ビューティ情報『「在宅生活で腸に負担が」と医師警告“巣ごもり便秘”に注意』

2020年6月11日 11:00

「在宅生活で腸に負担が」と医師警告“巣ごもり便秘”に注意

それにより食物繊維が不足している人が多いようです。一日中家にいるので、つい夜更かしをするなど不規則な生活も腸のダメージになります。さらに、いまの時季は暑い日と肌寒い日の寒暖差が激しく、10度以上の気温差が生じることも。すると、腹部膨満感などの腸のトラブルが出やすくなります。気温とともに体の表面温度が下がると、交感神経が緊張して腸の動きが低下してしまうためです。また、血行が悪くなることで、腸の血液が滞り、ぜん動運動が抑制されてしまいます」(松生院長・以下同)

特に、ホルモンバランスが乱れがちになる更年期以降の女性は、加齢に伴う筋力の衰えから、基礎代謝量が落ちてくる。すると、冷え性などの影響から便秘にもなりやすいというので気をつけたい。

脳に次ぐ多くの神経細胞を持つことから、腸は“第二の脳”ともいわれる。
そんな大切な器官の健康を取り戻すには、バランスのとれた食事、規則正しい生活を送ることが基本。腸を活性化させる食物繊維が豊富なキウイや発酵食品の納豆、飲み物はココアを積極的に取ることがおすすめだ。例年とは違う生活サイクルが続くことで、気づかぬうちに腸内環境を悪化させている人が多いという。蓄積したダメージをケアするために、早めに対処しておこう。

「女性自身」2020年6月16日号 掲載

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