初めての出産を終え、母子同室となって2日目の夜。娘は何をしても泣き止まず、私は心身共に疲弊していました。そんな私に助産師さんが言ったひと言は、人によっては冷たく感じるかもしれませんが、私にとってはその後の育児ライフの支えとなる、とてもありがたいものでした。あのとき、あの助産師さんに相談してよかったと思えた体験についてお話しします。夜通し泣く娘。どうしたら泣き止むの?私が出産のため入院したのは、出産の翌日から退院まで母子同室を推奨する病院でした。母子同室を開始した最初の夜は、私の心配をよそにすやすやと寝続けていた娘。しかし、2日目の夜は前日とは打って変わって、まったく寝ませんでした。 おむつは汚れていないし、育児用ミルクも飲んだばかり。抱っこをしてもベッドに寝かせても、娘は泣き続けていました。私は必死にスマホで「赤ちゃん泣き止まない」と調べては思いつく限りの対応をしていましたが、効果はありませんでした 募る罪悪感。助けて助産師さん!「わかってあげられなくてごめんね……」。私は娘の訴えを理解できないことに、罪悪感を募らせていました。母親になった使命感からひとりで頑張っていた私でしたが、深夜の3時を過ぎ、心も体も限界に。たくさんの赤ちゃんを見てきた助産師さんなら、どうして泣いているのかわかるはず! と思い、助産師さんに相談することにしました。 ナースコールを押すと、すぐに助産師さんは来てくれました。「何をしても泣き止まないんです。泣いている理由を教えてください」と聞く私に、助産師さんが言ったひと言は……。 なーんだ、そっか! 急に気持ちがラクに「理由はね、ないの」 何か答えをくれると期待していた私は助産師さんの予想外の言葉にびっくりしつつも、気持ちがスッとラクになっていくのを感じました。助産師さんに相談するまでは、泣き止まないのには何か理由があるはずで、私はそれを察してあげられない未熟な母親だと思っていました。しかし理由がないのであれば、泣き止ませられないのも仕方がありません。 私は疲れていたはずでしたが、助産師さんの言葉のおかげで急に元気が戻ってきました。私は「理由がないなら、このままとことん付き合います!」と助産師さんに伝え、泣いている娘を朝まで抱っこし続けました。 退院してからも、娘が泣き続けたりまったく寝ない日はありましたが、そのたびに助産師さんの言葉を思い出していました。理由がないなら仕方ない、娘のせいでも私のせいでもない、そう思えるだけで気持ちがとてもラクになります。あのときの助産師さんには今でも感謝しています。 監修/助産師 松田玲子著者:渡辺まゆり2021年生まれの女の子のママ。幼児教室に勤務。介護福祉士、FP3級の資格あり。
2024年01月10日「絶対、絶対絶対女性の方が大変」おばたのお兄さんは2018年にフジテレビアナウンサーの山崎夕貴さんと結婚。昨年8月に第一子の男の子が誕生しました。不妊治療を経ての妊娠だったことも明かしており、おばたさんは8日に自身のブログを更新し、不妊治療や妊活について雑誌の取材を受けたと報告。「不妊治療って、いかにパートナーとコミュニケーションを取れているかが、うまくいく秘訣だと思う」と持論を綴っています。この場合の「うまくいく」は赤ちゃんを授かるかどうかということではなく、「妊活における夫婦間の話。良好な関係性のこと」をさします。「男性はどれだけ頑張っても自分のお腹に命が宿ることはない。妊娠〜出産において、奥さんよりも大変な想いをすることは無いんです」「絶対、絶対絶対女性の方が大変。我慢するモノ、事ばかりだし、つわりもくるし、ホルモンバランスも崩れるし僕だったら、と言うか男は耐えられないと思う」「男性はこれらに置いて『楽しみ』だけを選ぶことも出来てしまう」と、おばたさん。だからこそ、パートナーが大変であることを十分に理解して「2人でひとつだと思って自分のことを気にかけるように、常に相手を気にかけることが大切」だと記していました。相手が今「してほしい」と望んでいるであろうことを考えて実行する、そんな思いやりの積み重ねが、夫婦の絆を作っていくのですね。そんなおばたさんと山崎さんは今、長男の「夜泣き対応」に夫婦交代で対応しているのだそう。「これからが夜泣きの本領発揮」最近すっかり「寝不足」のおばたさん、その理由は「ここ数日、息子の夜泣きが凄くて1時間半ごとくらいに妻と交代で息子の夜泣き対応」しているためだといいます。これまで長男は「9時間連続で寝たり」「起きたとしても朝方5時くらいに一度起きるくらい」で、おばたさんがひどい寝不足になるようなこともなく、「もう夜泣きは終わったんだ」と思っていたそう。しかし山崎さんが調べたところによれば「これからが夜泣きの本領発揮」「むしろ4ヶ月の我が子は少し早くその時期が来てしまったとか、、、」。これは序の口で、今以上に夜泣きがひどくなることもあるかもしれません。おばたさんはこれから出演するミュージカルの本番が控える大事な時期。しかし、だからといってこの夜泣き対応を山崎さんに任せきりにしてしまうと「妻が逼迫(ひっぱく)してしまう」ため、困っているようです。このような状況ではあるものの、「また急にめっちゃ寝るようになるかもしれないしコロコロ変わっていくものだと思うので大人のこっちが順応していかないとね!」とポジティブに綴っていたおばたのお兄さん。「妻と話し合って作戦を立てよう」と、今後の対策を夫婦で話し合っていくとか。夜泣きは本当に大変ですが、いつか終わりは来るもの。なんとかこの時期を乗り越えられるといいですね。生後半年ごろまでは「睡眠リズムの変化」から夜泣きすることも夜泣きの医学的な定義はありませんが、一般的に「夜ある程度まとめて眠るようになってから突然泣き始めるもの」をいいます。始まる時期や程度は個人差が大きく、生後3ヶ月ごろから始まり、1歳を過ぎるとおさまることが比較的多く、3歳を過ぎるとほとんど見られなくなると言われています。中でも「生後6~11ヶ月」の赤ちゃんによくみられ、最も多いのは「生後7~9ヶ月」、つまり、生後8ヶ月前後と言われるので、生後4ヶ月は確かにやや早めかもしれません。生後半年ごろまでの赤ちゃんの場合は「睡眠のリズムが大きく変わりつつある」ことが夜泣きの原因になりやすいと考えられます。生後半年ごろまでの時期は、新生児期のこま切れ睡眠からまとまって眠るパターンへ大きく変わっているタイミングでもあるので、その途中で睡眠と覚醒をうまく切り替えられないこともあります。そのとき「眠いのに眠れない」「すっきり目覚められない」ために夜泣きにつながる場合があります。夜泣きは赤ちゃんの発達過程で起こることなので、何らかの対策をしたからといってすぐおさまるわけではありませんが、いつかは終わります。生活リズムや寝る部屋の環境を整えるなど工夫しつつ、パパとママで交代しながらお世話するなどして、大人も睡眠時間を確保しましょう。参照:【医師監修】子育ての悩み! 夜泣きのピークはいつまで?
2024年01月10日皆さんは家族の言動に感動した経験はありますか?今回は「引き取った娘の言葉」にまつわる物語とその感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!兄と幼なじみが亡くなり…幼いころから仲のいい幼なじみがいた主人公。大人になると、幼なじみは主人公の兄と、主人公は幼なじみの兄と結婚しました。その後も家族のような関係を築いていた4人。しばらくすると、兄と幼なじみに娘が生まれました。幸せを感じていた兄家族ですが、その幸せは長くは続かず…。ある日、兄と幼なじみが交通事故で亡くなってしまったのです。泣きじゃくる兄の娘を見た主人公は、兄の娘を養子として迎えることを決意します。主人公夫婦によく懐いてくれた娘ですが…。夜泣きをしてしまう…出典:エトラちゃんは見た!両親を亡くした寂しさからか、毎日「まんま…ぱっぱ…」と夜泣きをするようになった娘。それでも主人公は根気強く接し、娘を育てました。それから3年後、正月に義弟夫婦と娘が初対面したときのこと。義弟の嫁は娘を見て「他人の子」と暴言を吐いたのです。しかし娘は義弟の嫁に「違うよ」と言って、主人公から愛情を感じていることを伝えました。その発言を聞いて感動した主人公は、娘がいい子に育ったと感じたのでした。読者の感想無神経すぎる義弟の嫁の発言に、イライラしてしまいます。しかし主人公の愛情が娘に伝わっていたとわかり、感動しました。(30代/女性)兄と幼なじみが亡くなって自分も苦しいなか、娘を育てる決断をした主人公夫婦は強いと思います。主人公たちが注いできた愛情が娘にしっかりと伝わっていて、安心しました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年01月10日娘の夜泣きがうるさいと旦那に怒鳴られ、よなきごやにたどり着いた第1話のあやちゃんのママ。今は第二子を妊娠していて……。→前回のお話はこちらつづく(次回更新は、1/17(水)の予定です)かねもとさんの最新書籍はこちら『世界一役に立たない育児書』(白泉社)¥ 1,320(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家かねもと漫画家で、東北在住の2児の親。在宅ワーカー歴=長男の歳と同じ年数。著書に『世界一役に立たない育児書』(白泉社)、『伝説のお母さん』『伝説のお母さん つづきから』『私の息子が異世界転生したっぽい』(KADOKAWA)、原作担当書に『私の息子が異世界転生したっぽい フルver.』(小学館)がある。→記事一覧へ
2024年01月10日「ううう」の始まりは2歳前2歳になるより前からだったと思いますが、スバルは時折こわい顔をして、手や肩に力を入れて「ううう」と声を漏らしながら歩き回ることがありました。Upload By 星あかりその頃のスバルはまだ「バイ(バイバイ)」「ばあ(いないいないばあ)」「あー(Car)」の3語と宇宙語だけでコミュニケーションを取っていたので理由を聞くこともできず、その異様な様子を見守ることしかできませんでした。1回の時間は5秒から20秒くらいで長くはないのですが、多い時期には1日に何度も何度も行われるので不安になりました。そもそもこの行動が何なのか分からない、インターネットで検索するにしてもキーワードが分からない、病気に関わるのであっても何科に相談すれば良いのか分からない……、何も分からない。かかりつけの小児科で相談したことがあるのですが「大きくなったら落ち着くでしょう」と言われました。スバルは1歳半健診時に言葉の遅れを指摘され、3歳で言葉が溢れるまで何度か発達検査を受けていたので、その時にも相談したのですが「爪を噛むようなものでしょう」とサラッと言われました。私が大げさに気にしすぎなのかなと思いつつも、どうしても気になってしまうのでした。「ううう」が出るタイミングは暇な時や不安な時だったので、怖い、嫌だなど負の感情の表現のように感じました。それだと「爪を噛むようなものでしょう」という説明もしっくりくるのですが、「もうすぐおやつだよ」「今度バスに乗ろうね」「またばあばの家に遊びに行こうね」などのスバルの喜びそうな話をした時に出ることもありました。私はますます理解できなくなるのでした。これって「常同行動?」3歳で言葉が溢れ、単語でコミュニケーションが取れるようになった同じ時期に、スバルは自閉スペクトラム症と診断されました。自閉スペクトラム症を勉強するために本をたくさん読んだり療育に通ったりするうちに私は「常同行動」と言う言葉を知りました。常同行動の具体例として、手をヒラヒラさせる、飛び跳ねる、爪を噛む、体を揺らすなどがありました。ピタリと当てはまるものはありませんでしたが、これらの仲間だろうと私は納得しました。常同行動を行う理由として「何かの要求を訴えている」「精神的な安定を求めている」「刺激を求めている」などがあげられており、スバルの「ううう」が出るタイミングとほとんどマッチしていると思いました。しかし「今度バスに乗ろうね」のようなスバルに最大級の喜びを与えたつもりの言葉が「ううう」のトリガーになる事もあったので、そこが引っかかっていました。先の見通しができないと不安になる……自閉症スペクトラム症の息子その後、幼稚園生活が始まり集団生活を送る中で、言葉もかなり増えました。スバルがつたないながらも自分の気持ちを説明できるようになった事で「先の見通しができないと不安になる」ことが分かりました。例えば、幼稚園生活の中で「10時になったら絵本を読むので座って待ちましょう」など具体的な時間を言われると落ち着いて待つことができるのですが、「絵本の時間までもうちょっと座って待ちましょう」などの曖昧な表現だと不安になって「ううう」が出てしまうことがありました。「ううう」の原因……答え合わせそこでようやく気づいたのです。私がスバルを喜ばせるつもりで言った「今度バスに乗ろうね」に対して、スバルは「今度っていつ⁉」という気持ちだったのだと。「もうすぐおやつだよ」「ううう(3時なら3時と言って)」「またばあばの家に遊びに行こうね」「ううう(日にちで言ってもらえます?)」くらいの気持ちだったのだと思います。スバルにとって「先の見通しができない」ことの気持ち悪さは相当のものだったようで、早々に時計の読み方とカレンダーの読み方をマスターし自分でスケジュール管理をするようになりました。幼稚園の先生の「ちょっと待っててね」に対して「いつ頃になりますかね」と聞いて自分で安心できる状況をつくるようになりました。集団生活の中では予期せぬことがたくさん起こり、最初に聞いたスケジュールの通りにいかないことも、そもそも時間が決められないこともありました。それでも時々「ううう」を挟みつつ気持ちを落ち着かせているようでした。Upload By 星あかり暇な時や「先の見通しができない」以外の負の感情でも「ううう」が出るので、参観日でスバルの苦手な工作の時間を参観した時には「ううう」の多さに、私は冷や汗が出ました。ただ、家にいる時と違って、スバルは席についたままこっそり「ううう」を出していたことに成長を感じました。小学生になった現在の「ううう」小学生になった現在、「ううう」はかなり落ち着きましたがなくなった訳ではありません。外で「ううう」が出ることはほとんどありませんが、家ではちらほら顔を出します。宿題の量が多い時、TVで登場人物がピンチになった時、晩ごはんが苦手なメニューだと気づいた時……。2歳の時に言われた「爪を噛むようなものでしょう」と言う解釈は、今となっては「確かにそのようなものだった」と思います。ただ爪を噛むよりかなり派手な動きなので、今でも久しぶりにみるとぎょっとしますが、私も慣れたもので「おっ!今日も派手にやってるね!」くらいの気持ちで見守ることができるようになりました。私も「ううう」とは10年弱の付き合いになりますので。執筆/星あかり(監修:森先生より)常同行動は、ストレスを緩和するためにしていることが多く、自分や他人を傷付けることでなければ基本的には無理にやめさせず見守りをして、不安の原因を考えてみるようにしましょう。今回のように、保護者の方がしっかりお子さんを観察して原因を考えてくれると、支援もしやすくなりお子さんの不安は軽減されますね。お子さん本人は不安の原因をまだうまく説明できないので、観察を続けてもなかなか原因が分からないということもあり得ます。成長してから、「あの時はこんな気持ちだった」と本人から話してくれてようやく意味が分かることもありますね。一般には、発達障害の傾向がある方は「もうすぐ」といった曖昧な表現だとイメージがつかめなかったり、手順にこだわりがあったり、頭の中で考え過ぎてしまったりして、「先の見通しがたたないこと」そのものに不安感をおぼえることが少なくありません。スバルくんが「楽しい予定」を伝えられても、不安になってしまっていたのはこのためかもしれませんね。お子さん一人ひとり、不安ポイントは異なります。あまり思い詰めずに、おおらかな気持ちで見守っていくことが大切ですね。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年01月09日里帰り出産をして、母に手助けしてもらいながら初めての育児に奮闘する八重。授乳だけで疲れ果ててしまい、「ふつうのお母さん」のすごさに改めて気づいたのですが、一方で自分だけがちゃんとできていないと落ち込んでしまい……。→第11話「子どもが泣きやむ配信」(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家かねもと漫画家で、東北在住の2児の親。在宅ワーカー歴=長男の歳と同じ年数。著書に『世界一役に立たない育児書』(白泉社)、『伝説のお母さん』『伝説のお母さん つづきから』『私の息子が異世界転生したっぽい』(KADOKAWA)、原作担当書に『私の息子が異世界転生したっぽい フルver.』(小学館)がある。→記事一覧へ
2024年01月08日彼氏の楓雅(ふうが)と付き合って2年目、まだ20歳のほのか。妊娠・出産についても、子どもについても何も知らないのに予期せぬ妊娠をしていることに気づき、どうしたらいいかわからないまま同棲中の部屋を抜け出します。そこで見つけた「よなきごや」で知り合ったママたちに「きちんとしたママになれそうもない」という不安を伝えたところ、思わぬ話を聞くことに……!→第10話「ふつうのお母さん」(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家かねもと漫画家で、東北在住の2児の親。在宅ワーカー歴=長男の歳と同じ年数。著書に『世界一役に立たない育児書』(白泉社)、『伝説のお母さん』『伝説のお母さん つづきから』『私の息子が異世界転生したっぽい』(KADOKAWA)、原作担当書に『私の息子が異世界転生したっぽい フルver.』(小学館)がある。→記事一覧へ
2024年01月07日2歳の息子・希未(のぞみ)の夜泣きがおさまらず、もう2年もゆっくり眠れていない母・晴瑠(はる)。同じ時期から「よなきごや」に通っていた親子はどんどん卒業していくのに、自分たちだけが取り残されていると感じます。疲れやストレス、焦燥感が募る中、とうとう限界が来て……。→第9話「私は母になれる?」(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家かねもと漫画家で、東北在住の2児の親。在宅ワーカー歴=長男の歳と同じ年数。著書に『世界一役に立たない育児書』(白泉社)、『伝説のお母さん』『伝説のお母さん つづきから』『私の息子が異世界転生したっぽい』(KADOKAWA)、原作担当書に『私の息子が異世界転生したっぽい フルver.』(小学館)がある。→記事一覧へ
2024年01月06日これまで家庭のことは専業主婦の妻・仁菜に任せっきりで、子どもができても変わらずに何よりも仕事を優先してきた会社員の戸田。ところがある日、第二子妊娠中の妻が入院してしまい、一人で家事と育児も担うことに。初めてワンオペで仕事・家事・育児をして知ったこととは?→第8話「こんな場所来たくない」(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家かねもと漫画家で、東北在住の2児の親。在宅ワーカー歴=長男の歳と同じ年数。著書に『世界一役に立たない育児書』(白泉社)、『伝説のお母さん』『伝説のお母さん つづきから』『私の息子が異世界転生したっぽい』(KADOKAWA)、原作担当書に『私の息子が異世界転生したっぽい フルver.』(小学館)がある。→記事一覧へ
2024年01月05日毎日のように続く夜泣きがつらくても、夫にひどいことを言われても、涙をこらえてがんばってきた母・達子。娘の苑子も子どもを産み、達子はかわいい孫の成長を喜んでいるものの、夫は相変わらずで……。そんな達子が泣けるようになった理由とは。→第7話「俺が育児するなんて!」(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家かねもと漫画家で、東北在住の2児の親。在宅ワーカー歴=長男の歳と同じ年数。著書に『世界一役に立たない育児書』(白泉社)、『伝説のお母さん』『伝説のお母さん つづきから』『私の息子が異世界転生したっぽい』(KADOKAWA)、原作担当書に『私の息子が異世界転生したっぽい フルver.』(小学館)がある。→記事一覧へ
2024年01月04日第1話で出会った2人のママたちが久しぶりによなきごやへ。お互いの子どもがもう4歳になり、あやちゃんのママは第2子を妊娠中。今、あらためて当時を振り返ると……。→前回のお話はこちらつづく(次回更新は、1/10(水)の予定です)かねもとさんの最新書籍はこちら『世界一役に立たない育児書』(白泉社)¥ 1,320(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家かねもと漫画家で、東北在住の2児の親。在宅ワーカー歴=長男の歳と同じ年数。著書に『世界一役に立たない育児書』(白泉社)、『伝説のお母さん』『伝説のお母さん つづきから』『私の息子が異世界転生したっぽい』(KADOKAWA)、原作担当書に『私の息子が異世界転生したっぽい フルver.』(小学館)がある。→記事一覧へ
2024年01月03日自分で言うのも恥ずかしいですが、ラブラブだった私たち夫婦。しかし、娘が産まれてからは関係がギクシャク……。私は娘を出産したばかりで、家事や育児に追い詰められていました。お互いに鬱憤が溜まりつつあったある晩、夫は「娘の泣き声がうるさい」と家を出て行ってしまったのです――。娘が産まれて、1週間だけ育休を取ってくれた夫。しかし、夫は育休が明けると家事も育児も一切してくれなくなりました。 夫のイライラ初めての育児にくわえて、娘はなかなか寝ない子で……、私は心身ともに疲れて果てていました。夫は娘の夜泣きにイライラしており、「娘の夜泣きのせいで寝不足だ」「会社でミスしたらお前らのせいだからな」と私を責め立てるように。 妊娠した時はあんなに喜んでいてくれたのに……。思わず、「娘のこと、かわいくないの……?」と尋ねた私。すると、夫は「かわいいけど、今は余裕がないんだよ」「仕事が落ち着いたら育児も家事もするから」と返してきました。 「2人が暮らしていけるのは、俺が会社で働いているからだろ?」「仕事をして、家に帰って来ても眠れなくて……。それがどれだけつらいことかわからないのか?」と言われ、私はただ「ごめんなさい……」と謝るしかないのでした。 夫の家出1カ月後――。 相変わらず、夜泣きを続ける娘。私も手を尽くしているのですが、なかなか泣き止んでくれないのです。そして、夫のイライラも頂点に。 「こんな深夜にどこ行くの……?」とおそるおそる尋ねると、「ガキの声がうるさくて眠れないんだ!静かな場所で寝る」「あいつ泣きすぎだろ、お前の育て方間違ってるんじゃねぇの?」と夫。 初めての育児で、手探り状態でがんばってるのに……。家ではスマホゲームに夢中で、娘をあやしてもくれない夫に、何がわかるのでしょうか。 「しばらく家には帰らないから」という夫の言葉に、私は口をあんぐり。「とにかく早くガキがおとなしくなるようにしつけておけよ」「ちゃんと管理できるようになるまで俺は帰らないからな」と言い捨てて、夫は本当に出て行ってしまいました。 どこ行ってたの?3カ月後――。 家賃は払ってくれるものの、夫はまったく家に帰ってきませんでした。私は覚悟を決めて、「話があるから、近いうちに会えない?」と夫にメッセージを送りました。すると……。 「ガキの夜泣き少しはマシになったか?」「そろそろ帰ってやってもいいぞ」「どこに帰るの?」「あんたの帰る場所なんてないけど」 今まで夫の機嫌を取り、なんとか家事や育児を手伝ってもらおうとしていた私。しかし、もう諦めました。 「離婚しましょう」と切り出すと、「お前が1人で子どもを育てられるわけないだろ!」「子どもが成人するまでいくらかかると思ってるんだ?」と嘲笑ってきた夫。しかし、私は資格保有者で、職にあぶれる心配はないのです。 「仕事は目星をつけてるし、養育費ももらう」「あと、慰謝料ももらうからね」と告げると、夫は「何の慰謝料だよ!?」と返してきました。 調べはすでについているのです。夫は「知り合いの家を転々としている」と言っていましたが、それは真っ赤な嘘。娘の泣き声がうるさいというのは口実で、本当は不倫相手の家に行きたいだけだったのです。 興信所の調査によると、最近夫と不倫相手はうまくいっていないそう。だから、夫は「そろそろ帰ってやってもいい」という思考に至ったのでしょう。 私に家事も育児も押し付けて、不倫をしていた夫。私の育児を否定して、勝手に家出して不倫相手のところに転がり込んでいた夫。そんな男とまた一緒に暮らしたいなんて思えません。 「自分の娘を『ガキ』呼ばわりするような父親なんていりません」「今まで通り自分勝手に生きてください」 その後――。 離婚を拒否し続ける夫を説得するために、私は両親と義両親を呼んで話し合いの場を設けました。事の次第を話すと、満場一致で離婚が決定。夫は泣きながら離婚届にサインしていました。 私は娘とともに実家に帰り、両親のサポートを受けながら娘を育てています。娘が1歳になったら、社会復帰する予定です。まだまだ母親としては未熟ですが、かわいい娘のために精一杯がんばっていこうと思います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月02日周囲には仕事も子育ても完璧だと思われているけど、本当は子どもの夜泣きがつらくて、腹立たしくて、夜が怖い……。ある夜、そんな沙也(さや)が「よなきごや」に駆け込み、気づいたこととは⁉︎→第6話「おばあちゃんと夜泣き」この記事の執筆者 かねもと漫画家で、東北在住の2児の親。在宅ワーカー歴=長男の歳と同じ年数。著書に『世界一役に立たない育児書』(白泉社)、『伝説のお母さん』『伝説のお母さん つづきから』『私の息子が異世界転生したっぽい』(KADOKAWA)、原作担当書に『私の息子が異世界転生したっぽい フルver.』(小学館)がある。(編集協力:大西まお)
2024年01月02日皆さんは、隣人とトラブルになった経験はありますか? 今回は「隣の部屋から聞こえる赤ちゃんの声」にまつわる物語とその感想を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言息子が夜泣きしていて…息子の夜泣きが激しく、近所迷惑にならないか心配していた主人公。しかし隣人の赤ちゃんも毎晩夜泣きしていたため、お互い様だろうと思っていました。ところがある日、隣人に「夜泣きがうるさい」と注意されたのです。腹が立った主人公は「そっちも夜泣きうるさいんですけど」と言い返したのですが…。隣人には赤ちゃんがいない…出典:モナ・リザの戯言隣人は「何を言ってんだ…?」とシラを切り「俺は一人暮らしだ!」と言い張りました。しかし隣人の家からは赤ちゃんの泣き声が確かに聞こえるのです。主人公がそれを伝えると、隣人はひどく驚きました。そんな隣人を見て、本当に一人暮らしなのだと思った主人公は驚愕します。後日、隣人の家から鳴き声が聞こえたときのこと…。隣人と一緒に隣人の部屋に入った主人公。するとそこには、一人ぼっちで泣く赤ちゃんがいたのです。親の姿はどこにも見えず、主人公と隣人は背筋が凍りついたのでした。読者の感想隣人の部屋で泣いていた赤ちゃんは、誰の赤ちゃんなのでしょうか…。一人ぼっちで泣いている赤ちゃんが、かわいそうに感じました。(30代/女性)隣人の部屋から聞こえていた夜泣きの正体を隣人が知らないだなんてゾッとしました。隣人の部屋にいた赤ちゃんがきちんと親のもとに帰れるといいのですが…。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2024年01月01日育休明けまでに子どもの夜泣きをどうにかしたい母親・星奈。ところがネントレはうまくいかず、父親の茂は起きてさえくれなくて、負担が重くのしかかります。夫に内緒でママ友と「よなきごや」に行った星奈が、そこで気づいたこととは?→第5話「本当は『完璧な母』じゃない私」この記事の執筆者 かねもと漫画家で、東北在住の2児の親。在宅ワーカー歴=長男の歳と同じ年数。著書に『世界一役に立たない育児書』(白泉社)、『伝説のお母さん』『伝説のお母さん つづきから』『私の息子が異世界転生したっぽい』(KADOKAWA)、原作担当書に『私の息子が異世界転生したっぽい フルver.』(小学館)がある。(編集協力:大西まお)
2024年01月01日皆さんは、夫婦で協力して育児を行なっていますか?今回は、寝かしつけを代わってくれない夫のエピソードを漫画で紹介します。イラスト:のりぬこ頻繁に夜泣きをする子ども夫の部屋へ行くと…夫は抱っこを代わってくれず…この部屋で寝かしつけをするのは正解?寝かしつけを代わってくれない夫…。一緒にと誘ってくれるのであれば、せめてテレビや電気を消してほしかったですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年12月31日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言隣人の部屋から聞こえるはずのない泣き声が!?主人公は出産を機にファミリー向けマンションへ引っ越してきました。息子の夜泣きが毎晩ひどく、隣人からの苦情を心配していたのですが…。隣人宅からも子どもの泣き声が聞こえており、お互い様だと思っていました。しかし翌日隣人から子どもの泣き声について苦情を受けます。「あなたの家も泣いてるじゃない!」と反論する主人公ですが…。隣人に「うちには子どもはいないよ!」と言われてしまいます。主人公は隣人の苦しいウソだと思っていました。そんなある日、息子が珍しくすんなり寝てくれたのですが…。隣人宅から再び子どもの泣き声が聞こえてきます。苦情の件もあったので、主人公は隣人に文句を伝えることにしました。隣人に苦情を伝えると…出典:モナ・リザの戯言隣人は「子どもはいない、独身で1人で住んでいる」と言うのです。問題さあ、ここで問題です。隣人の家からも夜泣きの声がしていると反論すると子どもはおらず、独身だと言われます。主人公が驚いた理由とは?ヒントゆうべ主人公が隣人宅を訪れたときにはある人物が出てきました。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:モナ・リザの戯言正解は「ゆうべは家に妻と子どもがいたから」でした。ゆうべ主人公が訪ねたときは見知らぬ女性が出てきて…。子どもの泣き声について言及すると、謝罪を受けていた主人公。「だって昨日…」と言いかけ口をつぐむ主人公。確かにゆうべ以外に隣人の妻も子どもも見かけたことがなかったのです。もしやオカルトでは…?と考え、背筋が凍りつく主人公。怖くなり実家へ一時帰宅するのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(lamire編集部)
2023年12月30日Q:夜泣きが酷くて親も寝不足です。対応方法などあるのでしょうか。A:できる工夫として、布団に入る時間をなるべく一定にする、入浴や歯磨き、着替えるなどの入眠前の行動(入眠儀式)を同じ順番で行う、室内環境を整える、朝まで空腹にならない夕食をとるなどがあります。Upload By 発達障害のキホン3歳未満の夜泣きは、成長過程や睡眠サイクルの一部として生じます。夜間に短いサイクルで浅い眠りと深い眠りが交互に繰り返され、深い眠りから浅い眠りに移行する際に、起きてしまうことがあります。3歳以上の場合には、環境変化、身体的・情緒的な疲れなどで夜泣きが表れることがあります。布団に入る時間をなるべく一定にし、入浴や歯磨き、着替えるなどの入眠前の行動(入眠儀式)を同じ順番で行っていきます。音や灯りなど刺激が強すぎない室内環境を整え、朝まで空腹にならない夕食をとる工夫も必要です。布団に入る前の1時間前からブルーライトは刺激になるため、控える必要があります。子どもにやめさせるだけでなく、大人も控えることが望ましいです。さまざまな対応をしても夜泣きが頻繁で悩んでいる場合には、かかりつけ医に相談することが重要です。子どもに合った適切な関わり方を知り、時に夜泣きに効果が期待できる漢方薬などを服用することで夜泣きが軽減していくこともあります。
2023年12月30日結婚や出産には興味ナシ、子どもも苦手な20代の有村。職場ではパートさんたちが子どもの事情で休むたびに負担がのしかかり、不満を抱えていた。そんな彼女のライブ配信「アリーの酔いどれ通信」を聴いていたのは……。最終話は、1/3(水)スタート予定です→1話目から読む→前回のお話はこちら→「よなきごや」を全部読むかねもとさんの最新書籍はこちら『世界一役に立たない育児書』(白泉社)¥ 1,320(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家かねもと漫画家で、東北在住の2児の親。在宅ワーカー歴=長男の歳と同じ年数。著書に『世界一役に立たない育児書』(白泉社)、『伝説のお母さん』『伝説のお母さん つづきから』『私の息子が異世界転生したっぽい』(KADOKAWA)、原作担当書に『私の息子が異世界転生したっぽい フルver.』(小学館)がある。→記事一覧へ
2023年12月30日独身時代の友達は、まだ忙しく働いて、夜遅くまでみんなで楽しく飲んでる。だけど私は……。出産後、赤ちゃんと二人きりで過ごす毎日に、孤独を募らせていった羽海。自分は一人じゃないとわかっているけれど、どうしようもないさみしさを感じていました。→第3話「眠れない毎日」育児相談ダイヤルは、回線や相談員の数に限りがあるので、特に夜間はつながりづらい場合があります。今回は最悪のケースとして「どこにもつながらない」という描写になりましたが、もちろん実際には電話がつながって話を聞いてもらえることもあります。筆者の個人的な体験では、全国一律の相談ダイヤルよりも、各自治体が行っている相談ダイヤルのほうがつながりやすい傾向にありました。都道府県よりも市町村のほうがよりおすすめですが、自治体によって状況には違いがあるだろうと思います。そのほかクレジットカード、健康保険、学資保険などに子どもに関する相談が可能な電話サービスが付帯していることがありますし、企業で受け付けていることもあります。つらい気持ちになった場合は、ぜひ調べてみてくださいね。(かねもと)この記事の執筆者 かねもと漫画家で、東北在住の2児の親。在宅ワーカー歴=長男の歳と同じ年数。著書に『世界一役に立たない育児書』(白泉社)、『伝説のお母さん』『伝説のお母さん つづきから』『私の息子が異世界転生したっぽい』(KADOKAWA)、原作担当書に『私の息子が異世界転生したっぽい フルver.』(小学館)がある。(編集協力:大西まお)
2023年12月29日2017年、Twitterにたった3枚のエッセイ漫画「夜泣き小屋」を投稿しました。親にとって非常につらく孤独な、子どもが夜泣きする時間。「そんなときに、こんな場所があったらいいな」という想像の場所を描いたこの作品は、多くの方々から反響をいただきました。そんな「夜泣き小屋」をもとに、2021年に自主制作で読み切りとして描いたのが、この「よなきごや」です。同様にSNSで公開してから、いまだに感想をいただくほど長く読まれている作品です。いつかこの「よなきごや」を舞台に、もっと様々な人たちを描きたいと思っていました。そこで連載化にあたり、「よなきごや」の読み切りを第1話としています。1か月に1話のペースで連載してきましたが、2024年1月でいよいよ最終回。最後までお付き合いいただけるとうれしいです。よろしくお願いいたします。かねもと→第2話「子どもがいるのにさみしい」この記事の執筆者 かねもと漫画家で、東北在住の2児の親。在宅ワーカー歴=長男の歳と同じ年数。著書に『世界一役に立たない育児書』(白泉社)、『伝説のお母さん』『伝説のお母さん つづきから』『私の息子が異世界転生したっぽい』(KADOKAWA)、原作担当書に『私の息子が異世界転生したっぽい フルver.』(小学館)がある。(編集協力:大西まお)
2023年12月28日生後3カ月の息子を育てるママ・サチさんは、夜泣きに悩まされていました。しかし、それ以上にサチさんを困らせていたのは、毎日のようにされる「夜泣きの通報」。サチさんは犯人を突き止めようと行動を始めたところ、警察から通報の発信者がサチさんの夫・ジュンさんであることを告げられます。怒りに震えるサチさんは実家に戻りましたが、そこでさらに判明したのは夫が友人の英子と不倫していたこと。サチさんは夫と英子を呼び出しましたが、2人は謝るどころか責任をなすりつけ合うだけ。それを見てサチさんは慰謝料と養育費の支払いを要求しました。渋る2人でしたが、なんとか無事に入金を確認。離婚が成立しました。感謝したくなっちゃう慰謝料と養育費を一括で支払ってもらい、ジュンさんと正式に離婚したサチさん。ジュンさんは会社でも左遷されてしまい、人生が丸っと変わってしまいました。一方サチさんは……。 夜泣きもなくなり、すくすくと成長する息子。それを見守るサチさんと、サチさんの父はとても幸せな様子。 反対に、ジュンさんは転勤先で絞られている上に、また女関係で揉め事を起こし、慰謝料で借金を増やしているとのこと。英子さんも不倫した噂が広まり、地元に住んでいられなくなったために一家で引っ越ししたそうです。 サチさんは、夫に通報されていたり不倫されていたりとさんざんな目にあいましたが、結果的にはとても幸せな毎日を送れています。 「通報してくれたおかげで今の幸せがある」 そう言い切ったサチさんの笑顔は、とても輝いていました。 たくさんつらいことがあったサチさんでしたが、幸せそうな姿を見ることができて本当によかったです。通報がなければこんな夫との結婚生活を継続していたかと思うと、ぞっとしてしまいますよね。これからは息子さんとお父さんと、幸せに過ごしていってほしいもの。これからのサチさんの生活を応援したいですね。 原作/つばさ著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ 著者:原作者 つばさ
2023年12月27日結婚や出産に興味がなく、子どもも苦手な20代の有村。それなのに、ライブ配信「アリーの酔いどれ通信」は夜泣きに効くといわれてバズり、パパママのあいだで大人気に!たくさんの子育て民と交流する中で、有村の気持ちに変化が……。→前回のお話はこちら最終話は、1/3(水)スタート予定です→1話目から読む→前回のお話はこちら→「よなきごや」を全部読むかねもとさんの最新書籍はこちら『世界一役に立たない育児書』(白泉社)¥ 1,320(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家かねもと漫画家で、東北在住の2児の親。在宅ワーカー歴=長男の歳と同じ年数。著書に『世界一役に立たない育児書』(白泉社)、『伝説のお母さん』『伝説のお母さん つづきから』『私の息子が異世界転生したっぽい』(KADOKAWA)、原作担当書に『私の息子が異世界転生したっぽい フルver.』(小学館)がある。→記事一覧へ
2023年12月27日生後3カ月の息子を育てるママ・サチさんは、夜泣きに悩まされていました。しかし、それ以上にサチさんを困らせていたのは、毎日のようにされる「夜泣きの通報」。サチさんは犯人を突き止めようと行動を始めたところ、警察から通報の発信者がサチさんの夫・ジュンさんであることを告げられます。怒りに震えるサチさんは実家に戻りましたが、そこでさらに判明したのは夫が友人の英子と不倫していたこと。サチさんは夫と英子を呼び出しましたが、2人は謝るどころか責任をなすりつけ合うだけ。それを見てサチさんは慰謝料と養育費の支払いを要求しました。渋る2人でしたが、なんとか無事に入金を確認。離婚が成立しました。成長しろよ!サチさんは慰謝料と養育費を一括で手に入れた上で、無事に離婚することができました。 しかしサチさんの父はそれだけではジュンさんを許せなかった模様。ジュンさんが働く会社の社長にも、今回の顛末を話したよう。すると……。 サチさんの父から離婚にいたるまでの話を聞いた社長から、急に僻地への転勤を言い渡されたジュンさん。不服な様子のジュンさんでしたが、その営業所の所長は厳しいことで有名。転勤初日からジュンさんは所長の雷をくらいました。 ジュンさんは不倫をした上に罪のない妻を通報していたというとんでもない事実があるため、会社からの信用をなくしてしまうのは当然のことではないでしょうか。これまでサチさんに対してひどい態度をとっていたジュンさん。もうサチさんとは関係ないとはいえ、彼の人生のためにもここで精神を鍛えなおせるといいですね。 >>次の話 原作/つばさ著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ 著者:原作者 つばさ
2023年12月26日皆さんは、隣人トラブルに悩んだ経験はありますか? 今回は「隣人の部屋から聞こえる赤ちゃんの泣き声」にまつわる物語とその感想を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言隣人から苦情がきて…幼い息子の寝かしつけがうまくいかず、試行錯誤していた主人公。そんなある日、マンションの外で隣人に出会います。隣人の部屋からも赤ちゃんの泣き声がしていたため、お互い様だと思っていた主人公ですが…。隣人は「迷惑なんでなんとかしてくんねーかな」と主人公に苦情を入れてきました。主人公はすかさず「そちらの赤ちゃんだってよく夜泣きしてるじゃないですか!」と反論します。すると男性は、うちには子どもはいないと主張してきました。しかし数日後、隣の部屋から赤ちゃんの声が聞こえてきて…。隣人が嘘をついていた!?出典:モナ・リザの戯言主人公は「しっかりがっつり泣いてるじゃない!」と、隣人が嘘をついていたことに腹を立てます。文句を言うために隣人の部屋に向かうと、げっそりとした女性が部屋から出てきました。ふたたび仕事帰りの隣人を問い詰めた主人公ですが、隣人は「俺は一人暮らしだ!」と言ってきて…。主人公は「まさか…オカルト!?」と恐怖に震えます。しかしその後、隣人の部屋で泣いている子どもが隣人の姪であることが発覚。義姉が隣人の部屋に姪を置き去りにしていたという、衝撃の事実が判明するのでした…。読者の感想主人公も隣人も、義姉のせいで大変な思いをしましたね…。これだけ迷惑をかけた義姉には、しっかりと反省してもらいたいです。(30代/女性)親族の部屋とはいえ、無断で子どもを置き去りにするなんてありえません…。母親として、きちんと子どもを守ってあげてほしいなと思いました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2023年12月26日生後3カ月の息子を育てるママ・サチさんは、夜泣きに悩まされていました。しかし、それ以上にサチさんを困らせていたのは、毎日のようにされる「夜泣きの通報」。サチさんは犯人を突き止めようと行動を始めたところ、ある日警察から通報の発信者がサチさんの夫・ジュンさんであることを告げられます。怒りに震えるサチさんは実家に戻りましたが、そこでさらに判明したのは夫が友人の英子と不倫していたこと。サチさんは「謝罪に来れば許す」と夫と英子を呼び出しましたが、2人は謝るどころか責任をなすりつけ合うだけ。それを見てサチさんは慰謝料と養育費の支払いを要求しました。困った2人は、なんとかサチさんの機嫌を取ろうと近づいてきました。一括入金、正式に離婚ジュンさんと英子さんは、慰謝料と養育費の支払いをなんとか回避したいと思いサチさんにすりよってきます。 しかしサチさんは断固拒否。英子さんには内容証明を送りつけ、英子さんの両親から慰謝料の支払いを約束させました。 ジュンさん、英子さんからの入金を確認し、正式に離婚したサチさん。サチさんの父は、ジュンさんが働く会社の社長にも今回のことを話したそう。会社の社長をもまきこむサチさんの父に、恨みをつのらせているようで……。 無事に離婚が成立しました。養育費の不払いが起きる場合もあるため、一括で支払わせることができると安心ですね。好条件で離婚できたのは、サチさんの父が近所でも顔のきく人物だったことも大きいかもしれませんが、一番はサチさん自身がグッと苦しみに耐えて冷静に対応したおかげではないでしょうか。通報、不倫と苦しまされた分、これからは息子さんと幸せな生活を送ってほしいですね。 原作/つばさ 著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ 著者:原作者 つばさ
2023年12月25日生後3カ月の息子を育てるママ・サチさんは、夜泣きに悩まされていました。しかし、それ以上にサチさんを困らせていたのは、毎日のようにされる「夜泣きの通報」。通報と家に来る警察への対応に憔悴したサチさんは犯人を突き止めようと行動を始めたところ、警察から通報の発信者がサチさんの夫・ジュンさんであることを告げられます。怒りに震えるサチさんは実家に戻りましたが、そこでさらに判明したのは夫が友人の英子と不倫していたこと。サチさんは2人を後悔させることに決め「謝罪に来れば許す」と夫と英子を呼び出しましたが、2人は謝るどころか責任をななすりつけ合うだけ。それを見てサチさんは慰謝料と養育費の支払いを要求しました。手遅れかもしれませんサチさんは英子さんの実家に、不倫についての内容証明を送っていました。それを受け取った英子さんの両親は、慌ててサチさんの実家に。そのとなりには、おそらく両親から厳しく叱責されたであろう英子さんの姿もありました。 サチさんに対しては嘘泣きで謝罪しようとした英子さんでしたが、今回は憔悴して涙を流していて……。 近所に噂がまわることを恐れ、慰謝料をすぐに支払うから内々にことを納めてほしいという英子さんの両親。 ですが、噂されるのはサチさんも同様。保身ばかりの態度に、サチさんとサチさんの父は思わずため息をついてしまいます。 サチさんは「噂を流す気はありません。その代わり英子さんを近づけないでください」と言い、感謝する英子さんの母。ただジュンさんと英子さんは以前家にきた際に、大声でケンカをしており、英子さんが最近サチさんの実家周辺をうろうろしていたことも知られているため、噂を止めるのはもはや手遅れかもしれないと告げました。 不倫で一番傷ついているのは、妻であるサチさん。それなのに「噂になったら困る」という態度で謝罪をする英子さんの両親の態度は疑問を抱いてしまします。娘を守りたいという親心もわからなくはないですが、謝罪の場では真摯にサチさんに謝る姿勢を見せるべきではないでしょうか。こんな場面でも怒りを露わにせず、冷静に対応できたサチさんはすごいですね。 原作/つばさ 著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ 著者:原作者 つばさ
2023年12月24日生後3カ月の息子を育てるママ・サチさんは、夜泣きに悩まされていました。しかし、それ以上にサチさんを困らせていたのは、毎日のような「夜泣きの通報」。通報と家に来る警察への対応に憔悴したサチさんは犯人を突き止めようと行動を始めたところ、ある日警察から通報の発信者がサチさんの夫・ジュンさんであることを告げられます。怒りに震えるサチさんは実家に戻りましたが、そこでさらに判明したのは夫が友人の英子と不倫していたこと。サチさんは2人を後悔させることに決め「謝罪に来れば許す」と夫と英子を呼び出しましたが、2人は謝るどころか責任をななすりつけ合うだけ。それを見てサチさんは慰謝料と養育費の支払いを要求しました。今度は本当に泣いてるんだね慰謝料と養育費を要求したことで、仲違いしたジュンさんと英子さん。 英子さんは慰謝料の減額を求めてサチさんにすり寄ってきますが、サチさんは毅然とした態度でそれをはねつけます。実はサチさんは英子さんの実家に、不倫をしていたことの内容証明をすでに送っていました。 ジュンさんもなんとかサチさんの機嫌を取ろうと、「ベビたんに会いたい」などと白々しいメッセージを送ってきて……。 慰謝料の減額のために、機嫌を取ろうとしてくる2人に怒りがわくサチさん。サチさんの父も「クズはどこまでもクズ」とあきれ顔です。 そんなある日、内容証明を受け取った英子さんの両親が、英子さんを連れてサチさんの実家に現れます。「うちの娘がどんだことを…!」と涙ながらに謝罪する英子さんの両親。英子さんも憔悴して、ぼろぼろ泣いています。 最初にジュンさんと謝罪に来たときは嘘泣きをしていた英子さん。サチさんは英子さんに「今度は本当に泣いているんだね」と告げました。 サチさんの作戦が功を奏したよう。英子さんは両親に不倫していた事実を知られ、かなりダメージを負った様子です。しかし本来なら英子さん両親ではなく、英子さんが猛省し謝罪にくるべきだったのではないでしょうか。英子さんは両親に知られ、共に謝罪をさせてしまったことでより現実的に自分のしたことの重さを実感したはず。これからは、誠実に人生を歩んでいってほしいですね。 原作/つばさ 著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ 著者:原作者 つばさ
2023年12月23日皆さんは、ご近所トラブルの経験はありますか? 今回は「マンションの隣人の部屋から聞こえる声」にまつわる物語とその感想を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言隣の部屋から赤ちゃんの声息子の出産を機に、家族でファミリー向けマンションに引っ越した主人公。子どもはなかなか寝つかず、夜泣き対応に追われる日々です。お隣も幼い子どもがいるようで、隣の部屋からも毎日夜泣きの声が聞こえてきました。ところが翌日、隣人から「夜泣きがうるさい」とクレームが入ったのです。思わず「そちらの赤ちゃんだって…」と反論した主人公。ところが隣人からは「子どもはいない」と言われてしまいます。それから数日後、また隣の家から夜泣きの声が聞こえてきたので隣人宅を訪ねることに。すると玄関ドアから隣人の妻らしき女性が出てきて「寝かしつけますので」と謝罪されました。ところが翌日、そのことを隣人に話すと隣人は「俺は独身で昨日も夜勤だった」と言い出して…。あの声は一体?出典:モナ・リザの戯言その話を聞いて「だって赤ちゃんの声が…」と驚く主人公。昨日会った女性は幽霊だったのかとゾワッとした主人公なのでした。読者の感想男性が1人で暮らす部屋から夜泣きの声が聞こえるなんて怖すぎます。主人公が見た女性が幽霊でないといいなと思いました。(30代/女性)子どもがなかなか寝つかないととても大変ですよね。昨日会った女性は幽霊だったのかと思うと、とても怖いなと思いました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2023年12月23日生後3カ月の息子を育てるママ・サチさんは、夜泣きに悩まされていました。しかし、それ以上にサチさんを困らせていたのは、「夜泣きの通報」。毎日のようにされる通報や家に来る警察への対応に憔悴したサチさんは犯人を突き止めようと行動を始めましたが、ある夜に警察から通報の発信者がサチさんの夫であることを告げられます。怒りに震えるサチさんは実家に戻りましたが、そこでさらに判明したのは夫が友人の英子と不倫していたこと。サチさんはただ離婚するだけではなく、2人を後悔させることに決め「2人で謝罪に来れば許す」と夫と英子を呼び出しましたが、2人は謝罪するどころか責任をななすりつけ合うだけでした。内容証明送ったから!謝罪に来た夫のジュンさんと英子さんをサチさんが問い詰めると「通報していたのは英子」「私は騙されていただけ」などとお互いを罵りあい始めました。その様子を見てサチさんは改めて決意を固め、2人に慰謝料と養育費の支払いを要求しました。 その日はそこまでの話し合いで終わりましたが、慰謝料と養育費というプレッシャーの前に、ジュンさんと英子さんの信頼関係も破綻。2人は泥沼状態に陥ったようで……。 サチさんが散歩をしていると、英子が偶然を装ってすり寄ってきました。慰謝料を減額してもらうために媚びているよう。しかしサチさんはそんな口だけの謝罪には騙されません。冷静に「英子の実家に内容証明送った」と告げます。 一方の夫も、白々しく「俺のベビたんは元気にしてる?」などとメッセージを送ってきて……。 慰謝料の話が出るまでは謝罪すれば許される」「すべ終わったら結婚しよう」と余裕でいたジュンさんと英子さんでしたが、あっけなくその関係も破綻したようです。それほどサチさんの反撃が効いたということですね。しかし慰謝料を払いたくないからといって媚びてくる2人には、開いた口がふさがりません。2人には自分のしたことの重大さを実感して反省してほしいですね。 原作/つばさ 著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ 著者:原作者 つばさ
2023年12月22日