Linus Torvalds氏は4月12日(米国時間)、「Linux-Kernel Archive: Linux 4.0 released」において、Linuxカーネルの最新安定版となる「Linux カーネル 4.0」の公開を伝えた。メジャーバージョンが4へ繰り上がっているが、今回のバージョンは変更点が少なく、"ちょっとした"リリースとされている。より大きな変更は次のバージョンとなるLinuxカーネル4.1で行われる見通し。カーネル4.0はそれほど変更点のないバージョンとのことだが、「Linuxカーネル 4.0」はシステムを再起動することなくカーネルにセキュリティパッチなどを適用できる機能が追加された点で注目される。この機能は長い間Linuxカーネルへのマージが期待されてきた機能だ。この機能により、今後はLinuxサーバを再起動することなくセキュリティアップデートを適用できるようになる。それ以外の変更は主にデバイスドライバのアップデートにとどまっている。今回、オンタイムでリリースされた理由として、大きな問題が発生していないこと、週末にLinus Torvalds氏の都合が悪いことなどが挙げられている。
2015年04月13日アーノルド・シュワルツェネッガーの出世作にしてSF映画の金字塔といえる『ターミネーター』シリーズ。その全てのタイムラインがリセットされ、新起動されるシリーズ最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』から、WEB限定の新予告編が解禁となった。1984年に公開されて以来、全世界累計興行収入14億ドル以上、日本でもシリーズ累計興行収入220億円を超える空前の大ヒットとなった人気シリーズの待望の最新作となる本作。これまで描かれ、継がれてきたシリーズのタイムラインがすべてリセットされ、驚きの新たな物語が待ち受けているという本作に、さらなる新展開が映像から明らかになっている。■新旧のシュワルツェネッガー(T-800型ターミネーター)が直接対決!未来の人類反乱軍のリーダー、ジョン・コナー(ジェイソン・クラーク)の母サラ・コナー(エミリア・クラーク)を抹殺するため、未来から殺戮マシーンのターミネーター(T-800)が送り込まれた。しかしそこには、すでに同型の老いたターミネーターが待ち受けている。映像では、若いシュワ、中年のシュワ、白髪のシュワが登場し、世界を震撼させた初登場の『ターミネーター』(‘84)当時の姿も完全再現!この3タイプのシュワ型ターミネーターのアイデアは、シリーズを生み出したジェームズ・キャメロンによるもの。だが、新旧のターミネーターが戦うようになった、“理由”は、いまだ謎のままだ。■ジョン・コナー絶体絶命!? 新たな脅威に人類の未来はあるのか?2029年の未来。革命軍のリーダー、ジョン・コナーはシリーズで一貫して、希望のある未来を信じ、人類存亡を懸けた熾烈な戦いを続けてきたが、この新予告では「交渉しても無駄だ。人間の理屈は通じない。滅亡の時は近い。もう止られない」と、この戦いについてまさかの“ネガティブ”発言。新たな脅威にさらされ、絶体絶命に陥っているように見受けられる。■オスカー俳優J・K・シモンズも参戦!さらなるドラマを予感さらに驚くのは、『セッション』で本年度アカデミー賞「助演男優賞」を獲得した名優J・K・シモンズが参戦していること。ターミネーターにまつわる事件を追いかけ、サラ・コナーを手助けしようとするサンフランシスコ警察の刑事・オブライエンを演じている彼は、何か異変が起きていることにすでに気付いている様子だ。迫る人類滅亡の「審判の日(ジャッジメント・デイ)」をサラ・コナーとT-800型ターミネーターは止めることが出来るのか?名優の参戦がさらなるドラマを予感させている。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は7月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月03日トヨタ自動車は2日、7~8人乗りのミニバン「ノア」に特別仕様車「X"Delight Plus"」を設定して発売した。X"Delight Plus"は、ノアの「X」グレードをベースに、ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドア、リヤオートエアコン、スマートエントリーシステム、盗難防止システムを特別装備したほか、スーパーUVカットグリーンガラス(フロントドア)を採用するなど、快適性と利便性を向上させたうえで、買い得感のある価格設定とした特別仕様車。外板色にはスタイリッシュな印象を付与する特別設定色「アイスチタニウムマイカメタリック」を含む全4色を設定している。ノア特別仕様車X"Delight Plus"の価格は、2.0Lガソリンエンジン+Super CVT-i搭載車が255万8,058円~279万4,629円、リダクション機構付のTHS IIを採用したハイブリッド車が300万5,486円(いずれも税込)。
2015年04月02日それほど頻繁には起こらないが、iPhone/iPadを再起動したほうがいいことがある。通信速度が著しく低下した、画面をタップしても反応がない、原因はわからないがどこか動作がおかしい……システムを再起動すれば、iOSを構成する多数のプログラム(プロセス)が読み直され、問題が解消されることがあるのだ。しかし、システムの再起動はなにかと面倒だ。システムの終了と起動をそれぞれ行わなければならないので、少なくとも1分程度は必要だ。それに、再起動後初めてロック解除する場合には、TouchIDが動作しないのでパスコードを入力しなければならない。App StoreやiTunes Storeも、再起動後初回の利用ではパスワードの入力を求められる。動作がおかしい原因が明らかに「画面の表示」だけの場合、システムを再起動せずに同等の効果を得られることがある。iOSでは、アイコンやステータスバーなどアプリが提供する以外の画面構成要素は「スプリングボード」というプログラムが担っており、それだけを起動し直すことができれば、表示にまつわる諸問題を解決できることがあるのだ。実は、iPhone 6/6 Plusにはスプリングボードを再起動する処理項目がある。それは「画面表示の拡大」だ。設定値を変えてスプリングボードを起動し直すことでアイコンや文字を拡大表示しているのだが、それを逆手にとれば、システムを再起動することなくスプリングボードだけを再起動するという実を得ることができる。10秒もあれば完了するうえ再起動後初回のパスコード入力も不要なので、動作の不具合が画面の表示だけのときはこちらを試してみよう。
2015年03月30日NTTコミュニケーションズは、同社が提供しているIP電話アプリ「050 plus」と法人向けの「050 plus for Biz」において、アプリを起動していなくても着信ができる「プッシュ着信通知機能」を30日より提供する。IP電話アプリ「050 plus」と「050 plus for Biz」ではこれまで、アプリを起動していない状態で着信した場合、「留守番電話センタ」でメッセージを預かり、メールで着信を通知していた。30日より、「プッシュ着信通知機能」が追加されることで、端末に搭載された通知機能を利用し、アプリを起動していなくても着信を通知する。「050 plus」、「050 plus for Biz」の対応OSは、iOS 6.0以降、Android 2.2以降。「プッシュ着信通知機能」に対応するアプリのバージョンは、iOS、Android共に「050 plus」がバージョン5.0.0以降、「050 plus for Biz」がバージョン3.0.0以降となる。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月27日NTTぷららは3月24日、東芝ライフスタイルの液晶テレビ「レグザ」の「Z10Xシリーズ」と「J10Xシリーズ」向けに、4Kによるビデオオンデマンド(VOD)サービス「ひかりTV 4K」を提供開始した。Z10XシリーズとJ10Xシリーズは、ソフトウェアのバージョンアップによって、ひかりTV 4Kに対応することが1月に告知されていた。このたびのバージョンアップによって、従来の料金体系のまま約250本のコンテンツを4Kで楽しめる。ひかりTV 4Kの視聴には、NTT東日本・NTT西日本が提供する「フレッツ 光ネクスト」の契約、NTTぷららが提供するひかりTVの契約が必要となる。
2015年03月24日アーク情報システムは25日、WindowsをUSBストレージから起動可能にするソフト「BOOT 革命/USB Ver.6」を発表した。3月6日から発売する。税別価格は、Professional通常版が8,300円(アカデミック版とダウンロード版が6,000円)、Standard通常版が5,600円(アカデミック版・ダウンロード版が4,100円)。USBストレージからWindowsを起動できるようにするソフト。新たにシステムドライブ以外のデータドライブのコピーに対応。Cドライブだけでなく、データドライブを含めた環境をまるごとコピーできるようになった。また、コピー時のパーティションサイズ変更が可能になり、システムドライブがGPTディスクでらうHDDコピーにも対応している。Professional版のみの機能として、WindowsをUSBストレージへ直接インストールできる「エクスターナルインストール」と、USBストレージから内蔵HDDにコピーする機能が追加されている。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1。
2015年02月26日かつて世界中を震撼させたアーノルド・シュワルツェネッガーの“代名詞”的シリーズの最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』の日本公開が、7月11日(土)に決定。併せて、文字どおりシュワルツェネッガーが“帰ってくる”本作から最新ビジュアルが解禁となった。未来の人類反乱軍のリーダー、ジョン・コナー(ジェイソン・クラーク)の母=サラ・コナー(エミリア・クラーク)を抹殺するため、未来から送り込まれた殺戮マシーン、ターミネーター/T-800。だが、サラが生きる時代には、すでに同型の“老いた”ターミネーターが待ち受けていた。いったい、過去に何が起こったのか、なぜ、新旧のターミネーターが戦うのか?人類の未来を賭けたバトルが、ついに新起動する…。1984年の誕生以来、全世界累計興行収入14億ドル以上、日本でもシリーズ累計220億円を超える空前の大ヒットとなった『ターミネーター』シリーズ。すべてのタイムラインがリセットされ、“新起動”となる本作は、先に公開された特報映像でも、シュワが扮する新旧のT-800型ターミネーター同士の直接対決が注目を集めている。そして今回、「全世界待望!今夏、遂にアイツが帰ってくる!」と銘打たれた、新たなビジュアルが解禁。シュワの代名詞でもあるT-800型ターミネーターのビジュアルは、ショットガンを肩に抱え、傷だらけの頬から金属の骨格が覗き、片目を赤く光らせながら、するどい視線をこちら側に送っている、というもの。“アイツ”とはもちろんターミネーターのことであり、『ターミネーター3』以来、実に12年ぶりにシリーズに復帰するシュワ自身のことも示している。「I’ll be back!(アイル・ビー・バック)」という映画史に刻まれたあの名台詞とともに蘇る、CGではない、正真正銘のシュワが演じるターミネーター。今年の夏は、この“彼”が大暴れすることになりそうだ。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は7月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月24日ドワンゴとスタジオカラーが日本アニメーションの可能性を探るプロジェクト「日本アニメ(ーター)見本市」の第12弾作品で、"別"の世界で起動したエヴァンゲリオンを描いたという『evangelion:Another Impact(Confidential)』の予告編が、公式サイトで公開された。本作には「別の場所、別の時」で、決戦兵器として秘密裏に開発と実験が進められていた「Another No.=無号機」が登場。ヒトの制御を受け付けず、突如暴走を始める「無号機」は何のために作られたのか?――"別"の世界で起動したエヴァの、暴走と咆哮の物語が描かれるという。本編は2月6日に「日本アニメ(ーター)見本市」公式サイトで公開予定。監督は、フル3DCGアニメのさきがけとなった『APPLESEED』を制作し、現在は最新作『APPLESEED ALPHA』が公開中の荒牧伸志氏。「Another Eva」のデザインは竹内敦志氏、CGディレクターに松本勝氏、制作は荒牧氏がCCOとディレクターを務める「SOLA DIGITAL ARTS」、そしてアニメーション、実写、広告、あらゆるジャンルを横断して活動する映像制作会社「スティーブンスティーブン」が担当している。なお、2月9日22:00~23:00には動画サービス「ニコニコ生放送」にて特番『日本アニメ(ーター)見本市-同トレス- 第12回』が生中継され、荒巻氏、松本氏、石井朋彦プロデューサーが出演。『evangelion:Another Impact(Confidential』の制作秘話や作品に込めた思いなどが語られていくという。(c) nihon animator mihonichi LLP.(c)カラー
2015年02月03日前回は、bashの環境変数「PS1」を定義するとプロンプトが変化することを紹介した。シェルが起動するときに参照するファイル -- 複数あるが「~/.bash_profile」としておく -- で環境変数を定義すると、ターミナルとともにシェルが起動されるので(シェルの、感覚的にはターミナルの)設定として永続される、その特性を利用すればターミナルは"痒いところに手が届く"存在となりうる。今回は、基本&必須ワザを紹介するので、ターミナルとシェルの理解促進に役立てていただきたい。○環境変数を表示する環境変数の定義へ進む前に、環境変数の内容を表示する方法について知っておきたい。ある環境変数に値を定義するとして、その環境変数が定義済かどうか、定義済であればどのような値かを確認しておくべきだからだ。現在有効な環境変数を一覧するには、「printenv」コマンドを実行する。引数やオプションは必要なし、ただ「printenv」とだけ入力して行末でenterキーを押せばいい。OS X Yosemiteの初期設定では、/etc/profileに記述されたプログラムを実行し、後述する「PATH」などの環境変数を定義しているので、「~/.bash_profile」の有無にかかわらずそれなりの行数が表示されるはずだ。$ printenv特定の環境変数を表示するには、「printenv 環境変数」のようにprintenvコマンドを使うか、文字列を出力するコマンド「echo」を利用する。bashで変数を参照するときには冒頭に「$」をつけるので、「PS1」ならば「$PS1」、「LANG」ならば「$LANG」となる。この「$○」という参照方法は、シェルを使ううえでの必須知識であるため、これを機会に覚えておこう。$ echo $PS1○「パス」を定義する(基本編)インストールしたはずのコマンドを実行すると「command not found」と表示される……これは、シェルのビギナーがもっとも陥りがちなトラブルだ。その原因はおそらく「パスを通していない」ことにある。パスとは、コマンドがまとめて保存されている領域のことで、bashでは環境変数「PATH」で定義される。OS Xでは、Leopardのときからパス定義用コマンド「path_helper」を提供し、この処理を自動化している。逆にいえば、このコマンドがサポートしていない領域は、手動で「PATH」を再定義しないかぎり、フルパス(コマンドが保存されたディレクトリをすべて記述)でコマンドの位置を明示しなければならない。その「path_helper」はOS X独自のコマンドで、しかも「パスが通っていない」領域(/usr/libexec)に保存されている。だから前述したとおり、「/usr/libexec/path_helper」とフルパスでなければ実行できないが、当然ながら「/usr/libexec」にパスを通せば「path_helper」だけで実行できる。パスの定義は、すべてを定義し直すか、すでにある定義にくわえるかの2通りある。すべてを定義し直す場合は、「PATH="パス1:パス2:パス3...."」の要領で記述すればいい。パスとパスの区切りには「:(コロン)」、全体は「"(ダブルクォート)」で囲むことがポイントだ。なお、「"」は必須ではないが、なければパスにスペースを含むとき問題となるため、囲むものと覚えておこう。$ export PATH=""しかし、多くの場合「デフォルトのパス+α」が必要とされるはずで、すでにあるパスの設定をわざわざ消すことはない。そんなときは、以下の要領で記述しよう。基本的な書式はすべてを定義し直す場合と同じだが、「PATH=」に続けて現在のPATH環境変数($PATH)を参照し、そのあと追加するパスを記述している点が異なる。$ export PATH=$PATH:"/usr/libexec"この定義は、前述した「/usr/libexec/path_helper」を「path_helper」だけで実行する目的に使える。言い換えると、「/usr/libexc」にパスが通ったためフルパスを指定する必要がなくなり、コマンド名だけで実行できるようになった、というわけだ。つまり、このような「export PATH=$PATH:……」という一文を「~/.bash_profile」に記述しておけば、どこにコマンドを保存していても「command not found」は現れなくなるはずだ。なお、このPATH環境変数を使うパスの設定方法は、どのUNIX系OSにも共通して利用できるオーソドックスなもの。しかし、OS Xには「path_helper」という独自コマンドもあるため、次回はその使い方について説明したい。
2015年01月22日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「どうしてソフトウェアアップデートのとき再起動されるの?」という質問に答えます。***iPhoneでは、ときどきソフトウェアアップデートが配布されます。目的や内容はさまざまで、機能の追加もあれば修正もあり、容量が小さいときもあれば大きいときもあります。アプリの新機能として結果を確認できることもあれば、セキュリティアップデートのように一見すると違いが感じられないこともあります。しかし、どのようなソフトウェアアップデートでも、ほぼ確実にiPhoneのシステムが再起動されます。画面を眺めていれば、インターネットからファイル(アップデータ)をダウンロードしたあと、自動的に「インストール」が始まり、数度の再起動を経て更新されたシステム(アップデートされたiOS)でiPhoneが起動します。その「インストール」ですが、実態はアップデータに含まれる大量のファイルをコピーする作業です。ファイルの種類は多岐にわたり、アプリを構成する一部もあればシステム用もあります。コピーはプログラムにより自動処理されるため、詳細を知ることはできませんが、システムが稼働している間はコピーできない(書き込めない/書き込んでも機能を有効にできない)ファイルが含まれています。システムが稼働している間コピーできないファイルは、システムを特殊モードで起動したうえでコピーします。システムの再起動後、Appleロゴの下にプログレスバーが表示されている期間がその特殊モードです。特殊モードはいちどシステムを終了しなければ起動できないうえ、システム起動時でなければ有効にできないファイル(プログラム)もありますから、ソフトウェアアップデートのときはシステム再起動がつきもの、というわけです。
2015年01月17日●アドバンスト・ハイブリッドビューファインダーがさらに進化フジX100シリーズの3代目「X100T」。レンジファインダー風の光学式ファインダーが目を引く古風な外観、そして23mm(約35mm相当) F2単焦点固定レンズというきわめてマニアックな仕様ながら、多くのファンを持つカメラだ。X100からX100Sに世代交代したときと同様、今回も素人目にはわからないようなバージョンアップに見えつつ、実際に使ってみると、おぉ、なるほど! と思わせる大きな進化を遂げている。○「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」がさらに進化一般財団法人日本カメラ財団が主催する歴史的カメラ審査委員会選定による2014年の「歴史的カメラ」8機種にX100Tが選出された。すでにX100Tをお使いのユーザーの方々は、そんなの当然だよ、と特段驚きもせずに言うだろう。それほど、X100Tは「歴史に残る」といわれる魅力を数多く備えている。「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」は、ギミック的な楽しさと実用性を兼ね備えたアイデアだ。光学式と電子式を切り替えて使用できるだけでなく、光学ファインダーの片隅にピントエリアの拡大画像やフォーカスピーキング、デジタルスプリットイメージなどを表示できるのである。機構としては、ファインダー部のわずか1mmの隙間に、0.9mmの成形材を使用したNDフィルターを抜き差しするギミックを驚異的精度でセット。このNDフィルターにピント面のレンジファインダーをシミュレートした映像を投影している。まさに、ユニークな発想と高度な技術が凝縮された機構だ。ピントをより確実に合わせたいなら、電子ビューファインダー(EVF)か背面の液晶モニターに表示を切り替え、ピント拡大機能を使ったほうが得策だ。それに、撮影精度という点でも、光学ファインダーにはパララックス(※)が生じるというデメリットもある。※ 光学ファインダーがレンズより左側にオフセットされていることで近接撮影時に発生する視差のこと。ファインダー窓から見えるものと実際に写るものの位置がずれるだが、X100シリーズをこよなく愛するユーザーの多くは、この光学ファインダーを使いたいがためにX100シリーズを選んでいるのだ。その理由は、ファインダーを覗けば一目瞭然。撮影範囲フレームの視野率は約92%ながら、見える範囲そのものは広い視野空間、ガラスの存在さえ感じさせない、滲みや反射の一切ないクリアな透明感。それは、被写体が目の前の世界にあることをリアルに伝えてくれる。X100TのEVFは、レンズ交換式のXシリーズ旗艦モデル「X-T1」のそれより見やすいと感じさせるほど進化している。が、それでも光学ファインダーに比べると裸眼と眼鏡ほどの感覚差がある。X100Tの光学ファインダーの見やすさは圧倒的で、これが唯一無二ともいえる撮影の楽しさに繋がっている。また、そのクラシカルなボディデザインと昔ながらのカメラ操作を意識したユーザーインターフェースと相まって、X100シリーズの情緒的な魅力となっていることも無視できない。なお、パララックスに関しては、X100時代から補正機能が搭載されていた。これがX100Tでは進化し、カメラの動き(フレーミング)に対してリアルタイムでパララックスを自動補正する「リアルタイム・パララックス補正」を実現。X100やX100Sで必要だったシャッター半押しでピント合わせを行ってからの再フレーミングが不要になり、シャッターチャンスを逸することが圧倒的に少なくなった。ちなみに、撮影フレームの視野率が92%なのは意図的で、撮影範囲にある程度余裕を持たせることで、被写体が切れることを避けたと思われる。この適切なゆるさにも、フイルム時代のレンジファインダーらしい空気感が漂う。●固定レンズ式の圧倒的なアドバンテージ○固定レンズ式の圧倒的なアドバンテージ思わずため息の出る写真。X100Tで撮影した写真は、そう表現できる。極細の針で一直線に引いたような繊細な線の描写。柔らかく豊かで膨らみと色気に満ちた、それでいて誇張のない肌色の表現。前機種X100Sで素晴らしかった部分をほぼ受け継ぎ、さらに高感度特性が飛躍的に向上。人物を絡めたスナップやポートレートを撮るなら、このカメラに比肩する機種はX100Sしかないのではないか、そう思わせるほどの写真画質。その素晴らしさは、A4以上の大判プリントで一層際立つ。非球面レンズ1枚を含む6群8枚構成のフジノン23mm f2.0レンズはもとより、APS-Cサイズの1,630万画素「X-Trans CMOS II」センサーと映像エンジン「EXR Processor II」の組み合わせはX100Sと同じ。それだけフジの自信作なのだろう。事実、紡ぎ出される画は美しく、完成度はきわめて高い。レンズと映像エンジンのセッティングを極限まで絞り込める固定レンズ式の圧倒的なアドバンテージをあらためて実感せずにはいられない。とはいえ、X100Sからは、やはり大きな進化を遂げている。まず、新たに顔認識技術「顔キレイナビ」が使えるようになった。X100Sでは特に近接撮影で若干ピントが合いにくい場面があったが、X100Tでは、人物が被写体の場合、格段にピントが合いやすくなっている。最高撮影感度がISO 25600(拡張51200)に上がったことで、高感度撮影時の画質が格段にキレイになったことも嬉しい。ISO 3200までは、かなり厳しい目で見ても十分に常用領域。暗所でも立体感が失われず、ノイズがまったく目立たないのだ。この高感度画質は、ぜひ作例でご確認いただきたい。Xシリーズの売りのひとつである「フィルムシミュレーション」に「クラシッククローム」が加わったのも、X100Tのトピックスのひとつ。実は筆者は、クラシッククロームのあの、暗部のコントラストを高めて彩度を抑え込んだ鉛のような画作りに一目惚れしてしまった。それゆえ今回のレビューが個人的にも楽しみで仕方なかったのだ。が、いざ実際に使ってみると、これがなかなか難しい。「Velvia」や「ASTIA」といった仕上げがダイレクトに画の仕上げを変えるのに対し、クラシッククロームは被写体やシチュエーションによって、その効果が表れにくいことも多い。これを生かした作品作りには、使い所の研究が必要だろう。しかし、それはまた使いこなす楽しみでもある。個人的にはこの方向性のまま、もう少しだけ誇張したセッティングにしてくれても良かったと思う。X100Sでは1/4000秒までとやや物足りなかったシャッター速度が、電子シャッターの初採用により1/32000秒まで設定可能になったのも心強い。これで、南国の晴天下において開放での撮影が可能になる……というのをいつか試してみたいが、外部フラッシュを使ってわずかな一瞬を切り取るなど、表現の幅も広がるだろう。とここまで絶賛の嵐を続けてきたが、最後にひとつだけ気になった点を挙げておく。それは背面のコントロールボタンだ。X100Tは各所のボタン類のファンクションを好みで割り振れるようになり、操作系のカスタマイズ性が格段に向上した。が、その影響でいわゆる十字キー部分に機能アイコンがなくなり、デフォルト設定で使うユーザーもどのボタンにどんな機能が割り振られているのかわからないのだ。覚えればいい、慣れればいい、といえばそうかもしれない。が、プロダクツにおけるユーザーインターフェースのデザインという観点から考えると、ユーザーが慣れることをスマートにアシストする工夫がほしかった。が、それもX100Tの「撮る楽しさ → 結果の満足感 → また撮るのが楽しくなる」というカメラの理想的循環の中においては、些細なことでしかない。クリスマスから年末年始と家族や恋人、友だちと過ごす時間が増えるこれからのシーズン、忘れられない大切な時間を美しく残すなら、私は断然、X100Tをおすすめする。
2014年12月20日iPhoneに対するAndroid端末のアドバンテージの1つは「カスタマイズの自由性」だろう。例えば、新たなAndroid端末を購入したものの、起動時に表示されるアニメーションが気に入らない場合は変更できる。デバイスを起動した際に表示されるロゴや画像は起動アニメーション(boot animation)と呼ばれている。通常はメーカーのロゴがアニメーションとともに表示される。これを、「Boot Animations」というアプリを利用して、自分の好きな画像に変更しようというのが、記事の内容となる。Android端末のブートアニメーションを変更するには、どうしたらよいのだろうか? 米国の技術サイト「Make Tech Easier」が記事「Android端末で起動時のアニメーションを変更する方法(原題:How to Change the Boot Animation on an Android Device)」でその方法を取り上げているので、紹介しよう。早速、手順を見てみたい。まずは、端末のroot化を行っておく必要がある。それが済んだら、Android端末にBoot Animations rootをGoogle Playからインストールしよう。このアプリは、300以上のブートアニメーションを提供するほか、SDカードに保存しているブートアニメーションをインストールしたり、任意のアニメーションGIFをブートアニメーション用に変換したりすることを可能にする。再起動のたびに、異なるブートアニメーションを表示するといった設定もできる。アプリがインストールできたら開き、「Server」タブをタップする。Serverは入手可能なboot animationのレポジトリとなっており、この中からインストールしたいものを選んでクリックする。すると、いくつかのオプションを含むメニューが表示されるので、一番上の「Install」を選択する。これにより、端末へのインストールが始まる。このときに「Preview」を選択すると、プレビューできるので迷ったらここでプレビューしてみるとよいだろう。Installを押したらBoot Animationsがダウンロードとインストールをやってくれるのを待つだけだ。インストール作業が終わったら、端末を再起動してちゃんとboot animationが入っているかを確認してみよう。起動時に表示されれば、成功だ。Boot Animationsは300以上のカスタムアニメーションが用意されており、有料のものもある。boot animationコレクションのランダム化、サイズ変更、SDカードからのboot animationのインストール、GIFファイルのboot animation変換などの機能もあり、Android 1.6(Donut)以上で利用できる。
2014年12月05日『X-MEN』シリーズ次回作『X-MEN: Apocalypse(原題)』の悪役に、『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』のオスカー・アイザックが決まった。悪役で、名前はタイトルにもあるアポカリプス。イドリス・エルバやペドロ・パスカルらも候補に上がっていたらしいが、アイザックが見事獲得した。アポカリプスは、ミュータントの遺伝子を持って生まれた初めての人間で、自分のことを神だと思っているパワフルな男という設定だ。また、今作に登場する若き日のジーン・グレイ役の候補には、クロエ・グレース・モレッツ、エル・ファニング、ヘイリー・スタインフェルドが上がっているようだ。撮影は来年春スタートの予定。北米公開は2016年5月27日。アイザックの最新作は、ジェシカ・チャステインと共演する『A Most Violent Year(原題)』。来年公開予定の『スター・ウォーズ/エピソード7』にも出演する。文:猿渡由紀
2014年11月25日富士フイルムは11月5日、デジタルカメラ「FUJIFILM X」シリーズ向けの純正オプションとして、アルミ削り出し加工のサムレストを発売した。X-Pro1用、X-E2用、X100T用、X30用、いずれも希望小売価格は11,500円。アルミ素材を一点一点削り出したこだわりのサムレスト。ホットシューに取り付けて使用する。X-E2用、X100T用、X30用には、ボディカラーに合わせて、ブラックとシルバーのサムレストを用意している。
2014年11月06日日産自動車は6日、コンパクトカー「キューブ」の特別仕様車「15X コダワリセレクション」を設定して発売した。15X コダワリセレクションは、キューブの「15X」グレードをベースに、上質なインテリアを採用した特別仕様車。上質感を高めた専用内装色「コダワリブラウン」を採用するとともに、専用本革 / カブロンコンビシート・本革巻3本スポークステアリング・メッキインナードアハンドル・フロントフォグランプ・オートライトシステム(フロントワイパー連動、薄暮れ感知機能付)を専用装備している。キューブ 15X コダワリセレクションの価格は、164万7,000円。また、同特別仕様車の発売にあわせ、キューブの一部グレード体系が見直されたほか、「15X」「15X Vセレクション」に横滑りを軽減する「VDC(ビークルダイナミクスコントロール)」を装備することで全車標準装備としている。ボディカラーでは、3バリエーションの2トーンカラーを新規に設定し、全11色のカラーラインナップとした。新規設定の2トーンカラーは、キューブで好評の「スオミブルー」「ビターショコラ」「アクアミント」をベース色とし、それぞれにアクセントカラーとして「ブリリアントホワイトパール」を組み合わせている。キューブの価格は、159万8,400円~198万7,200円。なお、同社関連会社であるオーテックジャパンも、キューブの一部仕様変更に合わせ、同車をベースとしたカスタムカー「ライダー」シリーズ、「アクシス」、および「ライフケアビークル(LV)」シリーズの一部仕様を変更して発売した。
2014年11月06日アスクは3日、ZOTAC製のグラフィックスカードとして、NVIDIA GeForce GTX 980を搭載するトリプルファンモデル「ZOTAC GeForce GTX 980 AMP Edition」を発表した。10月上旬より発売する。店頭予想価格は70,000円台前後。GPUにNVIDIA GeForce GTX 980を搭載するグラフィックスカード。コアクロックが1,165MHzに、ブーストクロックが1,266MHzに設定されたオーバークロック仕様のモデルで、冷却ユニットに75mmファン×3基を搭載。効率的に基板を冷却するだけでなく、静音性も高めている。独自のオーバークロックツール「FIRESTORM」により、クロック調整 / ファンコントロール / GPUのモニタリングなどが行える。主な仕様は、CUDAコア数が2,048基、コアクロックが1,165MHz、メモリクロックが7,010MHz、メモリは256bit接続のGDDR5 4GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。出力端子はHDMI×1、DVI-I-DL×1、DisplayPort×3。補助電源は6ピン×2。本体サイズは約W277.88×D111.25×H35.3mm。
2014年10月03日5月公開の映画『X-MEN:フューチャー&パスト』のキャラクタービジュアルが解禁になった。最新作では人類の滅亡を阻止するため、X-MENたちが未来(フューチャー)と過去(パスト)を舞台に壮大な戦いを繰り広げるため、彼らの宿敵“マグニートー”もイアン・マッケランとマイケル・ファスベンダーがひとつの役を演じ分ける。その他の写真本シリーズは、特殊な能力をもって生まれてきた者たちがふたつの勢力に分かれて、人類との共存と人類の破滅を掲げて壮絶なバトルを繰り広げるアクション大作。最新作では未来世界を舞台に、猛威をふるうバイオメカニカル・ロボット“センチネル”の活動を阻止するため、X-MENを率いるプロフェッサーXと敵のマグニートーが結託し、センチネルの開発が始まった1970年代にウルヴァリンの魂を送り込んで、過去と未来の両面で戦いを繰り広げる様を描く。本シリーズには様々なキャラクターが登場するが、X-MENの宿敵マグニートーは極めて重要なキャラクターとして知られている。磁力を制御し、金属を自由自在に操る能力をもつ彼は、ある時期までプロフェッサーXと行動を共にしていたが、袂を分かち、特殊な能力をもつ者は人類を支配するべき、という思想を持つようになる。その後、彼は繰り返し、X-MENたちと対立してきたが、自身の過去に苦しめられ、特殊能力を持つ者たちの行く末を案じており、“完全な悪”とは言い難い側面も持ち合わせている。最新作で彼はX-MENたちと手を組んで“センチネル”に立ち向かうが、その真意は依然、謎に包まれたままだ。本作には他にもヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュワート、ジェームズ・マカヴォイ、ハル・ベリー、エレン・ペイジ、ジェニファー・ローレンス、ニコラス・ホルトらが再集結。壮大なアクションだけでなく、彼らの描く“ドラマ”も大きな見どころになりそうだ。『X-MEN:フューチャー&パスト』5月30日(金) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
2014年04月18日ブライアン・シンガーが、『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』の続編『X-Men:Days of Future Past』(原題)でメガホンを取ることが決定した。前作で監督を務めたマシュー・ヴォーンが先週、本作から降板することが発表されたことを受け、ブライアンはマシューから監督を引き継ぐ形となった。一方、マシューは監督の代わりに、本作の脚本を担当するサイモン・キンバーグ、さらにローレン・シュラー・ドナーらと共にプロデューサーとして参加するための契約間近だという。ブライアンは2000年公開の第1作『X-メン』と2003年の『X-MEN2』では監督と脚本を担当し、その後も2011年の前作『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』でプロデューサーと原案を担当するなど同シリーズ初期から製作に携わってきた。同シリーズでクリエイティブ・コンサルタントを務めるコミック作家のマーク・ミラーが以前「X-MENとターミネーターが融合した」とも評している同続編は、前作に出演したジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンスらが続投することになっており、2014年7月18日(現地時間)に公開予定だ。そんなブライアンの新作は、ニコラス・ホルト、ユアン・マクレガー、ビル・ナイ、スタンリー・トゥッチ、 エレノア・トムリンソンらが共演する童話「ジャックと豆の木」の映画化作品『Jack the Giant Slayer』(原題)だ。■関連作品:X-MEN :ファースト・ジェネレーション 2011年6月11日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開X-Men Character Likenesses TM & © 2011 Marvel Characters,Inc.All rights reserved. / TM and © 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.All rights reserved.
2012年11月01日andropが8月22日(水)にトリプルサイドシングル『Boohoo/AM0:40/Waltz』をリリースすることが決定した。【公演情報はこちら】2009年12月に1st album『anew』でデビューした4人編成のロックバンド。今年行われたZeppワンマンツアーでは、音響、照明が一体となるライブを展開し、革新的なステージパフォーマンスでライブ動員を伸ばし続けている彼ら。今作、トリプルAサイドシングル『Boohoo/AM0:40/Waltz』は、光の3原色をテーマとし、3面3色の楽曲で構成される多角的な作品。RGBカラー(赤・青・緑)で表現されている、ミュージックビデオ、ジャケット、アーティスト写真等、アートワークにも是非注目したい。andropは9月29日(土)Zepp TOKYOから全国ライブハウスツアー「one-man live tour "angstrom 0.5 pm"」をスタート。11月2日(金)の東京・Zepp DiverCity公演まで、14都市15公演を行う。こちらのツアーの一般発売は8月26日(日)より。なお、チケットぴあでは、11月2日(金)東京公演の先行抽選プリセールを実施。受付期間は8月9日(木)午前11時から8月14日(火)午前11時まで。■one-man live tour "angstrom 0.5 pm"9月29日(土)Zepp Tokyo10月2日(火)Zepp Nagoya10月6日(土)札幌ペニーレーン2410月8日(月)Zepp Namba10月11日(木)金沢Eight Hall10月13日(土)高松MONSTER10月14日(日)広島CLUB QUATTRO10月18日(木)熊本DRUM Be-9 V110月20日(土)Zepp Fukuoka10月21日(日)鹿児島CAPARVO HALL10月23日(火)長崎DRUM Be-710月25日(木)仙台Rensa10月27日(土)盛岡CHANGE WAVE10月28日(日)青森Quarter追加公演11月2日(金)Zepp DiverCity(Tokyo)
2012年08月10日ビー・エム・ダブリューは21日より、X3に新グレードとなる「X3 xDrive20i」を追加設定し、販売開始した。新開発のツインパワー・ターボ・エンジンを搭載し、ハイパワーながら燃料消費率14km / リットルを達成。価格も抑え、エントリーモデルと位置づけてX3のラインアップ拡充を図る。X3は従来のSUVとは一線を画すSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)として登場した新しいカテゴリーのモデルで、オフロードスタイルながらオンロードでも高いスポーツ性を発揮するのが特徴。昨年3月にフルモデルチェンジして現在は2代目となるモデルが販売されている。新たに登場した「X3 xDrive20i」は、2リットルの4気筒DOHC直噴ターボエンジンを搭載。従来のグレードが6気筒を搭載しているのに対して4気筒とすることで、経済性、環境性能を向上させたエントリーモデルとしている。ただし、最高出力は184PSと十分にパワフルで、8速ATとの組み合わせによりX3らしいスポーティさは失っていない。新開発のエンジンは直噴であるだけでなく、バルブリフト量を無段階に調整するバルブトロニック、バルブタイミングを調整するダブルVANOSなど最新技術を駆使。アイドリングストップなどの燃費対策も組み合わせ、10・15モード燃費は14km / リットル。2010年度燃費基準+25%および2005年排出ガス基準75%低減レベルを達成しており、エコカー補助金、減税対象車に。価格は541万円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月22日相武紗季、塚本高史、そしてEXILEのMAKIDAIこと真木大輔のトリプル主演による映画『恋するナポリタン〜世界で一番おいしい愛され方〜』が9月に公開されることが発表された。死んだ男の記憶が別の男に乗り移る、というファンタジー要素を含んだ作品で、塚本さんと真木さんは料理人を演じる。特に真木さんはイタリアンシェフの記憶を宿したピアニストという1人2役とも言える役柄に挑戦している。相武さん演じる瑠璃は、プロポーズの返事の相談を幼なじみでイタリアンシェフの武に持ちかけるが、武は瑠璃の元に着く前に真木さん扮するピアニストの佑樹が起こしたアクシデントに巻き込まれ、命を落としてしまう。佑樹は奇跡的に一命を取り留めるが、事故後、佑樹の脳裏には死んだ武の記憶が乗り移っていた…。慣れ親しんだ武の味を再現する佑樹を許すことが出来ない瑠璃。だが、武の想いを伝えるがためによみがえってきた佑樹の行動に、次第に瑠璃の心はうちとけていく。本作では料理の監修に、かつてマドンナのプライベートシェフを務め、マクロビオティック料理に関する第一人者として知られる西邨マユミを迎え、ヘルシーイタリアンレシピをオリジナルで開発しており、料理も見どころの一つ。もちろん、塚本さん、真木さんが料理をするシーンもあるので要チェック!相武さんは「武が何よりも大切な存在だったということが出せるように、じゃれたり嫌味を言うときにも、愛情を持った行動にするということに気をつけました。ときめきや悲しさを感じながら、おいしい料理と一緒に楽しんでください」とメッセージを寄せてくれた。真木さんも「いい音楽、いい料理は人を幸せに笑顔にできる、というところに共感を覚えます。この映画を観た方にある意味満腹になっていただけたら最高です。ボナペティート!」とコメント、そして塚本さんは「イタリアンシェフ役ということで、CDでイタリア語を事前に勉強しました。いつも僕は『料理なんか男がするもんじゃない』と言っていますが、包丁の持ち方や千切りの仕方はちゃんと練習しました」と努力を明かしてくれたがその成果やいかに――?3人以外にも、第21回『ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのグランプリに輝いた市川知宏に、歌舞伎役者の市川亀治郎、映画初出演となる元宝塚のトップスター、真琴つばさに脳科学者の茂木健一郎、ベテラン俳優の北大路欣也など豪華な顔ぶれが脇を固めている。また、2009年に再結成したMr.BIGのボーカル、エリック・マーティンが主題歌を担当。ドイツ出身の人気ユニット、スウィートボックスで知られるサウンド・プロデューサーのGeoと共に、本作のために「Love Is Alive」を書き下ろしており、こちらも楽しみなところ。瑠璃を目の前にした佑樹の心にわき上がる愛情は、佑樹本人のものなのか?それとも、武の想いなのか?武が最後の最後に瑠璃に伝えたかったことは?「ナポリタンのレシピを研究して、瑠璃の特別な日に作ってあげるよ」――武と瑠璃、2人の約束の味が想いをつなぐ!『恋するナポリタン〜世界で一番おいしい愛され方〜』は9月、全国にて公開。■関連作品:恋するナポリタン〜世界で一番おいしい愛され方〜 2010年9月、全国にて公開© 2010「恋も仕事も腹八分目」フィルムパートナーズ
2010年03月17日