“発酵コスメ”専門家語るその効果…発酵成分ごとに違い
また、高い浸透力で成分を角質層へと届ける力もある。
【乳酸菌】
乳酸菌は弱酸性で、抗菌作用が強いことが特徴。発酵食品を食べることで善玉菌が増えて腸内環境が整うように、肌トラブルの原因になる悪玉菌を抑え、肌を整える効果が期待できる。また、外からの刺激から守る力にも優れている。
【酵母】
おもに麹菌によって麦や米などが糖やアミノ酸に分解された後、それをアルコールやみそにするのが酵母で、発酵に欠かせない存在。バランスよく含まれるビタミン、ミネラルやアミノ酸で、傷んだ肌を整える作用が期待できる。
「いずれにしても、1回使用したからといって、すぐに劇的な効果が表れるものではありません。毎日続けることが効果への近道です」
合うか合わないかは個人差もあるのだそう。
1本選ぶならまず、成分が高濃度である「美容液」から試してみよう。