カードゲームの金字塔として世界中に知られる「遊☆戯☆王」。このほど、高橋和希による原作漫画が「週刊少年ジャンプ」での連載スタートから20周年となる2016年に、劇場版の公開が決定。シリーズ第1作目の武藤遊戯を主人公に、完全新作のオリジナルストーリーで描かれることが分かった。「遊☆戯☆王」といえば、1996年から「週刊少年ジャンプ」にて連載が始まった大ヒット漫画。アニメ化もされ、そこから派生したトレーディング・カードゲームは一世を風靡、シリーズを重ねたいまも日本のみならず世界中で高い人気を誇り、“世界一販売枚数の多いトレーディング・カードゲーム”としてギネス認定もされている。今回、製作される劇場版では、「遊☆戯☆王」の生みの親である原作者の高橋和希により、シリーズ1作目のキャラクター「武藤遊戯」と「海馬瀬人」が登場する完全新作のオリジナルストーリーが展開。劇場版用の“懐かしい”新たなビジュアルも公開されたが、過去に数々の決闘を繰り広げてきた因縁のふたりを主人公に、どんな物語となるのか、そしてどんなカードが登場するのか、長年のファンならずとも気になるところとなっている。また、「遊☆戯☆王」誕生20周年企画プロジェクトとして、劇場版の公開に先駆け、風間俊介が声優を務め、2000年4月から4年間に渡って放送されていた TV アニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」がリマスター版として放送されることも決定。劇場版で新たに紡がれる遊戯と海馬の伝説の前に、まずはリマスター版アニメで彼らのクロニクルをふり返っておくのもいいだろう。『劇場版 遊☆戯☆王』は2016年、全国にて公開。「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ 20thリマスター」は2015年2月7日(土)朝7時30分よりテレビ東京系列にて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2014年12月15日怪獣特撮映画の金字塔『ゴジラ』シリーズの完全新作が、東宝制作で2016年に公開されることが明らかになった。2014年に63の国と地域で公開され、全世界興行収入は570億円以上、日本国内興行収入32億円を記録し、世界中を席巻したハリウッド版『GODZILLA』。10年ぶりの復活となったゴジラはその存在感を世界中に知らしめ、この大ヒットを受けて東宝制作による日本版『ゴジラ』の復活が决定したという。東宝は、2004年の『ゴジラ FINAL WARS』以来、休眠していたゴジラを完全復活させ、映画に限らず広範囲のゴジラ戦略を討議・意思決定する機関として「ゴジラ戦略会議(GODZILLA CONFERENCE)」(通称:Godzi-con ゴジコン)を、2014年10月1日に発足。このゴジコンが、キャラクターとしてのゴジラの中心、主導的立場に位置することとなり、ゴジラをさらに世界中から愛されるキャラクターにするべく、プロジェクトを進めていくという。さらに2015年4月には、新宿に実物大の「ゴジラヘッド」が出現。1992年の『ゴジラVSモスラ』に登場するゴジラをモチーフとして、夜間はライトアップされ、ある時刻になるとゴジラの目と口、背びれが発光し、鳴き声を発する予定。東宝が制作するゴジラ像としては、日比谷シャンテねむの広場、成城・東宝スタジオ前に設置されているものに続き3体目で、過去最大のゴジラ像になるという。外国人観光客数も最も多く、世界中の人々が集まる新宿に日本を代表するランドマークとして登場する。設置場所は、新宿東宝ビル8階 屋外テラス内で、1954年公開の『ゴジラ』の身長と同じ50メートルの高さに建設される。また、2014年5月にギネスワールドレコーズ社は、『ゴジラ』を"Longest continuously running movie franchise"(もっとも長く継続しているフランチャイズ映画)というカテゴリーにて、ギネス世界記録に認定。同社は、選定の理由として「ゴジラは、東宝スタジオによって、1954年11月に公開されたオリジナル作品『ゴジラ』から、本年公開された『GODZILLA ゴジラ』まで、60年にわたり現在にいたるまで継続して活用されている、同一の会社による最も長いフランチャイズ映画(長編)である」とコメントしている。■「ゴジラ戦略会議(ゴジコン)」現在の会議構成ゼネラルマネージャー:千田諭(代表取締役副社長)プロジェクトマネージャー:市川南(取締役)プロジェクトマネージャー:大田圭二(取締役)プロジェクトリーダー:上田太地(映像本部映画調整部次長)プロジェクトメンバー:吉田充孝 (映像本部映画営業部シアターマーケティング室長)、是枝宗男(映像本部宣伝部映画宣伝企画室プロデューサー)、臼井央(映像本部映画調整部映画調整室長)、川村元気 (映像本部映画企画室映画企画室長)、有田武将 (映像本部国際部国際営業室勤務)、岡村和佳菜(映像本部映像事業部映像企画室アニメ事業グループ制作チーム勤務)、齋嘉孝(人事部人事管理室勤務)、広瀬真(映像本部映像事業部映像戦略室ライセンス事業グループリーダー)(C)TOHO CO.,LTD.
2014年12月08日今夏にハリウッド版も公開された『ゴジラ』の日本での新作映画が2016年に公開されることが発表になった。東宝では社内に“ゴジラ戦略会議”を発足し、万全の体制で、日本でのゴジラの完全復活をめざす。その他の写真生誕60周年を迎え、今年の5月16日には“もっとも長く継続しているフランチャイズ映画”としてギネス世界記録に認定されるなど、全世界に熱狂的なファンをもつ『ゴジラ』シリーズがついに日本で復活する。東宝は2004年に『ゴジラ FINAL WARS』を公開して以来、日本での活動を休止していたが、今夏より日本での新作に向けた開発を開始。来年の夏から秋に撮影を開始し、2016年に公開。北米やアジア圏でも積極的にセールスを行い、世界各国での公開をめざす。なお、現段階では監督やキャストなどは不明だが、対象を“オールターゲット”に設定しており、子どもだけでなく、大人も楽しめる作品になるという。また、あわせて現在、新宿コマ劇場跡地に建設中の新宿東宝ビルの屋外テラスに高さ12メートルの“ゴジラヘッド”が建設されることが発表になった。ゴジラヘッドは、1992年公開の『ゴジラVSモスラ』に登場したゴジラを基に東宝映像美術部が造形した高さ12メートル、重さ約80トンの造形物で、口や背びれが発光する仕組みを内蔵する予定。1954年公開の『ゴジラ』の身長と同じ50メートルの高さに設置され、新宿・歌舞伎町を行き交う人々を見守る。新宿に外国人観光客が多く訪れることから、東宝はゴジラヘッドを「日本を代表するランドマーク」に、と期待を寄せている。東宝は、新作映画や様々なゴジラに関する活動を討議し、意思決定するために社内に“ゴジラ戦略会議(GODZILLA CONFERENCE/通称ゴジコン)”を発足。千田諭代表取締役副社長がゼネラルマネージャーを務め、新作映画だけでなく、映画以外など分野にも積極的に取り組み、ゴジラをさらに大きく育てていくという。
2014年12月08日静岡鉄道はこのほど、静岡清水線の新型車両導入計画について発表した。2016年春から運行開始し、全12編成(2両1編成)を8年計画で導入予定だという。静岡清水線は静岡市内の新静岡~新清水間を結ぶ全長11kmの路線。現在の主力車両1000形は1973(昭和48)年の初導入から40年以上経過しており、地方鉄道の新たなシンボルとして、「都会的なデザインに一新し、より魅力的なまちづくりに貢献すること」を目的に、新型車両導入が進められることとなった。新型車両は現行車両と同じ2両編成で、車体はステンレス製。定員は119名で、営業最高速度は時速70km(加速度3.0km/h/s)となる。外観は、静岡市中心市街地の「新静岡セノバ」と親和性の高い都会的で親しみやすいデザインに。内装はユニバーサルデザインに配慮し、すべての人に利用しやすい「広く、明るく、清潔感のある快適な車内空間」とする。座席端部の仕切り板やベビーカー・車いすスペースを設置するほか、車内に液晶画面も新設し、多様な情報提供を行う。環境負荷の低減にも努め、照明のLED化をはじめ、現行車両との比較で約50%の省エネルギー性能を追求。高強度化した車体や車輪の滑走防止機能の付与、故障発生時にも早期復旧が可能な機器構成など、安全で安心な車両をめざすという。この新型車両導入計画に関して、「鉄道の定時性に優れ大量輸送が可能な公共交通の役割は、暮らしを支えるだけでなく、地域のにぎわいや景観をつくることでもあります。静岡清水を結ぶ本路線がこれからの静岡市におけるコンパクトシティの実現に寄与し、地域のさらなる活性化に貢献することをめざし、プロジェクトを進めてまいります」と静岡鉄道。なお、新型車両のカラーリングについては現在検討中とのこと。
2014年12月01日チームラボは14日、2016年卒の学生を対象としたインターンシップの通年募集を開始した。○遠方の学生には寮も用意同社は、プログラマ・エンジニア、数学者、建築家、CGアニメーター、Webデザイナー、グラフィックデザイナー、絵師、編集者など、スペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団。サイエンス・テクノロジー・アート・デザインの境界線をあいまいにしながら活動中だという。現在募集している職種はエンジニア、インタラクティブアーティスト、カタリスト、デザイナーの4種。インターンシップに参加する学生は、同社の社員としてアプリケーション作成やデザイン、企画立案などを体験できる。インターンシップ期間は2週間以上~、週5日勤務で就労時間は10~19時。交通費は全額支給で、遠方の学生には寮も用意されている。インターンシップの採用人数は設定されていないが、デザイナーを希望する学生はポートフォリオの提出が必要とのこと。
2014年11月18日ドワンゴは12日、2016年新卒採用における受験料制度について発表した。○内定承諾数は前年を大きく上回る同社はインターネット上の就職活動支援サイトによる学生の大量エントリー、その結果として引き起こされる企業と学生のミスマッチングを憂慮。企業側としても大量の応募者をふるいにかけて減らすため、一部の学生に内定が集中し、受からない学生はずっと受からないという内定保有数の両極化に対して警鐘を鳴らしていた。上記をふまえて「本当に入社したい人材」に集まってもらうため、2015年の新卒入社試験よりエントリー時の「受験料制度」を導入。応募者数は前年比で4割弱と減少したものの、内々定数(採用試験合格者)は前年並み、内定承諾数においては前年を大きく上回る125.5%という結果(エンジニア職と企画職の計)を出している。しかし同制度については、東京労働局より受験料が「採用活動の手数料にあたらない可能性がある」等の指摘とともに、翌年度以降は実施しないよう、2014年8月7日付けにて行政指導を受けていた。同社はその内容を受け止め、一部変更した「2016年度 受験料制度」を実施するという。○2016年度 受験料制度の概要は?2015年卒の「受験料制度」では、「ニコニコ動画」にちなんで2,525円の受験料を徴収していた。「2016年度 受験料制度」では、1次試験である書類選考までに実際にかかる費用として算定した金額(約6,000円)を同社と受験生で半分ずつ負担する形とする。プレエントリー後、選考にエントリーする際に受験料の支払いが発生する。エントリー開始は12月1日を予定している。対象者は2015年4月1日~2016年3月31日の期間に4年制大学・短期大学・大学院・高専・専門学校を卒業・修了予定で首都圏(1都3県 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住の学生とし、上記エリア以外に在住の応募者には受験料の支払いは発生しない。なお、2015年度に徴収した受験料の総額は1,656,400円となったが、当初予定していた「独立行政法人 日本学生支援機構」に対する本受験料の寄付については、行政指導を受けたことに基づいて協議した結果、中止することとなった。
2014年11月12日放映終了から25年を経て、デヴィッド・リンチの人気テレビシリーズ『ツイン・ピークス』が、2016年にアメリカで放映されることがわかった。オリジナルのクリエーターであるリンチとマーク・フロストは、現在、脚本を執筆中だという。新しい『ツイン・ピークス』は、リメイクやリブートではなく、前から続く形で、現代を舞台にするもの。オリジナルから25年の年月が流れたことは、ストーリー上で重要な意味合いをもつといい、全9話の構成になる予定だ。9話で終わりにするつもりなのか、その後も続けるのかは決めていないとのこと。キャスティングについては何もわかっていない。オリジナルの『ツイン・ピークス』は、1990年から1991年にかけて、メジャーネットワークチャンネルABCで放映された。新しいバージョンは、プレミアムケーブルチャンネル、ショータイムが放映する。新バージョンの放映開始に先立ちショータイムでは、オリジナルの再放送が行われる予定だ。文:猿渡由紀
2014年10月07日人気アクションパズルゲーム「アングリーバード」の映画化作品が2016年夏に公開されることが発表された。同映画化作品は、『怪盗グルーの月泥棒 3D』のジョン・コーエンをプロデューサーに、さらにマーベル・スタジオの元会長デヴィッド・メイゼルを製作総指揮に迎えている。同ゲームの開発元で、映画化の資金調達も担当するロヴィオ・エンターテインメント社のミカエル・ヘッドCEOは今回「ジョンのプロデューサーとしての経験とデヴィッドのスタジオを成功させたスキルを合わせて、2人はスタジオ・システムから離れた映画製作でもドリーム・チームとなるでしょう。2人とも素晴らしい作品を作るために必要な理想的なスキルとビジョンを持ち合わせています」と製作陣への期待を語った。一方、大きな期待を背負ったジョンは「ミカエルやデヴィッド、そしてロヴィオの才能溢れるゲーム開発者達と一緒に映画を製作できるなんて、とてもワクワクしているし光栄だよ!ロヴィオはエンターテインメントやビジネス戦略の面で、ゲーム開発の世界では第一線にいるからね。しかもゲーム『アングリーバード』ではゲーマーとキャラクターがインタラクティブな関係を持てる新しい手法を編み出した先駆けなんだ。ここ数年は僕もアングリーバードでたくさん遊んだんだけど、今回の映画化のためのリサーチだって言い訳できるね」と明かしている。2009年に発売されて以来、アングリーバードは10億回以上もダウンロードされており、さらに最近は『スター・ウォーズ』とコラボした「アングリーバード スターウォーズ」が、携帯電話、タブレット、パソコン等でローンチされ、発売が開始されてわずか数時間のうちにiPhoneのダウンロード・チャートでトップになっている。
2012年12月13日『ファインディング・ニモ』の続編が2016年に公開されることが決定した。2003年の前作で原案、脚本、監督を務めたアンドリュー・スタントンが今回、同続編でも監督を務めることが決まった。「The Hollywood Reporter」誌によれば、続編のストーリーは未定なものの、『ジョン・カーター』でスタントン監督とタッグを組んだリンゼイ・コリンズがプロデュースを担当することになるという。今年初めに公開となったスタントン初の実写映画『ジョン・カーター』の興行成績が芳しくなかったため、残り4年をかけて、アカデミー賞長編アニメ賞にも輝いた『ファインディング・ニモ』の続編でのスタントン監督の巻き返しが期待されるところだ。「Deadline.com」によれば、ピクサーとディズニー側は本作のコンセプトに大いに満足を示しているようだ。■関連作品:ファインディング・ニモ 3D 2012年9月15日より劇場限定公開© Disney/Pixar
2012年07月20日