彼との行為でなることも!? 女性が急性膀胱炎になりやすい理由
働く女性の皆さん、仕事中になかなかトイレに行けないことはありませんか? 女性は体の構造上、トイレを我慢しすぎると「急性膀胱炎」を引き起こす可能性があります。他にもさまざまな原因が考えられますが、女性の場合、性行為が原因となることも少なくありません。
今回は、急性膀胱炎とは何か、なぜ性行為でなることがあるのか、予防するにはどうすればいいのかを詳しく解説します。
○急性膀胱炎の症状
膀胱炎とは、大腸菌やブドウ球菌などの細菌が、尿道を通って膀胱に入り、炎症を起こす病気のこと。膀胱炎には大きく分けると2種類あり、膀胱や尿道に機能的な異常や病気がなく、突発的に起こるものを「急性(単純性)膀胱炎」、糖尿病や結石などの病気が関係していて、慢性的に細菌感染が続くものを「慢性(複雑性)膀胱炎」といいます。
このうち、より一般的で、女性に多くみられるのが急性膀胱炎です。主な初期症状は、頻尿、排尿痛、尿のにごりで、残尿感、腹部膨満感などが現れることもあります。悪化すると、尿に血が混じること(血尿)もあります。
○女性がなりやすい理由
なぜ女性に急性膀胱炎が多いのかというと、女性の体の構造に大きな理由があります。