見た目の垢抜け、学歴のコンプレックス…すべてを解消した才色兼備の女性「人生最後の受験を悔いなく終えることができた」
ただもう一年頑張る程の度量が自分には感じられなかったので、浪人は選ばずに合格した大学に進学することを選びました」
ーーどのように気持を切り替えて、大学生活にのぞまれましたか?
「過去を振り返って後悔するのは時間の無駄だと思ったので、大学生活は楽しもうという気持ちに切り替えました。そんな中で、高校の同級生で私のように志望大学とは別の大学に通っている友達が、大学院でもう一度志望大学に挑戦しようとしていることを耳にしました。そのことをきっかけに、院試のことを頭の片隅に置きながら大学生活を送るようになりました」
■院試で学歴へのコンプレックスを払拭させることが勉強のモチベーションになっていた
ーー学歴へのコンプレックスをどの程度感じていて、どのようなことが勉強へのモチベーションとなったのでしょうか?
「実は私自身の学科を含め、大学全体がそのまま同じ大学院に進学する人が多い傾向にあるんです。なので私も大学院にはもともと進学する予定だったのですが、結局院に進学するなら、最後の受験は全力で挑戦してみる価値があるのではないかと思い、東大の大学院の受験を考えるようになりました。今まで心残りがある中で大学生活を送ってきた中で、この受験でそれを払拭させることが勉強のモチベーションになっていたと思います」