12月30日(木) SILENT SIRENのラストライブツアー『SILENT SIREN年末スペシャルLIVE TOUR 2021「FAMILIA」』の最終公演、つまり活動休止前のラストライブが東京体育館にて開催された。開演前、場内には彼女たちがこれまでにつくってきた名曲の数々が流れ、「Star drops」の終わりとともに暗転。バンドのメインアイコン・サイサイくんが登場するムービーのあとに始まったオープニングナンバーは新曲「FAMILIA」だった。これはSILENT SIRENが最後に発表した、今ツアーのテーマにもなっている楽曲だ。すぅ(Vo./Gt.)ひなんちゅ(Ds.)が今年9月に脱退したことをポジティブに変換してあえてドラムを全編打ち込んでつくったという意地の1曲だが、今日はもちろん生ドラム。《いつでも帰れる場所がある》という歌詞からは、今回の活動休止が決して後ろ向きではないという想いを感じるし、サイサイファミリー(サイサイファンの呼称)のために歌ったこの曲を1曲目に据えたことの意味は想像するに容易い。曲のスタートとともに輝き始めたのは、観客が腕に身につけたリストバンド。それがより一層バンドとの連帯を感じさせるのだった。そして、「私たちがSILENT SIRENです!」という力強い宣言のあとにプレイしたのは、これまでに数多くのライブやフェスで観客を踊らせてきた名曲「フジヤマディスコ」。あいにゃん(Ba.)の唸るベースライン、鬼キャッチーなサビ、客席で揺れる扇子……いつだって強烈な刺激を与えてくれた曲だ。そこにサイサイ楽曲のなかでトップレベルの人気を誇る「八月の夜」で追い打ちをかける。あいにゃん(Ba.)MCでは、「改めましてこんばんは、SILENT SIRENです!とうとうやってきたね、ツアーファイナル。活休前最後のライブにようこそ!」とすぅ(Vo./Gt.)が叫ぶ。それはいつもにも増して力強く、大きな声だった。おそらく、そうしないと涙が溢れてしまいそうだったのではないだろうか。そんな彼女の姿にグッときてしまう。のっけから代表曲を惜しみなく畳み掛けられて、こちらの音楽脳は存分に刺激されているのだが、「ライブで聴くのはこれが最後か」と思うと、とてつもない切なさがある。しばしの別れだとしても、悲しいものは悲しい。すぅが花に彩られた花道の先端にあるセンターステージ、つまり客席のど真ん中で歌ったのは彼女たちのデビュー曲「Sweet Pop!」だった。「ビーサン」ではそこにあいにゃんとゆかるん(Key.)も合流し、感極まっているすぅを左右からもり立てる。これまでのサイサイもこうやって支え合ってきたのかと思うと、この日すでに何度目かわからない涙腺刺激ポイントが訪れる。ゆかるん(Key.)今回のライブが特別なのは、サポートメンバーとして2人のミュージシャンが参加したこと。1人は渡邊悠(Ds.)、もう1人はクボナオキ(Gt.)だ。クボナオキは元々サイサイのメンバーであり、裏方に回ってからはサイサイのサウンドプロデューサーとして11年にわたり、サイサイの全公演、全曲を支え続けてきた。そんな2人の助けもあり、演奏は安定感があり、音も分厚い。ラストライブということを抜きにしても非常に質の高いパフォーマンスだ。なお、ツアー初日の福島、そして大阪公演ではメンバーにとってお兄ちゃんのような存在であるTHE BACK HORN松田晋二がサポートドラムとして参加していた。ライブ序盤は「これぞサイサイ!」というアゲ曲で攻めたが、中盤は一転。懐かしい冬のバラード「I×U」、絶対にこの曲を出したいとメンバーが主張してリリースに至ったという「stella☆」、新しい旅立ちを歌った新曲「恋爛漫」、日本武道館公演の際に会場限定でリリースされ、今は手に入らない幻の名曲「シンドバッド」といったスローからミッドテンポの楽曲で展開をつくった。こういうライブともなると、どうしても過去の思い出が頭をよぎってしまう。ゆかるんはメジャーデビューのタイミングでサイサイに加入。常に期待通りのパフォーマンスを見せてくれる、徹底した完璧主義で、自分に任されたことは抜かりなく遂行するのがゆかるんという人なのである。彼女は煽り隊長としても頼もしい姿を見せ、丁寧かつ、熱量の高いアジテーションはサイサイのライブにおける見どころのひとつだった。SILENT SIRENというバンドが持つポジティブで明るいキャラクターを象徴していたのは実は彼女なんだと思う。サイサイの職人的な要素を担っていたのはあいにゃんだ。彼女は11年にわたる活動のなかでベースプレイヤーとして著しい成長を見せた。歌うようなフレーズがいつの頃からか彼女の武器となり、ファン以外からもその実力を評価されるようになった。ベースを愛し、サイサイを愛したからこそあいにゃんの才能はさらに開花したのだろう。演奏に対するストイックな姿とは反対に、普段はほんわかとした癒やしキャラ。そのギャップに惹かれるファンが大勢いるのも当然。そんな彼女の成長がSILENT SIRENの楽曲のクオリティをぐんぐん引き上げていったのだと思う。この日もあらゆる場面で光るプレイを見せつけた。そんなシーンがあればあるほど活動休止を惜しむ気持ちが強くなる。そして、長年にわたってSILENT SIRENの顔としてフロントに立ち続けたのがすぅだ。その声を聴けばすぐにサイサイとわかる印象的なボーカルはバンドとしての個性を際立たせた。さらに、彼女が綴る歌詞は、日々の生活のなかで感じる喜びや苦悩、人間としての成長がストレートに反映され、ファンからも強い共感を得ていた。バンドという集合体に対する思い入れも人一倍強い。かなり個性的なメンバーが揃ったSILENT SIRENというバンドがここまで続いたのも彼女の存在があったからだろう。ライブ中盤のMCで彼女はこれまでずっと我慢していた涙を流した。「自分たちがこんなにいろんな人たちに愛されるバンドになるとは思ってなかったからすごくうれしいです」「このバンドは田舎から出てきた何も持っていない私にすべてをくれた場所でした」など頭に浮かんだ言葉を散文的に吐き出していった。そんな姿が本当にリアルで、やっぱり信用できる人だなと思った。パートチェンジで魅せた3人だけのステージ「未来に向かって進んでいく、もっともっとみんなにハッピーな楽しいことを届けられるようにするために出した答えです。今、ここでみんなと向き合っている私たちの音が、姿が答えです」と言って鳴らしたのは「Answer」だった。バンドが解散すること、活動休止することは悲しいことだ。しかし、サイサイはそれだけで終わらせないはずだ。それはこの曲をセットリストに入れたことからも感じる。《あの頃のわたしたちはなんて振り返るよりあの頃のわたしたちを超えれてる未来想像する》という歌詞は、たとえ確かではなくとも明るい未来を見据えているから歌えるものなんじゃないだろうか。《光満ちる未来へ続く道もう止まらないって誓った声がここに響くさ》と歌う「KAKUMEI」もそうだ。この日のセットリストは、ファンに最大限に楽しんでもらうためのものでもあり、彼女たちの意志表示でもあるのではないか。ビジュアルのよさでも注目を集めることが多かったサイサイだが、実はずっと泥臭く戦ってきたバンドでもある。そういった側面が広く知られることなくこの日を迎えたことが少々残念ではある。とにかく人を楽しませることが好きなのもSILENT SIRENというバンドの特徴だ。「KAKUMEI」でシリアスに曲を終えたあと、ステージが暗転。再び照明がつくと、そこにいたのはサポートメンバーを除いた3人。しかも、ベースすぅ、ギターあいにゃん、ドラムゆかるんという編成だ。メンバーが3人になってから3人だけで演奏を披露することがなかったからこの機会に見せたかった、とプレイしたのはインディーズ時代の楽曲「ランジェリー」だった。竿隊のすぅとあいにゃんのパートチェンジは見た目的に違和感がないが、ゆかるんがドラムを叩く姿はかなり新鮮。しかもなかなか上手いときたもんだ。最後の最後でこんなに楽しいものが観られるとは思わなかった。いつの間にか3人のノリもだいぶリラックスしたものになっていた。その勢いで本編ラストとなるブロックを突っ走った。「DanceMusiQ」から始まるサイサイ屈指のアゲ曲の連打だ。「今夜は飲むぞ~っ!」というあいにゃんの叫びとともに始まった「ALC. Monster」、シングル曲ではないものの高い人気を誇るロックチューン「女子校戦争」、あいにゃんがメインボーカルをとる「てのひら」と続く。今回のバンド編成はこういったパワー系の楽曲で最も力を発揮していた。観てる側としても、いつの間にか寂しさよりも目の前の楽しさに没頭できていた。それはきっと5人のテンションがこちらに伝染したからだろう。サイサイ一の高速チューン「HERO」でいったんステージを去った5人は、アンコールを求める手拍子に迎えられて再び姿を現した。MCでは公開されたばかりの「FAMILIA」のMVについて話をした。このMVは自分たちの今を見てほしくてつくったという。活動休止を目前にしてもなお「今を観てもらいたい」という姿勢が心を打つ。「寂しすぎるぜー!終わりたくないぜー!」と叫んだすぅは、「バンドって本当にいいなって思いました。最高のバンドに会えたなって思いました」「気持ちの整理をつけるにはあまりにも時間がなかったなって思ったりもしてます」と本音を交えながら、涙を拭いながら、これまでのバンドの歴史を振り返った。そして、「SILENT SIRENを結成して初めてつくった曲をやります」と歌い始めたのは「チラナイハナ」だった。ここで会場全体がより一層エモーショナルな空気に包まれたが、ラストに「ぐるぐるワンダーランド」「チェリボム」という流れで締めたのは、実にサイサイらしいと言える。ファンに楽しんでもらいたい、ファンの楽しむ姿が自分たちのパワーになると考えていた彼女たちは、ハッピーに締めることを選択したのである。実は、この日のリハーサルの最後にも、すぅはスタッフ全員に向けて「楽しくてしょうがないライブにしましょう!」と呼びかけていた。いくらラストライブとはいえ、湿っぽいのはサイサイらしくないのである。このライブをもってSILENT SIRENは活動休止期間へと入る。昨今、「活動休止」という言葉は「解散」とほぼ同じようなものとして捉えられることが多くなっている。しかし、SILENT SIRENは違う。たとえどんな形になろうとも、きっと彼女たちはここに帰ってくる。そんな希望を抱かせるライブだった。「チェリボム」を終え、メンバー一人ひとりが最後の挨拶をし、ステージを降りる直前、すぅは「音楽って、バンドっていいぞ!」と叫んだ。そこに一言付け加えたい。サイサイって本当にいいぞ。Text:阿刀“DA”大志Photo:上飯坂一 / 増田慶<公演情報>SILENT SIREN年末スペシャルLIVE TOUR 2021『FAMILIA』2021年12月30日(木) 東京・東京体育館SET LIST1. FAMILIA2. フジヤマディスコ3. 八月の夜4. milk boy5. Sweet Pop!6. ビーサン7. BANG!BANG!BANG!8. I×U9. stella☆10. 恋爛漫11. シンドバッド12. Answer13. KAKUMEI14. ランジェリー15. DanceMusiQ16. ALC.Monster17. 女子校戦争18. てのひら19. HEROEN1. チラナイハナEN2. ぐるぐるワンダーランドEN3. チェリボムSILENT SIREN Official Site:
2022年01月04日SILENT SIRENが、年内を持って活動休止することを決定し、年末にラストライブツアー『SILENT SIREN 年末スペシャルLIVE TOUR 2021「FAMILIA」』を福島、名古屋、大阪、東京の4カ所5公演で開催することを発表した。SILENT SIRENは9月にメンバーのひなんちゅ(Ds)が脱退し3人体制となっていたが、今回の決断は今後の活動へ向けた前向きなものとのことで、ラストツアーはドラムにサポートメンバーを迎えた形で行われる。そして、メンバーより11年分の感謝の気持ちを伝えたいという想いからインディーズ時代からこれまでの活動をまとめた初のオールタイムベストアルバムと、“4人のSILENT SIRENとしてのラストライブ”の模様を収めた映像作品が12月15日よりリリースされることが発表された。ベストアルバムは『SILENT』『SIREN』の2作に分かれており、それぞれメンバーセレクトによる31曲とボーナス・トラック(未発表新曲)を1曲含む計32曲で構成される。『SILENT』には「All Right 〜"今"を懸ける〜」「チェリボム」「milk boy」「ジャストミート」「恋のエスパー」など“POPなサイサイ”を、『SIREN』には「サイレン」「KAKUMEI」「八月の夜」「フジヤマディスコ」「天下一品のテーマ」など“ROCKなサイサイ”をコンセプトに“これを聴けばサイサイが分かる”2作合計64曲におよぶSILENT SIRENの軌跡が収録されている。映像作品には、9月25日に日比谷野外大音楽堂にて開催されたバンド結成10周年記念ライブ『SILENT SIREN きららリベンジ〜サイサイ10歳祭〜』の模様を収録する。「フジヤマディスコ」に始まり、最後の「KAKUMEI」「Answer」「チェリボム」でメンバーとファンの気持ちが完全に一つになったライブ映像に加え、20ページのライブフォトブックを同梱。そしてメンバーが主演を果たした映画『もしもあたしたちがサイサイじゃなかったら。』の本編をノーカット完全収録するなど特典映像としては贅沢すぎる内容となっている。『SILENT SIREN きららリベンジ〜サイサイ10歳祭〜』より 写真:上飯坂一さらに、スペシャル企画としてこれらの作品をオールインしたスペシャル・コンプリートボックス『SILENT SIREN PREMIUM BOX〜11年分詰め込みました〜』が3,131セット完全生産限定でリリースされる。こちらはサイサイファミリー(ファンクラブ)限定の作品で、オールタイムベストアルバム『SILENT』『SIREN』とLIVE Blu-ray『SILENT SIREN きららリベンジ〜サイサイ10歳祭〜』に加え、映像作品に付属するブックレットには収め切れなかった52ページにおよぶスペシャルフォトブックが封入される。コンプリートボックスには、すぅ、あいにゃん、ゆかるんの3人による集合とソロ、3人になったSILENT SIRENとして前を向き力強く進む彼女たちの姿を写した完全撮り下ろし写真を多数収録するほか、思い出深い11年間に渡る彼女たちの歴代アーティスト写真31枚を厚紙のLPサイズフォトポスター(縦310mm×横310mm)として特別に仕上げて封入。さらに3,131セットすべてにメンバーが直筆サインを入れた最新アーティスト写真(3人バージョン)1枚が付属する。そのほか、歴代人気の高かったグッズであるサイサイとサイファミがこれからも“ONE TEAM”であることを表現した「発売記念オリジナル・ベースボールユニフォーム」(ワンサイズ)と、これからも毎日を“共に歩き続ける”ための「メンバーボイス入り目覚まし時計」(すぅ、あいにゃん、ゆかるん、3人によるスペシャル・テイク)、そして日比谷野音ライブ時の「レプリカスタッフパス」(バンド名入りネックストラップ付)が同梱されるなど、完全生産限定にふさわしいボリューム満点のメモリアル作となっている。<リリース情報>ALL TIME BEST ALBUM『SILENT』2021年12月15日(水) リリース【CD2枚組】3,444円(税込)CD全32曲収録:31曲+ボーナス・トラック1曲(※未発表新曲A)【DISC 1】01. ランジェリー(2012年)02. セピア(2012年)03. All Right 〜"今"を懸ける〜(2012年)04. LOVEのしるし(2012年)05. Sweet Pop!(2012年)06. stella☆(2013年)07. ビーサン(2013年)08. スターマイン(2013年)09. ぐるぐるワンダーランド(2014年)10. ラッキーガール(2014年)11. 恋花(2014年)12. BANG!BANG!BANG!(2014年)13. 恋い雪(2014年)14. ハピマリ(2015年)15. alarm(2015年)16. チェリボム(2016年)【DISC 2】01. milk boy(2016年)02. 吉田さん(2016年)03. nukumor(2016年)04. Love Balloon(2017年)05. AKANE(2017年)06. ジャストミート(2017年)07. さよなら日比谷(2017年)08. 19 summer note.(2018年)09. Go Way!(2018年)10. Melty(2018年)11. 恋のエスパー(2019年)12. 無重力ダンス(2019年)13. 卒業(2019年)14. 四月の風(2019年)15. CONNECT(2020年)16. 未発表新曲A(2021年)ALL TIME BEST ALBUM『SIREN』2021年12月15日(水) リリース【CD2枚組】3,444円(税込)CD全32曲収録:31曲+ボーナス・トラック1曲(※未発表新曲B)【DISC 1】1. チラナイハナ(2012年)2. サイレン(2012年)3. Milky☆Way(2012年)4. まだ見ぬ明日を(2013年)5. Limited(2014年)6. LOST.W(2014年)7. What show is it?(2014年)8. 爽快ロック(2014年)9. チャイナキッス(2014年)10. KAKUMEI(2015年)11. Routine(2015年)12. DanceMusiQ(2015年)13. 女子校戦争(2015年)14. 八月の夜(2015年)15. Loveinstall(2016年)16. スローモーニング(2016年)【DISC 2】1. フジヤマディスコ(2017年)2. Pandora(2017年)3. Days.(2017年)4. kaleidoscope(2017年)5. merry-go-round(2017年)6. KNiFE(2017年)7. ODOREmotion(2017年)8. 天下一品のテーマ(2018年)9. クリームソーダ(2018年)10. ALC.Monster(2019年)11. Reborn(2019年)12. Attack(2019年)13. HERO(2019年)14. 聞かせてwow wowを(2020年)15. Answer(2020年)16. 未発表新曲B(2021年)LIVE Blu-ray『SILENT SIREN きららリベンジ〜サイサイ10歳祭〜 @ 日比谷野外大音楽堂』2021年12月15日(水) リリース【Blu-ray1枚+LIVE PHOTOBOOK 20P】7,480円(税込)ライブ映像『SILENT SIREN きららリベンジ〜サイサイ10歳祭〜 @ 日比谷野外大音楽堂』収録特典映像 映画『もしもあたしたちがサイサイじゃなかったら。』収録PHOTOBOOK:スペシャル・ライブフォトブック全20P予定【DVD2枚組+LIVE PHOTOBOOK 20P】6,380円(税込)DVD1:ライブ映像『SILENT SIREN きららリベンジ〜サイサイ10歳祭〜 @ 日比谷野外大音楽堂』収録DVD2:特典映像 映画『もしもあたしたちがサイサイじゃなかったら。』収録PHOTOBOOK:スペシャル・ライブフォトブック全20P予定【収録曲】01. フジヤマディスコ02. milk boy03. 女子校戦争04. 八月の夜05. ALC.Monster06. さよなら日比谷07. REBORN08. stella☆09. 恋のエスパー(※曲中メドレー:Sweet Pop! / ランジェリー / ビーサン / → / ラッキーガール / ユメオイ)10. HERO11. てのひら12. DanceMusiQ13. KAKUMEI14. Answer15. チェリボム完全生産限定グッズ付ファンクラブ盤『SILENT SIREN PREMIUM BOX〜11年分詰め込みました〜』【CD4枚組+Blu-ray1枚+LIVE撮り下ろしPHOTOBOOK 52P+LP SIZE POSTER 32枚+3GOODS】34,444円(税込)【商品概要】CD ALL TIME BEST ALBUM『SILENT』CD ALL TIME BEST ALBUM『SIREN』LIVE Blu-ray 『SILENT SIREN きららリベンジ〜サイサイ10歳祭〜 @ 日比谷野外大音楽堂』PHOTOBOOK:LPサイズライブ&撮り下ろしスペシャル・フォトブック全52P予定POSTER:歴代アー写 LPサイズフォトポスター 31枚セット+直筆サイン入りLPサイズフォトポスター1枚(LPサイズ 縦310mm×横310mm)永久保存版GOODS※ファンクラブ限定スペシャル・LPサイズボックス仕様(縦331mm×横331mm×高さ40mm)※3GOODSはスペシャル・ボックスと同梱にてお届け予定【GOODS】1. 永久保存版「SILENT SIREN ベースボール・ユニフォーム」サイズ:フリーサイズ詳細:着丈約84×胸幅約59×裾幅約59×袖丈約37×袖口約20(cm)生産国:中国素材:ポリエステル100%「発売記念オリジナル・ベースボールユニフォーム」イメージ2. 永久保存版「SILENT SIREN メンバーボイス入り目覚まし時計」本体サイズ:11×18×6(cm)箱サイズ:12.8×6.6×18.2(cm)電池:単3形(電池は付属しておりません)「メンバーボイス入り目覚まし時計」イメージ3. 永久保存版「SILENT SIREN きららリベンジ〜サイサイ10歳祭〜 レプリカスタッフパス(バンド名入りネックストラップ付)」「レプリカスタッフパス」(バンド名入りネックストラップ付)イメージ<ライブ情報>『SILENT SIREN 年末スペシャルLIVE TOUR 2021「FAMILIA」』12月18日(土) 福島県・HIPSHOT JAPAN開場 17:30 / 開演 18:0012月19日(日) 福島県・HIPSHOT JAPAN開場 15:00 / 開演 15:3012月22日(水) 愛知県・Zepp Nagoya開場 18:00 / 開演 18:3012月24日(金) 大阪府・Zepp Osaka Bayside開場 17:30 / 開演 18:3012月30日(木) 東京都・東京体育館開場 17:30 / 開演 18:30※詳細は後日発表SILENT SIREN Official Site:
2021年10月22日SILENT SIRENが、9月25日に日比谷野外大音楽堂で開催する『SILENT SIREN きららリベンジ〜サイサイ10歳祭〜』を「uP!!!」にて独占生配信することが決定した。本公演は結成10周年記念ライブとして昨年9月に開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け延期となり今回1年越しに行われる。視聴チケットは本日9月1日18時より発売中で、auスマートパスプレミアム会員はお得な割引料金で購入することができる。<配信情報>『SILENT SIREN きららリベンジ〜サイサイ10歳祭〜』配信日時:9月25日(土) OPEN 17:30 / START 18:00(予定)事後配信:10月2日(土)15:00~10月10日(日)23:59まで【チケット料金】■auスマートパスプレミアム会員GoToイベント適用割引価格:2,400円(税込)(通常価格:3,000円(税込))■一般GoToイベント適用割引価格:2,800円(税込)(通常価格:3,500円(税込))購入期間:10月10日(日) 20:00まで※auスマートパスプレミアム会員はau以外をご利用の方でもご入会いただけます。(月額548円(税込) / 初回30日間無料)※ご購入時システム手数料として別途200円が必要となります。視聴チケットのお申込みはこちら:『SILENT SIREN きららリベンジ〜サイサイ10歳祭〜』公式サイト:
2021年09月01日SILENT SIRENがバンド結成10周年を記念したアルバム『mix 10th』をリリース。ポップにもハードにも振り切れる音楽性とエンタメ性の高いライブでファンを魅了し、駆け抜けてきた10年を物語る濃厚な全13曲だ。今年はバンド結成10周年!テーマは今も“一生青春”。「この『mix 10th』というタイトルはアルバム制作の最初に決まったんです。そこからロックな曲もポップな曲も幅広く揃えて、メンバーそれぞれの個性も出しながら楽しめる一枚になりました」(すぅ)あいにゃんが作詞・作曲を手がけた「てのひら」や、すぅが作詞を手がけた「Answer」など、バンドの歩みや絆を感じさせる楽曲たちも聴きどころ。デビュー当時は「読者モデルの女の子たちが結成したバンド」として注目を集めたが、その頃を振り返って彼女たちはこう語る。「読者モデルをやっていても、そのファンの方たちだけでライブハウスを埋めることなんてできなかった。『本当に自分たちで弾いてるの?』なんて言われることも多かったし、そうした経験もバネにしながら、10年を駆け抜けてきたなって気がしています」(あいにゃん)デビュー当時からずっと「『可愛い』って言われるよりも音楽を聴いてほしい」という気持ちが強かったという。夢に見た日本武道館の単独公演やワールドツアーなども経験しながら、今はまた初心を思い出す。「10年前は事務所にも入ってなかったし、みんな学生だったのでお金もなくて、試行錯誤しながら自分たちでライブをブッキングしたりして活動していました。10周年の今、コロナ禍で活動を制限されたことで、手探りで前に進まなきゃいけなかった結成当初の頃みたいだなって思い出しました。このアルバムに今だからこそできた曲を詰め込んだので、聴いてくださる皆さんに少しでも光を届けられたらいいな」(ひなんちゅ)この春からはYouTubeチャンネルの開設やオンラインサイン会の開催など、新たな挑戦でも楽しませてくれている彼女たち。このキュートなビジュアルで凄まじい音圧のロックを放ちながら、いくつものハプニングも乗り越えてバンドとしてタフな進化を遂げてきた。「ピンチは確かにたくさんあったけど(笑)、これまで誰も体調不良や怪我でライブを休んだことがないのは誇れることかも!」(ゆかるん)「これがサイサイらしさだ!と思うことを貫いてこられた10年。それは私たちが掲げた“一生青春”というテーマそのもの。好きなことを全力でやり続けることで、年齢を重ねてもずっと若々しく生きていきたいんです」(すぅ)「いつか結婚して子供を産んでもバンドを続けられるのが理想」と語る4人。やりたいことをやり続けるからこその輝きを、この先も熱気に満ちた音で聴かせてくれるだろう。鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)による提供曲「聞かせてwow wowを」など全13曲。『mix10th』【初回生産限定盤(CD+DVD+PHOTOBOOK)】¥4,500【通常盤(CD)】¥3,000(ユニバーサルミュージック)サイレントサイレン左から、あいにゃん(山内あいな/Ba.)、ひなんちゅ(梅村妃奈子/Dr.)、すぅ(吉田菫/Vo.&Gt.)、ゆかるん(黒坂優香子/Key.)。2012年11月、シングル『Sweet Pop!』でメジャーデビューした4人組バンド。通称“サイサイ”として親しまれ、女子中高生を中心に人気を得て10年。ロックバンドとして確かな立ち位置を築いた。※『anan』2020年9月16日号より。写真・土佐麻理子ヘア&メイク・yumi石川ユウキ(共にThreePEACE)取材、文・上野三樹(by anan編集部)
2020年09月14日