埼玉県在住の2男2女の母です。現在子どもたちは、上は社会人から下は小学生。迂闊でテキトーな母が21年の育児のなかで感じたことやあれやこれやエピソードなどをお届けしていけたらと思います。 育児の悩みなんてたいてい一過性のもので、そもそも思い通りにならなくて当たり前!そして、うちの子でもいつの間にか親から自立に向かってるんだって感じる今日この頃、子どもと一緒に過ごせる日々を楽しく笑って過ごしていけたらと思ってます。 7年目突入のブログはこちら 「じゃがいもころりん」
顔がじゃがいもに似ている(?)母と、上は社会人から下は小学生の2男2女、そして旦那さんとわんこの大家族が繰り広げる育児日誌。 育児の悩みなんてたいてい一過性のもので、そもそも思い通りにならなくて当たり前!21年の育児のなかで感じたことやあれやこれやエピソードなどをお届けします!
おうちで過ごそう!な毎日ということで、 前回は豪快お絵描き を紹介しました。 しかし毎日、家を出れないと運動不足が気になりますよね…。 今回は、我が子が小さいころ、外に出られない時にやっていた身体を動かす遊びを紹介します。ちょっとお行儀悪いかもしれませんが、布団を敷き詰めての体操的な遊びをよくやっていました。 (集合住宅だと音の問題とかで難しいかもしれませんので…ご注意ください) こういうことができるくらいの年齢になっていれば、親の出番はそんなにないのかもですが、私は一緒になって倒立とかしていました(笑) 体育の代わりになるし、我が子の習熟度もわかります。 こういう遊びがまだ難しい子には… 転がるだけですが、わりと盛り上がって喜んでくれます。 親が障害物になって乗り越えてもらったりくぐってもらったりしても遊べます。 そして我が子らだけでなく、甥っ子姪っ子たちもよく一緒に大盛り上がりで遊んだのは 脛の所に子どもを乗せて足の甲で子どものお尻を支えます。 そして子どもの肩を手で支えます。 膝の曲げ伸ばしをリズムに乗って1,2の3で勢いよく蹴り上げる感じで、子どもを宙返りさせ自分の頭上に着地! これは人気でいつも順番待ちに。 私も筋トレとして、運動になってWin-Winです! この遊びには体重制限があります(笑) そして、落としてしまったらお子さんも自分も大変なので、無理はしないでくださいね!!
2020年04月21日新型コロナウイルスの感染予防で外に出かけにくい日々が続いていますが、みまさまいかがお過ごしでしょうか。 わが家はもう子どもたちが大きいので、仕事に出かける子も入れば、お休みの子もいてそれぞれ過ごしています。 わが家の子どもたちが小さな頃は、こういった事態は起こりませんでしたが、梅雨時など外に出れなくて飽き飽きしてた時におうちで盛り上がった遊びを紹介したいと思います。 その名は『豪快お絵描き』 始める前に床が汚れないようにブルーシートや新聞紙など敷いてからスタートします。 こんな感じ↓ 終わったカレンダー使うのには理由があり、紙が厚いので下まで水が沁みて汚れるってことが少ないためです。 紙の上を歩き回ってもそう簡単には破けないし。 絵具もそのままだと硬いので水を混ぜて使います。(※図参照) 絵筆を使ってもいいですし、なんなら野菜のハンコなどもできるので野菜を切った物を用意しておくのも楽しいです。 わが家は途中から必ず足や手になりましたが…(笑) 普段はやっていいことじゃないという特別感も良かったみたいです。床に紙敷いてますが、壁にも紙を張り付けてもいいですね。 このように準備から一緒にやって遊ぶと、準備もしてない時に勝手に絵具で床や壁まで汚すというようなことはしなかったです。 そして満足するだけ遊んだら~ これ…やってみるとそこまで大変ではなかったですよ。よかったら…たかがお絵描きですけど思いっきり遊んでみてくださいね! 次回はまた別の遊び紹介できたらと思います。
2020年04月05日私は子どもが4人いるのですが、よく言われたのが「妊娠・出産がラクだったの?」です。 でも、そうではない…ということで、今回は4回経験したつわりのお話です。 (※出産も経腟と帝王切開と両方経験しています。出産体験記は こちらから ご覧ください) 4回とも吐きづわりだった… テレビドラマで、急に「うっ!」ってトイレに駆け込んだりするシーンなどのイメージから、時々吐き気がくるのかな…?と思っている人も多いのではないでしょうか。 つわりのタイプは人それぞれなのですが、私の場合は4回とも 毎日24時間常に気持ち悪く それが2~3ヶ月続き…食べても食べなくても吐いていました。吐くタイプの胃腸風邪が2~3ヶ月続くと想像してください…地獄です…という辛さです。 また、「吐きっぱなしで毎回5キロは減る」と言うと… 体重管理はラクだったかもしれませんが、あのつわりの日々の辛さを経験しなくていいなら、したくないです! つわりがなかったら後3人くらい産んでたかもと思います(笑) つわりの辛さは人それぞれなので、なかなか理解してもらえないこともあるのですが、それは仕方がないとして、私が許せなかったのは… つわりは病気じゃない…だと…?! つい殺伐とした感情が沸きあがってきてしまいました(笑) 食事は作るつもりだったのですが、催促&不満を言ってくる夫…。 夫の気持ちも分からなくはないけれど、はるかに大変な状況の人にむかっての言葉ではないと思いました。横になっていても吐き気で熟睡もできない、そして食べられなくて体力もどんどんなくなってるというのに…。 「俺がいる時くらい安心して横になっててよ」とか言ってくれちゃったら惚れ直すのになぁ…。 そこで私は…なにくそ!と自分を奮い立たせて最低限の家事をやり、その後次々と産まれる子たちを育児しながらつわりを乗り切りました。 といっても気持ち悪さが減るわけではないのですが、でも子どものおかげで気が紛れるのはありましたし、苦しさも一緒に共感(?)してくれました(笑) 「妻が年々強くなっていく」という話がありますけど、強くなるのはこうしたいろんな困難を乗り越えるからだと思います。 いつまでも守ってあげたい可愛い妻でいて欲しいなら、妻が可愛くいられるような夫であることも必要だ!!…なんて思う今日この頃であります(笑)
2020年03月14日今回は公立の中学校を選んだ時のお話です。 私の住んでる地域では上の子3人(現在23歳、21歳、19歳)は、公立中学校をどこに通うか選ぶことができました。 選べるのはいいな~と思ったのですが、これがかなり迷うんです。 自宅から通えるところが3校もあったので、何度か見学や体験授業に行きました。 3校のうち1校はすぐ候補から外れ、今回は2校を比べてどう選んだか、そして実際の学校生活はどうだったのかというお話です。 (※あくまでわが子のエピソードですので参考程度に読んでくださいね) 雰囲気違いすぎると親としてはどっちを選んだらいいのか決めかねます。 子どもたちに聞くと~ と、それぞれ希望がハッキリしていましたので、子どもの判断に任せることにしました。 子どもたちの性格を考えても自分で選んだ学校が合ってる気がしました。 親が決めてしまって、あとあと問題が起きた時に親のせいにするようなことになっても困るというのもあります。 幼稚園や小学校を選ぶ場合は親が主体なのですが、中学校を選ぶというのは子どもの意見も聞きつつ、親子で話し合ったうえでの決定がいいのかなと。 そしていざ入学してみると… 長女は中学期が不登校でしたので(学校の対応は良かったです。卒業する頃には学校に行ける日が増えました。…がその話はまた別の機会に)今回は、次女と長男の話となります。 次女は大規模校を選びました。小学校までは超真面目な優等生だったのですが、中学では真面目にやることより楽しむこと最優先という感じで、大勢いる同級生、先輩、そして部活に影響受けまくって青春ドラマのような中学校生活でした。 やはり大規模校のメリットは、行事の盛り上がりなどパワーがあり、Viva青春!を送れるところです。友達もたくさんできます。 泣いたり笑ったり忙しい感じでしたが、悪いことはしてなかったので「楽しんでるな〜」と見守っていました。勉強のほうもそこそこで、もっとできたはずなのに…?という印象はありますが仕方ないです(笑) 大規模校のデメリットをあげるとすれば、先生方も個別に丁寧にというわけにはいかないので、生徒側も大勢の中の1人なので何か言われても 自分のこととして受け止めにくく響かない というのが如実に表れる気がしました。 また、親としては参観や行事で行くたびに、わが子を探して見つける頃には終わってる…という感じでした(笑) 小規模校を選んだ長男は… 小規模校のメリットはこれ 活躍するチャンスが多い です!そういうのが得意な子はどんどん経験を積めます。目立つのが苦手な子でも機会がまわってくるので、先生方に見守られながら責務をこなして自信に繋がるというのことも。 逆にデメリット部分は、部活の種類、生徒の数が少ないことです。長男は一番やりたいことの部活動はなかったものの、他でもいいやという感じでしたのでクリア。 あとはもし人間関係で揉めてしまったら居場所がなくなるのではないかという心配だったのですが…。ケンカしても、また一緒に係や委員会などで再び関わるうちに、仲直りする…などでなんとかなってました。兄弟姉妹もケンカしても最終的に許し合いますよね、それに近い感じでした。 おそらく先生の目が行き届いていたということもあったのではないかと思います。 学校の規模で迷った場合のそれぞれのメリット・デメリットをまとめてみました ピンクのアンダーラインはメリットであろうところです。 水色はデメリットと思われるところ。 黄色はどちらでもない…親の感想です。 これらはあくまで傾向であって、そこに先生の力量や生徒それぞれの個性も含まれてくると全然学校の雰囲気も違ってくると思います。 わが家のエピソードが参考になれば幸いです!
2020年02月28日前回は、長女のヤキモチや嫉妬がひどかった理由を考えたのですが、今回はわが家の2番目、次女にスポット当ててみました。 真ん中の子(中間子)の性格 真ん中の子(中間子)の性格は、「協調性が高い」と言われていて、小さい頃から上と下に挟まれて、ある時には上をやり、ある時には下をやるので、上も下もどっちにも合わせれることができる人が多いんだそうです。 次女は二つ上の姉と二つ下の弟に挟まれていて、親である私は正直あまり記憶がないくらい忙しい毎日でした。 長女はママを赤ちゃんに取られた焼きもちでキーキーしていましたし、赤ちゃんはお世話しないといけないし、真ん中の子である次女は私に甘えたくてもなかなか難しい。 そんな中自分を見てほしいがためなのか、もともとの気質なのか、次女は幼いころからとても周りをよく見ていて気がきくしっかりした子でした。真ん中の子あるあるなのでしょうか? 次女が中学生になると、任せられることも増えて、ずいぶん助かりました。 そして、高校生になると、もう大人と同じくらいの目線で会話ができます。 普通に女同士の「女子トーク」です(笑) ママ友の愚痴を外で話すのは危険ですよね…そういうことは家の中で話す形ができあがっていました。私としては娘とのコミュニケーションのつもりで、身の回りの出来事や、他の家族の話とかいろいろしていました。次女も楽しく聞いているものだとばかり思っていたのですが、気が付けば次女の反応が薄い日が続きました。 そして、ある日のこと 真ん中の子(中間子)でしっかりしていた次女を頼りすぎた… このセリフを言われた時、何も気が付いていなかった私はとてもショックでした。子どもに子どもである部分をだいぶ我慢させてきてしまったんだと。 ちょっと頼りすぎてしまっていたようです。 でも良かったのは、その気持ちを娘が言葉にして伝えてくれたこと。 娘が親に不満を言える関係性は築けていたので、そこから私が反省し、これまで以上に良い関係になれたと思います。 2人の娘が成人した現在は、ときどき夜中にお酒やおつまみを用意して女子会を開催しています。女子同士のおしゃべり…楽しいです(笑)
2020年02月12日兄弟姉妹を育てているなかで、上の子の赤ちゃん返りや下の子へのやきもち(嫉妬)問題がありますよね。 わが家のケースは第1子の長女のやきもちがひどく、下の子にいくほど、やきもちや嫉妬、赤ちゃん返りなどは減っていく…という状況でした。 長女で思い出されるエピソードはというと ちょっと面倒な女風になっていました(笑) 空いた時間でめいっぱい相手していたつもりなのですが、下の子にママを取られてる時間が我慢ならなかったようです。 第4子(次男)はというと やきもちらしきものは…ほとんどなかったように思います。 上に3人いるからなのか、感情を感じ取ったり空気読んだりするのは得意のようなのですが、本人はさらっとしてました(笑) この兄弟間のやきもちについて考えてみたのですが もちろん その子の生まれ持った資質もある とは思うのですが 生まれる順番という要素も大きいなと思いました。 今考えると、第1子は初めての子だったので、私が育児のコツを得ておらず、自分の持てる時間のほとんどを娘に使っていました。 長女はそれが当たり前という状況で2年過ごし、そこに第2子が誕生。 長女にとっては今まで100あったものが物理的に半分くらいになるわけですから、その寂しさは必然だったんだろうと思います。 もちろん次女のお世話をしながら、あの手この手で長女の相手もしたのですが、元々の水準には届くはずもなく…。 その後また2年くらいで第3子となる長男が誕生。さらに私は忙しくなり、第1子の長女は幼稚園入園などがあり私と過ごす時間はさらに減ります。 次女や長男次男も下の子が生まれたらママとの時間が減るのは同じなのですが、生まれた瞬間から他の子がいる状況なので、最初独り占めをしていた長女とはスタートが違います。 そしてその状況が当たり前なので、それ以上があれば喜びはすれども、足りない足りないと不満を表すこともないといった感じだったと思います。 ただここでさらに思うのは、 私の心の余裕問題 それを表してるのがハートの図です。 心の余裕って育児には絶対必要だと思います。でも、持とうとして持てるものじゃないから難しいですよね…。私は、親や夫の協力はほとんど期待できなかったので、慣れるまでは余裕のなさが子どもに伝わってしまっていたと思います。 例えば、怒るのではなく感情的にならないで話をするとか、子どもを受け止めるってどういうことか考えるとか、日々のちょっとした対応するときの言葉や表情まで違ってくると思います。相手をする時間が減っても「あなたが大切」ということが伝われば良かったのですが…反省です。 第3子長男の時には慣れたこともあり余裕が持てた実感があってハートは満杯です。 第4子に至っては6年ぶりということもあり、おばあちゃんみたいな心境でした(笑) あ、当時の面倒な女化にどう対処したかというと… エンドレスです…(笑) やきもちや赤ちゃん返りは大変ですけど、なんでなのかな…?と冷静に分析してみてはいかがでしょうか。大変だな…という時期も確かにありましたが、その状況がずっと続くわけじゃないですよ!
2020年01月24日子どもが真面目過ぎる…融通がきかない性格が心配になったことはありませんか? いまは21歳の娘(次女)が幼稚園1年目のこと… こんなことがありました。 春の遠足は親子参加だったのですが、秋の遠足は先生と子どもだけで行きます。 楽しんだかな~と思いながらお迎えに行くと… え、背中が痛い!? ぶつけでもしたのかな~と思いつつ、よくよく聞いてみると… 聞いてビックリでした…。 先生が言ったことをそこまで守る子いたんだ…、もしかして娘は「ものの捉え方が独特」なのかな。 普通に…とか、きちんとしましょうとか大人はよく使う言葉ですが、それだと娘には伝わらないようです。 どうしたらいいのだろう、またこんなことがあったらかわいそう…といろいろ心配になってしまいました。娘と話したんですが加減を教えるって難しい…。 そこで先生に相談してみることにしたのですが 担任の先生は忙しかったようで園長先生が出てきてくれました。 保護者からああしてくれ、こうしてくれとお願いするのも違うと思ったので、娘の様子や状況と私の気持ちだけ素直にお話ししてみました。 園長先生に 「そこは次女ちゃんの長所ですよ、素晴らしいじゃないですか」 って言われて、ハッとしました。 「真面目過ぎて融通がきかない」と捉えるのと、「話をしっかり聞けて、それを守りきれた」と捉えるのでは、確かに全く印象が違いますよね。 今後もこういうことはあるかもしれないけれど 経験から学んでいくので見守るしかない ということを教えられたできごとでした。 先生に相談したことで、娘の性質を私も理解することができました。先生もその子に必要なことを意識してくれたようで、娘も少しずつ園生活を楽しめるようになっていきました。 そのおかげで私も落ち着いて娘の様子をみながら 「そんなにがんばれたんだ!すごいね~ でもがんばれない時があってもいいんだよ」と見守ることができました。 そんな娘は、現在オーダードレスのアトリエで日々コツコツとドレスを作っています。 まじめ過ぎる性格は短所になることもありますが、根気を身に着けた娘は 細かいところにこだわれるという長所 が活かせる仕事を楽しんでいますよ!
2020年01月12日大掃除など新年を迎える準備はいろいろあると思いますが、その一つに「お年玉」の準備もありますよね。 今回はその「お年玉」についてです。 子どもは楽しみでしょうが、大人は頭を悩ませるのではないでしょうか。 何歳の子にいくらが妥当なのか、家族構成が違うと金額に差がでるな…などなどちょうどいいラインを掴むのが難しかったりしますよね。 幼いうちは金額が小さく、子ども自身も理解してないのでいいのかもしれませんが、成長するとそうもいかなくなってきます。 しかも、去年もらいすぎたからと増やしてみたら、相手方は合わせようと減らしてきたり…。 そんなことをやっていると、子どもの方が「お年玉減っちゃった…」とガッカリしたり、「思ったよりたくさんだった!」と喜んだり。 毎年なんとなくモヤモヤっとしてしまうことがあったので、行きついたところは… 大人同士で事前相談! 自分の兄弟姉妹は話しやすいけれど、夫の親戚には聞きにくいなぁ…と思っていたのですが、何年か前に話を振ってみたら向こうも迷っていたとのことで、良い形で落としどころを見つけることができました。 あ、ちなみにウチの親族の間では、お年玉は高校生までと決めています。 また、子どもたちの一大イベントであるお年玉は お金の使い方を学ぶよいキッカケ だと思います。電子マネーや、仮想通貨など、これからは「お金そのもの」が変化する時代。今の子どもたちがお年玉をあげるようになるころに、お年玉はどうなっているのでしょうか…。
2019年12月31日感染症が流行る時期…病院へ行く機会も多くなるかと思います。ですが、小さい子を連れて混んでる病院へ行くのは本当に大変ですよね。 特に皮膚科や眼科、予防接種、兄弟姉妹の付き添い…など、元気がある子を病院に連れていって長時間待たなければならないとき、事前に暇つぶしアイテムを用意したりもしますが、それでも飽きて、大きな声を出したり、走り回ったり、グズったりするのが子どもです…。 スマホのゲームや動画でおとなしく待てる子も多いのかもしれませんが、今回は私が4人の子育てのなかでいろいろ試してみて良かったと思うことを紹介したいと思います。 と言っても、これなら確実!なんてことはありませんので参考程度に読んでいただけたら嬉しいです。 お子さんの年齢や成長によりますが「病院はどんな場所か」を理解できるようになったら、事前に話しておくことは基本かなと思っています。 ですが「病院はどんな場所か」わかったからといって、子どもがおとなしく待つことができるはずもなく…大切だなと思ったのが、子どもとの「お約束」です。 例えば(20年近く前の話ですが…)病院に入る前にこんな約束をしていました。 普段から家でも忍者ごっこをして遊んだりしていたのでイメージはできあがっていました。 ウチの娘は、忍者ごっこのおかげで静かに院内の移動ができました。忍者の真似をしなくても「誰が一番静かに歩けるかな~?」とか、「走らないで歩くんだよ~」という言い方に変えると、「静かにして!」「走らない!」など禁止事項を言うだけよりも子どもには伝わりやすいです。 また、持ってきたアイテムや院内に用意されてる絵本やおもちゃなどに飽きてしまったら「しりとり」や「どっちの手に入ってるか?」や「クイズ」などで遊んでいました。 他には…読んで飽きてしまった絵本を使ってこんな遊びも。 勝手に口パクゲームと名付けましたが、 前の記事 でも書いたとおり、こそこそっと聞き取りにくい音量で話すと子どもは聞こうとします、聞こうとするということは集中もしてくれます。 こうして、繰り返し言い聞かせること、静かに遊ぶということをしているうちに、子どもたちは病院で待つことにも慣れていきました。 そんなある日、病院の待合室でとてもイライラしているお母さんがいたのですが どうしようかなぁ…声かけるのも難しいなぁ…と思っていたら娘たちが近寄っていき、何するんだろうと見守っていたら、持ってた絵本を男の子に渡しにいったようでした。 それだけで終わらずなんと そのお母さんを諭すという…! 私は内心大慌てでしたが、そのお母さんもハッとしたようでお礼まで言ってくれました。いや~ヒヤヒヤしたけどよかった…。 ただ何もせずに長時間静かにしていなさいというのは幼い子どもには難しいです。それでなくても病院は注射など怖い思いをすることがある場所なので、さらに叱られるというのが加わると病院が苦手になってしまいますよね…。 子どもを静かにさせる…のちのち自分が楽をするための工夫と思って、あの手この手を考えるのも楽しさがありました。 感染症が流行る寒い冬、できるだけ病院に頼らず元気に乗り越えられるといいですね!
2019年12月25日私は小学校で読み聞かせのボランティアを15年やっているのですが… 教室に3クラスくらい集まりますので、結構な人数になります。 集まってしばらくはザワザワと落ち着かない子どもたち。こちらの話なんて聞いてくれません…。 大声で怒鳴って静かにさせるほどの声量は持ち合わせていないし、ボランティアという立場からもその方法は違うな~と思っていました。 そこで私がとった方法は… これ本当に効果ありました! 子どもたちが注目し始めたな~と思ったら、皆の顔を見て小声ですが口をはっきり動かすと聞きとりにくくても自ら「聞こう!」としてくれるんです。 聞こうとしてる子が増えるにつれてこちらの声も少しずつ大きくしていきます。そうすると 子どもたちが落ち着いてお話を聞き始めてくれる のです。 怒鳴って静かにさせるという方法は、子どもによっては怒鳴られたことで気持ちがざわざわして絵本に集中できない時間になってしまうかもしれません。 自分から聞く姿勢になった子どもたちを褒めること を忘れずに続けるうちに、この方法を使わなくてもボランティアが前に立っただけで静かにできるようになりました。 そして、この方法、実は日々の子育てでも結構使えるんです! 楽しくてもケンカしてても興奮状態であることに変わりありません。 子どものケンカを止めるには、こちらがさらに大声を出して制しないといけない瞬間もあると思うのですが、小声での話しかけもわりと有効でした。 耳には入るけどハッキリ聞こえないくらいの音量で話しかけると、一瞬注意がこちらに向きます。そこでちょっと内緒の話っぽく話すと… コソコソ話って気になりますよね。そういう心理もあるのかもしれません。 子どもがケンカして怒っていたらママは穏やかに話しかける 楽しくて興奮していたなら落ち着いたトーンで話してみる もちろんこの手が使えないときもあると思いますが、叱らなくていい大したことないことで興奮してるようだったら、一度この方法試してみてはいかがでしょう。
2019年12月16日嫁姑関係(お義母さんとのお付き合い)は、世代も育った環境も違うので、価値観がズレることも多く…なかなか難しかったりしますよね。 私も結婚してしばらくは姑のことが少し苦手でした。 今回は、そんなお義母さんとうまく付き合う方法について考えてみました。 突然抜き打ちでチェックにくる…! お義母さんは、話し方が乱暴なことにまず驚きました。(…夫の実家周りのご老人はみんな同じ感じのようです) また気が強いタイプなのに几帳面なので、夫は子どもの頃、汚したり散らかしたりするとものすごく怒られたそうです。 そんなお義母さんなので、子どもができてからはよく抜き打ちで家にきて、家の中や私たちの様子をチェック! …そして「子どもがいるから散らかってるけど仕方ないな」と苦笑いしていました。 たまたま散らかってたのか、いつもなのか、気になっていたのでしょう。その後も定期的にアポなし訪問は繰り返されました。 最初は「アポとってから来てよ」と思ったり、「ダメな嫁って思われてるんだろうな~」と凹んだりしていました。 …が、私も次々子どもができてだんだん強くなっていきます。 3人目が生まれてしばらくしてまたお義母さんが抜き打ちでやってきたときには… この頃にはお義母さんは遠慮なく思ってることを言ってくるようになりました(笑) …が! 私も言われっぱなしじゃないですよ~! 「片付けは私のペースでやってます~」 ということが分かってもらえたらと、ただただ普通に思っていることを話すようにしました。 お義母さんは、家事もしっかりやって息子を労わる妻であってほしかったようですが、だんだんと自分の理想を求めるのを諦めてくれたようです! 現在の私とお義母さんの関係はというと… いまではほんとの親子みたい! です。 私たちは、結果いい関係になることができましたが、嫁姑関係というのは、性格の相性やどこに住んでいるかなど、それぞれ状況も違うので、お互いにちょうどいい距離感をみつけるのが大事かと思います。 私の場合は「片づけるから子どもよろしく~」と、お義母さんを育児や生活に巻き込んで手伝ってもらうのは良かったなと思います。お世話になっていれば多少の言動は聞き流すことができたし、嫁が頼ってくるというのもお義母さんにとって嫌なことではなかったようです。手伝ってもらているなかで「さすが年の功!」って感心させられる部分があったり、お義母さんにもこちらのことを知ってもらったりしながら、お互いにいい距離感を作っていくことができました。 小さな我慢を重ねることで苦手意識が大きくなってシャットアウトしてしまうよりも、敵ではなく味方なんだっていうことを忘れず、上手に付き合っていけたらいいですね。(もちろん歩み寄りがお互いにできれば…なのですが!)
2019年11月30日わが子の特徴(人と違う部分)をみて、小学校でからからかわれてしまうのではないかな…とか、子どもならではの容赦ない発言で傷ついたりしないかな…とか、ちょっとしたことでも心配になりますよね。 私の小学生時代を思い出すと… 私は身長が低かったので、チビと言われることは日常茶飯事でした。もちろん言い方によりますけど、からかわれるレベルであれば、気に病んだことはなかったのです。 大人になっても背は小さいままですが、人付き合いにおいてデメリットを感じることはありませんでした。その代わりに、届かなくて不便だな~とか、悪いことしたらすぐ特定されるな~とかはありますけど(笑) なぜ私はポジティブだったのか ではなぜこうもチビ(背が低かったこと)を肯定的にとらえられたのか、考えてみました。もちろん私の生まれ持った性格によることも大きいのですが、幼いころの母親の関わりにも一因があったと思っています。 母に甘えたい年ごろに、歳の近い妹が2人もいたので、私が母と関われるのはお手伝いしてる時が多かったです。「まだ無理なのでは…?」と思うようなことも頼まれて、それをやり遂げると母はとても嬉しそう。 褒められたり、役に立ったということも嬉しいのですが、それ以上に、母が私を見て嬉しそうにしていることが何より嬉しかったなと思います。そんな積み重ねで、身長が低いなんてことはたいしたことではなく、身体が小さくてもなんでもできるよ~ってことが自信になっていったように思います。 母になり改めて思うこと 時は流れ…私も4人の母になりました。末っ子だけは頭囲が大きめで私の体で自然に経腟分娩はできませんでした。(→出産体験記は こちら )そんな経緯があったので、なんとなく頭の大きさが気になっていました。 年の離れた末っ子なので、もう頭が大きめなのもひたすら可愛いとしか思えなかったのですが(笑)、そこもママの大好きなところなんだよ~っ、もう そのまま全部可愛い・大好きって伝えて きました。 そして、こんなやりとりが… 頭が大きいって言われてもなにも気にしてない末っ子。 幼稚園で言われたこともありますが同じく「脳みそいっぱい入ってるんだ~!」と答えているようです(笑) 失礼なことや、悪意をぶつけてくる子がいなければいいけれど、そうはいかないのが人生。 自分をそのまま受け入れるには 成長して思春期になると周りからどう見られるかなどが気になりだし、今まで平気だったことが気になってくることもあるでしょう。お化粧したり、ダイエットしたり、努力で変えられることもありますが、努力ではどうにもならないところで「あぁ~自分のココ嫌だな」と思うこともあるかもしれません。 でも、自分で自分に否定的な視線を向け続けないためにも、幼いころ 親が肯定的に見てくれていた、家族が好きって思ってくれていたということは、色濃く残ってくれる と思います。(例外もあると思いますが…) まず社会生活スタートの家族のなかで、受け入れられてる、愛されていることが本人に伝わっていたら、自分をそのまま受け入れることができ、多少のことではグラつかない「折れない心」を持った人生の雨風に強い子になる、そんな気がしています。
2019年11月25日わが家の娘たちは 反抗期・思春期 を抜けたあと、疲れたりモヤモヤしたりするとハグを求めてきます。 娘たちが小さいころは子ども3人をワンオペ状態で育てていたこともあり、物理的に甘え足りなかっただろうなぁ…と思うのですが、最近はそれを取り戻すかのように(?)ハグをしている娘と私です。 …あ、さすがに息子たちはしません。こちらとしてはしてもいいのですが嫌がられます(笑) ちっ…気が付かなくていいとこに気が付いたな… だんだん重力に逆らえなくなってますよ、ええそうですよ。 でもそれはそれで良い味出してる…はず(笑) そしてハグは、ストレス軽減効果や、風邪予防にもなるという説もある…とのことで 「病は気から」と言いますが、気持ちが癒されたり、安心したりするのって大切ですよね。大人になると悩みも人間関係も複雑になってくるので「ハグ」は、大人にも必要だなぁ~と思います。 しかし…私が若いころは親とハグなんて考えられなかったし、世代的にも(?)他人に甘えたりすることが苦手です。 もし自然にハグできるような親子関係だったら気持ちはもっと満たされていた気がしますし、親の小さくなった背中をみてるとぎゅってしてあげたいな~って気持ちがわいてくるのですが…してきてないとなかなかできないものです。 ですからわが子には、これからもいつでも両手広げてぎゅってしていきたいな~と思っています。 わが家のハグしない男性陣、旦那と長男はわんこに癒されているようです。 次男は、末っ子パワー全開で本人が癒しの存在として、女性陣を癒してくれてます(笑) ペットだったり、お気に入りのぬいぐるみや枕に抱きつく…などでもリラックス効果はあるそうです。 …が、私の体感的にはハグの精神安定&リラックス効果は大きいな~と思うので、ぜひ子どもが小さいうちからたくさんハグしてほしいなと思います。子どもが大人になってからもハグできる親子関係っていいですよ!(途中大変でしたが…(笑))
2019年11月10日わが家の4人の子どもたちの 反抗期エピソード記事 では、それぞれの反抗期がどんなタイプだったのかと、それを経験した私が思う反抗期とは、について書きました。 「誰もが通る道」だと思っていても、親もかなりストレスフルな日々でした…。今だから思うツラい反抗期を乗り越え方について考えました。 「クソババア」発言で傷ついた私を癒やしてくれたのは… 上2人の女の子は年子で、反抗期が被った時期(W反抗期)があったのですが、娘の口から「クソババア」だの「育て方が悪い!」だの「こんな家出て行ってやる~!」などなど数々の棘のある言葉が飛んでくることが…ありました。 私も傷ついて疲弊していったのですが、そんな気持ちを癒やしてくれて「また頑張ろう」って思わせてくれたことがありました。 当時、小学1年生だった末っ子。急にお味噌汁を作った裏にはこんな気持ちがあったようです。 上手に作れたので、そのあとそのレシピを自分のノートに(まだ知らない漢字ばかりなのに)一生懸命書き写していました(涙) 弱気になって末っ子を不安にさせてしまったな~と反省しきり。 私は4人のお母さんなんだ、なんのこれしきと気持ちを仕切り直すこと ができました。 そしてちょっと冷静になると、他にも励みになることがあることに気が付きました… 子どもが4人もいたからですが、子どもの反抗期によるストレスを癒してくれるのもまた子どもだったのです! また、こちらが子どもの不機嫌に振り回されずに冷静になると 子どもが本当に言いたいことが見えてくる ことも。 反抗期が終わった後は もしお子さんが激しい反抗期を迎えたとしても、親が親であることを放棄しない限り、また、それまでの信頼関係が築けていたら大丈夫だと思います。子どもが自立するためにがんばっているところなんだから、親のあり方も変わる時期だな…と一歩引くと感情の波に巻き込まれることが少し減ると思います。 反抗して態度は悪くても、親の言葉を聞いていないように見えたけど 子どもには届いていた と今だからこそ思います。そして反抗期が終わった後の子どもは、一段と成長して頼もしくなります。 わが子とはいえ、イライラしている人の近くにいるのは本当に大変です。 反抗期の子どもは通常とは違うモード なんだなと割り切って、「あなたの味方だよ」という気持ちだけは伝えつつ、親もそこだけに囚われずに気分転換して乗り切りましょう! 子どもが成長して戻ってきたと思える瞬間は、とても嬉しいですよ〜!
2019年10月31日子どもの成長は嬉しいけれど、思春期の時期に起こるとされている「反抗期」に不安を感じている方も少なくないのではないでしょうか。 わが家の4人の子どもたちのうち3人はもう反抗期の荒波を通り過ぎました(末っ子は現在その最中!?) …というわけで、4人とも違ったパターンだった反抗期、それぞれどんな反抗期だったのかを紹介したいと思います。 そして経験から思ったことをお伝えできたらと思います。 まずはそれぞれの反抗期のエピソードから。 長女の反抗期は戦闘型で激しかった… 以前長女の 不登校体験記 でも触れましたが、ちょうど反抗期と不登校期間が重なったこともありそれはそれは激しい反抗期でした。 ちょっとしたことに引っかかっては家族とケンカする日々。 私も初めて子どもの反抗期と向き合ったわけですが、今まで可愛がって育ててきた子どもの暴言や暴れようにショックを受け、また、こんなこと許してはいけない! と正面から相手してしまい火に油を注いだ状態に…。イラストはコミカルですが、現実はかなりお互いエネルギー消耗する日々でした(涙) 次女は口が達者で「生意気」を言う典型的なタイプ 長女の反抗期後半と重なって次女の反抗期。 そう、世にも恐ろしいダブル反抗期だったわけです! ただすでに長女で経験してたので反抗期に入ったことは気が付きましたから、「ああ~、反抗期ならもう生意気も仕方ないや」という気持ちになれた部分もあったので、二倍疲れたわけではありませんでした…1.5倍くらいかな。 次女は暴れはしないものの…口が達者で神経を逆なでされっぱなしでした(苦笑) 長男はとにかく静…というか「沈黙」系 長男の反抗期は静でした。 静なら楽かな~、うん確かに動の反抗期に比べたら大したことないのですが、いやどうしてなかなか…。必要最低限の会話すら怪しいんです! あとどうでもいい話はほぼスルーされる…。 人間無視されるというのは精神的ダメージ受けるものなんですね~。特に子どもの無視はキツイ! 寂しい! 話したい! …私がどうでもいいこと話しかけすぎてたんでしょうね…(笑) 新しいパターンきた! 次男はなんと自己申告… はい、次男はこんな感じで面白い反抗期のはじまりとなりました(笑) そしてその後少しイラついてたけれど、そのあとはイラつくこともなくなりほんとうに反抗期だったのか~?って思うくらい穏やか君です。 4人を育てて…私が思う「反抗期」とは さてさてここからは私が思う反抗期とは、です! ※専門知識があるわけではなく、体験から思ったことを書いてるだけですので「この人はそう思うのね」くらいで読んでいただけたらと思います。 子どもから大人に変わりつつあるこの微妙な時期、反抗したくなること自体は成長過程において自然なことなんですよね。 成長と共に自分を取り巻く人や環境などを、だんだん客観視できるようになってきます。多くの人と接するうちに理不尽などにも気が付くし、これまで 絶対的存在だった親に対しても疑問や不満が生まれてきたりする わけです。 さらに、急激な体の成長と心の成長がアンバランスになってイライラしたり、学校での人間関係も子どもと大人の間で難しくなるなど、本人がストレスを感じやすくなるのは必然な気がします。 でも反抗期の現れ方には個人差があります。 その子の性格や資質 はもちろんなのですが… 家庭環境や外的要因(学校の人間関係) など、いろいろなものが重なって「親に反抗する」という形で出てくるので、反抗の度合いはその子が感じてるストレスに比例しているように感じました。 4人それぞれの反抗期の対処法 長女は学校に居場所を見つけられず…なかなか大変な反抗期でした。 私がその ツラさを理解すること で収まっていきました。 次女は、外で上手く立ち回りすぎる傾向があったので疲れていたようです。 ですから娘のストレスを受け流すようなスタンスで干渉しすぎず、「時々話をして~」と放ったらかしにしすぎず 距離感を大切に しているうちに収まっていきました。 長男はなにか必要があれば伝えてくるのは信じてたので、 基本的にはそっとしておきました。 …が話さないし部屋に籠っていて様子が分からないのでちょっと心配もしたのですが、学校行事などを見に行くと友達とワイワイ仲良くやってて拍子抜けだったりします(笑) 末っ子は上3人を見てきたせいか冷めてるので今のところ反抗する理由がそんなにない?…ようです(笑)それともこれからかな? 子どもの反抗期と向き合うために… そして、現在…次男以外の3人は、もうすっかり大人。 みんな仲良くおしゃべりしたり出かけたりとてもいい関係になっています。 反抗期がきたなと思ったら、いよいよ大人になってくのね~! とどんと構えられるといいですよね。腫物を触るような扱いをするのではなく、当たらず触らず、でもいつも気にかけているよってことは伝わるようにしたいですね。 反抗期という厄介な状態の自分でも受け止めてもらえた子 はしっかり自分の足で人生歩いていけるようになると思います。 とはいえ親も精神的にしんどい…です。まずは、反抗してきた子どもにつられないこと、できるだけ感情的にならないことをオススメします。 上手にストレス発散しつつ、乗り切りましょう!
2019年10月19日子どもが成長するにつれお金はどんどんかかりますね。 わが家は計画性もなにもなく4人の子を授かりましたので、上の3人(年齢が近い)が高校卒業後はそれはもう一気に! お金が出ていきました。 子どもに一番お金がかかるのは高校卒業後…! わが家の子どもたちは専門学校や大学の学費や設備費などで年間100万円くらいかかりました。(国公立はちょっとお安い) 学校説明会などで学費などはわかりますが、入学後にさらに教材費や実習費、試験代などが別でかかったりすることも多々あり…ツラかったです。 さらに大きな出費が交通費…! わが家は1人年間15万円くらい。(1人暮らしをするとさらに家賃や生活費が…)そして服や靴、コンタクトレンズなど…。 もちろんアルバイトもしてくれますが、学ぶことが本分なのですべてを子どもが補うのは無理。 また車の運転免許取得や親知らずの抜歯、歯の矯正など、この年頃ならではの出費も!(わが家は運転免許は各自で費用払えるなら取りなさいということにしています) まあ、とにかく ウソみたいにお金が飛んでいく わけです。 子どもが就職すると親は子育てひと段落…ということでホッとします。 子どもへの出費ラッシュがいくらか落ち着いたころにやってきたのは… 嬉しくない自己投資が必要に…! そうなんです…自分の身体のメンテナンスにお金がかかるお年頃になってました!!! 歯に限ったことではありませんが、まだまだ問題ないだろうと高をくくっていたところにお金がかかるようになってきます。(もちろん個人差はあるかと思いますが) 歯の詰め物は保険適用内で行えますが、説明聞くと、歯にはお金かけるべきだなって思ったり…するように。 また、親の介護が必要になる方の話もよく聞きます。 今年から幼児教育・保育の無償化もスタートになって、ちょっと羨ましいです。 子どもが大きくなると、教育費以外にもお金がかかることが増えます…! 将来のことを考えて家計管理しないと…ですね。
2019年10月08日少し前にわが家の不登校体験記として、子どもが不登校になったら親としてどんな対応をしたか、どう考え受け入れたのか、というお話を描きました。 今回は不登校を受け入れた先に、どう過ごしていくかの選択肢について書いてみました。 不登校の親の会をやってきていろんな方とお会いして思ったのですが、不登校になってからの子どもはどういう行動が多いかというと、勉強してみたり家の手伝いをしたりするのも最初だけでそのうちただゴロゴロしてゲームや動画などで時間を潰す子が多い印象です。 そして昼夜逆転する子も。わが子も一時期そうでした。 親はわが子の心の傷を感じてとりあえず休ませないとと思うのですが、そんな状態が続くとどうしても不安が頭をよぎります…。 学校以外の居場所がみつからない…! 少し落ち着いた後は、学校以外の居場所を探したりしますが、なかなか良い(合う)ところが見つからずどこにも行けない場合も多いでしょう。 不登校の子どもの受け皿が少ない&合うところがない というところにたどり着くのではないでしょうか。 学校に苦手意識を抱えて行けなくなる…勉強や人間関係につまづいて傷を抱えてる子どもに対して、適応指導教室などは学校に戻すための学校簡易版みたいな機関だったり、フリースクールもお金がかかったり近くに無かったり、そもそも子どもがどこにも行きたがらない、などなど…。 不登校の子どもの受け皿が少ない&合うところがないのは常々親の会で出る悩みでした。 で結局どう過ごしてるか聞くと… やることがないからゲームや動画で過ごしてるという子の多いこと。 対してそれをやめさせないとと思っている方も多かったです。 ここで好きなことがある子はそれをとことんやればいいと思います。(わが子も絵が好きで描きまくって現在イラストレーターとして働いています) でも…なにも好きが見つからない子はどうしたら… 親が何か新しいことに誘ったりしていろいろ経験できる子は良いですが、それすら拒否し家から出ない、出れない子もいるでしょう。 そんな折、以前対談させていただいた小幡和輝さんと再びお会いするチャンスがありまして、行ってまいりましたよ~! 不登校についての対談「第2弾」です。 しかもグッドタイミングで新しい選択肢を引っさげて来てくれたではありませんか! 子どもがゲーム好きならそれこそ利用するべし! なんと 日本初のゲームのオンライン家庭教師サービス です! 最初聞いた時は、親がやらせたくないのでは…と思いました。 しかし子どもが「やることがなくてゲームばかりしている」というのは、実は「ゲームが一番好きだからやってる」のかもと考えてみると… だとしたら、ゲームを避けて禁止や制限をするより、ゲームを利用して居場所を見つけてあげて社会復帰のキッカケにした方がいい、ゲームが好きならそこを利用しない手はないと思い直しました! 小幡さんが、「囲碁や将棋の習い事ならいいのに、ゲームを習うのはダメという考え方を変えていきたい」と言っていたのが印象的でした…。 オンラインゲームの怖いところは、悪い人と出会わないか、高額課金してしまったりしないか…という心配があるかと思いますが、この「ゲムトレ」というサービスならそういった心配はありません。 また、トレーニングなので 「決まった時間でやる」「先生にレッスンしてもらう」「自分で練習する」 その結果、 上手になって自信がつく …というプロセスを体験できます。これは、どの習い事も一緒だなぁと思いました。ゲームだからダメというのも親の思い込みなのかもしれません。 「好きなことをがんばること」が自信につながる! 好きなことをがんばることは、元気に、自信につながります。 ここをなくしては次のステップに行くのは難しいと私は思います。 学校に行けないことを嘆いていても先に進めません。その時間を 子どもの好きを親子でゆっくり一緒に見つけて深めていくための時間 にできたらステキですよね。 不登校経験者の小幡さんだからこそ作れた子どもの気持ちに寄り添ったサービスだなぁと思いました。 不登校の子たちみんながまた笑顔になれますように! 日本初、ゲームのオンライン家庭教師『ゲムトレ』 ◆ 詳細はこちら>>
2019年10月01日わが家の長女が小学6年生のときの話です。「体調が悪い」と養護の先生から連絡があったので学校に迎えに行きました。 すると保健室には、長女と同じクラスのMちゃんもいました。 以前、長女の不登校の記事を書きましたが、ちょうどこの頃、不登校になりはじめた時期でしたので、養護の先生も分かりやすい体調不良ではなくとも配慮をしてくださり連絡をくれていました。 精神的に学校がキツイのと、体調が悪いのは違う話ですが、体調が悪くても休めない…というのは子どもにとってどうなんだろう…と疑問に思いました。養護の先生がMちゃんのお母さんに連絡しても「よほどの高熱でなければまた教室へ戻してください」と言っていたとのことで…Mちゃんの様子が心配でしたがその日はそこで別れました。 数日後Mちゃんママに会ったのですが… Mちゃんは頑張り屋さんな印象でしたが、まだ賞を取ったことがないということで、お母さんとしては皆勤賞を取らせてあげたかったようです。育児方針や考え方はご家庭それぞれのものなので余計なことは言えませんが、Mちゃんのしんどそうな顔が浮かんでなかなか消えませんでした。 その後、Mちゃんのストレスはクラスの子に向いていったのか、もめ事を耳にすることが増えました。 どうして辛いのに自分だけが休めないのか、どうして頑張ってるのにもっともっとと求められるのか。どうして自分の訴えは聞き入れてもらえないのか。様々な思いがあったそうです。 それから間もなく卒業となり、Mちゃんは皆勤賞を取りました。表情からはMちゃんの気持ちは読み取れませんでした。 そしてその後の中学校は別だったので、Mちゃんがどうなったかはわかりません…。 「何かをがんばったことで自信をつけさせたい!」というのは、多くの親が持っている思いだと思います。 でも本当の 自信とは、本人が納得したうえで、頑張れた自分に対してつくもの だと私は思います。 嫌々でも結果がでれば、そこそこの自信には繋がるかもしれません。ですが…その場合、その過程のなかにあるのは ガマンすること です。 「ガマンする」ということも大切なことではあると思いますが 自分がやろうと決めたことができるようになった ときの喜びやそこで得られる自信とは…全然違うと思うのです。自分で決めたことを達成した喜びや自信は、また次の課題や壁へ立ち向かうエネルギー・パワーになってくれます。 (本人が皆勤賞を取りたくてがんばっていたなら、話は全然違ったと思いますが…) たとえ賞を取れなくても、何歳になっても、わが子が何にがんばれるのかを気づいて、一緒に喜びを分かち合える親でいたいと思っています。
2019年09月21日次男が幼稚園のころ、近くの公園でよく出会っていた兄弟(イラストはイメージです)のお話です。…家もお母さんも知っているのですが… お兄ちゃんは友達との遊びに夢中で下の子から目を離していて危ない…!と思うことが何度かありました。 大人が子どもの危険を知らせにきたらママさんも出てくるようになるかな~と思ったのですが、そのママさんのびのびした環境で育ったらしく、上の子が下の子を見るのは当たり前というお考えで… 私たちの住んでる地域は都心部近くなので子どもだけで遊ぶには注意が必要です。小学生は公園でゲームをしている子も多いです。理想は歳の違う子もよその子もみんなで体動かして遊べたらいいのですが、現実はそんな環境ではありません。 子育ては自分の経験を当てはめて考えがちですが、現状をきちんと把握して臨機応変に対応 しないと本当に危ないのにな~と…私も「いつもいるわけではないので」と言ってはみたものの、その後もそのママさんが出てくることはほとんどなく状況は変わりませんでした。 ですが、幸いお子さんたちは大きな事故もなく成長してくれましたが、万が一を考えるとぞっとします。 また、今年の夏も…ヒヤリとしたことがありました 事件か事故かと思いました(汗)年齢は幼稚園か小学校低学年か判断つきにくいくらいの小さい子。ザリガニ採りに1人できていて届かないのでこんなポーズになっていたようです。 しかしこの用水路は柵も無いし、落ちたらこの子くらいでは一人で這い上がることは無理な深さでした。 人通りも少なく助けを呼べたとしても運が良くなければ…。 それに子どもは20cmも水深があれば溺れる可能性があるようで 水の事故は一瞬 で大きな事故になります。 子どもは頭が重いし本当に怖いです。おうちの人はどうしてたのかわかりませんが、なにかあってからでは遅いです。 私のような考え方は、そういうママさんからしたら過保護な親ということになってしまうのかもしれませんが… 過干渉にならないように注意しながらも、子どもの命を守ることに関してはしっかりと 考えたほうがいいと思っています。 危険を感じてるのに放っておけるはずもなく、早く終わらせる方向でお手伝いしてしまいました。 毎日のことだからずっと見ているわけにいかないのもわかっています。 有名な「子育て四訓」をたまに思い出しつつ (1)乳児はしっかり肌を離すな (2)幼児は肌を離せ手を離すな (3)少年は手を離せ目を離すな (4)青年は目を離せ心を離すな 子どもが何をしてるのか、したいのかを知ったり、よく話合ったりすることで危険回避し、事故など「あの時気をつけていたら…」が減るといいなと心から願っています!
2019年09月10日子どもが学校でどうしているか話してくれると安心なのですが、あまり話してくれないタイプの子もいますよね。 わが家の4人の子どものうち、第2子、第3子は自分から話してくれるタイプでしたが、第1子と末っ子は自分からは話さないタイプでした。 第1子が小学校3〜4年くらいの時はこんな感じで、学校での様子がよくわかりませんでした。 話さないということはそれでいいのかな~なんて思っていましたが、子育てしていくうちに、「親の関わり方」でも違ってくるんだなということがわかりました。 というわけで、末っ子の時は「今日どうだった~?」という質問の仕方ではなく 具体的に質問をする ようにしました。 このように、学校の予定表やお便りなどから、今日子どもが学校でやったこと、特に好きな教科や給食、行事のことなどをキッカケにすると思ったより話がはずみます。 その話からクラスの様子や、先生・友達の人柄だったり、わが子がクラスでどんな感じなのかなど見えてきます。 「今日どうだった~?」というボヤっとした質問だと、おしゃべりでない子どもはただ「楽しかった~」とか「普通」とか簡単な返事で終わってしまいます。あとはもう学校の話は今はしたくないという状態かもしれません。タイミングもありますね。 子どもと話をするときに気をつけること 尋問のようになってしまったり、せっかく話してくれたのに否定したり評価したりしてしまうと、もう話したくない! になってしまいますので気をつけたいところです。 また共感されることで「これでいいんだ」という安心が生まれます。 子どもが今日1日をどう過ごしてたのかな、どんな気持ちだったかな~と考えると自然と質問がでてくる気がします。 会話の多い少ないではなく 話したいことを話せる親子関係であること は生きていく力にも繋がるとても大切なことだと思います。
2019年09月01日小さい子が複数いると、プールや海に大人1人で連れていくのは無理がありますよね。家庭用ビニールプールを用意すればいいのですが、ちょっと水遊びしたい…と思い立ったときすぐにできる水遊びを紹介します。集合住宅だと難しいかもしれませんが、子どもと遊ぶのはこんなテキトウな遊び方でもいいんだ〜と思ってもらえると嬉しいです。 わが家は時々こうやって遊んでいました。 水道で遊んではいけないというルールはこの時だけはナシです。「この時だけの特別」ということは子どもたちも理解しますし、水道代金もプールに水張るよりは使ってない、または大差ないと思われます。 普段は出来ない遊びで、しかも大胆に遊べるので「遊んだ感」もがっつり味わえます。 そして何より、準備も片づけもなんにも要らないとこが私的に大満足な遊びでした(笑) 水が顔にかかるのが苦手な子はゴーグルを着用して遊んでもいいし、楽しいので水嫌いの克服にもいいと思います。(プールに苦手感のあるお子さんにはなお良しです!) 遊び終わったらそのままシャワーを浴びてあとはゆっくり… たった一つ注意点があります! それは~… 子どもから逆襲を食らうこと! これは最初から覚悟して遊べばいいんですが…そう、突然の義母の訪問!!! …義母の性格にもよりますが、私は何度義母を驚かせたかわかりません(笑) まだまだ暑い日々が続くかと思います。 熱中症に気を付けて、夏のこの時季にしかできない遊びを思いっきり楽しみましょうね!
2019年08月20日数年前、次女が反抗期で機嫌の悪い日々がありました。 ある日特に機嫌が悪くて口論に…。 反抗期の時期は何もなくてもイライラしてるので、何かあればイライライライラは増すのです。 このあとさりげなく軽食を出したらイライラはだいぶ収まりました…(笑) 夫にとって、子どもは思春期であっても幼いころのままの感覚なようで、 んなことあるかい! って思ったんですが当たってました。 普段一緒にいない方が客観視できる こともありますね〜。 そして、その数日後… 反抗期の娘も、何かあったであろう夫も、ご機嫌! な〜んだ夫もそんなんで機嫌直るのか! そんなことって思われるかもしれませんけどこれなかなか効果あると思います。 普段からいつも好きなもの出していたら効果はないかもしれませんけど…好きなものの中でもここぞという時のメニューがあるといいようです。 大好きなメニューを作ってくれるということは、「ああ自分のこと、考えてくれてる、気にしてくれてるんだ」って感じられますよね。 話を聞くことももちろん大切ですが、いろいろ言うよりも胃袋を満足させるほうが良い時もあるようです!
2019年08月12日夏休みということで家族旅行でお出かけをするご家庭も多いと思います。 わが家は子どもたちが大きくなって家族全員で旅行に行くことはなくなったのですが、子どもが幼いころは夫の連休のうち2日ぐらいの旅行をしていました。 旅行のなにが良いって、主婦にとっては「上げ膳据え膳」ですよね~! 自分が作らずに美味しいもの食べれる幸せ。 でも、行先を決めて予約して準備して、行ってる間も子どもたちの相手したり世話したり、さらに帰って来てからは洗濯物の山に…と大変でもあります。 それでも行きたいのは家族と楽しい思い出を作りたいから! だから夫の「家族サービスした!」ってセリフに 超違和感を感じてしまう んです。 これでなんど言い合いになったことか…。 家族と一緒に旅行だよ?嬉しくないの?あなたにとってはサービスの提供なの!?と思っちゃうんですよね…。でもそれを伝えて「ただ純粋に家族で旅行楽しかったねと思って!」と強要するのもおかしいしなぁ…とモヤモヤし結果「その言い方はイヤだ」と伝えてきました。 夫婦であっても他人なので、育ち方も考え方も違うのは仕方ないけど 価値観の違い を感じることが多くなると疲れちゃいますよね…。 もちろん 考え方のすり合わせも大切 なんですが、私は、一緒に楽しめることと、そうでないことを分けて考えるようになりました。 そして、 なにも家族だからって無理して一緒でなくてもいいや~ と割り切ることに。 その方がみんな楽しい♪ ちなみに旅行については、子どもが大きくなるともちろん大人料金…で出費が恐ろしいってのもあって、ほとんど行かなくなっちゃいました(笑)。 今現在、家族で楽しむことといえば…例えばこんな感じです。 これは子どもが大きくなったからできることでもあるんですけどね。 もう誰もが無理しないで本人の希望で…となった我が家です。 平和です(笑)
2019年08月04日今回のテーマは「おススメのアイテム」ということで… まずはこちら! 汚れがウソみたいにキレイになる… 家の外回り汚れはこれでウソみたいにキレイになります。 庭のインターロッキングや外壁など、「あ~本当はこんな色だったんだっけ!」ってなります(驚) アタッチメントを取り換えたり、水圧調整したりして、外構はもとより車だってラクチンキレイ♪ 水なので凸凹だろうとしっかり入り込んで汚れを落としてくれます! 商品名: KARCHER(ケルヒャー) 高圧洗浄機 KARCHER(ケルヒャー) 高圧洗浄機(Amazon) KARCHER(ケルヒャー) 高圧洗浄機(楽天) そしてお次は… 洗濯を干すときの時短に! 多機能ハンガー 多機能にもう感動! クローゼットに入れると省スペースにたくさん服掛けられるし、洗濯に使えば取りこみ後の取り外しが数秒! んで~… 家族に見せびらかすという(笑) みんなもっと感動してくれるかと思いきや反応薄っ…。 もっと幼いころならやらせてやらせて~ってなったんだろうな~と こんなところで子どもの成長を感じたじゃがころでした。 あ、ちなみにこのハンガーはうちのような人数多い家庭だと全然足りませんので徐々に買い足していきたいな~と思っています。 商品名: MUZY HOUSE 多機能折りたたみハンガー MUZY HOUSE 多機能折りたたみハンガー(Amazon) 以上、私のお気に入りアイテムでした!
2019年07月28日前回までの我が家の 不登校体験 は親からの視点で、不登校に対する親の関わり方や考え方などを描かせていただきました。 また、うちは娘が不登校だったのですが、男の子の場合は違うことも多いのでは?と思い、今回は会ってみたかったスペシャルゲストにお話を聞いてきました! 「学校生活が合わない子」がいることを認めよう! 10年の不登校を経験し 「学校は行かなくてもいい ―親子で読みたい「正しい不登校のやり方」」 「ゲームは人生の役に立つ~生かすも殺すもあなた次第」 という著書も出されている小幡和輝さん(24)。 小幡さんは「#不登校は不幸じゃない」の発起人で、10年の不登校後なんと高校3年の時に企業し、現在は会社経営をされています! 会社を経営しつつ「#不登校は不幸じゃない」をキーワードに、昨年は全国100箇所で不登校の子どもたちに向けたイベントを各地で開催したり、 ブログ や Twitter などでご自身の経験など、不登校に関する情報をいろいろ発信してくださっています。 スラっと長身の優しそうな、でも話し出すとキレのあるトークが印象的でした。「不登校は不幸じゃない」と掲げて精力的に活動されていますが 小幡さんは不登校を推奨してるわけではありません! 我が家の体験談でもお伝えしましたが、不登校になるということは辛いことでもあります。小幡さんも学校自体にたくさんのストレスを感じていて小学2年生の時から本格的に不登校になったとのことですが、 両親との「行きなさい! vs 行かない!」の攻防が3ヶ月ほど続き、この時期が一番辛かった そうです。 「親が学校に行かせようとする」それは世の中がそういう価値観・常識だから必然なのかもしれません。 しかし実際には 学校生活が合わない子がいる わけで…そういう子にとって、学校へ行かないという選択肢がないということは苦しみが長引き、状態も悪化してしまうと思います。 私の不登校体験談でも描きましたが、不登校の苦しみを乗り越えるためには 親が変わることが最初のステップ だと思っています。 子どもの気持ちを知る…そして受け入れる。 このステップなくしては次には進めないと思っています。 小幡さんの場合はどうだったのでしょうか。 親も子も精神的に明るくいられることが大事 なるほど! 大人は不登校もゲームも悪いものと思いがちですが、我が家の息子もゲームが好きで、ゲームを通して仲良くなる友達もいます。(※ゲームというのは家庭用ゲーム機やスマホゲームだけを指すのではなく、ボードゲームやカードゲームも含みます) 科学的にもゲームは脳に悪いことなんて無いそうです。小幡さんは不登校中もゲームをしていたそうですが、一人籠ってではなく、いとこや友達と一緒にやっていたので楽しかったそう。とても明るい不登校だったというのがお話から伝わってきました(笑) また、小幡さんは 不登校は選択肢としてあってもいいけれど、引きこもりにならないことが大事 とおっしゃってました。引きこもりにしないためには、親が子どもの気持ちや状態を受け入れ、そして家以外にも所属できるコミュニティがあるといいですよね。学校の友達と疎遠になってしまったのなら、習い事や、ネットで趣味が合う人やコミュニティを探すという方法も今ならあります。(危険もあるので注意しないといけないですが) 私も不登校中、親も子どもも 精神的に明るくいられること がとても大事だと思っています。子どものことだけで頭がいっぱいになって「過度な心配」をするのは、子どもをさらに追い詰めてしまうことにもつながります。 ですが、子どもが不登校になると 将来が不安になってしまう親心 はなかなか消えませんよね。それについて小幡さんの意見は… 学校を出て良い企業に就職というコースだけではなく、これからはいろんなコースが増えていくのかもしれませんね。私たちの親の時代にはなかった価値観が新しく生まれてきています。親として知っておきたいのは 学校に行かなくても、仕事をするスキルを身につけて自立できる方法はある ということです。 そして、小幡さんは高校生のときに起業された…とのことで、どのように起業したのか聞いてみると… 好きなことをとことんやった経験がある人は強い えっ…そんなに気軽に…? と驚きのお話でした(笑) 10年間の不登校時期に30,000時間くらいゲームをして、歴史、社会へ興味が出て、夜間の定時制高校に進学し「地域活性のワークショップ」をやったのがキッカケだそうで、今はイベント企画の会社を経営されています。 …とにかく迷いがない。 我が娘の場合、ゲーム漬けの日々もあったのですが、そのうち飽きました。つまり、そこまで好きなことではなかったようです。その後、絵を描きまくって現在イラストレーターとして働いています。 親がゲームをしている子どもをみると、なんの生産性もない暇つぶしにみえることもあるのですが、ゲームに勝つために、攻略するためには子どもはいろいろ考えてます。ゲーム自体が問題なのではなく、付き合い方が大事だと思いました。それを親が理解するためには、一緒にやってみるのもいいのかなと。 そして、 好きなことをとことんやった経験 があるというのは人を強くする気がします。 子どもが安心して日々を過ごすこと、そのために子どもの気持ちを受け入れること、そして子どもの力を信じて待つこと。親が安心して、長い目で子どもの将来を見守ることで、子どもの精神状態は良くなると思います。そして、待ちながら良さそうな場所を探して誘ってみる(情報提供する)ことが親の仕事かなと思ってます。 子どもにどう働きかけたら関係が良くなり、何を提示したらやる気を育てられるのかな~と「育成ゲーム」をするような客観的視点も大切なのかもしれません。ただ育児はゲームではないのでリセットはなく常に愛を持って最善を尽くすしかないんですけどね。 「#不登校は不幸じゃない」イベントについて …夏休み明けは学生の自殺報道が増えます。 「本当の不幸は学校に行けないことではなく 不登校になれなかった子 に起こる」と小幡さん。 そんな悲しい出来事を減らしたい! この記事の冒頭でも触れました、全国一斉イベント「#不登校は不幸じゃない」が今年も行われます。 イベント詳細はこちら>> 小幡さんの活動をもっともっと知りたい人はブログやSNSなどを見てくださいね! ◆ 小幡和輝オフィシャルブログ | 不登校から高校生社長へ ◆Twitter: @nagomiobata ◆instagram: nagomiobata ◆著書: 「学校は行かなくてもいい ―親子で読みたい「正しい不登校のやり方」」 ◆著書: 「ゲームは人生の役に立つ~生かすも殺すもあなた次第」
2019年07月14日長女の不登校体験談の第5話です。 不登校になって専門機関に相談に行ったりしているうちに、子どもの感性や発達に偏りがあるのかも…と思う方もいらっしゃるかもしれません。私は「不登校の親の会」を数年やっているのですが、そこでお会いした方々にもそういった個性の強いお子さんが多かった印象があります。 そこで今回は、子どもの感性や発達の偏りについて描いてみました。 繊細で感受性が豊かな「ハイリー・センシティブ・パーソン」 娘の場合は、とても繊細・敏感、ゆえに疲れてしまうという状態でした。 最近知ったのですが、『HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)「生まれつき人一倍敏感な人」のこと』、これが一番しっくりくる感じです。 ※気になる方は調べてみてくださいね。 程度にもよるのかもしれませんが、我が子と向き合っていたらその特性には気付くかと思います。また、発達検査をすると、その人の特徴が数値で現れるので、その人の得手不得手やどのくらいしんどさを感じてるのかも察することができます。 発達障害という言葉がありますが、私はその言葉から受ける印象が良くないので好きではありません。発達の偏りは誰しもあり、それが強いか弱いか、そしてその偏りで日常生活に支障がでているかどうかが問題だと思っています。 発達検査について、私は、その子の気持ちに寄り添うため、しんどさを想像するため、そしてどんなサポートが必要かを考えるためにあるべきものだと思っています。 …しかし、寄り添う、見守るって口で言うのは簡単ですが、実際は難しいことですよね。 それがどういうことなのか、私がストンときたのが「ガーデニング」だったのです。 キレイに咲く花を見たいなら、その花に合った環境を 花や植物は、その花に適した環境と育て方が必要ですよね。 手をかけないと上手く育たない花には、土壌を適した状態に変え、日当たりや気温で置き場所を変えたり、水やりもその花に合った量や頻度にしますよね。肥料も加えたりなど、花の状態を観察しながら必要なサポートをします。 育てる人の都合で「ここで咲いて!」と植えても、それは無理な話で枯れてしまいます。 キレイに咲く花を見たい。 植物の様子をみながら適した環境を用意て世話をしたりするのに、なぜ我が子だと 型にはめたくなる のでしょうか。 なぜみんなと同じでないと不安なのでしょうか。 不登校の子に限らず、深く傷ついてしまったり心が折れてしまった子はこういう花と似てるなと思います。 雨風(人とのいざこざ)に弱かったり、水はけが悪かったり(気持ちの切り替えが苦手でストレスがたまりやすい)、気温にやられて病気になったり。肥料だって多すぎたら枯れます。 不登校の原因が発達の個性とは関係がない場合もあると思いますが、不登校になったということはその時点でもう疲れて自信を無くしている子が多いです。でも、適した環境(学校ではないかも)と適切な関わりさえあればまた元気を取り戻し、いつかその子らしいステキな花を咲かせてくれるはずです。 どんな花を咲かせてくれるのか楽しみに日々を送っていこう! そして親がそれだけを楽しみにしてしまっては子どもにとっても重たいので 親自身が楽しく生きよう やりたいことやろう! 大人が楽しんでる世の中の方が子どもたちが希望を持てると思います。 娘の不登校を通して、いろんな生き方があっていいんだということ、また 人と違うことはマイナスなことではなく多くを学び合える ということに気が付きました。 「ママが私のママで良かった」…こんな嬉しい日がくるなんて! 娘は敏感で繊細がゆえに人付き合いも苦手になっているのだろう…とマイナスに思っていた部分も、今ではそこが活きていて、人の気持ちに考慮できるので仕事での人間関係も良好なようです。 不登校になったからといって、「うちの子はダメな子なんだ」なんて絶対思わないでください。 周りの関わり方、考え方で将来は変わってくるはずです。 我が家の不登校体験談は、いかがでしたでしょうか。 …悩んでる方に、なにか少しでもヒントになるような、前を向けるような部分があったら嬉しいです。 不登校を受け入れられずに状態が悪化するご家族が減るといいなと本当に思っています。 そして、不登校と無縁の方にも、不登校がどういうことか少しでも興味を持って、なんとなくでも知っていただけたら幸いです。 第一話はこちら
2019年07月04日長女の不登校の体験談、第4話です。 前回の記事でも書きましたが、娘の不登校を受け入れたつもりでいた私。 しかし、毎日何の予定もない日々なので娘の生活リズムはどんどん乱れていきました。おそらく多くの不登校の子が通る道なのではないかと思うのですが、ゲームばかりで昼夜逆転してしまうのです。 不登校になってから生活リズムが乱れてしまった娘 娘の中には「学校のことを忘れたい」という気持ちが隠れていたのです! ただゲームがやりたいからやってるのではありませんでした。 昼夜逆転してしまったのには、夜寝付けないという理由以外に 学校が終わる時間以降に起きるほうが気持ちが楽 だということも分かりました。 出かける家族、帰ってくる家族、みんなが当たり前にできていることを目の当たりにすること、また、自分だけが学校へ行かず家で過ごす罪悪感、焦燥感、そういったものを避けるためにも 昼夜逆転は自分の心を守る手段でもあった ように感じました。 私としては昼夜逆転なんて良くない、学校行かなくても最低限の生活くらい守らないと!という気持ちがありました。でもそれはいつかまた学校に戻ることが前提ということに娘は気づいていたのかもしれません。「学校行かなくていいよ」と言えたとしても言動や表情に出ていたら意味がないことに改めて気づきました。 ここで娘に「話しても無駄…どうせ分かってくれない」と思われていたら、事態はもっと悪化したのでは…と思います。 生活リズムは「朝起きる目的ができれば戻る!」と信じて、人に迷惑かけてないのだからと自由に過ごす娘を見守るようにしました。 好き! を見つけた娘 そのうちにゲームにも飽きた娘、ネットで絵を投稿できるサイトがあることを知ったようです。1人でただ描くのとちがって、ネットに投稿すると反応がある…やはり反応があるということは楽しいんですよね。 不登校だと人との関りが無くなってしまうことが心配なのですが、ネットは外出しなくても共通の趣味を持つ人と知り合えるステキなツールだと思いました。(もちろんネットの怖い側面に気を付けることが必要です) こうして娘に教えてもらいながら一緒にイラスト投稿を楽しみました! 娘が絵の才能がズバ抜けていたとは思っていません。 が、好きこそものの上手なれ!ってやつです。 もうひたすら絵を描いていました。 あと私事ですが、こうしてデジタルで絵を描くことを娘と楽しんでるうちに始めたのが、今の私のブログ 「じゃがいもころりん」 なのです(笑) 娘はひょうきんなところがあるので、そこにスポット当ててマンガを描き始め…今に至ります。 元気を取り戻す薬は「自分は価値ある存在」と思えること 元気を取り戻すためには「こんな自分でも受け入れられてる、分かってもらえてる」と思えることが一番の薬かなと今の私は思っています。 子どもが幼い時、ただそこにいて元気に笑っていてくれたらそれだけで幸せでしたよね。子どもも親の笑顔に 「自分は価値ある存在なんだ」ということを感じてきた はずです。 不登校の間…子どもはいろいろと考えています。 子どもと信頼関係さえあれば、別の居場所を探すこと、好きなことを見つけることを一緒にやったり情報集めたりができ、手探りの中にも希望を発見できる可能性があります。 将来の仕事に繋がるとは思えないことや、才能がないのでは…と思うことでも、「本人が楽しめること」ならそれが元気ややる気の源になるのではないでしょうか。そして好きなことが見つかって、とことんやれるとそれは自信に繋がります。 その後月日は流れ、中学3年になり、進路を考える時期となりました。 この頃には学校の先生との面談など要所要所は学校に顔を出すこともできるようになっていました。 そして… 3年間の不登校が終わったキッカケ 節目である高校進学を機に、3年間の不登校が終わりました。 次回は個性や発達のことについて思ったことを書きたいと思います。
2019年06月20日長女の不登校の体験談、第3話です。 不安や引け目などから家庭内でケンカが増えますます自己嫌悪に陥る娘。 家と学校しか知らない子どもにとって、どちらも居心地の悪い状態は相当しんどい ものだったでしょう。 私も娘の苦しさに気が付いたもののどうしていいかわかりませんでした。 ふさぎ込んだりしてたので外へ誘うも… 他人の目が気になって外出が辛くなってしまった娘 学校にいるはずの時間帯に出かけることは不登校の子にとってはハードルの高いことだったようです。ですからこのころは夜少し出かけるといった感じで、外出もままならなくなった娘。 この先引きこもってしまうのでは…私も不安にさいなまれます。 自分たちを追い込むのはやめた! 「学校に行かなくていいよ」とはなかなか言えなかった私ですが、もうすでに行けてないわけだし、毎日心が休まらない娘をなんとかしなくてはという思いから… 毎晩、明日は行けるかな 毎朝、今日こそ学校に行かせたい、行けない、行かなきゃ、と自分たちを追い込むことをやめることにしました。 朝のストレスが無くなったことで私も娘も気持ちがずいぶん楽に。 状況的には不登校確定! って感じではありましたが、そこから娘の表情も少しずつ穏やかになりましたし、妹や弟も姉の状況を受け入れてきたようでした。 しばらくすると、今度は「家族以外の誰ともと会ってない…」と 社会から孤立してるのを気にする ようになりました。ただやはり 他人の目が怖いのは変わっていなかった ので、同じ立場の子たちがいるところを調べました。 不登校の子を対象したイベントに参加 フリースクールや教育支援センターにも出向き、見学させていただきましたが、娘がしっくりくる雰囲気のところは見つからず。 でもNPO法人で企画されていた単発の不登校の子対象イベントを見つけそれには参加することができました。 不登校の子の集まりなので、お互いに交流したりという元気はなかったようですが、それでも「自分だけじゃないんだ」という安心感や、不登校でも普通に見てくれる大人がいるということ、きっと参加した子どもたちの心に響いたのではないかと思いました。 久しぶりに娘の解き放たれたような笑顔を見ることができました…!(涙) 今回の記事は、学校に行くことをいったん封印する話でしたが、そうすることが正解だと言いたいのではありません。それぞれ状況も性格も違うでしょうから参考程度に読んでいただけたらと思います。 不登校で親が一番難しいなと思うのは、子どもの甘えなのか本当に苦しいのかの見極め、線引きだと感じます。 「それくらいで苦しいなんて言ってる場合じゃない!」って思ってしまうのが親心ですよね。 繊細で敏感で真面目な面がある長女。 娘にとって 学校はとてもストレスが多いところでした。 たくさんの違和感…でもこれが当たり前なんだろうと耐えてきたなかで自信も気力も失ってしまったのだと思います。 将来を考えると、皆と同じように学校へ行ってくれたほうが安心なのですが…合わない子もいるんですよね。 不登校になってしまった場合、 その後の人生は手探り、自分たちで見つけていかなくてはなりません。 次回はどうやってその「道」を見つけていったかのお話です。
2019年06月11日前回の不登校体験に続き第2話です。 小6の頃から登校渋りが始まり、休みがちになった娘(長女)。 不登校と言っても完全に行かないのではなく、たまに短時間行ったりもしたのですが、疲れ果ててしまうようでした。 親も毎朝…憂鬱な日々 中学校に入学し、環境が変わった(ちょっとだけ揉めてた子とは別の学校)ので行けるかな~と期待したのですがまた学校に休みの連絡を入れる日々となりました。この電話が親にとっては地味に辛い。 「今日は行けるかも」という期待がどうしても捨てきれないので毎朝…憂鬱な状況でした。 夫に相談しても解決しない… 本人もですが私も不安です。夫に相談しても、どうしていいか分からないのは同じだったからか話にならずケンカになってしまいます…。 学校に行っている兄弟との間に溝が… 妹(小6)弟(小3)がちゃんと登校し帰ってくれば、お姉ちゃんとしてやりきれない気持ちもあったのでしょう。 妹・弟にしてみたら、 不登校に直面し悩んでる私を励ましたい気持ちや、熱があるわけでもないのに休む姉が羨ましい気持ち もあったと思います。 ちょっとしたことでケンカばかりの日々となってしまいました。 解決の糸口を探しに親の会、講演会、病院へ このままでは良くないと思い、私はあちこちに出向き解決の糸口を探します。 しかし、 どこへ行ってもしっくりこない というか、こうすれば解決という具体的なお話は聞けませんでした。 娘の「消えたい」の一言で気がついたこと そんなある日、また激しいケンカをしてお互い疲れ切ったとき娘が言いました。 この言葉を聞いて私はやっと気がつきます。 娘の苦しみは思ってる以上に深いこと。 誰もが認めるような理由が見えなくても甘えなんかではないこと。 そして 休んだからと言って気持ちは全然休めていない ということに。 次回へ続きます。 ↑ウーマンエキサイトベストコミック大賞はこちらから!
2019年06月04日前記事の最後でも触れましたが、今回は宿題嫌いで大変だった長女がその後どうなったかのお話、数回にわたって書いていきたいと思います。 結論から言ってしまうと、娘は不登校を3年間経験後、高校から社会復帰し現在大好きな絵を描く仕事に就いています。 娘の不登校の原因について 不登校については、ちょうど今話題にもなっていますよね。 …賛否両論あると思います。 ひどいイジメにあったり、病気があるなどハッキリした理由がある場合は仕方ない。 …でもたいした理由がないのに不登校って…甘えでしょう? 学校行って勉強するより、好きなことだけして遊んでいたいだけ? そんなんじゃ…社会にでれなくなる! …って思いますよね。 実は私もかつてはそう思っていました。 学校に行くのは当たり前だと思っていたし、自分が学校に行けたからです。 しかし、娘が不登校になったことで 「学校がとても苦痛な子がいる」ということを私は学ぶ ことになりました。 (不登校の原因や苦しさは、その子その子によって違うと思いますので あくまで我が家の体験談です ) もともと娘はひょうきん(死語?(笑))なタイプで、みんなを笑わせたりするのが好きで、慕ってくれる友達もいました。 ですが集団(幼稚園・学校)はどうも今一つ楽しめてる感じではありませんでした。 「どうして行かなきゃいけないの?行きたくない」とよく言っていました。 何が嫌なのか聞いてみると… 意地悪するクラスメイトがいる、先生の怒鳴り声が嫌、給食を残してはいけない…など そりゃそうだろうけど…ということばかり。 クラスメイトの意地悪や、先生が怒るなどは、自分に対してではなくても気になっていたようです。 給食や体育が苦手なのは私もわかっていたのですが、頑張ってるうちに鍛えられていくかな~という期待もあったので、 親は深刻にならずに背中を押すくらいでいいかな と思っていました。 友達付き合いができる子だし、勉強嫌いでも理解はできているのだからそのうち楽しくなるだろう、慣れるだろう、なんて気楽に考えていました。 娘にしたら…悩みは結局ひとつも解決しなかった わけです。 娘はどんどん家から出れなくなり …これからどうなる?と不安な日々に そして6年生の時、朝登校時になると腹痛や頭痛などの体調不良を訴えるように。 改めて学校でなにかあったのか聞いてもやはり大した理由は出てこない… クラスメイトとのいざこざはあったようですが思春期に入り難しいお年頃なので仕方ない…くらいに思っていました。 体調不良は家にいるとケロッと落ち着く。 これは 乗り越えさせないとこのまま本当に不登校に なってしまう。 それだけは避けたいと思い…なんとか休みを増やさないようにと必死で思いつく限りの試み(遅刻や早退でもいい、教室が苦痛なら保健室でもいい、先生と相談・協力)に尽力しました。がその甲斐虚しく…娘はどんどん家から出れなくなりました。 不登校になった娘に寄り添えるようになるまでは、私にとっても娘にとっても苦しい時間でした。 まるで出口の見えない暗いトンネルにいるようでした。 次回へ続きます。
2019年05月28日