今回、ご紹介するのは、『カレーの唄。』。カレーをモチーフに男同士の絆を描いた、ハートウォーミングな物語です。主演の満島真之介さんと、コンビを組んだ鈴鹿央士(すずか・おうじ)さんにお話をうかがいました。写真・北尾渉 文・田嶋真理 スタイリスト・DAN(満島真之介さん) 外山由香里(鈴鹿央士さん) ヘアメイク・齋藤将志(満島真之介さん) 阿部孝介(トラフィック/鈴鹿央士さん)【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 68「カレーの香りのような存在を目指しました」『カレーの唄。』は、オリジナル作品に定評のある、脚本家・山﨑佐保子さんと瀬田なつき監督のタッグにより生まれた新作ドラマです。2人の男がカレーを通じて絆を深める様子を描き、食欲と心を満たす味わい深い作品に仕上がっています。両親に捨てられ、世界中を放浪しながら、一人で生きてきた男・天沢陽一郎を演じるのは、本作が連続ドラマ初主演となる満島真之介さん。優秀な弟にコンプレックスを抱く、芸術家志望の内気な大学生・鈴木二汰役を、2019年に公開された映画デビュー作『蜜蜂と遠雷』で、映画賞の新人賞を総なめにした鈴鹿央士さんが好演しています。このドラマのお約束となっているのが、陽一郎が悩みを抱えた登場人物を誘い、おすすめのカレーを一緒に食べながら、相手の悩みを解決するシーン。全12話それぞれにオリジナル・レシピや人気店が手掛けた、個性豊かなカレーが登場し、観る者の胃袋を刺激してくれます。ーー『カレーの唄。』に出演されるというニュースを読んで、まず満島さんが連続ドラマ初出演だということに驚きました。満島さん 同じことを言ってくださる方は多いのですが、僕は20代でデビューしたこともあってそれほど出演作は多くないんです。僕はこれまでに経験した現場で、大先輩方が真ん中に立ち、みんなを引っ張っていく姿を見てきました。命を削るような気持ちで作品に挑む、そんな現場を経験できたことを幸せに思っています。『カレーの唄。』で自分が真ん中に立つことにより、自分が関わった方々への感謝の気持ちを表現したいと思いました。ーー主演するにあたって、心がけたことは?満島さん 短い撮影期間の中で、共演者やスタッフの方々と強い絆を築くことに注力しました。自分が目立つというよりも醸し出す雰囲気を大切にしたくて。どこかの家から漂ってくる、食欲をそそるカレーの香りのような存在を目指しました。ーー大先輩方が真ん中に立つ姿を見てきた満島さんが、もっとも印象に残っている方は?満島さん すべての方ですね。真ん中に立つ方や取り組む作品次第で、いろんな立ち方があるんです。例えば、木村拓哉さんなら、周りの方々へのあふれんばかりの愛情と尊敬の心に加えて、自らのパワフルなエネルギーを絶やさない。しかも、現場ではささいな動きを見逃さないし、スタッフさんひとりひとりの名前をぜんぶ覚えているんです。木村さんを見ていると、落ち込んでなんかいられないという気持ちになりました。今回、自分が経験したことで、真ん中に立つ方々の苦労をあらためて実感しました。このドラマの撮影に入っているときは、姉(※女優の満島ひかりさん)とも、真ん中に立つ人の心得のような会話ができて。姉からアドバイスを受けたわけではないのですが、同じ感覚を共有できたことをうれしく思いました。ーー鈴鹿さんの第一印象を教えてください。満島さん 僕は演じる前にその人であるべきだと思っていて。オーディションで初めて会った瞬間に、央士は二汰だと思いました。その場にいた全員が僕と同じ気持ちで、彼が二汰役に決まったんです。ーー鈴鹿さんは、満島さんと共演していかがでしたか?鈴鹿さん 僕は満島さんが出演した『キングダム』や『全裸監督』などを観ていて。作品ごとに全く異なる、変態……なんて言ったら良いんだろう(笑)。良い意味で変態的な演技をされる方だなと思っていました。このドラマの撮影現場で、満島さんはすみずみまで目が行き届いていて。僕に対して、「こういうふうにしたほうが良いよ」とアドバイスをしてくださったときもありました。僕はこれまで先輩方から演技のアドバイスをいただいたことがなかったので、すごくうれしかったです。満島さんは僕の良き先輩であり、良き先生でした。ーー最後に、この作品の見どころをお願いします。鈴鹿さん 僕はこのドラマを観て、心が温かくなり、カレーが食べたくなりました。観ると、自分がその日過ごした1日を幸せだと感じる作品です。ぜひご覧いただきたいです。満島さん この作品には、食べて成長していくという考えが根底にあると思います。そういう考えは文化、人種や国を超えたものです。カレーは人間関係のように、奥が深くて終わりがない。ゆっくり時間をかけて煮込むことで、そこにしかない独自の味が出来上がります。『カレーの唄。』はみなさんが観て初めて完成します。観終わった後、感じた思いを人生に生かし、オリジナルのハーモニーを奏でていただきたいですね。インタビューのこぼれ話陽一郎がカレーを食べる前に行う、インパクト大の儀式は、満島さんのアイデアだそう。陽一郎の独特の動きは、全方向に感謝をこめているんだとか。「このドラマが配信・放送された後、カレー屋さんで子どもが陽一郎の真似をしてくれたらうれしいです」(満島さん)。動きの詳細は、ぜひ本編でご確認ください!Information『カレーの唄。』ひかりTV 10/1(木)より、毎週木曜23:00~23:30、dTVチャンネル 10/3(土)より、毎週土曜23:30~24:00にて順次配信BS12 トゥエルビ10/10(土)より、毎週土曜21:30~22:00放送出演:満島真之介、鈴鹿央士、出口夏希/森口瑤子©2020「カレーの唄。」製作委員会満島真之介さん 衣装協力:オーバーシャツ¥160,000、パンツ¥135,000(MISSONI/三喜商事 MISSONI部 03・3470・8235)シャツ¥28,000(08sircus/08book 03・5329・0801)シューズ¥160,000(BALLY/BALLY GINZA 03・6264・5471)鈴鹿央士さん 衣装協力:シャツ¥24,000(STUDIOUS×CULLNI/STUDIOUS MENS 原宿本店 03・5785・1864)パンツ¥26,000(STUDIOUS×SHAREEF/STUDIOUS MENS 原宿本店 03・5785・1864)シューズ¥23,000(TOSS/HEMT PR 03・6721・0882)
2020年09月30日●BSの報道番組で"元祖"無料放送のBS11(日本BS放送)が好調だ。10月7日に発表された通期(2014年9月~2015年8月)の業績は、売上高12.7%増と計画を上回る数字で、黒字転換した2010年8月期から、経常利益ベースで6期連続の増収増益。今年度は売上102億円と大台を狙う。この好調の要因は、BS放送受信機の普及による市場規模の成長も大きいが、衛星メディア全体の広告費(2014年)が前年比9.6%増という中で、BS11がそれを超える売上の伸び率を記録している背景には、内部制作にこだわったコンテンツ戦略もあるようだ。後発局であるのに加え、長年番組を作り続けてきた地上波の関連会社である他の無料BS局と違って、地上波番組の再放送ができないなど、BS11はコンテンツ面でハンデを抱えているように見える。しかし、BS11の取締役で、編成局・制作局を主管する二木啓孝氏は「逆に言うと自由に作れるということ」と前向きに捉えている。この考えを元に、長年、日刊ゲンダイで報道現場の取材経験を積んできた二木氏が実行したのは「報道局」を設置し、「自前で毎日報道番組をやっていく」ということ。しかし、日々のストレートニュースを追いかけるのは、人員確保の面などからも困難であるため、「1テーマをじっくりやる」という方針を設定。テーマに基づいた政治家や官僚、経済人、評論家といった話題の当事者をゲストに迎え、深掘りしていくというスタイルを採った。モデルとなったのは、米CNNで25年間にわたり放送されてきた『ラリー・キング・ライブ』だ。こうして2007年12月の開局当初からスタートしたのが、二木氏自身もキャスターを務めてきた、平日夜のニュース番組『本格報道 INsideOUT』。このスタイルは成功を収め、現在も『報道ライブ21 INsideOUT』(毎週月曜~木曜21:00~21:54)として放送されている。これを受けて先発局でも、次々に1テーマを掘り下げた報道番組を開始。『BSフジLIVE プライムニュース』(BSのフジ、2009年4月~)、『BSニュース 日経プラス10』(BSジャパン、2013年4月~)、『深層NEWS』(BS日テレ、2013年9月~)といった番組は、今や各局の看板とも言える存在になっている。もう1つの内部制作にこだわったコンテンツの柱は「旅と歴史」。BSの視聴者は、地上波の派手なバラエティを敬遠する世代が多く、同局もメインのターゲットとする「60歳±10歳」に好まれるジャンルだ。旅モノと言っても、やはり地上波でやっている"路線バスの旅"のようなバラエティ色の強いものでなく、ゆったりと楽しめるスタイル。カメラの撮り方やBGM、テロップの出し方に至るまで、大人世代が見やすいよう細かい演出面にもこだわっているという。このジャンルは、特に平日夜(20:00~20:54)枠において、月曜『とことん歴史紀行』、水曜『日本ほのぼの散歩』、木曜『京都・国宝浪漫』、金曜『至福の癒し旅~美しき世界へ~』と集中編成。火曜日はこの10月から、歌舞伎俳優・尾上松也が、古地図を片手に日本各地を探訪する『尾上松也の古地図で謎解き!にっぽん探究』をスタートさせた。この番組は、同局で初めて、番組単独の記者会見を行ったほどの10月改編の目玉であり、二木氏も「イチオシです」と力が入る。このように、内部制作の強みを生かして明確にターゲットを捉えた戦略で、それに見合った視聴者を獲得。これによってスポンサーからの信頼も勝ち取り、CM出稿が軌道に乗り始めた。●視聴者開拓、ブランド構築…将来展望はしかし、「60歳±10歳」のみに向けて番組作りをする訳にはいかない。そこで、次世代のメイン視聴者の確保も見据え、深夜帯に無料BS局最多というアニメ放送枠を持っている。TOKYO MXなど地上波でも独立局は、深夜帯のアニメが活況だが、そうした局がない地方の視聴者は、無料の全国放送であるBS11を重宝しているようだ。放送だけでなく、同局は毎年、アニメの総合イベント「Anime Japan」(2013年までは「東京国際アニメフェア」)に出展。また、作品への製作出資も行うなど、積極的な姿勢を見せる。とはいえ、深夜のアニメ視聴者は、「60歳±10歳」と、まだまだ世代が離れている。このため二木氏は、将来的な展望として、この間に位置する世代をターゲットにした番組を編成していきたいという。50代をターゲットにしながら、40代、30代も取り込んでいくイメージで、ジャンルは「やわらかい情報系かな」と構想を語る。二木氏は、BSの市場について「まだ伸びしろがある」と、さらなる成長を予測。しかし、「BSを知っていても、まだ見に来ない人はいるので、その方たちをどのように誘導していくか」と課題を挙げる。その中にあって、これまで述べてきたコンテンツの充実化に加え、テレビ局としてのブランドイメージの構築をさらに進めていく方針にある。そのブランドとは、番組の柱である「旅と歴史」というジャンルに加え、同局本社屋が、学生街で書店街も近い東京・御茶ノ水に立地することにも起因する、"文化のまちのテレビ局"だ。社屋正門のアーチは、歌人・与謝野晶子も創設に関わった専門学校「文化学院」が戦前に建てたもので、まさに文化の風格が漂う。そのブランド発信を強化するため、今後は、社屋内でのイベントや公開収録を行っていく計画。レギュラー番組の演芸寄席や、本を扱った番組のイベントなどが想定されており、"文化のまちのテレビ局"のイメージをさらに後押ししていくものになりそうだ。
2015年10月16日BS-TBSは、開局15周年の特別企画として、今年12月と来年4月に、松井秀喜に密着した番組『松井秀喜、未来へ~世界完全密着300日!』(仮)を放送する。番組では、ヤンキースのGM特別アドバイザーに就任した松井のニューヨーク生活に、今年1月から密着。これまでほとんどプライベートを見せてこなかったが、ついにカメラの密着が許され、貴重な姿が映し出される。このほか、一流アスリートと、世界を舞台に戦うことや、引退の現実などを本音で語り合う対談企画や、松井と親交のある著名人が、VTRでメッセージを送る企画なども放送される。
2015年08月28日ボンサイラボは11日、超小型3Dプリンタ「BS01」ユーザーの声を反映し、の基本性能を向上させた新バージョン「BS01+(プラス)」を発売した。カラーバリエーションは全8色。価格は従来モデルから据え置きの8万9,800円。このたび発売された「BS01+」の従来モデルである「BS01」(通称:BONSAI Mini)は、クラウドファンディング方式で資金調達に成功し、開発・販売に至った低価格・超小型の日本製3Dプリンタ。新バージョン「BS01+」では、ABSモデル、PLAモデルともにアルミテーブル仕様に変更し、従来以上の安定した造形品質が確保されたという。また、主要部分のパーツに金属製にしたことでテーブルベースが安定。これにより水平を調整するポイントが3点に減り、クリアランス調整が容易になったのに加え、本体の軽量化を実現したということだ。さらに、材料を押し出すフィーダーの設計変更によってテンション圧を6段階に切り替え可能となり、Polymakr Poly Flexのような柔らかい素材をはじめ、ペットボトルなどで使われている100%リサイクルのPETフィラメントなどにも対応したということだ。なお、ボディーカラーは、新たに「パーシモンオレンジ」、「インディゴブルー」、「コバルトグリーン」の3色が仲間入りし、従来の「オフホワイト」、「フレッシュベリー」、「アクアブルー」、「アップルグリーン」、「ウォームグレー」の5色と合わせて、カラーバリエーションは全8色となった。
2014年11月11日ボンサイラボは11月11日、小型3Dプリンタ「BS01」の基本性能を向上させた「BS01+」を発売した。価格は「BS01」と同じく、8万9800円(税込)。今回、ABSモデル・PLAモデルともにアルミテーブル仕様に変更し、造形品質の安定性向上を図った。主要な部分に金属製のパーツを採用し、テーブルベースが安定したことで水平を調整するポイントが3点に減少。クリアランス調整が容易になり、本体の軽量化も実現した。さらに、新設計のフィーダーを採用し、テンション圧を6段階で変更することができるようになった。これにより「Polymakr Poly Flex」のような柔らかい素材をはじめ、ペットボトルなどで使われている100%リサイクルのPETフィラメントなどにも対応可能となった。また、ボディーカラーにも新たにパーシモンオレンジ、インディゴブルー、コバルトグリーンの3色が追加され、全8色へカラーバリエーションが広がった。なお、経済産業省がFFF(熱溶融積層)方式の製品には「特定電気用品以外の電気用品」としてPSEマークの表示を求める方針を固めたことから、同社では11月20日の出荷分より全ての「BS01」にPSEマークを表示して出荷するという。
2014年11月11日モーターマガジン社が運営する「モーターマガジンWebショップ」はこのほど、BS日テレで放映中のカートークバラエティ番組「おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!」と「ネグローニ」のコラボレーションによるドライビングシューズ&パンプスの販売を開始した。ラインアップは、メンズドライビングシューズの「おぎモデル」「やはぎモデル」「スピンオフモデル」、レディースは共演者である自動車評論家、竹岡圭さんがカスタムした「ドライビングシューズ」と「パンプス」。計5モデル展開となる。「おぎモデル」は、シルバーのエナメルにオフ白のスエードと色数を抑えてまとめたので、どんな服にも似合うシックな仕上がり。「やはぎモデル」は、茶色のスエードに水色のさし色がワンポイントで、デニムに合うモデル。「スピンオフモデル」は、おぎやはぎのマネージャー、根本氏が「愛車遍歴」モデルのプロトタイプとして考案したもの。これら3モデルの価格は2万4,150円。「竹岡圭モデル」は、珍しいエナメルのドライビングシューズで価格は2万3,100円、「パンプス 竹岡圭モデル」はトリコロールカラーを採用し、価格は2万2,050円となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月03日「母の日に際し、女性にエールを送り、笑顔を届けたい」エイボン・ジャパン(エイボン・プロダクツ)は、4月25日~5月13日の期間、BSの「FOX bs238」とCSの「FOX」と共同で、母の日キャンペーンを実施する。「母の日に際し、女性にエールを送り、笑顔を届けたい」という思いから実現したもので、5月13日の母の日には「FOX bs238」で、エイボン提供枠として、乳ガンと戦う医師のドラマ「希望のちから」を15時から、全米が感動の渦に巻き込まれたハートウォーミングなコメディー・ドラマ「バンガー・シスターズ」を22時から放送予定。“ピンクリボン”の活動支援また、エイボンはキャンペーンとして、女性を応援するプロモ-ションスポットを「FOX bs238」 および「FOX」で放映。女性の幸せを乳がんから守るためのピンクリボン活動を支援するエイボン製品「エイボン ピンクリボンサポート 限定セット」を紹介する。エイボン・ジャパンは、乳がんの早期発見・早期治療の啓発する“ピンクリボン”の活動支援に2002年から取り組む。「エイボン ピンクリボンサポート 限定セット」(3,150円)は、ピンクリボン活動のためのオリジナルデザインのローション、口紅、ピンクリボンピンの限定セットで、1製品につき100円の寄付金を含んでいる。元の記事を読む
2012年04月26日