2018年2月27日 08:00
いまさら聞けない!紫外線の基礎知識をおさらいしよう
UVB(280–315 nm)
地表に届く紫外線の約5%を占めています。別名「レジャー紫外線」と呼ばれていて、肌が真っ赤に炎症を起こす“サンバーン”を引き起こします。
UVBは表皮まで到達し、メラノサイトを刺激し、シミの原因であるメラニンの過剰生成を促します。それだけでなく、DNAを傷つけてしまうほどエネルギーが大きいので浴びすぎるのは危険です。
UVC(200–280 nm)
オゾン層で吸収されてしまうため地表には到達しませんが、そのエネルギーはとても大きいです。
このように、紫外線は波長によってエネルギーの大きさが違うため、私たちの肌に及ぼす影響も違うのです。
これまで紹介してきた紫外線の影響はネガティブなことばかりなので、「紫外線なんてなくなればいいのに!」と思っている方も多いかと思いますが、実はそうでもないのです。紫外線にもポジティブな役割もあるのです。
紫外線は骨密度や幸せホルモンに欠かせない“ビタミンD”を生成する
とある大学の研究で「20代の女性が週3回以上日焼け止めを使った場合、血中のビタミンD濃度が常に欠乏状態になっていた」という結果が発表されました。