ビューティ情報『スクリャービンの後期ピアノソナタを“香り”で表現したフレグランスセット、「ラニュイ」から』

2022年10月22日 11:45

スクリャービンの後期ピアノソナタを“香り”で表現したフレグランスセット、「ラニュイ」から

第7番《白ミサ》
自らピアニストでもあったスクリャービンが愛奏したピアノソナタである第7番《白ミサ》に着想したフレグランスは、白く眩しい光を喚起させる香り。爽やかなベルガモットに始まり、世界各地の祈りの場でも用いられるセージやミルラを組み合わせ、色気と危うさをかすかに漂わせた。

第9番《黒ミサ》
もっとも邪悪と呼ばれたピアノソナタ第9番《黒ミサ》に着想したフレグランスは、上記の《白ミサ》とは対照的な不穏な香り。トップノートを欠くことで不安を呼び起こしつつ、アミリスやラブダナムの香りを経て、ベチバーのしっとりとした芳香が余韻を残す香水に仕上げている。

第10番《昆虫》
太陽のように光輝くピアノソナタ第10番《昆虫》をイメージしたフレグランスは、グレープフルーツのフレッシュな香りに始まる。暖かな陽のもとに育つカルダモンや月桂樹といったスパイス、シダーウッドを交えつつ、最後はベンゾインの甘い香りでまとめた。キャンドルも
また、フレグランスセットに加えて、スクリャービンの死の前年に書かれた傑作《炎へ向かって》に着想を得たキャンドルなども用意。香料には、熊本県原産の果実「不知火(しらぬい)」

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