関東出身、関西在住。 2015年生まれの息子の母。 普段の我が家の様子をインスタグラムに書いています。
インスタグラムで人気のユキミさんのコミックエッセイ。息子きったんと夫との3人暮らし。
先月、息子は3年間通った幼稚園を卒園した。 (卒園式前日にこの原稿を書いています) ラスト1年となる年長時代こそだいぶスムーズに毎日登園していたものの、入園~年中の2学期終わりくらいまでは毎朝げんなりするほどの登園拒否を発動していた息子。 幼稚園から帰ってくると疲れが大爆発で不機嫌。 運動会などのイベント開催前は慣れないムードで不機嫌。 毎日 「はぁ…」 と何度もため息をつきたくなり、堪忍袋の緒がぶちぶちと切れかけそうになったが、ある言葉で3年間なんとかつなぎ留めておけた。 それは… 3年前、幼稚園の入園式にて周りの誰よりも号泣していた息子。 セットした母の髪は引っ張られグチャグチャ、スーツも我が子の涙と鼻水でグチャグチャ…。 そんな息子の対応に途方に暮れる私に先生は言った。 なにかうまくいかないことや、つまづくことがあると、 「卒園式のときは全部いい思い出になってますよ! 大丈夫」 と。 正直その時は、目の前の我が子をなんとかせねば…の一心だったため、 「思い出貯金がまた増えたっ!」 なんてポジティブには考えることはできなかったが、卒園を明日に控えた今日、思うことは1つ。 思い出がてんこもり~!!!! もう処理しきれなくて、卒園までの一週間はカウントダウンで情緒不安定だった。 そしてその思い出の中身たるやどうだろうか。 運動会やお遊戯会など楽しいことや成長したことである 「映え!」「イケ!」 な思い出はもちろんだが、 実は思い返して泣けてくることや心に残っていることって 日常の大変だったことや小さな葛藤、なかなかうまくいかなかったこと だったりする。 それらは結果だけでなくて、悩みが解決するまでの過程や、先生と一緒に乗り越えたことも思い出に含まれているから余計に泣ける。 「全部思い出」 幼稚園の3年間、この魔法の言葉に何度も助けられた。 先生、たくさんの思い出とたくさんの愛情、そして魔法の言葉をありがとうございました。 全部思い出。 育児はこの繰り返しだと思う。 そして自分の人生も。 きっと小学校でも、大変なことがたくさん待ち受けているだろう。 それも、全部思い出。 この言葉があればなんとか乗り越えられる気がしている。
2022年04月12日息子は幼稚園への行き渋りがとんでもなく激しい子だった。 母、本気で頭はげるかと思った。 年長になった今でこそ 「今日は幼稚園でどろだんご工場するわ!」 「給食はカレーだって!」 なんて楽しそうに家を出ていくが、初めの一年の行き渋りはなかなかにとんでもなかった。 例えるなら 荒ぶる大マグロ 。 両手両足、首、動かせるものは全て動かして全力で登園拒否する大マグロを、毎日教室まで抱きかかえて出荷である。 それが私たち親子の年少~年中エヴリディ。 そんな日々も年長になってすっかり落ち着いたように思えた。 のに!! 先日いきなり…。 どうやらお遊戯会で楽器を演奏する(息子は電子ピアノだった)のだが、うまくできないのが辛いのと、みんなで合わせることへのプレッシャーがあったらしい。 皆さん!! 年少の頃、あんなに毎朝号泣し、 先生に担がれて教室へ入っていた息子が…!! 母や先生の手を借りずとも自分で気持ちを切り替え、前に進みました~!! 感動!! 母に理性というものがなかったら「かっこいー!!」と声の1つや2つ張り上げたいところ!! いや、理性があるから心ででっかく叫んだよ。 帰ってからそれとなく誉めましたが、本人は「そこ、自分的にそこまで誉めて欲しいポイントじゃないんすよね」って感じで、あんまりリアクションくれなかったが。 3年間通った幼稚園も残り数週間。 母にとってはでっかい息子の成長が見れました。
2022年03月06日息子6歳。 最近「かっこいい」を意識しはじめた。 とはいえ、なんでも“形”から入るお年頃。 息子にとって、かっこいい男のマストハブになぜか「ある飲みもの」が入っているのが母は不思議でならない。 今までコーラなんか全く気にも留めてなかったのに、いきなり意識。 大人の飲み物に思えたんだろうか。 美味しい顔してない!! 離乳食のとき、初めてトマトを食べて震えてた顔と完全に一致!! 息子にとってコーラを飲めるということは「かっこいい」「イケてる」ってことなんだなぁ…と、6歳男子の美学を学んだ出来事だった。 こういう形から入るかっこよさ、嫌いじゃないので応援したくなる。
2022年02月06日日に日に寒さが増してくる今日この頃、子を持つ母の心配事がまた1つ増える季節の到来である。 息子5歳。 いまだに布団を蹴り飛ばし、身一つで寝ている。 そして私の布団の表面が冷たくて気持ちいいらしく、私のかけ布団を敷き布団にしている。 あ、もれなく母ごと敷き布団にされております~。 く…苦しい…。 しかし、私なんかぴっちり数ミリの隙間もないくらい布団にくるまってしのぎたいくらいの寒さなのに…。 息子の体感温度は一体どうなっているんだろうか。 寒い~!! って、暑いの!? 寒いの!? どっち!!! って言いたい…。 子どもって忙しい。 子の快適な睡眠は、親の快適な睡眠に直結する。 子が起きれば、隣で寝ている母はもれなく起こされる。 暑くて起こされ、寒くて起こされ…。 おかげで、母は眠ったんだか眠ってないんだかよく分からない朝を迎えている。 同じように、「暑い」も「寒い」も両方訴えてくるお子さんをお持ちの母たち、頑張ろうね。
2021年12月05日「ハンバーガーをかわいく食べるのにはどうしたらいいのか」 人生で初めて考え、そして悩んでいる。 私がそんな疑問に直面したきっかけは息子の一言だった。 某ファストフードのデリバリーを頼み、ご機嫌マックス! 親子でハンバーガーをがっついていた、だけなのに…。 え!? 5歳の息子から 「ハンバーガーの食べ方がかわいくない」 という理由で、もぐもぐタイムにストップがかかった。 え…!! 母ユキミ、わたくし34年間生きてきて 「ソースをこぼしている」 「具がはみ出ている」 という理由でのハンバーガーもぐもぐタイムストップはあっても、 「食べ方がかわいくない」 という理由でストップがかかったのは人生初である。 ショ…ショック…!! あなたからの「ごめんなさい」、その一言が余計に私をつらくさせるって知ってた!? (少女漫画のワンフレーズかな) なんかちょっと、もっともらしい方法でさらに傷つく。 でも… その後も2人で 「どうやったらハンバーガーをかわいく食べることができるのか」 談義は続き、息子の意見に反論するたび私の食べる姿がやり玉に上げられ、しまいには 「母のハンバーガーを食べるているときの目が怖い!!」 とまで言われた。 真剣に目の前のハンバーガーと向き合っているだけですううううう!!!! (やけくそ) 親子で白熱した「いかにしてハンバーガーをかわいく食べるか」討論会。 よく考えたら、5歳の息子をもつ中年がいまさら悩んだところでどうしようもないことであるし、解決案が出たところでそれを実行しよう!とはならんな…と思った。 実行したところで需要もない。 そして万が一、ハンバーガーをかわいく食べる方法が見つかったとして、それを「これからはそうやって食べよーっと!」と実行する自分、嫌である。 ということで、私はこれからもハンバーガーを食べる際は息子からどんなに「食べ方がかわいくない」と言われようとも、目の前のおいしさに向き合うことを絶対に最優先させるぞ! だって絶対に 「ハンバーガーを可愛く食べる女は地雷」!! だと思う。 これはあと10年くらい息子が歳を取ったら教えたいな、と思う母だった。
2021年11月07日5歳の息子きったん、服のサイズは110である。 それは… じゃあ110サイズの服は… 服のサイズが100センチから110センチに変わるその瞬間、 デザインが思いっきり「THE男子」 に進化する気がする。 シュッとしている。 スポーティーなスポーツウエアのような服か、大学生のミニチュア版のようなスタイリッシュカジュアル。 ゆるい動物が書かれているTシャツやトレーナー、かわいい柄のズボンは110サイズではあまり見かけない。 が…うちのお坊ちゃん…。 途端にシンプルな服ばかりになったことに大変不満を漏らしている。 わが家の5歳さん、まだ 「シンプルの美」を分かっていないんです!! くまが欲しいんです! 恐竜が欲しいんです!! なんならサメでもいいんです!!! しかし世間にはこんなにも服があふれているというのに、我が家は息子が110サイズになった途端、以前にもまして服難民になった。 もう息子の服、本当ない…。 男児の服、もう少しいろいろジャンルが増えたらいいのになぁ…。 いや、私が無知なだけで世の中はもっと広いのか? 教えておしゃれなママ!!(涙)
2021年10月03日夏といえばプールである。 息子1歳の夏に、わが家も小さいながらビニールプールを買った。 そしてこの5分後 「あっこ、でう」 そう。「抱っこ、出たい」の意、である。 ちーん。 やはり、たらい程度のサイズのプールじゃどうにも盛り上がらず、息子も楽しめないらしい。 おかしいなぁ、パッケージに描いてある赤ちゃんはあんなにも笑顔なのに…。 捨てきれない理想を抱え、どうにも諦めきれない母は 「プールする?」 と、何度か息子に声を掛けたが、彼は頑として首を縦には振らなかった。 厳しい現実である。 あぁ…わが家にも大きいプールがあればなぁ…。 そもそも猫の額ほどの庭じゃ、このたらいプールぐらいしか置けないしなぁ…。 まず庭か…庭が広ければ…。 あぁ…でもこのズボラな母に広い庭の手入れはまず無理だな…ジャングルになる…。 と心の中でぼやいていたところ、 実家に帰省の際、巨大プールが!! (※注:3年前の夏のお話です) 田舎の庭の広さはえげつないので、特大プールだってなんのその。 さすが親子、実母も私と同じ「でっかいもんが正義」な考えだったらしく、 「大きいプールなら楽しいでしょ!」と、孫を喜ばせるべく朝から巨大プールの準備をしてくれていた。 嘘…でしょ…!? プール…。 盛り上がらない理由は大きさじゃないの…? その後も一緒に入ったり、それなりに盛り上げてみるものの息子のテンションは全く上がらず、 「もういいかなぁ? お家はいりたい」 でフィニッシュを迎えた。 こんなにもプールでテンションが上がらない子どもがいるなんて…!! 衝撃である。 そして現在、息子は5歳。 今年の夏も… 息子の夏はプールではなく、涼しい部屋でブロック作りが至福の時らしい。 子どもってそんなものなのかなぁ…。 もっとこう、炎天下の中で「わーきゃー」はしゃぐものじゃないのかなぁ…。 と思ったが、そんな息子の母である私も、そういえば幼少期はそんなにプールが好きではなかった。 夏は涼しい部屋でお絵かき最高。 読書最高。 漫画最高。 夏は暑いんだから家!! と、幼いながらに心に決めていた。 なんだ。 諸悪の根源、私じゃないか。 まさに“似たもの親子”、遺伝子レベルでプールと縁がないということが分かった。 ということで、今年もわが家のプールは膨らむことはない。 多分、今年だけでなく来年もそのまた来年も膨らむことはない。
2021年09月05日人間、何かを得ると何かを失うと思う。 息子は年少さんの頃、園から帰ってくると連日荒れていた。 特に夏休み前の1ヶ月は園でプールの授業もあったためか、冷静に話もできないくらい大荒れお疲れ状態だった。 確かにこの暑さの中で一日活動していると大人でも疲れる…。 そりゃ子どもはなおのこと疲れるわな…と、毎日園から帰ってくるなり大荒れの息子を、とにかく1秒でも早く休ませることに全力を注いでいた。 そんな年少の夏から2年経った現在、年長の夏。 超ご機嫌で帰宅、なり。 そして 「今日はブロックでロボットを作ろう!」 「ねんどでかぶとむし作ろう!」 と、帰宅後ウキウキとブロックで遊んだり工作をしている。 なんということでしょう…!! 息子はこの2年で体力がつき、園から帰宅後もまだ活動できる身体と精神を手に入れていた。 5歳…すごい…!! 息子の体力&精神力アップによって、わが家の“アフター5”ならぬ“アフター3”(園から帰る時間)に平和が訪れた。 めでたしめでたし… では、終わらない!!! 平和なアフター3と引き換えに、息子が即就寝することはなくなった。 人間、何かを得れば何かを失うということをひしひしと身に染みた夏である。 この体力魔人との夏休みがどうなるのか今から怖くて仕方ない。
2021年08月01日小さい頃、どうしても買ってもらえなかった憧れのモノがあった。 あれから数十年の時が流れた今でも販売されている、アクセサリーのおまけがついた100~200円のお菓子である。 幼少期の私は、このアクセサリーにとてつもない憧れがあったのだが、どうにも母の許しが下りず買ってもらえなかった。 買ってもらえなかった理由は、当時弟がまだ小さかったので管理に目を配らせるのが大変だったか、あるいは母がアクセサリーのデザインに惹かれなかったか(笑)…なんて、親側のかる~い私情だったように思う。 それ以外のお菓子は買ってもらえるのだが、アクセサリー付きお菓子だけは買ってもらえないまま月日は流れた。 小学校5年生になった私は、初めて「おこづかい」なるものをもらえるようになった。たしか、月に1000円ほどだったと思う。 それまでは、何か欲しいものがあると小さなものでも親頼みだったが、おこづかいのおかげで自分の好きなものを自分の意思で買えるようになったのだ。 しかし、あんなに憧れていたはずの100円のアクセサリーへの想いはいつの間にか薄れ、おこづかいは別の物へ…。 私がそのアクセサリーを手にすることは、とうとうなかった。 久しぶりに目にしたそれを前に、私は昔のほろ苦い思い出をポロリと息子に漏らしていた。 5歳の息子には週に1回300円のおこづかいを渡しており、 「おこづかいでおまけ付きお菓子を買ったり、ガチャガチャをしてもいいよ」としている。 裏を返せば、「おこづかい以外でガチャガチャやおまけ付きお菓子を親が買ってあげることはない」というのがわが家のルールである。 つまり、息子にとっては貴重な300円なのだ。 例のアクセサリー付きのお菓子には「150円」の値札が。 それを買ったら息子の貴重なお小遣いは半分になってしまう。 買ってもらいましたぁぁぁぁ!! 30年経って初めて手に取った憧れのネックレス。 とってもかわいくて嬉しい!! でも何より、息子の気持ちが嬉しい!! 優しい心と、小さい頃の私をなぐさめようとしてくれる気持ちが嬉しい!! 34歳の私も嬉しくて泣きそうだけど、何より当時4歳か5歳の私も嬉しくて泣いてるよ~!! 小さい頃の母の夢をかなえてくれてありがとう~!! ちなみにこちら、どうやって5歳の息子が買ってくれたのかというと… 売り場からアクセサリー付きお菓子の箱を1つ取り 「母! ついてきて!」 と、さっそうとレジへ。 そしてレジを担当してくれた店員さんへ 「これ、母がずっと欲しかったやつなの」 と、イケメンアピールも忘れない! からの、自分の財布から100円玉を2枚出し、堂々とお会計。 そして店員さんからテープを貼ってもらったところで 「母、いつもありがとう」 とスペシャルスマイル付きで渡してくれました。 過程も含めて宝物。 ってスマン。 ここまでただの育児のろけになっている。 親バカが過ぎる。 でもわが子が愛し過ぎる。 この日の出来事はもう素晴らしすぎてオチが見つからない。 スマン。 息子の気持ちがただただ嬉しかったって日でした。 読んでくださり、ありがとうっ!!
2021年07月04日自分の好きなものが分からなくなった時があった。 息子を産んで早5年 毎日育児に追われ早5年 そんな中でふと 「あれ? 私って息子以外に何が好きなんだっけ…?」 と思ったことがある。 「好きなものはわが子です!」 大いに結構だと思う。 しかし、そんな大好きなわが子は、いずれ必ず親の手から巣立つもの。 その時自分に子育て以外に打ち込めるものがなかったら…ちと危険である。 行き着く先はもう…抜け殻よな。 廃人。 こうならないためにも、今から何か育児以外にも打ち込むものを見つけたい。 ワクワクウキウキすることを見つけたい! しかし、大人になってからワクワクウキウキを見つけるのって意外と難しい。 若い頃のようなエネルギーもなければ、盲目になれる純粋なハートもない。(悲しい…) ついでに好きなものに好きなだけつぎ込めるお金もない。 現実はちょいと厳しい。 「は~、今から好きなものを見つけるって難しいよな…」 そうボヤきながら動画サイトをながめていたある日のこと。 私が青春を捧げていた某アカペラグループのライブ動画があるではないか!! (残念だがもうこのグループは解散してしまっている) 20年経った今でもこうして見られるとは、なんてすごい時代…!! そこから当時がとてつもなく懐かしくなり、ネットで 「90年代」 「平成初期」 なんて検索をかけると、自身の小学生時代~高校生の時に好きだったものがずらずらと出てくる。 みんな身につけていたハイビスカス、 すぐに割れるでっかい鏡、 お気に入りのブランドのショップ袋、 それをもれなくサブバッグや体操着入れにしていたこと。 初めて買った二つ折りの携帯電話。 “着メロ”“デコメ”なんて、今の10代〜20代前半の子はきっと知らないだろう。 あの頃大好きだったけど、もうなくなってしまったアパレルブランドは、 最近期間限定で復活しているそうだ。 ああ… 懐かしの思い出がよみがえるわぁ…。 息子を産んでからというもの、「NOW!」が慌ただしすぎて、昔の自分がどんなものを好きだったかなんて完璧に忘れていた。 ふとしたきっかけでわが青春を思い出すことになったが、過去を振り返るのはなかなか面白い。 が… 思わず目を覆いたくなる過去も、もれなくひょっこり顔を出す。 ちなみに小学生~中学生の頃、原宿系ブランドが大好きだった私。 しかし全身揃えるお金はなかったので、近所のスーパーに入っている衣料品店の服もちょいちょい交えてのコーディネートである。 気持ち物足りないところには、無駄にバッチをつけたり、スカートを切ったり裂いたりしたところに安全ピンをつけてみたり…。 (当時は立派にカスタムと思い、私ってお洒落!と疑わなかった) あああああ…!! と、過去を思いだして、いいことばかりではないかもしれないけど…。 (私だけ?) でも、昔こんな格好してたアラサー、アラフォーママいません? いるよね? (必死) 大人になってから新しいブームを作るのもいいけど、時々は自分の昔のブームを掘り起こしてくるのも、また楽しいものである。 ということで。 現在の私の密かな趣味は、自身の青春時代のブームを振り返ること。 当時の若人の目線とはまた違った視点で過去を振り返ると、意外な発見やトキメキがあったりする。 うふふ。
2021年06月06日悪いことは言わない、おもちゃの対象年齢には素直に従った方がいい。 今ではこの持論をしっかりと心に決めている私だが、息子を出産するまではおもちゃの対象年齢など気にも止めてなかった。 しかし息子を出産して育児の現実を知ると、そのぽや~んとした考えは一変。 誤飲誤飲誤飲 とにもかくにもまず誤飲防止。 特に乳児用のおもちゃが 「〇ヶ月」 単位で対象年齢が定められている理由が分かった。 遊べる遊べない以前に、危険! 本当に。 対象年齢をちょっとでも超えたおもちゃをうっかりわが子に与えると ・細かい部品が管理できず危ない ・手の力がコントロールできないのですぐに壊してしまい危ない ・そしてケガをする などなど、あらゆる危険が潜んでいたりする。 が、いつからか 「あ、もうほとんどのおもちゃ遊べるかも」 って、対象年齢外による危険の心配がなくなる時期が来る。 ・口に入れない ・手の力加減を自分でコントロールできる ・自分で自由に手を動かせる そんなところだろうか。 わが家は3歳くらいから 「もう大体のおもちゃ大丈夫かな」 と思えるようになってきた。 小さいブロックとかね。 さかのぼること今から1年前のある日。 4歳になったの息子きったんが… また別の事故が発生してしまった…!! 「対象年齢6歳」のおもちゃに4歳が挑むと、できそうでできない…!! 私も「これくらいならいけるんじゃ?」って思ってたし 息子も頭の中で楽しく作るイメージしか湧いてなかったらしい。 しかし、2歳… この2歳の壁が大きい…!! ちなみにきったん、結構完璧主義。 できないことを「うーん」なんて穏やかにいるタイプではなく…。 自分の作りたいものがうまく作れなかったり 手が動かなかったりすると怒りだすタイプである…。 (成長とともにゆるやかにはなってるが、根本この気質変わらない) 頭では自分がスイスイとビーズを並べる姿がイメージできている分、ショックももどかしさも倍増である。 「できなくて怒る」 こういったタイプのお子さんをお持ちのお母さん。 また別の意味で、おもちゃの「対象年齢」気をつけなはれや! 本当、おもちゃメーカーさんの提示してある月齢には毎度「確かに…」と激しくうなずいてしまう。 また1つ勉強になりました。
2021年05月02日マスク生活が定着すること約1年。 息子が通う幼稚園でももちろん、毎日マスク生活である。 しかし、そんなマスク生活でちょいと困ったことが1つある。 それは… 息子の幼稚園では定期的に園児達の写真を撮ってくれて、それを幼稚園のウェブサイトから購入できることになっている。 が!! マスク!! 顔の大半がマスクでおおわれているため、わが子を見つけるのが非常に困難極まりない…!! ならば人よりちょっと目立つマスクを! しかし、こっそりと抜け駆けすべく作ったカラフルな布マスクも、アップじゃなければ意外と目立たない…。 母の下心はあっけなく崩れるの巻。 なんとかわが子の目元、雰囲気、マスク、その日の寝癖、スモックにつけたワッペンから探し出そうとするも… そんな時、目印になったあるものとは…!? そう。靴! 靴である。 わが子の足元を見るとすごーーーく分かりやすいぞ! 特に息子きったんの靴は… ご本人が選んだ、それはそれは早く走れそうな攻めたデザインの靴。 運動会や遠足の時など、カラー帽子だけじゃわが子がどれがどれだか分からん…って時にも攻めた靴はいい仕事をする。 色やら模様やら、とにかくデザインのありとあらゆる要素が視界にビシバシ入ってくる。 息子が選んだ靴が、マスク生活の今こんないい仕事をしてくれるなんて…! これから始まる新生活。 ぜひお子さんの靴にひとつ、攻めた靴はいかがですか?
2021年04月04日今からちょうど一年くらい前。 世間で「検温」が定着してきた頃の出来事である。 体温計と言えば、脇の下にはさむタイプがわが家の定番だった。 しかし、不特定多数を対象とする検温の場合、 肌が直接触れることのない非接触タイプの体温計を使うのが定番になってきた今のご時世。 しかしその形は… 非接触タイプの体温計、何かに似てません? そう! 銃!!! 非接触タイプの体温計を銃だと思いこんだ息子は、即座に 「撃たれる!!」 と思ったらしい。 銃を見て「撃たれる!」と思うなんて、どんな生活を送っとるのよ って話ですが、息子きったんは特撮が大好きなもんで…。 彼にとって銃は日常に登場するものなのです。 しかし。 「撃たれる…!!」 と思って腰が引けつつも戦闘態勢に入る勇ましさよ(笑) さすがヒーローに憧れているだけはある。 あっぱれ。 近づく銃を前に撃たれまい、と必死な息子を抱えデコを出し体温計に近づける…。 毎度なかなか大変だった。 とはいえ、そんな銃型(笑)の非接触タイプの体温計が定番化され早1年。 息子も、もう 「銃ではない、体温計である」 ということを理解し、素直にデコを出して検温されている。 そんな息子の姿を見る度 「撃たれる!」 と、震えていた時のことを思い出しマスクの下の口元がニヤッとなる。 早く「あの頃はどこへ行っても検温していたね」と、 今の日常を笑いながら思いだす日になってほしいな。
2021年03月07日息子きったん、5歳である。 何を話しても「NO!」でしか返事がない 魔の2歳児 。 ダメと言われることを分かっているのに、自分の主張をダンプカーのごとくゴリ押そうとする 悪魔の3歳児 。 ようやく息子から「いいよ~」という穏やかな返事が返ってくるようになったかと思いきや、いきなりフェイントをかまされ、結局強制的に戦争を巻き起こす 大魔王の4歳児 。 魔界の住人とは戦争が絶えない日々である。 さて。そんな成れの果て、5歳の現在は一体どうなったのか? ふん。 せっかくこちらがくたびれた三十路の脳を瞬時に回転させて出した良案も即却下ですかい。 母、少々ムッとする。 でも。 今ここで怒りに任せ 「ダメなもんはダメ!!」 と声を荒げては余計に事態がこじれる。 息子は爆泣き、私はぐったり…の修羅場となることは目に見えている。 よって良案とはいえない。 ちなみに息子きったんの性格は、「ダメなもんはダメ!」とガツン!と一発!!より とことん話し合い、本人が納得することが一番望ましい ということが、5年間毎日一緒にいる私の見解である。 理屈で説得する方が穏やかに事が収まる。 そして何より、その話し合いで出した結果に本人が納得できれば、それが彼の血肉となる。 次から同じことをやらかさないのだ。 よし。 ならば… 疲れた…。 一歩も譲る気がない5歳児相手に、お互いの意見の中間点を見つけるのも一苦労。 大人の考えを子どもが理解できるようにかみ砕いて説明するのも一苦労。 そしてこれを一日の終わりという、疲労も眠気もMAXの中で行う一苦労。 なんなら、これからまだ寝かしつけというラスト一苦労も控えてる。 一苦労のトライアスロンである。 さて。そんなトライアスロンを無事ゴールし、納得いく答えが見つかった息子は気分上々。 そんな息子を見て私も一安心。 よし、これでやっと寝れる… は? 納得…? したんじゃなかったの? おいおいおいおい、蒸し返してきましたよ。 あの話し合った数十分はなんだったのか。 あんな労力を使ったというのに、一瞬にして水の泡になったこちらの気持ち、どうしてくれるのか。 そしてこの後 「ブロックで作ったベルトをつけて寝たい事件」 どうなったかというと、だ。 気力体力ともに底をつき、息子と今一度話し合いなんかする余裕ゼロな母の 「ダメなものはダメ!!」 のガツンと一発により強制的に幕を閉じた。 結局これ。 (もちろん息子は爆泣きでした) だって寝てる時にバラバラになるの困るし バラバラになったブロックに当たったら痛いもんね、嫌だ。 しかし疲れた…。 “魔”の2歳児、“悪魔”の3歳児、“大魔王”の4歳児ときて…5歳…。 5歳も“大魔王”だわ、ちくしょうめ。 いや、一見「4歳の時より聞く耳を持ってるからなんか楽になった?」なんて気をこちらに起こさせる分、力づくでぶつかられていた時期よりちょっとたち悪いで。 頭が働く分、小悪魔か。 “小悪魔”の5歳児か。 …。 結局この話で何が言いたかったかっていうと、子の基本の性格は変わらん、ってことです。 頭に“魔”がつく幼少期を過ごした息子は、結局 5歳になっても魔界の住人である。 よく巷で聞く「天使の〇歳児」なんて我が家には都市伝説。 しかし。 家では魔界の住人な息子も幼稚園へ行くと、お友達と仲良く遊び、取り合いになった場合はおもちゃも譲り、女の子や年下の子には率先して親切にするという“天使”っぷりを見せているらしい。 おやおや? この辺りの使い分けも小悪魔っぽいなぁ…と思った。 魔の2歳児。 悪魔の3歳児。 大魔王の4歳児。 そして 小悪魔の5歳児になりました。 さぁ。6歳はどうなるんだろう。 多分まだ魔界の住人であることには間違いない。
2021年02月07日2020年、息子きったん5歳のクリスマス前。 初めてあるものを買ってみた。 アドベントカレンダーである。 12月1日からクリスマスの朝を迎える日まで。 一日一個だけ日付が書いてある箱や袋を開ける、おまけ付きウキウキカレンダーである。 初めてのアドベントカレンダー。 きったんも大好きな、世界的な人気を誇るブロックメーカーのものを買ってみた。 こちらのブロックメーカーのアドベントカレンダー。 毎日ひとつずつ開ける窓の中にはジャラジャラとブロックが入っていて 開けた窓の裏には簡易的な設計図が書いてある。 その設計図通りに組み立てていくと、一日ひとつ小さい作品が出来上がるというもの。 日によって、ツリーだったり、車だったりさまざまである。 案の定ウキウキが止まらない息子。 買ってよかった~! ・・・が! ルール! ルールよ!! アドベントカレンダーには一日一個!というルールがあるのよ!! ! 一日一個のルールを何度説明しても 「毎日少しずつの楽しみ < 今すぐ全てを手に入れたい欲」 の息子きったん。 「毎日ひとつずつなのはどうして!?」 「なんで今開けちゃだめなの!?」 「24日までに全部開けるんだから、いま全部開けたってよくない!?」 と、なんかもっともらしい理由を怒涛のごとく述べてくる5歳児。 怖いでしょ。 きったん。 怖いの、5歳児…。 そして理屈が通らないとなったら大号泣。 理屈で攻めてくるといったってまだ5歳。 最終手段は泣き落としである。 ここはまだイヤイヤ期の名残があるでやんす。 そんな息子に対し 「アドベントって…アドベントって…、そういうもんだから…!!」 としか言えず、気の利いた返し一つできない母。 反撃がしょぼい。 もう 相手を説得1本グランプリ理屈部門 だったら、5歳息子きったんに私完璧負け、よな。 なんかもう少しアドベントの意味を調べておくんだった…と思うも 「一日一個のお楽しみで、クリスマスまでをカウントダウンする」 くらいしか答えが見つからなくってさ。 もっとこうアドベントの由来たるや…って 説得感ある「決まり」 みたいなものがあるのかと…。 クリスマスの習わし、みたいな。 ううう…。 (変なとこで真面目なタイプ) だって だって こんなことが起こると思ってなかったからぁぁ!! インスタとか回りを見たら、みんな毎日一個のアドベント開封を楽しみにしてる、ってあったからぁぁ!! 一日一個日付の窓を開ける 毎日少しずつの楽しみ これ以外、アドベントのルールや醍醐味ってなくない!? アドベントカレンダーを目の前にして そして一日一個のルールを聞いた上で どうせ開けるんだったら 今すぐ全てを手に入れたい!! 全てを開封せよ!! なんて言いだす子がいると思わなかったんだよ…。 予想をはるかに上回り、母の思考回路はショートからの崩壊。 気軽に買った自分の頭を引っ叩きたい。 果たして、アドベントカレンダーの運命やいかに…? 度重なる母のにぶーい説得の結果… スキあらばその日以外の窓を狙ってる感があるものの… なんとか一日一個に持ちこたえてる。 一日一回ワクワクを届けてくれるはずのアドベントカレンダーが、わが家の場合 一日一回我慢することを覚えさせるもの となってしまった。 が。 これはこれで、息子の成長に一役かってそうなのでよい気がしてきた。 アドベントカレンダーのおかげで今年の25日の朝には 「ちょいと成長した息子」 というプレゼントがもらえそうな母である。 子の成長。何よりのプレゼント。 なんかうまくまとまった気がする。おほほ。
2020年12月22日先日、息子が5歳の誕生日を迎えた。 5歳。 あっという間やら、まだ5年しか一緒にいないのか…ってやらですな。 そんな息子について、以前 「お手伝いがブーム!」 と書いた。 今年の6月くらいに 「お風呂掃除デビュー」 を果たした息子。 お願いする回数も週1回が2回になり、3回になり…とだんだん習慣化。 ついには「お風呂掃除はきったんがやる!」と自らかって出て、 夕方になるとせっせとお風呂を掃除する日々が続いた。 夏休みの間は、毎日お風呂掃除をかかさなかった。 毎日の習慣だったはずのお手伝いに、あやしい雲行きが…? が… それが、子どもーーー 出だしはな。 好調なんすわ。 問題は続けることやで。 分かる。 分かるよ。 飽きたんだよね 風呂掃除に。 もう面白くなくなっちゃったんだよね。 2ヶ月、3ヶ月も経てば新鮮味も薄れてくるよね。 付き合い始めのカップルも3ヶ月になるとちょっと空気微妙になるもんね。 別れたりするもんね。 って、この例えはちょっと微妙? ごめん。 っと、そんな魔の3ヶ月。 分かるけど… って、子を教育する者としてはちと悩まん? このまま私の仕事に戻していいの? 気まぐれにお休みさせていいの? 子どものお手伝いに対する考え方って、 その先に何を求めるかによって違ってくると思われる。 【A】 「一度させたら本人がどうであろうと、その子の仕事にさせる、親はやらない」 家事は生活の基本。 将来のためにも今しっかり基盤を作りたい派、はこんな感じ? かしら。 【B】 「まぁ、楽しいが基本だし。やりたいときにやればいいんじゃなかろうか…」 お手伝いも遊びの一環。 やる気ない時にやらせても、子どもは嫌になってしまうよね派、はこんな感じだろうか。 ちなみに私は、お手伝いをさせるようになった当初の考えは圧倒的に前者だったが、だんだんと後者の「子どもだもんな! しゃーなし!」派になってきた。 なんでかって? スマン。 面倒くさいんじゃ。 毎日風呂掃除の度に子どもを奮い立たせて、やる気にさせて。 やる気と比例し、やや適当になっている風呂掃除の結果に言いたいことはあるけれど、そこはグッと目をつぶる。 その一連の流れで何か1つよかったところを絞りだし、明日へのやる気へとつなげる。 そんなことを毎日疲労困憊の夕方にする。 面倒くさいを飛び越して、嫌じゃ。 わしゃ嫌じゃぁぁぁぁ。 ダメ母です。スマン。 ということで。 前者の 「幼くして家事の基盤を作る」 というのは とても骨が折れることだということが分かった。 しかし世の中にはこれを毎日実践できているお母さんがいるんだよなぁ…。 すごいなぁ…。 なんならそのお母さん、うちにも来とくれよ。 だって私も毎日お風呂掃除面倒くさいもん。 やる気欲しい。 私を励まして! やる気にさせて!! よかったところ言って! 明日のために誉・め・て~っっ!!! あぁ…。 “息子が毎日お風呂掃除をしてくれる”というのは、 私にとって結構大きな助けになってたんだな…とちょっとため息が漏れた。 お手伝いブームが去った後の息子に変化が…!? 長い自粛生活から、ようやく幼稚園へ行くリズムも整ってきた2学期中盤。 お!? 「自分で自分の髪と体を洗う」 息子がまた一歩、はじめてチャレンジをしている。 しかも… できてる! できてるよ!! 頭も細かく洗えて、体を流すところまで完璧である。 おやおや、そんなに事細かに教えていないのに、 いつの間にか1人でスムーズにできるようになっているではないか! 平和~!! 戦場のバスタイムに終わりが見えてきたぞ~!! 息子は気を良くしたのか、この日から毎日自分で髪を洗い、体も洗っている。 私は歯磨きのように、仕上げすすぎをしてあげるのみ。 息子の成長を感じる。 そんな息子を見た母の本音。 ま! 徐々にね! 3歩進んで2歩戻ってきてもいいから! 3歩進んで4歩戻ってこなければいいよ! (でも私の育児多分ほとんどこっち…) と言いつつ、 こっちはお風呂掃除より長く続けてほしいなぁ…。 理由は 「私が5年ぶりにゆっくりお風呂に入れるから!!」 一択。 お風呂掃除だって、自分で髪を洗うことだって、 息子に続けてほしいと願う気持ちの根っこには 「母だってちょっとずつ楽になりたい」 って本音があるのだ。
2020年12月06日わが子が「どんな子か」を言葉で表すとしたら、なんと言うだろう。 止まらん。 かるい紹介のはずが止まらん。 今困ってること悩んでること=我が子のプロフィール になってしまう。 いや。 さすがに我が子の前では言わんけど。 これ、子育てあるあるなんじゃなかろうか。 そんな息子の紹介ワードを連ねてみるうち、ふと自分も息子にどう思われているか気になった。 なので質問してみた。 え…!! 待って待って… ほめられてる…! 私めっちゃ誉めてもらってる!! それなのに私! お母さんである私!! ちょいと! 息子の紹介、ほぼ悪口やんけ…!! こんなにも優しい言葉で母のプロフィールをまとめてくれた息子。 その息子のことを短所のオンパレードでまとめてるやんけ…!! ごめぇぇぇぇん…!!! 息子にそう学ぶ。 子どものいいところを見つける。 言うても私、今育児で疲れてるの! 子どものいいところを見つけたいけど、困ったところばっかりに目が行っちゃうのっっ!(泣) そんな現実お疲れママ。 分かる、その気持ち分かるよぉぉぉ。 人のいいところを見つけたり、ポジティブワードを発するのって、自分自身のメンタルがまずポジティブじゃなきゃできないことだよね。 その点、わが息子きったんは エヴリディポジティブ&元気ングーー! だから、人のいいところを見つけるのが得意なのかもしれない。 心も身体もお疲れ、子どものことを誉める言葉すら思いつかない。 そんなときには、無理に子どもの長所を見つけようとしてなくても大丈夫。 悩ましい一面もちょいと見方を変えてみれば、あら不思議! 短所が長所になったりするのである。 ということで、試しに冒頭の息子を紹介するネガティブワードをポジティブワードに切り替えてみた。 「敏感」→よく気が付く 「頑固」→自分の意見をハッキリもっている 「融通が効かない」→決めたことをしっかり守り通す 「やんちゃ」→エネルギーに溢れてる いかがでしょう!? 今困ってること、悩んでること、子どもの困っているところ。 中身は同じでも、視点を変えれば短所が長所に大変身! これだけでも少し日頃の育児疲れ、肩の荷が軽くなったりしま…せんか? 誰でも誉められたり、いいとこを見つけてもらえると嬉しいもの。 素直にわが子の良いところを誉めてもよし、“お困り事情”への視点を変えて誉めてもよし。 「チェンジの魔法」がかかったら、ぜひ口に出して言ってみようではないか。 きっとお互いハッピー!になれると思う。
2020年11月01日子育て中のお母さん方。 化粧…してる? って、どちらの母もちょいと聞いて。 赤ちゃんの頃はやはりどうしても化粧する時間も余裕も、そして気力も体力もなかった。 本当は丁寧にコットンやハンドプレスで行いたいスキンケアも、ボトルから手にワンプッシュ後、とりあえず肌に打ち付けりゃOK!OK!の超ザッツ(雑)。 母自身の手入れができぬ問題は赤ちゃんと暮らしている以上仕方ないと思っていた。 息子3歳頃 母のスキンケアやメイクタイムにある変化が…!? そんな生活が数年。 息子が3歳前くらいからだろうか。 母の存在が 「いるよ~」 と感じられれば、息子が後追いで泣かなくなったのだ!! 成長! 成長―――!! 赤飯っ! 赤飯炊こーーーー!! これで私もゆっくりスキンケアをして、思う存分化粧ができる…。 長かった…。 長らく枯れ果てた大地、という私の肌よ…今こそよみがえるのだ。 そう思った矢先… 息子4歳 新たなる問題が…!? わちゃわちゃのわっちゃわちゃ。 出たぞ。 でーたーぞぉぉぉぉぉ。 「なんでも母といっしょがいい期」。 ちなみにこれ、スキンケアや化粧だけではない。 掃除、洗濯、ご飯作り、仕事、などなどなど… 母がやってるもの全てにくっついてくるんだからたまらんわぁ… 「母といっしょがいい期」。 え? そんな期間聞いたことないって? 多分これ、女の子しかり男の子しかり、兄弟間でおこりがちな 「お姉ちゃん(お兄ちゃん)と一緒がいい!!」 と、なんでもかんでもちょいと目上の者のマネをしたがる感じ、と同じと思う。 この現象、兄弟がいない息子には無縁だと思っていたのに…。 息子が目の前にいる以上、ゆっくりスキンケアや化粧はまだまだできそうにない。 いやまてよ。 ここでいっちょスキンケアや化粧の楽しさを教え込めば、十数年後息子と盛り上がれるかもしれん。 十数年後の親子のコミュニケーションへ投資。 そんな考えが少々頭をかすめた。 が、今は全く人の話を聞かず、やりたい放題でしかない息子。 楽しさを教え込む前に、たぶん私の化粧品が全滅する。 「一緒に 楽しく 落ち着いて」 それが可能なのは息子が落ち着いて人の話を聞けるようになってからである。 いやあと何年かかるねん。 その頃、まだ息子が母のマネをしたがるのか…ってことを考えるとちょっと首をかしげたくなった。
2020年10月04日息子の園の休園期間は3ヶ月だった。 始めの頃こそ 「えぇっ! 今日も幼稚園お休みなのぉっ!」 と目を輝かせ、予想外の長期バケーションを満喫していた息子だったが 家にこもりっぱなしの休みが2ヶ月以上も続くと… 朝起きる時間と夜寝る時間こそはなんとか守っていたが、それ以外のダラダラっぷりたるや…。 今この状況で 「園が再開ですよー!」ってなっても、いや、ちょっと…、マジで困るで。 なんて思っていた矢先、幼稚園から6月末から登園再開のお知らせがきた。 やばい。 これはやばい。 なんとかして心のふんどしを締め直さねばならんぞ。 せめて朝、いつも幼稚園へ行くまでの身支度をするくらいには生活を戻さねば。 「もうすぐ幼稚園が始まるよ」 そのことを息子に伝えると いーつのことだか思いだしてごらーん!! あんなことこんなこと、あったでしょぉぉぉぉぉ!! 長いお休みでもお出かけが入ればちょっと身が引き締まり、習い事なども行けば自分が幼稚園生であることを思いだすだろうが、こうもずっと家にこもりっぱなしで外との接点がないと…。 息子はすっかり現実を忘れてしまったようである。 「このままでは園が始まった時、また年少さんからふりだしになってしまうのでは!?」と不安が母の頭をよぎった。 なんとかして息子に幼稚園での生活を思いだしていただきたい。 長い休みですっかり心身ともにだらけてしまった息子 幼稚園生活を思いだすには!? 息子に幼稚園での楽しい毎日を思いだしてもらいたい! そこで… 幼稚園での行事を撮り貯めたDVD! 息子の通う園では運動会やお遊戯会、他には年に数回毎日の保育の様子をプロのカメラマンさんがDVDに撮りだめてくれる。 え? なんて太っ腹な園だって? タダなわけなかろう、買うんじゃよ。 かわいい我が子見たさににホイホイ買ってしまうんじゃよ。 いぇーい! めっちゃ親バカパラダイス! ウキウキなわが子の姿ー!! とはいえプロが撮った映像はとても見やすいので大満足。 「これこれ! ●●くんときったんが一緒にお砂でトンネル作ってたんだよ」 「おもちつきしたよ! うすが重かったなぁ」(きねなと心でツッコむ母) 母は絶対に見れぬ、息子の園での普段の姿。 そして、その時々のちょっとしたエピソードを解説のように付け加えてくれる。 息子は普段、園での様子をあまり話さないのでこれがまた貴重で楽しい。 幼稚園での思い出DVDを見た息子は… 息子はすっかり楽しかった日々を思いだした。 そして園が始まるその日まで、親子で幼稚園のDVDを見て登園の日を心待ちにしていた。 ・ ・ ・ のに!! いざ当日。息子は久しぶりの幼稚園に急にしり込みしだし、玄関先で大号泣。 そして迎えのバスに乗ることを体全身で拒否。 あまりの暴れっぷりは制帽とリュックを投げ捨てる勢いだった。 いや、なんでやねん。 あんなに心待ちにしてたのに。 なんでやねん!! 育児ってさ。 どんなに完璧にシミレーションしても準備しても… 理想通りにはいかないね。 むしろ斜め上をいくことばかりだよ。 そんな現実をこの日も味わった母だった。
2020年09月06日今年の夏休みの予定はただひとつ。ステイホームである。 新型ウイルスの影響で楽しみにしていたイベントは全て中止だし、旅行に行ったって心から楽しめそうにない…。 でも1ヶ月続く 夏休み 。毎日家ばかりにいるのはしんどい。 どうにかして非日常を味わいたいものである。ならば… ■毎日、家のなかにいるのが退屈なら… そうだ 別荘 ! 別荘をたてよう! 別荘なら家族だけのプライベート空間、脱3密がかなうだけでなく、圧倒的な 非日常感 も手に入れられる。 なら建てる。 「誰がなんと言おうと別荘ですけど?」と言いたいが、このまま別荘ワードをゴリ押していくと、この先ツッコミが追いつかないうえにキリがないので、 わが家の別荘とは「子ども用の 室内用テント 」だと、このへんでぶっちゃけさせていただく。 このテント。息子が1歳くらいのときに行った某北欧家具倉庫にて、あまりの価格の安さに飛びついたはいいものの、なかなか広げる機会がなく、今日の今日まで、しまいっぱなしになっていた。 それがこの連日の「ステイホーム生活」を機に、3年のときを経て、ようやく日の目をみた。 息子もとても楽しそう。 ■室内用テントで非日常を味わおう! 単純だが、子どもにとってはいつもの遊びをテントの中、 自分だけ のマイハウスでおこなうというだけで、 とても 特別感 のあふれるひとときになる。 確かに私も小さいころ、自分だけの家がほしかった。今は2,000円でその 夢がかなう のだから素晴らしい。 ちなみに「非日常を味わうために室内用テントで遊んでいる」と聞くと… 「なら、 屋外用テント を張ったほうがよくない?」という意見が出るかもしれない。 たしかにその方がよっぽど非日常が味わえる。 だが、わが家の近所は非常に人通りが多い&夜中でもそこそこ明るい。庭にテントをはって、そこに寝泊まりしている光景は、道行く人々に丸見えである。 ちょっと怪しい…。運が悪ければ、通行人に不審がられてしまうかもしれない。 なのでわが家は、非日常を家の中で楽しめる屋内用テント派だ。 ただ、おうち用テントを楽しむとき、実はある注意点が… ■室内とはいえ熱気がこもってしまう… 暑い のだ。一応、屋根の部分が数ヶ所メッシュになっているが、とにかく暑い。 多分この中でアイスなんぞ食べようものなら、あっという間に液状化。 なんなら、人も汗とアイスとともに、液状化してしまいそうな気分になる。ちょっとそれぐらい暑い。 もしこの記事を読んで 「わが家もテントを買ってみようかな!」 「たしか押し入れあったかもー! 出してこよー!」 なんて、 屋内テントで非日常 を味わおうと意気込んでらっしゃる方がいましたら、ひと言… 「お子さんの 熱中症 だけには気をつけて!!」 こまめな 水分補給 、こまめなテント内の 換気 は必須。とはいえ、この暑さだけに気をつければ、とても楽しい屋内テント。 ぜひ、おうちにいながらかなう非日常を手に入れてみてくだされ~! ちなみにこのテントの中。 適度な狭さと防音で大人もけっこう落ち着きます。 私、この中でランプの明かりを灯しながら読書とかしたいもん。 もちろん涼しくなってからですが。 今の時期は、室内テントの中でランプを灯しながらの読書は我慢大会でしかないですが…。
2020年08月02日家庭菜園 をはじめた。 きっかけはもちろんステイホームである。われながら非常にベタな世の流行にのっていると思う。 ■家族の話題の中心は家庭菜園! といっても、そんな本格的なものではない。 自粛中 でホームセンターに行けなかったのもあり、わが家の家庭菜園のラインナップは非常にショボ…素朴である。 買いだしに行ったスーパーで、入り口でひっそりと売られていたミニトマト、オクラ、シソ、バジルの苗。それに、玄関の収納に2年弱放置されていたミニひまわりの種。 それらを、これまた庭に数年放置してあったプラスチック製のプランターに植えた。 4歳息子も一緒に作業をし、家族3人で協力してできた家庭菜園は素朴ながらなかなかのものだった。 家庭菜園を始めてから、家族間での会話のネタはもっぱら野菜たちのことだった。 息子は 毎日の水やり を「自分の仕事!」と張り切り。普段あまり浮足だつことのないクールな夫も、出勤前にちょいと拝見、帰宅後もちょいと拝見、とこまめに家庭菜園の成長を見守っている。 そんな家族の姿はとてもほほえましかった。 ステイホーム がきっかけの家庭菜園がもたらしたわが家への活気。 この家族一丸で作った家庭菜園に、私は、とある夢を見た。 ■母の家庭菜園への妄想は止まらない! 無農薬の野菜、あふれる四季折々の花々。 小さいながらも幸せがいっぱいのわが家の庭。 そこにあふれる大輪の花のような 家族の笑顔 。 これだ! ひっそり家庭菜園から、イングリッシュガーデンに進化させるのだ!! 庭から始まるキラキラしたわが家! フゥー!! 母の 張り切りと妄想 は止まらず、その日、即「憧れの庭」「家庭菜園」なんて本をポチッとしたのは言うまでもない。 しかしその後、家庭菜園への情熱はというと… まず1番に息子の熱が冷めた。 子どもはどうしても 飽きっぽい 生き物である。息子の家庭菜園への熱は、野菜たちの成長と比例し、いつの間にか冷めていた。 そして母も… ■庭に食べられる野菜があるって便利! おしゃれで丁寧な庭より、ザッツ(雑)で手軽ちょいと 便利な家庭菜園 派、にすっかり落ち着いた。 あの数ヶ月前のいきおいは世の自粛ムードとともにすっかり風化してしまったようだ。 こうしてわが家の 家庭菜園ブーム はすっかり下火になったかと思ったが… ここに! まだブームの冷めぬ者がいた! ちなみに 夫は凝り性 であり、ハマると長い。ブームをこえるとそれが彼の日常のひとつになるのだ。 私が勢いで買って無駄にしたかのように思えた本も、彼が野菜の苗を目の前にして、黙々と目を通している。 わが家の家庭菜園は子1人、大人1人の脱落により、夫の独壇場となった。 とはいえ、私は何もせずとも、いつでも安定したミニトマトやシソなどのちょっとした野菜の供給が得られるので、 夫の独壇場 家庭菜園 大歓迎である。
2020年07月05日4歳の息子はお手伝い、 家事 が好きだ。とくに水仕事が好きなようなので… ■4歳児がひとりでお風呂掃除できる? この2つは息子の担当。 米とぎ はお米をジャーに入れるまでは私がやり、米をとぐ、といだ米に水を入れる、などは息子に任せている。 お風呂掃除 はスタートからゴールまで、すべての工程を息子が担当だ。 4歳児がひとりでお風呂掃除。掃除の仕上がりはもちろん完ぺきではない。 ので… 息子が終わったあと、母チェックが入る。 一生懸命やってくれたことを知っている分、嫁をいびる鬼姑のようなチェックを入れるのはなんとも心苦しい。 だが、ここでチェックをおこたると「汚れがちょっと…」な風呂に入ることになるので、苦しくても やんわりチェック を入れることは必須だ。 「それなら最初からついていて、その都度、ちゃんと言ってあげたら?」という考えもあるかもしれないが、私自身が作業の途中で細かく監督するのが苦手である。 息子もやっている最中にあれこれ 口を出されたくない タイプらしいので、わが家の場合は事後チェック派だ。 息子に何か お手伝い をしてもらうときは危険がないものに限り、まず一度かるくお手本を見せたら、そのあとはがっつり任せている。 しかし。この日は「もう1回やる!」と前向きな息子だったが、こんな日ばかりではない。 ■子どもの素直な向上心に感心! 素直になれなくて…なんて日もある。 こんなとき以前は、息子に気づかれないよう高速でこっそり やり直し ていた。 でも最近は… 健康への害が考えられない限り(食器洗いで洗剤がたくさん残ってる…など) こんなときはやり直さずに、そのまま本人に気づいてもらうことにしている。 ここで素直に気づいて「どうしたらいいかな?」と聞けるのが、子どもの素晴らしいところだと思う。 その素直な心に乾杯! だってこれ、 夫 に同じこと言ったらさ… ■時間はかかるし完ぺきにはできなくても… 息子とは違って、おだやかには終わらないと思うんだよね〜。 怒ってはいないけど、なんだか 不穏な空気 になるやーつ。 「せっかくやったのに感」だされて、こっちが悪者になるやーつ。 私にとっては、子どもより大人に伝える方が難しい。 そんな現在、 お手伝い&家事ブーム の息子。 4歳と一緒に家事をするのは、「効率」という点を見たら正気の沙汰とは思えぬくらい 手間 だらけである。 でも、息子が「お手伝い楽しい!」と思えるうちに母の姿を見てもらい、家事を身につけられたら…と思っている。 だって… 4歳児と一緒にやると時間は何でも2倍、疲労は3倍かかる。 だけど、子どもが素直に母の言葉に耳を貸してくれる日はきっと短い…と、私は思う。 いざ10年後、14歳の息子に家事を教えようと思ってもきっと「うるせーババァ」なんて、イヤな顔をされてしまいそうで…。 息子14歳か…。そのときに少しでも彼の 身について いれば、と願い。 母は今日も4歳息子と 一緒に家事 をする。
2020年06月28日丸3ヶ月という息子の長い 休園生活 。毎日の楽しみは息子と一緒に、大好きな 特撮ヒーロー をゆっくり見ることだ。 ■テレビを見ていると縮まる息子との距離 すっかり2人で夢中になる。 息子は テレビ を見ている最中、隣同士に座っていても、大体いつの間にか私のひざに座ってくる。 そして夢中になってくるとだんだんと… 技をかけられた。 息子はテレビを見ているとき、どうしても体が動きがちになる。 それでも息子の目だけは、しっかりとテレビに向いている。 ■ついに母の頭までのぼってくる息子 …見えぬ!! 母は見えぬが、息子の目はしっかりテレビである。 アクロバティックだがとても くつろいでいる様子 の息子。でも母だって… たった5分の間によくぞここまでグルグルと体勢を変えられるよな…と思うが、息子本人は落ち着いて、真剣に見ているようである。 信じられない。 でも母だって 落ち着いて 見たい! 息子の体勢が気になって、テレビの内容がまったく頭に入ってこない! もう息子が 寝たあとにゆっくり 見ようかな…とも思ったが。 家族がみんな寝たあと、夜な夜な特撮ヒーローを真剣に見る自分の姿を想像すると、ちょっとシュールなのでやめておく…。
2020年06月07日たまには外でお昼ごはんを食べようと思った。 とはいっても、どこかお店へ食べに行くのではなく、いつもの昼ごはんを庭先で食べようというだけだが… ■息子の目の前を横切ったものは!? 息子は「ぴくにっくだね!」と、とてもよろこんでいる。 昨夜の残り物のお好み焼き …という、ちょっとしょぼくれた昼食が お外で食べる という特別なスパイスによって、思わぬごちそうになった。 こんなによろこんでくれるなら、明日から晴れた日はお昼を外で食べてもいいなぁ、なんて思っていた瞬間… ハチ!! 春にあらわれるハチ…といったら…! その正体は アシナガバチ だった。 アシナガバチはこちらが刺激しない限りは攻撃してこないはず…とはいえ、刺されれば危険なので、息子と昼食を速やかに家の中に! と慌てて腰を上げた瞬間… ■息子をなだめながら室内へ避難 息子はすでに大パニックである。 待って! 落ち着いて ! まず家に入ろう! 母の声 がひとつも息子に届かない。そんでもって…! 母のお好み焼きひっくり返してるから!(泣) こちらもまったく息子に届いてない。 壊れるほど叫んでも3分の1も伝わらない! お好み焼きの麺が空回り そう、よりによってこの日のお好み焼きは麺入りのモダン焼き。 息子にひっくり返されたお好み焼きから、麺がそこら中に散らばりまくっている。私のお好み焼きは修復不可能になった。 せっかくのお外ご飯、息子の楽しんでいた気持ち。そして… 帰ってこないよ! 私の お昼ごはん ! 楽しい時間が一変、たくさんのものが犠牲となった。今の時期、ハチの襲来には気を付けなはれや!
2020年05月31日息子と1日中、一緒に過ごす おうち時間 も早2ヶ月。 こんな時は、普段はなかなか作れない「手作りおやつ」を息子と作ろう! と思うが… ■ゆでるだけのお団子で少しでもヘルシーに ▼手作りおやつあるある、その1 「一度に使うお砂糖の量にひるむ」 クッキーやケーキ。手作り おやつの定番 である焼菓子は、一度にかなりの量のお砂糖を使う。 クッキー20枚くらい作るのに、お砂糖を50gくらいは使うのだ。ときどきならいいが、毎日これはちょっと考えてしまう…。 ということで! 最近のおやつは、 「 ゆでる 」 「 蒸す 」 などの調理法で作っている。 プラス、なるべく栄養価が高い材料を使うおやつはないものか…? そこで! 栄養満点 だけど意外にもヘルシーなおやつ、それは… プリン! 息子も食べたいってさ! プリンの材料は 卵と牛乳 なのでタンパク質が盛り盛り。カラメルなどの量を調節すれば、意外にもヘルシーなおやつである。 好き嫌い が多く、栄養面が心配な息子も、ダイエット中の母にもうれしいおやつ。 ならば早速、レッツらクッキング! ■手作りプリンが完成! しかし子どもは…? おいしくできますよーに! 意外にもうまく作れ、見た目は完全に映え系に仕上がった。 え? 息子、いらないとか言うてますけど…? え? 母の空耳アワー? だよね? ▼手作りおやつあるある、その2 「子どもが 急にいらない とか言う!」 なんなの! 作るまでノリノリだったのに! なんなの! どうして作っただけで 満足 しちゃうの! 子どもってやつぁぁ! 材料の都合で8個も作ったプリン。その後、私が一生懸命、たいらげた。 ここまで大量に食べたら…もうヘルシーでも何でもない。
2020年05月03日3月から始まった休園。毎日、息子と2人、家に 引きこもる生活 も早1ヶ月が経過した。 ■母とふたりきりの生活が続き不安に… 感染症によるこの騒動さえなければ、今ごろは 幼稚園 では年中に上がり、新しいお友だちと楽しく刺激的な毎日を送っているはずだった。 息子の 成長 に大切なこの時期。 普段と全く様子が違うお休みモードがこんなに長く続いてしまい、はたして大丈夫だろうか…。 休園中 、毎日大好きなブロックで遊ぶ息子。 ん? そんな息子をよく見ると… なんと!! 今までブロックは、超絶ブリ―ダムに作品を作る派、として揺るがなかった息子。 そんな息子が説明書の1番から順に見て…作品を作り上げているー! すごいー!! ■遊びにじっくり取り組む時間ができた? ふと思うと… 幼稚園に通っている間は、ゆっくり好きな遊びと向き合うヒマもなかったもんね。 時間を気にせず 1日中ゆったりと過ごす。そんな… そして もうひとり 、成長している人が… 私な。 おうち時間 。 動かないのに食べている。食べているのに動かない。 というわけで、母も着実に成長している。いい加減この成長は自粛したい。
2020年04月26日4歳になる息子「きったん」のおしゃべり口調がときどき、子どもらしからぬ時がある。 一体、その言葉はどこで仕入れてくるのやら。 ■息子のしゃべり方がまるでマダムのよう! 「いただける?」て。 なんとも優雅なマダムっぽい口調でおやつのおかわりを要求である。 そしてこの冬。温かい飲みものを飲むたびに息子は… ほっこり… がこんなにも浮かぶシーンを私はいまだかつて見たことない。 その口調やしぐさは、マダムをこえて、もはやおばあちゃんっぽい。 ■息子と一緒に外食へ行ったときのこと そんな息子を連れて外食したある日… その日は休日で昼どきということもあり、お店が混んでいた。 おなかがすいていてグズる息子。幼児がどうしても我慢できない、 母の3大ピンチ のひとつが発生である。 ちなみに私が思う3大ピンチとは、 「空腹」「眠い」「トイレ」 この3つが発生してしまうと、息子はぐずるし騒ぐし、どうにもならなくなってしまうので、なんとかしてこの3つだけはなるべく発生を避けたかった…のに! 困った。 手持ちの折り紙遊びもそろそろ 限界 を迎えてきた。 このままグズグズさせておくけにもいかないし、何か場をもたせるいい案がないかな…なんて、焦っていたそのとき… ■外食先で料理を待つ息子のひと言は… ようやく料理が到着! た、助かった…!! 待ちに待った料理が到着! そのとき、息子の反応がまさかの…!? 待ちに待った料理に「わー! きたー!」と、息子の顔がほころぶかと思ったが…!! お、おやおやおや…! おなかがすきすぎて、よろこぶ余裕がなく怒りに変わってしまっ… 「待ちくたびれましたよ…」そう発する4歳児からは、何とも言えない 哀愁 が漂っていた。 子どものひと言 、いったいどこで仕入れてくるんだろう…。
2020年04月05日わが家も新型コロナウイルス対策のため、息子の通う幼稚園が休園となった。 どこにも 出かけられない し、お友だちとも遊べない。落ち込む毎日である。…が!! ■突然の休園でズボラ母が熱くなる!? なんだかウイルスのために、毎日 ネガティブ に過ごすのも悔しくなってきた。 コロナウイルスが…コロナウイルスが憎い!! ちなみに私の性格。日ごろの投稿からジワジワと伝わっているかもしれないが 「ズボラかつ、意識はあまり高くない系」である。 そんな私がここまで「この休暇を無駄にしたくない!」と、熱くなる理由は 「息子の年少最後の1学期がコロナウイルスによって奪われた」これに尽きる。 大好きな担任の先生、大好きなクラスメイトと過ごす、 母子ともに貴重 な最後の1ヶ月が、コロナウイルスによっていきなり奪われたのだ。 この行き場のない悔しさは、ズボラ&意識低い系母をも奮い立たせた。 自宅待機 という名のとつぜんの休暇…なんとしてでも無駄にはせんぞぉぉぉ! 毎日をメキメキ充実させるのに手っ取り早い方法のひとつは、 「 目標をつくる こと」である。 休暇に入って我が家がしたことのひとつ。 「やってみたいことリスト」の作成。 いっけん、なんか意識もハードルも高そうに見えるが、心配はいらない。 「自分で立てた 目標をやりきる 」ということに意味があるので、書くことは何でもいいのだ。 なので、うちの息子の「かいじゅうを覚える!」のように、「え…? それなんか意味があるの…?」なんて目標も、どんどん書いていいと思う。 ■母と息子の休園中の「やることリスト」は? ちなみに「やりたいこと」を子どもと一緒に考えていると 「うちの子、今、こんなことに 興味 があったんだ! 知らなかったー!」 なんて、意外な息子情報のおこぼれにあずかれたりもする。これがちょっと楽しい。 ちなみに。もちろん、このリストは「家でできること限定」にしないと大変なことになる。 私はうっかり息子に伝えるのを忘れていて「トー●スランドに行く」なんて、本末転倒な目標を立てられてしまった…。 これは夏休みに持ち越し…ということで、なんとか手を打ってもらった。 ▼息子編 現在、息子は特撮シリーズの沼にどっぷりとハマっているので、まずはそのシリーズに出てくる怪獣に詳しくなりたいらしい。 休みに入る直前に怪獣図鑑なるものを買ったので、テレビで新しい怪獣が出るたびに 「あった!」と、一生懸命調べている。 勉強している内容 はどうであれ、なかなか勤勉な息子だと思う。 ▼母編 華がない。というか夢がない。 が、夢見る少女ではいられないアラサー30代。毎日自分の体のため、コツコツ手堅くいきたい。 自分にしてはなかなか 意識の高いリスト ができたのではないか、とホクホクしている。 親子でそれぞれたてた目標。 コロナウイルスによる休暇&春休みが終わるときには、「目指せ全部達成!」を目標に過ごしている。 ■母の宣言の行方はどうなる? 他人から見たら小さいものでも、毎日何かやることがあると 生活に張り が出るってなもんである。 休みも2週目に突入し、息子は前より特撮ヒーロー愛が深まり、ビーズやブロックでの作品も増えてきた。 そして母も息子と一緒に特撮沼にハマっている。 根がオタクだと、こうして息子と一緒に何でも楽しめるのがいい。 オタクは最高 だ。 さー! 今日も息子と一緒に楽しむぞ! いや… どうしたーー! 私の中に潜むズボラ&意識の低さ、プラス 根性 のなさよ…。 これを「撃退する必殺技をあみ出す」をやりたいことリストに追加したい。 春休みが終わっても、私のリストの項目が全てやりきられることは多分ないだろう…。
2020年03月29日息子は生まれてから3歳の誕生日まで、毎晩 夜泣き をする子だった。 ■終わらない夜泣き…そんなとき衝撃の情報を知る!? 毎晩30分から1時間半おきに号泣。 そのたびに抱っこをせがまれるので、私は慢性的に 寝不足 。息子が3歳になるまで1日たりとも、続けて2時間眠れた日はなかった。 そんな息子の夜泣きに振り回され、悩む毎日。 「夜泣き 原因」 なんてキーワードが検索履歴に並ぶ。 そして、毎日のように熱心に検索するなかで、ある夜泣きに関する記事を見つけた。 そこに衝撃の言葉が… 『子どもは夜中寝ぼけて泣くことがある。寝ぼけているだけなのに、親が抱くから起きる。子どもが夜泣きをする場合、親はそれに反応せず見守り、むやみに手を出したり声をかけたりしない方がいい』 という説が書かれていたのだ。 ガーーーン! そ…そんな説があるなんて…!! 知らなかった…。 ■「息子の成長を待とう」と思っていたとき 赤ちゃんが 泣いたら抱っこ をする。 そうすることで赤ちゃんは安心感が生まれる。 私の通っていた産院では、妊婦の頃から助産師さんにそう言われていたが、「泣いたら抱っこ」は、子どもの 睡眠時 に関しては違っていたのだろうか…? 自分のせいで、息子の自力で再び眠る力を奪ってしまったのかもしれない…と思うと、とてもふがいない気持ちになった。 今はもう夜泣きはほとんどなくなった息子だが、いまだに 目を覚ましたとき に私が横にいないと泣く。 この日も明け方4時頃。 私の仕事中、息子がうっかり目を覚ましてしまったらしく、泣きながら呼んでいる。 4歳になった今でも、一度目が覚めてしまうと再び自力で眠りにつけない息子。 はぁ…やっぱり泣くと すぐ抱っこ してしまった、私の責任なんだろうな…と、再びふがいない気持ちになる。 しかし、もういろいろなことが分かっている4歳を相手に、今日から急に 「息子よ、 寝ぼけてる だけだと思うし、母はいかないよ!(キリッ)」 なんて、あっさり切り替える訳にも…。 これまた夜泣きのとき同様、息子が成長するのを待とう…。そう思っていたとき ■夜、息子は母から「安心」を得ていた エンダァァァ〜イヤァァァ〜!! おいおい…! 夜泣き どころの騒ぎじゃないぜ。母が泣いちゃうぜぇ!(泣) 毎晩続いた息子の夜泣きに対して「あのとき、ああしておけばよかったかな…」なんて 後悔 がないかと言えば、うそになる。 でも、今になって別の形で、あのときの頑張りがむくわれた日がきた。 今、 夜泣きで悩む母 たちへ。母の頑張った姿を、子どもはきっと見てくれてる。そう思うよ。
2020年03月22日息子はとにかくよく泣く赤ちゃんだった。家でも外出先でも、とにかくよく泣いていた。 ■電車でもスーパーでもよく泣く息子 回りを見ても息子ほど泣いている赤ちゃんはあまりいないように感じたし、スーパーや電車の中、どこへ行っても気まずい思いだった。 そして息子は、それにプラス「 泣き声が非常にでかい 」 かつ、一度泣き始めるとなかなか泣き止まないので、 買い物を中断 して家に帰ったことも何度もある。 息子はどうしてこんなにすぐ泣くのか、その理由が全く分からないときが多々あった。 「授乳もしたばかりだし、オムツもきれいだし…」 分からないなりにとりあえず抱っこをしたり、散歩に出てみたりした。 そんなときに第三者から、 「泣いてるわよ、赤ちゃん 眠い んじゃない?」 「こんなに泣くのは絶対に おなかがすいている のよ、ミルク飲んでるの?」 「お母さんが 焦ってるせい よ、赤ちゃんに気持ちが伝わるのよ」 なんて言われた日にはひどく落ち込んだ。 言った相手は心配の気持ちからかけたひと言なのだと思うが、その言葉がまるで「分からないなんて、 母親失格 」 そう言われているように感じてしまっていた。 当時、初めての育児で自身も知識もなく、1人で奮闘していた私は第三者からの言葉をとてもネガティブにとらえてしまった。 ■泣いているのは私のせい!? 自分を責めた時期 いつまでたっても息子を泣き止ませられないことは「自分のせい」 私は母親としての自信をどんどん失っていった。 ■言葉のようなものを発するようになって変化が 1歳くらいからだろうか、息子が泣くことが少しずつ減り 「んー!」「あっち!!」など、何かを指さして、1日中なにか言葉のようなものを発することが多くなった。 「このスプーンはいやだ」「帽子はかぶりたくない」「今日はお外に出たくない」 などなど。 言葉にこそハッキリできていないが、そんな 要求 をジェスチャーと「ん!」で、私に 伝える ようになってきた。 そして1歳3ヶ月〜1歳半ごろにもなると、「THEイヤイヤ期」がやってきた。 朝から晩まで要求の嵐が吹き荒れ、それはそれで大変な毎日に。 イヤイヤ期が始まると「息子の言ってることが分からない~! 母親失格~!!」 なんて、落ち込んでいる暇は微塵もなく、ただ1日中繰り返される息子の要求を必死にレシーブしていただけである。 ■よく泣いたのは要求が多かったから? 四六時中イヤイヤ言い続ける中、息子は段々と言葉が増えてきた。 そんな息子は現在4歳。非常におしゃべりな子になった。 朝から晩まで。本っっ当に途切れなくずーーーっとしゃべっている。 その会話は一方的なものだけではなく、家にいれば 「部屋がちょっと暗い」「テレビの音が小さい」「この靴下ちょっと気持ち悪い」 外に出れば 「このお店、音楽がうるさいね」「このニオイ、何のニオイ!?」「今日はあっちのスーパーに行きたい!」 などなど。 いまだに要求の嵐である。 イヤイヤ期 が終わっても息子の要求の多さは変わらない。 多分…これは彼の性格なのだろう 「 要求が多い =色々なことが気になって仕方ない」性格なのだ。 要求が多いのは親にとっては困りものだが、それだけ「ものごとをよく見て、感じている」ということでもあると思うので、マイナスばかりではない。 そこでふと思い出した。息子の赤ちゃんの頃のことである。 ■息子が赤ちゃんの頃ずっと泣いていたのはもしかして!? つまりは… よく泣く→激しいイヤイヤ期→ おしゃべりマン (今ここ) という成長を遂げた息子。 息子がよく泣く赤ちゃんだった理由が、自分の中でなんとなく、ふに落ちた瞬間だった。 今、現在「毎日ずっと泣いている…」という赤ちゃんをお持ちのお母さん。成長につれて、きっと自分の要求をおしゃべりで伝えられる日がくるので、どうか 「自分のせいで泣いている」「泣き止ませられないなんて、母親失格…」 なんて悩まないでね。 ミルクよし! オムツよし! いつもと 様子が違ったり 、体調が悪かったりというわけでもなさそう。 それでもわが子が泣いていたら… 「よしっ! 君は今日も何か気になることがあるのか!」 と、すこーしだけでもどっしり構えて、わが子の成長を見守ろう。 1番信頼できるお母さんがそばにいるから、赤ちゃんは小さい要求でも 安心して 訴えて、泣けるのかもしれない。
2020年03月15日