惹き込まれるような大きな瞳。凛とした佇まいの中に、妖艶さを漂わせる。宝塚歌劇団在団中、独特の存在感と作り込んだ演技で高い人気を誇った美弥るりかさんが、音楽劇『GREAT PRETENDER』で、退団後初となる男性役に挑戦する。原作は、脚本家・古沢良太さんが脚本とシリーズ構成を手がけ、壮大でスリリングな展開が話題の同名アニメ。詐欺師たちが世界を股にかけ、騙し騙されの壮大なコンゲームを繰り広げる物語で、美弥さんはフランス人詐欺師のローランを演じる。「原作のアニメがとても面白くて、見始めたら引き込まれて、一気に見てしまいました。私が演じるローランはクールでエレガントさもありながら、どこか異色さも感じさせる存在。退団した自分がもう一度男性を演じるのはすごく不思議な感じですが、オファーをいただいたということは、これまでに培ってきたものが役に立つ部分があるんだろうと思ったんです。ただ、宝塚時代はメイクもすべて足し算で作り込んでいましたが、同じやり方ではみなさんの中で浮いてしまう気がするんです。退団していろんなことを経験した今の私が演じるのが、たまたま男性の役だったというつもりで、ビジュアルにしても演じ方にしても、これまでの延長ではなく新たな表現に挑戦していけたらと思っています」ローランは主人公の枝村真人(通称・エダマメ)を、大掛かりなコンゲームに巻き込んでいくキャラクター。このエダマメを演じるのが、Kis-My-Ft2の宮田俊哉さん。「ビジュアル撮影の時に宮田さんにお会いしたら、すでにエダマメの雰囲気そのもので、完成度が高くて驚きました。ふとした時に周りの空気を柔らかくしてくださる方で、私とは別の角度で物事を見ていらっしゃるのがとても印象的でした。考えが深くて、さりげなくおっしゃった言葉に私自身考えさせられることが多いんです。作品において、ローランとエダマメは濃い関係性です。お互いの作品や役への想いを通わせながら、作っていけたらと思いますし、それがすごく楽しみなんです」役柄や作品と同様に美弥さんの心を動かしたのは、退団後に開催したショー『MIYA COLLECTION』の演出も務めた演出家・河原雅彦さんの存在。「男性を演じようと思ったのも、河原さんが演出だからというのが大きい」と話すほど。「絶妙な感性をお持ちの方で、ちょっとしたところにも妥協しない。例えば、間がダレてしまわないよう場面転換のわずか1秒の差に気を配ったり、開場時に流れる音楽を開演に向けてお客さんの気持ちを徐々に高揚させていく選曲にしていたり、本当に細かいところまで徹底されているんです。ただ、前回はショーでしたが、お芝居の稽古になると厳しいらしいと宮田さんから伺って、優しい面しか知らないのでちょっとドキドキしています(笑)」美弥さんといえば、在団中から、中性的な役柄や女性役など幅広く演じ、他の男役にはない唯一無二の魅力を放っていた人。「自分が本当にやりたいことを選んできたら、いつの間にかみなさんからそう言っていただくことが増えていった感じなんです。それを受け入れられるようになったのは、2015年くらい。そうなってから個性的で面白い役をいただいて、自分なりの表現を探していくのも楽しいと思うようになって、少しずつ人と違う色を意識し始めた気がします。いま大事にしているのは、人と比べるよりも、まずは、美弥るりか、そして本名の自分自身として、ちゃんと胸を張れるような生き方をすること。そうすることが、結果的に素敵な表現に繋がっていくんじゃないかと思っているんですよね」音楽劇『GREAT PRETENDER グレートプリテンダー』自称“日本一の天才詐欺師”エダマメ(宮田)は、旅行中のフランス人・ローラン(美弥)を騙したつもりが逆に騙されてしまう。リベンジを決意した彼は、ローランを追ううち、もっと大きなコンゲームに巻き込まれ…。7月4日(日)~25日(日)池袋・東京建物 Brillia HALL監修/古沢良太脚本/斎藤栄作演出/河原雅彦出演/宮田俊哉、美弥るりか、加藤諒、山本千尋、仙名彩世、福本伸一、平田敦子、三上市朗、大谷亮介ほかS席1万2000円A席9000円サンライズプロモーション東京 TEL:0570・00・3337(月曜~金曜12:00~15:00)大阪公演あり。みや・るりか2003年に宝塚歌劇団に入団し、男役ながらも、女性役も含め幅広い役柄をこなし高い人気を博す。’19年の退団後は、舞台のみならずファッションや美容などの分野でも活躍。ジャケット¥69,300パンツ¥33,000(共にクチュール ド アダム)リング、人差し指¥44,000薬指¥73,700小指¥81,400(以上ジジ) すべてホワイトオフィス TEL:03・5545・5164左耳上マラカイトイヤカフ¥93,500左耳下オーバルイヤカフ¥88,000(共にプライマルsupport@prmal.com)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年6月30日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・古田千晶ヘア&メイク・AYAインタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年06月28日Kis-My-Ft2の宮田俊哉主演で音楽劇『GREAT PRETENDER グレートプリテンダー』が7月に東京、8月に大阪にて上演される。原作は、脚本家・古沢良太の軽妙でユーモラスな筆致で描かれた同名アニメ。「日本一の天才詐欺師」を自称するも、その実、真面目でお人好しな主人公・枝村真人(通称エダマメ)を中心にした、詐欺師たちによる騙し騙されのスリリングな“コンゲーム”は、アニメーションのアカデミー賞と呼ばれるアワード「アニー賞」でBest Direction-TV/Media部門にノミネートされるなど、大きな注目と高い評価を集めた。今回、舞台版ではアニメ1~5話で描かれる「CASE1:ロサンゼルス・コネクション」をベースに構成されるという。果たしてどのような作品になるのか、演出の河原雅彦に話を聞いた。舞台ならではの外連味のあるキャスティングで──原作アニメは舞台化が決定してからご覧になったそうですね。そうですね。もちろん楽しく拝見しましたけど、どう演劇にすると面白くなるかなという目で観てしまいましたね。──どう演劇にすると面白くなると思われましたか?まず、これは原作ものに共通する難しさのひとつですが、ファンの方は既にストーリーを知ってるんですよね。しかもこの作品は、騙し騙されのどんでん返しが肝なのに、それも知られてしまっている(笑)。──確かに。それは困りますね。ただ僕は、’19年に『オリエント急行殺人事件』というアガサ・クリスティーの小説の舞台化を演出させてもらったのですが、これもオチは有名ですよね。それを演劇なりの手法を駆使して、「話を分かっていても楽しめる舞台にする」、ということを経験しているので。だから今回もあれこれ策を講じているっていう感じです。──その策というのは、例えば音楽劇にすることなどですか?そうですね。音楽劇……実は歌うのは2曲くらいなんですけど(笑)、でもジャズを基調としたオリジナルの曲も劇伴としてつくっていただいて、生バンドの素敵な演奏がずっと鳴っているような舞台になります。あとは、美弥るりかさんにローラン・ティエリー(フランス人男性の信用詐欺師)を演じてもらったり、キャスティングにおいても舞台ならではの外連味を意識したり。あ、美弥さんについてはなんのオチもないですからね?実は女性でした! とか一切なくてガチの男性役です。──美弥さんは元宝塚歌劇団の男役スターでいらっしゃいますからイメージはしやすいですが、なにか秘密があるのかなと少し思っていました。下手に男性俳優がやってもアニメのローランには敵わないと思ったんですよ。色気×きな臭さ×アニメでしょう?そしたら美弥さんに演じてもらった方がずっとハマるような気がして。演劇ならこういうプリテンドもアリですから。仕掛けのひとつですね。演劇はアナログのインチキ──加藤諒さんが演じるオリジナルキャラクター・北大路も気になります。アニメの場合はモニターを見つめる視聴者が俯瞰の形でストーリーを追いますが、それをこの舞台に置き換えた場合、作品の中に“ストーリーを追っていく目線”が入る必要があるなと思って。それでつくった役です。まあ、他にもいろいろ舞台ならではの作戦は立てていますが、この手の娯楽作を一流のエンタメに仕上げるのは本当に骨が折れますよね。オファーを引き受けた時点で覚悟はしてましたけど。──詐欺の話でオチが知られている、という状態から面白く見せるってどういうことになるんだろうなと思います。でも意外とみんな忘れちゃうんですよ、単純に目の前で起きていることが面白ければ。結末を知っていても、そこへの行き着き方や見せ方が痛快で楽しければ、ワクワクしながら舞台に魅入っちゃう。だからそういうものの連続をつくらないといけないなと思っています。苦労するとは思うんですけど、“コーンゲームもの”と“舞台”って相性がいいんじゃないかな。だって演劇だってインチキですから。アナログのインチキ(笑)。むしろそこを活かさないと面白くはならないと思います。僕がもしこの原作を知っているうえで観に来た時に、どうだったら楽しめるか、どうだったらいい裏切りをされたなと感じられるかってことを常に意識してつくっていきたいです。これは毎回そうですが、今回は特にそうですね。どうしたらワクワクできるかなって。宮田さんは何を考えているかわからない──主演の宮田俊哉さんとは初タッグですが、どういうところを期待されていますか?音楽劇『GREAT PRETENDER グレートプリテンダー』メインビジュアルまだ一度しかお会いしていないのと、先ほどリモートで対談しただけなのですが、物怖じしないしニコニコした方だなという印象です。ただ、ずっとニコニコしているから逆に何を考えているかわからないところもあって。今回歌唱シーンがあって、その歌は宮田くんが普段歌っているポップスとは全然違う、本格的なミュージカル調の歌だよという話をしたときに、それでもニコニコしていたんです。あれで歌えなかったらとんだ詐欺野郎ですよ(笑)。そんなこともあって、僕は今、彼に興味津々です。一体どんな人なんだろうって。──どんな舞台になるか楽しみですね。そうですね。まだ全然わからないですけど、早く本読みをしてみんなの声が聞きたいし、みんながどういうイメージを作品に持ち込むのか、稽古の中で見てみたい。芝居作りは最終的にカンパニー力ですから。今回いろんなジャンルの方々に集まっていただきましたけど、まずは僕が頑張って、いいチームになったらいいなと思います。取材・文:中川實穗音楽劇『GREAT PRETENDER グレートプリテンダー』監修:古沢良太劇作・脚本:斎藤栄作演出:河原雅彦出演:宮田俊哉 / 美弥るりか / 加藤諒 / 山本千尋 / 仙名彩世 / 福本伸一 / 平田敦子 / 三上市朗 / 大谷亮介 / 他【東京公演】2021年7月4日(日)~2021年7月25日(日)会場:東京建物 Brillia HALL【大阪公演】2021年8月4日(水)~2021年8月8日(日)会場:オリックス劇場★チケットは6月12日(土)10:00より、専用URLにて一般発売開始!
2021年06月11日2021年7月に東京・東京建物 Brillia HALLにて、8月に大阪・オリックス劇場にて上演される、音楽劇「GREAT PRETENDER グレートプリテンダー」。この度、主演・宮田俊哉をはじめとするメインキャスト9名が勢揃いしたビジュアルが完成した。映画『コンフィデンスマンJP』などで知られる古沢良太が脚本・シリーズ構成を手がけた人気アニメ『GREAT PRETENDER』。世界を舞台に繰り広げられるスリリングな騙し騙されの“コンゲーム”の物語と、随所に散りばめられた軽妙なユーモア、細やかでバラエティ豊かなキャラクター造形が、幅広い層から熱い支持を受ける作品だ。この『GREAT PRETENDER』が、斎藤栄作の脚本、そして河原雅彦の演出により、生バンド演奏をまじえた疾走感あふれる“音楽劇”として舞台化する。本作の主人公、通称・エダマメこと枝村真人を演じるのは、宮田俊哉。初めてエダマメに扮したビジュアル撮影の際には、「佇まいがエダマメ!」「すでに完成度が高い!」と声の上がった宮田。“原作ファン”でもある宮田がステージで体現するエダマメに、期待が高まる。今回公開されるビジュアルには、宮田をはじめとする豪華メインキャストが一堂に集結。エダマメが行動を共にすることになる信用詐欺師(コンフィデンスマン)、ローラン・ティエリー役の美弥るりか、観客を“グレプリ”ワールドに導く舞台版オリジナルキャラクター・北大路役の加藤諒、抜群の運動能力をもつ信用詐欺師(コンフィデンスマン)、アビゲイル・ジョーンズ役の山本千尋、美しく知的なFBI敏腕捜査官ポーラ・ディキンス役の仙名彩世、エダマメと組んで詐欺を働いている工藤役の福本伸一、熟練の信用詐欺師(コンフィデンスウーマン)でローランとは旧知の仲であるキム・シウォン役の平田敦子、さらに、元ギャングのボスだが今はボディーガードをしているサラザール役の三上市朗、そして今回の事件の渦中の大物、表の顔はハリウッドの映画プロデューサー、その実、裏社会を牛耳るマフィアのボスであるエディ・カッサーノ役の大谷亮介。個性豊かなキャストが集結し、演劇界の奇才・河原雅彦の生バンドによる演奏で世界を舞台に仕掛ける痛快クライム・エンターテインメントがこの夏、東京と大阪に訪れる。チケット一般発売は6月12日(土) 10:00より開始。■監修:古沢良太音楽劇という、また新たな『GREAT PRETENDER』の世界が生まれることを大変うれしく、またありがたく思います。エダマメは才能はあるけど、見ているこちらがお前大丈夫か?とハラハラしてしまう主人公、そんなところが主演の宮田さんに重なります。ローラン役の美弥るりかさん、オリジナルキャラの加藤諒さんら個性的で多彩なキャスト、そして演出の河原さんはじめ百戦錬磨の実力あるスタッフの皆さんが集まってくださって、一応ワタクシ監修ということになってますが一観客としてワクワクしています。胸のすく爽快なひとときを皆さんにお届けできることと思います。お楽しみに。■演出:河原雅彦漫画原作はありましたが、アニメを舞台にするのは今回が初めて。騙し騙されの応酬が飛び交う外連味いっぱいのストーリーで、難しいことを一切考えずに楽しめる良質な娯楽作、という印象です。僕が作品作りにおいて常に心掛けていることのひとつが、人を活かす、ということ。役者の個性が、その役を演じる上での相乗効果となって、原作とは一味違う魅力的な登場人物が次々と現れる。そんな舞台にできたらいいなと思っています。宮田くんとは初顔合わせですが、きっと素敵な青年でしょうから、オリジナリティにあふれたエダマメになることを期待しています。「GREAT PRETENDER」、とても面白い作品なので、アニメファンの方はもちろん、原作を知らずに観にいらっしゃる方にも大いに楽しんでもらえるモノにしたいですね。せっかく舞台化するのであれば、演劇ならではの可能性をフルに堪能していただきたい。それが舞台人である僕の使命だと思っています。それぞれジャンルは違えど、今回とても素敵なキャストの方々が集まってくださいました。ジャジーな生バンドを配し、舞台オリジナルの楽曲も多数制作中ですので、原作にはない歌唱シーンを含め、スリリングかつ、目にもまぶしい華やいだエンターテインメントをお届けできるよう、カンパニー一同、精一杯頑張ります。乞うご期待、ということで。■宮田俊哉 as 枝村真人(エダマメ)もともと原作アニメのファンだったので、出演が決まったときには作品が好きだからこそ「えっ、自分で大丈夫かな」という気持ちはありました。でもこの作品が大好きで、俺がエダマメを一番愛している!ので、「ほかの誰かがやるくらいだったら俺がやりたい、俺が背負いたい!是非やらせてください!」と思うようになりました。ちなみに、アニメ好きの友人たちにエダマメ役を演じることを報告したら、「まあローランじゃないもんね」と言われました(笑)。僕自身、誰かを騙すとか騙されるとかそういうことをあまり考えずに生きてきたので、原作アニメを観て、まずCASE1:ロサンゼルス・コネクションのめちゃくちゃ面白い物語が、舞台になったらどうなるのかな、と気になりましたね。絵やアニメーションも描写が面白くて、それからキャラクターそれぞれがみんなすごくかわいくて愛おしいんです。今回、初めてエダマメとしてビジュアル撮影をしてみて、すごいテンション上がりました!!そんな嬉しさもありつつ、コスプレじゃなくて、ちゃんとお芝居としてエダマメを演じるんだと、頑張って稽古をやらなきゃいけないなと、プレッシャーも感じています。すごく面白い作品になると思いますし、全力で頑張ります!■美弥るりか as ローラン・ティエリー出演が決まって原作アニメを観たのですが、とっても面白くて一気に全部観てしまいました。勉強のために見始めたはずが、いつの間にか夢中になり私も作品の大ファンになりました。ローランはクールでスマート。また、飄々としているように見えますが、その中には温かさや表には見えない彼なりの人への思いやりのようなものがあるように感じています。いろんな人生を経験して今コンフィデンスマンとして生きていると思うので、たまに見える人間らしさや、ちょっとしたお茶目さなど、かわいいところも少し出せたらいいなと思っています。河原雅彦さんの作品は、ご本人の魅力でもある不思議さやユニークさもありながら、心になにか突き刺さるメッセージがいつも入っていると思います。そんな素敵な舞台を見せてくださる方なので、前回の私のエンターテイメントショーthe Wonder「MIYA COLLECTION」から 2 作続けてご一緒できるのがすごく嬉しいです。宝塚歌劇団を卒業して 2年ほど経ちますが、新しい人生を歩き出している今の自分だからこそできる男性像を、河原さんと一緒に見つけていきたいと思っています。■加藤諒 as 北大路僕自身アニメも古沢良太さんも大好きで、もう大注目のアニメだったので、配信された時からずっと見ていた作品でした。その舞台化に出演が決まって、すごく嬉しかったです。いろんな世界を飛んで、海外を舞台にコンゲームをする楽しさや、最後のどんでん返しがスカッとする作品です。僕の演じる北大路は舞台オリジナルのキャラクターで、“伝説の検事”、という役どころなのですが、あのストーリーの中でどこにどう絡んでくるのか、楽しみにしていてほしいです。河原雅彦さんの演出する舞台には、二十歳のときに初めて出演させていただきました。すごく厳しい方で、最初はボロボロになりながら、それでも何作かやっていくうちに「役者になったな」と言葉をかけてくださったんです。河原さんはどんな作品も面白く仕上げてくださる、信頼する演出家さんです。華やかで、盛り上がる舞台になると思うので、是非観にきてください!■山本千尋 as アビゲイル・ジョーンズ(アビー)非常にチャレンジングなオファーをいただいたと思っています。これまで音楽に関わる仕事をしたことがないので、正直、皆さまについていけるか不安な気持ちはありますが、実はミュージカル映画が大好きで毎週1本は観るくらいなので、この舞台に出演できることを心から嬉しく思います。挑戦する機会を与えていただいたことに感謝して、良い舞台をお見せできるように頑張ります。原作アニメは、まったく下調べをせずに観たのですが、こちらも一視聴者として「あっ!そういうことだったの!」と裏切られてすごく驚かされましたし、次はどうなるのかな、と一人ひとりのストーリーにワクワクしました。私が演じるアビーというキャラクターは、なかなか心を開かず、どういう子なのか掴み取れない部分が多いんですが、共演の皆さまとお芝居していく中で、アビーという役を見つけることができるんじゃないかと期待しています。身体能力の高い女の子なので、アクションシーンではお客様に驚いていただけるような動きができたらいいなと思っています。■仙名彩世 as ポーラ・ディキンス「GREAT PRETENDER」は騙し騙されのゲームが壮大なスケールで繰り広げられます。私も原作アニメを初めて拝見した時は見事に騙されました(笑)。でもなぜかスッキリするというか清々しい気持ちになる。そして最後にはなんとも言えない温かい気持ちが残る……「人間ドラマ」が素敵に描かれているんですよね。ポーラ・ディキンスは、エダマメをはじめコンフィデンスマンの皆さんを追いかける腕利きのFBI捜査官。今ポーラについてお伝えできることはここまでですが……アニメのキャラクターを舞台で演じることは楽しくも難しくもあります。「とにかく面白いものを作るんだ!」という気持ちで突っ走っています。原作アニメを初めて見た時のあの感覚を大事にしつつ、良い意味で自分の色に染めていきたいと思います。演出の河原さんとは美弥さん主演の「MIYA COLLECTION」で初めてご一緒させていただいたのですが、いつか河原さんのお芝居に携われたらと願っていたので、こんなに早く叶ってありがたいです。そして、今回の舞台では生バンドの演奏もあります!日々どんな相乗効果が生まれるのか本当に楽しみです!宮田くんを中心としたカンパニーの皆さんと、大切に、そして大胆に作り上げていきたいと思います!■福本伸一 as 工藤原作アニメは、先の読めない展開で「え?あのシーンってああだったの?え?そっち行っちゃうの?」みたいな、ネタバレになるので詳しく言えないですけど、巧く騙してくれるところがたくさん盛り込まれていて、僕も観ていて騙されたりワクワクしたりして、本当によくできたエンターテインメントだなと思いました。この「GREAT PRETENDER」に、どうやって音楽が合わさってくるのか、ちょっと想像がつかないですけど、きっと二倍にも三倍にもワクワクドキドキで騙されまくりの、めっちゃ楽しいエンターテイメントになると思います。工藤は枝村さんのことを自分より年下なのに「枝村さん」と呼んで詐欺師として尊敬していて、人としても彼の事が大好きな、非常に能天気で意味なく明るい男ですが、そこが僕も大好きですね。なので、僕が演じる工藤が出てきたらお客さんが笑顔になるような、ちょっとホッとするような、そんな存在になれたらいいですね。今も厳しい状況は続いていますが、その中でもエンターテインメントは無くしてはいけないし、こういう時こそ絶対に必要だと思うんです。だから、劇場に来ていただいたからには100%楽しんでいただいて、心のお土産を持って帰ってほしいなと思っています。■平田敦子 as キム・シウォン原作アニメは毎週観ていて、物語が続いてたり続いてなかったり、毎回事件が変わったり、しんみりする回だったり面白い回だったり色んな話があって…。私、アニメはあまり見ないんですが、この作品は毎週楽しく観ました。最初の頃は、いったいキム・シウォンって人はいつ出てくるのかしら、これかしら、これかしら?って思いながら見ていましたね。1話では気づいてなかったかもしれません。いつも変装していますもんね。台本を読んで「なるほど、面白い役だな」と思いました。私は小さな劇場で演らせていただくことのほうが多いんです。小さい劇場だったら、変装もほくろ一個消すとかでニヤッと笑ってくださる方がいそうだけど、今回は大きな劇場だからそんなの伝わらないですよね。でも、1000人いたら2人くらい笑っていただければいいと思っています(笑)。アイドルの方から宝塚出身の方から、本当に色んな俳優さんが出ていますので、それが面白いバランスになって、原作を観ていただいた方でも観ていない方でも楽しめる作品になったらいいなと思います。■三上市朗 as サラザール今こういう世の中で、つい明日のことも分からないという状況の中で、このお話をいただいたことが嬉しかったです。どんな作品か、どういう方が出るのか知るたびどんどんワクワクしてきて、本当にありがたいなと思っています。コンゲームなので、観た後に清涼感のある、スッキリした感じになるように作れたらいいですね。サラザールは、もともとマフィアのボスだったけれど、今はほかの人のもとで悪いことを手伝っている。息子がいて、息子のために仕事をしているという男です。多くをセリフで語るようなキャラクターではないですが、胸の内や、ただ単に悪い人じゃない……という部分が出せたらいいですね。生バンドも入って、生で歌って踊って、きっと楽しい舞台になっていると思います。まだまだお客様にお願いしなければならないことはたくさんある中で、そこまでしてでも観ていただきたいし、我々はやるべきだと思っています。本当に、舞台ができるのは奇跡です。それを目の当たりにしていただけたらと思います。どうぞ、お楽しみに。■大谷亮介 as エディ・カッサーノ最初にお話をいただいた時、河原雅彦さんのお名前があったので、初めてご一緒できると思って嬉しかったことを覚えています。貫禄を出しつつ、アメリカ人の役ですから、らしく見えるように、老体にムチ打って頑張らなければと思います(笑)。アニメーションの完成形があり、そのファンのお客様も観に来られますから、その方たちを満足させながらお芝居として生で観てお楽しみいただけるように、演出家と相談して、色々と研究しようと思っています。アメリカを舞台に、色々な人生を歩んできた人たちがいて、一方では騙し騙されるというゲームの形がありながら、様々な人間模様が描かれる作品になります。このような状況の中、少しでも皆さまにお楽しみいただける時間を提供するために、僕らスタッフ・キャストは一丸となって頑張って、面白いお芝居を作っていきますので、皆さま楽しみに来てくださることを祈っています。【公演概要】音楽劇「GREAT PRETENDER グレートプリテンダー」監修:古沢良太 / 脚本:斎藤栄作 / 演出:河原雅彦出演:宮田俊哉美弥るりか 加藤諒 山本千尋 仙名彩世庄司ゆらの 前田悟 伽藍琳 小島亜莉沙 大澤えりな 吉田繭 當真一嘉安福毅 横沢健司 穴沢裕介 真鍋恭輔 辺田友文 岡野一平 黒沼亮 工藤翔馬福本伸一 平田敦子 三上市朗 大谷亮介MUSICIAN:Bass 立川智也 Keyboard 矢吹卓 Guitar 武藤良明 Drums 沼直也Percussion 伊達弦 Sax&Flute 武田和大 Trumpet 二井田ひとみ / 河原真彩公式サイト: 企画:フジテレビジョン製作:フジテレビジョン / サンライズプロモーション東京●東京公演開催日時:2021年7月4日(日)~25日(日)会場:東京建物 Brillia HALLチケット発売:6月12日(土) 10:00~チケット料金:S席 12,000円 / A席 9,000円(全席指定・税込/未就学児入場不可)お問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)東京公演主催:フジテレビジョン / サンライズプロモーション東京●大阪公演開催日時:2021年8月4日(水)~8日(日)会場:オリックス劇場チケット料金:S席 12,000円 / A席 9,000円 / B席 6,000円(全席指定・税込/未就学児入場不可)大阪公演問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00〜16:00日祝除く)大阪公演主催:関西テレビ放送 / サンライズプロモーション東京
2021年06月08日2021年7月に東京・東京建物 Brillia HALL、8月に大阪・オリックス劇場にて上演されることが決定した宮田俊哉主演の音楽劇「GREAT PRETENDER グレートプリテンダー」の全キャストと公演詳細が発表された。原作は、アニメ『GREAT PRETENDER』。脚本家・古沢良太の軽妙でユーモラスな筆致で描かれた、詐欺師たちによる騙し騙されのスリリングな“コンゲーム”は疾走感に溢れ、世界中を飛び回るスケールの大きさ、そして細やかでバラエティ豊かなキャラクター造形が幅広い層から熱い支持を受ける作品だ。2021年3月には、アニメーションのアカデミー賞と呼ばれるアワード・アニー賞で「Best Direction-TV / Media」部門にノミネートされるなど、大きな注目と高い評価を集めている。“日本一の天才詐欺師”を自称するも、その実、真面目でお人好しな主人公・枝村真人、通称エダマメを演じるのは、筋金入りのアニメファンとしても親しまれるKis-My-Ft2の宮田俊哉。原作にも放送時ハマっていたというアニメ愛あふれる宮田が、約8年ぶりに舞台単独主演を務める。さらにアニメ1話から5話で描かれる物語「CASE1:ロサンゼルス・コネクション」をベースに構成される本作に、豪華キャストが集結。エダマメが行動を共にすることになるフランス人の信用詐欺師(コンフィデンスマン)ローラン・ティエリー役に、元宝塚歌劇団男役スターの美弥るりか。磨き抜かれた演技力と色香に満ちた美貌で数多のファンを虜にしてきた美弥の、新たなハマり役となること間違いなし。また、舞台版オリジナルキャラクター・北大路役に、ユニークなキャラクターと子役時代から培われた演技力で舞台やTVドラマ、映画、バラエティとマルチに活躍する加藤諒、そして、しなやかで引き締まった体躯と抜群の運動能力をもつ信用詐欺師(コンフィデンスマン)のアビゲイル・ジョーンズ(アビー)役に、中国武術で世界大会優勝経験もあり、昨年、三谷幸喜脚本・演出のAmazonオリジナルドラマ『誰かが、見ている』にメインキャストで出演し話題の女優・山本千尋、美しく知的なFBI敏腕捜査官ポーラ・ディキンス役に、元宝塚歌劇団トップ娘役で実力派として知られる仙名彩世。また、劇団ラッパ屋などの舞台やTVドラマで幅広く活躍を続ける福本伸一、唯一無二の存在感でジャンルを問わず硬軟様々な作品に引っ張りだこの平田敦子、さらに劇団M.O.P.作品をはじめ多数の舞台『踊る大捜査線』シリーズなど映像分野でも広く活躍する三上市朗、舞台を中心に多彩な作品で活躍する傍ら、舞台演出も多数手がけ、映画やTVドラマでも芯ある存在感で作品を引き締める大谷亮介といった、多彩な実力派キャストが揃う。生バンド演奏でおくる疾走感あふれる音楽劇「GREAT PRETENDER グレートプリテンダー」に期待してほしい。【公演概要】音楽劇「GREAT PRETENDER グレートプリテンダー」監修:古沢良太 / 脚本:斎藤栄作 / 演出:河原雅彦出演:宮田俊哉、美弥るりか、加藤諒、山本千尋、仙名彩世平田敦子、三上市朗、大谷亮介庄司ゆらの、前田悟、伽藍琳、小島亜莉沙、大澤えりな、吉田繭、當真一嘉安福毅、横沢健司、穴沢裕介、真鍋恭輔、辺田友文、岡野一平、黒沼亮、工藤翔馬公式サイト: チケット発売:6月12日(土) 10:00~●東京公演:2021年7月4日(日)~25日(日)会場:東京建物 Brillia HALLチケット料金:S席 12,000円 / A席 9,000円(全席指定・税込 / 未就学児入場不可)●大阪公演:2021年8月4日(水)~8日(日)会場:オリックス劇場チケット料金:S席 12,000円 / A席 9,000円 / B席 6,000円(全席指定・税込 / 未就学児入場不可)主催:フジテレビジョン / サンライズプロモーション東京
2021年04月08日音楽劇『GREAT PRETENDER グレートプリテンダー』が7月に東京建物 Brillia HALL、8月にオリックス劇場で上演される。原作は、2021年にアニメーションのアカデミー賞と呼ばれる、国際アニメーション映画協会の主催アワード「アニー賞」でBest Direction-TV / Media部門にノミネートされ、話題を呼んだ同名作品。初の舞台化となる今回は原作の「CASE1:ロサンゼルス・コネクション」をベースに構成され、生バンドも加わった痛快クライム・エンタテインメントになるもようだ。主演を務めるのは、旺盛なサービス精神と朗らかな笑顔、そしてアニメを心から愛するKis-My-Ft2の宮田俊哉。ライブのほか、バラエティや情報番組、ラジオ番組のレギュラー出演など幅広く活動しており、2013年の舞台『キフシャム国の冒険』では舞台単独初主演を務めた。久しぶりの舞台単独主演となる本作では主人公・枝村真人(通称エダマメ)を演じる。“日本一の天才詐欺師”を自称するエダマメは、その実、真面目でお人好し。宮田が音楽劇として体現するエダマメに期待したい。そして演出は、ストレートプレイやミュージカル、音楽劇とジャンルを問わず活躍する演劇界の奇才、河原雅彦が手掛ける。テンポ良いきらびやかな演出の中にも、ほのかなメランコリックを忍ばせる河原の多彩な演出で作品がどの様に仕上がるのか。公開が待ちきれない。主演:宮田俊哉・コメント今回のお話をいただいて、とても嬉しく思っています。舞台の主演をひとりで務めるのはすごく久しぶりで、ひとりで背負うのでドキドキしていますが、舞台は観に行くのも自分が演じるのも好きなので、本当に楽しみです。原作の『GREAT PRETENDER』は、面白くてワクワクするところがとても好きで、僕が「面白いよ!」と勧めた友人達と皆で、ハマりました。出演のお話を伺った時「僕、ローランじゃないの!?」とボケてしまいましたが(笑)、エダマメをやらせていただけるのは光栄です!エダマメは、ちゃんと芯があるな、と思います。心のある人物で、良心を感じます。物事を“良いか悪いか”ではなく、“目の前の相手に対して、親切かどうか”というのが判断の基準になっているような、印象があります。僕も似たところがあるので、とても共感できます。あとはグループ内での立ち位置が似ていますね。僕もメンバーによくいじられるので(笑)。このコロナ禍で、ファンの皆さまと中々お会いできていないので、この舞台でお会いできるのが本当に楽しみです。原作ファンの方にも、楽しんでいただけるよう、精一杯頑張ります!演出:河原雅彦・コメント騙し騙されの応酬が飛び交うこの作品は、いわゆる“コンゲームもの”で、どっちに話が転ぶか分からないスリリングな展開が魅力。そんな場合、1番の肝は登場人物たちのキャラクターに尽きるわけですよ。宮田くんとは初めてのお仕事になりますけど、『日本一を自称するも、てんてこ舞いに振り回されるダメダメな詐欺師』って主人公にピッタリのような気がして。あ、これ別にディスリじゃないですよ?主人公のエダマメは、キめるところはビシっとキめるし。僕がアニメ原作を舞台化する際、常に心掛けていることは、演劇の強みを最大限に活かすこと。ストーリーをなぞるだけじゃ意味ないですからね。今回の舞台化にあたっても、舞台オリジナルの重要な役どころを足させてもらったり、ミュージカル要素までちょっぴり足させてもらいました。欲張りすぎですかね??ま、ちょっとやってみます。■舞台情報音楽劇『GREAT PRETENDER グレートプリテンダー』7月:東京建物 Brillia HALL8月:オリックス劇場公式サイト:
2021年03月24日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の宮田俊哉が、音楽劇『GREAT PRETENDER グレートプリテンダー』の主演を務めることが24日、明らかになった。同作は古沢良太による脚本・シリーズ構成で2020年に放送されたアニメ『GREAT PRETENDER』の舞台化作。2021年にアニメーションのアカデミー賞と呼ばれる、国際アニメーション映画協会の主催アワード「アニー賞」でBest Direction-TV/Media部門にノミネートされ、大きな話題を呼んだ。疾走感ある展開と世界中を飛び回るスケールの大きさ、そして細やかでバラエティ豊かなキャラクター造形が幅広い層から熱い支持を受けている。初の舞台化となる今回の物語は、CASE1:ロサンゼルス・コネクションをベースに構成。そして、生バンドによる演奏でさらに疾走感あふれる、痛快クライム・エンターテインメントとなる。主演を務める宮田はアニメを心から愛していることでもおなじみ。2013年の舞台『キフシャム国の冒険』で舞台単独初主演を務め、久しぶりの舞台単独主演となる同作で、主人公の枝村真人(通称:エダマメ)を演じる。 “日本一の天才詐欺師”を自称するが、実は真面目でお人好しのエダマメを音楽劇として体現する。演出はストレートプレイやミュージカル、音楽劇とジャンルを問わず活躍する演劇界の奇才・河原雅彦が手掛け、古沢が監修、斎藤栄作が脚本を務める。公演は2021年7月に東京・東京建物 Brillia HALL、8月に大阪・オリックス劇場を予定している。○宮田俊哉 コメント今回のお話をいただいて、とても嬉しく思っています。舞台の主演を一人で務めるのはすごく久しぶりで、一人で背負うのでドキドキしていますが、舞台は観に行くのも自分が演じるのも好きなので、本当に楽しみです。原作の『GREAT PRETENDER』は、面白くてワクワクするところがとても好きで、僕が「面白いよ!」と勧めた友人達と皆で、ハマりました。出演のお話を伺ったとき、「僕、ローランじゃないの!?」とボケてしまいましたが(笑)、エダマメをやらせていただけるのは光栄です!エダマメは、ちゃんと芯があるな、と思います。心のある人物で、良心を感じます。物事を、“良いか悪いか”ではなく、“目の前の相手に対して、親切かどうか”というのが判断の基準になっているような、印象があります。僕も似たところがあるので、とても共感できます。あとはグループ内での立ち位置が似ていますね。僕もメンバーによくいじられるので(笑)。このコロナ禍で、ファンの皆さまと中々お会いできていないので、この舞台でお会いできるのが本当に楽しみです。原作ファンの方にも、楽しんでいただけるよう、精一杯頑張ります!○河原雅彦 コメント騙し騙されの応酬が飛び交うこの作品は、いわゆる“コンゲームもの”で、どっちに話が転ぶか分からないスリリングな展開が魅力。そんな場合、一番の肝は登場人物たちのキャラクターに尽きるわけですよ。宮田くんとは初めてのお仕事になりますけど、『日本一を自称するも、てんてこ舞いに振り回されるダメダメな詐欺師』って主人公にピッタリのような気がして。あ、これ別にディスリじゃないですよ? 主人公のエダマメは、キめるところはビシっとキめるし。僕がアニメ原作を舞台する際、常に心掛けていることは、演劇の強みを最大限に活かすこと。ストーリーをなぞるだけじゃ意味ないですからね。今回の舞台化にあたっても、舞台オリジナルの重要な役どころを足させてもらったり、ミュージカル要素までちょっぴり足させてもらいました。欲張りすぎですかね??ま、ちょっとやってみます。(C)WIT STUDIO/Great Pretenders
2021年03月24日今年デビュー15周年を迎えたロックバンドGRAPEVINEと、8年ぶりに再始動を果たしたGREAT3が、12月13日SHIBUYA-AXにてツーマン・ライブを開催した。GREAT3 公演情報90年代後半のロック・シーンを共に走ってきた2組であったが、ツーマン形式での共演は今回が初。そんな、長い月日を経てようやく実現した共演。先攻はGREAT3。GRAPEVINEのボーカル田中が、初めてGREAT3を知ったきっかけとなった曲という『DISCOMAN』や『Little Jの嘆き』。また、バンドが休止中に経験した幾つかの悲しい“別れ”を綴った『彼岸』など、新旧あわせた全10曲を披露。再始動から約6ヵ月、新メンバーとして迎えたjan(ベーシスト)との両手にも及ばないライブ本数ながら、この日は渾然一体となったステージングでオーディエンスを魅了した。また9年前、活動休止前のラストライブの会場がSHIBUYA-AXだったということもあり、ボーカル片寄明人は「こんなステキな機会を与えてくれたGRAPEVINEに感謝します」と想いを言葉にした。この日はメンバーにとっても、ファンにとってもより特別な夜となったはずだ。続いては、GRAPEVINE。1曲目の『真昼の子供たち』から観客を一気にバインワールドに引き込んでいく。田中はMCで、「いつか東京に行ったらGREAT3とかその辺りの方達の仲間に入れてもらおうと思ってた訳です。それが15年経ってようやく叶いました、ほんまにうれしいです。ありがとうございます」と語った。この日は、全12曲を抜群のバンド・グルーヴととにかくメンバーが楽しんでいるという外へ向かった開放感、そしてまたひとつステージを上がったと思わせる超越したパフォーマンスで会場を高揚させた。アンコールでは、GREAT3のサポートギタリストでもあり、GRAPEVINEの名監督(プロデューサー)でもある2バンドの共通人物、長田進がGRAPEVINEのステージに登場し、『エレウテリア』を披露、濃密なAXの夜は幕を閉じた。なお、GREAT3は9年ぶりのワンマンツアー“TOUR GREAT3”を1月31日(木)梅田クラブクアトロからスタートする。東京公演は、2月8日(金)の恵比寿リキッドルーム。チケットは発売中。
2012年12月14日GRAPEVINEが12月13日(木)に東京・SHIBUYA-AXで開催するライブにGREAT3の出演が決定した。【公演情報はこちら】15周年を迎えたGRAPEVINEと今年8年ぶりに活動を再開したGREAT3。この2組が対バン形式でライブを行うのは今回が初。接点が無さそうな2組だが、GREAT3の活動再開後のステージには、GRAPEVINEの近年のアルバム群をプロデュースした長田進が参加している事など、実は共通項は多い。そのため、どちらのファンであっても楽しめる共演になりそうだ。チケットの一般発売は11月23日(金・祝)より。■GRAPEVINE×GREAT3日時:12月13日(木)OPEN 18:00 / START 19:00会場:SHIBUYA-AX(東京都)出演:GRAPEVINE/GREAT3一般発売日:2012年11月23日(金・祝)
2012年10月18日