2020年3月26日 15:50
人工甘味料で善玉菌が減少…腸内環境を壊す食品添加物とは
、漬け物、梅干し、グミ、ガム、ゼリー、豆乳など
「動物実験で、リンパ球の減少が認められています。リンパ球が減少すると、免疫力が低下します。腸内環境と免疫には、深い関係があります」
人工甘味料は使用する糖分を減らせることから、カロリーオフや糖質ゼロをうたうものに多く用いられる。
「健康なマウスに人工甘味料の『スクラロース』を与えたところ、健康面でよい細菌が減少したという報告があります。同様の実験をヒトで行ったところ、マウスと同じ影響が確認されています。また、『サッカリン』『アスパルテーム』においても、砂糖を与えられたマウスよりも血糖値が大幅に上昇したことが示唆されています。カロリーオフを目当てにしているのに、これでは本末転倒です」
糖質がゼロだから安心だと摂取し続けていると、私たちの健康な腸内細菌はどんどん侵されてしまうのだ。腸内環境を守るためにも、食品表示に注意する習慣をつけよう。
「女性自身」2020年4月7日号 掲載
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