目尻のシワもチャーミングに。LAURA MERCIERで春の明るさを纏う
そうなると、言い訳のように出てくる「どうせ年だから」というセリフが私を卑屈にする。
太陽みたいにキラキラときらめく彼女。
彼女のようにおしゃれも年を重ねることも思い切り楽しみ、前進することができたならどんなにいいだろう。
■それなりに年を重ねた私を肯定してくれるものたち
そんな彼女の空気を纏うために、私が選んだのはLAURA MERCIER(ローラメルシエ)の「フローレス ルミエール ラディアンス パーフェクティング クッション」。
(ベースメイクに定評のあるLAURA MERCIERが“絶頂肌”と言い切るクッションファンデがついに発売されたんです)
肌にのせてみて驚いたのが、ファンデーションを塗っていないかと錯覚するほど軽く素肌コンシャスな仕上がりなのに、肌のコンプレックスだけがなくなっていること。
大人の肌特有のしなやかさや、透けるような血色はしっかりと残っているのがなんとも生っぽくていい。魔法にかかったようなその肌は、それなりに年を重ねた自分のすべてを肯定されているよう。
ふと、アクセサリーボックスを見る。
最近では、その存在すら忘れ、うっすらほこりをかぶっていた。
蓋を開けると大ぶりのコスチュームジュエリーがゴロゴロと並んでいる。