市販薬? 病院の薬? 違いを知って賢く選ぶ「お薬」の選び方のコツ


市販薬の「第1類」「第2類」の違い

処方薬のほうが効くことはわかっていても、すぐには病院へ行けないこともありますよね。そんなときはドラッグストアへ行くわけですが、パッケージに「第1類」「第2類」などと書かれていて、どれを選べばいいか迷ったことはありませんか?

市販薬は副作用のリスクなどに応じて分類されています。いずれも処方箋がなくても購入できるのは同じですが、第1類医薬品を販売できるのは薬剤師のみ。市販薬のなかでも効果が高い分、副作用も考えられるので、たとえ商品が陳列されていても、薬剤師が不在の場合は購入することができません。

第2類医薬品は、第1類ほどではないけれど、リスクが比較的高いとされる薬のこと。総合感冒薬や胃腸薬などに見られます。このなかでもとくに注意が必要なものを指定第2医薬品といい、「2」の数字が丸や四角で囲まれているのが特徴です。第2類医薬品は、薬剤師が不在でも登録販売者によって販売することができます。


市販薬はすぐに手に入る一方で、処方薬と比べると効果が薄いこともある。一方で処方薬は、個人にあわせて処方してもらえるメリットがあるけれど、診察を受けなくては購入できない。それぞれの特徴を理解し、ケースバイケースで選ぶのがいいかもしれませんね。

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