LIXILはこのほど、子どもの安全・安心に貢献するデザインなどを顕彰する「第6回キッズデザイン賞」において2部門で受賞することが決まった。これで同社は6年連続の受賞となる。「子どもの産み育て支援デザイン 一般部門」を受賞した「サンヴァリエ〈リシェル〉」は、使う人の行動や心理に基づいて開発されたシステムキッチン。小さな子どものいる家庭へ訪問や調理行動の分析を実施し、直感的な使いやすさを追求したという。てこの原理を応用し斜めにひらく扉「らくパッと収納」や、大きな扉を開けなくてもよく使う食器にアクセスできる窓「2ウェイクローゼット」が主な特長とのこと。またシステムバスルーム(「グランデージ」「ラ・バス」「リノビオ」等)は「子ども視点の安心安全デザイン 一般部門」を受賞。使う人の要望や不満を継続的に調査し、人間工学や生活工学的な視点から快適な入浴の実現を追求したとのこと。子どもの安全はもちろん、親子のコミュニケーションがしやすい工夫や、家事負担の軽減など、子育てを応援する配慮を盛り込んだという。さらに、ワンタッチで吐水・止水が可能な「ボタンロック機能付プッシュ水栓」や、浴槽の残り湯を抜くときに発生する水流で、排水トラップ内にうず流を発生させ、髪の毛をラクに捨てることができる「くるりんポイ排水口」などの機能を備えている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日LIXILは8月に、INAXライブミュージアム(愛知県常滑市)の「土・どろんこ館」企画展示室とどろんこ広場にて、ワークショップ『「どろの遊園地」~子どもは遊びの天才だ~』を開催。また、同ワークショップに関連するINAXライブミュージアムではこれまで、身近な自然である土の魅力に触れて楽しむさまざまな体験教室、ワークショップを開催してきた。今夏は子どもたちが自由に安全に土と遊び、体と五感の全てを使ってのびのびと創作するワークショップを行う。ワークショップは、どろんこ広場に設けた“どろ田”でのどろ遊びからはじまる。この“どろ田”は「土・どろんこ館」前のどろんこ広場に、やきものの原料である粘土を入れて作る「どろ」のプールのこと。全身で「どろ」の気持ちよさを体感しながら遊ぶことができ、毎年、子どもたちに人気だという。次に「土・どろんこ館」の企画展示室に移動してさまざまな種類の土や、常滑の街で集めた素材、道具を使って遊び、展示室の壁いっぱいにどろのアートを制作する。ワークショップの主役は子どもたちで、どのように遊ぶかも子どもたちが自分で考えて行う。また、これらの道具や素材を利用してミュージシャンの片岡祐介さんや、鈴木潤さんによる音遊びや即興演奏会も行われる。ワークショップ開催日は、8月4日・5日・11日・12日。各日10時30分~、14時~の1日2回開催。会場はINAXライブミュージアムの土・どろんこ館企画展示室・どろんこ広場。参加費は200円。定員は各回子ども20名。予約制で定員になり次第、締め切り。予約は7月19日より受付開始する。詳細はINAXライブミュージアムでも紹介している。また、ワークショップで生まれた作品は8月5日~9月2日の期間中、「土・どろんこ館」企画展示室「世界のタイル博物館」企画展示室で展示される。その他、京都造形芸術大学芸術学部の活動や、常滑の街のフィールドサーベイの成果、常滑の街の記録も展示する。同展示会は入場無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月18日住宅設備機器・建材の総合メーカーであるLIXILは、クールシェア事務局が環境省と連携して進めている「クールシェア」に賛同し、7月1日~8月31日の期間の平日、全国58箇所のLIXILショールームを「クールシェアスポット」として開放する。「クールシェア」は昨年、多摩美術大学デザイン学科のゼミで生み出されたプロジェクト。ひとり一台のエアコンを使うという無駄をやめ、みんなで涼しい場所に集まり、楽しく涼しさをシェアすることで、家庭部門でのエアコンによる夏場のピーク消費電力を減らそうというもの。同社ではこの考えに賛同し、猛暑時に近くのショールームに気軽に立ち寄れるよう、LIXILショールームを「クールシェアスポット」として開放。また、グループ全体でも、「2012年夏 LIXIL 節電アクション」として「ていねいな節電」をすすめ、さまざまな省エネ製品の開発等を通じ、無理なく快適に暮らす夏の節電を応援している。ショールーム開館時間は10:00~17:00。休館日は水曜日(祝日の場合は開館)、夏期休業日(2012年 8月10日~8月16日)、年末年始。なお、ショールームによって開放期間や開放時間が異なる。詳細は、クールシェア事務局のシェアマップで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月03日川島織物セルコンは、2011年8月にLIXILグループ入りしたファブリックスメーカーで、約170年にわたり帯、緞帳・祭礼幕から、カーテン、カーペット、インテリア小物まで様々なジャンルの織物を手がけてきた。これらの歴史を後世に伝えるため、発祥の地である京都に「織物文化館」を開設し、国内外の染織品や古書の他、今まで手掛けてきたプロジェクトや商品の下絵、試織など約16万点を所蔵している。このほど、川島織物セルコンのグループ入り1年を機に、LIXILが運営するギャラリーにて企画展を開催。川島織物セルコンの収蔵品を通じて、テキスタイルの技術と表現がいかに室内空間の近代化とデザインの多様性に貢献してきたかを紹介する内容となっている。展示されるのは、パリ万博(1900年)に出品した「群犬」試織、国内初の企業博物館「織物参考館」のほぼ実物大のレプリカと模型など。さらに展示に併せて、「LIXIL BOOKLET」も発売する。定価1,890円(税込み)。「建築を彩るテキスタイル展川島織物の美と技」は、LIXIL ギャラリー大阪会場で6月18日~8月23日まで開催。時間は10時から17時まで。休館日は水曜日、夏期休暇(8月10日~16日)。LIXIL ギャラリー東京会場では9月6日~11月24日まで開催。時間は10時から18時まで。休館日は日曜と祝日。入場料は両会場とも無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月13日トステムブランドを販売しているLIXILでは、内装建材の主力商品である「ファミリーライン」シリーズを色彩学上の観点で設定したオリジナルの「クリエカラー」に刷新。あわせて室内ドアのデザインなどもリニューアルし、6月から全国で発売する。クリエカラーは、住まいの空間と調和しやすいように色味、鮮やかさ、明るさを調整した色という。色彩学に基づきカラーの色味を均等にし、鮮やかさを低くすることで、家一棟でのカラーコーディネートがしやすいように工夫されている。基調となる色は5色。メープル、チェリー、ウォールナットを基材に使い、ホワイト色からダーク色まで選べる。いままで、室内ドアのデザインは9種類であったが、新たに横木目を基調としたツートンカラーなど9種類を加え、18種類になった。ドアの把手・引手・丁番には、ソフトであたたかみのある金物カラー「シャインニッケル」色を新たに追加。これにより、金属の素材感を強調しつつ、温かみがプラスされ、「クリエカラー」に調和しやすくなった。ガラス部分は透明ガラス、カスミガラス、カスミ熱処理ガラス、印刷焼け熱処理ガラスの4種類を用意。ユーザーが自由に採光を調節できるように配慮した。同シリーズではオプションとして、高さ2,400ミリのハイドア、スタイリッシュなシルバー色の鏡面ハンドルも用意している。同社では今後も「クリエカラー」を基幹色とし、内装建材から水まわり製品まで、機能だけではなく、色やデザインにもこだわった製品を展開してゆくという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月25日住宅設備機器・建材の総合メーカーであるLIXIL(リクシル)は、TOEXブランドのガーデンルームを快適に使える新アイテムとして、「NEW暖蘭物語」「自然浴家族ジーマ」「ココマ」対応の外部日よけと、「NEW暖蘭物語」対応の換気パネルを発売する。「外部日よけ」は、ガーデンルームの屋根の全面を上から覆い、ガーデンルーム内の温度上昇を効果的に抑える。また、隣接マンションの上階などからの気になる視線も遮ることができ、プライバシー保護にも効果的だ。操作が便利な電動タイプと手頃な手動タイプを用意。家の窓に日射しが直接入るのを防げるため、冷房費の節約も期待できる。「換気パネル」はガーデンルーム「NEW暖蘭物語」の折り戸パネルのひとつで、窓が上下にスライド開閉するパネル。窓と連動するプリーツ状の網戸により、風を通しながら虫の侵入を防ぐ。また、折り戸パネルを開けることなく換気できるので、ペットと過ごすときなども安心。窓を閉めた状態では、網戸が畳まれてスッキリ収まるのも魅力となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月21日LIXILは、住友不動産新宿グランドタワーに旗艦ショールームを新設すると発表した。オープン予定は8月。住宅設備機器・建材メーカーのショールームでは、首都圏最大級となる。新たなショールームでは、システムキッチン、バスルーム、トイレといった水まわり商材をはじめ、タイル、インテリア建材、窓、玄関、門扉、フェンスなど、同グループの住まいに関する商材を一度に見ることができる。延べ床面積約5,280平方メートルのワンストップショールームとなる予定だ。住友不動産新宿グランドタワーは、昨年12月に完工されたオフィス・店舗・イベントホール・住居棟などからなる大型複合ビル。最寄りの西新宿駅からは徒歩3分、4駅15路線が利用できる。新宿駅からも徒歩圏内と交通の便がよく、税務署通りのほか青梅街道にも面し、車や大型バスでの来場にも対応可能だ。また、青梅街道と甲州街道に挟まれた西新宿エリアは、住宅関連各社のショールームが集まり、それぞれを行き来しやすい。本格的な大型イベントホール「ベルサール新宿グランド」も併設されており、旗艦ショールームとしてさまざまな暮らしに役立つ情報・文化を発信するセミナーや、イベント活動も行っていく。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月08日住宅設備機器・建材の総合メーカーである株式会社LIXILは、INAXブランドから、洗髪・洗面化粧台「オフト」をリニューアル。狭小洗面空間のリフォームに最適なように、奥行き500mmに変更したとのこと。6月1日に発売開始する。同社によると、現在築20年以上のストック住宅は日本全国に約3,300万戸あり、その中でも主流なのが奥行き500mm以下の洗面化粧台がある住宅。このほどリニューアル発売する「オフト」は、その狭小洗面室でのリフォームに適した洗髪・洗面化粧台だという。手軽にエコに貢献できるアイテムも多数ラインアップしているとのこと。サイズは、奥行きを500mmとコンパクト。0.75坪の洗面室でも洗面室を広々と使えるようにしたという。また、高さを10mm単位で調整できるミラーキャビネットや、取りつけをスムーズにするリフォームアイテムを標準装備。さらに、「エコハンドル」仕様のシャワー水栓や電気を使わない「くもり止めコート」仕様の鏡、インバータ式蛍光灯照明、「ラクとれヘアキャッチャー」などの汚れにくいお手入れアイテムも多数搭載している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月23日