その数なんと360種! 世界の塩を集めた専門店麻布十番にある「塩屋まーすやー」は、力強い字体で書かれた看板のインパクトとは裏腹に、お店の中はスタイリッシュで明るい空間が広がります。お店で取り扱う塩の種類は全部でなんと360種類!日本や世界各国の塩から厳選した逸品揃いのお店です。店内にはテイスティングカウンターがあり、様々な塩の味比べをすることもできます。沖縄の「雪塩」からはじまった塩へのこだわり店名の「まーす」は沖縄の言葉で「塩」を意味しています。「おにぎりを食べなかった子供が、紹介された塩で作ったおにぎりをパクパク食べてくれた」という嬉しいエピソードが「塩屋まーすやー」の原点。「宮古島の雪塩」を製造している沖縄県宮古島の会社が「塩は人なり」を信念に塩を追及してつくったお店が、塩の専門店「塩屋まーすやー」です。お店の原点「雪塩」を使った「雪塩ソフト」「塩屋まーすやー」では、沖縄の「雪塩」を使用した「雪塩ソフト」を食べることができます。たくさんの種類の塩の中から好みの塩を選んで、ソフトクリームにかけて食べられる点が魅力。くろごま塩、ココア塩、わさび塩など、珍しい塩がカウンターに勢揃い。魅力的なラインナップの中から、美味しそうな塩、味の想像のつかない塩など、その日の気分や好みでトッピングを選び、ソフトクリームに振りかけます。様々なフレーバーを楽しめる「塩トッピング」12種類の塩トッピングの中でおすすめなのは、ハイビスカスを使った「ハイビの塩」。酸味の効いた爽やかなハイビスカスを使用している、さっぱりとしたフレーバーです。「抹茶塩」は、その年の良い緑茶の粉末を使用しており、香り豊かなトッピングです。「島とうがらし塩」には、沖縄でとれたピリッと辛い島とうがらしが使用されており、これをかけることで塩加減とスパイスが絶妙な、新感覚のソフトクリームになります。カウンターに置いてある塩を自分で振りかけるため、少しずつ色んな味を楽しむことも可能です。こだわり抜いた塩に対する思いが生んだ「まーすやー」「料理はほんのちょっとの塩で変わり、ほんのちょっとの塩が食卓を豊かにする」という信念が持っている「塩屋まーすやー」は、人間には欠かすことのできない大切な塩を厳選して提供しています。お店には塩の知識に長けた塩のプロフェッショナル「ソルトソムリエ」もおり、たくさんの塩の中からおすすめを紹介してくれます。「塩屋まーすやー」は東京メトロ南北線「麻布十番駅」から徒歩4分、大江戸線「麻布十番駅」徒歩30秒の国道沿いにあり、駅からもアクセスがよく好立地。プロが厳選した美味しい塩を選びに、一度は足を運んでみて。スポット情報スポット名:塩屋まーすやー麻布十番店住所:東京都港区麻布十番1-7-3藤原ビル1F電話番号:03-6447-4150
2017年07月01日●"回る"よりも、スクリーンが重要な感覚客席が360°回転する劇場として話題のIHIステージアラウンド東京。席に座ると、周りをスクリーンに覆われたステージに囲まれ、場面に合わせてそれぞれの箇所のスクリーンが開いていく。開いたスクリーンに合わせて客席が動いていくと、今までにない没入感が得られるのが、同劇場の特徴だ。業界内外から注目を受けるだけでなく、普段演劇を観に行かない層からも「行ってみたい」という声があがっている。3月からは、こけら落としとして劇団☆新感線の代表作である『髑髏城の七人』を、"花・鳥・風・月"と4つのシーズンに分け、それぞれ異なるキャスト・演出で1年3カ月にわたる長期公演として行っている。オランダの劇場を元に、日本初、どころかアジア初となる劇場に挑んだ演出家・いのうえひでのりは、実際にどのような感想を抱いたのだろうか。○タイムシミュレートが必要に――360°ステージという、今までに日本になかったステージに挑戦されたいのうえさんですが、実際にステージで演出されてみていかがでしたか?思ったより転換がスピーディーではないので、そこに工夫がいる感覚ですね。回ることより、スクリーンが閉じるということを、どう見せるのかが重要でした。お客さんも360°回ることに期待があると思いますが、実は回っていることにはあまり気が行かないんですよね。客席が回っている間に、役者も一緒に移動をしているわけですから。改めて使ってみて、シーンの並べ方が重要になってくるなと思いました。――稽古場では、俯瞰で見ることはできないんですか?稽古場では各シーンを切り取って稽古するので、シーンとシーンの間は頭の中で埋めていました。頭の中でシミュレートしていることが、どのくらいうまくいくか、試せるのは劇場の中に入ってみてからです。「このタイムでこのスクリーンが開くはずだから、その間に移動して……」みたいなことを、模型を使いながらシミュレートしていました。その開き方も、真ん中から開くのか、役者の動きを追いかけて開くのか、自由度はあるんだけど、事前にコンピュータに覚えこませなきゃいけないので、タイムシミュレートが一番難しいかな。――確かに拝見すると、スクリーンが開く時の開放感がすごかったり、自分が俳優さんや物語を追いかけながら移動している感覚が強かったです。そうなんですよ。だから、客席を本当に全部回転して見せるのは、特別な場面になりますよね。カーテンコールはネタバレしていいので、回せるんですけど、芝居中はなかなかね、難しい。このシーンとこのシーンが隣同士ってバレるから(笑)。カーテンコールで客席を回すと、映画のエンドロールみたいな効果があるんです。オランダでも同じような使い方をしていました。3月から"Season花"をやって、見え方や、できることできないこと、タイム感はわかりました。いっぱい頭の中で考えてても、実際の劇場に行かないと、わからない(笑)。無駄にデカかったり、意外と狭かったり、長所と短所みたいなことは随分わかりましたね。タイム感を把握したので、シーンの並べ方も変更して、なるべく映像でつなぐ場面を少なくしようとか、次にやろうと思っていることは沢山あります。●歌って踊る、エンタテインメント要素のある舞台に○見せ方を変えて行う4シーズン――6月12日まで小栗旬さん出演の"Season花"を上演されていましたが、6月27日からの阿部サダヲさん主演"Season鳥"では、かなりショーアップされるというお話でした。『髑髏城の七人』はキャスティングによって全然違う切り口、見せ方もできるので、アオドクロ(2004年、市川染五郎主演)のように、歌ったり踊ったりしている年もあるんですよ。"Season花"はもともとシンプルに、ワカドクロ(2011年、小栗旬主演)をブラッシュアップしたいという気持ちがあったから、次の"Season鳥"は逆にショーアップしよう、と決めていました。"Season鳥"が一番、歌や踊りががっつり入っているんじゃないでしょうか。――新感線さんは、歌って踊るエンタテインメント要素が入っている作品が多く、「演劇で歌うなんてけしからん」という感じがないところが魅力的だと思うのですが、いのうえさんはどういう感覚で演出をされているんですか?もともと音楽も好きだし、ミュージカルも好きだし、映画も好きだし、自分の中で「今回はこうしよう」という思いがあれば、全然あると思います。ただ個人的には「ミュージカル」というと、音楽で話が進むという明確なカテゴライズがあるので、自分がやっているのは音楽劇で、ミュージカルじゃないとは思っています。音楽が入ったPlay with musicという感覚です。○お客さんの感覚にハマる音楽劇――今回"Season鳥"には、星野源さんの"恋"ダンスの振り付けをしたMIKIKOさんが拘られているそうですが、歌って踊るという要素が求められてる時代だったりもするんでしょうか?やっぱり解放されるし、お客さんもいい芝居を観ている時にわっと暴れたくなるような瞬間もあるんだと思います。そういう時に、音楽劇はハマる。"Season鳥"は歌えるキャストも多いし、時代に応えるというより、もともとショーアップしたいという気持ちはありました。――新感線さんもそうですし、ミュージカル俳優の方が映像やストレートプレイに出たりとか、最近は俳優さんの間にも垣根がなくなってきたのかな、と感じます。新感線に出て下さる俳優さんは、ミュージカルに出ている方もいるし、新感線で初めて歌ったり踊ったりするという方もいる。ノンジャンルというか、「あの人、カラオケで歌っててうまかったよ」と聞いたら、「じゃあ歌おう」とお願いすることもあります(笑)。実際に歌ってもらったら、本当にうまかったりするんですよね。日本にはミュージカル俳優というジャンルがありますが、本当は"歌える俳優"や、"踊れる俳優"がいるだけなんじゃないかな? と思います。――それでは、最後に改めて今後の『髑髏城の七人』の見どころについても少し教えてください。「Season風」ではもともとやっていた、捨之介と天魔王が二役というバージョンもやります。また、思いっきり若い人にシフトした『髑髏城の七人』が出てくる可能性もありますよね。せっかく4シーズンあるので、手練手管、いろいろ見せ方を変えて頑張りますよ。○『髑髏城の七人』情報作・中島かずき、演出・いのうひでのりにより、1990年の初演以来、7年ごとに再演されている劇団☆新感線の代表作。これまでに古田新太、市川染五郎、小栗旬が主演を務めている。天正18年、織田信長の死後「関東髑髏党」に支配されている関東を舞台に、浪人・捨之介は偶然知り合った仲間たちと共に、関東髑髏党の首領・天魔王と戦うことになる。IHIステージアラウンド東京で行われる"Season鳥"は阿部サダヲ主演にて、6月27日~9月1日に上演。さらに向井理主演"Season風"(9月15日~11月3日)、主演未発表の"Season月"(11月下旬~)公演を控える。
2017年06月25日リコー(RICOH)は、ワンショットで全天球イメージを撮影できる360°カメラ「リコー・シータ SC(RICOH THETA SC)」を2016年10月28日(金)より発売する。2013年に世界初のワンショットで360°撮影ができるカメラとして発売された「リコー・シータ」。発売以来、 全天球イメージというこれまでの映像表現の常識を超える可能性を秘めたツールとして、さまざまな映像分野で利用されてきた。新しく登場する「リコー・シータ SC」は、360°の全天球映像を誰もが日々手軽に楽しめる、360°カメラのスタンダードモデルとして開発された。高性能CMOSイメージセンサーや大口径レンズにより、出力画素で約1400万画素に相当する高精細な360°の全天球イメージを取得可能。夜景でもノイズを抑えた撮影を楽しめるので、クリスマスのイルミネーションなども美しく残すことができる。撮影した画像は、スマートフォンやタブレットに転送することで、パソコンを介することなくつなぎ目のない360°動画として楽しめるほか、市販のVRビューアーを利用した手軽なVR体験も実現できる。専用ウェブサイトにアップすれば、フェイスブックやユーチューブ、インスタグラム、タンブラーなどのSNS上で閲覧して、友人たちとの思い出を共有する新たな手段としても使えそうだ。また、静止画のLサイズで約1600枚の撮影が可能な大容量メモリーとは思えない、軽量化されたスマートなフォルムも魅力の一つ。カラーは全4色。自分のスタイルで撮影を楽しんでほしい。【詳細】RICOH THETA SC価格:オープン価格カラー:ブルー、ベージュ、ピンク、ホワイト【RICOH THETA SCの主な仕様】撮影距離:約10cm~∞(レンズ先端より)撮影モード・静止画:オート、シャッター優先、ISO優先、マニュアル・動画:オート露出補正 静止画:マニュアル補正(-2.0~+2.0EV 1/3EVステップ)ISO感度(標準出力感度):静止画:ISO100~1600、動画:ISO100~1600ホワイトバランスモード静止画:オート、屋外、日陰、曇天、白熱灯1、白熱灯2、昼光色蛍光灯、昼白色蛍光灯、白色蛍光灯、電球色蛍光灯動画:オートシャッタースピード静止画:(マニュアルモード以外)1/8000秒~1/8秒、(マニュアルモード)1/8000秒~60秒動画:(L)1/8000秒~1/30秒、(M)1/8000秒~1/15秒記録媒体 内蔵メモリー:約8GB記録可能枚数、時間静止画:(L)約1600枚、(M)約9000枚、動画(1回の記録時間):最大5分、動画(合計記録時間):(L)約63分、(M)約171分電源 リチウムイオンバッテリー(内蔵)電池寿命 約260枚画像ファイル形式静止画:JPEG(Exif Ver2.3)DCF2.0準拠動画:MP4(映像:MPEG-4 AVC/H.264、音声:AAC)外部インターフェース microUSB:USB2.0リモートレリーズ:CA-3に対応外形・寸法 45.2mm(幅)×130.6mm(高さ)×22.9mm(17.9mm※6)(奥行き)質量 約102gレンズ構成、F値:6群7枚、F2.0撮像素子、サイズ:1/2.3(×2)有効画素数:約12M(×2)、※出力画素 約14M静止画解像度:L:5376×2688、M:2048×1024動画解像度/フレームレート/ビットレートL:1920×1080/30fps/16Mbps(入力時)M:1280×720/15fps/6Mbps(入力時)無線_通信プロトコル:HTTP【問い合わせ先】お客様相談センターTEL:0570-001313
2016年10月16日旅行、友達同士のパーティー、特別な日など、自分を取り囲む“360°の世界”を動画や写真でおさめることに注目が集まりつつある、ここ最近。そんな思い出の場所、残しておきたい瞬間をとらえた「360°の写真」を、傘の内側にプリントできるサービスが「PANORELLA(パノレラ)」だ。 リコー・シータ(RICOH THETA)に代表される全天球カメラで撮影された写真を傘の内側にプリントすることが可能。仕上がりイメージも簡単に把握仕上がりがイメージしやすいよう、データをアップロード後、好きなレイアウトへアレンジが可能。完成イメージを360°様々な角度からみることができる。サイトのオープン時、傘のサイズ1型、表のカラーはブラック一色のみだが、今後、カラー、サイズともに展開を広げていく予定。プロカメラマンの写真や好みの柄を傘に全天球カメラを持ってないという方も安心。サイトには、いくつかプロ撮影の360°写真が用意されているので、その中からセレクト&プリントも。また、写真以外にも絵柄やパターンの作品を選択してオリジナルのパノレラが作成できる。詳細PANORELLA(パノレラ)WebサイトURL:価格:PANORELLA Original:14,800円(税・送料別)※同一種類・絵柄を30本以上の発注:1本 9,800円(税・送料別)より長さ:約89cm使用時直径:約110cm重量:約540g素材:(生地)ポリエステル100% (中棒)鉄メッキ (手元)黒合皮推奨デバイス:RICOH THETA S/RICOH THETA/LG 360 Cam/Samsung Gear/Insta360
2016年10月06日ニコン(Nikon)初のアクションカメラ「キーミッション 360(KeyMission 360)」、「キーミッション 170」、「キーミッション 80」が登場。2016年10月28日(金)に発売される。ニコン「キーミッション(KeyMission)」シリーズは、過酷な環境にも耐えうる防水・耐衝撃性能と、ニコンが誇る光学技術・画像処理技術を搭載した初のアクションカメラシリーズ。キーミッション 360「キーミッション 360」は、コンパクトなボディーながら、全方位 360°動画撮影が可能な本格アクションカメラだ。防水・耐衝撃・耐寒・防塵性能があるので、スキーやスカイダイビング、登山といったあらゆるアウトドア活動に対応する。また、対応のヘッドマウントディスプレーを使用すると、撮影した動画をバーチャルリアリティーの世界で楽しめる。キーミッション 170「キーミッション 170」は、超広角 170°の動画が撮影できるアクションカメラ。防水・耐衝撃・耐寒・防塵性能に加え、「スロー挿入動画」、「動画+静止画」、「スーパーラプス動画」、「ループ動画」、「タイムラプス動画」などの多彩な撮影機能を搭載。電子式手ブレ補正機能もついているので、安心して迫力のある超広角動画を撮影できる。キーミッション 80「キーミッション 80」は、片手のまますばやく撮影できる高い機動力が特長のアクションカメラ。防水・耐衝撃・耐寒・防塵性能を備え、海でも山でもシーンを問わず幅広く活躍する。メインカメラとは別に、自分撮り用カメラも搭載。広大な風景の中にいる自分を撮影できる。質量は74gと軽く、かつ小型なので携行性に優れている。なお、「キーミッション 360」と「170」は、スマートデバイス専用のアプリ「SnapBridge 360/170 」に対応し、写真の自動転送のほか、スマートデバイスでの設定変更やリモート撮影、画像の閲覧・編集などが行える。【詳細】キーミッション(KeyMission) 360、 170、80価格:オープンプライス発売時期:2016年10月28日(金)予定■「キーミッション 360(KeyMission 360)」の仕様有効画素数:2389万画素(画像処理で減少することがあります)撮像素子:1/2.3型 原色CMOS、総画素数2114万画素×2記録媒体:microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード画像モニター:なし寸法(W×H×D):約65.7×60.6×61.1 mm(レンズプロテクター含む)質量:約198g(レンズプロテクター、電池、メモリーカード含む)■「キーミッション 170(KeyMission 170)」の主な仕様有効画素数:829万画素撮像素子:1/2.3型 原色CMOS、総画素数1271万画素記録媒体:microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード画像モニター:1.5型TFT液晶、約34万ドット寸法(W×H×D):約66.4×46.8×42.7mm(レンズプロテクター含む、突起部除く)質量:約134.5g(レンズプロテクター、電池、メモリーカード含む)■「キーミッション 80(KeyMission 80)」の主な仕様有効画素数:・カメラ1 (メインカメラ):1235万画素・カメラ2 (自分撮り用カメラ):492万画素撮像素子:・カメラ1(メインカメラ):1/2.3型 原色CMOS、総画素数1271万画素・カメラ2(自分撮り用カメラ):1/5型 原色CMOS、総画素数565万画素記録媒体:microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード画像モニター:1.7型TFT液晶(タッチパネル)、約23万ドット、輝度調節機能付き(5段階)寸法(W×H×D):約44.8×86.5×15.0mm(突起部除く)質量:約74g(内蔵充電池、メモリーカード含む)【問い合わせ先】ニコンカスタマーサポートセンター ナビダイヤルTEL:0570-02-8000
2016年09月23日「360°BOOK」の新刊『地球と月』が青幻舎より登場。2016年10月より刊行される。表紙同士がくっつくまでページを開くと、360度にわたって円形の世界が現れる「360°BOOK」。第一弾の「富士山」、 第二弾の「白雪姫」に続く最新作のテーマは“宇宙”だ。繊細にデザインされたページ一枚一枚の連なりによって出現するジオラマが、 見るものを二次元から三次元の世界に。刊行される「地球と月」は、中心に浮かび上がる“地球本体”だけでなくその周りを取り囲む空気感が魅力だ。【書籍情報】『360°BOOK 地球と月』発売日:2016年10月判 型:90×90mm ギフトBOX入り(120×120mm)総 頁:60頁定 価:2,500円+税ISBN:978-4-86152-551-3 C0076
2016年09月09日パルコは、3月12日に開催された「Underworld」の限定ライブの模様を、ヘッドマウントディスプレイによる360度映像とハイファイヘッドホン、震動機能付きチェアで追体験できるコーナーを新設した。期間ならびに会場は、3月19日~4月1日(13:00~19:00)が渋谷パルコ PART1・8F特設会場、4月2日~4月3日(時間未定)が渋谷パルコ PART1・1Fスペイン坂広場(店頭)。参加無料。同コーナーは、デザイン集団「Tomato」結成25周年記念エキシビション「THE TOMATO PROJECT 25TH ANNIVERSARY EXHIBITION "O"」のハイライトとして、3月12日に一夜限りで開催された英国のエレクトロニック・ミュージック・グループ、Underworld(アンダーワールド)によるライブイベント「Underworld Live: Shibuya Shibuya, we face a shining future」の模様を、コンテンツとして360度映像で追体験できるもの。Galaxyプロデュースによるヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」とバウワース&ウィルキンス製ハイファイヘッドフォン、さらには震動機能付きチェア「TELEPOD」により、当日の会場さながらの臨場感あふれる360度映像と迫力サウンドで楽しめるという。なお、同ライブのダイジェスト映像は、YouTubeで公開されている。
2016年03月25日韓国Samsung Electronicsは2月22日、360度動画を撮影できる全天球カメラ「Gear 360」を発表した。2016年第2四半期に複数の国で発売する予定だ。価格や日本での発売時期は明らかになっていない。Gear 360は、3,840×1,920ドット/30fpsの360度動画や、7,776×3,888ドットの360度静止画を撮影できる全天球カメラ。魚眼レンズ(F2.0)と1,500万画素のCMOSセンサーを2組搭載している。イメージプロセッサーは「DRIMe5s」を採用。撮影した映像は、VRヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」で視聴できる。また、Gear 360が録画中の映像をリアルタイムでスマートフォンに表示可能。スマートフォンの対応機種は、Galaxy S7、Galaxy S7 edge、Galaxy S6 edge+、Galaxy Note 5、Galaxy S6 edge、Galaxy S6。Wi-FiとBluetooth、NFCを内蔵。記録メディアはmicroSDカード(最大128GB)。バッテリー容量は1,350mAh。サイズはW60×D66.7×H56.2mm、重量は約153g。IP53相当の防水・防塵性能を持つ。
2016年02月22日アイ・オー・データ機器は3日、電波を全方位に届ける「360コネクト」搭載の無線LANルータ「WN-AX1167GR」と「WN-GX300GR」の2モデルを発表した。2月下旬から順次発売する。標準価格は7,200円(税別)から。○WN-AX1167GR「WN-AX1167GR」は、5GHz帯と2.4GHz帯のデュアルバンド接続に対応した、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANルータ。2月下旬に発売し、標準価格は8,900円(税別)。上下 / 左右 / 奥行きの360度全方向に電波が射出されるよう最適化された新開発アンテナと、最大通信距離を伸ばす高性能パワーアンプを併用した「360コネクト」技術を搭載。全方向にムラなく電波が届く仕様としたことが特徴となる。内蔵アンテナ数は4本(5GHz送受信用×2、2.4GHz送受信用×2)で、安定性を保ち速度低下を防ぐビームフォーミング技術にも対応。iPhoneなどの対応機種を使うことで、安定した通信をサポートする。最大通信速度は867Mbps(理論値)となっている。インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LANポート×4とWANポート×1。無線LANセキュリティはWPA2-PSK(TKIP / AES)、WPA-PSK(TKIP / AES)、WEP(64 / 128bit)、MACアドレスフィルタリング(最大32エントリ)など。推奨接続台数は8台。縦置き / 横置きの両対応で、本体サイズはW100×D150×H156mm(縦置き時)、重量は約270g。対応OSはWindows 7(SP1) / 8 / 8.1 / 10、OS X 10.9~10.11、Android 4.0~6.0、iOS 7~9。○WN-GX300GR「WN-GX300GR」は、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nのみ準拠するモデル。3月中旬に発売し、標準価格は7,200円(税別)。「360コネクト」などの主な機能や仕様は「WN-AX1167GR」ほぼ共通。相違点は、ビームフォーミングに非対応である点、内蔵アンテナ数が2本(2.4GHz送受信用×2)となる点、重量が約260gになる点など。
2016年02月03日パルコが運営するクラウドファンディングサービス「BOOSTER(ブースター)」では、最新のバーチャルリアリティ技術(VR)を使って360°全方位から映像を楽しめるショートアニメ制作プロジェクト『日本発!360°ショートアニメ「博士と万有引力のりんご」バーチャルリアリティ制作プロジェクト』の資金支援を募っている。募集期間は3月14日まで。目標額は125万円。同プロジェクトは、専用のゴーグルを装着して映像を見ることで、CGで作られた360°の仮想世界に入り込んでいるかのような感覚を得られる技術である「VR」を使ったショートアニメを制作するというもの。VRを使った企画事例はまだ少なく、同社によればショートアニメ制作はこれが日本で初めての試みとのことだ。プロジェクトオーナーのCHAORU氏は「日本のVR文化の発展に貢献する」という夢を叶えるため少しでも良い作品を作りたいという想いから、クラウドファンディングにチャレンジするという。また、今回制作されるショートアニメ「博士と万有引力のりんご」は、ニュートンの万有引力の法則発見のエピソードをモチーフにしたファンタジー作品。完成したコンテンツは、スマートフォンを専用ゴーグルに差し込むだけで、いつでもどこでも気軽に楽しめるアプリとして公開される予定だ。専用ゴーグルには、プラスチックで出来たしっかりとした筐体のものと、簡易的に組み立てることができる紙製のものがあり、専用アプリをダウンロードしたり、YouTubeの対応コンテンツを見たりすることでVRを体験できるということだ。なお、プロジェクトへの支援者に対するリターン(対価設定)として、3,000円がオリジナルアートブックまたはオリジナルアクセサリーの贈呈、5,000円がそれに加えて完成特別体験会への招待、1万円がさらにオリジナルVRゴーグル&クレジットが加わり、2万円ではディレクター直筆のイラストボードの贈呈や特別にデザインされたスペシャルクレジットの制作が追加される。5万円ではさらに支援者の写真を元に似顔絵イラストを作成しコンテンツ内に登場し、10万円は支援者の写真を元に3Dキャラクターを作成しコンテンツ内に登場するなど、多彩なラインナップが用意されている。支援は、BOOSTER プロジェクトページにて、3月14日まで受け付けている。
2016年01月15日●ついで買いを生んだ「omni7」セブン&アイ・ホールディングスが11月から本格開始したオムニチャネルの「omni7」。重視するのは商品力だ。本格スタートしてからわずか1カ月ほどだが、あるコラボ商品などですでに大きな手応えも得たという。それは今後のデジタル時代における傘下企業の光明になるかもしれない。今後の商品の展開、新たなサービスへの取り組みも含めて、セブン&アイ・ホールディングス取締役執行役員最高情報責任者(CIO)の鈴木康弘氏に聞いた。――ジャンポール・ゴルチエとのコラボ商品「SEPT PREMIÈRES」の取り扱いを始めましたが、これはオムニチャネルと関わるのでしょうか。これはオムニチャネルの一環で、目玉企画の第一弾です。今回、我々は、高品質でブランド力のある商品を展開しようと考えました。これができたのは、我々には、ラグジュアリー商品の扱いに長けたそごう・西武があり、量を扱えるイトーヨーカドーがあったからです。量があるから比較的手頃な価格で提供できるわけです。――結果は好調だったと聞いています。テレビCMを流したら、お客様が「omni7」のサイトをご覧になって、PVが大きく伸びました。その後、多くのお客様に実際にご来店いただきました。その影響で、10月、11月のイトーヨーカドー、そごう・西武の来店客数が増えました。これまでにいない層のお客様、つまり若い方のご来店が増えたんです。さらに後日、これが本当に「omni7」サイトの効果なのかを確かめようと、イトーヨーカドー店頭で調査を行ったところ、販売サイトを見て来店したお客様が31.5%もいました。ウェブを見た後でご来店いただいたことがわかり、その際、ついで買いをしていただいた方も多く、いきなりウェブルーミング効果が出たと思っています。――ジャンポール・ゴルチエ氏とイトーヨーカドーの組み合わせは意外でした。当初は、SNS上で「ゴルチエ? ヨーカドー? ありえねえ」といった感想があったくらいです。イメージは確かにそうかもしれません。「どうして、スーパーでゴルチエなの?」と疑問を抱かれてもおかしくないわけです。でも、売り場がしっかりしていて、実際に物を見ていただいたら「いいじゃん」「買っちゃった」というように変わったようです。若い方からは尖がってっていいなとか、そういう感想もいただきました。今回の取り組みでは、もともと、ネットとリアルの好循環を期待していたんですけど、いい事例ができました。今は商品開発に力を入れようということで、社員一丸となって取り組んでいます。イトーヨーカ堂も、そごう・西武も、「omni7」に合わせてリアルも改革していこうという動きもあります。実際にプロジェクトは動き出しています。●取扱商品の方向性は?――出だしが好調の一方で、販売サイト上の商品点数はまだ少ないようです。確かに、スタートしたばかりなので、まだまだこれからです。サービス開始時点で180万点程度です。まだリアルの商品さえ登録しきれていません。今は商品をどんどん登録している段階です。販売サイトには、地域の限定の取扱商品も登録しています。醤油ひとつとっても、イトーヨーカドーも、セブン-イレブンもエリアによって異なっていて、リアルだと面積の制限がありますが、ネットは無限の空間ですから、こういうことができますよね。――今後、「omni7」のサイトで扱う商品の方向性はどうなりますか。上質、安心がキーワードです。世の中の既存のネットショッピングの商品には、まだまだ冒険的要素が強いと思うんですよ。ときどきヘンなものを買ってしまった経験はないですか? 一般的なネットショッピングはまだそういうことが起きるものと思っています。だからこそ、「omni7」が扱う商品は、クオリティで安心できるもの、そして、上質であることが重要です。上質というのは、高級という意味ではなく、たとえば「セブンプレミアム 金のハンバーグ」だと、あの値段で、あの味を実現できるという意味です。安心・安全で少し生活が贅沢になる、そこにこだわった品揃えをしていこうと思っています。また、さらに重要なことはゴルチエのような比較的、嗜好性の高い商品を企画・開発する一方で、幅広い層の多くのお客様に手にとっていただける商品を現場の仲間とともに開発し、生み出していくということです。そして、近い将来には「omni7」のシステムを活かし、お客様の声を活かした商品開発をすることも考えています。――PB(プライベートブランド)の取り扱い比率についてはどうお考えですか。仮にお店の商品がすべてプライベートブランドで埋め尽くされれば、売り場は楽しくないかなと(笑)。ナショナルブランド(NB)商品とのバランスが重要だと思います。我々のプライベートブランド「セブンプレミアム」については、自信を持ってお客様に販売できる商品を取扱っていこうと思っています。セブンプレミアムについては、もともと高いQC基準があり、当然、そこに照らし合わせていこうと思っています。とはいえ、お客様にとっては、この商品はこだわるけど、別の商品は一般的な商品でいいというニーズもあります。ですから、必ずしも全商品が"上質"なものになるというわけでもありません。ただ、何でもかんでも揃えようとは思っていません。重要なのはそのときのお客様のニーズに合わせたバランスです。●"やり続ける"という愚直な経営哲学――「omni7」の新サービスは?たとえば、そごう・西武では、お客様からお許しを得た上で、衣服のサイズ情報がサイト上に登録できるようなサービスが考えられます。サイト上で、自分のサイズで迷わずに買い物ができたり、逆にサイトで商品を見て、リアルのどの店舗に在庫があるのかがわかるような機能をつけられたりしたらと思っています。これはリアルがあるからできることなんですよね。――「omni7」の販売サイトでは、セブン-イレブンの商品とイトーヨーカドーの商品を同じカートに入れて購入することができません。これはどうしてですか?これは会計処理の問題で、課題として認識しています。消費税の取り扱いをどうするかという点で、業界によって取扱い方が異なっています。こうしたところも今後、見直していきます。――店舗の協力を得ることも重要になります。我々はフランチャイザーであり、いくらオムニチャネルを進めようとしても、現場の理解を得られなければ、前には進めません。オーナーさんは一番のお客様であり、その方たちが気持ちよく取り組んでもらえる仕組みは重要です。皆様からもから多くの意見を頂戴しています。それをもとに改善すれば、必ずいいものになると思っています。こうした信念は我々のグループ独特のものかもしれません。我々の先輩たちから引き継いでいるDNAには、お客様に認められるまでやり続ける愚直さというものがあります。たとえば、セブン-イレブンでは、37年前からおにぎりを販売していますが、当時、おにぎりは家で作るもので、店舗で販売しても、ぼそぼそしていてまずい、などと言われていました。米をコシヒカリに変えて進化し、今では、おにぎりはコンビニで買うものということが当たり前になっています。――「omni7」もやり続けていくと?そうです。繰り返しになりますが、我々には他社にはないものが3つあります。ひとつは、様々な業態の小売企業を抱えていること、セブン-イレブンというお客様との接点をもっていること、愚直な経営哲学です。そして、新しいことをやるには、基本の徹底も不可欠です。変化への対応、基本の徹底がグループの行動指針になっています。この部分はかなりの自信を持っています。――「omni7」を通じての大きな目標は?2020年まではぼやっと見えています。東京オリンピックでは海外の方が大勢来ますし、その際に「日本の小売業っていいよね」と思ってもらえるのが僕の夢ですね。「omni7」が海外の方へのお手本になって、「これ便利じゃない? アメリカでもこれをやろうよ」と言っていただけるところまでいけたらいいですね。
2016年01月06日●なぜオムニチャネルに取り組んだのかセブン&アイ・ホールディングスが、11月からオムニチャネルを具現化した「omni7」を本格スタートさせた。オムニチャネルはリアルとネットの融合と表現される取り組みだ。セブン-イレブン、イトーヨーカ堂、そごう・西武など、傘下企業計8社の商品が統合ショッピングサイトの「omni7」で購入でき、自宅への直接配送ほか、セブン-イレブン、イトーヨーカドーなど対応店舗でも受け取りが行える。セブン-イレブンでは返品も受けつけ、利便性を高めたのが特徴だ。セブン&アイ・ホールディングス取締役執行役員最高情報責任者(CIO)の鈴木康弘氏に、「omni7」開始までのいきさつからポイントまでを聞いた。――「omni7」開始の背景について教えてください。もともと、ネットとリアルの融合をしようとは考えてはいました。セブン-イレブンをより近くて便利な存在にしていくことがベースにあり、そうしたなかでネットの文化がだんだんと身近になってきたことが背景にあります。特に2008年にスマートフォンが登場したのが大きかったですね。いつでも、どこでも、ネットにアクセス可能になり、買い物のあり方も変化しました。だから、我々もグループ全体でお客様に近づいていこうと考えたわけです。"オムニチャネル"という言葉自体は、2011年に米国から出てきたものですが、これはいい言葉だなと、当時から思っていました。そして、弊社グループでもできないかと考え、やろうと決まりました。――それはいつのことですか。日付までよく憶えています(笑)。2013年8月30日でした。「セブン&アイ・ホールディングス戦略会議」という全事業会社のトップが集い、グループの方向性をディスカッションする会議で決まりました。――当初は何をやろうと考えていたのですか。どうせやるなら、ネットとリアルを単に融合させるだけではなく、セブン-イレブンの店舗を活用しながら、「いつでも、どこでも、誰でも、商品が買える」をキーワードにしようと考えました。その後、全米小売業協会主催のオムニチャネル関連のイベントがあると聞いて、当初は私ひとりで参加する予定だったのですが、急遽、事業会社の社長約50名と一緒にそこへ出かけることになりました。百貨店のメイシーズをはじめ各所を視察し、講演なども聴いて全10日間の日程だったのですが、各事業会社の社長たちが同じものを見て、聞いていると自然に意識が合ってくるんですよ。すると、だんだんと我々セブン&アイHLDGSが新しいオムニチャネルをつくれるのではないか、という意識に変わっていきました。米国でオムニチャネルに取り組んでいる企業はどこも単一業態でしたし、我々は世界でも類を見ない様々な業態をもったグループであり、お客様との接点では、セブン-イレブンがある。この2つを生かしていこうという共通認識が生まれました。思い返しても、あのツアーがなければオムニチャネルはできなかったと思います。みんなが集まると、いまでもその話になります。●先を見据えたカスタマーエクスペリエンス――サービス開始までに、どのようなことに取り組んだのでしょうか。最初はカスタマーエクスペリエンスのデザインから始めました。そして、システム開発や、業務の準備、物流の再構築などに着手しました。カスタマーエクスペリエンスは、「omni7」を通じてのユーザー体験を考えていくことです。例えば、テレビ番組で紹介された商品を見て、販売サイトの「omni7」で確認をしてから店舗に来店するのではないか、はたまた、店舗にいったときにスマホを取り出してショールーミングするのではないか、高齢化社会も進んでいますし、全国のセブン-イレブンの接客端末を通じて、御用聞きすることも価値としてあるのではないか、などを考えていきました。そうしたことを130パターンほど出していきました。そして、何が必要かを考えていくわけです。そこをきっちりとしてから、要件定義をつくり、システム開発に入りました。開発を進めるにしても大変で、複数社が絡むことになります。マルチカンパニー、マルチベンダーのプロジェクトです。たとえば、セブンカフェは12社が関わることで生まれた商品ですが、セブン-イレブンが開発した"チームMD"という手法、このチーム単位でひとつのものを作り上げるという仕組みを応用して、NRI、NEC、NTTデータ、オラクルなどが関わる"チームIT"を組織しました。我々がプロジェクトリーダーの役割を果たし、各社の得意分野を生かしながら、共同でオムニチャネルに取り組んでほしいとお願いしたわけです。普段、各社さんは競合関係にあるのですが、わずかな期間でよくやっていただいたと思っています。2015年10月に販売サイトの「omni7」のプレオープンを宣言しましたが、今年の7月段階ではまだ少し不安はありました。システムはできていたんですが、うまくつながらないという状況です。残りの3カ月は痺れましたね。最後にリリースになったときは拍手が起きて、疲れきったメンバーたちがいたという感じです。そのときにチームITが本物のチームになった瞬間でした。二次開発においては、結束力が高い段階から始められる、それはとてもいいことですよね。●「omni7」で重視すること――「omni7」によって、グループ会社の共通システムをつくり、IDの統一も行ったと聞きます。IDは完全に統一しました。たとえば、nanacoを使った購買情報は、リアルとネットの両方で共有可能な仕組みとなっています。しかし、「omni7」はまだスタートを切ったばかりで、一次開発を終えた段階に過ぎません。来年に向けて、すでに二次開発に入っていますし、まだまだやりきれていないことがたくさんあるんですよ。――ネットとリアルで集めたPOSデータを活用すれば、これまでにない商品開発、顧客へのリーチ、売り方が可能になりそうです。そうですね。その可能性はあります。去年はこういうブラウスを購入されたので、今年は○はいかがですか、といったような提案ができるかもしれない。しかし、我々が「omni7」で重視しているのは商品なんです。お客様は商品を買いに来ているので、商品がいいものであることが一番大事です。世の中、ビックデータがトレンドワードになっていて、顧客情報をうまく使えば、ニーズのある新しいものが生まれるかのうように言われていますが、我々はそこを狙ってはいません。「セブンカフェ」「セブンプレミアム 金のハンバーグ」などがヒットしましたが、そうしたニーズはデータからではなく、人間が考えていかないと生まれなかったと思っています。過去のビッグデータをひっくり返しても、所詮は過去のニーズなんですよ。もちろん、新商品を出したあとで、ターゲットにうまくマッチしたかどうかの検証材料としてはデータを使いますが、次に何をやるのかは人間がベースだと考えています。ここが我々にとって根幹になる部分です。――「omni7」が対Amazonという視点で語られることがあります。そこは比較しても仕方がないですよ。Amazonに学ぶことはありますが、我々にとっては、ネットで売れなくても、リアルで売れればいいんです。お店で売れなければ、ネットで売れればいいんです。大事なのは商品であって、例えば、セブンプレミアムは年間1兆円の売上を持つ商品力を持っているわけです。ネットの活用をプロモーションとしてしか見ない風潮がありますが、我々は商品力をもって売るんです。最終的には商品がお客さんに受け入れてもらえれば、それでいいんです。
2016年01月05日ピクセラは22日、360度のパノラマVR動画を体験できるスマートフォンアプリ「パノミル」を公開した。App Store、Google Playよりダウンロードでき価格は無料。「パノミル」は、ピクセラが管理・運営するクラウド上のサーバーに公開された360度パノラマ動画をインターネット経由で受信し、視聴できるアプリ。スマートフォンのジャイロセンサーを利用することで、端末を向けた方向の映像を上下左右360度視聴可能だ。iOS版では、アーニス・サウンド・テクノロジーズ製の立体音響にも対応しており、ヘッドフォンやイヤフォンを装着すれば観ている映像の方向に連動して、音の聞こえてくる向きや距離が変化する。対応しているのは、iOS 9以降を搭載するiPhone 5s以降、iPad Air/Air 2、iPad mini 2以降。Androidは、バージョン4.2以降を搭載する端末。
2015年12月22日NetHack開発チームは11月8日(米国時間)、「NetHack 3.6.0: Release Notes」において、NetHackの最新版となる「NetHack 3.6.0」の公開を伝えた。開発チームから公式版が発表されるのは、前回のリリースから12年ぶりとなる。今回のリリースはバグ修正が主な目的とされているが、リリースへ向けて開発チームや開発体制そのものを抜本的に変更したとしており、今後より積極的なリリースを行う姿勢を見せている。今回のリリースへ向けてNetHack開発チームはチーム内部のリポジトリをGitへ移行させたと説明。今後は最新のメンテナンスバージョンをより積極的に公開するとしており、より迅速なフィードバックを実施していきたいとしている。NetHackはローグライクなRPG。単一のプレーヤがダンジョンを探索しながら最下層を目指していく。NetHackではダンジョンやプレーヤはASCII文字で表現され、操作もキーボードを使う仕組みになっている。操作にある程度のなれが必要でありさらにクリアも難しいが、世界中に根強いファンがいるとされている。
2015年12月10日ドスパラは12月9日、本体から360度方向に音を出す無指向性スピーカー「DN-13470」を、同社運営の「上海問屋」にて販売開始した。価格は税込1,499円。スピーカーを置いた場所を中心として全方向に音を出すため、広い場所でもムラが少ない音量と音質で音楽を聴ける。USB Aコネクタから電力を得るため、PCやモバイルバッテリなどが使える場所なら、どこでも使用可能。電池切れの心配もない。また、スピーカー内部にはLEDも搭載されており、使用中はゆるやかに変化するLEDライトの明かりも楽しめる。ライトが不要な場合は、音だけを鳴らす設定にも変更可能だ。主な仕様は、出力が3W、周波数特性が50~1.8kHz、S/N比が80dB。接続端子は3.5mmステレオミニプラグで、本体サイズは直径10×H13cm、重量は約280g。色はブラックとホワイトの2色が用意されている。
2015年12月09日マスプロ電工は、米JK Imagingの360度撮影が可能なアクションカメラ「Kodak PIXPRO SP360 4K」を11月下旬に発売する。2014年に発売した「Kodak PIXPRO SP360」の上位機種に当たるモデル。価格はオープンで、オンラインショップでの直販価格は税別59,500円。SP360 4Kは、アクションカメラとして世界で初めて「4K画質」での記録に対応した(マスプロ電工調べ)。水平方向360度、垂直方向235度を撮影できるGLOBALモード時での解像度が2,880×2,880ピクセル、約800万画素となることから4K画質を謳う。IP65相当の防塵・防滴性能、-10℃まで対応する耐低温性能、2mまでの落下に耐えうる耐衝撃性能を持つ。また、動体が現れたら自動で録画を開始するモーション検知機能を備えるため、防犯カメラとしても利用できるという。スマートフォンやパソコンとWi-Fi接続して、専用アプリもしくはソフトウェアから遠隔操作が可能だ。別売のmicroHDMIケーブルでテレビなどと接続して、テレビに映像を出力しながら撮影できる「HDMIライブビューモード」も搭載する。主な仕様は、レンズカバーを除く外形寸法が約W48×H50×D52.5mm、カメラ本体の重量は約102g。撮像素子は有効画素数約1,240万画素の1/2.3型 BSI CMOSセンサー。焦点距離は0.85mm(35mm判換算で8.2mmの画角に相当)、F値はF2.8、レンズ構成は7群9枚。撮影距離は50cm~。内蔵バッテリーは容量1,250mAhで、電池寿命は静止画で約160枚、動画で約55分間(Wi-Fiオン、3,840×2,160/30fps)が可能だ。128GBまでのmicroSD/SDHC/SDXCカードスロットを備える。別売のアクセサリーとして、SP360 4Kを2台装着して全天球動画を撮影する「ダブルベースマウント」(全天球動画にするには専用ソフトで編集する必要がある)、ハウジングケースなどを用意する。
2015年11月12日ディー・エヌ・エー(DeNA)の子会社であるペイジェントは11月9日、セブン&アイ・ホールディングスが11月1日に開設したオムニチャネル・サービス「omni7(オムニセブン)」に対して、決済手段を包括的に提供したと発表した。omni7は、セブン&アイグループの百貨店・スーパー・専門店などの業態を超え、商品・サービスをリアルとネットを融合した環境で利用できるというオムニチャネル・サービス。ペイジェントはセブン&アイ・ホールディングスと連携し、omni7に参画するセブン&アイグループの各社に対して、複数の決済手段を包括的に提供する。提供する決済手段は、クレジットカード支払/携帯キャリア決済(まとめてau支払い)/nanaco電子マネー支払い/ネット銀行支払い。ペイジェントは、今後もリアルとネットを融合したオムニチャネル・サービスへの決済手段の提供へ積極的に取り組んでいくとしている。
2015年11月10日●ダイソンのロボット掃除機、ついに発売ダイソンは10月21日、「ダイソン 360 Eye ロボット掃除機」(以下、360 Eye ロボット掃除機)を正式に発表した。ダイソンの旗艦店「Dyson表参道」では10月23日、量販店では26日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は税別138,000円前後だ。世界に先がけてまず日本で発売する。360 Eye ロボット掃除機は2014年9月に発表されていたロボット掃除機。発表当初は2015年春に発売する予定だったが、日本の住環境に合わせて調整をしていた関係上、10月下旬にずれ込んだ。ロボット掃除機で肝要となるナビゲーションシステムには、カメラを用いた「360°ビジョンシステム」を採用。天面に配置されたカメラで、360度見渡しながら周囲の環境を把握する。カメラは秒間最大30コマの撮影が可能で、その情報をもとに詳細な間取り図を作っていく。シャッタースピードとロボット掃除機の移動速度は連動しており、現在位置やまだ掃除が完了していない部分を正確に把握できるという。赤外線センサーにより障害物を回避する仕組みだ。360°ビジョンシステムで室内を規則正しく、効率良く掃除していく。掃除面については、これまでダイソンが掃除機で培ってきた技術を惜しみなく投入している。毎分最大78,000回転する「ダイソン デジタルモーター V2」は、小型軽量ながらパワフルなモーターで、吸引力と小回りのきくボディを両立。ボディと同じ幅(230mm)のブラシバーは、カーボンファイバーブラシ(黒)と硬いナイロンブラシ(赤)で構成される。カーボンファイバーブラシが静電気の発生を抑えながらフローリングのゴミを除去し、ナイロンブラシがじゅうたんなどに入り込んだゴミをかき出す。吸い取ったゴミは、ダイソン独自の「ラジアルルートサイクロンテクノロジー」によって空気と分離。0.5ミクロンの微細なゴミまでキャッチできる。360 Eye ロボット掃除機は、ダイソンで初めてクラウド連携に対応した製品でもある。無料の専用アプリ「Dyson Link」をインストールしたスマートフォンやタブレットを通じて、外出先からでも360 Eye ロボット掃除機を操作したり、掃除スケジュールを設定したり、実際に掃除したルートを確認したりできる。サイズはW230×D242×H120mm、重量は2.42kg。ダストボックス容量は0.33L。約2.75時間でフル充電され、最大で約45分の連続運転が可能だ。掃除中にバッテリー残量が少なくなった場合は、自動で充電ドックに戻り、充電完了後は再び中断した箇所から掃除を始める。カラーはニッケル/ブルーとニッケル/フューシャの2色。次ページでは、開発に携わった、ダイソンのマイク オールドレッド氏も登場した製品発表会についてレポートする。●規則正しく、効率良く発表会には、ダイソンのマイク オールドレッド氏が登壇。フローリングやカーペット上に重曹をまいて、360 Eye ロボット掃除機の集じん力を見るためのデモンストレーションも行われた。○ロボット掃除機でも掃除性能ありきマイク オールドレッド氏はこれまで、17年間かけてロボット掃除機の開発に携わってきた。会場には、ダイソンが手がけた初代のロボット掃除機「DC06」も展示。DC06はすでに規則正しく掃除できたが、多くのバッテリーやセンサーを積んでおり、主にセンサーのコストがかさんだ結果、製品化にはこぎつけられなかった。そこで考えたのが、ビジュアル(カメラ)でナビゲーションをするシステムを持つロボット掃除機だった。これまでサイクロン掃除機を数々手がけてきたダイソンは、ロボット掃除機を開発する際も「まずは掃除性能ありき」だと考えていたそうだ。マイク オールドレッド氏は「パッと見はごく一般的なロボット掃除機かもしれないが、中身の、特に掃除に関する技術は他のメーカーとはちがう」と強調している。日本では背の高さ10cm以下のロボット掃除機が多いが、360 Eye ロボット掃除機は12cmとわずかに高い。しかし、この高さは「妥協せずに」サイクロン技術を搭載するために必要だったとか。高さはあるものの、幅が小さいため小回りがきき、狭い場所にも入り込めるのが強みだという。○「死角なし」のナビゲーション360 Eye ロボット掃除機のナビゲーションには、一度に360度を見渡せるカメラを用いている。カメラで得た画像情報から「自分が今どこにいるのか?」、赤外線センサーで得た障害物情報から「何があるのか?」を把握し、最適なルートを選ぶ。掃除している途中で出合った障害物に目印を付けていくので、一度掃除した箇所には戻らない。そのため、効率良く掃除できるとする。ランダムにではなく、規則正しく四角を描きながら掃除し、360 Eye ロボット掃除機がたどったルートはスマートフォン向けアプリ「Dyson Link」から確認可能だ。マイク オールドレッド氏は、「360 Eye ロボット掃除機の動きは人間から見ると、ヘンに思えるかもしれない。だから、きちんと掃除していると信じてもらえるよう、どこを掃除したかアプリで確認できるようにした」と説明した。なお、今回実現された360°ビジョンシステムは、今後他のプロダクトにも活用できると考えているそうだ。○ロボット掃除機をもっとメジャーに2015年春発売という予定から遅れた理由について、マイク オールドレッド氏は「英国でテストしたときには問題なかったのだが、日本でテストした際に玄関から落っこちてしまうという問題があった。日本の玄関に合わせるために時間がかかってしまった」と語った。ダイソンが日本市場をいかに重視しているかを物語るエピソードでもある。そのほか、運転音について日本のモニターから不満が寄せられたため、大きなデザイン変更に踏み切ったことも明かした。今後も、ユーザーからの声を反映したアップデートは随時行っていくそうだ。日本の掃除機市場において、ロボット掃除機が占める割合はわずか4%。マイク オールドレッド氏は「ロボット掃除機市場自体をさらに拡大していきたい」と意欲を見せた。
2015年10月21日ビバテックはこのほど、「LUX360子ども音波歯ブラシ」(税別2,980円)を国内で発売した。同社では、2003年に世界で初めて360°型に毛を1万本以上植毛した「360°歯ブラシ」を発売。特に、歯みがきがうまくできない人や子ども、介護、ペット用として評価が高く、国内だけではなく海外10カ国以上(2015年10月時点)で販売している。今回発売する「LUX360子ども音波歯ブラシ」は、磨き残しの多い子どもを対象にした歯ブラシ。既存製品「360°歯ブラシ」に、毎分1万6,000回の音波振動をプラスした。大阪歯科大と共同開発した360°極細毛の先端ブラシは、歯ぐきの痛みに敏感な小さな子どもにも優しいという。植毛した毛は約2万本。微細な音波と、糸径0.06ミリの超極細毛を全面に採用し、歯ぐきを傷つけずに歯垢(しこう)をしっかり除去するという。また、全方向曲線ブラシのため、小さな子どもも角度を気にせず隅々まで磨くことができるとのこと。さらに、歯みがきが苦手な子どもも楽しく歯を磨けるよう、ヘッド部分にはLED照明が光る仕掛けも付いている。先端が光るため、小さな子どもの口の奥までよく見えるとのこと。また、2分間のナビタイマー付きで、30秒ごとに振動の変化でブラッシングエリアの移動を知らせ、2分間で自動停止する。カラーはブルーとピンク。替えブラシは2個入りで税別1,980円。
2015年10月16日セブン&アイ・ホールディングスは9月24日、セブン‐イレブンやロフトなどのグループ企業が扱う商品を購入できる"横断型"の通販サイト「omni7」を11月1日にオープンすると発表した。同サイトの開設は、同社のオムニチャネル戦略の一環で、オムニチャネルの展開において「新しく上質な商品」の提案を重視している。例えば、オムニチャネルの本格始動にあたり、ファッションデザイナーのジャンポール・ゴルチエ氏とコラボレーションした「Jean Paul GAULTIER FOR SEPT PREMIÈRES」を展開する。セブン‐イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂、そごう・西武、ロフト、赤ちゃん本舗、セブンネットショッピング、セブン&アイ・フードシステムズ、セブンカルチャーネットワークの8社が独自サイトを開設する。主な新サービスは、「留め置きサービス拡大」「店舗での返品・返金サービス」「店舗でのお急ぎ受取りサービス(関東1都6県、約7000店)」「店舗への365日配送(関東1都6県約7000 店)」「店舗での接客端末による御用聞き(当初6000店、順次拡大)」。「omni7」では、上質なオリジナル商品を中心に、2018 年度には約600万品目の品揃えを目指す。クリエイティブディレクターにはデザイナーの佐藤オオキ氏が就任、「シンプル&上質」をテーマに、ロゴ・梱包材のデザイン、Webサイトの監修を実施した。
2015年09月25日Facebookのニュースフィードで360度パノラマ動画 (360動画)を楽しめるようになった。まずはWeb版とAndroid用Facebookアプリが対応し、数カ月以内にiOS用Facebookアプリでも視聴できるようになる。Facebookは、情報共有の主流がテキストから写真に移行し、今後は動画やVR(仮想現実)へと広がっていくと予想している。360度パノラマ動画対応はVRが一般化する時代への布石と言える。360動画は再生中に画面をマウスカーソルや指でドラッグして自在に画面アングルを動かせる。体験したいFacebookユーザーは、Star Wars、Discovery、GoPro、LeBron James & Uninterrupted、Saturday Night Live、VICEなどが360動画を共有している。今はまだ 360度パノラマ動画の撮影は一般的ではないが、Facebookは「友達が訪れたフランスの小さな村またはブラジルのフェスティバルなどを360動画で楽しめる未来を想像してほしい。そこにいるように周りを見回せて体験できる」としている。
2015年09月24日米Motorola Mobilityは9月2日(現地時間)、Android Wearを搭載したスマートウォッチ「Moto 360」と「Moto 360 Sport」を発表した。アメリカでは予約受付を開始しており、価格は299.99ドルからとなっている。○Moto 3602014年9月に発売された「Moto 360」の第2世代となるスマートウォッチ。第1世代同様、文字盤が円形のクラシックな腕時計型デザインを採用している。新開発の「Quick-release bands」によって簡単にバンド交換が行えるようになった。サイズは女性用が42mmモデルの1種類、男性用が42mm / 46mmモデルの2種類。液晶ディスプレイは42ミリモデルが1.37型(360×325ドット)、46mmモデルが1.56型(360×330ドット)。OSはAndroid Wear、CPUはQualcomm Snapdragon 400(1.2 GHz、4コア)、メモリは512MB、ストレージは4GB。Bluetoothのバージョンは4.0 Low Energy、Wi-Fiは802.11 b/gに準拠。バッテリ容量は42mmモデルが300mAhで最長1.5日間、46mmモデルが400mAhで最長2日間使用できる。IP67相当の防塵・防水性能を持つ。ワイヤレス充電方式を採用。価格はどのパーツを選んだかによって異なり、299.99~429.99ドル。○Moto 360 SportGPSセンサーを内蔵し、移動距離や経路、速度などを計測できるフィットネス向けモデル。心拍計を搭載し、心拍数も測定する。周囲に合わせて明るさを変える「AnyLight display」により、屋内でも屋外でもディスプレイを見やすい。特殊なUVコーティングを施したシリコンを採用しており、退色や色移りが起きにくく、IP67相当の防塵・防水性能も備える。発売時期や価格、仕様など詳細は、後日発表される予定だ。
2015年09月03日ソニー・ミュージックエンターテイメント、ソニー・ミュージックコミュニケーションズは11日、360度のパノラマ動画が視聴可能なスマートフォン向けアプリ「panovi」を公開した。Google Play、App Storeよりダウンロードでき、価格は無料。「panovi」は、360度映像のストリーミングビューアーアプリ。全方位カメラで360度撮影されたパノラマ動画を、同アプリで試聴すると、スマートフォンに搭載されたジャイロセンサー機能により、自分がその場にいるような全方向の映像を観ることができるという。同社は、より臨場感、没入感を味わうための方法として、スマートフォン向けヘッドマウントディスプレイなどの利用を勧めている。体験可能な動画コンテンツには、コニカミノルタプラネタリウムの全天周動画や、セント・フォース所属の女子アナによる3Dプリントフィギュアのメイキング映像、アスリートの視界を体験できる映像、アーティストのライブ映像などがラインナップされている。アプリの推奨OSは、iOS 6.0以降、Android 4.0.3以降。ダウンロードは無料だが、一部の映像コンテンツはアプリ内課金での配信を予定する。
2015年08月12日オートデスクは8月3日、クラウドベースの3D CAD/CAM/CAEツール「Autodesk Fusion 360」日本語版の提供を今年の秋から開始すると発表した。「Fusion 360」は、設計、製造、解析の機能をクラウドベースのプラットフォーム上で提供するソリューションで、プロダクトデザインにおける一連の流れを1つのツールで行うことができる。また、学生、ホビー用途、スタートアップ企業は無償で利用することが可能だ。これまでは英語版のみ提供されていたが、国内の個人ユーザーやスタートアップ企業から多くの要望が寄せられたことで、日本語版のリリースが実現したという。なお、オートデスクは「設計と製造プロセス改革を行ってきた日本市場で当社の次世代ツールを提供できるようになり、大変うれしく思います。Fusion 360は、コンセプトデザインから製造まで同じインターフェースで操作することができます。日本の工業デザイナー、機械設計者、製造現場、学生、そして が、クラウド コンピューティング時代にふさわしい創造性を発揮してより高いレベルのプロダクトデザインを実践できるよう願っています。」とのコメントを発表している。
2015年08月03日ロジクールは、360度方向に音を送り出せる「UE ROLL Bluetooth ワイヤレススピーカー」を、8月7日に発売する。価格はオープンで、Ultimate Ears直販サイトの販売価格は12,880円(税別)。UE ROLL Bluetooth ワイヤレススピーカーは、6月16日に発表された円盤型Bluetoothスピーカー。IPX7相当の耐水性と高い耐久性を持つ。発表当初、8月以降とされていた発売日がこのたび正式に決定した。電源は内蔵のリチウムイオン電池で、最大9時間の連続再生が可能。Android OSとiOS対応のUE ROLL専用アプリと連携すると、複数のUEスピーカーとの接続、音楽アラームのセット、チューニングの調整、ファームウェアのアップデートなどが行える。本体サイズはW135×D135×H40mm、重量は330g。カラーはVolcano、Atmosphere、Sugarplumの3色。
2015年07月28日ユニットコムは22日、首が上下に360度回転するUSB扇風機「LILENG-816」をパソコン工房の通販サイト内雑貨店「Nantena」にて発売した。価格は863円(税込)。カラーはブラック、ブルー、グリーン、オレンジ、ピンクの5色。LILENG-816は、USB給電で駆動する卓上型の小型扇風機。首が縦方向に360度回転し、どの角度でも固定できる。本体サイズはH14.5×W15.0×D9.5cm、重量は125g。USBケーブル長は100cm。
2015年07月22日日本ヒューレット・パッカードは8日、360度の回転ひんじを備えた11.6型ハイブリッドPC「HP Pavilion x360 11-k000」シリーズを発表した。サンセットレッドとミンティグリーンの2色を用意。7月17日から発売する。量販店で発売されるモデルで、店頭予想価格(税別)は70,000円前後。クラムシェルスタイルのノートPCモードのほか、キーボードを裏返して液晶を反対側に回転させるスタンドモード、ひんじを360度回転させて液晶面とキーボード面を背中合わせにするタブレットモード、省スペースで立てておけるテントモードなどで運用できる。改良したひんじ部分でスムーズな回転をサポートするほか、継ぎ目の少ない高剛性きょう体を採用。ヘアライン風の細かい溝をフィルムに施し、メタル調に仕上げた。Bang&Olufsen製デュアルスピーカーなども搭載する。主な仕様は、CPUがIntel Celeron N3050(1.60GHz)、メモリがDDR3L-1600 4GB(オンボード)、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ストレージが500GB ハイブリッドHDD(8GBフラッシュメモリ内蔵)。光学ドライブは搭載しない。OSはWindows 8.1 Update 64bit。11.6型の液晶ディスプレイはタッチ対応で、解像度が1,366×768ドット。バッテリ駆動時間は約6時間15分。主なインタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×2、HDMI×1、SDメモリーカードスロット、マイク入力/ヘッドホン出力コンボポート、約92万画素Webカメラなど。センサー類は、加速度、デジタルコンパス、ジャイロ。本体サイズは約W306×D208×H21.5~23.0mm、重量は約1.46kg。
2015年07月08日シンガーソングライターLOVEが毎年夏に東京・live house LOOP 代官山で開催している360度ライブ。今年は7月17日(金)に行われる同公演のセッションミュージシャンが決定した。【チケット情報はこちら】まずは去年に引き続き、華やかで神々しいパフォーマンスで魅了するパーカッショニストのスティーヴ エトウ。クラシックからポップスまでジャンルに囚われない高い音楽センスを生かした演奏と既存概念を覆すヴァイオリニストのNAOTO。客席センターにステージを設け観客がぐるりと周りを囲むようになるため、ステージと会場が一体化し登場から大盛り上がりとなるライブだ。同公演の開催に際し、LOVEからコメントが到着している。「夏らしいことをしてみようじゃないかと、祭り気分で、やぐらに昇ったつもりでやります。なんなら皆様、浴衣WELCOMEです。なんてったって、演奏する手元も、踊る背中も、歌う横顔も見放題の360°ライブですから。今年もこのライブでしか見れない特別なセッションです。LOVE xx」(LOVE)去年のライブ(世界的アーティストcobaとの共演)はDVDにもなっており、迫力の映像はLOVEのHPのウェブショップから購入可能だ。気になる方はご確認を。7月17日(金)公演のチケットは発売中。■「LOVE Live 2015 ~360°ワンマン・夏祭りだよ全員集合~」日時:7月17日(金) 開場19:00 / 開演19:30会場:live house LOOP 代官山(東京都)出演:LOVE【セッションミュージシャン】スティーヴ エトウ(Per)/NAOTO(Vn)料金:前売4,320円(税込)※整理番号付き※入場時にドリンク代別途必要となります。
2015年07月02日リコーは3月31日、360度の全天球イメージ・動画が撮影できるカメラ「RICOH THETA」のアプリケーション/ガジェットを開発するオープンコンテスト「RICOH THETA デベロッパーズコンテスト」を開催すると発表した。同コンテストは、「アプリケーション部門」と「ガジェット部門」に分かれており、アプリケーション部門はさらに「API部門」と「ユーティリティ部門」から構成されている。API部門ではRICOH THETAのAPIを利用したアプリケーションを、ユーティリティ部門では同APIを使わずに既存アプリとの組み合わせやデータ利用などのユーティリティとして動作するアプリケーションを募集。ガジェット部門では、アタッチメントや周辺機器との組み合わせの提案などを受け付けている。エントリー期間は2015年4月1日~6月10日で、6月30日までに提出された応募作品が審査の対象となる。作品は、「革新性(独創性)があるか」、「夢(将来性、発展性)があるか」、「有益性(実用性)があるか」というポイントから総合的に判断される。副賞を含めた賞金総額は500万円相当。大賞には、100万円と副賞が贈呈される予定だ。
2015年03月31日ヤフーと米国のスタートアップ企業Life360,Incは3月27日、両社の業務提携と位置情報を共有するAndroidアプリ「Life360」の国内提供を発表した。「Life360」は、家族や友達など登録者同士をグループとして登録し、お互いの居場所をリアルタイムで把握できるアプリ。子供に持たせたスマートフォンで位置情報が分かることから米国のファミリー層を中心に支持され、すでに全世界で5000万グループに利用されている。ヤフーは日本国内の保護者が抱えている子どもの居場所をリアルタイムで把握したいというニーズに注目し、同アプリの日本国内向け展開を支援する。Life360は、登録者同士のスマートフォン端末で、お互いの位置情報をすぐに確認でき、アプリ内設定により、位置情報共有のオン、オフが切り替えられる。また、位置情報を共有するグループは複数作成が可能で、家族は常に共有をオンにしているが、友人たちとは待ち合わせの時以外はオフにするなどの設定もできる。さらに、自宅や学校、習い事の場所など特定の場所やエリアを「通知エリア」としてあらかじめ設定しておくだけで、お子様の出発や到着を自動的に知らせる機能が付いている。その他に、万一の場合に備えた「緊急通知」ボタンや、地図に犯罪発生地点情報を搭載する予定だ(4月以降で、各都道府県に順次対応する)。無償版の「Life360」はAndroid2.3、iOS7.0以降に対応。最大30日分の移動履歴をアプリから閲覧でき、通知エリア設定の個数制限がない有償版も提供される。
2015年03月30日