Texas Instruments(TI)は、EMIを低減しつつ高い電力変換効率を実現する「ワイド入力電圧範囲」4スイッチ同期整流方式昇降圧DC/DCコントローラ「LM5175」を発表した。同製品は、入力電圧範囲が3.5V~42Vと広く、出力電圧範囲も0.8V~55Vと広くなっているため、出力が数Wから100W程度までの多様な降圧、昇圧、昇降圧電源回路を1デバイスで実現できることから、産業用PC、USB電源、車載ワイヤレス充電、LED照明、電気自動車、バッテリ充電、通信用RFパワーアンプなどの産業、車載機器向けに高い性能を提供する。独自開発のスイッチング制御方式を採用しており、降圧動作と昇圧動作が切り替わる動作遷移領域での変換効率を最大化するとともに、使用するインダクタも1個で済むため、基板実装面積の低減が可能。また、7.5V、2Aの駆動能力を持ったゲート・ドライブ回路により、広い入力電圧範囲でのMOSFETのスイッチ動作の高速化と効率向上を可能としているほか、ピン設定可能なヒカップモード短絡保護機能の選択により、負荷の過電流故障による熱暴走を防止し、熱ストレスを最大でも30%程度にまで低減することが可能だという。なお、同製品はすでに提供を開始しており、1000個受注時の単価(参考価格)は4.25ドルとなっている。
2015年03月24日Texas Instruments(TI)は、最大75WのAC/DCフライバック型電源向けに「待機電力ゼロ」の電源コントローラチップセットを発表した。同チップセットは700V一次側レギュレーション(PSR)フライバックコントローラ「UCC28730」と200V二次側ウェークアップコントローラ「UCC24650」で構成。UCC28730は、最大20Wの標準フライバック電源で追加部品なしで「待機電力ゼロ」を実現。また、アダプティブリレー制御向けのインテリジェントスリープ機能の使用により、最大75Wまで拡張。フォトカプラと関連フィードバック部品を不要にし、総システム・コストの低減と信頼性の向上を実現する。さらに出力コンデンサ容量を半減しながら、無負荷から全負荷までの全ステップで高い出力安定度を維持し、変換効率の向上と基板実装面積の低減を実現。コンバータの負荷状態に適応的に対応し、無負荷時にシステム機能の停止、ACリレー制御への適応、同期整流回路の停止が可能となっている。UCC24650は、Vddやウェークアップ回路への外部クランプ回路を不要にし、5V~24V出力電圧電源との互換性を提供。また、電圧ドループ検出機能により、無負荷から全負荷過渡動作まで高い出力電圧安定度を維持しながら、小型出力コンデンサの使用を可能する。これらの組み合わせにより、高い過渡応答特性と「待機電力ゼロ」を実現。5V~24Vの出力電圧をサポートするとともに、テレビ、家電、ACアダプタ、HVAC(暖房、換気、空調)、ビル・オートメーションシステム向け電源のサイズ低減と効率向上を可能にする。「WEBENCH Power Designer」設計支援ツールに対応し、カスタム設計が可能となっている。TI DesignsリファレンスデザインにはUCC28730とUCC24650チップセット搭載のテスト済み12W、24Vオフライン電源(PMP10927)リファレンスデザインを用意しており、製品開発期間を短縮できる。UCC28730とUCC24650は量産出荷中。UCC28730は7ピンSOICパッケージで供給され1000個受注時の単価(参考価格)は0.45ドル、UCC24650は5ピンSOT-23パッケージで同0.14ドルとなっている。なお、TIはUCC28730とUCC24650のデモを、3月15日~19日に米国ノースカロライナ州シャーロットで開催されるAPEC(Applied Power Electronics Conference and Expo) のTIブースで行う。
2015年03月13日●4チップで最大12OAまで出力が可能なデジタルDC-DCコンバータ米Alteraは米国時間の3月11日、単体で30A、4チップで最大120Aまでの出力が可能なデジタル制御DC-DCコンバータである「EM1130」を発表した。このEM1130に関する説明会が都内で開催されたので、その内容をお届けしたい(Photo01)。まずは簡単に背景を紹介。Alteraは2013年5月に、電源ICなどを手がけていたアナログ半導体ベンダーのEnpirionを買収、同社の製品ラインアップを自社製品に取り込んだ。その後、同社は自社のFPGA向けの電源ソリューションを拡充しており、今回発表されたEM1130はその最新のもの、ということになる。基本、Enpirionは同社のすべてのFPGAに対するソリューションとなっており(Photo02)、これに向けてさまざまな製品がすでにリリースされている。さて、今回のEM1130はハイエンドのPowerSoCに属する製品で、Arria 10やStratix 10に向けたDC-DCコンバータである(Photo03)。Photo03にもあるように、EM1130自身は非常に小さいパッケージに納められており、実装面積の削減に効果的である(Photo04~06)。さて、ではなぜArria/Stratix向けに新製品を出したのか? という理由がこちらである(Photo07)。これらのFPGAを使って、例えばLTEの基地局とかバックボーン向けのアプリケーションを作成するといったケースでは、多数のLEを利用したりInterLakenの様な高速リンクを多数接続したりといった事が考えられる。当然これは膨大な消費電力にそのまま直結するから、これを安定供給できるようにするための電源回路をシステムデザイナーは用意しなければならない。この問題に対するAlteraの回答がEM1130というわけだ。そのEM1130であるが、構造はこんな具合だ(Photo08)。個別の特徴は後述するとして、4.5V~14.5Vの入力電源に対して0.7V~5Vの範囲で、0.5%未満の精度と10mVp-p未満のリップルを保ち、90%近い効率を実現するという、かなり効率の良い製品となっている。まずEfficiecyであるが、もちろん電圧や出力電流値、スイッチング速度によって効率に多少の差はあるものの、競合製品と比較して3~6%の効率改善が可能としている(Photo09)。例えば30A出力のケースでは出力電圧が1Vとすると30Wほどになるが、ここで3~6%というのは1~2Wの節約になる訳で、必要とされるFPGAの数が多いデータセンターなどではトータルすると数百~数千Wの節約に繋がり、これは運用コストの削減にもなるとする。ちなみにスイッチング速度は、システムの負荷変動状況を見ながら、変動が少ない場合にはスイッチング速度を下げて安定した供給を行い、逆に変動が多い場合はスイッチング速度を上げて応答性を上げるといったAdaptive Compensationの機能も搭載されているという。またこの機能を利用することで、例えば外部に接続したコンデンサが劣化してきた場合でも、その特性をある程度まで補償することが可能になるそうだ。その実装面積の話がこちら(Photo10)。EM1130では必要となる周辺回路をすべて内部に統合しているため、必要となる周辺部品を最小限に抑えられる。このため、同じボード面積であれば、より多くの機能を搭載できるようになると説明した。●電圧変更機能により、システムトータルでの電力消費量の低減を実現そのEM1130であるが、動作パラメータなどをPMBusなどを経由して外部から制御できるようになっている。このためのGUIも用意されており、これを使ってテストとか動作パラメータの設定、あるいは後述する複数のEM1130の協調動作の設定なども可能とされる。EM1130そのものは8つのプリセットを保持可能で、このプリセット値をGUI経由で設定/変更できる仕組みだ。次が電圧変動周り(Photo12)であるが、昨今のハイエンドFPGAは動作周波数・消費電力共に汎用プロセッサ並みになってきており、これに伴い電源品質も高いものが求められている。EM1130はこうした目的に十分見合う品質を提供できる、としており副次的な効用として、電源応答の速度が高速なので、チップ周辺に必要となるパスコンの数や容量を減らすことも可能となり、実装面積とBOMの両方も削減できるとしている。また先にちょっと触れたが、EM1130自身を組み合わせて最大120Aまでの出力が可能となっている(Photo13)。この場合、EM1130そのものは全部独立して動作する(どれか1つのEM1130の中のコントローラが、他の3つのEM1130を制御するわけではない)が、Current Share Busを経由して協調動作を行うことになるという話であった。またこの際に、どう協調動作するか(Single Phaseで動作するのか、Multi-Phaseで動作するのか。あるいはMulti-Phaseだとどんな形になるのか)といったパラメータは、Photo11で出てきたGUIで設定できるとの事だった。またちょっと目新しいのが、SmartVIDによる電圧変更である(Photo14)。FPGAもいわゆる半導体だから、定格電圧そのものは決まっているが、実際の動作電圧は定格電圧の範囲の中である程度変化する。定格ぎりぎりで動くものもあれば、ずっと低い電圧で動作するものもあるわけで、この「実際の電圧」にあわせて電圧を変化させられる機能である。最大で40%程度の電力削減が可能というのは、消費電力が電圧の2乗で効いてくる事を考えればそれほど不思議ではない。ただ残念ながらこのSmartVIDは、FPGAの起動時に一度設定されるだけで、動作状況に応じて動的に電圧を変化させる機能は持っていない。これはEM1130が対応しているPMBus 1.2にそもそもそうした機能が無いからで、動的な電圧変化に対応したPMBus 1.3準拠になったらそうした機能が入ることになると思うが、それは次世代の製品で、という話であった。今のところ(Arria 10の内部のCortex-Aプロセッサとかはともかく)FPGA Fabricそのものはダイナミックに電圧を変化させる機能を持っていないから、そこまでの機能は不要という事なのだろう。ただいずれはFPGAもPower GatingやClock Gatingを本格的に使うことになるだろうし、動作周波数もダイナミックに変わる事が予想されるから、その世代では動的な電圧変化に対応するようになると思われる。ここまではEM1130はFPGA向けと説明してきており、実際Primary TargetはAlteraのFPGAなのだが、実際にはそれ以外の用途向けにも提供をしているとか。実際に、FPGA以外のデバイス向けに利用されている顧客もあるそうで(Photo15)、こうした用途にむけて拡販を進めてゆきたいとの事だった。このPhoto15の様な構成では、EM1130の稼働状況をPMBusあるいはI2Cを経由してモニタリングが可能であり、これを利用してシステム全体の管理が可能となるという説明もあった(Photo16)。ちなみに現時点ではまだ価格などは発表されていない。
2015年03月12日Spansionは、自動車の安全機能を向上させるADAS(Advanced Driver Assistance System)向け6チャネルDC/DC型PMIC「Spansion S6BP401A」を発表した。同製品は、ADASシステム向け2次電源用ICで、ADASに必要とされる全ての電源を1チップで供給可能なPMICである。チャネルは、4チャネルのDC/DCコンバータと、2チャネルのLDOで構成されており、出力設定抵抗と位相補償回路は全チャネル分内蔵されているため、PCBサイズとBOMを削減でき、小型かつコスト効率の高いADASを実現できる。さらに、内蔵ウィンドウウォッチドッグタイマ、各チャネル独立のコントロールピン、チャンネルごとの高精度な出力監視向け専用ピンを搭載している。これにより、ASIL-B準拠の高い信頼性を持ったシステム構築が可能になる。また、さまざまなシステム要求に対応するために、各出力レベルは、高精度でかつ幅広い電源レベルに対応可能。各電圧レベルは要求仕様に沿って、工場出荷時に設定される。なお、パッケージは40ピンQFN。価格は13ドル。現在サンプル出荷中。
2015年02月24日「ぴあ」調査による2015年2月13日、14日のぴあ映画初日満足度ランキングは、関ジャニ∞の渋谷すばる初の単独主演作『味園ユニバース』がトップに輝いた。2位に人気テレビ番組の“その後”を描く劇場版『テラスハウス クロージング・ドア』が、3位にムーミンの母国フィンランドの製作された『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』が入った。その他の写真1位の『味園ユニバース』は、歌うこと以外の記憶が失われてしまった男が、バンドのボーカルに迎え入れられ、自分の過去と向き合う姿を描いた作品。出口調査では「関ジャニのときとは違った渋谷くんの一面が観られた。歌うシーンが印象的で、存在感があった」「大阪臭い映画だった。ディープでクスッと笑える大阪を体感しつつ、音楽を聴く楽しさもある。大阪に行きたくなった」「ひとりの人間のストーリーがしっかりと描かれていた。渋谷くんは歌唱力が高くて歌に感動した」「過去にとらわれるのではなく、未来を自分の力で切り開いていくというメッセージに共感。元気をもらった」など、10代から60代までの観客からの支持を集めた。2位の『テラスハウス…』は、テレビ番組の最終回でハウスを出た彼らの新たなエピソードが描かれる劇場版。観客からは「てっちゃんの恋の結末がやっと観られた!歴代メンバーのその後がわかり、それぞれが生き生きと過ごしているのをみて嬉しかった」「映画版6人の新しい生活もおもしろくて楽しめた。新メンバー小田部のキャラが魅力的で、少しもめげないのは凄いと思った」「過去のメンバーが集まって振り返るシーンは、映画版ならではのよさがあって印象的」「素直でいつも頑張っているけど、結局いつも失敗してしまうてっちゃんが好き。映画版は短い!もっと観ていたかった」などの感想が寄せられた。(本ランキングは、2月13日(金)、14日(土)に公開された新作映画11本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2015年02月16日「関ジャニ∞」の渋谷すばるを主演に迎えて贈る『味園ユニバース』。大阪を舞台に描かれた本作のヒロインを、『ヒミズ』『私の男』など海外でも高い評価を受けている二階堂ふみが好演するが、この度、二階堂さんの可愛すぎる関西弁を披露する特別映像が公開された。広場で行われていたバンド「赤犬」のライブに、若い男(渋谷すばる)が乱入し、そこは一時騒然となる。しかし、マイクを奪った男が声を放つや、会場は水をうったように静まりかえる。圧巻の歌声!若い男は記憶喪失で自分のことを何も覚えていないという。男の正体と歌声に興味を持った「赤犬」マネージャーのカスミ(二階堂ふみ)は、彼を“ポチ男”と名付け、バンドのボーカルに迎えようとする。しかし、男の記憶に閉ざされた過去には、大きな問題があり…。本作は、歌うこと以外の記憶を失った男“ポチ男”が、バンドやカスミとの出会いをきっかけに、過去の記憶と向き合い、自らを見つめ直す姿を描いた人間ドラマ。『リンダ リンダ リンダ』『苦役列車』『もらとりあむタマ子』など、オリジナリティあふれる青春を描く山下敦弘監督がメガホンをとる。今回公開された映像は、「赤犬」メンバーとカスミがライブの打ち合わせをするなか、遅れてやってきたボーカルのタカアキが、全治二か月の交通事故にあうことで、ポチ男をメンバーとして迎えようとするシーン。その中には、「はよ、曲決めてよ」「え!何!?」「歌え、ポチ男!歌わへんなら飯ぬく」と、二階堂さんのキュートな関西弁が炸裂。実は二階堂さんが関西弁に挑戦したのは本作が初!自身も苦労したと語る関西弁だが、本作をいち早く観た大阪出身のマスコミ関係者からは「まったく違和感がない」という絶賛の声が多数あがっているという。また、表面的に気が強いカスミのキャラクターが伝わる萌えポイントとなるのが、本映像のラストのカスミがタカアキを蹴るシーン。思わず笑ってしまう一幕だ。「赤犬」が笑いをもたらす重要なポジションで出演していることも分かる今回の映像。渋谷さんと二階堂さんに加えて、「赤犬」の絡みでどう笑わせてくれるのか楽しみにしたい。『味園ユニバース』は2月14日(土)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:味園ユニバース 2015年2月14日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2015『味園ユニバース』製作委員会
2015年02月13日東芝は1月28日、ARM Cortex-M4Fコアを搭載したマイコン「TX04シリーズ」の新製品として、DCブラシレスモータを2個同時に制御可能で、シリアルインタフェース規格であるCANを搭載した「TMPM475FDFG」と、CANが非搭載の「TMPM470FDFG」2品種を発表した。近年、家電や産業分野向けのモータアプリケーションでは省エネルギー化がますます進んでいる。それに伴い、モータを高効率に運転するためのベクトル制御においても、より高い処理性能が求められている。同製品は、高性能なARM Cortex-M4Fコアにより最大動作周波数120MHzを実現している。さらに、プログラマブルモータドライバ、12ビットA/Dコンバータ(ADC)およびベクトルエンジンを2ユニット搭載し、1つのマイコンで2個のDCブラシレスモータの同時制御と高効率運転を可能にする。また、「TMPM475FDFG」では産業分野でニーズの高いCANを搭載しており、家電から産業分野向けの幅広いアプリケーションシステムの実現に貢献するとしている。なお、パッケージは14mm角で0.5mmピッチのLQFP100。価格は「TMPM470FDFG」が700円、「TMPM475FDFG」が800円。2月上旬よりサンプル出荷を開始する。
2015年02月03日ケースレーインスツルメンツは、出力850WのハイパワーなDC電源「2268」シリーズを発表した。同シリーズは、同社の電源ラインアップで最も大きな電力が得られる電源でありながら、高密度の自動テストシステムの構築においてスペースが節約できる小型・軽量サイズとなっている。具体的には、全6機種がラインナップされており、20V/42Aから150V/5.6Aの機種までまざまな電圧、電流の出力が選択できる。また、大きなシステム構築の場合と同様の機能を備えながら、1Uの高さ、ハーフ・ラックの幅と小型・軽量を実現している。ハーフラックを採用して760W以上を出力できる製品は、同シリーズのみであるという。さらに、LAN、USB、GPIB、RS-232、RS-485といった5種類のデジタルインタフェースを標準で装備しているため、アプリケーションに最適なインタフェースを選択することができる。しかも、15Vと5Vのアナログ制御出力を備えているため、リレーを制御したり、テストフィクスチャやコンポーネントハンドラとのインタフェースにも使用できる。加えて、テストシステムに機器を追加する必要がない。アナログ信号で電源出力を制御するようなアプリケーションの場合、絶縁アナログ入力により、存在的なグランドループを最小にすることができる。他社製品にはこういった機能はないという。この他、オートシーケンスプログラムモードにより、コマンドリストを実行することができる。複数のコマンドはダウンロードして電源のメモリに保存でき、コントローラからの1つのコマンドで実行できる。さらに、プログラムは特定の回数または連続して繰り返すことができる。また、PCバスを経由して個々のコマンドを送る際に発生する遅延を防ぐことができ、テスト時間の短縮につながるとしている。なお、価格は27万4000円(税抜き)。
2015年01月19日Keysight Technologiesの日本法人であるキーサイト・テクノロジーは1月19日、ハイパワーDCアプリケーション用ラック・システム電源を発表した。同ラック・システム電源では、オートレンジDC電源「N8900」シリーズを6台まで並列に組み込み、最大90kW、最大電圧1500V(電流180A時)、最大電流3060A(電圧80V時)を供給可能な単一大容量電源として構成することができる。これにより、面倒なシステム設計を行うことなく、大容量アプリケーションに最適な電源ソリューションを簡単に構築できる。一方で、試験用のハイパワー電源システムを設計する際に、高電圧に対応できるようにシステムのデザイン、デバッグ、安全性などの課題を考慮しなければならない。同ラック・システム電源は使用するパーツも含め、ハイパワーに対応しながら、ラックの背面にはプラスチック製の安全カバーが付属するなど、安全面の課題も解決している。さらに、オートレンジ機能により、広範囲の電圧でフルパワー出力を実現できるのに加え、ラック・システム電源内の1台の電源がマスター電源となり、各電源との通信やラック・システムとの通信が行える。この他、インタフェースはLAN(LXI Core)、USB、GPIBを使用でき、すべてシステムに標準装備されている。なお、価格は、208 VAC入力モデルが211万7150円(税抜き)から、400 VAC入力モデルが200万2727円(税抜き)から。出荷開始時期は、400 VACモデルが2月、208 VACモデルが6月となっている。
2015年01月19日ON Semiconductorは、力率改善(PFC)制御を搭載した2つの高性能LED照明用オフラインAC-DCドライバを発表した。「NCL3008x」ファミリに加わった「NCL30085/6/8」の3品種は、高い力率を必要とする最大60Wのシングルステージ設計に対応している。また、「NCL30030」は、既存のソリューションを拡張したものであり、低い光振動と幅広いLED順電圧バリエーションを必要とする高電圧(最大150W)の2ステージトポロジーをサポートしている。「NCL30085/6/8」は、力率改善電流制御アルゴリズムを使用することで、フライバック、バックブーストおよびSEPICトポロジーに適したものになる。また、擬似共振モードで動作することにより、幅広いラインおよび負荷レベルで最適な効率性を実現できる。さらに、独自の制御方法を用いることにより、一次側からのみ電流を通常2%以内で細かく制御できる。そして、3品種のうち、「NCL30088」は非調光型である。「NCL30086」は、平均LED電流を制御するシングルインプットによりアナログおよびパルス幅変調(PWM)調光をサポートして、スマート調光を可能にする。「NCL30085」は、70%、25%、5%の3段階のログステップ調光をサポートする。これにより、ACスイッチのオン・オフを切り換えてコントローラに信号を出し、LED電流ポイントを下げることで照明の出力を削減する。3品種は、すべてユーザーによる設定が可能な電流サーマルフォールドバックの仕組みを備えているため、過熱を防止すると同時に、メーカーは長寿命を保証することができる。なお、パッケージは「NCL30085/8」がSOIC-8、「NCL30086」がSOIC-10。価格は1万個単位で0.35ドルから。もう一方の「NCL30030」は、2ステージPFCコントローラと擬似共振フライバックコントローラを備え、中電力および高電力のLED照明アプリケーションに最適化されており、低ベイ、高ベイ、街灯など商業用の照明に最適である。さらに、独自のマルチプライヤアーキテクチャを使用することにより、低い高調波歪みと100%に近い力率を達成すると同時に臨界モード型(CrM)で稼働する。そして、SOIC-16パッケージで提供され、高電圧用に間隔を空けるために1個のピンが取り外されている。価格は1万個単位で0.65ドルから。
2014年12月18日Texas Instruments(TI)は12月2日、DC結合アプリケーションに高いAC性能を提供し、システム性能を向上する2つの完全差動アンプ(FDA)「LMH3401」と「LMH5401」を発表した。LMH3401はゲインが16dBで、類似FDA製品と比較して、性能の向上と同時に、サイズと消費電力の各30%低減を可能にするほか、16dBゲイン時に7GHzの-3dB帯域幅、18,000V/μsのスルーレート、500MHz時に-77dBcの高調波歪み特性を提供する。一方のLMH5401は、6dB以上のゲインに設定可能で、12dBゲイン時に6.2GHzの-3dB帯域幅を提供するほか、17,500V/μsのスルーレート、200MHzで-90dBcの高調波歪み特性と-90dBcのIMD3特性などの性能を提供するという。なお、2製品ともに2.5mm角の14ピンQFNパッケージで供給され、1000個受注時の単価(参考価格)は、LMH3401が8.95ドル、LMH5401が7.95ドルとなっている。また、2製品の評価モジュールも、それぞれ単価(参考価格)149ドルで供給だという。
2014年12月02日TDKは11月4日、超小型マイクロDC/DCコンバータ「B30000P80」シリーズを発表した。同製品は、実装面積が2.9mm×2.3mm、高さが1mmであり、小型基板に6MHzの電源スイッチを埋め込んだ一体型電源モジュールでは、従来のディスクリート品と比べ、実装面積を最大で35%削減でき、省スペース化を実現しているという。また、同シリーズは2.2V~5.5Vの入力電圧で、1.10V~2.80Vの8品種の出力電圧がラインアップされており、最大出力電流は600mAとなっている。さらに、過負荷・過熱保護機能を備え、過熱検出時には自動的に電流を遮断する。そして、コンバータは主にバッテリ駆動デバイスに搭載されるため、変換効率が重要になるが、92%という高効率変換を達成している。加えて、イネーブル入力機能によるオンオフ制御が可能で、オフ時の待機電流は1µA以下と、消費電力を大幅に低減する。また、軽負荷時は、PFM(パルス周波数変調)制御による節電モードで運転し、自己消費電流もわずか24µAと低電力を実現している。この他、負荷過渡応答特性にも優れているのに加え、リップル電圧・電流が低く、軽負荷であればフィルタの追加も不要であるとしている。これらにより、ウェアラブルデバイスやスマートウォッチ、WLAN、GPS、Bluetoothなどの関連機器への搭載に適しているという。高効率であるため、カメラやセンサモジュール、光モジュール、メモリカード、その他のバッテリ駆動デバイスにも搭載できるとしている。
2014年11月05日「関ジャニ∞」の渋谷すばるが単独・映画初主演に挑む『味園ユニバース』。この度2015年2月14日(土)に公開することが決定。それに併せ、11月1日(土)より公式サイトにて予告編が公開、その内容も明らかになった。大阪。広場で行われていたバンド「赤犬」のライブに、若い男が乱入し、そこは一時騒然となる。しかし、マイクを奪った男が声を放つや、会場は水をうったように静まりかえる。圧巻の歌声!若い男は記憶喪失で自分のことを何も覚えていないという。男の正体と歌声に興味を持った「赤犬」マネージャーのカスミは、彼を“ポチ男”と名付け、バンドのボーカルに迎えようとする。しかし、男の記憶に閉ざされた過去には、大きな問題があった――。『苦役列車』『もらとりあむタマ子』など、オリジナリティ溢れる青春を描くことに定評のある山下敦弘監督がメガホンをとる本作。傷だらけで、歌しか記憶のない、過去を失った男に渋谷さん、過去にとらわれ、時間が止まったままの女には、11月に公開を控える『日々ロック』にも出演する二階堂ふみが好演する。そのほか、ポチ男の記憶喪失を最初に診断する、女医マキコ役には、約9年ぶりの映画出演となる鈴木紗理奈、ポチ男の過去に深くかかわる狡猾なチンピラ・タクヤ役に、人気お笑いコンビ「天竺鼠」川原克己、そして大阪を活動拠点にする実在のバンド「赤犬」のメンバーと個性的なキャスティングが実現した。今回公式サイトにて公開される予告編は、傷だらけの渋谷さんが和田アキ子の「古い日記」を熱唱するシーンから始まる。その後、二階堂さんと感情をぶつけあうシーンや、タイトルにもなっている味園ビルの中に入ったライブ会場「ユニバース」で「赤犬」メンバーと楽しそうに歌うシーン、さらには殴り殴られといったカットまでが入っており、見どころ満載の内容となっている。さらに、この予告編では、渋谷さんが歌う主題歌2曲「ココロオドレバ」「記憶」も聴くことができる。「ココロオドレバ」は、POPな歌の中にポチ男のココロの変化が見え隠れする重要な1曲。「記憶」は映画全体と向かい合ったアンサーソングで、記憶の中にある葛藤を歌う等身大の1曲となっている。また、11月22日(土)からは、一部を除く全国の上映劇場で『味園ユニバース』特製クリアファイル付きムビチケ/劇場前売り鑑賞券の発売開始も予定とのこと。『味園ユニバース』は、2月14日(土)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月31日関ジャニ∞の渋谷すばるが主演し、二階堂ふみが共演する映画『味園(みその)ユニバース』の予告編映像が明日11月1日(土)の0時に映画公式サイトで解禁されることが発表になった。映画のタイトルになっている“味園”は、大阪の千日前にある飲食店や宴会場、マッサージなどが入る歓楽ビル。そこにある“ユニバース”はかつてキャバレーだった場所を貸しホールにしており、ライヴ会場としても使用されている。映画は、ある広場でバンドがライブをしていると、記憶のない男(渋谷)が乱入してきたことから、バンドとマネージャーのかすみ(二階堂)は、“ポチ男”とあだ名をつけた謎の男と行動を共にするようになり、ポチ男はやがてバンドのボーカルを務めながら、失われた過去に迫っていく。明日公開になる予告編は、渋谷が傷だらけで『古い日記』を熱唱するシーンや、二階堂との共演シーンなどが登場するそうで、映像には渋谷が歌う主題歌『ココロオドレバ』と『記憶』が流れるという。『ココロ…』は渋谷演じるポチ男の心の変化が見え隠れする楽曲で、『記憶』は記憶の中にある葛藤を歌った楽曲で、2曲が作品の中でどのような位置をしめるのかも気になるところだ。なお、11月22日(土)から全国の劇場で本作の特製クリアファイル(A4/全国限定25000セット)付きムビチケ/劇場前売り鑑賞券の発売が予定されている。『味園ユニバース』2015年2月14日(土)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー
2014年10月31日池田泉州DCと三菱UFJニコスはこのたび、池田泉州DCの法人顧客向けクレジットカードで最上位クラスとなる「池田泉州DCカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」の発行で合意、24日に会員募集を開始した。池田泉州銀行グループの池田泉州DCは、「DCカード」ブランドのカード業務を三菱UFJニコスに委託しており、既に法人顧客向けに「DC法人カード(一般・ゴールド)」を発行している。このたび、両社はこの法人カードのラインアップに、グローバルなネットワークとT&E(トラベル&エンターテインメント)分野の充実したサービスに定評があるアメリカン・エキスプレスのブランドで、ワンランク上の特典やサービスを備えた"プラチナ"仕様の新カード発行を決めたもの。新カードの主な特徴は、利用者(経営者や役員・部長級等)による出張や接待、消耗品購入などの代金の支払いに便利で、法人口座から一括引き落としとなるため、経費精算の合理化が図れること。なお、具体的な特典として、オフィス用品や宅配便、レンタカーなどの優待サービス「ビジネス・アドバンテージ」や「WEB明細データダウンロードサービス」を付帯しているという。また、プラチナならではのサービスとして、海外出張で役立つ各種予約代行などの「プラチナ・コンシェルジュサービス」、空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」のほか、「手荷物空港宅配サービス」などが付く。さらに国内厳選のレストランの所定コースメニュー1名分が無料(複数人で利用の場合に限定)になるグルメ優待などを用意しているという。新カードは、MUFGカードブランドの「提携カード方式」で発行し、会員募集を池田泉州DCが、入会審査や発行業務などを三菱UFJニコスが担う。なお、三菱UFJニコスが2011年12月から発行している法人カード「MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」の仕様やスペック(機能・特典等)を採用している。
2014年10月27日セレクトショップ「ナノ・ユニバース(nano・universe)」は創業以来初のテレビコマーシャルを制作し、10月4日から全国放映を開始する。今回制作されたCMはメンズバージョン、ウィメンズバージョンの2本。東京カジュアルをベースに、イギリス、フランス、イタリアなどのヨーロピアントラディショナルを織り交ぜた、大人の洗練された装いを提案している。メンズバージョンは歴史ある美しい街並のロンドンが舞台となっており、英国のロックバンド、オアシス(Oasis)の名曲「ワンダーウォール」を、ウィメンズバージョンは反射する光が美しい水の都ヴェネチアを舞台とし、イタリアを代表するディーバ、フィリッパ・ジョルダーノ(Filippa Giordano)の「ハバネラ」を、それぞれCMソングに起用した。監督を務めたのは、嵐やMr.Childrenらのミュージックビデオ、「リーバイス」やアクエリアスの広告を手掛けた柿本ケンサク。CMは、ナノ・ユニバース公式サイト、YouTubeからも閲覧可能。ナノ・ユニバース ショップ デジタルサイネージ、全国各地の街頭ビジョンでも放映される。また、CMのオンエア期間中ある10月25日から28日の4日間、オアシス史上初の展覧会「CHASING THE SUN : OASIS 1993-1997 #あなたにとってのオアシスとは」が、ラフォーレミュージアム原宿で開催される。同展は、オアシスが世界的人気を確立していく上で最重要期間となった1993年から97年までを振り返るプロジェクト「チェイシング・ザ・サン」の一環として、4月にロンドンでスタートしたものだ。
2014年10月03日IDC Japanは10月1日、国内データセンター(DC)サービス市場の予測を発表した。同発表によると、2014年の国内DCサービス市場は前年比8.2%増の9682億円となる見込みで、2013~2018年の年間平均成長率は6.6%になると予測している。自社サーバルームから事業者DCへシステム移設する事例や、既存DCから耐震性能の高いDCへのマイグレーション事例が増えたことが主な要因とする。またオンラインゲーム、映像配信、SNS、ネット通販などの「ネットビジネス」市場成長に合わせてサーバ能力が増強されていることも、DCサービス市場の拡大に寄与しているという。DCサービスをサーバ設置スペースを顧客に貸し出す「コロケーション」と、DC事業者が所有するサーバを顧客に貸し出す「ホスティング」の2種類に分けた場合、成長率が高いのはホスティング。ホスティングには、近年急速に利用が拡大しているクラウドサービスの一部が含まれており、特に業務システムのサーバで利用されるケースが増えている。なお2014年の国内市場シェア内訳を見ると、SI事業者/ITベンダーのシェアが64.7%、通信事業者のシェアが20.8%、DC専業事業者のシェアが14.5%。このうち2014年に売上拡大が最も顕著なのは、クラウドIaaSビジネスの急成長が特に著しいDC専業事業者で、IDC Japanは2014年の前年比成長率が13.7%になると予測している。2012年から2013年にかけて国内で大規模なDC新設/増設が相次いだため、DCサービス市場では競争が激化。サービス価格や設備仕様/サービス品質に関する顧客企業の要求は厳しくなる傾向にあるという。同時に建設コストの上昇や電気料金の上昇により、DCの設備投資や運用コストの金額が膨らんでいる。IDC Japan ITサービス リサーチマネジャーの伊藤未明氏は「競争激化と事業コスト上昇によって、DC事業者はこれまで以上にサービス差別化と価格競争力強化が求められる」と分析している。
2014年10月01日村田製作所は9月29日、次世代高速通信用小型基地局(スモールセル)向けを主とした2×4インチサイズ(50.8×101.6mm)の標準AC/DCコンバータ「MVAD160-125/245/485」3品種を発表した。2015年1月から量産を開始する。急増するモバイルトラフィックへの対応として、スモールセルと呼ばれる小型基地局の増強が注目されている。スモールセルは、基地局のカバーエリアを小さくして、1つのセルが収容するユーザー数を少なくすることで端末1台あたりのデータ容量拡大を図るものである。今後は、マクロセル(従来の携帯電話基地局)に代わり、スモールセルが街中に設置され、通信インフラとして重要な市場を形成することが見込まれている。今回、このスモールセルに要求される、屋外設置に耐えられる動作温度の広範囲化と、基地局の小型化に対応する小型・高効率を実現した標準AC/DCコンバータを商品化した。同製品は、コンダクションクーリングによる積極的な筐体放熱に適した部品レイアウトにより-40℃~+85℃の動作温度範囲と、トランス構造を一から見直した回路の最適化により、93%の電力変換効率を実現した。また、「MVAD160-125/245/485」のメイン出力電圧はそれぞれ12V、24V、48Vで、無負荷時の消費電力は3品種とも0.3W未満となっている。
2014年09月29日JR西日本は9月14日から12月13日まで開催される「和歌山デスティネーションキャンペーン」(和歌山DC)に合わせ、自己充電型バッテリー車両「Smart BEST」を使用する新たな観光列車を運行する。「Smart BEST」が営業運転を行うのはこれが初めてとなる。「Smart BEST」は、近畿車輛が開発した非電化路線向けの充電型バッテリー電車。最小限の充電用小型ディーゼル発電機と大容量バッテリーを搭載し、車両搭載の発電機で充電したバッテリーからの電力を主体に、モーターを駆動させて走行する。これまでJR西日本・JR四国管内で走行試験を行ってきたが、営業運転を行うのは今回が初となる。運転区間は、西日本でも屈指の美しい海岸線が楽しめるきのくに線(紀勢本線)新宮~串本間。運転区間の約4分の1を占める海岸線の眺めを堪能してもらうため、海側の座席はすべて窓向きに設置するという。発電・充電状況を表示するエネルギー表示ディスプレイや、観光情報などを放映する大型ディスプレイも車内に設置。観光イベントやおもてなしを実施するためのイベントスペースも設けられる。外観には、海外でも人気の「ハローキティ」が紀南エリアの観光地を紹介するイメージのラッピングを施す。2両編成で、定員は48名の予定(全席指定席)。列車名については、公募の実施の有無も含め、後日発表となる。「Smart BEST」による観光列車は、和歌山DC期間中の土休日(計33日)に、快速列車として1日4本を運転する予定。運転時刻は、新宮駅発が9時30分頃と13時頃。串本駅発が11時頃と15時頃。途中、那智駅、紀伊勝浦駅、湯川駅、太地駅、古座駅の各駅に停車する。所要時間は約1時間30分となる見込み。営業運転前の展示会や試乗会も計画されており、JR西日本では内容が決まり次第、発表するとしている。
2014年02月12日知花くらら、森理世ら人気モデルを多数輩出している美の祭典『2013 ミス・ユニバース・ジャパン』の最終選考会が4日、都内で開催され、三重代表として参加したモデルの松尾幸実さん(25)が2013年日本代表に選出された。アマチュアで漫画を描いているという漫画家の卵・松尾さんは「日本の漫画を世界中の子どもに伝えたい」と、日本が誇る文化発信に使命感を燃やした。【写真】艶やかなドレス姿で会場を魅了したファイナリストの個別ショット各地区から勝ち上がったファイナリスト42名の中から選ばれた松尾さんは、カメラマンから多くのフラッシュを浴び「うわ~、気持ちいい」と会心の笑み。心境を聞かれ「達成感よりも使命感でいっぱいです」とハツラツとした声で答えた。小学5年生の時に漫画を描くことにハマったという松尾さんは、現在地方雑誌などで4コマやイラストを描いたりと勉強中。日本代表に選ばれ、この先控えるミス・ユニバース世界大会に向けて「漫画家という肩書きを背負いながら世界のステージに立つ女性って前代未聞じゃないですか!?世界にはきっと面白い人がたくさんいますよね?世界にネタを探して、ついでに頂点とってきます」と声を弾ませた。身長173センチで美貌と抜群のスタイルを持つ松尾さんだが、プライベートは「25年間彼氏作ったことない。いつも片思いだった」といい、「恋しないと。恋愛しないと!」と意気込み。好きなタイプは「漫画で言うと『HUNTER×HUNTER』のレオリオ。芸能人で言うと福山雅治さん。いつか会えたら」とラブコールを送っていた。女性の基準となるようなオピニオンリーダーの創造を目指す同祭典は、外見の美しさだけでなく、知性・感性・人間性・内面・自信の5つを審査。この日はダンスパフォーマンス、水着、ウォーキング審査などが行われた。会場には2012ミス・ユニバース・ジャパンの原綾子も登壇した。“美のワールドカップ”といわれるミス・ユニバースは1952年に発足され、日本代表は発足当初より参加。1959年に児島明子、2007年に森が世界一に輝いている。
2013年03月04日『2012 ミス・ユニバース世界大会』最終審査が20日(現地時間19日)、米ラスベガスで開催され、日本代表の原綾子さん(24)はTOP16に残れず入賞を逃した。【写真】世界大会で着用した衣装は背中チラリの“振袖風衣装”世界89ヶ国・地域の代表からTOP16に選ばれたのはベネズエラ、トルコ、フランス、ペルー、ロシア、メキシコ、ポーランド、ハンガリー、南アフリカ、フィリピン、クロアチア、ブラジル、コソボ、オーストラリア、インド、アメリカの各国代表。ミス・ユニバースにはアメリカ代表のオリビア・カルポ(Olivia Culpo)さんが選ばれた。
2012年12月20日中学1年生とは思えない!ミス・ユニバース・ジャパンの妹版の位置付けにあるミスコンテストとして昨年から開催されている、ミス・ティーン・ジャパンの決勝大会が16日、東京都内で開かれ、中学1年生のトラウデン直美さんが、見事グランプリの栄冠を獲得した。父親がドイツ人というハーフの彼女は、中学1年生とは思えない大人びた雰囲気をもつ美女。艶やかなロングヘアと、彫りの深い顔立ちが特徴だ。応募総数4876人のなかから選ばれたグランプリ。全国5都市で開催された地方大会を通過した12人が、この日の決勝大会には顔をそろえ、それぞれに美を競い合った。アンバサダーの押切もびっくりトラウデン直美さんは現在京都在住で、趣味は乗馬という。大会には叔母と母親の推薦で参加したそうで、この日の決勝会場にも駆けつけてくれており、彼女はそうした家族に、グランプリ受賞を受けて、ありがとうと目を潤ませながら感謝していたそうだ。外見だけでなく、内面も大人っぽいトラウデンさんに、同大会の応援アンバサダーを務めた、人気モデルの押切もえもおおいに驚いていたという。見事グランプリに輝いたトラウデン直美さんは、17日、押切らも参加するファッションイベントの「東京ランウェイ」に登場。人気ファッションモデルや豪華ゲストらに交じって、イベントを華やかに彩り、ランウェイデビューを果たした。まさに即日のデビュー。今後の活躍も注目されるところだ。元の記事を読む
2012年09月18日JR北海道函館支社は、「急行北海道DC号で行く青函トンネル吉岡海底見学と道南魅力発見プレミアムツアー」を発売した。7月より展開してきた北海道デスティネーションキャンペーンのクロージング企画として実施する札幌発着の2泊3日ツアー(1日目は車中泊)。同ツアーでは、機関車牽引の客車列車による急行「北海道DC号」に乗り、札幌駅から函館へ移動。函館駅で特急「スーパー白鳥」に乗り換え、青函トンネル内の吉岡海底駅で下車し、JR北海道社員の案内でトンネル内を見学する。お土産として、青函トンネル内で熟成された「はこだてワインWしばれワイン 白」(ハーフボトル)が1人1本もらえる。昼食には各地の名物が用意されており、2日目は松前町名物の松前まぐろの刺身と郷土料理、3日目は鹿部町名物のタラコが食べ比べで味わえる。このほか、当別トラピスト修道院や北海道唯一の国宝「中空土偶」が展示されている函館市縄文文化交流センター、ラムサール条約に登録されている大沼国定公園などの名所を巡り、北海道南部の魅力を堪能する。2日目の夜には函館山からの夜景見学も楽しめる(無料オプション・要予約)。旅行代金は5万5,400円~6万6,200円。募集定員は80名で、中学生以上は1名より申し込み可能。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月29日三菱UFJニコスは、DCカードのテレビコマーシャルとして、俳優の中井貴一さんと人気子役の本田望結さんが共演する「新キャラ登場」編を製作し、5月31日から全国で放映すると発表した。CMの内容は、平成3年の初登場からDCカードのCMでおなじみの”トリオ”、中井貴一さんと”カッパとたぬき”の4年半ぶりの再会に、テレビでお馴染みの人気子役、本田望結さんがウェディング姿で花を添え、”信頼の一枚、DCカード”を訴求するストーリー。今回の本田望結さんの登場で、DCカードのイメージキャラクターとして、”カルテット”が誕生した。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月01日JR北海道は18日、「北海道デスティネーションキャンペーン」(以下、北海道DC)開催に合わせた夏の臨時列車の概要を発表した。北海道DCの開催期間は7月1日から9月30日まで。オープニングを飾る列車として、「昔懐かしい汽車旅」をコンセプトに、DD51形機関車牽引、客車5両(14系座席車3両、24系寝台車2両)の急行列車が登場する。7月1日は函館~札幌間で急行「北海道一周ニセコ号」が運転され、長万部駅から「山線」を経由して蘭越駅、ニセコ駅、倶知安駅、小樽駅に停車する。翌2日は、札幌~釧路間を滝川駅経由で走る「北海道一周狩勝号」を運転。3日は釧路駅から釧網本線・石北本線経由で札幌駅へ向かう「北海道一周大雪号」を、4日は札幌~函館間を千歳線・室蘭本線経由で走る「北海道一周エルム号」を運転する。各列車とも全車指定席で、寝台車も普通車指定席として扱う。7月の3連休には急行「まりも」も復活。客車5両(14系座席車3両、24系寝台車2両)をDD51形が牽引する。20日は札幌駅から釧路駅まで石勝線経由で運転し、寝台車はB寝台として発売。22日は釧路駅から札幌駅まで滝川駅経由で運転し、こちらは全車指定席(寝台車も座席扱い)となる。また、8月6日~31日には、「山線」経由で函館~札幌間を結ぶ特急「ヌプリ」も登場。根室本線釧路~根室間、通称「花咲線」では7月21日~8月31日、快速「北太平洋 花と湿原号」(詳細は本誌既報の通り)が運転される。その他、「旭山動物園号」「富良野・美瑛ノロッコ号」「くしろ湿原ノロッコ号」「SL函館大沼号」など、毎年おなじみの観光列車も運転される予定だ。9月末には、北海道DCのクロージングに合わせて客車急行列車が再登場。客車5両、DD51形牽引で、札幌発函館行が9月28日に、函館発札幌行が9月30日に運転される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月19日「2012ミス・ユニバース」の日本代表は宮城県代表の原綾子さんに決定日本代表に選ばれたモデルの原綾子さん(24)は仙台市出身。彼女の愛くるしい顔と抜群のプロポーションは周囲を圧倒した。仙台市出身の原さんは「昨年、東日本大震災があり、東北にはまだまだ支援が必要。そのことを世界に訴えたい」と話し、次の目標である12月開催の世界大会に意欲を燃やす。募金イベントに参加原さんは、5日に開催されたSAKURA募金イベント「日本版Pink Tie Party」にミスユニバース日本代表として初参加、「まだ被災地の復興には時間がかかるというのを今年3月11日の追悼式に行ったときに感じました。ミス・ユニバース日本代表として世界に発信することのできる立場にあるので、世界中の人々に支援を呼びかけたい」と、コメントした。(毎日キレイより)原さんがAKB48を卒業すると発表した前田敦子に似ているかどうかは意見が分かれるかも知れないが、共通点は今一番輝いている女性だという事ではないだろうか?元の記事を読む
2012年04月07日地方大会優勝者と合わせ、最終26人が出そろう「2012ミス・ユニバース・ジャパン(MUJ)ファイナリスト選考会&発表会」が11日、東京都内・青山ベルコモンズ・クレイドルホールで開催され、ファイナリスト9人が決定。これで、すでに選出されている地方大会の優勝者17人を合わせ、最終選考会に進むファイナリスト26人が出そろった。「ミス・ユニバース」は1952年に始まった世界でも最も歴史のあるコンテスト。世界中から集結した美が競われる大会だ。その日本代表を選ぶ「ミス・ユニバース・ジャパン」は、外面のみならず、内面から輝く、世界に通用する美女をプロデュースし、成長プロセスも追っていく祭典となっている。美の競演!まだまだつづく美を磨く日々この日は、11年日本代表の神山まりあも出席。後輩たちにエールを贈るとともに、審査員として参加した。選考会では、各地方大会上位入賞者と東京オーディション通過者の計44人が登場。スポーティーな衣装でのウォーキングと自己紹介による1次審査、「グラマラス・ビューティー」をテーマとした2次審査と審査が重ねられ、最終的に上位9人が選ばれた。思い思いの美を最大限に引き出し、華やかなドレスに身を包んだファイナリスト26人は、来年2012年4月1日に大阪で開催が予定されている最終選考会に向け、今後さまざまなトレーニングやレッスンを受けていくことになる。より磨き抜かれた美の競演が期待される。元の記事を読む
2011年12月13日アンゴラとしては初の栄冠ブラジル・サンパウロで現地時間12日、ミスユニバース2011が決定した。1位に輝いたのは、アンゴラ代表のLelia Lopes。アンゴラ代表としては初の栄冠であり、1999年以来アフリカでは4人目、黒人女性では初の1位の座を手にした。88人の世界各国美女のトップに輝いた彼女。受賞後のインタビューでは、女性の内面の美しさをこそ“美”として語ったその姿は、とても輝いて見えた。トップ10ほか、いずれおとらぬ美しさで会場を魅了1位はこうしてアンゴラ代表となったが、ファイナリストはみなさすがにグローバル級の美女。会場はそれぞれに輝く美しさで華やかに彩られた。2位はウクライナ代表が獲得。前評判の高かったOlesia Stefankoだったが惜しくも僅差で次席となった。3位は、開催国のブラジル代表が健闘。4位はフィリピン代表、5位は中国代表となった。例年強豪のプエルトリコ、ベネズエラ、USA代表は、それぞれ13,14,15位とトップテンから外れる結果となったが、今年も美の究極を感じさせてくれるイベントとなったことは確かだ。元の記事を読む
2011年09月14日エリカ・アンギャルの「恵比寿 de 美活」9月25日にミスユニバース・ジャパンの公式栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルによる「恵比寿 de 美活」セミナーが東京都渋谷区の恵比寿ガーデンプレイスで行われる。セミナーは、「美しさは知ることから始まる」「何を食べるか?いかに食べるか?」「胡麻の魅力」「本物の美はライフスタイルから創られる」などの内容が語られる。エリカ・アンギャルはオーストラリアのシドニー出身でオーストラリア伝統的医薬学会(ATMS)の会員にもなっている。日本在住は合計15年になり、「世界一の美女になるダイエット」の著者でもある。2004年からはミスユニバース・ジャパンの公式栄養コンサルタントに抜擢され、ファイナリストたちの栄養指導をしてきている。「恵比寿 de 美活」は恵比寿ガーデンプレイスで9月25日13:30から15:00までの90分開催される。定員は300名で参加費は2000円になる。元の記事を読む
2011年09月11日日本人の足をこそ美しく☆2007年のミスユニバース、世界一の美女の栄冠を手にした森理世。現在はモデルとして、ダンス&ビューティーの指南役として活動するほかチャリティ活動にも熱心で、まさに総合美の提唱者として幅広く活躍中だ。そんな彼女がプロデュースした「ミスユニバースティアラビューティーパンツ」が8月30日、発売開始された。このパンツ、ミスユニバースの王冠やティアラをイメージしたきらきらのラインストーンデコレーションがおしゃれな美脚パンツで、少しO脚気味なことの多い日本人特有の脚の形をうまくカバーしてくれるところがポイント。ストレッチ素材なので、楽に履きこなせつつ、セクシーにカッコよく見せられるところがうれしい。開発期間6カ月以上!まさにこだわりの限定パンツ森理世本人が一からこだわって作り上げたそうで、開発から完成に至るまでなんと6ヶ月以上という期間を費やしたそう。まさにこだわりのアイテムで、彼女も発売開始日30日の自身のブログで、大きな喜びを伝えている。動きやすいデザインなので、ダンスウェアやトレーニングウェアとしてもおすすめなのだとか。ウエストはくびれて脚は長く美しく見えるので、これでトレーニングすれば注目の的かも☆ルームウェアや旅行のお供に、自慢できるリラクシングウェアとしても重宝しそうだ。美しく、健康にという願いを込めて制作された究極の美脚パンツ。個数限定ということなので、気になる人は早めに手に入れて。元の記事を読む
2011年09月01日