また、自社ECサイト「STRIPE CLUB」では、12月1日(金)より予約販売を実施しています。オケージョンはもちろん、通勤コーデや日常のワードローブにも映える7アイテム30〜40代女性のユーザーを中心とするGreen Parksでは、卒入園を控えるママ向けアイテムのニーズに応えるべく、品質・シルエット・洗練されたエレガントなデザインで定評がある「ef-de formal」の、特別なオケージョンアイテムを今年の春に販売。ママ層を中心に多くのユーザーから好評を得て今回、第2弾のコラボが決定しました。第2弾では大切な“ハレの日”はもちろん、通勤や日常のワードローブとしても使いやすい、洗練された7アイテムを展開します。今回のコラボでは、品質やデザインのクオリティはもちろん、Green Parksだからこそ提供できる求めやすい価格で用意。オケージョン需要で人気の高いツイード調のノーカラージャケットは、ダーツ切り替えでウエストラインをすっきりさせたコンパクトシルエット。フォーマルな場面においてリッチな雰囲気に仕上げてくれるアイテムです。セットアップでも着用できるカラーレスジャケットとテーパードパンツは、前回から「より女性らしいシルエット」にアップデート。ストレッチ素材を使用し、シルエットにこだわりながらも動きやすさも重視したアイテムとなります。そのほか、1枚で着映えするワンピースや体型カバーもできるブラウス、オンオフともに活躍するプリーツスカートなど、洗練された大人アイテムをラインアップしています。大切な日はもちろん、日常を華やかさをプラスしてくれる「ef-de formal」のGreen Parks限定コレクション。この機会にぜひ、楽しんでみてはいかがでしょうか。Green Parks 「ef-de formal」限定コレクション 商品詳細・「ef-de formal ツイード調ノーカラージャケット」価格:8,490円サイズ:M/Lカラー:OffWhite/Navyクルーネックのツイード調ジャケット。ダーツ切り替えでウエストラインをすっきりさせたコンパクトシルエット。パンツスタイル、スカートスタイル、ワンピーススタイルにも合わせやすく、フォーマルな場面においてリッチな雰囲気に仕上げてくれるアイテムです。・「ef-de formal フィット&フレアワンピース」価格:7,990円サイズ:M/Lカラー:GrayBeige/DarkNavyフィット&フレアーシルエットのクラシックなワンピース。7分袖のフレアーシルエットが上品です。セットインでジャケットも羽織りやすく、ウエスト切り替え位置を高めに設定し、スタイルアップ効果もあり。・「ef-de formal ペプラムブラウス」価格:5,490円サイズ:M/Lカラー:GrayBeige/DarkNavyボリューム袖がポイントのペプラムシルエットブラウス。シルエットがキレイにでる中肉のジョーゼット素材を使用。ラウンドを付けたウエストの切り替えラインは、ウエストをシェイプ&ヒップを隠してくれるスタイルアップ効果も。・「ef-de formal カラーレスジャケット」価格:7,990円サイズ:S/M/Lカラー:GrayBeige/DarkNavyカラーレスタイプのジャケット。きちんと感があり、かつかしこまりすぎない、上品な衿元デザイン。ウエスト周りは切り替えを入れる事でラインをすっきりさせた女性らしいシルエットに。・「ef-de formal タックテーパードパンツ」価格:5,990円サイズ:S/M/Lカラー:GrayBeige/DarkNavyタック入りのテーパードパンツ。股上を深めに設定し、ウエストタックを入れることで気になる腰回りをカバー。また、センタープレスで縦のラインを強調し、スタイルアップ効果のあるテーパードパンツに仕上げています。・「ef-de formal レースクルーネックブラウス」価格:4,990円サイズ:M/Lカラー:Ivory/DarkNavy生地レースを使用したクルーネックのブラウス。生地感を生かしたシンプルなデザインは、合わせやすくかつコーディネートに華やかさをプラスしてくれます。ヒップ周りをカバーしてくれる程よい長さのある丈感で仕上げました。・「ef-de formal プリーツスカート」価格:5,990円サイズ:M/Lカラー:Sax/DarkNavy柔らかいジョーゼット素材を使用したプリーツスカート。ウエストにギャザーをプラスすることで、気になる腰回りをカバー、裾にかけてプリーツを消し、ふんわりとしたエレガントなシルエットに。Green Parks 「ef-de formal」限定コレクション 販売概要発売日 :2024年2月2日(金)EC先行予約日時:2023年12月1日(金)販売場所:全国のGreen Parks店舗、自社ECサイト「STRIPE CLUB」( )、ZOZOTOWNストライプインターナショナル(マイナビ子育て編集部)
2023年12月04日株式会社ダリヤより3月4日発売株式会社ダリヤは、3月4日(水)より、スキンケアブランド「ラクトケア」シリーズを新発売した。肌にはたらく成分“乳酸菌EF”を配合し、乾燥・肌荒れを防ぎ、すこやかな肌を保つスキンケアシリーズが登場だ。肌のキメを整えてうるおいを与える「ラクトケア」シリーズは、加熱して殺菌・乾燥させた乳酸菌成分“乳酸菌EF”を100億個以上も配合。肌を効率よくサポートする。肌にはたらく成分としては、“乳酸菌EF”にアミノ酸誘導体をプラスし、保湿成分にはコラーゲンと、乳酸菌が作ったヒアルロン酸を配合。弱酸性・パラベンフリー・エタノールフリーで、肌をすこやかに保つ。ラインナップは3種類。角質層までしっかり浸透する「ラクトケア うるおい化粧水」は、内容量180mLで、メーカー希望小売価格は1,200円(税別)だ。溶け込むようになじむ「ラクトケア うるおい乳液」は、150mL入りで1,200円(税別)、塗って寝るだけの「ラクトケア スリーピングパック」は、100g入りで1,400円(税別)がメーカー希望小売価格となっている。(画像はラクトケアブランドサイトより)【参考】※ラクトケア ブランドサイト
2020年03月10日キヤノンマーケティングジャパンは、エントリー層向けのデジタル一眼レフカメラ「EOS 8000D」と「EOS Kiss X8i」に最新の高倍率ズームレンズ「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM」を組み合わせたハイスピードAFキットを3月31日に発売する。価格はオープンで、キヤノンオンラインショップにおける予定価格は「EOS 8000D・EF-S18-135 IS USMレンズキット」が144,800円、「EOS Kiss X8i・EF-S18-135 IS USMレンズキット」が139,800円 (ともに税別)。両キットとも5月19日まで実施中の「リオ2016オリンピック 日本代表選手団応援キャンペーン」の対象製品であり、期間中に購入すると10,000円のキャッシュバックを受けられる。EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMはこの2月、EOS 80Dとともに発表された焦点距離18mm~135mm(35mm判換算)の高倍率ズームレンズ。新開発の超音波モーター「ナノUSM」を搭載し、フォーカスレンズの駆動速度がワイド端で約2.5倍、テレ端で約4.3倍に高速化している (従来レンズのEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMとの比較)。手ブレ補正機能も従来のシャッター速度3.5段分から、4段分に向上。別売のパワーズームアダプター「PZ-E1」を利用することもできる。EOS 8000Dの詳細はこちら、EOS Kiss X8iの詳細はこちらの記事を参照していただきたい。
2016年03月24日留学・語学教育事業を展開するイー・エフ・エデュケーション・ファースト(EF)の日本法人イー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパンは11月11日、国別英語能力指数レポート「EF English Proficiency Index 2015(以下、EF EPI)」および東京大学との共同研究開始を発表した。○国別英語能力指数レポートの結果は……?EF EPIは、世界70カ国、個人の成人約91万人の英語学習者が行った無料のオンライン試験とEFの学生のクラス分け試験という2種類の英語試験から計算されたデータもとに作成されたもので、今回で5回目となる。今回発表されたEF EPI 2015のランキングは下記のとおり。ランキングでは、昨年3位だったスウェーデンが1位にランクイン。また、ヨーロッパ諸国の英語能力は全体的に高く、アジアやその他の地域に大きな差をつける結果となった。この結果について、EF教育部門常務取締役兼ケンブリッジ大学EF研究チーム責任者のクリストファー・マコーミック氏は「ヨーロッパ諸国の言語が英語に近いためであると思われるかもしれないが、5位のフィンランドは英語とまったく異なる言語なので、単に英語に近いから成績が良いというわけではない。英語の学び方も関係してくるということだ」とコメントした。日本の順位は、昨年から4位下がって30位という結果になった。過去5年間のスコアの結果を比較すると、ほぼ横ばい(昨年からは+0.69ポイント)になっているという。マコーミック氏はこの結果を受けて「日本において、英語教育の対象は低年齢化してきているが、実際の授業は日本語で行われており、自信をもって英語を喋ることができるような環境ではない。また英語の能力が高いといわれている女性の活用が進んでいないことも原因なのでは」と指摘する。今回、アジア諸国のなかで最もランキングが高かった国は12位のシンガポール。インド、ベトナムといった経済成長国は昨年から大きくスコアのポイントを伸ばした(それぞれ+4.67、+2.24ポイント)。また日本国内においては、都市部に英語能力の高い人が集中していることも明らかになった。○東京大学との共同研究で脳科学を英語学習へ活かすまたEFは、東京大学大学院総合研究科 酒井邦嘉 教授とともに共同研究を進めると発表した。酒井教授は、人の言語処理の法則性を脳科学として実証する研究に取り組んでおり、これまでに、文法処理に特化すると考えられている左脳の前頭葉の一領域「文法中枢」の活動が、英語習得の初期に高まり、中期にはその活動が維持されるが、文法知識が定着する後期には活動を節約するように変化していることを明らかにしている。共同研究では、英語を海外で学ぶ日本人EF生と、日本語を日本で学ぶ海外のEF生が対象となる。fMRIを用いて学生たちの脳構造を語学学習に取り組む前後で比較し、第二言語を使用している間の脳機能を調べることで、経験の役割を調査していくという。「これまでの研究では、英語のテストを自前で行うところからスタートしてきたが、EFはスタンダードとなる試験を持っているため、これを利用することで留学などの経験の後に一人ひとりの脳がどのように変化したか、経験と脳の活動との因果関係がわかるようになる」(酒井教授)会見の最後にEFジャパン 代表取締役社長 中村淳之介氏は「中学生に英語教育の様子を聞いても、30年前と大きく変わっているという印象は得られない。中学・高校の先生を海外に送って、教育の仕方を学んでもらうという動きも出てきているが、日本の教育の動きを根本的に変えていくということをしていきたい」と同社における英語教育についての今後の展望を語った。
2015年11月11日キヤノンは10月13日、EOS M用の交換レンズ「EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM」を発表した。発売は10月29日の予定で、希望小売価格は税別35,000円。同時に発表された「EOS M10」のキットレンズにも採用されている。EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMは、35mm判換算で24-72mm相当の画角をカバーする標準ズームレンズ。外形寸法は最大径60.9mm×全長44.5m、重量は130g。2012年に発売された「EF-M18-55mm F3.5-6.3 IS STM」に比べ、重さ62%、全長73%という小型軽量化を実現した。レンズ構成は3枚の非球面レンズを含む9群10枚。静音動作に貢献するSTM(ステッピングモーター)、シャッター速度換算で3.5段分の効果を発揮する手ブレ補正機構を内蔵している。フィルター径は49mm。グラファイトとシルバーの2色を用意する。そのほか、「EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM」のシルバーモデルも同時に発表。発売は同じく10月29日、希望小売価格は49,000円となっている。
2015年10月13日キヤノンは、デジタル一眼レフカメラ「EOS」シリーズ向け交換レンズ「EF35mm F1.4 L II USM」を9月17日に発売する。希望小売価格は税別285,000円。EF35mm F1.4 L II USMは8月27日の発表当初、10月中旬に発売するとされていた大口径単焦点レンズ。発売時期が前倒しになり、9月17日に発売することが決定した。「EF35mm F1.4L USM」の後継製品であり、17年ぶりのリニューアルになるという。新開発の「BRレンズ」を採用し、色収差を低減。撮影画面の中心から周辺まで優れた描写を実現する。
2015年09月14日キヤノンは27日、デジタル一眼レフカメラ「EOS」シリーズ向けの交換レンズ「EF35mm F1.4 L II USM」を発表した。新たに開発した「BR光学素子」を採用している。発売は10月中旬で、希望小売価格は285,000円(税別)。EF35mm F1.4L II USMは、キヤノンEFマウントに対応した焦点距離35mmの大口径単焦点レンズ。「EF35mm F1.4L USM」の後継製品であり、17年ぶりのリニューアルとなる。絞り開放値はF1.4で自然なボケ味を提供する。最短撮影距離は28cmで、広角レンズでありながらクローズアップ撮影も可能だ。新開発のBR光学素子を凹レンズと凸レンズで挟み合わせた複合レンズ「BRレンズ」を初めて採用。大口径レンズに出やすい色にじみを大幅に低減し、絞り開放から高い描写性能を実現した。BR光学素子のBRとは「Blue Spectrum Reflective」の略。青色(短い波長域)の光を大きく屈折させる特徴を持つ、色収差補正に有効な特殊光学材料だ。そのほか、2枚の非球面レンズとUDレンズを採用し、画面中心から周辺まで高画質を実現。また、SWCコーティングの採用でフレアやゴーストの低減を図った。マウント部、スイッチ部、フォーカスリングに防塵・防滴機構を採用。最前面と最後面のレンズにはフッ素コーティングを施し、撥油性、撥水性を高めた作りとなっている。主な仕様は、焦点距離が35mm、開放絞り値がF1.4、最大撮影倍率が0.21倍、レンズ構成が11群14枚(非球面レンズ2枚、UDレンズ1枚)、絞り羽枚数が9枚(円形絞り)、フィルターサイズが72mm、本体サイズは最大径が80.4mm、全長が105.5mm、重量は約760g。花形バヨネット式のレンズフード、レンズフロントキャップ、レンズケースが付属する。
2015年08月27日キヤノンは29日、「EOS M3」と「EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM」の新しいファームウェアを公開した。適用すると、両製品を組み合わせた時のAF速度が向上する。なお、レンズ装着には、マウントアダプター「EF-EOS M」が必要。今回公開されたファームウェアのバージョンは、EOS M3が「Version 1.0.1」、EF-S55-250mm F4-5.6 IS STMが「Version 1.0.3」。バージョンアップの対象となるEOS M3は、Version 1.0.0のファームウェアを搭載するカメラ。シリアルナンバー(12桁)の左から6桁目が「0」「1」「2」(xxxxx0xxxxxx、xxxxx1xxxxxx、xxxxx2xxxxxx)の製品。また、EF-S55-250mm F4-5.6 IS STMは、Version 1.0.2 のファームウエアを搭載したレンズが対象で、シリアルナンバー(10桁)の左から3桁目が「0」「1」「2」(xx0xxxxxxx、xx1xxxxxxx、xx2xxxxxxx)の製品。EOS M3は、2,420万画素のAPS-Cサイズセンサーと画像処理エンジン「DIGIC 6」を搭載したミラーレス一眼カメラ。キヤノンオンラインショップにおける価格は、ボディ単体が56,800円、18-55レンズキットが71,800円、ダブルレンズキット(18-55mmズームと22mm単焦点)が85,800円、ダブルズームキット(18-55mmと55-200mmズーム)が96,800円(いずれも税別)。EF-S55-250mm F4-5.6 IS STMは、EF-Sマウントの望遠ズームレンズ。ステッピングモーター(STM)とリードスクリュー採用してAF性能を向上させたモデル。発売は2013年9月だ。
2015年07月31日キヤノンは、「EOS」シリーズ用の交換レンズ「EFレンズ」が、2014年6月22日で累計生産1億1,000万本に達したと発表した。1億1,000万本目に生産したレンズは「EF11-24mm F4L USM」だったという。EFレンズは、銀塩方式のAF一眼レフカメラ「EOS」シリーズ用の交換レンズとして、1987年にキヤノンの宇都宮工場で生産が開始されて以来、台湾キヤノン、キヤノンオプトマレーシア、大分キヤノンの4拠点で生産が行われてきた。1995年に累計生産1,000万本、2009年に5,000万本、2014年4月に1億本を達成した。
2015年07月08日キヤノンは、デジタル一眼レフカメラ「EOS」シリーズ向けの交換レンズ「EF50mm F1.8 STM」の発売日を5月21日に決定した。希望小売価格は税別19,500円。発表当初は5月下旬の発売予定としていた。EF50mm F1.8 STMは、50mm単焦点、絞り開放値F1.8の標準レンズ。1990年12月に発売された「EF50mm F1.8 II」を25年ぶりに刷新した製品だ。APS-Cサイズのセンサーを搭載したカメラでは、ポートレート撮影に向く80mm相当(35mm判換算)の画角となる。光学設計は、EF50mm F1.8 IIと同じだが、コーティングをデジタルカメラに最適化して、フレアやゴーストを軽減。STM(ステッピングモーター)を採用し、従来よりも静かで滑らかなAF駆動を実現した。最短撮影距離と最大撮影倍率も従来の45cm/0.15倍から、EF50mm F1.8 STMでは35cm/0.21倍に向上。絞り羽根は7枚円形となった。なお、EF50mm F1.8 STMの発売に伴い、前モデルEF50mm F1.8 IIは生産終了となる。
2015年05月15日キヤノンは5月11日、デジタル一眼レフカメラ「EOS」シリーズ向けの交換レンズ「EF50mm F1.8 STM」を発表した。発売は5月下旬で、希望小売価格は税別19,500円。EF50mm F1.8 STMは、50mm単焦点、絞り開放値F1.8の標準レンズ。1990年12月の発売以来、約25年に渡ってのロングセラーとなった「EF50mm F1.8 II」の後継製品だ。APS-Cサイズのセンサーを搭載したカメラでは、ポートレート撮影に向く80mm相当(35mm判換算)の画角となる。EF50mm F1.8 STMの光学設計は、EF50mm F1.8 IIから変更なく継承したものだが、デジタルカメラに最適化したコーティングを施し、フレアやゴーストを軽減した。また、STM(ステッピングモーター)を採用し、従来モデルのDCモーターよりも、静かで滑らかなAF駆動を実現。フルタイムマニュアルフォーカス機構を搭載したことで、ワンショットAFモードのまま、MFによるピント調整が可能だ。最短撮影距離と最大撮影倍率の性能も向上。従来の45cm/0.15倍から、EF50mm F1.8 STMでは35cm/0.21倍となり、被写体により接近して大きく写せるようになった。絞り羽根は従来の5枚から7枚の円形となり、より丸いボケ形状を得られる。金属製のマウントやブラックリング、梨地仕上げの塗装など、高級感のあるデザインを採用。サイズは口径69.2mm×全長39.3mm、重量は約160g。従来モデルに比べ全長は約1.7mm短縮、重量はSTMの搭載などがあり約30g増加した。フィルター径は49mmで、こちらも従来の52mmから変更された。なお、EF50mm F1.8 STMの発売に伴い、前モデルEF50mm F1.8 IIは生産終了となる。
2015年05月11日●なぜ11mmはじまりでF4なのか?キヤノンは3月17日、超広角ズームレンズ「EF11-24mm F4L USM」の技術説明会を開催した。説明会は、イメージコミュニケーション事業本部 副事業本部長 岡田正人氏による商品戦略およびレンズの開発・生産拠点である宇都宮事業所の紹介、ICP第一開発センター所長 金田直也氏によるEF11-24mm F4L USMの技術解説、写真家の石橋睦美氏と凸版印刷 チーフフォトグラファーの南雲暁彦氏による作品を交えたレンズの魅力紹介といった三部構成で行われた。冒頭、岡田氏は事業コンセプトとして「顧客価値の創造」を軸によりよい商品作り行うこと、EFレンズを通して写真文化の発展に寄与することをモットーにしていると紹介。商品戦略の基本はフラグシップ戦略であり、ハイエンド機に先行技術をまず投下して、それをハイアマチュア機やエンドユーザー機に提供していく形をとっている。レンズの開発設計・製造は宇都宮事業所で行っており、その中の宇都宮工場でEFレンズ、各種レンズ、特殊光学レンズを生産している。開発設計では、富士通のスーパーコンピュータ「PRIMEHPC FX10」による高度なシミュレーションシステムを使って、試作機を作る時間とコストを大幅に短縮。従来一晩かかっていたシミュレーションでも、すぐに結果を知ることができるようになったという話だ。製造面では、研磨、レンズコートの蒸着、各パーツの研削、洗浄、組み立てなどを一貫して宇都宮工場で行っており、とくにLレンズに関しては「MADE IN JAPAN」への強いこだわりから、完成まですべての工程をこちらで受け持っている。製造スタッフには「マイスター制度」が導入されており、要求スペックが高い工程は高度な技術を持ったマイスターが責任を持って担当。マイスター制度は「名匠」を筆頭に、S級マイスター、1級マイスター、2級マイスターの階級が設けられている。○なぜ11mmはじまりでF4なのか?さて、EF11-24mm F4L USMについては、「なぜ11mmはじまりでF4なのか?」という疑問が筆者にはあった。すでに他社から35mmフルサイズ用として、12-24mmでF4.5-5.6、もしくは14-24mmでF2.8というレンズが発売されており、もし出すとするなら「12-24mmでF2.8だろう」という漠然とした思いがあったからだ。その事に関してもよく質問を受けたのだろうか、11-24mmでF4になった経緯も語ってくれた。「技術的には12-24mmでF2.8のレンズを作ることは可能で、その方がいいじゃないか、という意見も多くあった」と岡田氏。だが、一段暗くしてでも今までにない画角を提供したいというのが最終決定で、先に語っていたように顧客価値の創造といった観点からも、「今までにないものを」という狙いを優先した。実際、魚眼レンズを除いた中では「EF11-24mm F4L USM」は世界最広角である。次にEF11-24mm F4L USMにおける設計技術について金田氏が詳細に解説した。金田氏が率いる開発センターは宇都宮工場に隣接しており、そこでEFレンズ、コンパクトカメラ、ビデオ、複写機などの光学設計を担当し、光学設計者、メカ設計者、電気設計者が所属しているそうだ。EF11-24mm F4L USMの最大の特長は、11mmという非常にワイドな画角を実現するために作られたレンズの前玉部分、とくに一番前の「G1」と呼ばれている第1レンズは、EFレンズ史上もっとも大口径な研削非球面レンズになっているとのことだ。第1レンズを非球面にすることで、サイズを抑え、歪曲収差をきっちり補正している。加工精度については、この第1レンズを東京ドームのサイズと仮定すると誤差はわずか1mm以内。非常に高い精度で作られているそうだ。第2レンズもガラスモールド非球面レンズとしてはEFレンズ史上最大サイズで、ワイドレンズにとって宿命である樽型の歪曲収差を良好に補正している。そのほか、G3、G16で像面湾曲補正をして周辺画質を向上、異常分散ガラスレンズ2枚(G5、G14)で色収差をキレイに補正する構造となっているそうだ。こういった特殊レンズをふんだんに使うことで、このレンズの特長である、ワイドズームでありながら全ズーム域周辺部まできっちりと描き出す高画質を実現しているとのことだ。次に語られたのは、フレアやゴーストを抑えるための特殊コーティングを3枚のレンズに施していることだ。ナノサイズのくさび状の構造物が反射を抑制する「SWC (Subwavelength Structure Coating)」を第1、第2レンズに、蒸着膜の上に空気の球を含んだ膜を形成する「ASC (Air Sphere Coating)」を第4レンズに施すことで、フレアやゴーストを可能な限り抑制しているそうだ。ちなみに、SWCを2枚のレンズに採用したのもEFレンズではこのレンズが初めてという話だ。最後に構造についてだが、このレンズはLシリーズなので高い耐久性能を持ち、防塵・防滴構造となっている。その中でもやはり苦労したのは、大口径で重い第1、第2レンズなどを含む第1群と呼ばれる部分をどのようなメカ構造にするかという話だ。ズームレンズなので、内部では複雑な動きが要求されるうえに、スムーズさも必要とされるので、転動ローラー構造を3箇所に設けることで実現させたとのこと。また、ある程度の衝撃にも耐えられる設計にしなければいけないので、衝撃吸収ゴム、ウェーブワッシャー (板バネ)を2箇所に設置することでLレンズとしての規格をクリアしたそうだ。●石橋睦美氏が高野山・金剛峯寺などで撮った作品を解説説明会は、写真家2人によるこのレンズによる作品とインプレッションに移った。まず、石橋氏がスライドに作品を映しながら語り始めた。画角がとても広く、周辺部まで歪曲が少ないという特長を生かすには建築写真が向いているだろうとのことで、高野山にある金剛峯寺をメインに撮影したそうだ。石橋氏が最初に紹介したのは、EF11-24mm F4L USMのカタログにも掲載されている大広間の写真。魚眼レンズと比較しても、その画角の広さは驚きで、歪みも少なく精細に描写されている。上下をトリミングしてみれば、むしろ人間の視覚より広がりのある空間が屏風のようであり、新しい表現になるかもしれないと、11mmがもたらす可能性について触れた。また、今回は横位置で撮影したが、これを縦位置で撮影してトリミングし、掛け軸のようにしても面白いと語った。撮影時に気を付けた点では、建築物など直線が多い被写体では極端なパースがつかないように「構図の中心部分をレンズの中心部分にくるように決めた」ことと、燈籠などそれほど大きくない被写体を主役にする場合はなるべく近づいて大きく見せるとのことだった。石橋氏は防塵性能についても、風の強い砂浜で撮影していた時、一緒に使っていたEOS 5D Mark IIIは故障してしまったのだが、こちらのEF11-24mm F4L USMはその後も故障なく動作しており、防塵性能も非常に高いと語っていた。とにかく個性の強いレンズなので、被写体を探すのは大変苦労するが、それを見つけた時は今までにない新しい写真が撮れるとのことだった。●南雲暁彦氏が米国・The Waveで感じた圧巻の11mm南雲氏がEF11-24mm F4L USMとともに訪れたのは、美しい岩肌の景色で有名な「The Wave」。The Waveはアメリカ合衆国のユタ州とアリゾナ州の州境付近「ヴァーミリオンクリフス国定公園」内にある。1日に20人しか訪問が許されない秘境で、写真家にとっても憧れの場所であるそうだ。そのThe WaveでEF11-24mm F4L USMを使えば、今までにない写真が撮れるはず、という南雲氏の予想はバッチリ的中。これまで捉えることができなかった岩肌の模様や岩の造形などが克明に撮影できたそうだ。画角の広さや歪みが少ないのはもちろんのこと、強烈なパースについても「寄り方によってパースの付き方がまったく変わるのが面白い」と語った。南雲氏が絶賛していたのは、EF11-24mm F4L USMの写りは全体的にとにかくシャープで、描写能力が非常に高いということ。空を大きく写した風景の作品では、ありとあらゆる雲が鮮明に描かれており、ぜひともオーロラをこのレンズで撮ってみたいと語っていたのが印象的だった。
2015年03月23日●4枚の非球面レンズなどで世界最広角を実現キヤノンから超広角ズームレンズ「EF11-24mm F4 L USM」が登場した。一眼レフカメラ向けとしては世界最大という非球面レンズを使うことで、35mmフルサイズ用では、魚眼レンズを除いて世界最広角を実現。対角線方向の画角は126度をカバーし、人間の視界のほとんどをワンショットで収める驚異的なレンズである。その描写と使い勝手はどうなのか。実写レビューをお伝えしよう。EF11-24mm F4L USMを手にしてまず感じるのは、丸いガラスが大きく膨らんだ前玉部分の迫力だ。レンズの先端部が丸く突き出た製品は、超広角ズームでは珍しくはない。だが、その中でも特に径が大きく重量もあるので、外観に漂うモノとしての存在感は際立っている。EF11-24mm F4L USMの重量は1,180gで、全長は132mm、最大径は108mm。外装は金属素材で、防塵防滴構造となっている。多くの「L」レンズと同じく、しっかりとした剛性が感じられる高品位なデザインだ。内部にガラスや部品がぎっしりと詰め込まれたような凝縮感も伝わってくる。フードは固定式で、レンズキャップはロック機構付きでかぶせ式のものが付属する。フィルターはレンズ前面には装着できないが、レンズ後部にはゼラチンフィルター用のホルダーを備えている。レンズ構成は11群16枚。世界最大という非球面レンズを含む、4枚の非球面レンズによって、11mmという超広角を実現しつつ、歪曲収差を抑えている。また、スーパーUDレンズおよびUDレンズによって色収差を補正し、独自のコーティング「SWC(Subwavelength Structure Coating)」や「ASC(Air Sphere Coating)」によってゴーストなどを軽減しているという。今回使用したボディは「EOS 6D」。キヤノンのフルサイズ機では最小最軽量のモデルであり、フットワーク重視の選択だ。この組み合わせだとレンズのほうが重く、少々フロントヘビーに感じるが、レンズの全長はさほど長くないので、ホールドバランスが悪いというほどではない。●11mmというこれまでにない圧倒的な画角が味わえるAFはスムーズに作動し、MF時はフォーカスリングは滑らかに回転する。ズームリングについてはトルクはやや重め。ズーミングを行うと、一番前のレンズ群が光軸方向に動く。最短の撮影距離は焦点距離によって異なり、焦点距離11mmで32cm(撮影倍率0.06倍)、焦点距離16mmで29cm(撮影倍率0.10倍)、焦点距離24mmで28cm(撮影倍率0.16倍)となる。写りは絞り開放値からシャープネスが高く、ズーム全域でくっきりとした画像が得られる。超広角ズームで生じやすい倍率色収差や歪曲収差は目立たないように軽減。光学性能のレベルは非常に高いといっていい。希望小売価格は税別450,000円。フルサイズで11mm対応のレンズはほかにないので比べるのは難しいが、超広角ズームの中では高価なレンズである。とはいえ、業務または高級な趣味として、風景や建造物、インテリアなどを撮る人にとっては、これまでにない画角と画質が大きな魅力になるはずだ。人とは違った写真を目指す人にもお勧めできる。
2015年03月21日キヤノンは6日、EOSシリーズ用の交換レンズとして、11mmからの焦点距離をカバーする超広角ズームレンズ「EF11-24mm F4L USM」を発表した。2月下旬から発売し、価格は450,000円(税別)。世界最広角となる(キヤノン調べ)、焦点距離11mmからの超広角ズームレンズ。フォトグラファー向けのLレンズで、外径87mmの研削非球面レンズを含む4枚の非球面レンズを採用。広角レンズで発生しやすい歪曲収差を抑え、画角と高画質を両立するため研削非球面レンズや、色収差を良好に補正するスーパーUDレンズ、UDレンズを搭載する。高い反射防止効果がある特殊コーティング「SWC(Subwavelength Structure Coating)」や「ASC(Air Sphere Coating)」を施し、水平方向の画角117度、対角線方向画角126度をカバー。人間の視界をほとんど収められるという。オートフォーカス用には超音波モーターの「ウルトラソニックモーター(USM)」を搭載する。リアフォーカス方式を採用するのでピント合わせの際も全長が伸びず、フルタイムマニュアルフォーカスにも対応。さらに防塵・防滴構造になっており、レンズ表面にはフッ素コーティングを施している。主な仕様は、焦点距離が11~24mm、画角が水平117度10分~74度、垂直95度~53度、対角線126度05分~84度、最小絞りがF22、レンズ構成が11群16枚、絞り羽枚数が9枚、最短撮影距離が0.28m(24mm時)、最大撮影倍率が0.16倍(24mm時)、フィルターが後部挟み込み式。本体サイズは最大径が108mm、全長が132mm、重量は約1,180g。
2015年02月06日キヤノンは、「EOS」シリーズ用の望遠ズームレンズ「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」の発売日を12月19日に決定した。希望小売価格は税別300,000円となっている。「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」は焦点距離100~400mmをカバーする望遠ズームレンズ。「EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM」から16年ぶりのリニューアルとなる製品で、蛍石1枚、スーパーUDレンズ1枚を用いるなど光学性能を大幅に向上させている。最大撮影倍率は0.31倍と、最短撮影距離は0.98mと近接撮影に強くなった点もポイントだ。11月11日の発表当初は12月下旬の発売としていたが、このたび12月19日発売に決定した。
2014年12月12日キヤノンは11月11日、「EOS」シリーズ用の交換レンズ「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」の発表に合わせて技術説明会を開催した。○キヤノンが誇る高い光学技術で広いズーム域と機動性を両立説明会ではまず、イメージコミュニケーション事業本部 副事業本部長の岡田正人氏から製品の概略説明があった。岡田氏はカメラ用レンズ以外にも、プリンターや複写機(コピー機)など幅広いキヤノン製品に光学技術が使用されている点を引き合いに出し、「キヤノンは世界最先端の光学技術を誇り、(光学技術以外も含めた)特許登録件数も世界で3番目に多い」と、自社の光学技術の高さを強調した。その上で、EFレンズの開発設計フローに言及。3D CADによる設計やシミュレーション、独自の非球面加工技術、最新鋭の蒸着機といった最先端の技術と、レンズのわずかな形状変化さえも巧みに感じ取る高技能者マイスターの"匠の技"が高度に融合して製造されている点を説明した。今回発表されたEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMも、100~400mmという広いズーム域と高い描写力を持ちつつも、機動力を求めるプロ、ハイアマチュアカメラマン向けに高い光学性能を持つ一本に仕上げられている。蛍石やスーパーUDレンズ、逆光によるフレアなどを抑制する新技術「ASC(Air Sphere Coating)」などにより、それらが高いレベルで実現されているという。続いて、イメージコミュニケーション事業本部 ICP第一開発センターの金田直也氏より、技術説明があった。EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMでは、第三群に蛍石、第一群にスーパーUDレンズがそれぞれ1枚使用されるなど、高い光学技術を投入。ズーム全域にわたり画像周辺部も含めて従来モデル「EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM」よりMTF特性が向上したという。加えて、前述のASCがフレアやゴーストを大幅に抑制。ASCはレンズの多層コーティングの上に、微細な空気の球を含む超低屈折率層を形成するもので、レンズに対し垂直に対して光の反射を大幅に抑制する技術だ。また、金田氏はこのクラスの望遠ズームレンズで最高レベルの近接撮影能力についても言及。フローティングフォーカス機構により、近距離撮影時でも高画質を維持可能となり、最短撮影距離0.98m、最大撮影倍率0.31倍を実現したという。従来モデルでは1.8mだった最短撮影距離は約2分の1に短縮されている。そのほか、構図の固定や微調整を可能とするため、従来は直進式だったズーム方式が回転式に改められた点、従来は1.5段分だった手ブレ補正効果が4段分に引き上げられ、より望遠撮影に強くなった点などが紹介された。○EOS 7D Mark IIとの組み合わせにピッタリ!説明会では、写真家のルーク・オザワ氏、水谷たかひと氏によるトークセッションも設けられた。従来モデルのEF100-400mm F4.5-5.6L IS USMを愛用していたという航空写真家のルーク氏は「僕の作品は9割方、このレンズで足りる」と切り出す。飛行機のランディングギアが収まったところを撮るような場合、短い望遠域では飛行機を大きく構図に収めるのが難しいが、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMであれば望遠域も十分だと語った。また、動きの速い飛行機という被写体だけに、連写性能がウリの「EOS 7D Mark II」との組み合わせにピッタリだとの感想で締めた。スポーツ写真家の水谷氏がEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを渡されて撮ったものはラグビー。太陽を背に前傾姿勢になった選手を撮る場合、腹部が影になってしまうが「そういう部分でも黒つぶれせずしっかり描写される」と、高い描写力を評価していた。EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMの発売は12月下旬。希望小売価格は300,000円となっている(税別)。
2014年11月12日キヤノンは11月11日、「EOS」シリーズ用の交換レンズ「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」を発表した。発売は12月下旬で、希望小売価格は300,000円となっている(税別)。焦点距離100~400mmをカバーする望遠ズームレンズで、1998年12月発売の従来モデル「EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM」から16年ぶりのリニューアルとなる製品。蛍石1枚、スーパーUDレンズ1枚が用いられるなど光学性能が大幅に向上しており、描写力に定評のある「EF70-200mm F2.8L IS II USM」と同等以上の高画質を同社では謳う。新たに、蒸着膜の上に空気の球を含んだ膜を形成する技術「ASC」が採用されており、とりわけ垂直に近い角度で入射する光に対して高い反射防止効果を発揮する。最大撮影倍率は従来の0.20倍から0.31倍と、最短撮影距離は1.8mから0.98mと近接撮影に強くなった点もポイント。クラスナンバーワンの近接撮影能力で、これまでの望遠レンズでは難しかった小さな被写体のクローズアップ撮影を楽しめる。望遠撮影時に生じやすい手ブレ補正も強化。従来モデルで1.5段分(CIPA準拠、キヤノン基準では2段分)だったものが、新モデルでは4段分の効果へと向上した(「EOS-1D X」使用、400mm時、CIPA準拠)。手ブレ補正モード(ISモード)は3種類を用意。静止している被写体の撮影に適した「1」、スポーツの流し撮りに適した「2」、不規則な動きの被写体撮影に適した「3」を使用できる。モード3では、手ブレ補正をシャッターボタン半押しでは行わず、露光中にのみ行う。そのほか、ズーム方式が従来の直進式から回転式となり、特定の位置で止めやすく、また隙間から水やホコリなどが入りにくくなった。さらに、堅牢性や耐久性が向上したほか、マウント接合部のラバーリングなどにより防塵・防滴構造となっている。主な仕様は、焦点距離が100-400mm、開放F値がF4.5-5.6、レンズ構成が16群21枚、絞り羽根枚数が9枚(円形絞り)、最短撮影距離が0.98m、最大撮影倍率が0.31倍。フィルター径は77mm、本体サイズは最大径が94mm、全長が193mm、質量は約1,570gとなっている。
2014年11月11日キヤノンは、EOSシリーズ用の交換レンズ「EF-S24mm F2.8 STM」「EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM」を11月13日に、「EF400mm F4 DO IS II USM」を11月28日に発売すると発表した。いずれも、9月16日にデジタル一眼レフカメラ「EOS 7D Mark II」と同時発表された交換レンズ。EF-S24mm F2.8 STMはEF-Sレンズとして初めてとなるパンケーキレンズで、22.8mm・125gと薄く軽い一本に仕上がっている。コンパクトながら、非球面レンズの採用により周辺部まで高画質が実現されているのも特徴だ。EF24-105mm F3.5 IS STMはフルサイズCMOS搭載カメラ向けの標準ズームレンズ。質量が約525gと、Lレンズで同じ焦点距離を持っている「EF24-105mm F4L IS USM」に比べ、軽いのが特徴だ(EF24-105mm F4L IS USMは約670g)。EF400mm F4 DO IS II USMは蛍石を上回る色収差補正効果と、非球面レンズの性質を備える回折光学素子(DOレンズ)が2層構造で装備された望遠レンズ。望遠レンズで生じやすい諸収差やリング状のフレアが抑制されているとともに、シャッター速度換算で4段分の効果を持つ手ブレ補正機構も備える。希望小売価格はEF-S24mm F2.8 STMが23,000円、EF24-105mm F3.5 IS STMが70,000円、EF400mm F4 DO IS II USMが899,000円となっている(税別)。
2014年11月10日今日は8月5日。「8・5」を逆さまにすると「5・8」。……ということで、今回は電気機関車EF58、通称「ゴハチ」を紹介したいと思います。EF58は、当時の国鉄の旅客列車牽引の花形機関車。東海道本線東京~大阪間を結んだ特急列車「つばめ」「はと」の先頭に立ち、お召し列車専用牽引機として特別に製造されたカマ(機関車)もあるほどでした。その晩年の姿をご覧いただきましょう。まずは栄光のお召し専用機・61号機から。そして、61号機の予備機だったEF5860です。1960年代後半にお召し指定を解除されましたが、引退までお召し専用機の独特の装いをまとっていました。戦後の1946(昭和21)年から1958年までの長きにわたり(途中中断あり)、172両が製造されたEF58。旧型電機ながら高速運転の性能に優れ、1950~1970年代にかけて、東海道・山陽本線や東北本線、高崎・上越線など本州各地の直流電化区間で、ブルートレインから普通列車、荷物列車まで幅広く牽引し、活躍した主力機でした。しかし、新幹線の開通や客車列車の電車化、新性能電気機関車の登場により、活躍の場が減少。晩年は荷物列車や寝台特急・急行の牽引が中心となり、細々と活躍を続けていました。製造から40年が経過した1986年、一部を除き引退となりました。EF58の最大の特徴は、F級電気機関車初の半流線型ボディーです。そのスマートな車体全長は、約19m。これは、牽引する客車の暖房用に使用する蒸気発生用ボイラーを搭載するスペースを確保したためで、現在の通勤電車1両分の車体長20mに匹敵します。初期に製造された31両は、昔ながらのデッキ付き角型ボディーで登場しましたが、後に半流線型ボディーに載せ替えられました。EF58は走行線区の環境に合わせて仕様変更や改造がなされ、バリエーションに富む形態が存在しました。同機関車を、晩年に大多数を占めた「正面窓Hゴム機」で形態別に紹介しましょう。ここでは、典型的な「正面窓Hゴム機」を「一般型」とします。EF58は、新製時にHゴム窓で登場した数両を除き、「大型正面窓」と「小型正面窓」で製造されました。その後の更新改造で、それぞれに「小型・Hゴム」化、「Hゴム」化が行われ、なんと全172両中約120両が「正面窓Hゴム」機となり、晩年のゴハチを代表するなじみ深い顔(前面)となったのです。上越線に配属されたEF58は、冬季の豪雪地帯の走行に備え、「つらら切り」「汽笛カバー」「スノープロウ」が装備され、ごついスタイルの「上越型」が誕生しました。配属当初、大型窓機、小型窓機が存在しましたが、前述のようにHゴム化されたため、最終的に「上越型」の前面は「正面窓Hゴム」となりました。1972年、関西と九州を結ぶブルートレイン増発用に、約40両が改造されました。20系寝台特急を牽引するためにブレーキ管が増設され、前端バリのエアホースが計3本となりました。旅客を表す「Passenger」の頭文字をとって、通称「P型」と呼ばれました。これら「一般型」「上越型」「P型」という3タイプは大雑把な分類で、EF58を細かく見ていくとさらに形態が増えるほど、個性に富んだ外観が特徴的な機関車でした。それでは最後に、「異端機」と「懐かしの重連荷物」の2枚を……。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月05日世界最大級のオンライン英会話スクールEF Englishtown(EF イングリッシュタウン)は、米国のプロダクトレビューサイト「TopTenREVIEWSTM」(TechMediaNetwork社運営)にて、グローバルオンライン英語学習サイトの中で最も優れたサイトとして2年連続で金賞を受賞した。EF イングリッシュタウンはApple社とのコラボレーションから始まった、革新的な学習メソッドをもつ世界最大級の24時間オンライン英会話スクール。現在120カ国に1,500万人以上の会員を有し、1,200社以上のグローバル企業に語学研修プログラムとして利用されている。また、同スクールを評価した米レビューサイト「TopTenREVIEWSTM」は消費者の購入プロセスをシンプルにするために、各カテゴリーで一番優れたサービス・商品を評価・推薦するサイト。同サイトにおいてのオンライン英語学習サイトカテゴリーの評価基準は4つで、「教師や学習ツールの良さ」「学習エクササイズ、ゲームなどのバラエティーさ」「コミュニティーやソーシャルメディアとの連携性」「使い勝手の良さ」からなっている。金賞受賞の理由としては、オンラインを通じての優れた指導や総合的な英語学習コース、バラエティーに富んだ学習オプション、音声認識テクノロジーや24時間利用可能なライブレッスン、また他の生徒とつながることができる機会を提供しているなど、各カテゴリーから最も優れたサービスと高く評価されたことが挙げられる。獲得点数は10点満点中9.78得点という高得点だった。同スクールの金賞は2011年に引き続き、2年連続となる。
2012年06月29日