ソニーマーケティングは28日、「アクションカム」で撮影した投稿動画を募集するキャンペーンを開始した。大賞受賞者には、4Kアクションカム「FDR-X1000V」などがプレゼントされる。応募締め切りは5月29日23時59分まで。募集部門は、最高の瞬間をとらえた「イチオシな動画」部門と独自のアイディアで撮影した「ザンシンな動画」部門の2L部門だ。応募対象機種はソニーの「FDR-X1000V」「HDR-A200V / AZ1 / AS100V / AS30V / AS15」。応募方法は、キャンペーンWebサイトの応募フォームから、必要事項とあらかじめYouTubeなどの動画投稿サイトに投稿した動画のURLを送る。なお、URLからアクセス、閲覧が可能であれば、限定公開の作品でも応募できる。大賞は各部門1作品。賞品として、4Kアクションカム「FDR-X1000V」とライブビューリモコンのキット、FDR-X1000VR対応の米ペリカン社製プロテクターケース、好きなアクションカムアクセサリー最大5個が贈られる。また、ソニー公式サイトをはじめとした、ソニー関連サイトに受賞動画が掲載される。また、入賞は各部門3作品で、賞品としてアクションカムのバッテリーキットが贈られる。結果は、6月末にソニーWebサイトにて発表される。
2015年04月28日4月23日(木)東京・GSPメディアセンターにて、7月4日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN ~-70kg初代王座決定トーナメント~」の記者会見が行われた。65kg、60kg、55kgに続き、70kgで初代王座決定トーナメントの開催が決定し、トーナメント出場選手と組み合わせが発表された。出場選手と組み合わせは以下の通り。第1試合 山崎陽一(日本/シルバーウルフ)vs. マラット・グレゴリアン(アルメニア)第2試合 牧平圭太(日本/HALEO TOP TEAM)vs. ディラン・サルバドール(フランス)第3試合 中島弘貴(日本/バンゲリングベイ・スピリット)vs. サニー・ダルベック(スウェーデン)第4試合 佐藤嘉洋(日本/名古屋JKファクトリー)vs. アルメン・ペトロシアン(イタリア)トーナメント出場の日本人各選手が以下の通り意気込みを語った。山崎陽一 「K-1出場が決まってうれしいですし、楽しみです。世界一になることしか考えていませんが、僕には失うものも肩書きもないので、リングに上がって目の前の相手を倒すことだけにすべてを捧げて、暴れます。そして僕が生まれ育った福島県いわき市の人に夢を与えられる試合、K-1ファンのみなさんが興奮する試合を約束します」牧平圭太 「今回K-1に出場することになって、中学を卒業する時にタイムカプセルに『10年後の自分へ』という手紙を書いていて、実はそこに『K-1に出て暴れたい』と書いていました。今回はそれを実現することが出来ました。僕は67kgで試合をしていて正直悩む部分もありましたが、今すごくトレーニングをして身体が大きくなっていて、70kgに挑戦したい気持ちがありました。ここから70kgの始まりなので楽しみです」中島弘貴 「新しいK-1が始まって、新しいK-1を盛り上げるために必ず世界トーナメントで優勝します。世界の強豪が集まる70kgでトップになれるように、チャンピオンを目指します」佐藤嘉洋 「対戦相手のアルメンとは2011年に戦っていて判定負けしています。ここでリベンジして、仮にサニーが上がってきたら、サニーにリべンジして、決勝で劇的な勝ち方をしたらかっこいいだろうなと思っています。そこで自分の夢を実現させたいです。年齢のこともあり、ワンデイトーナメントは最後のつもりです。ラストチャンスを掴みたいと思います」トーナメント4試合に加え、リザーブファイトとして渡部太基VSセルゲイ・アダムチャックも決定。チケットは4月25日(土)より一般発売。サークルK・サンクスでは、「K-1 WORLD GP特製ハンドタオル」付きチケットを限定発売。
2015年04月24日歌手・きゃりーぱみゅぱみゅが、NHKの8Kスーパーハイビジョンによるライブ撮影に臨んだ。NHK BSプレミアムで6月14日(23:00~23:50)に放送される。収録は4月4日、NHK放送センター101スタジオで、500人の観客を集めて行われた。パフやドレッサー、ドライヤーなどが巨大化されたパウダールームをデザインしたステージに、きゃりーが登場。きゃりーのデビュー時から衣装を手がけている飯嶋久美子氏が、今回初めてステージ演出も担当し、香水瓶やパフをイメージした衣装のダンサーたちが盛り立てる中、代表曲から最新作まで8曲を披露した。今回の撮影に使用した8Kカメラは、従来のハイビジョンカメラの16倍ものデータ量で撮影できるもの。これを4台使用し、スタジオ内を移動しながらの撮影や、クレーンカメラなどにより、躍動感ある映像が実現した。6月に放送する番組では、通常のハイビジョン画質での視聴となるが、今後、国内外で実施される放送機器展などのイベントや、2016年に始まる予定のスーパーハイビジョン試験放送では、8K画質で視聴可能。きゃりーは8Kの映像に「本当に目の前にいる感じがすごくする」と感想を語り「私たちのダンスもそうですけど、ドライヤーとか香水とかから出る風やミストを体感してもらいたいなと思います」と呼びかけた。番組では、ライブの模様に加えて、きゃりー独自の世界観を作り上げる演出スタッフの取り組みや、8Kスーパーハイビジョンでのスタジオライブ収録に挑む、技術スタッフが試行錯誤する模様などのメイキング映像も紹介する。
2015年04月24日リコーイメージングは4月23日、Kマウントのデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-3 II(ケースリーツー)」を発表した。価格はオープンとなっている。パッケージはボディのみのものと、交換レンズ「smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR」が付属する「18-135WR レンズキット」、交換レンズ「HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6ED DC WR」が付属する「16-85WR レンズキット」の3種類が用意される。推定市場価格はボディのみが130,000円前後、18-135WR レンズキットが17万円台半ば、16-85WR レンズキットが19万円台半ば(いずれも税別)。ボディのみと18-135WR レンズキットは5月22日、16-85WR レンズキットは近日に発売される。PENTAX K-3 IIは、2013年11月に発売されたデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-3」の後継モデルで、Kシリーズのフラッグシップ機に当たる。手ぶれ補正機構の改良や超解像技術「リアル・レゾリューション・システム」の搭載、GPSユニットの内蔵など大幅なブラッシュアップが図られた。センサーシフト方式による手ぶれ補正機構「SR(Shake Reduction)」を引き続き内蔵。高精度ジャイロセンサーを採用したことで、Kシリーズで最高となる4.5段分の補正効果を得られるようになった。ジャイロセンサーの搭載によって、ユーザーが流し撮りしていることを自動で検知。SRユニットを制御して最適な撮影を行える。イメージセンサーユニットを1画素ずつ微細に動かしながら、4回撮影した画像を1枚に合成する「リアル・レゾリューション・システム」を新たに搭載した。1画素あたり1つの色情報しか取得できない従来のベイヤー方式に対して、リアル・レゾリューション・システムでは画素ごとにRGB各色の情報を取得できるため、解像感が高く、色再現に優れた画像を得られる。また、リアル・レゾリューション・システムは、高感度撮影時のノイズ低減効果も持つ。GPSとQZSS、SBAS(WAAS/EGNOS/GAGAN/MSAS)に対応し、アウトドアでの撮影をサポートする。撮影画像には緯度、経度、高度、UTC(協定世界時)、方位情報を記録できるほか、方位をモニターで確認できる電子コンパス機能や移動の軌跡を確認できるGPSログ機能を装備。GPS情報と手ぶれ補正機構のSRを連動させることによって、カメラだけで簡易的な天体追尾撮影が行える「アストロトレーサー」機能を実現した。AFモジュールは27点測距(中央部25点はクロス測距)が可能な「SAFOX 11」を引き続き搭載。AFアルゴリズムと「ペンタックス リアルタイム解析システム」は刷新し、コンティニュアスAFにおいて動体へのAF追従性能を向上させた。K-3と同様、「ローパスセレクター」機能を備える。ローパスセレクターは、露光中にイメージセンサーをサブピクセル精度で微小駆動させることで、光学ローパスフィルターと同様のモアレ軽減効果を得られる機能。光学ローパスフィルターと異なり、効果のオン・オフ、強弱を切り替えられる点が特徴だ。92カ所のシーリングによる防塵・防滴構造となっており、-10℃まで動作する耐寒性能も持つ。ボディ上下と前後の外装には軽量かつ堅牢なマグネシウム合金を採用した。主な仕様は、マウントがペンタックスバヨネットKAF2 マウント、撮像素子が有効約2,435万画素・23.5×15.6mmサイズのCMOSセンサー、対応感度がISO100~ISO51200、シャッタースピードが1/8,000秒~30秒となっている。画像処理エンジンはK-3と同様の「PRIME III」。連写速度は最高で約8.3コマ/秒。ファインダーは視野率が約100%、倍率が約0.95倍のペンタプリズムファインダー方式だ。背面の液晶モニターは3.2型・約103.7万ドット表示。利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカードで、記録形式は静止画がRAW、JPEG、動画がMOV(MPEG-4 AVC/H.264)で、動画の最大記録画素数は1,920×1,080ドット(フルHD)/60i。バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能は約720枚。サイズは約W131.5×D77.5×H102.5mm(突起部を除く)、重量は本体のみで約700g、電池とSDカードを含む状態で約785g。
2015年04月23日●安定した飛行で4K撮影が可能DJIは4月21日、4Kでの空撮に対応したクアッドコプター新製品「Phantom 3」の記者発表会を開催した。会場では実機を使用したデモンストレーションが行われたほか、プロカメラマンをゲストに迎えてのトークも行われた。ここでは、動画も交えながら発表会の様子を伝える。○地球上でもっとも活躍している空撮ドローン香港に本社を置くDJIは、空撮ドローンのメーカーとしてはパイオニア的な存在。「the future of possible」をスローガンにビギナーからプロフェッショナル向けまでさまざまな機材を提供しており、その製品は世界中の空撮愛好家やプロカメラマン、撮影監督に使用されている。発表会では、まずDJIジャパンの丸川英也氏が登壇し、新製品Phantom 3の紹介を行った。丸川氏によれば、同社の「Phantom」シリーズは2012年の初代「Phantom 1」以降、全部で3モデルが登場。その累計出荷台数は100万台を超えており、「現在地球上でもっとも活躍している空撮ドローン」とのこと。同氏はこうした世界中のユーザーのニーズに応えるべく「主力製品であるPhantomシリーズをさらに進化させた」とコメント。そして最新モデルとなるPhantom 3を披露した。同製品は、現行の「Phantom2 Vision+」と同様に本体底部に動画撮影用カメラを備えたクアッドコプター。外観は従来機のデザインを踏襲しているが、飛行安定性やカメラの性能などが大きく進化している。会場では丸川氏の紹介を受けて、プロペラ音とともにPhantom 3が姿を現した。スクリーンにはカメラが捉えた会場の様子が映し出されており、その映像はブレのない非常に安定したものだった。○安定した飛行で4K撮影が可能GPSが利用できない屋内では、機体の位置を把握できないため安定したホバリングが難しくなる。しかし、Phantom 3には超音波センサーと専用カメラによって高度と位置を補正する新機能「VISION POSITIONING」が搭載されており、GPSを使わずに同じ場所に滞空することが可能になっているという。Phantom 3が搭載するカメラは、4K動画と1,200万画素の静止画撮影に対応したもの。3軸カメラ安定化機能を装備しているため、高画質でブレの少ない滑らかな映像を実現している。視野角は94度で、湾曲の少ない自然な映像を撮影可能。会場のスクリーンにはPhantom2 Vision+とPhantom 3で撮影した画像が並べて表示されたが、前者の水平線がドーム状に丸くなっているのに対して、後者の水平線はまっすぐになっており、その差は歴然としていた。ちなみに、Phantom 3で撮影したフライト時の映像は、最大2km離れた場所からでも720pのHD画質で専用コントローラーに転送することができる。そのコントローラー背面には映像出力用のUSB端子が搭載されており、タブレットなどに繋げば画面でリアルタイムに確認しながら操縦することも可能。このほか、ESC(Electric Speed Controller)やバッテリー、モーターの性能なども向上しており、より高精度で直感的にコントロールできるという。●シミュレーション機能などの便利な機能も○シミュレーション機能も搭載Phantom 3にはタブレットなどで使用する専用アプリ「DJI Pilot」が用意されるが、その基本画面でカメラの映像や機体の高度、速度、マップなど、空撮に必要な情報をリアルタイムで確認できる。また、アプリからカメラのシャッタースピードや絞り、撮影モードなどを変更することも可能だ。さらに、Phantom 3ではフライトの履歴からトータルの飛行時間やフライトした場所などを確認することもでき、メンテナンスやフライト計画に役立てられる。このほか、実際に機体を飛ばす前にアプリ内でシミュレーションして操作技術を身につけられる「FLIGHT SIMULATOR」機能や、テンプレートを選ぶだけで撮影映像を自動的に編集してショートムービーを作成し、YouTubeなどに公開できる「FILM MAKER」機能も搭載。丸川氏によれば、映像編集からシェアまで5~10分ほどで作成できるそうだ。なお、日本独自のサービスとしてPhantom 3を購入後1年の間は、三井住友海上保険と共同で業務用保険「DJI専用賠償責任補償制度」を提供するという。この保険は操作ミスにより通行人に怪我をさせたり、駐車している車を破損してしまった場合なども補償する内容とのこと。本体価格は、4K撮影(4,096×2,160ドット/最大25fps、または3,840×2,160ドット/最大30fps)に対応した上位モデル「Phantom 3 Professional」が税別175,000円、フルHD映像(1,920×1,080ドット/最大60fps)での撮影ができる「Phantom 3 Advanced」が税別139,800円となっている。○プロカメラマンが使用感や活用方法を説明発表会の後半には、実際にDJIの空撮ドローンを業務に役立てているプロをゲストに迎えたトークも行われた。モータースポーツの映像配信などに携わる「RallyStream」の染谷弘和氏は、アジアパシフィックラリー選手権のニュージーランドラリーで撮影した映像を前に独自の活用方法を説明し、「ヘリでは撮影が困難な場所でも撮影できる」など、空撮ドローンならではのメリットをあげた。株式会社ヒートワン代表取締役で、TBSの「THE世界遺産」のカメラマンとしても知られる矢口信男氏は、数年前に取材先のアメリカで「Phantom 1」の噂を聞きつけ即購入したというエピソードを紹介。「ヘリだと高さの制限があったり、巻き起こす風が強くて動物に近づけなかったりと、さまざまな制約があるが、空撮ドローンだと低空で狭いところに入っていくことができる」とその魅力を語った。なお発表会終了後、会場では実際にPhantom 3を飛ばすデモンストレーションも行われたが、室内であるにも関わらず安定したホバリングで、動作や転送される映像も滑らかだった。
2015年04月22日ターボシステムズは4月21日、同社の4Kコンテンツ再生プレイヤーである「4K UHD XJive(エックスジャイブ)」シリーズの最上位モデルとして、従来のHDMI出力に加えて3G-SDI出力が可能な「4K UHD XJive PRO SDIモデル」を発表した。販売パートナーの伊藤忠ケーブルシステムを通じて、同日より放送局やプロダクション、大型プロジェクション・システムなどの用途に向けて販売開始する。シリーズ全体で年間200台の販売を目指す。4K UHD XJiveシリーズは同社開発のファームウェアを搭載し、4K(3,840×2,160)・60Pコンテンツをスムーズに再生可能なコンパクトなプレイヤー。外付USBストレージなどに保存した4Kコンテンツファイルを、USBテンキーボードの操作によりファイル一覧表示やプレイリスト編集、各種モードの再生(再生/停止、早戻し/送り、スロー/ループ再生など)が可能。4K UHD XJive PROは、業務用映像機器のビデオ・フォーマットであるXAVC 600Mbpsのサポートに加えて、H.265(HEVC) Main 10プロファイル(10bit)50Mbpsなど様々な映像コーデックに対応。オプションにより、RTP(ユニキャスト/マルチキャスト)やMPEG-Dashなどのストリーミングにも対応する。同SDIモデルはシリーズ最上位モデルとして、従来のHDMI(最大4K/60p 10bit)出力に加えて3G-SDI(Serial Digital Interface) 4K QUAD出力が可能であり、HDMI対応の民生4Kテレビやモニターに加えて、SDI対応の業務用ディスプレイでの4Kコンテンツ再生が可能になる。高精細映像は、放送・映画やゲームなどのエンタテイメント向け、医療やデジタルサイネージ、映像コミュニケーションなどといった業務分野での活用も有望で、4Kコンテンツ制作は増加傾向にあるという。2020年の東京オリンピックでは臨場感あふれる高精細映像の活用が期待され、特に放送業界においては、総務省の指導の下で今後さらなる高精細化が計画されているという。
2015年04月22日米Sony Electronicsは4月19日(現地時間)、4K映像処理プロセッサー「X1」を搭載した液晶テレビ「BRAVIA」の新製品、6シリーズ10モデルを発表した。Android TVプラットフォームにも対応している。5月発売の4モデルは同日よりプレオーダーを受け付けている。価格は43インチ「X830C」の1,299.99ドルから、75インチ「X940C」の7,999.99ドルまで。今回発表された4K BRAVIAの新製品はいずれも、CES 2015でお披露目された新開発の映像処理プロセッサー「X1」を搭載。全シリーズで「X-Reality Pro」による高画質と2K-4Kアップコンバート、X850C以上のシリーズで「TRILUMINOS(トリルミナス)」による広色域が提供される。また、上位シリーズのX930CとX940Cは、今夏のソフトウェアアップデートによりHDRコンテンツの表示に対応する。X930CではX1プロセッサーによる「X-tended Dynamic Range」、X940Cでは同じく「X-tended Dynamic Range Pro」機能を搭載。非常に明るい部分から、深い黒まで広範囲なダイナミックレンジによる映像表現を可能としている。米国では今年中にAmazonやNetflixなどがHDRコンテンツの提供を開始する予定だ。5月発売を予定しているシリーズの画面サイズと価格は、以下の通り。X830C43インチ:1,299.99ドル49インチ:1,599.99ドルX850C55インチ:2,199.99ドル65インチ:3,499.99ドル75インチ:4,999.99ドルX930C65インチ:4,499.99ドルX940C75インチ:7,999.99ドルなお、X900C(55インチと65インチ)、X910C(75インチ)の2シリーズ3モデルは、今夏の発売を予定しており、価格も後日発表される。X900Cは0.2インチ以下の薄型デザインを実現。スマートフォンよりも薄い、世界でもっともスリムなLED液晶テレビであるという。
2015年04月21日パナソニック コンシューマーマーケティングは4月21日、アイウェアブランド「SPY」とコラボレーションしたウェアラブルカメラ「SPY-A500-D」を数量限定で発売した。公式オンラインストア「Panasonic Store」のみで取り扱う。価格は税別37,800円だ。SPY-A500-Dは、既発売のウェアラブルカメラ「HX-A500シリーズ」をベースに、迷彩デザインを施したSPYコラボモデル。SPYコラボのカメラだけでなく、迷彩デザイン入りのゴーグルとサングラスもPanasonic Storeで取り扱いを開始する。2014年6月に発売されたHX-A500シリーズは、最大4K(3,840×2,160ドット)/30pでの記録に対応したウェアラブルカメラだ。カメラ部と本体部が分かれたセパレート式で、カメラ部を装着したまま画角の確認を行えるなどの特徴を持つ。有効約903万画素の1/2.3型「新・大型セル&裏面照射型高感度MOSセンサー」や画像処理エンジン「クリスタルエンジンPRO+」を採用し、高精細、高画質の一人称動画を撮影できる。
2015年04月21日ミヨシは4月16日、3台のHDMI機器の入力映像を1台のテレビなどに出力できる4K対応のHDMI切替器「コンパクト4K解像度対応HDMI切替器」を発表した。発売は4月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は税込5,400円前後だ。コンパクト4K解像度対応HDMI切替器は、BDプレーヤーや家庭用ゲーム機、ビデオカメラなどHDMI機器の入力を切り替えるための装置。サイズがW60×D60×H14mm、重量が47gという手のひらサイズながら、4K(3,840×2,160ドット)に対応。4K対応のHDMIケーブルが付属する。また、全ポートでMHL(Mobile High-definition Link)機能に対応しており、スマートフォンやタブレットで撮影した画像や動画をテレビなどで楽しめる。
2015年04月17日シャープは4月16日、4K映像の表示に対応した液晶テレビ「AQUOS 4K U30」シリーズを発表した。発売は6月30日で、価格はオープン。推定市場価格は、58型のLC-58U30が330,000円前後、55型のLC-55U30が300,000円前後、50型のLC-50U30が250,000円前後、40型のLC-40U30が200,000円前後(すべて税別)。生産は中国で行われる。AQUOS 4K U30シリーズは、上位モデルのAQUOS 4K US30シリーズと同じく、広色域技術「リッチカラーテクノロジー」を採用。現在のデジタル放送の色域を超える豊かな色再現を可能としている。新開発の映像エンジン「AQUOS 4K-Master Engine PRO II」の搭載も上位モデルと同様。「4Kアクティブコンディショナー」によって、映像のノイズを低減し、コントラストを高める。また、フルHD映像の4Kアップコンバートにおいても高画質化を果たした。スピーカーはバスレフ型のボックスタイプ。ヤマハの「Audio Engine」を搭載している。無線LAN機能を内蔵しており、「ひかりTV 4K」や今秋開始予定の「NETFLIX」に対応。USBハードディスク録画機能では、2番組同時録画、長時間トランスコード録画を行える。独自の4Kウェブブラウザを搭載し、番組表も4K仕様に刷新された。また、狭額縁設計を進めており、50型の50U30の横幅(約112cm)は、2006年発売の37型液晶テレビ「37GX2」(約111cm)とほぼ同じとなっている。
2015年04月16日サンワサプライは16日、液晶ディスプレイやノートPCなどを載せて360度回転させることができる回転台「CR-15K」と「CR-16K」の2モデルを発売した。価格は「CR-15K」が2,160円、「CR-16K」が3,780円。隣り合った人などとノートPCやディスプレイを共有するための回転台。直径が230mmの「CR-15K」と330mmの「CR-16K」を用意する。金属製ローラーを採用し、大型のディスプレイを載せても軽い力で回転させることが可能。PC機器だけでなく、キッチン用品や置物を載せてターンテーブルとしても利用できる。裏面には滑り止め用のゴムが貼り付けてあり、回転させても本体がずれることはない。本体サイズは「CR-15K」が直径230×H15mm、重量は0.4kg。「CR-16K」が直径330×H15mm、重量は0.65kg。耐荷重はともに30kg。
2015年04月16日シャープは4月16日、4K映像の表示に対応した液晶テレビ「AQUOS 4K US30」シリーズを発表した。発売は6月30日で、価格はオープン。推定市場価格は、60型のLC-60US30が350,000円前後、52型のLC-52US30が300,000円前後(ともに税別)。両モデルとも国内で生産される。AQUOS 4K US30シリーズは、艶やかで引き締まった黒を表現する「N-Blackパネル」を採用。外光の反射も従来製品より低く抑えている。さらに、広色域技術「リッチカラーテクノロジー」により、現在のデジタル放送の色域を超える豊かな色再現を可能としている。映像エンジンには新開発の「AQUOS 4K-Master Engine PRO II」を搭載。映像のノイズを低減し、コントラストを高める「4Kアクティブコンディショナー」機能が加わり、フルHD映像の4Kアップコンバートにおいても高画質化を果たした。HDMI端子は4K60p/HDCP 2.2に対応。HEVCデコーダーも内蔵している。また、6軸カラーマネージメントによって、4K放送規格の色域「ITU-R BT.2020」に最適な色変換を行う。サウンド面では、2基のフルレンジスピーカーと背面のサブウーハーによる2.1chシステムを内蔵。ヤマハの「Audio Engine」とともに自然で聞き取りやすい音を提供する。また、左右に20度ずつの可動範囲を持つスイーベルスタンドを採用している。無線LAN機能を内蔵しており、「ひかりTV 4K」や今秋開始予定の「NETFLIX」といったオンデマンドビデオサービスに対応。USBハードディスク録画機能では、2番組同時録画、長時間トランスコード録画を行える。独自の4Kウェブブラウザを搭載し、番組表も4K仕様にあらため12時間分を一度に表示できるようになった。
2015年04月16日K.I.T.虎ノ門大学院は、同大学院の講義を“1科目”から受講できる科目等履修生制度や、その募集科目を紹介するセミナー「虎ノ門で学ぶ。KITの科目等履修生制度の魅力とは? 」を4月18日に金沢工業大学虎ノ門キャンパスにて実施する。定員は40名。料金は無料。同大学院は、金沢工業大学が2004年4月に「知的創造システム専攻」として、東京・虎ノ門に開設した「ビジネス」・「知財」のプロフェショナルを育成する1年制の社会人大学院。特徴は「講師のクオリティー」と「少人数制スタイル」で、院生の9割以上が働きながら学んでいるという(2013年度実績)。このたび実施されるセミナーでは、同大学院知的創造システム専攻専攻主任である加藤 浩一郎氏や、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社の小林 誠氏、ビジネスアーキテクト専攻主任教授の三谷 宏治氏らが、知財マネジメント系、経営コンサル系、HRM・ファイナンス系、メディア・コンテンツ系など、この6月からスタートする科目の内容について紹介していく。受講対象者は、2年以上の企業または官公庁における在職経験がある人や、自身のスキルアップや新たな知見を求めている人、今後、KIT科目等履修生として学んでみたい人となっている。応募は同大学院のWebサイト上で行っている。
2015年04月14日DJIは4月9日(現地時間)、コンシューマー向けのドローン「Phantom 3」を発表した。4K(2,160p)/30fpsでの記録に対応した「Phantom 3 Professional」と、フルHD(1,080p)/60fpsでの記録に対応した「Phantom 3 Advanced」を用意する。公式オンラインストアでの直販価格はPhantom 3 Professionalが175,000円、Phantom 3 Advancedが139,800円。Phantom 3シリーズは、4KもしくはフルHDの空撮に対応したマルチコプター。下部の専用カメラは、センサーにソニー製の有効1,240万画素・1/2.3型CMOSセンサーを採用している。焦点距離20mm(35mm判換算時)で開放F2.8のレンズを搭載。画角は94°だ。ISO感度はISO100~3200(動画撮影時)、ISO100~1600(静止画撮影時)。シャッタースピードは1/8,000秒~8秒。コントローラーが付属するが、スマートフォン用アプリ「DJI Pilot」からも操作可能だ。2km圏内であれば、ドローンで撮影した映像をスマートフォンやタブレットにHD(720p)/30fpsのライブビュー表示できる機能も持つ。アプリの対応OSはiOS 8.0以上、Android 4.1.2以上。飛行中のブレを軽減するため、3軸ジンバルを装備する。そのほか、GPS/GLONASSを搭載。対角サイズと重量はいずれも590mm/1,280g。バッテリーは容量4,480mAhで、最大飛行時間は23分間だ。記録メディアはmicroSD(最大64GBまで)を使用する。
2015年04月14日サードウェーブデジノスは10日、3,840×2,160ドットに対応したHDMIキャプチャーカード「Blackmagic Design Intensity Pro 4K」を標準搭載した動画編集・加工向けデスクトップPC「Raytrek-V ZT 4K」を発表した。PCショップ「ドスパラ」にて販売を開始し、標準構成時の価格は税別184,980円から。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.6GHz)、チップセットがIntel Z97 Express、メモリがPC3-12800 8GB、ストレージが256GB SSD + 2TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、キャプチャカードがBlackmagic Design Intensity Pro 4K、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が 500W 80PLUS BRONZE、OSがWindows 8.1 64bit。BTOによるカスタマイズに対応し、CPUやメモリ、ストレージのアップグレードや光学ドライブの複数搭載、サウンドカードの追加などが行える。
2015年04月10日●光コラボレーションで月額料金を抑えるNTTぷららは3月9日、2015年度上期の事業説明会を開催し、国内初の4Kによる地上波テレビ番組の見逃し放送や先行配信を開始するとともに、4KのIP放送を12月に開始することを発表した。同社の板東浩二社長は、2016年3月末までに現在300万の会員数を315万まで拡大する目標を掲げ、それに向けて各種施策を打ち出していく意向を示した。NTTぷららが運営する映像サービスの「ひかりTV」は、08年のサービス開始以来、順調に会員数を拡大。開始から7年で300万会員を突破し、「大きなマーケットを開拓して成果を残せたのではないか」と板東社長は語る。ただ、100万会員から200万会員に増加したときは2年で達成したのに対し、200万から300万会員に達するまで3年かかって伸びが鈍化していることから、今後どこまで会員数を伸ばせるかが課題としている。4月からは提供している全98チャンネルのHD化が完了。ユーザーメリットに加えて、SDのプラットフォームを破棄できるため「効率が上がった」という。NTT東西が提供する「光コラボレーション」を活用し、光回線とISP料金(5,700円)にひかりTVを契約すると毎月8,200円(一例)かかっていたところ、光コラボレーションでぷらら光とのセットプランを提供することで同じサービスが5,700円に収まるようになり、「料金的には(他社サービスに対して)競争力がある」と板東社長。14年10月には日本初の4K映像のビデオ・オン・デマンド(VOD)を提供開始。開始時124本だった4Kコンテンツは、3月末までに276本へと拡大。シャープや東芝、ソニー、パナソニック、LGといったテレビメーカーが順次この4K-VODに対応しつつあり、視聴環境も拡大してきている。こうして「サービスでやれることは全部やってきた」という板東社長だが、会員数の拡大は鈍化しており、そもそも「マーケットも拡大しているわけではない」という状況。光コラボレーションによる効果も未知数で、当面は状況を見極めつつ、「最低でも315万会員」という年度末の目標を設定した。会員数拡大のために「販売チャネルの拡大」を重視する板東社長は、NTTドコモのショップでひかりTVを紹介するなどの施策も展開しているが、「相当知恵を出さないと、これ以上はなかなか会員数は増えない」という見通しを示す。●4Kで拡大を見込む、3つの施策こうした中、今年度は4K-IP放送の開始、4K-VODの提供作品拡大、4K映像制作の新たな仕組み作りという3つの施策を実施する。4K-IP放送はフレッツ光ネクスト回線を使ってマルチキャストで4K映像を配信するサービスで、従来の4K-VODに対していわばテレビ放送という位置づけ。現在は一部量販店の店頭などで試験放送をしているが、12月から本放送を開始する。利用には対応テレビが必要で、すでにシャープと東芝は開発を予定しており、パナソニックは対応を検討中。他のメーカーとも交渉を行っているという。また、同社の4K対応外付けチューナー(ST-4100)もファームウェアアップデートで対応する。ただし、現時点では提供チャンネル数や編成などは公表されず、後日明らかにされる。4K-VODでは、さらに配信作品を拡大。2016年3月末には700本まで拡大する予定で、テレビ東京のドラマ「不便な便利屋」をテレビ放送直後から、4Kで見逃し配信する。また「E-girlsをまじめに考える会議」では、テレビでの放送前に4K-VODとして先行配信を行う。いずれも日本初だという。NHKが7月から放映予定の「シャーロック ホームズ 4Kスピンオフ(仮)」でも、放送後の見逃し配信を実施。撮影はすべて4Kで行われ、テレビではフルHD放送だが、ひかりTVでは4Kで配信する。ほかにも、ぷららTVとしては初めてナショナル ジオグラフィック チャンネルと共同でドキュメンタリー番組を4Kで制作。高輝度青色LEDの発明でノーベル物理学賞を受賞した中村修二氏の密着ドキュメントを4K-VODで配信する。ハリウッド映画の『ANNIE』、ライブショーの「ウルトラマンヒーローズ THE LIVE アクロバトルクロニクル 4K」なども用意。幅広いコンテンツで利用者拡大を図る。4Kコンテンツ拡大に向け、新たな仕掛けも行う。これまで、映像制作はプロフェッショナルが集団で行うものだったが、YouTubeのように個人が撮影したものでも「結構いいものがある」(板東社長)。これに近い仕組みを作ろうというのが新たな取り組みだ。メーカーから4Kカメラや編集機材を借り、これを映像制作の専門学校生に提供して4Kコンテンツを制作してもらう。この映像をぷららや映像の専門家が評価して優秀作を集めたコンテストを実施。特に優れたクリエーターには「ひかりTVドリーム」と呼ばれるクラウドファンディングで映像制作の支援を行って、最終的にはひかりTVでの配信も行う。すでにHAL大阪・名古屋・東京と提携が決まっており、機材の調達を進めているところだという。同時に、映像の新技術「HDR」や音の新技術「MPEG-4 ALS」の導入も検討する。明部と暗部をより忠実に再現できるHDRでは、今後対応テレビとコンテンツの動向を見据えながら検討。MPEG-4 ALSは、これまで圧縮で捨てられていた高音域が再現できるようになり、よりリアルで臨場感のあるサウンドを提供できる。今年は、米映像配信大手Netflixが参入する予定で、板東社長は「脅威であることはまちがいない」と危機感を見せつつ、「映像だけで勝負するつもりはない」として、音楽や電子書籍の配信、ショッピングなどの総合サービスで対抗していく。また、米国のやり方が日本でも通じるかどうか、といった面もあり、動向を見守っていく。Netflixの参入で市場が活性化することも期待する。NTTぷららは、会社設立から今年で20年という節目の年にあたる。板東社長は「新たな形でいろんなものをリスタートしたい」と意欲を語り、さまざまな施策を打ち出して会員拡大を図っていきたい考えだ。
2015年04月09日EIZOのキャリブレーション対応液晶ディスプレイ「ColorEdge」シリーズの4Kモデルである「CG318-4K」と「CG248-4K」は、映像制作市場向けの新機能「Rec.709色域外警告」を搭載している。IMAGICAが開発した3D-LUT(ルックアップテーブル)を液晶ディスプレイに組み込むことで実現した。2018年に本放送開始予定の8Kスーパーハイビジョン放送では、より豊かで鮮やかな色表現ができる「Rec.2020」と呼ばれる色域が基準となる。ただし現行のテレビ放送は、「Rec.709」という色域が基準で、Rec.2020よりも色の範囲が狭い。よって、Rec.709色域では、Rec.2020色域で撮影した映像コンテンツの色を表示できない場合がある。今回の「Rec.709色域外警告」は、Rec.2020色域の映像中、Rec.709色域では再現できない色をグレイで警告する機能。もしくは、Rec.709の色域内に収まるように変換して表示することも可能だ。これにより、現行のフルハイビジョン放送と将来のスーパーハイビジョン放送にて、違和感のない色表示ができるかどうかを効率的に確認することができるとしている。
2015年04月09日NTTぷららは4月9日、「ひかりTV」において、2015年12月より光回線を通じた4K映像のIP放送サービス(4K-IP放送)を提供すると発表した。放送するチャンネルや番組編成内容などの詳細は今後決定される。ひかりTVは、NTTぷららとアイキャストが運営しているスマートTVサービス。4K-IP放送については、2014年6月よりNTT東日本・NTT西日本の光回線「フレッツ 光ネクスト」を通じて配信トライアルを行い、技術開発と検証を進めていた。ひかりTVの4K-IP放送は、現在提供中のひかりTV対応チューナー「ST-4100」のファームウェアをアップデートすることで利用可能となる。また、4K-IP放送チューナーを内蔵した4Kテレビでも視聴できる。4K-IP放送対応テレビについては現在、シャープと東芝ライフスタイルが対応予定、パナソニックが対応を検討している。4K-IP放送の技術仕様は、解像度が3,840×2,160ドット、動画圧縮方式がH.265/HEVC、音声圧縮方式がAAC、配信速度が約30Mbps、フレームレートが60フレーム/秒。なお、4K-IP放送を視聴するにはNTT東日本・NTT西日本の光回線「フレッツ 光ネクスト」「フレッツ・光プレミアム」「B フレッツ」の契約が必要だ。NTTぷららは同日、都内で記者発表会を開催。その詳細レポートを追って掲載する。
2015年04月09日キヤノンは4月8日、4K(4,096×2,160ドット)/29.97fpsの動画撮影が可能なEFマウント対応の業務用デジタルシネマカメラ「EOS C300 Mark II」を発表した。レンズ交換式で、キヤノンEFマウントに対応する。発売は9月中旬で、価格はオープン。CINEMA EOS SYSTEMシリーズ「EOS C300」の後継モデル。スーパー35mm相当の885万画素CMOSセンサーを新たに搭載し、4K動画の撮影が可能になった。映像処理エンジンには新開発の「デュアル DIGIC DV 5」を採用する。従来機種よりも広いダイナミックレンジでの撮影が可能な「Canon Log 2」のほか、新開発の独自ビデオフォーマット「XF-AVC」に対応。「デュアルピクセル CMOS AF技術」によって、縦横約80%の測距エリア内にいる被写体であれば、自動でピントを合わせ続けるコンティニュアスAFが可能となった。コンティニュアスAFをしながら顔検出AFも行えるため、ピント合わせが難しい4Kでの撮影時にもすばやくフォーカス調整できる。AF速度は10段階で、ピントが外れた際に同じ被写体へピントを合わせるまでのAF速度は7段階で設定可能だ。EFレンズでマニュアルフォーカスにすると、高精度なピント合わせをサポートしてくれる「デュアルピクセルフォーカスガイド」を利用可能だ。ピントが合っているかどうかだけでなく、前ピンか後ピンかまで表示することで、すばやいピント合わせをサポートする。記録メディアには、4Kの場合はCFast 2.0カード、フルHD(2,048×1,080ドット)以下の場合はSDメモリーカードを利用。CFast 2.0カードスロットは2基装備される。主な仕様は、撮像素子が有効約885万画素のスーパー35mm相当(26.2×13.8mm)CMOSセンサー、マウントがキヤノン EFマウント。NDフィルターは2 / 4 / 6 / 8 / 10stopsの5濃度を電動で調整可能。感度はISO100~ISO102400(拡張時)に対応する。液晶モニターは約123万画素・4.0型。177万画素の0.46型ビューファインダーも備える。記録形式はMOV(MPEG-4 AVC / H.264)。本体サイズは約W149×D183×H183mm、重量は約1,880g(本体のみ)。
2015年04月08日キヤノンは4月8日、4K(3,840×2,160ドット)/29.97fps記録対応の業務用ビデオカメラ「XC-10」を発表した。発売は6月中旬で、価格はオープン。XC-10は、映像制作のプロやハイアマチュア向けのコンパクトなデジタルビデオカメラ。光学10倍ズームレンズを搭載し、センサーには有効画素数1,200万画素の1.0型CMOSセンサーを採用した。新開発の映像処理エンジン「DIGIC DV 5」を搭載し、高速な処理が可能だ。新開発の独自ビデオフォーマット「XF-AVC」を採用したことで、4K/フルHDの画質を維持しつつ高圧縮し、動画データを効率よくメモリーカードへ記録できる。「CINEMA EOS SYSTEM」に搭載されている映像記録方式と同様の「Canon Log」と「ワイドDRガンマ」により、高輝度部や暗部でも白とびや黒つぶれの少ない映像を撮影可能だ。記録メディアには、4Kの場合はCFast 2.0カード、フルHD(1,920×1,080ドット)以下の場合はSDメモリーカードを利用する。静止画撮影用にメカシャッターを搭載。「4K フレームキャプチャー」機能を使用すれば、秒間30コマで約829万画素の静止画を記録できる。主な仕様は、撮像素子が有効約829万画素(静止画は約1,200万画素)の1.0型CMOSセンサー、レンズが焦点距離8.9~89mm(35mm判換算時:動画が27.3~273mm、静止画が24.1~241mm)の光学10倍ズーム、開放F値がF2.8(W端)~F5.6(T端)、対応感度がISO160~ISO20000となっている。背面のモニターはチルト式で、約103万画素・3.0型のタッチパネル式。記録形式は静止画がJPEG、動画がMOV(MPEG-4 AVC/H.264)。本体サイズは約W125×D122×H102mm、重量は約1,040g(フード、バッテリ、記録メディア含む)。
2015年04月08日キヤノンは4月8日、4K(4,096×2,160ドット)解像度に対応した業務用24型ワイド液晶ディスプレイ「DP-V2410」を発表した。発売は10月で、価格はオープン。DP-V2410は、4K映像制作での使用を想定して開発された4K液晶ディスプレイ。IPS液晶パネルを採用し、4,096×2,160ドットの解像度に対応する。業務用のリファレンスディスプレイとして、堅固なモノフレーム金属ボディを採用するほか、キャリングハンドルなどを装備。DC24Vでの駆動が可能だ。4K/60p表示が可能なHDMI端子も備える。RAWデータからRGB3色の画像を作り出して現像処理できる「ディベイヤー機能」を内蔵。キヤノンの「CINEMA EOS SYSTEM」のカメラで撮影した4K RAW映像を、外部機器を使わずに3G-SDIケーブルで直接表示できる。カメラのメタ情報の表示や、画質設定値を連動させて切り替えることも可能だ。また、カラーマネジメント規格「ACESproxy」に対応するので、ACESproxyに対応した入力機器と接続することによって、撮影現場と編集現場で色味を一致させることができるなど、作業効率の向上にも役立つ。HDR技術では、映像規格「SMPTE ST 2084」やキヤノン独自の映像記録方式「Canon Log」「Canon Log 2」の表示に対応し、白とびや黒つぶれを抑えながらディテールまで再現してディスプレイ上に表示する。独自開発の映像エンジンによって、画面の色ムラ・輝度ムラを抑制する。バックライトにはRGB LEDバックライトを採用。そのほかにも利便性を高める機能として、フォーカスの状態をひと目で確認できる「ピーキング・ズーム」、波形モニターとベクトルスコープ、露出合わせを補助する「フォルスカラー」などを装備する。主な仕様は画面サイズが24型ワイドの非光沢(アンチグレア)、解像度が4,096×2,160ドット(4K)、視野角が上下左右89度、輝度が100cd/平方メートル、コントラスト比が2,000:1。映像入力インタフェースはHDMI×1、3G/HD-SDI×1。コントロール用インタフェースとして10BASE-T / 100BASE-TX対応有線LAN、USBを備える。VESAマウント100mmに対応し、スタンド含む本体サイズはW594×D187×H399mm、重量は約12kg。
2015年04月08日シャープは4月6日、4K表示に対応した70V型の大画面デジタルサイネージ用ディスプレイを、JR東京駅の中央通路に納入したと発表した。ディスプレイは、駅中央通路改札内コンコースの8柱に合計14台設置。これまで設置されていたディスプレイに比べ4倍の高解像度(3,840×2,160ドット)のため、4K画質で制作されたコンテンツをそのまま表示できる。また、従来のハイビジョン画質で制作されたコンテンツであっても高度な画像処理技術の活用で、さらに迫力ある広告表示が可能となる。
2015年04月07日日立国際電気と日本放送協会(NHK)は4月6日、スーパーハイビジョン(8K)小型単板式カメラを開発したと発表した。同カメラシステムは、独自構造により光伝送アダプタや収録ユニットとの組み合わせでさまざまな運用形態が実現できるという特長をもつ。まず、レンズマウントはPL方式で、映画用レンズや4Kレンズなどの市販高精細レンズの取り付けが可能。カメラヘッドにはフランジバック調整機構があり、映画用単焦点レンズ搭載時にバックフォーカスの調整を容易に行うことができる。また、レンズ内の収差データを自動的に読み込み補正する収差補正機能を備えている。収録記録メディアは専用SSDスロット(2TB)で40分記録でき、収録ユニットと小型カメラアダプタ、CCUを接続することで収録データの現像作業が可能だ。さらに、光伝送ユニットとCCU間は、現行のハイビジョンカメラと同様の光複合ケーブルで接続可能で、タリーやインカムなどのコミュニケーション系信号の伝送も現行ハイビジョンカメラと同様に行うことができる。また、小型光伝送アダプタとの組み合わせにより軽量化を実現したことで、クレーンまたは汎用カメラスタビライザーへの搭載が容易となっている。CCUは8K出力以外に4K出力を備えており、4Kコンテンツ制作用カメラとしても使用可能。このほか、4Kモニター出力信号はドット・バイ・ドット信号の出力が可能なため、VEによるフォーカス調整が容易となっている。
2015年04月07日●各種4K VODや話題のNETFLIXにも対応パナソニックは4月2日、4K対応ビエラ「CX800シリーズ」6機種と同「CX700シリーズ」3機種を発表。5月下旬から発売する。同社は4月1日付けで、アプライアンス社のなかにテレビ事業部を新設しており、今回の新製品を新生テレビ事業部の第1弾製品と位置づけた。パナソニック アプライアンス社 テレビ事業部の品田正弘事業部長は、「CX800シリーズによって実現されるジャパン・プレミアムの価値は、なんといっても画質にある。CX800シリーズは高画質化回路であるヘキサクロマドライブの搭載により、日本の美しい風景を余すことなく映し出すことができる。また、日本人が美しいと感じる色を再現するために、日本で設計し、日本で作りあげた製品である。高い信頼性と高品質を実現するメイド・イン・ジャパンの取り組みも、ジャパン・プレミアムの条件のひとつである。これによって4Kの次元をさらに引き上げたい」と述べた。とくに4K対応テレビでは、「パナソニックはリーディングメーカーになっている。現在、4Kテレビ市場において30%以上のシェアを持つ」と胸を張る。「パナソニックは、2013年に初めて4K対応テレビを発売。後発で市場投入したが、2014年春にはAX800シリーズを投入し、同年秋にはAX900、AX700シリーズを投入。現在は5シリーズ12機種まで拡大し、多様なニーズに合わせたラインナップを構築し、一気にリーディングメーカーになった」とする。また、今後の4Kテレビの需要動向については、「2014年の4Kテレビの販売台数は、前年比約5倍の25万台であり、2015年には約3倍の77万台、2016年には前年比約1.7倍の約127万台に達するだろう。2015年の4K対応テレビの販売台数構成比はテレビ全体の10%強だが、46型以上の大画面に占める構成比でみると過半数に達する。2016年には大画面テレビの約8割が4K対応テレビになる。つまり、4K対応テレビが今のテレビ市場を大きく牽引している」とした。さらに、「4Kコンテンツも急速に充実して行くと予想される」とし、CSでは、スカパープレミアムサービスが4Kの実用放送を開始し、VODサービスでは、アクトビラ、ひかりTVが4Kコンテンツの配信サービスをスタート。NETFLIXも今年秋のサービスインにあわせて、4Kコンテンツを配信する予定を明らかにしていることを指摘。また、リオ・デ・ジャネイロでオリンピックが開催される2016年には、BSにおいて4Kの試験放送が行われ、ピョンチャン冬季オリンピックやサッカー・ワールドカップ ロシア大会が開催される2018年にはBS実用放送がスタート。2020年の東京オリンピックでは4K放送および8K放送が本格化する方向が示されている。「今後のスポーツのビッグイベントは放送環境を大きく進化させることになる。パナソニックは、1988年からオリンピックの公式スポンサーとして、テレビをはじめとする最先端のAV機器を開発、納入して、オリンピック大会の運営をサポートするとともに、映像技術や放送環境の進化に貢献してきた。2020年の東京オリンピックに向けた4Kにおいて、放送の現場から家庭までをエンド・トゥ・エンドで、新たな感動を届ける機器の開発に取り組んでいく構えである」とした。●広色域4Kパネルを採用したCX800シリーズCX800シリーズは広色域4Kパネルを採用。独自の忠実色再現技術「ヘキサクロマドライブ」を搭載することで、原色に加えて中間色の微細な色合いまで描き出すことが可能。原画に忠実で高精細な映像が楽しめるという。通常は3原色(RGB)の3つの座標軸で行う色補正処理を、補色となる(CMY)も加えた6つの座標軸で行うほか、3次元方式のカラーマネジメント回路により、忠実に色を再現。低輝度シーンでの暗部の色や中間色の微妙な色合いも自然に映し出す。ヘキサクロマドライブと高輝度IPSパネルの組み合わせによって、従来比1.6倍の色表現が可能になったという。さらに、4K放送に向けた策定された新たな国際標準規格「BT.2020」に対応。オリジナルに迫る広色域にまでをリマスターし、本来の映像が持つ自然な階調と豊かな色彩を再現するという。そのほか、明るいものをより明るくし、映像本来の明るさを復元できる独自技術「ダイナミックレンジリマスター」や、シーンに最適化した光源制御でハイコントラストな映像を実現する「バックライトエリア制御」を採用。現在のデジタル放送を4K解像度にアップコンバートする4K超解像エンジン「4Kファインリマスターエンジン」も搭載した。ULTRA HD Blu-rayの高輝度HDRにも対応する予定だ。さらに、ダイナミックサウンドシステム PROを搭載。迫力ある低音を楽しめるのも特徴だ。クリアな重低音を鳴らす「クアッド・パッシブラジエーター」と、力強い音を再生する「ネオジウムスピーカー」、40Wの高出力アンプにより、パワフルな音声再生を実現する。また、同製品は日本で設計・生産した「ジャパン・プレミアム」シリーズとして展開する。そのほか、お気に入りの画面にすぐにアクセスできる「かんたんホーム」を搭載。Firefox OSベースの新たな操作体系によって、直感的な操作が可能になった。さらに、画面を3度傾斜させた「スラントデザイン」と、低い姿勢からの視聴にも適した「フラットデザイン」を採用。スラントデザインでは、ローボードにテレビを置いてソファに座った際に、見下ろす体勢になることで、見やすい角度で視聴できる。フラットデザインは和室に座った際に、低い姿勢から見ても見やすいデザインとし、横幅を取らず、置き場所を選ばないスタンドによって上質感を演出したという。スラントデザインモデルでは、60V型のTH-60CX800N(市場想定価格は47万円前後)、55V型のTH-55CX800N(同40万円前後)、49V型のTH-49CX800N(同35万円前後)の3機種。フラットデザインモデルでは60V型のTH-60CX800(同46万円前後)、55型のTH-55CX800(同39万円前後)、49V型のTH-49CX800(34万円前後)をラインアップしている。○4Kテレビを身近にするCX700シリーズ一方、CX700シリーズはより気軽な4Kテレビライフを提案する製品と位置づけており、4K解像度の高輝度液晶パネルを採用し、明るい4K映像を表現できるのが特徴。超解像技術の4Kファインリマスターエンジンの搭載や、倍速駆動の実現、様々な高画質化機能を搭載することで、デジタル放送やブルーレイソフトなどの様々な映像を、滑らかな4K高画質で楽しめる。従来モデル比で最大10倍となる大容量スピーカーボックスの採用により、音質強化を図った「ダイナミックサウンドシステム」のほか、USBハードディスクに録画した番組をスマートフォンやタブレットに転送して視聴できる「外からどこでもスマホで視聴」にも対応した。H.265/HEVCのデコーダーを内蔵しており、すでにサービスが開始されている4K動画配信サービスや、将来、開始予定のサービスにも対応できる。また、「NETFLIX」ボタンを配置しており、今年秋にもサービスが開始されるNETFLIXのVODサービスが簡単に利用できる。55V型のTH-55CX700(市場想定価格は30万円前後)、50V型のTH-50CX700(同25万円前後)、40V型のTH-40CX700(同20万円前後)を用意している。●新生テレビ事業部の目指すところ品田事業部長は「4K時代の到来となる2020年に向けて、テレビ市場は新たな変革期に入った」と定義。「4K化だけでなく、VODの普及に伴う新たな視聴への対応、スマートフォンとの連携、さらには2009年から始まったアナログ停波特需でテレビを購入したユーザーの買い替え期に入るというなかで、パナソニックは、住空間の価値を高め、家庭に感動を届けするディスプレイを提供していきたい」と語った。さらに品田事業部長は、「こうした新たなテレビを提供するという点に新生テレビ事業部の役割がある」とし、「新生テレビ事業部の日本市場における使命は、顧客起点で、独自のプレミアムな価値観を確立していくことにある」と位置づけた。また、「新生テレビ事業部の役割は、第1にテレビは単なるテレビではなく、住空間の価値を高めるディスプレイに進化させること。第2にパナソニックならでは安心・信頼と先進性を兼ね備えることで、日本のお客様の暮らしに寄り添った商品を提供すること。第3にパナソニックの強みを武器に、感動の高画質と驚きの使いやすさをお届けすること」をあげた。パナソニックは課題事業のひとつに、テレビ/パネル事業をあげていたが、PDP事業の終息、LCD事業の転地により、方向づけが完了。2014年度は赤字が残り、7期連続の赤字となるが、2015年度には黒字化する予定だ。パナソニックの津賀一宏社長は、「今後は、テレビの常識を覆すような新たな価値、あるいは新たな住空間にマッチした製品を投入する」と、新たな取り組みを開始する姿勢を示している。新生テレビ事業部が、その役割を牽引することになる。これまでは、「テレビではない新たなテレビを創出する」ことを掲げてきたが、あえてテレビという名称を事業部名に復活させ、新たなテレビの姿を模索することになる。だが、新生テレビ事業部の第1弾製品では、まだその片鱗が見えにくい。今後、どんなテレビを創出するのかに注目したい。
2015年04月06日TSUKUMOブランドでPCおよびPC周辺機器を販売する、ヤマダ電機グループのProject Whiteは3日、同社の「eX.computer」シリーズに、プロフェッショナル向けグラフィックスNVIDIA Quadroシリーズを搭載した「RA7J-A63/4KE」を追加し発売した。価格は税別179,800円。NVIDIA Quadro K2200を標準搭載し、4K解像度での画面出力に対応した「4Kモニタ対応PC」。製品出荷時の検査において、ASUS製4Kディスプレイ「PB287Q」を用いて、4K出力の動作テストを実施する。CPUにIntel Core i7-4790を採用し、高解像度でCG、アニメーション製作、DTP、画像編集といったコンテンツ制作やクリエイターに適しているという。BTOによりカスタマイズに対応。グラフィックスを上位の「NVIDIA Quadro K4200」や「NVIDIA Quadro K5200」に変更することもできる。主な仕様は、Intel Core i7-4790 (3.6GHz)、チップセットがIntel Z97 Express(ASUS製マザーボード)、メモリがDDR3-1600 16GB、ストレージが1TB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA Quadro K2200 4GB、電源が500W 80PLUS BRONZE、OSがWindows 8.1 64bitまたは、Windows 7 Home Premium 64bit。
2015年04月03日パナソニックは4月2日、液晶テレビの新モデルとして、4K対応ビエラ「CX700」シリーズを発表した。ラインナップは55V型の「TH-55CX700」、50V型の「TH-50CX700」、40V型の「TH-40CX700」の3モデル。発売は5月下旬で価格はオープン。推定市場価格(税別)は、TH-55CX700が300,000円前後、TH-50CX700が250,000円前後、TH-40CX700が200,000円前後となっている。CX700は、パナソニックが「気軽な4Kテレビライフを提案」するモデル。現在、フルハイビジョンテレビ市場の中心は40V型だが、同じ画面サイズに4K対応モデルを投入する。これによって、ハイグレードモデルが中心だった4Kテレビ市場の、さらなる活性化を目指す。ラインナップの3製品は、いずれも4K解像度(3,840×2,160画素)の高輝度液晶パネルを採用。超解像技術「4Kファインリマスターエンジン」により、これまでのフルハイビジョン映像も、高精細な4K画質にアップコンバートできる。また、大容量スピーカーボックスを採用した「ダイナミックサウンドシステム」により、映像の迫力に負けないサウンドも実現している。チューナーは、地上/BS/110度CSデジタル×3基を内蔵。外付けHDDを接続すれば、テレビ番組を視聴中でも、裏番組を2つ同時に録画することが可能だ。SeeQVault規格にも対応しており、同規格のHDDを利用すれば、録画した番組を他のSeeQVault対応テレビやレコーダーでも再生できる。ネットワーク機能は、2015年秋にサービス開始予定のVODサービス「NETFLIX」や「4Kアクトビラ」「ひかりTV 4K」をサポート。「お部屋ジャンプリンク」にも対応しており、録画した番組を、別の部屋にあるDLNA対応機器からネットワーク経由で視聴可能だ。また、専用アプリ「Panasonic Media Access」を使用することで、スマートフォンやタブレットから外出先でも録画番組を視聴できる。入力端子はHDMI×3、D4×1、ビデオ入力×1を装備。USBポートは3基搭載しており、そのうちの1系統は、高速なUSB 3.0仕様となっている。
2015年04月02日パナソニックは4月2日、4K(3,840×2,160ドット)表示対応の液晶テレビ「VIERA(ビエラ)」の新モデルとして「CX800」シリーズを発表した。スラントデザインモデルとフラットデザインモデルの2タイプを用意。画面サイズはいずれも60V型と55V型、49V型の3種類だ。発売は5月下旬で、価格はオープン。推定市場価格はスラントデザインモデルの60V型「TH-60CX800N」が470,000円前後、55V型「TH-55CX800N」が400,000円前後、49V型「TH-49CX800N」が350,000円前後、フラットデザインモデルの60V型「TH-60CX800」が460,000円前後、55V型の「TH-55CX800」が390,000円前後、49V型の「TH-49CX800」が340,000円前後(いずれも税別)。CX800シリーズは、広色域4K解像度の高輝度液晶パネルと、パネルの能力を活かす独自の広色域・忠実色再現技術「ヘキサクロマドライブ」を搭載し、繊細な描写が可能な4K液晶テレビ。ヘキサクロマドライブは、通常3原色(RGB)の座標軸3つだけで行われる色補正処理を、CMYを加えた6つの座標軸で行うことで、原画に忠実な色再現を可能にするというものだ。4K試験放送で用いられる広色域映像入力(ITU-R BT.2020)にも対応している。サウンド面では、力強い音を実現する新技術「ダイナミックサウンドシステムPRO」を採用。ウーファーとフルレンジを2基ずつ搭載し、いずれにもネオジウム磁石を配置した。前後左右で計4個のパッシブラジエーターを備え、クリアな重低音を実現。アンプの最大出力は40W(10W×4)となっている。チューナーは地上/BS/110度CSデジタル×3基を内蔵。外付けHDDを接続することで、テレビ番組を視聴中に裏番組を2つまで同時に録画することが可能だ。SeeQVault規格にも対応しており、同規格に準拠したHDDを接続すれば、録画した番組をSeeQVault対応の別の機器で再生できる。ネットワーク機能も充実させた。2015年秋にサービス開始予定のVODサービス「NETFLIX」に対応するほか、「4Kアクトビラ」や「ひかりTV 4K」も利用できる。「お部屋ジャンプリンク」にも対応しており、録画番組を別の部屋にあるDLNAクライアント機能を持つ機器へ転送可能だ。また、「外からどこでもスマホ視聴」機能も持つ。無料の専用アプリ「Panasonic Media Access」を使用することで、録画番組や現在放送中の番組を、外出先からもストリーミング視聴できる。Firefox OSの搭載により、ユーザーインタフェースも刷新した。お気に入りの画面にすばやくアクセスできるホーム画面「かんたん ホーム」を採用。チャンネルやよく使うアプリ、接続機器、Webページを登録しておけば、より簡単に画面を呼び出せる。リモコン操作やタッチパッドリモコンでの音声操作に加えて、テレビに話しかけるだけで操作できる「ダイレクト音声操作」を行えるようになった。チャンネル変更や音量調節だけでなく、インターネット上の動画検索も可能だ。入力端子はHDMI×3、D4×1、ビデオ入力×1。出力端子は光デジタル×1、ヘッドホン/イヤホン端子×1。そのほか、有線LAN端子×1、SDメモリーカードスロット、USBポート×3(うち、1基はUSB 3.0に対応)を備える。
2015年04月02日パナソニックは4月1日、4Kパススルー対応のシアターバー「SC-HTB885」と「SC-HTB690」を発表した。発売は5月22日。価格はオープンで、推定市場価格はSC-HTB885が80,000円前後、SC-HTB690が50,000円前後(いずれも税別)。SC-HTB885とSC-HTB690は、バースタイルの本体にワイヤレスタイプのサブウーファーを組み合わせたシアターシステムだ。サブウーファーに加えて、SC-HTB885は2Wayのフロントスピーカーにフルレンジのセンタースピーカーとサラウンドスピーカーを使用した5.1chシステムで、SC-HTB690はフルレンジのフロントスピーカーとセンタースピーカーを使用した3.1chシステム。HDMI端子はSC-HTB885が2入力/1出力、SC-HTB690は1入力/1出力を装備。最新の著作権保護技術HDCP 2.2規格に準拠し、4K信号のパススルーに対応したHDMI端子を持つ。ハイビジョン映像やSD映像をアップスケールした4K映像だけでなく、4Kチューナーなどで受信した4K放送の信号も、シアターバー経由でテレビに伝送できる。HDMI以外の入力端子は、光デジタル音声×1(テレビ音声用)を装備。Bluetoothにも対応しており、スマートフォンなどに保存された音楽をワイヤレスで再生することも可能だ。BluetoothのバージョンはSC-HTB885が3.0で、SC-HTB690は2.1+EDR。対応プロファイルはいずれもA2DPのみ。音声コーデックはSC-HTB885がaptXとAAC、SBCで、SC-HTB690がSBCのみとなっている。アンプはジッターを最小に抑制する「LincsD-Amp II」を搭載。総合実用最大出力はSC-HTB885が500Wで、SC-HTB690が350W。本体サイズはSC-HTB885がW1,125×D121×H51mmで、SC-HTB690がW950×D120mm×H55mm。SC-HTB885の横幅は50V型の液晶テレビ「ビエラ」と、SC-HTB690の横幅は42V型とほぼ同じだ。サブウーファーのサイズはSC-HTB885がW180×D306×H408mmで、SC-HTB690はW180×D303×H378mm。
2015年04月01日NTTは、最新の映像符号化に関する国際標準規格「H.265/HEVC」に対応した、4K/60p HEVCリアルタイムエンコーダLSI(開発コード名:NARA、Next-generation Encoder Architecture for Real-time HEVC Applicationsの略)を開発したと発表した。4K映像は通常のHDTVの8倍の画素数を有するため、本格的な普及には、伝送帯域のさらなる効率的利用を実現する高い圧縮性能に加えて、機器の小型化・経済化を兼ね備えたリアルタイムエンコーダの実現が求められている。NTTでは、今回、プロ用途向けの要求条件を満たす高圧縮・高品質映像サービスの実現に向け、1チップで4K/4:2:2/60p映像のエンコード処理を行う、プロフェッショナル用途向けHEVCリアルタイムエンコーダLSIを新たに開発。LSI化により、既存技術でのHEVCエンコーダと比較して、基盤実装面積を16分の1に、圧縮性能を1.5倍に、小型化と高性能化を実現した。HEVCの特徴である可変ブロックサイズに適応したフレーム間予測やフレーム内予測におけるハードウェアアルゴリズムを開発し、画面内の大きな動きを検知して適応的に広い探索範囲を実現する動き予測や、動き予測の過程で段階的にブロックサイズを絞り込む高圧縮で低演算量な動き探索、映像の特徴を解析した上で事前に予測方向を絞り込むイントラ予測等のハードウェアアルゴリズムを確立。これら高圧縮映像エンコード処理に加え、音声エンコーダ・映像音声のトランスポートストリーム(MPEG-2-TS)への多重化処理も1チップに内蔵することで、チップ搭載システムの構成のシンプル化を実現した。従来技術では、主に4:2:0フォーマット映像を用いたエンコード処理を実現しているが、今回の開発成果では、HEVCの真の性能である高圧縮率を達成すると共に、4:2:0フォーマット映像の2倍の色情報を有する4:2:2フォーマット映像のエンコード処理をリアルタイムで実現できる。NTTでは、同製品の搭載システム装置を、今後本格化する超高精細映像の伝送サービスでの利用に向けて検証を重ね、2015年度第3四半期以降にNTTグループより市場投入する。なお、同製品は、2015年4月13日から米国ラスベガスで開催される国際放送機器展(NAB2015)に展示する予定。
2015年03月31日グリーンハウスは30日、4K対応の3ポートHDMIセレクタ「GH-HSWB3-BK」を発表した。4月上旬より発売する。価格はオープンで、同社の通販サイト「グリーンハウスストア」での価格は税込3,110円。3台のHDMI機器を接続して切り替えられるHDMIセレクタ。接続できるディスプレイは1台で、最大解像度は3,840×2,160ドット(4K)。データレートは3.4Gbpsに対応する。本体のセレクトボタンを押しての切り替えだけでなく、付属のリモコンを使っての切り替えも可能。リモコン受信機を取り付けて使いやすい位置に配置することで、セレクタ本体は自由な位置に設置しておける。電源はバスパワーとなっているが、電力不足の場合はUSB給電での動作も可能。Deep Color、3D映像に対応し、PlayStation 4やXbox One、Wii Uなどのゲーム機とも接続できる。本体サイズはW87×D59.5×H19mm、重量は約60g。
2015年03月30日