2019年5月31日 16:00
目を閉じて感性を取り戻す!疲労に効く“闇活”のススメ
すると自分に自信がなくなり、人に振り回されたり、自己嫌悪に陥りがちになります」
視覚情報の影響の大きさを物語る、こんな実験もある。被験者が色の異なるクリームを食べたところ、赤はピリッとした辛さ、黄色は酸味を感じるとの感想が出た。しかし、クリームはマヨネーズに着色料を混ぜただけで、どちらも味は同じ。唐辛子を連想させる赤、レモンを連想させる黄の視覚情報に惑わされ、味覚まで上書きされてしまったのだ。
「色にしろ文字にしろ、視覚情報はそれだけインパクトが大きいのです。左右されないためには、そのほかの四感、すなわち嗅覚、味覚、触覚、聴覚を磨くこと。電車に乗っている間など、日常生活の中で一時的にでも目を閉じて視覚情報をシャットダウンし、音、匂い、味、触れた感触などに集中してみましょう。四感が磨かれると自分の感覚を信頼できるようになり、他人や情報に惑わされない自信を取り戻すことができます。
とくに日常的な行為を暗闇で行う、闇鍋、闇風呂などの“闇活”は、四感をフルに稼働させるには効果的。副交感神経のスイッチが入り、瞑想と同時にリラックス効果も得られます」
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