2016年7月5日 11:00
もはやSF!? FDAも認めた「腹部内吸引ダイエット」の驚くべき全貌
を1年間にわたり追跡調査したところ、装置を試した参加者は平均31ポンド(1ポンドは約0.45kg)の減量に成功したとのこと。ユニークな方法に思えるかもしれないが、考え方自体は決して新しいものではなく、すでに多くの医師がよく知っている標準的なものだ。
実際にこのダイエット行う際は、胃腸科分野の医師が内視鏡を使ってチューブを口から入れ、胃に小さな切り口を入れてチューブを通す。その後、おなかの部分に弁を取り付け、弁とチューブをつなげる。さらにスマートフォンほどの大きさの装置をその弁に取り付け、腹部から食べた物をトイレなどで排出することになるという。
排出した後は、次の内容物を排出する前に、その装置に付属している水で満たされた貯蔵器をぎゅっと握って水を押し出すことで腹部を洗浄する。このようにしてアスパイヤーアシストを使えば、腹部にある内容物の約30%を排出することが可能とのこと。
○食習慣の変化もダイエットをサポート
この装置をうまく機能させるためのポイントも、ダイエットを"後押し"している。
腹部に入れるチューブは非常に細いもので、そのチューブの中を通すために、食べ物をよく咀嚼(そしゃく)