子どもに言って混乱させてしまっては元も子もありません。今回はポイントを絞り、子どもに伝わりやすいアドバイスをいただきました。そのキーワードはなんと、「焼き鳥」と「モグラ」。■走る時は、焼き鳥になったつもりで体を1本の串のように真っすぐ時おり小雨が降りしきる中、小学生10数人を教えていたのは、十種競技出身の船場大地コーチ。子どものフォームをじっくりとチェックしながら指導していました。船場コーチによると速く走るために一番大切なのは正しい姿勢で、「体が、焼き鳥の串になったように、真っすぐな姿勢で走る」ことだそう。「手を大きく振ること」「大きなストライド」などのアドバイスを予想していた筆者にとって、ちょっと意外なアドバイスでした。「姿勢が悪いと、どの動きをしても効率的に力を使えません。一生懸命、足を高く上げようと思っても、足がつかえてしまったり、そもそも足が上がりにくかったりしてスピードが出にくいのです」(船場コーチ)。まず、自分が焼き鳥の串になったイメージで、足から頭まで一直線になることを意識してみます。そして、その真っすぐな姿勢のまま、進行方向斜めに倒れた姿勢で走ることが理想だそう。一直線の美しい姿勢だとパワーを生かし効率よくスピードが上げられます。走り始めるといつの間にか頭が下がってしまう子も多いそうなので、「頭が下がって、焼き鳥の串が折れたみたいにならない」ことも大切。頭が下がってきたら、「串が折れちゃったよー」と注意してあげましょう。■地下で眠るモグラを起こさない! 軽やかにはずむ感覚で走る「地下にいるモグラさんを起こさないように走ってね~」「アリさんを踏まないように走ってね~」スプリント教室の最中に、さかんに船場コーチが子どもたちにアドバイスをしていたのは、軽やかに走ること。地下にもしモグラがいたら、モグラを起こさないように音を出さないで静かに走る。地面にアリがいたら、足をベタベタつけず、アリを踏まないように、つま先は指先ではなく拇指球(ぼしきゅう:親指のつけ根のふくらんだ部分)周辺が地面に接するようにする。そのような感覚を、声がけで子どもたちに意識づけていました。かかとを地面にベタっとつけて走ったり、ひざを曲げすぎてドスンドスンと重い感じで走ったりすると、やはりスピードが出ないそうです。軽やかに走る動きは、縄跳びを跳ぶ動きに似ているそうで、縄跳びをしたり、その場でピョンピョンと真っすぐ跳ねてみると、子どもたちはその感覚を理解しやすいようです。 ■スプリント教室だけで終わらない! 家でできる練習はコレ速く走るのには、姿勢とはずむ感覚が大切なのはわかりました。それでは運動会目前でも、自宅で気軽にできる効果的なトレーニングはあるのでしょうか? なかなか口で伝えるだけではわかりづらい感覚を、子どもに理解させる練習方法を教えてもらいました。1.縄跳びやその場でのジャンプではずむ感覚を身につける背筋を伸ばし、腕を軽く回しながらピョンピョンと跳ぶ縄跳びは、走る時の体の使い方と共通点が多いそう。「走る動作は縄跳びのジャンプの動きの連続と考えることができます。縄跳びをすると、はずむように軽やかに走る感覚が身につきます」と船場コーチ。縄跳びなしでそのままピョンピョンと軽く跳ぶのでもOKだそうです。あるいは、家の前などにある段差を利用して、段差を前後にピョンピョンと跳ぶのでも、自分の体をバネのようにはずませて走る感覚を理解しやすい、とのことです。2.いい姿勢を意識できる練習をする子どもが跳ぶ時に肩を押さえてあげると、体がぶれにくく姿勢を崩さずに跳ぶ感覚が身につきやすくなります。このほかにも、正しい姿勢を意識しながら、おへそのちょっと下あたりまでひざを上げる、もも上げの運動も効果的です。■もう間に合わない! 運動会直前の一夜づけにはスタートの姿勢を変える1~2週間前から地道に先ほどあげたようなトレーニングをしたいところですが、「本当に一夜づけだったらどうしたらいいですか? 」と図々しい質問もしてみました。「うーん、そうですねえ…」とちょっと困りながらも船場コーチが教えてくれたのは、「一番即効性があるのは、スタートの姿勢を変えること」だそう。スタートの姿勢はあまりきちんと教えられていないことが多く、同じ側の手足を前に出していたり、足の幅を大きく開きすぎて構えていたりするそうです。おすすめのスタートの姿勢は、1.「気をつけ」の姿勢からしゃがみこみ、前に置く足の土踏まずの横に後ろ足の膝を置く。2.そのまま体を串のようにピンとした姿勢を意識しながら立ちあがる。スタート姿勢を作る際には前の足のひざはつま先の上にくるくらいまで曲げてしっかり前の足に体重をかける。3.スタートの合図がなったら真っすぐの姿勢のまま前の足をけって飛び出す。このかっこいい、いかにも速そうなスタート姿勢をマスターできたら、子どものモチベーションもあがりそうですね!取材協力:0.01速く走るためのスプリント指導をするプロフェッショナル集団。様々なプロスポーツの選手から小学生まで幅広く指導。 取材・文/まちとこ出版社
2017年09月22日●光が見え始めたスプリント事業ソフトバンクグループは6日、都内で2016年3月期第1四半期決算説明会を開催した。折しも、スプリントの業績がアメリカ市場で4位に転落したという報道があったばかり。決算説明会に登壇した孫正義代表は、スプリントの業績改善に関するプレゼンに力を入れ、現況の報告と今後の見通しを示した。○トンネルの向こうに光が見えたスプリントの業績を必ず改善してみせる――。同社の決算説明会は、こんな孫正義代表の快気炎で幕を開けた。これは前々日、ソフトバンクグループ傘下の米スプリントが、アメリカ市場の契約件数で"業界4位に転落した"と報じられたことに端を発するものだ。スプリントが約10年間維持してきた業界3位の座についたのは、TモバイルUS。皮肉にも、孫氏が数年前に買収を画策していた通信事業者だ。ソフトバンクを率いる孫氏は2006年にボーダフォン・ジャパンを買収、その業績をV字回復させている。このノウハウをスプリントにも応用したい考え。「どうやったら業績を改善していけるか、スプリント側と連日ミーティングを繰り返した。それには次世代のネットワークを、最小限の設備投資で、最強にすることが求められる。話し合いの結果、ついに設計図が完成した。日本における成功を、アメリカでも再現できると確信した」と孫氏は強調した。孫氏はプレゼンの最後に「結論として、改善への道筋が見えた。長くて暗いトンネルだったが、トンネルの向こうに光が見えた。いまではスプリントを買って良かった、と心から思っている」と話した。●2年後に改善の効果が見えるように○ネットワークで眼に物をみせてやる質疑応答では、記者団からスプリントの経営に関する様々な質問が寄せられた。プレゼンにおいて「ソフトバンクが日本市場で他社を追い抜いた方法で、アメリカ市場でもスプリントの業績を改善させていく」と宣言した孫氏に対し、ある記者は「ソフトバンクの業績は、iPhoneがあったから回復できたのではないか。ノウハウだけなら、他社も追随するのではないか」と質問した。これに対し、孫氏は「iPhoneがソフトバンクに来たのは、我々がボーダフォン・ジャパンを買収した数年後。その頃すでに営業利益は好転しており、純増もNo.1になっていた。iPhoneが業績を回復させたと解釈されるのは、いささか事実と異なる」と反論。また、業績回復の施策については「細かなノウハウがたくさんある。確かに他社が表面的に一部だけ真似することはできるが、他社とは違う成果を出せる。これに加えて、スプリントでは2.5GHzの周波数帯の電波を120MHz幅で持っている。これは他社が持っていない圧倒的な量の電波。これが武器になる。使い方には工夫が必要だが、上手に使いこなす方法がある。これを利用することで、他社が真似しにくい構えをつくれる」と自信をみせた。記者団からはネットワークに関する、より突っ込んだ質問も相次いだ。孫氏は、ネットワーク強化の具体的な施策について「スプリントの次世代ネットワークのキーワードは2.5GHz。他の電波と比べると距離が飛ばない特性があるので、数をたくさん打つ。スプリントでは幅を120MHz分持っているので、圧倒的な数の弾を打てるように設備を整えていく。数打ちゃ当たるということ」と解説している。「当初、アメリカにいない我々が日本からあまり細かく口出しをしすぎるのは良くない、と遠慮している部分があった」と孫氏。しかし「スプリントのエンジニアが提案してきたのは、巨額の設備投資が必要な、5年の月日がかかる、他社に追いつくためのネットワークだった。決して、他社を上回る設計になっていなかった。これでは実行する前から答えが見えている。それで我慢できなくなり、僕がチーフ・ネットワーク・オフィサーになった。代替案として、設備投資を大幅に圧縮させた、2年で終わらせる、他社をぶっちぎれるネットワークを提案した。本格的な改善はこれから」と解説。「少なくとも、現状のスプリントのネットワーク設計は私の手がけたものじゃない。でも、これから展開するのは俺の設計。眼に物をみせてやる、くらいの気持ちで取り組んでいる」と笑った。業績を2年で改善させると語った孫氏に対して、ある記者は「2年でスプリントの再建を終えるという意味か」と質問。これに対して孫氏は「大幅な改善が認められるのが2年後という意味。いまは材料を集めている段階で、1年後には建設が始まる。2年後には7、8割の建設が終わる。お客さんにも成果を実感してもらえると思う。そこから先も毎年改善していき、いずれは他社を抜く」と回答した。「スプリントを買いたい、という他社からの問い合わせはあるか」という質問には「あまり買いたいという申し出はない。世の中の大半の人は、スプリントは大丈夫か、と思っているのではないか」と苦笑い。しかし、続けて「買いたいって話は来てないけど、売りたくはない」と強気の表情もみせていた。
2015年08月06日セカンドステージで1勝1分けと好スタートを切った湘南ベルマーレ。ファーストステージのトラッキングデータ(総走行距離とスプリント総数)でともにJ1のトップを記録したタフネスさにさらに磨きをかけながら、真夏の戦いを通じてJリーグに革命を起こす。○スポーツ紙に掲載されたコラムが与えた波紋セカンドステージ開幕を翌日に控えた7月10日。ベルマーレを刺激し、名古屋グランパスとの開幕戦へ向けたモチベーションを一気に高める出来事があった。スポーツ新聞に掲載されたあるコラム。「走れば勝てるって訳じゃない」と題されたそれのテーマは、Jリーグで今シーズンから導入されたトラッキングシステム。ファーストステージの集計データを基に、J1の「ある傾向」を指摘していた。最新鋭のミサイル自動追尾技術が応用されたトラッキングシステムは、メーンスタンドに設置された2台の専用カメラがピッチ上のすべての動きを捕捉。選手の走行距離やスプリント回数を解析・数値化し、Jリーグの公式サイトで公表してきた。ファーストステージの集計では、17試合の総走行距離の1位をベルマーレ、2位を松本山雅FCの昇格組が占めた。ベルマーレはスプリント総数でも1位となったが、肝心の順位で前者が10位、後者が15位に甘んじたことで前出のタイトルとなった。ベルマーレのチョウ監督は、グランパス戦前のミーティングでコラムの内容を選手たちに伝えた。「自分たちがそう言われていることに対して、僕は非常に寂しい思いがした。ただ勝った、負けた、よかった、悪かったという基準でウチを語られるのがすごく嫌だったので」。○ファーストステージで抱いた忸怩たる思いファーストステージを戦いながら、チョウ監督は忸怩(じくじ)たる思いを募らせてきた。「走らないと勝てないのがブンデスリーガ、走っても勝てないのがJリーグ」。ドイツを中心にヨーロッパのリーグへの造詣が深く、毎年オフには自ら足を運んで視察してきたなかで、不退転の決意を抱くようになった。「ブンデスリーガでは、相手チームを含めて走らないことが前提になる試合はまずあり得ない。(まず走るという)前提があるのとないのとでは、(コラムの意味)は全然違ってくる。前提がないのであれば、日本サッカー界のレベルがまったく低いと言われているのと同じだと感じなければいけない」。例えば史上初となる無敗でファーストステージを制した浦和レッズは、総走行距離が6位、スプリント総数も8位と決して高い数字を示していない。3位に入ったサンフレッチェ広島は総走行距離で13位、スプリント総数に至っては17位だった。テクニックと老かいさ、そして必要最低限の場面でのみ全力疾走する要領のよさがあれば上位を争える。そうした傾向を目の当たりにして、2012年の就任時から貫いてきた「湘南スタイル」に対するチョウ監督の矜持(きょうじ)はさらに強まった。「ならば我々が走るのをやめるのか、縦への推進力をなくすのかと言えば、そういう訳にはいかない」。○因縁のグランパス戦で示したアイデンティティーファーストステージで喫した7敗のうち、もっとも悔しかった黒星は5月2日、0対3で完敗した敵地でのグランパス戦となるだろう。ベルマーレがペースを握りかけながら、たったひとつのミスからカウンターを許してあっさりと先制点を献上。取り返そうと前掛かりになった背後を突かれては失点を重ねた。何よりも納得がいかないのが、ボールを失っても自陣へ戻らない、いわゆる「攻め残っていた」グランパスの選手たちにかき乱されたこと。ファーストステージにおけるグランパスは、総走行距離が最下位だったのに対してスプリント総数が3位だった。典型的な「省エネスタイル」に屈したことが、逆に自分たちのアイデンティティーを見つめ直すきっかけになった。チョウ監督が力を込める。「チャンスだと思えばゴールへ向かい、ピンチになればFWの選手も戻る。これがサッカーの醍醐味(だいごみ)であり、そこには戦術もへったくれもない。そうしたプレーをさぼって、走行距離が少ないチームが勝つようになれば、選手の潜在能力をどのように引き出していけばいいのかと、指導者は困ってしまう」。果たして、因縁の再戦は2対1でベルマーレが制した。走行距離で112.88km対105.93km、スプリント回数で172対121と大差をつけての、スコア以上の"快勝"だった。○ベルマーレのスタイルをJリーグのスタンダードへ後半19分に、結果的に決勝点となる2点目をダイビングヘッドで決めたのはFW高山薫。3月14日の鹿島アントラーズ戦で、ファーストステージ全体での最長記録となる13.67kmを走破しているタフガイは「まだまだこれから」と不敵に笑う。「どちらにしてもオレはうまい選手じゃないし、1年目から“走るキャラ”でプレーしてきた。ファーストステージで10位だったからダメだと思われているだけ。オレたちが結果を出せばいい」。キャプテンのMF永木亮太も件(くだん)のコラムに目を通した上で、「自分もちょっと違うと思った」とこう続ける。「ウチのサッカーがJリーグのスタンダードになればいいと思っているし、(ベルマーレのスタイルが正しいと)証明するためにも、セカンドステージで結果を出していくしかない」。グランパス戦から中3日で15日に行われたヴィッセル神戸戦は、一転して球際での激しい攻防が繰り広げられる消耗戦となった。相手の気迫に押される時間帯もあり、先制点も許す展開となったが、ハードワークはベルマーレが大事にしてきた根幹的な部分でもある。最終的には走行距離とスプリント回数で圧倒し、永木のミドルシュートで引き分けに持ち込んだ敵地での90分間を、チョウ監督はポジティブにとらえた。「もっとタフにならなければならないと、選手たちも学べたと思う」。○J1を世界基準の戦いへ引き上げるためにチョウ監督は初の著書『指揮官の流儀 直球リーダー論』(角川学芸出版刊)で、こう記していた。「ベルマーレはよく走ると言われていることが、もしかしたら我々の成長や歩みを止めてしまうキーワードになるかもしれない」。世界ではベースになっているハードワークに、必要以上のスポットライトを当てられれば「自分たちの軌跡に酔ってしまうのではないか」と危惧していたとも明かす。そうした不安も、セカンドステージ前に掲載されたコラムが一掃してくれたことになる。高温多湿の日本の夏はこれから真っ盛りになり、セカンドステージでは水曜日開催も3日を数えるなど、さらに過密スケジュールになってくる。「体力的に影響が出ないようなトレーニングを、それこそ昨日、一昨日の話ではなく、何年も前から積み重ねてきた。夏になれば、走る部分では他のチームも落ちてくる。そういうところで上回れば、結果もついてくると思う」。真価を問われる真夏の戦いへ、永木はチーム全体の思いを代弁しながら腕をぶした。戦力や技術で劣る部分を補うために走っている――。ベルマーレを揶揄(やゆ)してきた声を「もう勘弁してくれ」という嘆き節に変え、「走り合った上で勝負」という世界基準に引き上げる戦いはますますヒートアップしていく。写真と本文は関係ありません○筆者プロフィール: 藤江直人(ふじえ なおと)日本代表やJリーグなどのサッカーをメインとして、各種スポーツを鋭意取材中のフリーランスのノンフィクションライター。1964年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。スポーツ新聞記者時代は日本リーグ時代からカバーしたサッカーをはじめ、バルセロナ、アトランタの両夏季五輪、米ニューヨーク駐在員としてMLBを中心とするアメリカスポーツを幅広く取材。スポーツ雑誌編集などを経て2007年に独立し、現在に至る。Twitterのアカウントは「@GammoGooGoo」。
2015年07月18日スリックは、カーボン三脚「カーボンスプリント」シリーズに、雲台「SH-724E」を組み合わせた「カーボンスプリント 624 DX」と「カーボンスプリント 634 DX」を3月20日に発売する。希望小売価格は624 DXが50,000円、634 DXが60,000円(いずれも税別)。○カーボンスプリント 624 DXカーボンスプリント 624 DXは、ショートサイズのカーボン三脚と雲台「SH-724E」のセットモデル。数量限定の発売記念モデルには、スペアのクイックシューが1個付属する。三脚の脚部段数は「4」でナット式ロックを採用。3段階開脚機構と分割センターポール式エレベーターにより、ローポジションでの撮影もサポートする。雲台「SH-724E」は、2ハンドルにパンストッパーを備えた3WAY式で、DIN規格のクイックシューも装備する。主な仕様は、全高が1,232mm、重量が1,350g、縮長が435mm、最大脚径が22mm、EV下げ全高1,022mm、地上最低高が187mm、最大搭載荷重が3kg。○カーボンスプリント 634 DXカーボンスプリント 634 DXは、ロングサイズのカーボン三脚と雲台「SH-724E」のセットモデル。624 DXと同様、スペアのクイックシューが付属する発売記念モデルを用意する。三脚の特徴や雲台、脚部段数、最大脚径などは624 DXと共通。主な仕様は、全高が1,700mm、重量が1,460g、縮長が540mm、EV下げ全高1,400mm、地上最低高が191mm、最大搭載荷重が3kg。
2015年03月17日