どこでも簡単!効果的なスクワットフォームを身につける方法
これを10回行ってみましょう。
スクワットの効果の決め手となる3つのポイント
【ポイント1】股関節の動き
スクワットは膝ではなく股関節から動かしていきます。具体的には股関節の曲げ伸ばし動作を繰り返していき、そうすることで膝への負担が少なくなるだけでなく、お尻の筋肉である大殿筋に効かせやすくなります。
股関節を軸に上体を軽く前傾させてイスにしゃがみ込むことで股関節は曲げられ、そこから立ち上がることで股関節は伸ばされていくのです。
【ポイント2】背中のライン
動作中は背中のラインを真っ直ぐの状態をキープします。この時によくある間違いが、背中を真っ直ぐすることと、背中を反らすことを混同してしまっていること(下の写真参照)です。背中のラインが真っ直ぐな状態とは、耳、肩、股関節を結ぶラインが一直線の状態です。背中のラインを真っ直ぐにすることで、腰への負担も軽減される上、大臀筋(だいでんきん)に効かせやすくなります。
【ポイント3】膝とつま先の向き
動作中は、膝とつま先が同じ方向を向くようにしましょう。それぞれが違う方向に向いていると、膝を傷めてしまう原因となるからです。つま先と膝は正面、もしくはやや外側に向けるようにします。