食後血糖値の上昇抑制効果が期待できる「ヨーグルトファースト」とは?
さらに、食後2時間経過時の血糖値を見ると、ベジタブルファーストよりもヨーグルトファーストの方が抑えられていることがわかった。
今回の試験結果を受け、名古屋大学名誉教授の大澤俊彦氏は、「先行研究でも、たんぱく質や脂質の含まれるものを食前に摂取することで食後血糖値の急激な上昇を抑えることが確認されている。たんぱく質や脂質を含むヨーグルトが消化吸収を緩やかにすることで、食後血糖値の上昇が抑えられたと考えられる」とコメントしている。
食後血糖値の急激な上昇は、インシュリンの過剰分泌を招き、肥満や糖尿病など生活習慣病のリスクが高まるという。さらに食後高血糖による「かくれ高血糖」が血管疾患リスクの一因であることも研究されている。今回の試験により、ヨーグルトファーストを実践すると、これらの症状の予防につながることが示唆された。
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