主人公の左遷された元敏腕刑事を仲村トオル、その“相棒”を栗山千明が演じることが発表されている、ドラマ特別企画・堂場瞬一サスペンス「検証捜査」。このほど、2人とともに本作を盛り上げる、総勢12名もの豪華共演陣が明らかとなった。神奈川県警で冤罪事件が!?警察庁は他府県から事件とは無関係の刑事たちを集め「特命班」として、警察の威信をかけて原因の究明に乗り出す。しかし、そこに集まったのは、すねに傷を持つワケありの刑事ばかりだった…。「特命班」として招集されたのは、警視庁本部から伊豆大島署へ左遷中の神谷悟郎(仲村トオル)。そのメンバーは、警察庁の理事官・永井高志(滝藤賢一)、大阪府警の監察官・島村丈(角野卓造)、北海道警・保井凛(栗山千明)、福岡県警・皆川慶一郎(平岡祐太)、埼玉県警・桜内省吾(深水元基)。特命の内容は、2年前に戸塚署管内で起きた連続婦女暴行殺人事件の検証。逮捕された柳原真治(忍成修吾)にまもなく無罪判決が出るという。期限1か月で、なぜ冤罪が起きたのか明らかにすべく、寄せ集めの混成チームによる検証捜査が始まった。神谷と凛は、未遂で助かった被害者の聴取で、もみあった際に犯人がケガを負ったと警察に話していたことを知る。しかし調書には記されていない。しかも警察に強く言われ、思わず柳原が犯人だと言ってしまったというのだ。神奈川県警の管理官・重原功などから特命班への批判が起こる中、神谷は元相棒の天野大(和田正人)と再会する。神谷は2年半前、2人で取り調べを行なった東京・大森の事件で容疑者の酒田誠(野間口徹)を殴ったことで左遷に。その事件は、いまも継続捜査されていた。そんな折、神谷に山田(高橋光臣)と名乗る男から接触が。「『戸塚事件』は捜査を歪めて故意に冤罪を作った」――信じ難い告発に驚く神谷。やがて、検証が進むにつれ、県警のずさんな捜査が明らかになっていく。そして意外な事件と繋がりを見せ始め…。本作は、「刑事・鳴沢了」シリーズ、「失踪課」シリーズ、「アナザーフェイス」シリーズなど、重厚で正統派のベストセラーを多数生み出す警察小説の旗手・堂場瞬一の同名小説の初のドラマ化。特命班として招集された元敏腕刑事を仲村さん、そのバディとして心に傷を抱える女性刑事を栗山さんが演じるほか、さらに豪華共演陣が集結。警視庁捜査一課刑事で、いつか神谷が戻ってくる日のために独自で捜査を続けている天野大には、「マッサージ探偵ジョー」に続いて再び刑事役を務める和田正人。また、特命班のメンバーで、駅伝仕込みの体力を買われて召集されたという福岡県警刑事・皆川慶一郎には平岡祐太、趣味は総合格闘技という埼玉県警の桜内省吾には深水元基。冤罪事件について神谷に重大な情報をもたらす謎の男・山田には、TBS日曜劇場「小さな巨人」では刑事役として出演中の高橋光臣。過去に神谷が担当した東京・大森の事件で容疑者となった酒田誠には野間口徹。戸塚署管内で起きた事件の容疑者として誤認逮捕されるも、性犯罪の前歴があり、長い拘置所生活で精神的に不安的になっている柳原真治を、忍成修吾が務める。さらに、神谷が左遷された伊豆大島署で共に働く生活安全課の巡査・谷本には中村靖日、神谷らの特命班チームと対峙する神奈川県警捜査一課長・中田誠司には堀部圭亮、同じく神奈川県警捜査一課の刑事で、戸塚事件を担当、県警では「取り調べのエース」「落としの松崎」の異名を持ち一目置かれている松崎次弘には金田明夫、そして、忍成さん演じる柳原の冤罪を本気で信じているのか、売名行為なのかは不明の弁護士・石井一樹に六角精児。加えて、特命班のキャップであり、警察上層部と特命班の板挟みとなり、ストレスでいつも胃薬を手放せないという警察庁刑事企画課理事官・永井高志には滝藤賢一、特命班の切り札として召集され、取調べの技術と評価が高い大阪府警警務部監察官・島村丈には角野卓造。角野さんは仲村さんとは初共演、今回はコーヒー好きの刑事として関西弁での演技を見せてくれる。実に豪華な顔ぶれで贈る連続婦女暴行殺人事件の検証捜査。真犯人は一体どこに?執念の捜査の末、神谷たち“ワケあり”特命班が最後にたどり着く、驚がくの真実を見逃さないで。ドラマ特別企画 堂場瞬一サスペンス「検証捜査」は7月5日(水)21時~ テレビ東京系列にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年06月15日実力派俳優・小栗旬と、直木賞受賞小説「GO」や「SP 警視庁警備部警護課第四係」、昨日最終回を迎えた「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」など大ヒット映像作品の原案・脚本を手がけた金城一紀の黄金タッグが初めて実現した連続ドラマ「BORDER」が、この度3年の時を経てドラマスペシャル「BORDER2贖罪」として放送されることが決定した。「BORDER」は、2014年4月から6月に放送された連続ドラマ。金城氏が“正義と悪”という永遠不変のテーマのもと、原案・脚本を務めた完全書下ろし作品で、その唯一無二の世界観と練り込まれた物語は大きな波紋を呼び、回を増すごとに視聴率は上昇。2014年度の「ギャラクシー賞選奨」および「ギャラクシー賞2014年6月度 月間賞」「2014年 東京ドラマアウォード 作品賞・優秀賞」など錚々たる賞も受賞している。頭部を被弾して生死の境をさまよった後、「死者と対話できる」という特殊能力を得た小栗さん演じる刑事・石川安吾が、望まずして命を絶たれた被害者の無念を晴らすべく、生と死、正義と法、情と非情の“BORDER=境界線”で揺れ動きながら、事件に立ち向かう姿を描いた「BORDER」。連続ドラマ版での石川は、正義という名の光り輝く信念が強くなるに従い、裏の世界の力を借りて証拠をねつ造するなど、影の要素をも色濃くしていった。第7話では、捜査に有利な証拠や証言、事件関係者を次々と“消して”いく掃除屋・神坂(中村達也)に完全敗北を期し、石川は“光と影”のコントラストを増長させていくことに…。そんな中で迎えた最終回では、“絶対的な悪”を体現する史上最悪の敵・安藤周夫(大森南朋)と対決。石川は正義を為すために、ある衝撃的な行動に出ることに。己の行動に激しく動揺する石川。そんな彼の背後から、安藤によって投げかけられた「こちら側の世界へようこそ」という言葉と共に連続ドラマは終了。謎多きラストシーンは、様々な憶測を呼んでいた。しかし、そのラストは、本当のラストでは無かったことが今回判明。実は、「BORDER」プロジェクトが始動した当初から、その後のエピソードはすでに存在しており、人知れず温存されてきたその物語は今回の「BORDER2贖罪」でついにベールを脱ぐ!あの後、石川や安藤はどうなったのか?サブタイトルの“贖罪”が意味するものとは一体…?まだその全容は謎に包まれたままだ。また本作では、石川演じる小栗さんのほかにも、レギュラー陣は引き続き出演。刑事・立花雄馬役の青木崇高、特別検視官・比嘉ミカ役の波瑠を始め、遠藤憲一、古田新太、滝藤賢一、野間口徹、浜野謙太、3年の時を経て、実力と存在感にさらなる磨きをかけた面々が再集結!さらに、連続ドラマ最終回のゲストとして出演した大森南朋も再登場するという。今回の放送決定に小栗さんは、「石川という役に戻ることは、とても過酷ですが、楽しみに待って頂いている方たちのためにも、一生懸命に向き合いたいと思います」とコメント。金城氏は「少しだけお待たせしましたが、再び石川安吾の物語が開幕します。それは同時に、市倉、立花、比嘉、赤井、スズキ、サイ君、ガー君たちの物語でもあります。そして、新たに重要な登場人物が加わり、物語の展開を加速させます」と本作について語り、「さて、3年ぶりの『BORDER』です。新しい石川の物語は、“あのラストシーン”から幕を開けます。心の準備はよろしいでしょうか」と投げかけた。なお、今回の放送決定を記念し、「テレ朝キャッチアップ」「TVer」「GYAO!」では、連続ドラマ「BORDER」全9話を5日間限定(6月14日5時~18日23時59分)で無料配信。また、14日(水)10時より、「Yahoo! JAPAN」のトップページから「BORDER」と検索すると、特別限定動画が観られる特別企画もスタート。動画には、石川のこれまでの歩みや、新作から抜き出されたセリフなどが凝縮されている。ドラマスペシャル「BORDER2贖罪」は2017年、テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年06月14日小栗旬と西島秀俊が国家の危機に立ち向かう公安機動捜査隊特捜班の隊員に扮した「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」が6月13日放送された第10話で最終回を迎え“緊急ニュース”の放送シーンで終了というラストシーンにネットは騒然となっている。本作は直木賞作家、金城一紀が原案・脚本を担当、小栗さんと西島さんの所属する特捜班の隊員役で田中哲司、野間口徹、新木優子らが出演するほか、新興宗教団体に潜入している公安の協力者役で眞島秀和、その妻で石田ゆり子、特捜班を立ち上げた警察庁の警備局長・鍛治役で長塚京三らが出演した。最終回では小栗さん演じる稲見の自衛隊時代の同期で、特殊部隊員の結城(金子ノブアキ)がテロを企て逃亡。特捜班は結城の恋人が1年前に起きたガス爆発事故で死亡、その事故が実際は閣僚の誰かが絡んだ“事件”である可能性にたどり着く。その矢先、結城は岸部総理大臣(竜雷太)を弓で狙撃する。実は1年前のガス爆発は総理の息子が加担したテロであり、結城の目的は総理を見舞うため日本に帰国した息子への復讐だった。総理の息子の罪を隠ぺいした警察に不信感を抱く特捜班に鍛治は息子の護衛を命じる。稲見は結城と死闘を繰り広げ逮捕に成功するが、連行中に結城は武装した警官隊に狙撃され殺害。岸部と鍛治は自らの息子をえさに結城を誘い出し特捜班に逮捕させたところで殺害するつもりだった。ラストは警察に対し反旗を翻す準備をしているような特捜班のメンバーらが映し出された後、「緊急ニュース」が始まるカットで幕を閉じた。明確な決着をつけずあえて消化不良のまま、今後を想像させるような終わり方に対し、放送直後からネットでは様々な意見が飛び交っている。まるで次回があるかのような終わり方で放送が終了すると「CRISIS終わり方やべぇだろwwww」「緊急ニュースとは?」「え、crisis?え???」などあっけにとられた視聴者が続出。少し時間が経つと冷静になった人々の「あの終わりじゃ悲し過ぎるよ」「納得いかない!」といった稲見、田丸ら特捜班が“報われない”展開に対する感想から「モヤモヤとまらない、、、」「ラストは誰がなにをしたのー」と“何が起きているのかわからない”といった声や「特捜班の反逆みたかったな」「続きあるってこと?」など続編を希望するツイートなどがタイムラインに溢れだした。続編希望の声のなかには「絶対続きあるやろ!!映画こい!」「映画かドラマがまたあってほしい」「映画あるかもな」といった“映画化”要望の投稿も数多く見受けられた一方で反対に「これで至高そんな気もするこんな終わり方ありなんや衝撃すぎる」「あれ以上は描かれないこそのCRISISのように思います」とあえて今後を想像させるラストを評価するツイートも多かった。終わり方も含めて「良い意味で規格外で本当に凄いドラマだった」という感想も多数上がっており、「毎週見れていた映画レベルの演出見れなくなるの辛さしかない」と早くも“CRISISロス”の視聴者も続出している様子だった。(笠緒)
2017年06月13日直木賞作家・金城一紀が原案・脚本を手掛け、小栗旬扮する稲見朗、西島秀俊扮する田丸三郎を始めとする“公安機動捜査隊特捜班”の活躍を描いた「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」が、6月13日(火)今夜15分拡大でついに最終回を迎える。この度、最終話に向けて小栗旬と西島秀俊からコメントが到着した。前回の第9話では、稲見の自衛隊時代の同僚・結城(金子ノブアキ)が何らかのテロを計画し、特捜班オフィスに侵入。閣僚の個人情報を奪い、特捜班メンバーもろともオフィスを爆破してしまう。最終話では、結城と戦うことを決心した稲見を始めとした特捜班が反撃を開始!特捜班に足取りを追われる中、結城は総理大臣の岸部(竜雷太)の狙撃を目論んで…というストーリーだ。ドラマのクランクアップは、放送が始まる前の2月中旬。爆破された特捜班オフィスセットにて、全話の撮影を終えた西島さんは、共に作品を引っ張ってきた小栗さんから花束を渡され、笑顔で抱擁。西島さんは「いま終わってみて、改めてこれだけ順調に撮影ができたのは、スタッフの皆さん全員の力だと思います。皆さんとご一緒できてうれしかったです。こんなに達成感のある現場はいままでありません!より一層、俳優として頑張っていきます」と挨拶。一方、小栗さん最後の撮影はその翌日、最終話ではなく、第1話の稲見の自衛隊時代シーン。このために髪を短く刈り込んで撮影に臨んだ小栗さんは、「本当にこのスタッフじゃなければ成立しなかった数か月だと思います。皆さん本当にありがとうございました。そして最後まで辿りついてホッとしております。こうしてクランクアップが出来てうれしいのと、なかなかイカれたドラマが作れたんじゃないかと思っております」とコメントした。さらに最終話について小栗さんは、「稲見と結城のバトルは、技術と技術のぶつかり合いから一瞬の隙が命取りになるような殺し合い、そして最後は高校生のようなケンカになります。泥臭い男の戦いをご覧いただければ」と話し、「正義とは何だろう、自分が命をかけて行う仕事は本当に国のためになっているのか、と国家に対して不信感を持つ稲見が、自分自身と決着をつけようとしますが…。とても面白い話になっていますので、最後までお楽しみに」とメッセージ。西島さんも、「小栗君と金子君の壮絶なアクションシーンを楽しみにしています。稲見の過去や本音も明らかになっていく中で、最後まで規格外のドラマになっています。怒とうの展開をぜひお楽しみください」と期待高まるコメントを寄せている。またこれまで、ドラマ本編で一度も発砲をしていない特捜班のメンバー。第3話では、大物政治家を射殺した犯人を一度逃してしまった特捜班について、鍛治が「撃つときは仕留めるとき。あいつらはそれをわかってて無駄弾を撃たなかった。さすがだよ」と語ったように、特捜班が引き金を引くときは相手の射殺を意味する。第9話では「もし結城がおまえに銃口を向けたら、そのときは躊躇するな。おまえが先に引き金を引け。国家の秩序のために、結城を撃つんだ」と鍛治から指示された稲見。予告では結城に対して銃口を向ける稲見の姿が映っていたが、一体それは何を意味するのか…。ドラマの制作発表会見では、主演の小栗さんが「第1話の1,000倍面白い」と語った最終話。予告映像で「規格外のラストにあなたは戦慄する」とうたわれた衝撃の展開をぜひ見逃さないでいて。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年06月13日「捜査員のみなさんから、『処女ですか?』と質問されました。『なんのための質問ですか?』と聞いたら、『聞かなくてはいけないことになっている』と。捜査のガイドラインに載っているんだと思いますが、そうならとてもおかしいことだと思います」 そう話すのは、元TBSのジャーナリスト山口敬之氏(51)から、レイプ被害を受けたと訴えているジャーナリストの詩織さん(28)。詩織さんは5月29日、山口氏が不起訴処分になったことを受け、検察審査会に不服申し立てをしたあと“実名・顔出し”の記者会見を行い、注目を集めた。 記者会見後は、「売名行為だ」といったバッシングもあり、「1週間ほど固形物が喉を通らなかった」と言うほど、詩織さんは強いストレスを受けていた。しかし、冒頭のような警察の捜査態勢をはじめとする、性犯罪被害者がバッシングを受けるような状況を「変えないといけない」という強い思いから、記者会見から約1週間後の6月7日、詩織さんは再び心境を語る決意をした。 「捜査の過程では、被害者として耐えられないことがたくさんありました。所轄の高輪署では、男性警官がいる前で私が床に寝転がり、大きな人形を相手にレイプされたシーンを再現させられました。さらにそれを写真に撮られるんです。口頭で説明すれば状況はわかることなのに、なんでこんな屈辱的なことをしなくちゃいけないのか。ほんとうに苦しかった……」 詩織さんの口からはまさに“セカンドレイプ”のような捜査の実態が語られた。8日、性犯罪に関する刑法の厳罰化に向けた法改正が衆議院で可決された。しかし詩織さんは「こういう捜査の方法から変えていかないと、被害者が警察に届け出できない。いくら性犯罪の法律が厳罰化されても救われない」と指摘する。 とくに詩織さんのように知人からレイプ被害を受けたと訴えた場合、「合意があったのでは?」と被害を受けた側が疑われ、被害届を受理されるのすら難しいという現実がある。 今回はホテルの防犯カメラの映像をチェックした警察が、事件性があることを認めた後ですら「君の経歴に傷がついてしまう。いままでがんばってきた勉強も全部水の泡。あなたも傷つく、家族も傷つく」などと言われ、詩織さんは何度も、警察から被害届を出すのを思いとどまるように説得された。 「私は被害を受けた時点で十分傷ついています。そこを受け入れてもらえないと知ったときは、もっと残念に思いました。日本には、性被害について語ることは“タブー”っていう空気があって、被害者自身が話せない状況が作り上げられている。このタブーを壊して話せる社会にしないと被害者は助かりません」 こうした無理解に加え、大きな問題なのは、社会に根深く残る性犯罪被害者に対する“偏見”だ。5月29日に行った記者会見のあと詩織さんは、着ていたシャツの「胸元が開きすぎている」と非難を受けた。つまり「そういう隙のある服装をする被害者が悪い」という被害者に責任を押しつける風潮があるのだ。詩織さんは、幼いころにも同じような非難を受けたことがあった。 「10歳のとき、母に初めて買ってもらったビキニを着て友人と波のプールで泳いでいたら、男性に後ろから体を触られたんです。でもそのとき友人の母親から『そんなのを着ているからよ』と言われて、とてもショックでした。着ているもので責められる。日本の性犯罪被害者に対する認識はいまも遅れたままだと思います」 気丈な詩織さんだが、「家族に心配や迷惑をかけるのは、本当に辛かった」と話す。 「けど、私がだまっていたら現状を変えられない。将来、自分の子どもや大切な人に同じことが起こったら、すごく後悔すると思ったんです。いまここで、なぜきちんとこの話を伝えて、変えようとしなかったんだろうって。まちがっていることは、まちがっていると、きちんと話せる社会にしたいんです」 (取材・文/和田秀子)
2017年06月08日小栗旬と西島秀俊が繰り広げる迫力のアクションと、物語のスリリングな展開が話題のドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」。6月6日(火)今夜は第9話が放送され、ついに今回より最終章に突入。小栗さん演じる稲見の過去と苦悩も明らかになっていく。前回は、カルト教団との壮絶な死闘を繰り広げた本作。第9話では、それを終え、平穏な日常を送る特捜班の前に、突然鍛治(長塚京三)が現れる。自衛隊時代の同僚・結城(金子ノブアキ)が行方をくらましたことを鍛治から聞いた夜、稲見の前に結城が姿を現す。稲見の除隊以来の再会を喜びあう2人だったが、結城の「俺はゆがみきった世界を正すつもりだ」という言葉から、稲見は結城がテロを計画していることを察知し…というストーリー。稲見が「私なんかとは比べものになりません」と鍛治に説明するほど、優秀な自衛隊員だった結城。そんな彼が、特捜班にとって最強の敵と化し国家に牙をむくことになった理由とは一体何なのか?稲見の問いかけに口を閉ざす鍛治は、結城が銃口を向けてきたら、ためらわず国家の秩序のために結城を射殺するよう稲見に命じる。これまで、自衛隊時代の稲見が人を射殺するシーンが幾度か登場し気になる場面ではあったが、最終章では稲見の過去も明らかになる。そして今回、稲見にとっての最高の友であり、最強の敵にもなる結城を演じるのは、ロックバンド「RISE」のドラマーを始めとするミュージシャンとしての活躍だけでなく、数多くのドラマ・映画で存在感ある芝居で輝きを放っている俳優金子ノブアキ。小栗さんとは『クローズZERO II』以来の共演となり、金子さんは「背中と行動で現場を引っ張る最高の座長。長い時間を費やして作り上げた体躯やアクションの重みには衝撃を受けました。心から敬意を表したいです」と称賛。また、出演者たちからひげをたくわえたワイルドな結城の風貌を、ヒュー・ジャックマンが演じたアメコミヒーロー、ウルヴァリン(ローガン)に例えられていた金子さん。小栗さんは「うちの“ローガン”の活躍を見てもらえたらと思います」とコメントしている。ついに残すところ2話となった本作について小栗さんは、「24話くらい撮ればよかったと思うくらい寂しいです。皆さんには最後までこの作品を愛して欲しいです」と呼びかけ、最終章について樫井勇輔役の野間口徹は、「ここまで観た方には何も言わなくてもわかると思いますが、最後までモヤっとさせます(笑)!第9話は嵐の前の静けさを感じて欲しいですね」とアピールしている。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年06月06日小栗旬や西島秀俊をはじめ、田中哲司、野間口徹、新木優子ら「公安機動捜査隊特捜班」の活躍を描く「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」。5月30日(火)今夜放送される第8話では、そんな「特捜班」の5人が150人近い信者がいるカルト教団に突入し、規格外の“7分30秒”ノンストップバトルを展開!西島さんと石田ゆり子の禁断愛も激しく動き出すという。今回は、西島さん演じる田丸の手引きによって、カルト教団でスパイ活動を行う林智史(眞島秀和)がテロの情報を手に入れる。長期間のスパイ活動に疲れ果てた林は、情報を伝える代わりにスパイを辞めて妻の千種(石田ゆり子)の元へ帰りたいと持ちかける。千種に対して特別な感情を抱く田丸は動揺するが、上層部はその申し出を承諾。林が入手したテロの決行日時、警備を任された特捜班だったが、そこには意外な展開が待ち受けていて…というストーリーだ。そんな第8話の見どころは、カルト教団に乗り込んだ特捜班5人が、150人近くいる出家信者を相手に繰り広げる7分30秒のノンストップバトル!すでにバトルの最後に稲見と田丸を待ち受ける敵役として、現役の人気プロレスラー、後藤洋央紀(新日本プロレス)と土井成樹(ドラゴンゲート)の出演が発表されている。このアクションシーンについて小栗さんは、「『CRISIS』はアクションが売りではありますが、これまでアクションで話を終わらせることはありませんでした。でも第8話だけはとんでもない、日本のテレビドラマ史に残るアクションをやって終わらせます」と話し、「これまで種を蒔いてきたことを回収しながら第8話、第9話、第10話が進んでいきます。西島さんのファンにとっても、第8話の田丸さんを見ればすごく納得してくれると思います。この第1話から最終話まで一貫した覚悟を持った脚本はやはりすごいと思います」と絶賛。西島さんも、「小栗君がプロデューサーに『もっと強い敵を用意してくれ!』と言っていたら、今回本当に最強の男たちと対決することになりました。後藤選手も土井選手も文字通り規格外な人でした」と明かし、「小栗君をはじめとしたキャストとスタッフの覚悟が詰まったシーンになっています。特捜班5人対150人の美しく壮絶なバトルをぜひご期待下さい」と自信を覗かせている。さらに、第8話を担当した白木啓一郎監督は、いち早く完成した第8話を見た小栗さんから「狂ってるね。ヤバすぎる。スゴすぎる。見た人は、絶対にビックリするよ」と電話が掛かってきたと明かし、「20年以上のテレビマン人生で、間違いなく一番大変な撮影」「後にも先にも、こんなシーンが撮影できるのは『CRISIS』だけ」と熱の入れ様も相当大きかったと話している。またアクションだけでなく、今回は田丸と石田ゆり子演じる千種の禁断愛もクライマックスを迎える。夫を待つ身でありながら田丸への思いを隠しきれない千種と、倫理観で千種に対する思いを抑えつけ、あと一歩が踏み出せない田丸。しかし、これまで教会での密会を繰り返してきた2人の関係が、急転!これまで物静かだった千種の言葉が次第に熱を帯びていき、田丸を求めていく。さらに林が入手したテロ計画によって、千種の身にも危険が…。果たして、そのとき田丸が千種のために下す決断とは?原案・脚本を手掛けた金城一紀は、「この7分30秒は田丸が千種に捧げる愛情表現」と語り、「田丸の抑えつけられた千種への情念を言葉ではなくアクションで表そうとしたら、ぴったりストーリーにハマったんです。不器用な田丸の愛が爆発する、そして特捜班のほかのメンバーもそれを成就させようと付き合うことで、美しいチームワークが生まれる。本当に『CRISIS』を象徴するような7分30秒になると僕は思います」と自信を見せる。一方、西島さんは石田さんとの撮影をふり返り、「田丸にとって核となる恋愛のシーンだったので、集中して臨みました。千種役の石田ゆり子さんの表情の素晴らしさに毎シーン強く引き込まれました」と話し、「田丸と千種の恋の結末に、ご期待ください」とアピールした。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月30日5月27日(土)今夜の土曜プレミアム「絶体絶命クライシス ~ その瞬間 命は救われた!」に、好評放送中のドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」から主演・小栗旬と西島秀俊の2人が出演。世界の“クライシス”の数々に迫っていく。番組は小栗さん、西島さんのほか野間口徹、新木優子、出川哲朗、小島瑠璃子らも出演。「FBI人質救出チームと5歳児監禁立てこもり犯の闘い」や「米史上最悪の山岳事故」など、世界で実際に起きた事件・事故などの生死がかかった“クライシス(危機)からの救出劇”の実録映像を紹介。「こういう映像を見たら、アクションとか危ないことはもうやりたくないです(笑)」(小栗さん)、「あまりに絶体絶命な状況でハラハラの連続でした」(西島さん)と2人が語るほど緊迫感あふれる実際の映像から、事件の解決策や結末などについて迫っていく。また小栗さんと西島さんの俳優人生における“クライシス”"をカミングアウト。これまでの撮影シーンでのスタントの恐怖や負傷体験を告白するほか、小栗さん、西島さんと共演している野間口さん、新木さんらも交え撮影のマル秘エピソードも語られていく。また数々の体を張ったパフォーマンスで知られる出川さんの「ガチでリアルなクライシス体験」に対する小島さんの絶妙なツッコミなども見どころだ。「視聴者の皆さんにもこの緊張感を感じていただきたい」(小栗さん)、「最後に爽快感が訪れるので是非楽しんで見ていただきたいです」(西島さん)と2人がオススメする迫力のリアルドキュメントをお見逃しなく。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。5月30日(火)放送の第8話では新興宗教団体“神の光教団”が企む文部科学大臣を標的にしたテロと、その情報を公安にリークした協力者とその妻の夫婦、新興宗教団体“神の光教団”に潜入している公安の協力者、林智史(眞島秀和)から、2日後に文部科学大臣を標的にしたテロが行われるという情報を入手した特捜班が、間一髪でテロを阻止するも教団には真の狙いがあって…というストーリーが展開。公安と協力者とその妻、そして西島さん演じる田丸との関係など今回も様々な人間ドラマが展開する。土曜プレミアム「絶体絶命クライシス ~ その瞬間 命は救われた!」は5月27日(土)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2017年05月27日全米での放送を前に、日本でも早くも話題沸騰中の「ツイン・ピークス The Return」。このほど、先日のローラ・パーマーとクーパー捜査官らのビジュアルに続き、前シリーズファンにはたまらない、デヴィッド・リンチ自らが演じる捜査官たちの新たな場面写真が到着した。TVシリーズの最終回で、ローラ(シェリル・リー)がクーパー捜査官(カイル・マクラクラン)に「25年後に会いましょう」と告げた通りに、25年後の世界を描く本作。前作同様、リンチが監督を務める本作は、米SHOWTIME局で5月21日にスタートする。先日、WOWOWでの放送日が7月22日(土)に決定した本作。それに合わせて、25年前、無惨に殺されてしまったローラ、その事件の捜査のためにやってきたFBIのクーパー捜査官がツイン・ピークスの町を象徴する森の中に映し出されたキービジュアルと、“名物チェリーパイ”を出す「ダブルRダイナー」のノーマ(ペギー・リプトン)とシェリー(メッチェン・エイミック)が顔を見合わせている場面写真がお披露目。さらに、ローラと密かに交際していたジェームズ(ジェームズ・マーシャル)らとリンチ監督のメイキング写真も解禁された。そして今回は、女装癖のあるDEA捜査官デニスを本作でも演じる「X-ファイル」でもお馴染みのデヴィッド・ドゥカヴニー、クーパーの上司であり極度の難聴のFBI捜査官ゴードン・コール役を務めるリンチ監督と、さらに鑑識担当で毒舌屋のアルバート・ローゼンフィールド役を務めていたが、1月にこの世を去ったミゲル・フェラーの場面写真が登場。当時も話題を呼んだ個性が強すぎる顔ぶれの再登場に、ますます期待が高まるばかりだ。「ツイン・ピークス The Return」は7月22日(土)21時~WOWOWプライムにて独占放送(全18話・第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ツイン・ピークス [海外TVドラマ]
2017年05月19日小栗旬、西島秀俊共演で、第1話から大迫力のアクションシーンを披露してきたドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」の第6話が、5月16日(火)放送される。今夜は小栗さんと西島さんが5人の敵と大乱闘、これまでで最もド派手なアクションシーンが繰り広げられるという。小栗さんや西島さんをはじめ、田中哲司、野間口徹、新木優子ら「公安機動捜査隊特捜班」の活躍を、直木賞作家の金城一紀が描いた骨太なアクションエンターテインメント。第6話では、11年前に起きた地下鉄無差別爆破テロの容疑者・里見(山口馬木也)が、偶然都内の防犯カメラに映り込み、テロの再発を防ぐため里見の行方を追う特捜班。さらに、鍛治(長塚京三)は警視総監の乾(嶋田久作)に呼び出され、里見を拘束するため特捜班をうまく使うよう圧力をかけられていた。11年間、里見が完璧に姿を隠していたことについて不審に思った稲見に、事件当時公安部に所属していた田丸が「あるうわさ」を口にし…というストーリー。果たして、里見の過去に秘められた衝撃の事実とは?11年前のテロ決行日が近づく中、特捜班は里見の真の狙いを突き止めてテロを未然に防ぐことができるのか?今回も見逃せない回となりそう。そして今夜の注目ポイントは、里見を追う稲見と田丸が、5人の敵とホームセンター内で繰り広げる壮絶な大乱闘!稲見の「出たとこ勝負でいきましょうよ」という言葉に対して、田丸は不敵な笑みを浮かべながら「行くか」と答え、5人の敵に向かっていくのだ。ホームセンターを貸し切って行われたこのシーン。様々な物が散乱し、棚や荷台が倒れる中、これまでの話数の中で最もド派手な格闘アクションで繰り広げられているという。約1分半に及ぶ、息つく間もない高速バトルシーンをぜひお楽しみに。なお、今回も公式Twitterでのスペシャル企画も実施される。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月16日モデルや現在放送中のドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」で女優としても活躍する新木優子の初写真集「ガールフレンド」が、7月18日(火)より発売されることが決定。いま最も注目を集めるネクストヒロインのひとりである彼女をまるごと凝縮した、写真集でしか見られない素顔が満載の1冊となっている。新木さんは、1993年12月15日生まれの現在23歳。2014年より雑誌「non-no」の専属モデルとして活動し、翌年にはゼクシィ8代目CMガールに抜擢されるなど、多数のCMに出演し話題に。表紙カバーを飾るなどモデルとして活躍を見せる一方、「いつかティファニーで朝食を」「監獄学園-プリズンスクール-」『僕らのごはんは明日で待ってる』など女優としても様々な作品に出演。さらに、現在放送中のドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」では、 主演の小栗旬らが所属する“特捜班”のメンバーに抜擢、また野田洋次郎(「RADWIMPS」)主演ドラマ「100万円の女たち」にも出演中だ。今回発売される写真集のテーマは、「自然体で素顔の新木優子」。撮影は今年3月にスペイン・バルセロナにて行われ、この写真集でしか見ることのできない素の表情が満載の内容となっている。特に意識したのは新木さんと読者の距離感。女性読者にとっては“仲の良い女友達”と旅をしているような親近感を、男性読者にとっては“気になる女友達”とのドキドキ感を感じられるような写真のセレクトになっているという。また、彼女の忘れてはならない魅力の一つが「おいしいものを頬張る表情」。2015年より出演中のガストTV-CMで「食べる姿かわいい!」と話題になり、これまでも「いつかティファニーで朝食を」や『僕らのごはんは明日で待ってる』など食にフォーカスを当てた映像作品に出演。そんな彼女は、今回訪れた食の街・スペインでも存分に楽しんだようで、本書でもたくさんの食べている姿が収められている。今回は人生初の写真集ということで、「皆様のところに届くと思うといまからドキドキしています」と心境を語る新木さん。撮影地であるバルセロナは海外で初めて行った地だそうで、「行ったことのある国の中でも一番大好きな国です。初めて訪れた私の心にすっと馴染んで、すごく心地の良い空気感をまとった不思議な所。そんなバルセロナの魅力も伝えられたら嬉しいです」とコメント。そして「撮影では私の行ったことのあるお気に入りの場所も巡ったり、行ったことのない場所でまた魅力に気付いたり。写真集チームとたくさん笑いながらの撮影がとても印象に残っています」と撮影をふり返り、「この本には私の自然な、私らしい表情がいっぱい詰まっています!!ぜひ手に取ってください」とアピールした。なお、7月22日(土)には発売記念イベントがHMV&BOOKS TOKYOにて開催決定している。新木優子はじめての写真集「ガールフレンド」は7月18日(火)より発売開始。(cinemacafe.net)
2017年05月16日アメリカの「麻薬戦争」史上、最も大胆にして最も成果を上げた“潜入捜査作戦”に参加した捜査官による回顧録を、ブライアン・クランストン主演で映画化した『潜入者』。本作で、ブライアン扮する潜入捜査官の“婚約者”に扮した女性捜査官ダイアン・クルーガーの美しすぎる七変化が到着した。1980年代、史上最大規模ともいわれる犯罪帝国を築いたコロンビアの麻薬王パブロ・エスコバル。当時アメリカに流入するドラッグのほとんどが、彼の組織を経由したものだといわれていた。事態を重く見たアメリカ政府は、エスコバルの息の根を止めるため、大規模な潜入捜査作戦を計画する。それはベテラン捜査官のロバート・メイザーを架空の大富豪に仕立てあげ、資金洗浄をエサに組織に取り入り、内側から組織を崩壊させるという大胆不敵なものだった――。およそ5年間に及ぶ危険な潜入捜査の実態を余すことなく書き記した、ロバート・メイザー本人による回顧録を原作にした本作。主人公となるメイザーを演じるのは、『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』でアカデミー主演男優賞にノミネートされた遅咲きの名優、ブライアン。4度のエミー賞に輝いた大ヒットTVシリーズ「ブレイキング・バッド」では、ウォルター・ホワイトこと麻薬王“ハイゼンベルグ”として名を馳せた彼が、本作では一転、麻薬組織を壊滅に追い込むべく、命の危険と隣り合わせのなかで潜入を続けるベテラン捜査官を熱演する。あるとき、ブライアン演じるメイザーは、潜入捜査の渦中で「婚約者がいる」と口をすべらせてしまう。そのため、上層部が新たに“偽りの婚約者”として手配したのが、新人女性捜査官キャシー・アーツだ。彼女もまた実在の人物であり、演じているのは、『イングロリアス・バスターズ』『マリー・アントワネットに別れをつげて』『バツイチは恋のはじまり』などで知られるダイアン。彼女は、本作のブラッド・ファーマン監督作とは初タッグとなったが、彼女自身、監督の前作『リンカーン弁護士』に感銘を受けており、監督と初めてミーティングしたときのことを「ブラッドには会いたかったの。とても楽しくランチをして、(役作りの)自由裁量権をくれたわ。すごく楽しくてクリエイティブなプロセスだった」とふり返っている。本作では、大富豪の婚約者らしく、80年代の煌びやかなファッションを着こなすダイアンの姿も見逃せない。彼女が演じるキャシーもまた、麻薬組織の幹部やその妻にも取り入ったり、果てはメイザーとの“結婚式”に彼らを招待したりと、命を賭けて潜入捜査に挑んでいく。「女性にとっては面白い役柄だと思ったわ」とダイアン。「間違いなく――80年代ではなおさら――男性優位の世界にいる。彼女は自分の爪跡を残そうとしていて、ブライアン・クランストン演じる人物の中に素晴らしいパートナーシップを見出し、彼とすごいチームを組むのよ。この2人は、2年もの間、刺激的で活気のある人生を送ったと思う。思う、というより、送ったと確信しているわ」と語り、その壮絶な日々に思いを馳せている。『潜入者』はヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年05月13日主演の小栗旬が演じる稲見朗、西島秀俊が演じる田丸三郎をはじめとする“公安機動捜査隊特捜班”の活躍を、直木賞作家・金城一紀が描いた骨太なアクションエンターテインメントドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」の第5話が、5月9日(火)今夜放送される。小栗さんや西島さんをはじめ、田中哲司、野間口徹、新木優子らが出演する本作。劇中で繰り広げられる大迫力のアクションシーンと衝撃のストーリー展開は、毎回大きな注目を集めている。第5話では、政治家恐喝の証拠を手に入れることを命じられた稲見が、暴行罪を装って警察の留置場に潜入捜査を行う。しかし、今回が初の潜入捜査となる稲見は、自分を弟分として可愛がってくれる暴力団員・沢田(杉本哲太)と接していく内に、次第に人を騙すことに罪悪感を抱くようになってしまう。さらに、この任務の背後には、少女買春にまつわるジャーナリスト殺害事件が起きた第2話で登場した官房長官・神谷(石黒賢)の邪悪な思惑が…。そんな中、組の一員として認められた稲見は沢田らと共に、危険が伴う薬物の取引現場に同行することになり…というストーリー。本話について小栗さんは、「今回の稲見は嘘をつく自分に対して罪悪感をすごく持ちながら潜入捜査を行っています。哲太さんとは何度か共演していますが、今回もすごく役に徹してくれたので、稲見と沢田はとても面白い関係性になっています」とふり返った。2人のやり取りにも注目だ。また今回は稲見の潜入捜査をはじめ、いくつもの“嘘”が張り巡らされたストーリーに。事前の告知映像では、稲見の「もし私が権力に逆らったら、殺しますか?」という意味深なセリフが印象的だったが、任務に翻弄される稲見の“怒り”もテーマの一つ。小栗さんも、「『もし私が権力に逆らったら、殺しますか?』という言葉を稲見に喋らせるって、やっぱりすごい作品」と話し、「第5話では稲見の怒りを皆さんに感じてもらえるんじゃないかと思います。最後の最後、結末をお楽しみに」と期待煽るコメントを残している。なお、第3、4話の放送後に行われたTwitterでのスペシャル企画を、今夜も実施することが決定。放送終了の21時54分から当日22時30分までの36分間、Twitterで「第5話に関する質問」を募集し、応募の中から選ばれた質問に対して、原案・脚本の金城氏や監督・プロデューサーなどのスタッフが公式Twitter上で回答していくというこの企画。今回は出演者ゲストとして、松永芳役の野崎萌香が登場予定となっている。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月09日主演の小栗旬をはじめ、西島秀俊、田中哲司、野間口徹、新木優子ら公安機動捜査隊特捜班の活躍を描く「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」の第3話が、4月25日(火)今夜放送される。初回放送では、新幹線爆破を目論むテロリストとの対決と、外務大臣の息子が人質にとられる事件が描かれ、小栗さんと西島さんが繰り広げる大迫力のアクションシーンと衝撃のストーリー展開が話題を呼び、また第2話では、小栗さん演じる稲見と対峙する殺し屋との高速格闘シーンが展開され、注目を集めている本作。今夜放送の第3話では、贈収賄事件に関与した疑惑の議員が、顔を隠した3人組の男らに襲われ、報道陣の目の前で射殺。直後に犯行声明を出した“平成維新軍”は、この先も権力を利用して私腹を肥やす者たちを排除すると、テロの続行を宣言。特捜班は犯人を逮捕してテロを未然に防ぐよう命じられる。班長の吉永(田中哲司)から、襲撃犯が使用していた特殊な拳銃をたどって実行犯を洗い出すよう指示された稲見と田丸(西島秀俊)は、銃器マニアの暴力団組長が同じ型の拳銃を買い集めていたとの情報を得る。裏取り捜査を進めると、やはり使われた拳銃は組長が所持していたもので、しかも保管していた拳銃はすべて組長の息子の譲(大和孔太)に盗まれていたことが分かる。そして、譲は少年院を出所後に人が変わり、「社会のシステムを変えてやる」と言っていたという組長の証言から、稲見は何者かが譲をそそのかして、今回のテロ行為に及ぶよう誘導したのではないかと考える。やがて譲の潜伏先を突き止めた特捜班は、拳銃を装備して現場へと向かう。吉永、樫井(野間口徹)、大山(新木優子)が建物の周囲を固め、稲見と田丸が部屋へ近づくと、ちょうど外出しようとしていた譲に出くわす。次の瞬間、譲は部屋の中の仲間に「逃げろ!」と叫び、同時に素早く拳銃を抜き、近づいてきた稲見と田丸に銃口を向けて――!?というストーリー。徐々に明らかになる特捜班メンバーの過去や、ついに始まった謎のテロ組織・平成維新軍との対決…。今後の物語の行方を占う重要な回となる第3話も見逃せない。さらに今夜は第3話放送に合わせて、公式Twitterでスペシャル企画を実施することが決定。放送終了の21時54分から22時30分までの36分間、Twitterで「第3話に関する質問」を募集(ハッシュタグ「#ドラマCRISISに質問」必須)。応募の中から選ばれた質問に対して、原案・脚本の金城一紀や監督・プロデューサーなどのスタッフが公式Twitter上で回答!またスペシャルゲストとして、主演の小栗さんと大山玲役の新木さんも登場する。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年04月25日『ゴースト・イン・ザ・シェル』の足を引っ張った“ホワイトウォッシュ”批判ってナニ?士郎正宗原作コミック「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」のハリウッド映画版『ゴースト・イン・ザ・シェル』が3月31日に全米で封切られた。デビュー週末の興行ランキングがスタジオの期待を大きく裏切って第3位だったことからハリウッド業界内では大きなニュースとして取り上げられた。公開されてまだ1か月足らずの本作だが、このままでいくと最終的に6,000万ドル(約65億円)の損失になる可能性があると業界筋は分析している。この映画の悪い予兆は、主役にスカーレット・ヨハンソンが抜擢された当初からあった。原作では日本人がヒロインなのにも関わらず、白人女優が起用されたことで、俗に言うところの「ホワイトウォッシュ」批判が持ち上がったのだ。いったい、「ホワイトウォッシュ」とは何か?去年2016年度のアカデミー賞候補が白人ばかりだったとき、関係者のみならず社会的にも「映画アカデミーは人種差別だ」という非難が巻き起こった。社会問題にまで発展したこの一件で、古きを守る映画アカデミーが遂に腰を上げ、会員の人種をもっと均等にするべく、新たな規約を設けるという異例の事態にまで発展した。その時期に流行ったのが「ホワイトウォッシュ」という言葉だ。ほかの人種をまじえず白人ばかりで彩られたイベントを軽蔑した造語で、文字通りWHITEとWASHを組合せ、「白で洗い流された」という意味合いである。ホワイトウォッシュという形容詞は、『ゴースト・イン・ザ・シェル』のキャスティングが発表された時点から、この映画に対して頻繁に使用されていた。アメリカ国内のアニメファン(結構な数の映画ライターも含む)は、ともすると日本人よりも日本を愛し、日本の美たるものに対しても日本人にはないレベルの敬意を抱いている人が多い。そんな彼らは日本人には程遠いスカーレットが「少佐」役に抜擢されたと聞き、「ヒロインは日本人のはずなのに白人女優にすげ替えるとは失礼の極み!」と怒り心頭したわけだ。Care2.comという署名サイトでは「少佐」役の変更を求める署名サイトが立ち上げられ、なんと100,000の署名が集まったという。製作スタジオのパラマウント・ピクチャーズ製作責任者が業界誌のインタビューで、日本アニメのファンの熱心さに敬意を払いながら製作を進めてきたと語っていた。彼らを味方に付けることがいかに映画のPR大切かは理解していたが、今回はうまくいかなかった、と。おそらくコアなアニメファンの心はスカーレットが少佐役に起用された時点で、すでに作品から離れ出していたに違いない。スカーレットの女優としての人気には全く問題はないが、悲しいことに彼女の人種がこの「少佐」というヒロインの役に合わないことが大問題だったのである。ファンはこの点をスタジオ側にわかってもらいたかったに違いない。なぜ“最高のアンドロイド”の容姿は、スカーレット・ヨハンソンでなければならなかったのか。現存の日本人系女優に候補が見つからなければ、新人を発掘することはできなかったのか。「スカヨハのほうが世界レベルでの客ウケがいいから」、と言われてしまえばそれまでだが、彼女をキャスティングしたことで作品自体が「ホワイトウォッシュ」などと揶揄されてしまうようでは本末転倒だろう。単一民族国家である日本に住んでいると人種問題に関して疎くなりがちだ。最近でこそ様々な国の人たちが都会に流れ込んできているようだが、人種のるつぼであるアメリカの比ではない。その証拠に日本は『ゴースト・イン・ザ・シェル』発祥の地で、主役の人種に対してもっと敏感であるはずが、スカーレットの抜擢に関して殆ど問題になっていない。それどころかウェルカム、と言った感じだ。この様子を見た日系アメリカ人たちは、日本人の「ホワイトウォッシュ」に対する無関心さは、「白人はカッコいい」という目線で育ってきた多くの日本人が持つ「白人コンプレックス」から派生しているに違いないと話す。これは事実なのだろうか?アメリカでは『ゴースト・イン・ザ・シェル』のホワイトウォッシュ問題について様々なニュースがオンラインに溢れたが、その中に何とも悲しくなるレポートがあった。本作の日本人関係者たちは、最初から主役に日本人女優を起用する考えがなかったというのである。母国のクリエイターたちが後押ししてくれないのでは日本人女優が少佐役を射留めるチャンスはゼロに等しかったに違いない。この話を聞いてムッとしたのは筆者だけだろうか。あろうことか日本人自身が自国のタレントたちをアシストせずにホワイトウォッシュを煽る立場に身を置いているとは、なんとも情けないことだ。ハリウッドのスタジオは少しでも損のリスクを軽減するため、世界的に人気のある俳優を使って客足を伸ばす、という安全パイを使いたがる。よって菊地凛子や栗山千明ではなく、スカヨハがキャスティングされてしまうわけだ。(筆者的には千明ちゃんをイチオシしていたのだが…)お客の側からして安全圏の作品ばかりを見せられていたら飽きてくる、という自然の摂理をスタジオは理解していないようだ。映画ファンはたまにはリスクを冒した作品を見たいのだ。今回の『ゴースト・イン・ザ・シェル』は、リスクを冒す絶好のマテリアルだったのに、ハリウッドは結局いつもの安全パイを使い、その結果、「ホワイトウォッシュ」と叩かれ、ご覧のとおりに興行収入低迷の憂き目にあった。ここ数年のあいだ、「AKIRA」にも映画化の話が持ち上がっているのだが、製作の方向性が二転三転しているらしく話しがまとまらないらしい。もしこの作品を実際に映画化するあかつきには、今回の『ゴースト・イン・ザ・シェル』実写化で学んだ教訓を活かしてくれることを願うばかりだ。(text:明美・トスト/Akemi Tosto)■関連作品:ゴースト・イン・ザ・シェル 2017年4月7日より全国にて公開(C) 2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2017年04月22日主演の小栗旬をはじめ、西島秀俊、田中哲司、野間口徹、新木優子ら豪華キャストが顔を揃えるドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」の第2話が、4月18日(火)今夜放送。先週の第1話の放送では、小栗さんや西島さんのアクションが話題を呼んでいたが、今夜の放送では、稲見(小栗さん)VS殺し屋の壮絶バトルが見どころとなりそうだ。本ドラマは、主人公・稲見朗(小栗さん)や田丸三郎(西島さん)らが所属する公安機動捜査隊特捜班の活躍を描いた骨太なアクションエンターテインメント。初回放送では、新幹線爆破を目論むテロリストとの対決と、外務大臣の息子が人質にとられる事件が描かれ、小栗さんと西島さんが繰り広げる大迫力のアクションシーンと衝撃のストーリー展開が話題を呼び、平均視聴率は関東地区で13.9%、さらには制作局のカンテレがある関西地区では18.4%を記録と好スタートを切った。今夜放送の第2話では、「国家の危機に関する情報」を伝えるため、田丸と待ち合わせをしていたフリージャーナリストの男が、田丸の目の前で何者かに毒物を注入され死亡してしまう。自然死という警察の判断に、政府の関与を疑う特捜班は、彼が絶命間際に残した“アリス”という言葉を手掛かりに独自に捜査を開始。しかし、捜査中の稲見と田丸に何者かが雇った殺し屋・若松(山口祥行)の影が忍び寄って…という内容だ。第2話で、稲見と対峙する若松役を演じるのは、今年の「ジャパンアクションアワード」で最優秀ベストアクション男優賞を受賞した、日本を代表するアクション俳優・山口祥行。今回襲いかかる若松の打撃に対して稲見が駆使するのは、フィリピン武術「カリ」の「グンティン」。相手が繰り出すパンチに対して素早く相手の腕の急所に打撃を与えていく技で、小栗さん自身はこのシーンをふり返り、「稲見のグンティン祭りを楽しんでいただけたらと思います」と語るほど、この技を多用したバトルが展開されるようだ。高い技術をもって繰り広げる、まさに規格外の高速格闘シーンは必見となりそう。そんなアクションシーンともう一つ注目なのが、事件に潜む巨悪に対する田丸の深い葛藤。善と悪が入り乱れる状況で、田丸がある決断を下す。一体その決断とは?「私がいつかこの腐ったシステムを変えてみせます」という田丸の言葉の真意とは?また、第1話ではすれ違うだけだった千種(石田ゆり子)との密会も描かれ、2人の関係性も今夜から徐々に明らかになっていく。小栗さんは、「第2話は第1話の100倍面白い!」と自信を見せ、西島さんは田丸と千種のシーンについて、「ここだけ違うドラマを撮影しているみたいです」と少し照れながらもコメントした今夜放送の第2話。今回も規格外の事件に立ち向かう特捜班の活躍に目が離せない。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年04月18日小栗旬と西島秀俊が民放連続ドラマで初共演し、国家の危機に立ち向かう公安機動捜査隊特捜班の活躍を描く「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」が4月11日(火)今夜から放送スタート。冒頭開始16分35秒から息もつかせぬアクションが展開する第1話の見どころは!?直木賞作家、金城一紀が原案・脚本を担当し、小栗さんと西島さんをはじめ、田中哲司、野間口徹、新木優子、石田ゆり子、飯田基祐、眞島秀和、長塚京三といったキャストが共演。物語は主人公の稲見朗(小栗さん)や田丸三郎(西島さん)が所属する各分野のスペシャリストが結集した警察庁警備局長直轄の秘密部隊・公安機動捜査隊特捜班が、国家転覆をたくらむテロリストや新興宗教団体、軍事スパイ、麻薬密売組織、そして本来国民を守るべき政治家たちまで…うごめく巨悪と政治的な思惑とが絡まり合う国家の危機に立ち向かっていく――というもの。これまでの警察ドラマの常識を超える“規格外”のスケールが話題を呼ぶ。第1話ではある日、高層ビルが立ち並ぶ広場に、首に爆弾を巻かれた宇田川圭介(白洲迅)が現れ、辺りは騒然となる。圭介はこれまで薬物や傷害など数々の罪を親の権力によって免れてきたいわくつきの人物。犯人は外務大臣に公開謝罪を要求。さもなければ公衆の面前で圭介を処刑するという。タイムリミットが刻々と迫るなか稲見と田丸は事件の鍵を握る人物に接触。そこである驚きの事実を知る。さらに稲見は犯行現場に関して"ある疑問"を抱いて――というストーリーだ。その第1話だが冒頭から稲見と田丸の2人がテロリスト相手に、走行中の新幹線の中で息を飲むようなバトルを繰り広げるクライマックスのような展開。今回、小栗さんと派手な格闘シーンを演じた三元雅芸は昨年の「ジャパンアクションアワード」で最優秀ベストアクション男優賞を受賞した日本アクション俳優界の第一人者。その彼が「こんなに速い格闘アクションを日本ドラマでできる日が来るとは思わなかったので、アクション俳優として嬉しい!」と喜びの声をあげた圧巻の格闘シーンは必見。本作のために1年前からアクション訓練を受けてきたという小栗さんと西島さん。撮影をふり返り「いまのドラマ界に風穴を空けられるドラマが作れたと思っているので、『つまんねぇなテレビドラマ!』と思っているお客さんたちにも楽しんでいただける作品ができたんじゃないかな」(小栗さん)、「いままで見たことがない連続ドラマになっている」(西島さん)と2人が胸を張るその“規格外ぶり”をお楽しみに。開始冒頭16分35秒。小栗さんの役者魂を存分に感じられるノンストップシーンに目が釘付けになること間違いなし。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は4月11日(火)より毎週火曜21時~カンテレ・フジテレビ系で放送。初回15分拡大。(笠緒)
2017年04月11日規格外のアクションエンターテインメントドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」の第1話試写会・制作発表会見が4月6日(木)に行われ、出演する小栗旬、西島秀俊らが登壇した。先日、フランス・カンヌで行われた「MIPTV」に出席した西島さん。現在、劇団☆新感線「髑髏城の七人Season花」のこけら落とし公演中のため、参加できなかった小栗さんは、「僕が1日2回公演で厳しい現実の中、カンヌの西島さんとテレビ電話したら、昼から白ワインを飲んでいて、むむっと思いました(笑)」と、西島さんと微笑み合った。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は、直木賞作家の金城一紀が描く骨太なアクションエンターテインメント作品。タイムリミットが近づく国家の危機的状況下で奮闘する、警察庁警備局長直轄の秘密部隊「公安機動捜査隊特捜班」の姿を、臨場感と迫力ある映像で描く。小栗さんと西島さんは、この特捜班のメンバーに扮した。登壇者が、「本当に面白い作品」、「面白すぎてちびるかも」、「大好きな作品」など称賛するほど、愛と気合いが入り混じった本作。カンヌでの評判について、西島さんは、「アジアの作品で初めて公式上映されたことと、今年は公式上映が2本しかなくて、そのうちの1本で本当に注目度はすごかったみたいです。レッドカーペットの段階から記者の方もたくさん来ていて、立ち見もすごくて」と、その熱狂度を語った。さらに、「アジア、ヨーロッパ、ヨルダンの方にも興味があると僕も話しかけられて。世界中の方に興味を持たれていると実感しました」と、規格外の反響に手ごたえを感じていた。これまでドラマや映画など、多くの現場の第一線で走ってきた小栗さんと西島さんは、本作で民放連続ドラマ初共演を飾った。共演前後の印象を聞かれると、小栗さんは「西島さんはものすごくストイックな方という印象でした。でも、かなりナチュラルな方で、現場でほとんど笑っているんです。すごくチャーミングなので、野武士みたいなイメージは覆されました」と心境を明かす。反対に、西島さんは「あまり変わっていないです(笑)」と一言。ただ「人の心にぐいぐい入ってくるんです。僕はドアを閉じているタイプなんですけど、自分の中では弟みたいに感じ始めています」と小栗さんのコミュニケーション能力に感服していた。そのほか、制作発表会見には田中哲司、野間口徹、新木優子、長塚京三も出席した。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は4月11日(火)21時よりカンテレ・フジテレビ系にて放送開始(初回15分拡大)。(cinamacafe.net)
2017年04月06日俳優・西島秀俊が、4月放送スタートの小栗旬主演ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」を引っ提げ、フランス・カンヌで行われている世界最大の国際映像コンテンツ見本市「MIPTV(ミップティーヴィー)」のレッドカーペットに登場した。毎年4月に開催され、世界トップクラスのプロデューサーやバイヤーら、エンターテインメント界のリーダーたちが多数来場する「MIPTV」は、ドラマやバラエティー、アニメなどの最新コンテンツの上映会が行われるほか、映像コンテンツ業界の最新動向を伝える多彩なイベントが実施されるなど、世界の映像ビジネスの中心となるコンテンツマーケット。今年は、「MIPTV」初企画となる「アジアワールドプレミア」が企画され、その公式上映作品の第1作目に「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」が選出された。当日は、『アベンジャーズ』シリーズでホークアイ役を演じたジェレミー・レナーなど、海外の人気俳優陣が続々とレッドカーペットに登場する中、西島さんが登場すると、海外メディアのインタビューや訪れた人々からのサイン攻めに。初めてカンヌを訪れたという西島さんは「何よりも『CRISIS』が期待されていて温かく迎えていただいていると感じているので、本当にうれしいです」と大きな注目を浴びているのを実感している様子。また「監督、スタッフ、共演者のみんなで本当に苦労して、いい作品を作ろうと頑張ったので、楽しんでもらえる作品になっていると思います」とアピール。世界中から期待されている本作だが、「誰よりも日本の皆さんに見ていただきたいので、楽しみにしていてください!」と日本放送を心待ちにしているファンへメッセージを送った。日本での放送開始に先駆けて世界初上映となった今回、会場の280席は満席、立ち見も出るほどの盛況ぶり。観客と一緒に第1話の上映を観ようとした西島さんも、座席を観客に譲るために上映の間、席を立ったほどで「正直、驚いています。非常に嬉しいですね」と笑顔を見せていた。上映会後の舞台挨拶では、冒頭フランス語で「ボンジュール!トレビアン?」と挨拶し、続けて「こんにちは。出演者の西島秀俊です。今日は来てくださりありがとうございます。今回観て頂いたのは第1話で、これからもっと人間ドラマもアクションも大きく面白くなっていきますので、興味を持って頂いた方は、ぜひスタッフに声を掛けて下さい。僕でも良いです。プロデューサーの笠置さん、原案・脚本の金城一紀さん、主演俳優の小栗旬さんはほかの国の皆さんと仕事をする準備ができています」とコメントし会場を沸かせた。本作をいち早く鑑賞した各国のバイヤーは、「完成度が高く、アクションがかっこいい」「このドラマはいままで自分が見た日本のドラマの中でもクオリティーが一番高い!」など高評価を得ており、ますます日本放送に期待が高まるようだ。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は、小栗さん演じる主人公・稲見朗や、西島さん演じる田丸三郎を始めとする、各分野のスペシャリストが結集した警察庁警備局長直轄の秘密部隊「公安機動捜査隊特捜班」の活躍を、直木賞作家・金城一紀の原案・脚本で描く骨太なアクションエンターテインメント。2人のほかにも特捜班のメンバーに田中哲司、野間口徹、新木優子が出演する。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は4月11日(火)より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2017年04月05日「攻殻機動隊」の大ファンと公言するルパート・サンダース監督が、スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし、ピルー・アスベック、ジュリエット・ビノシュら、豪華キャストで実写映画化する『ゴースト・イン・ザ・シェル』。全米では公開がスタートし、世界から注目を集める本作から、監督が「攻殻機動隊」への敬意を込めた衣装へのこだわりが明らかになる映像が到着した。もともとCM界で活躍し、『スノーホワイト』で映画監督デビューしたサンダース監督が、シリーズへの敬意を払いつつ独自のビジョンを形成し、圧倒的スケールと世界観でSF映画の新たな歴史を刻んだ本作。このたび、「俳優は衣装に袖を通して初めてキャラクターになりきれる」と熱弁するほど監督がこだわリ抜いた、衣装の製作現場の裏側を映し出す特別映像が到着した。衣装デザインを担当した『イノセント・ガーデン』『ハンガー・ゲーム FINAL』のバート・ミューラーは、「衣装は監督の視覚センスが根底にある」と説明するように、サンダース監督はデザインのあらゆる面に携わったという。また、衣装デザインでバートとタッグを組むカート・スワンソンが、「アニメ版『攻殻機動隊』に敬意を表しつつ、同時に特徴的で記憶に残るものを目指した」と語っていることからも、監督のビジョンを形にしようとチーム一丸となって本作に取り組んだ様子もうかがえる。特にスタッフ陣が注力したのが、福島リラが演じた芸者ロボットの衣装だ。「伝統的、そして非伝統的な要素を混在させた。特に“帯”はとても伝統的だ。帯は従来の手法で作ったが、デザインは独自のものだ。電気回路のような模様で顔にも同じものがある」と、カートとバートは日本文化を基礎に新たなアイデアを加えたことを明かす。続けて「芸者(ロボット)のマスクはシリコンも考えたが、髪の毛も含めて硬質のものになった。美しい仕上がりだ」とも語っており、より妖艶さと不気味さが見事にマッチした芸者ロボットとなった。これには監督も「恐ろしいキャラクターだ」とその出来に自信たっぷり。加えて「芸者が着ける固いマスクの髪の部分には、ファンがあって、風がおくられる」と演者のための工夫も凝らしたことも明かし、映像内では、芸者ロボットを演じた福島さんがマスクと衣装を身に纏い、実際に演じている場面も確認できる。さらに、少佐の代名詞ともいえる、姿を消すことができるスーツ“光学迷彩”は、5度のアカデミー賞受賞経験を持つ特殊効果担当のサー・リチャード・テイラーのチームの協力のもと製作。機能的かつスタイリッシュな仕上りとなった光学迷彩を見た衣装チームのカートは、「まさに衣装にとっての新たなテクノロジーだろう。これを着たヨハンソンは魅力的だ」と絶賛!初めて全身シリコン製のスーツを作ったリチャードもまた「アーティストとして、私たちはこのプロジェクトに参加せずにいられなかった。観客は魅力的なキャラクターにあふれた独自でダイナミックな世界を目にする。ほかに類を見ないだろう」と、その圧巻の本作に手応えを覗かせている。『ゴースト・イン・ザ・シェル』は4月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴースト・イン・ザ・シェル 2017年4月7日より全国にて公開(C) 2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2017年04月02日女優のスカーレット・ヨハンソンが16日、都内で行われた主演映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』(4月7日公開)の来日記者会見に出席した。本作は、士郎正宗氏のSFコミック『攻殻機動隊』をハリウッドで実写映画化したSFアクション大作。近未来を舞台に、脳以外は全身義体という世界最強の捜査官・少佐(スカーレット・ヨハンソン)率いるエリート捜査組織・公安9課が、サイバーテロ組織と対峙する姿を描く。会見でスカーレットは「東京に来ることができてうれしい」と笑顔であいさつ。原作が誕生した日本で、世界最速で記者会見&ワールドプレミアが開催されることについて、「本作をお披露目する初めての都市が東京であるのはとてもふさわしいと思うし、とても興奮しています」と喜びを語った。また、初めてアニメを観たときは「どう実写化していくのか自分の中で見えず、怖気づいた」と打ち明け、「監督と話し合いを重ねていく中で、作品が頭の中から離れられないものになっていった」と説明。「これだけ愛されている作品。光栄に思いますし、責任も感じています」と話し、「感情的にも肉体的にも大変な経験になりましたが、人としても役者としても学ぶことが多かった。演じた役で自分の成長を感じられることができて感謝しています。それだけ大きな体験ができた作品」と振り返った。また、『攻撃機動隊』のファンだというバトー役のピルー・アスベックは「バトーは愛されているキャラクター。ファンの期待を裏切れないと思った」と話し、映画オリジナルキャラであるオウレイ博士役のジュリエット・ビノシュも「最初脚本を読んだとき暗号書を読んでいるようで全然理解できなかった」とそれぞれに難しさを感じた様子。ルパート・サンダース監督もプレッシャーや実写化の苦労などを明かした上で、「題材が本当にすばらしい。見た後にいろいろ考えたり話したりという作品にしたかった」と思いを語った。日本から本作に出演した少佐の上司・荒巻役のビートたけしも登場。本作について「『実写版で最初に成功した例ではないか』という意見もある」「見事な作品」と自信をのぞかせ、「役者の仕事をするときにどう振る舞うべきか、スカーレットさんに教えていただいた。さすがにこの人はプロだと思った」とスカーレットへの称賛も口にした。
2017年03月16日タレントのビートたけしが16日、都内で行われた映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』(4月7日公開)の来日記者会見に出席し、本作について「『実写版で最初に成功した例ではないか』という意見もある」「見事な作品」と自信をのぞかせた。本作は、士郎正宗氏のSFコミック『攻殻機動隊』をハリウッドで実写映画化したSFアクション大作。近未来を舞台に、脳以外は全身義体という世界最強の捜査官・少佐(スカーレット・ヨハンソン)率いるエリート捜査組織・公安9課が、サイバーテロ組織と対峙する姿を描く。少佐の上司・荒巻役を演じたたけしは「本格的なハリウッドのコンピュータを駆使した大きなバジェットの映画に初めて出られて、すごいいい経験」と話し、「役者という仕事をするときにはどう振る舞うべきか、スカーレットさんによく教えていただいた。さすがにこの人はプロだと思った」とスカーレットを称賛した。そして、「実写版というのは必ず、コミックやアニメに負けてファンから『こうじゃない』と文句を言われるのが定説ですが、今回は自分の周りに原作を見ていた世代がいっぱいいて、『すごい。忠実であり、なおかつ新しいものが入っていて、もしかすると、アニメ・コミックの実写版で最初に成功した例ではないか』という意見がある」と原作ファンからの絶賛の声を明かした。続けて、「唯一の失敗は荒巻じゃないかっていう噂もあるんですが、それは言わないようにと言っている」と笑いを誘ったたけし。「それくらい見事な作品だと思っているし、いかに監督がこの作品にかけているかもわかった」と続け、「大きなスクリーンで観ていただければ、いかに迫力があってディテールまでこだわっているかよくわかります」と話した。また、日本とハリウッドの違いを聞かれると、「自分が監督をやるときはワンテイクが多いが、ハリウッド映画はカメラの台数が多い」と返答。「自分は最高で3カメくらいしか使わないけど、5カメも6カメもあって、ただ歩くシーンでも、監督が『good!』と言っても『one more』とまたやり、『nice』でもまたやり、『very good』でもまたやる…歩くだけでも5回か6回やる」と説明し、「これはお金がかかるなとつくづく思いました」と笑った。会見には、たけし、スカーレットのほか、バトー役のピルー・アスベック、映画オリジナルキャラクターであるオウレイ博士役のジュリエット・ビノシュ、そして、ルパート・サンダース監督も登壇した。
2017年03月16日小栗旬と西島秀俊が共演する、公安機動捜査隊特捜班の活躍を描く4月スタートの新ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」。この度、本作のポスタービジュアルが公開され、併せて重厚感溢れる豪華ゲスト出演者が発表された。主人公・稲見朗(小栗旬)や田丸三郎(西島秀俊)が所属する公安機動捜査隊特捜班は、各分野のスペシャリストが結集した警察庁警備局長直轄の秘密部隊。常識では計れない事件に脅かされる現代で、高度な政治的案件を扱うとともに、時には国家の「汚れ仕事」もこなす組織。国家転覆をたくらむテロリストや新興宗教団体、軍事スパイ、麻薬密売組織、そして本来国民を守るべき政治家たちも時として彼らの敵に…。うごめく巨悪と政治的な思惑とが絡まり合う国家の危機に、規格外の男たちが立ち向かう――!直木賞作家の金城一紀が、主演の小栗さんが演じる稲見朗や西島さん演じる田丸三郎をはじめとする“公安機動捜査隊特捜班”の活躍を鮮やかに描き出す、骨太なアクションエンターテインメント作「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」。元自衛隊員の稲見、元外事警察の田丸といった高い格闘スキルを持った2人のほかにも、特捜班のメンバーとして田中哲司、野間口徹、新木優子らが顔を揃えている。このほど到着したポスタービジュアルは、こちらをジッと見据える稲見と田丸の表情に加えて、『善も悪も、同じことを言う「この国の、未来のために」』というキャッチコピーが目を引く一枚。国家転覆をたくらむテロリスト、新興宗教団体、そして政治家といった“規格外”の敵を相手に、善悪が入り乱れた危機的状況と向き合っていく“特捜班”の姿が表現されている。さらに、ゲスト出演者として石黒賢、小市慢太郎、杉本哲太、嶋田久作、金子ノブアキ、竜雷太の出演も決定。一体彼らは特捜班の敵なのか?それとも味方なのか?役どころは後日発表されるようだ。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は4月11日(火)より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2017年03月15日小栗旬と西島秀俊の民放連続ドラマ初共演作「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」に、石田ゆり子と眞島秀和が出演することがこのほど決定。あわせて本作の初回放送日が、4月11日(火)となることも明らかになった。本作は、主演の小栗さん演じる稲見朗をはじめとする“公安機動捜査隊特捜班”の活躍を、直木賞作家の金城一紀が描いた骨太なアクションエンターテインメント。そして、稲見と共に特捜班に所属する田丸三郎役を西島さん、そのほか田中哲司、野間口徹、新木優子らが顔を揃えている。このほど発表された2人が演じるのは、とある夫婦。眞島さんは、田丸の手引きによって新興宗教団体に出家信者として潜入し、公安の協力者として諜報活動を行っている夫・林智史。そして石田さんがその妻・千種役。智史が家を空けて2年、当初は夫の帰りを待っていたが、自分を支え続けてくれる田丸との関係にもやがて変化が…という展開になっていくという。今回の役柄について石田さんは、「透明な人というか、サラッとした雰囲気ではあるけれど、芯が強い。でも、心の奥に熱い女っぽいところもある女性で、ご覧になる方にとって千種がどう映るか楽しみです」と話し、作品については「ひとりひとりの描かれ方がとても素敵でカッコよくて、とにかく面白かった」と絶賛。また、これまで映画やドラマで婚約者や夫婦を演じてきた石田さんと西島さん。石田さんは「動きがあまりなく、精神的に微妙な距離を保った中での共演だったので、“気持ちの筋肉”を使いました。それでも西島さんが田丸さんとして目の前にいるだけで、千種の切ない気持ちに自然となれるのはすごくありがたかったですし、そういう佇まいが素敵ですね」と西島さんについて話し、「あとは、笑った顔が子犬のように可愛くて…なんだかもうズルいですよね、ズルい!(笑)。これからも仲良くしていただきたいです」とコメントした。また、本作の主題歌(オープニングテーマ曲)に、デビュー前の超実力派シンガー・Beverlyが大抜擢!歌手になるためにフィリピンから日本に来て活動を開始し、その歌声のパワーは2016年夏のフェス「a-nation」で披露。大ブレイクしたピコ太郎からも元旦に今年ブレイクするアーティストとしての紹介されるなど、にわかに話題となっていた。今回はオープニングテーマ曲にとして楽曲「I need your love」を発表。本楽曲を含む、デビューアルバムが5月31日(水)よりエイベックスよりリリース予定だ。。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は4月11日(火)より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2017年03月13日士郎正宗氏のSFコミック『攻殻機動隊』をハリウッドで実写化した映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』(4月7日公開)の日本語吹き替えキャストが10日に発表され、アニメ版で声優を務めた田中敦子(草薙素子役 ※ハリウッド版においては少佐役)、大塚明夫(バトー役)、山寺宏一(トグサ役)が担当することが明らかになった。3人は、押井守監督のアニメーション映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』をはじめ、その続編にあたる『イノセンス』や神山健治のテレビアニメシリーズ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」などで声優を担当。このたび、『攻殻機動隊SOLID STATE SOCIETY 3D』から6年ぶりに同役で吹き替えを務めることが決定した。アニメーション作品で声優を務めたキャストがハリウッド作品の実写映画においても同じ役で吹き替えを務めるのは、史上初の試みとなる。今回再び同メンバーが集結したことについて、キャスト陣は「目を閉じて大塚さんや山寺さんの声だけを追いかけるとアニメのシーンが浮かんでくるようで、とても不思議な体験でした」(田中)、「久しぶりにメンバーと集まって、こんなに楽しいことはない、もっとやりたいと思いました」(大塚)、「他のメンバーがアフレコしているところを見て、ずっと一緒にやっていた感覚が戻ってきて懐かしい気持ちになりました」(山寺)と、それぞれ感無量の様子でアフレコ収録の現場を振り返った。そんなキャスト陣に対して、押井守監督は「この役を演じるのは久しぶりだと思います。ぜひ自分の感じたままで演じてほしいです」と監督視点で冷静にコメント。その上で、「「楽しみとしか言いようがないですね。実写版の吹き替えがどうなるのか、お手並み拝見です」と期待している。■田中敦子:少佐役ハリウッド版をオリジナルキャストで吹き替えられたことを心からうれしく思っています。目を閉じて大塚さんや山寺さんの声だけを追いかけるとアニメのシーンが浮かんでくるようで、とても不思議な体験でした。1995年の映画『攻殻機動隊THE GHOST IN THE SHELL』あの時からずっと草薙素子が側にいてくれました。でも相棒と言うのはおこがましいし、彼女は一番近いようで遠い存在でもあります。公安9課のメンバー(キャスト)は私の人生の宝物だと感じています。私たちがゴーストを吹き込んだ日本語版『GHOST IN THE SHELL』、ぜひ劇場でお楽しみください!!■大塚明夫さん:バトー役久しぶりにメンバーと集まって、こんなに楽しいことはない、もっとやりたいと思いました。アニメがそのまま実写になったようなシーンもずいぶんあって、制作の方々の、原作やアニメ版に対してのリスペクトが伝わってきて、うれしかったです。「攻殻機動隊」は、愛してやまない作品、宝物ですね。■山寺宏一さん:トグサ役大好きな作品の大好きなメンバーなので、実写化されたことでこういうチャンスを頂けて非常にうれしく思います。自分の参加したアニメの作品が海外で実写化され、それを吹き替えるという経験は初めてだったので、ちょっと不思議でしたね。他のメンバーがアフレコしているところを見て、ずっと一緒にやっていた感覚が戻ってきて懐かしい気持ちになりました。世界的に評価の高い作品に参加できる事をすごく誇りに思いますし、世界に自慢したい作品です。今回、そのことをあらためて強く感じました。(C)MMXVI Paramount Pictures and Storyteller Distribution Co. All rights Reserved.
2017年03月10日「ST警視庁科学特捜班」シリーズで知られる今野敏の「碓氷弘一シリーズ」が、「警部補・碓氷弘一 ~殺しのエチュード~」としてテレビ朝日で初映像化されることが決定。12年ぶりの刑事役で主演を務めるユースケ・サンタマリアと、相棒には相武紗季が初刑事役で挑む。目撃者が多数いる中で、女性が刺殺された連続通り魔事件。それぞれの被疑者は目撃者によって取り押さえられ事件解決と思われたが、2人の被疑者は犯行を否認。現行犯逮捕の裏付けをとるため、捜査一課から装備課へと異動していた碓氷弘一と、プロファイリングの専門家だという科警研の藤森紗英が加わった捜査一課5係が動き始める。目撃者の事情聴取に立ち合った紗英の巧みな心理分析に刺激を受けた碓氷は、紗英とともに事件を調べ直すと、次々と不可思議な事実が明らかに。そして事件は思わぬ方向へと展開し、ついには警察組織の闇にまでにまで行き着くことに…!?原作は、「隠蔽捜査」「ハンチョウ~神南署安積班~」「ST警視庁科学特捜班」シリーズなど数々の映像化作品を世に送り出している、警察小説の第一人者・今野氏の「碓氷弘一シリーズ」。本シリーズは、毎回事件解決のために警視庁の外から風変わりな専門家が呼ばれ、碓氷刑事がコンビを組む。つまり、毎回碓氷刑事の相棒が変わる異色の警察小説だ。今回は、警察庁から来た美人心理捜査官が碓氷の相棒となる、シリーズ第4弾の「エチュード」をドラマ化する。また監督は、「BORDER」「コールドケース~真実の扉~」『SP~野望篇&革命篇』の波多野貴文が手掛ける。本作の主人公は、別居中の妻子を呼び戻すため、自らの希望で多忙な捜査一課から総務部・装備課へと異動した警部補・碓氷弘一。演じるのは、刑事役としての主演は『交渉人・真下正義』以来12年ぶり、テレビドラマでは初となるユースケさん。また、捜査一課に派遣され碓氷の相棒となる、科学警察研究所(科警研)の心理捜査官・藤森紗英役を、相武さんが演じる。優秀なプロファイラーとして的確な助言をし碓氷をサポートしつつも、ときに空気が読めない発言で碓氷をイラッとさせるなどユニークなヒロインだ。久々の刑事役だという思いは全然なかったと言うユースケさん。碓氷という役については、「周囲の人間に助けられる才能がある男なんです」と説明し、「原作では、碓氷のバディが何人も代わって、その都度バディの力を借りて2倍、3倍と力を出している。だから、僕としては連ドラになって欲しいという夢があるんです」と思いを述べた。また「思った以上にいい作品になったので頑張った甲斐がありました。ぜひご覧になっていただきたいですね」と自信を見せる。そして相武さんは、「プロファイラーとしての才能はある一方で、自信のない女性だと思いました」と演じた役柄について話し、「能力を発揮するプロファイラーの紗英とプライベートの天然な紗英、そのギャップが出来るだけ大きくなるように演じました」と役作りを語る。また刑事役初挑戦の相武さんは、「台詞の言い回しで難しいと感じるところがありましたが監督や共演者の先輩方に色々教えて頂きました」と撮影をふり返った。そのほか共演には、内勤の装備課に異動した碓氷を嫌悪する捜査一課の同期・高木隆一役に滝藤賢一、碓氷の捜査一課の後輩で若手刑事“洋梨”こと梨田洋太郎役に三浦貴大、碓氷と別居中の妻役に紺野まひる、碓氷を捜査一課の援軍に引き戻し、紗英とコンビを組ませる参事官・西川周作役に羽場裕一、碓氷とぎくしゃくする高木らに手を焼きながらも捜査一課5係をまとめる係長・鈴木滋役に佐野史郎らが扮する。ドラマスペシャル「警部補・碓氷弘一 ~殺しのエチュード~」は4月9日(日)21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2017年03月07日小栗旬と西島秀俊が民放連続ドラマ初共演を果たし、公安機動捜査隊特捜班の活躍を描く、4月スタートの新ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」。この度、本作の新たなキャストとして、長塚京三と飯田基祐の出演が決定した。主人公・稲見朗(小栗旬)や田丸三郎(西島秀俊)が所属する公安機動捜査隊特捜班は、各分野のスペシャリストが結集した警察庁警備局長直轄の秘密部隊。常識では計れない事件に脅かされる現代で、高度な政治的案件を扱うとともに、時には国家の「汚れ仕事」もこなす組織。国家転覆をたくらむテロリストや新興宗教団体、軍事スパイ、麻薬密売組織、そして本来国民を守るべき政治家たちも時として彼らの敵に…。うごめく巨悪と政治的な思惑とが絡まり合う国家の危機に、規格外の男たちが立ち向かう――!直木賞作家の金城一紀の原案・脚本で描く本作は、これまでの警察ドラマの常識を超える規格外の事件ばかりが登場し、刻々とタイムリミットが近づく危機的状況で奮闘する特捜班の姿を、臨場感と迫力ある映像によって描き、見る人があたかも特捜班の一員になったような気分でハラハラドキドキを味わえるエンターテインメント作品。特捜班メンバーには、稲見演じる小栗さんと田丸演じる西島さんのほか、田中哲司、野間口徹、新木優子が集結している。そして今回、新たに決定した長塚さんが演じるのは、稲見らが所属する公安機動捜査隊特捜班を自身直轄の秘密部隊として組織した、いわば特捜班の生みの親、警察庁警備局長・鍛治大輝役。国家を揺るがすテロ事件との対峙を迫られ、高度な政治的案件も飛び交う中、極めてドライかつ合理的な考え方をする切れ者で、主に自身の忠実な部下である青沼祐光を介して特捜班に任務を言い渡すが、誰もその本心をうかがい知ることはできない…という役どころ。また、鍛治の忠実な部下である青沼祐光役は飯田さんが演じる。長塚さんは自身の役について、「特捜班のことをどう考えているのか、彼らを使ってどうしようとしているのか、非常に自制心が強い人間なので絶対に表に出さない。そこがすごく怖い男です。掴みどころのない重層的な役柄は難しいのですが、逆に言えば、そこが面白いです」とコメント。また「彼らのようなアクションシーンはありませんが、代わりに青沼をはじめとした登場人物と向かい合い、動きがない中で行うやり取りや長ゼリフが、僕にとってのアクションのようなもの」と語ってるように、青沼や特捜班メンバーを相手に鍛治が言い放つ言葉の数々は、淡々とした口調とは裏腹に、見る者をゾクゾクさせる底知れない怖さが。物静かな佇まいと静かな笑みをたたえながらも、腹の内は決して見せない鍛治の怪演に注目だ。また本作の放送に先駆け、金城氏原案の設定を基に新進気鋭の作家・周木律が描く、ドラマとは異なる完全オリジナルストーリーの小説版が3月25日(土)に角川文庫より発売されることが決定。舞台は武装集団に占拠され、宿泊客550名が人質に取られた高層ホテル。そこで事件を秘密裏に解決しようとする特捜班の姿を描く。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は4月期より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年02月27日今年25周年を迎える『映画クレヨンしんちゃん』の最新作『映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ』。この度、本作のゲスト声優に「雨上がり決死隊」の宮迫博之と蛍原徹が決定。2人が本シリーズにゲスト声優として出演するのは、『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』以来15年ぶり2度目となる。ある日、野原家に宇宙人がやってきた!その名は“シリリ”。シリリの謎のビームにより、ひろしとみさえは25歳若返り子どもの姿に!大人に戻るためには、日本のどこかにいるシリリの父親のもとに行かなければならないという…。子ども野原一家はシリリをしんのすけのオシリに隠し父親を捜しに日本縦断の旅へ出る!しんのすけ――オシリ、封印!!果たして野原一家はもとの姿に戻れるのか――!?本作は、ある日突然野原家にやってきた宇宙人・シリリの謎のビームで、野原一家が全員子どもになってしまうという奇想天外ムービー。監督・脚本は、シリーズ最高興行収入を記録した『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテン大襲撃~』を手掛けた橋本昌和が担当し、主題歌には高橋優の「ロードムービー」に決定するなど早くも話題となっている。そして今回新たに決定した宮迫さんが演じるのは、人気声優の沢城みゆきが声を担当する宇宙人・シリリの父。シリリの謎のビームで子どもになってしまったひろしとみさえを元に戻せる唯一の存在だ。しかし、裏では地球の人類を脅かす巨大な陰謀を企てているという、本作屈指の超重要キャラクターとなっている。また、蛍原さんが演じるのは、シリリと野原一家を追う謎のエージェント・モルダダ。シリリと野原一家を陰からじっと監視し、追いかけまわす謎の男で、全てがベールに包まれている…。今回が15年ぶりの「クレヨンしんちゃん」出演の2人は、それぞれ前回の出演をふり返りながら「今回は再びオファーを頂けて、すごく嬉しかったです」(宮迫さん)、「あれから結婚して、いまちょうどしんちゃんと同い年の5歳の娘がいます。このタイミングでのオファーには運命を感じますね。ちょうど、娘がしんちゃんをリアルタイムで見ているので、今回は子どもにも自慢できます!」(蛍原さん)とコメントした。さらに今回はしんちゃんからもコメントが到着!「15年ぶりぶり!?あっという間ですな~。でも雨上がりのお2人とまた共演できて、オラ嬉しいゾ!」としんちゃんも喜び、「2人とも今回の映画のカギを握る重要な役だから、オラの口からはこれ以上言えないゾ…映画を観てのお楽しみ!見れば~」とメッセージを寄せている。また、先日行われた本作の予告編アフレコ収録では、すでに名作となる予感を感じた2人。特に蛍原さんは、予告編内のセリフ「動くな」がかなりの手応えを感じているよう。スタッフも大絶賛だと言うその予告編は、一体どんな仕上がりになったのだろうか?『映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ』は4月15日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:映画 クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ 2017年4月15日より全国東宝系にて公開(C) 臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2017
2017年02月17日小栗旬が主演を務める4月期放送のカンテレ・フジテレビ系ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」。この度、本作が4月にフランス・カンヌで開催される国際映像コンテンツ見本市「MIPTV」の公式プレミア上映作品に、アジアドラマとして初めて選出されることが決定した。本作は、小栗さん演じる主人公・稲見朗や、西島秀俊演じる田丸三郎を始めとする公安機動捜査隊特捜班の活躍を、直木賞作家の金城一紀が描く骨太なアクションエンターテインメント。2人のほかにも特捜班のメンバーには、田中哲司、野間口徹、新木優子が出演し、1話完結型ストーリーで展開していく。「MIPTV」は、リード・ミデム社が主催・運営する世界最大規模の国際映像コンテンツ見本市で、前回は世界97か国から3,750社、1万人以上が参加したように、世界各国の映像コンテンツ制作会社と、またコンテンツを購入する放送・配信事業主、さらには共同制作関係者や投資家など映像コンテンツ関係者が集結する一大イベント。そして今回、「MIPTV」の目玉となる公式イベントとして、初の「アジアワールドプレミア」を開催。その記念すべき第1作目に本作が選ばれ、日本放送開始に先駆け第1話のワールドプレミアが行われる。なお、これまで「タイタニック」「X-ファイル」「ROOTS/ルーツ」といった欧米ドラマが公式上映作品としてワールドプレミアを行ってきたが、アジアの作品が公式上映されるのは本作が初めてとなる。今回の決定に民放連続ドラマ初共演を果たした小栗さんと西島さんは、「日本という国でどういう作品を作ったらいいのか、自分たちで話しながらこの『CRISIS』を作ってきました。その中で、アジアの作品を代表して、こうして世界の人たちにご覧いただくチャンスをもらえたことは本当にありがたい」(小栗さん)、「この作品は撮影が始まる前から、日本ドラマの枠を超えた規格外の作品になるという期待がありましたので、世界の皆さんにご覧いただくきっかけが出来たことはすごくうれしく思います」(西島さん)と喜びのコメント。また、本作を見る世界の人へ向けて西島さんは「いまの日本が持つ空気感のようなものを感じていただければ、きっと楽しんでいただけると思います」と話し、本作ではいま自分たちが日本で出来る最大限のチャレンジをしたという小栗さんは、「皆さんに温かく迎えられることを心より願っています」と語っている。そしてリード・ミデム社のマーケット開発ディレクター、テッド・バラコス氏は、「主演の小栗旬さん、西島秀俊さんのハイクオリティーなこの日本の警察もののドラマシリーズは、国際市場にとりわけぴったりな作品です。この1時間の『アジアワールドプレミア上映会』は、世界中の番組バイヤーにこれまでにない日本のアクションシリーズを見せる場となるでしょう」と期待のコメントを寄せている。日本のテレビドラマとしては規格外のスケールで描かれる本作。見どころの一つでもある華麗なアクションやストーリーに、一体海外の人たちはどういった反応を示すのだろうか。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は4月期より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年02月16日主演・小栗旬、共演に西島秀俊と豪華タッグが発表された4月期放送ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(仮)。この度、本作のキャストとして新たに田中哲司、野間口徹、新木優子の出演が決定した。本作は、小栗さん演じる稲見朗を始めとする公安機動捜査隊特捜班の活躍を、直木賞作家の金城一紀が描く骨太なアクションエンターテインメント。また、稲見と共に特捜班に所属する田丸三郎役を西島さんが演じ、1話完結型ストーリーで展開していく。公安機動捜査隊特捜班は、各分野のスペシャリストが集結した警察庁警備局長直轄の秘密部隊。常識では計れない事件に脅かされる現代で、政治家殺害をたくらむテロリストや新興宗教団体、軍事スパイ、麻薬密売組織、そして本来国民を守るべき政治家も時として彼らの敵に…。うごめく巨悪と政治的な思惑とが絡まり合う国家の危機に、規格外の男たちが立ち向かう物語。これまでの警察ドラマの常識を超える規格外の事件ばかりが登場し、刻々とタイムリミットが近づく危機的状況で奮闘する特捜班の姿を、臨場感と迫力ある映像によって描き、見る人があたかも特捜班の一員になったような気分でハラハラドキドキを味わえるエンターテインメント作品となっている。元自衛隊員の稲見や元外事警察の田丸を始め、特捜班には各分野のスペシャリスト5人が集結。激しく華麗なアクションも見どころの一つだが、このドラマは特捜班の5人が自身の正義感と残酷な現実の間に挟まれ、苦悩しながらも事件にぶつかっていく姿を描いた群像劇でもある。そんなそれぞれがスネに傷を持つ一癖も二癖もある特捜班メンバーに決定したのが田中さん、野間口さん、新木さん。まず田中さんが演じるのは、特捜班の班長・吉永光成。彼は元警視庁捜査一課の刑事で、取り調べの名手。仲間思いで常に冷静に班を指揮するリーダーという役どころだ。また野間口さんが演じるのは、元機動隊爆発物処理班の特捜班メンバー・樫井勇輔。抜群の嗅覚を持ち、匂いが色分けされて見える「共感覚」と呼ばれる特殊能力の持ち主でもある樫井は、爆発物の処理だけではなく製造にも精通。しかし、クールで皮肉屋な人物。そして、すご腕の元ハッカーでサイバー情報分析のスペシャリスト・大山玲役として新木さんが出演。今回は本格アクションに初挑戦するとともに、クールに振る舞いながらも心に闇を抱えた役どころを熱演する。すでに撮影が行われているという本作。これまでの撮影をふり返り田中さんは、「小栗君や西島君に比べたら全然ですけど、アクションはなかなか強烈ですね。普段アクションをやる機会が少ないので楽しい」と話し、「とにかく小栗君や西島さんを見ているのも楽しいし、一緒に演じるのも楽しいし、金城さんが書いた面白い脚本が立体化する楽しさもありますし」と楽しいことばかりだとコメント。今回の役どころについて新木さんは、「私自身、大山のような心に闇を抱えた役を演じることが初めてだったので、いままでの自分の殻を破るような挑戦をどんどんしていきたいと思いました」と話し、「いままで応援してくださった方々には、また違った新木優子の一面を見せられる作品だと思います。これまで見たことのない衝撃と、私自身演じていて『こんな感情があるんだ』って知るようなシーンがたくさん詰まった作品です」とアピール。また、シリアスなドラマ本編とは違い、撮影現場は楽しいと話す3人。新木さんは、「本番では緊張感を持ちつつ、でも現場は本当に和気あいあいとした雰囲気で良い意味でリラックスしながら撮影を進めています」と明かし、田中さんは「小栗君はチームを大事にするので、そのチーム感が良いですよね。それに西島君はクールな顔とは違う面を一つも二つも持っていて、しゃべっていると面白いです。ドラマの特捜班5人もそうですが、キャストもみんなキャラクターが違うので話をしていて楽しいです。もちろん本番では集中していますが、特捜班5人は仲良くなり過ぎていますね(笑)」と雰囲気はとても良いとコメントした。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(仮)は4月期より毎週火曜21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年01月28日