2016年5月23日 08:00
テカリに見えるのはなぜ?ポイントを押さえてつくるツヤ肌ベース
そんな蒸発を防ごうとあらわれるのが「テカリ」、そう私たちを困らせるはずの皮脂です。
水分が多い「ツヤ」
体重の約2パーセントの水分が減るとのどの渇きを、約6パーセントの不足で頭痛や眠気を、約20パーセントになると死にいたるといわれるほど、カラダの水分は大切なものです。それを少しでも防ぐために、夏の「テカリ」は一生懸命に肌を守っていたのですね。「テカる=水分不足」なのです。ですので、水分を補うと頑張っていた油分も少し安心して、分泌を少なくしてくれます。照り焼きチキンにみりんや醤油を入れると「ツヤ」へと変わるように、テカリからツヤへのポイントも実は「水分」にあったのです。
皮脂を味方にするベースメイク
そのため、夏場のテカリはアブラとり紙で取り除くだけでなく、化粧水などで水分を補うこともポイントです。ではそもそものメイク、特にベースメイクはどうするのが良いのでしょうか?
テカリやすい部分は主に「Tゾーン」や「あご先」ですが、ここからは、活発に皮脂が出ます。ですので、油分が少ないベースを使ってあげるのがポイントです。パウダーファンデーションですと、メイク後に油分と粉が混ざり合ってくれることに加え、塗り直しもしやすいので夏は重宝してくれます。