2024年4月23日 17:30
子ども・夫の世話、母の介護に追われ…65歳からダイエットを決意し”27kgの減量”「自分の人生の主人公になりたい」
――周囲の方々の反応は?
【丸山】ご近所の人は遠巻きに見ていたようで、「病気なのかもしれないと声をかけられなかった」と言っていました。ダイエットをしたからだとわかってからは、「遠くから見たら娘さんみたいだけど、近くで見たらそれなりね」と言っていました(笑)。
――83kgまでに至った経緯はどのようなものだったのでしょうか?
【丸山】更年期が終わってから50代後半あたりまでは75kgくらいで過ごしていました。その頃は子どもの進学、母の介護が重なり、それが原因かはわかりませんが、60歳前後から75kg、78kg、80kg、83kgと体重はどんどん増えていきました。最終的には自分自身のことがまったく考えられなくなっていたのは確かですね。
――65歳の頃にダイエットを始めたそうですが、なぜ一念発起されたのでしょうか?
【丸山】75kgを超えた頃から腰がだるくなり、足が痺れるようになりました。80kgくらいになると、10m歩くと腰がだるくて歩けなくなり、しばらくじっとしているとゆっくり動けるようになるという感じでした。病院に行ったところ、脊椎管狭窄症で脊椎が圧迫されて血液やリンパ液が流れなくなっているとのことで薬を処方されました。