IDC Japanは12月17日、2014年上半期(1~6月)の国内ソフトウェア市場の売上額実績および2014年~2018年の予測を発表した。これによると、同期の同市場は1兆,652億5300万円、前年同期比成長率が4.8%となったという。2014年上半期の国内ソフトウェア市場は、Windows XPサポート終了に伴う特需が2013年から継続し、さらに消費増税前の駆け込み需要も重なり、WindowsをはじめとするクライアントPC向けソフトウェアの売上が好調だった。大分類市場別では、アプリケーション市場が前年同期比成長率3.9%、アプリケーション開発/デプロイメント市場が同4.8%、システム・インフラストラクチャ市場が同5.7%となった。アプリケーション市場では、メールアプリケーション/グループウェアのSaaSへの移行、消費税率の変更に伴う中小企業向け財務アプリケーションの入れ替えが市場の成長に寄与したという。アプリケーション開発/デプロイメント市場では、ビッグデータ需要の高まりによってデータ・アナリティクス・ソフトウェアが市場成長を牽引し、インフラストラクチャ市場ではWindows XPサポート終了特需によってWindows OSやPC向けセキュリティソフトウェアの売上が好調だったとしている。ベンダー別シェアは、上から、マイクロソフト、富士通、IBM、日立製作所、NECとなった。マイクロソフトはWindowsの売上が好調で5%以上の成長を達成したという。ランキング上位10社の中では唯一、8位のヴイエムウェアが、仮想化ソフトウェアの販売好調によって前年同期比で2桁成長を達成したほか、上位10社の中では、マイクロソフトのほか、9位のトレンドマイクロがセキュリティソフトウェアの販売好調によって前年同期比5%以上の成長率を達成したとのこと。2014年下半期の国内ソフトウェア市場は、2013年から続いたWindows XPサポート終了特需が終了し、その反動によってPC向けソフトウェアの売上が減少して成長が鈍化、2014年通期の前年比成長率は4.2%になると予測されている。
2014年12月17日ダイハツ工業は1日、2014年上半期(1月~6月)の登録車を含めた新車販売台数で、軽乗用車「タント」がNo.1になったことを記念して、「タント カスタム」に特別仕様車「トップエディションSA」を設定して発売した。トップエディションSAは、「タント カスタムX」と「タント カスタムRS」をベース車に、専用装備として、上質感を高めたファブリック×ソフトレザー調シート(シルバーステッチ)、シャドウフロー柄をあしらったプレミアムシャインブラックセンタークラスター、ブルーLEDが光るフロントグリルイルミネーションなどを採用し、内外装の魅力を向上させている。さらに、衝突回避支援システム「スマートアシスト」や、ドライビングポジションをサポートするチルトステアリング、運転席シートリフター等を装備して購入しやすい価格設定とした。その他の改良としては、スーパーUV&IRカットガラス(フロントドア) / スーパークリーンエアフィルターを標準装備(Lグレードは除く)したほか、上質で落ち着いた室内空間とSRSサイドエアバッグなどの安全装備をパックにした「ブラックインテリアパック」をタント(カスタムグレードは除く)にメーカーオプション設定としている。価格は、タント カスタムX"トップエディションSA"の2WD車が162万6,000円、4WD車が175万457円。タント カスタムRS"トップエディションSA"の2WD車が172万8,343円、4WD車が185万2,800円。
2014年10月01日エフセキュアは9月29日、エフセキュアラボによる「2014年上半期脅威レポート」の日本語翻訳版を公開した。2014年上半期にエフセキュア製品のユーザから同社監視システムに報告された、アジア地区での脅威の統計は次のとおり。DownadupWebベースの攻撃SalityRamnitWormLinkAutorunMajavaBrowserExploitExpiroZeroAccess1位は、発生後6年を経過したワーム「DOWNADUP」で、WindowsのMS08-067の脆弱性を悪用してインターネット上(およびリムーバブルメディアとネットワーク共有を介し)拡散し、200を超える国で何百万台ものコンピュータに感染。パッチを適用していないマシンがあるため、現在もDownadupは活動を続けている。2位は「Webベースの攻撃」。これはWebブラウザを悪意のあるサイトにリダイレクトし、そこでシステムにさらに攻撃を加えるマルウェアの手法およびエクスプロイトの総称となる。3位は、2010年に最初に確認された大規模なウイルスファミリー「SALITY」。EXEファイルに感染し、エントリポイントを不明瞭にして存在を隠す。この亜種も、プロセスを終了させて、データを盗むなどの活動をする可能性がある。同社は毎半期、セキュリティ脅威に関する世界的な状況をまとめた「脅威レポート」を発刊、一般公開している。
2014年09月30日(有村架純オフィシャルブログより)ニホンモニターが2014上半期ランキング発表7月10日、ニホンモニターが「2014上半期CM起用社数ランキング」を発表した。(桐谷美玲オフィシャルブログより)有村架純と桐谷美玲そろって首位女性タレント部門では、昨年までは圏外の有村架純と5位の桐谷美玲が12社出演でそろって首位を獲得した。2位は、昨年の上半期と年間で1位を記録した武井咲と11社出演の堀北真希だった。その他、上戸彩やベッキー、マツコ・デラックスなども上位にランクインしている。また、男性タレント部門では、10社出演の相葉雅紀、阿部寛、松岡修造の3人が首位を獲得した。なお、有村架純は7月19日公開のスタジオジブリ最新作「思い出のマーニー」でヒロイン・マーニーの声優を担当している。アニメ作品初挑戦となる有村の声にも注目だ。【参考】・2014上半期CM起用社数ランキング
2014年07月14日コスメ百花繚乱の2014年も早いもので半年経過…。そこで、信頼度No.1ビューティーマガジン、「ヴォーチェ(VOCE)」ではお待ちかねの『ザ・ベストコスメ上半期』の大特集。「VOCEのウェブ会員29万人の超本音ランキング」では、リアルにみんなが使っているコスメがわかるようになっている。美容アプリの決定版“美プリ!”を利用するユーザーの生の声も集約されているのだとか。「美容のプロ35人による2014年S/Sのベストコスメ」では、旬なコスメ情報も総チェックできる。厳選された情報の中から、欲しいコスメを吟味したいあたなにもぴったり。特集第二弾は暑くても涼しげ美人でいるための美(ビューティ)プロジェクト。くずさないメイク法や、ひんやりスキンケアなどメイクはもちろん、簡単夏髪アレンジなど、梅雨を「涼しげ」に乗り切るヒントがいっぱい。ファッションでは浴衣や夏フェスLOOKなど、夏ならではのおしゃれをとことん楽しむ方法も。VOCE8月号であなたにぴったりの今年流の夏スタイルを手に入れて。まずはi-VOCEで試し読みをチェック。【概要】講談社「VOCE」8月号2014年6月23日(月)発売i-VOCE→元の記事を読む
2014年06月24日今年も残りわずかとなりましたね。2013年は占星術的に観ると、6月から木星が蟹座に入りました。木星は「ラッキースター」と言われる星。2013年6月~2014年6月まで1年間、木星は蟹座に滞在しますので、蟹座の人にとってはまだまだハッピータイムが続きますね!蟹座は家族や家庭がテーマとなる星座ですので、母性や子供、可愛らしいものが蟹座の象徴。そのため、ゆるキャラなどのキャラクター産業もメディア等で大きくピックアップされていますね。では、2014年上半期はどういう年になるか、4エレメンタル星座別の運勢をどうぞ!■2014年上半期はどんな年?2014年上半期のテーマは『 見極めと出会い 』です。今まで保留にしていたこと、決断できなかったことがスピーディーに片付いたり、決着がついたりします。そして一旦終息した先には、必ず新しい出会いが増えます。思い切って行ったことない場所に出かけてみたり、交友関係を広げることに専念すると大きな収穫となります。■4エレメンタル星座別 2014年上半期の運勢★ 火のエレメンタル(おひつじ座、しし座、いて座)いろいろと準備が必要なとき。もともと目標を決めたら一直線の人たちですから、更にそれが加速するでしょう。ただ、感情や衝動で決めてはなりません。上半期はしっかり計画をたて、下半期に実行すると良いでしょう。出会い運はとてもよいので、積極的に活動することを意識してみてください。学生の皆様は、ちょっと年上の異性が鍵。デートはちょっと遠出するのをおすすめします。★ 地のエレメンタル(おうし座、おとめ座、やぎ座)種をまく時期です。今まで頭で考えているだけだったことを実行に移すための種をまくとき。迷いがあるとせっかくの運気が遠のきます。直感に従いましょう。学生の皆様は、安定した恋愛関係を築けそうです。両思いになる確率は4エレメンタル中1番です。思い切って気持ちを伝えてみましょう。★ 水のエレメンタル(かに座、さそり座、うお座)大切なものが何か、明確になってくるでしょう。いつも迷いが出てきやすい水の星座ですが、2013年は大きく意識が切り替わったのではないでしょうか?もし変化した実感がない場合は、2014年上半期の過ごし方がその後の人生大きな影響を及ぼすこともあります。リラックスして迷わずに楽しむべきです。学生の皆様は、ロマンティックな恋愛や同棲・結婚の話もでてくるかも。★風のエレメンタル(ふたご座、てんびん座、みずがめ座)完成、達成に恵まれるでしょう。また、達成感を味わいながら次のプランをたてるのも良いでしょう。アイデアや発想力が長けている風の星座にとって、2014年上半期は好奇心をくすぐられる出会いもいっぱい出てくるはずです。学生の皆様は、友人関係や紹介からの恋愛発展の可能性があり、楽しめる時期となりそうです。■4エレメンタル星座別 2014年上半期のラッキーアイテム★ 火のエレメンタル(おひつじ座、しし座、いて座)レース素材のバッグ、オレンジ色のアイテム、ローズの香りのハンドクリーム★ 地のエレメンタル(おうし座、おとめ座、やぎ座)ガラス製品、スワロフスキーなどのキラキラ素材、ラメ入りリップグロス★ 水のエレメンタル(かに座、さそり座、うお座)マカロン、アロマキャンドル、ルームフレグランス★風のエレメンタル(ふたご座、てんびん座、みずがめ座)フリンジ、扇子、スポーティウェア、トラベルバッグ■おわりになかなか人生において決断できないことってありますよね。でもいつかは必ず決断しないといけないことも沢山あります。2014年は新しい出会いやチャンスにも全体的に恵まれやすいですから、見切りをつけられることにはつけて、運勢の風通しを良くしていきましょう。(愛新覚羅ゆうはん/ハウコレ)
2013年12月27日財務省は22日、2012年度上半期分貿易統計(速報)を発表した。それによると、輸出額から輸入額を差し引いた上半期分の貿易収支は3兆2,190億円の赤字となり、半期ベースで過去最大の赤字幅を記録したことがわかった。上半期分の輸出額は前年比2.0%減の32兆1,603億円で3期連続の減少。一方、輸入額は同2.6%増の35兆3,793億円で5期連続の増加となった。輸出品目を見ると、自動車が前年比23.5%増、自動車の部分品が同12.6%増となったのに対し、半導体等電子部品は同8.3%減、船舶は同13.2%減、鉱物性燃料は同12.7%減となった。輸入品目については、液化天然ガスが前年比24.3%増、原粗油が同8.3%増、通信機が同35.2%増。反対に、非鉄金属は同27.9%減少した。地域別貿易動向を見た場合、米国への輸出額は前年比16.6%増の5兆5,938億円で2期連続の増加。輸入額は同2.5%増の3兆1,104億円と3期連続で増加し、これらを差し引くと2兆4,834億円(同40.8%増)の黒字となった。対EUは、輸出額が前年比16.1%減の3兆2,051億円で2期連続の減少。輸入額は同0.9%増の3兆2,971億円と5期連続で増加し、差し引き921億円の赤字となった。対アジアは、輸出額が前年比4.7%減の17兆7,432億円で3期連続の減少。輸入額は同1.2%増の15兆5,328億円と5期連続で増加した。黒字額は同32.3%減の2兆2,105億円で4期連続の減少となった。対中国は、輸出額が前年比8.2%減の5兆9,211億円で3期連続の減少。輸入額は同2.0%増の7兆4,521億円と5期連続で増加した。赤字額は同78.6%増の1兆5,309億円で赤字幅は4期連続の拡大。これは日中関係の悪化が影響し、対中国向け輸出が大幅に減少したためと考えられる。同省はあわせて9月分貿易統計(速報、通関ベース)を発表。それによると、9月分の貿易収支は5,586億円の赤字となったことがわかった。赤字は3カ月連続。輸出額は前年同月比10.3%減の5兆3,598億円で4カ月連続の減少。一方、輸入額は同4.1%増の5兆9,138億円で2カ月ぶりに増加した。輸出品目については、自動車が前年同月比14.6%減、船舶が同40.4%減、半導体等電子部品が同7.8%減となった。輸入品目を見ると、原粗油が前年同月比26.0%増、通信機が同90.3%増、液化天然ガスが同11.4%増となったのに対し、鉄鉱石は同31.9%減少した。地域別貿易動向については、中国への輸出低迷が目立つ。輸出額は前年同月比14.1%減の9,538億円、輸入額は同3.8%増の1兆2,833億円で、赤字額は同161.9%増の3,295億円と大幅に増加した。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月22日本田技研工業は4日、軽乗用車「N BOX」シリーズが、2012年度上半期(4~9月)の四輪車新車販売台数で1位を獲得したと発表した。N BOXシリーズは、2011年12月に「N BOX」が、2012年7月に「N BOX +」が発売されており、軽乗用車最大級という室内空間や存在感のあるエクステリアデザイン、優れた燃費性能などにより、幅広い層に好評を得ているとのこと。2012年4月から5カ月連続で軽四輪車新車販売台数第1位となるなど、発売以来の累計販売台数は16万台を超えいる。2012年度上半期では、11万8,431台(全国軽自動車協会連合会調べ)を販売して四輪車新車販売台数1位を獲得している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月04日日本貿易振興機構(ジェトロ)は20日、「2012年上半期(1~6月)の日中貿易(ドル換算)」を発表した。それによると、2012年上半期の対中輸出は、前年同期比5.7%減の737億1,942万ドルとなり、上半期ベースとしては2009年以来3年ぶりに減少したことが分かった。2012年上半期の日中貿易総額は、前年同期比1.1%増の1,650億5,540万ドルとなり、上半期ベースで過去最高、半期ベースで2011年下半期の1,817億6,347万ドルに次ぐ2番目の水準を記録した。輸出額は、前年同期比5.7%減の737億1,942万ドル。中国経済の減速に伴う中国国内の需要の伸び悩みにより、一般機械や鉄鋼など原材料の輸出が一部品目を除き落ち込んだことが要因と見られる。一方、映像機器や乗用車など一部消費財は高い伸びを示している。輸入額は、前年同期比7.5%増の913億3,597万ドル。スマートフォンの需要拡大に伴い、引き続き通信機の輸入が増加したほか、ウナギ価格上昇などの影響で食料品も増加。しかし、日本の内需伸び悩みもあり、伸びは1ケタ台にとどまっている。対中貿易収支は、日本側の176億1,655万ドルの赤字。日本の赤字額は、前年同期から2.6倍に拡大し、上半期ベースでは2007年以来5半期ぶりに100億ドルを突破した。輸入の伸び率は前年同期比で大きく低下したものの、輸出が減少したことで赤字幅が大きくなったと考えられる。2012年上半期における対中貿易の伸び率は1.1%で、対世界貿易の伸び率7.8%を下回った。これにより、日本の対世界貿易に占める中国のシェアは19.3%と、前年同期の20.6%から1.3ポイント減少し、2008年上半期以来4半期ぶりに20%を割り込んだことが判明。中国は現在、日本の最大の貿易相手国であるが、2位の米国のシェアは前年同期の11.7%から1.0ポイント上昇しており、対米貿易とのシェア差が縮まっていることが分かった。輸出に占める中国のシェアは、前年同期比2.0ポイント減の18.0%で、2位の米国(17.1%)との差が0.9ポイントに縮小。輸入では、中国のシェアは前年同期比1.0ポイント減の20.5%となり、上半期ベースでは前年に引き続きシェアが低下した。通年の見通しについては、中国政府による経済対策に伴う需要増は限定的と考えられるほか、工業生産も引き続き低い伸びにとどまると見られることから、日本の対中輸出も低迷が続くと予想。他方、輸入は通信機などが牽引し、小幅ながら増加が続く見込みだ。これらを考慮すると「2012年の日中貿易は2011年比で微増にとどまり大幅な拡大は難しいとみられる。また、輸出の低迷、輸入の小幅拡大により赤字幅はさらに拡大し、2005年の287億6,472万ドルを上回り赤字幅は過去最大となる可能性が高い」(ジェトロ)と分析している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日日本貿易振興機構(ジェトロ)は20日、「2012年上半期(1~6月)の日中貿易(ドル換算)」を発表した。それによると、2012年上半期の対中輸出は、前年同期比5.7%減の737億1,942万ドルとなり、上半期ベースとしては2009年以来3年ぶりに減少したことが分かった。2012年上半期の日中貿易総額は、前年同期比1.1%増の1,650億5,540万ドルとなり、上半期ベースで過去最高、半期ベースで2011年下半期の1,817億6,347万ドルに次ぐ2番目の水準を記録した。輸出額は、前年同期比5.7%減の737億1,942万ドル。中国経済の減速に伴う中国国内の需要の伸び悩みにより、一般機械や鉄鋼など原材料の輸出が一部品目を除き落ち込んだことが要因と見られる。一方、映像機器や乗用車など一部消費財は高い伸びを示している。輸入額は、前年同期比7.5%増の913億3,597万ドル。スマートフォンの需要拡大に伴い、引き続き通信機の輸入が増加したほか、ウナギ価格上昇などの影響で食料品も増加。しかし、日本の内需伸び悩みもあり、伸びは1ケタ台にとどまっている。対中貿易収支は、日本側の176億1,655万ドルの赤字。日本の赤字額は、前年同期から2.6倍に拡大し、上半期ベースでは2007年以来5半期ぶりに100億ドルを突破した。輸入の伸び率は前年同期比で大きく低下したものの、輸出が減少したことで赤字幅が大きくなったと考えられる。2012年上半期における対中貿易の伸び率は1.1%で、対世界貿易の伸び率7.8%を下回った。これにより、日本の対世界貿易に占める中国のシェアは19.3%と、前年同期の20.6%から1.3ポイント減少し、2008年上半期以来4半期ぶりに20%を割り込んだことが判明。中国は現在、日本の最大の貿易相手国であるが、2位の米国のシェアは前年同期の11.7%から1.0ポイント上昇しており、対米貿易とのシェア差が縮まっていることが分かった。輸出に占める中国のシェアは、前年同期比2.0ポイント減の18.0%で、2位の米国(17.1%)との差が0.9ポイントに縮小。輸入では、中国のシェアは前年同期比1.0ポイント減の20.5%となり、上半期ベースでは前年に引き続きシェアが低下した。通年の見通しについては、中国政府による経済対策に伴う需要増は限定的と考えられるほか、工業生産も引き続き低い伸びにとどまると見られることから、日本の対中輸出も低迷が続くと予想。他方、輸入は通信機などが牽引し、小幅ながら増加が続く見込みだ。これらを考慮すると「2012年の日中貿易は2011年比で微増にとどまり大幅な拡大は難しいとみられる。また、輸出の低迷、輸入の小幅拡大により赤字幅はさらに拡大し、2005年の287億6,472万ドルを上回り赤字幅は過去最大となる可能性が高い」(ジェトロ)と分析している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日ポルシェ ジャパンはこのほど、2012年上半期のポルシェの全世界での販売について発表した。新型911を投入した効果などで大幅な伸びを記録し、売上げが前年同期の29.3%増、販売台数が22.5%増となった。2012年上半期の販売台数は6万8,940台で、5万6,272台だった前年同期より22.5%増加した。最も増加率が高かったのは、昨年、新型を投入した911で、前年同期の1万101台に対して1万4,420台を販売。42.8%の増加となった。ついで増加率が高かったのは前年同期の1万1,567台に対して1万5,103台を販売したパナメーラで、30.6%増加となっている。その他のモデルも販売を伸ばしたが、モデル末期となっていたボクスター / ケイマンだけは前年同期6,199台に対して4,008台と落ち込んだ。ポルシェAGの財務担当取締役副社長、ルッツ・メシュケ氏は、「当社の利益率は18.7%で、戦略目標の15%を上回り続けています。当社は、ニューモデルの開発にかかる高いコストにもかかわらず、今年度においても前年度の業績を上回り、利益目標を達成する予定です」として、好調な販売とあわせて利益も確保していることを強調した。今年下半期はすでに発表されている新型のボクスターをはじめ、新型のケイマンや911の派生モデルも登場する予定。来年にはMacanと918スパイダーの生産も開始される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日財務省は25日、2012年上半期(1月~6月)の貿易統計速報(通関ベース)を発表した。それによると、上半期の貿易収支は2兆9,158億円の赤字となり、半期ベースで過去最大の赤字幅を記録した。火力発電燃料の液化天然ガスや原粗油の輸入が膨らんだことなどが、赤字の主な要因と見られる。上半期の輸出額は前年同期比1.5%増の32兆5,969億円で、3期ぶりの増加。一方、輸入額は同7.4%増の35兆5,113億円で、5期連続の増加となった。輸出品目については、自動車が前年同期比38.0%増、自動車の部分品が同16.3%増、金属加工機械が同17.2%の増加。一方、半導体等電子部品は同9.1%減、プラスチックは同10.7%減、鉄鋼は同6.0%減となっている。輸入品目を見ると、液化天然ガスが前年同期比49.2%増、原粗油が同15.7%増、通信機が同33.1%の増加。反対に非鉄金属は同28.1%減少した。地域別貿易動向を見た場合、米国への輸出額は前年同期比21.0%増の5兆5,755億円で、3期ぶりの増加。輸入額は同3.6%増の3兆926億円で、2期連続で増加し、これらを差し引くと2兆4,829億円(同52.9%増)の黒字となった。詳細は、輸出品目では自動車が前年同期比56.6%増、自動車の部分品が同28.2%増、原動機が同27.0%増、輸入品目では航空機が同164.2%増などとなっている。対EUは、輸出額が前年同期比9.0%減の3兆3,977億円で、2期連続の減少。輸入額は同3.2%増の3兆2,261億円で、5期連続の増加となった。黒字額は3期連続で減少し、1,716億円(同71.8%減)にとどまった。詳細を見ると、輸入品目では自動車が前年同期比13.9%減、半導体等電子部品が同38.0%減、輸入品目では自動車が同31.7%増などとなっている。対アジアは、輸出額が前年同期比3.6%減の17兆6,584億円で、3期連続の減少。輸入額は同5.2%増の15兆4,912億円で、5期連続の増加を記録した。黒字額は同39.7%減の2兆1,671億円で、3期連続で減っている。詳細は、輸出品目では鉄鋼が前年同期比11.6%減、プラスチックが同11.6%減、輸入品目では石油製品が同42.3%増、原粗油が同66.9%増などとなった。対中国は、輸出額は前年同期比8.6%減の5兆8,711億円で、2期連続の減少。輸入額は同4.2%増の7兆2,761億円で、5期連続で増加した。赤字額は同150.6%増の1兆4,050億円となり、3期連続で拡大している。詳細を見ると、輸出品目では鉄鋼が前年同期比17.4%減、原動機が同24.2%減、建設用・鉱山用機械が同49.7%減、輸出品目では通信機が同39.9%増、自動車の部分品が同40.3%増などとなっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月25日フォルクスワーゲン グループ ジャパンはこのほど、2012年上半期の登録台数が2万8,896台に達したことを発表した。これは前年同期比で20%もの増加となる。輸入車随一の豊富なエコカーラインナップが好調の要因だ。フォルクスワーゲンは、ポロからパサート、トゥアレグに至るまで、11モデル、24グレードものエコカー減税および補助金の対象車をラインナップしている。今年上半期はゴルフ、ゴルフ ヴァリアント、ポロなどの人気モデルに、アイドリングストップとブレーキエネルギー回生システムを組み合わせたブルーモーションテクノロジーが次々と搭載された。販売台数に占めるエコカーの割合は9割にも達し、輸入車随一のエコカーラインナップが販売を押し上げたことがわかる。6月は「ザ・ビートル」が発売されて約2,000台を受注したほか、「パサート オールトラック」も追加された。下半期には新型車「up!(アップ!)」の投入も控えており、好調な販売は今後も続くと予想される。こうした好調な販売をさらにバックアップするべく、7月には2つのキャンペーンが展開される。ひとつは、シャラン、トゥアレグなどに最高15万円の購入サポートまたは0.99~1.99%の低金利を適用するというもの。もうひとつは、パサート、パサート ヴァリアントの全グレードに対し、残価設定型ローン「ソリューションズ」(3年プランのみ)に特別低金利1.99%を適用するというものだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月08日楽天は、運営する主要インターネットサービスにおいて、「楽天 2012年上半期ランキング」を発表した。今回は、「楽天市場」、「楽天ブックス」、「楽天トラベル」、「楽天GORA」、「楽天レシピ」の全5サービスのランキングとなっている。楽天市場「2012年上半期 売れ筋ランキング」(集計期間:2011年11月22日~2012年5月21日)では、1位、5位、7位に不動の人気を誇るスカルプDシリーズがランクイン。これに挟まれる形で、定番のお取り寄せ食品アイテムや、「飲む断食」と呼ばれる酵素ドリンクが著しい伸びでランクインした。「スカルプD」、酵素ドリンクと合わせて、男女ともに美容への消費行動の高まりがみられる。一方、昨年の震災以降、「水」「米」といった重い商品や、かさばる商品への需要が高まっており、日用品・消耗品を定期的に購入するユーザーの定着化が顕著に表れている。ランキングトップ5は、1位「スカルプD 薬用スカルプシャンプー オイリー [脂性肌用]」、2位「ミネラルウォーター クリスタルガイザー(500mL・48本入)」、3位「カット済みズワイ蟹1.2kg(2-4人前)」、4位「コスミックエンザイム(酵素ドリンク)」、5位「スカルプD 薬用スカルプパック コンディショナー [全ての肌用]」という結果になった。楽天ブックス「2012年上半期 売れ筋ランキング」(集計期間:1月1日~6月10日)のトップ3は、1位「Mr.Children 2001-2005<micro>」、2位「Mr.Children 2005-2010<macro>」、3位「寝るだけ!骨盤枕ダイエット」という結果に。「Mr.Children」のベストアルバムがほかの人気アーティストを抑えて、1位、2位を占めた。また、「ダイエット系」書籍が今年も多数ランクイン、年度や季節を問わず女性の美への意識の高さがうかがえる。楽天トラベルの「2012年上半期 人気温泉地ランキング」(集計期間:1月1日~6月4日)トップ3は、1位「箱根温泉(神奈川県)」、2位「熱海温泉(静岡県)」、3位「白浜温泉(和歌山県)」だった。都市部からのアクセスも良い箱根温泉は、2006年上半期ランキング以降、人気温泉地ナンバー1の座を維持しているという。楽天GORAの「2012年上半期 人気ゴルフ場ランキング」(集計期間:1月1日~6月15日)では、1位「那須小川ゴルフクラブ(栃木県)」、2位「三田レークサイドカントリークラブ(兵庫県)」、3位「アジア取手カントリー倶楽部(茨城県)」がランクイン。積極的な集客プランでランクの向上に成功した例が見受けられた。楽天レシピの「2012年上半期 検索キーワードランキング」(集計期間:1月1日~2012年6月8日)では、1位「塩麹」、2位「運動会」、3位「たけのこ」と、昨年秋に急浮上した塩麹ブームの健在さを示す結果となった。ブームが始まった2011年10月から2012年6月までの月間検索キーワードランキングで連続1位を獲得し、いまなお圧倒的な人気を誇っている。全体的なトレンドとしては、震災後から「自宅で作る」「手作り」が継続的な傾向となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月27日第一興商は1月1日~6月17日、2012年上半期カラオケリクエストランキング調査を楽曲別およびアーティスト別に実施した。楽曲別トップ3は、1位「ヘビーローテーション」(AKB48)、2位「栄光の架橋」(ゆず)、3位「残酷な天使のテーゼ」(高橋洋子)となった。先日開催された「AKB48 27thシングル選抜総選挙~ファンが選ぶ64議席~」で1位となった大島優子が初めてセンターを務めた「ヘビーローテーション」は、昨年の上半期、年間ランキングに続き連続で1位を獲得。2位は、8年前(2004年)のリリースでNHK「アテネオリンピック」テーマソングの「栄光の架橋」(ゆず)がランクイン。昨年の震災以降、”元気・勇気”を与える曲として、カラオケランキングでも徐々に順位が上がり、ロンドン五輪を前に2位まで上昇した。上位2曲に続きランクインした3位「残酷な天使のテーゼ」(高橋洋子)は、毎年TOP10に入るカラオケ定番楽曲となっていたが、ついにTOP3に入賞。4位「フライングゲット」(AKB48)、5位「やさしくなりたい」(斉藤和義)は、ともに昨年リリースされた楽曲で、数々のカラオケ定番楽曲を抑え上位ランクインとなった。なお、2011年年間カラオケランキングで、2 位(KARA)、3 位(少女時代)にランクインしたK-POP勢がベスト20内にランクインせず、28位の「Gee」(少女時代)が最上位となり、J-POPの復権を感じさせる上半期ランキングとなったという。また、アーティスト別では、昨年の「AKB48」から「EXILE」がトップに返り咲き。「AKB48」は2位に後退した。3位には「Mr.Children」、以下、「嵐」、「浜崎あゆみ」が続く。同社の衛星ラジオ「スターデジオ」(スカパー!Ch.400)では、このランキングの特集番組を放送する。放送は6月28日、6月29日の20:00~21:00。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月22日20件に1件ほどの非該当東京海上日動あんしん生命保険株式会社は20日、平成22年度上半期の保険金等支払い状況を公表した。上半期の保険金・給付金支払件数は46,233件。支払い非該当となったのは2,515件であった。支払いの内訳を見ると、入院給付金が24,150件、手術給付金が16,860件となり、この2項目で4万件を超えた。保険金では、死亡保険金の項目が1,249件となった。手術給付金が最多一方支払い非該当の内訳は、手術給付金が1,744件で他の項目を圧倒。ついで入院給付金が431件、死亡保険金で38件などとなった。さらに支払い非該当と判定された請求について、「告知義務違反」や「免責事由該当」など理由の内訳を見てみると、全2,515件中「支払事由非該当」の項目に、大半の2,337件が類別されていた。この項目の説明は下記の通り。保障対象外の手術についてご請求いただいた場合など、約款に定めるお支払事由に該当しない場合は、保険金・給付金等をお支払いしません。なお、公表されている同社の21年度上半期の支払件数は43,878件、下半期は44,577件。支払い非該当は上半期2,343件、下半期2,482件であった。
2010年12月24日保険金等の支払い状況の発表主にインターネットで保険を販売するライフネット生命保険が、2010年度上半期の保険金等の支払い状況を発表しました。2010年度上半期に支払いをした保険金等は、保険金1件、給付金161件、合計162件。 また、同期間に支払いに該当しないと判断した件数は、保険金1件、給付金13件、合計14件となりました。なお、2010年度上半期の平均支払い所要日数(営業日)は3.10日と、迅速な支払いを実現したことも併せて発表しました。ライフネット生命保険は徹底した情報開示を目指しており、保険金等の公表もその1部です。わかりやすくシンプルな商品をインターネットで販売することにより低価格を実現しており、いわゆるネット保険と言われる業態の中で評価の高い1社です。
2010年10月20日