アニメーションを作りたい、ただの主婦。 出産を機に務めていたデザイン事務所を退職し、現在はイラストを描いたり造形教室の講師をしたりしています。 平和な息子と漫画家の旦那と3人暮らし。 note(https://note.mu/yamasono)でイラストや育児漫画を気まぐれに更新中。
ものつくりが好きな主婦のそんたんママこと、やまだそのこです。5歳になる息子のきーちゃんと、漫画家の旦那と気ままな3人暮らし。子育てのなかで体験したびっくり、どっきりな「はじめて」エピソードをつづります。
昔ながらの遊び今遊べば新鮮で楽しい!子どもと一緒に作ったり、子どものために作る、工作たちをイラストで紹介します。そんたんママと、2歳10ヶ月の息子きーちゃんが、親子時間が楽しくなる暮らしのアイデアをお届け!
季節を感じつつ子どもと一緒に作ったり、子どものために作る、ちょっぴりアートな工作たちをイラストで紹介します。そんたんママと、1歳10ヶ月の息子きーちゃんが、ちょっと楽しくなる暮らしのアイデアをお届け!
こんにちは! そんたんママです。 寒い季節。毛糸の服や小物は、目にも肌にも温かですね。 編み物を楽しんでいる真っ最中の方も多いのではないでしょうか。 そんな手仕事をさらにオンリーワンに! 今回は、コーヒーなど身近な素材を使って、毛糸を染めてみたいと思います。 ■毛糸を染めてみよう! 手はかかるのですが奥が深く、不思議な魅力がある草木染め。 草や木だけでなく、天然の素材を用いた染めもの全般をさし、自然ならではのやさしい色合いが特徴です。 以前、 「草木染めを野菜で作ろう! 身近な材料で子どもと楽しむ方法【昔ながらが”今”楽しい!レトロアートレシピ Vol.17】」 で綿のハンカチ染め方をご紹介しましたが、今回はウールの毛糸をコーヒーで染めてみます! ■まずは確認「草木染めの手順」 同じ草木染めでも、綿とウールでは染める手順が少し異なります。 動物性繊維のウールはタンパク質を補う必要がないほか、色素を定着させるための<媒染>は染める前に行います。 また、ウールは温度差に弱くフェルト化しやすいので、急激な温度変化にならないようにするのがポイント。 ■染めやすく巻きなおして「かせ」をつくろう 売られている毛糸はきつくぐるぐる巻きにされていて染まりにくいので、「かせ」と呼ばれるゆるやかな束状に巻きなおします。 箱やイスの背もたれなどを利用して、毛糸をくるくる巻き… 巻き終わりと巻きはじめの端同士をちょうちょ結びにします。 輪を崩さないように箱からはずして… ひもで2カ所ほど束ねます。 ぎゅっとしばるとそこだけ染まらなくなってしまうので、毛糸とひもの間は余裕をもたせて。 ビニールヒモを使ったらちょっとひっかかりやすかったので、綿の糸などの方が良いと思います。 何色かに分けて染めたかったので、ひと玉を5等分にしてみました。 なんだかお素麺みたいになりました。 ■汚れを落とそう<精錬> まず、毛糸についた汚れを落とします。 綿の時はお鍋でぐつぐつ煮ましたが、縮みやすいウールは中性洗剤を使います(綿は煮ても洗剤つけ置きしてもどちらでもOK)。 セーターなどの洗濯と同じ容量で、40℃のお湯に中性洗剤を入れてたらいで20分つけ置きしました。 終わったらやさしくぬるま湯ですすいで水気を切ります。 ■ミョウバン液につけよう<媒染> お鍋にぬるま湯をはり、焼ミョウバン2gを溶かしたら、汚れを落とした毛糸をお鍋に入れます。 お鍋を火にかけ、20分媒染します。 従来は80℃のお湯で媒染するのですが、我が家には温度計がないので、沸騰させないように弱火でじわじわ煮ました。 煮たら鍋に入れたまま冷まします。 冷めた毛糸をぬるま湯で洗い軽くしぼったら、下準備はOK! すぐに染めない場合は、日陰でいったん乾かしておけば後日染められます。 難しいことはないのですが、ここまでもそれなりに時間が必要な作業なので、染めるのは急がずのんびり日をまたいでやるのがおすすめです。 ■染液をつくろう 毛糸の準備ができたら、染液をつくりましょう。 前回は玉ねぎ染めでしたが、今回はコーヒー染めにチャレンジ! 我が家では、近所のコーヒー屋さんでコーヒーかすを無料配布しているので、少しいただいてきました。 おうちにコーヒーかすがなければ、インスタントコーヒーでもOK。 毛糸に対して、乾いたコーヒーかすは同量~2倍程度の重さを目安に、お茶パックに入れます。 インスタントコーヒーなら半量くらいでしょうか。 毛糸が十分つかる程度の水とパックをお鍋に入れ、沸騰させないように30分煮ます。 だんだんと茶色い煮汁が出てきました! 煮終わったら冷ましてパックを取り除けば、染液のできあがり。 ■染めよう!<染色> いよいよ染め! 媒染後の毛糸をぬるま湯で湿らせてしぼったら、冷めた染液に入れて火にかけ、20分~1時間ほど沸騰させないように煮ます。 染液の濃さや煮る時間によって、染め上がりの濃さが変わります。 火を止めたら、再び鍋に入れたまま冷まします。 ■ぬるま湯で洗って、陰干ししよう 冷めた毛糸をぬるま湯で洗い、 軽くしぼって陰干しします。 いろいろな色の毛糸だまが欲しくて、コーヒー以外にも玉ねぎや紅茶を使って染めてみました! ■巻きなおして、できあがり! 乾いたらかせをとめていたひもを切り、くるくると玉に巻きなおして… コーヒー染めの毛糸玉のできあがりです! ■番外編:媒染液も手づくり!「鉄媒染液」 さきほど媒染液は市販の焼ミョウバンを使いましたが、自家製媒染液をつくることもできます。 さびた鉄クギを酢水に入れて熱してから、瓶などに入れて1週間ほど置いておけば「鉄媒染液」のできあがり。 水で100~1000倍に薄めて使います。 焼ミョウバンの成分はアルミで、こちらは鉄。 同じ洗液からまったく違った色に染まります。 鉄媒染の方がグレーぽく染まりますね。さながら化学実験! コーヒー×ミョウバン媒染と、コーヒー×鉄媒染と、玉ねぎ×鉄媒染の毛糸をつかってコースターをつくってみました。 ウールということもあり、市販のアクリル毛糸でつくるよりも素朴でやさしい風合いに。 手間をかけてつくった分、愛着がわきます! 子どもと一緒にというよりは大人が楽しくて夜な夜なやってしまうのですが、染めあがった毛糸を使って子どものものを編んだり、子どもと一緒に編み物を楽しんだりできたら良いですよね。 次回は、子どもでも簡単にできる編み物をご紹介したいと思います。お楽しみに!
2019年01月14日こんにちは! そんたんママです。 2018年も残すところあとわずか。あっという間にお正月ですね。 お正月といえば昔遊び! 親戚の子どもたちが集まって、遊ぶご家庭もあるのでは。 今回は、幼児から大人までみんなで楽しめる、簡単手作りコマをご紹介します! ■手作りコマで簡単リユース! 使うのはペットボトルのキャップ 手づくりコマのメインの材料は、ペットボトルのキャップ! ペットボトル飲料を飲んでゴミが出たら、捨てずにきれいに洗ってとっておきましょう。 ■手作りコマの材料をそろえよう 材料はペットボトルのキャップ2つ、竹串1本、テープ。 道具はキリとはさみを使います。 ■コマの作り方その1:キャップに穴を空けよう ペットボトルのキャップのちょうど真ん中に、キリで穴を空けます。 表の柄や、裏の凹凸などを見て中心がわかれば良いですが、わからなければ同じくらいの大きさの丸い紙を4つ折りにしてあてがうと、大体真ん中に穴をあけることができます。 ここでど真ん中に穴があけられると、より強いコマに! ■コマの作り方その2:穴に竹串を通そう キャップ2つともに穴があけられたら向き合うように合わせて、竹串を通します。 ■コマの作り方その3:キャップ同士をテープでとめよう キャップ同士をぴったりテープでとめます。 マスキングテープでもビニールテープでもなんでもOK。 ■コマの作り方その4:竹串をカットして、完成! 竹串の端の尖った部分が危ないので、3mmほどカットします。 反対の持ち手の部分も上から4、5cmほどの所でカットして、長さを整えます。 竹串を穴に刺すだけで固定されますが、キャップが動くようであれば工作用ボンドで補強してください。 あっと言う間に、ペットボトルのキャップコマの完成です! では、さっそく遊んでみましょう! ■ペットボトルのキャップコマで遊ぼう! 作ったらさっそく遊んでみましょう! 長い持ち手を両手ではさみ、竹とんぼのように手のひら全体で回転させます。 指で回すコマより簡単で、幼児でも気持ちよく回すことができます。 ■白熱バトル! 作ったコマで対戦しよう! テーブルの上でみんなでせーので回転させて。誰が一番長く回るかな? 限られたスペースで回転させて、1対1のバトルも白熱します! 土俵はお盆や、お鍋のふたをひっくり返して使っても。 お鍋のふたは少し傾斜がついているので、ベーゴマのようにバチバチぶつかり合います。 いかがでしたか。 実はこれ、きーちゃんが幼稚園で作って来て以来、よく親子で遊んでいるおもちゃなのです。 非常にシンプルな作りですが、とってもよく回ります! 息子は違う色のキャップを組み合わせてお気に入りのテープを貼ったり、ペンで色を塗ったりしてマイコマを作るのに励んでいます。 年の違う子ども同士でも十分遊ぶことができるので、お正月、子どもが集まる機会があれば、みんなで作って遊んでみてはいかがでしょうか。
2018年12月26日こんにちは! そんたんママです。 もうすぐクリスマスですね。 家族へのプレゼントやクリスマスの食事のことを考えるのは大変ですが、大きな楽しみでもあります。 お子さんがいるご家庭では、甘いデザートも欠かせないのではないでしょうか。 ケーキも魅力的ですが、自分でつくるお菓子の家なんていかがでしょう? 今回は、市販のお菓子を組みわせて、ワクワクするお菓子の家をつくってみたいと思います! ■お菓子の家ヘクセンハウス「どんな家がいいか、描きおこしてみよう」 童話に出てくるお菓子の家。誰しも一度は夢見たことがあるのではないでしょうか。 ドアはチョコレートかな? 窓ガラスはアメ? 想像が膨らみます。 まずは自分が思い描くお菓子の家を描きおこしてみましょう! 子どもと意見を出しあっても。 実現できないこともあるかもしれませんが、描くことで具体性が増してきます。 ■お菓子の家ヘクセンハウス「材料をそろえよう」 さて、家の方向性が決まったら、材料を買いにいきましょう。 使うのは手っとり早く、市販のお菓子! 今回使うのは、基礎の素材にウエハース1パック、板チョコレート1~2枚、ホワイトチョコレート1枚。 プラス、装飾用のお菓子です。 見栄えも大事ですが、まずは家がうまく建つことに重点を置きます。 そこで断然オススメしたいのが ウエハース ! 軽くて厚みがあるので自立しやすく、子どもでもブロック感覚でポンポン立ち上げられます。 プライベートブランドのものなどは安価ですし、たくさん食べても罪悪感がありません(笑)。 接着にはチョコレートを溶かして使います。 白いウエハースならホワイトチョコレートを合わせると、はみ出しても目立ちません。 ■お菓子の家ヘクセンハウス「接着用のチョコレートを準備しよう」 ホワイトチョコレートを半分器に入れ、湯せんして溶かします。 残りの半分は取っておいて、ドアなどのパーツに使います。 ■お菓子の家ヘクセンハウス「壁を建てよう」 まず壁をつくります。 素材の長さを基準にして家の大きさを考えると楽ちん。 大きすぎたり、材料をたくさんつかってしまうようなら、半分に切ったり縦横を変えたりして調整してください。 セメント代わりに溶かしたチョコレートを塗ります。 ウエハースを同士をくっつけます。 チョコレートが完全に固まらなくてもくっつくのがウエハースの良いところ! 途中、ウエハースをカットして組み合わせれば… 入口や窓の穴を開けることもできます。 壁を4つつくって合わせます。 この時点ですでに結構「家建ててやったぜ!」という感じがします。 このまま平屋根にして2階建て、なんていうのも良いですね。 ビルでも建てられそうな感じ。 今回は三角屋根にするので、残りのウエハースをつなげてカットして頭の部分をつくります。 ウエハースの中心を出したい時は、同じくらいの大きさの紙を半分に折って並べるとわかりやすいです。 こんな感じで、壁ができました! ■お菓子の家ヘクセンハウス「ドアと屋根をつけよう」 先ほどの残りのホワイトチョコレートでドアをつくります。 手で割ったり包丁で力を入れて切ったりすると変な所で割れてしまうので、包丁をお湯で1分ほど温めて、ゆっくりスライドさせて溶かしながら切るのがポイント。 接着剤でつけても、つけないで開閉できるようにしてもどちらでも。 屋根はガバッと板状のお菓子を乗せてしまうのが一番簡単です。 今回は、板チョコレートを選びました。 あとで家の中にも何か置いたりしたいので、とりあえず乗せるだけにしておきます。 ひとまず家の基本形のできあがり! ここまでで材料費400円ほど。 次は、さらに装飾して家をにぎやかにしていきます! ■お菓子の家ヘクセンハウス「家を装飾しよう」 家の基本形はできたので、装飾してさらににぎやかにします。 ここからはお好みで。 カラフルなパーツをチョコレート接着剤でくっつけたり、チョコレートペンで模様を描いたりして彩りましょう。 個人的に一番こだわりポイントだったガラス窓は、アメでつくるのは難しかったので四角いゼリーを切って使いました。 求めていた透明感! 床が欲しい時は棒状のお菓子を並べたり、ビスケットやクッキーを敷いたりした上に家を乗せます。 くっつけなくてもOK。 屋根をかぶせると見えないのですが、お部屋の中にもテーブルや時計などの家具を配置しました。 筒状のお菓子をななめに切って煙突。 棒状のお菓子をつなげてハシゴなど。 小物もつくると楽しいです。 パーツを組み合わせれば、お菓子の家の完成です! 最後にパリパリしたお菓子を砕いて落ち葉を散らせました。 ラップをかけるか、お皿ごと大きな袋でくるんでしまえば数日持ちますが、お菓子がしけってきてしまうのでお早めにお召し上がりください。 装飾用のお菓子はいろいろな種類を少しずつ使うと楽しいのですが大抵あまってしまうので、数人でシェアするとムダなく使えます。 1軒だけつくる時は、駄菓子を使うとリーズナブルでおすすめ。 きーちゃんもほぼ1人で建てられました! まだ童話のお菓子の家を知らないせいか、部屋に板チョコレートのテレビが置いてあったり、2階建てで外に物干しざおがかかっていたりと、生活感があって面白かったです。 いかがでしたか。 つくるのも食べるのも楽しいお菓子の家。 子どもが集まるパーティーなどでわいわい作っても楽しそうなので、ぜひクリスマスに試してみてはいかがでしょうか。
2018年12月15日こんにちは! そんたんママです。 木々が紅葉し、葉が落ちる季節ですね。 近くの公園にも鮮やかな落ち葉がたくさん落ちていて、思わず足を止めてしまいます。 子どもがきれいな葉っぱを拾ってくることもあるのでは。 今回は、そんな落ち葉を使って、秋ならではのアートを楽しみたいと思います! ■落ち葉ひろいを楽しもう 色がきれいだったり、形が面白かったりして、思わず手にとった葉っぱたち。 せっかくなので、時には家に持ち帰ってみましょう。 汚れがついていたら軽く洗うか、ぬらしたティッシュでふき取ります。 ■拾った落ち葉は押し花に 落ち葉は放っておくと丸まってパリパリになってしまいますが、いったん押し花にすると“きれい”が長持ちします。 新聞紙などの紙にはさんで重しを乗せ、1~3日ほど置いておきます。 ■Let'sアート! 何に見える? さて、押し花ができたら画用紙とボンドを用意して、Let'sアート! 葉っぱの色や形を何かに見立てて、組み合わせて。絵をつくってみましょう。 大人も頭の体操です。何に見える? いろいろ並べてみてつくりたい形が決まったら、葉の裏にちょんちょんと木工用ボンドをつけて画用紙に貼ります。 私はイチョウの葉っぱが魚のしっぽのようだと思ったので、きんぎょをつくってみました。 ほかにも顔や動物やのりものなど、見立てるものは何でもOK! 一番右は、きーちゃん作。何に見えるでしょう?(ロケットだそうです) 絵ができたら、次は額縁をつくってみます! ■紙で額縁をつくろう お気に入りの絵ができたら、お部屋に飾りましょう! そのまま壁に貼っても良いですが、額をつけるとぐっと作品らしさがアップします。 一番簡単なのは、ひと回り大きい色画用紙を絵の後ろに貼ること! 両面テープやのりで貼りつけても良いですし、角のところに切りこみを入れて絵を差し込んでもOK。 ■枝で額縁をつくろう もうひとつは、枝を使った額縁。 枝も落ち葉と同様、子どもが拾ってきたものを捨てずにとっておいたら、いつの間にかたくさん集まりました。 枝はできたら一度ゆでて煮沸消毒したほうが、あとで虫がニョロリと出てくる…といった心配がないです。 絵よりひと回り大きいダンボールと、枝を何本か用意します。 枝が長すぎる場合はカッターやのこぎりで切って、軽くヤスリをかけるとやさしい印象になります。 でこぼこしているので浮いてしまう部分もありますが、接地している部分にたっぷり木工用ボンドをぬって接着します。 枝をわざとはみ出させましたが、台などに置く場合は、天地の地の辺からは枝がはみ出ないように要注意! 壁かけにする場合は後ろにひもをつけます。 軽いので、テープでとめれば大丈夫。 乾いたら真ん中に絵を乗せて、枝の額縁の完成! 別の絵や写真に変えたくなるかもしれないので、作品は枝に乗せるかマスキングテープなどで軽く裏をとめるくらいにしておきます。 いかがでしたか? 落ち葉の絵はいつかは色あせてしまうかもしれませんが、秋にだけできる特別な遊びという感じがします。 素朴ながらに大人も楽しめるので、残り少ない芸術の秋を親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。
2018年11月27日こんにちは! そんたんママです。 寒くなってくると、温かな色が恋しくなってきますね。 渋くてやさしい自然の色と言えば、草木染め! 今回は、秋にピッタリな、うつくしいアメ色の草木染めをやってみたいと思います。 ■使うのは玉ねぎの皮! 植物であればなんでも草木染めの材料になりますが、おうちで簡単に集められる材料と言えば、やはり玉ねぎの皮! 失敗が少なくきれいに色が出るので、お料理の時、捨てずに袋に入れてとっておきましょう。 もう時期終わりですが、巨峰の皮なども捨てずにジッパーつき袋に入れて冷凍庫で集めておけば、草木染めの材料になります。 ■染められる布はこんな布 染められるのは、絹、毛、綿、麻、などの天然繊維のもの。 新しく買ったハンカチでも、ちょっと汚れてしまった白シャツや靴下でもなんでもOK! 白いハンカチは、通販などで1枚200円くらいから手に入ります。 100円均一ではガーゼハンカチも売られていますし、布屋さんに行けばさらしが売っているので、自分でカットして使っても。 今回は、比較的安価な綿のハンカチを染めたいと思います。 ■下処理をしよう よく染まるようにちょっとひと手間! 下処理をします。 草木染めは、布のタンパク質に反応して色がつきます。 絹や毛など動物由来のものは、タンパク質がすでに含まれているのでそのままでOK。 綿や麻など植物由来のものは、呉汁(一晩水につけた大豆をミキサーにかけてこし出した液)につけてタンパク質を補います。 呉汁を作るのは大変なので、市販の無調整豆乳を使っちゃいましょう。 ■下処理 1 汚れを落とす タンパク質を補う前に、まず布についた汚れやのりを落とします。 お鍋にお湯をわかしたら布を入れ、10分煮ます。 ぬるま湯に中性洗剤を入れてつけ置きでもOK。 水ですすいで脱水し、余裕があればいったん乾かします。 時間がなければ次の工程へ。 ■下処理 2 タンパク質を補う 無調整豆乳と水が1対1になるように薄めた液に、布を浸します。 まんべんなく豆乳がしみこむように、ときどき動かしながら20分間つけ置きします。 しぼって広げて乾かせば、下処理は完了! 乾燥するとパリパリになって、ほんのり大豆の香りがします。 とりあえずここまでやっておけば、後日、子どもとサッと染められますよ。 ■いよいよ染め! 材料をそろえよう 準備するのは、下処理をしたハンカチ4枚(40g)、玉ねぎの皮(40g)、焼ミョウバン(2g)。 お鍋(ステンレス製かホーロー)、菜箸とボウル(複数あると便利)、ざる、キッチンペーパー、輪ゴムやひも、スーパーボールなど丸いもの、です。 ほぼ台所にある道具でできます! 焼ミョウバンは色の定着に使います。 ナスなどの漬物の色を鮮やかにする添加物で、スーパーのお漬物コーナーで売られています。 1Lにつき2g程度必要。 玉ねぎの皮など乾燥した素材は布の重さの半分~同量。 ブドウの皮など生の素材は同量~3倍程度の量が必要だそうです。 ■模様をつけよう せっかくなので模様をつけましょう! 輪ゴムやひもで布をしばると、そこだけ白く残って模様がつきます。 一番簡単なのは、ビー玉やスーパーボールをくるんで輪ゴムでしばり、てるてる坊主にする方法。 これなら子どももできそう。 真ん中をつまんで少し下をしばり、ひもを交差するようにしばり上げたり、 三角や四角に折りたたんでしばったりしても。 さて、どんな模様が出るかな? ■染液を作ろう 玉ねぎの皮を軽く洗って鍋に入れ、ひたひたになるくらい水を入れたら、沸騰させないようにじっくり30分煮ます。 こんな感じで、お湯が深いアメ色に! 色が出たらキッチンペーパーを敷いたざるに流し込み、こして再び鍋に戻します。 これで染液のできあがり。 ちなみにカツオだしのように、たまねぎの皮も1番だし2番だしをとることができます。 一度煮た皮を再び同じ要領で煮出せば、2番液のできあがり。 微妙に違う色に仕上がるのでそれぞれ染めたり、液が足りなければ2つを合わせてもOK。 ■染液で布を煮よう しばった布を水でぬらして軽くしぼり、お鍋の染液に入れ、20分煮込みます。 同時進行で、焼ミョウバンをとかすためのお湯を用意しておきます。 ■ミョウバン液につけよう 布を煮ている間に、焼ミョウバン2gを1Lのぬるま湯で溶かして、ミョウバン液(媒染液)をつくっておきます。 染めた後に媒染液につけることで、色が定着します。 煮終わった布を水で洗って軽くしぼったら、ミョウバン液に20分つけます。 まんべんなく液が行きわたるように、時々液の中でゆすりましょう。 ■水で洗おう ミョウバン液につけ終わったら水洗いします。 ここで色が薄ければ、再び「染液で煮る」→「水で洗う」→「ミョウバン液につける」→「水で洗う」をくり返しましょう。 今回は、1度できれいに染まりました。 輪ゴムを外すと、パッと模様が浮かびあがりました! ■乾かして、完成! 脱水して乾かして、アイロンをかければ… 玉ねぎ染めのハンカチの完成です! ちなみに下2つが1番液、上2つが2番液で染めたものです。 2番液の方が黄色っぽく染まりました。個人的にはこちらが好き。 ほかにも、子どもが拾ったどんぐりを殺虫するついでにどんぐり染めや、巨峰の皮染めもやってみました。 それぞれ違った色に染まるので楽しい! いかがでしたか。 工程が多いものの、一度染めるとクセになって、いろいろな素材を試したくなってきます。 自然物で染めあがった時の、なんともいえないうれしい気持ち。 息子も最初は「なにやってるの…?」といぶかしげでしたが、輪ゴムを取って模様が浮きでた瞬間「おひさまみたい!」と驚き、一緒につくった玉ねぎTシャツを喜んで着てくれています。 植物からこんなやさしい色ができるんだということを、子どもはもちろん大人も体感できるので、ぜひこの秋親子でやってみてはいかがでしょうか。
2018年11月13日こんにちは、そんたんママです。もうすぐハロウィンですね。 ハロウィンと言えばおなじみ、かぼちゃの「ジャック・オー・ランタン」! 陶器やプラスチック製のものも多く売られていますが、今年は本物のかぼちゃで手作りしてみませんか? 今回は、おもちゃかぼちゃと家にある道具を使って、手軽にミニジャック・オー・ランタンつくってみたいと思います! ■おもちゃかぼちゃで作れる! ジャック・オー・ランタンと言うと大きなかぼちゃを使うイメージがありますが、日本では手に入りづらいですよね。 手のひらサイズのおもちゃかぼちゃなら、お花屋さんなどで300円前後で手に入ります。 色々な形がありますが、顔を彫ることを考えて、ツルッとしていて丸っこいものを選びましょう。 今回は、薄い黄色にオレンジのしましまが入ったプッチーニというかぼちゃを使いました。 ■材料をそろえよう 準備するのは、おもちゃかぼちゃ、油性ペン、果物ナイフ、カッター、スプーン、キャンドル、アルミホイルです。 専用のナイフがなくても、果物ナイフとカッターがあればOK! カッターはかぼちゃの水分で歯が痛む可能性があるので、使用後に歯がかえられるタイプのものを使ってください。 キャンドルは本物でもLEDでもどちらでも。 ■かぼちゃの中身をくり抜こう まず、かぼちゃに穴をあけて中身をくり抜きます。 穴の入り口がキャンドルよりも大きな円になるようにしてください。 かぼちゃのヘタの周りに果物ナイフで切り込みを入れます。 小さいかぼちゃは、底よりヘタの方に穴をあけた方がキャンドルの頭がぶつかる心配がありません。 今回使ったプッチーニは、熟していない柿くらいの固さでした。 手を切らないように注意してください。 なめらかな曲線を切るのは難しいので、ナイフを1回1回刺して多角形をつくるようにするとやりやすいです。 何度か切り込みを入れてヘタを引っぱると、スポっと取れます。 フタの部分はプリンを逆さにしたような形にしておくと、落ちにくいです。 ヘタをとったら、中の種と繊維をスプーンでしっかりかき出します。 子どもとつくる時はここがお子さんの出番です! ヘタについた方の種もナイフで取り除き、きれいになったら準備OK! ■顔をカットしよう 正面を決めたら、油性ペンで顔を下書きをします。 なるべく直線で大きめの形が切りやすいです。 なるほど納得、ジャックオーランタンの三角の目や鼻は直線で切りやすい! 下書きの線の外側を、カッターで刺すように切り込みます。 曲線はヘタの時と同じように、多角形をイメージして。 切り込んだところの内側を、カッターの先でチョンと引っかけて引っぱり出します。 仕上げに、細かな繊維を、アルミホイルを尖らせたものでこすって取り除きましょう。 内側がしっとりしているとカビやすいので、軽く乾燥させると良いと思います。 ■キャンドルを入れて、灯りをともそう! いよいよ点灯! 直置きが気になる方はアルミホイルを敷いて、 キャンドルを入れます。 今回は100円均一のLEDキャンドルライトを使いました。 とっておいたヘタをかぶせてフタをすれば… ミニジャック・オー・ランタンの完成です! LEDライトの頭がつかえる時や、本物のキャンドルを使う時は、ヘタは外したままにしてください。 かぼちゃは切らなければ長く持ちしますが、包丁を入れてからの日持ちは3〜7日ほど。 長持ちさせたい時は、内側に薄く漂白剤をぬって、飾る日まで冷蔵庫で保管しておくと寿命がのびます。 いかがでしたか。 小さいながらに本格派! 意外と簡単で低価格なので、お月見団子くらいの感覚で毎年手づくりするのも良いなと思いました。 ハロウィンまであともうすこし。ちょうど今時分につくってみてはいかがでしょう。
2018年10月25日こんにちは、そんたんママです。 もうすぐハロウィン! 日本でもイベントとしてすっかり定着してきましたね。 子どもとママが集まって、パーティーをするお家も多いのではないでしょうか。 今回はハロウィンで使える、子どもがワクワクするかわいいお菓子のネックレスをつくってみたいと思います! ■好きなお菓子でつくろう! キャンディレイは輸入雑貨店などで出来合いのものが売られていますが、自分でつくる利点は、好きなお菓子を入れられるところ! 飴に限らず、子どもの好きそうなもの、また年齢に適したお菓子をチョイスしましょう。 色をしぼると、統一感が出ます。 シーズンになるとハロウィンパッケージの小分けのお菓子が売っているので、そういったものを使っても良いかも。 ■材料をそろえよう 準備するのは、お菓子、包装用の大きなセロファン、リボン、はさみ、必要に応じて定規とテープです。 包装用のセロファンは100円均一で手に入ります。 なければ小さなクリアポケットを並べて代用すればOK。 ■お菓子の並びを決めよう まずお菓子の並びを決めます。 例えばゼリー、チョコ、飴 → ゼリー、チョコ、飴…というように、形や種類で順番を決めてくり返すと見やすいです。 ■セロファンとリボンをカットしよう 次にセロファンを長細くカットします。 お菓子をぐるっと巻いて余裕がある程度(10~15cm幅くらい)。 100円均一で買ったセロファンは40cm×50cm(10枚入り)だったので、3等分して13cm×50cmのものが3枚取れました。 リボンの長さはお好みですが、蝶結びする場合は20cmくらいに切っておきます。 けっこうたくさん使うので、もっと短くしてかた結びにしてもOK。 ■セロファンでお菓子を包もう 準備ができたらさっそくセロファンでお菓子を包んでいきます。 端を少し余裕を持たせてリボンを結び、お菓子を入れて、 またリボンで結び、お菓子を閉じこめます。 さらにお菓子を入れて…これをどんどん繰り返します。 テープは基本使いませんが、大きくてはみ出しそうだったらテープで裏側を補います。 端まできたら次のセロファンを重ねます。 そのままでも平気ですが、はずれそうならセロファン同士をテープで貼ってつなげてください。 セロファン同士が重なった部分をしっかりリボンでしばり、続きを入れます。 ■つなげて輪にすれば完成! 頭が入るだけの長さができたら、端と端を結びます。 セロファンの余った所をカットして、 最初に結んだリボンを一度ほどきます。 両端のセロファンを重ね合わせて、しっかりとリボンを結べば… お菓子のレイのできあがりです! 最後のつなぎの部分もテープでつなげておくとより丈夫にできます。 次は、ネックレスをたくさんつくる時のコツをご紹介します! ■ネックレスを複数個つくる時は パーティーなどで配るのにいくつかつくる時は、小分けでたくさん入っているお菓子を数種類買って、それぞれ同系色でまとめると綺麗です。 オレンジはもちろん、他の色も黒いリボンが入るとハロウィンっぽくなります! 赤と金などでまとめて、クリスマス用にしても良いですね。 もちろん、色にこだわらず色々まぜてもバラエティ感があって楽しいです。 ■リボンの代わりにビニールタイを使っても リボンが無い時やもっと簡単につくりたい時は、ビニールタイを使うのがおすすめ。 カラフルなものやキラキラなものが100円均一にたくさん入って売っているので、適当な長さにカットして、リボンのかわりにねじってとめると楽ちんです。 いかがでしたか。 日本昔ながらのものではありませんが、駄菓子屋のようなワクワク感がつまったお菓子のネックレス。 パーティーなどで用意すると華やかで子どもも喜ぶと思うので、ぜひつくってみてください。
2018年10月13日こんにちは! そんたんママです。 いつしか夜は鈴虫が鳴くようになり、秋の気配がしてきました。 9月24日は十五夜。子どもと一緒にお月見を楽しみたいですね。 お月見と言えばお団子とススキですが、ススキって意外と手に入りにくくはないですか? 今回は、ススキの代わりに身近なあの植物を使って、お月見飾りをしてみたいと思います! ■お月見のススキはなぜ飾る? そもそもススキってなんで飾るのでしょう? お月見は、もともと貴族が月を眺めて楽しんでいたものが次第に庶民に広がり、豊作を願い、秋の実りをお供えして神さまにお礼をする儀式になったものなのだそうです。 月の満ち欠けは農業に深い関わりがあり、信仰の対象だったのですね。 お団子は月に見立てて丸く、穀物の収穫に感謝してお米の粉でつくられたもの。 ススキは魔よけの意味もありますが、お団子と同じく収穫への感謝として、稲穂の代わりに飾るのだそうです。 ■町中では意外と手に入りにくい? そんな日本人にとってメジャーな植物のススキですが、子どもと「さぁお月見しよう!」となった時、意外と手に入りにくいことに気づきました。 見つけても人の敷地であったり、公共の場所に生えていてもとって良いのか微妙なところ…。 であればお花屋さんで買えば良いのですが、我が家の近くのお花屋さんには置いていませんでした。残念…! ■そんな時はねこじゃらし! ススキが手に入らない! そんな時は、代わりにねこじゃらしを飾ってみるのはいかがでしょう。 ねこじゃらし(エノコログサ)もススキも、実は同じイネ科の植物。 稲穂に見立てるにはピッタリですし、お家の敷地内に生えていることも多いのではないでしょうか。 仮に公園で子どもと摘んだとしても、大物のススキと違って怒られることはあまりないと思います。 ■ねこじゃらしを生けてみよう! さっそくねこじゃらしを生けてみましょう! 細長い花瓶が合いますが、無ければお酒などの空き瓶で構いません。 ねこじゃらしは長めに摘みます。 お花と一緒で3本や5本といった奇数がバランスがとりやすいです。 あとは好きなように生けてみましょう! カサカサなねこじゃらしですが、お水が必要なので入れてあげてください。 瓶の中に入る下の方の葉っぱは、水に浸かると腐るのでとってしまいます。 お団子と一緒に窓際に飾れば、カンタンお月見飾りの完成です! ■飾った後はドライフラワーにしてみよう ねこじゃらしは時間がたつと種がポロポロこぼれ落ちてしまうので、お月見が終ったら束ねて逆さにし、風通しの良い軒下などに3日ほど吊るしておきます。 乾燥後、軽くしごいて種を落とせば、かわいらしいドライフラワーとして長く楽しめます。 いかがでしたか。 子どもも親しみやすいねこじゃらし。 身近な素材を使って、親子でお月見を楽しんでみてはいかがでしょうか。
2018年09月20日こんにちは、そんたんママです。 今年の台風は凄まじいですね。 大型台風にはもう来てほしくないですが、しばらくは台風の季節。 自宅待機になることもあると思いますが、子どもは退屈するかもしれません。 そんな時は家にある材料を使って、昔あそびなどいかがでしょう。 今回は、室内でつくって遊べる紙相撲をご紹介します! ■材料をそろえよう 材料は空き箱、クラフト紙(大き目の封筒)、厚紙(お菓子の箱など)。 道具はのり、えんぴつ、ペン、はさみ、お皿もしくはコンパスと定規を使います。 ■土俵をつくろう まず土俵をつくります。 空き箱はお家にあるものでOK! 無地ならそのまま使っても良いですし、柄や文字が入っていたら紙を貼っても。 クラフト紙(大き目の封筒)を切って貼ると、より土俵らしくなります。 コンパスを使うのが面倒なので、手ごろなお皿を当てて円を描きます。 ちなみに正確に描きたい時は、四角の角からそれぞれ対角線をひき、線が交わった所を中心にして、コンパスで円を描きます。 さらに中心から長さを測って仕切り線を引くと、フェアな戦いになります。 (自分は面倒なので、大体真ん中のあたりに描いてしまいますが)。 ペンで清書して箱に貼りつければ、土俵の完成です! 次のページでは、いよいよ紙人形の作り方をご紹介します。 ■紙人形をつくろう 次に紙人形をつくります。力士でなくても、好きな絵を描けばでOK! お菓子の箱などの厚紙を半分に折り、折り目に背中がくるようにして横向きのキャラクターを描きます。 描けたら折り目を残して重ねてカット。 ザックリで良いですが、足の部分は大きめに。水平よりほん少しだけ角度をつけて切るのがポイント。 置いた時前のめりになって、後ろに倒れにくくなります。 切れたら体の反対側も描きましょう。 2体つくれば準備OK! ■遊んでみよう! できたら早速遊んでみましょう! <遊び方> 1、仕切り線に紙人形を置いて向い合せ、指で箱の角をトントンたたきます。 すると振動で紙人形が動きます! 2、先に倒れたり、円の外に出てしまった方が負け。 最後まで土俵に残っていた方が勝ちです。 箱の構造やたたく場所によって、ちゃんと組み合ったりどんどん離れて行ったりします。 強くたたけば良いというものでもないので、大人と子どもで優劣がつきにくい所も良いですね。 遊び方がわかったら、紙人形の大きさや形を工夫して、強いマイ力士をつくってみましょう! いかがでしたか。 台風がきて自宅で過ごす時は、安全を確認した上で、子どもと室内遊びを楽しんでみてはいかがでしょう。
2018年09月15日こんにちは、そんたんママです。 今年の夏はとくべつ暑いですね! 家ではクーラーや扇風機。外ではうちわや扇子が手放せません。 お家に古くなったうちわがあったら、張りかえてみませんか? 今回は、子どもとできる折り染めを使った、爽やかなリメイクうちわをつくりたいと思います。 ■折り染めをやってみよう まずは折り染めをやってみましょう! 用意するのは半紙(和紙や障子紙があればそちらの方が丈夫でおすすめ)、絵の具、絵の具を溶くためのお皿と筆、水です。 ■絵の具を水で溶こう まずは絵の具を水で溶いて色水をつくります。 お皿はいらないプラスチック容器などでOK。 赤、青、黄の3色あれば、混ぜてたくさんの色をつくることができます。 色の勉強にもなりますね! もちろん最初からその色の絵の具を使っても良いです。 水が少なければ濃い色。多ければ淡い色に染められます。 ■半紙を折ろう 絵の具の準備ができたら、半紙を折ります。 基本はじゃばら折り。 細長くじゃばらに折れたら、さらに三角や四角にじゃばら折りします。 あまった部分はちょこっと折りこみます。 その他どんな折り方でも構いません。色々な折り方を試してみましょう! ■半紙を色水に浸して染めよう 折った半紙を絵の具の色水に浸して染めます。 角だけ浸したり、辺を浸したり、違う色を二度づけしたり。 ちょっとの違いで色んな表情を見せてくれるから面白いです。 破けないようにそ~っと広げて、新聞紙の上で乾かします。 折り方や色の違いで、バリエーションは無限大! はまるといくらでもつくれてしまいます。 折り染めができたら、次はいよいようちわに貼っていきます! ■古くなったうちわの紙をはがそう うちわの骨は100円均一などでも売っていますが、お家に使い古したものがあればリメイクできます。 古くなったうちわを水につけて… しばらく置くと、のりが溶けてぺろんと紙がはがせます。 骨だけになりました! ■うちわに紙を貼ろう 材料は、先ほどつくった折り染め、うちわの骨、えんぴつ、はさみ、のり、霧吹きです。 ■紙をうちわの形に切りとろう 折り染めにうちわの骨を当て、アウトラインをなぞります。 一番良い部分をトリミングしましょう! 持ち手に近い部分は、骨の間から鉛筆で点を打つように印をつけます。 書いた線と点を頼りに紙を切り抜きます。 この時、点の部分はぴったりカット。線の部分は、2mmほど内側をカットします。 この形を2枚切り抜けば準備OK! ■うちわに紙を貼ろう 骨にのりを塗ります。 1本1本、塗り忘れのないように。 片面に紙を貼ります。 反対側も同様に、骨にのりを塗って、紙を貼ります。 乾けばリメイクうちわの完成です! 子どもとつくるリメイクうちわ、折り染めでなくても子どもが描いた絵を貼っても! その場合は画用紙だと重くなるので、薄めの紙がおすすめです。 いかがでしたか。 お祭りや花火大会に、子どもと一緒につくって持って。お出かけしてみてはいかがでしょうか。
2018年08月11日こんにちは! そんたんママです。 いよいよ夏休み! 小学生の子は、自由研究や工作の季節ですね。 今回は、夏の工作にぴったりの、小学生から大人までつくりがいのあるオリジナル万華鏡をつくってみたいと思います。 ■材料をそろえよう 材料はアクリル板、黒い紙、お好みの紙(装飾用)、トイレットペーパー芯、丸いクリアケース、マスキングテープ、お好みのビーズ。 道具は定規、セロハンテープ、カッター、油性ペン、えんぴつ、のりなどを使います。 アクリル板は透明な下敷きや硬質カードケースなど。 クリアケースは旅行用のアメニティ用のもので、どちらも100円均一で手に入ります。 トイレットペーパー芯を使うのに抵抗がある方は厚紙を丸めてもつくっても良いですし、ラップやキッチンペーパーの芯を使っても構いません。 ■ミラー部分を手づくりしよう 万華鏡にはいろいろ種類がありますが、オーソドックスなタイプは筒の中に正三角形の筒型ミラーが入っています。 鏡を加工するのは難しいので、アクリル板と黒い紙を重ねてミラーを再現します。 実はこのミラーのサイズ決めとカットが一番面倒なのですが、乗り切ればもうほとんどおしまいです! まずトイレットペーパー芯の円の直径を測ります。 直径に0.85をかけると中に入る正三角形の一辺が求められます。 今回使った芯は直径38mmなので「38×0.85=32.3」。 端数をとって一辺を32mmにします。 次に高さ。 ミラーが芯からはみ出ると困るので、芯の高さジャストよりマイナス5mmほどに設定します。 今回使った芯は112mmあったので、107mmにしました。 測った一辺の長さ×高さ(ここでは32mm×107mm)の四角いアクリル板を3枚分カットします。 指を切らないように注意してください。 カットしたアクリル板を1mmほど間を空けて並べ、セロハンテープを貼り、つなげます。 テープが外側になるように丸め、面どうしをしっかりと貼りあわせます。 透明な正三角形の筒ができました! 今度は黒い紙をカットします。 高さは先ほどと同じ。幅は先ほどの四角形を3つつなげて、のりしろを足したくらいの長さにします。 黒い紙で透明な正三角形の筒を巻き、テープでとめます。 おつかれさまでした! これでミラー部分の完成です! 本物の鏡には劣りますが、黒い紙と透明な板でこんなに映りこむの!? と驚きがありますよ。 次のページでは、パーツを合わせて完成させます! ■パーツを合わせて万華鏡の形にしよう 残りのパーツ、のぞき穴をつくります。 黒い紙に筒の円周を写したら、 ひとまわり大きくカットして、周りに切り込みをいれます。 真ん中ののぞき穴も切り抜きましょう。 これでパーツがそろいました! マスキングテープを使って筒にクリアケースを貼りつけます。 ふたを下側にして、開けられるようにしておいてください。 反対側から先ほどつくった三角ミラーを入れます。 のぞき穴をかぶせ、マスキングテープで貼りつければ、基本的な構造は完成。 そのままでは不格好なので、お好きな紙を貼って周りを装飾しましょう。 最後にクリアケースにビーズなどを入れ、フタを閉めれば… 自家製万華鏡の完成です!! ■色んなものを入れて楽しもう! クリアケースは開閉できるので、ビーズ以外にも色んなものを入れてみたら楽しいと思います。 光を透過するものはより鮮やかに見えるので、余ったアクリル板の切れはしにペンで色を塗ったりして入れるときれいかも! ちなみに私は レトロアートレシピvol.5 で制作したペットボトルビーズの失敗作を入れました。 いかがでしたか。 最近では材料がすべてそろった万華鏡キットなども売られていますが、自分でミラーをつくったり入れるものを考えたりすると、たくさんの発見があります。 世界にひとつだけのオリジナル万華鏡をつくってみてはいかがでしょうか。
2018年07月28日こんにちは、そんたんママです。 夏到来! 子どもが夏休みに入ると、さてこの暑い中どうして過ごそうか? と悩んでしまいますね。 お出かけやクーラーの効いた部屋に飽きたら、お庭やベランダで色水あそびなどいかがでしょうか。 今回は、身近な草花をつかって色水をつくってみたいと思います! ■草花をあつめよう ツユクサ、オシロイバナ、アサガオなど、よく色が出る草花がこの季節に咲いています。 他にもお家で栽培しているお花があったら、いろいろ集めて試してみましょう! 我が家はオシロイバナとツユクサが近所の道路に生えているので、お散歩ついでに咲き終わりを少しだけいただきました。 なお、摘んでいいお花と摘んではいけないお花があることを、お子さんにしっかり伝えてあげてください。 ■水と花を袋に入れて、もみもみ! 透明なビニール袋にお花とお水を入れて、 袋をしばったらもみもみします。 花びらから色素が出て、色水ができます。 こちらはツユクサ。 お花が少しだけの時や、色が出にくそうな時は、水を控えめにすると結果が見えやすいです。 厚手の袋だったら、綿棒で軽く叩くとよく色が出るかも。 ■色水だけ取り出そう 色が出たら花と水を分けます。袋の先を小さく切って、 水だけ別の容器に移せば… 草花の色水のできあがり! それぞれ、こんなに鮮やかな色がでました! さっそく、まぜたり薄めたりして、ジュース屋さんを楽しみましょう。 濃く色が出たときは、和紙などを浸して折染めにチャレンジしても。 我が家は、息子が「ヨーヨーにしたい!」と言ったので、色水を使ってヨーヨーをつくってみることにしました。 お次は色水ヨーヨー作りと、草花を使わない色水の作り方をご紹介します! ■色水は水性ペンでもつくれる お花がなくても、水性ペンをつかって色水をつくることができます。 紙に水性ペンで色を塗り、水に浸せばOK! ヨーヨーは、草花の色水よりこちらの方が色あせなくて良いと思います。 ■色水ヨーヨーをつくってみよう つくった色水をつかってヨーヨーをつくります。 材料は色水、ビニール袋、輪ゴム、セロハンテープです。 透明で小ぶりな袋に色水を入れたら 空気をたっぷり入れて、口をしっかりと結びます。 端のとがっているところを折って、セロハンテープでとめます。 折ることで袋がピンと張り、形も丸くなるのでヨーヨーらしくなります。 袋の口に輪ゴムをはさみ、先端どうしをしっかりと片結びします。 最後にあまった袋の端をテープでとめれば… 色水ヨーヨーのできあがりです! いかがでしたか。 水性ペンの色水はケミカルな発色で、長持ち。 草花の色水は移ろいやすく、時間が経つと色が変わってしまいですが、それも含めて自然の色の不思議さを感じることができます。 どちらもカラフル透明で、夏の暑さを忘れさせてくれるので、子どもと一緒に色の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。
2018年07月14日こんにちは! そんたんママです。 もうすぐ七夕。晴れた空を見たいですが、まだ雨の季節が続きますね。 今回は、雨の日の室内遊びとしても楽しめるにじみ絵をつかって、さわやかな七夕飾りをつくってみたいと思います! ■にじみ絵をつくってみよう まず、にじみ絵をつくります。 準備するものはキッチンペーパー、水性ペン、霧吹き(水)、下敷き。 下に敷くものは新聞紙などなんでも構いませんが、自分は繰りかえし使えてそのまま捨てられる牛乳パックを選びました。 キッチンペーパーを下敷きの上に置いたら、水性ペンで自由に絵を描きます。 ぐーりぐり。 描けたら霧吹きを使って絵を濡らしましょう。 シュッシュッ! すると水性のインクが水にとけだし、じわ~っと色がにじんできます。 ひと通り濡らしたら、洗濯ばさみではさむなどして乾かしましょう。 今度は折りたたんで色をつけてみます。 どんな模様ができるかな? インクをしみこませて広げると… こんな感じになりました。 小さい子でもできるので、いろんな色のにじみを楽しんでみましょう! ※干すとき水分が多いとインクがしたたることがあるのでご注意ください。 次はつくったにじみ絵を使って、七夕飾りをつくってみたいと思います。 ■にじみ絵を使って吹流しをつくろう 先ほどつくったにじみ絵を使って、七夕の吹流しをつくります。 材料はにじみ絵、おりがみ、ひも。はさみ、ホッチキスを使います。 おりがみを縦に4つ折りにしたら、4分の1をカットします。 4分の1にカットしたおりがみを縦半分に折り、残りも同じ幅になるように折ります。 にじみ絵をおりがみと同じ長さにカットします。 上を1.5cmくらいの幅で2回折りこみ、4分の1のおりがみをかぶせます。 残りのおりがみを垂直になるようにかさねたら、ホッチキスでとめます。 今度は下から、均等に切り込みをいれます。 おりがみの端と端を合わせて円をつくり、上にのびたおりがみをくるっとまるめたら、まとめてホッチキスでとめます。 吹流しの形になりました。 そのままでも良いですが、ぽんぽんがつくとよりかわいいです! 別のにじみ絵を4等分にカットしたら… 4枚重ねてじゃばらに折ります。 真ん中をひもでしばって、 先端を三角にカットします。 あとはお花紙と同じ要領で紙を広げていけば… にじみ絵ぽんぽんのできあがり! 先ほどつくった吹流しにぽんぽんをくくりつけます。 にじみ絵の吹流しの完成です! いかがでしたか。 淡い色合いがなんともさわやかな気持ちにさせてくれるので、この季節、子どもと一緒につくってみてはいかがでしょうか。
2018年06月30日こんにちは! そんたんママです。 梅雨、室内で子どもと何をして過ごそうか…と頭を抱える時期ですね。 今回は幼児から小学生、もちろん大人まで! 手軽につくれて家の中でも退屈しない、ビー玉ころがしをやってみたいと思います。 ■材料をそろえよう! 準備するものはビー玉、牛乳パック(1本~)、コップ、マスキングテープ、はさみです。 我が家は息子が毎日牛乳を飲むので常に資源ごみ待ちの牛乳パックがあるのですが、牛乳パックがご家庭に無かったり、乳のアレルギーがあったりする場合は厚紙で代用してください。 コップは器ならなんでも良いですが、ゴールした時音が鳴った方が気持ちがいいのでガラスや空き缶がおすすめです。 ■牛乳パックでコースをつくろう! 牛乳パックをカットして、ビー玉ころがしのコースをつくります。 綺麗に洗って乾かした牛乳パックを開き、折り目にそって4等分にカットします。 使うのはこの真ん中の4つです。 切れたら縦長に三つ折りします。定規など使うと折りやすいかも。 コの字型のパーツが4つできました! ■コースを組立てよう! さっそくコースを組み立てましょう! いきなり作りこもうとすると時間がかかって子どもの興味がそれてしまうので、どんなものかとりあえずやってみるのが良いと思います。 一番簡単なのは家の壁に直接マスキングテープでコースを貼ってしまう方法。 すべり台が交差するようにペタッと貼りつけて、ゴールにコップを置きます。 準備ができたらさっそくビー玉ころがしスタート! うまくゴールできたかな? 単純なつくりですが、これだけでも息子は興味津々。 何度もビー玉を落としては、「コップはもうちょっとこっちにおいた方がいいよ」と3歳になりに考えている様子でした。 ビー玉が途中で落ちてしまったら、コースの角度や位置を調整します。 ■コースを増築しよう! コツをつかんだらコースを増築してみましょう! 幼児は積み木や他のおもちゃと組み合わせるとアイデアが浮かびやすいと思います。 小学生だったらダンボールや空き箱を土台にして支柱を立て、独立したコースをつくっても! お次はつくり込みコースで、あったら楽しいパーツをご紹介します。 ■ビー玉ころがしであると楽しい仕掛け ビー玉ころがし工作であると楽しい仕掛けその1は、ビー玉くるくる装置! ビー玉がくるくる回ってポトン。すべり台をすべります。 まず紙皿を用意します。なければ厚紙を丸く切ればOK。 円の中心に向かって切りこみを入れ、真ん中にビー玉が通れるくらいの穴を切り抜きます。 切りこみ部分の紙を重ね合わせて、テープでとめます。 軽く傾斜ができました。 次に土台となる牛乳パックに切り込みを入れ、3cm四方くらいの窓をつくります。 窓にコの字パーツを通し、傾斜をつけてテープで固定します。 上に先ほどのお皿を乗せてテープでとめれば、くるくる装置のできあがり! あると楽しい仕掛けその2は、曲線コース。 コの字パーツの3分の2まで切り込みを入れ、重ね合わせてテープでとめます。 こんな感じに。くねくね道など、応用すれば色んな形がつくれます。 土台に牛乳パックやペットボトルを固定して支柱をつくり、パーツを組み合わせてコースにしたものがこちら。 トンネルや階段など思いつくものはなんでも取り入れて、自分だけのオリジナルコースターにしましょう! 部屋の端から端まで使ったコースなんかも楽しそうですね。 いかがでしたか。 ただ転がすというシンプルさの中に、どうしたら思った動きを実現できるか? という想像と工夫、発見がある、ビー玉ころがし。 一日中触っていられるので、雨の日に親子で熱中してみてはいかがでしょうか。
2018年06月17日こんにちは! そんたんママです。 梅雨に入る前。お天気の良い日は、外遊びをめいっぱい楽しみたいですね。 いつもの遊びに加え、昔あそびなどいかがでしょう? 今回は子どものバランス感覚を育てる、昔なつかし缶ぽっくりをつくってみたいと思います! ■材料をそろえよう 材料は空き缶、ひも、必要に応じてビニールテープとダンボール。 空き缶は飲料系だともろいので、缶詰めなどの丈夫なスチール製のものを選びます。 ひもは太目のビニールひもなど、なんでもOK! 道具はメウチやドライバーなど尖ったもの(釘でも良いです)、かなづち、はさみを使います。 ■空き缶に穴をあけよう 作り方はいたってシンプル。缶に穴をあけて、ひもを通すだけ! 穴をあける場所は缶の側面の底寄り。対角線になるように2か所あけます。 ■穴にひもを通そう あけた穴にひもを通して、抜けないように内側で結び目をつくります。 穴に通しにくい場合は、セロテープなどでひもの先をきゅっと縮めると通しやすいです。 子どもが乗った時、ウエストより下くらいに持つところがくる長さにひもを切ったら、反対側も穴に通して同じように結び目をつくります。 2つ作れば、あっと言う間に缶ぽっくりの完成です! ■缶を装飾してみよう 作り方がわかったところで、缶をかわいく装飾してみましょう! 油性ペンで絵を描いたり、紙を巻いたりして自由に飾ると良いと思います。 自分はビニールテープでぐるぐる巻きにしてみました。 装飾する場合は、穴を空ける前(ひもを通す前でも)にするとやりやすいです。 とがって危ない切り口の部分にもビニールテープを貼ります。 また、歩いた時の音が強すぎる場合は、床との設置面までおおうと音が和らぎます。 さらに、裸足で乗る時など缶のふちが足の裏に当たって痛い場合は、上の面にダンボールをあてがうと気持ちが良く使えます。 これだとお家の中でも遊べます。 巻いたビニールテープにお好みで絵を描いたり目玉をつけたりすれば、オリジナル缶ぽっくりのできあがり! ■さっそく遊んでみよう! さっそく外へ出て遊んでみましょう! 最初はバランスを取るのが難しいかもしれないので、サポートしてあげてください。 3歳の息子は缶ぽっくり初体験。 普通に立つ時とは違う感覚に、初めは真剣な表情…徐々に歩けるようになると、かぽかぽ鳴る音を楽しんでいました。 我が家はまず試作で、乗りやすいようにと低めのマグロフレークの缶でつくってみました が、ぺちゃんこすぎるとかえって乗りにくいようでした。 初心者には高すぎず低すぎず、安定しやすいパイナップル缶やあずき缶あたりがおすすめかもしれません。 いかがでしたか。 昔懐かし缶ぽっくり。うまく歩けると子どもの自信にもつながるので、お家にある空き缶でおひとつつくってみてはいかがでしょう。
2018年05月19日こんにちは! そんたんママです。 花が咲き、緑がまぶしい季節。どこかにお出かけしたくなりますね。 今時分芝の公園へピクニックへ行くと、なじみのある白い花が咲きはじめています。 今回はそんなシロツメクサの花を使って、女の子が思わずウキウキしてしまう花かんむりのつくりかたを復習したいと思います! ■クローバーの葉っぱで知られるシロツメクサ クローバーの葉っぱで知られるシロツメクサ。 昔オランダから日本へガラス器などが輸入される際、干したものがクッション材として使われており、種がこぼれて白い花が咲いたことから「シロツメクサ(白詰め草)」という名前がついたそう。 同じ形で花がピンクのものはムラサキツメクサ(アカツメクサ)と呼ばれています。 地域にもよりますが4月~8月ごろが開花期なので、これからがシーズン! 花を見つけたら、さっそく花かんむりをつくってみましょう。 ■花かんむりの作り方 <つくり方> 1、シロツメクサを両手に1本ずつ持ち、右手に持っている茎が上になるようにクロスさせます。 2、上の茎を下の茎に巻きつけて、花と花の間に茎をもってきます。 3、茎を束ねて左手で持ちます。 4、3本目をクロスさせ、巻きつけて2つ目の花と3つ目の花の間に茎をもってきて、束ねます。 これを4本、5本…と繰り返して長くしましょう! 長く編めたら輪をつくって茎でしばります。 あまった茎の束は網目のすき間に入れ込むと目立ちませんが、面倒なので何か所か茎でしばりつければ良いと思います。 幼いころよくつくったシロツメクサの花かんむり。 大人になってから改めてつくるととても新鮮! 息子より自分の方が夢中になってしまいましたが、お花のかんむりを子どもがかぶっているのを眺めたり、自分でかぶってみたりしていたら、なんだかとても幸せな気持ちになりました。 ちなみにこの編み方のかんむりは、シロツメクサの他にタンポポやレンゲなど、茎が細長くてやわらかい植物であれば同じようにつくることができます。 いかがでしたか。 シロツメクサが咲いている所は当然クローバーの葉っぱがたくさんあるので、子どもと4つ葉のクローバーを探しても良いですね。 気持ちの良い季節。野の花に触れて、心も体もリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
2018年04月28日こんにちは、そんたんママです。 待ちに待った春! 温かくになると服や髪型など、自然とおしゃれをしたくなりますね。 今回はご家庭にあるあるものを使って、親子でかわいい手づくりアクセサリーをつくっちゃいます! ■材料をそろえよう ビーズの材料はペットボトル。 その他準備するものはハサミ、カッター、油性ペン、アルミホイル、細身のゴムひも。 加熱する際にオーブントースター(もしくは魚焼きグリル)を使います。 ■ペットボトルをカットしよう ペットボトルビーズをつくる最大のポイントは 1.5Lの炭酸飲料 のものを使うこと! お茶などのペットボトルではうまくいかず、炭酸飲料でも500mlより大きいサイズの方がぐっと成功率が上がります。 使うのは主にラベルが貼ってあるフラットな部分。 上下の丸くなっている部分は使わないので、カッターやはさみを使って切り落とします。 筒状になったら、縦に切ってペットボトルを開きます。 よくみると側面に継ぎ目が2か所ほどあるので、線に合わせてカットしましょう。 円柱を半分に割った形のものができました。 切り目がでこぼこしていたらはさみで切って整えます。 ラベルをはがした後のベタベタした部分は、消しゴムでこするときれいに取れます。 ペンで描きやすいようにさらに縦半分に切ったら準備OK! ■ペットボトルに色を塗って熱を加えよう わん曲している内側に、油性ペンで色を塗ります。 油性ペンの代わりにポスターカラーを使うと不透明なビーズになります。 色が塗れたら縦2.5cm、横1cmほどの短冊状に細かくカットします(使うペットボトルによって取れる個数が変わります)。 サイズはおおよそでも良いですが、 大きすぎたり小さすぎたり切るのがななめになったりすると、うまく丸まらないことがある ので注意! はさみでちょきちょき切りわけたら…。 トースターの受けにアルミホイルを敷き、重ならないようパーツを並べます。 200度くらいに熱しておいたオーブンに入れ、20秒ほど待つと、くるり! パーツが丸まります。 高温すぎるとうまく丸まらないことがあります。 取りだす時は火傷に注意してください。 オーブンから取りだして冷ませば、ペットボトルビーズのできあがり! いくつか失敗するものも出ましたが、くるっと丸まって端と端が合わさっていれば成功です。 ■ゴムにビーズを通してアクセサリーにしよう できたビーズをゴムひもに通します。 色を塗るのはもちろん、ビーズを通すのは子どもにやってもらうと良いです。 手首の長さに合わせて結べば、かわいらしいブレスレットのできあがり! 親子おそろいで身に着けると楽しいです。 ただこのアクセサリー、普段使いするにはちょっとかわいらしすぎるかな? と思うママさん向けに、もうひとつ大人な使い方をご紹介します! ■ペットボトルビーズのアクセサリー~大人向け~ かわいいペットボトルビーズを大人向けに使うなら、ネームプレートのヒモを飾るのがおすすめ。 保育園や幼稚園で使う機会があると思うので、とびきりおしゃれにしてしまいましょう! 材料はペットボトルビーズ、ネームプレートのプレート部分、ひも(2mmくらいの太さ)、ウッドビーズ(少し大きめのビーズ)1~4個です。 ペットボトルビーズ以外すべて100円均一で手に入ります。 ひもを1mくらいにカットして、左右同じ長さになるようにネームプレートに通します。 大き目のビーズにひもを2本まとめて通して、 左右に分けて、それぞれペットボトルビーズを通します。 あればあるだけ全部通してしまっても良いですし、足りなければ少しきつめのビーズを最後に通すか、結ぶかして固定します。 2本のひもの端を結び、大きなビーズで飾れば…。 毎日の送り迎えがちょっぴり楽しくなる、ネームプレートのできあがり! もっと大人っぽくしたければ、シックな色のビーズでつくると良いと思います。 いかがでしたか。 子どもの頃夢中になったビーズ遊び。大人になっても楽しいので、ぜひ親子でつくってみてください。
2018年04月07日こんにちは! アニメーション作家のそんたんママこと、やまだそのこです。 3歳になる息子きーちゃんを育てています。 平和な性格の息子ですが、育児は人並みに大変であります。 このコラムでは、笑いあり、涙ありの育児の苦労をイラストを交えてお届けしたいと思います。 今回のお題は『はみがき』! 自分的には断トツで面倒くさい育児ランキング1位です。まずはこちらの動画をご覧ください。 ■保健師さん歯磨きアドバイスが最強だった きーちゃんが嫌がるはみがきタイムに希望が見えてきたのが、1歳半のはじめての歯科検診。 それまでにも保健センターで行われる歯のレクレーションには参加していて、「みがけないならせめて間食や甘いものは控えましょう」。と教わり安心していた母。 改めて先生に診てもらったところ、息子の歯にたくさんの歯石がついていることが判明しました。 「指導を受けたければ保健師さんに教わってください」。 とのことだったので、さっそく隣のエリアにいた保健師さんに話を聞くことに。 「口を開けないし、泣いて暴れるとみがけないんです…」。 「そういう時はこうよ!」 ガッ! と息子の腕を足で押さえつけ、指で口をこじあけてテキパキ歯をみがいていく保健師さん。 完全に技を決められた息子。 これ、今でこそ見慣れましたが初見ではビックリしました。 「は…はみがきが嫌になるんじゃないかと思ってここまでできなくて…」。 「あなた 子どものオムツが汚れていて、替えるのを嫌がったらそのままにしておくの? 泣いても暴れても替えるでしょ。なぜ歯は汚れたまま放っておくの? 」 「歯だってきれいにしなくちゃ駄目よ。そのうち『ママはボクがどうあがいても歯をみがくんだ』って観念するわ。」 「 歯がきれいになると気持ちがいいってことを、感じてもらうのよ 」。 歯がきれいになると気持ちいい。目からウロコでした。 以来、保健師さんの教えを守り、しっかり仕上げみがきすることを心に決めたのでした。 ■観念? まだまだ! さて保健師さんの言うように腕を足で固定してみましたが、結果こういう状態になりました。 初対面の保健師さんとは違い、親に対しては容赦なしです。 やはり押さえつけられるのがイヤなのか…? 「携帯ではみがきじょうずかなを観せながらみがくとやりやすいよ」。 と後日知人にアドバイスをもらったので、さっそくこれも実践。 しかしあまり興味を示さず。 そこで、動画を飛行機や電車が出てくるものに変えるといくらか機嫌が良くなり、寝る前になると「ひこーきひこーき」。と自分から横になるようになりました。 スマホを観せるのは少し抵抗がありましたが、はみがきが習慣化され始めていたのでよしとしました。 ■母の苦労は報われた? その後ほどなくしてスマホを観せるのをやめ、足ロックもやめました。 最初は大好きな飛行機が観れないとぐずりましたが、動画なしでもしぶしぶ横になるように。 付け根にあった歯石はというと、歯が伸びたせいか、3歳になった今ではすっかりわからなくなりました。 そのかわり今度は前歯に茶渋がついたり、相変わらず足が飛んで来たりと悩みはつきませんが、「今日はもうみがかなくてもいっか…」、とこちらが諦めかけると、 「はみがきしたい!」と自分から要求するようになりました。 はみがきの気持ちよさ、感じてもらえたのかな? 母の苦労は報われた…? イライラすることもありますが、こんな風にぴったり体をくっつけて歯みがきさせてもらえるのも今のうちかなぁ、としみじみ思うのでした。 (とは言え子どものはみがきをやらなくていいと言われたら、迷わず放棄しますがね!)
2018年04月07日こんにちは! そんたんママです。 春が近づいてくると、なんだか気持ちがふわふわしますね。 今回は風に乗って飛んでいきたい気分で、シンプルにどこまでも飛ぶ紙ひこうきをつくってみたいと思います! ■正方形より長方形? 「紙ひこうきなんてカンタンカンタン! 適当に折って飛べばラッキー。」ぐらいに思っていたわたくし。 おりがみでつくった飛ばない紙ひこうきで息子と遊んでいたら、旦那から厳しい指導が…。 「紙ひこうきは正方形よりも、長方形の紙でつくった方がよく飛ぶんだ!」 そんな訳でかっちゃんパパに従い、A4のコピー用紙でつくってみます。 ■よく飛ぶ紙ひこうきの折り方 まず紙をたて半分に折って開き、折り目をつけます。 上の2つの角を、真ん中の折り目にあわせて三角形になるように折ります。 大きな三角形になった上の部分を、手前に折ります。 この時、三角形ぴったりに折るのではなく、指1本分くらい下のところを折ります。 再び上の角を、真ん中の折り目にあわせて三角形になるように折ります。 小さな逆三角形が飛び出るので、上に折り返します。 さらに角を折り目に合わせて折ります。 真ん中を山折りにして、 羽を広げれば… シンプルなのにどこまでも飛ぶ! 紙ひこうきのできあがり! 軽く飛ばすと、すーーーっと水平にどこまでも飛びます。うっ美しい…! 子どもとフリスビーのようにキャッチし合うと楽しいです。 それを見た旦那からさらに指導が。 「ちょっと工夫すれば、アクロバット飛行もできるんだ!!」 ■アクロバット飛行に挑戦! 先ほどの紙ひこうきにちょっぴり手を加えて、アクロバット飛行機に改造します。 やり方は簡単。羽のお尻のところを折り目に沿って少し破き、上にそらせるだけ! 投げる時は飛行機を傾けて、左ななめ上を目指して思いっ切り飛ばします。 するとなんと! ブーメランのように飛行機が手元に帰ってきます。かっかわいい…! さらに今度は羽を一度広げて、先っぽのところを折り返します。 頭が少し重くなりました。 まっすぐでもななめ上でも、とにかく思い切り飛ばします。 するとなんと! 空中でくるっと一回転! かっかっこいい…!! まるで生きているみたいに縦横無尽に飛ぶ姿に、自分はちょっと感動しました。 ■印刷してカラフルにしても! ちなみにコピー用紙なので、印刷することもできます。 もちろん絵を描いても良いので、カラフルにしてお気に入りの機体にしちゃいましょう! いかがでしたか。 うまく飛ぶと何倍も楽しい紙ひこうき。子どもでも上手に飛ばせるので、ぜひ一緒に折って遊んでみてください。
2018年03月17日こんにちは! そんたんママです。 暦の上ではもう春ですね。とはいえ、寒い日はまだまだ家でコタツに入っていたいズボラな母です。 さて今回は、元祖家遊びとも呼べる お手玉 をつくります。そしてなんと! これが冷え性ママの助っ人にもなりますよ。 ■お手玉の形 お手玉の形はさまざま。 運動会の玉入れの玉のような「たわら型」や、2色の布でつくる「ざぶとん型」などはよく見る形だと思います。 今回つくるのは三角形のシルエットがかわいい「テトラ型」。おにぎりっぽい見た目で子ども受けが良く、部屋に置いていてもおしゃれです。 ■材料をそろえよう 材料は、綿のハギレ、あずき40g、裁縫道具です。 ■ハギレで袋をつくろう ハギレを16 cm×8cmにカットして、長い辺の端から5mmのところに縫い代の印をつけます。 生地を半分に折りたたみ、印にそって縫いあわせます。 両端が縫えたらひっくり返して 袋状になればOK。 ■あずきを入れて袋を閉じよう 開いている口の、端から15mmのところに折り目をつけておきます。 あずきを入れて、 折り目を内側に折りこみ、先ほどの縫った辺が真ん中にくるように合わせます。 口を縫いつけます。 どんな縫い方でも良いですが、糸を目立つ色にしたらアクセントになるんじゃないかなと思い、自分はブランケットステッチで縫ってみました。 テトラお手玉の完成です! ■遊んでみよう! できたらさっそく遊んでみましょう! お手玉を2つ使う遊び方がオーソドックスではないでしょうか。 <遊び方> 1、お手玉を右手と左手に1つずつ持ちます。 2、右手のお手玉を左手に向かって投げ、その間に左手に持っているお手玉を右手に持ちかえます。 3、空いた左手で投げたお手玉をキャッチ! 4、2に戻って、2つのお手玉がくるくる回るように投げ続けます。 他にも、3つ使ってジャグリングのようにしたり、複数使ってわらべ歌を歌ったりと、色んな遊び方があるので、おばあちゃんに教えてもらいましょう! 「お手玉なんて、今の子はすぐ飽きちゃうかな?」と思いつつ3歳の息子に持たせてみると、感触が気に入ったのかとても反応が良かったです! ボールのように跳ねかえってどこか行ってしまうこともないので、キャッチボールをしたり玉入れ遊びをしたり、おままごとに使ったりして楽しんでいます。 さておもちゃとして楽しめるお手玉ですが、次ページでは冷え性ママのために、ほかほかカイロに変身します! ■しっとりほかほかの「あずきカイロ」 あずきカイロ をご存じですか。 あずきを使った自然素材のカイロで、熱を加えるとあずきに含まれる水分が水蒸気となり、しっとりじんわり体を温めてくれるんです。 やり方は簡単。布袋の中にあずきを入れ、電子レンジで温めるだけ。 そう! あずきカイロとお手玉は同じ構造なのですね。 という訳でさっそく先ほどつくったお手玉を温めてみましょう! ■あずきお手玉を温めてみよう! あずきお手玉を電子レンジに入れ、500Wで30秒ほど温めます。 ▼注意点! 火傷に注意してください。 熱を加えすぎるとあずきがはぜてしまうので、低めのワット数で加熱することをおすすめします。 アクリルなどの化学繊維は加熱すると溶ける恐れがあるので、必ず綿や麻などの天然繊維100%の布を使いましょう。 あっという間にほかほか! あずきおてだまカイロのできあがりです。 冷えた手先や、目、肩、腰などに置くと、体の冷えを優しくとってくれます。 おへその下の丹田に置くのもおすすめ! 生理痛にも効果ありです。 温かさの持続は15分ほどなので持ち歩きには適しませんが、家で寝る前などに使うのにちょうど良いです。 また、温めればくり返し使うことができるので、使ったらザルに入れるなどして、風通しを良くして保管しましょう。 いかがでしたか。 子どもも大人も楽しくうれしいあずきお手玉。おひとつ作ってみてはいかがでしょうか。
2018年02月18日こんにちは! そんたんママです。 今年は寒波の影響で関東でも雪が積もり、寒い日が続きますね。 大人になった今は「寒いのはもう嫌だ! 早く暖かい春が来てほしい!」という気持ちですが、子どもの頃は霜柱や水たまりに張った氷など、大いに楽しんでいた気がします。 今回は特別な道具なしでシンプルにできる、冬の 氷あそび をやってみたいと思います! ■材料をそろえよう 材料はプラスチックの容器、ひも、ストロー、木の実や草花、水です。 ■容器に好きなものをいれよう プラスチックの容器に好きなものを入れます。 何も入れなくても良いですが、ちょっと入ると水中花のようで華やか! ■水を入れて外に置こう 容器に水を入れ、家の外の日が当たらない所に一晩置きます。 「明日の最低気温は氷点下です。」なんて予報が出ていたらしめたもの! ■朝起きたら、みてみよう 朝起きたら容器を見てみましょう。凍っているものはあったかな? 私の住んでいるところは関東の温かい場所なので、容器にたっぷり水を入れたものは凍りませんでしたが、1cmくらい水を張ったものは氷になっていました! こちらはサザンカの花びらを入れたもの。これにちょっと細工をしてみます。 ストローを押しあてて温かい息を吹きかけると、穴があきます。 穴があいたら容器から取り出して、ひもを通します。 ベランダなどに吊るせば、きれいな氷のオーナメントのできあがり! もちろん、飾らずに子どもと遊んでも! 我が家はちょっと眺めたらすぐに息子が遊びだし、氷屋さんが開店しました。 冷たい。きれい。なんで固まってるの? 不思議! 寒い日の朝、起きるのがちょっぴり楽しくなります。 外でできた氷は冷蔵庫と冷え方が違うため、透明度が高いのだそうです。 冷たい外気と水さえあればできてしまう氷あそび。 残り少なくなった冬を、子どもと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
2018年02月08日こんにちは! ものつくりが好きな主婦のやまだそのここと、そんたんママです。 前回は 「おうちで季節イベント! お手軽アートレシピ」 というコラムで、子どもとつくれるちょっぴりアートな工作をご紹介してきました。 今回は、昔あそびの楽しさを再発見! 親子で楽しめるレトロな工作ネタを、3歳になった息子きーちゃんと一緒にご紹介していきたいと思います。 どうぞお付き合いください! さてレトロなアートレシピ、第1回目は メンコ(面子) です。 おじいちゃんやパパは少年時代に競って遊んだのではないでしょうか。 上の世代と一緒にできるのが昔あそびの良いところ。さっそくつくって勝負しましょう! ■材料をそろえよう 材料は厚紙。牛乳パックやお菓子の空き箱でOK! 道具は円を描くための道具、はさみ、ボンドかテープ、絵を描くペンなどです。 ■厚紙をカットしよう 厚紙をカットします。 丸型なら直径5~15cmくらいを目安に、同じ大きさの円をたくさん描きましょう。 大きい円を描く時は、パックの折り目が中心にくるようにします。 コンパスを使うのが面倒なので手ごろなお皿やコップで代用。 下書きに沿ってチョキチョキチョキ。 牛乳パック1枚では薄いので、3枚重ねてボンド接着します。ペタリ! 大きい円の時は、真ん中の折り目が十字になるように重ねると強度が出ます。 底の四角い部分もメンコになります。 底を2枚用意して、テープで貼りあわせましょう。 ■片面を装飾しよう ペンで好きなキャラクターの絵を描いたり、プリントした絵やシールを貼ったりして片面を装飾します。 こんなのは子どもの方がガシガシかっちょいいものを描くと思います。 装飾できたらオリジナルメンコの完成です! ■遊んでみよう! さっそく遊んでみましょう! 遊びやすいルールをざっくりとご紹介します。 <遊び方> 1、地面に枠線を引くか、台を用意して、「 場 」をつくります。 2、「場」の中にそれぞれ自分の メンコを置きます 。 (投げるメンコと置いておくメンコが別にあればわかりやすいですが、なければ置いたメンコをその都度拾って投げてもOK) 3、順番を決めて、自分の メンコを地面にたたきつけ 、 ・相手のメンコを ひっくり返す ・相手のメンコの下に自分のメンコを 滑りこませる ・相手のメンコを 場の外に出す このいずれかができれば、 相手のメンコをもらう ことができます! 4、できなければ相手の番になります。このくり返し。最終的に多くメンコを取った方の勝ちです。 実は私、メンコで遊ぶのははじめて。 メンコと言えばやはり「ひっくり返す」イメージでしたが、ところがどっこいなかなかひっくり返らない! たたく角度を変えて、腕をフルスイングして…と、シンプルな遊びなのに頭と全身を使います。 遊べるようになるのはルールが理解できる幼稚園後半くらいからでしょうか。 3歳の息子は正しく遊べないながらも、「パチーン!」「パチーン!」とメンコをたたきつけるのが爽快そうでした。大人もストレス解消です。 果たして室内で、しかも安全に、ものを投げまくって怒られない遊びが他にあるだろうか! 簡単にできるのでまずはつくってみてから、より良い大きさや厚みや装飾などにこだわると良いと思います。(大きい方が威力がありました!) 今だからこそ新鮮に感じる昔あそび。一度お試しあれ!
2018年02月04日こんにちは、そんたんママです。 早いもので今年ももうすぐ終わり! 来週のクリスマスが終ればあっと言う間にお正月ですね。 お正月飾り、今年はどうしますか? 今回は、紙工作で楽しくかわいいしめ飾りをつくりたいと思います! ■材料をそろえよう 材料は紙ひも、新聞紙、おりがみ。道具ははさみ、のり、ボンド、両面テープを使います。 藁があれば良いですが手に入りづらいので、しめ縄の部分は紙ひもを編んでつくります。使う量は100円均一で売られている紙ひもの半玉くらい。 土台は買っても良いですが、自分でつくると結構感動するのでぜひトライしてみてください! ■紙ひもでしめ縄リースをつくろう しめ縄リースをつくります。 まず、紙ひもを大体同じ長さで束ねます。80センチほどの長さ(私で言うと、伸ばした腕の先から体の真ん中くらい)のひもで直径20センチのリースができます。 長さも太さもお好みですが、20往復くらい束ねました。 短く切った紙紐で、束ねた片側をぎゅっと結びます。 反対側の先の輪っかになっている部分を切ります。 紙ひもを固定します。上の輪の部分をイスなどに引っかけるとやりやすいと思います。 紙ひもの束を半分に分けたら、 両方とも右巻きにねじります。 ねじれた状態のまま、さらに2本を左巻きになるようにねじります。 端までねじれたら紙ひもで縛ります。 するとあら不思議! ねじっただけなのに解けない! (中尾さんのマフラーと同じ原理ですね!) 縄状になったらくるっと円をつくり、交差した部分を縛ります。 紙ひもの両端をきれいに切りそろえれば、土台のできあがりです! ■おりがみで飾りをつくろう 次に飾りを作ります。 新聞は中身になるので、つくるものの大きさに合わせて適量使いましょう。 新聞とおりがみをくしゃくしゃにします。 おりがみは、広げたり丸めたり揉んだりして柔らかくしておくと良いです。 くしゃくしゃにしたおりがみの裏全面に、薄くのりをつけます。 新聞紙を包んで ちぎった緑のおりがみでヘタをつければ… だいだいのできあがり! 自分でつくれる子は自分で、難しければ丸める所だけでもやってもらいましょう! 小さい子は紙をくちゃくちゃにするのが好きなので、好きなだけくちゃくちゃにしてもらいます。 おりがみの色や中の新聞の形を変えれば、結構なんでもつくれます。 お正月らしく縁起の良いものが良いですが、なんか楽しくなってきーちゃんからリクエストのあったおにぎりや、お煮しめなど色々つくりました。 次ページではお正月飾り定番の紙垂(しで)をつくって、いよいよ飾りつけます! ■おりがみで紙垂(しで)をつくろう おりがみで紙垂(しで)をつくります。 まず、おりがみを半分に切って 4分の1に折り、折り目をつけます。 折り目の所に3分の2程度切りこみを入れます。 下、上、下、と切り、切りこみの左側を谷、山、谷、と折ります。 見慣れた形になってきました。 もう半分のおりがみも同様に折り目をつけ、今度は上、下、上と切って、谷、山、谷、と折ります。 これで先ほどと対称の形になります。 2つを合わせれば、紙垂(しで)の完成です! 紅白は魔よけの意味が込められているそうですが、柄おりがみでつくって豪華にしても良さそうです。 ■しめ縄リースに飾りをつけよう! さて、パーツがそろったら土台に飾りつけます。 先ほどつくったみかんなどに加え、柄おりがみで扇もつくりました。 紙垂はおりがみそのままのサイズでは少々大きかったので、4分の1サイズにしました。 接着は両面テープとボンドのダブル使いできたら確実! テープで仮どめしつつ、ボンドでしっかり接着させます。 パーツ同士が重なる場合は、パーツ同士を接着してからしめ縄につけるとやりやすいと思います。 こんな感じで完成です! お煮しめ&おにぎりリース(題して「お煮しめなわ」! )もつくりました。きーちゃんがつくった顔のあるだいだいもついてます。 本来しめ飾りは結界の意味合いを持つ神聖なものですが、子どもとの手づくりなので、どうせならお店に売っていない面白いものになっても良いと思います。 オリジナルのものをつくれる所が紙のしめ縄リースの魅力ですが、もうひとつおすすめしたいポイントは、よく燃えること! これは私個人の思いですが、飾り終わって燃やすとき、全部燃えたら気持ちがいいなと思って。 ワイヤーやプラスチックが入っていると燃え残ってしまうので、あえて造花は使っていません。 どんど焼きも楽しい季節イベントのひとつ。 飾ったあとは近所の神社などに持って行き、さっぱり燃やして無病息災を願いましょう! いかがでしたか。 ちょうど1年前から始まったこのアートレシピの連載は、今回が最終回となります! 読んでいただきありがとうございました。 ものつくりを通して季節に触れ、少しでも子どもとの時間が充実したならうれしいです。 指スタンプがやっとだった息子も、今でははさみを使えるくらいに成長しました。 これからどんなものがつくれるようになるのかな? 母としても楽しみです。 また、来年は違った形でみなさんにお会いできることを楽しみにしています!
2017年12月21日こんにちは、そんたんママです。 もうすぐクリスマス! クリスマスソングを聴くと年末の空気が漂ってきて、なんだかウキウキそわそわしてしまいます。 お家ではリースやツリーなどもう飾りつけしましたか? 今回は、ツリーのオーナメントとして使える素朴な毛糸編みと、壁かけツリーをつくりたいと思います! ■枝と毛糸を準備しよう オーナメントは枝と毛糸でつくります。 シュタイナー教育で教わる手仕事のひとつなのですが、簡単で温かみがあってかわいらしいので、クリスマスに飾るのにぴったり! 子どもと一緒に枝を探すのも楽しみのひとつ。公園などで拾ってきましょう。 ■枝に毛糸を巻きつけよう 材料がそろったら、枝に毛糸を巻きつけます。 枝を2本クロスさせ、編み始めたい色の毛糸で結んで固定させます。 毛糸を左上から右下に持ってきて、 枝にくるっと巻いて、 右上に伸ばします。 この時ちょろっと出ている毛糸の先があったら、枝と一緒に巻いてしまいます。 枝を90度回転させて、次の枝にも同じように巻きつけます。 回転させたら次の枝に巻く、を繰り返して編んでいきます。 毛糸の色を変えたい時はカットして、 新しい毛糸で前の毛糸の先を巻き込むようにして続きを編みます。 編み進めると裏はこんな感じに。 毛糸同士を結ばなくても自然と毛糸が固定されます。 毛糸の色を変えつつ編み進めました。 枝の先まで巻いても良いですし、枝を残しても構いません。 好きなところまで編めたら、最後は毛糸を15センチほど残してカットします。 最後は上にしたい枝にくるっと毛糸を結びつけてから、 余った部分に輪っかをつくり、ぶら下げる部分をつくります。長さはお好みで。 最後にはみ出ている毛糸を切って整えれば… ぽかぽかキラキラ! 素朴なオーナメントの完成です! 途中で毛糸を変えなくても、マーブル色の毛糸を使えばカラフルにできます。 枝を3本に増やせば雪の結晶のようにも! 枝がとがっていてちょっと危ないな…と思う方や、衛生面が気になる方は、100円均一に売っているウッドスティック(アイスの棒)を使うと良いです。 お家にある割りばしや綿棒でもつくれます。 3歳くらいの子から編めますし、楽しくて大人もはまってしまうので、ぜひ親子でつくってみてください。 次のページでは、オーナメントを飾る壁かけツリーをご紹介します! ■壁かけツリーをつくろう さて、お家に立派なツリーがあれば良いですが、我が家のようにスペースが少ないお家には、飾るにもしまうにもスペースいらずの壁かけツリーがおすすめ! 布にプリントされているものも市販されていますが、今回はフェルトを使ってつくりたいと思います。 材料は100円均一で売っている大判のフェルト、ボタン。糸と針、はさみ、両面テープです。 まず、フェルトにツリーの形を下書きして、カットします。 次に、オーナメントをかけるボタンを縫いつけます。 普通のボタンでも良いですが、キノコ型の方がひっかけやくておすすめ。 ツリーにまばらに縫いつけました。 裏にはがせるタイプの両面テープを貼ります。 画鋲を使わないので小さい子の誤飲防止になりますが、壁の種類によっては塗装が剥げたり壁紙が傷ついたりする恐れがあるので、ご家庭の壁に応じて使用してください。 お家の壁に貼りつけたら、 先ほどつくったオーナメントや、市販のキラキラしたチェーンなどをボタンにひっかけて飾りましょう。 茶色いフェルトで幹をつくって、トップを飾ればできあがり! トップは星で良いと思いますが、たまたまきーちゃんが保育園でつくったダンボールのペロペロキャンディーがあったので飾りました。 お裁縫が得意な方は、フェルトでオーナメントを手づくりしても! ポケットやマジックテープをつけて、オーナメントをつけ外しできるおもちゃにしても楽しいです。 いかがでしたか。 寒い冬。あたたかな部屋の中で子どもと手仕事を楽しんで、まもなく来るクリスマスに想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
2017年12月15日こんにちは、そんたんママです。 あっと言う間に11月もおわり。クリスマスのシーズンが近づいてきました。 ツリーやリースなど、お部屋の飾りつけを始めている方も多いのではないでしょうか。 今回は、家にあるあるものを使って、温かく灯るキャンドルホルダーをつくりたいと思います! ■空き瓶をリメイク! お家に空き瓶はありませんか? キャンドルが入る口のサイズであれば、立派なキャンドルホルダーになります! ジャムや魚フレークなど、食べたら捨てずに綺麗に洗ってとっておきましょう。 ■空き瓶×レースで、影の形を楽しむ! まずは一番手軽できれいにできる、レースを使ったリメイクをご紹介。 使うのはレース、両面テープ、はさみ。 100円均一ではすでにテープがついているものも売っています。 作り方はとってもカンタン。空き瓶にレースを巻くだけ! 好きなレースを好きなように巻きます。 下の方に穴の開いたレースを巻くと、キャンドルを灯した時に綺麗な影が出るのでおすすめ! 位置を決めたらレースの穴の少ない部分に両面テープを貼って、瓶に貼り付けます。 こんな感じになりました。 キャンドルを入れて火を灯せば、影の模様が美しいキャンドルホルダーの出来上がり! LEDライトは光量が少ないので、影を楽しむなら本物のキャンドルがおすすめです。 ■空き瓶×カラーセロハンで、光の色を楽しむ! 次はカラーセロハンを使って、空き瓶をカラフルにリメイクしちゃいます。 まずは、カラーセロハンをはさみでチョキチョキカットします。 子どもははさみが持てるようになると、ひたすら何かを切りたい時期があったりするので、大人が見守り、時には手伝いながら子どもに切ってもらってもらいましょう。 セロハンが切れたらボンドを使って接着します。 ボンドが固めだったら、少しだけ水を足して筆で伸ばすといいと思います。 瓶に薄くボンドを塗って セロハンをくっつけます。 全体に貼って、乾いたらできあがり! キャンドルを灯せば、カラフルな光が広がります。 次ページでは、ちょっぴりアートな絵の具を使ったリメイクをご紹介します。 ■空き瓶×絵の具で、世界観を楽しむ! 少し手はかかりますが、絵具を使ったキャンドルホルダーも見応えがあります。 使うのはアクリル絵の具、筆、スポンジ、マスキングテープ、カッター、画鋲などです。 まず、白いアクリル絵の具を瓶の全面に塗ります。 あとで白を残すためですが、下地的な意味でも白を塗っておくと発色が良くなります。 塗れたらしっかり乾かします。 次にマスキングテープでシルエットをつくります。 幅が足りない場合はテープ同士を重ね合わせて。 下書きをして、カッターで切り取ります。 一連の家のシルエットにしましたが、もみの木や星の形など、なんでもOK! お子さんでカッターを使うのが難しければ、普通の紙をはさみで切って、裏面にテープをつけて貼り付けても構いません。 テープを先ほどの瓶に貼り付けて、 青系のアクリル絵の具をスポンジでぽんぽんぽん! 乾いたらテープをはがして 画鋲で窓や星を削ってみましょう。 こんな感じになりました。 火を灯せば、家の窓から光が漏れる、夜の景色に変身! ■小さい子でもできるよ! ちなみに2歳のきーちゃんには当然そんな高度なことはできないので、白い下地は母が塗っておき、マスキングテープは母がサポートしつつはさみで(四角に)チョキチョキしました。 絵の具は複数色があった方が楽しそうだったので、赤、青、黄色を用意。 複数色の時は色の分だけスポンジがあった方が色が混ざりすぎなくて良いです。(結局混ざりますが) 緑や金色を使うとよりクリスマスっぽくなるかも! 乾いたら画鋲で好きにガリガリしてもらい、こちらも完成! アブストラクトな感じで、これはこれで素敵な仕上がり。 こちらはLEDのキャンドルライトを入れました。 LEDの良いところは、小さい子が居ても危なくないのと、フタが閉められること! 自分でつくったのが嬉しかったのか、本人も気に入って枕もとに置いて寝るほどです。 いかがでしたか。 眺めていると心が落ち着くキャンドルの光。 なんだか特別な感じがしますし、キラキラ好きな子どもの受けも良いので、子どもと一緒におひとつキャンドルホルダーをつくってみてはいかがでしょう。
2017年12月05日こんにちは、そんたんママです。 冷たい雨続きだった10月。秋を楽しむ時間が少なかったですが、雨風が強い日の翌日は松ぼっくりが落ちていたりして、ラッキーなこともあります。 そんな訳で今回は、松ぼっくりなど身の周りで手に入る素材をつかって、クリスマスまで楽しめるリースをつくりたいと思います! ■リースは身近な素材でつくれる! リースを土台からつくるのはハードルが高いと感じがちですが、実はつる系の植物であればなんでもOK! さつまいもやアサガオ、なんならその辺の名前も知らない草でもリースをつくりことができます。 こちらは自宅の塀に巻きついていた雑草。実をつける前のヘクソカズラかな? 夏になるとわさわさ伸びるので厄介者に思われていますが、今回はこれでリースをつくってみます。 ■STEP1 葉っぱを取ろう まずは葉っぱをすべて落としてつるの部分だけ残します。 こんな感じになりました。 茎が細い場合は、数本束ねるとまとめやすいです。 ■STEP2 ぐるぐる巻こう まずは円の大きさを決めて、ぐるぐるとコードを束ねるように巻きます。 細身の場合は小さめの円がおすすめ。 途中から、円に巻きつけるようにしていきます。 先端をすき間に挟み込んで、できあがり! もうひとつ、より根っこに近い太い部分で大きいリースもつくってみます。 同じくぐるぐる束ねて、 まきまきします。 先端をすき間に挟み込んで、できあがり。 巻き方に決まりはなく、円になればなんでもOK! 乾燥するとつるがやせるので、後で木の実などを接着する場合はしっかりきつく巻くのがポイントです。 ■STEP3 乾燥させよう 軒下など直射日光や雨があたらない野外に吊るして、一週間ほど乾燥させます。 ついでに素材として使えそうなねこじゃらし(エノコログサ)やヘクソカズラの実なども逆さにして干し、虫やほこりを落とします。 ■素材の下処理をしておこう 乾いたねこじゃらしは軽くしごいて種をとると、すっきり綺麗に。 松ぼっくりやどんぐりは、虫対策のために拾ったら茹でて乾かしておきます。 乾いたらスプレーで色をつけても。 アートレシピvol.23 で下処理について紹介しているので、参考にしてみてください。 その他葉っぱや木の実など、素材になりそうなものがあったら集めておきましょう。 緑の葉っぱはしいたけを買ったら下敷きについてきました。ヒバかな? 次ページではいよいよリースをつくります! ■STEP4 自然の素材をつけよう さて、土台が乾いて素材がそろったらいよいよリースづくりです! まず細身の方から。 もともとゆるく巻いていたので、乾いてさらに軽い感じになりました。 こちらはゆるさを生かして、ヘクソカズラの実をふわっと巻いてみます。 リボンをかければ、素朴な秋色リースのできあがり! 太いリースの方はグルーガンをつかいます。 まず、葉っぱものを先につけて 次に松ぼっくりなど、大きな素材をつけていきます。 グルーガンはたっぷりと。やけどに注意してください。 お花は奇数が良いと聞くので、大きな素材を3つ、三角形になるようにつけてみます。 それから枝がついているもの、中くらいの素材、小さい素材と順番につけていきます。 松ぼっくりを基準にそれぞれ同じ素材をつけていくとわかりやすいです。 ゴールドのどんぐりも入って、できあがり! 天地は最後に、くるくる回して良いところに決めれば良いと思います。 意外とつくっていた時と逆さの方が良かったりするので面白いです。 決めたら、麻ひもなどを通してかける輪っかをつけましょう。 次のページでは、もっと手軽に子どもとつくれる、ミニリースをご紹介します。 ■ダンボールを使ってリースをつくろう 最後は、小さい子とつくるのにおすすめ! ダンボールをつかったミニリースをご紹介します。 材料はダンボール、リボン、ボンド、素材となる木の実など。 木の実が無ければボタンやマカロニをつかうのもGOOD! まずダンボールをドーナツ型にカットします。 お好きなリボンをくるくる巻いて 最後は結んで、掛ける輪っかをつくります。これでベースのできあがり。 あとはお好きな木の実を並べて、ボンドでくっつけるだけ。 ボンドをたっぷり塗って接着し、水平に置いたまましっかりと乾かせば… ダンボールのミニリースのできあがりです! 左は2歳児のきーちゃん作。 ゴールドと普通のどんぐりがあったらゴールドばっかり使いたいみたいでした。 気持ちわかるよ。 いかがでしたか。 最近は100円均一でもリースの土台や木の実が手に入りますが、自然物を探して編んで、1からつくると色々発見があって楽しいです。 できあがりも味があって愛着がわくので、ぜひつくってみてください。
2017年11月05日こんにちは、そんたんママです。もうすぐハロウィン! 仮装した子どもはいつにも増してかわいいですよね。 やる方は、どんなものにするか決まりましたか? 最近では100円均一でもコスチュームが手に入りますが、お友達とかぶったり、お店によって欲しいものがなかったりすることも。 今回は普段着に手づくりアイテムを合わせて、まだ間に合う! 簡単コスチュームをご提案したいと思います! 普段着でできそうなコスチュームを考えてみる まずもっている服でできそうなコスチュームを考えてみます。 黒無地やボーダーなど、仮に持っていなくて買ってものちのち普段着として着られるものが母としてはうれしいところ。 今回はみなさんが比較的持っていそうな黒い服をベースに、魔女っ子と黒ネコに変身してみます! 合わせるアイテムを手づくりしよう! 魔女っ子編 まずはカチューシャを使った魔女っ子リボンをご紹介。 材料はカチューシャ、フェルト、輪ゴム。道具はボンドとハサミ。 カチューシャは100円均一で、フラットなシリコン製のものを買いました。 まずフェルトを端から2、3センチのところでカットします。 こんな感じ。 大きいフェルトを、辺の長い方を下にしてジャバラに折ります。 折ったフェルトをカチューシャの真ん中にあてがい、輪ゴムでしっかりとめます。 最後に小さい方のフェルトを適当な長さに切って、輪ゴムを隠すようにとめれば… 魔女っこリボンのできあがり! 輪ゴムでくっついているので、解体すれば元のカチューシャに戻ります。 さてこれに合わせるのは黒や紺のワンピース。 ワンピースそのものがあれば良いですが、無ければ母か父のTシャツをワンピース風に仕立てます。 やり方は簡単。子どもに合わせて首回りを縮めるだけ。 子どもが着た後でも着る前でも良いですが、シャツの後ろのところをつまんで安全ピンでとめます。 後ろから見るとこんな感じ。 サイズ的に3歳くらいまでの子が限界かもしれませんが、黒シャツがあればすぐにできるのでお手軽! お家のホウキでご愛嬌、魔女っ子スタイルのできあがりです! 次のページでは、ネコ耳カチューシャで黒ネコスタイルを演出したいと思います。 黒ネコ編 ネコ耳カチューシャをつくろう 同じくカチューシャとフェルトでネコ耳もつくれます。 使うのはカチューシャ、フェルト、ボンド、ハサミ、洗濯バサミです。 黒いフェルトを4分の1(約9センチ四方)、もう1枚のフェルトをひとまわり小さい(約7センチ四方)正方形にカットします。小さい方は耳の内側なので、お好みの色でOK。 黒いフェルト2枚と、小さいフェルト1枚を使います。 小さいフェルトを三角形になるように対角線でカットします。 黒い四角の対角線にそって、三角フェルトをボンドで貼ります。 黒い四角のもう一方の対角線の、半分まで切り込みをいれます。 切りこみを入れた片側にボンドをつけて、 黒の三角同士がぴったり重なるように貼り合わせます。これで耳パーツのできあがり。 パーツを2つくったらボンドを使ってカチューシャに接着し、洗濯バサミでしっかりと固定します。 ボンドが乾いてくっつけば… ネコ耳のできあがり! 100円均一でもネコ耳が手に入りますが、手づくりの利点はデザインに自由がきくこと。 プレーンな耳や、カラフル耳、ヒョウ柄だってできちゃいます。 カチューシャが無ければリボンで代用OK。 ヒョウ柄は、フェルトにマジックでパンダの顔をランダムに描くとそれっぽくなります。 ▼つける時のポイント! 小さいお子さんにカチューシャをつける時、いきなりつけるのではなく、まずママがつけて見せてあげてください。 「なにそれ? ぼく(わたし)もつけたい!」という気にさせましょう! 耳だけでもかわいいですが、次のページでは、しっぽとおヒゲもつくっちゃいます。 黒ネコ編 しっぽをつくろう 100円均一に売っている大きいフェルトを使えば、耳をつくるついでにしっぽもつくれます。 フェルトを10センチほどの幅に細長くカットします。 半分に折り、先を輪ゴムできつくしばったら、裏返して フェルトの端をそれぞれ1センチほど折りこんで、ボンドで貼り合わせます。 乾くまで洗濯ばさみでとめれば… かんたんしっぽのできあがり! お子さんに合わせて長さを調節して、ズボンの内側に安全ピンでとめます。 もしかぎしっぽにしたければ、先を丸めた針金に綿かティッシュを巻きつけてビニール袋で包み、筒の中に入れれば良いですが、針金なしでも着てしまえば十分かわいいです。 家にある黒い服と合わせれば、黒ネコスタイルの完成です! 黒ネコ編・おまけ おヒゲをつけよう ついでにおヒゲもあるとかわいらしいですよね。 ボディペイントも良いですが、もっと身近な素材でヒゲをつくることができます。 それは、海苔! 海苔をカットして、おかゆ(ご飯を柔らかくつぶしたものでOK)をのり代わりにして顔にくっつければ、安心安全すぐ落ちる! 赤ちゃんにも使える、海苔ヒゲペイントのできあがりです。 いかがでしたか。 家にあるものでも、ちょっと小物が入るだけでかわいい仮装になります。 子どもだけでなくぜひママも。一緒にカチューシャをつけてハロウィンを楽しみましょう!
2017年10月20日こんにちは、そんたんママです。 秋まっさかり! 公園へ行くとどんぐりや松ぼっくりが落ちていて、見つけると大人もついつい拾いたくなってしまいますね。 我が家のきーちゃんも何かと宝物を拾ってきては、リスのように玄関に収集しています。 拾ったどんぐり、みなさんはどうしていますか? 今回は、なんだかじゃらじゃら貯まってきたどんぐりたちの保存方法を交えつつ、ついでにオシャレなインテリアにしてしまおうと思います! どんぐりの虫対策! 1.選別 どんぐりを家に置いておいたら、知らぬ間に虫が出ていた! なんて悲劇はよく聞きますが、できれば自分の家では起きてほしくないもの…。 拾ってきたどんぐりは、下処理しておくのがベターです。やり方は3ステップ! 1. きれいなどんぐりを選別する 2. 5分ほど茹でる 3. 2、3日空気に触れさせ、しっかりと乾燥させる この工程で仮に中に虫がいても死滅させることができるので、安心して家に飾ることができます。 まずは選別。穴の開いているものや割れているもの、水に浮くもの(軽いもの)は避け、きれいなものだけを選びます。拾う時点である程度選んでおくと良いです。 2.茹でる 次にどんぐりを茹でます。水から入れ、ふつふつし出してから5分ほど。 時間に決まりはないのですが、短すぎると中まで熱が加えられず、長すぎると皮が割れてしまうので、枝豆なんかを茹でる感覚で5分くらい。 料理用のお鍋を使うのに抵抗がある方は使い古したお鍋を工作用に回すか、100円均一などで安いお鍋をひとつ用意してみてください。 我が家は使い古したフライパン(今はきーちゃんのままごと用)を使っています。 3.乾燥させる 最後は2、3日空気に触れさせて乾燥させればOK! ちょっぴり面倒に思えますが、拾ったら選ぶ、茹でる、乾かす、を日課にすると、きれいなどんぐりだけ集まっていくので気持ちがいいです。 冷凍するもよし! 茹でるのが面倒な時や、みどりが綺麗で茹でるのがもったいないな…なんて時は、ジッパー付ビニール袋に入れて1週間ほど冷凍します。 仮に虫がいても凍って死んでしまうので、この方法でも大丈夫。 好きな入れものにどんぐりを入れよう! どんぐりが乾いたら、お好きな容器に入れましょう。色々まぜたり、種類別に分けてみたり。 たまったらリースの素材として使っても良いですし、置いておくだけでもちょっとした秋のインテリアになります。 これだけでも目に楽しいですが、次のページではどんぐりに色をつけてより華やかにしたいと思います! どんぐりに色をつけてみよう! どんぐりに色をつけます。 今回使うのはメタリック系の油性スプレー。ホームセンターや、100円均一にも売っています。 ヒビや穴はないけれど少し見栄えが悪いどんぐりたちを、空き箱や紙袋の中に入れます。 こうするとスプレーが飛び散りません。 ベランダなど通気性の良いところでスプレーを吹きかけます。 少し乾かしてから裏側にもスプレーし、全体に色がついたら箱のまま置いて、完全に乾けばOK。 全てのどんぐりを塗らなくても、ゴールドが少し入るだけでぐっと華やかになります! ちなみカラーリングは、個人的には集合体恐怖症対策にもなると思っていて。 もし茶色い粒が集合しているのを見るのが苦手でも、色つけすると不思議と嫌な気がしません。 先ほど同様容器に入れるだけでも良いですし、キャンドルを乗せれば大人なインテリアに大変身! クリスマスまで楽しめます。 いかがでしたか。 子どもと何気なく集めたどんぐり。そこから何かつくってもつくらなくても、ただ置いておくだけでワクワクする。そんな存在であればいいなと思います。
2017年10月06日こんにちは、そんたんママです。 だんだんと夜が長くなり、空気が澄んで月がきれいに見えるようになってきました。 10月4日は十五夜。 月見だんごも良いですが、今回は夜を楽しむ影遊びをご紹介したいと思います! STEP1 材料をそろえよう 材料はダンボール、ストロー、セロハンテープ。それとカッターを使います。 ストローは持ち手の部分です。 割りばしや竹串でも良いですが、小さい子が持ってはしゃぐとちょっぴり危ない気がしたので今回はストローをチョイスしました。 STEP2 ダンボールをお気に入りの形に切り抜こう ダンボールをカットして絵をつくります。 お月見にちなんでうさぎでも良いですし、車やちょうちょなどなんでもOK! 好きな絵を描いて、シルエットを切り抜きましょう。 STEP3 持ち手をつけてできあがり! カットしたダンボールにテープで持ち手をつければ… あっという間に完成です! STEP4 影を映して遊んでみよう! 人形ができたらライトをあてて影絵遊びをしてみましょう! スマホのライトでもデスクライトでもなんでも、家にあるもので構いません。 手が足りなくなるので、灯りが固定できると良いです。 懐中電灯を使うとお月さまっぽくなります。 ダイソーで買ったズームライトがなかなか良くて、綺麗なまんまるお月様ができました。 次のページでは、ちょっぴり細工を加えて動く影絵人形をつくります! さらにひと手間! 動く人形をつくってみよう さらにひと手間加えれば、動きのある人形もつくれます。 使うのは先ほどの材料プラス、ビニールタイ(パンやお菓子などをとめるネジネジ)と画鋲、竹串です。 まずパーツをつくります。 胴体と腕など、動かしたい部分を分けて切り抜きます。 この時、重なることを考えてパーツはやや長めに、先を丸く整えて切ります。 ビニールタイを4センチ程に切って、半分に折り曲げておきます。 ダンボールのパーツを重ねて画鋲で穴を空け、さらに竹串を刺して穴を広げます。 メウチやキリの代用なので、道具があればそちらでOK。 半分に曲げたビニールタイを穴に通します。 貫通したら片側を折り曲げ もう片側は開くようにして折り曲げます。 あまりギチギチにとめると関節が固くなってしまうので、ゆとりを持って。 さらにパーツの先端にも穴をあけてビニールタイを通します。 こちらは開かず2枚とも片側に折り曲げます。 折り曲げたビニールタイにストローをくっつけましょう。 ダンボールを一緒にくっつけないように注意します。 反対側も同じように腕をつければ、動く人形の完成です! 関節を増やせばより動きのある人形をつくることができます。 わたしはそんたん人形と餅をつく月ウサギをつくりました。 影絵にしなくても動く人形そのものが楽しいので、大きいお子さんは自分でつくってみたら面白いかも! いかがでしたか。 秋の夜。童心にかえり、子どもと一緒に影絵遊びを楽しんでみてはいかがでしょうか。
2017年09月30日こんにちは! そんたんママです。 もうすぐ敬老の日ですね。 子どもが産まれた瞬間に、自分の親も義父母もおじいちゃんとおばあちゃん。 孫からお手紙が届いたらきっとうれしいはず! けれど幼くて絵や文字はまだ書けない…というお子様向けに、今回はぐりぐりお絵描きをつかったメッセージカードをご紹介したいと思います。 STEP1 子どもにぐりぐりお絵描きしてもらおう! 紙とペンを用意したら、まずは思うがまま子どもにお絵描きしてもらいましょう。 息子にぐりぐりしてもらいました。 2歳なのでまだ具体的な形は描くことができません。 このままお手紙として出しても良いですが、一工夫して線を「軌跡」に見立ててみます。 例えば、「ちょうちょが飛んだ跡」「車が走った跡」「線路」など。 ここでは「タイヤの跡」と思ってみます。 STEP2 子どもの写真を切り抜こう 乗り物にまたがった子どもの写真などがあれば、プリントして切り抜きます。 サイズが合わなかったら拡大縮小コピーなどで調整して。 切り抜くとこんな感じ。 もちろんお顔が写っている写真があればその方が良いです! STEP3 絵に写真を貼ろう 線が軌跡に見えるように位置を決めて写真を貼ります。 折り曲げる必要が無ければ、厚紙に貼ったりして周りを装飾するとGOOD! さらにひとこと添えれば、ぐりぐりメッセージカードの完成です! 手ごろな写真がなければ子どもだけの写真を切り抜いて、乗り物をおりがみでつくって組み合わせてもかわいいです。 まだ絵が描けない子と言いましたが、具体的な絵が描ければお花なんか描いてもらって、子どもの写真にちょうちょの羽をつけてみても面白いかもしれません。 ちなみに自分はぐりぐりお手紙を、息子が転園する際に保育園の先生に差し上げました。 敬老の日に限らず、お世話になった方などに。子どもとお手紙を書いてみてはいかがでしょうか。
2017年09月14日