2019年12月25日 11:00
「手術前やるべきことは?」けいゆう先生教えるがんとの向き合い方
しかし、二度と病院に通わなくていい、完全に解放されることを治るというなら、がんの場合は治るとは言いにくいものが多いです。特にかなり進行した状態で見つかった場合には、慢性疾患であるという理解が必要です。糖尿病などと同様、長期的に通院が必要など、長く付き合うことを受け入れなければならないことも。そのうえで、治療をしながら日常生活を楽しんでもらえるように導くのが医師の務めだと私は思います」
【Q5】医師の出身大学は医療の質と関係がある?
「関係ないと言えるでしょう。出身大学は、あくまでも受験時の学力。臨床力、心理面のケアの経験、医療チーム内でのコミュニケーション能力、不測の事態における判断力などのスキルとは別物です」
「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
天然由来・植物性だから安全? スキンケアを科学の視点で考える