2020年10月29日 06:00
冬を“冷え知らず”で過ごす「靴下4枚履き」メソッド
基本の重ね履きは、4枚の靴下を履く。最初に履くのは「絹の5本指靴下」だ。足の指も自由に動いて開けるうえに、すべての指に絹が密着し、皮膚からの毒を吸い取り、放出。湿気も吸着してくれる。
次に履くのが「綿の5本指靴下(ウールでも可)」。東洋医学の「陰陽五行説」の考え方では、相反する天然素材を重ねることで毒出し効果がより高まるとされている。綿も湿気を吸着して毒を吸い出すが、放出するのが苦手であるため、2枚目に履く。化繊の靴下は毒を吸わずにたまってしまうため、肌から遠いところでないと×。
3枚目は「絹の先丸(指なし)靴下」。2枚目の綿の5本指靴下が吸い出した毒と湿気を3枚目の絹の靴下が吸着し、スムーズに放出してくれる。
そして4枚目は「綿の先丸(指なし)靴下(ウールでも可)」。バケツリレーのように、3枚目の絹の毒素をさらに吸い出してくれる。
こうして、毒をどんどん肌から遠いところへ追いやり、24時間足先を保温すれば、免疫力をどんどん高めることができるのだ。
「4枚重ねてもまだ冷えや不調を感じたら、靴下の枚数を増やしてみてください。体の反応が素直な人なら、2週間ほどで冷えの改善や体調の変化など効果を実感できると思います」