価値観とは、今までの人生の中で自分が作った優先順位です。根本的なことほど解決は難しく、大きな問題になってしまうことも。今回は、生活にまつわる価値観の違いをご紹介します。清潔感キレイ好きな人がそうでない人と一緒にいると、ストレスが溜まります。いつもキレイにしている人は、少しでも散らかるとすぐに気付きますが、いつも散らかった部屋にいる人はあまり気になりません。食事食事に関して大事な価値観は大きく分けて2つ。1つは味の好み、もう1つはマナーです。味の好みについては、地域によっても大きく差がありますが、同じ家庭で育った兄弟姉妹でも異なることは珍しくありません。相手が美味しいと思うものを美味しいと思えないなら逆も然りで、一緒に食事をするのがイヤになることもあるでしょう。そしてマナーに関する価値観は、知らないだけなのか、知っていても実践しないのか、によっても大きな差があります。マナーに気をつけている人は、それを知っているのに実践しない人を軽蔑する可能性も。人として軽蔑してしまったら、もう恋愛どころではありませんよね。家族育った環境が大きく関係していることが多いこの価値観は、変えるのがとても難しいと言えます。例えば、夕飯は家族そろって食べる、年に1回は家族旅行をする、など家族との時間を大切にする派と、お父さんは仕事中心の生活で、ほとんど家族との時間をもたない派、という真逆の考えをもつ2人の場合を想像してみて下さい。この問題に直面したときは衝突しますし、折り合いをつけることもきっと難しいですね。理想の家族像を思い描くときは「自分の育った家庭と同じようにしたい」というタイプと、「自分の家庭とは違うカタチを作りたい」という2つのタイプに分かれますが、ほとんどの人は自分の経験を元に答えを出します。つまり、自分が理想とする家族像がベスト!と思っている可能性が高いので、それを譲り合うことは難しいでしょう。人は、自分が決めたルールを破られると腹が立ち、軽蔑することもあります。しかし、自分が正しいと思っても、誰も人の行動や言動に制限をかける権利は持っていません。それは交際中の2人や夫婦でも同じです。相手が大切に思うものを、同じように大切にしようと努力することが愛情なのかもしれませんね。
2016年10月12日「恋は盲目」とは…恋するあまり、お互いの事しか見えず、周りが見えなくなってしまうこと。相手の事を考えるだけで胸がドキドキする、仕事が手につかないなど、とにかく相手にのめり込んでしまうほどの大恋愛をした事、大人女子のみなさんなら1度は経験済みなのではないでしょうか?しかし長い間そんな状態は続かず、ある日突然気持ちが冷めてしまった、あるいはハッと目が覚めた、なんて経験もあることでしょう。恋の魔法がタイムリミットを向かえた時、人はどのような事を思い、行動するのでしょうか。そこで今回は、実際に出会い系サイトを利用する1,330名の男女に「百年の恋も冷めた瞬間を体験したことある?」というお題でアンケートを実施しました。その結果、男性と女性では冷めるキッカケに違いがある事が判明。恋する気持ちが冷めないように日々気をつけていきたいポイントと共に見ていきましょう。女性の方が冷めやすい!?Q,百年の恋も冷めた瞬間を体験したことある?・男性の回答YES:38%NO:62%・女性の回答YES:60%NO:40%男性の38%に対し60%と、女性の方が男性よりも恋に冷めてしまった経験がある方がかなり多い結果となりました。女性の方が恋に夢中になりやすい分、冷める時は一気に冷める傾向があるのでしょうか?それぞれの詳しい回答から読み解いていきましょう。男女で違う冷めるキッカケ〜「YES」あると答えた方〜・めきめき太っていった。(30代・男性)・付き合ってから下品な話題ばかりで失望した。(20代・男性)・高級レストランで嫌いな食べ物を避けているのを見たとき。(30代・女性)・急に体調が悪くなった私の横でずっとゲームしていた。(20代・女性)〜「NO」ないと答えた方〜・若い頃は女性に夢見ていた部分もあったけど今はありません(40代・男性)・少し冷めたことはあるけど歩み寄りが大切かな。(30代・男性)・じっくり恋愛をするタイプなので突然冷めたことは無い。(30代・女性)回答結果から、女性は言葉や態度が乱暴だった時、服装や物の管理がだらしがない、マナーを守らない、など日常の生活の中での男性の行動に突然冷めてしまうことが多いことが分かります。おそらく男性からすると「こんなことで!?」「最初から変わっていないんだけど…」と思うような事も含まれているかもしれませんね。恋する乙女モードの時には気づかなかったちょっとした部分を、冷静に客観的に見れるようになってしまうのでしょうか。又、男性は相手が太ってしまったり、実は下品な話題が好きだったりと女性らしさを欠く行為に対して恋が冷めてしまう傾向があるようです。何となく男性の方が純粋な理由な気がしますね。男性は最初の頃の彼女のイメージが崩れてしまう時に「あれ!?俺が好きだった○○ちゃんってこんな子だったの!?」とショックを受けると同時に恋する気持ちも冷めていってしまうのでしょう。お付き合いを始めて、しばらく経ち、親しくなってくると素の部分が出やすくなるのは当然です。素の部分が見られるのはもちろん喜ばしいことですが、恋人としての気遣いや思いやりを忘れないことが男女ともに必要な事を忘れずに愛を育んでいきたいものです。愛され続ける彼女でいるために♡彼に愛され続ける彼女でい続ける事は、実際女性たちが頭で考えているよりも簡単なことなのかもしれません。「いつでもありのままの自分でいること」それを心掛けていれば、彼の愛情が冷めることはないはず。確かに、恋愛当初は自分を良く見せたいという気持ちになってしまうこともありますよね。彼のために「キレイになろう、可愛くなろう」と努力し変わろうとすることはプラスに働きますが、自分を偽ってしまうことはNGです。常に自然体でいれば、彼の中でのあなたのイメージは崩れることはありません。ただ、ありのままの自分をアップデートしようという向上心は忘れずに♡長くお付き合いをして「こんな女だったのか…」と思われる彼女になるか、はたまた「一生手放したくない!」と思われる彼女になるかはあなた次第!いつでも笑顔を忘れずに、幸せな気持ちでいられる恋愛をしましょう♡情報提供元:オープンサイト・恋愛図鑑調べ
2016年09月30日「100年先の日本」を見据え、銅山の改革に邁進した明治の偉人を描く完全実録ドキュメンタリー・ドラマ「百年の計、我にあり~知られざる明治産業維新リーダー伝~」が主演に榎木孝明と石黒賢を迎え、TBSにて来年正月に新春スペシャルドラマとして放送されることが明らかとなった。物語の舞台は、瀬戸内海に面する愛媛県新居浜市を見下ろす別子銅山。明治維新後、危機に瀕した銅山の再生こそ日本発展に貢献できる唯一の道であると、銅山の近代化に邁進した2人のリーダー、広瀬宰平と伊庭貞剛。2人は一企業のみならず、国家百年の計を見据えた改革を次々と実現、それは明治日本の産業維新ともいえるものであった。幼少の頃から、住友が経営する別子銅山で育った広瀬は、銅山の近代化を図ることこそ、住友が日本の産業の発展に寄与できる唯一の道と信じ、「100年先の日本のため」と住友家を説得。近代化の実行を宣言した。「お雇い外国人」が日本中を闊歩する時代だったが、広瀬は日本人の手による近代化にこだわり、鉱山技術を学ばせるために塩野門之助を留学生としてフランスに送り込むほか、西欧技術の取り込みを積極的に行った。こうして、銅山の近代化は20年という驚くほどのスピードで進んでいく。やがて広瀬の甥である伊庭も加わり――。本作は、明治時代に国家存亡をかけ、産業の近代化という課題に敢然と挑んだ実業家の実名による完全実録ドキュメンタリードラマ。江戸時代初期からの銅商であった住友を近代的企業グループへと変貌させた2人の人物の知られざる足跡を追うストーリーだ。そんな2人を演じるのは、榎木さんと石黒さん。「浅見光彦シリーズ」(フジテレビ)や数々の大河ドラマに出演し画家でもあり多方面で活躍する榎木さんが演じるのは、住友が日本の産業の発展に寄与できる唯一の道と信じる広瀬宰平。榎木さんは「広瀬宰平は、“100年先の日本のことを思う”という現代人ではとうてい考えられないようなポリシーの持ち主で、非常に先見の明があり素晴らしい偉人です。このような人物がいたからこそ、いまの日本があると感じました。広瀬と伊庭が対立する場面はみどころのひとつです。広瀬は企業のあるべき姿を伊庭がしっかり受け継いでいることに納得し、すべてを託すシーン。2人の丁々発止のやりとりは見応えがあります」と自身の役どころと見どころをコメント。また、広瀬の甥でありもう一人のリーダー・伊庭貞剛を演じるのは大河ドラマ「新選組!」や『ローレライ』など善人から悪役まで幅広い演技で活躍する石黒さん。自身の役どころについて「公害問題を解決するために大胆な計画を実行に移す行動力の持ち主です。叔父である広瀬に物怖じせず意見する勇気、胆力、そして先見性に人間としての器の大きさ、魅力を感じます。伊庭は総理事を継いだあと、まず鉱山で働く人たちに気持ちを寄せて彼らの顔と名前を覚えます。まだ江戸時代の身分格差があったであろうなかで、分け隔てなくフラットな目線で人々と接する」と語っている。新春スペシャルドラマ「百年の計、我にあり~知られざる明治産業維新リーダー伝~」は2016年TBSにて正月放送予定。(cinemacafe.net)
2015年11月10日100年後の私たちの食べものって、どうなっているの? 大林千茱萸(おおばやし・ちぐみ)監督の映画『100年ごはん』は、そんな不安や疑問に、ある答えを提示してくれます。先日、銀座で行われたホールフード協会主催(タカコナカムラさん主宰)の映画上映会では、 “奇跡のリンゴ” で知られる農業家の木村秋則さんも駆けつけ、未来の食について熱く語ってくださいました。木村さんが伝えようとしていること、映画『100年ごはん』のこと、大林監督とタカコナカムラさんのトークショーなど、イベントの内容とともにご紹介します。木村秋則さんが語る「土と、愛情が育むほんものの食」「すべての農作物は、太陽、水、土、そして愛情が必要なんです。愛情は見えないかもしれない、でもこれが一番大事なんです」何度も挫折を繰り返しながら、自然栽培によるリンゴを生み出した木村秋則さんの言葉には、ズシリと響く重みがありました。農薬や除草剤、化学肥料を使わない果樹の生産は不可能と言われながらも、さまざまな困難を乗り越え成し遂げた木村さん。その夢の実現の秘密は、土にありました。「雑草があるから、土ができているんだ。それに気づくのに6年かかりました」雑草によって土は夏の間も適温を保ち、冬は腐葉土となってフカフカになる。大豆を一緒に植えることで土中の微生物が育つ、そんな自然のままの土のサイクルが、りんごを育ててきたといいます。また木村さんが昔ながらの農法にこだわるのには、理由がありました。「農薬や化学肥料に頼って作る現代の作物は、栄養価も下がっているのです。科学技術庁の『日本食品標準成分表』でもそれは明らかです。たとえば1951年と2000年で比較すると、ほうれん草のビタミンAは8,000IUだったのが、約50年後には700IU、1/10以下に。ミカンのビタミンCは、2,000IUから33IUに。私たちは昔のように食物から栄養を摂ることが難しくなっているんですね。これは大変なことです」今、私たちがやるべきは「次世代に伝える畑を作ること」だと木村さん。大分県臼杵市の、土からはじまる畑づくり木村さんの奇跡が、少しずつ全国に拡がりをみせているなか、大分県の臼杵(うすき)市では、次世代の畑のための土づくりが行われています。無化学合成農薬・無化学肥料の野菜作りを推進するため、2010年から元気な土づくりを始めたのです。映画『100年ごはん』は、その過程を描いたドキュメンタリー映画です。「健康な土で育った “ほんまもん農作物” を、未来の子供たちのために作っていきたい」という市をあげての情熱が、さまざまな人たちを動かしていきます。※「ほんまもん農作物」=臼杵市で認定している農産物の認定制度上映方法が実にオリジナルで、【映画を観て + 共に食事をし + 語り合い + 土に触る】という、五感で体験する上映会を、全国100カ所近くで行っています。100年後の未来も、おいしいごはんが食べられるのかな?あの大林宣彦監督の長女で、料理家でもある大林千茱萸(おおばやしちぐみ)監督が、映画撮影を開始したのは2009年。自ら汗を流してほんものの野菜作りに奔走する前市長からのラブコールに応え、監督することを決めたそう。映画は4年がかりで、120時間の撮影を経て完成されました。映画では、臼杵市役所、市民、教育委員会、給食センター、農協、有機JAS認定機関、加工業者、飲食業者、実際に土を耕す生産者、野菜を買う消費者、そして野菜を食べる子供たち…取り組みの経過とともに、それぞれの日常で少しずつ変化していく人たちが登場します。そしてリアルなドキュメンタリーと同時平行で、現在の「ワタシ」と、100年後の未来の「アナタ」がファンタジーのように言葉を交わし、私たちにいくつもの疑問を投げかけます。はたして100年後の未来も、おいしいごはんが食べられるのかな? と。農薬のこと、気候変動、農家の担い手減少と食料自給率の問題など、いま、私たちの食にまつわる不安はいろいろ。だからこそ、100年後の未来のために、いまからできることを始めなくては。そんなことを考えてしまいます。「映画にさまざまな立場の人が登場するのは、ご覧になった皆さんの立場に寄り添い、他人事ではなく、“自分事”として捉えてもらえたら…という想いから。これから私たちは未来ために何をどう選択していけばいいのか? 臼杵市の例を描いていますが、各地でこうした力強い動きが始まっていることを知って欲しいのです。『はじめの1歩は100歩分!』がこの映画のキーワードなのですが、まずは “知ること” が “はじめの1歩” 。そして映像の行間にある “何か” を感じて、皆さんが暮らしを考えるきっかけとしていただけたら嬉しいです」(大林千茱萸監督)「食だけでなく、食と暮らし、環境まで広い視野で考えて欲しいとの気持ちから活動を続ける私たち。この映画には、まさに同じテーマが描かれていると共感しました。ぜひこの機会に、これからの食のあり方について関心を持っていただけたら」(ホールフード協会 タカコナカムラさん)映画鑑賞のあとは、ホールフード協会 タカコナカムラさんによるオーガニックフードをつまみながら、参加者みんなで意見交換しながら交流も。五感で楽しみ、感じるイベントとなりました。映画『100年ごはん』の予告編はこちら。全国各地で、自主上映会が開催されています。開催情報および予告編はHPにて。 映画『100年ごはん』【プロフィール】木村秋則(きむらあきのり)1949年、青森県中津軽郡岩木町生まれ。木村興農社社長。弘前実業高校卒。川崎市のメーカーに集団就職するが、「農業を手伝ってほしい」という父の説得により、1年半で退職する。1971年から家業のリンゴ栽培を中心に農業に従事。農薬で家族が健康を害したことをきっかけに無農薬・無肥料栽培を模索する。10年近く無収穫、無収入になるなど苦難の道を歩みながら、ついに無農薬・無肥料のリンゴ栽培に成功し「奇跡のリンゴ」と呼ばれている。現在はリンゴ栽培のかたわら、全国、海外で農業指導を続けている。 大林千茱萸(おおばやしちぐみ)東京都生まれ。「天皇の料理番」元宮内庁東宮御所大膳課主厨・渡辺誠氏に師事し、料理家としても活躍。西洋食作法講師・ホットサンド倶楽部主催と様々な肩書きを持つ。11歳で『ハウス/HOUSE』(1977)原案。14歳より映画感想家として、文筆業開始。大林宣彦監督作品では、メイキングや音楽コーディネートなどを担当。AKB48の「So long!」(2013) MVでは数エピソードの脚本・演出を行う。うえだ城下町映画祭自主制作映画コンテストでは審査員を務める。本作が単独監督初デビュー作品となる。著者に「ホットサンドレシピ100」(シンコーミュージック刊)、責任編集本には「リュック・ベッソン」(キネマ旬報社刊)など。 大林千茱萸 Facebookページ タカコナカムラ日本CI協会リマ・クッキングで桜沢里真にマクロビオティック料理を師事。渡米。全米を遊学後、Whole Foodの概念に出会う。2003年東京・表参道にて「Brown Rice Café」のメニュープロデュース。2006年7月独立後、食と暮らしと環境をまるごと学ぶ、「タカコ・ナカムラWhole Foodスクール」を開校。「塩麹」「50℃洗い」のブームの火付け役としてテレビ雑誌で活躍。2013年「ベジブロスをはじめよう」(角川マガジンズ)をきっかけに、「ベジブロス」ブームを起こしている。食と暮らしと環境を次の世代へバトンを渡す活動として、2008年5月「ホールフード協会」も設立。一般社団法人ホールフード協会代表理事。近著は『AGEためないレシピ』(パンローリング)など話題の著書多数。
2015年09月11日高校野球100周年を記念してNHKで放送される「高校野球100年レジェンドが語る名勝負の秘密」ナビゲーターに、「KAT-TUN」の亀梨和也が決定したことがこのほど明らかとなった。1915年の夏に高校野球の全国大会が始まってから、ちょうど100年となる今年の夏の大会にあわせて放送される本番組。4夜に渡る放送では、「激闘の延長戦」「奇跡の大逆転」など4つのテーマで過去の名勝負の興奮と感動を、甲子園レジェンドをゲストに招き、熱きドラマが生まれた秘密に迫っていく。そしてこのほど、デビュー前は熱い野球少年だったという亀梨さんがナビゲーターに決定。今回の出演にあたって「甲子園は野球少年の憧れの場所でもありますので、決して色あせない感動や想いを僕もこの番組で改めて体感したいですし、視聴者の皆様にもその当時は知らなかったものを感じて頂けたらなと思います。100周年という歴史の中に、自分がこういったかたちで参加できることを楽しみにしています」と意気込みを語っている。ほかにも、高校野球サポーターの伊集院光ややくみつるも出演し、番組を盛り上げる。「高校野球100年レジェンドが語る名勝負の秘密」は、NHK総合にて8月6~11日の4夜とも10:55~11:20放送。(text:cinemacafe.net)
2015年07月21日ヤフーは6月23日、戦争の記録や当時を知る人々の持つ記憶を100年後の世代に伝えるプロジェクト「未来に残す、戦争の記憶~100年後に伝える、あなたの思い~」を開始した。終戦から70年の節目を迎え、当時を知る人々の情報(一次情報)が、徐々に風化しつつある現状を踏まえ、同プロジェクトでは、新聞社や通信社などの報道機関が所有している戦争当時の記録や、戦争体験者のまだ記録されていない生の声、戦争体験者から聞いたエピソードなどの記憶をデータとして残すことを目的としている。これにより、100年後の未来を生きる人たちに戦争について知るきっかけを提供することを目指す。企画の1つでは、「100年後の未来へ。みんなで思いを伝えよう」と題し、当時を知る人から聞いた戦争の記憶などをユーザーから投稿してもらう。投稿されたデータは100年間保有し、100年後にYahoo! JAPANが運営するサービス上で公開する。また、「未来への手紙」と題された企画では、海老名 香葉子さんや北乃 きいさん、高田 延彦さん、田原 総一朗さんなど約20名の著名人が参加。戦争体験者と戦争当時を知らない人のそれぞれの立場から100年後に伝えていきたいメッセージを掲載している。ほかに、報道機関と連携した企画として、報道機関の協力の下、各社が実施する戦後70年の特集企画のリンク集を掲載。また、報道機関所有の写真や記事などを生かした企画も展開していくという。
2015年06月24日日本コカ・コーラは27日、都内にて2015年「コカ・コーラ」ブランド戦略発表会を行った。○「コカ・コーラ」ボトルの誕生から100周年1886年に米国ジョージア州アトランタで誕生した「コカ・コーラ」は、1915年に誰もがひと目で「コカ・コーラ」と分かるよう、独特なフォルムの「コンツアーボトル」を開発。今年は、そのボトルの誕生からちょうど100周年となる。この「コカ・コーラ」ボトル誕生100周年を祝して、2015年は年間で“サイコー!”キャンペーンを展開していく。その第1弾として“Heritage(ヘリテージ)”キャンペーンが開始された。Heritageとは伝統や財産を意味する英語で、100年もの間、愛され続けてきたという歴史を訴求していくという。この日、プレゼンテーションを行なった日本コカ・コーラ株式会社コカ・コーラTMグループ統括部長のアドリアーノ・トレス氏は「往年のスターから、現代の消費者の方まで、この味とこのボトルが愛されてきた歴史を感じていただきたい。『コカ・コーラ』を飲むとき、誰もがこのボトルにキスをします。これから先、新しい消費者の獲得の機会、ファーストキスの獲得をしていきたい」と、さらなる消費拡大を目指すとコメントした。○あのスターも「コカ・コーラ」を飲んでいたキャンペーン第1弾の新TVCMでは、マリリン・モンローやエルヴィス・プレスリーなど、誰もが知っているスターに続いて、初めて日本のタレントとして「コカ・コーラ」のCMに登場した加山雄三さんのほか、サッカー選手の三浦知良さん、水泳選手の北島康介さん、シンガーのAIさんなどが登場。時代も世代も超えて、これからも愛され続けていく、という想いがこめられている。発表会の場で上映されたインタビュー映像で、北島さんは「プロ水泳選手として所属させてもらったのがコカ・コーラ社。『コカ・コーラ』のジャージを着て試合に出たとき、ほかの選手や子どもたちが『カッコイイ!』って言ってくれて、すごく嬉しかった」と、「コカ・コーラ」が世界の広い世代で愛されていることを実感したと答えた。三浦さんも「ブラジルでプレイしていたとき、練習が終わると大きなボトルの『コカ・コーラ』をみんなで飲むんです。ブラジルの食卓にも常に『コカ・コーラ』はありました」と、日常の中に「コカ・コーラ」があったと述懐した。キャンペーンにはこのほか、オリジナルポスターが作れるデジタルコンテンツ「Coke & Me 」や、新宿駅のメトロプロムナードをはじめ全国各地でスペシャルグラフィックを展開するなど、さまざまな試みをしていく予定だという。○8年ぶりの新製品「コカ・コーラ ライフ」が登場さらに今回、100周年の目玉として8年ぶりとなる新製品「コカ・コーラ ライフ」の登場が発表された。同製品は砂糖と"ステビア"の葉から抽出された植物由来の甘味料を用いることで、さわやかな甘みを実現しながらも、100mlで19kcalとカロリーオフに成功。アルゼンチン、チリ、イギリス、アメリカ、メキシコ、フランスなど各国で発売されているが、アジアでは日本が最初の発売となる。トレス統括部長は「今後、40代以上の世代が増加し、健康志向が高まる中でのニーズに応える製品。女性を中心とした大人の層を獲得したい。代替ではなく、新しい選択肢のひとつとして提案していく」と、日本市場への導入の狙いを話した。「コカ・コーラ」「コカ・コーラ ゼロ」に続く、新たな期間製品として定着を狙う。なお、同製品は3月9日より全国で発売される。
2015年01月29日日本経済新聞社は、宝塚歌劇100周年を記念した展示イベント『宝塚歌劇100年展-夢、かがやきつづけて-』を開催する。会場は東京都・有楽町の東京国際フォーラム 地下2階 展示ホール2。会期は12月16日~28日 10:00~20:00(日曜日は17:00まで、入場は閉場の30分前まで)。入場料は一般1,400円/高・大学生700円/中学生以下無料。同展は、宝塚歌劇100年の歴史と感動を、舞台で実際に使用した装置や衣装、ポスター、写真、映像などの貴重な展示で振り返るオフィシャル記念展。今年3月より名古屋、福岡、神戸の3都市で巡回開催されており、今回の東京展がそのフィナーレとなる。会場内には有名な大階段をはじめ、『ベルサイユのばら』公演で使用した舞台装置が再現されるほか、今年上演された5組の舞台衣装が展示される。さらに、巡回展で展示された今年の5公演50点の写真に加え、星組公演『TheLostGlory -美しき幻影-』、『パッショネイト宝塚!』、花組公演『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』、月組公演『PUCK(パック)』、『CRYSTALTAKARAZUKA-イメージの結晶-』、宙組公演『白夜の誓い -グスタフIII世、誇り高き王の戦い-』、『PHOENIX 宝塚!! -蘇る愛-』の4公演に大運動会を加えた合計100点の写真が展示されるという。そのほか、宝塚歌劇の代名詞ともいえる『背負い羽根』を身につけて、タカラジェンヌになった気分で記念撮影できるコーナーも設置されるとのことだ。なお、会期中は宝塚歌劇団のOGや現役生によるトークショーが連日予定されている。各日のスケジュールは、12月16日 11:00/13:00が壮一帆、17日 14:00が麻路さき、18日 11:00/14:00が桜一花・月央和沙、同じく18日 18:30が霧矢大夢、20日 11:00/14:00が涼紫央、22日 14:00が朝海ひかる、23日 14:00が湖月わたる、24日 14:00が安寿ミラ、25日 14:00が榛名由梨・汀夏子<ベルばら Day<、26日 14:00が大空祐飛、27日 11:00/13:00が悠未ひろ、28日 11:00/13:00が宝塚歌劇団 月組 珠城りょう・早乙女わかばが予定されている(時間はいずれも開演時間。19日と21日は予定なし)。(c)宝塚歌劇団
2014年12月09日三陽商会は25日まで、伊勢丹新宿本店メンズ館にて、「100年コート」の特設売場を展開している。同社の設立70周年を機に誕生したという「100年コート」は、「世代を超え永く愛用していただけるコート」をテーマに開発された。国産素材を使用し、「日本における匠の技にこだわったものづくり」を結集させた仕上がりとなっているという。今回のイベントでは、ステッチに焦点を当て、同社の縫製技術にアーティスト・松岡亮氏による刺しゅうアートを融合させて革新的な世界観を表現するという。会場では、「ダブルトレンチコート」(8万9,000円)や「バルマカーン(ステンカラー)コート」(7万6,000円)を展開するほか、工場でのものづくりのビデオ上映、「100年コート」に松岡氏の刺しゅうを入れたアートコートの展示も行う。会場内に綿ギャバジン生地を配置し、松岡氏の刺しゅう作品も展示するとのこと。伊勢丹新宿本店メンズ館1階のトライアルスペースにて開催される。「100年コート」は、全国のおもな百貨店の紳士服・婦人服売場、同社直営オンラインストア「サンヨー・アイストア」にて順次発売される。
2014年11月19日三陽商会は、2013年に発売した「100年コート」の未来を描くショートムービー「タイムレスストーリー(TIMELESS STORY)」本編を公開した。三陽商会は、設立70周年を機に策定したタグライン「TIMELESS WORK. ほんとうにいいものをつくろう。」を具現化する施策として、コートブランド「サンヨー(SANYO)」より「世代を超え永く愛用していただけるコート」として100年コートを発売。その商品企画立案から生産の実現までを描いた4話にわたるショートムービー「100年コートのつくり方」はYouTubeで視聴回数7万ビューを突破。今回は第2弾となる。2044年と76年の近未来を舞台に展開されるのは、三陽商会100年の間受け継ぐことが出来るアイテムならではのストーリー。親子間で継承されるコートを巡る少し不思議な映像を「EP.1 さくらへ」「EP.2 ミラへ」の2本で描く。クリエーティブディレクターはCMプランナーの高崎卓馬とコピーライターの保持壮太郎、監督はグラフィックデザイナーの辻川幸一郎が務めた。
2014年11月10日「百年の恋も冷める」という言葉を聞いたことがありますか?どんなに好きになった相手でも、冷めてしまう瞬間があるということですが、その瞬間は意外と身近にあるかもしれません!男性へのインタビューから、私たちがうっかり犯してしまっている4つのミスが見えてきました。■1.おじさんみたいなくしゃみ「すっごい可愛くて、本当にお嬢様という感じの子と付き合った時に、デート中に『へっくしょん』というような大きな声で、おっさんの様なくしゃみをしたので『えっ・・・』と思っていたらもう一度同じようなくしゃみをしてきました。見た目とのギャップもあって完全に引きました。」(26歳/広告)くしゃみの正解なんてあるのでしょうか?と思うところですが、少なくとも大きな声のくしゃみなど、豪快なものはNGなようです。また、くしゃみをする時には、誰しも変顔になってしまうので、顔を見せないようにするのもポイントです。■2.低い音の咳や痰「電話をしている時に、彼女が『ちょっと待ってね』というので待っていたら電話口から『ゴホンッゴホンッ』とおじさんのような咳が聞こえてきたました。電話に戻って来た彼女に『どうした?お父さんでも来た?』と聞いたら、『えっ?来てないよ。なんで?』と言われ、『いや、おじさんの咳が聞こえたから・・・』と言ってしまい、気まずくなったことがあります。」(22歳/学生)女性だって喉に痰が詰まったり、風邪気味で喉のイガイガが取れなかったりといろんな状態の時があります!と言いたくなりそうですが、男性にとっての女性の理想の咳は「コホッコホッ」と言った感じでしょうか?「ゴホンッ」というおじさんのような咳が出そうな時は、男性に聞こえないところに隠れたほうが良いかもしれません。■3.他の男性との比較「『私今までこんな恋愛してきました』とか『前の彼はこんなことをしてくれた』というのを教えてくる女。あれって、同じようなことをして欲しいという気持ちが隠れているのは見え見えだけど、できることとできないことがある。そんな風に扱って欲しいなら、そんなことをしてくれる人と付き合えば?と思う。」(27歳/出版)経験豊富な方はつい「あれ?前の彼と違う・・・」という気持ちや「ここ嫌だな」というのが目につきがちです。でもそれを彼に伝えるのはNG。昔の恋愛や他の男性との比較を、彼に伝えることのメリットはないと考えて良さそうです。■4.「なんでもイイ」と言っておいてのダメだし「何食べたいか聞いても『なんでもイイ』という元カノ。どこ行きたか聞いても『なんでもイイ』と。だから俺が選んで連れて行ったら『ここ、美味しくないね』とか『ここに来るなら、あっちの方が良かった』と文句ばかり言うので、もう彼女のために何かしようという気持ちがなくなりました。」(24歳/商社)確かにこれは逆の立場でも嫌ですね。「なんでもイイ」と言ったからには、感謝するのが礼儀。もし、彼のお店選びがいつもイマイチだったとしたら、今度は自分で選ぶくらいの気持ちを持ち、決して批判はしないように注意。■おわりにいかがでしたでしょうか?心当たりがあるという方も多いのでは?特にくしゃみや咳では、日頃の癖が出てしまうので、好きな人や彼がいないところでも意識しておく必要がありそうです。こうして考えていると女子って大変ですね!(栢原陽子/ハウコレ)
2014年07月26日100周年を迎え、様々な記念イベントが注目を集めている宝塚歌劇団。中でも、著名なOGが集結して贈るショーが、この『セレブレーション100!宝塚』だ。キャストは平成期に在団した元トップスター12名を中心に、アンサンブルにも元生徒(劇団員)12名、さらに日替わりゲストとスペシャルゲスト27名も加えた豪華版。『ベルサイユのばら』『エリザベート』『風と共に去りぬ』など、数多の傑作からよりすぐりの名曲と名場面で綴る構成だ。5月18日(日)、初日を前にゲネプロと囲み会見が行われた。『Celebration 100!宝塚~この愛よ永遠に~』チケット情報オープニングの「レインボウ宝塚」を歌いながら、杜けあき、麻路さき、高嶺ふぶき、稔幸、姿月あさと、湖月わたる、貴城けいが登場すると、ステージは一気に華やかなオーラに包まれる。続けて昭和の時代の名曲を、風花舞、星奈優里、大鳥れい、彩乃かなみ、蒼乃夕妃がキュートに歌い継ぐと、今度は貴城から順に、それぞれの代表作の主題歌を歌い上げてゆく。観ているうちに、こちらもすっかり彼女らが在団していた当時の自分に戻ってしまうのが“宝塚マジック”だ。ゲネプロでは日替わりゲストからA日程の眞帆志ぶき、初風諄、榛名由梨、スペシャルゲストからは加茂さくらが出演し、健在ぶりをアピール。1952年に39期生として入団した眞帆が「アマール・アマール」を小粋に歌うと、思わず見学席からも拍手が。そのほか、『ベルサイユ~』の初演(1974年)に出演した初風の「青きドナウの岸辺」、『風と共に~』(1977年)の初演を成功に導いた榛名の「さよならは夕映えの中で」など、全てが見どころといった印象。一方で、ダンスの名手である湖月と風花により『LAST STEPS』からタンゴの名場面が再現されるなど、宝塚歌劇団が芝居や歌はもちろんシアターダンスにおいても日本芸能史を支えてきたのだと、改めて思い出させてくれる演出となっている。ゲネプロ後に行われた囲み会見では、「39期生から96期生まで、家族でいえば3世代に渡るキャスト。でも誠心誠意、物事に取り組む姿勢は変わらないと感じました」と語った杜。「いまだに男役の姿のほうがラク」と麻路が笑わせつつも、「“努力・忍耐・根性”というのを教えてもらった。世の中が変わっても、そこは変わらなくていいのでは」という高嶺の言葉に全員がうなずくひとコマも。宝塚が100年続いた理由については、「古き良きものを大切にしている」(稔)、「伝統を受け継ぐ上下関係」(姿月)、「先輩から後輩への惜しみない指導」(湖月)とそれぞれに想いを述べた出演者たち。「それもずっと観てくださっているファンの方あってこそ」という貴城の言葉通り、劇団の歴史は“人”の歴史でもあったのだと、再認識できる舞台となりそうだ。公演は5月18日(日)から6月8日(日)まで東京・青山劇場、6月13日(金)・14日(土)に愛知芸術劇場 大ホール、6月24日(火)から30日(月)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。取材・文佐藤さくら
2014年05月19日日本は創業して100年以上続いている企業が世界一多い国だといわれています。100年以上あり続けるなんてスゴイことです。日本にどのくらいその老舗企業があるかご存じでしょうか?■100年以上続く企業2万7,441社!日本には100年以上続いている会社が多数あります。2012年8月2日に株式会社東京商工リサーチさんから公開されたデータによりますと、2012年時点で創業100年を超える企業はなんと2万7,441社もあります。一番創業年が古い会社は、有名ですが「株式会社金剛組」で、なんと創業578年、1435年も続いています! 金剛組さんだけずばぬけて古いのかと思いきや、続くのが創業587年、1426年続く「財団法人池坊華道会」。創業の古い順に5位までを挙げますと……。●第1位創業578年株式会社金剛組:1435年継続●第2位創業587年財団法人池坊華道会:1426年継続●第3位創業705年有限会社西山温泉慶雲館:1308年継続●第4位創業717年株式会社古まん:1296年継続●第5位創業718年有限会社善吾楼:1295年継続■なぜ長く続く企業が多いのか!?なぜ日本にはこれほど長く続く会社が多いのでしょうか。会社経営者と、会社経営やお金の話をする場面の多い「税理士さん」に聞いてみました。――日本には長く続いている会社が多いのですが、これはなぜでしょうか?まず第一に日本人の経営者の気質の問題があると思います。――気質ですか?現在もそうなのですが、日本の社長さんというのは「企業を存続させること」に一生懸命になる人が多いと思います。途中で会社をつぶしてしまうことを良しとしない体質といいますか。――体質ですか……。日本人が地域、家と密着して暮らしてきたからというのも大きいんだと思いますよ。「家業」を守っていくことが、家の安定、それが地域の安定につながっていくんだという意識ですね。それを教えていく教育、こういった素地があったんですよ。ですから、お金がもうかったんで、それでリタイアといった人が少ないですよ、日本人の場合は。例えば、アメリカの人なんかは、会社を起業して上場したら、その利益であとは悠々自適に暮らす。会社はよその人に売却してもいい、なんてケースが多いと思います。日本人はあんまりそうじゃないんですね。――経営という観点からはどうなのでしょうか。ニーズのなくなりにくい専業業種に特化しているというのが大きいのだと思います。私のクライアントでも、そういった会社の業績が急激に悪化することはないですよ。もしあるとしたら、その本業以外のところに新規に投資して失敗とか、そういう場合ですよね。――なるほど。その本業を全うすることが継続につながると。そうです。またその精神が日本人に合っているのではないでしょうか(笑)。先日、別件の取材で株式会社日本香堂さんの広報に連絡をしたのですが、「もしや」と思って調べてみると、日本香堂の創業は天正年間。なんと織田信長さんが大活躍していたころの創業です(笑)。日本はすごい国です。(高橋モータース@dcp)⇒東京商工リサーチの「全国老舗企業調査」●株式会社金剛組●有限会社西山温泉慶雲館●株式会社古まん●有限会社善吾楼
2013年03月08日『二十四の瞳』や『楢山節考』などの作品を手がけた巨匠・木下恵介の生誕100年を記念する新作映画『はじまりのみち』の撮影がこのほど終了し、木下監督の生誕100年の日となる本日、映画の場面写真が公開された。その他の写真『はじまりのみち』は、戦時中、木下が脳溢血で倒れた母を疎開させるためにリヤカーに乗せて山越えをした、という実話を主軸に、血気盛んな映画青年として軍部に睨まれ、松竹を一時離れるきっかけとなった『陸軍』の製作時のエピソードを盛り込みながら、子を想う母と、母を想う子の愛の物語を描く感動作。『クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』や『カラフル』などを手がた原恵一が監督を務める。本作の撮影は先月9日から行われ、静岡県浜松市を始め、長野県、群馬県、栃木県などロケ地を移りながら撮影が行われた。最終日は先月29日で、主人公・恵介(加瀬亮)と彼の母を乗せたリヤカーを共におす便利屋(濱田岳)の出演シーンを撮り終えて、全カットの撮影を完了。原監督は「俳優のみなさんや一所懸命に働いてくれたスタッフの姿を見て『いい映画にしなくてはいけない』と、気持ちを新たにしました」と語り「実写とアニメの一番大きな違いは季節と天気に左右されるということ」と約20日間におよぶ撮影を振り返った。このほど公開された場面写真は、疎開先に向かう途中の山で、昇ってくる朝日に向かって恵介、その兄の・敏三(ユースケサンタマリア)と母・たま(田中裕子)が手を合わせる場面。病で動くことさえ困難な母の身を案じる息子たちが、雨に濡れ、泥だらけになりながら山を越える場面は本作のハイライトといってよいだろう。木下恵介監督は今日からちょうど100年前の1912年12月5日に生まれ、映画監督として数々の傑作を生み出してきた。その作品は、人間の心理描写に重点を置き、人間の弱さや哀しみを描くものが多く、同時期に活躍した黒澤明監督のダイナミックな作風と比較されることも多い。しかし、現在開催中の回顧上映や研究を通じて、洗練された映像技法の導入や、コメディ描写のキレの良さなど“木下作品の新たな魅力”にスポットがあたりつつある。映画『はじまりのみち』も単純な伝記映画や、木下監督を賞賛するだけの作品ではないそうで、偉大な映画作家の“新たな魅力”にさらなる光をあてる作品に仕上がるのではないだろうか。『はじまりのみち』2013年6月1日(土)ロードショー
2012年12月05日日本は100年以上続いている企業が多く、推定十数万もあるそうです。これは世界的に見ても非常に珍しいことなのだとか。また、企業だけでなく、100年以上続く老舗と呼ばれる飲食店がたくさんあることも、これまた珍しいことのようです。今回は、そんな100年以上続く伝統の老舗飲食店の数々を紹介します。これらの店の名前を知っておけば、ちょっとした食通に思われるかも!?●『資生堂パーラー』(東京都・銀座)1902年(明治35年)創業の洋食レストラン。創業当時はアイスクリームや日本では珍しかったソーダを提供するお店だったそうです。ミートクロケットをはじめとする伝統的な洋食メニューを堪能できます。●『神谷バー』(東京都・浅草)1880年(明治13年)創業の日本で最初のバー。独特の風味で有名なお酒『電気ブラン』でも有名ですね。また、国の登録有形文化財に登録された本館建物も見どころの1つです。●『煉瓦亭』(東京都・銀座)1895年(明治28年)創業の洋食レストランです。オムライスを最初に提供した店としても有名です。その他、トンカツやエビフライなど、煉瓦亭発祥と言われている洋食メニューは数知れず。伝統の味を楽しみたい人はぜひ。●『割烹とよだ』(東京都・日本橋)文久3年(1863年)創業の超老舗割烹料理のお店です。ちなみ文久3年というと、あの坂本龍馬が勝海舟とともに海軍作りに奔走していた頃です。そんな時代から現代までずっと続けていらっしゃる訳ですね。●『いし橋』(東京都・末広町)1972年(明治5年)創業の東京都内で一番古いと言われているすき焼きのお店。もともとはお肉屋さんとして始められ、それから7年後の明治12年に二階ですき焼きを提供し始めたそうです。ミシュラン東京版で1つ星を獲得した伝統の味を楽しみたい方はぜひ。●『大角玉屋』(東京都・曙橋)1912年(大正元年)創業の老舗和菓子店。今年がちょうど100年にあたります。あの『いちご大福』の発祥の店としても知られています。売られている和菓子の中には洋酒を香り付けに使っているものもあり、ほかの和菓子とは違った独特の風味を楽しむことができますよ。●『ランチョン』(東京都・神保町)1909年(明治42年)に開業した老舗ビアレストラン。コック帽の人形が出迎える店の入り口には独特の雰囲気があります。お酒だけでなく、ランチも楽しめるので「ビールはちょっと……」という人も安心です。●『勝利亭』(愛知県・名古屋市西区)1909年(明治42年)創業の名古屋の老舗洋食店。名古屋でも一番古い洋食店と言われてます。評判のオムライスは黒毛和牛の牛タンが入った逸品。名古屋に立ち寄った際にぜひ立ち寄りたいお店です。●『ビフテキのスエヒロ』(大阪府・大阪市淀屋橋)1910年(明治43年)創業の老舗ステーキ店です。もともとは『弘得社』という洋食店でした。毎日周辺の会社のサラリーマンが足を運ぶ知る人ぞ知る名店です。お店の外にまで広がる焼けた肉の香りはそのつもりがなくても入店させてしまう魔力がありますよ。●『菊乃井』(京都府・京都市東山)1912年(大正元年)創業の老舗料亭。料理だけでなく、部屋や庭も楽しむことができます。ハードルの高いお店ではありますが、店の名前を知っておくだけでも価値がありますよ。●『きんなべ』(京都府)詳細な創業年は明らかにされていませんが、明治時代から続く京都の老舗紙鍋料理のお店。金製の鍋で料理を提供していたことからこの名前が付けられたそうです。その後、金鍋が戦時中に拠出されたため、戦後から和紙製の鍋で提供するようにしたとのこと。特製ポン酢で食べる鶏の水炊きは一度は食べてみたい逸品です。これら以外にも、100年以上の歴史を持つ飲食店は数多くあります。長きに渡り受け継がれてきた伝統の味を楽しみたい人はぜひ足を運んでみてはいかがですか?(貫井康徳@dcp)
2012年11月02日トリップアドバイザーはこのほど、「創業100年以上の歴史を持つ日本の老舗宿 トップ20」を発表。100年以上の歴史を持つ宿泊施設を、クチコミでの評価をもとにランキングした。同調査は東京商工リサーチ提供の「100年以上の老舗企業」リストをもとに、100年以上の歴史を持つ宿泊施設をリサーチ。これらの宿泊施設を対象に、2011年1月から2012年8月に投稿された口コミの、星評価(5段階)の平均、口コミの投稿数などを独自のアルゴリズムで分析・集計した。1位となったのは、兵庫県の城崎(きのさき)温泉の「西村屋本館」。安政年間(1854年から1859年)に創業した150年以上の歴史を持つ温泉旅館だ。口コミでは「何度でも訪れたい」「欠点が見当たらない」「料金が高くても見合う価値がある」と、集計期間すべての口コミが5つ星評価だった。2位は、万延元年(1860)創業の岐阜県の長良川(ながらがわ)温泉「十八楼」。ウ飼いの宿として有名な同旅館は、口コミでは、「もう一度泊まりたい」「古風ながらも高級感ある老舗旅館」と高い評価を受けた。3位は慶雲2年(705)の創業で、「世界で最も歴史のある旅館」としてギネスブックにも登録されている山梨県の「慶雲館」だった。「すべてのお湯がかけ流し」「お風呂が6つもあり飲泉もできる」「日本最古の宿だがとてもきれい」といった口コミが寄せられた。4位は東京の老舗ホテル「帝国ホテル東京」、5位には福島県の「母畑(ぼばた)温泉八幡屋」がランクインした。20位までにランキングした各旅館の口コミは、トリップアドバイザー「100年以上の老舗宿トップ20」で閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月25日日本デザイン振興会は、2012年のグッドデザイン・ベスト100を発表した。このベスト100の中から、11月末に東京ビックサイトで開催される「グッドデザインエキシビジョン」開催期間中に、2012年特別賞各賞が決定する。ユニットバスが持つ高い防水機能・清掃性を備えつつ、壁材の選択や開口部のアレンジが自由にできるハーフバス。同製品は、センターポールやシャワーヘッドは使いやすい自然な位置に配置し、天井もディテールの美しさにこだわっている。社内の他、外部建築家とのコラボで、新しい提案を丁寧に実現している姿勢が評価された。キューブを回しながら読む木の絵本「おなはし木っこ」の「どれがどすた?」。この絵本では、誰が?、どこで?、なにを?、どうした?のパートに分けた4個の立方体を自由に組み合わせ、1,296通りもの「おはなし」を自由に作ることができる。大人と子供が木の絵本を楽しみながら、言葉によるコミュニケーションの文化を伝えてゆく点が評価された。起きる時刻をセットして枕元にセットすれば、寝返りなどを検知し、寝付くまでの時間と起きるまでの睡眠時間を計る「ねむり時間計」。ネットとの連動性で、客観的に自分の眠りを確認できることや、それらのサービスを通して、行動意識の改善につなげようとする姿勢が評価された。形態、グラフィック、手触りなどのデザインも高評価を得ている。同製品は、どんな凹凸にも反応し肌への負担をコントロールするインテリジェントフィッティング機構を搭載した使い捨てカミソリ。使い勝手のいいサイズとホールド感、樹脂量の削減を実現させたデザイン、日本製でありながら1本150円程度いう価格設定が、意欲的な取り組みであると評価された。同製品は家庭用のコンピューターミシン。ボタンを押すだけで好みの縫い模様を選べる機能や、視認性の高い液晶パネル、簡単な糸通しなど使い勝手の向上に積極的に取り組んでいる点が評価された。また、大型ボタンの採用で、直感的に使いやすさが伝わるデザインとなっており、ミシン初心者にもぴったりだ。同製品は視力補整が必要な人にとって、釣りシーンなどのアウトドアに重宝する「度付きの偏光サングラス」。新しいデザインの発想により、視力補正と偏光機能を1本で両立。従来までの経済性や持ち運びのコンパクトさに欠ける側面を補っている。機能性とデザイン性はもちろん、それらを低価格で実現させた点が評価されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月03日吉本興業百年の歴史を芝居にし、月替りで大阪・なんばグランド花月にて上演する『吉本百年物語』の6月公演の制作発表が行われた。『吉本百年物語』チケット情報本公演は、吉本吉兵衛・せい夫婦による吉本興業部立上げを描いた4月公演、漫才師のエンタツ・アチャコらが築いた昭和初めの漫才黎明期を描いた5月公演に続く物語。5月公演と時代は同じ、舞台は東京・浅草となり、吉本吉兵衛に代わって吉本興業を動かす林正之助と、その弟・林弘高が日本のエンタメシーンを盛り立てようと奮闘する姿を描いてゆく。林弘高役を演じるミュージシャンの中川晃教は、「笑いあり、涙あり、そして感動がある、そんな日本のエンタテインメントの聖地はなんばグランド花月ではないかと、『吉本百年物語』4月公演を観て実感しました。そして『吉本百年物語』は、そんなエンタテインメントのいいところを大阪・なんばから発信していこうというエネルギーに満ち溢れています。6月公演では僕も、そのエネルギーを全身で表現していきたいと思いますし、もちろん歌も歌います!」と熱く語った。6月公演には、間寛平、林明日香、アジアン・隅田美保、西川忠志、川畑泰史、チャド・マレーン、太田里織菜(NMB48TeamM)、村瀬紗英(NMB48TeamM)らが出演。劇中ではNMB48による歌や踊りのレビューショーや現代風にアレンジされた安来節なども披露される。『吉本百年物語』<6月公演「舶来上等、どうでっか?」>は、6月12日(火)から大阪・なんばグランド花月にて上演。5月14日(月)からは六角精児、板尾創路、中川家 礼二らが出演する<5月公演「キミとボクから始まった」>が幕を開ける。いずれもチケット発売中。
2012年05月11日劇団ナイロン100℃の第38回本公演『百年の秘密』が、東京・下北沢の本多劇場にて上演中だ。劇作家、演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下KERA)が自身の劇団に1年半ぶりに書き下ろした、ふたりの女性の半生を描いた物語である。『百年の秘密』チケット情報ティルダ(犬山イヌコ)とコナ(峯村リエ)。ふたりの12歳の出会いから物語は始まるが、その後、時間軸は縦横無尽に移り変わっていく。ふたりが生まれるはるか以前の、ティルダの屋敷の中央にそびえ立つ楡の木のエピソードから、ふたりの少女時代、結婚、出産、そして死後、ふたりの曾孫の登場までを描くなかで、ふたりと彼女らをとりまく人々の人生が慎ましく、時に不穏な空気を纏って展開する。時間がいっきに数十年先送りされたり、ある局面に巻き戻されたりする毎に、私たち観客は新たな事実に驚き、その発端を探りたくなる。次から次へと小さなドラマを目撃し続け、そこで生まれるひとつひとつの“秘密”の共有者になっていく。寓話的な楡の木の存在、KERA作品に欠かせない映像効果の巧妙さにオープニングから心を掴まれ、瞬時に劇世界へと没入させられた。登場人物の世代交代の度に俳優も入れ替わるので、頭の中で相関図を確かめながら観るのも楽しく、集中が途切れない。中心人物でいながらティルダとコナのたたずまい、そのやりとりは訥々として素朴。それが徐々に重みを増し、ふたりの関係性を観る者に強く印象づけるのは、犬山と峯村の呼吸の確かさゆえか。描かれているのは女同士の友情に違いないけれど、どうも友情というこそばゆい言葉が観ている間はしっくりこなく、もっと無骨でシニカルな味わいだ。萩原聖人、山西惇、近藤フク、田島ゆみかの客演陣がKERAワールドに浸透して、それぞれの魅力を遺憾なく発揮。ティルダの兄エースを演じる大倉孝二は今回は笑いを控えめに、シリアスな表情で観客を惹きつける。案内人の役割を担う女中メアリー役の長田奈麻の、落ち着いた声の響きが心地良い。また、みのすけ、村岡希美といった巧者が、ティルダとコナの人生ドラマの脇役でいながらも、色濃い印象を残す旨味を見せる。2013年に結成20周年を迎える劇団の底力を感じる布陣だ。観賞後に訪れるのは、人生の大きなうねり、深い追憶の旅に同伴したような充足感。ナイロン100℃の集大成とも感じ取れる秀作に痺れながら、こそばゆかった友情という言葉をあらためて反芻したくなった。公演は5月20日(日)まで本多劇場にて上演中。その後、5月26日(土)に大阪・イオン化粧品シアターBRAVA!、5月29日(火)にKAAT神奈川芸術劇場、6月2日(土)・3日(日)に福岡・北九州芸術劇場、6月9日(土)10日(日)に新潟市民芸術文化会館と各地を回る。チケットは発売中。取材・文:上野紀子
2012年04月27日4月13日(金)に開幕を迎える舞台『吉本百年物語』は、同10日にリニューアルオープンしたばかりの大阪・なんばグランド花月で、開幕に先立ってマスコミ向けプレビュー公演が開催され、公演前に主演の陣内智則、国仲涼子が会見で意気込みを語った。『吉本百年物語』チケット情報吉本興業が100周年を迎える本年。なんばグランド花月(NGK)では創業100周年プロジェクトの一環として、4月からの1年間、吉本の歴史を芝居で綴る『吉本百年物語』を月替わりで上演していく。第1弾となる4月公演は、創業者・吉本夫妻の物語「大将と御寮ンさん・二人の夢」。吉本せい役に国仲涼子、吉兵衛役に陣内智則、金貸しのお銀役に神野美伽が扮するほか、吉本芸人や鎌苅健太、いま寛大など、多彩なキャストが見どころのひとつだ。舞台となるのは、大阪のシンボル通天閣が完成した明治45年。吉兵衛の芸人道楽が高じ、老舗の荒物問屋を倒産させてしまった若夫婦は、無一文で大阪ミナミのはずれの芸人たちが住む通称“ドブ底長屋”にたどり着く。すると、夫婦の元に天満の寄席小屋が売りに出ているという話が。だが、営業権だけで大金を支払わねばならず、諦めかける吉兵衛に、せいは「商いのことは私が何とかします」と決断を迫るのだった。二人の本気に、大金を貸すお銀。ここから、吉兵衛夫婦はせいの弟・正之助の力も借り、本格的に寄席経営に乗り出すことに…。陣内は能天気だが憎めない芸事好きの若旦那を、底抜けの明るさでハツラツと好演。一方、国仲は真っすぐで芯の強いしっかり者ながら可愛い浪花女を体現し、新たな“吉本せい”像を描き出した。また、神野美伽の奥に情を秘めた凛としたしたたかさ、いま寛大の迫力ある抑えた演技が、芝居全体を引き締める。さらに、河内音頭に乗せた芸人たちによる躍動感あふれるオープニングや、NGK初となる陣内のフライングシーンといったケレン味もたっぷり。夢を追う若夫婦の絆を主軸に、今までの吉本の芝居とは一線を画する、ドラマチックな舞台に仕上がった。公演前の会見では、国仲が「素晴らしい舞台になっているんじゃないかなと思います。でも、舞台は生もの。千秋楽まで頑張りますのでひとりでも多くの方に見に来ていただきたいなと」と語れば、陣内も「もちろん笑いもあり、ホロッとさせるところもあり。今までの吉本にはない真剣なお芝居になってます。色んな世代の方に見てもらいたいですね。僕のフライングも楽しみにして下さい」と芝居同様、夫唱婦随で公演をアピールした。『吉本百年物語』4月公演は、4月13日(金)より5月6日(日)までなんばグランド花月で開催。チケットは発売中。
2012年04月12日創業100年を迎える吉本興業の歴史を、4月から1年に渡って月替りで上演する芝居『吉本百年物語』。その第一弾として4月13日(金)に大阪・なんばグランド花月で幕を開ける『大将と御寮ンさん・二人の夢』の製作発表記者会見が行われ、創業者の吉本吉兵衛役の陣内智則、その妻・せい役の国仲涼子、“寄席小屋経営”という夫婦の夢のために融資する金貸し・お銀役の神野美伽ら出演者が出席した。本作は芸人道楽が過ぎて家業の老舗問屋を倒産させた吉本吉兵衛とせいが、1912年に裸一貫で吉本興業の礎である寄席小屋「第二芸文館」を開場させ、経営のために奔走する姿を描く。せいを演じる国仲は「無一文から寄席商いを始め、夫を引っ張っていくたくましい女性を演じたいと思います。作品のテーマである絆を中心に、人と人とのつながりを大事に、パワーのあるお芝居をお届けしたいと思います」と意気込みを語った。そして主人公・吉本吉兵衛を演じる陣内は、「久しぶりの“旦那役”なので一生懸命、演じたい。今、NGK(なんばグランド花月)にお客様が観に来てくださるのも、僕がこうして舞台に立たせてもらえるのも吉兵衛さんとせいさんのおかげです。感謝の気持ちを込めて演じたいです」と語り、「せい役が国仲涼子さんで、申し分ありません」と満面の笑みを浮かべた。金貸しのお銀を演じる神野美伽は、「吉本の舞台は36、7年前、(なんばグランド花月の前身である)なんば花月の“ポケットミュージカル”という舞台に11日間、子どもの役で出していただきました。そして100周年のお芝居に出演させていただけるのも浅からぬご縁だと思っています。賢く強くて、大阪人特有の情に厚い女性であるお銀を演じていきたいと思います。また、せいさんとは賢いという共通点があるので、せいとの厚い友情も描きたいと思います」と意欲をみせた。他にも国木田かっぱ、いま寛大、青野敏行、桂あやめ、笑福亭仁智、テント、笑福亭扇平、中川貴史(ランディーズ)、高井俊彦(ランディーズ)、ガリガリガリクソンら個性的な顔ぶれが出演する。吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語〈4月公演「大将と御寮ンさん・二人の夢」〉は、4月13日(金)より5月6日(日)までなんばグランド花月で開催。チケットは2月4日(土)より一般発売開始。なお、チケットよしもとでは1月21日(土)から26日(木)まで、チケットぴあでは同28日(土)から2月1日(水)まで先行抽選販売を受け付ける。
2012年01月19日宝塚音楽学校、願書受け付け開始兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校が7日、今春に入学する第100期生の願書受付を開始した。入学生らは、歌劇団創立100周年の記念の年となる2014年発に初舞台を踏むタカラジェンヌの卵たちとなる。倍率は例年、20倍強という極めて狭き門となっているが、約10年前くらいから応募者が激減しているという。今回は100年の記念となることもあり、次世代を担う新たな人材発掘に学校側としても、PRなど非常に力を入れているようだ。美しきタカラジェンヌ目指してタカラジェンヌといえば、やはり美しく凛とした女性たちのイメージ。これからもその輝きが失われることはないだろう。宝塚音楽学校では、受験時の完成度ではなく、熱意や個性を重視し、幅広い人材をとりいれていきたいという。100期生として記念すべき舞台に立つ、美しき卵たちに期待したい。なお募集詳細はホームページで公開されている。元の記事を読む
2012年01月09日「100年に一度の不景気」といわれている現代。テレビのニュースでも、もはや「不景気」「不況」という言葉を聞かない日はありません。ただ、「100年に一度」と言われても個人的な実感でいうと、数年前の不景気と比べてどう違うかわかりません。果たしてこの「不景気」を実感している人ってどれくらいいるものなのでしょうか。コブス読者893人にアンケートしてみました!Q1、あなたが「不景気だ!」と感じるときはいつですか?食費の値段を高く感じたとき……275人(30.8%)友人もしくは知人が仕事を辞めたとき…141人(15.8%)給料明細・ボーナスカット……72人(8.1%)光熱費の明細をみたとき……39人(4.4%)会社の不穏な動き……35人(3.9%)テレビを見ていて……33人(3.7%)タクシーに乗ったとき……28人(3.1%)そのほか……204人(22.8%)別に感じない……66人(7.4%)「食費の値段を高く感じたとき」が一番多い回答となりました。詳細を聞いてみると…■「好きなものが値段を気にせず買えなくなったから」■「スーパーで1000円使うと使いすぎたと思う」「わかるわかる」とうなずいてしまった人も多いのでは!また、なかには「久しぶりに買おうと思ったら、値上がりしてた」というものも。続いて気になるのが、「友人もしくは知人が仕事を辞めたとき」と回答した人たち。■「半強制的にやめさせられたと聞いたから」■「会社の不景気にともなって離職する同僚を見て」身近な友達が!?となると、意識せずにはいられません。そのほかには《光熱費の明細をみたとき》■「家にいる時間が長くなったとわかるから」《テレビを見ていて》■ 「経済指標の動きをニュースで知ると、それがダイレクトに実感できる内容だったから」《会社の動き》■「消耗工具を集めて、社内で使いまわせるようにしている」《給料明細・ボーナスカット》■ 給与明細を見てもウキウキしなくなった「残業をしないでくれといわれたとき」や「金曜日の飲み屋街が、閑散としていたとき」と回答する面々も。あからさまに「不景気」と打ち出されるよりも、生活のなかにあるちょっとしたシーンで「不景気」を感じる方がダメージは大きい?ニュースで「100年に一度の!」と言われるほどひどい状況でなくとも、生活のどこかで「不景気」を感じている人は多い様子でした。早く景気回復しないかなぁ。(吉住夏樹/プレスラボ)【関連リンク】不景気だからこそ転職したい2、3の理由転職の際はコブスオンラインを参考にしてもらえるとうれしいです不景気は自宅でTV!男にオススメの春ドラマって?不景気は家でドラマでも…不景気は、お茶で乗りきれ!?お茶一杯が、あなたを救う!?
2009年07月14日